JPH11310167A - 運転台構造の取付装置 - Google Patents
運転台構造の取付装置Info
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- JPH11310167A JPH11310167A JP11034528A JP3452899A JPH11310167A JP H11310167 A JPH11310167 A JP H11310167A JP 11034528 A JP11034528 A JP 11034528A JP 3452899 A JP3452899 A JP 3452899A JP H11310167 A JPH11310167 A JP H11310167A
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- 238000000429 assembly Methods 0.000 claims description 3
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- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 abstract 1
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D33/00—Superstructures for load-carrying vehicles
- B62D33/06—Drivers' cabs
- B62D33/0604—Cabs insulated against vibrations or noise, e.g. with elastic suspension
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 機械フレームに対する運転台構造の取り付け
は、通常、フレームから運転台へ雑音や振動の伝達を防
ぐ複数の弾性取付部を有する。運転台構造は、ロールオ
ーバー保護構造を有することで知られており、フレーム
に関する運転台の動きの値を制限し、取付装置の一体性
を保護するために、非常に大がかりな構造が要求され
る。 【解決手段】 運転台構造と機械フレームの間に配置さ
れる弾性取付アセンブリを含む。弾性取付アセンブリ
は、それを取り巻く関係で配置されフランジを形成する
ワッシャー部材を有する。フランジは、運転台構造に隣
接する位置から、該フレームから所定の距離をあける位
置まで延びる。該フランジは、運転台構造の相対的動き
の所定値に応じて該フレームに接触し、フレームに直接
接触することで、該弾性取付アセンブリの一体性を維持
する。
は、通常、フレームから運転台へ雑音や振動の伝達を防
ぐ複数の弾性取付部を有する。運転台構造は、ロールオ
ーバー保護構造を有することで知られており、フレーム
に関する運転台の動きの値を制限し、取付装置の一体性
を保護するために、非常に大がかりな構造が要求され
る。 【解決手段】 運転台構造と機械フレームの間に配置さ
れる弾性取付アセンブリを含む。弾性取付アセンブリ
は、それを取り巻く関係で配置されフランジを形成する
ワッシャー部材を有する。フランジは、運転台構造に隣
接する位置から、該フレームから所定の距離をあける位
置まで延びる。該フランジは、運転台構造の相対的動き
の所定値に応じて該フレームに接触し、フレームに直接
接触することで、該弾性取付アセンブリの一体性を維持
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取付装置に関し、
特に運転台構造と建設機械との間の取付装置に関する。
特に運転台構造と建設機械との間の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械において、運転台構造が、オペ
レーターステーションとロールオーバー(転覆)保護構
造(ROPS)とを一体構造として有することは、普通
である。この種の機械は、でこぼこの地面上で作動され
るので、運転台構造を機械のフレームに弾性的に搭載
し、機械から運転台に伝導する騒音や振動を防ぐことも
普通である。通常、弾性取付部は、圧縮ゴム又は弾性部
材を有し、運転台構造を機械のフレームから隔離する。
