JPH11306255A - 現金受取りシステム及び現金受取り方法、並びに現金受取り用カード - Google Patents

現金受取りシステム及び現金受取り方法、並びに現金受取り用カード

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JPH11306255A
JPH11306255A JP10593098A JP10593098A JPH11306255A JP H11306255 A JPH11306255 A JP H11306255A JP 10593098 A JP10593098 A JP 10593098A JP 10593098 A JP10593098 A JP 10593098A JP H11306255 A JPH11306255 A JP H11306255A
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JP
Japan
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cash
amount
user
input
financial institution
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JP10593098A
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English (en)
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Kazuhiko Tokita
和彦 鴇田
Shinichi Sugiyama
晋一 杉山
Masahiro Sakai
政宏 坂井
Naohisa Maruta
直久 丸田
Hitoshi Misago
仁 三砂
Hitoshi Kuroda
黒田  均
Takayuki Funahashi
孝之 舟橋
Haruyoshi Yoshida
晴好 吉田
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DAIEI Inc
Sanwa Bank Ltd
Original Assignee
DAIEI Inc
Sanwa Bank Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金融機関の店舗以外の施設において現金の受
取りを可能とする技術を提供することである。 【解決手段】 利用者が金融機関の店舗以外の施設で現
金を受取るために用いられるシステムであって、前記金
融機関が発行し、前記利用者が所持しているカードの情
報を読み取るためのカード情報読取手段と、前記利用者
が予め前記金融機関に登録してある暗証番号を入力する
ための暗証番号入力手段と、前記利用者が受取りを希望
する金額を入力するための受取り希望金額入力手段と、
この受取り希望金額入力手段で入力された金額の現金を
供給する現金供給手段とを具備してなる現金受取りシス
テム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンビニエ
ンスストアで、利用者が、銀行などの金融機関に有する
自分の預金口座から現金を引き出せるようにするための
技術に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、銀行との金融
取引、例えば現金の引き出しなどは、銀行の店舗、特に
現金自動預金支払機(ATM)が設置された無人店舗に
て行われている。ところが、ATMは、休日には夕方に
なると、また、平日でも夜間には使用できないので不便
を感じることが多かった。
【0003】そこで、顧客の利便性を向上させるため、
平日、休日にかかわらず、ATMを24時間、利用でき
るようにすることが検討されている。しかし、仮にAT
Mを24時間利用できるようになっても、それによる利
便性を享受できるのは、全顧客のうちの一部に過ぎな
い。すなわち、銀行などの金融機関が存在するのは、主
として商業地、特に駅の周辺部であるため、駅から遠く
離れた場所に住んでいる顧客にとっては、やはり不便で
あることに変わりない。
【0004】本発明者は、こうした事情に鑑みて、金融
機関の店舗以外の施設、なかでも全国至る所に存在し、
24時間営業しているコンビニエンスストアで、顧客が
自分の預金口座から現金を引き出せるようにできないか
と考えた。つまり、年中無休であって、金融機関の店舗
よりも格段に数が多いコンビニエンスストアで現金の引
き出しが可能となれば、全ての顧客が平等に24時間の
現金引き出しサービスを受けられるようになるであろう
との結論に到達した。
【0005】本発明は、こうした思想に基づいてなされ
たもので、それが解決しようとする課題は、金融機関の
店舗以外の施設において現金の受取りを可能とする技術
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、利用者が
金融機関の店舗以外の施設で現金を受取るために用いら
れるシステムであって、前記金融機関が発行し、前記利
用者が所持しているカードの情報を読み取るためのカー
ド情報読取手段と、前記利用者が予め前記金融機関に登
録してある暗証番号を入力するための暗証番号入力手段
と、前記利用者が受取りを希望する金額を入力するため
の受取り希望金額入力手段と、この受取り希望金額入力
手段で入力された金額の現金を供給する現金供給手段と
を具備してなることを特徴とする現金受取りシステムに
よって解決される。
【0007】特に、上記の課題は、利用者が金融機関に
有している前記利用者自身の口座から現金を引き出し、
この引き出された現金を前記利用者が前記金融機関の店
舗以外の施設で受取るために用いられるシステムであっ
て、前記金融機関が発行し、前記利用者が所持している
カードの情報を読み取るためのカード情報読取手段と、
前記利用者が予め前記金融機関に登録してある暗証番号
を入力するための暗証番号入力手段と、前記利用者が受
取りを希望する金額を入力するための受取り希望金額入
力手段と、前記カード情報読取手段が読み取ったカード
情報および前記暗証番号入力手段で入力された暗証番号
の正否を判別する正否判別手段と、前記利用者の口座残
高が、前記受取り希望金額入力手段で入力された金額以
上であることを確認する残高確認手段と、前記カード情
報読取手段が読み取ったカード情報および前記暗証番号
入力手段で入力された暗証番号が正しく、かつ、前記利
用者の口座残高が、前記受取り希望金額入力手段で入力
された金額以上である場合にのみ、出金可情報を出力す
る出金可情報出力手段と、この出金可情報出力手段から
の出金可情報を受けて、前記受取り希望金額入力手段で
入力された金額の現金を供給する現金供給手段とを具備
してなることを特徴とする現金受取りシステムによって
解決される。
【0008】なお、本発明の現金受取りシステムでは、
金融機関の店舗以外の施設にレジスターが設置されてい
る場合、出金可情報出力手段からの出金可情報がこのレ
ジスターを介して、現金供給手段に入力されるよう構成
