JPH1131145A - 文書の自己再生産にもとづくビュー変更法 - Google Patents

文書の自己再生産にもとづくビュー変更法

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JPH1131145A
JPH1131145A JP18797297A JP18797297A JPH1131145A JP H1131145 A JPH1131145 A JP H1131145A JP 18797297 A JP18797297 A JP 18797297A JP 18797297 A JP18797297 A JP 18797297A JP H1131145 A JPH1131145 A JP H1131145A
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Yasushi Kaneda
泰 金田
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Hitachi Ltd
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイパーテキスト表示機能を新たに開発する
ことなく、また毎回文書を通信路を通じて転送すること
なく、WWWの閲覧ソフトウェア上で文書の部分的なビュ
ー変更(詳細化・簡単化等)の方法を提供することにあ
る。 【解決手段】 表示すべき文書内に、当該文書の内容を
消去し(101)、当該文書とほぼ同一の内容を当該文書内
に出力するプログラムを記述する。そのプログラムは当
該文書内のハイパーリンクまたはボタンによって起動さ
れるように記述する。ただし前記のプログラムは、詳細
化を指示するハイパーリンクまたはボタンによる起動時
には当該文書の一部を詳細化したものを出力し、省略化
を指示するハイパーリンクまたはボタンによる起動時に
は当該文書の一部を省略化したものを出力する(132)。
本発明の方法を使用したWWW上の文書を使用すれば、そ
の閲覧時に文書上に表示されたボタンをマウスでクリッ
クすることによって、文書を省略表示から詳細表示にす
る、あるいはその逆にするなどの文書の表示形態変更を
おこなうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムをふく
むファイルを URL によって指示することができるHTML
(Hyper Text Mark-up Language) のような文書記述言語
で記述された文書を、ユーザの要求に応じて 部分的に
ビュー変更して閲覧できる方法および文書構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビュー変更に関連する従来技術として、
「ファイル・リストの階層表示」 および「文書のアウ
トライン表示」および 「WWW 上でのハイパーテキスト
文書」がある。
【0003】「ファイル・リストの階層表示」は、階層
構造のファイル・システムにおいて、ユーザが選択した
特定のディレクトリ (フォルダ) の内容だけを詳細に表
示させ、他は ディレクトリ名だけを表示させることが
できる表示技術である。この表示法によって、 ファイ
ル・システム全体の把握と詳細な内容の両方とをあわせ
て参照することが できる。この機能は、米国アップル
社マッキントッシュ・コンピュータのための System 7
のファインダ、および米国マイクロソフト社のオペレー
ティング・システム Windows 95 上のソフトウェアであ
るエクスプローラなどにおいて実現されている。
【0004】「文書のアウトライン表示」は、文書のタ
イトル、段落などの構造要素を抽出してみせる表示機能
である。詳細度を低下させればより上位のタイトルだけ
が表示され、詳細度を向上させればより下位のタイトル
までが表示される。もっとも詳細な アウトライン表示
においてはすべての段落が表示される。この機能は、米
国 マイクロソフト社のソフトウェアである Word など
において実現されている。
【0005】WWW (World Wide Web) 上の文書は一般的
にハイパーテキスト構造を している。すなわち、文書
中にうめこまれたハイパーリンクをマウスによって ク
リックすることによって、関連する文書をとりだすこと
ができる。ハイパーリンクを使用することによって文書
を構造化することができるため、WWW 上の文書は書籍な
どに 比較すると比較的みじかい文書単位 (ページ) に
よって構成されている場合がおおい。 しかし、ページ
上の特定語句に対して 1 つの文書がリンクされるとい
うように、 細分化された文書の利用にはつぎのような
問題がある。まず、ハイパーリンクを たどるごとにサ
ーバへのアクセスのための待ち時間が生じるので、文書
の表示までに 時間がかかりすぎる。また、文書全体の
構造が人間にはわかりにくくなりがちである。 そのた
めに、コンピュータ・ディスプレイの一画面におさまる
ページでは こまかすぎ、画面において数画面にわたる
