JPH11311969A - ディスプレイ装置、信号方式変換装置、及び信号伝送装置 - Google Patents

ディスプレイ装置、信号方式変換装置、及び信号伝送装置

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JPH11311969A
JPH11311969A JP11822098A JP11822098A JPH11311969A JP H11311969 A JPH11311969 A JP H11311969A JP 11822098 A JP11822098 A JP 11822098A JP 11822098 A JP11822098 A JP 11822098A JP H11311969 A JPH11311969 A JP H11311969A
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signal
display
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input
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JP11822098A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Nakanishi
一浩 中西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置のインターフェイスの技術進歩に追
従できるようにするため、各種の信号形式を扱えるイン
ターフェイス方式変換カセットを外付けすること。 【解決手段】 各種の信号形式の表示信号を、ディスプ
レイ装置の駆動形式であるTFTデジタル・ダイレクト
信号、STNデジタル・ダイレクト信号、CRTアナロ
グRGB信号のいずれかに変換するため、インターフェ
イス方式変換カセット105を用意する。またディスプ
レイ筺体103の一部に凹部109を設け、ディスプレ
イ側コネクタ102を取り付ける。そして必要な信号変
換機能を持つインターフェイス方式変換カセット105
を入出力コネクタを介して接続する。信号源の信号形式
にもかかわらず液晶モジュール101等に情報を表示で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、夫々の信号源に対
応して画像及び文字を表示するようにしたディスプレイ
装置と、このディスプレイ装置に用いられる信号方式変
換装置及び信号伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスプレイ装置について図12
を参照しつつ説明する。図12は液晶ディスプレイを用
いた従来のディスプレイ装置の外観図であり、(a)は
前面から見た斜視図、(b)は背面から見た斜視図であ
る。本図に示すように、このディスプレイ装置200
は、液晶モジュール201、ディスプレイ側コネクタ2
02、ディスプレイ筐体203、信号ケーブル204、
ケーブル側コネクタ205を含んで構成される。
【0003】ディスプレイ装置の表示信号は、信号ケー
ブル204、ケーブル側コネクタ205、ディスプレイ
側コネクタ202を経て液晶モジュール201の駆動回
路に入力される。このとき、駆動回路の前段に設けた信
号変換回路を用いて、信号方式の変換処理が行われる。
【0004】図13はデジタル・パラレルインターフェ
イスを有する従来例の液晶ディスプレイ装置200Aの
回路構成図である。この液晶ディスプレイ装置200A
は、図12と同様に、液晶モジュール201A、ディス
プレイ側コネクタ202A、信号ケーブル204A、ケ
ーブル側コネクタ205Aを有し、これらに加えて、液
晶コントローラ206Aが設けられている。そして信号
源装置207Aから、表示信号であるデジタルの画素信
号や制御信号がパラレル形式で入力されるようになって
いる。このような信号形式のディスプレイ装置をデジタ
ル・ダイレクト方式と呼ぶ。
【0005】図14はアナログ方式の従来の液晶ディス
プレイ装置200Bの回路構成図である。この液晶ディ
スプレイ装置200Bは、図13に示すものと同様に、
液晶モジュール201B、ディスプレイ側コネクタ20
2B、信号ケーブル204B、ケーブル側コネクタ20
5B、液晶コントローラ206Bを有し、これらに加え
て、A/D変換回路208Bが設けられている。そして
信号源装置207Bからアナログの画素信号や制御信号
(以下、これらの信号を映像信号又は表示信号と呼ぶ)
が入力され、A/D変換回路208Bでデジタル信号に
変換されるようになっている。この後の信号処理は、図
13の液晶ディスプレイ装置200Aと同様である。
【0006】図15は従来例のデジタル・シリアルイン
ターフェイスを有する液晶ディスプレイ装置200Cの
構成図である。この液晶ディスプレイ装置200Cは、
図13に示すものと同様に、液晶モジュール201C、
ディスプレイ側コネクタ202C、信号ケーブル204
C、ケーブル側コネクタ205C、液晶コントローラ2
06Cを有し、これらに加えて、S/P変換回路209
Cが設けられている。そして信号源装置207Cからデ
ジタルの映像信号がシリアル形式で入力され、S/P変
換回路209Cでパラレルのデジタル信号に変換される
ようになっている。この後の信号処理は、液晶ディスプ
レイ装置200Aと同様である。
【0007】液晶ディスプレイ装置を用いて映像や文字
を表示するための信号方式の種類としては、各社固有の
専用方式以外に、ディスプレイ装置の製造元や型番(モ
デル)に依存することなく使用できる汎用的な方式とし
て、次の種類の規格がある。 (a)CRT(Cathode Ray Tube)用アナログRGB方式 (b)LVDS(Low Voltage Differential Signaling)
方式 (c)LDI(LVDS Display Interface)方式 (d)TMDS(Transition Minimized Differential S
ignaling) 方式 (e)GVIF(Giga-bit Video InterFace)方式
【0008】これらの方式について簡単に説明する。
(a)のCRT用アナログRGB方式とは、VESA、
DSUB15ピンのコネクタを介して映像信号を入出力
させるもので、アメリカ合衆国のVESA規格で定めら
れるモニタ・インタフェイスである。詳細については、
VESA STANDARD VGA PASS−TH
ROUGH CONNECTOR、VS890803、
VESAを参照すれば、その内容が明記されている。
【0009】(b)のLVDS方式とは、シリアル低電
圧振幅差動伝送方式のひとつで、元来、パラレルのデジ
タル信号をパラレル・シリアル変換し、ノイズに強い低
電圧振幅の差動電送を行う方式である。この方式を液晶
