JPH11304860A - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JPH11304860A
JPH11304860A JP10104900A JP10490098A JPH11304860A JP H11304860 A JPH11304860 A JP H11304860A JP 10104900 A JP10104900 A JP 10104900A JP 10490098 A JP10490098 A JP 10490098A JP H11304860 A JPH11304860 A JP H11304860A
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JP
Japan
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primary radiator
reflecting
reflecting mirror
mirror
quiet zone
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Application number
JP10104900A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Mizutame
仁士 水溜
Akiko Sawai
明子 澤井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射鏡に生じる鏡面誤差によって、アンテナ
および電波機器等の被測定物の測定に支障が生じてい
た。また、被測定物の周波数特性に対応して一次放射器
を交換しなければならず、測定に時間がかかった。 【解決手段】 所定の間隔を置いて併置した2枚の反射
鏡の鏡面を用いた鏡面調整装置によって鏡面誤差を補正
して測定の精度を向上させる。また、所定の間隔を置い
て前後に配置した反射鏡を電波選択鏡面にすることによ
り、2種類の異なる周波数特性の被測定物の同時測定を
可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンテナおよび
電波機器等の被測定物の測定装置の改良に関するもので
あり、さらに詳述すると、クワイエットゾーンにおいて
温度等の環境条件に依存せず常に最適な条件で被測定物
を測定できるような装置を提案するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アンテナ及び電波機器等の被測定
物の放射特性の測定法は、『アンテナ工学ハンドブッ
ク』社団法人電子情報通信学会編、株式会社オーム社出
版にも示されているように、遠方界測定法、近傍界測定
法、コンパクトレンジを用いた測定法等が知られてい
る。図10は、遠方界測定法により上記した被測定物の
放射特性を測定する場合を示し、図において、1は鉄塔
2に取付けられたアンテナ、3はアンテナ及び電波機器
等の被測定物であり、上記アンテナ1と所定の間隔をお
いて対向配置されている。4はアンテナ1から被測定物
3に対して放射される電波である。なお、アンテナ1と
被測定物3との間隔は、被測定物3の開口面上に到来す
るアンテナ1からの電波4が平面波とし、かつ電波の振
幅分布が一様であるという二つの条件を満たした距離に
設定される。この条件を満たす距離は、アンテナ1から
放射された電波4の周波数と被測定物3の開口径によっ
て決まり、電波4の周波数が高く被測定物3の開口径が
大きいほど、アンテナ1と被測定物3の距離は大きくな
る。しかし、アンテナ1と被測定物3の距離が大きくな
り過ぎると、遠方界測定法を行なうために必要な電波4
の放射が難しくなる。したがって、アンテナ1と被測定
物3の距離が遠方界測定法に適さない場合には、近傍界
測定法とコンパクトレンジを用いた測定法がある。
【0003】図11は、近傍界測定法により被測定物の
放射特性を測定する場合を示し、図において、1,2,
3,4は図10と同様である。この近傍界測定法では、
被測定物3が受信したアンテナ1から放射された電波4
の受信レベルにあたかも遠方界測定を行ったような値に
なるように計算処理する。このため、上記遠方界測定法
では被測定物3の開口面上に到来する電波4が平面波で
あり、かつ電波4の振幅分布が一様になるような距離が
必要であったが、近傍界測定法では被測定物3の開口面
上に到来する電波2が平面波になっていないような近距
離でも十分な測定が可能である。
【0004】一方、コンパクトレンジによる測定法は、
遠方界測定法と近傍界測定法の両方の特長を生かした測
定法であって、近傍界測定法と同様に近距離での測定が
可能である。さらに、平面波が部分的に到来しているよ
うなクワイエットゾーンと呼ばれる空間領域に被測定物
