JPH11308257A - ディジタル・ネットワーク・システム - Google Patents

ディジタル・ネットワーク・システム

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JPH11308257A
JPH11308257A JP11497198A JP11497198A JPH11308257A JP H11308257 A JPH11308257 A JP H11308257A JP 11497198 A JP11497198 A JP 11497198A JP 11497198 A JP11497198 A JP 11497198A JP H11308257 A JPH11308257 A JP H11308257A
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power
lines
line
master device
slave
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JP11497198A
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English (en)
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Toshihiro Yamamoto
敏博 山本
Ryosuke Okamoto
亮介 岡本
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Toa Corp
Original Assignee
Toa Corp
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Publication date
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスタ・スレーブ構成のシステムにおいて、
マスタ機器側から各スレーブ機器に対して、各スレーブ
機器の駆動電源となる電力を伝送させる。 【解決手段】 マスタ機器1には、2組の伝送ライン2
1及び22が接続されており、これら各伝送ライン21
及び22には、複数のスレーブ機器3、3、・・・が、
バス接続されている。そして、これら各機器1及び機器
3、3、・・・間においては、一方の伝送ライン21を
介して等時性のあるリアルタイムデータが送受信され、
他方の伝送ライン22を介して制御用のデータが送受信
される。更に、これら各伝送ライン21及び22間に
は、電力重畳装置4によって、各スレーブ機器3、3、
・・・の駆動電源となる直流電圧Vが重畳される。
従って、2組の伝送ライン21及び22によって、リア
ルタイムデータと、制御データと、直流電圧V
を、伝送できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタ機器と、こ
のマスタ機器からの指示により制御されるスレーブ機器
と、を備えた所謂マスタ・スレーブ構成のディジタル・
ネットワーク・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなマスタ・スレーブ構成のデ
ィジタル・ネットワーク・システムとして、従来、例え
ば図3に示すようなものがある。同図に示すように、こ
のシステムは、マスタ機器1に接続された伝送ライン1
02に対して、複数のスレーブ機器3、3、・・・をバ
ス接続した所謂バス方式のものである。このようなシス
テムでは、上記伝送ライン102として、一般に、ツイ
ストペア線(非シールド対撚り線)が広く用いられてい
る。そして、このツイストペア線構成の伝送ライン10
2を介して、マスタ機器1及び各スレーブ機器3、3、
・・・との間で、例えば一般に知られているポーリング
・セレクション方式に基づいて、ディジタルデータの送
受信が行われる。
【0003】ところで、このようなバス方式のシステム
においては、従来、上記のようにマスタ機器1及び各ス
レーブ機器3、3、・・・間でディジタルデータの伝送
を行っても、電力を伝送させる技術はなかった。従っ
て、マスタ機器1については勿論のこと、各スレーブ機
器3、3、・・・についても、それぞれを駆動させるた
めの電源を、同図に示すように、それぞれ個別に供給す
る必要がある。しかし、このようなシステムでは、各ス
レーブ機器3、3、・・・をマスタ機器1から離れた場
所に分散して配置することがあり、この場合、各スレー
ブ機器3、3、・・・毎にそれぞれの駆動電源を外部か