ディスプレイ装置に対応させるべく、シリアル伝送のペ
ア数を1から3〜4に増やし、更にクロック・ペアを追
加したものがその後に開発されている。
【0010】(c)のLDI方式とは、低電圧振幅差動
伝送方式のひとつで、前記のLVDS方式を2回路分を
組み合わせ、シリアル伝送のペア数を8としたものであ
る。
【0011】(d)のTMDS方式とは、低電圧振幅差
動伝送方式のひとつで、前記のLVDSと基礎的な部分
は共通しているが、信号に冗長性を持たせ、伝送線路の
前後で符号化、復号化を夫々行い、よりEMI(Electro
magnetic Interference)に強くしていることが特徴であ
る。
【0012】(e)のGVIF方式とは、シリアル低電
圧振幅差動伝送方式のひとつで、1つのペアのみで、信
号を高速に伝送する方式である。伝送線として光ファイ
バーも使用できる。
【0013】以上のように、液晶ディスプレイ装置の一
つをとっても、種々の信号方式が存在する。通常はこれ
らの信号方式のうち、いずれか1つの方式が選定され、
ディスプレイ装置が設計及び生産される。また、ディス
プレイ装置200のディスプレイ側コネクタ202の仕
様も、選択された信号方式に従って一意に決定される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディスプレイ装置では、ディスプレイに用いられる信号
方式は固定であり、1種類の信号方式の表示信号のみで
しか文字や映像を表示することができなかった。そのた
め、液晶ディスプレイ装置では、液晶対応の市販のコン
ピュータ用ディスプレイ装置の画像表示制御用IC(通
称ビデオチップ)を用いると、例え液晶モジュール自身
が進化したとしても、次世代の信号規格に液晶ディスプ
レイ装置そのものが対応できなくなるという問題点が予
想される。即ち液晶対応型のビデオチップは、CRT向
けのビデオチップより後から開発されるため、最新のビ
デオチップの規格を液晶ディスプレイ装置に組み入れる
ことができなかった。またEMIに対してより有利な伝
送方式が開発されたとき、信号方式を新しいものに変更
したいと思っても、従来の液晶ディスプレイ装置では、
インターフェイス方式のみの変更を行うことはできなか
った。このため使用者は、信号方式が変わる度に、ディ
スプレイ装置ごと買い換えるという余分な出費を余儀な
くされていた。
【0015】また、液晶ディスプレイ装置は、同程度の
表示サイズを有するCRTディスプレイ装置に比べて割
高である。そのため前述したA/D変換回路やS/P変
換回路等の信号方式変換回路が占める回路原価の割合
は、CRTディスプレイ装置の場合と比べて小さいもの
となっている。この意味でも、信号方式が変わるために
ディスプレイ装置全体を買い換えるということは、大き
な無駄と言える。
【0016】一方、CRTディスプレイ装置において
も、現在は外部から入力される映像信号はアナログ方式
であるが、将来映像信号がアナログからデジタルに移行
する場合、従来の信号方式を対象にしたディスプレイ装
置では対応できず、ディスプレイ装置ごと買い換える必
要性が出てくる。
【0017】更に信号方式が異なると、接続コネクタの
仕様も異なってくる。例えば、現行のCRT用アナログ
RGBでは、DSUBミニチュアコネクタの5ピン3列
(最大ピン数は15)のコネクタが使用されている。ま
たLVDSでは、26ピンのハーフピッチ・コネクタが
使用されている。LDIでは、28ピンのハーフピッチ
・コネクタが使用されている。更にTMDSでは、デジ
タル30ピン+アナログ4ピンのEVC2コネクタが使
用されている。このように信号方式が異なると、コネク
タも異なるため、物理的にも信号源から信号ケーブルを
接続できないという問題もあった。
【0018】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、夫々の信号源から異なる信号
方式で映像信号が出力されても、入力映像信号に対して
方式変換を行うインターフェイスを外付けにすることに
より、映像信号を容易に表示できるようにしたディスプ
レイ装置を実現すること、及びこのディスプレイ装置に
用いられる信号方式変換装置(インターフェイス)及び
信号伝送装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本願の請求項1の発明は、信号伝送手段を介
して外部の信号源より入力された表示信号を表示部に表
示するディスプレイ装置であって、前記信号伝送手段と
前記表示部との間に前記信号源の出力信号方式を前記表
示部の入力信号方式に変換する信号方式変換装置を設け
たことを特徴とするものである。
【0020】本願の請求項2の発明は、信号伝送手段を
介して外部の信号源より入力された表示信号を表示部に
表示するディスプレイ装置であって、前記信号伝送手段
と前記表示部との間に着脱自在に取り付けられ、前記信
号源の出力信号方式を前記表示部の入力信号方式に変換
する信号方式変換回路が内蔵された信号方式変換装置を
具備し、前記信号源の出力信号方式に対応した信号方式
変換回路を選択できるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0021】本願の請求項3の発明は、外部の信号源よ
り出力された表示信号の信号方式を、表示部の入力信号
方式に変換する信号方式変換装置であって、前記信号源
の表示信号を伝送する信号伝送手段に接続される第1の
接続手段と、前記第1の接続手段を介して入力された前
記表示信号の信号方式を表示部の入力信号方式に変換す
る信号方式変換回路と、前記信号方式変換回路の出力端
を前記表示部に接続する第2の接続手段と、を具備する
ことを特徴とするものである。
【0022】本願の請求項4の発明は、請求項3の信号
方式変換装置において、前記信号方式変換装置は、前記
表示部の筺体と一体となるよう着脱自在に装着される形
状を有することを特徴とするものである。
【0023】本願の請求項5の発明は、信号伝送手段を
介して外部の信号源より入力された表示信号を表示部に
表示するディスプレイ装置であって、前記信号伝送手段
と前記表示部との間に着脱自在に取り付けられ、前記信
号源の出力信号方式を前記表示部の入力信号方式に変換
する信号方式変換装置を具備し、前記信号方式変換装置
は、前記信号源の表示信号を伝送する信号伝送手段に接
続される第1の接続手段と、前記第1の接続手段を介し
て入力された前記表示信号の信号方式を表示部の入力信
号方式に変換する信号方式変換回路と、前記信号方式変
換回路の出力端を前記表示部に接続する第2の接続手段
とを有することを特徴とするものである。
【0024】本願の請求項6の発明は、信号伝送手段を
介して外部の信号源より入力された表示信号を表示部に
表示するディスプレイ装置であって、前記信号伝送手段
と前記表示部との間に着脱自在に取り付けられ、前記信
