JPH11306240A - リストバンド型認識装置 - Google Patents

リストバンド型認識装置

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JPH11306240A
JPH11306240A JP10925798A JP10925798A JPH11306240A JP H11306240 A JPH11306240 A JP H11306240A JP 10925798 A JP10925798 A JP 10925798A JP 10925798 A JP10925798 A JP 10925798A JP H11306240 A JPH11306240 A JP H11306240A
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】各種の遊園地やレジャーランド等において入
場者の手首に装着し、各種の乗物又は各種の催事場等に
乗車又は入場する際に自動的に料金の引き落としや積算
を行なったり、更に退場の際に料金の清算を行うために
使用できるリストバンド型認識装置を提供する。 【解決手段】 ICチップとこのICチップに電気的に
接続するアンテナを有するIC装置を内蔵するキャリヤ
ーを形成しこのキャリヤーの両側にスリットを開口した
取付片を設けた認識装置本体と、中央に形成した表示部
の両側に帯状体を伸長しこの帯状体の一方の先端部に封
緘部を設けたリストバンドとからなり、このリストバン
ドに前記認識装置本体を着脱自在に組み合わせてなるリ
ストバンド型認識装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リストバンド型認
識装置であって、詳しくは各種の遊園地やレジャーラン
ド等において入場者の手首に装着し各種の乗物又は各種
の催事場等に乗車又は入場する際に自動的に料金の引き
落としや積算を行なったり、更に退場の際に料金の清算
を行うために使用するものである。
【0002】
【従来の技術】各種のレジャーランド、遊園地あるいは
イベント会場等においては多数の人々が出入りする。そ
こで参集する人々が正規の入場者であるか否か、あるい
はその人々が或る特定の種類やグループに属する人であ
るか否か等を識別してそれに応じて取扱ったり、整理し
たりする必要がある。
【0003】一般には、入場者にチケットやIDカード
等を渡し、各会場においてこれの提示を求めてその表示
内容や色彩等で識別するようにしている。また、レジャ
ーランド等で乗物に搭乗する際は、各種の乗物のメニュ
ーや搭乗回数等を表示したチケットに消し込みやパンチ
ングを行って入場者を整理することが行われている。
【0004】しかし、前記チケットやIDカードは携帯
に不便であり、出し入れが煩雑である上に紛失し易く、
特に子供の場合にはうまく利用できず手間取るという問
題がある。また、入場料をちゃんと払った本人のものか
どうかを確認することができないと言う管理上の問題も
ある。
【0005】このような不都合を解消するものとして手
首に装着する腕バンド状の表示バンドを使用し、その表
示部に乗物のメニューや搭乗回数等を印刷したものが提
案されている。この種の表示バンドは、両端に雄ホック
と雌ホックや、ハトメとこれに結合する突起体からなる
一対の封緘部を設けたもので、入場者は会場に入場する
際この表示バンドを手首に巻付け、この封緘部を結合固
定し、表示部に表示された乗物のメニューや搭乗回数を
係員が油性インクペンで消し込みを行うというものであ
る。
【0006】しかしながら、この種の封緘部付の表示バ
ンドは、入場時に手首に装着すると確実に封緘される利
点があるが、刃物を使用して切断しない限り、取り外し
ができない構造のものであるために取扱い性が悪く、ま
た、刃物を利用する点で危険である上に、特に多数の人
々の表示バンドを捌くことは極めて煩雑で効率が悪かっ
た。
【0007】また、構造上の問題としてバンド部と封緘
部とは材質と強度が異なる関係で別体として製造され、
組立てられている。すなわち、バンド部はプラスチック
シートをプレスで打抜いて製作し、封緘部は合成樹脂の
射出成形で製造したハトメやホック、あるいは同様に金
属性のものを使用し、前記のように製造したバンド部に
封緘部を取り付けて完成したもので、製造コストが著し
く高くなる。
【0008】また、使用上の問題としてプラスチックシ
ートをプレスで打抜いて製造したバンド部は、エッジが
鋭利なものとなっているために感触が悪く、特に婦人や
幼児の場合、柔らかい肌に傷を付け易いという問題があ
る。これを避けるために溶融切断機を使用してバンドの
