JPH11306450A - 盗難監視システム - Google Patents

盗難監視システム

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Publication number
JPH11306450A
JPH11306450A JP11175798A JP11175798A JPH11306450A JP H11306450 A JPH11306450 A JP H11306450A JP 11175798 A JP11175798 A JP 11175798A JP 11175798 A JP11175798 A JP 11175798A JP H11306450 A JPH11306450 A JP H11306450A
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JP
Japan
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tag
unit
theft
connection
monitoring
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Withdrawn
Application number
JP11175798A
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English (en)
Inventor
Shin Kiuchi
慎 木内
Daisuke Takai
大輔 高井
Hitoshi Nakamura
仁 中村
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムを停止させなくても、新規タグの追
加に対して警報手段が警報動作をせず、また、システム
停止のために、本体の設置場所まで移動する必要がない
ようにする。 【解決手段】 商品に取り付けられるタグ4と、複数の
タグ4が接続される監視装置2とを備え、監視装置2
は、監視装置2を初期状態と監視状態とに制御する制御
部11と、タグ4を監視装置2に接続する接続部7と、
初期状態における接続部7の電気的特性に基づくデータ
を記憶する記憶手段9と、初期状態以降に監視装置2に
接続された追加タグの電気的特性を判定する追加タグ判
定手段10cとを有し、記憶手段9に記憶されたデータ
が、初期状態では接続部7にタグ4が接続されていなか
ったことを示す場合は、追加タグ判定手段10cによっ
て判定された追加タグの電気的特性の値が所定の範囲内
にあれば、制御部11は、監視装置2の監視状態を継続
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗内に陳列する
商品の盗難を監視する盗難監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の盗難監視システムのブロッ
ク構成図である。図6において、システム全体を制御す
る親機21は、例えば、店舗内の商品陳列フロアから離
れた場所等に設置されている。そして、親機21には、
複数の子機22を直列に接続したケーブル23が複数本
接続されている。また、このケーブル23に接続されて
いる子機22は、陳列されている商品(図示せず)の近
くに設置され、一台の子機22に対して複数の商品が接
続されるようになっている。商品を子機22に接続する
には電気的特性を有するタグ24が使用される。タグ2
4には、所定の電気的特性、例えば、抵抗を有する抵抗
体が表面に印刷された札状の基板、例えば、フレキシブ
ル基板(図示せず)が用いられる。そして、タグ24
は、商品に貼付されるとともに接続ケーブル25によっ
て子機22に電気的に接続される。
【0003】以上のような構成において、タグ24に異
常が発生した場合、例えば、買い物客が正規な手続きを
経ずに商品を持ち去ろうとしてタグ24が商品から取り
外された場合には、タグ24の抵抗値が変化し、その変
化は、子機22内の盗難検出部22aによって電気的に
検出される。タグ24の異常が検出されると、盗難検出
部22aからの検出信号によって子機22内の警報手段
22bが動作して警報音等を発生するようになってい
る。なお、検出信号はケーブル23を介して親機21に
も送信される。親機21も、図示はしないが、制御部や
警報手段を有しており、制御部が警報手段を動作させる
ようになっている。従って、子機22と親機21とのそ
れぞれの警報手段とが警報動作する。
【0004】一方、店舗内の商品陳列構成を変更する場
合や、あるいは新規の商品を追加する場合、単に、新規
のタグ24を子機22に接続すると、子機22内の盗難
検出部22aは、タグ24の抵抗値の変化があったもの