号源の出力信号方式を前記表示部の入力信号方式に変換
する信号方式変換装置を具備し、前記信号方式変換装置
は、前記信号源の表示信号として、CRT用アナログR
GB方式、CRT用デジタルRGB方式、低電圧振幅差
動信号シリアル伝送フォーマットのLVDS方式、低電
圧振幅差動信号シリアル伝送フォーマットのLDI方
式、低電圧振幅差動信号シリアル伝送フォーマットのT
MDS方式、及び低電圧振幅差動信号シリアル伝送フォ
ーマットのGVIF方式のいずれか1つの信号方式の信
号が入力され、アナログRGB信号、TFTデジタル・
ダイレクト信号、及びSTNデジタル・ダイレクト信号
のいずれか1つの方式の信号を前記表示部に出力するこ
とを特徴とするものである。
【0025】本願の請求項7の発明は、信号伝送手段を
介して外部の信号源より入力された表示信号を表示部に
表示するディスプレイ装置であって、前記信号源の出力
信号方式を前記表示部の入力信号方式に変換する複数の
信号方式変換装置と、前記複数の信号方式変換装置から
特定の信号方式変換装置を選択し、選択された変換表示
信号を前記表示部に与える切換手段と、を具備すること
を特徴とするものである。
【0026】本願の請求項8の発明は、外部の信号源よ
り入力された表示信号の信号方式を、表示部の入力信号
方式に変換する信号方式変換装置であって、前記信号源
の表示信号及びその他の信号を伝送する信号伝送手段に
接続される第1の接続手段と、前記第1の接続手段を介
して入力された前記表示信号の信号方式を、表示部の入
力信号方式に変換する信号方式変換回路と、前記信号方
式変換回路の出力端を前記表示部に接続すると共に、前
記第1の接続手段の一部の端子と直結された出力端子を
有する第2の接続手段と、を具備することを特徴とする
ものである。
【0027】本願の請求項9の発明は、外部の信号源よ
り入力された表示信号の信号方式を、表示部の入力信号
方式に変換する信号方式変換装置であって、前記信号源
の表示信号及びその他の信号を伝送する信号伝送手段に
接続される第1の接続手段と、前記第1の接続手段を介
して入力された前記表示信号の信号方式を、表示部の入
力信号方式に変換する信号方式変換回路と、前記信号方
式変換回路の出力端を前記表示部に接続すると共に、前
記第1の接続手段の一部の端子と直結された出力端子を
有する第2の接続手段と、を具備し、前記信号方式変換
回路は、前記信号源の表示信号として、CRT用アナロ
グRGB方式、CRT用デジタルRGB方式、低電圧振
幅差動信号シリアル伝送フォーマットのLVDS方式、
低電圧振幅差動信号シリアル伝送フォーマットのLDI
方式、低電圧振幅差動信号シリアル伝送フォーマットの
TMDS方式、及び低電圧振幅差動信号シリアル伝送フ
ォーマットのGVIF方式のいずれか1つの信号方式の
信号が入力され、アナログRGB信号、TFTデジタル
・ダイレクト信号、及びSTNデジタル・ダイレクト信
号のいずれか1つの方式の信号を前記表示部に出力する
ことを特徴とするものである。
【0028】本願の請求項10の発明は、表示信号を出
力する外部の信号源と前記表示信号を表示する表示部と
の間に接続された信号伝送装置であって、信号を伝送す
る信号伝送手段と、前記信号伝送手段の一端に接続さ
れ、前記信号源の表示信号を入力する第1の接続手段
と、前記信号伝送手段の他端に接続され、伝送された前
記表示信号の信号方式を表示部の入力信号方式に変換す
る信号方式変換回路と、前記信号方式変換回路の出力端
を前記表示部に接続する第2の接続手段と、を具備する
ことを特徴とするものである。
【0029】本願の請求項11の発明は、請求項3,
4,8,9のいずれか1項の信号方式変換装置におい
て、前記信号方式変換装置は、前記表示部の筺体に形成
された凹部に嵌合するカセット構造であることを特徴と
するものである。
【0030】本願の請求項12の発明は、請求項1,
2,5,6,7のいずれか1項のディスプレイ装置にお
いて、前記表示部は、CRT及び液晶モジュールのいず
れかであることを特徴とするものである。
【0031】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1におけるディスプレイ装置について図面を参照し
つつ説明する。図1は本実施の形態のディスプレイ装置
100の構成を示す外観図であり、(a)は前面から見
た斜視図、(b)は背面から見た斜視図である。従来例
と同一の部分は同一の名称を付けて詳細な説明は省略す
る。本図に示すように、このディスプレイ装置100
は、液晶モジュール101、ディスプレイ側コネクタ1
02、ディスプレイ筐体103、信号ケーブル104に
加えて、インターフェイス(IF)方式変換カセット1
05を含んで構成される。
【0032】インターフェイス方式変換カセット105
は、信号源装置から出力される各種の信号形式の映像信
号を、液晶モジュール101で表示できる信号形式に変
換する信号方式変換装置であり、カセット構造を有して
いる。そしてディスプレイ筐体103に対して取り付け
及び取り外し可能となっている。図1(b)に示すよう
に、インターフェイス方式変換カセット105は、イン
ターフェイス方式変換回路106、第1の接続手段であ
る入力コネクタ107、第2の接続手段である出力コネ
クタ108を有し、ディスプレイ筐体103の凹部10
9に嵌まる形状を有している。尚、このディスプレイ装
置100には、スイッチ、電源、電源ケーブルなど、デ
ィスプレイに必要な部品が設けられていることは言うま
でもない。
【0033】インターフェイス方式変換カセット105
は、出力コネクタ108を介してディプレイ側コネクタ
102に接続されると、ディスプレイ筐体103と一体
化する。そして入力コネクタ107を介して、信号伝送
手段である信号ケーブル104から映像信号が与えられ
ると、インターフェイス方式変換回路106は所望の信
号形式に変換し、変換映像信号を表示部である液晶モジ
ュール101に与える。
【0034】図2は本実施の形態のディスプレイ装置1
00の回路構成を示すブロック図である。液晶モジュー
ル101は、液晶コントローラ110を介してインター
フェイス方式変換カセット105に接続される。そして
信号源装置112から所定の信号形式の映像信号が出力
されると、信号ケーブル104を介してディスプレイ装
置100側に伝送され、ケーブル側コネクタ111で接
続されたインターフェイス方式変換カセット105に入
力される。そして前述したようにインターフェイス方式
変換回路106は入力映像信号を所望の信号形式に変換
し、変換映像信号を液晶コントローラ110に与える。
【0035】このような構成のディスプレイ装置100
では、パーソナルコンピュータ等の信号源装置112の
信号形式が同じであるにも係わらず、例えばメーカ又は
モデルの変更により信号源装置112の機種が変わった