を設置したような場合でも、遠方界測定法と同様の測定
が可能である。これについては、文献“EVALUATION OF
A CPTRUSING AN RCS FLAT PLATE METHOD”に典型的な例
が記載されている。
【0005】図12は、コンパクトレンジによって被測
定物の放射特性を測定する場合を示し、図において、5
は一次放射器、6は一次放射器5から放射された電波7
を反射させる反射鏡であって、この反射鏡6の鏡面形状
は回転放物面である。なお、電波7の放射ならびに反射
経路は実線矢印で示すとおりであって、クワイエットゾ
ーン8に向かって放射される。3はクワイエットゾーン
8内に設置された被測定物である。すなわち、一次放射
器5から放射された電波7は反射鏡6を介してクワイエ
ットゾーン8内に設置された被測定物3で受信される。
このような測定方法において、回転放物面の反射鏡6で
反射されたすべての電波は、一次放射器5からの光路長
がクワイエットゾーン8内における地面との垂直面で一
定になるため等位相になり、かつクワイエットゾーン8
内の電波の振幅分布も均一に近いため近似的に開口分布
が均一となり、遠方界測定条件とほぼ等価が得られるの
で、遠方界測定法と同じ方法で測定できる。しかしなが
ら、コンパクトレンジによる測定法は単一の一次放射器
と反射鏡とで構成されているため、十分な振幅の均一度
を得ようとすれば、以下に示すような問題点が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、コンパクト
レンジによる測定法で用いられる反射鏡は、遠方界測定
結果とほぼ同等の測定結果が得られるように設計されて
いる。しかしながら、上記反射鏡をクワイエットゾーン
内に設置後、温度変化や湿度変化等の環境変化によって
上記反射鏡の鏡面形状に変化が生じて、クワイエットゾ
ーンにおける開口分布が不均一になる。このように環境
変化による鏡面誤差の発生を抑えるために、反射鏡その
ものの温度をある一定範囲内に制御したり、できる限り
鏡面精度が変化しない重量構造とする等の対策がとられ
ていた。
【0007】また、被測定物それぞれの周波数帯域が異
なる場合には、測定に対応できる周波数帯域幅の一次放
射器が必要であり、したがって測定条件が異なる被測定
物に合わせて、それぞれの電波の周波数帯域に合った一
次放射器をその度に交換して測定しなければならず、測
定の利便性を損なっていた。
【0008】この発明はこのようなコンパクトレンジに
よる測定法における課題を改善するものであって、上記
反射鏡の設置後の環境変化によって生じる反射鏡の鏡面
精度誤差を含む振幅の不均一の補正を可能にし、また複
数の周波数帯域の電波について一次放射器を交換せずに
測定する測定装置を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明による測定装
置は、特定の周波数の直線偏波を放射する単一の一次放
射器と、上記一次放射器から放射された電波を反射する
第1の反射鏡と、上記第1の反射鏡と所定の間隔を置い
て併置され、上記第1の反射鏡で反射された電波をクワ
イエットゾーンを通るように反射させる第2の反射鏡
と、上記第1および第2の反射鏡の背面に取付けられ、
上記第1および第2の反射鏡の傾斜角を手動で調整する
ような調整装置によって構成してある。
【0010】また、第2の発明による測定装置は、特定
の周波数の直線偏波を放射する単一の一次放射器と、複
数個の反射鏡の集合体で構成され、上記一次放射器から
放射された電波を反射する第1の反射鏡と、複数個の反
射鏡の集合体で構成され、上記第1の反射鏡と所定の間
隔を置いて併置され、上記第1の反射鏡で反射された電
波をクワイエットゾーンを通るように反射させる第2の
反射鏡と、上記第1および第2の反射鏡それぞれを構成
する複数個の反射鏡の背面に取付けられ、上記複数個の
反射鏡の傾斜角をそれぞれ手動で調整するような調整装
置によって構成してある。
【0011】また、第3の発明による測定装置は、特定
の周波数の直線偏波を放射する単一の一次放射器と、複
数個の反射鏡の集合体で構成され、上記一次放射器から
放射された電波を反射する第1の反射鏡と、複数個の反
射鏡の集合体で構成され、上記第1の反射鏡と所定の間
隔を置いて併置され、上記第1の反射鏡で反射された電
波をクワイエットゾーンを通るように反射させる第2の
反射鏡と、上記第1および第2の反射鏡それぞれを構成
する複数個の反射鏡の背面に取付けられ、上記複数個の
反射鏡の傾斜角を個別に調整できる複数のアクチュエー
タと、上記複数のアクチュエータを個別に駆動させるア
クチュエータ駆動装置によって構成してある。
【0012】また、第4の発明による測定装置は、特定
の周波数の直線偏波を放射する単一の一次放射器と、複
