JPH11306022A - エージェント知識利用方法及び装置 - Google Patents

エージェント知識利用方法及び装置

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JPH11306022A
JPH11306022A JP10121641A JP12164198A JPH11306022A JP H11306022 A JPH11306022 A JP H11306022A JP 10121641 A JP10121641 A JP 10121641A JP 12164198 A JP12164198 A JP 12164198A JP H11306022 A JPH11306022 A JP H11306022A
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JP
Japan
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message
script
description
agent
knowledge
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Application number
JP10121641A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ueno
剛 上野
Yoshihiro Noguchi
喜洋 野口
Hideki Yasukawa
秀樹 安川
Masanori Hoshida
昌紀 星田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N5/00Computing arrangements using knowledge-based models
    • G06N5/04Inference or reasoning models
    • G06N5/043Distributed expert systems; Blackboards

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Computer And Data Communications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 あるエージェントで対処不能な場合に、他の
対応可能なエージェントまで依頼して対処したり、対処
方法を取得したり、あるエージェントの範囲で対処結果
を得たり、エージェント間のプロトコルを柔軟に対応で
きるようしたり、知識ベースをメッセージに応じて変更
したりできるエージェント知識利用装置を提供する。 【解決手段】 メッセージをメッセージ入力手段101が
受信し、知識記述や動作記述からなるスクリプトを格納
したスクリプト格納手段103から、このメッセージにパ
ターンマッチするスクリプトを見つけ、対応するスクリ
プトをスクリプト実行手段102が実行し、スクリプト実
行手段でパターンマッチしなかった場合に、伝搬メッセ
ージを伝搬メッセージ作成手段104が作成し、メッセー
ジ出力手段105に渡す。そしてメッセージ出力手段がこ
の伝搬メッセージを他のエージェントに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッセージを送受
信し、知識ベース(知識記述)やルールベース(動作記
述)に基づいて動作し、ユーザの要求を代行するエージ
ェントにおいて、エージェント間の知識記述や動作記述
などの知識利用と知識の通信を効率的に行なうエージェ
ント知識利用方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、エキスパートシステムとしては、
図18や図19に示されるものが知られている。これら
は、本特許出願の図と近い形式に書き直したものであ
る。厳密に一致はしないが、本特許出願で”スクリプ
ト”と呼んでいるものが、”知識ベース”、”知識リソ
ース”などと呼ばれている。また、本特許出願で”スク
リプト実行手段”と呼ばれているものが、”推論エンジ
ン”と呼ばれている。
【0003】また、エキスパートシステムにネットワー
ク通信機能を加えたものを”エージェント”と呼んでい
る。
【0004】図18(特開平10-21264号公報)において
は、エキスパートシステム(基本的には、スクリプト実
行手段1802とスクリプト格納手段1803で構成される)で
必要な知識(スクリプト)をネットワークを通じて、知識
リソース(スクリプト)を管理しているサーバ(基本的に
は、スクリプト管理手段1804とスクリプト格納手段1805
から構成される)から必要な知識(スクリプト)を得て利
用する。
【0005】また、図19(特開平6-4287号公報)におい
ては、その時の実行条件に合うスクリプトを、知識のレ
ベルや範囲を考慮して実行条件評価手段1905が評価し、
評価した知識(スクリプト)をスクリプト選択手段1903が
選択し、選択したスクリプトをスクリプト実行手段1901
が実行し、その実行結果を実行条件実績格納手段1906に
フィードバックして、その後の知識選択に利用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のエキスパートシステムでは、指定されたサーバなど
から必要な知識や、その実行結果を得るもので、知識ベ
ースを集中管理しているため、そこへの集中アクセス、
登録の手間、サーバダウン時の影響などにおいて問題が
ある。
【0007】また、サーバに登録された知識ベースは、
アクセス管理などを付加しなければ、基本的に公開にな
ってしまい、私的な知識ベースを、知らせたいシステム
だけに公開するなどといった要求に対処できない。
【0008】さらに、エキスパートシステム間のメッセ
ージ(既存技術のほとんどは、知識ベースの検索要求)
に関して、あるメッセージに対して、ある手続きや知識
ベース、ルールベースなどが一意に決まってしまい、メ
ッセージの内容に幅を持たせて、対応する手続きや知識
ベース、ルールベースを選択することができず、エキス
パートシステム間のメッセージに柔軟性がなく、オープ
ンなネットワークで個別なエキスパートシステムを、そ
れぞれ個別に開発、実行した場合に、互いに知識ベース
やルールベース、その結果を交換した場合には、メッセ
ージが決まった形式でない場合は失敗する可能性が多
い。
【0009】また、適切な知識ベースを選択する場合に
も、知識ベース間の関連やメッセージコンテンツによる
選択、時間による選択の最適化など、その利用方法にも
残された課題が多く存在するといった問題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、受信したメッセージに対してエージェント
が対応できなかった場合に、そのメッセージに対応でき
るエージェントまでメッセージを”伝搬メッセージ”と
いう形式で転送していき、対応できるエージェントによ
って処理を行なうようにしたものである。
【0011】また、メッセージを受信したエージェント
で、そのメッセージの内容を拡張して解釈できるように
して、メッセージのマッチングに幅をもたせ、メッセー
ジの内容により使用する知識ベースの切替え、利用した
知識ベースに関連して、他の知識ベースを利用できるよ
うにしたり、時間を計測して、指定時間で知識ベースを
利用しないようにしたりして、知識ベース処理の効率化
を可能にした。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、エージェントにおいてメッセージを受信する段階
と、あらかじめ当該エージェントに格納されている知識
記述や動作記述からなるスクリプトと受信したメッセー
ジとをパターンマッチングし、パターンマッチする知識
記述や動作記述があれば処理を実行する段階と、当該エ
ージェントに格納されている知識記述や動作記述でメッ
セージの処理ができない場合、他のエージェントの知識
記述や動作記述を利用するために伝搬メッセージを作成
して送信し、他のエージェントから求める処理結果を得
る段階を含むことを特徴とするエージェント知識利用方
法としたものであり、伝搬メッセージを転送すること
で、知識ベースサーバの知識ベースなどへの集中アクセ
ス、登録の手間、知識ベースサーバの障害などの影響が
なく、私的な知識ベースの一部への公開や、関連知識ベ
ースの処理結果が得られるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、複数の
エージェントが互いにネットワークを介して接続される
エージェント知識利用装置において、エージェントとし
て少なくとも、メッセージを受信するメッセージ入力手
段と、当該エージェントの知識記述や動作記述からなる
スクリプトを格納するスクリプト格納手段と、前記メッ
セージ入力手段からのメッセージを前記スクリプト格納
手段に格納されたスクリプトから対応する記述をパター
ンマッチし、その記述に基づいて処理を実行するスクリ
プト実行手段と、前記スクリプト実行手段がパターンマ
ッチする記述を前記スクリプト格納手段に格納されたス
クリプトから見つけられなかった場合に、伝搬メッセー
ジを作成し、後記するメッセージ出力手段に渡す伝搬メ
ッセージ作成手段と、前記スクリプト実行手段の処理結
果を出力する或いは前記伝搬メッセージ作成手段からの
メッセージを他のエージェントに送信するメッセージ出
力手段とを備えることを特徴とするエージェント知識利
用装置としたものであり、伝搬メッセージを転送するこ
とで、知識ベースサーバの知識ベースなどへの集中アク
セス、登録の手間、知識ベースサーバの障害などの影響
がなく、私的な知識ベースの一部への公開や、関連知識
ベースの処理結果が得られるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、エージ
ェントにおいてメッセージを受信する段階と、あらかじ
め当該エージェントに格納されている知識記述や動作記
述からなるスクリプトと受信したメッセージとをパター
ンマッチングし、パターンマッチする知識記述や動作記
述があれば処理を実行する段階と、当該エージェントに
格納されている知識記述や動作記述でメッセージの処理
ができない場合、他のエージェントの知識記述や動作記
述を利用するために伝搬メッセージを作成して送信し、
他のエージェントから求める処理結果以外に、求める処
理結果を導く知識記述や動作記述を受信し、利用する段
階を含むことを特徴とするエージェント知識利用方法と
したものであり、メッセージに対応できなかったエージ
ェントから、伝搬メッセージを他のエージェントに送信
していって、対応できるエージェントにおける動作記述
や知識記述を取り寄せて、対応できなかったエージェン
トが自分の動作記述や知識記述として取り込むことによ
り、次回からは同じメッセージの処理に対応できるとい
う作用を有する。
【0015】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
2記載のエージェント知識利用装置において、前記スク
リプト実行手段で得られたメッセージ内に知識記述や動
作記述を含んでいる場合にそれらを抽出し、前記スクリ
プト格納手段内のスクリプトに合成するスクリプト合成
手段を更に備えることを特徴とするエージェント知識利
用装置としたものであり、メッセージに対応できなかっ
たエージェントから、伝搬メッセージを他のエージェン
トに送信していって、対応できるエージェントにおける
動作記述や知識記述を取り寄せて、対応できなかったエ
ージェントが自分の動作記述や知識記述として取り込む
ことにより、次回からは同じメッセージの処理に対応で
きるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項5に記載の発明は、エージ
ェントにおいてメッセージを受信する段階と、あらかじ
め当該エージェントに格納されている知識記述や動作記
述からなるスクリプトと受信したメッセージとをパター
ンマッチングし、パターンマッチする知識記述や動作記
述があれば処理を実行する段階と、当該エージェントに
格納されている知識記述や動作記述でメッセージの処理
ができない場合、他のエージェントの知識記述や動作記
述を利用するために伝搬メッセージを作成し、その際伝
搬メッセージに伝搬を制御する値を持たせ、その値に応
じて伝搬メッセージの送信を制限したり、或いは送信を
促進したりして送信し、他のエージェントから求める処
理結果を得る段階を含むことを特徴とするエージェント
知識利用方法としたものであり、伝搬を制御する値を受
信したエージェントで増加させ、もっと多くのエージェ
ントまで伝搬させ、より多くの情報を得たり、この値を
減少させ、伝搬をある範囲に制限することができるとい
う作用を有する。
【0017】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
2記載のエージェント知識利用装置において、前記スク
リプト実行手段で得られた伝搬メッセージ内に持つ、閾
値を増減して、前記伝搬メッセージを前記メッセージ出
力手段に渡したり、或いはその閾値により前記伝搬メッ
セージの送信を中止する閾値判定メッセージ作成手段を
更に備えることを特徴とするエージェント知識利用装置
としたものであり、伝搬を制御する値を受信したエージ
ェントで増加させ、もっと多くのエージェントまで伝搬
させ、より多くの情報を得たり、この値を減少させ、伝
搬をある範囲に制限することができるという作用を有す
る。
【0018】本発明の請求項7に記載の発明は、エージ
ェントにおいてメッセージを受信する段階と、あらかじ
め当該エージェントに格納されている知識記述や動作記
述からなるスクリプトと受信したメッセージとをパター
ンマッチングし、パターンマッチする知識記述や動作記
述があれば処理を実行する段階と、当該エージェントに
格納されている知識記述や動作記述でメッセージの処理
ができない場合、そのメッセージの内容を拡張して解釈
し、メッセージの処理を実行する段階を含むことを特徴
とするエージェント知識利用方法としたものであり、エ
ージェント間のメッセージのやりとりで、対応するエー
ジェント内の知識記述や動作記述に直接マッチしなくて
も、間接的にマッチすれば、対応できるという作用を有
する。
【0019】本発明の請求項8に記載の発明は、複数の
エージェントが互いにネットワークを介して接続される
エージェント知識利用装置において、エージェントとし
て少なくとも、メッセージを受信するメッセージ入力手
段と、当該エージェントの知識記述や動作記述からなる
スクリプトを格納するスクリプト格納手段と、前記メッ
セージ入力手段からのメッセージを前記スクリプト格納
手段に格納されたスクリプトから対応する記述をパター