とき、それに接続される信号ケーブル104の仕様が変
化することがある。また逆に信号源装置112を変えず
に、ディスプレイ装置100を他のものに変える場合も
ある。いずれの場合においても、ケーブル側コネクタ1
11と入力コネクタ107との嵌合が合わなくなれば、
入力コネクタ107のみを交換すれば良い。
【0036】この場合、ディスプレイ装置100からイ
ンターフェイス方式変換カセット105を外し、入力コ
ネクタ107を他のものに変更するだけで対応できる。
これにより、使用者の仕様毎にコネクタ形状が異なる場
合でも、ディスプレイ装置全体を変更することなく、イ
ンターフェイス方式変換カセット105の部品交換又は
設計変更のみで対応できる。この方法によれば、ディス
プレイ装置100の外部から見たコネクタ形状を、簡単
に変更できるという利点が生じる。
【0037】また、このような構成のディスプレイ装置
100では、例えばディスプレイ装置100を移動して
その側面を他の器材に衝突させたり、人が信号ケーブル
104を引っかけたとき、入力コネクタ107に応力が
かかると、接触子(コンタクト)が破損することがあ
る。このような場合には、最悪でもインターフェイス方
式変換カセット105を交換すればよく、ディスプレイ
装置全体を修理するよりは、修理費用が安くなる。
【0038】なお、本実施の形態のディスプレイ装置1
00では、図1に示すようにディスプレイ筺体103の
背面に凹部109を設け、インターフェイス方式変換カ
セット105を配置するようにした。しかし、図3に示
すようにディスプレイ装置の台座部に設けてもよい。こ
れについて以下に説明する。
【0039】図3に示すディスプレイ装置100Aは、
台座部113Aに保持されたディスプレイ筐体103
A、台座部113Aの凹部109Aに取り付けられたデ
ィスプレイ側コネクタ102A、インターフェイス方式
変換カセット105Aを含んで構成される。インターフ
ェイス方式変換カセット105Aは、図1に示すものと
同様に、インターフェイス方式変換回路106A、入力
コネクタ107A、出力コネクタ108Aを有し、凹部
109Aに嵌まることにより、台座部113Aと一体化
する。
【0040】インターフェイス方式変換カセット105
Aは、出力コネクタ108Aを介してディプレイ側コネ
クタ102Aに接続される。そして入力コネクタ107
Aを介して信号ケーブル104Aから映像信号が与えら
れると、インターフェイス方式変換回路106Aが所望
の信号形式に変換し、変換映像信号を液晶モジュールに
与える。
【0041】尚、ディスプレイ装置の筐体内、又は筐体
と接続されている状態であれば、特にインターフェイス
方式変換カセットの取り付け位置を図1や図3に示す位
置に限定するものではない。また、この場合においても
同様の効果が得られることは容易に理解できる。
【0042】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
おけるディスプレイ装置について説明する。図4は本実
施の形態のディスプレイ装置100Bの構成を示す外観
図であり、(a)は前面から見た斜視図、(b)は背面
から見た斜視図である。実施の形態1と同一の部分は同
一の名称を付けて詳細な説明は省略する。本図に示すよ
うに、このディスプレイ装置100Bは、液晶モジュー
ル101B、ディスプレイ側コネクタ102B、ディス
プレイ筐体103B、信号ケーブル104B、複数種類
のインターフェイス方式変換カセット105B,105
B’・・・を含んで構成される。
【0043】インターフェイス方式変換カセット105
Bは、信号源装置から出力されるA方式の映像信号を、
液晶モジュール101Bで表示できる信号形式に変換す
る信号方式変換装置であり、カセット構造を有してい
る。そして、ディスプレイ筐体103Bに対して着脱に
より交換可能となっている。またインターフェイス方式
変換カセット105B’は、信号源装置から出力される
B方式の映像信号を、液晶モジュール101Bで表示で
きる信号形式に変換する信号方式変換装置であり、カセ
ット構造を有している。そしてインターフェイス方式変
換カセット105Bと同一の形状をしており、同一の出
力コネクタを持っている。
【0044】図4(b)に示すように、インターフェイ
ス方式変換カセット105Bは、インターフェイス方式
変換回路106B、入力コネクタ107B、出力コネク
タ108Bを有し、ディスプレイ筐体103Bの凹部1
09Bに嵌まる形状になっている。インターフェイス方
式変換カセット105B’も、インターフェイス方式変
換回路106B’、入力コネクタ107B’、出力コネ
クタ108Bを有している。
【0045】いずれのインターフェイス方式変換カセッ
ト105B,105B’も、出力コネクタ108Bを介
してディプレイ側コネクタ102Bに接続されると、デ
ィスプレイ筐体103Bと一体化する。そして入力コネ
クタ107B又は107B’を介して信号ケーブル10
4Bから信号が与えられると、インターフェイス方式変
換回路106B,106B’は、夫々A方式、B方式の
映像信号を所望の信号形式に変換し、変換映像信号を液
晶モジュール101Bに与える。
【0046】このように構成されたディスプレイ装置1
00Bでは、カセットの外形と出力コネクタ108Bに
互換性があるので、インターフェイス方式変換回路及び
入力コネクタを変更することにより、信号形式の異なる
インターフェイス方式変換カセット105Bとインター
フェイス方式変換カセット105B’とを容易に作るこ
とができる。これにより、入力信号のインターフェイス
方式が異なる場合でも、ディスプレイ装置100Bを交
換することなく、インターフェイス方式変換カセットの
交換のみでA方式とB方式の映像信号に対応することが
できる。
【0047】こうすると、ディスプレイ装置の開発費用
の低減が図れ、また、1機種のディスプレイ装置を多様
なインターフェイス方式で共用することができる。
【0048】なお、本実施の形態として、図4のように
液晶モジュール101Bの背面にインターフェイス方式
変換カセット105Bを配置するようにしたが、図5に
示すように、ディスプレイ装置の台座部に配置してもよ
い。図5に示すディスプレイ装置100Cは、台座部1
13Cに保持されたディスプレイ筐体103C、凹部1
09Cに取り付けられたディスプレイ側コネクタ102
C、インターフェイス方式変換カセット105Cを含ん
で構成される。インターフェイス方式変換カセット10
5Cは、図3に示すものと同様にインターフェイス方式
変換回路106C、入力コネクタ107C、出力コネク
タ108Cを有し、凹部109Cに嵌まることにより、
台座部113Cと一体化する。
【0049】インターフェイス方式変換カセット105
Cは、出力コネクタ108Cを介してディプレイ側コネ
クタ102Cに接続される。そして入力コネクタ107