と動作して検出信号を出力し、警報手段22bが警報動
作してしまう。そのため、このような場合には、店員
は、子機22の警報手段22bと親機21の警報手段と
の動作を停止する必要がある。従って、タグ24の追加
に先だって、店員は親機21の制御部を操作することに
よって警報手段22bの動作停止の操作を行うようにし
ている。この動作停止の信号は、ケーブル23を介して
子機22に送信される。すると、システムは一時的に監
視動作を停止され、この間に、新規の商品の追加、入れ
替え等に必要なタグ24の追加作業をしても警報手段が
動作しなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような、従来の
盗難監視システムにおいては、タグ24の追加のため
に、システムの監視動作を一時的に停止するので、その
間に、他の子機22に接続されている商品が盗難されて
も、それを検出できず、盗難の危険性が高かった。ま
た、システムを停止するために、親機21の設置場所ま
で店員が移動する必要があるので、余分な時間を要して
いた。
【0006】そこで、本発明の盗難監視システムは、シ
ステムを停止させなくても、新規タグの追加に対して警
報手段が警報動作をせず、また、システム停止のため
に、本体の設置場所まで移動する必要がないようにする
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の盗難監視システムは、所定の電気的特性を
有して商品に取り付けられるタグと、前記タグの複数が
接続される監視装置とを備え、前記監視装置は、前記監
視装置を起動させた直後の初期状態と前記初期状態を経
過した後の監視状態とに制御する制御部と、前記タグを
前記監視装置に接続する接続部と、前記初期状態におけ
る前記接続部の電気的特性に基づくデータを記憶する記
憶手段と、前記初期状態以降、前記監視状態以前に前記
監視装置に接続された追加タグの電気的特性を判定する
追加タグ判定手段とを有し、前記記憶手段に記憶された
前記データが、前記初期状態では前記接続部に前記タグ
が接続されていなかったことを示す場合は、前記追加タ
グ判定手段によって判定された前記追加タグの電気的特
性の値が所定の範囲内にあれば、前記制御部は、前記監
視装置による前記監視状態を継続するようにした。
【0008】また、本発明の盗難監視システムは、前記
監視装置は不良タグ警報手段を有し、前記追加タグの前
記電気的特性の値が前記所定の範囲外の時はタグ不良信
号を出力し、前記タグ不良信号によって前記不良タグ警
報手段を動作させるようにした。
【0009】また、本発明の盗難監視システムは、前記
監視装置は、前記記憶手段に記憶された前記データと前
記監視状態における前記接続部の電気的特性に基づくデ
ータとが入力される盗難判定手段と、盗難警報手段とを
有し、前記記憶手段に記憶された前記データが、前記初
期状態では前記接続部に前記タグが接続されていたこと
を示す場合は、前記盗難判定手段は、前記監視状態にお
ける前記接続部の電気的特性に基づくデータが前記所定
の範囲外であれば盗難信号を出力し、前記盗難信号によ
って前記盗難警報手段を動作させるようにした。
【0010】また、本発明の盗難監視システムは、前記
盗難判定手段は、前記記憶手段に記憶された前記データ
と前記監視状態における前記接続部の電気的特性に基づ
くデータとの間の変化の有無を判定する変化判定手段
と、前記初期状態において前記接続部と前記タグとの接
続の有無を判定するタグ接続判定手段とを有し、前記変
化が有ったときのみに、前記タグ接続判定手段は前記接
続部と前記タグとが接続されていたことを示す接続有り
の信号または前記接続部と前記タグとが接続されていな
かったことを示す接続無しの信号を出力し、前記接続有
りの信号で前記盗難警報手段を動作させ、前記監視状態
における前記接続部の電気的特性に基づくデータと前記
接続無しの信号とを前記追加タグ判定手段に入力した。
【0011】また、本発明の盗難監視システムは、前記
不良タグ警報手段の警報態様と前記盗難警報手段の警報
態様とを異ならせた。
【0012】また、本発明の盗難監視システムは、前記
盗難警報手段が動作中は前記不良タグ警報手段を動作さ
せないようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の盗難監視システム
を図1乃至図5で説明する。ここで、図1は本発明の盗
難監視システムの全体のブロック構成図、図2は、図1
に示す盗難監視システムにおける監視装置のブロック構
成図、図3、図4は子機に使用するジャックの構成を示
す説明図、図5は監視装置の動作を説明するフローチャ
ートである。
【0014】先ず、図1において、システム全体を制御
する親機1は、例えば、店舗内の商品陳列フロアから離