ンマッチし、その記述に基づいて処理を実行するスクリ
プト実行手段と、前記スクリプト実行手段で得られたメ
ッセージの内容を前記スクリプト格納手段に格納された
スクリプトの拡張記述に基づいて拡張し、スクリプトの
処理を実行するメッセージコンテント拡張手段と、前記
スクリプト実行手段の処理結果を出力するメッセージ出
力手段とを備えることを特徴とするエージェント知識利
用装置としたものであり、エージェント間のメッセージ
のやりとりで、対応するエージェント内の知識記述や動
作記述に直接マッチしなくても、間接的にマッチすれ
ば、対応できるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項9に記載の発明は、エージ
ェントにおいてメッセージを受信する段階と、あらかじ
め当該エージェントに格納されている知識記述や動作記
述からなるスクリプトと受信したメッセージとをパター
ンマッチングし、パターンマッチする知識記述や動作記
述があれば処理を実行する段階と、得られたメッセージ
の内容に反応して、利用が予想される知識記述や動作記
述をすぐ利用可能な状態する段階と、利用可能な状態に
なった知識記述や動作記述が利用されていない場合に、
指定された時間で利用不可能な状態にする段階を含むこ
とを特徴とするエージェント知識利用方法としたもので
あり、エージェントで受信したメッセージの内容によ
り、適切な知識記述や動作記述を利用可能な状態にし、
また、利用可能な状態の知識記述や動作記述が利用され
ていない場合、指定時間で利用不可能な状態にすること
により、知識記述や動作記述の処理効率を高めることが
できるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項10に記載の発明は、複数
のエージェントが互いにネットワークを介して接続され
るエージェント知識利用装置において、エージェントと
して少なくとも、メッセージを受信するメッセージ入力
手段と、当該エージェントの知識記述や動作記述からな
るスクリプトを格納するスクリプト格納手段と、前記メ
ッセージ入力手段からのメッセージを前記スクリプト格
納手段に格納されたスクリプトから対応する記述をパタ
ーンマッチし、その記述に基づいて処理を実行するスク
リプト実行手段と、前記メッセージ入力手段からのメッ
セージを前記スクリプト格納手段に格納されたスクリプ
トから対応する記述をパターンマッチし、その記述に基
づいて処理を実行するスクリプト実行手段と、前記スク
リプト格納手段に格納するスクリプトの追加、削除の操
作を記述したスクリプトを格納する追加削除スクリプト
格納手段と、前記追加削除スクリプト格納手段に格納さ
れたスクリプトに従って、前記スクリプト実行手段で得
られたメッセージの内容により、前記スクリプト格納手
段に適切なスクリプトを後記するスクリプト群格納手段
から選びスクリプト格納手段に追加、削除し、その際後
記する時間計測手段にて指定された時間に従って削除す
るスクリプト格納手段操作手段と、利用されていない複
数のスクリプトを格納するスクリプト群格納手段と、前
記スクリプト格納手段操作手段からの命令で時間を計測
する時間計測手段と、前記スクリプト実行手段の処理結
果を出力するメッセージ出力手段とを備えることを特徴
とするエージェント知識利用装置としたものであり、エ
ージェントで受信したメッセージの内容により、適切な
知識記述や動作記述を利用可能な状態にし、また、利用
可能な状態の知識記述や動作記述が利用されていない場
合、指定時間で利用不可能な状態にすることにより、知
識記述や動作記述の処理効率を高めることができるとい
う作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図17を用いて説明する。
【0023】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態について、図1を参照しながら説明する。図1は
本発明の第1の実施の形態におけるエージェント知識利
用装置の構成を示す概念図である。図1においてエージ
ェント知識利用装置は、メッセージを受信するメッセー
ジ入力手段101と、受信したメッセージに対応して、ス
クリプト格納手段103からパターンマッチするスクリプ
トを見つけ、対応するスクリプトを実行するスクリプト
実行手段102と、知識記述や動作記述からなるスクリプ
トを格納するスクリプト格納手段103と、スクリプト実
行手段102でパターンマッチしなかった場合に、伝搬メ
ッセージを作成しメッセージ出力手段105に渡す伝搬メ
ッセージ作成手段104と、メッセージを送信するメッセ
ージ出力手段105とから成るものを基本的構成として、
複数のエージェントが互いにネットワークを介して接続
される。また、スクリプト実行手段102は、メッセージ
入力手段101からのメッセージをスクリプト格納手段103
に格納されたスクリプトとパターンマッチングするメッ
セージマッチング手段102-1と、スクリプト格納手段103
でパターンマッチしたスクリプトの記述を解釈し、実行
するスクリプト解釈実行手段102−2から構成される。
【0024】そして、スクリプト実行手段102、スクリ
プト格納手段103、伝搬メッセージ作成手段104、メッセ
ージ出力手段105及びメッセージ入力手段101から構成さ
れるものを”エージェント”とし、このエージェントが
メッセージ出力手段105とメッセージ入力手段101を通し
て他のエージェントと繋がっている。
【0025】以上のように構成されたエージェント知識
利用装置について、以下その動作を説明する。図2と図
3は、スクリプト格納手段103に格納された知識記述と
動作記述に加え、メッセージ記述からなる”スクリプ
ト”の構造を示している。図2のスクリプトが、ユーザ
からの依頼を受けたエージェントの始めのスクリプト
で、そして図3のスクリプトが、このエージェントから
の依頼を受けた他のエージェントのスクリプトであると
する。
【0026】このスクリプト記述は、ユーザがエージェ
ントに対して、ビデオに関しての情報を依頼したときの
記述例である。図2と図3のスクリプトは、”knowledg
e>”から”<knowledge”までの記述が”知識記述”
で、”rule>”から”<rule”までの記述が”動作記述”
で、”message>”から”<message”までの記述が”メッ
セージ記述”である。
【0027】ユーザがビデオに関しての情報を依頼した
とき、目的のビデオの情報が得られるまで一連の動作に
ついて、図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0028】図4は本装置の動作手順を示すものであ
る。以下図4に従い、図2と図3のスクリプトが、それ
ぞれのエージェントのスクリプト格納手段に格納されて
いる場合を想定して、動作を説明する。
【0029】図4において、まず、メッセージ入力手段
101がメッセージ”ask(user,agent1,[I,want,video
B,info,_,_])”を得るとする(ステップ401)。そ
してスクリプト実行手段102のメッセージマッチング手
段102-1が、スクリプト格納手段103内にある図2のスク
リプトの内、メッセージ記述の”input_message(tex
t)”の”text”の部分にマッチする。
【0030】そして、次の行以下で”text=”からパタ
ーンマッチするメッセージを探す(ステップ402)。何も
パターンマッチしなかった場合やパターンマッチした記
述内容で実行に失敗したり、さらに細部でのパターンマ
ッチに失敗した場合には、最後の”?”にマッチする。
【0031】この場合は、初めの”ask(Sender,Me,Or
der)”にマッチする。大文字から始まる部分は変数であ
る。それから、次の行”test(action(Order,_,Respon
se))”にマッチする。”_”は無名変数である。この”t
est...”の部分は、この上にある動作記述部”rule>”
から”<rule”の部分とパターンマッチを行なう。この
場合では、”action([_,want,Object,info,_,_],
[know:info([Object|Info])],Info)”とマッチし
て、さらに、”know:info([Object|Info])”の部分
は、知識記述”knowledge>”から”<knowledge”までか
らマッチするものを見つける。この場合では、”info
([Object|Info])”の変数”Object”は”videoB”とな
っており、ここに記述された”video A”とマッチしな
いので、メッセージ記述の”?”の部分にマッチする。
【0032】ここで伝搬メッセージ作成手段104によ
り、伝搬メッセージが作成される(ステップ403)。そし
て、メッセージ出力手段105がこれを送信する(ステップ
404)。この部分は、”throw(next1,?)”や”throw(ne
xt2,?)”にあたる。
【0033】”next1”は、知識記述の”next1([agent
2])”から”agent2”の部分を参照し、”throw(next1,
?)”はメッセージ”ask(user,agent1,[I,want,vid
eo B,info,_,_])”の”agent1”の部分を”agent2”
に入れ替えて、”ask(user,agent2,[I,want,video
B,info,_,_])”として、”agent2”に転送する。
【0034】”throw(next2,?)”も同様である。こ
の”agent2”に転送されたメッセージは、agent2のスク
リプト格納手段103に図3のスクリプトが格納されてい
た場合、agent1と同様な動作で処理されると、ここで
は”video B”の記述があるので、”test(action(Orde
r,_,Response))”の部分に成功し、次の行の”tell(M
e,Sender,Response)”を実行する。”Response”に
は、”video B”の記述の部分で、”[price,is,_,88
00en,_,_]”がマッチングしているので、この部分でu
serにこの情報”ビデオ Bは8800円”という意味の情報
が、agent2のメッセージ出力手段105から送信され、age
nt1のメッセージ入力手段101により受信される。この様
に伝搬メッセージは、スクリプト格納手段103に格納さ
れたスクリプトにマッチするまで、エージェント間を伝
搬してゆき、マッチングがとれたところで、その結果を
返す。
【0035】以上のように、本実施の形態では、メッセ
ージに対応する処理がなかった場合に、他のエージェン
トにそのメッセージを転送する伝搬メッセージを作成す
ることにより、エージェント間を転送することで、知識
ベースの集中アクセス、登録の手間、知識ベースサーバ
の障害などの影響がなく、私的な知識ベースの一部への
公開、関連知識ベースの処理結果が得られることが可能
になる。
【0036】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態について、図5を参照しながら説明する。図5は
本発明の第2の実施の形態におけるエージェント知識利
用装置の構成を示す概念図である。図5においてエージ
ェント知識利用装置は、メッセージを受信するメッセー
ジ入力手段501と、受信したメッセージに対応して、ス
クリプト格納手段503からパターンマッチするスクリプ
トを見つけ、対応するスクリプトを実行するスクリプト
実行手段502と、知識記述や動作記述からなるスクリプ
トを格納するスクリプト格納手段503と、スクリプト実
行手段502でパターンマッチしなかった場合に、伝搬メ
ッセージを作成し、メッセージ出力手段505に渡す伝搬
メッセージ作成手段504と、メッセージを送信するメッ
セージ出力手段505と、スクリプト実行手段502で得られ
たメッセージからスクリプト部分を抽出し、スクリプト
格納手段503に格納されたスクリプトに合成するスクリ
プト合成手段506とから成るものを基本的構成として、
複数のエージェントが互いにネットワークを介して接続
される。
【0037】以上のように構成されたエージェント知識
利用装置について、以下その動作を説明する。図6は、
スクリプト格納手段503に格納された知識記述と動作記
述に加え、メッセージ記述からなるスクリプトの構造を
示すものである。図5のスクリプトは、スクリプトを要
求されたエージェントのスクリプトである。
【0038】スクリプトを要求したエージェントに対応
して、スクリプトを送信する一連の動作について、図6
のスクリプトを使用して、図7のフローチャートに基づ
いて説明する。
【0039】図7は本装置の動作手順を示すものであ
る。以下図7に従い、図6のスクリプトが、スクリプト
を要求されたエージェントのスクリプト格納手段に格納
されている場合を想定して、動作を説明する。
【0040】図7において、まず、メッセージ入力手段
501がメッセージ”ask_rule(agent2,agent1,[I,wan
t,video B,info,_,_])”を得るとする(ステップ70
1)。このメッセージは対応する動作記述を要求するもの
である。そして、スクリプト実行手段502のメッセージ
マッチング手段102-1が、スクリプト格納手段503内にあ
る図6のスクリプトの内、メッセージ記述の”input_me
ssage(text)”の”text”の部分にマッチする。
【0041】そして、次の行以下で”text=”からパタ
ーンマッチするメッセージを探す(ステップ702)。何も
パターンマッチしなかった場合やパターンマッチした記
述内容で実行に失敗したり、さらに細部でのパターンマ
ッチに失敗した場合には、最後の”?”にマッチする。
この場合は、初めの”ask_rule(Sender,Me,Order)”
にマッチする。大文字から始まる部分は変数である。
【0042】それから、次の行”test(action(Order,A
ction,Response))”にマッチする。この”test...”の
部分は、この上にある動作記述部”rule>”から”<rul
e”の部分とパターンマッチを行なう。この場合で
は、”action([_,want,Object,info,_,_],[kno
w:info([Object|Info])],Info)”とマッチする。
【0043】この場合は、動作記述のスクリプトを要求
しているので、さらなる知識記述へのマッチングはしな
いで、次の行の実行を行なう。次の行では、ここでの動
作記述とのマッチングの結果、”action([_,want,Obj
ect,info,_,_],[know:info([Object|Info])],In
fo)”という、変数に対する値が得られている。これを
メッセージのコンテンツとして、送信者(agent2)に送り
返す(ステップ704)(この場合はマッチングができたの
で、伝搬メッセージ作成手段を通過しない)。
【0044】送信者(agent2)は、これをメッセージ入力
手段501で受信し(ステップ701)、スクリプト実行手段50
2で動作記述を含んだメッセージなので、スクリプト合
成手段506に渡す(ステップ702)、そしてスクリプト合成
手段506は、このメッセージ”tell_rule( agent1,agen
t2,action([_,want,Object,info,_,_],[know:i
nfo([Object|Info])],Info))”から”action([_,wan
t,Object,info,_,_],[know:info([Object|Inf
o])],Info)”を取り出し、スクリプト格納手段503内の
スクリプトで動作記述”rule>”から”<rule”の部分に
追加する(ステップ705)。この様に伝搬メッセージは、
スクリプト格納手段503に格納されたスクリプトにマッ
チするまで、エージェント間を伝搬してゆき、マッチン
グがとれたところで、その動作記述を返す。また、この
場合は動作記述を返す場合を説明したが、知識記述を返
す場合や関連した知識記述と動作記述をいっしょに返す
場合が考えられる。
【0045】以上のように、本実施の形態では、メッセ
ージに対応する処理がなかった場合に、他のエージェン
トにそのメッセージを転送する伝搬メッセージを作成
し、対応できるエージェントでの動作記述や知識記述を
取り寄せて、自分の動作記述や知識記述として取り込む
ことにより、次回から同じメッセージの処理に対応でき
るようになる。
【0046】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態について、図8を参照しながら説明する。図8は
本発明の第3の実施の形態におけるエージェント知識利
用装置の構成を示す概念図である。図8においてエージ
ェント知識利用装置は、メッセージを受信するメッセー
ジ入力手段801と、受信したメッセージに対応して、ス
クリプト格納手段803からパターンマッチするスクリプ
トを見つけ、対応するスクリプトを実行するスクリプト
実行手段802と、知識記述や動作記述からなるスクリプ
トを格納するスクリプト格納手段803と、スクリプト実
行手段802でパターンマッチしなかった場合に、伝搬メ
ッセージを作成し、メッセージ出力手段805に渡す伝搬
メッセージ作成手段804と、メッセージを送信するメッ
セージ出力手段805と、806はスクリプト実行手段802
で得られたメッセージに対して、閾値を判定して伝搬メ
ッセージを送信したりしなかったりする閾値判定メッセ
ージ作成手段806とから成るものを基本的構成として、
複数のエージェントが互いにネットワークを介して接続
される。
【0047】以上のように構成されたエージェント知識
利用装置について、以下その動作を説明する。図9と図
10は、スクリプト格納手段803に格納された知識記述
と動作記述に加え、メッセージ記述からなるスクリプト
の構造を示すものである。図9のスクリプトは、初めに
ユーザからの命令を処理するエージェント”agent1”の
スクリプトの構造を示すものである。図10はエージェ
ント”agent1”からの伝搬メッセージを受けとり対応す
るエージェント”agent2”のスクリプトの構造を示すも
のである。
【0048】いま、ユーザからのビデオAの情報要求に
対して、”agent1”と”agent2”からそれぞれの情報が
得られるという一連の動作について、図9と図10のス
クリプトを使用して、図11のフローチャートに基づい
て説明する。
【0049】図11は本装置の動作手順を示すものであ
る。以下、図11に従い、図9のスクリプトが、初めに
ユーザからの要求を得る”agent1”の、図10のスクリ
プトがこの”agent1”からの伝搬メッセージに対応す
る”agent2”の、それぞれのスクリプト格納手段803に
格納されている場合を想定して、動作を説明する。
【0050】図11において、まず、ユーザからメッセ
ージ入力手段801がメッセージ”ask_all(user,agent
1,2,[I,want,video A,info,_,_])”を得るとす
る(ステップ1101)。そして、スクリプト実行手段802の
メッセージマッチング手段102-1が、スクリプト格納手
段803内にある図9のスクリプトの内、メッセージ記述
の”input_message(text)”の”text”の部分にマッチ
する。
【0051】そして、次の行以下で”text=”からパタ
ーンマッチするメッセージを探す(ステップ802)。何も
パターンマッチしなかった場合やパターンマッチした記
述内容で実行に失敗したり、さらに細部でのパターンマ
ッチに失敗した場合には、最後の”?”にマッチする。
この場合は、2番目の”ask_all(Sender,Me,Cost,Or
der)”にマッチする。大文字から始まる部分は変数であ
る。それから、次の行”test(action(Order,_,Respon
se),action([_,decrease,_,Cost,_,_],_,NewCo
st))”にマッチする。この”test...”の部分は、この
上にある動作記述部”rule>”から”<rule”の部分とパ
ターンマッチを行なう。
【0052】この場合では、初めの”action”では、”
Response”に”[price,is,_,10000en,_,_]”にマ
ッチングし、次の”action”では、”NewCost”に初め
に指定した”Cost”が2だったので1を引いて、1が得
られる。
【0053】そして、次の行の”check_cost”が実行さ
れる(ステップ1105)。ここでは閾値が0としている。こ
の閾値は現在、”NewCost”から1なので閾値より上な
ので、次の”throw_append”が実行される。閾値以下の
場合”tell_append”が実行される。この”throw_appen
d”は、新しい閾値、この場合では1と受信されたメッ
セージに加え、このエージェントで得られた”Respons
e”の”[price,is,_,10000en,_,_]”をメッセージ
として、次のエージェントに送信するものである(ステ
ップ1104)。
【0054】閾値以下の場合は、この後のエージェン
ト”agent2”で説明する。このメッセージを”agent2”
がメッセージ入力手段801で受信する(ステップ1101)。
そして、スクリプト実行手段802が、スクリプト格納手
段803に格納されたスクリプト(図10参照)をもとに、
マッチングするスクリプトを見つける。この後の動作
は”agent1”と同様であるが、異なるのは、”NewCos
t”が0になり、”throw_append”で閾値以下になるの
で、”tell_append”が実行される。この時、”Respons
e”には、この”agent2”で得られた”[price,is,_,
9800en,_,_]”と先程、”agent1”で得られた”[pric
e,is,_,10000en,_,_]”がマージされたものになっ
ており、閾値が0以下であるため、これ以上、伝搬しな
いで、送信元”agent1”に返信されるところである。閾
値より上ならマージされた”Response”でさらに他のエ
ージェントへと送信される。
【0055】以上のように、本実施の形態では、メッセ
ージ内に指定された閾値が0になるまで、関連するエー
ジェント間を伝搬してゆきながら、ある情報を収集する
ことができる。本実施の形態では、ビデオの値段など集
中管理しずらい場合に、ビデオを販売する店でのビデオ
情報を管理する各エージェント間の関連で、ビデオAの
値段を順に取得することができる。
【0056】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態について、図12を参照しながら説明する。図1
2は本発明の第4の実施の形態におけるエージェント知
識利用装置の構成を示す概念図である。図12において
エージェント知識利用装置は、メッセージを受信するメ
ッセージ入力手段1201と、受信したメッセージに対応し
て、スクリプト格納手段1203からパターンマッチするス
クリプトを見つけ、対応するスクリプトを実行するスク
リプト実行手段1202と、知識記述や動作記述に加え拡張
記述からなるスクリプトを格納するスクリプト格納手段
1203と、スクリプト実行手段1202でパターンマッチしな
かった場合に、メッセージの内容を拡張し、さらにスク
リプト実行手段1202にパターンマッチを行なわせるメッ
セージコンテント拡張手段1204と、メッセージを送信す
るメッセージ出力手段1205とから成るものを基本的構成
として、複数のエージェントが互いにネットワークを介
して接続される。
【0057】以上のように構成されたエージェント知識
利用装置について、以下その動作を説明する。図13
は、スクリプト格納手段1203に格納された知識記述と動
作記述に加え、メッセージ記述からなるスクリプトの構
造を示すものである。
【0058】ユーザがビデオに関しての情報を依頼した
とき、目的のビデオの情報が得られるまでの一連の動作
について、図13のスクリプトを使用して、図14のフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0059】図14は本装置の動作手順を示すものであ
る。以下、図14に従い、図13のスクリプトが、エー
ジェントのスクリプト格納手段1203に格納されている場
合を想定して、動作を説明する。
【0060】図14において、まず、メッセージ入力手
段1201がメッセージ”ask(user,agent1,[I,want,vi
deo B,info,_,_])”を得るとする(ステップ1401)。
そしてスクリプト実行手段1202のメッセージマッチング
手段102-1が、スクリプト格納手段1203内にある図13
のスクリプトの内、メッセージ記述の”input_message
(text)”の”text”の部分にマッチする。
【0061】そして、次の行以下で”text=”からパタ
ーンマッチするメッセージを探す(ステップ1402)。何も
パターンマッチしなかった場合やパターンマッチした記
述内容で実行に失敗したり、さらに細部でのパターンマ
ッチに失敗した場合には、最後の”?”にマッチする。
この場合は、初めの”ask(Sender,Me,Order)”にマッ
チする。大文字から始まる部分は変数である。それか
ら、次の行”test(action(Order,_,Response))”にマ
ッチする。”_”は無名変数である。
【0062】この”test...”の部分は、この上にある
動作記述部”rule>”から”<rule”の部分とパターンマ
ッチを行なう。この場合では、”action([_,teach,Ob
ject,info,_,_],[know:info([Object|Info])],I
nfo)”とはマッチしないので、なぜなら、受信メッセー
ジは”teach”のところ、”want”であるので、メッセ
ージコンテント拡張手段1206がコンテントを次の様にし
て拡張する。
【0063】まず、スクリプト格納手段1203に格納され
たスクリプト(図13参照)の拡張記述”expansion>”か
ら”<expansion”までの部分から、メッセージのコンテ
ント部分、”ask(Sender,Me,Order)”の”Order”の
部分を拡張する。この場合は、初めの記述”[_,V,_,
_,_,_]”で第2フィールドのVの部分が:以降の文字
列”want”、”teach”、”send”のどれであってもよ
いことを示す。
【0064】現在のメッセージコンテントの第2フィー
ルドは”want”であるため、次の”teach”に置き換え
て(ステップ1403)パターンマッチを再度、行なってみる
と成功する(ステップ1402)。そして、同様に”Respons
e”が[price,is,_,10000en,_,_]”がマッチングす
ることができ、この部分でuserにこの情報”ビデオAは
10000円”という意味の情報が、メッセージ出力手段120
5から送信される。
【0065】以上のように、本実施の形態では、エージ
ェント間のメッセージのやりとりで、対応するエージェ
ント内の知識記述や動作記述に直接マッチしなくても、
間接的にマッチすれば、対応することが可能になる。
【0066】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態について、図15を参照しながら説明する。図1
5は本発明の第5の実施の形態におけるエージェント知
識利用装置の構成を示す概念図である。図15において
エージェント知識利用装置は、メッセージを受信するメ
ッセージ入力手段1501と、受信したメッセージに対応し
て、スクリプト格納手段1503からパターンマッチするス
クリプトを見つけ、対応するスクリプトを実行するスク
リプト実行手段1502と、知識記述や動作記述からなるス
クリプトを格納するスクリプト格納手段1503と、利用さ
れていない複数のスクリプトを格納するスクリプト群格
納手段1506と、追加したり削除したりするスクリプトに
ついて記述した追加削除スクリプトを格納した追加削除
スクリプト格納手段1505と、スクリプト実行手段1502で
得られたメッセージコンテントに依存して、追加削除ス
クリプト格納手段1505に格納されたスクリプトに基づ
き、スクリプト群格納手段1506から対応するスクリプト
を選び、スクリプト格納手段1503に格納したり、時間計
測手段1508から計測した時間情報を得るスクリプト格納
手段操作手段1504と、スクリプト格納手段操作手段1504
からの指示で時間を計測する時間計測手段1508と、メッ
セージを送信するメッセージ出力手段1507とから成るも
のを基本的構成として、複数のエージェントが互いにネ
ットワークを介して接続される。
【0067】以上のように構成されたエージェント知識
利用装置について、以下その動作を図17のフローチャ
ートに基づいて説明する。なお、図16は、追加削除ス
クリプト格納手段1505に格納された追加削除スクリプト
の構造を示すものである。
【0068】図17は本装置の動作手順を示すものであ
る。以下、図17に従い、図16のスクリプトが、エー
ジェントの追加削除スクリプト格納手段に格納されてい
る場合を想定して、動作を説明する。
【0069】図17において、まず、メッセージ入力手
段1501がメッセージ”ask(user,agent1,[I,want,sp
orts,info,_,_])”を得るとする(ステップ1701)。そ
して、スクリプト実行手段1502が、スクリプト格納手段
1503に格納されたスクリプトと、このメッセージとのマ
ッチングをとる(ステップ1702)、この時、マッチングが
とれてもとれない場合でもスクリプト格納手段操作手段
1504に受信メッセージを渡す。
【0070】スクリプト格納手段操作手段1504は追加削
除スクリプト格納手段1505に格納された追加削除スクリ
プト(図16)を参照して、この場合、メッセージコンテ
ントの”[I,want,sports,info,_,_]”の部分か
ら、”load>”から”<load”までに記述された部分との
マッチングをとり、初めの”[_,_,_,sports,_,
_]”とマッチングに成功する。
【0071】すると、この記述の右側の記述から、スク
リプト群格納手段1506に格納されたスクリプトからその
名前が”sports.agentscript”というスクリプトを選
び、スクリプト格納手段1503に格納する。また、その下
の記述から、スクリプト格納手段1503に格納された全て
のスクリプトを削除する(ステップ1703)。以下の記述
も、他のメッセージを受信した時に同様に、スクリプト
格納手段1506に格納されたスクリプトを入れ変える。
【0072】また、図16のスクリプトで”60sec”の
部分は、このスクリプトをスクリプト格納手段1503に格
納して、利用されてから60秒後にさらに利用されなかっ
た場合には、勝手にスクリプト格納手段1503から削除す
るものである。
【0073】また、”load_relation>”から”<load_re
lation”までの記述は、例えば、コンテントが”[_,
_,_,news,_,_]”のメッセージを受信した時に、”>
>”の右側のコンテントを持つメッセージが受信された
ものとして、”load>>”から”<load”までの記述に基
づき関連したスクリプトをスクリプト格納手段1503に格
納するものである(ステップ1703)。
【0074】そしてスクリプト格納手段1503に格納され
た記述に基づきスクリプトを実行し、その結果をメッセ
ージ出力手段1507に渡す(ステップ1704)。
【0075】以上のように、本実施の形態では、エージ
ェントで受信したメッセージの内容により、適切な知識
記述や動作記述を利用可能な状態にし、また、利用可能
な状態の知識記述や動作記述が利用されていない場合、
指定された時間に従って削除したり、またあるメッセー
ジのコンテントと関連付けて、関連のありそうな知識記
述や動作記述を利用可能な状態にすることで、知識記述
や動作記述の処理効率を高めることが可能になる。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明は、あるエージェ
ントでメッセージに対応する処理がなかった場合に、対
応可能なエージェントまで、メッセージを伝搬させて、
結果を得ることができる。
【0077】また、結果だけでなく、その結果を導く知
識記述や動作記述を得て自分のものとして、次回からそ
の処理に対応できるようにすることができる。
【0078】また、メッセージの閾値により、そのメッ
セージで得られる情報の制限や増加が可能になる。
【0079】また、メッセージが正確にマッチングしな
くても間接的にマッチングすれば処理できるようになる
ので、各エージェントを作成する時に正確なプロトコル
を決めないでも、この間接的なマッチングによる緩いプ
ロトコルでエージェント間の通信が可能になるので、各
エージェントを独自に作成してもある範囲でのやりとり
が可能になる。
【0080】また、メッセージの内容、メッセージ内容
の関連、及び時間指定でスクリプトを選んだり削除した
りして、適切なスクリプトを利用することにより、スク
リプト利用の効率化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るエージェント知識利用
装置の構成概念図、
【図2】第1の実施の形態に係るあるエージェントの知
識・動作記述図、
【図3】第1の実施の形態に係る他のエージェントの知
識・動作記述図、
【図4】第1の実施の形態に係るエージェント知識利用
装置の動作手順を示すフロー図、
【図5】第2の実施の形態に係るエージェント知識利用
装置の構成概念図、
【図6】第2の実施の形態に係るエージェントの知識・
動作記述図、
【図7】第2の実施の形態に係るエージェント知識利用
装置の動作手順を示すフロー図、
【図8】第3の実施の形態に係るエージェント知識利用
装置の構成概念図、
【図9】第3の実施の形態に係るあるエージェントの知
識・動作記述図、
【図10】第3の実施の形態に係る他のエージェントの
知識・動作記述図、
【図11】第3の実施の形態に係るエージェント知識利
用装置の動作手順を示すフロー図、
【図12】第4の実施の形態に係るエージェント知識利
用装置の構成概念図、
【図13】第4の実施の形態に係るエージェントの知識
・動作記述図、
【図14】第4の実施の形態に係るエージェント知識利
用装置の動作手順を示すフロー図、
【図15】第5の実施の形態に係るエージェント知識利
用装置の構成概念図、
【図16】第5の実施の形態に係るエージェントの知識
・動作記述図、
【図17】第5の実施の形態に係るエージェント知識利
用装置の動作手順を示すフロー図、
【図18】従来のエキスパートシステムの構成を示すブ
ロック図、
【図19】従来の他のエキスパートシステムの構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
101、501、801、1201、1501 メッセージ入力手段 102、502、802、1202、1502 スクリプト実行手段 102-1 メッセージマッチング手段 102-2 スクリプト解釈実行手段 103、503、803、1203、1503 スクリプト格納手段 104、504、804 伝搬メッセージ作成手段 105、505、805、1205、1507 メッセージ出力手段 506 スクリプト合成手段 806 閾値判定メッセージ作成手段 1204 メッセージコンテント拡張手段 1504 スクリプト格納手段操作手段 1505 追加削除スクリプト格納手段 1506 スクリプト群格納手段 1508 時間計測手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星田 昌紀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エージェントにおいてメッセージを受信
    する段階と、あらかじめ当該エージェントに格納されて
    いる知識記述や動作記述からなるスクリプトと受信した
    メッセージとをパターンマッチングし、パターンマッチ
    する知識記述や動作記述があれば処理を実行する段階
    と、当該エージェントに格納されている知識記述や動作
    記述でメッセージの処理ができない場合、他のエージェ
    ントの知識記述や動作記述を利用するために伝搬メッセ
    ージを作成して送信し、他のエージェントから求める処
    理結果を得る段階を含むことを特徴とするエージェント
    知識利用方法。
  2. 【請求項2】 複数のエージェントが互いにネットワー
    クを介して接続されるエージェント知識利用装置におい
    て、エージェントとして少なくとも、メッセージを受信
    するメッセージ入力手段と、当該エージェントの知識記
    述や動作記述からなるスクリプトを格納するスクリプト
    格納手段と、前記メッセージ入力手段からのメッセージ
    を前記スクリプト格納手段に格納されたスクリプトから
    対応する記述をパターンマッチし、その記述に基づいて
    処理を実行するスクリプト実行手段と、前記スクリプト