Cを介して信号ケーブル104Cから信号が与えられる
と、インターフェイス方式変換回路106Cは特定の信
号形式に変換し、変換映像信号を液晶モジュールに与え
る。
【0050】尚、ディスプレイ装置の筐体内、又は筐体
と接続されている状態であれば、特にインターフェイス
方式変換カセットの取り付け位置を限定するものではな
い。また、この場合においても同様の効果が得られるこ
とは容易に理解できる。
【0051】(実施の形態3)次に本発明の実施の形態
3として、信号方式変換装置について説明する。信号方
式変換装置とは、実体的にはインターフェイス方式変換
カセットのことであり、前述した信号方式(a)〜
(e)のいずれかの映像信号が入力されたとき、表示部
の駆動方式に適合した信号に変換するものである。
【0052】ここで表示部を液晶モジュールとすると、
液晶モジュールには、TN液晶を用いたTFT液晶モジ
ュールと、STN液晶を用いたSTN液晶モジュールと
がある。各液晶セルは、走査電極及び信号電極により駆
動されるが、夫々の電極にパルス信号が印加される。こ
れらのパルスはデジタル入力により生成される。例えば
TFT液晶モジュールに対しては、TFTデジタル・ダ
イレクト信号を用いて駆動し、STN液晶モジュールに
対しは、STNデジタル・ダイレクト信号を用いて駆動
する。一般に表示部の入力信号形式、ここでは液晶モジ
ュールの駆動方式がM種類あり、信号源の出力信号方式
がN種類あれば、M×N種類の信号方式変換装置が必要
となる。こうした状況を考慮して各種の信号方式変換装
置を用意しておく。
【0053】図6に示すように、本実施の形態の信号方
式変換装置120は、筺体121に設けられた信号方式
変換回路122、第1の接続端子である入力コネクタ1
23、第2の接続端子である出力コネクタ124から構
成される。信号方式変換回路122の信号変換は次のよ
うなものが考えられる。
【0054】(1);入力コネクタ123と出力コネク
タ124の間の単なるピン配置の変更とするもの。 (2);CRT用アナログRGB信号を、TFTデジタ
ル・ダイレクト信号に変換するもの。 (3);CRT用アナログRGB信号を、STNデジタ
ル・ダイレクト信号に変換するもの。 (4);低電圧振幅差動信号シリアル伝送フォーマット
のTFT信号を、液晶ディスプレイ装置の駆動用の信号
に変換するもの。 (5);TFTデジタル・ダイレクト信号を、STNデ
ジタル・ダイレクト信号に変換するもの。 (6);低電圧振幅差動信号シリアル伝送フォーマット
のTFT信号を、TFTデジタル・ダイレクト信号に変
換するもの。 (7);低電圧振幅差動信号シリアル伝送フォーマット
のTFT信号を、STNデジタル・ダイレクト信号に変
換するもの。 (8);LVDSフォーマットのTFT信号を、TFT
デジタル・ダイレクト信号に変換するもの。 (9);LVDSフォーマットのTFT信号を、STN
デジタル・ダイレクト信号に変換するもの。 (10);TMDSフォーマットのTFT信号を、TF
Tデジタル・ダイレクト信号に変換するもの。 (11);TMDSフォーマットのTFT信号を、ST
Nデジタル・ダイレクト信号に変換するもの。 (12);GVIFフォーマットのTFT信号を、TF
Tデジタル・ダイレクト信号に変換するもの。 (13);GVIFフォーマットのTFT信号を、ST
Nデジタル・ダイレクト信号に変換するもの。 (14);一般的な液晶用の信号を、アナログRGB信
号に変換するもの。
【0055】このような信号方式変換装置120におい
て、筐体121の形状、出力コネクタ124の口金形状
とピン配置を同じにすれば、入力される映像信号の信号
方式が違っても、同じディスプレイ装置に接続して表示
することができる。このように信号方式の違いを、信号
方式変換回路122と入力コネクタ123を変更するこ
とにより、任意の信号方式変換装置をつくることができ
る。そしてディスプレイ装置に対しては、信号方式変換
装置120の交換のみで、入力信号方式を変更すること
ができる。
【0056】このように信号方式変換装置120の入力
信号方式以外の仕様を共通化することにより、1種類の
ディスプレイ装置に対して、多様な信号方式変換装置を
装着することができ、その多様な信号方式にて映像や文
字を表示することができる。
【0057】更に、ディスプレイ側の信号方式変換装置
を装着する部分の仕様、外形及びコネクタを共通化する
ことにより、1種類の信号方式変換装置で多様なディス
プレイ装置に対応することができる。その結果、同一の
信号方式でディスプレイ装置を複数機種開発する場合に
も、信号方式変換装置の開発は1機種だけで済む。即
ち、M機種のディスプレイ装置、N種類の信号方式を入
力する信号方式変換装置を開発するだけで、M×N機種
のディスプレイ装置を実現することができる。
【0058】(実施の形態4)次に本発明の実施の形態
4におけるディスプレイ装置について図面を参照しつつ
説明する。図7は本実施の形態のディスプレイ装置10
0Dの回路構成を示すブロック図である。この液晶ディ
スプレイ装置100Dは、液晶モジュール101D、デ
ィスプレイ側コネクタ107D、液晶コントローラ11
0Dに加えて、第1のインターフェイス方式変換回路1
06D、第2のインターフェイス方式変換回路106
D’、切換器114を有している。そしてケーブル側コ
ネクタ111Dを有する信号ケーブル104Dを介して
信号源装置112Dから映像信号が入力される。
【0059】切換器114は、信号源装置112Dの信
号形式及び液晶モジュール101Dの駆動方式により、
第1のインターフェイス方式変換回路106D及び第2
のインターフェイス方式変換回路106D’のいずれか
一方に切り換える切換手段である。第1のインターフェ
イス方式変換回路106Dは、A方式で入力される映像
信号を変換して液晶コントローラ110Dに与え、第2
のインターフェイス方式変換回路106D’はB方式で
入力される映像信号を変換して液晶コントローラ110
Dに与える変換回路である。
【0060】このような構成のディスプレイ装置によれ
ば、2種類のインターフェイス方式の映像信号に対して
同一駆動方式の液晶モジュール101D、即ち1機種の
ディスプレイ装置を用いて表示することができる。尚、
本実施の形態では、インターフェイス方式変換回路を2
種類設けたが、3種類以上設けてもよい。この場合も同
様の効果が得られることは容易に理解できる。
【0061】(実施の形態5)次に本発明の実施の形態
5における信号方式変換装置について説明する。図8は
本実施の形態の信号方式変換装置120Eの構成図であ
る。この信号方式変換装置120Eは、筺体121Eに
設けられた信号方式変換回路122E、入力コネクタ1
23E、出力コネクタ124E、入力コネクタ123E
と出力コネクタ124Eとを直結する伝送線125Eか
ら構成される。
【0062】このように構成された信号方式変換装置1
