JPH11308243A - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JPH11308243A
JPH11308243A JP11564898A JP11564898A JPH11308243A JP H11308243 A JPH11308243 A JP H11308243A JP 11564898 A JP11564898 A JP 11564898A JP 11564898 A JP11564898 A JP 11564898A JP H11308243 A JPH11308243 A JP H11308243A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークシステムを組む場合に、効率の
良いアドレス設定ができるようにする。 【解決手段】 少なくとも1つのノードが接続されたバ
スを第1のブリッジで接続してサブネットワークを構成
し、複数のサブネットワーク同士を第2のブリッジで接
続して構成されるネットワークシステムにおいて、ネッ
トワークシステム内で使用されるアドレスを上位mビッ
トと下位nビットに分割し(m,nは任意の整数)、上
位mビットのアドレスに基づいて第1のルーチング処理
を行ってデータ中継処理を行い、下位nビットのアドレ
スに基づいて第2のルーチング処理を行い、上位mビッ
トと下位nのうちの上位kビットを上記サブネットワー
クアドレスとし、下位nビットのうちの下位(n−k)
ビットを上記バスアドレスとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のノードを、
制御信号と情報信号とを混在させて伝送することのでき
る伝送路で接続して形成したバスを複数有してなるネッ
トワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやその周辺機器、或いは映
像機器やオーディオ機器などを多数接続し、ネットワー
クシステムを形成するのが一般化してきた。このような
接続の対象となる各機器は、ノード(node)と呼ば
れ、他の機器を接続するためのインターフェースを内蔵
している。
【0003】従来のネットワークシステムの構成例を、
図6に示す。ここでは、IEEE1394インターフェ
ースと称される方式の規格に適合したネットワークシス
テム構成である。IEEE1394インターフェースで
は、1つのバス内の最大接続ノード数を63台と規定し
ている。小規模なネットワークシステムは、単独のバス
だけで構成できる。しかし、もっと多くのノードを接続
するためには複数のバスを用意して、バス同士をブリッ
ジで接続する必要がある。IEEE1394インターフ
ェースの規格では1つのネットワークシステムにおける
バスの最大数は1023としている。
【0004】図6に示すネットワークシステム1では、
5つのサブネットワーク10,20,30,40及び5
0毎に上記バスを備えている。
【0005】サブネットワーク10は、複数のノードを
例えばIEEE1394に準拠した通信制御信号線で接続して形
成した3つのバス11,12及び13を含んで成る。バ
ス11とバス12は第1のブリッジ14で、またバス1
2とバス13は第1のブリッジ15で接続されている。
サブネットワーク20は、3つのバス21,22及び2
3を含んで成る。バス21とバス23は第1のブリッジ
24で、またバス22とバス23は第1のブリッジ25
で接続されている。
【0006】サブネットワーク30は、2つのバス3
1,32を含んで成る。バス31とバス32は第1のブ
リッジ33で接続されている。サブネットワーク40
は、3つのバス41,42及び43を含んで成る。バス
41とバス42は第1のブリッジ45で、またバス41
とバス43は第1のブリッジ44で接続されている。サ
ブネットワーク50は、3つのバス51,52及び53
を含んで成る。これら3つのバス51,52及び53は
第1のブリッジ54で接続されている。
【0007】これらの各サブネットワークの内、サブネ
ットワーク10とサブネットワーク20は第2のブリッ
ジ61で、またサブネットワーク20とサブネットワー
ク30は第2のブリッジ62で、またサブネットワーク
20とサブネットワーク40は第2のブリッジ63で、
またサブネットワーク20とサブネットワーク60は第
2のブリッジ64で、それぞれ接続されている。
【0008】ここで、第1のブリッジは、複数のバスに
対して順次連続した識別番号(ID)を割り付けるコン
フィギュレーション処理を行う。例えば、サブネットワ
ーク10内における第1のブリッジ14、第1のブリッ