ら調達するのが困難であったり、或いは何らかの制約を
受けることがある。
【0004】なお、従来、マスタ機器1とスレーブ機器
3とが、例えば図4に示すように1対1の構成のシステ
ムでは、マスタ機器1側からスレーブ機器3に対して、
スレーブ機器3の駆動電源となる電力を供給するものは
ある。しかし、この場合、データ伝送用のライン102
とは別に、上記電力を伝送させるための電力伝送用のラ
イン112を新たに1組設ける必要があり、その分、配
線数が増えてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】即ち、本発明が解決し
ようとする問題点は、上記従来のバス方式のシステムで
は、マスタ機器1側から各スレーブ機器3、3、・・・
に電力を伝送できないという点、及び、電力伝送が可能
であっても、そのシステム構成が1対1のマスタ・スレ
ーブ構成に限られると共に、電力伝送用のラインが余分
に必要になるという点である。
【0006】そこで、本発明は、電力伝送用のラインを
余分に設けることなく、マスタ機器1側からスレーブ機
器3に対して、スレーブ機器3の駆動電源となる電力を
伝送させることができ、特に、バス構成のシステムにお
いて、上記電力の伝送が可能なディジタル・ネットワー
ク・システムを提供することを目的とする。また、マス
タ機器1及び各スレーブ機器3、3、・・・間におい
て、等時性(即ちリアルタイム性)のあるデータ、所謂
リアルタイムデータを、その等時性を損なうことなく伝
送させることのできるシステムを提供することも、本発
明の目的とするところである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、マスタ機
器と、このマスタ機器からの指示により制御されるスレ
ーブ機器と、これら両者間で送受信するディジタルデー
タを伝送させる伝送ケーブルと、を具備するディジタル
・ネットワーク・システムにおいて、上記伝送ケーブル
が、第1のデータを伝送させる第1のラインと、第2の
データを伝送させる第2のラインとを有し、これら第1
及び第2の各ライン間に電力を重畳させる電力重畳部を
設け、上記マスタ機器及びスレーブ機器が、それぞれの
内部に上記電力が直接侵入するのを防止する防止手段を
備え、上記マスタ機器及びスレーブ機器の一方または両
方が、上記各ライン間から上記電力を抽出する抽出手段
と、この抽出して得た電力から自己を駆動させるための
駆動電源を生成する駆動電源生成手段と、を備えたもの
である。
【0008】本請求項1に記載の発明によれば、マスタ
機器とスレーブ機器とを接続する伝送ケーブルは、第1
及び第2のラインという2組の伝送ラインを有してい
る。そして、マスタ機器及びスレーブ機器間において、
第1のラインを介して第1のデータの送受信が行われ、
第2のラインを介して第2のデータの送受信が行われ
る。更に、本請求項1に記載の発明では、電力重畳部に
より、第1及び第2の各ライン間に電力を重畳させるこ
とによって、この電力をも、第1及び第2の各ラインを
介して、マスタ機器及びスレーブ機器間を伝送させる。
即ち、第1及び第2の各ラインは、それぞれ第1及び第
2の各データを伝送させるための伝送ラインとして機能
する他に、これら両ライン1組で、上記電力を伝送させ
るための電力伝送ラインとしても機能する。従って、第
1及び第2のラインという2組の伝送ラインにより、第
1のデータと、第2のデータと、電力とを、伝送させる
ことができる。
【0009】そして、マスタ機器及びスレーブ機器の一
方または他方において、抽出手段が、上記第1及び第2
の各ラインに重畳された電力を抽出し、駆動電源生成手
段が、抽出手段によって抽出して得た電力から、この駆
動電源生成手段及び抽出手段を備えた機器自体の駆動電
源を生成する。なお、マスタ機器及びスレーブ機器は、
共に、それぞれの内部に上記電力が直接侵入するのを防
止する防止手段を備えているので、上記電力が、それぞ
れの機器の内部回路等に対して、悪影響を及ぼすことは
ない。
【0010】ところで、上述した図3または図4に示す
従来のシステムにおいては、データの伝送ライン102
が、1組のツイストペア線構成とされているので、例え
ば、マスタ機器1及びスレーブ機器3の一方から他方に
対して、等時性のあるリアルタイムデータを送信する場
合に、次のような不都合が生じる。即ち、マスタ機器1
及びスレーブ機器3間で上記リアルタイムデータの送受
信を行っている最中に、例えば、このリアルタイムデー
タ以外のデータを送受信する必要性が生じたとする。こ