そのように弾性的に搭載されるので、該運転台構造は、
機械に対してを所定量だけ動くことができる。そのよう
に弾性的に搭載されたシステムから発生する問題は、R
OPSの搭載の際に起こる。ROPSは、フレームに固
定取付けされ、機械のロールオーバーの際にオペレータ
ーに保護を与えなければならないので、ROPSとフレ
ームが分離しないように、相対的な動きを制限しなけれ
ばならない。これを達成することで知られている1つの
特定の装置は、1995年2月14日に付与された米国
特許第5、388、884号に示される。この特許では、フレー
ム及び運転台構造は、この2つの構造が、所定の量を越
えて相対的に動く時、それらの間に接触点を作る幾つか
の相互作用する構造的特徴を備える。このタイプの構造
は、よく作動することで知られている一方、運転台及び
フレーム部品に要求される構造的特徴と、取付部自体
は、ともに比較的複雑である。この複雑さのために、製
造過程と同様、部品の費用は高くなる。
レーターステーションとロールオーバー(転覆)保護構
造(ROPS)とを一体構造として有することは、普通
である。この種の機械は、でこぼこの地面上で作動され
るので、運転台構造を機械のフレームに弾性的に搭載
し、機械から運転台に伝導する騒音や振動を防ぐことも
普通である。通常、弾性取付部は、圧縮ゴム又は弾性部
材を有し、運転台構造を機械のフレームから隔離する。
そのように弾性的に搭載されるので、該運転台構造は、
機械に対してを所定量だけ動くことができる。そのよう
に弾性的に搭載されたシステムから発生する問題は、R
OPSの搭載の際に起こる。ROPSは、フレームに固
定取付けされ、機械のロールオーバーの際にオペレータ
ーに保護を与えなければならないので、ROPSとフレ
ームが分離しないように、相対的な動きを制限しなけれ
ばならない。これを達成することで知られている1つの
特定の装置は、1995年2月14日に付与された米国
特許第5、388、884号に示される。この特許では、フレー
ム及び運転台構造は、この2つの構造が、所定の量を越
えて相対的に動く時、それらの間に接触点を作る幾つか
の相互作用する構造的特徴を備える。このタイプの構造
は、よく作動することで知られている一方、運転台及び
フレーム部品に要求される構造的特徴と、取付部自体
は、ともに比較的複雑である。この複雑さのために、製
造過程と同様、部品の費用は高くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
の1つ又はそれ以上を克服ことを目的としている。
の1つ又はそれ以上を克服ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの態様とし
て、取付装置が、運転台構造とフレーム部材との間で使
用される。この取付装置は、運転台構造とフレームとの
間に配置される少なくとも1つの弾性取付アセンブリを
有し、2つの部品を互いに離れた関係で取り付ける。ワ
ッシャー部材が、該取付装置に含められ、第1面に形成
される受け部と、該受け部の周りで周方向に延びるフラ
ンジを備える。該ワッシャー部材は、弾性取付アセンブ
リが受け部内に位置する状態で、運転台構造とフレーム
との間に配置される。フランジは、運転台構造とフレー
ムとの間に所定の隙間を設けるために所定の幅を備え、
弾性取付アセンブリが圧縮されたとき、それらの間の相
対的動きの量を制限する。上記の取付装置によれば、運
転台構造は、機械のフレームに取り付けられ、機械フレ
ームから通常伝導する騒音や振動を運転台構造に伝わら
ないようにする。さらに、ワッシャー部材は、弾性取付
アセンブリに組み入れられ、運転台構造及び機械フレー
ムの間に生じる相対的動きの量を制限する。従って、こ
の相対的動きが生じても、それによって取付アセンブリ
に使用される取付ボルトは損傷されず、該取付アセンブ
リの一体性を維持する。この動きの制限が、取付装置に
組み入れられる場合、運転台構造又は機械フレームの間
で相互に作用し合う特殊な部品を必要としない。これに
よって、取付装置の複雑性及び費用を大幅に減少でき
る。
て、取付装置が、運転台構造とフレーム部材との間で使
用される。この取付装置は、運転台構造とフレームとの
間に配置される少なくとも1つの弾性取付アセンブリを
有し、2つの部品を互いに離れた関係で取り付ける。ワ