20Eでは、信号方式変換回路122Eにより入力コネ
クタ123Eを介して入力された信号方式を所定形式に
変換すると共に、伝送線125Eを用いて信号方式には
無関係な信号を通過させる。こうすると、例えばUSB
(Universal Serial Bus)やDDC2(Display Data Chan
nel 2)などといった、信号源装置とディスプレイ装置の
間の情報通信(表示解像度やフレーム周波数)を行うこ
とができ、また信号源装置からディスプレイ装置に電源
を供給することもできる。
【0063】(実施の形態6)本発明の実施の形態6に
おけるディスプレイ装置について図面を参照しつつ説明
する。図9は本実施の形態のディスプレイ装置100F
の構成を示す外観図であり、(a)は前面から見た斜視
図、(b)は背面から見た斜視図である。本図に示すよ
うに、このディスプレイ装置100Fは、液晶モジュー
ル101に変えてCRT115を表示部に用いたもので
ある。ディスプレイ装置100Fは、CRT115とそ
の回路部を保持するディスプレイ筐体103Fの背面に
凹部109Fが設けられ、この凹部109Fにディスプ
レイ側コネクタ102Fが取り付けられている。
【0064】インターフェイス方式変換カセット105
Fは、凹部109Fに嵌まる箱型のケースに、インター
フェイス方式変換回路106F、入力コネクタ107
F、出力コネクタ108Fが取り付けられた信号方式変
換装置である。そして、入力コネクタ107Fを介して
信号ケーブル104Fに接続される。このインターフェ
イス方式変換カセット105Fは、信号源装置から出力
される映像信号を、CRT115で表示できる信号形式
に変換する。
【0065】現状では、信号源装置であるパーソナルコ
ンピュータの出力するビデオ信号は、アナログ方式が主
流である。しかし、ビデオ信号のデジタル化が進行する
につれて、ビデオ信号の出力もデジタル化し、インター
フェイス方式もデジタルに移行することが予想されてい
る。このような将来仕様に向けて、デジタル/アナログ
のインターフェイス方式変換カセットが必要となる。
【0066】このように構成されたディスプレイ装置1
00Fにおいて、CRT115の駆動回路がアナログR
GB信号を入力信号とする場合、通常はディスプレイ側
コネクタ102Fに信号ケーブル104Fを直接接続
し、ディスプレイ装置100Fを使用する。ここで信号
源装置の出力するビデオ信号がデジタルになった場合、
ディスプレイ側コネクタ102Fと信号ケーブル104
Fの接続を外し、その間にインターフェイス方式変換カ
セット105Fを挿入すれば良い。
【0067】こうすると、従来例のようにディスプレイ
装置100Fが、パーソナルコンピュータから出力され
るデジタル信号をアナログ信号に変換してCRT115
の駆動回路に与えることができる。
【0068】また、CRT115の駆動回路が、水平走
査回路、垂直走査回路、CRTのカソード前段に設けら
れたRGB出力回路のみである場合、信号源装置から出
力されるアナログRGB信号を、RGB出力回路の入力
信号にレベル変換する回路が新たに必要となる。そこで
この回路をアナログ・インターフェイスカセットとし
て、外付けにしておく必要がある。このようなシステム
構成の場合、前記のアナログ・インターフェイスカセッ
トも本実施の形態のインターフェイス方式変換カセット
の1つとして取り扱う。このときデジタル/アナログの
インターフェイス方式変換カセット105Fと、アナロ
グ・インターフェイスカセットの形状は、入力コネクタ
及び出力コネクタを含めて同一にする。
【0069】また、このように構成されたディスプレイ
装置では、デジタル/アナログのインターフェイス方式
変換カセット105Fの入力コネクタ107Fを変更す
るのみで、ディスプレイ装置の外部から見たコネクタ形
状を変更できるという利点がある。これにより、ユーザ
ー仕様毎にコネクタ形状が異なる場合でも、ディスプレ
イ装置全体を変更することなく、デジタル/アナログの
インターフェイス方式変換カセット105Fの設計変更
のみで対応できる。
【0070】また、このように構成されたディスプレイ
装置では、信号ケーブル104Fのコネクタと勘合する
入力コネクタ107Fが破損した場合においても、イン
ターフェイス方式変換カセット105Fのみの交換で対
応でき、修理費用が安くなる。
【0071】なお、本実施の形態では、図9(b)に示
すように、CRT115のディスプレイ筺体103Fの
背面に、インターフェイス方式変換カセット105Fを
配置するとした。しかし前述したようにディスプレイ装
置の台座部等でもよく、また、ディスプレイ装置の筐体
内、又は筐体と接続されている状態であれば、特にその
位置を限定するものではない。また、この場合において
も同様の効果が得られることは容易に理解できる。
【0072】(実施の形態7)次に本発明の実施の形態
7として、ディスプレイ装置に用いる信号伝送装置につ
いて図面を参照しつつ説明する。図10は本実施の形態
における信号伝送装置130の構成図である。この信号
伝送装置130は、これまで説明したインターフェイス
方式変換回路と信号ケーブルとを一体化したものであ
る。本図に示すように信号伝送装置130は、箱型の筺
体131に取り付けられた信号方式変換手段132及び
信号出力側接続部134と、伝送ケーブルである信号伝
送手段135と、信号入力側接続部136とを備えて構
成される。信号方式変換手段132は、これまで説明し
たインターフェイス方式変換回路と同一のものであり、
信号ケーブルである信号伝送手段135とコネクタを介
さないで直接に接続される。
【0073】図11は本実施の形態の信号伝送装置13
0が用いられるディスプレイ装置100Gの構成を示す
外観図であり、(a)は前面から見た斜視図、(b)は
背面から見た斜視図である。本図に示すように、このデ
ィスプレイ装置100Gは、液晶モジュール101G、
ディスプレイ筐体103Gの凹部109Gに取り付けら
れたディスプレイ側コネクタ102G、信号伝送装置1
30を含んで構成される。信号伝送装置130の筺体1
31がディスプレイ筐体103Gの凹部109Gに取り
付けられることにより、信号伝送装置130がディスプ
レイ装置100Gと一体化する。
【0074】なお、本実施の形態では、液晶モジュール
101Gの背面に信号伝送装置130を配置する構造と
したが、配置位置はディスプレイ装置の台座部等でもよ
く、また、ディスプレイ装置の筐体内、又は筐体と接続
されている状態であれば、特に配置位置を限定するもの
ではない。また、それらの場合においても同様の効果が
得られることは容易に理解できる。
【0075】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、信号方式
変換装置が故障した際に、その部分のみを交換すること
により、ディスプレイ装置を修理することができる。ま
