JPH11312549A - 可動コネクタ - Google Patents

可動コネクタ

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JPH11312549A
JPH11312549A JP11711598A JP11711598A JPH11312549A JP H11312549 A JPH11312549 A JP H11312549A JP 11711598 A JP11711598 A JP 11711598A JP 11711598 A JP11711598 A JP 11711598A JP H11312549 A JPH11312549 A JP H11312549A
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housing
relay
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movable connector
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JP11711598A
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Tsugio Anpo
次雄 安保
Yukifumi Machida
幸文 町田
Yoshikatsu Hasegawa
佳克 長谷川
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型のハウジングを中立位置に確実に保持し
て傾動を含む全方向に移動自在に保持する。 【解決手段】 挿込ハウジング1と結合する受けハウジ
ング2と、受けハウジング2を軸線方向に移動自在に保
持する中継ハウジング4と、中継ハウジング4のフラン
ジ部44を全方向に移動自在に収容する収容箱6とを備
え、中継ハウジング4と収容箱6は周方向に等間隔で配
置した例えば3個の引張コイルばね7により連結し、中
継ハウジング4を収容箱6に対する中立位置に保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相手側のコネクタ
と移動しながら結合し、接続端子同士を電気的に接続す
る可動コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の可動コネクタは例えば自
動車のダッシュパネル側とインストルメントパネル側を
電気的に接続するために使用される場合がある。この場
合には、可動コネクタはダッシュパネル又はインストル
メントパネルに取り付けられ、ダッシュパネルにインス
トルメントパネルを組み付けた際に、可動コネクタが相
手側のコネクタと自動的に結合するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この際に、可動コネク
タのハウジングはブラケットを介してダッシュパネル又
はインストルメントパネルに上下及び左右方向に移動自
在に保持されていないと、相手側コネクタのハウジング
との嵌合が困難となる。
【0004】ハウジングには電線を後部に接続した接続
端子が収容されているので、ハウジングが電線の力で中
立位置に保持される場合もあるが、ハウジングが大型化
したり、ダッシュパネル又はインストルメントパネルの
ような垂直部にハウジングの軸線を水平方向に向けて取
り付ける場合には、自重によりハウジングが傾きその中
立位置を保持することが更に困難になるという問題点が
ある。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
大型のハウジングでもハウジングを中立位置を確実に保
持して傾動を含む全方向に移動させ得る可動コネクタを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る可動コネクタは、相手側のハウジングと
結合する第1のハウジングと、該第1のハウジングを移
動自在に保持する第2のハウジングとから成る可動コネ
クタにおいて、前記第2のハウジングは前記第1のハウ
ジングをばね力により中立位置に保持したことを特徴と
する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。
【0008】図1は実施例の平面図、図2は例えば自動
車のダッシュパネルPに取り付けられた状態の縦断面図
であり、挿込ハウジング1は図示しないインストルメン
トパネルに取り付けられ、受けハウジング2はダッシュ
パネルPに保持手段3を介して傾動を含む全ての方向に
移動自在に取り付けられている。そして、インストルメ
ントパネルをダッシュパネルPに組み付けた際に、受け
ハウジング2は移動しながら挿込ハウジング1と結合す
るようになっている。
【0009】保持手段3は、受けハウジング2を軸線方
向に移動自在に嵌合する中継ハウジング4と、この中継