ッシャー部材が、該取付装置に含められ、第1面に形成
される受け部と、該受け部の周りで周方向に延びるフラ
ンジを備える。該ワッシャー部材は、弾性取付アセンブ
リが受け部内に位置する状態で、運転台構造とフレーム
との間に配置される。フランジは、運転台構造とフレー
ムとの間に所定の隙間を設けるために所定の幅を備え、
弾性取付アセンブリが圧縮されたとき、それらの間の相
対的動きの量を制限する。上記の取付装置によれば、運
転台構造は、機械のフレームに取り付けられ、機械フレ
ームから通常伝導する騒音や振動を運転台構造に伝わら
ないようにする。さらに、ワッシャー部材は、弾性取付
アセンブリに組み入れられ、運転台構造及び機械フレー
ムの間に生じる相対的動きの量を制限する。従って、こ
の相対的動きが生じても、それによって取付アセンブリ
に使用される取付ボルトは損傷されず、該取付アセンブ
リの一体性を維持する。この動きの制限が、取付装置に
組み入れられる場合、運転台構造又は機械フレームの間
で相互に作用し合う特殊な部品を必要としない。これに
よって、取付装置の複雑性及び費用を大幅に減少でき
る。
【0005】
【発明の実施の形態】図面を参照すると、取付装置は、
全体を数字10によって示されることが分かる。取付装
置10は、運転台構造12と機械フレーム14との間に
配置され、2つの部品を互いに隔離する。この隔離が、
機械操作の結果として、機械フレームから運転台構造に
伝導する振動や騒音を妨ぐ。運転台構造12は、複数の
ねじ付取付用ボア18を備えるベース部材16を有す
る。ねじ付取付用ボア18が、ベース部材に形成される
複数の取付用ボア20と整列される状態で、ベース部材
16が、フレーム部材14の上に配置される。取付ボア
18及び20の各々は、共通軸Xの周りに互いに整列さ
れる。運転台構造のそれぞれの隅部に一対の整列ボアを
設け、運転台構造全体として、全部で4対の取付ボアを
設けることが好ましいが、2対だけが図示実施例に示さ
れている。全体を22で示される弾性取付アセンブリ
は、運転台構造と機械フレームの間で、整列ボア18、
20の軸Xに沿って、配置される。複数の取付アセンブ
リが、ベース部材16とフレーム14との間に必要であ
るが、1つだけが詳細に説明されており、それぞれの取
付アセンブリは、互いに同一である。弾性取付アセンブ
リ22は、1対の弾性ブッシング24及び26を有す
る。第1ブッシング24は、縮小部28と、縮小部の周
りに同心的に延びる拡大部30と、第1ブッシングを通
して延びるボア32を形成する。第1ブッシング24
は、ブッシングの縮小部28が取付用ボア内に挿入され
る状態で、フレーム部材14の上に配置される。そのよ
うに配置されるため、拡大部30は、フレーム部材14
によって形成される第1面36の上に重なる。第2弾性
ブッシング26は、第1ブッシング24と本質的に同一
である。第2ブッシング26は、縮小部38と、該縮小
部の周りに同心的に延びる拡大部40と、第2ブッシン
グ26を通して延びるボア42を形成する。第2ブッシ
ング26も又、縮小部38が搭載ボア20に配置される
状態で、フレーム部材14上に配置される。図におい
て、第2ブッシングは、拡大部40がフレーム部材の第
2面すなわち下面46と係合する状態で、フレーム部材
14の下方に延びるように示される。
全体を数字10によって示されることが分かる。取付装
置10は、運転台構造12と機械フレーム14との間に
配置され、2つの部品を互いに隔離する。この隔離が、
機械操作の結果として、機械フレームから運転台構造に
伝導する振動や騒音を妨ぐ。運転台構造12は、複数の
ねじ付取付用ボア18を備えるベース部材16を有す
る。ねじ付取付用ボア18が、ベース部材に形成される
複数の取付用ボア20と整列される状態で、ベース部材
16が、フレーム部材14の上に配置される。取付ボア
18及び20の各々は、共通軸Xの周りに互いに整列さ
れる。運転台構造のそれぞれの隅部に一対の整列ボアを
設け、運転台構造全体として、全部で4対の取付ボアを
設けることが好ましいが、2対だけが図示実施例に示さ
れている。全体を22で示される弾性取付アセンブリ
は、運転台構造と機械フレームの間で、整列ボア18、
20の軸Xに沿って、配置される。複数の取付アセンブ
リが、ベース部材16とフレーム14との間に必要であ
