JPH11308622A - 動画像再符号化装置 - Google Patents

動画像再符号化装置

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JPH11308622A
JPH11308622A JP11353998A JP11353998A JPH11308622A JP H11308622 A JPH11308622 A JP H11308622A JP 11353998 A JP11353998 A JP 11353998A JP 11353998 A JP11353998 A JP 11353998A JP H11308622 A JPH11308622 A JP H11308622A
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章弘 屋森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Bピクチャを含んだ符号化からBピクチャを
含まない号化への変換の場合でも、再生画質を劣化させ
ないような再符号化装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 Iピクチャ、Pピクチャ及びBピクチャ
を含む第1符号化データをIピクチャ又はPピクチャで
再符号化する動画像再符号化装置において、第1符号化
データを復号する復号手段と、第1符号化データがIピ
クチャ、Pピクチャ又はBピクチャのいずれの予測タイ
プで符号化されたかを判別する予測タイプ判別手段と、
Bピクチャを再符号化した第2符号化データの符号化長
B 、Pピクチャを再符号化した第2符号化データの符
号化長LP 及びIピクチャを再符号化した第2符号化デ
ータの符号化長LI とした時、LB <LP <LI となる
ように符号化パラメータを決定する再符号化制御手段
と、符号化パラメータに基づいて、復号画像を第2符号
化データに符号化する符号化手段とを具備して構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信・放送・蓄積
・コンピュータ等の分野で用いられている、ディジタル
画像システムやアプリケーション、画像データベースの
動画像再符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信・放送・蓄積・コンピュータ等で取
り扱うマルチメディアの中で動画像の情報量は極めて膨
大であるため、その伝送や蓄積をする場合にはデータ量
を削減することが重要となる。このような要求からこれ
までに動画像の符号化方式として、TV会議用の符号化
標準H.261、CD−ROMや映像伝送用の符号化標
準MPEG−1,2が標準化されている。
【0003】MPEG−2は、MPEG−1の上位互換
方式であり、ともに動き補償フレーム間予測、離散コサ
イン変換(DCT)、量子化制御及び可変長符号化を用
いている。MPEGでは、予測方式の適用方法の違いに
よって以下に示すI,P,Bの3種類のピクチャタイプ
が定義されている。図10は、I,P,Bピクチャの予
測タイプを用いて符号化を行うMP@ML方式とI,P
ピクチャの予測タイプを用いて符号化を行うSP@ML
方式を示す図である。 (a) Iピクチャ Iピクチャとは、1枚のフレームに閉じた処理であるフ
レーム内符号化のみの予測により符号化した画像データ
である。1ピクチャは、他のフレームを予測値として用
いないため、ランダムアクセス時やエラー発生時には、
このフレームからアクセス・復帰することができる。
【0004】(b) Pピクチャ Pピクチャとは、フレーム内符号化又は隣接したフレー
ムに相関があることを利用して、時間的に前のフレーム
から前方向予測により符号化した画像データである。
【0005】(c) Bピクチャ Bピクチャとは、フレーム内符号化、前方向予測だけで
なく、時間的に後のフレーム(後方向予測)からの後方
向予測や、前方向予測と後方向予測を組み合わせた両方
向予測により符号化した画像データである。
【0006】動画像符号化方式においては、現在ITU
−Tで規格化されたH.261や、ISO/SC29で
規格化されたMPEG−1、MPEG−2が標準化さ
れ、これらの方式を用いた符号化装置/復号装置も市場
に出回っている。
【0007】図11は、再符号化の問題点を示す図であ
る。これらの装置で符号化したデータをネットワーク9
等を介して同時に異なる方式を用いた複数の別の装置で
復号する場合、符号化方式と復号方式が同一である場合
9aは問題はない。
【0008】しかし、MPEGの方式の符号化装置2で
符号化したデータをH.261の専用装置8で復号した
い場合9bや、同じMPEG−2のデータの場合でもM
P@L(Main Profile@Main Level)方式の符号化装置2
で符号化されたデータを、SP@ML(Simple Profile
@Main Level)までしか対応していない装置4で復号した
い場合9cにはデータの復号が不可能という問題があ
る。
【0009】後方向予測もしくは両方向予測を用いたピ
クチャを含んだ画像データを復号可能なのがMPに対応
した方式/装置であり、後方向予測もしくは両方向予測
を用いたピクチャを含んだ画像データは復号できずピク
チャ内符号化もしくは前方向予測を用いたピクチャを復
号できるのがSPまでしか対応していない方式というこ
とになる。
【0010】従来、同じ符号化方式で符号化レートや解
像度を変更するという試みはなされているが、後方向予
測もしくは両方向予測を用いる符号化装置から、それを
用いない方式/装置間のデータのやり取りは行われてい
なかった。しかし、今後は異なる符号化方式/装置が混
在するようになり、異種装置間でのデータのやり取りに
変換装置が必要となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ただ単
純に一度符号化/復号した画像を用いて再符号化を行う
と符号化の繰り返しによる符号化ノイズの累積で符号化
効率が落ち、再生画質が劣化する。
【0012】符号化では、符号化したデータをバッファ
に蓄積した後、接続する通信回線や蓄積媒体等に送信を
しており、バッファがオーバーフローを起こさないよう
に符号化パラメータ、例えば、量子化処理での量子化係
数を可変にして、符号化データの情報量を制御してい
る。
【0013】図12は、MP@MLによる符号化データ
の特徴を示す図である。Bピクチャ自体はその後符号化
する上で、参照ピクチャとして使用されることはないの
で、図12に示すように、画質の良いIピクチャやPピ
クチャを参照画にして大幅に少ない情報量で少し画質が
劣るBピクチャを生成している。
【0014】MPEG−2のMP@MLからMPEG−
2のSP@ML変換のような後方向予測もしくは両方向
予測を用いたBピクチャを含んだ符号化からピクチャ内
符号化もしくは前方向予測を用いたピクチャのみの符号
化への変換は、BピクチャもIピクチャやPピクチャと
同様に同じ情報量(符号化長)を持つように一律に変換
すると、元のピクチャの情報量の多いIピクチャやPピ
クチャから変換したピクチャの情報がそれだけ少なくな
り、画質特性を活かすことができず、画質劣化が顕著で
ある。
【0015】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、後方向予測もしくは両方向予測を用いたピ
クチャを含んだ符号化からピクチャ内予測もしくは前方
向予測を用いた符号化への変換の場合でも、再符号化す
る際の情報量配分を適切に行うことにより、再符号化の
再生画質をできるだけ劣化させないような再符号化装置
を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。この図に示すように、本発明は、動画像がピクチ
ャ内でのみ符号化されたIピクチャ、ピクチャ内符号化
と前方向予測符号化とに基づいて符号化されたPピクチ
ャ及びピクチャ内符号化と前方向予測符号化と後方向予
測符号化と両方向予測符号化とに基づいて符号化された
Bピクチャを含む第1符号化データをIピクチャ又はP
ピクチャで第2符号化データに再符号化する動画像再符
号化装置において、第1符号化データを復号する復号手
段12と、第1符号化データがIピクチャ、Pピクチャ
又はBピクチャのいずれの予測タイプで符号化されたか
を判別する予測タイプ判別手段14と、Bピクチャを再
符号化した第2符号化データの符号化長LB 、Pピクチ
ャを再符号化した第2符号化データの符号化長LP 及び
Iピクチャを再符号化した第2符号化データの符号化長
I とした時、LB <LP<LI となるように符号化パ
ラメータを決定する再符号化制御手段16と、符号化パ
ラメータに基づいて、復号画像を第2符号化データに符
号化する符号化手段18とを具備したことを特徴とする
動画像再符号化装置が提供される。
【0017】以上のような構成によれば、復号手段12
により第1符号化データを復号して復号画像を生成す
る。予測タイプ判別手段14によりPピクチャ又はBピ