数個の反射鏡の集合体で構成され、上記一次放射器から
放射された電波を反射する第1の反射鏡と、複数個の反
射鏡の集合体で構成され、上記第1の反射鏡と所定の間
隔を置いて併置され、上記第1の反射鏡で反射された電
波をクワイエットゾーンを通るように反射させる第2の
反射鏡と、上記第1および第2の反射鏡それぞれを構成
する複数個の反射鏡の背面に取付けられ、上記複数個の
反射鏡の傾斜角を個別に調整できる複数のアクチュエー
タと、上記複数のアクチュエータを個別に駆動させるア
クチュエータ駆動装置と、上記複数のアクチュエータそ
れぞれの駆動量を算出してアクチュエータ駆動装置に与
える演算装置によって構成してある。
【0013】また、第5の発明による測定装置は、特定
の周波数の直線偏波を放射する単一の第1の一次放射器
と、複数個の反射鏡の集合体で構成され、上記一次放射
器から放射された電波を反射する第1の反射鏡と、複数
個の反射鏡の集合体で構成され、上記第1の反射鏡と所
定の間隔を置いて併置され、上記第1の反射鏡で反射さ
れた電波をクワイエットゾーンを通るように反射させる
第2の反射鏡と、上記第1および第2の反射鏡それぞれ
を構成する複数個の反射鏡の背面に取付けられ、上記複
数個の反射鏡の傾斜角を個別に調整できる複数のアクチ
ュエータと、上記複数のアクチュエータを個別に駆動さ
せるアクチュエータ駆動装置と、上記複数のアクチュエ
ータそれぞれの駆動量を算出してアクチュエータ駆動装
置に与える演算装置と、上記第2の反射鏡で反射した電
波をクワイエットゾーン内で受信する単一の第2の一次
放射器と、上記第2の一次放射器で受信したデータを上
記演算装置に伝送する受信器と、上記第2の一次放射器
の前方に設置され、上記第2の一次放射器を上記第2の
反射鏡で反射された電波に直交する方向に移動させる平
面走査装置によって構成してある。
【0014】また、第6の発明による測定装置は、特定
の周波数の直線偏波を放射する単一の第1の一次放射器
と、複数個の反射鏡の集合体で構成され、上記一次放射
器から放射された電波を反射する第1の反射鏡と、複数
個の反射鏡の集合体で構成され、上記第1の反射鏡と所
定の間隔を置いて併置され、上記第1の反射鏡で反射さ
れた電波をクワイエットゾーンを通るように反射させる
第2の反射鏡と、上記第1および第2の反射鏡それぞれ
を構成する複数個の反射鏡の背面に取付けられ、上記複
数個の反射鏡の傾斜角を個別に調整できる複数のアクチ
ュエータと、上記複数のアクチュエータを個別に駆動さ
せるアクチュエータ駆動装置と、上記複数のアクチュエ
ータそれぞれの駆動量を算出してアクチュエータ駆動装
置に与える演算装置と、クワイエットゾーン内で上記第
2の反射鏡で反射された電波を受信する単一の第2の一
次放射器と、上記第2の一次放射器で受信したデータを
上記演算装置に伝送する受信器と、上記第2の一次放射
器の前方に設置され、上記第2の一次放射器を上記第2
の反射鏡で反射された電波に直交する方向に移動させる
平面走査装置と、上記平面走査装置を上記第2の反射鏡
で反射された電波を平行な方向に移動させる移動装置に
よって構成してある。
【0015】また、第7の発明による測定装置は、特定
の周波数の直線偏波を放射する単一の第1の一次放射器
と、特定の周波数の直線偏波と直交する偏波を放射する
単一の第2の一次放射器と、上記第1の一次放射器から
放射された電波をクワイエットゾーンを通るように反射
し、かつ上記第2の一次放射器から放射された電波を透
過する電波選択鏡面である第1の反射鏡と、上記第1の
反射鏡の背面に設置され、上記第1の一次放射器から放
射された電波を透過し、上記第2の一次放射器から放射
された電波をクワイエットゾーンを通るように反射させ
る第2の反射鏡によって構成してある。
【0016】また、第8の発明による測定装置は、特定
の周波数の直線偏波を放射する単一の第1の一次放射器
と、特定の周波数の直線偏波と直交する偏波を放射する
単一の第2の一次放射器と、上記第1の一次放射器から
放射された電波をクワイエットゾーンを通るように反射
し、かつ上記第2の一次放射器から放射された電波を透
過するような電波選択鏡面である第1の反射鏡と、上記
第1の反射鏡の背面に設置され、上記第2の一次放射器
から放射された電波をクワイエットゾーンを通るように
反射させるような電波選択鏡面である第2の反射鏡によ
って構成してある。
【0017】また、第9の発明による測定装置は、特定
の周波数の直線偏波、あるいは特定の周波数の円偏波を
放射する単一の第1の一次放射器と、特定の周波数の直
線偏波を受信するとそれとは別の周波数の直線偏波を放
射し、かつ特定の周波数の円偏波を受信するとそれとは
別の周波数の逆旋円偏波を放射する単一の第2の一次放
射器と、上記第1の一次放射器から放射された電波をク
ワイエットゾーンを通るように反射し、かつ上記第2の
一次放射器から放射された電波を透過するような電波選
択鏡面である第1の反射鏡と、上記第1の反射鏡の背面
に設置され、上記第2の一次放射器から放射された電波
をクワイエットゾーンを通るように反射させるような電
波選択鏡面である第2の反射鏡によって構成してある。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1は、この発明の実施の形態1を示す構成図であり、
図において、3は被測定物、5は単一の一次放射器であ
り、この一次放射器5から放射される電波は特定の周波
数の直線偏波である。6a,6bは第1および第2の反
射鏡であって、6aは一次放射器5から放射された電波
を反射する第1の反射鏡、6bは第1の反射鏡6aと所
定の間隔を置いて併置され、上記第1の反射鏡6aの鏡
面で反射した電波をクワイエットゾーン8を通るように
反射する第2の反射鏡である。なお、電波の放射ならび
に反射経路は実線矢印で示す。8はクワイエットゾーン
であって、第2の反射鏡6bの鏡面で反射した電波が近
似的に一様に平面波になっている領域であり、このクワ
イエットゾーン8に被測定物3を設置して、反射鏡6
a,6bそれぞれによる鏡面誤差を測定する。9は調整
機構であって、第1の反射鏡6a及び第2の反射鏡6b
の背面の任意の箇所に複数個取付けられていて、鏡面の
傾斜角を手動により調整できるようになっている。すな
わち図に示すように、反射鏡6a,6bそれぞれに生じ
た鏡面誤差を測定し、第1の反射鏡6a及び第2の反射
鏡6bによる鏡面誤差に相当する変形量を調整機構9を
用いて調整する。
【0019】実施の形態2 図2は、この発明の実施の形態2を示す構成図であり、
図において、3は被測定物、5は一次放射器、6aは第
1の反射鏡であり、この反射鏡6aは複数個の反射鏡6
a-1,6a-2,6a-3,6a-4の集合体によって構成さ
れ、上記一次放射器5から放射された電波7を反射す
る。6bは第2の反射鏡であり、第1の反射鏡6aと同
様に複数個の反射鏡6b-1,6b-2,6b-3,6b-4,
6b-5の集合体であって、かつ第1の反射鏡6aと所定
の間隔を置いて併置されている。一次放射器5から放射
された電波は、第1の反射鏡6aの鏡面で反射され、さ
らに第2の反射鏡6bでクワイエットゾーン8を通るよ
うに反射される。9は実施の形態1で示したものと同様
の調整機構であって、第1の反射鏡6a及び第2の反射
鏡6bを構成する複数の反射鏡6a-1,6a-2,6a-
3,6a-4,6b-1,6b-2,6b-3,6b-4,6b-5
それぞれの背面に取付けられていて、鏡面の傾斜角を手
動により調整することができる。すなわち図に示すよう
に、クワイエットゾーン8に被測定物3を設置して反射
鏡6a,6bそれぞれに生じた鏡面誤差を測定し、第1
の反射鏡6a及び第2の反射鏡6bを構成する複数の反
射鏡6a-1,6a-2,6a-3,6a-4,6b-1,6b-
2,6b-3,6b-4,6b-5それぞれに生じる鏡面誤差
に相当する変形量を調整機構9によって調整する。
【0020】実施の形態3 図3は、この発明の実施の形態3を示す構成図であり、
図において、3は被測定物、5は一次放射器、6a-1,
6a-2,6a-3,6a-4、および、6b-1,6b-2,6
b-3,6b-4,6b-5は反射鏡6a,6bそれぞれを構
成する複数の反射鏡、7は一次放射器電波5から放射さ
れる電波の放射ならびに反射経路であり、8はクワイエ
ットゾーンである。10はアクチュエータであって、第
1の反射鏡6aおよび第2の反射鏡6bそれぞれを構成
する複数の反射鏡6a-1,6a-2,6a-3,6a-4、お
よび、6b-1,6b-2,6b-3,6b-4,6b-5の背面
に取付けられていて、鏡面の傾斜角を電動あるいは油圧
等の手段によって調整するようになっている。11はア
クチュエータ駆動装置であって、複数のアクチュエータ
10を個別に制御するようになっている。すなわち、図
に示すように、クワイエットゾーン8に被測定物3を設
置し、反射鏡6a,6bそれぞれによる鏡面誤差を測定
し、複数の反射鏡6a-1,6a-2,6a-3,6a-4、お
よび、6b-1,6b-2,6b-3,6b-4,6b-5それぞ
れに生じる鏡面誤差に相当する変形量をアクチュエータ
駆動装置11に与え、アクチュエータ10によって複数
の反射鏡6a-1,6a-2,6a-3,6a-4、および、6
b-1,6b-2,6b-3,6b-4,6b-5を個別に調整す
る。
【0021】実施の形態4 図4は、この発明の実施の形態4を示す構成図であり、
図において、3は被測定物、5は一次放射器、6a-1,
6a-2,6a-3,6a-4、および、6b-1,6b-2,6
b-3,6b-4,6b-5は反射鏡6a,6bそれぞれを構
成する複数の反射鏡、7は一次放射器電波5から放射さ
れる電波の放射ならびに反射経路、8はクワイエットゾ
ーン、10はアクチュエータ、11はアクチュエータ駆
動装置である。12は演算装置であって、複数のアクチ
ュエータ10のそれぞれの駆動量を算出して、それをア
クチュエータ駆動装置11に与える。図に示すように、
クワイエットゾーン8に被測定物3を設置し、反射鏡6
aおよび6bそれぞれに生じた鏡面誤差を測定し、第1
の反射鏡6aおよび第2の反射鏡6bの鏡面誤差が最少
となるように反射鏡6a-1,6a-2,6a-3,6a-4、
および、6b-1,6b-2,6b-3,6b-4,6b-5それ
ぞれの調整量を演算装置12で算出し、それをアクチュ
エータ駆動装置11に与え、アクチュエータ10を用い
て反射鏡6a-1,6a-2,6a-3,6a-4、および、6
b-1,6b-2,6b-3,6b-4,6b-5をそれぞれ調整
する。
【0022】実施の形態5 図5は、この発明の実施の形態5を示す構成図であり、
図において、3は被測定物、5a,5bは第1および第
2の一次放射器であり、第1の一次放射器5aから反射
鏡6aに向かって放射される電波は特定の周波数の直線
偏波とし、第2の一次放射器5bはこの電波7をクワイ
エットゾーン8の内部で受信する。6a-1,6a-2,6
a-3,6a-4、および、6b-1,6b-2,6b-3,6b
-4,6b-5は第1および第2の反射鏡6a,6bそれぞ
れを構成する複数の反射鏡、7は第1の一次放射器5a
から放射される電波の放射ならびに反射経路、8はクワ
イエットゾーン、10はアクチュエータ、11はアクチ
ュエータ駆動装置、12は演算装置である。13は平面
走査装置であって、第2の反射鏡6bの前方に配置さ
れ、第2の反射鏡6bで反射された電波と直交する方向
に第2の一次放射器5bを移動するように構成されてい
る。14は受信器であって、第2の一次放射器5bが受
信したデータを受取り、演算装置12に伝送する。図に
示すように、クワイエットゾーン8に被測定物3を配置
し、反射鏡6a,6bそれぞれに生じた鏡面誤差を測定
し、第1の反射鏡6aおよび第2の反射鏡6bの鏡面誤
差が最少となるように複数の反射鏡6a-1,6a-2,6
a-3,6a-4、および、6b-1,6b-2,6b-3,6b
-4,6b-5それぞれの調整量を演算装置12で算出し、
それをアクチュエータ駆動装置11に与える。さらに、
平面走査装置13によって第2の一次放射器5bを第2
の反射鏡6bで反射された電波を受信できる位置に移動
し、第2の反射鏡6bの開口上の振幅及び位相値を測定
し、遠方界による測定結果を近傍界による測定結果と等
価になるように変換することにより、第2の反射鏡6b
の開口分布を求める。この開口分布から第2の反射鏡6
bの鏡面上の鏡面誤差を算出し、それをアクチュエータ
駆動装置11に与え、アクチュエータ10で第2の反射
鏡6bを構成する複数の反射鏡6b-1,6b-2,6b-
3,6b-4,6b-5それぞれを調整する。
【0023】実施の形態6 図6は、この発明の実施の形態6を示す構成図で、図に
おいて、3は被測定物、5a,5bは第1および第2の
一次放射器、6a-1,6a-2,6a-3,6a-4、およ
び、6b-1,6b-2,6b-3,6b-4,6b-5は第1お
よび第2の反射鏡6a,6bそれぞれを構成する複数の
反射鏡、7は特定の周波数の直線偏波による放射ならび
に反射経路であり、第1の一次放射器5aは第1の反射
鏡6aに向かってこの電波を放射し、第2の一次放射器
5bは第2の反射鏡6bから反射された電波を受信す
る。8はクワイエットゾーン、10はアクチュエータ、
11はアクチュエータ駆動装置、12は演算装置、13
は平行走査装置、14は受信器、15は移動装置であ
り、平行走査装置13を第2の反射鏡6bで反射された
電波に平行な方向に移動させるように構成されている。
すなわち、上記移動装置15によって、第2の一次放射
器5bはクワイエットゾーン8の内部および外部どちら
でも電波を受信できる位置に移動することができる。図
に示すように、クワイエットゾーン8に被測定物3を設
置し、反射鏡6a,6bそれぞれに生じた鏡面誤差を測
定し、第1の反射鏡6a及び第2の反射鏡6bの鏡面誤
差が最少となるように複数の反射鏡6a-1,6a-2,6
a-3,6a-4、および、6b-1,6b-2,6b-3,6b
-4,6b-5それぞれの調整量を演算装置12で算出し、
それをアクチュエータ駆動装置11に与える。さらに、
移動装置15によって第2の一次放射器5bをクワイエ
ットゾーン8の内部の第2の反射鏡6bで反射された電
波を受信できる位置に移動し、第2の反射鏡6bの開口
上の振幅及び位相値を測定し、遠方界−近傍界変換処理
により第2の反射鏡6bの開口分布を求める。この開口
分布から第2の反射鏡6bの鏡面上の鏡面誤差を算出
し、それをアクチュエータ駆動装置11に与え、アクチ
ュエータ10で第2の反射鏡6bを構成する複数の反射
鏡6b-1,6b-2,6b-3,6b-4,6b-5を調整す
る。また、移動装置15によって第2の一次放射器5b
をクワイエットゾーン8の外部に移動した場合には、コ
ンパクトレンジによる測定だけでなく、近傍界測定も可
能である。
【0024】実施の形態7 図7は、この発明の実施の形態7を示す構成図であり、
図において、3は被測定物、5a,5bは第1および第
2の一次放射器、6a,6bは第1および第2の反射
鏡、7a,7bはそれぞれ電波の放射ならびに反射経路
で、7aは第1の一次放射器5aから第1の反射鏡6a
に向かって放射された特定の周波数の直線偏波の経路
で、7bは第2の一次放射器5bから第2の反射鏡6b
に向かって放射された特定の周波数の直線偏波と直交す
る偏波の経路である。第1の反射鏡6aは電波選択鏡面
であって、第1の一次放射器5aから放射された電波を
反射し、第2の一次放射器5bから放射された電波を透
過する。第2の反射鏡6bは第1の反射鏡6aの背面に
設置され、第2の一次放射器5bから放射された電波を
反射する。さらに、第1の反射鏡6aで反射された電波
および第2の反射鏡6bで反射された電波がクワイエッ
トゾーン8を通るようにするために、第1の一次放射器
5a、第2の一次放射器5b、第1の反射鏡6aおよび
第2の反射鏡6bをずらして調整する。8はクワイエッ
トゾーンであって、電波が近似的に一様に平面波になっ
ている領域である。このクワイエットゾーン8に被測定
物3を配置して、反射鏡6a,6bそれぞれに生じた鏡
面誤差を測定するが、この場合、クワイエットゾーン8
に配置できる被測定物3の偏波特性に対応して、上記し
た2つの電波を使い分けることが可能である。
【0025】ところで、第1の反射鏡6aの電波選択鏡
面で反射されるべき電波のうちごく少量の電波が反射さ
れずに透過し、第2の反射鏡6bで反射して微小な交差
偏波の原因となっていたのであるが、第2の反射鏡6b
も電波選択鏡面とすることによって、上記したような微
小な交差偏波の原因となる少量の電波が第2の反射鏡6
bを透過することによって除去され、測定の精度を向上
させることができる。
【0026】さらに、第1の反射鏡6a、および第2の
反射鏡6bの電波選択鏡面それぞれの周波数特性を、例
えば、特定の周波数の直線偏波とその電波とは別の周波
数の直線偏波と直交する偏波にしたり、特定の周波数の
円偏波とその電波とは別の周波数の逆旋円偏波にするこ
とができる。これによって、2つの電波の周波数特性に
対応した被測定物を同時に測定することができる。
【0027】
【発明の効果】第1および第2の発明によれば、反射鏡
に生じた鏡面誤差を、反射鏡に取付けられている手動の
調整機構によって反射鏡の鏡面誤差を最少にし、より正
確に測定できる効果がある。
【0028】また、第3および第4の発明によれば、反
射鏡に生じた鏡面誤差を、反射鏡に取付けられているア
クチュエータによって反射鏡の鏡面誤差を最少にするこ
とができるとともに、演算装置によって反射鏡の補正量
として算出することによって、より正確に、かつより短
時間で測定できる効果がある。
【0029】また、第5および第6の発明によれば、電
波を受信する側の一次放射器を移動できるようにしたた
め、クワイエットゾーンの内部で電波を受信する場合に
は、クワイエットゾーン内の開口分布の自動測定による
鏡面調整ができるとともに、クワイエットゾーンの外部
で電波を受信する場合には、コンパクトレンジによる測
定以外に近傍界測定もできる効果がある。
【0030】また、第7、8の発明によれば、所定の間
隔を置いて前後に設置した2つの反射鏡のうち前方の反
射鏡を電波選択鏡面にすることにより、2つの異なる偏
波特性をもつ被測定物を同時に測定できるとともに、両
方の反射を電波選択鏡面にすることにより、微小な交差
偏波を除去できるため、より正確な測定ができる効果が
ある。
【0031】また、第9の発明によれば、所定の間隔を
置いて前後に設置した2つの反射鏡を電波選択鏡面を調
整することにより、2つの異なる周波数特性をもつ被測
定物を同時に測定できるため、測定時間の短縮化が図れ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を説明するための図
である。
【図2】 この発明の実施の形態2を説明するための図
である。
【図3】 この発明の実施の形態3を説明するための図
である。
【図4】 この発明の実施の形態4を説明するための図
である。
【図5】 この発明の実施の形態5を説明するための図
である。
【図6】 この発明の実施の形態6を説明するための図
である。
【図7】 この発明の実施の形態7を説明するための図
である。
【図8】 この発明の従来の技術を説明するための図で
ある。
【図9】 この発明の従来の技術を説明するための図で
ある。
【図10】 この発明の従来の技術を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 鉄塔 3 電波 4 被測定物 5 一次放射器 6 反射鏡 7 電波の進行経路 8 クワイエットゾーン 9 調整機構 10 アクチュエータ 11 アクチュエータ駆動装置 12 演算装置 13 平行走査装置 14 受信器 15 移動装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の周波数の直線偏波を放射する単一
    の一次放射器と、上記一次放射器から放射された電波を
    反射する第1の反射鏡と、上記第1の反射鏡と所定の間
    隔を置いて併置され、上記第1の反射鏡で反射された電
    波をクワイエットゾーンを通るように反射させる第2の
    反射鏡と、上記第1および第2の反射鏡の背面に取付け
    られ、上記第1および第2の反射鏡の傾斜角を手動で調
    整するような調整装置とを備え、上記クワイエットゾー
    ンにおいて被測定物を測定できるようにしたことを特徴
    とする測定装置。
  2. 【請求項2】 特定の周波数の直線偏波を放射する単一
    の一次放射器と、複数個の反射鏡の集合体で構成され、
    上記一次放射器から放射された電波を反射する第1の反
    射鏡と、複数個の反射鏡の集合体で構成され、上記第1
    の反射鏡と所定の間隔を置いて併置され、上記第1の反
    射鏡で反射された電波をクワイエットゾーンを通るよう
    に反射させる第2の反射鏡と、上記第1および第2の反
    射鏡それぞれを構成する複数個の反射鏡の背面に取付け
    られ、上記複数個の反射鏡の傾斜角をそれぞれ手動で調
    整するような調整装置とを備え、上記クワイエットゾー
    ンにおいて被測定物を測定できるようにしたことを特徴
    とする測定装置。
  3. 【請求項3】 特定の周波数の直線偏波を放射する単一
    の一次放射器と、複数個の反射鏡の集合体で構成され、
    上記一次放射器から放射された電波を反射する第1の反
    射鏡と、複数個の反射鏡の集合体で構成され、上記第1
    の反射鏡と所定の間隔を置いて併置され、上記第1の反
    射鏡で反射された電波をクワイエットゾーンを通るよう
    に反射させる第2の反射鏡と、上記第1および第2の反
    射鏡それぞれを構成する複数個の反射鏡の背面に取付け
    られ、上記複数個の反射鏡の傾斜角を個別に調整できる
    複数のアクチュエータと、上記複数のアクチュエータを
    個別に駆動させるアクチュエータ駆動装置とを備え、上
    記クワイエットゾーンにおいて被測定物を測定できるよ
    うにしたことを特徴とする測定装置。
  4. 【請求項4】 特定の周波数の直線偏波を放射する単一
    の一次放射器と、複数個の反射鏡の集合体で構成され、
    上記一次放射器から放射された電波を反射する第1の反
    射鏡と、複数個の反射鏡の集合体で構成され、上記第1
    の反射鏡と所定の間隔を置いて併置され、上記第1の反
    射鏡で反射された電波をクワイエットゾーンを通るよう
    に反射させる第2の反射鏡と、上記第1および第2の反
    射鏡それぞれを構成する複数個の反射鏡の背面に取付け
    られ、上記複数個の反射鏡の傾斜角を個別に調整できる
    複数のアクチュエータと、上記複数のアクチュエータを
    個別に駆動させるアクチュエータ駆動装置と、上記複数
    のアクチュエータそれぞれの駆動量を算出してアクチュ
    エータ駆動装置に与える演算装置とを備え、上記クワイ
    エットゾーンにおいて被測定物を測定できるようにした
    ことを特徴とする測定装置。
  5. 【請求項5】 特定の周波数の直線偏波を放射する単一
    の第1の一次放射器と、複数個の反射鏡の集合体で構成
    され、上記一次放射器から放射された電波を反射する第
    1の反射鏡と、複数個の反射鏡の集合体で構成され、上
    記第1の反射鏡と所定の間隔を置いて併置され、上記第
    1の反射鏡で反射された電波をクワイエットゾーンを通
    るように反射させる第2の反射鏡と、上記第1および第
    2の反射鏡それぞれを構成する複数個の反射鏡の背面に
    取付けられ、上記複数個の反射鏡の傾斜角を個別に調整
    できる複数のアクチュエータと、上記複数のアクチュエ
    ータを個別に駆動させるアクチュエータ駆動装置と、上