るが、1つだけが詳細に説明されており、それぞれの取
付アセンブリは、互いに同一である。弾性取付アセンブ
リ22は、1対の弾性ブッシング24及び26を有す
る。第1ブッシング24は、縮小部28と、縮小部の周
りに同心的に延びる拡大部30と、第1ブッシングを通
して延びるボア32を形成する。第1ブッシング24
は、ブッシングの縮小部28が取付用ボア内に挿入され
る状態で、フレーム部材14の上に配置される。そのよ
うに配置されるため、拡大部30は、フレーム部材14
によって形成される第1面36の上に重なる。第2弾性
ブッシング26は、第1ブッシング24と本質的に同一
である。第2ブッシング26は、縮小部38と、該縮小
部の周りに同心的に延びる拡大部40と、第2ブッシン
グ26を通して延びるボア42を形成する。第2ブッシ
ング26も又、縮小部38が搭載ボア20に配置される
状態で、フレーム部材14上に配置される。図におい
て、第2ブッシングは、拡大部40がフレーム部材の第
2面すなわち下面46と係合する状態で、フレーム部材
14の下方に延びるように示される。
【0006】スリーブ34は、整列したボア32、42
内に配置され、両端部52、54が第1、第2ブッシン
グの拡大部30、40にそれぞれ隣接して配置される。
第1、第2ブッシングと、その中に配置されたスリーブ
は、ベース部材16とフレーム14の間に延びる共通軸
Xに沿って配列される。ワッシャー部材56は、第1ブ
ッシング24とベース部材16との間に配置される。該
ワッシャー部材は、受け部60を形成する第1面58を
有する。該受け部は、第1面58上にほぼ同心に配置さ
れ、外周部から内側に隙間をあけて位置し、ワッシャー
部材56の周方向に延びるフランジ64を形成する。ワ
ッシャー部材56のほぼ中心にボア66が、貫通形成さ
れる。該ワッシャー部材は、第1面58の反対側に第2
面68を形成する。ワッシャー部材は、第2面68がベ
ース部材16と係合し、受け部60に第1ブッシング2
4の拡大部30を受ける状態で配置される。この位置で
は、フランジ64は、該ベース部材から該フレーム部材
に向けて所定の距離だけ延び、フランジ64及びフレー
ム部材14の間に所定の大きさの隙間を作る。ボルトの
状態のファスナー手段70が、共通軸Xに沿って配置さ
れる。ボルト70は、第1ねじ付端部72と拡大ボルト
頭部76を形成する第2端部74とを有する。第1端部
72は、ベース部材16に形成されるねじ付取付用ボア
18とねじ係合し、ボルトの頭部76は、間に挿入され
る第2ワッシャー78と係合する。第2ワッシャー78
は、ほぼ平坦な形状で、ボルト70を受けるボア80が
貫通形成される。締め付けられたとき、ボルトは、スリ
ーブ34の端部54に対して第2ワッシャー78を固定
する一方、スリーブ34の端部52は、ベース部材16
に対して固く突き当てられる。この取付構造は、第1、
第2弾性ブッシング24、26によって運転台構造12
をフレーム14から実質的に隔離する。
内に配置され、両端部52、54が第1、第2ブッシン
グの拡大部30、40にそれぞれ隣接して配置される。
第1、第2ブッシングと、その中に配置されたスリーブ
は、ベース部材16とフレーム14の間に延びる共通軸
Xに沿って配列される。ワッシャー部材56は、第1ブ
ッシング24とベース部材16との間に配置される。該
ワッシャー部材は、受け部60を形成する第1面58を
有する。該受け部は、第1面58上にほぼ同心に配置さ
れ、外周部から内側に隙間をあけて位置し、ワッシャー
部材56の周方向に延びるフランジ64を形成する。ワ
ッシャー部材56のほぼ中心にボア66が、貫通形成さ
れる。該ワッシャー部材は、第1面58の反対側に第2
面68を形成する。ワッシャー部材は、第2面68がベ
ース部材16と係合し、受け部60に第1ブッシング2
4の拡大部30を受ける状態で配置される。この位置で
は、フランジ64は、該ベース部材から該フレーム部材
に向けて所定の距離だけ延び、フランジ64及びフレー
ム部材14の間に所定の大きさの隙間を作る。ボルトの
状態のファスナー手段70が、共通軸Xに沿って配置さ
れる。ボルト70は、第1ねじ付端部72と拡大ボルト
頭部76を形成する第2端部74とを有する。第1端部
72は、ベース部材16に形成されるねじ付取付用ボア
18とねじ係合し、ボルトの頭部76は、間に挿入され