ジ15は3つのバス11,12及び13に対して順次連
続した識別番号(ID)を割り付けるコンフィギュレー
ション処理を行う。
【0009】また、第2のブリッジは、複数のサブネッ
トワークに対して順次連続したIDを割り付けるコンフ
ィギュレーション処理を行う。例えば、第2のブリッジ
61はサブネットワーク10、サブネットワーク20に
対してのコンフィギュレーション処理を行う。
【0010】このようなシステムにおいて、従来アドレ
スであるIDは、例えば図7に示すような割当てで設定
してあった。即ち、本来バスIDとして割当てられた所
定のビット(例えば10ビット)の上位をサブネットワ
ークIDとし下位をバスIDとして割当て、残りの所定
ビット(例えば6ビット)をノードIDとする。
【0011】サブネットワークID(SNID)とバス
ID(BID)は、例えば5ビットずつの固定長で割当
てても良いが、サブネットマスクの概念を用意してこれ
を可変長にすることもできる。
【0012】このようなIDの設定により、従来の第1
のブリッジがバス内のパケットを隣のパケットに転送す
るかどうかを判断するアルゴリズムを、図8のフローチ
ャートに示す。第1のブリッジには、同一サブネットワ
ーク内宛のパケットを隣接バスへ転送するか決定するた
めに用いるバスIDの範囲の情報と、他のサブネットワ
ーク宛のパケットを隣接バスに転送するか決定するため
に用いるサブネットワークIDの範囲の情報とを内蔵す
る。受け取ったパケットの宛先のサブネットワークID
(SNID)が自分のサブネットワークIDと一致する
かどうかを調べる。(ステップS11)。一致する場合
はパケットが同一サブネットワーク宛であることを意味
する。一致する場合は次に宛先のバスIDが、自分が隣
接バスに転送するバスIDの範囲と一致するか調べる
(ステップS12)。一致する場合にはパケットを隣接
バスの転送するために、パッケトを受け取ったホータル
からもう一方のポータルに転送し、もう一方のポータル
が隣接バス内にパケットを出力する(ステップS1
3)。ステップS11で一致して場合は他のサブネット
ワーク宛のパケットであり、パケットを受け取ったポー
タルは宛先のサブネットワークIDが自分が隣接バスに
転送するサブネットワークIDの範囲と一致するか調べ
る(ステップS14)。一致とする場合にはパケットを
隣接バスの転送するために、パケットを受け取ったポー
タルからもう一方のポータルに転送し、もう一方のポー
タルが隣接バス内にパケットを出力する(ステップS1
5)。
【0013】図9は第2のブリッジがバス内のパケット
を隣のバスに転送するかどうかを判断するアルゴリズム
である。第2のブリッジには、他のサブネットワーク宛
のパケットを隣接バスに転送するか決定するために用い
るサブネットワークIDの範囲の情報とを内蔵する。受
け取ったパケットの宛先のサブネットワークID(SN
ID)が自分のサブネットワークIDと一致するかどう
か調べる(ステップS21)。一致する場合はパケット
が同一サブネットワーク宛であることを意味する。一致
する場合はパケットを隣接バスに転送せずに終了する。
ステップS21で一致しない場合は他のサブネットワー
ク宛のパケットであり、パケットを受け取ったポータル
は宛先のサブネットワークIDが、自分が隣接バスに転
送するサブネットワークIDの範囲と一致するか調べる
(ステップS22)。一致する場合にはパケットを隣接
バスの転送するために、パケットを受け取ったポータル
からもう一方のポータルに転送し、もう一方のポータル
が隣接バス内にパケットを出力する(ステップS2
3)。
【0014】図10はこのようなシステム構成におい
て、他のサブネットワーク内のノード宛にデータ(パケ
ット)が送信される際のルーチングについて説明してい
る。ここではサブネットワーク301のバス308のノ
ードがサブネットワーク302のバス312内のノード
にパケットを送信する。パケットの宛先のサブネットワ
ークIDは001、バスIDは001である。ポータル
313,315はサブネットワークIDが001,01
0宛のパケットが隣接するバスに転送するように設定さ
れている。ポータル317はサブネットワークIDが0
10宛のパケットが転送されるよう設定されている。ま
たポータル319は同じサブネットワーク001内のバ
スIDが001宛のパケットが転送されるよう設定され
ている。バス308内で発信されたパケットは、先ずポ
ータル315によって隣接するバス309に転送され
る。バス309に転送されたパケットはポータル315
によって隣接するバス310に転送される。
【0015】ポータル313および315は図8の動作
フローのステップS11→S14→S15に従って動作