することができる。また、正否判別手段、残高確認手段
および出金可情報出力手段を金融機関側に設け、送受信
手段を介して、前記正否判別手段、残高確認手段および
出金可情報出力手段を前記金融機関の店舗以外の施設に
設置されたカード情報読取手段、暗証番号入力手段、受
取り希望金額入力手段および現金供給手段に接続してな
る構成とすることができる。
【0009】更に、残金不足によって現金の受取りを要
求する利用者に現金が渡せなくなるのを防ぐため、現金
供給手段に納められている現金の総額を検知する現金総
額検知手段と、カード情報読取手段を停止させる読取機
能停止手段とを具備し、前記現金総額検知手段が、前記
現金供給手段に納められている現金の総額が所定の金額
以下となったことを検知すると、前記読取機能停止手段
が前記カード情報読取手段を停止させるよう構成してな
ることが好ましい。
【0010】そして、万が一、他人によって不正に現金
が引き出された場合でも、それによる損害を最小限度に
抑えるため、一日に同一の利用者が受取る現金の総額を
検知する一日受取り総額検知手段と、受取り希望金額入
力手段を停止させる金額入力機能停止手段とを具備し、
前記一日受取り総額検知手段が、一日に同一の利用者が
受取る現金の総額が所定の金額以上となることを検知す
ると、前記金額入力機能停止手段が前記受取り希望金額
入力手段を停止させるよう構成してなることが好まし
い。
【0011】また、同様の理由から、本発明の現金受取
りシステムでは、一回に利用者が受取る現金の額を検知
する一回受取り金額検知手段を具備し、この一回受取り
金額検知手段が、一回に利用者が受取る現金の額が所定
の金額以上となることを検知すると、金額入力機能停止
手段が受取り希望金額入力手段を停止させるよう構成し
てなることが好ましい。
【0012】更に、レジスターが設置されるカウンター
の下方など、通常使用されていないスペースを有効利用
するため、あるいは利用できるスペースが狭い場合で
も、それによる設置制限を受けないようにするため、現
金供給手段(出金装置)は、カード情報読取手段、暗証
番号入力手段および受取り希望金額入力手段と別体であ
ることが好ましい。すなわち、現金供給手段は、カード
情報読取手段、暗証番号入力手段および受取り希望金額
入力手段が配される構造体から分離可能であって、か
つ、分離状態でも、これらと連携動作可能であるよう構
成されてなることが望ましい。
【0013】なお、利用者が現金を受取る金融機関の店
舗以外の施設(店舗)としては、コンビニエンススト
ア、ガソリンスタンド、ファミリーレストラン、スーパ
ーマーケット、生協、百貨店、病院、役所、駅、ファー
ストフード店、薬や電気製品あるいは洋服などを扱う各
種チェーン店を挙げることができる。なかでも、店舗が
至る所に存在し、しかも休業日がなく(あるいは極めて
少なく)、営業時間が非常に長いことから、コンビニエ
ンスストア、ガソリンスタンド、ファミリーレストラ
ン、スーパーマーケット、生協、百貨店、駅、ファース
トフード店、各種チェーン店が好ましい。
【0014】更に、本発明の現金受取りシステムが対象
とする金融機関としては、銀行、信用金庫、信用組合、
郵便局、クレジット会社、証券会社、消費者金融会社、
生命保険会社、損害保険会社、農協、漁協などを挙げる
ことができる。また、上記本発明の課題は、利用者が金
融機関の店舗以外の施設で現金を受取るために用いられ
る方法であって、前記金融機関が発行し、前記利用者が
所持しているカードの情報を読み取るカード情報読取工
程と、前記利用者が予め前記金融機関に登録してある暗
証番号を入力する暗証番号入力工程と、前記利用者が受
取りを希望する金額を入力する受取り希望金額入力工程
と、この受取り希望金額入力工程で入力された金額の現
金を供給する現金供給工程とを具備することを特徴とす
る現金受取り方法によって解決される。
【0015】特に、上記の課題は、利用者が金融機関に
有している前記利用者自身の口座から現金を引き出し、
この引き出された現金を前記利用者が前記金融機関の店
舗以外の施設で受取るために用いられる方法であって、
前記金融機関が発行し、前記利用者が所持しているカー
ドの情報を読み取るカード情報読取工程と、前記利用者
が予め前記金融機関に登録してある暗証番号を入力する
暗証番号入力工程と、前記利用者が受取りを希望する金
額を入力する受取り希望金額入力工程と、前記カード情
報読取工程で読み取ったカード情報および前記暗証番号
入力工程で入力された暗証番号の正否を判別する正否判
別工程と、前記利用者の口座残高が、前記受取り希望金
額入力工程で入力された金額以上であることを確認する
残高確認工程と、前記カード情報読取工程で読み取った
カード情報および前記暗証番号入力工程で入力された暗
証番号が正しく、かつ、前記利用者の口座残高が、前記
受取り希望金額入力工程で入力された金額以上である場
合にのみ、出金可情報を出力する出金可情報出力工程
と、この出金可情報出力工程で出力された出金可情報を
受けて、前記受取り希望金額入力工程で入力された金額
の現金を供給する現金供給工程とを具備することを特徴
とする現金受取り方法によって解決される。
【0016】なお、上記現金受取り方法にあっても、残
金不足によって、現金の受取りを要求する利用者に現金
が渡せなくなるのを防ぐため、受取り希望金額入力工程
で入力された金額の現金を供給する現金供給手段に納め
られている現金の総額を検知する現金総額検知工程を具
備し、この現金総額検知工程で、前記現金供給手段に納
められている現金の総額が所定の金額以下となったこと
を検知すると、金融機関が発行し、利用者が所持してい
るカードの情報を読み取るためのカード情報読取手段を
停止させるようにしてなることが好ましい。
【0017】そして、万が一、他人によって不正に現金
が引き出された場合でも、それによる損害を最小限度に
抑えるため、本発明の現金受取り方法では、一日に同一
の利用者が受取る現金の総額を検知する一日受取り総額
検知工程を具備し、この一日受取り総額検知工程で、一
日に同一の利用者が受取る現金の総額が所定の金額以上
となることを検知すると、前記利用者が受取りを希望す
る金額を入力するための受取り希望金額入力手段を停止
させるようにしてなることが好ましい。
【0018】また、同様の理由から、一回に利用者が受
取る現金の額を検知する一回受取り金額検知工程を具備
し、この一回受取り金額検知工程で、一回に利用者が受
取る現金の額が所定の金額以上となることを検知する
と、前記利用者が受取りを希望する金額を入力するため
の受取り希望金額入力手段を停止させるようにしてなる
ことが好ましい。
【0019】更に、現金の取り扱いが煩瑣になるのを避
けるため、利用者が受取り可能な金額をN×10000
円(Nは自然数)、すなわち1万円単位とすることが好
ましい。なお、現金は袋詰めされた状態で利用者に手渡
すことができる。そして、本発明の現金受取り方法にあ
っても、利用者が現金を受取る金融機関の店舗以外の施
設(店舗)としては、コンビニエンスストア、ガソリン
スタンド、ファミリーレストラン、スーパーマーケッ
ト、生協、百貨店、病院、役所、駅、ファーストフード
店、薬や電気製品あるいは洋服などを扱う各種チェーン
店を挙げることができる。なかでも、店舗が至る所に存
在し、しかも、休業日がなく(あるいは極めて少な
く)、営業時間が非常に長いことから、コンビニエンス
ストア、ガソリンスタンド、ファミリーレストラン、ス
ーパーマーケット、生協、百貨店、駅、ファーストフー
ド店、各種チェーン店が好ましい。
【0020】更に、本発明の現金受取り方法が対象とす
る金融機関としては、銀行、信用金庫、信用組合、郵便
局、クレジット会社、証券会社、消費者金融会社、生命
保険会社、損害保険会社、農協、漁協などを挙げること
ができる。また、本発明の課題は、上記現金受取りシス
テムで使用されるカードであって、金融機関および/又
は利用者に関する情報が記録されてなることを特徴とす
る現金受取り用カードによって解決される。あるいは、
上記現金受取り方法で使用されるカードであって、金融
機関および/又は利用者に関する情報が記録されてなる
ことを特徴とする現金受取り用カードによって解決され
る。
【0021】上述したように、本発明では、利用者が金
融機関の店舗以外の施設で現金を受取るに際して、ま
ず、取引相手の金融機関が発行し、利用者が所持してい
るカードの情報を読み取らせる。次いで、利用者が予め
金融機関に登録しておいた暗証番号、および受取りを希
望する金額を利用者に入力させる。そして、読み取った
カード情報や入力された暗証番号が正しく、しかも利用
者の口座残高が十分なものである場合にのみ、つまり口
座残高が受取り希望金額以上である場合にのみ、入力さ
れた金額の現金が現金供給手段から供給されるようにし
ている。したがって、取引場所が金融機関の店舗でなく
とも、金融機関の店舗における場合と同様、取引を安全
かつ確実に行うことができる。ゆえに、利用者が金融機
関の店舗以外の施設で現金を受取れるサービスの実施が
可能となる。
【0022】なお、本明細書において、利用者が同一と
は、人物が同じであることのみを意味するわけではな
い。本発明の実施に際しては、たとえ異なる人物であっ
ても、同一のカードを使用するならば、同一の利用者と
見なされる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下で本発明の一実施形態として
説明する現金受取りシステムは、利用者が金融機関に有
している前記利用者自身の口座から現金を引き出し、こ
の引き出された現金を前記利用者が前記金融機関の店舗
以外の施設で受取るために用いられるシステムであっ
て、前記金融機関が発行し、前記利用者が所持している
カードの情報を読み取るためのカード情報読取手段と、
前記利用者が予め前記金融機関に登録してある暗証番号
を入力するための暗証番号入力手段と、前記利用者が受
取りを希望する金額を入力するための受取り希望金額入
力手段と、前記カード情報読取手段が読み取ったカード
情報および前記暗証番号入力手段で入力された暗証番号
の正否を判別する正否判別手段と、前記利用者の口座残
高が、前記受取り希望金額入力手段で入力された金額以
上であることを確認する残高確認手段と、前記カード情
報読取手段が読み取ったカード情報および前記暗証番号
入力手段で入力された暗証番号が正しく、かつ、前記利
用者の口座残高が、前記受取り希望金額入力手段で入力
された金額以上である場合にのみ、出金可情報を出力す
る出金可情報出力手段と、この出金可情報出力手段から
の出金可情報を受けて、前記受取り希望金額入力手段で
入力された金額の現金を供給する現金供給手段とを具備
してなる。特に、本実施形態の現金受取りシステムで
は、金融機関の店舗以外の施設にはレジスターが設置さ
れてなると共に、出金可情報出力手段からの出金可情報
が前記レジスターを介して、現金供給手段に入力される
よう構成している。また、正否判別手段、残高確認手段
および出金可情報出力手段を金融機関側に設け、送受信
手段を介して、この正否判別手段、残高確認手段および
出金可情報出力手段を前記金融機関の店舗以外の施設に
設置されたカード情報読取手段、暗証番号入力手段、受
取り希望金額入力手段および現金供給手段に接続してい
る。更に、現金供給手段に納められている現金の総額を
検知する現金総額検知手段と、カード情報読取手段を停
止させる読取機能停止手段とを具備し、前記現金総額検
知手段が、前記現金供給手段に納められている現金の総
額が所定の金額以下となったことを検知すると、前記読
取機能停止手段が前記カード情報読取手段を停止させる
よう構成している。また、本実施形態では、一日に同一
の利用者が受取る現金の総額を検知する一日受取り総額
検知手段と、受取り希望金額入力手段を停止させる金額
入力機能停止手段とを具備し、前記一日受取り総額検知
手段が、一日に同一の利用者が受取る現金の総額が所定
の金額以上となることを検知すると、前記金額入力機能
停止手段が前記受取り希望金額入力手段を停止させるよ
う構成している。これに加えて、本実施形態の現金受取
りシステムは、一回に利用者が受取る現金の額を検知す
る一回受取り金額検知手段を具備しており、前記一回受
取り金額検知手段が、一回に利用者が受取る現金の額が
所定の金額以上となることを検知すると、金額入力機能
停止手段が受取り希望金額入力手段を停止させるように
なっている。そして、現金供給手段は、カード情報読取
手段、暗証番号入力手段および受取り希望金額入力手段
とは別体である。なお、ここでは、利用者が現金を受取
る金融機関の店舗以外の施設をコンビニエンスストアと
し、更に対象金融機関を銀行とした。
【0024】また、同じく以下で本発明の一実施形態と
して説明する現金受取り方法は、利用者が金融機関に有
している前記利用者自身の口座から現金を引き出し、こ
の引き出された現金を前記利用者が前記金融機関の店舗
以外の施設で受取るために用いられる方法であって、前
記金融機関が発行し、前記利用者が所持しているカード
の情報を読み取るカード情報読取工程と、前記利用者が
予め前記金融機関に登録してある暗証番号を入力する暗
証番号入力工程と、前記利用者が受取りを希望する金額
を入力する受取り希望金額入力工程と、前記カード情報
読取工程で読み取ったカード情報および前記暗証番号入
力工程で入力された暗証番号の正否を判別する正否判別
工程と、前記利用者の口座残高が、前記受取り希望金額
入力工程で入力された金額以上であることを確認する残
高確認工程と、前記カード情報読取工程で読み取ったカ
ード情報および前記暗証番号入力工程で入力された暗証
番号が正しく、かつ、前記利用者の口座残高が、前記受
取り希望金額入力工程で入力された金額以上である場合
にのみ、出金可情報を出力する出金可情報出力工程と、
この出金可情報出力工程で出力された出金可情報を受け
て、前記受取り希望金額入力工程で入力された金額の現
金を供給する現金供給工程とを具備する。特に、本実施
形態の現金受取り方法は、受取り希望金額入力工程で入
力された金額の現金を供給する現金供給手段に納められ
ている現金の総額を検知する現金総額検知工程を具備
し、この現金総額検知工程で、前記現金供給手段に納め
られている現金の総額が所定の金額以下となったことを
検知すると、金融機関が発行し、利用者が所持している
カードの情報を読み取るためのカード情報読取手段を停
止させるようにしている。また、一日に同一の利用者が
受取る現金の総額を検知する一日受取り総額検知工程を
具備し、前記一日受取り総額検知工程で、一日に同一の
利用者が受取る現金の総額が所定の金額以上となること
を検知すると、前記利用者が受取りを希望する金額を入
力するための受取り希望金額入力手段を停止させるよう
にしている。更に、一回に利用者が受取る現金の額を検
知する一回受取り金額検知工程を具備し、前記一回受取
り金額検知工程で、一回に利用者が受取る現金の額が所
定の金額以上となることを検知すると、前記利用者が受
取りを希望する金額を入力するための受取り希望金額入
力手段を停止させるようにしている。そして、本実施形
態では、利用者が受取り可能な金額をN×10000円
(Nは自然数)とし、前記利用者には、現金を袋詰めさ
れた状態で渡すようにしている。なお、ここでは、利用
者が現金を受取る金融機関の店舗以外の施設をコンビニ
エンスストアとし、一方、対象金融機関を銀行とした。
【0025】更に、以下で本発明の一実施形態として挙
げる現金受取り用カードは、上記現金受取りシステム
(現金受取り方法)を用いて現金を受取る際に使用され
るものであり、金融機関および/又は利用者に関する情
報が、例えば磁気的な手段を用いて記録されている。続
いて、図1〜図7を用い、本発明の実施形態を更に詳し
く説明する。なお、図1は本発明の実施形態である現金
受取りシステムの構成を示すブロック図、図2は本実施
形態の現金受取りシステムを構成する金融取引装置の外
観図、図3及び図4は、それぞれ金融取引装置のモニタ
ーの表示状態を示す参考図、図5〜図7は、それぞれ現
金受取りシステムの動作手順(現金の受取り手順)を説
明するためのフロー図の一部である。
【0026】本実施形態の現金受取りシステム(現金受
取り方法)は、利用者が、既に取引関係にある銀行に有
している利用者自身の預金口座から現金を引き出し、そ
の現金をコンビニエンスストアで受取るために用いられ
るものである。本現金受取りシステムは、図1から判る
ように、カード情報読取手段1、暗証番号入力手段2、
受取り希望金額入力手段3、正否判別手段4、残高確認
手段5、出金可情報出力手段6、出金装置(現金供給手
段)7、現金総額検知手段8、読取機能停止手段9、一
日受取り総額検知手段10、金額入力機能停止手段1
1、一回受取り金額検知手段12、そしてレジスター1
3を備えてなる。
【0027】このうち、カード情報読取手段1、暗証番
号入力手段2、受取り希望金額入力手段3、出金装置
7、現金総額検知手段8、読取機能停止手段9、一日受
取り総額検知手段10、金額入力機能停止手段11、一
回受取り金額検知手段12、そしてレジスター13は、
コンビニエンスストア内に存在し、他方、正否判別手段
4、残高確認手段5及び出金可情報出力手段6は銀行内
に設けられている。そして、正否判別手段4、残高確認
手段5及び出金可情報出力手段6は、送受信手段14
a,14bを介して、コンビニエンスストア内の他の構
成要素に接続されている。特に、出金装置7と銀行側に
ある構成要素との間には、レジスター13を介在させて
おり、出金可情報出力手段6からの出金可情報は、この
レジスター13を経て、出金装置7に入力されるように
なっている。
【0028】以下、個々の構成要素について、更に詳し
く説明する。まず、カード情報読取手段1についてであ
るが、このカード情報読取手段1は利用者が預金口座を
有する銀行が発行し、利用者が所持しているキャッシュ
カード(現金受取り用カード:図2においてFで示す)
の情報、例えば利用者の氏名、住所、取引支店、預金の
種類、口座番号などに関する情報を読み取るためのもの
である。なお、銀行や利用者に関するこれらの情報は、
キャッシュカードFの表面(図2の斜線部)に磁気的な
手段を用いて記録されている。但し、本発明はこうした
形態に限定されるものではなく、ICチップを貼着した
カードを使用してもよい。更には、コンビニエンススト
アが独自に発行する専用カードを用いるようにしてもよ
い。
【0029】暗証番号入力手段2は、利用者が預金口座
を有する銀行に予め登録してある4桁の暗証番号、すな
わちキャッシュカードの番号(例えば1234など)を
入力する際に使用される。なお、後に詳述するが、本実
施形態では、図1においてAで示す金融取引装置のモニ
ターに0〜9の数字を表示させ、これを一つずつ順に指
先で触れることにより暗証番号を入力させるようにして
いる。
【0030】受取り希望金額入力手段3は、利用者が受
取り、すなち引き出しを希望する金額を入力するための
ものである。この受取り希望金額入力手段3について
も、暗証番号入力手段2と同様、金融取引装置Aのモニ
ターを指先で直接触れることにより、受取り希望金額を
入力できるようになっている。上記カード情報読取手段
1、暗証番号入力手段2、そして受取り希望金額入力手
段3は、図2に示す金融取引装置Aに組み込まれてい
る。この金融取引装置Aは、実際には、レジスター13
に隣接して、後述するモニターが利用者と対面するよう
カウンター(図示せず)の上に設置される。なお、図2
では、金融取引装置Aを、モニター部分A’と本体部分
A’’とに分けて描いている(以下、金融取引装置と言
った場合、モニター部分A’又は本体部分A’’のいず
れか一方だけを意味することもある)。
【0031】さて、金融取引装置Aに組み込まれた上記
要素のうち、カード情報読取手段1は、金融取引装置A
(特にその本体部分A’’)の前面パネルに配されたカ
ード挿入口15から続いて、その内部に設けられてい
る。一方、上述したように、暗証番号入力手段2及び受
取り希望金額入力手段3については、金融取引装置Aの
モニター16がその役割を果たす。更に詳しく言えば、
モニター16は、必要に応じて図3又は図4に示すよう
な表示状態となることができる。そして、本実施形態で
は、モニター16の表面をタッチパネル構造としている
ので、暗証番号および受取りを希望する金額の入力は、
モニター16に表示された0〜9の数字を一つずつ順に
指で触れることによりなされる。なお、図4の状態で
は、本来、モニター16に、0〜9の数字と共に、「は
い」及び「いいえ」が表示される。これは、利用者の意
思を、モニター16に表示された「はい」又は「いい
え」のいずれか一方を利用者自身に選択させることで確
認するようにしているからである(意思確認を要求する
表示は、受取り希望金額の入力が済んだ後に出現するの
で、図4には示していない)。
【0032】上記構成要素と共に本実施形態の現金受取
りシステムを形成する正否判別手段4、残高確認手段5
及び出金可情報出力手段6は、上述したように銀行内に
設けられている。そして、送受信手段14a,14bを
介して、コンビニエンスストア内の金融取引装置Aに接
続されている。銀行内に存在する、これら構成要素のう
ち、正否判別手段4は、カード情報読取手段1が読み取
ったカード情報、及び暗証番号入力手段2で入力された
暗証番号の正否を判別する。一方、残高確認手段5は、
利用者の預金口座の残高が、利用者が受取り希望金額入
力手段3で入力した金額以上であることを、言い換えれ
ば現金の引き出しが可能な状態であることを確認する機
能を有する。更に、出金可情報出力手段6は、カード情
報読取手段1が読み取ったカード情報および暗証番号入
力手段2で入力された暗証番号が正しく、かつ、利用者
の預金口座残高が受取り希望金額入力手段3で入力され
た金額以上である場合にのみ作動し、出金可情報を出力
するようになっている。こうして出力された出金可情報
は、送受信手段14a,14bを経て、金融取引装置A
に入力される。後述する出金装置7については、この出
金可情報を受けて作動することになる。なお、上述した
正否判別手段4、残高確認手段5及び出金可情報出力手
段6は、実際には、銀行のホストコンピュータBに納め
られている。また、送受信手段14aと送受信手段14
bとは、オンライン回線〔CAFIS(クレジット情報
システム)ネットワーク〕によって結ばれている。
【0033】続いて、カード情報読取手段1、暗証番号
入力手段2、そして受取り希望金額入力手段3と共に金
融取引装置Aを構成する、現金総額検知手段8、読取機
能停止手段9、一日受取り総額検知手段10、金額入力
機能停止手段11及び一回受取り金額検知手段12につ
いて説明する。まず、現金総額検知手段8に関してであ
るが、この現金総額検知手段8は、出金装置7に納めら
れている現金の総額を検知する役割を果たす。一方、読
取機能停止手段9は、カード情報読取手段1と現金総額
検知手段8との間に存在し、必要に応じて、カード情報
読取手段1を停止させる。すなわち、現金総額検知手段
8により、出金装置7に納められている現金の総額が所
定の金額以下となったことが検知されると、読取機能停
止手段9がカード情報読取手段1を停止させる。これに
より、金融取引装置Aは一時停止状態となる。
【0034】一日受取り総額検知手段10については、
受取り希望金額入力手段3に接続されており、一日に同
一の利用者(同一のカードを使用する利用者)が受取る
現金の総額を検知する。金額入力機能停止手段11は、
受取り希望金額入力手段3と一日受取り総額検知手段1
0との間に存在し、必要に応じて、受取り希望金額入力
手段3を停止させる。更に詳しく言えば、一日受取り総
額検知手段10により、一日に同一の利用者が受取る現
金の総額が所定の金額以上、例えば3〜5万円以上にな
ることが検知されると、金額入力機能停止手段11が受
取り希望金額入力手段3を停止させるようになってい
る。この場合には、一時、受取り希望金額の入力ができ
なくなり、その直後、金融取引装置Aのモニター16
に、取引中止あるいは受取り希望金額の引き下げを要求
する指示が出る。なお、コンビニエンスストア同士、正
確にはコンビニエンスストアに常設されたレジスター同
士は専用回線によって互いに結ばれており、ある店舗に
おける利用者の取引情報は、リアルタイムで他の店舗に
送られる。したがって、利用店舗が同一であるか否かに
かかわらず、利用者は、一日に限度額以上の現金を受取
ることはできない。
【0035】一回受取り金額検知手段12も、受取り希
望金額入力手段3に接続されており、一回に利用者が受
取る現金の額を検知する。この一回受取り金額検知手段
12と受取り希望金額入力手段3との間にも、上記金額
入力機能停止手段11が存在しており、これが、必要に
応じて受取り希望金額入力手段3を停止させる。すなわ
ち、一回受取り金額検知手段12が、一回に利用者が受
取る現金の額が所定の金額以上、例えば3万円以上にな
ることを検知すると、金額入力機能停止手段11が受取
り希望金額入力手段3を停止させるようになっている。
この場合についても、一時、受取り希望金額の入力がで
きなくなり、その直後、金融取引装置Aのモニター16
に、取引中止あるいは受取り希望金額の引き下げを要求
する指示が出される。
【0036】最後に出金装置7についてであるが、この
出金装置7は、銀行側の出金可情報出力手段6からの出
金可情報を受けて、受取り希望金額入力手段3で入力さ
れた金額の現金を供給するものである。出金装置7は、
金融取引装置A、特にカード情報読取手段1、暗証番号
入力手段2および受取り希望金額入力手段3とは別体で
あって、上述したように、コンビニエンスストアに常設
されるレジスター13を介して、金融取引装置Aに接続
されている。つまり、銀行からの出金可情報は、金融取
引装置Aを経て、いったんレジスター13に入力され、
この後、出金装置7に送られるようになっている。
【0037】本実施形態で用いた出金装置7は、既存の
ATMに比べ格段にコンパクトである。これは、現金の
引き出しに係る操作が、出金装置7とは別体の金融取引
装置Aを用いて行われるため、出金装置7には、現金
(特に紙幣)を数えて、排出するだけの機能しか必要が
ないからである。したがって、出金装置7は、コンビニ
エンスストア内の限られたスペースを有効利用して設置
することが可能であり、本実施形態では、この出金装置
7を通常使用されることが少ないカウンターの下方空間
に設置している。なお、この場合には、出金装置7から
出てきた現金を店員が利用者に手渡すことになるが、出
金装置7を、その現金排出口が利用者側を向くように設
置すれば、現金の受渡しに店員の仲介を必要としない。
【0038】なお、本実施形態では、カード情報読取手
段1を金融取引装置Aに組み込んだ例を挙げたが、この
カード情報読取手段1はレジスター13に組み合わされ
ていてもよい。すなわち、レジスター13が有するカー
ド情報読取機能をそのまま使用した形態とすることもで
きる。続いて、上記現金受取りシステムを利用して、実
際に利用者がコンビニエンスストアで現金を受取る(引
き出す)までの手順について説明する(図5〜図7のフ
ロー図参照)。
【0039】ATMを使用できない時間帯に現金が急に
必要になった場合(あるいは商業地から外れた、金融機
関の店舗が存在しない地域にいるとき、急に現金が必要
になった場合)、利用者は近くのコンビニエンスストア
に赴く。そこで、利用者は、まず金融取引装置Aのモニ
ター16に表示されたさまざまな項目の中から「現金受
取り」を選択する(ステップS1)。すると、モニター
16には、取引銀行のキャッシュカードFをカード挿入
口15に差し込むよう指示が出る(ステップS2)。
【0040】利用者が、指示のとおり、キャッシュカー
ドFをカード挿入口15に差し込むと、カード情報読取
手段1により、このキャッシュカードFに記録された各
種情報の読み取りが行われる(ステップS3)。カード
情報の読み取りが完了した後、キャッシュカードFは利
用者に返却される。そして、モニター16には、4桁の
暗証番号を入力するよう、図3に示すような指示が出る
(ステップS4)。
【0041】利用者が、予め取引銀行に登録してある暗
証番号をタッチパネルを操作して入力すると(ステップ
S5)、更にモニター16には、受取りを希望する金額
を入力するよう、図4に示すような指示が出る(ステッ
プS6)。利用者が、再度、タッチパネルを操作して受
取りを希望する金額を入力すると(ステップS7)、こ
の情報は、一回受取り金額検知手段12に送られる。そ
して、一回に利用者が受取る現金の額が限度額以上であ