ハウジング4に組み付けられて受けハウジング2が中継
ハウジング4から抜け出すことを防止する抜け防止部材
5と、ダッシュパネルPに固定されて中継ハウジング4
の下部を全ての方向に移動自在に収容する収容箱6と、
中継ハウジング4と収容箱6の間に取り付けられて中継
ハウジング4を中立位置に保持する例えば3個の引張コ
イルばね7とから構成されている。
【0010】挿込ハウジング1では、合成樹脂製の円柱
状のハウジング本体11の中心に金属製の軸部材12が
固定され、軸部材12の周囲のハウジング本体11には
多数の端子収容孔13が形成されている。ハウジング本
体11の外周には、受けハウジング2に対する回転方向
の位置を規制する例えば周方向に3個の規制突起14が
設けられている。ハウジング本体11の上面には、後述
のアームにより押圧される傾斜面15が例えば周方向の
3個所に形成され、傾斜面15とその近傍は金属板16
により保護されている。そして、端子収容孔13には電
線17を後部に接続した例えば雌型の接続端子18が収
容されている。
【0011】図3の斜視図にも示すように、合成樹脂製
の受けハウジング2には、挿込ハウジング1のハウジン
グ本体11を嵌合する嵌合孔21を形成すると共に、ハ
ウジング本体11を嵌合孔21に案内するテーパ状の案
内面22aを有する円筒状の側壁22が設けられてい
る。側壁22の下部の底壁23の中央には、挿込ハウジ
ング1の軸部材12を底壁23の下方に貫通させる筒部
24が立設され、筒部24の外周には例えば3個の隔壁
25が放射状に設けられている。そして、挿込ハウジン
グ1の規制突起14を案内する案内溝26が、側壁22
の内面の隔壁25同士の間に位置するように形成されて
いる。
【0012】また、側壁22の外周には案内溝27と規
制突起28が例えば3個ずつ形成され、案内溝27は隔
壁25に対応する位置に形成されている。側壁22には
側壁22を案内溝27の下部において内外に貫通するス
リット29が形成されると共に、フラットケーブル30
の端末部30aを挿通させる3個のケーブル挿通窓31
が、隔壁25同士の間に位置するように形成されてい
る。フラットケーブル30の端末部30aの底面には係
止用突起30bが設けられ、この係止用突起30bが底
壁23に形成された孔に嵌合することにより、フラット
ケーブル30の端末部30aは受けハウジング2に固定
されている。そして、フラットケーブル30の端末部3
0aには、挿込ハウジング1の一方の接続端子18と接
続する雄型の接続端子32が固定されている。
【0013】更に、受けハウジング2に押し込まれた挿
込ハウジング1を係止するため、側壁22の外方には3
個の金属製のアーム33が片持梁状に設けられている。
図4の斜視図に示すすように、アーム33の基部は軸方
向に反転可能な金属製の皿ばね34の周縁に等間隔で固
定されている。皿ばね34は低い山形とされ、アーム3
3は皿ばね34の反転により傾動自在とされている。ア
ーム33の基部側はスリット29内に配置され、アーム
33の自由端側はスリット29を通って案内溝27内に
配置されている。そして、アーム33の自由端側には、
内側に突出して挿込ハウジング1の金属板16の傾斜面
16aに係合する内側突起部33aと、外側に突出して
中継ハウジング4の後述の案内突起に案内される外側突
起部33bとが設けられている。
【0014】図5の斜視図にも示すように、合成樹脂製
の中継ハウジング4は受けハウジング2の側壁22を嵌
合する嵌合孔41と、この嵌合孔41を形成する円筒状
の側壁42とを有している。側壁42の下部の底壁43
の外周にはフランジ部44が設けられ、底壁43の中心
には挿込ハウジング1の軸部材12を嵌合する嵌合孔4
5が形成されている。
【0015】また、側壁42の内面には受けハウジング
2の規制突起28を案内して受けハウジング2の回転方
向の位置を規制する規制溝46が形成され、側壁42に
はフラットケーブル30の上下動を許容するケーブル挿
通窓47が上部を解放するように設けられている。側壁
42の内面には受けハウジング2の案内溝27に嵌合す
ると共に、アーム33を案内するための案内突起48が
形成されている。案内突起48の上部には傾斜面48a
が形成され、この傾斜面48aを含む案内突起48の上
部には、アーム33による摩耗を防ぐための金属板49
が覆設されている。そして、側壁42の外周面には、抜
け防止部材5を係止する係止溝50が形成され、低壁4
3の底面には凹球状面部51が設けられている。更に、
フランジ部44には圧縮コイルばね7の一端を係合する
ための3個の係合孔52が周方向に等間隔で形成されて
いる。
【0016】抜け防止部材5は合成樹脂製とされ、受け
ハウジング2を挿通させる孔5aを形成する環状部5b
には、中継ハウジング4のケーブル挿通窓47に嵌合す
る嵌合突起5cと、係止溝50に嵌合する図示しない係
止部とが設けられている。
【0017】収容箱6は盆状とされ、中継ハウジング4