の場合、上記リアルタイムデータ以外のデータを送受信
するために、一旦、リアルタイムデータの送受信を中断
しなければならず、これによってリアルタイムデータの
等時性が損なわれてしまうという問題がある。
【0011】これに対して、本請求項1に記載の発明に
おいては、第1のラインと第2のラインという2組の伝
送ラインを備えているので、これら各ラインのうちの一
方を用いて上記リアルタイムデータの送受信を行い、そ
の他のデータについては、他方のラインを介して送受信
を行えば、リアルタイムデータの等時性を確保できる。
特に、マスタ・スレーブ構成のシステムにおいては、マ
スタ機器が、スレーブ機器との通信動作(手順)を制御
(支配)するので、この通信制御を実現するためのデー
タ以外に、上記リアルタイムデータのような通信制御に
関係のないデータを伝送させたい場合等に、本請求項1
に記載の発明は非常に有効である。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明のディジタル・ネットワーク・システムにおい
て、少なくとも上記スレーブ機器が上記抽出手段と上記
駆動電源生成手段とを備え、上記電力重畳部が、上記マ
スタ機器の内部またはこのマスタ機器の近傍に設けられ
たものである。
【0013】本請求項2に記載の発明によれば、マスタ
機器側において、スレーブ機器の駆動電源となる電力
が、第1及び第2の各ライン間に重畳される。そして、
この電力は、第1及び第2の各ラインを介して、スレー
ブ機器側に伝送される。スレーブ機器は、上記各ライン
を介して伝送される電力を抽出手段で抽出し、この抽出
して得た電力を元に駆動電源生成手段によって生成され
た駆動電源により、動作する。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明のディジタル・ネットワーク・システム
において、少なくとも上記スレーブ機器が上記抽出手段
と上記駆動電源生成手段とを備え、このスレーブ機器
が、上記第1及び第2のラインに対して複数台バス接続
されたものである。
【0015】即ち、本請求項3に記載の発明によれば、
バス方式のシステムが構成される。そして、各スレーブ
機器には、それぞれの駆動電源となる電力が、第1及び
第2のラインを介して供給される。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1、2ま
たは3に記載の発明のディジタル・ネットワーク・シス
テムにおいて、上記電力重畳部が、上記第1のラインを
形成する往復2本の電線の両方と、上記第2のラインを
形成する往復2本の電線の両方と、の間に、上記電力を
重畳し、上記抽出手段が、上記第1のラインを形成する
往復2本の電線の両方と、上記第2のラインを形成する
往復2本の電線の両方と、の間から、上記電力を抽出す
る状態に構成されたものである。
【0017】本請求項4に記載の発明によれば、電力重
畳部によって第1及び第2の各ライン間に重畳される電
力は、第1及び第2のラインのうちの一方を形成する2
本の電線を往路とし、他方を形成する2本の電線を復路
として、スレーブ機器に供給される。即ち、第1及び第
2の各ラインを形成する合計4本の電線によって、上記
電力を伝送させるための1組の伝送ラインを形成してい
る。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明のディジタル・ネットワーク・システムにおい
て、上記第1及び第2の各ラインが、それぞれ平衡形の
ラインであって、これら第1及び第2の各ラインと、上
記マスタ機器及び上記スレーブ機器とが、それぞれトラ
ンスを介して接続されており、上記抽出手段が、この抽
出手段を備えた機器と上記第1及び第2の各ラインとを
それぞれ接続する上記各トランスの上記第1及び第2の
各ラインにそれぞれ接続された側の各巻線の各中点間、
またはこれら第1及び第2の各ラインにそれぞれ接続さ
れた側の各巻線の各両端間から、上記電力を抽出する状
態に構成されたものである。
【0019】なお、ここで言う上記平衡形のラインと
は、例えばツイストペア線のことを言う。また、トラン
スとは、例えば一般に「パルストランス」と呼ばれてい
る広帯域トランスのことを言う。
【0020】即ち、本請求項5に記載の発明によれば、
第1及び第2の各ラインは、平衡回路とされている。そ
して、これら第1及び第2の各ラインに対して上記電力
を重畳させる際、電力重畳部は、第1のラインを形成す
る2本の電線の両方と、第2のラインを形成する2本の
電線の両方と、の間に、上記電力を重畳する。一方、第
