JPH11308621A - 動画像圧縮符号化装置及び動画像圧縮復号装置 - Google Patents

動画像圧縮符号化装置及び動画像圧縮復号装置

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JPH11308621A
JPH11308621A JP11349798A JP11349798A JPH11308621A JP H11308621 A JPH11308621 A JP H11308621A JP 11349798 A JP11349798 A JP 11349798A JP 11349798 A JP11349798 A JP 11349798A JP H11308621 A JPH11308621 A JP H11308621A
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intra
data
circuit
image
noise reduction
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JP11349798A
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Yukio Isobe
幸雄 磯部
Yuichi Okuda
裕一 奥田
Satoshi Motosu
聰 本巣
Koichi Terui
孝一 照井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雑音低減回路を簡易な構成で実現し、さら
に、高画質な動画像圧縮符号化を行なうことを可能にす
る。 【解決手段】 入力端子からの動画像データは、符号化
順にピクチャが並べ替えられた後、動きベクトル検出回
路2で、マクロブロック毎に、動きベクトル20が検出
され、これと予測画像データ21とテンプレートデータ
181とが出力されて動き補償回路3に供給される。こ
こでは、イントラ/ノンイントラ判定信号19に応じて
テンプレートデータ181か、これと予測画像データ2
1との差分画像データかが選択されて動き補償データ2
4として出力され、雑音低減回路4において、イントラ
/ノンイントラ判定信号19で指定されるこの動き補償
データ24が予測画像データ21であるときのみ、クリ
ッピング特性によって雑音低減処理がなされた後、DC
T回路6などによって符号化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像圧縮符号化
装置及び動画像圧縮復号装置に係り、特に、時間軸方向
の雑音低減処理を利用することにより、高画質な符号化
及び復号を行なうことができる動画像圧縮符号化装置及
び動画像圧縮復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】「ITU−Tホワイトブック、オーディ
オビジュアル/マルチメディア関連(Hシリーズ)勧告
集」(財)日本ITU協会 平成7年2月18日発行 p
p.375−595に規定されている動画像圧縮規格
H.262(通常、MPEG2方式)と呼ばれる動画像圧
縮符号化方式が一般に知られている。
【0003】動画像圧縮符号化装置において、雑音低減
処理を利用することにより、高画質な符号化を行なうこ
とができる。雑音低減手段は、フレーム内処理による空
間的な雑音低減手段とフレーム間処理による時間的な雑
音低減手段と挙げられる。時間軸方向の雑音低減処理を
利用したMPEG2符号化装置としては、例えば、「IE
EE International Conference of Consumer Electronic
s, Digest of Technical Papers」June.1997
pp.262−263に記載のものが知られている。
【0004】かかるMPEG2符号化装置では、Bピク
チャが用いられず、IピクチャとPピクチャとで構成さ
れており、これらI,Pピクチャについて、前フレーム
とのフレーム間処理による雑音低減処理を施している。
この雑音低減処理は、前フレームの参照画像データを利
用し、動き補償を行なったマクロブロックの各画素の差
分データに係数(1−α)を乗じることにより、雑音を
低減している。この係数αは、動き補償を行なった各画
素のマクロブロックの絶対値差分和に応じて0〜0.2
5の範囲内で変化する。Pピクチャにおいては、差分デ
ータに係数(1−α)を乗じたデータをDCT回路に転
送し、Iピクチャにおいては、差分データに係数(1−
α)を乗じ、さらに、参照画像データを加算してからD
CT回路に転送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のMPEG2符号
化装置においては、係数αをマクロブロックの絶対値差
分和に応じて変化させているため、処理が複雑になり、