のフランジ部44を隙間を有して受け入れる室6aを有
し、この室6aは円筒状の側壁6bと平板状の底壁6c
とから形成されている。底壁6cの内面には、受けハウ
ジング2の凹球状面部51に嵌合する凸球状面部6dが
設けられれている。そして、側壁6bには引張コイルば
ね7を配置するための3個のばね室6eが周方向に等間
隔で設けられ、これらのばね室6eには引張コイルばね
7の他端を係合する係合突起6fが設けられている。
【0018】ここで、挿込ハウジング1を受けハウジン
グ2に嵌合する前には、中継ハウジング4は3個の引張
コイルばね7により収容箱6に傾動を含む全ての方向に
自重に抗して移動し得る中立位置に保持され、受けハウ
ジング2が挿込ハウジング1と容易に嵌合できるように
されている。
【0019】このような構成により、受けハウジング2
をダッシュパネルPに取り付ける際には、中継ハウジン
グ4のフランジ部44を収容箱6の室6a内に収容し、
引張コイルばね7の一端をフランジ部44に形成した係
合孔52に係合し、他端を収容箱6に形成した係合突起
6fに係合する。これにより、中継ハウジング4は収容
箱6の中立位置に傾動を含む全ての方向に移動自在に保
持される。
【0020】次に、中継ハウジング4をダッシュパネル
Pの裏側からダッシュパネルPの孔53に挿通し、収容
箱6をダッシュパネルPに固定する。そして、受けハウ
ジング2を中継ハウジング4に嵌合した後に、抜け防止
部材5を中継ハウジング4に取り付ける。これにより、
受けハウジング2は中継ハウジング4に対し図面上で上
下動自在に保持されると共に、規制突起28の移動が抜
け防止部材5により規制され、中継ハウジング4に抜け
出すことがないように保持される。最後に、フラットケ
ーブル30の端末部30aをケーブル挿通窓47、31
を通して隔壁25の間に押し込み、フラットケーブル3
0の残部をダッシュパネルPに固定する。
【0021】このようにして、受けハウジング2を所定
位置に取り付けたダッシュパネルPに、挿込ハウジング
1を所定位置に取り付けたインストルメントパネルを組
み付ける際には、挿込ハウジング1のハウジング本体1
1が受けハウジング2の案内面22aを押圧し、受けハ
ウジング2を中継ハウジング4と共に移動させ、挿込ハ
ウジング1と受けハウジング2の軸線を一致させる。こ
のとき、中継ハウジング4は中立位置から傾動を含む全
ての方向に移動し、挿込ハウジング1と受けハウジング
2の嵌合を容易とする。
【0022】このように、実施例では中継ハウジング4
が受けハウジング2を上下動自在に収容すると共に、収
容箱6が中継ハウジング4を3個の引張コイルばね7に
より中立位置に保持したので、挿込ハウジング1と受け
ハウジング2と嵌合する際に、中継ハウジング4を傾動
を含む全ての方向に移動させることが可能となり、挿込
ハウジング1と受けハウジング2が大型である場合で
も、それらを安定した姿勢で円滑に結合できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る可動コ
ネクタでは、第2のハウジングが第1のハウジングをば
ね力により中立位置に保持するので、大型の場合でも第
2のハウジングは第1のハウジングを中立位置に確実に
保持して、傾動を含む全方向に移動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面図である。
【図2】ダッシュパネルに取り付けられた状態の縦断面
図である。
【図3】受けハウジングの斜視図である。
【図4】アームと皿ばねの斜視図である。
【図5】中継ハウジングの斜視図である。
【符号の説明】
1 挿込ハウジング 2 受けハウジング 4 中継ハウジング 6 収容箱 7 圧縮コイルばね 44 フランジ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側のハウジングと結合する第1のハ
    ウジングと、該第1のハウジングを移動自在に保持する
    第2のハウジングとから成る可動コネクタにおいて、前
    記第2のハウジングは前記第1のハウジングをばね力に
    より中立位置に保持したことを特徴とする可動コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記第1のハウジングはフランジ部を有
    する円筒体とすると共に、前記第2のハウジングは前記
    第1のハウジングのフランジ部を移動自在に収容する盆
    状体とした請求項1に記載の可動コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記第1のハウジングの前記フランジ部
    と前記第2のハウジングとは相互に等間隔を有する複数
    の引張コイルばねにより連結した請求項2に記載の可動
    コネクタ。
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