1及び第2の各ラインから上記電力を抽出する際、抽出
手段は、この抽出手段を備えた機器と第1及び第2の各
ラインとをそれぞれ接続する各トランスにおいて第1及
び第2の各ラインにそれぞれ接続された側の各巻線の各
中点間、即ちセンタタップ間、または、これら第1及び
第2の各ラインにそれぞれ接続された側の各巻線の各両
端間から、上記電力を抽出する。従って、本請求項5に
記載の発明によれば、電力伝送ラインの往路及び復路と
して、それぞれ同様のものが、2本ずつ形成されること
になる。
【0021】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明のディジタル・ネットワーク・システムにおい
て、上記電力重畳部が、上記電力として、直流電力を、
上記第1及び第2の各ライン間に重畳し、上記各トラン
スによって上記防止手段を構成したものである。
【0022】本請求項6に記載の発明によれば、第1及
び第2の各ライン間には、上記電力として直流電力が重
畳される。なお、第1及び第2の各ラインとマスタ機器
及びスレーブ機器とを接続するトランスは、直流電力を
通さないので、上記防止手段として機能する。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明に係るディジタル・ネット
ワーク・システムの一実施の形態について、図1及び図
2を参照して説明する。
【0024】図1は、本実施の形態の概略構成を示すブ
ロック図である。同図に示すように、本実施の形態のシ
ステムは、伝送ライン2として、2組のライン21及び
22を有しており、これら各ライン21及び22に対し
て、複数のスレーブ機器3、3、・・・をバス接続した
バス方式のシステムである。このように、本実施の形態
においては、2組の伝送ライン21及び22を備えてい
るので、マスタ機器1及び各スレーブ機器3、3、・・
・間で、例えば、音声データや映像データ等のように等
時性のあるリアルタイムデータを伝送させる場合に、次
のような利点がある。
【0025】即ち、図1の構成において、例えばマスタ
機器1側から各スレーブ機器3、3、・・・側に向け
て、上記リアルタイムデータを送信するとする。この場
合、上記各伝送ライン21及び22のうちの一方のライ
ン、例えばライン21を介して、上記リアルタイムデー
タの送受信を行い、このリアルタイムデータ以外のデー
タについては、他方のライン22を介して送受信する。
このように、リアルタイムデータとその他のデータと
を、それぞれ別個の伝送ライン21及び22を介して伝
送させることによって、リアルタイムデータ以外のデー
タの送受信状況に関係なく、リアルタイムデータを連続
的に送受信することができ、即ちリアルタイムデータの
等時性を確保できる。
【0026】なお、これと同じように、例えば上述した
図3及び図4に示す従来のシステムにおいて、リアルタ
イムデータとその他のデータとを送受信しようとして
も、リアルタイムデータの等時性を確保できないことは
明らかである。即ち、上記従来技術は、マスタ機器1及
びスレーブ機器3間を接続する伝送ライン102が、1
組のツイストペア線構成とされている。従って、この1
組の伝送ライン102を介して上記リアルタイムデータ
を送受信している最中に、このリアルタイムデータ以外
のデータを送受信する必要性が生じると、このリアルタ
イムデータ以外のデータを送受信するために、一旦、リ
アルタイムデータの送受信を中断しなければならず、リ
アルタイムデータの等時性が損なわれてしまう。よっ
て、このシステムが、例えば、上記リアルタイムデータ
として、連続的な音声データや映像データを、マスタ機
器1側からスレーブ機器3側に伝送させるものであっ
て、スレーブ機器3側において、上記音声データや映像
データに基づく音声または映像を再生するシステムであ
るとすると、この音声や映像の再生中に、この音声や映
像が途切れてしまうという不具合を生ずる。
【0027】特に、マスタ・スレーブ構成のシステムに
おいては、マスタ機器1が、各スレーブ機器3、3、・
・・との通信動作を制御(支配)するので、これら各機
器1及び3、3、・・・間においては、上記通信制御を
実現するための所謂制御データを、例えば上述したポー
リング・セレクション方式等に基づいて送受信する必要
がある。従って、このように制御データの送受信が必要
となるマスタ・スレーブ構成のシステムにおいて、この
制御データ以外に上記リアルタイムデータのような等時
性の要求されるデータを伝送させる場合に、本実施の形
態は、非常に有効である。