れた場所等に設置されている。そして、親機1には、監
視装置である複数の子機2を直列に接続したケーブル3
が複数本接続されている。そして、このケーブル3に接
続されている子機2は、陳列されている商品(図示せ
ず)の近くに設置され、一台の子機2に対して複数の商
品が接続されるようになっている。
【0015】商品を子機2に接続するには電気的特性を
有するタグ4が使用される。タグ4には、所定の電気的
特性、例えば、抵抗を有する抵抗体が表面に印刷された
札状の基板、例えば、フレキシブル基板(図示せず)が
用いられる。タグ4には、接続ケーブル5が接続されて
おり、この接続ケーブル5の先端には、このタグ4を子
機2に接続するためのプラグ6(図4参照)が取り付け
られている。一方、子機2には、このプラグ6が挿入さ
れる複数のジャック7(図3、図4参照)が取り付けら
れている。そして、このタグ4を商品に貼付するととも
に接続ケーブル5のプラグ6を子機2のジャック7に挿
入することによってタグ4と子機2とが電気的に接続さ
れる。各ジャック7には、そのジャック7に接続される
タグ4を特定するための符号(番地)が設定されてい
る。
【0016】子機2は、図2に示すように、タグ4を子
機2に接続するための接続部であるジャック7と、ジャ
ック7における電気的特性(タグ4が子機2に接続され
ていれば、タグ4の電気的特性である抵抗値)を検出す
る盗難検出部8と、盗難検出部8からの検出信号に基づ
くデータを記憶する記憶手段9と、盗難検出部8で検出
された新たな検出信号に基づくデータと記憶手段9に記
憶されていた従前のデータとを比較して盗難の有無およ
びタグ4の不良状態を判定する比較部10と、盗難検出
部8、記憶手段9、比較部10等の動作を制御するする
制御部11と、不良タグ警報手段12と、盗難警報手段
13等とを備えている。そして、制御部11は、子機2
を起動させた直後の初期状態と、初期状態を経過した後
の監視状態との双方において、比較部10等の動作を制
御する。
【0017】比較部10は、記憶手段9に記憶されてい
る従前のデータ、即ち、ジャック7における初期状態で
の電気的特性である抵抗値に基づくデータと、盗難検出
部8で検出された新たな検出信号に基づくデータ、即
ち、ジャック7における監視状態での電気的特性である
抵抗値に基づくデータとを比較して、両者のデータ間の
変化の有無を判定し、変化が有った場合に変化有りの信
号を出力する変化判定手段10aと、両者のデータ間に
変化が有った場合にのみ、タグ4が初期状態の段階から
子機2に接続されていたか否かを判定するタグ接続判定
手段10bと、タグ4が初期状態の段階から子機2に接
続されておらず、盗難の監視状態のときに追加接続され
ていた場合に、その追加接続されたタグ4が正常な電気
的特性を有しているか否かを判定する追加タグ判定手段
10cと、不良タグ警報手段12と盗難警報手段13と
の動作の優先を決定する警報優先回路10dを有してい
る。そして、不良タグ警報手段12と盗難警報手段13
とは警報優先回路10dを介して追加タグ判定手段10
cとタグ接続判定手段10bに接続される。
【0018】ジャック7は、図3に示すように、プラグ
受け7a、固定接点7b、可動接点7c、プラグ受け7
aに接続された第一の端子7d、固定接点7bに接続さ
れた第二の端子7e、可動接点7cに接続された第三の
端子7fを備えている。また、第一の端子7dと第二の
端子7eとが接続されている。そして、第一の端子7d
と第三の端子7fとが盗難検出部8に接続され、プラグ
受け7aにプラグ6(図4参照)が挿脱可能にはめ込ま
れるようになっている。また、プラグ6は、図4に示す
ように、2極型となっており、タグ4は、ケーブル5を
介してこのプラグ6に接続される。以上の構成におい
て、盗難検出部8からの電流が第一の端子7dと第三の
端子7fとを介して流れ、第一の端子7dと第三の端子
7fとの間に生じる電圧が盗難検出部8で検出されるよ
うになっている。従って、図3に示すように、ジャック
7にプラグ6が挿入されない状態では、可動接点7cの
バネ圧によって、固定接点7bと可動接点7cとが接触
することによって第一の端子7dと第三の端子7fとの
間には電圧が発生せず、盗難検出部8は、0V(ボル
ト)の電圧を検出する。
【0019】また、図4に示すように、ジャック7にプ
ラグ6が挿入された状態では、固定接点7bと可動接点
7cとが開離するとともに、可動接点7cがプラグ6の
一方の電極6aに接触し、プラグ受け7aが他方の電極
6bに接触する。従って、盗難検出部8からの電流がタ
グ4に流れ、第一の端子7dと第三の端子7fとの間に
は、タグ4が有する抵抗の抵抗値に対応した電圧(降下
電圧)が発生する。この電圧が検出信号となって盗難検
出部8によって検出される。また、盗難検出部8は、こ