る第2ワッシャー78と係合する。第2ワッシャー78
は、ほぼ平坦な形状で、ボルト70を受けるボア80が
貫通形成される。締め付けられたとき、ボルトは、スリ
ーブ34の端部54に対して第2ワッシャー78を固定
する一方、スリーブ34の端部52は、ベース部材16
に対して固く突き当てられる。この取付構造は、第1、
第2弾性ブッシング24、26によって運転台構造12
をフレーム14から実質的に隔離する。
【0007】
【発明の効果】上記の取付アセンブリ10によれば、運
転台構造12は、弾性取付アセンブリ22によって機械
フレーム14から実質的に隔離されることが分かる。そ
のように搭載されるので、運転台構造12内のオペレー
ターにとって疲れや苛立ちの原因となる騒音や振動の伝
導を大幅に減らすことができる。運転台構造12が、機
械フレーム14に対し相対的に動かされる時、ワッシャ
ー部材56は、2つの部材間の実質的な構造的接触が生
じるまでの間の相対的動きの量を制限する。運転台構造
が、フレームに対して相対的に動かされる時、ワッシャ
ー部材56の形成されるフランジ64が、フレーム14
の方向に動く。相対的動きの量が、フランジ64とフレ
ーム14との間の所定の隙間を越える場合、運転台構造
のベース部材16が、フランジ64との接触を介してフ
レームに直接係合する。この状態が生じると、運転台構
造に及ぼされる力は、取付用ボルト70を介してではな
く、フレーム部材に直接作用することになる。これによ
って、ボルト70に及ぼされる力の値は制限され、弾性
取付アセンブリ22の一体性を確保する。ワッシャー部
材56が、取付ボルトの周りに同心に配置されるので、
運転台構造の動きの方向にかかわらず、相対的動きが制
限される。本発明の他の態様、目的及び利点は、図面、
要約、添付の請求の範囲を検討することによって知得で
きる。
転台構造12は、弾性取付アセンブリ22によって機械
フレーム14から実質的に隔離されることが分かる。そ
のように搭載されるので、運転台構造12内のオペレー
ターにとって疲れや苛立ちの原因となる騒音や振動の伝
導を大幅に減らすことができる。運転台構造12が、機
械フレーム14に対し相対的に動かされる時、ワッシャ
ー部材56は、2つの部材間の実質的な構造的接触が生
じるまでの間の相対的動きの量を制限する。運転台構造
が、フレームに対して相対的に動かされる時、ワッシャ
ー部材56の形成されるフランジ64が、フレーム14
の方向に動く。相対的動きの量が、フランジ64とフレ
ーム14との間の所定の隙間を越える場合、運転台構造
のベース部材16が、フランジ64との接触を介してフ
レームに直接係合する。この状態が生じると、運転台構
造に及ぼされる力は、取付用ボルト70を介してではな
く、フレーム部材に直接作用することになる。これによ
って、ボルト70に及ぼされる力の値は制限され、弾性
取付アセンブリ22の一体性を確保する。ワッシャー部
材56が、取付ボルトの周りに同心に配置されるので、
運転台構造の動きの方向にかかわらず、相対的動きが制
限される。本発明の他の態様、目的及び利点は、図面、
要約、添付の請求の範囲を検討することによって知得で
きる。
【0008】
【図1】本発明の原理を実施する取付装置を備える運転
台構造及び機械フレームの概略的側面図である。
台構造及び機械フレームの概略的側面図である。
【図2】図1の数字2によって指示された囲い部分で示
される取付アセンブリの概略的拡大図である。
される取付アセンブリの概略的拡大図である。
10 取付装置 12 運転台構造 14 機械フレーム 16 ベース部材 20 取付用ボア 22 弾性取付アセンブリ 24、26 弾性ブッシング 32、42、66 ボア 34 スリーブ 36、58 第1面 28、38 縮小部 30、40 拡大部 52、54 端部 56 ワッシャー部材 60 容器 64 フランジ 68 第2面 70 ファスナー手段 72 第1ねじ端部 74 第2端部 76 拡大ボルト頭部 78 第2ワッシャー部
Claims (14)
- 【請求項1】運転台構造とフレーム部材との間で使用す
る取付装置であって、 該運転台構造と該フレームとの間に配置可能で、該運転
台構造を該フレームに互いに離れた関係で取り付ける少
なくとも1つの弾性取付アセンブリと、 第1面に受け部が形成され前記受け部のまわり周状に延