るか否かが判別される(ステップS8)。ここで、もし
受取り金額が限度額以上であれば、受取り希望金額入力
手段3の機能は一時停止し、モニター16に金額を再入
力するよう指示が出される。逆に、受取り金額が限度額
より少なければ、続いて、一日受取り総額検知手段10
により、一日に同一の利用者が受取る現金の総額が限度
額以上となるか否かが判別される(ステップS9)。そ
して、もし利用者が受取る現金の総額が限度額以上とな
る場合には、受取り希望金額入力手段3の機能は一時停
止し、モニター16には取引中止(もしくは金額の再入
力)指示が出される。一方、受取り総額が限度額より少
ないことが確認されると、受取り金額に関する情報は、
先に入力されたカード情報や暗証番号情報と共に、送受
信手段14a,14bを経て、銀行側にある正否判別手
段4、残高確認手段5及び出金可情報出力手段6に送ら
れる(ステップS10)。
【0042】この情報が送られてきたならば、銀行側で
は、まず情報の正否、すなわちカード情報については、
例えば、該当する人物が顧客名簿に存在するか、あるい
は口座番号が正しいものであるか否かを、また、暗証番
号情報については、それが利用者の所持するキャッシュ
カードのものであるか否かを正否判別手段4が判別する
(ステップS11)。ここで、銀行に送信した情報が誤
っていた場合、例えば暗証番号が相違するような場合に
は、正しい暗証番号を再入力するよう指示が出される。
【0043】情報の正否判別が済んだならば(情報が正
しいと判別されたならば)、残高確認手段5は、利用者
の有する預金口座の残高が、利用者が受取り希望金額入
力手段3で入力した金額以上であることを確認する(ス
テップS12)。そして、利用者の預金口座の残高が受
取りを希望する金額以上である場合に限り、その情報を
受けて、出金可情報出力手段6が出金可情報を出力する
(ステップS13)。なお、利用者の預金口座の残高
が、受取りを希望する金額よりも少ない場合には、金融
取引装置Aのモニター16に現金の引き出しが不可能で
ある旨の表示がなされ、取引は中止となる。
【0044】さて、出金可情報出力手段6から出金可情
報が出力されたならば、この出金可情報は、オンライン
回線を経て、直ちにコンビニエンスストアの金融取引装
置Aに送られる(ステップS14)。金融取引装置Aに
出金可情報が入力されると(ステップS15)、この出
金可情報は直ちにレジスター13に送られ(ステップS
16)、最後に出金装置7に入力される(ステップS1
7)。これによって、出金装置7から、利用者が受取り
を希望した金額の現金が払い出される(ステップS1
8)。得られた現金は、店員によって袋詰めされた後、
利用者へと手渡される(ステップS19)。これによっ
て、利用者は自分が希望する金額の現金をコンビニエン
スストアで得ることになる。
【0045】なお、出金装置7に納められている現金の
総額は、現金総額検知手段8によって常時監視されてお
り、万が一、それがある限度額を下回ったときには、カ
ード情報読取手段1の機能が停止する。つまり、金融取
引装置Aは一時停止状態となる。この情報は、直ちに銀
行側に送られ、引き出された分は、銀行より輸送されて
来る現金によって補われる。したがって、取引回数が多
い日でも、出金装置7内の現金が枯渇することはない。
【0046】また、本実施形態では、現金の取り扱いを
簡便なものとするため、利用者が受取り可能な金額を1
万円、2万円、3万円など1万円の整数倍とした。すな
わち受取り可能な金額を、N×10000円(Nは自然
数)に設定した。しかし、必要があれば、千円単位で受
取り希望金額を指定できるようにしてもよい(更に必要
とあれば、硬貨を含むことを可としてもよい)。但し、
この場合には、出金装置7として、1万円札だけでな
く、それと併せて千円札や硬貨を取り扱えるものを使用
する必要がある。
【0047】加えて、金融取引装置Aからの情報を、銀
行に直接送らず、コンビニエンスストアと銀行との間に
データ処理会社を介在させてもよい。この場合には、デ
ータ処理会社が、あるエリアに存在するコンビニエンス
ストアから情報を一括収集して、それを銀行別に振り分
けて送信することになる。つまり、データ処理会社は、
ある利用者により入力された情報が、その利用者の選択
した銀行に送信されるよう処理を行うことになる。銀行
からコンビニエンスストアに向けて情報を送信する場合
もほぼ同じであり、データ処理会社は、処理を依頼され
ている全ての銀行から情報を一括収集し、それをコンビ
ニエンスストア別に振り分けて送信することになる。
【0048】上述したように、本実施形態では、利用者
がコンビニエンスストアで現金を受取るに際して、ま
ず、取引相手の銀行が発行し、利用者が所持しているキ
ャッシュカードの情報を読み取らせる。次いで、利用者
が予め銀行に登録しておいた暗証番号、および受取りを
希望する金額を利用者自身に入力させる。そして、読み
取ったカード情報や入力された暗証番号が正しく、しか
も利用者の預金口座残高が十分なものである場合、つま
り預金口座残高が受取り希望金額以上である場合に限
り、入力された金額の現金を出金装置から供給するよう
にしている。したがって、取引場所が銀行などの金融機
関の店舗でなくとも、金融機関の店舗における場合と同
様、現金の受取り(引き出し)に係る取引を安全かつ確
実に行うことができる。
【0049】なお、利用者が現金を受取る金融機関の店
舗以外の施設はコンビニエンスストアに限定されるもの
ではない。その他の設置場所としては、ガソリンスタン
ド、ファミリーレストラン、スーパーマーケット、生
協、百貨店、病院、役所、駅、ファーストフード店、薬
や電気製品あるいは洋服などを扱う各種チェーン店を挙
げることができる。特に、ガソリンスタンドを利用する
場合には、現在、会員カードの情報を読み取ると共に、
給油量から料金などを算出するのに用いられている装置
(スタンド用POS装置)と組み合わせることが考えら
れる。つまり、このスタンド用POS装置を上記実施形
態における金融取引装置として使用することも可能であ
る。
【0050】また、本実施形態では、正否判別手段、残
高確認手段及び出金可情報出力手段を、現金受取りシス
テムを構成する他の要素とは別の場所に設けた。すなわ
ち、正否判別手段、残高確認手段及び出金可情報出力手
段を銀行に、他の構成要素をコンビニエンスストアにそ
れぞれ設置した。しかし、正否判別手段、残高確認手段
及び出金可情報出力手段を金融取引装置に組み込み、カ
ード情報・暗証番号の正否判別や預金口座の残高確認、
出金可情報の出力を金融取引装置が独自に行えるように
してもよい。但し、この場合には、顧客情報が誤って漏
洩しないよう厳重な対策を講じることが必要であり、ま
た、リアルタイムで各利用者の預金口座残高情報を更新
することが不可欠である。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、金融機関の店舗以外の
施設で利用者が現金を受取ることが可能であり、金融機
関の店舗以外の施設での金融取引の普及に大きな効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である現金受取りシステムの