ページが作られる場合がおおい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】WWW 上の文書に関し、
アウトラインの表示や文書の部分的な詳細化を実現する
ための 方法としてつぎの 3 つがかんがえられる。第 1
の方法は、米国サン・マイクロシステムズ社の Java
や米国マイクロソフト社の ActiveX を使用して記述さ
れている 文書生成表示プログラムを当該ページからリ
ンクすることによって、 これを閲覧ソフトウェアがク
ライアント上にロードして実行する方法である。第 2
の方法は、CGI (Common Gateway Interface) を使用し
て文書生成プログラムを 当該ページからリンクするこ
とによって、これをサーバ上で実行し、クライアントが
その出力をうけとって表示する方法である。第 3 の方
法は、JavaScript や Visual Basic Scriptのような言
語によって記述された当該ページの中に存在する 文書
生成スクリプトをクライアント上で実行し、これをクラ
イアントが表示する 方法である。
【0007】ところが、第 1 の方法で実現する場合
は、WWW の閲覧ソフトウェアがもっているハイパーテキ
スト表示機能を使用することができない。従って独自に
表示機能を 実現しなければならず、プログラム規模お
よび開発規模が拡大する。また、ことなる表示機構を使
用すれば、同一内容の文書の表示をそろえることが困難
になる。
【0008】また、第 2 の方法によれば容易にその機
能を実現することができるが、つぎの ような問題が発
生する。すなわち、部分的に異なる文書を生成するたび
に、サーバからその文書全体を、ネットワーク経由でク
ライアントに送付しなければならず、 オーバヘッドが
おおきい。とくに、電話線のような低速の通信路を使用
する場合は、 文書を再表示するまでの時間がながくな
りすぎる。
【0009】さらに、第 3 の方法では、WWW の閲覧ソ
フトウェアがもつハイパーテキスト表示機能を使用する
ことはできるが、これらの言語を使用したプログラムに
よって、 そのプログラムを含むページを部分的にかき
かえることはできないので、ページのかきかえによって
部分的な詳細化のような機能を実現することはできな
い。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、Java
言語を使用する方法のようにハイパーテキスト表示機能
をあらたに開発することなしに、また CGI を使用する
方法のように毎回文書を通信路を 通じて転送すること
なしに、WWW ブラウザ上で文書の部分的なビュー変更
(たとえば 詳細化・簡単化など) が自由にできるビュー
変更方法、ビュー変更を可能とする 文書の表示システ
ムおよびビュー変更が可能な文書構造を記憶した記憶媒
体を 提供することにある。
【0011】前記の目的を達成するために、本発明はつ
ぎの構成をとる。HTML 文書が WWWの閲覧 ソフトウェア
にロードされる際に、前記の HTML 文書において指示さ
れたプログラム (301) が主記憶にロードされ (101)、
第 1 のパラメタをあたえて前記のプログラムが 実行さ
れる (102)。前記のプログラムの実行においては、当該
文書の内容を消去し (112)、表示すべき第 2 の文書内
容を当該文書に出力する (113)。前記の第2 の文書内容
にふくまれるハイパーリンクまたはボタンがユーザによ
って指示されると、前記の第 1 のパラメタとはことな
る第 2 のパラメタをあたえて再度 前記のプログラムが
実行され、前記の第 2 の文書内容と部分的にことなる
第 3 の文書内容を当該文書に出力する (すなわち当該
文書を再生産する)。 ただし前記のプログラムは、詳細
化を指示するハイパーリンクまたはボタンによって 起
動されたときには当該文書の一部を詳細化したものを出
力し、省略化を指示する ハイパーリンクまたはボタン
によって起動されたときには当該文書の一部を 省略化
したものを出力する。
【0012】前記の手段を使用すれば、第 1 に、文書
の内容は WWW 閲覧ソフトのハイパーテキスト表示機能
によって表示されるので、あらたな表示機構を開発する
必要がなく、またアウトライン機能を使用しないページ
との表示の不一致はおこらない。第 2 に、処理はすべ
て WWW 閲覧ソフト上で行われるため、遠隔通信は必要
なく、 すみやかな表示更新が行われる。第 3 に、当該
文書を部分的にかきかえるのではなく 全体を再生産す
るので、スクリプト言語の制限事項にかからずに、部分
的にことなる 文書を生成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を用いて説
明する。図 8 に本発明を実施する装置の 概略構成ブロ
ックを示す。図 8 の構成は、パーソナルコンピュー
タ、 ワークステーション、PDA などの情報処理端末に
設けられる一般構成である。本発明で とりあつかわれ
る文書はメモリ 85 に記憶されており、CPU 81 によっ