びるようにフランジが配置されたワッシャー部材と、 を有し、前記ワッシャー部材は、前記弾性取付アセンブ
リが前記受け部内に位置する状態で、該運転台構造と前
記フレームの間に配置され、前記フランジは予め選定さ
れた幅を備えて、該運転台構造と該フレームの間に所定
の隙間を設け、 前記弾性取付アセンブリが圧縮されたときの両者間の相
対的な動きの量を制限するようになった取付装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の取付装置であって、前記
運転台構造には、複数のねじ付の取付用ボアが中に形成
されたベース部材を形成されている取付装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の取付装置であって、前記
フレーム部材は、ベースプレートに沿った取付用ボアと
重ねることができる複数の取付用ボアが形成され、該ボ
アの各々は、共通の軸に沿って配列されている取付装
置。 - 【請求項4】請求項3項に記載の取付装置であって、前
記弾性取付アセンブリは、 縮小部と、該縮小部の周囲に延びる拡大部と、貫通して
延びるボアとを備え、前記縮小部が前記フレームの前記
取付用ボア内に配置され、前記拡大部が前記フレーム部
材の第1側部に係合するように配置される第1弾性ブッ
シングと、 縮小部と、該縮小部の周囲に延びる拡大部と、貫通して
延びるボアとを備え、前記縮小部が前記フレームの前記
取付用ボア内に配置され、前記拡大部が前記フレーム部
材の第2側部に係合するように配置される第2弾性ブッ
シングと、 第1ねじ端部と第2端部とを備え、前記第1及び第2弾
性ブッシングの配列したボア内に配置され、第1端部
が、該運転台構造に形成れるボアとねじ係合され、第2
端部が、前記第2弾性ブッシングと係合するようになっ
たねじ付ファスナーとを備え、前記ねじ付ファスナー
は、第1及び第2ブッシングに所定の圧縮が与えられた
状態で、前記運転台構造を前記フレームに互いに隔離し
た関係で固定することを特徴とする取付装置。 - 【請求項5】請求項3に記載の取付装置であって、前記
ワッシャー部材にはボアが形成され、前記第1面が前記
弾性取付アセンブリの周りでほぼ同心になり、第2面が
前記運転台構造に係合する状態で、共通軸に沿って前記
運転台構造と前記弾性取付アセンブリとの間に配置され
た取付装置。 - 【請求項6】請求項4に記載の取付装置であって、ほぼ
平坦な形状の第2ワッシャーが、前記ねじ付ファスナー
の第2端部と第2弾性ブッシングの間に配置される取付
装置。 - 【請求項7】請求項3に記載の取付装置であって、前記
運転台構造と前記フレームとは、それらの間に4つの整
列した孔と4つの弾性取付アセンブリを有する取付装
置。 - 【請求項8】各々が共通の軸に沿って互いに整列配置さ
れた複数の孔を備えるベース部材とフレーム部材とを備
える運転台構造の取付装置であって、 各々が、縮小部と、拡大部と、貫通して延びるボアとを
備え、前記第1弾性ブッシングは、前記縮小部がフレー
ムに形成されるボア内に配置され、前記拡大部がフレー
ム部材の第1面と係合する状態で、前記ベース構造と前
記フレーム部材との間に配置されるようになった複数の
第1弾性ブッシングと、 各々が、縮小部と、拡大部と、貫通して延びるボアとを
備え、前記縮小部が前記フレーム部材のボア内に配置さ
れ、前記拡大部が前記フレーム部材の第2面と係合する
状態で、前記ベース構造と前記フレーム部材との間に配
置されるようになった複数の第2弾性ブッシングと、 各々が、第1面と、第2面と、そこに形成されるボアと
を備え、前記第1面が周辺部にほぼ周方向に延びるフラ
ンジを形作る受け部を形成しており、前記第1面が前記
ベース部材と係合し、前記受け部が前記第1ブッシング
の前記拡大部を受けるように係合し、前記フランジが、
前記運転台構造から前記フレーム部材に向けて、所定の
距離だけ延びて両者間に隙間を形成し、前記フランジ
が、前記第1及び第2弾性ブッシング部材に所定の撓み
を生じたとき該フレーム部材の第1面と係合するように
なった複数のワッシャー部材と、 第1端部が前記ベース部材の孔と係合し、第2端部が第
2弾性部材と係合して、少なくとも1つの前記弾性部材
を間に挟んだ状態で前記運転台構造を前記フレームに固
定する複数のファスナーを有することを特徴とする取付