構成を示すブロック図
【図2】本実施形態の現金受取りシステムを構成する金
融取引装置の外観図
【図3】金融取引装置のモニターの表示状態を示す参考
【図4】金融取引装置のモニターの表示状態を示す参考
【図5】現金受取りシステムの動作手順(現金の受取り
手順)を説明するためのフロー図の一部
【図6】現金受取りシステムの動作手順(現金の受取り
手順)を説明するためのフロー図の一部
【図7】現金受取りシステムの動作手順(現金の受取り
手順)を説明するためのフロー図の一部
【符号の説明】
A 金融取引装置 B 銀行側ホストコンピュータ F キャッシュカード(現金受取り用カ
ード) 1 カード情報読取手段 2 暗証番号入力手段 3 受取り希望金額入力手段 4 正否判別手段 5 残高確認手段 6 出金可情報出力手段 7 出金装置(現金供給手段) 8 現金総額検知手段 9 読取機能停止手段 10 一日受取り総額検知手段 11 金額入力機能停止手段 12 一回受取り金額検知手段 13 レジスター 14a,14b 送受信手段 15 カード挿入口 16 モニター
フロントページの続き (72)発明者 坂井 政宏 東京都千代田区大手町1−1−1 株式会 社三和銀行内 (72)発明者 丸田 直久 東京都千代田区大手町1−1−1 株式会 社三和銀行内 (72)発明者 三砂 仁 東京都千代田区大手町1−1−1 株式会 社三和銀行内 (72)発明者 黒田 均 東京都千代田区大手町1−1−1 株式会 社三和銀行内 (72)発明者 舟橋 孝之 東京都千代田区大手町1−1−1 株式会 社三和銀行内 (72)発明者 吉田 晴好 埼玉県川口市幸町3−11−12−208

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が金融機関の店舗以外の施設で現
    金を受取るために用いられるシステムであって、 前記金融機関が発行し、前記利用者が所持しているカー
    ドの情報を読み取るためのカード情報読取手段と、 前記利用者が予め前記金融機関に登録してある暗証番号
    を入力するための暗証番号入力手段と、 前記利用者が受取りを希望する金額を入力するための受
    取り希望金額入力手段と、 この受取り希望金額入力手段で入力された金額の現金を
    供給する現金供給手段とを具備してなることを特徴とす
    る現金受取りシステム。
  2. 【請求項2】 利用者が金融機関に有している前記利用
    者自身の口座から現金を引き出し、この引き出された現
    金を前記利用者が前記金融機関の店舗以外の施設で受取
    るために用いられるシステムであって、 前記金融機関が発行し、前記利用者が所持しているカー
    ドの情報を読み取るためのカード情報読取手段と、 前記利用者が予め前記金融機関に登録してある暗証番号
    を入力するための暗証番号入力手段と、 前記利用者が受取りを希望する金額を入力するための受
    取り希望金額入力手段と、 前記カード情報読取手段が読み取ったカード情報および
    前記暗証番号入力手段で入力された暗証番号の正否を判
    別する正否判別手段と、 前記利用者の口座残高が、前記受取り希望金額入力手段
    で入力された金額以上であることを確認する残高確認手
    段と、 前記カード情報読取手段が読み取ったカード情報および
    前記暗証番号入力手段で入力された暗証番号が正しく、
    かつ、前記利用者の口座残高が、前記受取り希望金額入
    力手段で入力された金額以上である場合にのみ、出金可
    情報を出力する出金可情報出力手段と、 この出金可情報出力手段からの出金可情報を受けて、前
    記受取り希望金額入力手段で入力された金額の現金を供
    給する現金供給手段とを具備してなることを特徴とする
    現金受取りシステム。
  3. 【請求項3】 金融機関の店舗以外の施設にはレジスタ
    ーが設置されてなると共に、出金可情報出力手段からの
    出金可情報が前記レジスターを介して、現金供給手段に
    入力されるよう構成してなることを特徴とする請求項2
    に記載の現金受取りシステム。
  4. 【請求項4】 正否判別手段、残高確認手段および出金
    可情報出力手段を金融機関側に設け、送受信手段を介し
    て、前記正否判別手段、残高確認手段および出金可情報
    出力手段を前記金融機関の店舗以外の施設に設置された
    カード情報読取手段、暗証番号入力手段、受取り希望金
    額入力手段および現金供給手段に接続してなることを特
    徴とする請求項2又は請求項3に記載の現金受取りシス
    テム。
  5. 【請求項5】 現金供給手段に納められている現金の総
    額を検知する現金総額検知手段と、カード情報読取手段
    を停止させる読取機能停止手段とを具備し、 前記現金総額検知手段が、前記現金供給手段に納められ
    ている現金の総額が所定の金額以下となったことを検知
    すると、前記読取機能停止手段が前記カード情報読取手
    段を停止させるよう構成してなることを特徴とする請求
    項1〜請求項4のいずれかに記載の現金受取りシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 一日に同一の利用者が受取る現金の総額
    を検知する一日受取り総額検知手段と、受取り希望金額
    入力手段を停止させる金額入力機能停止手段とを具備
    し、 前記一日受取り総額検知手段が、一日に同一の利用者が
    受取る現金の総額が所定の金額以上となることを検知す
    ると、前記金額入力機能停止手段が前記受取り希望金額
    入力手段を停止させるよう構成してなることを特徴とす
    る請求項1〜請求項5のいずれかに記載の現金受取りシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 一回に利用者が受取る現金の額を検知す
    る一回受取り金額検知手段を具備し、 前記一回受取り金額検知手段が、一回に利用者が受取る
    現金の額が所定の金額以上となることを検知すると、金
    額入力機能停止手段が受取り希望金額入力手段を停止さ
    せるよう構成してなることを特徴とする請求項6に記載
    の現金受取りシステム。
  8. 【請求項8】 現金供給手段は、カード情報読取手段、
    暗証番号入力手段および受取り希望金額入力手段と別体
    であることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか
    に記載の現金受取りシステム。
  9. 【請求項9】 利用者が現金を受取る金融機関の店舗以
    外の施設が、コンビニエンスストア、ガソリンスタン
    ド、ファミリーレストラン、スーパーマーケット、生
    協、百貨店、病院、役所、駅、ファーストフード店、各
    種チェーン店のいずれかであることを特徴とする請求項
    1〜請求項8のいずれかに記載の現金受取りシステム。
  10. 【請求項10】 金融機関が、銀行、信用金庫、信用組