てよみだされて 表示出力手段82 へ出力される。メモリ
85 中の文書は図 8 の装置自体でユーザが作成しても
よいし、通信インターフェース 83 を介して図示されて
いない 外部の蓄積手段からとりよせてもよいし、DVD
や CD-ROM 等の外部記憶媒体84 を接続してよみこんで
もよい。
【0014】文書が表示されている画面例を図 5 と図
7 とにしめす。表示のちがいは、図5においては文書の
各部分の概要 (この場合は '概略') が表示されている
が、図 7 においてはその一部がより詳細な情報 (この
場合は '詳細') によって置換されたものが表示されて
いるという点である。図 5 または図 7 を表現する文書
自体をかきかえることで、図 5 と図 7 との間で相互に
自由に きりかえ表示が可能である。以下に文書の構造
とその文書から参照される プログラムの実行によるか
きかえを説明する。なお、本実施例でとりあつかう文書
201 は WWW 閲覧ソフトウエア上で動作するものとす
る。
【0015】以下、 (1) 本実施例における文書 201 の
構造、 (2) 文書 201 から参照されるプログラム 301
の構造、 (3) 文書 201 の WWW 閲覧ソフトウェアへの
ロード時の動作、 (4) 文書 201 のロード後の WWW 閲
覧ソフトウェアによる表示内容、 (5) 文書201 のロー
ド後にユーザがビュー変更を指示したときの動作および
ビュー変更直後の文書の内容および WWW 閲覧ソフトウ
ェアによる表示内容 の順に説明する。
【0016】第 1 に、本実施例における文書 201 の構
造について説明する。 図 2 は本実施例における文書 2
01 の全体をしめしたものである。 文書 201 は HTML
言語によって記述されている。文書 201 はスクリプト
参照部 202 をふくむ。スクリプト参照部202 によって
指示された URL すなわちファイル名 'explorer-e.js'
がプログラム301 をふくんでいる。プログラム 301 は
関数 reproduce 301 だけをふくんでいる。文書 201 が
WWW 閲覧ソフトウェアに ロードされる際にロード時実
行部 210 が実行される。ロード時実行部 210 において
は関数 reproduce301 にパラメタとして'+'、 '+'、 '
+' をあたえて実行するように指定されている。
【0017】第 2 に、文書 201 から参照されるプログ
ラム 301 の構造について説明する。 図3 は本実施例に
おけるプログラム 301 の全体をしめしたものである。
プログラム301 は JavaScript 言語によって記述されて
いる。プログラム 301 は関数reproduce 301 だけで構
成されている。 関数 reproduce 301 はさらに配列初期
化部303、文書消去部 304、文書再生成部 305、および
文書生成終了部 306によって構成されている。
【0018】第 3 に、文書 201 の WWW 閲覧ソフト
ウェアへのロード時の動作について説明する。 図 1
(A) は、文書 201 の WWW 閲覧ソフトウェアへのロード
時の概略動作をしめす フローチャートである。まず、
前記の HTML 文書において指示されたプログラム 301
が主記憶にロードされる (ステップ 101)。つぎに、パ
ラメタ '+'、 '+'、 '+'をあたえて前記のプログラムが
実行される (ステップ 102)。
【0019】図 1 (B) は、関数 reproduce 301 の動作
をしめすフローチャートである。関数reproduce 301 の
実行においては、つぎの順に実行される。 関数 reprod
uce301 にわたされた 3 個のパラメタをそれぞれ変数 s
1、 s2、 s3 に束縛する (ステップ 110).配列初期化
部 303 を実行して配列 not および配列 value の値を
定義する (ステップ 111)。文書消去部 304 を実行して
当該文書の内容を 消去する (ステップ 112)。文書生成
部 305 を実行してあらたな文書を生成する (ステップ
113)。 文書生成部 305 においてはプログラム部分 310
において変数s1 の値が使用され、 プログラム部分 32
0 において変数 s2 の値が使用され、プログラム部分 3
30 において変数 s3 の値が使用される。 また、文書生
成部305 においてはプログラム部分 311において変数 s
1 の値を反転してえられた値が使用される。すなわち、
変数 s1 の値が '+' であれば '-'、'-' であれば '+'
が使用される。プログラム部分 322 においては変数 s2
の値を反転してえられた値が使用され、プログラム部
分 333 においては変数 s3 の値を反転してえられた値
が使用される。プログラム部分 321 および331 におい
ては 変数 s1 の値がそのまま使用され、プログラム部
分 312 および 332においては 変数 s2 の値がそのまま
使用され、プログラム部分 313 および 323 においては
変数 s3の値がそのまま使用される。 さらに、プログ
ラム部分 314、 324および 334 においてはそれぞれ変
数 s1、 s2、 s3 の値が '+' であれば '概略'、'-'で
あれば '詳細' という文字列が使用される。 そして、
最後に生成された文書が表示される (ステップ 114) 。
【0020】ステップ 102 から関数 reproduce 301 が
よびだされた際には、パラメタの値は'+'、 '+'、 '+'
であるから、s1 の値は '+'、s2 の値も '+'、s3 の値
も '+' となる。 このとき、生成される文書の内容は 4
01 のようになる。すなわち、プログラム部分 310、 32
0、 330 においては '+' という値が使用されるので、
テキスト部分410、 420、 430 においては '+' という
文字が使用される。また、プログラム部分311、 322、
333 においては '-' という値が使用されるので、 テキ
スト部分 411、422、 433 においては '-' という文字
が使用される。 プログラム部分 312、 313、321、 32
3、 331、 332 においては '+' という値が使用される
ので、 テキスト部分412、 413、 421、 423、 431、 4
32 においては '+' という文字が使用される。 さら
に、プログラム部分 314、 324 および 334 においては
'概略' という文字列が使用される。
【0021】第 4 に、文書 201 のロード後の WWW 閲
覧ソフトウェアによる表示内容について説明する。 上
記のように、文書 201 のロード後の文書内容は文書 40
1 のようになる。文書 401 を WWW 閲覧ソフトウェアに
よって表示すると図 5 のようになる。すなわち、 テキ
スト部分 410 における文字 '+' がボタン 510 のラベ
ルとして表示され、 テキスト部分 420 における文字 '
+' がボタン 520 のラベルとして表示され、テキスト部
分 430 における文字 '+' がボタン 530 のラベルとし
て表示される。 また、 テキスト部分 414 における文
字列 '概略' がボタン 510 につづく文字列 514 として
表示され、 テキスト部分 424 における文字列 '概略'
がボタン 520 につづく文字列 524 として表示され、
テキスト部分 434 における文字列 '概略' がボタン 53
0 につづく文字列 534 として表示される。
【0022】第 5 に、文書 201 のロード後にユーザが
ビュー変更を指示したときの 動作を説明する。ユーザ
は文書 401 の表示 501 におけるボタン 510、 520 ま
たは530 のうちのいずれかをクリックすることによって
テキスト部分 514、 524 または 534 のうちのいずれか
を詳細表示にきりかえることができる。
【0023】ユーザがボタン 510 をクリックしたばあ
いには、関数よびだし 415 が起動される。関数よびだ
し 415 は関数 reproduce 301 にパラメタとして '-'、
'+'、'+' をあたえて起動する。これによって生成され
る文書 601 を図 6 にしめす。図 4 におけるテキスト
部分 410、 421、 422 が '-' に置換され (610、 62
1、 622)、テキスト部分411 が '+' に置換された (61
1) 文書 601 が生成される。そして、図 5 におけるボ
タン 510 のかわりにラベルが '-' であるボタン 710
が表示され、文字列 '概略'514 のかわりに文字列 '詳
細' 714 が表示される。
【0024】ユーザがボタン 520 をクリックしたばあ
いには、関数よびだし 425 が起動される。関数よびだ
し 425 は関数 reproduce 301 にパラメタとして '+'、
'-'、'+' をあたえて起動する。これによって、図 4
におけるテキスト部分 420、 412、 432 が '-'に置換
され、テキスト部分 422 が '+' に置換された文書が
生成される。そして、文書 601 を WWW 閲覧ソフトウェ
アによって表示したときの表示内容は図 7 のようにな
る。図 5 におけるボタン 520 のかわりにラベルが'-'
であるボタンが表示され、文字列 524 のかわりに文字
列 '詳細' が表示される。
【0025】ユーザがボタン 530 をクリックしたばあ
いには、関数よびだし 435 が起動される。関数よびだ
し 435 は関数 reproduce 301 にパラメタとして '+'、
'+'、'-' をあたえて起動する。これによって、図 4
におけるテキスト部分 430、 413、 423 が '-'に置換
され、テキスト部分 433 が '+' に置換された文書が
生成される。そして、図 5 におけるボタン 530 のかわ
りにラベルが '-' であるボタンが表示され、文字列 53
4 のかわりに文字列 '詳細' が表示される。
【0026】いずれかの部分が詳細表示されている状態
で他のボタンをクリックすれば 複数の部分を詳細表示
することができるし、詳細表示されている部分のボタン
をクリックすればその部分の表示を反転すなわち省略表
示にすることができる。
【0027】以上で本実施例そのものについての説明を
おわるが、以下、3 つの補足事項についてのべる。
【0028】第 1 に、本実施例においては関数 reprod
uce 301 にわたすパラメタを変化させることによって表
示内容を変更しているが、パラメタではなくてよびだす
関数を かえることによって表示内容を変更することも
可能である。このばあいには、 プログラム 301 は複数
の関数をふくむことになる。
【0029】第 2 に、本発明の方法は、表示の詳細度
きりかえに使用できるだけではなく、 日本語の文章と
それに対応する英語の文章とを切り替える、あるいはそ
れらの両方の表示との間を切り替えることによって、WW
W のための翻訳ソフトウェアの インタフェースにおい
て実施することもできる。すなわち、前記のように こ
の実施例における方法を使用すれば特定の任意の文字列
を他の特定の任意の 文字列によっておきかえることが
できるから、たとえば文書 201 において文字列'詳細'
のすべての出現を 'This is a pen.' で置換し、文字列
'概略' のすべての出現を 'これはペンです。' でおき
かえることにより、英文 'This is a pen.' が表示され
た画面においてボタンをクリックすることによって訳文
'これはペンです。' が表示されるようにすることがで
きる。また、文書 201 において文字列 '概略' のすべ
ての出現を 'This is a pen.' で置換し、文字列 '詳
細'のすべての出現を 'This is a pen.<br>これはペン
です。' でおきかえることにより、英文 'This is a pe
n.' が表示された画面においてボタンをクリックするこ
とによって英文 'This is a pen.' と訳文 'これはペン
です。' とがあわせて表示されるようにすることができ
る。
【0030】第 3 に、上記の実施例は 2 個のビューの
間の切替だけを実現していたが、複数のボタンをふくむ
文書をつくることによって 3 個以上のビュー、たとえ
ば 日本語表示と英語表示と両方の表示などの間のきり
かえも実現することができる。また、ボタンのかわりに
ポップアップ・メニューなどのメニューを使用する こ
とによって、ユーザによる 1 回の入力で 3 個以上のビ
ューの自由な切替を実現することもできる。
【0031】また、複数のボタンを含む文書を作ること
によってWindows 95のエクスプローラにおいて可能なよ
うに、文書の複数箇所で局所的にビューを変更すること
ができる。局所的なビュー変更の画面例を図9と図10
に示す。図9は一般的な特許明細書の見出しと本文の書
き出しによって構成されたアウトラインのビューの例で
ある。図9では「発明の属する技術分野」901の書き
出しが「本発明は、スクリプト言語を包含するHTM
L」であることがわかる。この表示画面上で、マウスな
どの入力装置により見出し901を指示すると、表示は
図10になる。図10では図9で指示された「発明の属
する技術分野」の本文が表示され、その他の(図9で指
示されなかった)見出しと書き出し部分は特に変更され
ない。これが、局所的なビュー変更である。なお、図
9、図10には、詳細化や省略化を指示するボタン表示
を設定していないが、本発明の構成がボタンの有無によ
り制限されるものではない。また、ボタンの代わりにポ
ップアップ・メニュー等のメニューを使用することによ
って、ユーザによる1回の入力で3個以上のビューの自
由な切替を実現することもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明の方法を使用した WWW 上の文書
を使用すれば、その閲覧時に文書上に表示されたボタン
をマウスでクリックすることによって、文書を省略表示
から詳細表示にする、あるいはその逆にするなどの文書
の表示形態変更を、 局所的にも文書全体に対しても行
うことができる。本方法を使用することにより、 第1
に、上記の機能を小規模のプログラムによって実現する
ことができる。第 2に、文書の表示形式を通常の HTML
文書の表示形式に容易にそろえることが できる。第 3
に、表示の変更処理はすべて WWW 閲覧ソフトウェア上
で おこなわれるので、サーバとの通信オーバヘッドが
なく、 文書再表示が短時間でできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】HTML 文書を再生産するプログラムのフローチ
ャートで、図 1 (A) はその全体図、図 1 (B) はステッ
プ 102 において起動される関数 reproduce 301 のフロ
ーチャート。
【図2】自己再生産する HTML 文書を生成するための H
TML 文書 201 の説明図。
【図3】HTML 文書 201 および自己再生産する HTML 文