    記複数のアクチュエータそれぞれの駆動量を算出してア
    クチュエータ駆動装置に与える演算装置と、上記第2の
    反射鏡で反射した電波をクワイエットゾーン内で受信す
    る単一の第2の一次放射器と、上記第2の一次放射器で
    受信したデータを上記演算装置に伝送する受信器と、上
    記第2の一次放射器の前方に設置され、上記第2の一次
    放射器を上記第2の反射鏡で反射された電波に直交する
    方向に移動させる平面走査装置とを備え、上記クワイエ
    ットゾーンにおいて被測定物を測定できるようにしたこ
    とを特徴とする測定装置。
  6. 【請求項6】 特定の周波数の直線偏波を放射する単一
    の第1の一次放射器と、複数個の反射鏡の集合体で構成
    され、上記一次放射器から放射された電波を反射する第
    1の反射鏡と、複数個の反射鏡の集合体で構成され、上
    記第1の反射鏡と所定の間隔を置いて併置され、上記第
    1の反射鏡で反射された電波をクワイエットゾーンを通
    るように反射させる第2の反射鏡と、上記第1および第
    2の反射鏡それぞれを構成する複数個の反射鏡の背面に
    取付けられ、上記複数個の反射鏡の傾斜角を個別に調整
    できる複数のアクチュエータと、上記複数のアクチュエ
    ータを個別に駆動させるアクチュエータ駆動装置と、上
    記複数のアクチュエータそれぞれの駆動量を算出してア
    クチュエータ駆動装置に与える演算装置と、クワイエッ
    トゾーン内で上記第2の反射鏡で反射された電波を受信
    する単一の第2の一次放射器と、上記第2の一次放射器
    で受信したデータを上記演算装置に伝送する受信器と、
    上記第2の一次放射器の前方に設置され、上記第2の一
    次放射器を上記第2の反射鏡で反射された電波に直交す
    る方向に移動させる平面走査装置と、上記平面走査装置
    を上記第2の反射鏡で反射された電波を平行な方向に移
    動させる移動装置とを備え、上記クワイエットゾーンに
    おいて被測定物を測定できるようにしたことを特徴とす
    る測定装置。
  7. 【請求項7】 特定の周波数の直線偏波を放射する単一
    の第1の一次放射器と、特定の周波数の直線偏波と直交
    する偏波を放射する単一の第2の一次放射器と、上記第
    1の一次放射器から放射された電波をクワイエットゾー
    ンを通るように反射し、かつ上記第2の一次放射器から
    放射された電波を透過する電波選択鏡面である第1の反
    射鏡と、上記第1の反射鏡の背面に設置され、上記第1
    の一次放射器から放射された電波を透過し、上記第2の
    一次放射器から放射された電波をクワイエットゾーンを
    通るように反射させる第2の反射鏡とを備え、上記クワ
    イエットゾーンにおいて被測定物を測定できるようにし
    たことを特徴とする測定装置。
  8. 【請求項8】 特定の周波数の直線偏波を放射する単一
    の第1の一次放射器と、特定の周波数の直線偏波と直交
    する偏波を放射する単一の第2の一次放射器と、上記第
    1の一次放射器から放射された電波をクワイエットゾー
    ンを通るように反射し、かつ上記第2の一次放射器から
    放射された電波を透過するような電波選択鏡面である第
    1の反射鏡と、上記第1の反射鏡の背面に設置され、上
    記第2の一次放射器から放射された電波をクワイエット
    ゾーンを通るように反射させるような電波選択鏡面であ
    る第2の反射鏡とを備え、上記クワイエットゾーンにお
    いて被測定物を測定できるようにしたことを特徴とする
    測定装置。
  9. 【請求項9】 特定の周波数の直線偏波、あるいは特定
    の周波数の円偏波を放射する単一の第1の一次放射器
    と、特定の周波数の直線偏波を受信するとそれとは別の
    周波数の直線偏波を放射し、かつ特定の周波数の円偏波
    を受信するとそれとは別の周波数の逆旋円偏波を放射す
    る単一の第2の一次放射器と、上記第1の一次放射器か
    ら放射された電波をクワイエットゾーンを通るように反
    射し、かつ上記第2の一次放射器から放射された電波を
    透過するような電波選択鏡面である第1の反射鏡と、上
    記第1の反射鏡の背面に設置され、上記第2の一次放射
    器から放射された電波をクワイエットゾーンを通るよう
    に反射させるような電波選択鏡面である第2の反射鏡と
    を備え、上記クワイエットゾーンにおいて被測定物を測
    定できるようにしたことを特徴とする測定装置。
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