の検出信号(アナログ信号)をディジタル信号のデータ
に変換するA/D変換器8aを有している。
【0020】以上のような構成における子機2の動作を
図2、図5に従って説明する。システムが起動される
と、親機1からの指令に基づいて、制御部11は、子機
2を初期状態の動作に制御する。先ず、第一ステップS
1で、盗難検出部8を制御してジャック7における電気
的特性である電圧を検出する。検出された電圧はアナロ
グ/ディジタル変換器8aによってデジタルのデータに
変換される。そして、制御部11は、このデータ(子機
2に接続された各タグ4の抵抗値に基づく検出信号のデ
ータ)を読み取る。そして、読み取られた各タグ4のデ
ータは、第二ステップS2で、各タグ4の番地に対応し
た記憶手段9の番地に記憶する。ここで、もし、ジャッ
ク7にプラグ6が挿入されていなければ(即ち、タグ4
が子機2に接続されていなければ)、そのデータは、正
常に接続されているタグ4に対応するデータとは異なっ
て記憶手段9に記憶される。従って、盗難検出部8から
出力されるデータによって、タグ4が子機2に接続され
ていたか否かが判定されることになる。以上で、初期状
態の設定が完了し、次に、親機1からの制御によって子
機2は監視状態に入る。そして、監視状態においても、
ジャック7における電気的特性は、引き続き盗難検出部
8で検出されている。
【0021】監視状態に入ると、先ず最初に、ステップ
S3で、制御部12は、再び盗難検出部8からのデータ
(子機2に接続された各タグ4の抵抗値に基づく検出信
号のデータ)を読み取る。そして、ステップ4におい
て、そのデータを比較部10の変化判定手段10aに入
力するとともに、記憶手段9に記憶されていた初期状態
の設定時のデータを比較部10の変化判定手段10aに
入力して、両者を比較する。この両者のデータ間に変化
があったか否かによって、タグ4の抵抗値に変化が有っ
たか否かが判定される。もし、デーダ間に変化がなけれ
ば、初期状態の設定時と監視状態の時とのいずれにおい
てもタグ4が子機2に接続されていなかったか(即ち、
プラグ6がジャック7に挿入されていなかったか)、ま
たは、初期状態の設定時に接続されていたタグ4が、監
視状態においてもその抵抗値が変化しなかった(即ち、
商品が盗難されなかった)ことになる。従って、ステッ
プS4で変化無しの場合は、そのまま監視を継続する。
【0022】一方、データ間に変化があった場合は、変
化判定手段10aは変化有りの出力信号をタグ接続判定
手段10bに出力する。そして、制御部11は、記憶手
段9に記憶されていた初期状態の設定時のデータを比較
部10のタグ接続判定手段10bに入力する。そして、
ステップS5において、初期状態の設定時にタグ4が子
機2に接続されていたか否かが判定される。これは、前
述したように、記憶手段9に記憶されていたデータによ
って判断される。ここで、もし、初期状態の設定時にタ
グ4が子機2に接続されていれば、タグ4の抵抗値が変
化したことになり(タグ4を子機2に接続するプラグ6
がジャック7から引き抜かれた場合も含む)、盗難され
た可能性がある。従ってこの場合は、タグ接続判定手段
10bは、盗難信号を出力し、ステップS6において、
盗難警報手段13を動作させる。従って、変化判定手段
10aとタグ接続手段10bとは、盗難の有無を判定す
る盗難判定手段10eとなる。そして、盗難に対する必
要な処置をした後、ステップS7で盗難警報手段13を
リセットして、再び監視状態を継続する。
【0023】また、ステップS5において、初期状態の
設定時にタグ4が子機2に接続されていなかったと判定
された場合は、初期状態の設定時以降、監視状態に入る
以前に、タグ4が子機2に追加接続されたことを意味す
ることになるので、この場合は、タグ接続判定手段10
bは、接続無しの信号を追加タグ判定手段10cに出力
する。また、この時、制御部11は、監視状態でのデー
タを追加タグ判定手段10cに入力する。そして、ステ
ップS8において、追加タグタグ判定手段10cに入力
された監視状態時のデータを調べることによって、タグ
4の電気的特性(抵抗値)が正常であるか否かを判定す
る。そして、タグ4の電気的特性(抵抗値)が所定の正
常な範囲であれば、ステップS9において、記憶手段9
に記憶されていた初期状態のデータを監視状態時のデー
タに書き換えて再び監視状態を継続する。
【0024】一方、ステップS8において、タグ4の抵
抗値が正常な範囲から外れている場合は、追加接続され
たタグ4の抵抗値が規格値から外れた不良タグであった
ことを意味するので、追加タグ判定手段10cはタグ不
良信号を出力する。そして、タグ不良信号によって不良
タグ警報手段12を動作させる。これによって、不良タ
グを正常なタグ4に交換することができる。そして、タ