    実行手段がパターンマッチする記述を前記スクリプト格
    納手段に格納されたスクリプトから見つけられなかった
    場合に、伝搬メッセージを作成し、後記するメッセージ
    出力手段に渡す伝搬メッセージ作成手段と、前記スクリ
    プト実行手段の処理結果を出力する或いは前記伝搬メッ
    セージ作成手段からのメッセージを他のエージェントに
    送信するメッセージ出力手段とを備えることを特徴とす
    るエージェント知識利用装置。
  3. 【請求項3】 エージェントにおいてメッセージを受信
    する段階と、あらかじめ当該エージェントに格納されて
    いる知識記述や動作記述からなるスクリプトと受信した
    メッセージとをパターンマッチングし、パターンマッチ
    する知識記述や動作記述があれば処理を実行する段階
    と、当該エージェントに格納されている知識記述や動作
    記述でメッセージの処理ができない場合、他のエージェ
    ントの知識記述や動作記述を利用するために伝搬メッセ
    ージを作成して送信し、他のエージェントから求める処
    理結果以外に、求める処理結果を導く知識記述や動作記
    述を受信し、利用する段階を含むことを特徴とするエー
    ジェント知識利用方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のエージェント知識利用装
    置において、前記スクリプト実行手段で得られたメッセ
    ージ内に知識記述や動作記述を含んでいる場合にそれら
    を抽出し、前記スクリプト格納手段内のスクリプトに合
    成するスクリプト合成手段を更に備えることを特徴とす
    るエージェント知識利用装置。
  5. 【請求項5】 エージェントにおいてメッセージを受信
    する段階と、あらかじめ当該エージェントに格納されて
    いる知識記述や動作記述からなるスクリプトと受信した
    メッセージとをパターンマッチングし、パターンマッチ
    する知識記述や動作記述があれば処理を実行する段階
    と、当該エージェントに格納されている知識記述や動作
    記述でメッセージの処理ができない場合、他のエージェ
    ントの知識記述や動作記述を利用するために伝搬メッセ
    ージを作成し、その際伝搬メッセージに伝搬を制御する
    値を持たせ、その値に応じて伝搬メッセージの送信を制
    限したり、或いは送信を促進したりして送信し、他のエ
    ージェントから求める処理結果を得る段階を含むことを
    特徴とするエージェント知識利用方法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のエージェント知識利用装
    置において、前記スクリプト実行手段で得られた伝搬メ
    ッセージ内に持つ、閾値を増減して、前記伝搬メッセー
    ジを前記メッセージ出力手段に渡したり、或いはその閾
    値により前記伝搬メッセージの送信を中止する閾値判定
    メッセージ作成手段を更に備えることを特徴とするエー
    ジェント知識利用装置。
  7. 【請求項7】 エージェントにおいてメッセージを受信
    する段階と、あらかじめ当該エージェントに格納されて
    いる知識記述や動作記述からなるスクリプトと受信した
    メッセージとをパターンマッチングし、パターンマッチ
    する知識記述や動作記述があれば処理を実行する段階
    と、当該エージェントに格納されている知識記述や動作
    記述でメッセージのパターンマッチができない場合、そ
    のメッセージの内容を拡張してパターンマッチさせ、メ
    ッセージの処理を実行する段階を含むことを特徴とする
    エージェント知識利用方法。
  8. 【請求項8】 複数のエージェントが互いにネットワー
    クを介して接続されるエージェント知識利用装置におい
    て、エージェントとして少なくとも、メッセージを受信
    するメッセージ入力手段と、当該エージェントの知識記
    述や動作記述からなるスクリプトを格納するスクリプト
    格納手段と、前記メッセージ入力手段からのメッセージ
    を前記スクリプト格納手段に格納されたスクリプトから
    対応する記述をパターンマッチし、その記述に基づいて
    処理を実行するスクリプト実行手段と、前記スクリプト
    実行手段で得られたメッセージの内容を前記スクリプト
    格納手段に格納されたスクリプトの拡張記述に基づいて
    拡張し、スクリプトの処理を実行するメッセージコンテ
    ント拡張手段と、前記スクリプト実行手段の処理結果を
    出力するメッセージ出力手段とを備えることを特徴とす
    るエージェント知識利用装置。
  9. 【請求項9】 エージェントにおいてメッセージを受信
    する段階と、あらかじめ当該エージェントに格納されて
    いる知識記述や動作記述からなるスクリプトと受信した
    メッセージとをパターンマッチングし、パターンマッチ
    する知識記述や動作記述があれば処理を実行する段階
    と、得られたメッセージの内容に反応して、利用が予想
    される知識記述や動作記述をすぐ利用可能な状態する段
    階と、利用可能な状態になった知識記述や動作記述が利
    用されていない場合に、指定された時間で利用不可能な
    状態にする段階を含むことを特徴とするエージェント知
    識利用方法。
  10. 【請求項10】 複数のエージェントが互いにネットワ
    ークを介して接続されるエージェント知識利用装置にお
    いて、エージェントとして少なくとも、メッセージを受
    信するメッセージ入力手段と、当該エージェントの知識
    記述や動作記述からなるスクリプトを格納するスクリプ
    ト格納手段と、前記メッセージ入力手段からのメッセー
    ジを前記スクリプト格納手段に格納されたスクリプトか
    ら対応する記述をパターンマッチし、その記述に基づい
    て処理を実行するスクリプト実行手段と、前記メッセー
    ジ入力手段からのメッセージを前記スクリプト格納手段
    に格納されたスクリプトから対応する記述をパターンマ
    ッチし、その記述に基づいて処理を実行するスクリプト
    実行手段と、前記スクリプト格納手段に格納するスクリ
    プトの追加、削除の操作を記述したスクリプトを格納す
    る追加削除スクリプト格納手段と、前記追加削除スクリ
    プト格納手段に格納されたスクリプトに従って、前記ス
    クリプト実行手段で得られたメッセージの内容により、
    前記スクリプト格納手段に適切なスクリプトを後記する
    スクリプト群格納手段から選びスクリプト格納手段に追
    加、削除し、その際後記する時間計測手段にて指定され
    た時間に従って削除するスクリプト格納手段操作手段
    と、利用されていない複数のスクリプトを格納するスク
    リプト群格納手段と、前記スクリプト格納手段操作手段
    からの命令で時間を計測する時間計測手段と、前記スク
    リプト実行手段の処理結果を出力するメッセージ出力手
    段とを備えることを特徴とするエージェント知識利用装
    置。
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