する。バス310に転送されたパケットはポータル31
7によって隣接するサブネットワーク302内のバス3
11に転送される。ポータル317は図9の動作フロー
のステップS21→S22→S23に従って動作する。
バス311に転送されたパケットはポータル319によ
って隣接するバス312に転送される。ポータル319
は図8の動作フローのステップS11→S12→S13
に従って動作する。バス312に転送されたパケットは
宛先となるノードによって受け取られる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
単純にサブネットワークIDとバスIDを割当てると、
IDを構成するデータのビット数が大きくなって、ID
のデータ長が長くなってしまう問題がある。例えば、I
EEE1394インターフェースの規格によるネットワ
ークを、無線システムで構成させることを考えた場合、
無線伝送装置があまり高いデータ伝送速度を実現できな
い現実を考えると、無線伝送装置が接続されるサブネッ
トワーク内のバスの数は比較的少ないことが予想され
る。そのような場合にサブネットワークのID長を大き
くできないと、バスID長が長くなり、サブネットワー
ク内に収容できるバスの数が大きくなり、無駄に多くの
バスIDを割当てる結果となる。
【0017】本発明の目的は、ネットワークシステムを
組む場合に、効率の良いアドレス設定ができるようにす
ることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
システム内で使用されるアドレスを上位mビットと下位
nビットに分割し(m,nは任意の整数)、上位mビッ
トのアドレスに基づいて第1のルーチング処理を行って
データ中継処理を行い、下位nビットのアドレスに基づ
いて第2のルーチング処理を行い、上位mビットと下位
nのうちの上位kビットをサブネットワークアドレスと
し、下位nビットのうちの下位(n−k)ビットをバス
アドレスとしたものである。
【0019】本発明によると、サブネットワークアドレ
ス長を、データ中継処理に必要な第1のルーチング処理
用のアドレス長からkビット拡大したものとし、その分
バスアドレスをkビット少なくして、アドレスデータが
効率良く設定される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照して説明する。
【0021】本実施の形態においては、従来例として説
明したネットワークシステムと同様に、コンピュータや
その周辺機器、或いは映像機器やオーディオ機器などの
機器をノードとして多数接続して構成されるネットワー
クシステムで、IEEE1394インターフェースと称
される方式の規格に適合したネットワークシステム構成
であり、基本的なネットワークシステム構成について
は、従来例として図6に示した構成と同じである。即
ち、複数又は1つのノードが接続されたバスを第1のブ
リッジで接続してサブネットワークを構成し、複数のサ
ブネットワーク同士を第2のブリッジで接続して構成さ
れるネットワークシステムである。なお、本実施の形態
の場合には、バスによる接続として、物理的な信号線に
よる伝送路で構成されるバスの他に、無線伝送路で接続
されるバスである場合もある。
【0022】このネットワークシステムにおいて、本実
施の形態の場合には、図2に示すアドレス管理を行うよ
うにした。即ち、ネットワークシステム内で使用される
アドレス領域を上位mビットと下位nビットに分割し
(m,nは任意の整数)、上位mビットのIDを、第1
のルーチング処理用IDとして使用し、下位nビットの
IDを第2のルーチング処理用IDとする。ここで、サ
ブネットワークIDは、上位mビットと下位nのうちの
上位kビットを使用して示され、上位mビットを使用し
たIDは、例えば隣接する複数のサブネットワークで共
通して使用され、その共通したサブネットワーク間で
は、下位のkビットが異なるIDに設定される。また、
バスIDは、下位nビットのうちの下位(n−k)ビッ
トを使用して示される。なお、残りの所定ビット(ここ
では6ビット)はノードIDとして使用される。第1の
ルーチング処理と第2のルーチング処理については後述
する。
【0023】ここで、ネットワークシステムにIDを付
与した例を図1に示すと、例えばここではサブネットワ
ーク100,101,102,103,104が用意さ
れ、各サブネットワーク間が第2のブリッジ(ブリッジ
131,134など)で接続してあり、またサブネット
ワーク内のバス間が第1のブリッジ(ブリッジ132,
133,135など)で接続してある。
【0024】ここでは、サブネットワークIDを構成す
