JPH11304873A - トランジスタ・ユニットの特性測定方法及び装置 - Google Patents

トランジスタ・ユニットの特性測定方法及び装置

Info

Publication number
JPH11304873A
JPH11304873A JP11450398A JP11450398A JPH11304873A JP H11304873 A JPH11304873 A JP H11304873A JP 11450398 A JP11450398 A JP 11450398A JP 11450398 A JP11450398 A JP 11450398A JP H11304873 A JPH11304873 A JP H11304873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
power
measuring
terminal
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11450398A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhisa Kato
勝久 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tektronix Japan Ltd
Original Assignee
Sony Tektronix Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Tektronix Corp filed Critical Sony Tektronix Corp
Priority to JP11450398A priority Critical patent/JPH11304873A/ja
Publication of JPH11304873A publication Critical patent/JPH11304873A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体パッケージ10内のTr1及びTr2
それぞれのスイッチング特性及びD2及びD1の転流特
性を実測できるようにする。 【解決手段】 第1測定モードでは、スイッチ27によ
りLU24の第2端子26を第2電力供給端子20と電
気的に接続したときは、Tr2をオフ状態に保ちつつT
r1をオンからオフに切り換えることによって、Tr1
及びD2の特性を測定する。第2測定モードでは、スイ
ッチ27によりLU24の第2端子26を第1電力供給
端子18と電気的に接続した状態でTr1をオフ状態に
保ちつつTr2をオンからオフに切り換えることによっ
て、Tr2及びD1の特性を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワー・トランジ
スタ等の特性測定に関し、特に複数のパワー・トランジ
スタやダイオードを含むトランジスタ・ユニットが形成
された半導体パッケージの特性測定に適したトランジス
タ・ユニットの特性測定に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体チップは、多くの場合、複数個が
目的・用途に応じて結線され、プラスチックなどでモー
ルドされて1つのパッケージとして販売されていること
が多い。図5は、こうした半導体パッケージ10の1例
であり、2個(2石)のIGBT(絶縁ゲート・バイポ
ーラ・トランジスタ)を1つのパッケージとしたものの
回路図である。この半導体パッケージは、例えば、3相
モータの3相のうちの1相と接続して利用され、ハーフ
ブリッジ回路と呼ばれることがある。以下では図5等に
示す2つのIGBTうち、上側の第1パワー・トランジ
スタをTr1、下側の第2パワー・トランジスタをTr
2として説明する。
【0003】IGBTは、大型モータのような誘導性負
荷に供給する電流の制御(スイッチングなど)に使用さ
れることが多い。誘導性負荷に電力が供給されると、そ
のインダクタンスに電流エネルギーが蓄積される。この
ため、電力供給がオフにされると、電力供給時と逆方向
に電流が流れるので、Tr1及びTr2のエミッタ・コ
レクタ間には、転流(Flee wheeling)ダイオードD1
及びD2がそれぞれ接続され、Tr1、Tr2がターン
・オフ時のこうした電流を循環させることができるよう
にしている。
【0004】図3は、こうした半導体パッケージ10の
特性を測定する従来の方法を示す回路図である。Tr1
(第1IGBT)及びTr2(第2IGBT)それぞれ
のゲート(信号端子)12及び14には、ドライブ回路
16がそれぞれ駆動信号を供給する。Tr1のコレクタ
(Tr1の第1主端子)は、第1電力供給端子18に接
続される。また、Tr2のエミッタ(Tr2の第2端
子)は、第2電力供給端子20に接続される。第1及び
第2電力供給端子18及び20間には、電源30が設け
られる。
【0005】ロード・ユニット(LU)24は、その一
方の一端子22がTr1のエミッタ及びTr2のコレク