書 401 が参照する プログラムとその構造を示す図であ
り、実施例における HTML 文書を WWW 閲覧ソフトウェ
アによって表示したときの 表示内容を示す図。
【図4】HTML 文書 201 によって生成される自己再生産
する HTML 文書の説明図。
【図5】HTML 文書 201 によって生成される自己再生産
する HTML 文書 を WWW 閲覧ソフトウェアによって表示
したときの表示内容を示す図。
【図6】図 4 にしめした HTML 文書と図 3 にしめした
プログラムとによって 生成される HTML 文書の説明
図。
【図7】図 4 にしめした HTML 文書と図 3 にしめした
プログラムとによって 生成される HTML 文書を WWW 閲
覧ソフトウェアによって表示したときの 表示内容を示
す図。
【図8】本発明を実施するハードウエアの概略構成図。
【図9】局所的なビュー変更を説明する画面図。
【図10】局所的なビュー変更を説明する画面図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第 1 の文書を閲覧ソフトウェアに入力す
    ることによってコンピュータ画面上に 表示することが
    でき、前記の第 1 の文書内で前記の閲覧ソフトウェア
    上で動作する プログラムを参照する場合に、 a. 前記のプログラムが記憶装置上にロードされた前記
    の第 1 の文書の内容を消去し、 b. 前記のプログラムが前記の第 1 の文書内における指
    定にしたがって前記の第1 の文書の特定の部分を他のテ
    キストによって置換した第 2 の文書を記憶装置上に再
    生産し、 c. 前記の閲覧ソフトウェアがコンピュータの画面上に
    前記の第 2 の文書を表示することを特徴とする文書の
    ビュー変更法。
  2. 【請求項2】ディスプレイと、前記のディスプレイに表
    示される第 1 の文書を一時的に 記憶するメモリと、前
    記の第 1 の文書の表示制御を行う制御手段とからなる
    コンピュータシステムにおいてもちいられるプログラム
    記憶媒体であって、前記のプログラム記憶媒体は前記の
    第 1 の文書と 第 1 の文書から参照される文書生成プ
    ログラムとを長期的に記憶し、前記の文書生成プログラ
    ムは、 a. 前記の一時的に記憶するメモリ上の第 1 の文書の
    内容を消去し、 b. 前記の第 1 の文書が表示されている際に、 前記の
    第 1 の文書内における指定にしたがって前記の第 1 の
    文書の特定の一部を 他のテキストによって置換した第
    2 の文書を再生産する命令を有することを特徴とするプ
    ログラム記憶媒体。
JP18797297A 1997-07-14 1997-07-14 文書の自己再生産にもとづくビュー変更法 Pending JPH1131145A (ja)

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JP18797297A Pending JPH1131145A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 文書の自己再生産にもとづくビュー変更法

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JP (1) JPH1131145A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001154959A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Nec Corp Html文書生成システムおよびhtml文書生成方法
JP2001188730A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Pia Corp インターネット画面上の広告表示方法と装置
US7702719B1 (en) 2000-02-08 2010-04-20 International Business Machines Corporation Methods and apparatus for reducing the number of server interactions in network-based applications using a dual-MVC approach
US9990354B2 (en) 2013-01-31 2018-06-05 Casio Computer Co., Ltd. Information displaying apparatus, method of displaying information, information displaying system, and server apparatus and terminal device

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