る(m+k)ビットを7ビットとし、上位mビットを5
ビット、下位kビットを2ビットとしてある。また、バ
スIDを構成する(n−k)ビットを3ビットとしてあ
る。この例では、隣接する3つのサブネットワーク10
1,102,103でサブネットワークIDの上位mビ
ット(5ビット)を共通したデータ“00001”を使
用し、その3つのサブネットワーク101,102,1
03で下位kビット(2ビット)をそれぞれ変えたデー
タ“00”,“10”,“01”を使用してある。
【0025】図3は、第1のブリッジにおいて、バス内
のパケットを隣のバスに転送するかどうかのアルゴリズ
ムを示すフローチャートである。第1のブリッジは、サ
ブネットワークアドレスを構成するmビットのデータと
kビットのデータとが記憶させてある。そして、受け取
ったパケットの宛先のサブネットワークID(SNI
D)の上位mビットが自局のサブネットワークIDの上
位mビットと一致するか否か判断する(ステップS3
1)。ここで、一致する場合にはパケットが同一サブネ
ットワーク又は隣接する再生でネットワーク宛であるこ
とを意味する。一致する場合には、次に宛先のサブネッ
トワークID(SNID)の下位kビットがこのブリッ
ジが担当するサブネットワークIDの下位kビットと一
致するか否か判断する(ステップS32)。一致する場
合には、パケットを隣接バスに転送するために、パケッ
トを受け取ったポータルからもう一方のポータルに転送
し、もう一方のポータルが隣接バス内のパケットを出力
する(ステップS33)。
【0026】ステップS31で一致しない場合には、他
のサブネットワーク宛のパケットであり、パケットを受
け取ったポータルは宛先のサブネットワークIDの上位
mビットが、自局が隣接バスに転送するサブネットワー
クIDの上位mビットと一致するか否か判断する(ステ
ップS34)。一致する場合には、パケットを隣接バス
に転送するために、パケットを受け取ったポータルから
もう一方のポータルに転送し、もう一方のポータルが隣
接バス内にパケットを出力する(ステップS35)。
【0027】図4は、第2のブリッジにおいて、バス内
のパケットを隣のバスに転送するかどうかのアルゴリズ
ムを示すフローチャートである。第2のブリッジは、サ
ブネットワークアドレスの上位mビットのデータが記憶
させてある。そして、受け取ったパケットの宛先のサブ
ネットワークID(SNID)の上位mビットが自局の
サブネットワークIDの上位mビットと一致するか否か
判断する(ステップS41)。ここで、一致する場合に
はパケットが同一サブネットワーク又は隣接する再生で
ネットワーク宛であることを意味する。一致する場合に
は、宛先のサブネットワークID(SNID)の上位m
ビットが自局が担当するサブネットワークIDの上位m
ビットと一致するか否か判断する(ステップS42)。
一致する場合には、パケットを隣接バスに転送するため
に、パケットを受け取ったポータルからもう一方のポー
タルに転送し、もう一方のポータルが隣接バス内のパケ
ットを出力する(ステップS43)。
【0028】なお、この第1ブリッジ,第2ブリッジで
の処理において、宛先のサブネットワークIDの上位m
ビットを判断して、他のバスに転送させるデータ中継処
理が、本実施の形態における第1のルーチング処理であ
る。また、第1ブリッジ,第2ブリッジでの処理におい
て、宛先のサブネットワークIDの下位kビットを判断
して、他のバスに転送させる処理が、本実施の形態にお
ける第2のルーチング処理である。即ち、第1のルーチ
ング処理は、各バスのアドレスとは無関係で、各宛先バ
スで独立の転送条件に従って、第1及び第2のブリッジ
におけるデータ転送処理を行うようにしたものである。
【0029】このように設定されるルーチング処理が実
行される一例を、図1を参照して説明する。ここではサ
ブネットワーク100内のバス119に接続されたノー
ドから、サブネットワーク102内のバス115に接続
されたノードにデータを伝送させる処理を示してあり、
サブネットワーク100とサブネットワーク101を接
続する第2のブリッジ131では、宛先のサブネットワ
ークIDの上位mビットを使用した第1のルーチング処
理でデータの配信先が決定し、宛先のサブネットワーク
IDの上位mビットが一致するサブネットワーク101
と102との間の第2のブリッジ134では、第2のル
ーチング処理でデータの配信先が決定する。そして、サ
ブネットワーク102内で宛先のバスIDであるバス1
15にデータが届く。
【0030】このように、サブネットワーク101,1
02,103が隣接する条件を追加することによって、