た新たな信号方式変換方法を開発する際に、ディスプレ
イ装置全体を開発しなくても、信号方式変換装置のみを
開発すればよい。
【0076】請求項2記載の発明によれば、交換可能な
信号方式変換装置が複数種類用意されているので、信号
源の出力信号形式が変化したとき、別の信号方式変換装
置に交換することにより、同一の表示部を用いて表示信
号を表示できる。このためディスプレイ装置を買い換え
るという不経済性を解消できる。
【0077】請求項3記載の発明によれば、ディスプレ
イ装置に変更を加えずに、信号方式変換装置のみを種々
開発することにより、各種の入力信号方式の表示信号に
対応したディスプレイ装置を実現することができる。
【0078】請求項4記載の発明によれば、信号方式変
換装置が表示部の筺体と一体になっているので、信号方
式変換装置を交換してもディスプレイ装置の全体形状が
変化しない。このためディスプレイ装置としてデザイン
的に優れたものとなる。
【0079】請求項5記載の発明によれば、信号方式変
換装置が故障した際に、この部分のみを交換することに
より、ディスプレイ装置を修理することができる。また
新たな信号方式変換方法を開発する際に、ディスプレイ
装置全体を開発しなくても、信号方式変換装置のみを開
発すればよい。
【0080】請求項6記載の発明によれば、CRTディ
スプレイ装置及び液晶ディスプレイ装置に対して様々な
組み合わせで信号方式の変換を行うことができる。
【0081】請求項7記載の発明によれば、信号源の出
力信号方式が変化しても、切換手段で切り換えるだけ
で、同一の表示部を用いて表示信号を表示できる。この
ためディスプレイ装置を買い換えるという不経済性を解
消できる。また信号方式の切換に時間がかからない。
【0082】請求項8記載の発明によれば、表示信号の
変換に加えて、ディスプレイ装置と信号源装置との間
で、表示解像度やフレーム周波数等といったディスプレ
イ装置の固有情報の通信を行うことができる。
【0083】請求項9記載の発明によれば、現在市場で
使用されている全ての信号方式の表示信号に対して、表
示を行うことができる。またディスプレイ装置がCRT
を用いたもの、液晶モジュールを用いたもののいずれで
もよい。更にディスプレイ装置と信号源との間で、表示
解像度やフレーム周波数等の情報を伝送できる。
【0084】請求項10記載の発明によれば、ディスプ
レイ装置に変更を加えずに、信号方式変換装置のみを種
々開発することにより、夫々の入力信号方式に対応した
ディスプレイを開発及び生産することができる。
【0085】請求項11記載の発明によれば、信号方式
変換装置がカセット構造を有しているので、交換が簡単
になる。
【0086】請求項12記載の発明によれば、表示部が
CRT、液晶モジュールのいずれであっても、信号源の
情報を表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるディスプレイ装
置の構成を示す外観図である。
【図2】実施の形態1におけるディスプレイ装置の回路
構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1のディスプレイ装置において、イ
ンターフェイス変換カセットの取り付け位置を変えた場
合のディスプレイ装置の外観図である。
【図4】本発明の実施の形態2におけるディスプレイ装
置の構成を示す外観図である。
【図5】実施の形態2のディスプレイ装置において、イ
ンターフェイス変換カセットの取り付け位置を変えた場
合のディスプレイ装置の外観図である。
【図6】本発明の実施の形態3における信号方式変換装
置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態4におけるディスプレイ装
置の回路構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態5における信号方式変換装
置の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態6におけるディスプレイ装
置の構成を示す外観図である。
【図10】本発明の実施の形態7における信号伝送手段
の構成を示す外観図である。
【図11】実施の形態7の信号伝送手段が用いられるデ
ィスプレイ装置の外観図である。
【図12】従来のディスプレイ装置の構成例を示す外観
図である。
【図13】従来のデジタル液晶ディスプレイ装置の回路
構成を示すブロック図である。
【図14】従来のアナログ液晶ディスプレイ装置の回路
構成を示すブロック図である。
【図15】従来のデジタル・シリアルインターフェイス
方式の液晶ディスプレイ装置の回路構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
100,100A,100B,100C,100D,1
00F,100G ディスプレイ装置 101,101B,101D 液晶モジュール 102,102A,102B,102C,102F,1
02G ディスプレイ側コネクタ 103,103A,103B,103C,103F,1
03G ディスプレイ筐体 104,104A,104B,104C,104D,1
04F,104G 信号ケーブル 105,105A,105B,105B’,105C,
105F インターフェイス方式変換カセット 106,106A,106B,106B’,106C,
106D,106D’,106F インターフェイス方
式変換回路 107,107A,107B,107C,107D,1
23,123E,123F 入力コネクタ 108,108A,108B,108C,124,12
4E,124F 出力コネクタ 109,109A,109B,109C,109F,1
09G 凹部 110,110D 液晶コントローラ 111,111D ケーブル側コネクタ 112,112D 信号源装置 113A 台座部 114 切換器 120,120E 信号方式変換装置 121,121E,131 筺体 122,122E 信号方式変換回路 125E 伝送線 115 CRT 130 信号伝送装置 132 信号方式変換手段 134 信号出力側接続部 135 信号伝送手段 136 信号入力側接続部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号伝送手段を介して外部の信号源より
    入力された表示信号を表示部に表示するディスプレイ装
    置であって、 前記信号伝送手段と前記表示部との間に前記信号源の出
    力信号方式を前記表示部の入力信号方式に変換する信号
    方式変換装置を設けたことを特徴とするディスプレイ装
    置。
  2. 【請求項2】 信号伝送手段を介して外部の信号源より
    入力された表示信号を表示部に表示するディスプレイ装
    置であって、 前記信号伝送手段と前記表示部との間に着脱自在に取り