従って、回路構成も複雑になる。このMPEG2符号化
装置では、Pピクチャのみならず、Iピクチャやイント
ラマクロブロックにおいても、雑音低減処理が利用され
ている。例えば、シーンチェンジが発生したときなどで
は、表示順で前方フレームの参照画像データを用いた動
き補償を行わない方がよいが、上記のMPEG2符号化
装置では、前フレームの参照画像データの影響が生じ、
画面内符号化(イントラ符号化)の効果を妨げることな
る。
【0006】また、Bピクチャにも、雑音が含まれるた
め、Iピクチャ,Pピクチャ及びBピクチャの構成をと
るMPEG2符号化装置においては、Bピクチャに対し
ても、雑音低減処理を施すことが必要と考えられる。
【0007】さらに、雑音が含まれている動画像を符号
化した符号化画像データをそのまま復号すると、雑音を
含んだ復号画像データを再生することになり、そのまま
では画質の劣化が問題となる場合がある。
【0008】本発明の第1の目的は、かかる問題を解消
し、雑音低減処理をできるだけ簡易な回路で実現し、よ
り高画質な動画像圧縮符号化を行なうことを可能とした
動画像圧縮符号化装置を提供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、雑音低減処理をで
きるだけ簡易な回路で実現し、より高画質な動画像圧縮
復号画像を再生可能とした動画像圧縮復号装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明による動画像圧縮符号化装置は、動き
補償回路の後段でかつDCT回路の前段に、P,Bピク
チャのノンイントラ(画面間符号化)マクロブロックの動
き補償データに所定のクリッピング処理を施すことによ
り、時間軸方向の雑音を低減する雑音低減回路を備え
る。
【0011】上記第2の目的を達成するために、本発明
による動画像圧縮復号装置は、逆DCT回路の後段でか
つ動き補償回路の前段に、P,Bピクチャのノンイント
ラマクロブロックの動き補償データに所定のクリッピン
グ処理を施すことにより、時間軸方向の雑音を低減する
雑音低減回路を備える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明による動画像圧縮符号化
装置の一実施形態を示すブロック図であって、1は入力
画像並び替え回路、2は動きベクトル検出回路、3は動
き補償回路、4は雑音低減回路、5はイントラ/ノンイ
ントラ判定回路、6はDCT(離散コサイン変換)回
路、7は量子化回路、8は可変長符号化回路、9はビッ
トレート制御回路、10はバッファメモリ、11は逆量
子化回路、12は逆DCT回路、13,14はフレーム
メモリ、15は動画像データの入力端子、16は符号化
画像データの出力端子である。
【0013】同図において、入力端子15から表示順に
入力される動画像データは、入力画像並び替え回路1に
より、3面のフレームメモリ14が用いられて符号化順
に並び替えられる。
【0014】ここで、画像タイプとして、イントラ符号
化画像(Iピクチャ),前方向予測符号化画像(Pピク
チャ)及び双方向予測符号化画像(Bピクチャ)がMP
EG規格で定義されているが、入力画像並び替え回路1
は、入力動画像データをいずれの画像タイプで符号化す
るかを決定し、その決定内容を、画像タイプ信号17と
して、動きベクトル検出回路2,動き補償回路3,雑音
低減回路4及びイントラ/ノンイントラ判定回路5に転
送する。また、MPEG方式では、符号化するフレーム
をマクロブロックと称する16×16画素の単位に分割
し、これ毎に符号化が行なわれる。このために、入力画
像並び替え回路1は、符号化する輝度データをマクロブ
ロック単位で、輝度テンプレートデータ(部分画像デー
タ)18として、動きベクトル検出回路2に転送し、符
号化する色差データをマクロブロック単位で、色差テン
プレートデータ27として、動き補償回路3に転送す
る。
【0015】動きベクトル検出回路2は、画像タイプ信
号17と輝度テンプレートデータ18と2面のフレーム
メモリ13のうちの一面からの輝度復号画像データ22
とにより、輝度テンプレートデータ181,動きベクト
ル20及び輝度予測画像データ21を生成して出力す
る。
【0016】図2は図1における動きベクトル検出回路
2の一具体例を示すブロック図であって、201は輝度
テンプレートメモリ、202は絶対値差分和計算回路、
203は最小絶対値差分和検出回路、204は輝度予測
画作成回路、205は輝度参照画像メモリである。
【0017】同図において、入力される輝度テンプレー
トデータ18は、輝度テンプレートメモリ201に一旦
蓄えられた後、輝度テンプレートデータ181として、
絶対値差分和計算回路202に供給されるとともに、上
記のように、図1での動き補償回路3とイントラ/ノン
イントラ判定回路5とに転送される。また、入力される
輝度復号画像データ22は、輝度テンプレートデータ1
81としての符号化するマクロブロックに対する動きベ
クトルの探索に必要な範囲(探索範囲)分だけ輝度参照
画像メモリ205に一旦蓄えられ、輝度参照画像データ
207として、絶対値差分和計算回路202と輝度予測
画作成回路204とに転送される。
【0018】絶対値差分和計算回路202では、輝度参
照画像データ207からなる探索範囲内で16×16画
素の輝度テンプレートデータ181の位置を(例えば、
1画素分ずつ)上下左右に順次シフトしながら、1シフ
ト毎に輝度テンプレートデータ181と輝度参照画像デ
ータ207との相対する画素の差の絶対値を求め、さら
に、これによって得られる絶対値の総和(これを、絶対
値差分和という)を求める。そして、このようにして得
られる各シフト位置毎の絶対値差分和を、絶対値差分和
データ206として、最小絶対値差分和検出回路203
に転送する。
【0019】最小絶対値差分和検出回路203では、転
送されてくる絶対値差分和データ206のうち最小値の
ものが検出され、その最小値を検出したときの輝度参照
画像データ207の探索範囲でのシフト位置から動きベ
クトル20が生成されて、輝度予測画作成回路204と
動き補償回路3(図1)とに転送される。
【0020】輝度予測画作成回路204では、輝度参照
画像データ207のうちの最小絶対値差分和検出回路2
03で検出された動きベクトル20によって指定される
シフト位置のマクロブロック分が抽出され、輝度予測画
像データ21として動き補償回路3(図1)に転送され
る。
【0021】ここで、画像タイプ信号17に応じて動き
ベクトル検出回路2の処理動作が異なる。即ち、Iピク
チャの場合には、画面内符号化がなされるから、動きベ
クトル検出回路2は、消費電力低減のために、輝度テン
プレートデータ181を動き補償回路3に転送する以外
の動作を行なわない。Bピクチャの場合には、双方向予
測符号化が行なわれるため、表示順に前方向及び後方向
の輝度復号画像データ22を輝度参照画像メモリ205
に一旦蓄えて、上記と同様にして、前方向の動きベクト
ルと後方向の動きベクトルとを検出する。Pピクチャの
場合には、前方向のみの予測符号化が行なわれるため、
Bピクチャよりも広い探索範囲分の輝度復号画22を輝
度参照画像メモリ205に蓄え、Bピクチャよりも広い
探索範囲で動きベクトルの探索を行なう。Pピクチャの
方がBピクチャよりもフレーム間距離が長いため、動き
ベクトルの探索範囲を広くすることは効果的である。
【0022】図1に戻って、動き補償回路3は、上記の
画像タイプ信号17や輝度テンプレートデータ181,
動きベクトル20,輝度予測画像データ21,色差テン
プレートデータ27が供給されるとともに、イントラ/
ノンイントラ判定回路5からこのテンプレートデータが
イントラマクロブロックかノンイントラマクロブロック
かを示すイントラ/ノンイントラ判定信号19が、ま
た、フレームメモリ13から色差復号画像データ23
が、逆DCT回路12から逆DCTデータ31が夫々供
給され、動き補償データ24及び復号画像データ32を
生成して出力する。
【0023】図3は図1における動き補償回路3の一具
体例を示すブロック図であって、301は輝度/色差切
替回路、302は輝度テンプレートメモリ、303は色
差テンプレートメモリ、304はセレクタ、305は輝
度予測画像メモリ、306は色差予測画像作成回路、3
07は色差予測画像メモリ、308〜310はセレク
タ、311は減算回路、312は加算回路である。
【0024】同図において、入力される輝度テンプレー
トデータ181は、輝度テンプレートメモリ302に一
旦蓄えられた後、セレクタ304に転送され、入力され
る色差テンプレートデータ27は、色差テンプレートメ
モリ303に一旦蓄えられ後、セレクタ304に転送さ
れる。入力される輝度予測画像データ21は、輝度予測
画像メモリ305に一旦蓄えられた後、セレクタ308
に転送される。色差予測画像作成回路306は、動きベ
クトル20によって指定されるマクロブロック分の色差
復号画像データ23をフレームメモリ13(図1)から
読み出し、色差予測画像データ317を生成する。生成
された色差予測画像データ317は、色差予測画像メモ
リ307に一旦蓄えられた後、セレクタ308に転送さ
れる。
【0025】セレクタ304,308は夫々、輝度/色
差切替回路301からの輝度/色差切替信号によって制
御され、輝度テンプレートデータ313と輝度予測画像
データ316、あるいは色差テンプレートデータ314
と色差予測画像データ318を選択し、テンプレートデ
ータ315,予測画像データ319として出力する。
【0026】このテンプレートデータ315は、セレク
タ309に供給されるとともに、減算回路311に供給
されて予測画像データ319が減算され、差分画像デー
タ320としてセレクタ309に供給される。セレクタ
309は、テンプレートデータ315と差分画像データ
320とのいずれか一方をイントラ/ノンイントラ判定
信号19に応じて選択する。ここで、イントラ/ノンイ
ントラ判定信号19がイントラマクロブロックであるこ
とを示しているときには、セレクタ309はテンプレー
トデータ315を選択し、ノンイントラマクロブロック
であることを示しているときには、差分画像データ32
0を選択し、夫々動き補償データ24として図1におけ
るイントラ/ノンイントラ判定回路5と雑音低減回路4
に転送する。
【0027】入力される逆DCTデータ31と上記の予
測画像データ319とは加算回路312で加算され、そ
の加算値のデータが復号画像データ321としてセレク
タ310に供給される。このセレクタ310はイントラ
/ノンイントラ判定信号19によって制御され、イント
ラ/ノンイントラ判定信号19がイントラマクロブロッ
クを示しているときには、逆DCTデータ31そのもの
を、ノンイントラマクロブロックを示しているときに
は、復号画像データ321を夫々選択し、輝度と色差を
時分割により、復号画像データ32としてフレームメモ
リ13(図1)に転送する。
【0028】図1に戻って、雑音低減回路4では、画像
タイプ信号17,イントラ/ノンイントラ判定信号19
及び動き補償データ24が供給され、雑音低減された動
き補償データ25が生成されて出力される。
【0029】図4は図1における雑音低減回路4の一具
体例を示すブロック図であって、401は値判定回路、
402,403はセレクタである。
【0030】同図において、値判定回路401は入力さ
れる画像タイプ信号17に応じて制御され、この画像タ
イプ信号17がPピクチャを表わしている場合には、入
力される動き補償データ24が−KPより大きく、かつ
+KPより小さい範囲に入っているか否かを、画像タイ
プ信号17がBピクチャを表わしている場合には、動き
補償データ24が−KBより大きく、かつ+KBより小さ
い範囲に入っているか否かを夫々判定し、この判定結果
からかかる範囲内に入っているときには1、範囲外のと
きには0となる制御信号を出力する。ここで、KP,KB
はクリップ範囲を規定するものであり、階調0〜255
の範囲内の所定値であって、例えば、KP=5,KB=1
0であり、通常、KB>KP とする。
【0031】セレクタ402は、値判定回路401によ
って決定された制御信号に応じて制御され、制御信号が
0であるときには、動き補償データ24をそのまま出力
し、制御信号が1であるときには、“0”の値のデータ
を出力する。セレクタ403はイントラ/ノンイントラ
判定信号19に応じて制御され、それがイントラマクロ
ブロックを示しているときには、動き補償データ24そ
のものを、ノンイントラマクロブロックを示していると
きには、セレクタ402の出力データを夫々出力し、雑
音低減された動き補償データ25として、DCT回路6
(図1)に転送する。
【0032】ここで、値判定回路401とセレクタ40
2との動作の組み合わせは、所定特性に従ってクリッピ
ング処理を施すものである。図5はこのクリッピング特
性を示す説明図であり、実線はPピクチャのときの特性
を、鎖線はBピクチャのときの特性を夫々示している。
なお、予測誤差画像データとはノンイントラマクロブロ
ックのときの動き補償データ24(即ち、図3における
セレクタ309で選択された減算器311からの差分画
像データ320)の値をいう。
【0033】図5において、予測誤差画像データには、
必ず雑音が含まれており、その雑音の絶対値は、Pピク
チャでは、KPよりも小さく、Bピクチャでは、KBより
も小さいと考えられる。動き補償を行なった後の予測誤
差画像データは、通常、ほぼ0に近い値になり、0より
も大きく、KPやKBよりも小さい値の場合には、そのほ
とんどが雑音であると考えられる。逆に、予測誤差画像
データが0から遠い値であれば、雑音以外の画像情報も
多く含まれると考えられる。従って、図5に示すクリッ
ピング特性により、予測誤差画像データに含まれる雑音
を低減することが可能であり、特に、予測誤差画像デー
タがほぼ0に近い値になるとき、つまり、動き補償が有
効なときに、雑音低減処理を効果的に行なうことができ
る。
【0034】図6は以上の予測誤差から雑音が低減され
る様子を示す説明図であって、同図(a)は雑音を含ん
だテンプレートデータ(図3のセレクタ304から出力
されるテンプレートデータ315)を、同図(b)は雑
音を含んだ予測画像データ(図3のセレクタ308から
出力される予測画像データ319)を、同図(c)は雑
音を含んだ予測誤差画像データ(上記のように、図3に
おけるセレクタ309で選択された減算器311からの
動き補償データ24としての差分画像データ320)
を、同図(d)は雑音低減された予測誤差画像データ
(図4のセレクタ402から出力されるデータ)を夫々
示している。
【0035】また、本来、画像データは2次元のデータ
であるが、図6では、便宜的にあるライン(水平走査
線)だけを抜き出して一次元のデータとして扱ってい
る。ここで、横軸は抜き出したライン方向の空間的位置
を表わし、縦軸は画素値(輝度,色差)を表わしてい
る。なお、符号X,Y,Z,Wは夫々ライン上の空間的
な位置を示しており、図6(a)〜図6(d)では、同
じ符号は同じ空間的位置を示している。
【0036】図6(a)において、細かい波状で示すも
のは、テンプレートデータに重畳された雑音を表わして
いる。また、このテンプレートデータは、位置X〜Y,
Z〜Wでの値と、位置Y〜Zでの値とは異なっているも
のとする。同様にして、図6(b)において、予測画像
データには、細かい波状で示すように、雑音が含まれて
おり、また、位置X〜Wの範囲の予測画像データの値
は、図6(a)に示すテンプレートデータの位置X〜
Y,Z〜Wでの値とほぼ等しいものとする。
【0037】従来の雑音低減回路を含まない動画像圧縮
符号化装置では、図6(a)に示すテンプレートデータ
と図6(b)に示す予測画像データとの差分をとった図
6(c)に示されるような予測誤差画像データを符号化
するものであるから、符号化された画像データは雑音を
含んだものとなっていた。これに対し、この実施形態で
は、図4に示したような雑音低減回路4により、図6
(c)に示す予測誤差画像データを図5に示した特性の
処理を施し、図6(d)に示されるように、雑音が低減
された予測誤差画像データとして符号化されるものであ
る。これにより、雑音が低減された符号化画像データが
得られることになる。
【0038】図1に戻って、イントラ/ノンイントラ判
定回路5は、輝度テンプレートデータ181と動き補償
データ24のマクロブロック内との分散を比較すること
により、イントラ(テンプレートデータ)とノンイントラ
(予測画像データとの差分データ)のどちらを選択した方
がより効果的な動画像圧縮符号化を行なえるかを判定す
る。画像タイプ信号17がIピクチャを指示するもので
あれば、必ずイントラが選択される。この判定におい
て、イントラが選択されたときには、イントラ/ノンイ
ントラ判定信号19を「イントラ」とし、ノンイントラが
選択されたときには、イントラ/ノンイントラ判定信号
19を「ノンイントラ」として出力する。このイントラ/
ノンイントラ判定信号19は、動き補償回路3と雑音低
減回路4とに転送される。
【0039】DCT回路6は、雑音低減回路4からの雑
音が低減された動き補償データ25に対し、マクロブロ
ックをさらに細かく分割した8×8のブロック単位で2
次元DCT変換を施し、これによって得られたDCTデ
ータ26をブロック毎に量子化回路7に転送する。
【0040】量子化回路7は、このDCTデータ26
を、量子化スケール27の値に応じて、所定の量子化マ
トリックスで量子化することにより、量子化データ29
を生成し、可変長符号化回路8と逆量子化回路11とに
転送する。なお、量子化スケール27は、量子化の粗さ
を制御するパラメータ値である。
【0041】可変長符号化回路8は、この量子化データ
29をMPEG方式のフォーマットに従って可変長符号
化し、符号化データ33としてバッファメモリ10に転
送する。この場合、イントラ/ノンイントラ判定信号1
9や動きベクトル20なども符号化され、符号化データ
33に含めて伝送される。また、この可変長符号化処理
時に発生する符号量から発生符号量28を生成し、これ
をビットレート制御回路9に転送する。
【0042】ビットレート制御回路9は、この発生符号
量28が所定の範囲に入るような量子化スケール27を
生成し、量子化回路7と逆量子化回路11とに転送す
る。
【0043】可変長符号化回路8で生成された符号化デ
ータ33は、バッファメモリ10に一旦蓄えられて一定
レートに平滑化され、出力端子16から出力される。
【0044】逆量子化回路11は、量子化回路7からの
量子化データ29を、ビットレート制御回路9からの量
子化スケール27に応じて、量子化回路7とは逆の処理
である逆量子化処理し、逆量子化データ30として逆D
CT回路12に転送する。逆DCT回路12は、この逆
量子化データ30をDCT回路6とは逆の処理である逆
DCT変換処理し、逆DCTデータ31として動き補償
回路3に転送する。
【0045】以上のようにして、この実施形態では、簡
単な回路構成でもって符号化画像データの雑音を低減す
ることができ、復号側では、高画質の復号画像の再生を
可能とする。
【0046】図7は本発明による動画像圧縮符号化装置
の他の実施形態における絶対値差分和計算回路の一具体
例を示すブロック図であって、211は絶対値計算回
路、212は雑音低減回路、213は減算回路、214
累積加算回路である。
【0047】この第2の実施形態も、基本的には、図1
に示した実施形態と同じ構成をなすものであるが、雑音
低減回路を動きベクトル検出回路2の絶対値差分和計算
回路202にも設けたものであり、図7はこの絶対値差
分和計算回路202を示すものである。
【0048】以下、この具体例について、図2も参照し
て説明する。
【0049】図7において、輝度テンプレートメモリ2
01(図2)からの輝度テンプレートデータ181と輝
度参照画像メモリ205(図2)からの輝度参照画像デ
ータ207との画素毎の差分値が減算回路213で計算
され、かかる差分値からなる差分画像データが雑音低減
回路212に転送される。この雑音低減回路212は、
図4に示した雑音低減回路4と同様、値判定回路401
とセレクタ402とを備え、図5に示したように、画像
タイプ信号17に応じて雑音低減処理のクリッピング特
性が変化するものであるが、図4に示した雑音低減回路
4とは異なり、このセレクタ402で選択された信号だ
けがこの雑音低減回路202の出力信号であって、この
出力信号が雑音低減された差分データとして絶対値計算
回路211に供給される。
【0050】即ち、この雑音低減回路212は、図4に
示した雑音低減回路4において、イントラ/ノンイント
ラ判定信号19に関係なく、セレクタ403がセレクタ
402の出力信号のみを選択した状態に固定されている
のと等価である。
【0051】絶対値計算回路211では、雑音低減回路
212からの画素毎の差分データの絶対値を計算し、累
積加算回路214でマクロブロック分のかかる絶対値が
累積加算され、絶対値差分和データ206として図2に
おける最小絶対値差分和検出回路203に転送される。
【0052】従来の動画像圧縮符号化装置では、動きベ
クトル検出回路が雑音低減手段を有していないため、絶
対値差分和計算回路202で得られる絶対値差分和デー
タに雑音が含まれていると考えられる。そして、特に、
絶対値差分和データ206が小さい値のときには、絶対
値差分和データ206が大きな値のときよりも、含まれ
る雑音に影響される可能性が高いと考えられる。このた
め、正確な動きベクトルを検出することができない可能
性がある。
【0053】これに対し、この実施形態では、動きベク
トル検出回路に雑音低減回路が設けられていることによ
り、特に絶対値差分和データが小さいとき、雑音が低減
された絶対値差分和データから動きベクトルの検出を行
なうものであるので、より正確な動きベクトルの検出を
行なうことが可能である。
【0054】なお、図7においては、雑音低減回路21
2を絶対値計算回路211の前段に設けたが、その後段
に設けるようにしてもよく、同様の効果が得られる。
【0055】図8は本発明による動画像圧縮復号装置の
一実施形態を示すブロック図であって、80はバッファ
メモリ、81は可変長復号回路、82は逆量子化/逆D
CT回路、83は雑音低減回路、84は動き補償回路、
85はフレームメモリ(4面)、86は出力画像並び替
え回路、87は符号化画像データの入力端子、88は復
号動画像データの出力端子である。
【0056】同図において、入力端子80から入力され
る上記の動画像圧縮符号化装置などによる符号化データ
は、バッファーメモリに一旦蓄えられた後、可変長復号
回路81に転送される。
【0057】可変長復号回路81では、MPEGフォー
マットに従って圧縮されているこの符号化データから量
子化データ89や画像タイプ信号90,イントラ/ノン
イントラ結果判定信号91,動きベクトル94が復号さ
れ、量子化データ89は逆量子化/逆DCT回路82
に、画像タイプ信号90は雑音低減回路83や動き補償
回路84,出力画像並び替え回路86に、イントラ/ノ
ンイントラ結果判定信号91は雑音低減回路83や動き
補償回路84に、動きベクトル94は動き補償回路84
に夫々転送される。
【0058】そこで、逆量子化/逆DCT回路82は、
この量子化データ89を逆量子化し、さらに逆DCT変
換して逆DCTデータ92を生成する。この逆DCTデ
ータ92は雑音低減回路83で雑音が低減される。この
雑音低減回路83は、図4に示した雑音低減回路4と等
価なものであり、上記のように、画像タイプ信号90と
イントラ/ノンイントラ結果判定信号91に応じて雑音
低減処理する。このようにして雑音低減された逆DCT
データ93は動き補償回路84に転送される。
【0059】動き補償回路84では、フレームメモリ8
5に蓄えられている参照画像データのうちから動きベク
トル94によって指定されるマクロブロック分が予測画
像データとして読み出され、この予測画像データが雑音
低減された逆DCTデータ93と加算されてマクロブロ
ック単位で復号画像データが生成され、フレームメモリ
85に一旦蓄えられる。このフレームメモリ85から画
像タイプ信号90に従って復号画像データが読み出され
ることにより、表示順に並び替えられた動画像データが
得られ、出力端子88から出力される。
【0060】このようにして、この実施形態では、逆量
子化/逆DCT回路82からの逆DCTデータ92に多
くの雑音が含まれてい手も、雑音低減回路83によって
かかる雑音の低減処理が行なわれるので、より高画質な
復号動画像を再生することができる。
【0061】なお、動画像圧縮符号化装置においても、
I,Pピクチャについては、復号処理が行われるため、
図1においても、この部分に上記のような雑音低減回路
を設けるようにしてもよい。即ち、図1ににおいて、逆
DCT回路12と動き補償回路3との間に雑音低減回路
を挿入し、逆DCTデータ31の雑音低減を実現するこ
とができる。これが実際に動作するのはPピクチャ対し
てのみであるが、Pピクチャに雑音が含まれていると考
えられるので、その分の雑音を低減することによって高
画質な符号化が可能である。
【0062】また、図4に示した雑音低減回路4におい
て、値判定回路401とセレクタ402とからなる部分
を図5で示したような特性データを格納したROMで構
成することもできる。この場合、勿論、Pピクチャに対
するクリッピング特性データとBピクチャに対するクリ
ッピング特性データとがこのROMに格納され、画像タ
イプ信号17に応じていずれかのクリッピング特性デー
タを選択するようにする。
【0063】しかも、このようにROMで構成すると、
クリッピング特性としては、図5に示すような折れ線状
のクリッピング特性ではなく、任意の曲線形状のクリッ
ピング特性とすることも可能である。このため、上記の
クリップ範囲を規定するKPやKBにおけるクリッピング
特性の急激な変化がなくなって、スムーズな切替えを行
なうことが可能となり、さらに画質向上を実現できる。
【0064】なお、輝度信号と色差信号とでは、雑音の
含まれる特性が異なるため、このクリッピング特性を輝
度データと色差データとに応じて異ならせることによ
り、さらに効果的な雑音低減処理を行なうことも可能で
ある。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による動画
像圧縮符号化装置によれば、動き補償回路とDCT回路
との間に、P,Bピクチャのノンイントラマクロブロッ
クに対して時間軸方向の雑音を低減する雑音低減回路を
設けたことにより、より高画質な動画像圧縮符号化が可
能となるし、この雑音低減回路としても、クリッピング
処理を施すという簡単な構成でかかるピクチャの雑音低
減を効果的に実現可能となる。
【0066】本発明による動画像圧縮符号化装置によれ
ば、さらに、動きベクトル検出回路に雑音低減回路を設
けたものであるから、雑音に影響されない動きベクトル
を検出することができ、より高画質の動画像圧縮符号化
が可能となる。
【0067】また、本発明による動画像圧縮復号装置に
よれば、逆DCT回路と動き補償回路との間に、P,B
ピクチャのノンイントラマクロブロックに対して時間軸
方向の雑音を低減する雑音低減回路を設けたことによ
り、より高画質な動画像の圧縮復号再生が可能となる
し、この雑音低減回路としても、クリッピング処理を施
すという簡単な構成でかかるピクチャの雑音低減を効果
的に実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による動画像圧縮符号化装置の一実施形
態を示すブロック図である。
【図2】図1における動きベクトル検出回路の一具体例
を示すブロック図である。
【図3】図1における動き補償回路の一具体例を示すブ
ロック図である。
【図4】図1における雑音低減回路の一具体例を示すブ
ロック図である。
【図5】図4に示した雑音低減回路のクリッピング特性
を示す図である。
【図6】図4にしめした雑音低減回路で雑音低減動作を
示す説明図である。
【図7】本発明による動画像圧縮符号化装置の他の実施
形態での動きベクトル検出回路における絶対値差分和計
算回路の一具体例を示すブロック図である。
【図8】本発明による動画像圧縮復号装置の一実施形態
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 入力画像並び替え回路 2 動きベクトル検出回路 202 絶対値差分和計算回路 203 最小絶対値差分和検出回路 204 輝度予測画作成回路 211 絶対値計算回路 212 雑音低減回路 213 減算回路 214累積加算回路 3 動き補償回路 309 セレクタ 311 減算回路 4 雑音低減回路 401 値判定回路 402,403 セレクタ 5 イントラ/ノンイントラ判定回路 6 DCT(離散コサイン変換)回路 7 量子化回路 8 可変長符号化回路 10 バッファメモリ 11 逆量子化回路 12 逆DCT回路 15 動画像データの入力端子 16 符号化画像データの出力端子 80 バッファメモリ 81 可変長復号回路 82 逆量子化/逆DCT回路 83 雑音低減回路 84 動き補償回路 86 出力画像並び替え回路 87 符号化画像データの入力端子 88 復号動画像データの出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本巣 聰 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 照井 孝一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像を圧縮符号化する動画像圧縮符号
    化装置であって、 入力画像をIピクチャ,Pピクチャ,Bピクチャのいず
    れの画像タイプで符号化するかを決定する画像タイプ決
    定手段と、 フレームメモリなどに蓄えられている表示順に過去の画
    像や未来の画像を参照画として該入力画像の動きベクト
    ルを検出する動きベクトル検出手段と、 該動きベクトル検出手段で検出された動きベクトルを用
    いて該入力画像の予測画像データを生成し、動き補償を
    行なう予測誤差算出手段と、 該予測誤差算出手段から出力される予測誤差データと該
    入力画像データとを比較し、イントラ符号化するかノン
    イントラ符号化するかを判定してイントラ/ノンイント
    ラ判定信号を生成するイントラ/ノンイントラ判定手段
    と、 該予測誤差算出手段から出力される予測誤差データを圧
    縮符号化し、かつ伸長復号して復号予測誤差データを生
    成し、ローカル復号画像を生成する符号化手段と、 該画像タイプ決定手段が決定した画像タイプに応じて該
    予測誤差データに含まれる雑音の低減効果の強度を可変
    とし、該イントラ/ノンイントラ判定手段からの該イン
    トラ/ノンイントラ判定信号に応じて、イントラ符号化
    では雑音低減処理なしとし、ノンイントラ符号化では雑
    音低減処理ありとする雑音低減手段とを備えたことを特
    徴とする動画像圧縮符号化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記動きベクトル検出手段は、前記参照画像と符号化さ
    れている画像との絶対値差分を計算する際に、絶対値差
    分値に含まれる雑音を低減する絶対値差分雑音低減手段
    を備えたことを特徴とする動画像圧縮符号化装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記符号化手段は、前記復号予測誤差データ含まれる雑
    音を低減するローカル復号雑音低減手段を備えたことを
    特徴とする動画像圧縮符号化装置。
  4. 【請求項4】 圧縮された動画像符号化データを復号す
    る動画像圧縮復号装置であって、 該動画像符号化データから動きベクトル,予測誤差デー
    タ,画像タイプ及びイントラ/ノンイントラ判定信号を
    復号する付加情報復号手段と、 該付加情報復号手段から出力される動きベクトルを用い
    て予測画像データを生成し、該予測誤差データと該予測
    画像データとを加算して画像データを復号する画像復号
    手段と、 該付加情報復号手段から出力される画像タイプに応じて
    該予測誤差データに含まれる雑音を低減する効果の強度
    を可変とし、該付加情報復号手段から出力されるイント
    ラ/ノンイントラ判定信号に応じて、イントラ符号化で
    は雑音低減処理なしとし、ノンイントラ符号化では雑音
    低減処理ありとする復号雑音低減手段とを備えたことを
    特徴とする動画像圧縮復号装置。
JP11349798A 1998-04-23 1998-04-23 動画像圧縮符号化装置及び動画像圧縮復号装置 Pending JPH11308621A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012005537A2 (ko) * 2010-07-09 2012-01-12 한국전자통신연구원 템플릿 매칭을 이용한 영상 부호화 방법 및 장치, 그리고 복호화 방법 및 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012005537A2 (ko) * 2010-07-09 2012-01-12 한국전자통신연구원 템플릿 매칭을 이용한 영상 부호화 방법 및 장치, 그리고 복호화 방법 및 장치
WO2012005537A3 (ko) * 2010-07-09 2012-04-19 한국전자통신연구원 템플릿 매칭을 이용한 영상 부호화 방법 및 장치, 그리고 복호화 방법 및 장치

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