【0028】更に、本実施の形態では、マスタ機器1の
近傍に、上記各ライン21及び22間に対して、各スレ
ーブ機器3、3、・・・の駆動電源となる直流電圧V
を重畳させるための電力重畳装置4を備えている。
この電力重畳装置4は、図示しない商用交流電源から上
記直流電圧Vを生成する直流電源装置41を有して
おり、この直流電源装置41の生成する直流電圧V
を、チョークコイル42及び43を介して、上記各ライ
ン21及び22間に重畳する。
【0029】ここで、図1をより詳細に表したブロック
図を、図2に示す。なお、図2においては、スレーブ機
器3を1台のみ記載しているが、他のスレーブ機器3、
3、・・・についても、同図と同じ構成であるので、そ
れぞれの記載を省略する。
【0030】同図に示すように、各ライン21及び22
は、それぞれツイストペア線により構成されている。そ
して、これら各ライン21及び22と接続されるマスタ
機器1は、内部に、一般に知られているパルストランス
11及び12を2個有しており、これら各パルストラン
ス11及び12を介して、その内部回路(詳しくは、各
ライン21及び22を介して各スレーブ機器3側と送受
信するデータを入出力する入出力回路)13と各ライン
21及び22とが接続されている。一方、各スレーブ機
器3側も、内部に、2個のパルストランス31及び32
を有しており、これら各パルストランス31及び32を
介して、その内部回路(詳しくは、各ライン21及び2
2を介してマスタ機器1側と送受信するデータを入出力
する入出力回路)33と各ライン21及び22とが接続
されている。即ち、各ライン21及び22は、それぞれ
個別の平衡回路とされている。
【0031】そして、上記各ライン21及び22間に直
流電圧Vを重畳させる電力重畳装置4は、上述した
直流電源装置41として、例えば一般に知られているス
イッチング電源装置を内蔵している。このスイッチング
電源装置41は、外部から供給される商用交流電源(A
C100V)を元に、上記直流電圧Vとして、例え
ば12V乃至48Vの電圧を生成するもので、その正極
(+)側出力端子が、チョークコイル42を介して、上
記各ライン21及び22のうちの一方、例えば上述した
リアルタイムデータを伝送させるための所謂リアルタイ
ムデータライン21に接続されている。そして、スイッ
チング電源装置41の負極(−)側出力端子は、チョー
クコイル43を介して、他方のライン、即ち上述した制
御データを伝送させるための所謂制御データライン22
に接続されている。
【0032】なお、チョークコイル42は、それぞれ同
一規格の2つのコイル42a及び42bを有しており、
これら各コイル42a及び42bは、上記リアルタイム
データライン21を構成する2本の電線21a及び21
bと、スイッチング電源装置41の正極側出力端子と
を、それぞれ個別に接続するよう設けられている。これ
によって、上記リアルタイムデータライン21を構成す
る2本の電線21a及び21bの両方に対して、それぞ
れに同様に(即ち同じ条件で)直流電圧Vの正極側
が印加される。
【0033】一方、スイッチング電源装置41の負極側
出力端子と制御データライン22とを接続するチョーク
コイル43も、それぞれ同一規格の2つのコイル43a
及び43bを有している。そして、これら各コイル43
a及び43bは、上記制御データライン22を構成する
2本の電線22a及び22bと、スイッチング電源装置
41の負極側出力端子とを、それぞれ個別に接続するよ
う設けられている。これによって、上記制御データライ
ン22を構成する2本の電線22a及び22bの両方に
対して、それぞれに同様に(即ち同じ条件で)直流電圧
の負極側が印加される。
【0034】このように、スイッチング電源装置41の
生成する直流電圧Vは、リアルタイムデータライン
21を構成する2本の電線21a及び21bの両方を正
極側、即ち往路とし、制御データライン22を構成する
2本の電線22a及び22bの両方を負極側、即ち復路
として、これら各ライン21及び22間を介して、各ス
レーブ機器3に伝送される。
【0035】上記直流電圧Vを受ける各スレーブ機
器3は、各ライン21及び22間から直流電圧V
抽出するための電力抽出回路34を有している。即ち、
スレーブ機器3と各ライン21及び22とをそれぞれ接
続する上述した各パルストランス31及び32は、それ
ぞれ、各ライン21及び22側に接続される各巻線31
a及び32aに、中点端子(センタタップ)31b及び
32bを備えており、上記電力抽出回路34は、これら
各中点端子31b及び32b間から直流電圧V を抽
出する。そして、電力抽出回路34は、上記各中点端子