    付けられ、前記信号源の出力信号方式を前記表示部の入
    力信号方式に変換する信号方式変換回路が内蔵された信
    号方式変換装置を具備し、 前記信号源の出力信号方式に対応した信号方式変換回路
    を選択できるようにしたことを特徴とするディスプレイ
    装置。
  3. 【請求項3】 外部の信号源より出力された表示信号の
    信号方式を、表示部の入力信号方式に変換する信号方式
    変換装置であって、 前記信号源の表示信号を伝送する信号伝送手段に接続さ
    れる第1の接続手段と、 前記第1の接続手段を介して入力された前記表示信号の
    信号方式を表示部の入力信号方式に変換する信号方式変
    換回路と、 前記信号方式変換回路の出力端を前記表示部に接続する
    第2の接続手段と、を具備することを特徴とする信号方
    式変換装置。
  4. 【請求項4】 前記信号方式変換装置は、 前記表示部の筺体と一体となるよう着脱自在に装着され
    る形状を有することを特徴とする請求項3記載の信号方
    式変換装置。
  5. 【請求項5】 信号伝送手段を介して外部の信号源より
    入力された表示信号を表示部に表示するディスプレイ装
    置であって、 前記信号伝送手段と前記表示部との間に着脱自在に取り
    付けられ、前記信号源の出力信号方式を前記表示部の入
    力信号方式に変換する信号方式変換装置を具備し、 前記信号方式変換装置は、 前記信号源の表示信号を伝送する信号伝送手段に接続さ
    れる第1の接続手段と、 前記第1の接続手段を介して入力された前記表示信号の
    信号方式を表示部の入力信号方式に変換する信号方式変
    換回路と、前記信号方式変換回路の出力端を前記表示部
    に接続する第2の接続手段とを有するものであることを
    特徴とするディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 信号伝送手段を介して外部の信号源より
    入力された表示信号を表示部に表示するディスプレイ装
    置であって、 前記信号伝送手段と前記表示部との間に着脱自在に取り
    付けられ、前記信号源の出力信号方式を前記表示部の入
    力信号方式に変換する信号方式変換装置を具備し、 前記信号方式変換装置は、 前記信号源の表示信号として、CRT用アナログRGB
    方式、CRT用デジタルRGB方式、低電圧振幅差動信
    号シリアル伝送フォーマットのLVDS方式、低電圧振
    幅差動信号シリアル伝送フォーマットのLDI方式、低
    電圧振幅差動信号シリアル伝送フォーマットのTMDS
    方式、及び低電圧振幅差動信号シリアル伝送フォーマッ
    トのGVIF方式のいずれか1つの信号方式の信号が入
    力され、 アナログRGB信号、TFTデジタル・ダイレクト信
    号、及びSTNデジタル・ダイレクト信号のいずれか1
    つの方式の信号を前記表示部に出力することを特徴とす
    るディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】 信号伝送手段を介して外部の信号源より
    入力された表示信号を表示部に表示するディスプレイ装
    置であって、 前記信号源の出力信号方式を前記表示部の入力信号方式
    に変換する複数の信号方式変換装置と、 前記複数の信号方式変換装置から特定の信号方式変換装
    置を選択し、選択された変換表示信号を前記表示部に与
    える切換手段と、を具備することを特徴とするディスプ
    レイ装置。
  8. 【請求項8】 外部の信号源より入力された表示信号の
    信号方式を、表示部の入力信号方式に変換する信号方式
    変換装置であって、 前記信号源の表示信号及びその他の信号を伝送する信号
    伝送手段に接続される第1の接続手段と、 前記第1の接続手段を介して入力された前記表示信号の
    信号方式を、表示部の入力信号方式に変換する信号方式
    変換回路と、 前記信号方式変換回路の出力端を前記表示部に接続する
    と共に、前記第1の接続手段の一部の端子と直結された
    出力端子を有する第2の接続手段と、を具備することを
    特徴とする信号方式変換装置。
  9. 【請求項9】 外部の信号源より入力された表示信号の
    信号方式を、表示部の入力信号方式に変換する信号方式
    変換装置であって、 前記信号源の表示信号及びその他の信号を伝送する信号
    伝送手段に接続される第1の接続手段と、 前記第1の接続手段を介して入力された前記表示信号の
    信号方式を、表示部の入力信号方式に変換する信号方式
    変換回路と、 前記信号方式変換回路の出力端を前記表示部に接続する
    と共に、前記第1の接続手段の一部の端子と直結された
    出力端子を有する第2の接続手段と、を具備し、 前記信号方式変換回路は、 前記信号源の表示信号として、CRT用アナログRGB
    方式、CRT用デジタルRGB方式、低電圧振幅差動信
    号シリアル伝送フォーマットのLVDS方式、低電圧振
    幅差動信号シリアル伝送フォーマットのLDI方式、低
    電圧振幅差動信号シリアル伝送フォーマットのTMDS
    方式、及び低電圧振幅差動信号シリアル伝送フォーマッ
    トのGVIF方式のいずれか1つの信号方式の信号が入
    力され、 アナログRGB信号、TFTデジタル・ダイレクト信
    号、及びSTNデジタル・ダイレクト信号のいずれか1
    つの方式の信号を前記表示部に出力することを特徴とす
    る信号方式変換装置。
  10. 【請求項10】 表示信号を出力する外部の信号源と前
    記表示信号を表示する表示部との間に接続された信号伝
    送装置であって、 信号を伝送する信号伝送手段と、 前記信号伝送手段の一端に接続され、前記信号源の表示
    信号を入力する第1の接続手段と、 前記信号伝送手段の他端に接続され、伝送された前記表
    示信号の信号方式を表示部の入力信号方式に変換する信
    号方式変換回路と、 前記信号方式変換回路の出力端を前記表示部に接続する
    第2の接続手段と、を具備することを特徴とする信号伝
    送装置。
  11. 【請求項11】 前記信号方式変換装置は、 前記表示部の筺体に形成された凹部に嵌合するカセット
    構造であることを特徴とする請求項3,4,8,9のい
    ずれか1項記載の信号方式変換装置。
  12. 【請求項12】 前記表示部は、 CRT及び液晶モジュールのいずれかであることを特徴
    とする請求項1,2,5,6,7のいずれか1項記載の
    ディスプレイ装置。
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