これら3つのサブネットワークをまとめて第2のルーチ
ング処理の対象と見なすことにより、サブネットワーク
IDとバスIDの境界と、第1のルーチング処理用ID
の境界と第2のルーチング処理用IDの境界が一致しな
くても、矛盾のないデータのルーチング処理が可能にな
る。
【0031】なお、本実施の形態においては、サブネッ
トワーク内のバスを接続する第1のブリッジは、バス間
の接続が切れた場合に、ネットワーク構成の再構築の起
動、又は起動の促しによって、サブネットワークアドレ
スの再割当てを行うものである。また、サブネットワー
ク間を接続する第2のブリッジは、バス間の接続が切れ
た場合に、サブネットワークアドレスの付け替えを行わ
ず、ネットワーク構成の再構築の起動をしないものであ
る。
【0032】ここで、各ブリッジでサブネットワークI
Dの上位mビットと下位kビットを判断する構成の一例
を、図5に示しておく。図5において、ブリッジ200
はポータル210とポータル250とを、メモリ(FI
FO)230及び260を介して接続してなる。このブ
リッジ200は、第1のブリッジ,第2のブリッジのど
ちらにも適用できるものである。
【0033】ポータル210は、パケットとして入力さ
れるデータをパケット取り込み部211で取り込み、デ
ータと、サブネットワーク用IDの上位mビットと下位
kビットとを抽出する。パケット取り込み部211から
のデータは、メモリ230に送られる。
【0034】パケット取り込み部211からのサブネッ
トワーク用IDの下位kビットは、比較器212に送ら
れる。この比較器212には、転送対象のサブネットワ
ーク用IDの下位kビットのリスト213からブリッジ
の担当するIDの範囲に関する情報が渡される。
【0035】また、パケット取り込み部211からのサ
ブネットワーク用IDの上位mビットは、比較器214
及び比較器216に渡される。比較器214には転送対
象のサブネットワーク用IDの上位mビットのリスト2
15からブリッジの担当するIDの範囲に関する情報が
渡される。また、比較器216には、自局のサブネット
ワーク用IDの上位mビットが記憶部217から渡され
る。
【0036】比較器212,214,216での比較結
果は、選択器218に供給される。選択器218は、比
較器216からの結果が一致であるときには、比較器2
12からの“転送1”と記した結果を選択する。また、
比較器216からの結果が不一致であるときには、比較
器214からの“転送2”と記した結果を選択する。
【0037】選択器218で選択されたIDは、メモリ
230に供給される。このメモリ230からのデータと
データの有無を示す信号は、ポータル250を構成する
データ出力装置259に渡される。
【0038】同様に、ポータル250も図示した各部に
より構成され、メモリ260を介してデータとデータの
有無を示す信号を、ポータル210を構成するデータ出
力装置219に渡す。
【0039】このように構成したことで、上述した図
3,図4のフローチャートに示すルーチング処理が実行
される。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によると、サブ
ネットワークアドレス長を、データ中継処理に必要な第
1のルーチング処理用のアドレス長からkビット拡大し
たものとし、その分バスアドレスをkビット少なくし
て、アドレスデータが効率良く設定され、例えばサブネ
ットワーク内のバス数が少ないシステムの場合でも、バ
スアドレスの無駄が少なくなる。
【0041】請求項2に記載した発明によると、請求項
1に記載した発明において、第1のブリッジは、バス間
の接続が切れた場合に、ネットワーク構成の再構築の起
動、又は起動の促しによって、サブネットワークアドレ
スの再割当てを行うことで、ネットワークシステムの再
構築を良好に行える。
【0042】請求項3に記載した発明によると、請求項
1に記載した発明において、第2のブリッジは、バス間
の接続が切れた場合に、サブネットワークアドレスの付
け替えを行わず、ネットワーク構成の再構築の起動をし
ないことで、例えば複数のサブネットワークをまとめて
ルーチング処理するように構築したアドレスが乱れるこ
とがない。
【0043】請求項4に記載した発明によると、請求項
1に記載した発明において、第1のルーチング処理は、
各バスのアドレスとは無関係で、各宛先バスで独立の転
送条件に従って、第1及び第2のブリッジにおけるデー
タ転送処理を行うことで、各ブリッジでのデータ転送処
理が効率の良いアドレスに基づいて良好に実行できる。
【0044】請求項5に記載した発明によると、請求項
1に記載した発明において、サブネットワークアドレス