装置。 - 【請求項9】請求の範囲第8項記載の取付装置におい
て、スリーブが、前記第1及び第2弾性ブッシングによ
って形成されるボア内に配置され、前記スリーブは、両
端部が前記フレーム部材と前記ベース部材のそれぞれに
接触する状態で共通軸の周りに整列配列され、前記フレ
ーム部材と前記ベース部材との間に連続的な接触状態を
形成するうようになった取付装置。 - 【請求項10】請求の範囲第9項記載の取付装置におい
て、ファスナーは、該運転台構造に形成される孔と係合
するねじ付端部と、前記第2弾性ブッシングの前記拡大
部と係合するボルト頭部とを備えるボルトであり、前記
ファスナーは、スリーブ内に配置され、回転可能であ
り、前記ボルト頭部と前記運転台構造との間にスリーブ
を保持するようになった取付装置。 - 【請求項11】請求の範囲第10項に記載の取付装置に
おいて、第2のほぼ平坦な形状のワッシャー部材が、該
ボルト頭部と第2弾性ブッシングの拡大部との間に配置
され、該スリーブは、ファスナーが取り付けられたと
き、前記第2ワッシャーと前記運転台構造のベース部材
との間に挟まれる取付装置。 - 【請求項12】請求の範囲第1項に記載の取付装置にお
いて、前記ワッシャー部材に形成される前記受け部は、
該フランジの幅のほぼ半分の深さを有する取付け装置。 - 【請求項13】請求の範囲第8項に記載の取付装置にお
いて、前記フランジと前記フレーム部材との間に作られ
る空間が、前記ワッシャー部材の全幅よりも小さい取付
装置。 - 【請求項14】請求の範囲第10項に記載の取付装置に
おいて、いかなる方向に於いても該フレーム部材に関す
る該運転台構造の動きが、前記ワッシャー部材の1つ又
はそれ以上のフランジを前記フレームに向って移動させ
るようになっており、前記フランジは、前記運転台構造
が所定量だけ動いたとき前記フレームに接触し、運転台
構造の動きによって生じる曲げ力がファスナーを破損さ
せないようにする取付装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US2282698A | 1998-02-12 | 1998-02-12 | |
US09/022826 | 1998-02-12 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11310167A true JPH11310167A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=21811642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11034528A Withdrawn JPH11310167A (ja) | 1998-02-12 | 1999-02-12 | 運転台構造の取付装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11310167A (ja) |
SE (1) | SE9900449L (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7364223B2 (en) | 2002-12-11 | 2008-04-29 | Komatsu Ltd. | Cab supporting structure |
-
1999
- 1999-02-11 SE SE9900449A patent/SE9900449L/xx not_active Application Discontinuation
- 1999-02-12 JP JP11034528A patent/JPH11310167A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7364223B2 (en) | 2002-12-11 | 2008-04-29 | Komatsu Ltd. | Cab supporting structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
SE9900449D0 (sv) | 1999-02-11 |
SE9900449L (sv) | 1999-08-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |