JPH11312912A - 携帯無線機用内蔵アンテナ - Google Patents

携帯無線機用内蔵アンテナ

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JPH11312912A
JPH11312912A JP10118206A JP11820698A JPH11312912A JP H11312912 A JPH11312912 A JP H11312912A JP 10118206 A JP10118206 A JP 10118206A JP 11820698 A JP11820698 A JP 11820698A JP H11312912 A JPH11312912 A JP H11312912A
Authority
JP
Japan
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antenna
circuit board
case
built
metallic wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP10118206A
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English (en)
Inventor
Akihiko Uchino
晃彦 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Publication of JPH11312912A publication Critical patent/JPH11312912A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の、給電端子によるアンテナ素子への接触
にて給電をおこなう方式の携帯無線機用アンテナは、無
線機本体落下時のバネ変形による特性劣化が懸念され
る。また小型化、軽量化に伴い、アンテナ素子を貼り付
け可能なケース内壁領域が小さくなり、必要な領域が確
保しにくい。 【解決手段】本発明の内蔵アンテナは、折り曲げ加工が
施された金属ワイヤによって構成され、その金属ワイヤ
の一方の端部を回路基板の給電ランドに半田付けするこ
とで給電を行うと同時にアンテナ素子の回路基板への固
定を行い、金属ワイヤの一部分または大部分をケース内
壁に近接させるように配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯無線機用の内
蔵アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯無線機の内蔵アンテナには、
「特願平9−291295号」に記載されるようなアン
テナがある。これを従来例として図3に示す。(a)は
側面断面図、(b)は背面透視図である。
【0003】図3(a)において紙面上側が筐体背面、
紙面下側が筐体正面となっている。1はケースの背面部
であるリアケースであり、2はケース前面部であるフロ
ントケースであり、3は薄い板金で作られたアンテナ放
射素子であり、4は給電端子であり、5は接触部であ
り、6は回路基板であり、7はLCDであり、8はシー
ルドするシールドケースであり、9はRF回路であり、
10は伸長収納自在な送受信アンテナであり、11はア
ンテナ素子3の位置を決める為の位置決め用突起であ
り、12はアンテナ素子3をリアケース1の内壁に固定
する両面テープであり、13は給電ランドであり、14
は回路部品である。
【0004】アンテナ放射素子3は、リン青銅などの材
料で作られた薄い板金(約0.1mm)で形成されてお
り、基地局からの送信電波を受信できるように、受信帯
域で共振するような1/4波長の電気的長さを持つよう
な形状の放射素子である。また、回路基板上にあるやや
大きめの給電ランド13は、給電ライン(図示せず)を
介して、受信回路(図示せず)に接続している。そし
て、給電端子4は電気的に導通する材質でできており、
給電ランド13に半田付けされており、接触部5は弾力
を持っており内蔵アンテナ素子3のしかるべき位置に圧
力で接して電気的導通を維持する。これは、リアケース
を無理なく組み立てたりはずしたりするためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す従来例は、
給電を行う為に、給電端子4によるアンテナ素子3への
接触を用いており、無線機本体落下時のバネ変形による
特性劣化が懸念されるという問題点がある。また、近年
の無線機本体の小型化、軽量化により、アンテナ素子3
を貼り付け可能なケース内壁領域が小さくなり、必要な
領域が確保しにくいという問題点がある。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上記問題点を解決する為
に、本発明の内蔵アンテナは、折り曲げ加工が施された
金属ワイヤによって構成され、その金属ワイヤの一方の
端部を回路基板の給電ランドに半田付けすることで給電
を行うと同時にアンテナ素子の回路基板への固定を行
い、金属ワイヤの一部分または大部分をケース内壁に近
接させるように配置したことを特徴とした。また、上記
金属ワイヤの他端も同時に半田付けすることでアンテナ
形状の固定を更に行ってもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明について、図面を参照しな
がら詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例であ
る。(a)は側面断面図、(b)は背面透視図である。
【0008】図1(a)において紙面上側が筐体背面、
紙面下側が筐体正面となっている。1はケースの背面部
であるリアケースであり、2はケース前面部であるフロ
ントケースであり、22は金属ワイヤで作られたアンテ
ナ放射素子であり、6は回路基板であり、7はLCDで
あり、8はシールドするシールドケースであり、9はR
F回路であり、10は伸長収納自在な送受信アンテナで
あり、13は給電ランドであり、14は回路部品であ
り、15は給電ランド半田付け部である。
【0009】アンテナ放射素子22は、リン青銅などの
材料で作られた金属ワイヤ(φ約0.8mm程度)に折
り曲げ加工が施されており、基地局からの送信電波を受
信できるように、受信帯域で共振するような1/4波長
の電気的長さを持つような形状の放射素子である。ま
た、回路基板上にあるやや大きめの給電ランド13は、
給電ライン(図示せず)を介して、受信回路(図示せ
ず)に接続している。そして、アンテナ素子22と給電
ランド13は半田付け(15)により接続され、電気的
導通を維持する。
【0010】上記説明でわかるように、回路基板側から
アンテナ素子への給電は半田付けによる接続にて行って
いる為、無線機本体の落下等の衝撃で、給電部の断裂あ
るいは変形による特性変化を起こすことがない。また、
リヤケース内壁は一般的に3次元曲面となっており、板
金で形成されたアンテナ素子を板金を貼り付ける場合、
複雑な折り曲げ加工を施しても実現不可能となることが
あるが、本実施例の場合、単純に金属ワイヤにうまく折
り曲げ加工を入れることで、3次元曲面の内壁にも近接
して配置できる。このように、金属ワイヤを使用するこ
とで、回路基板とリヤケースの間の空間を最大限に利用
して、回路基板表面からアンテナ素子を遠ざけるように
配置できる為、小型化・軽量化をおこなってもアンテナ
利得の低下を防ぐことができる。
【0011】図2は本発明の第2実施例である。(a)
は側面断面図、(b)は背面透視図である。図2(a)
において、紙面上側が筐体背面、紙面下側が筐体正面と
なっている。13は給電ランドであり、15は給電ラン
ド半田付け部であり、16は固定用ランドであり、17
は固定用ランド半田付け部である。回路基板上にあるや
や大きめの給電ランド13は、給電ライン(図示せず)
を介して、受信回路(図示せず)に接続している。そし
て、アンテナ素子22と給電ランド13は半田付け(1
5)により接続され、電気的導通を維持する。また、ア
ンテナ素子のもう一方の端部は、固定用ランド17で半
田付け(17)にて固定されている。この第2実施例の
ように、給電ランド以外に固定用ランドを設け、さらに
固定の度合を強化してもよい。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、送受信機がケー
スの中に収められた携帯無線機に使用する内蔵アンテナ
であって、折り曲げ加工が施された金属ワイヤによって
構成され、上記金属ワイヤの一方の端部を回路基板に半
田付けすることで給電を行うと同時にアンテナの回路基
板への固定を行い、金属ワイヤの一部分または大部分を
ケース内壁に近接させるように配置したことを特徴とす
る内蔵アンテナであり、また送受信機がケースの中に収
められた携帯無線機に使用する内蔵アンテナであって、
折り曲げ加工が施された金属ワイヤによって構成され、
上記金属ワイヤの一方の端部を回路基板に半田付けする
ことで給電を行うと同時にアンテナの回路基板への固定
を行い、他方の端部も回路基板に半田付けすることでア
ンテナの形状の固定を行い、金属ワイヤの一部分または
大部分をケース内壁に近接させるように配置したことを
特徴とする内蔵アンテナであるので、無線機本体落下時
のバネ変形による特性劣化が懸念されるという問題点が
解決され、さらに近年の無線機本体の小型化、軽量化に
よるアンテナ素子を貼り付け可能なケース内壁領域が小
さく必要な領域が確保しにくいという問題点が解決され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図
【図2】本発明の第2実施例を示す図
【図3】従来例を示す図
【符号の説明】
1 リアケース 2 フロントケース 3 アンテナ放射素子 4 給電端子 5 接触部 6 回路基板 7 LCD 8 シールドケース 9 RF回路 10 送受信アンテナ 11 位置決め用突起 12 両面テープ 13 給電ランド 14 回路部品 15 給電ランド半田付け部 16 固定用ランド 17 固定用ランド半田付け部 21 リアケース内壁突起 22 アンテナ放射素子 23 バッテリー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送受信機がケースの中に収められた携帯無
    線機に使用する内蔵アンテナであって、 折り曲げ加工が施された金属ワイヤによって構成され、 上記金属ワイヤの一方の端部を回路基板に半田付けする
    ことで給電を行うと同時にアンテナの回路基板への固定
    を行い、 金属ワイヤの一部分または大部分をケース内壁に近接さ
    せるように配置したことを特徴とする携帯無線機用内蔵
    アンテナ。
  2. 【請求項2】送受信機がケースの中に収められた携帯無
    線機に使用する内蔵アンテナであって、 折り曲げ加工が施された金属ワイヤによって構成され、 上記金属ワイヤの一方の端部を回路基板に半田付けする
    ことで給電を行うと同時にアンテナの回路基板への固定
    を行い、 他方の端部も回路基板に半田付けすることでアンテナの
    形状の固定を行い、 金属ワイヤの一部分または大部分をケース内壁に近接さ
    せるように配置したことを特徴とする携帯無線機用内蔵
    アンテナ。
JP10118206A 1998-04-28 1998-04-28 携帯無線機用内蔵アンテナ Pending JPH11312912A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006238204A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Kyocera Corp 無線通信端末
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