は、隣接する1群のサブネットワークに対して第2のル
ーチング処理用アドレスの上位kビットをサブネットワ
ークの下位kとして割当てることで、複数のサブネット
ワークでアドレスの共用化を効率良く実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるネットワークシス
テム構成例とそのシステムでのルーチング処理例を示す
構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるアドレス管理状態
の例を示すアドレス構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態による第1のブリッジに
おけるルーチングアルゴリズムの例を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明の一実施の形態による第2のブリッジに
おけるルーチングアルゴリズムの例を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の一実施の形態による第1,第2のブリ
ッジの内部構成例を示すブロック図である。
【図6】ネットワークシステムの例を示す構成図であ
る。
【図7】従来のアドレス管理例を示すアドレス構成図で
ある。
【図8】従来の第1のブリッジにおけるルーチングアル
ゴリズムの例を示すフローチャートである。
【図9】従来の第2のブリッジにおけるルーチングアル
ゴリズムの例を示すフローチャートである。
【図10】従来のデータのルーチング例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
100〜104…サブネットワーク、111〜119…
バス、131,134…第2のブリッジ、132,13
3,135…第1のブリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 12/56 H04L 11/20 102D

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのノードが接続されたバ
    スを第1のブリッジで接続してサブネットワークを構成
    し、 複数のサブネットワーク同士を第2のブリッジで接続し
    て構成されるネットワークシステムにおいて、 ネットワークシステム内で使用されるアドレスを上位m
    ビットと下位nビットに分割し(m,nは任意の整
    数)、 上位mビットのアドレスに基づいて第1のルーチング処
    理を行ってデータ中継処理を行い、 下位nビットのアドレスに基づいて第2のルーチング処
    理を行い、 上位mビットと下位nのうちの上位kビットを上記サブ
    ネットワークアドレスとし、 下位nビットのうちの下位(n−k)ビットを上記バス
    アドレスとしたネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のネットワークシステムに
    おいて、 上記第1のブリッジは、上記バス間の接続が切れた場合
    に、ネットワーク構成の再構築の起動、又は起動の促し
    によって、上記サブネットワークアドレスの再割当てを
    行うネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のネットワークシステムに
    おいて、 上記第2のブリッジは、上記バス間の接続が切れた場合
    に、サブネットワークアドレスの付け替えを行わず、ネ
    ットワーク構成の再構築の起動をしないネットワークシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のネットワークシステムに
    おいて、 上記第1のルーチング処理は、各バスのアドレスとは無
    関係で、各宛先バスで独立の転送条件に従って、上記第
    1及び第2のブリッジにおけるデータ転送処理を行うネ
    ットワークシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のネットワークシステムに
    おいて、 上記サブネットワークアドレスは、隣接する1群のサブ
    ネットワークに対して第2のルーチング処理用アドレス
    の上位kビットをサブネットワークの下位kとして割当
    てるネットワークシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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