グ4の交換等の必要な処置をした後、ステップS11で
不良タグ警報手段13をリセットして、再び監視状態を
継続する。
【0025】なお、追加タグ判定手段10cと不良タグ
警報手段12との間、および盗難判定手段10dと盗難
警報手段13との間には、共通の警報優先回路10eを
設け、追加タグ判定手段10cからのタグ不良信号と盗
難判定手段10dからの盗難信号とが同時に出力された
場合には、盗難信号を優先して盗難警報手段13に入力
するようにしている。比較部10の動作は以上説明した
通りであるが、構成は、種々変更が可能である。
【0026】以上のように、初期状態の設定時にタグ4
が子機2に接続されておらず、監視状態時には追加接続
されていても、そのタグ4が正常なものであれば、いか
なる警報手段も動作させることなく監視状態を継続する
ようにしたので、いつでもタグの追加接続ができ、シス
テムの保守が簡素となる。また、追加タグ判定手段0c
によってタグ4の抵抗値の異常が判定されるので、不良
タグの存在が容易に発見でき、タグ4の交換が容易とな
る。
【0027】なお、不良タグ警報手段12と盗難警報手
段13とのそれぞれの警報態様(例えば警報音の周波
数、あるいは警報音を連続とするかまたは断続させるか
等)を異ならせておけば、警報に対する処置を間違える
ことがない。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明の盗難監視システ
ムは、商品に取り付けられるタグと、タグの複数が接続
される監視装置とを備え、監視装置は、監視装置を起動
させた直後の初期状態と初期状態を経過した後の監視状
態とに制御する制御部と、タグを監視装置に接続する接
続部と、初期状態における接続部の電気的特性に基づく
データを記憶する記憶手段と、初期状態以降、監視状態
以前に監視装置に接続された追加タグの電気的特性を判
定する追加タグ判定手段とを有し、記憶手段に記憶され
たデータが、初期状態では接続部にタグが接続されてい
なかったことを示す場合は、追加タグ判定手段によって
判定された追加タグの電気的特性の値が所定の範囲内に
あれば、制御部は、監視装置による監視状態を継続する
ようにしたので、いつでもタグの追加接続ができ、シス
テムの保守が簡素となる。監視装置へのタグの追加接続
のためにシステムを停止する必要もない。
【0029】また、本発明の盗難監視システムは、監視
装置は不良タグ警報手段を有し、追加タグの電気的特性
の値が所定の範囲外の時はタグ不良信号を出力し、タグ
不良信号によって不良タグ警報手段を動作させるように
したので、不良タグの存在が容易に発見でき、交換が容
易となる。
【0030】また、本発明の盗難監視システムは、監視
装置は、記憶手段に記憶されたデータと監視状態におけ
る接続部の電気的特性に基づくデータとが入力される盗
難判定手段と、盗難警報手段とを有し、記憶手段に記憶
されたデータが、初期状態では接続部にタグが接続され
ていたことを示す場合は、盗難判定手段は、監視状態に
おける接続部の電気的特性に基づくデータ所定の範囲外
であれば盗難信号を出力し、盗難信号によって盗難警報
手段を動作させるようにしたので、不良タグの存在を発
見するのに用いた記憶手段に記憶されたデータと監視状
態における接続部の電気的特性に基づくデータとを用い
て盗難の有無を発見できる。従って、監視装置が簡素に
なる。
【0031】また、本発明の盗難監視システムは、盗難
判定手段は、記憶手段に記憶されたデータと監視状態に
おける接続部の電気的特性に基づくデータとの間の変化
の有無を判定する変化判定手段と、初期状態において接
続部とタグとの接続の有無を判定するタグ接続判定手段
とを有し、変化が有ったときのみに、タグ接続判定手段
は接続部とタグとが接続されていたことを示す接続有り
の信号または接続部とタグとが接続されていなかったこ
とを示す接続無しの信号を出力し、接続有りの信号で盗
難警報手段を動作させ、監視状態における接続部の電気
的特性に基づくデータと接続無しの信号とを追加タグ判
定手段に入力したので、追加タグ判定手段は盗難判定手
段の判定結果に基づいて追加タグの電気的特性の値が所
定の範囲内にあるか否かを判定すればよい。従って、追
加タグの判定手段の構成が簡単である。
【0032】また、本発明の盗難監視システムは、不良
タグ警報手段の警報態様と盗難警報手段の警報態様とを
異ならせたので、警報に対する処置を間違えることがな
い。
【0033】また、本発明の盗難監視システムは、盗難
警報手段が動作中は不良タグ警報手段を動作させないよ
うにしたので、盗難に対する処置を優先させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の盗難監視システムの全体のブロック構
成図である。
【図2】本発明の盗難監視システムにおける子機のブロ