形状に溶融切断したものがあるが、このものは表面側か
ら見た縁部は丸みを持っているが裏側から見た縁部は尖
った状態になっており、やはり打ち抜いたバンド部と同
様な問題がある。
【0009】(1) 出願人は先に、以上のような問題
を解消するために、次のようなリストバンドを提案し
た。このリストバンドを図面を参照して説明する。図4
(A)はリストバンド1の正面図、図4(B)は同側面
図であって、リストバンド1は、合成樹脂の射出成形に
よる、基本的には一体成形品であって、中央にシート状
の表示部2を形成し、この表示部2の両側にこの表示部
2より細幅の帯状体3,3’を形成するが、一方を他方
より長く形成する。そして短い方の帯状体3’の端部に
封緘部4を形成している。
【0010】また図4(A)に示すように表示部2と帯
状体3,3’の周囲に断面が略円形の縁部5(縁取り)
をめぐらせて使用者の手首に損傷を与えることがないよ
うに配慮している。表示部2は薄いシート状ないしは板
状に形成され、例えばその表面に搭乗できる乗物や入場
できるパビリオンのメニューや搭乗・入場できる回数等
を印刷して表示するようになっている。
【0011】この表示部2は通常は短冊形であって、こ
れより細幅の帯状体3,3’を延長し、長い方の帯状体
3には適当な間隔で止め穴3aを開口し、手首ないしは
腕にバンド1を回してこの止め穴3aを後述する封緘部
4に係合して固定するようになっている。
【0012】次に、封緘部4は、この例においては拡大
図である図5(A)及び横断面図である図5(B)に示
すように、短い方の帯状体3’に形成され、そしてホッ
ク状ないしハトメ状の雄係合部6と雌係合部7を肉薄の
ヒンジ部8で折り畳んで係合するように構成されてい
る。
【0013】雄係合部6は、薄板部6aの中央部に係合
突起6bを突出し、薄板部6aの周囲に円弧状のスリッ
ト6cを環状に配置し、このスリット6cの先端部同士
の間に細幅の連結部6dを形成しているので、係合突起
6bに引張り力を作用させると、この連結部6dは簡単
に切断されて前記薄板部6aが係合突起6bと共に脱落
するように構成している。
【0014】すなわち、前記スリット部6cと連結部6
dからなる環状の部分は、「切断リング」を形成してお
り、バンド1を手首等に巻き付けて封緘状態にした場合
に、故意に外そうとすると連結部6dが切断されてしま
うので、バンド1を再び首等に巻き付けて封緘状態にす
ることができない。前記係合突起6bは、円柱部6fの
上端に円板状あるいは直線状に係止縁6gを形成してい
る。
【0015】一方、雌係合部7は周囲に円弧状のスリッ
ト7aとこのスリット7aの間の連結部7bとを環状に
配置した薄板部7cを形成し、この薄板部7cの中央部
に円形の肉厚の係止部7gを形成し、この肉厚の係止部
7gの中央に係合穴7dを開口している。なお、前記ス
リット7aと連結部7bとからなる環状の部分は、前記
「切断リング」と共動して作用する第2の「切断リン
グ」を形成している。
【0016】そして、この係合穴7dは、図5(B)に
示すように、前記係合突起6bの係止縁6gを案内する
ための円錐状の案内面7eと、この案内面7eの裏側に
止め面7fとを形成し、係合突起6bが係合穴7d内に
嵌入した場合には、係合突起6bの係止縁6gが前記止
め面7fに確実に噛合して封緘状態になるように構成さ
れている。
【0017】なお、図5(B)に示すように、カギ形の
断面を持つ係合突起6bとカギ形の断面を持つ係止部7
gとからなる係合部材は、雄係合部6を雌係合部7に対
して押圧して嵌合させる際に簡単に嵌合するが、一旦嵌
合するとカギ形の噛合状態が外れることがなく、無理に
外そうとすると前記連結部6d,7bが切断される強度
であるように設計する必要がある。
【0018】(2) 以上のように構成したリストバン
ド1の使用方法について説明する。先ず、リストバンド
1を手首の周囲にあてがい、手首の太さに応じて適当な
帯状体3の止め穴3aに封緘部4を構成する雄係合部6
の係合突起6bを嵌める。そして雌係合部7をヒンジ部
8を介して折り曲げて雄係合部6に重ね、係合突起6b
を係合穴7dに押圧挿入することによって、係合突起6
bの係合縁6gが係合穴7dの円錐状案内面7eに滑り
ながら案内され止め面7fに係合する。この状態は図5
(B)に示す「封緘状態」であり、一旦この状態になる
と最早雌係合部7と雄係合部6との係合状態を解除する
ことができなくなり、リストバンド1は手首に確実に保
持される。
【0019】次に、リストバンド1を手首から取り外す
時は、帯部3の先端部を手首から引き剥がすように引っ
張る。そうすると、雌係合部7の薄板部7cと雄係合部
6の薄板部6aが図4(B)のように帯状体3を挟んで