    合、郵便局、クレジット会社、証券会社、消費者金融会
    社、生命保険会社、損害保険会社、農協、漁協のいずれ
    かであることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれ
    かに記載の現金受取りシステム。
  11. 【請求項11】 利用者が金融機関の店舗以外の施設で
    現金を受取るために用いられる方法であって、 前記金融機関が発行し、前記利用者が所持しているカー
    ドの情報を読み取るカード情報読取工程と、 前記利用者が予め前記金融機関に登録してある暗証番号
    を入力する暗証番号入力工程と、 前記利用者が受取りを希望する金額を入力する受取り希
    望金額入力工程と、 この受取り希望金額入力工程で入力された金額の現金を
    供給する現金供給工程とを具備することを特徴とする現
    金受取り方法。
  12. 【請求項12】 利用者が金融機関に有している前記利
    用者自身の口座から現金を引き出し、この引き出された
    現金を前記利用者が前記金融機関の店舗以外の施設で受
    取るために用いられる方法であって、 前記金融機関が発行し、前記利用者が所持しているカー
    ドの情報を読み取るカード情報読取工程と、 前記利用者が予め前記金融機関に登録してある暗証番号
    を入力する暗証番号入力工程と、 前記利用者が受取りを希望する金額を入力する受取り希
    望金額入力工程と、 前記カード情報読取工程で読み取ったカード情報および
    前記暗証番号入力工程で入力された暗証番号の正否を判
    別する正否判別工程と、 前記利用者の口座残高が、前記受取り希望金額入力工程
    で入力された金額以上であることを確認する残高確認工
    程と、 前記カード情報読取工程で読み取ったカード情報および
    前記暗証番号入力工程で入力された暗証番号が正しく、
    かつ、前記利用者の口座残高が、前記受取り希望金額入
    力工程で入力された金額以上である場合にのみ、出金可
    情報を出力する出金可情報出力工程と、 この出金可情報出力工程で出力された出金可情報を受け
    て、前記受取り希望金額入力工程で入力された金額の現
    金を供給する現金供給工程とを具備することを特徴とす
    る現金受取り方法。
  13. 【請求項13】 受取り希望金額入力工程で入力された
    金額の現金を供給する現金供給手段に納められている現
    金の総額を検知する現金総額検知工程を具備し、 前記現金総額検知工程で、前記現金供給手段に納められ
    ている現金の総額が所定の金額以下となったことを検知
    すると、金融機関が発行し、利用者が所持しているカー
    ドの情報を読み取るためのカード情報読取手段を停止さ
    せることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載
    の現金受取り方法。
  14. 【請求項14】 一日に同一の利用者が受取る現金の総
    額を検知する一日受取り総額検知工程を具備し、 前記一日受取り総額検知工程で、一日に同一の利用者が
    受取る現金の総額が所定の金額以上となることを検知す
    ると、前記利用者が受取りを希望する金額を入力するた
    めの受取り希望金額入力手段を停止させることを特徴と
    する請求項11〜請求項13のいずれかに記載の現金受
    取り方法。
  15. 【請求項15】 一回に利用者が受取る現金の額を検知
    する一回受取り金額検知工程を具備し、 前記一回受取り金額検知工程で、一回に利用者が受取る
    現金の額が所定の金額以上となることを検知すると、前
    記利用者が受取りを希望する金額を入力するための受取
    り希望金額入力手段を停止させることを特徴とする請求
    項11〜請求項14のいずれかに記載の現金受取り方
    法。
  16. 【請求項16】 利用者が受取り可能な金額をN×10
    000円(Nは自然数)としたことを特徴とする請求項
    11〜請求項15のいずれかに記載の現金受取り方法。
  17. 【請求項17】 利用者が現金を受取る金融機関の店舗
    以外の施設が、コンビニエンスストア、ガソリンスタン
    ド、ファミリーレストラン、スーパーマーケット、生
    協、百貨店、病院、役所、駅、ファーストフード店、各
    種チェーン店のいずれかであることを特徴とする請求項
    11〜請求項16のいずれかに記載の現金受取り方法。
  18. 【請求項18】 金融機関が、銀行、信用金庫、信用組
    合、郵便局、クレジット会社、証券会社、消費者金融会
    社、生命保険会社、損害保険会社、農協、漁協のいずれ
    かであることを特徴とする請求項11〜請求項17のい
    ずれかに記載の現金受取り方法。
  19. 【請求項19】 上記請求項1〜請求項10のいずれか
    に記載の現金受取りシステムで使用されるカードであっ
    て、金融機関および/又は利用者に関する情報が記録さ
    れてなることを特徴とする現金受取り用カード。
  20. 【請求項20】 上記請求項11〜請求項18のいずれ
    かに記載の現金受取り方法で使用されるカードであっ
    て、金融機関および/又は利用者に関する情報が記録さ
    れてなることを特徴とする現金受取り用カード。
JP10593098A 1998-04-16 1998-04-16 現金受取りシステム及び現金受取り方法、並びに現金受取り用カード Pending JPH11306255A (ja)

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JP10593098A JPH11306255A (ja) 1998-04-16 1998-04-16 現金受取りシステム及び現金受取り方法、並びに現金受取り用カード

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004206509A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Hisatake Sotokoshi 携帯端末を用いたレジでの現金支払システム及び方法
JP2009181589A (ja) * 2009-05-11 2009-08-13 Oki Electric Ind Co Ltd 取引処理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004206509A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Hisatake Sotokoshi 携帯端末を用いたレジでの現金支払システム及び方法
JP2009181589A (ja) * 2009-05-11 2009-08-13 Oki Electric Ind Co Ltd 取引処理システム

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