クチャのいずれの予測タイプで符号化されたかを判別す
る。
【0018】再符号化制御手段16によりBピクチャを
再符号化した第2符号化データの符号化長LB 、Pピク
チャを再符号化した第2符号化データの符号化長LP
びIピクチャを再符号化した第2符号化データの符号化
長LI とした時、LB <LP<LI となるように符号化
パラメータを決定する。符号化手段18により符号化パ
ラメータに基づいて、復号画像を第2符号化データに符
号化する。
【0019】これにより、第1符号化データの中で情報
量の少ないBピクチャよりも情報量の多いIピクチャや
Pピクチャを再符号化した第2符号化データに情報量を
多く割り当てられ、再符号化の再生画質を出来るだけ劣
化させないようにすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。第1実施形態 図2は、本発明の第1実施形態による動画像再符号化装
置の構成図である。
【0021】この動画像再符号化装置は、復号部20、
符号化制御部34、符号化部40、量子化制御部66及
びバッファ68を具備し、MPEG−2のMP@MLか
らMPEG−2のSP@ML変換等のように、後方向予
測もしくは両方向予測を用いたBピクチャを含んだ第1
符号化データからピクチャ内符号化もしくは前方向予測
を用いたピクチャのみの第2符号化データへの変換を行
う変換装置である。
【0022】復号部20は、可変長復号部22、逆量子
化部24、逆DCT部26、加算器28、フレームメモ
リ30及び動き補償部32を有し、第1符号化データを
復号して復号画像をフレームメモリ33に格納するもの
である。
【0023】可変長復号部22は、可変長符号化された
第1符号化データを可変長復号すると共に、第1符号化
データのピクチャヘッダ部からI,P,Bピクチャのい
ずれであるかを示す予測タイプと符号化長(以下、発生
情報量)を取り出し、符号化制御部33に出力するもの
である。
【0024】逆量子化部24は、逆量子化をするもので
ある。逆DCT部26は、逆離散コサイン変換を行っ
て、予測誤差信号を求めるものである。フレームメモリ
30は、参照画像となる復号画像を格納するRAM等の
メモリである。動き補償部32は、参照画像となる復号
画像に対して、動きベクトル情報に従って動き補償を行
うものである。加算器28は、逆DCT部26から出力
される予測誤差信号と動き補償部32の出力画像とを加
算して、復号データに変換するものである。
【0025】第1符号化データは、上述したように、符
号化データを蓄積するバッファがオーバフローをしない
ように発生情報量を制御する必要があるため、参照画像
とならないBピクチャの発生情報量を少なくしており、
Bピクチャの復号画像は、IピクチャやPピクチャの復
号画像に比べると、画質が少し落ちる。
【0026】また、第2符号化データについても、バッ
ファ68がオーバーフローをしないように、符号化量を
制御する必要がある。よって、第1符号化データの復号
画像を第2符号化データに再符号化する場合に、Iピク
チャやPピクチャの復号画像の符号化データに、Bピク
チャの復号画像の符号化データよりも符号化情報量を多
く割り当てることにより再生画像の画質の劣化を防止す
ることができるものと考えられる。
【0027】更に、Bピクチャについても、発生情報量
にバラツキがある。これは、Bピクチャの元の画像の特
性(例えば、頻繁なシーンチェンジ等のように、前後の
フレーム画像と相関性が無い場合、発生情報量は相関性
が有る場合に比べて、発生情報量が多い)やバッファの
占有率等により生じる。
【0028】よって、Bピクチャについても、その発生
情報量に応じて、第2符号化データの符号化情報を制御
するのが再生画像の画質向上の観点からは望ましいもの
と考えられる。即ち、発生情報量の大きなBピクチャ
は、発生情報量の小さなBピクチャよりも第2符号化デ
ータの発生情報量を多くする。
【0029】符号化制御部34は、再生画質を劣化させ
ないように上記観点から符号化情報量の制御等を行うも
のであり、予測タイプ・発生情報量入力部35、復号デ
ータ読み出し部36、予測タイプ決定部37及び新ピク
チャ量算出部38を有する。予測タイプ・発生情報量入
力部35は、可変長復号部22から第1符号化データの
予測タイプと発生情報量を入力するものである。
【0030】復号データ読み出し部36は、新ピクチャ
量算出部38からの新ピクチャ量の出力と符号化部40
の符号化との同期を取りながら、復号画像の時間順序に
従って、フレームメモリ33から第1符号化データの復
号画像を読み出すものである。予測タイプ決定部37
は、第2符号化データをIピクチャ又はPピクチャのい
ずれで予測するかを決定するものであり、一定のピクチ
ャ間隔(例えば、15ピクチャ)毎に、Iピクチャで予
測するものとする。
【0031】新ピクチャ量算出部38は、第1符号化デ
ータの予測タイプ(I,P,Bピクチャ)と発生情報量
と後述する仮ピクチャ情報量Lとから、予測タイプ毎
に、以下に示す新ピクチャ情報量を算出するものであ
る。
【0032】予測タイプがIピクチャならば、L×αI
(αI >1)、PピクチャならばL×αP (αI >αP
>1)、BピクチャならばL×αB (αB <1)を新ピ
クチャ情報量とする。ここで、αI ,αP は定数とし、
αB はBピクチャの発生情報量が大きければ大きな値と
する。
【0033】符号化部40は、動きベクトル検出部4
2、動き補償部44、減算器46、DCT部48、量子
化部50、逆量子化部52、逆DCT部54、加算器5
6、フレームメモリ58、可変長符号化部60、仮ピク
チャ情報量算出部62及び量子化パラメータ算出部64
を有する。
【0034】動きベクトル検出部42は、Pピクチャで
第2符号化を行う場合は、現復号画像とフレームメモリ
58に格納された直前の復号画像とを比較して、ブロッ
クマッチング法等により、動きベクトル情報を求めるも
のである。
【0035】動き補償部44は、第2符号化データの予
測タイプと直前の復号画像を動きベクトル情報に従って
動き補償をするものである。減算器46は、現画像と動
き補償部44の出力画像との差分を求めて、予測誤差信
号を出力するものである。
【0036】DCT部48は、予測誤差信号に対して、
8×8のブロック毎に、2次元離散コサイン変換係数を
求めるものである。量子化部50は、離散コサイン変換
係数を第1量子化パラメータに従った量子化係数で割り
算をして、量子化をした後、量子化制御部66により制
御される第2量子化パラメータに従った量子化係数で割
り算して、量子化をするものである。第1量子化パラメ
ータと第2量子化パラメータに従って、量子化を行うの
は、バッファ68がオーバフローしないようにフィード
バック制御するためである。
【0037】逆量子化部52は、逆量子化処理を行うも
のである。逆DCT部54は、逆DCT処理を行うもの
である。加算器56は、逆DCT部54の出力の予測誤
差信号と動き補償部44の出力画像とを加算するもので
ある。逆量子化部52、逆DCT部54及び加算器56
は、ローカルデコード部である。フレームメモリ58
は、ローカルデコード画像を格納するメモリである。ロ
ーカルデコードをするのは、予測誤差を小さくするため
である。
【0038】可変長符号化部60は、量子化部50より
量子化された画像を可変長符号化を行い、第1量子化パ
ラメータによる量子化データの可変長符号化データにつ
いては、その符号化データ長(符号化情報)を量子化制
御部66に出力し、第2量子化パラメータによる量子化
データの可変長符号化データは、バッファメモリ68に
格納するものである。
【0039】仮ピクチャ情報量算出部62は、バッファ
68への書き込み速度(符号化速度)、バッファ68の
容量及びバッファ68の読み出し速度等よりバッファ6
8がオーバーフローしない占有率における符号化データ
長L(以下、仮ピクチャ情報量)を算出するものであ
る。
【0040】量子化パラメータ算出部64は、各ピクチ
ャ情報量に対応する量子化パラメータをテーブルに記憶
しておき、符号化制御部34から出力される新ピクチャ
情報量に対応する量子化パラメータを算出するものであ
る。ここで、量子化パラメータとは、ブロックの画素毎
に予め決められている量子化係数にかける定数をコード
化したもの(量子化コード)をいう。
【0041】量子化制御部66は、可変長符号化部60
から入力した符号化情報からバッファ68の占有率が上
限を越えないように、第2量子化パラメータを量子化部
50に出力するものである。バッファ68は、第2符号
化データを格納するFIFOメモリである。
【0042】以下、図2の動画像再符号化装置の動作説
明をする。 (a) 復号 動画像再符号化装置は、MPEG−2のMP@ML等の
後方向予測もしくは両方向予測を用いたBピクチャを含
んだ第1符号化データを図示しないネットワークを通し
て、受信する。可変長復号部22は、第1符号化データ
を可変長復号して、復号したデータを逆量子化部24に
出力すると共に、ピクチャヘッダ部からI,P,Bピク
チャの予測タイプと発生情報量とを取り出して、符号化
制御部33に出力する。
【0043】逆量子化部24は、逆量子化処理を行う。
逆DCT部26は、逆DCT処理を行う。動き補償部3
2は、フレームメモリ30に格納した参照画像に対し
て、動きベクトル情報から動き補償を行う。尚、Iピク
チャの場合は、零を出力する。加算器28は、逆DCT
部26からの予測誤差信号と動き補償部32の出力画像
とを加算して、復号データを符号化部40に出力すると
共に、フレームメモリ30に格納する。
【0044】(b) 第2符号化制御 符号化部40中の仮ピクチャ情報量算出部62は、仮ピ
クチャ情報量Lを算出して、符号化制御部33に出力す
る。符号化制御部34中の予測タイプ・発生情報量入力
部35は、予測タイプ及び発生情報量を入力して、メモ
リ等に格納する。
【0045】復号データ読み出し部36は、新ピチクャ
情報量の出力に同期して、フレームメモリ33から復号
画像を正しい並びの順に読み出す。予測タイプ決定部3
7は、一定の時間間隔毎にIピクチャで第2符号化デー
タを生成するようにIピクチャ又はPピクチャのいずれ
かの予測タイプを復号画像毎に決定する。
【0046】新ピクチャ量算出部38は、予測タイプが
Iピクチャならば仮ピクチャ情報量L×αI (αI
1)、Pピクチャならば仮ピクチャ情報量L×αP (α
I >α P >1)、Bピクチャならば仮ピクチャ情報量L
×αB (αB <1)を求め、新ピクチャ情報量として、
量子化パラメータ算出部64に出力する。但し、αI
αP は定数である。αB は、基準となる一定の発生情報
量と比較して、Bピクチャの発生情報量が大きければ大
きな値とする。
【0047】(c) 第2符号化 動きベクトル検出部42は、Pピクチャで第2符号化を
行う場合は、現画像と直前の画像と比較して、動きベク
トル情報を算出する。動き補償部44は、Iピクチャで
第2符号化を行う時は、零を出力し、Pピクチャで第2
符号化を行う場合は、動きベクトルに従い、直前のロー
カルデコード画像に対して、動き補償を行う。減算器4
6は、現復号画像と動き補償部された画像との差分画像
を求め、予測誤差信号を出力する。DCT部48は、予
測誤差信号に対してDCT処理を行う。
【0048】量子化パラメータ算出部64は、テーブル
を参照して、新ピクチャ情報量に対応する量子化コード
を求めて、第1量子化パラメータとして量子化部50に
出力する。この量子化コードは、対応する第1符号化デ
ータがIピクチャの時が最も小さく、次にPピクチャが
小さく、Bピクチャが最も大きくなる。その上、Bピク
チャの発生情報量が大きいと、量子化コードは逆に小さ
くなる。
【0049】量子化部50は、量子化テーブルを参照し
て、離散コサイン変換係数に対応する量子化係数を求
め、離散コサイン変換係数をこの量子化係数に仮量子化
コードを掛けた量子化係数で割って量子化を行う。可変
長符号化部60は、仮可変長符号化をして、符号化情報
を量子化制御部66に出力する。
【0050】ここで、この符号化情報量と新ピクチャ情
報量との差分のピクチャ情報量を次にI,P,Bピクチ
ャの復号画像を符号化する場合にフィードバックしても
よい。例えば、符号化情報量の方が新ピクチャ情報量よ
りも少ない場合は、次回の符号化において、この差分情
報量を加えたピクチャ情報量を仮ピクチャ情報量として
もよい。
【0051】量子化制御部66は、可変長符号化部60
から入力した符号化情報からバッファ68の占有率が上
限を越えないように、第2量子化パラメータを出力す
る。量子化部50は、量子化テーブルを参照して、離散
コサイン変換係数に対応する量子化係数と第2量子化パ
ラメータを用いて再度量子化を行う。可変長符号化部6
0は、量子化部50の量子化データを可変長符号化し
て、第2符号化データをバッファ68に出力する。バッ
ファ68に出力された第2符号化データは、一定の速度
で読み出されて、通信回線等に送信される。
【0052】図3は、図2の動画像再符号化装置の効果
説明図であり、縦軸は符号化データの情報量、横軸は時
間、一点鎖線は第1符号化データ、破線は第2符号化デ
ータの情報量の改善の無い場合の第2符号化データ、実
線は本実施形態による第2符号化データの情報量の改善
の有り場合の第2符号化データを示す。
【0053】この図に示すように、本実施形態による第
2符号化データの情報量は、第1符号化データの情報量
に応じて、Iピクチャの復号画像の第2符号化データの
情報量>Pピクチャの復号画像の第2符号化データの情
報量>Bピクチャの復号画像の第2符号化データの情報
量であり、第1符号化データの情報量に応じた情報量と
なっている。しかも、Bピクチャの復号画像の第2符号
化データは、Bピクチャの発生情報量に応じた符号化情
報量となっている。このため、第2符号化データの再生
画像の画質を劣化させずに、効率的な符号化を行うこと
ができる。
【0054】第2実施形態 図4は、本発明の第2実施形態による動画像再符号化装
置の構成図であり、図2中の構成要素と実質的に同一の
要素には同一の符号を附している。
【0055】第2実施形態の動画像再符号化装置が図2
の動画像再符号化装置と異なる点は、第1符号化データ
の復号画像をスキップして第2符号化データに符号化す
る場合に、スキップ対象の復号画像が優先的にBピクチ
ャの復号画像となるように制御するようにしたことであ
る。ここで、第1符号化データの復号画像のスキップ
は、高速回線から低速回線に中継する場合や記録媒体に
蓄積する場合等において行う。
【0056】この動画像再符号化装置は、後方向予測も
しくは両方向予測を用いたBピクチャを含んだ第1符号
化データからピクチャ内符号化もしくは前方向予測を用
いたピクチャのみの第2符号化データへの変換を第1符
号化データの復号画像をスキップして行う変換装置であ
り、復号部20、符号化制御部70、符号化部76、量
子化制御部66及びバッファ68を具備する。復号部2
0は、第1実施形態と同様なので説明を省略する。
【0057】符号化制御部70は、ピクチャのスキップ
を制御等するものであり、予測タイプ入力部72、復号
データ読み出し部73、予測タイプ決定部37及びピク
チャスキップ制御部74を有する。予測タイプ入力部7
2は、可変長復号部22から第1符号化データの予測タ
イプを入力するものである。
【0058】復号データ読み出し部73は、ピクチャス
キップ制御部74の指示に従って、復号画像の時間順序
で、フレームメモリ33から第1符号化データの復号画
像を読み出すものである。予測タイプ決定部37は、第
2符号化データをIピクチャ又はPピクチャのいずれで
予測するかを決定するものであり、一定のピクチャ間隔
(例えば、15ピクチャ)毎に、Iピクチャで予測する
ものとする。
【0059】ピクチャスキップ制御部74は、フレーム
間隔がn1 秒である第1符号化データをフレーム間隔が
2 秒( n2 >n1 )である第2符号化データに変換す
る場合等において、Bピクチャの復号画像を優先的にス
キップ対象とすると共に、スキップ対象の復号画像のフ
レームメモリ33からの読み出しをしないように復号デ
ータ読み出し部73を制御するものである。
【0060】スキップ対象の復号画像をBピクチャとす
るのは、BピクチャよりもIピクチャやPピクチャの第
1符号化データの方が情報量が多く、画質が良いので、
IピクチャやPピクチャを優先的に符号化して再生画質
を劣化させずに、効率的な符号化を行うためである。
【0061】符号化部76は、図2中の符号化部40か
ら仮量子化パラメータ算出部62及び量子化パラメータ
算出部64を除いたこと、量子化部78がシステムで予
め決められた仮量子化パラメータで量子化することが図
2の符号化部40と異なり、動きベクトル検出部42等
の他の要素は符号化部40の要素と実質的に同一なので
説明を省略する。量子化制御部66及びバッファ68
は、第1実施形態と実施的に同一なので説明を省略す
る。
【0062】以下、図4の第2実施形態による動画像再
符号化装置の動作説明をする。 (a) 復号 復号部20は、第1実施形態と同様にして、MP@ML
等の後方向予測もしくは両方向予測を用いたBピクチャ
を含み、n1 秒間隔の動画像を符号化した第1符号化デ
ータを図示しないネットワークを通して受信して、復号
し、復号データをフレームメモリ33に格納すると共
に、第1符号化データの予測タイプを符号化制御部70
に出力する。
【0063】(b) 第2符号化制御 符号化制御部70中の予測タイプ入力部72は、第1符
号化データの予測タイプ(I,P,Bピクチャ)を入力
して、メモリ等に格納する。ピクチャスキップ制御部7
4は、最初の第1符号化データはIピクチャなので、ス
キップ対象外ととする。ピクチャスキップ制御部74
は、第1符号化データのフレーム間隔n1秒と第2符号
化データのフレーム間隔n2 と第1符号化データの復号
画像の並び等から、次にピクチャスキップしない復号画
像の候補を求める。
【0064】ピクチャスキップ制御部74は、ピクチャ
スキップ対象外の候補がIピクチャ又はPピクチャの復
号画像であれば、該復号画像をピクチャスキップ対象外
と決定すると共に、該復号画像と直前のピクチャ対象外
と決定した復号画像とに挟まれる復号画像はピクチャス
キップ対象と決定して、フレームメモリ33から読み出
さないように復号データ読み出し部73を制御する。
【0065】ピクチャスキップ制御部74は、ピクチャ
対象外の候補がBピクチャの復号画像であれば、該復号
画像に後続する一定範囲内の復号画像とピクチャ対象外
と決定した直前の復号画像との間に挟まれるIピクチャ
又はPピクチャが有れば、その1つをピクチャ対象外と
決定して、ピクチャ対象外の候補の復号画像と直前のピ
クチャ対象外と決定した復号画像とに挟まれる復号画像
はピクチャスキップ対象と決定して、フレームメモリ3
3から読み出さないように復号データ読み出し部73を
制御する。
【0066】ピクチャスキップ制御部74は、復号デー
タ読み出し部73にフレームメモリ33からピクチャス
キップ対象外とした復号画像の読み出しを指示すると共
に、予測タイプ決定部37に該復号画像の予測タイプの
決定をするように指示する。
【0067】復号データ読み出し部73は、ピクチャス
キップ制御部74の指示に従って、フレームメモリ33
から復号画像の読み出しを行う。予測タイプ決定部37
は、ピクチャスキップ制御部74の制御により符号化対
象となった復号画像の予測タイプ(例えば、一定の枚数
のピクチャ間隔でIピクチャとする)を決定する。
【0068】(c) 第2符号化 ピクチャスキップ対象外の復号画像は、フレームメモリ
33から復号データ読み出し部73により読み出され
る。読み出された復号画像は、予測タイプ決定部37に
よる予測タイプに従って、動きベクトル検出部42、減
算器46、DCT部48、量子化部50及び可変長符号
化部60により順次処理が施される。
【0069】量子化制御部66により符号化長が制御さ
れ、量子化部50、可変長符号化部60により再量子
化、再可変長符号化がなされて、第2符号化データがバ
ッファ68に格納される。バッファ68に格納された第
2符号化データは、一定の速度で読み出されて、通信回
線や蓄積媒体等に送出される。
【0070】説明した第2実施形態によれば、ピクチャ
スキップ対象となるピクチャを優先的にBピクチャの第
1符号化データを復号したピクチャとなるように制御す
るので、再生画質を劣化させずに、効率的な符号化を行
うことができる。
【0071】第3実施形態 図5は、本発明の第3実施形態による動画像再符号化装
置の構成図であり、図4中の構成要素と実質的に同一の
要素には同一の符号を附している。
【0072】第3実施形態の動画像再符号化装置が図4
の動画像再符号化装置と異なる点は、第1符号化データ
のフレーム画像をリフレッュする場合に、リフレッシュ
対象のピクチャが優先的にIピクチャやPピクチャの第
1符号化データの復号画像となるよう制御するようにし
たことである。
【0073】ここで、リフレッシュとは、エラー発生時
の復帰や予測誤差の累積による画質劣化を防止するため
に、一定のピクチャの間隔毎に、ピクチャ単位、分割し
たピクチャ内のブロック又は複数のブロック単位に、他
のフレームを予測値として用いずにフレーム内でのみ符
号化を行うことをいう。
【0074】この動画像再符号化装置は、後方向予測も
しくは両方向予測を用いたBピクチャを含んだ第1符号
化データからピクチャ内符号化もしくは前方向予測を用
いたピクチャのみの第2符号化データに、リフレッシュ
を行いながら変換をする変換装置であり、復号部20、
符号化制御部80、符号化部76、量子化制御部66及
びバッファ68を具備する。復号部20、符号化部7
6、量子化制御部66及びバッファ68は、第2実施形
態と同様なので説明を省略する。
【0075】符号化制御部80は、復号画像の読み出
し、予測タイプの決定及びピクチャのリフレッシュの制
御を行うものであり、予測タイプ入力部72、復号デー
タ読み出し部36及びリフレッシュ制御部82を有す
る。
【0076】予測タイプ入力部72は、可変長復号部2
2から第1符号化データの予測タイプを入力するもので
ある。復号データ読み出し部36は、リフレッシュ制御
部82の指示に従って、フレームメモリ33から復号画
像の読み出しを行うものである。リフレッシュ制御部8
2は、一定のピクチャの間隔毎に、ピクチャ単位、分割
したピクチャ内のブロック又は複数のブロック単位に、
リフレッシュする際に、リフレッシュ対象のピクチャや
ブロックが優先的にIピクチャやPピクチャの復号画像
となるように復号画像を第2符号化データに再符号化す
る時の予測タイプを決定するものである。
【0077】リフレッシュ対象の復号画像を優先的にI
ピクチャやPピクチャとするのは、BピクチャよりもI
ピクチャやPピクチャの第1符号化データが発生情報量
が多く、画質が良いので、IピクチャやPピクチャに対
応する復号画像で優先的に符号化をして再生画質を劣化
させずに、効率的な符号化を行うためである。
【0078】符号化部76は、符号化制御部80により
指定された予測タイプで復号画像を第2符号化データに
符号化を行うものであり、図4中の符号化部76と実質
的に同一なので説明を省略する。量子化制御部66及び
バッファ68は、図4中の量子化制御部66及びバッフ
ァ68と実質的に同一なので説明を省略する。
【0079】以下、図5の第3実施形態による動画像再
符号化装置の動作説明をする。 (a) 復号 復号部20は、第1実施形態と同様にして、MPEG−
2のMP@ML等の後方向予測もしくは両方向予測を用
いたBピクチャを含んだ第1符号化データを図示しない
ネットワークを通して、受信する。復号部22は、第1
符号化データを復号して、復号画像をフレームメモリ3
3に格納すると共に、第1符号化データの予測タイプを
符号化制御部80に出力する。
【0080】(b) 第2符号化制御 符号化制御部80中の予測タイプ入力部72は、予測タ
イプ(I,P,Bピクチャ)を入力して、メモリ等に格
納する。リフレッシュ制御部82は、最初の第1符号化
データはIピクチャであるので、最初の復号画像の予測
タイプをIピクチャとする。
【0081】リフレッシュ制御部82は、第2符号化デ
ータをリフレッシュするフレーム間隔から次にリフレッ
シュ対象の候補となる復号画像を決定する。尚、ブロッ
ク毎にリフレッシュする場合は、リフレッシュ対象のブ
ロックを決定する。
【0082】リフレッシュ制御部82は、リフレッシュ
対象の候補の復号画像がIピクチャ又はPピクチャの第
2符号化データを復号したものであれば、リフレッシュ
対象の候補の復号画像(ピクチャ単位、ブロック単位又
は複数のブロック単位)をリフレッシュ対象として決定
する。
【0083】リフレッシュ制御部82は、リフレッシュ
対象の候補の復号画像がBピクチャを復号したものであ
れば、該候補と時間的に近い一定範囲内の復号画像の中
で、Iピクチャ又はPピクチャの復号画像が有れば、そ
の1つの復号画像をリフレッシュ対象と決定して、リフ
レッシュ対象の候補とした復号画像を含めて、リフレッ
シュ対象とした該復号画像と前回のリフレッシュ対象の
復号画像との間に挟まれる復号画像の予測タイプをPピ
クチャとする。
【0084】リフレッシュ制御部82は、リフレッシュ
対象の候補の復号画像がBピクチャを復号したものであ
れば、該候補と時間的に近い一定範囲内の復号画像の中
で、Iピクチャ又はPピクチャの復号画像が無ければ、
リフレッシュ対象の該候補をリフレッシュ対象と決定し
て、該復号画像と前回のリフレッシュ対象の復号画像と
の間に挟まれる復号画像の予測タイプをPピクチャとす
る。
【0085】リフレッシュ制御部82は、フレームメモ
リ33から正しい時間順に従って、復号データ読み出し
部36に復号画像の読み出しを指示すると共に、該復号
画像を符号化する予測タイプを符号化部76に出力す
る。復号データ読み出し部36は、リフレッシュ制御部
82の指示に従って、フレームメモリ33から復号画像
の読み出しを行う。
【0086】(c) 第2符号化 復号画像は、フレームメモリ33から復号データ読み出
し部73により読み出される。読み出された復号画像
は、符号化制御部80から出力される予測タイプに従っ
て、動きベクトル検出部42、動き補償部44、減算器
46、DCT部48、量子化部50及び可変長符号化部
60により順次処理が施される。
【0087】量子化制御部66により符号化長が制御さ
れ、量子化部50、可変長符号化部60により再量子
化、再可変長符号化がなされて、第2符号化データがバ
ッファ68に格納される。バッファ68に格納された第
2符号化データは、一定の速度で読み出されて、通信回
線や蓄積媒体等に送出される。
【0088】説明した第3実施形態によれば、リフレッ
シュ対象となるピクチャが優先的にIピクチャ又はPピ
クチャの復号画像となるように制御するので、再生画質
を劣化させずに、効率的な符号化を行うことができる。
【0089】第4実施形態 図6は、本発明の第4実施形態による動画像再符号化装
置の構成図であり、図2中の構成要素と実質的に同一の
要素には同一の符号を附している。
【0090】第4実施形態の動画像再符号化装置が図2
の動画像再符号化装置と異なる点は、PピクチャやBピ
クチャを復号した復号画像をIピクチャで第2符号化を
する場合に、PピクチャやBピクチャを復号した復号画
像をPピクチャで第2符号化をする場合よりも情報量が
より多くなるように制御するようにしたことである。
【0091】第2符号化データのIピクチャの情報量が
Pピクチャの情報量よりも多くなるようにしているの
は、Iピクチャは、前方向予測を行う場合に、参照画像
の元の画像となるものであり、予測誤差の累積を小さく
して、画質を向上させるためである。
【0092】この動画像再符号化装置は、後方向予測も
しくは両方向予測を用いたBピクチャを含んだ第1符号
化データからピクチャ内符号化もしくは前方向予測を用
いたピクチャのみの第2符号化データへの変換を行う変
換装置であり、復号部20、符号化制御部90、符号化
部40、量子化制御部66及びバッファ68を具備す
る。復号部20、符号化部40、量子化制御部66及び
バッファ68は、第1実施形態と実質的に同一なので説
明を省略する。
【0093】符号化制御部90は、復号画像の読み出
し、第2符号化データの予測タイプの決定、第2符号化
データの情報量を第1符号化データの予測タイプ、発生
情報量及び第2符号化データの予測タイプに応じて制御
をするものであり、予測タイプ・発生情報量入力部3
5、復号データ読み出し部36、予測タイプ決定部37
及び新ピクチャ量算出部92を有する。
【0094】予測タイプ・発生情報量入力部34及び復
号データ読み出し部36は、第1実施形態と実質的に同
一なので説明を省略する。予測タイプ決定部91は、一
定のフレーム間隔、例えば、15ピクチャ毎に、第2符
号化データがIピクチャとなるように制御するものであ
る。
【0095】新ピクチャ情報量算出部92は、第1符号
化データの予測タイプがPピクチャ又はBピクチャであ
り、且つ、第2符号化データの予測タイプがIピクチャ
ならば、仮ピクチャ情報量で量子化する場合よりも情報
量が多くなるように制御し、第1符号化データの予測タ
イプがPピクチャ又はBピクチャであり、且つ、第2符
号化データの予測タイプがPピクチャならば、仮ピクチ
ャ情報量で量子化する場合よりも情報量が少なくなるよ
うに、PピクチャやBピクチャの発生情報量に応じて、
新ピクチャ情報量を算出するものである。
【0096】以下、図6の第4実施形態による動画像再
符号化装置の動作説明をする。 (a) 復号 復号部20は、第1実施形態と同様にして、MPEG−
2のMP@ML等の後方向予測もしくは両方向予測を用
いたBピクチャを含む第1符号化データを図示しないネ
ットワークを通して、受信して、復号して復号画像をフ
レームメモリ33に格納すると共に、第1符号化データ
の予測タイプ及び発生情報量を符号化制御部90に出力
する。
【0097】(b) 第2符号化制御 符号化部40中の仮ピクチャ情報量算出部62は、第1
符号化データの予測タイプI,P,Bピクチャ毎に、仮
ピクチャ情報量LI ,LP ,LB を算出して、符号化制
御部90に出力する。符号化制御部90中の予測タイプ
・発生情報量入力部35は、予測タイプ及び発生情報量
を入力して、メモリ等に格納する。
【0098】新ピクチャ量算出部92は、仮ピクチャ情
報量算出部62から仮ピクチャ情報量LI ,LP ,LB
を入力して、以下のように新ピクチャ情報量を決定す
る。 (b1) 第2符号化データの予測タイプがIピクチャ
であり、対応する第1符号化データの予測タイプがIピ
クチャの時は、仮ピクチャ情報量LI を新ピクチャ情報
量として出力する。
【0099】(b2) 第2符号化データの予測タイプ
がIピクチャであり、対応する第1符号化データの予測
タイプがPピクチャ又はBピクチャの時は、発生情報量
の多いピクチャはより情報量を多く持つようにパラメー
タαP (αP ≧1)、αL (αL ≧1)を決定して、α
P ×LP 又はαB ×LB を新ピクチャ情報量として出力
する。
【0100】(b3) 第2符号化データの予測タイプ
がPピクチャであり、対応する第1符号化データの予測
タイプがPピクチャ又はBピクチャの時は、発生情報量
の多いピクチャはより情報量が多く持つようにパラメー
タαP ’(αP ’<1)、α L ’(αL ’<1)を決定
して、αP ’×LP 又はαB ’×LB を新ピクチャ情報
量として出力する。
【0101】(b4) 第2符号化データの予測タイプ
がPピクチャであり、対応する第1符号化データの予測
タイプがIピクチャの時は、パラメータαI ’(αI
≦1)を決定して、αI ’×LI を新ピクチャ情報量と
して出力する。
【0102】新ピクチャ量算出部92は、新ピクチャ情
報量の出力に同期して、該当する復号画像の読み出しを
復号データ読み出し部36に指示すると共に、予測タイ
プ決定部91に予測タイプの決定を指示する。
【0103】復号データ読み出し部36は、新ピクチャ
量算出部92の指示に従って、フレームメモリ33から
復号画像を順次読み出す。予測タイプ決定部91は、一
定の時間間隔毎にIピクチャで第2符号化データに再符
号化ように、予測タイプを復号画像毎に決定する。
【0104】(c) 第2符号化 復号画像は、フレームメモリ33から復号データ読み出
し部73により読み出される。読み出された復号画像
は、符号化制御部80から出力される予測タイプに従っ
て、動きベクトル検出部42、動き補償部44、減算器
46及びDCT部48で順次処理が施されて、DCT部
48から離散コサイン変換係数が出力される。
【0105】量子化パラメータ算出部64は、新ピクチ
ャ情報量を第1量子化パラメータに変換する。量子化部
50は、DCT部48から出力される離散コサイン変換
係数に対して、第1量子化パラメータに従って量子化処
理をする。可変長符号化部60により可変長符号化し
て、量子化制御部66で符号化量が制御する。
【0106】量子化部50及び可変長符号化部60で再
度量子化、符号化を行い、第2符号化データをバッファ
68に格納する。バッファ68に出力された第2符号化
データは、一定の速度で読み出されて、通信回線や記憶
媒体等に送信される。
【0107】説明した第4実施形態によれば、Iピクチ
ャの第2符号化データは、Pピクチャの第2符号化デー
タよりも情報量を多く持つようにしたので、参照画像の
元となる画像の画質を向上させることができ、再生画質
を劣化させずに、効率的な符号化を行うことができる。
【0108】第5実施形態 図7は、本発明の第5実施形態による動画像再符号化装
置の構成図であり、図5中の構成要素と実質的に同一の
要素には同一の符号を附している。
【0109】第5実施形態の動画像再符号化装置が図5
の動画像再符号化装置と異なる点は、シーンチェンジの
フレーム画像については、Iピクチャで第2符号化を行
うようにしたことである。これは、シーンチェンジのあ
ったフレーム画像については、直前のフレーム画像と相
関性が小さいので、Iピクチャで第2符号化を行うこと
により、画質を向上させるためである。
【0110】この動画像再符号化装置は、後方向予測も
しくは両方向予測を用いたBピクチャを含んだ第1符号
化データからピクチャ内符号化もしくは前方向予測を用
いたピクチャのみの第2符号化データへの変換を行う変
換装置であり、復号部20、符号化制御部100、符号
化部76、量子化制御部66及びバッファ68を具備す
る。復号部20、符号化部76、量子化制御部66及び
バッファ68は、第3実施形態と同様なので説明を省略
する。
【0111】符号化制御部100は、復号画像の読み出
し、シーンチャンジの検出及び第2符号化データの予測
タイプの制御をするものであり、予測タイプ入力部7
2、復号データ読み出し部36、シーンチェンジ検出部
102及び予測タイプ決定部104を有する。
【0112】予測タイプ入力部72、復号データ読み出
し部36は、第3実施形態と同様なので説明を省略す
る。シーンチェンジ検出部102は、現復号画像がシー
ンチェンジのあったか否かを判別するものである。シー
ンチェンジの検出は、例えば、画素情報(現復号画像の
画素情報が前復号画像の画素情報と全く異なる場合にシ
ーンチェンジであるとする)や動きベクトル情報(動き
ベクトル情報が直前までと全く異なる場合にシーンチェ
ンジであるとする)等により検出する。本実施形態で
は、動きベクトル情報によりシーンチェンジを検出する
ものとする。
【0113】予測タイプ決定部104は、一定間隔毎
に、予測タイプをIピクチャとなるように予測タイプを
決め、シーンチェンジのあった復号画像の予測タイプが
Pピクチャであれば、Iピクチャに予測タイプを変更す
るものである。
【0114】以下、図7の第5実施形態による動画像再
符号化装置の動作説明をする。 (a) 復号 復号部20は、第1実施形態と同様にして、MPEG−
2のMP@ML等の後方向予測もしくは両方向予測を用
いたBピクチャを含む第1符号化データを図示しないネ
ットワークを通して、受信して、復号して復号画像をフ
レームメモリ33に格納すると共に、第1符号化データ
の予測タイプを符号化制御部90に出力する。
【0115】(b) 第2符号化制御 復号データ読み出し部36は、フレームメモリ33に格
納された復号画像を読み出す。動きベクトル検出部42
は、現復号画像と直前の復号画像とをブロックマッチン
グ法等により比較して、動きベクトル情報を算出して、
符号化制御部100及び動き補償部44に出力する。
【0116】予測タイプ入力部72は、可変長復号部2
2より予測タイプを入力して、メモリ等に格納する。シ
ーンチェンジ検出部102は、現復号画像の動きベクト
ル情報と直前の復号画像の動きベクトル情報とを比較し
て、現復号画像の動きベクトル情報に閾値を越える変動
が有れば、現フレームがシーンチェンジであると判断
し、そうでなければ、現復号画像がシーンチェンジで無
いと判断する。
【0117】予測タイプ決定部104は、一定間隔毎
に、予測タイプをIピクチャとなるように第2符号化デ
ータの予測タイプを決める。予測タイプをIピクチャと
決定した場合は、予測タイプを変更せずに予測タイプを
Iピクチャのままとする。予測タイプをPピクチャと決
定した場合は、シーンチェンジのあった復号画像につい
ては、予測タイプをIピクチャに変更し、シーンチェン
ジのあった復号画像については、予測タイプをPピクチ
ャのままとする。
【0118】(c) 第2符号化 動き補償部44は、動きベクトル情報と第2符号化デー
タの予測タイプに従って、予測タイプがIピクチャであ
れば、零を出力し、予測タイプがPピクチャであれば、
フレームメモリ58から前ローカルデコード画像をリー
ドして、動き補償をする。減算器46で現復号画像と動
き補償部44の出力との差分を取り、予測誤差を算出す
る。DCT部48は、DCT処理を行う。
【0119】量子化部50は、予測タイプがIピクチャ
の方がPピクチャよりも情報量が多くなるような量子化
パラメータに従って量子化処理を行う。可変長符号化部
60により可変長符号化して、量子化制御部66で符号
化量が制御する。
【0120】量子化部50及び可変長符号化部60で再
度量子化、符号化を行い、第2符号化データをバッファ
68に格納する。バッファ68に出力された第2符号化
データは、一定の速度で読み出されて、通信回線や記憶
媒体等に送信される。
【0121】説明した第5実施形態によれば、シーンチ
ェンジのフレーム画像はIピクチャで第2符号化をする
ようにしたので、シーンチェンジの第2符号化データに
情報量を多く持たせることができ、再生画質を劣化させ
ずに、効率的な符号化を行うことができる。
【0122】第6実施形態 図8は、本発明の第6実施形態による動画像再符号化装
置の構成図であり、図2中の構成要素と実質的に同一の
要素には同一の符号を附している。
【0123】第6実施形態の動画像再符号化装置が図2
の動画像再符号化装置と異なる点は、第1符号化データ
のIピクチャの発生情報量に対するPピクチャやBピク
チャの第1符号化データの発生情報量の比率に従って、
Bピクチャの第1符号化データを第2符号化データに符
号化する時のピクチャ情報量を決定するようにしたこと
である。
【0124】PピクチャやBピクチャの第1符号化デー
タについて、直前や直後のフレームと相関性の少ないフ
レーム画像等は、相関性の大きなPピクチャやBピクチ
ャの第1符号化データよりも情報量が多い。情報量のよ
り多いPピクチャやBピクチャの第1符号化データは、
情報量の少ないPピクチャやBピクチャよりも第2符号
化データに情報量を多く持たせることが画質の向上に寄
与すると考えられるからである。Iピクチャの発生情報
量との比率を取るのは、Iピクチャはピクチャ内予測で
あり、持つ情報量にバラツキが少ないと考えられるから
である。
【0125】この動画像再符号化装置は、後方向予測も
しくは両方向予測を用いたBピクチャを含んだ第1符号
化データからピクチャ内符号化もしくは前方向予測を用
いたピクチャのみの第2符号化データへの変換を行う変
換装置であり、復号部20、符号化制御部110、符号
化部40、量子化制御部66及びバッファ68を具備す
る。復号部20、符号化部40、量子化制御部66及び
バッファ68は、第1実施形態と同様なので説明を省略
する。
【0126】符号化制御部110は、復号画像の読み出
しの制御、第2符号化の予測タイプの決定、第1符号化
データの予測タイプと発生情報量の比率に応じて、新ピ
クチャ情報量を決定するものであり、予測タイプ・発生
情報量入力部32、復号データ読み出し部36、予測タ
イプ決定部37、ピクチャ情報量比率算出部112及び
新ピクチャ量算出部114を有する。
【0127】予測タイプ・発生情報量入力部35、復号
データ読み出し部36及び予測タイプ決定部37は、第
2実施形態と同様なので説明を省略する。ピクチャ情報
量比率算出部112は、Iピクチャの発生情報量に対す
るPピクチャの発生情報量の比率RP 及びBピクチャの
発生情報量の比率RB を算出するものである。
【0128】Iピクチャの発生情報量とは、Pピクチャ
又はBピクチャの直前のIピクチャの復号画像に含まれ
る全ての第1符号化データの発生情報量の平均値又は同
一ブロックの第1符号化データの発生情報量をいう。
【0129】新ピクチャ量算出部114は、第2符号化
データの予測タイプ、比率RP 、R B 及び予測タイプ毎
の仮ピクチャ情報量LI 、LP 、LB から新ピクチャ情
報量を以下のように決定するものである。
【0130】第1符号化データの予測タイプがIピクチ
ャであれば、新ピクチャ情報量=仮ピクチャ情報量
I 、第1符号化データの予測タイプがPピクチャであ
れば、新ピクチャ情報量=仮ピクチャ情報量LP ×RP
×αP (αP は定数)、第1符号化データの予測タイプ
がBピクチャであれば、新ピクチャ情報量=仮ピクチャ
情報量LB ×RB ×αB (αB は定数)とする。
【0131】以下、図8の第6実施形態による動画像再
符号化装置の動作説明をする。 (a) 復号 復号部20は、第1実施形態と同様にして、MPEG−
2のMP@ML等の後方向予測もしくは両方向予測を用
いたBピクチャを含む第1符号化データを図示しないネ
ットワークを通して、受信して、復号して復号画像をフ
レームメモリ33に格納すると共に、第1符号化データ
の予測タイプ・発生情報量を符号化制御部110に出力
する。
【0132】(b) 第2符号化制御 予測タイプ・発生情報量入力部35は、可変長復号部2
2より予測タイプ及び発生情報量を入力し、予測タイプ
がIピクチャならば、Iピクチャに対して、ピクチャ単
位又はブロック単位に設けた該当するメモリ領域に発生
情報量を格納する。尚、ピクチャ単位の場合であれば、
直前の1つのIピクチャのブロックの第1符号化データ
の発生情報量の平均値を格納する。
【0133】予測タイプ決定部37は、一定間隔のフレ
ーム毎に、第2符号化データの予測タイプがIピクチャ
となるように予測タイプを決定する。ピクチャ比率算出
部112は、第1符号化データの予測タイプがPピクチ
ャ又はBピクチャならば、Iピクチャの発生情報量(ブ
ロック単位の場合は、対応するブロックの発生情報量)
に対するそのピクチャの発生情報量の比率RP 又はR B
を算出して、メモリに格納する。
【0134】新ピクチャ量算出部114は、第2符号化
データの予測タイプがIピクチャであれば、新ピクチャ
情報量=仮ピクチャ情報量LI 、第1符号化データの予
測タイプがPピクチャであれば、新ピクチャ情報量=仮
ピクチャ情報量LP ×RP ×αP (αP は定数)、第1
符号化データの予測タイプがBピクチャであれば、新ピ
クチャ情報量=仮ピクチャ情報量LB ×RB ×αB (α
B は定数)とすると共に、復号データ読み出し部36に
該当する復号画像の読み出しを指示する。復号データ読
み出し部36は、新ピクチャ量算出部114の指示に従
って、フレームメモリ33から復号画像の読み出しを行
う。
【0135】(c) 第2符号化 量子化パラメータ算出部64は、新ピクチャ情報量を入
力して、テーブルを参照して、新ピクチャ情報量に対応
する第1量子化パラメータを算出する。動きベクトル検
出部42、動き補償部44、減算器46及びDCT部4
8により、予測誤差信号のDCT処理をする。
【0136】量子化部50は、第1量子化パラメータに
従って、量子化をする。可変長符号化部60は、可変長
符号化をして、符号化情報を量子化制御部66に出力す
る。量子化制御部66は、バッファ68の占有率から第
2量子化パラメータを決定する。量子化部50は、第2
量子化パラメータに従って、量子化を行い、可変長符号
化部60は、可変長符号化を行って、バッファ68に格
納する。バッファ68に出力された第2符号化データ
は、一定の速度で読み出されて、通信回線や記憶媒体等
に送信される。
【0137】説明した第6実施形態によれば、第1符号
化データの予測タイプ及び発生情報量の比率に応じて、
ピクチャ情報量を制御するようにしたので、再生画質を
劣化させずに、効率的な符号化を行うことができる。
【0138】第7実施形態 図9は、本発明の第7実施形態による動画像再符号化装
置の構成図であり、図2中の構成要素と実質的に同一の
要素には同一の符号を附している。
【0139】第7実施形態の動画像再符号化装置が図2
の動画像再符号化装置と異なる点は、第1符号化データ
のIピクチャの量子化コードに対するPピクチャやBピ
クチャの第1符号化データの量子化コードの比率に従っ
て、Bピクチャの第1符号化データを第2符号化データ
に再符号化する時の第1量子化パラメータを決定するよ
うにしたことである。
【0140】ここで、量子化コードとは、8×8のブロ
ックに対して、予め決められた量子化係数に掛ける定数
であり、量子化コードにより発生情報量が制御される。
即ち、量子化コードが大きければ、量子化係数が大きく
なり、第1符号化データが小さくなり、発生情報量が少
なくなる。よって、量子化コードによって発生情報量を
推測することが可能であり、この量子化コードにより第
2符号化データの情報量を制御する。
【0141】この動画像再符号化装置は、後方向予測も
しくは両方向予測を用いたBピクチャを含んだ第1符号
化データからピクチャ内符号化もしくは前方向予測を用
いたピクチャのみの第2符号化データへの変換を行う変
換装置であり、復号部120、符号化制御部122、符
号化部130、量子化制御部66及びバッファ68を具
備する。
【0142】復号部120中の可変長復号部121は、
第1符号化データの予測タイプ及び量子化コードを符号
化制御部122に出力することが第1実施形態の可変長
復号部22と異なる。復号部120の他の要素は、第1
実施形態の復号部20の要素と実質的に同一なので説明
を省略する。
【0143】符号化制御部122は、復号画像の読み出
し制御、第2符号化の予測タイプの決定、第1符号化デ
ータの予測タイプと量子化コードの比率に応じて、第1
量子化パラメータを決定するものであり、予測タイプ・
量子化情報入力部124、復号データ読み出し部36、
予測タイプ決定部37、量子化情報比率算出部125及
び新量子化パラメータ量算出部126を有する。
【0144】予測タイプ・量子化情報入力部124は、
可変長復号部121より予測タイプ及び量子化コードを
入力するものである。復号データ読み出し部36及び予
測タイプ決定部37は、第1実施形態と実質的に同一な
ので説明を省略する。
【0145】量子化情報比率算出部125は、Iピクチ
ャの量子化コードに対するPピクチャの量子化コードの
比率CP 及びBピクチャの量子化コードの比率CB を算
出するものである。
【0146】新量子化パラメータ算出部126は、第1
符号化データの予測タイプ、比率C P 、CB 及び予測タ
イプ毎の仮量子化コードKI 、KP 、KB から第1量子
化パラメータ(量子化コード)を以下のように決定する
ものである。
【0147】第1符号化データの予測タイプがIピクチ
ャであれば、第1量子化コード=仮量子化コードKI
第1符号化データの予測タイプがPピクチャであれば、
第1量子化コード=仮量子化コードKP ×CP ×α
P (αP は定数)、第1符号化データの予測タイプがB
ピクチャであれば、第1量子化コード=仮量子化コード
B ×CB ×αB (αB は定数)とする。
【0148】符号化部130中の仮量子化パラメータ算
出部132は、第1符号化データの予測タイプ毎に仮量
子化コードKI 、KP 、KB (KI <KP <KB )を算
出するものである。符号化部130中の他の要素は、第
1実施形態の符号化部40中の要素と実質的に同一なの
で説明を省略する。
【0149】以下、図9の第7実施形態による動画像再
符号化装置の動作説明をする。 (a) 復号 復号部20は、第1実施形態と同様にして、MPEG−
2のMP@ML等の後方向予測もしくは両方向予測を用
いたBピクチャを含む第1符号化データを図示しないネ
ットワークを通して、受信して、復号して復号画像をフ
レームメモリ33に格納すると共に、第1符号化データ
の予測タイプ・量子化コードを符号化制御部122に出
力する。
【0150】(b) 第2符号化制御 予測タイプ・量子化コード入力部124は、可変長復号
部121より予測タイプ及び量子化コードを入力し、予
測タイプがIピクチャならば、Iピクチャに対して、ピ
クチャ単位又はブロック単位に設けた該当するメモリ領
域に量子化コードを格納する。尚、ピクチャ単位の場合
であれば、直前の1ピクチャのブロックの第1符号化デ
ータの量子化コードの平均値を格納する。
【0151】予測タイプ決定部37は、一定間隔のフレ
ーム毎に、第2符号化データの予測タイプがIピクチャ
となるように予測タイプを決定する。仮量子化パラメー
タ算出部132は、第1符号化データの予測タイプ毎に
仮量子化コードKI 、KP 、KB (KI <KP <KB
を算出して、符号化制御部122に出力する。
【0152】量子化コード比率算出部125は、第1符
号化データの予測タイプがPピクチャ又はBピクチャな
らば、Iピクチャの量子化コード(ブロック単位の場合
は、対応するブロックの量子化コード)に対するそのピ
クチャの量子化コードの比率CP 又はCB を算出して、
メモリに格納する。
【0153】新量子化パラメータ算出部126は、第1
符号化データの予測タイプがIピクチャであれば、第1
量子化パラメータ=仮量子化コードKI 、第1符号化デ
ータの予測タイプがPピクチャであれば、第1量子化パ
ラメータ=仮量子化コードK P ×CP ×αP (αP は定
数)、第1符号化データの予測タイプがBピクチャであ
れば、第1量子化パラメータ=仮量子化コードKB ×C
B ×αB (αB は定数)とする。
【0154】(c) 第2符号化 動きベクトル検出部42、動き補償部44、減算器46
及びDCT部48により、予測誤差信号のDCT処理を
する。量子化部50は、第1量子化パラメータに従っ
て、量子化をする。可変長符号化部60は、可変長符号
化をして、符号化情報を量子化制御部66に出力する。
量子化制御部66は、バッファ68の使用率から第2量
子化パラメータを決定する。
【0155】量子化部50は、第2量子化パラメータで
量子化を行い、可変長符号化部60は、可変長符号化を
行って、バッファ68に格納する。バッファ68に出力
された第2符号化データは、一定の速度で読み出され
て、通信回線や記憶媒体等に送信される。
【0156】説明した第7実施形態によれば、第1符号
化データの予測タイプ及び量子化コードの比率に応じ
て、ピクチャ情報量を制御するようにしたので、再生画
質を劣化させずに、効率的な符号化を行うことができ
る。
【0157】尚、本実施形態では、第1〜第7実施形態
をそれぞれ独立した構成にしたが、任意に組合せて構成
してもよい。
【0158】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
後方向予測もしくは両方向予測を用いたBピクチャを含
んだ第1符号化データからピクチャ内符号化もしくは前
方向予測を用いたピクチャのみの第2符号化データへの
変換を行う場合、再生画像を出来るだけ劣化させないよ
うな効率的な符号化を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施形態による動画像再符号化装
置の構成図である。
【図3】図2の効果説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態による動画像再符号化装
置の構成図である。
【図5】本発明の第3実施形態による動画像再符号化装
置の構成図である。
【図6】本発明の第4実施形態による動画像再符号化装
置の構成図である。
【図7】本発明の第5実施形態による動画像再符号化装
置の構成図である。
【図8】本発明の第6実施形態による動画像再符号化装
置の構成図である。
【図9】本発明の第7実施形態による動画像再符号化装
置の構成図である。
【図10】MP@MLとSP@MLの予測方式を示す図
である。
【図11】再符号化の問題点を示す図である。
【図12】MP@MLによる符号化データの特徴を示す
図である。
【符号の説明】
12 復号手段 14 予測タイプ判別手段 16 再符号化制御手段 18 符号化手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像がピクチャ内でのみ符号化された
    Iピクチャ、ピクチャ内符号化と前方向予測符号化とに
    基づいて符号化されたPピクチャ及びピクチャ内符号化
    と前方向予測符号化と後方向予測符号化と両方向予測符
    号化とに基づいて符号化されたBピクチャを含む第1符
    号化データを前記Iピクチャ又は前記Pピクチャで第2
    符号化データに再符号化する動画像再符号化装置におい
    て、 前記第1符号化データを復号して復号画像を生成する復
    号手段と、 前記第1符号化データがIピクチャ、Pピクチャ又はB
    ピクチャのいずれの予測タイプで符号化されたかを判別
    する予測タイプ判別手段と、 前記Bピクチャを再符号化した前記第2符号化データの
    符号化長LB 、前記Pピクチャを再符号化した前記第2
    符号化データの符号化長LP 及びIピクチャを再符号化
    した前記第2符号化データの符号化長LI とした時、L
    B <LP <LIとなるように符号化パラメータを決定す
    る再符号化制御手段と、 前記符号化パラメータに基づいて、前記復号画像を前記
    第2符号化データに符号化する符号化手段と、 を具備したことを特徴とする動画像再符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記符号化パラメータは、前記第2符号
    化データの符号化長である請求項1記載の動画像再符号
    化装置。
  3. 【請求項3】 前記第1符号化データの符号化長である
    発生情報量を求める発生情報量出力手段を更に具備し、 前記再符号化制御手段は、 前記発生情報量の多い前記Bピクチャの復号画像の第2
    符号化データが発生情報量の少ない前記Bピクチャの復
    号画像の第2符号化データよりも符号化長が長くなるよ
    うに前記符号化パラメータを決定する請求項1記載の動
    画像再符号化装置。
  4. 【請求項4】 動画像がピクチャ内でのみ符号化された
    Iピクチャ、ピクチャ内符号化と前方向予測符号化とに
    基づいて符号化されたPピクチャ及びピクチャ内符号化
    と前方向予測符号化と後方向予測符号化と両方向予測符
    号化とに基づいて符号化されたBピクチャを含む第1符
    号化データを前記Iピクチャ又は前記Pピクチャで第2
    符号化データに再符号化する動画像再符号化装置におい
    て、 前記第1符号化データを復号して復号画像を生成する復
    号手段と、 前記第1符号化データがIピクチャ、Pピクチャ又はB
    ピクチャのいずれの予測タイプで符号化されたかを判別
    する予測タイプ判別手段と、 前記復号画像を前記第2符号化データに符号化せずにス
    キップする候補を選定するスキップ候補選定手段と、 前記スキップする候補が前記Iピクチャ又は前記Pピク
    チャの復号画像であれば、該候補の復号画像と時間的に
    近いBピクチャの復号画像を優先してスキップ対象とす
    るスキップ対象特定手段と、 を具備したことを特徴とする動画像再符号化装置。
  5. 【請求項5】 動画像がピクチャ内でのみ符号化された
    Iピクチャ、ピクチャ内符号化と前方向予測符号化とに
    基づいて符号化されたPピクチャ及びピクチャ内符号化
    と前方向予測符号化と後方向予測符号化と両方向予測符
    号化とに基づいて符号化されたBピクチャを含む第1符
    号化データを前記Iピクチャ又は前記Pピクチャで第2
    符号化データに再符号化する動画像再符号化装置におい
    て、 前記第1符号化データを復号して復号画像を生成する復
    号手段と、 前記第1符号化データがIピクチャ、Pピクチャ又はB
    ピクチャのいずれの予測タイプで符号化されたかを判別
    する予測タイプ判別手段と、 ピクチャ単位、ピクチャを分割したブロック又は複数の
    ブロック単位にピクチャ内符号化をしてリフレッシュを
    行う場合に、リフレッシュする候補の復号画像を選定す
    るリフレッシュ候補選定手段と、 前記リフレッシュする候補が前記Bピクチャの復号画像
    であれば、該候補の前記復号画像と時間的に近いIピク
    チャ又はPピクチャを優先してリフレッシュ対象とする
    リフレッシュ対象特定手段と、 を具備したことを特徴とする動画像再符号化装置。
  6. 【請求項6】 動画像がピクチャ内でのみ符号化された
    Iピクチャ、ピクチャ内符号化と前方向予測符号化とに
    基づいて符号化されたPピクチャ及びピクチャ内符号化
    と前方向予測符号化と後方向予測符号化と両方向予測符
    号化とに基づいて符号化されたBピクチャを含む第1符
    号化データを前記Iピクチャ又は前記Pピクチャで第2
    符号化データに再符号化する動画像再符号化装置におい
    て、 前記第1符号化データを復号して復号画像を生成する復
    号手段と、 前記第1符号化データがIピクチャ、Pピクチャ又はB
    ピクチャのいずれの予測タイプで符号化されたかを判別
    する予測タイプ判別手段と、 前記第2符号化データがIピクチャ又はPピクチャのい
    ずれの予測タイプで再符号化を行うかを決定する予測タ
    イプ決定手段と、 前記Bピクチャの復号画像をIピクチャで再符号化した
    前記第2符号化データの符号化長L1 、前記Bピクチャ
    の復号画像をPピクチャで再符号化した前記第2符号化
    データの符号化長L2 とした時、L2 <L1 となるよう
    に符号化パラメータを決定する再符号化制御手段と、 前記予測タイプ決定手段による前記予測タイプと前記再
    符号化手段による前記符号化パラメータとに基づいて、
    前記復号画像を前記第2符号化データに符号化する符号
    化手段と、 を具備したことを特徴とする動画像再符号化装置。
  7. 【請求項7】 動画像がピクチャ内でのみ符号化された
    Iピクチャ、ピクチャ内符号化と前方向予測符号化とに
    基づいて符号化されたPピクチャ及びピクチャ内符号化
    と前方向予測符号化と後方向予測符号化と両方向予測符
    号化とに基づいて符号化されたBピクチャを含む第1符
    号化データを前記Iピクチャ又は前記Pピクチャで第2
    符号化データに再符号化する動画像再符号化装置におい
    て、 前記第1符号化データを復号して復号画像を生成する復
    号手段と、 各復号画像が直前の復号画像と相関性を有しないシーン
    チェンジの画像であるかを決定するシーンチェンジ決定
    手段と、 前記復号画像がシーンチェンジの画像ならば、前記Iピ
    クチャで符号化を行うように予測タイプを決定する再符
    号化制御手段と、 前記再符号化制御手段による前記予測タイプに基づい
    て、前記Iピクチャで符号化する符号化手段と、 を具備したことを特徴とする動画像再符号化装置。
  8. 【請求項8】 動画像がピクチャ内でのみ符号化された
    Iピクチャ、ピクチャ内符号化と前方向予測符号化とに
    基づいて符号化されたPピクチャ及びピクチャ内符号化
    と前方向予測符号化と後方向予測符号化と両方向予測符
    号化とに基づいて符号化されたBピクチャを含む第1符
    号化データを前記Iピクチャ又は前記Pピクチャで第2
    符号化データに再符号化する動画像再符号化装置におい
    て、 前記第1符号化データを復号して復号画像を生成する復
    号手段と、 前記第1符号化データがIピクチャ、Pピクチャ又はB
    ピクチャのいずれの予測タイプで符号化されたかを判別
    する予測タイプ判別手段と、 前記第1符号化データの符号化長である発生情報量を出
    力する発生情報量出力手段と、 前記Iピクチャの第1発生情報量を基準として、前記B
    ピクチャの第2発生情報量の比率を算出する発生情報量
    比率算出手段と、 前記比率の大きなBピクチャの復号画像を再符号化をし
    た第2符号化データの符号化長が比率の小さなBピクチ
    ャを再符号化した第2符号化データの符号化長よりも長
    くなるように符号化パラメータを決定する再符号化制御
    手段と、 前記符号化パラメータに基づいて、前記復号画像を前記
    第2符号化データに符号化する符号化手段と、 を具備したことを特徴とする動画像再符号化装置。
  9. 【請求項9】 動画像がピクチャ内でのみ符号化された
    Iピクチャ、ピクチャ内符号化と前方向予測符号化とに
    基づいて符号化されたPピクチャ及びピクチャ内符号化
    と前方向予測符号化と後方向予測符号化と両方向予測符
    号化とに基づいて符号化されたBピクチャを含み、離散
    コサイン変換、量子化スケールに基づく量子化及び可変
    長符号化により符号化された第1符号化データを前記I
    ピクチャ又は前記Pピクチャで第2符号化データに再符
    号化する動画像再符号化装置において、 前記第1符号化データを復号して復号画像を生成する復
    号手段と、 前記第1符号化データがIピクチャ、Pピクチャ又はB
    ピクチャのいずれの予測タイプで符号化されたかを判別
    する予測タイプ判別手段と、 前記第1符号化データの前記量子化スケールを出力する
    量子化スケール出力手段と、 前記Iピクチャの第1量子化スケールを基準とした前記
    Bピクチャの第2量子化スケールの比率であって、該比
    率が大きくなると前記Bピクチャの発生情報量が多くな
    る関係を有する量子化スケール比率を算出する量子化ス
    ケール比率算出手段と、 前記量子化スケール比率が大きなBピクチャの復号画像
    を再符号化をした第2符号化データの符号化長が比率の
    小さなBピクチャの復号画像を再符号化した第2符号化
    データの符号化長よりも長くなるように符号化パラメー
    タを決定する再符号化制御手段と、 前記符号化パラメータに基づいて、前記復号画像を前記
    第2符号化データに符号化する符号化手段と、 を具備したことを特徴とする動画像再符号化装置。
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