ック構成図である。
【図3】本発明の盗難監視システムにおける子機に使用
するジャックの構成を示す説明図である。
【図4】本発明の盗難監視システムにおける子機に使用
するジャックの構成を示す説明図である。
【図5】本発明の盗難監視システムにおける子機の動作
を説明するフローチャートである。
【図6】従来の盗難監視システムのブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
1 親機 2 子機(監視装置) 3 ケーブル 4 タグ 5 接続ケーブル 6 プラグ 6a、6b 電極 7 ジャック(接続部) 7a プラグ受け 7b 固定接点 7c 可動接点 7d 第一の端子 7e 第二の端子 7f 第三の端子 8 盗難検出部 9 記憶手段 10 比較部 10a 変化判定手段 10b タグ接続判定手段 10c 追加タグ判定手段 10d 警報優先回路 10e 盗難判定手段 11 制御部 12 不良タグ警報手段 13 盗難警報手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電気的特性を有して商品に取り付
    けられるタグと、前記タグの複数が接続される監視装置
    とを備え、前記監視装置は、前記監視装置を起動させた
    直後の初期状態と前記初期状態を経過した後の監視状態
    とに制御する制御部と、前記タグを前記監視装置に接続
    する接続部と、前記初期状態における前記接続部の電気
    的特性に基づくデータを記憶する記憶手段と、前記初期
    状態以降、前記監視状態以前に前記監視装置に接続され
    た追加タグの電気的特性を判定する追加タグ判定手段と
    を有し、前記記憶手段に記憶された前記データが、前記
    初期状態では前記接続部に前記タグが接続されていなか
    ったことを示す場合は、前記追加タグ判定手段によって
    判定された前記追加タグの電気的特性の値が所定の範囲
    内にあれば、前記制御部は、前記監視装置による前記監
    視状態を継続するようにしたことを特徴とする盗難監視
    システム。
  2. 【請求項2】 前記監視装置は不良タグ警報手段を有
    し、前記追加タグの前記電気的特性の値が前記所定の範
    囲外の時はタグ不良信号を出力し、前記タグ不良信号に
    よって前記不良タグ警報手段を動作させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の盗難監視システム。
  3. 【請求項3】 前記監視装置は、前記記憶手段に記憶さ
    れた前記データと前記監視状態における前記接続部の電
    気的特性に基づくデータとが入力される盗難判定手段
    と、盗難警報手段とを有し、前記記憶手段に記憶された
    前記データが、前記初期状態では前記接続部に前記タグ
    が接続されていたことを示す場合は、前記盗難判定手段
    は、前記監視状態における前記接続部の電気的特性に基
    づくデータ前記所定の範囲外であれば盗難信号を出力
    し、前記盗難信号によって前記盗難警報手段を動作させ
    るようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の
    盗難監視システム。
  4. 【請求項4】 前記盗難判定手段は、前記記憶手段に記
    憶された前記データと前記監視状態における前記接続部
    の電気的特性に基づくデータとの間の変化の有無を判定
    する変化判定手段と、前記初期状態において前記接続部
    と前記タグとの接続の有無を判定するタグ接続判定手段
    とを有し、前記変化が有ったときのみに、前記タグ接続
    判定手段は前記接続部と前記タグとが接続されていたこ
    とを示す接続有りの信号または前記接続部と前記タグと
    が接続されていなかったことを示す接続無しの信号を出
    力し、前記接続有りの信号で前記盗難警報手段を動作さ
    せ、前記監視状態における前記接続部の電気的特性に基
    づくデータと前記接続無しの信号とを前記追加タグ判定
    手段に入力したことを特徴とする請求項3記載の盗難監
    視システム。
  5. 【請求項5】 前記不良タグ警報手段の警報態様と前記
    盗難警報手段の警報態様とを異ならせたことを特徴とす
    る請求項3または4記載の盗難監視システム。
  6. 【請求項6】 前記盗難警報手段が動作中は前記不良タ
    グ警報手段を動作させないようにしたことを特徴とする
    請求項3または4または5記載の盗難監視システム。
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