タに接続され、他端子26が第1電力供給端子18側の
端子に接続される。LU24の特性は、半導体パッケー
ジ10を実際に使用する際の負荷の特性に合わせて設定
される。図ではLUを1つとしているが、複数のLUを
組み合わせて、所望特性の負荷をぶら下げた場合と同じ
条件をシミュレートできるようにしても良い。被測定半
導体パッケージがIGBTの場合では、負荷がモータな
どの誘導性負荷の場合が多いので、LU24もこれに合
わせて誘導性負荷を使用する。また、必要に応じてレジ
スタ成分、キャパシタ成分も組み合わせて使用する。
【0006】この半導体パッケージ10のスイッチング
特性の測定過程では、まず、ドライブ回路16がTr1
をオフとし、Tr2をオンとする駆動信号をゲート12
及び14それぞれに供給する。この状態において、電源
30は制御手段(図示せず)の制御に従って第1及び第
2電力供給端子18及び20間に電力を供給する。この
ときの電流は、LU24及びTr2を含む経路40(破
線で示す)を流れる。経路40を流れた電流は、電流検
出抵抗器Rsで電圧に変換され、この電圧を差動増幅器
で構成されるメイン電流測定回路36で検出することに
より、Tr2の特性が測定される。また、このとき同時
にLU24に電流エネルギーが蓄積される。なお、後述
するようにTr2はオン・オフが切り換えられ、これに
よりメイン電流測定回路36はTr2のスイッチング特
性を測定する。
【0007】上述の制御手段はCPUなどで構成され、
ドライブ回路16及び電源30の出力を測定方法に応じ
て制御する。また、制御手段は、メイン電流測定回路3
6が検出する電流のデータを記憶し、分析等に利用でき
るようにする。
【0008】続いてドライブ回路16は、Tr2をオン
からオフに切り換える(ターン・オフする)駆動信号を
ゲート14に供給する。これによりTr2は、経路40
を流れていた電流をカットする。そして、LU24のイ
ンダクタンスに蓄えられたエネルギーにより、LU24
及び第1転流ダイオードD1を含む経路42に電流が流
れる。経路42上にはCT(Current Transformer、変
流器又は電流センサ)50が設けられ、経路42に流れ
る電流を検出する。このCT50はコイルを有し、その
インダクタンスで電流の変化をとらえることで、経路4
2上の電流を検出するものである。ただし、CTで検出
できる電流値には上限がある(飽和する)ため、IGB
Tのコレクタ・エミッタ間を流れる電流のような大電流
の測定には使用せず、電流検出抵抗器Rsと役割を分担
している。なお、CTで検出した電流値のデータも制御
手段が記録する。
【0009】次にドライブ回路16は、Tr2を再度オ
ンに(ターン・オン)する駆動信号をゲート14に供給
する。転流ダイオードD1には、それまで順方向に電流
が流れていたことによる電荷が残留しているため、極短
い時間だけ逆方向に電流が流れる(ダイオード・リカバ
リ特性)。このため転流ダイオードD1を含む経路43
に電流が流れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように図3に示す
例では、下側のTr2のスイッチング特性と、上側のT
r1の主端子間に設けた転流ダイオードD1を中心とす
る転流特性を測定することができる。しかし、上側のT
r1のスイッチング特性と、下側のTr2の主端子間に
設けた転流ダイオードD2を中心とする転流特性を測定
することはできなかった。
【0011】図4は、この問題を解決するために、2つ
の半導体パッケージ10a及び10bを接続して測定を
行う一例を示している。これによれば、半導体パッケー
ジ10bの上側のTr1bのスイッチング特性と、半導
体パッケージ10aの下側のTr2aの主端子間に設け
た転流ダイオードD2aを中心とする転流特性を測定で
きる。
【0012】半導体パッケージ10内の2つのTr1及
びTr2並びにD1及びD2は、通常同じ特性となるよ
うに製造される。また、異なる半導体パッケージも通常
同じ特性となるように製造される。よって、図3の例で
はTr2及びD1の特性だけ実測し、図4のようにして
Tr1b及びD2aの特性を測定すれば良いようにも思
える。しかし、実際にはパッケージ10内の配線インダ
クタンスなどにより、同じパッケージ内のトランジスタ
(ここではIGBT)でも必ずしも同じ特性になるとは
限らない。また、図4に示す異なる半導体パッケージ間
については、パッケージ間の配線のインダクタンスも含
めた測定になってしまうなど正確な測定にはならない。
結局のところ、実測によって確認しなければ本当の特性
を知ることはできない。そこで、パッケージされた状態
のパワー・トランジスタそれぞれの特性を実測できるよ
うにすることが重要である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、主電流路が順
方向に直列に接続された第1及び第2パワー・トランジ
スタと、第1及び第2パワー・トランジスタにそれぞれ
逆方向に並列接続された第1及び第2転流ダイオードに
より構成されたトランジスタ・ユニットの特性を測定す
る方法に関する。このとき、本発明による方法は、第1
及び第2測定モードで構成される。この第1測定モード
では、第1パワー・トランジスタをオンにするとともに
第2パワー・トランジスタをオフにする第1ステップ
と、第1パワー・トランジスタをターン・オフする第2
ステップとを有し、第1パワー・トランジスタの特性を
測定する。第2測定モードでは、第2パワー・トランジ
スタをオンにするとともに第1パワー・トランジスタを
オフにする第1ステップと、第2パワー・トランジスタ
をターン・オフする第2ステップとを有し、第2パワー
・トランジスタの特性を測定する。
【0014】このとき、上述の第1測定モードの第2ス
テップにおいて第2転流ダイオードに流れる転流電流の
特性を測定するか、又は第2測定モードの第2ステップ
において第1転流ダイオードに流れる転流電流の特性を
測定するようにすると良い。
【0015】また、第1測定モードにおいて第1パワー
・トランジスタをターン・オンする第3ステップを更に
設け、この第1測定モードの第3ステップにおいて第2
転流ダイオードのリカバリ特性を測定するか、又は第2
測定モードにおいて第2パワー・トランジスタをターン
・オンする第3ステップを更に有し、この第2測定モー
ドの第3ステップにおいて第1転流ダイオードのリカバ
リ特性を測定するようにしても良い。
【0016】なお、本発明の方法は、トランジスタ・ユ
ニットが1つの半導体パッケージ内に形成されたものの
場合に特に効果的である。
【0017】上述した本発明による方法を実施するに
は、次のように構成されるトランジスタ・ユニットの特
性測定装置を用いると良い。即ち、駆動信号供給手段
で、第1及び第2パワー・トランジスタの信号端子に駆
動信号をそれぞれ供給する。第1電力供給端子は、第1
パワー・トランジスタの第1主端子に接続する。第2電
力供給端子は、第2パワー・トランジスタの第2主端子
に接続する。電源を第1及び第2電力供給端子間に接続
する。ロード・ユニットの一端を第1パワー・トランジ
スタの第2主端子及び第2パワー・トランジスタの第1
主端子に接続する。このロード・ユニットの他端子は、
スイッチ手段により第1又は第2電力供給端子に電気的
に選択的に接続される。メイン電流測定手段は、第1又
は第2パワー・トランジスタの第1及び第2主端子間を
流れる電流を測定する。そして、スイッチ手段がロード
・ユニットの他端子を第2電力供給端子に接続すること
によって第1測定モードを実施し、スイッチ手段がロー
ド・ユニットの他端子を第1電力供給端子に接続するこ
とによって第2測定モードを実施する。
【0018】また、第1又は第2電力供給端子に流れる
電流を測定するサブ電流測定手段を更に具え、サブ電流
測定手段によって第1又は2転流ダイオードの特性を測
定するようにしても良い。
【0019】なお、ロード・ユニットの特性は、トラン
ジスタ・ユニットの実際の使用時における負荷の特性に
合わせて設定すると良い。このような構成によって、半
導体パッケージ内とパワー・トランジスタ及び転流ダイ
オードの特性を測定する際にも、内部の配線インダクタ
ンス等も含めた状態でスイッチング特性及び転流特性を
測定できる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の実施に
適した測定回路のブロック図である。従来と対応する部
分には、同じ符号を付して説明する。以下では、2つの
第1及び第2パワー・トランジスタTr1及びTr2並
びに2つの第1及び第2転流ダイオードで構成されるト
ランジスタ・ユニットに関して説明する。しかし、3つ
以上のトランジスタ等が直列に接続されている場合で
も、そのうちの隣接する2つのトランジスタ等で構成さ
れるトランジスタ・ユニットを、本発明により測定する
ことができる。また、図では、トランジスタがIGBT
の例で説明しているが、MOSFET等でも同様に本発
明により測定することができる。
【0021】まずは、図3に示す従来例と、図1及び図
2に示す本発明による実施形態とを比較する。回路構成
(ハードウェア面)では、スイッチ27が設けられた
点、CT52がTr2のエミッタと接続される第2電力
供給端子20側に新たに設けられた点が異なる。次に測
定手順(ソフトウェア面)においてはTr1及びTr2
の信号端子(ゲート)18及び20に供給する駆動信号
の供給方法が異なる。
【0022】スイッチ27は、IGBT等で扱う大電流
に対応し、かつインダクタンスが低い構造のものを使用
する。インダクタンスを低くするのは、サージ電圧の発
生を低減させるためである。
【0023】ロード・ユニット(LU)24の特性は、
従来例と同様に、半導体パッケージ10を実際に使用す
る際の負荷の特性に合わせて設定される。つまり、実際
の使用時における負荷がモータであれば、このモータと
同じ電気特性のロード・ユニットを使用する。ここで
は、LU24に誘導性負荷を使用すると想定している。
また、必要に応じてレジスタ成分、キャパシタ成分も組
み合わせて使用する。
【0024】スイッチ27による切り換えは、次のよう
に行われる。即ち、Tr1のスイッチング特性及び転流
ダイオードD2を中心とするTr2側の転流特性を測定
する場合には、スイッチ27は端子26を第2電力供給
端子20側の端子29に接続する。Tr2のスイッチン
グ特性及び転流ダイオードD1を中心とするTr1側の
転流特性を測定する場合には、スイッチ27は端子26
を第1電力供給端子18側の端子28に接続する。
【0025】以下では、「Tr1のスイッチング特性及
びTr2側(下側トランジスタ)の転流特性」の測定を
第1測定モードと呼ぶことにする。また、「Tr2のス
イッチング特性及びTr1側(上側トランジスタ)の転
流特性」の測定を第2測定モードと呼ぶことにする。第
2測定モードの測定手順は、図3に示す従来例とほぼ同
様なので以下では説明を省略する。
【0026】第1測定モードでは、ドライブ回路16が
最初Tr1をオンとし、Tr2をオフにする駆動信号を
供給する。この状態で電源30がCPUなどで構成され
る制御手段(図示せず)の制御に従って、半導体パッケ
ージ10に電力を供給する。電源30が供給する電流
は、Tr1及びLU24を経由する経路44(破線で示
す)を流れる。このときロード・ユニット24は誘導性
負荷なので、経路44に電流が流れることによる電流エ
ネルギーが蓄積される。
【0027】続いてドライブ回路16は、制御手段の制
御に従ってTr1をターン・オフする。これにより、T
r1は経路44を流れていた電流をカットする。この動
作によってLU24は蓄積した電流エネルギーを放出
し、D2及びLU24を含む経路46に電流を流す。経
路46を流れる電流の値は、CT(変流器又は電流セン
サ)52を利用して測定される。
【0028】ドライブ回路16は、所定期間Tr1をオ
フに維持した後、再度Tr1をターン・オンにする。す
ると、転流ダイオードD2のリカバリ特性により、Tr
1及び転流ダイオードD2を含む経路47に瞬間的に電
流が流れる。このときの特性は、CT52又はメイン電
流測定回路36で検出される。
【0029】ところでLU24の特性は、上述のように
半導体パッケージ10を実際に使用する際の負荷(モー
タなど)の特性を模して設定している。よって、Tr1
のターン・オフ時にLU24が放出する電流は、実際の
使用時におけるモータなどの負荷が出力する電流と同質
のものであり、このため転流特性の測定に適したものと
なる。よってCT52により、転流ダイオードD2を中
心とし、回路の配線インダクタンス等も含めた半導体パ
ッケージ10のTr2側の転流特性を測定できる。な
お、上述では、CTによって転流ダイオードの特性を測
定したが、分流(シャント)抵抗器を利用しても良い。
【0030】このように本発明によれば、半導体パッケ
ージ内の隣接する2石のパワー・トランジスタTr1及
びTr2それぞれのスイッチング特性及び転流ダイオー
ドD2及びD1を中心とする転流特性を実測することが
できるようになる。さらには、2つのダイオードD1及
びD2の両方のリカバリ特性をも測定できる。これは、
半導体パッケージ内の配線インダクタンス等も含めた特
性を実測できることを意味する。よって本発明によれ
ば、半導体パッケージのより的確な特性データを作成で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施形態において、第1測定モ
ードのときの回路図である。
【図2】本発明による一実施形態において、第2測定モ
ードのときの回路図である。
【図3】半導体パッケージの一例を示す回路図である。
【図4】従来の測定における半導体パッケージの接続例
を示す図である。
【図5】従来の測定装置の一例による測定時の回路図で
ある。
【符号の説明】
10 半導体パッケージ 12 Tr1の信号端子 14 Tr2の信号端子 16 ドライブ回路(駆動信号供給手段) 18 第1電力供給端子 20 第2電力供給端子 22 第3電力供給端子(ロード・ユニットの第1端
子) 24 ロード・ユニット 26 ロード・ユニットの第2端子 27 スイッチ 28 スイッチ27の第1電力供給端子側の端子 29 スイッチ27の第2電力供給端子側の端子 30 電源 36 メイン電流測定回路 40 電流経路 42 電流経路 43 電流経路 44 電流経路 46 電流経路 47 電流経路 50 CT(サブ電流測定手段) 52 CT(サブ電流測定手段) Tr1 第1パワー・トランジスタ Tr2 第2パワー・トランジスタ D1 第1転流ダイオード D2 第2転流ダイオード Rs 電流検出抵抗器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主電流路が順方向に直列に接続された第
    1及び第2パワー・トランジスタと、該第1及び第2パ
    ワー・トランジスタにそれぞれ逆方向に並列接続された
    第1及び第2転流ダイオードにより構成されたトランジ
    スタ・ユニットの特性を測定する方法であって、 上記第1パワー・トランジスタをオンにするとともに上
    記第2パワー・トランジスタをオフにする第1ステップ
    と、上記第1パワー・トランジスタをターン・オフする
    第2ステップとを有し、上記第1パワー・トランジスタ
    の特性を測定する第1測定モードと、 上記第2パワー・トランジスタをオンにするとともに上
    記第1パワー・トランジスタをオフにする第1ステップ
    と、上記第2パワー・トランジスタをターン・オフする
    第2ステップとを有し、上記第2パワー・トランジスタ
    の特性を測定する第2測定モードとを具えるトランジス
    タ・ユニットの特性測定方法。
  2. 【請求項2】 上記第1測定モードの上記第2ステップ
    において上記第2転流ダイオードの転流特性を測定する
    か、又は上記第2測定モードの上記第2ステップにおい
    て上記第1転流ダイオードの転流特性を測定することを
    特徴とする請求項1記載のトランジスタ・ユニットの特
    性測定方法。
  3. 【請求項3】 上記第1測定モードが上記第1パワー・
    トランジスタをターン・オンする第3ステップを更に有
    し、該第3ステップにおいて上記第2転流ダイオードの
    リカバリ特性を測定するか、又は上記第2測定モードが
    上記第2パワー・トランジスタをターン・オンする第3
    ステップを更に有し、該第3ステップにおいて上記第1
    転流ダイオードのリカバリ特性を測定することを特徴と
    する請求項1又は2記載のトランジスタ・ユニットの特
    性測定方法。
  4. 【請求項4】 上記トランジスタ・ユニットが1つの半
    導体パッケージ内に形成されることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載のトランジスタ・ユニットの
    特性測定方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の方法
    を実施するための装置であって、 上記第1及び第2パワー・トランジスタの信号端子に駆
    動信号をそれぞれ供給する駆動信号供給手段と、 上記第1パワー・トランジスタの第1主端子に接続する
    第1電力供給端子と、 上記第2パワー・トランジスタの第2主端子に接続する
    第2電力供給端子と、 上記第1及び第2電力供給端子間に接続される電源と、 上記第1パワー・トランジスタの第2主端子及び上記第
    2パワー・トランジスタの第1主端子に一端子が接続さ
    れるロード・ユニットと、 該ロード・ユニットの他端子を電気的に上記第1又は第
    2電力供給端子に選択的に接続するスイッチ手段と、 上記第1又は第2パワー・トランジスタの上記第1及び
    第2主端子間を流れる電流を測定するメイン電流測定手
    段とを具え、 上記スイッチ手段が上記ロード・ユニットの上記他端子
    を上記第2電力供給端子に接続することによって上記第
    1測定モードを実施し、上記スイッチ手段が上記ロード
    ・ユニットの上記他端子を上記第1電力供給端子に接続
    することによって上記第2測定モードを実施することを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の方法を実
    施するためのトランジスタ・ユニットの特性測定装置。
  6. 【請求項6】 上記第1又は第2電力供給端子に流れる
    電流を測定するサブ電流測定手段を更に具え、該サブ電
    流測定手段によって上記第1又は2転流ダイオードの特
    性を測定することを特徴とする請求項5記載のトランジ
    スタ・ユニットの特性測定装置。
  7. 【請求項7】 上記ロード・ユニットの特性は、上記ト
    ランジスタ・ユニットの実際の使用時における負荷の特
    性に合わせて設定することを特徴とする請求項5又は6
    に記載のトランジスタ・ユニットの特性測定装置。
JP11450398A 1998-04-24 1998-04-24 トランジスタ・ユニットの特性測定方法及び装置 Pending JPH11304873A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11450398A JPH11304873A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 トランジスタ・ユニットの特性測定方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11450398A JPH11304873A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 トランジスタ・ユニットの特性測定方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11304873A true JPH11304873A (ja) 1999-11-05

Family

ID=14639392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11450398A Pending JPH11304873A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 トランジスタ・ユニットの特性測定方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11304873A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016223833A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 新東工業株式会社 動特性試験装置及び動特性試験方法
JP2016223832A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 新東工業株式会社 動特性試験装置及び動特性試験方法
JP2017138159A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 三菱電機株式会社 パワーモジュールの通電試験装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016223833A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 新東工業株式会社 動特性試験装置及び動特性試験方法
JP2016223832A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 新東工業株式会社 動特性試験装置及び動特性試験方法
JP2017138159A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 三菱電機株式会社 パワーモジュールの通電試験装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102294347B1 (ko) 정션 온도 및 전류 감지 기법
US11183835B2 (en) Short circuit detection and protection for a gate driver circuit and methods of detecting the same using logic analysis
JP5413349B2 (ja) 半導体試験装置および半導体試験回路の接続装置
CN101088221B (zh) 开关器件的自适应栅极驱动电路和方法以及逆变器
JP3454186B2 (ja) 電力変換装置
US9059709B2 (en) Gate drive circuit for transistor
US9813009B1 (en) Active gate clamping for inverter switching devices using grounded gate terminals
CN111337808A (zh) 功率半导体器件导通压降的在线测量电路及系统
US7548070B2 (en) Method and circuit arrangement for detecting a wire break
CN101142737A (zh) 电动机控制装置的过热检测方式
US20220029618A1 (en) Temperature-sensitive transistor gate driver
US9780675B2 (en) System and method for controlling current in a power converter
JP4706130B2 (ja) 電力用半導体素子のゲート駆動回路
US6545886B1 (en) Power conditioning for model railroad control decoders
JP3889450B2 (ja) 並列型mosfetパワー回路における電流センスmosfet
JP2013187940A (ja) 電力変換装置
US10658947B2 (en) Semiconductor device, power module, and control method of power conversion device
JP6692323B2 (ja) 半導体装置
JPH08214560A (ja) ノイズ裕度のあるクランプ式の共振リンクインバータ
JP2015033222A (ja) 半導体素子の駆動装置およびそれを用いる電力変換装置
JP2013090350A (ja) 電力変換装置
JPH11304873A (ja) トランジスタ・ユニットの特性測定方法及び装置
JP2001016865A (ja) 電流検出機能付き三相インバータ装置
JPH0993948A (ja) モータの制御装置
Jeong et al. Effective resistor selection method for over current protection when using sense IGBT solution