サンドイッチ状態で一体になっているので、スリット部
6c及び連結部6dと、スリット部7a及び連結部7b
とで形成される「切断リング」の部分が一挙に切断し
て、両薄板部6a,7cが長い帯部3に付着した状態で
短い帯部3’の側部から引き剥がされる。このようにし
て封緘状態が破れることになり、リストバンド1を手首
から簡単に取り外すことができる。
【0020】このようにして一旦切断リングの部分から
切断されると封緘部4は最早修復不可能であるから、こ
のようなバンド1は再使用することができず安全であ
る。以上のように構成されたリストバンド1は、各種の
レジャーランド、遊園地あるいはイベント会場、プー
ル、スキー場、ヘルスセンター等、場所を問わず多数の
人々が出入りする施設で有効に使用することができ、管
理の効率を大幅に向上できる。
【0021】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、上記リ
ストバンド1にも限界がある。すなわち、リストバンド
1の表示部2は面積が自ずと限定され狭いので、表示部
2に表示する情報が限られ、大規模なレジャーランド等
における全ての乗物や催事場を網羅することは困難であ
る。
【0022】また、リストバンド1の表示部2に予め記
載されていない乗物等に乗りたくなった際には使用でき
ないと言う限界もある。また、時間が足りなくなっり、
気が変わって或る乗物に乗らない場合は、予め支払った
料金が無駄になるおそれがある。更には、レジャーラン
ド内の売店で土産物を入手したり、レストランで飲食物
を注文したりする際は、別途現金を支払う必要があり、
リストバンド1は使用できない。
【0023】このような限界や問題点を解消し、予め多
くの情報が入力され、使用中に情報の変更、追加が行わ
れ、更には金額の加除・積算や清算が可能な汎用的な認
識用リストバンド1が求められている。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する目
的のための本発明のリストバンド型認識装置は、ICチ
ップとこのICチップに電気的に接続するアンテナを有
するIC装置を内蔵するキャリヤーを形成しこのキャリ
ヤーの両側にスリットを開口した取付片を設けた認識装
置本体と、中央に形成した表示部の両側に帯状体を伸長
しこの帯状体の一方の先端部に封緘部を設けたリストバ
ンドとからなり、このリストバンドに前記認識装置本体
を着脱自在に組み合わせて構成されている。
【0025】または、ICチップとこのICチップに電
気的に接続するアンテナを有するIC装置を内蔵するキ
ャリヤーを形成しこのキャリヤーの両側にスリットを開
口した取付片を設けた認識装置本体と、帯状体とこの帯
状体の一端に封緘部を設けたリストバンドとからなり、
このリストバンドに前記認識装置本体を着脱自在に組み
合わせて構成されている。
【0026】
【発明の実施の形態】リストバンド型認識装置を図面に
よって説明する。 (1) 図1(A)はこの認識装置本体10の平面図、
図1(B)は同平面図(一部断面図)である。認識装置
本体10は中央に円盤状のキャリヤー11を形成し、キ
ャリヤー11の中にIC装置12を内蔵している。IC
装置12はICチップ(半導体素子)とこれに電気的に
接続するアンテナ及び低電源から構成される(図示せ
ず)。
【0027】ICチップは106〜10kb/s程度の
メモリー(通信速度)を保有し、リードライト可能(再
利用可能)とし、非接触型でゲートの端末機(質問機)
からの発信データの読み取り距離(伝送距離)は10〜
70cm程度である。キャリヤー11には、側部の左右
対称位置に板状の取付片13、14を形成し、それぞれ
スリット13a、14aを開口する。そして、一方の取
付片13から細帯体15を所定の長さに伸長し、この細
帯体15の先端部には係止部16が形成される。
【0028】これらキャリヤー11、取付片13,1
4、細帯体15及び係止部16は合成樹脂で一体的に成
形される。次に、リストバンド型認識装置に使用するリ
ストバンド1は、上述の従来技術の欄で説明したリスト
バンド1とほぼ同じ構造であるので,繰り返し説明する
ことは避ける。図2(A)は平面視のリストバンド型認
識装置を示し、図2(B)は側面視のリストバンド型認
識装置を示しているが、認識装置本体10と組み合わさ
れたリストバンド1自体も見て取れる。そして、上述し
たリストバンド1と同じ部分については同じ符号を用い
ている。
【0029】但し、短い帯状体3’の所定位置に係止穴
3bを1つ設けた点が異なる点である。この係止穴3b
は上記した認識装置本体10の細帯体15の係止部16
を挿入、係止するために設けたものである。次に、認識
装置型リストバンドの組立方法を説明する。先ず、認識
装置本体10の取付片13,14のスリット13a、1
4aを、リストバンド1の長い帯状体3の先端から通
し、リストバンド1の表示部2の位置まで挿入する。
【0030】一方のスリット13Aは表示部2を通す長
さであり、他方のスリット14Aの長さは帯状体3を通
す大きさで表示部2の幅より小さいので、取付片13,
14は図2(A),(B)の示す位置、即ち表示部のほ
ぼ半分を覆う位置に留まることになる。
【0031】そして、細帯体15の係止部16を、リス
トバンド1の帯状体3’の所定位置に設けた係止穴3b
に挿入、係止して、認識装置型リストバンドの組立は完
了する。なお、係止穴3bに係止した係止部16は、使
用後には、係止穴3bから引き抜くことができ、リスト
バンド1から認識装置本体10を外せるように構成され
ている。
【0032】(2) 次に、図3(A)〜(D)によっ
て認識装置本体の変形例を説明する。先ず、図3(A)
に示す認識装置本体10Aでは、細帯体15Aを上記説
明の逆方向、即ち他方の取付片13A側に短く設け、そ
の先端部に係止部16Aを形成し、この係止部16Aを
リストバンド1の長い帯状体3の止め穴3aの1つ(最
も帯状体部3の基部に近い穴が望ましい)に挿入、係止
して認識装置を組み立てるように構成してもよい。この
場合、リストバンド1の短い帯状体3’の係止穴3bは
設ける必要はない。
【0033】図3(B)に示す認識装置本体10Bで
は、両取付片13B,14Bのスリット13b、14b
共、その長さを帯状体3は通るが表示部2は通らないよ
うに形成して、取付片14Bが表示部2の手前に留ま
り、表示部2が覆われることがないように構成しておく
と、表示部2全体の表示を読み取ることができる。この
場合、細帯体15Bは前記の細帯体15の長さにほぼ表
示部2の長さを加えた長さに形成される。
【0034】図3(C)に示す認識装置本体10Cで
は、上記認識装置本体10Bと同様、両取付片13C,
14Cの両スリット13c、14c共、その長さを帯状
体3が通る程度に形成すると共に、細帯体15Cを一方
の取付片13Cに短く設け、その先端部に係止部16C
を形成する。そして、この係止部16Cをリストバンド
1の長い帯状体3の止め穴3aの1つ(最も帯状体部3
の基部に近い穴が望ましい)に挿入、係止して認識装置
を組み立てる。この場合は使用するリストバンド1の短
い帯状体3’の係止穴3bは設ける必要はない。または
この場合、使用するリストバンド1としては、表示部2
を設けず一様な幅の帯状体3と封緘部4のみで構成する
ようにし、上記穴3a以外に特別に係止穴を設けても、
また設けなくともよい。また、短い細帯体15Cと係止
部16Cを他方の取付片14C側に設けるように構成し
てもよい。
【0035】図3(D)に示す認識装置本体10Dで
は、キャリアー11Dの裏面に直接的に係止部16Dを
突出して形成する。この係止部16Dをリストバンド1
の長い帯状体3の止め穴3aの1つ(最も帯状体部3の
基部に近い穴が望ましい)に挿入係止するか、または上
記の止め穴3a以外に封緘部4寄りに特別に係止穴を設
けて(例えば表示部2付の場合、表示部2上に設け
る)、この係止穴に係止部16Dを挿入係止してリスト
バンド型認識装置を組み立てる。またこの場合、使用す
るリストバンド1としては、表示部2を設けずに一様な
幅の帯状体3と封緘部4で構成したものと組み合わせて
もよい。
【0036】なお、上記の認識装置本体10,10A〜
Dにおいて、取付片のスリットをやや狭く形成してリス
トバンド1にぎりぎり挿入できる程度にして、組立後ス
リットとリストバンド1の間の摩擦によって滑って移動
することが起こりにくく構成すれば、上記の細帯体1
5,15A〜Cと係止部16,16A〜Dを省略して設
けないようにすることも可能である。その場合、当然リ
ストバンド1に係止部用の係止穴3bを形成する必要は
ない。
【0037】(3) 上記で説明したように構成したリ
ストバンド型認識装置は、認識装置本体とリストバンド
はそれぞれ合成樹脂で一体的に成形され、かつ両者は簡
単に組み立てられので、低コストで大量に提供できる。
【0038】そして、このリストバンド型認識装置はレ
ジャーランド等の入場者が一定の金額を支払って、購入
し手首に装着して会場に入場し、各種乗物に搭乗する際
に、入場者の認識装置とゲートにおいて備え付けられた
端末機(質問機)と間で非接触的に情報交換が行われ、
認識装置内の金額が引き落とされるものである。また、
レストランや売店でも同様に備え付けられた端末機と間
で非接触的に認識装置と情報交換が行われ、認識装置内
に記録された金額が引き落とされる。
【0039】そして、レジャーランド等を退場する際、
残額の清算を受けるものである。また、レジャーランド
等の入場者が小額の金額を支払うか、または未払いのま
まで、リストバンド型認識装置を受取って会場に入場
し、会場内では、IC装置内に不足金額が積算されるよ
うにし、レジャーランド等を退場する際に清算するよう
にしてもよい。また、使用済のリストバンド自体は、前
記したように、封緘部が切断してしまうので再利用がで
きないが、認識装置本体は使用済のリストバンド1から
簡単に無傷のまま取り外し、記録された情報を更新して
新たなリストバンド1に簡単に組み合わせ、何度も再利
用することができて経済的である。また、認識装置本体
の再利用は省資源ないし環境対策上の観点からも望まし
い。従って、入場者が退場する際はリストバンド型認識
装置を入場者から回収することが望ましい。
【0040】更に、リストバンド1は一旦手首に装着す
ると封緘部を切断せずには取り外しができないから、認
識装置本体を別に用意してきたものとすりかえて清算金
額を誤魔化すような不正行為が困難になるという効果も
ある。
【0041】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のリスト
バンド型認識装置は、レジャーランド等において入場者
の手首に装着したままで特に提示するまでもなくゲート
を通過すれば、非接触式にゲートの端末機から自動的に
各種の情報を受け、大量の情報を記録し、また読みだす
ことができるので、入場者の管理や各施設の運営等に活
用でき便利である。
【0042】また、レジャーランドー等において、各種
の乗物への搭乗や各種の催事場への入場の都度、支払い
や確認をする煩雑さを省き、また買い物等にも活用で
き、後で一括清算できるから、事業者・利用者双方にと
って省力的で効率がよく利益がある。更に、リストバン
ド型認識装置は簡単に組み立てられるので低コストで提
供でき、また使用後は回収し認識装置本体はリストバン
ドから取り外して何度も再利用できて経済的、かつ省資
源的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)認識装置本体の平面図である。 (B)認識装置本体の側面図である。
【図2】(A)リストバンド型認識装置の平面図であ
る。 (B)リストバンド型認識装置の側面図である。
【図3】(A)〜(D)認識装置本体の変形例である。
【図4】(A)先に提案されたリストバンドの平面図で
ある。 (B)先に提案されたリストバンドの側面図である。
【図5】(A)先に提案されたリストバンドの封緘部の
拡大平面図である。 (B)先に提案されたリストバンドの封緘部を係合した
状態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 リストバンド 2 表示部 3,3’ 帯
状体 4 封緘部 6 雄係合部 7 雌係合部 10 認識装置本体 11 キャリヤー 12
IC装置 13,14 取付片 13a,14a スリット
15 細帯部 16 係止部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09F 13/16 G09F 13/16 M // G07B 15/00 G07B 15/00 L

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICチップとこのICチップに電気的に接
    続するアンテナを有するIC装置を内蔵するキャリヤー
    を形成しこのキャリヤーの両側にスリットを開口した取
    付片を設けた認識装置本体と、中央に形成した表示部の
    両側に帯状体を伸長しこの帯状体の一方の先端部に封緘
    部を設けたリストバンドとからなり、このリストバンド
    に前記認識装置本体を着脱自在に組み合わせてなるリス
    トバンド型認識装置。
  2. 【請求項2】ICチップとこのICチップに電気的に接
    続するアンテナを有するIC装置を内蔵するキャリヤー
    を形成しこのキャリヤーの両側にスリットを開口した取
    付片を設けた認識装置本体と、帯状体とこの帯状体の一
    端に封緘部を設けたリストバンドとからなり、このリス
    トバンドに前記認識装置本体を着脱自在に組み合わせて
    なるリストバンド型認識装置。
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Cited By (6)

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