31b32b間から抽出して得た直流電圧Vを、ダ
イオードブリッジ回路34aによって整流した後、レギ
ュレータ回路34bによって所定の電圧値に調整(即ち
DC/DC変換)し、このレギュレータ回路34bの出
力を、入出力回路33を含むスレーブ機器3を構成する
各回路の駆動電源として出力する。なお、ここで、上記
直流電圧Vを一旦ダイオードブリッジ回路34aに
よって整流するのは、各ライン21及び22間に重畳さ
れる直流電圧Vの極性に関係なく、レギュレータ回
路34bに入力される際の直流電圧Vの極性が常に
一定となるようにするためである。
【0036】上記のように、本実施の形態によれば、2
組の伝送ライン21及び22を、それぞれリアルタイム
データ及び制御データを伝送させるというそれ本来の機
能の他に、電力重畳装置4によって重畳した直流電圧V
を各スレーブ機器3、3、・・・に伝送させるとい
う所謂電力伝送ラインとしても機能させている。従っ
て、バス方式のシステムにおいて、各スレーブ機器3、
3、・・・に対して、それぞれの駆動電源となる直流電
圧Vを、各伝送ライン21及び22を介して一括供
給できるという効果があり、即ち上述した図3の従来技
術における課題を解決できる。そして、この効果を、上
述した図4に示す従来技術のような単純に電力のみを伝
送させるためのライン112を設けることなく、実現で
きる。
【0037】また、上記直流電圧Vは、リアルタイ
ムデータライン21を構成する2本の電線21a及び2
1bの両方を往路とし、制御データライン22を構成す
る2本の電線22a及び22bの両方を復路として、各
スレーブ機器3、3、・・・に供給される。従って、例
えば、リアルタイムデータライン21を構成する2本の
電線21a及び21b(または、制御データライン22
を構成する2本の電線22a及び22b)を、それぞれ
往路及び復路として上記直流電圧Vを伝送させる場
合に比べて、上記直流電圧Vの伝送損失、即ち電圧
降下を抑制できる。
【0038】更に、上記電力伝送ラインの往路として機
能するリアルタイムデータライン21の各電線21a及
び21bに対しては、それぞれ同じ条件で、直流電圧V
の正極側を印加し、復路として機能する制御データラ
イン22の各電線22a及び22bに対しては、それぞ
れ同じ条件で、直流電圧Vの負極側を印加してい
る。そして、各スレーブ機器3、3、・・・側において
上記各ライン21及び22から直流電圧Vを抽出す
る際には、上述した各パルストランス31及び32の各
ライン21及び22側に接続されている各巻線31a及
び32aの各中点端子31b及び32b間から上記直流
電圧Vを取り込むことによって、リアルタイムデー
タライン21を構成する2本の電線21a及び21bの
両方と、制御データライン22を構成する2本の電線2
2a及び22bの両方とから、それぞれ同じ条件で、直
流電圧Vを抽出するよう構成されている。よって、
この構成によれば、上記電力伝送ラインの往路及び復路
として、それぞれ同様のものが、2本ずつ形成されるこ
とになり、各ライン21及び22の平衡性が保たれる。
【0039】また、上記各ライン21及び22を、それ
ぞれ平衡回路とするために、これら各ライン21及び2
2とマスタ機器1及び各スレーブ機器3、3、・・・と
の間には、上述したように、それぞれパルストランス1
1及び12、31及び32が設けられている。従って、
各ライン21及び22間に重畳された直流電圧Vが、
マスタ機器1及び各スレーブ機器3、3、・・・内の回
路13及び33内に侵入するのを防止できる。
【0040】なお、本実施の形態においては、各スレー
ブ機器3、3、・・・内にのみ電力抽出回路34を設け
たが、これと同様の回路をマスタ機器1内にも設け、こ
のマスタ機器1についても、これを駆動させるための駆
動電源を、上記直流電圧V から生成するよう構成して
もよい。
【0041】そして、電力重畳装置4については、これ
をマスタ機器1の近傍に設けるよう構成したが、これに
限らない。即ち、マスタ機器1内に電力重畳装置4を内
蔵させてもよいし、マスタ機器1から離れた場所に、上
記電力重畳装置4を配置してもよい。
【0042】更に、各スレーブ機器3、3、・・・内に
おいて、各伝送ライン21及び22間に重畳された直流
電圧Vを抽出する際、上述した各パルストランス3
1及び32の上記各伝送ライン21及び22側に接続さ
れた各巻線31a及び32aの各中点端子31b及び3
2b間から、上記直流電圧Vを抽出するよう構成し
たが、これに限らない。例えば、上記各巻線31a及び
32aの各両端から、チョークコイルを介して、上記直
流電圧Vを抽出する(この場合、上記各伝送ライン
21及び22をそれぞれ構成する各電線21a、21b
及び22a、22bから上記直流電圧Vを抽出する
のと略等価な構成となる)等、他の方法によって上記直
流電圧Vを抽出してもよい。
【0043】また、電力重畳装置4によって各伝送ライ
ン21及び22間に直流電圧Vを重畳する際、各伝送
ライン21及び22をそれぞれ構成する各電線21a、
21b及び22a、22bに対して、それぞれチョーク
コイル42a、42b及び43a、43bを介して上記
直流電圧Vを重畳(印加)したが、これに限らな
い。例えば、マスタ機器1内の各パルストランス11及
び12として、各伝送ライン21及び22側に接続され
る各巻線11a及び12aに、それぞれ中点端子を備え
たものを使用し、これら各中点端子間に、上記直流電圧
を印加するよう構成してもよい。
【0044】そして、本実施の形態においては、マスタ
機器1及び各スレーブ機器3、3、・・・間を、2本の
伝送ライン21及び22を介して接続したが、これに限
らない。例えば、3本以上の伝送ラインによってマスタ
機器1及び各スレーブ機器3、3、・・・間を接続し、
これら各伝送ラインのうち任意の2組を用いて、上記直
流電圧Vを伝送させてもよい。また、複数組の伝送
ラインを用いて、複数の電圧を、それぞれ別個に伝送さ
せるよう構成してもよい。
【0045】また、上記各伝送ライン21及び22間を
伝送させる電力として、直流電圧V を用いたが、例
えば低周波交流電力等、直流以外の電力を用いてもよ
い。ただし、この場合、上記電力が、マスタ機器1及び
各スレーブ機器3内の各内部回路11及び13に侵入す
るのを防止するために、これらマスタ機器1及び各スレ
ーブ機器3内に、上記電力侵入を阻止する例えばフィル
タ回路等を設ける必要がある。
【0046】なお、本実施の形態は、特に、リアルタイ
ムデータを伝送させる必要のあるシステムに有効である
ことを説明したが、リアルタイムデータを伝送させる必
要のないシステムについても、本発明を適用できること
は言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明のうち、請求項1
に記載の発明のディジタル・ネットワーク・システム
は、第1及び第2のラインという2組の伝送ラインを有
している。従って、マスタ機器及びスレーブ機器間で、
例えば等時性のあるリアルタイムデータを伝送させたい
場合には、第1及び第2の各ラインのうちの一方を用い
て上記リアルタイムデータの送受信を行い、その他のデ
ータについては、他方のラインを介して送受信を行え
ば、上記リアルタイムデータの等時性を確保できるとい
う効果がある。また、第1及び第2の各ラインは、これ
ら両ライン1組で、電力を伝送させるための電力伝送ラ
インとしても機能する。従って、上述した図4に示す従
来技術とは異なり、単純に電力のみを伝送させるための
ラインを設けなくても、マスタ機器及びスレーブ機器間
で電力を伝送させることができるという効果がある。
【0048】請求項2に記載の発明のディジタル・ネッ
トワーク・システムによれば、スレーブ機器の駆動電源
となる電力は、マスタ機器側から、第1及び第2のライ
ンを介して供給される。従って、例えば、スレーブ機器
がマスタ機器から離れた場所に配置されており、スレー
ブ機器の駆動電源をスレーブ機器側において単独で外部
から調達するのが困難であったり、或いは何らかの制約
を受けるような場合等に、特に有効である。
【0049】請求項3に記載の発明のディジタル・ネッ
トワーク・システムによれば、バス方式のシステムにお
いて、上記第1及び第2の2組のラインによる、第1及
び第2の各データと電力との伝送が可能となる。従っ
て、バス方式のシステムにおいて、上記リアルタイムデ
ータの伝送が可能であり、また、上述した図3に示す従
来技術とは異なり、マスタ機器側から各スレーブ機器に
対して電力を一括供給できるという効果がある。
【0050】請求項4に記載の発明のディジタル・ネッ
トワーク・システムによれば、第1及び第2の各ライン
を形成する合計4本の電線によって、電力を伝送させる
ための1組の伝送ラインを形成している。従って、例え
ば第1及び第2のラインのいずれか一方を形成する2本
の電線間に電力を重畳し、この2本1組の電線により上
記電力を伝送させる場合に比べて、この電力の伝送損失
を抑制できるという効果がある。
【0051】請求項5に記載の発明のディジタル・ネッ
トワーク・システムによれば、第1及び第2の各ライン
は、平衡回路とされている。そして、これら第1及び第
2の各ラインによって形成する電力伝送ラインの往路及
び復路として、それぞれ同様のものを、2本ずつ形成し
ている。従って、上記第1の及び第2のラインの平衡性
を確保できるという効果がある。
【0052】請求項6に記載の発明のディジタル・ネッ
トワーク・システムは、上記電力として、直流電力を重
畳させるものであって、上記請求項1、2、3、4及び
5に記載の発明と同様の効果を奏する。そして、上記各
トランスが、上記防止手段として機能するので、各トラ
ンス以外に防止手段を設ける必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル放送装置の一実施の形
態を表す概略構成ブロック図である。
【図2】同実施の形態における装置本体の詳細な構成を
示すブロック図である。
【図3】従来のバス方式のディジタル・ネットワーク・
システムの概略構成図である。
【図4】電力伝送が可能なシステムの従来例である。
【符号の説明】
1 マスタ機器 2 伝送ライン 3 スレーブ機器 5 電力重畳装置(電力重畳部) 11、12、31、32 パルストランス(防止手段) 21 リアルタイムデータライン(第1のライン) 23 制御データライン(第2のライン) 34 電力抽出回路(抽出手段、駆動電源生成手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタ機器と、このマスタ機器からの指
    示により制御されるスレーブ機器と、これら両者間で送
    受信するディジタルデータを伝送させる伝送ケーブル
    と、を具備するディジタル・ネットワーク・システムに
    おいて、 上記伝送ケーブルが、第1のデータを伝送させる第1の
    ラインと、第2のデータを伝送させる第2のラインとを
    有し、 これら第1及び第2の各ライン間に電力を重畳させる電
    力重畳部を設け、 上記マスタ機器及びスレーブ機器が、それぞれの内部に
    上記電力が直接侵入するのを防止する防止手段を備え、 上記マスタ機器及びスレーブ機器の一方または両方が、
    上記各ライン間から上記電力を抽出する抽出手段と、こ
    の抽出して得た電力から自己を駆動させるための駆動電
    源を生成する駆動電源生成手段と、を備えたディジタル
    ・ネットワーク・システム。
  2. 【請求項2】 少なくとも上記スレーブ機器が上記抽出
    手段と上記駆動電源生成手段とを備え、上記電力重畳部
    が、上記マスタ機器の内部またはこのマスタ機器の近傍
    に設けられた請求項1に記載のディジタル・ネットワー
    ク・システム。
  3. 【請求項3】 少なくとも上記スレーブ機器が上記抽出
    手段と上記駆動電源生成手段とを備え、このスレーブ機
    器が、上記第1及び第2のラインに対して複数台バス接
    続された請求項1または2に記載のディジタル・ネット
    ワーク・システム。
  4. 【請求項4】 上記電力重畳部が、上記第1のラインを
    形成する往復2本の電線の両方と、上記第2のラインを
    形成する往復2本の電線の両方と、の間に、上記電力を
    重畳し、 上記抽出手段が、上記第1のラインを形成する往復2本
    の電線の両方と、上記第2のラインを形成する往復2本
    の電線の両方と、の間から、上記電力を抽出する状態に
    構成された請求項1、2または3に記載のディジタル・
    ネットワーク・システム。
  5. 【請求項5】 上記第1及び第2の各ラインが、それぞ
    れ平衡形のラインであって、これら第1及び第2の各ラ
    インと、上記マスタ機器及び上記スレーブ機器とが、そ
    れぞれトランスを介して接続されており、 上記抽出手段が、この抽出手段を備えた機器と上記第1
    及び第2の各ラインとをそれぞれ接続する上記各トラン
    スの上記第1及び第2の各ラインにそれぞれ接続された
    側の各巻線の各中点間、またはこれら第1及び第2の各
    ラインにそれぞれ接続された側の各巻線の各両端間か
    ら、上記電力を抽出する状態に構成された請求項4に記
    載のディジタル・ネットワーク・システム。
  6. 【請求項6】 上記電力重畳部が、上記電力として、直
    流電力を、上記第1及び第2の各ライン間に重畳し、 上記各トランスによって上記防止手段を構成した請求項
    5に記載のディジタル・ネットワーク・システム。
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