JPH11304105A - ボイラ監視装置 - Google Patents

ボイラ監視装置

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JPH11304105A
JPH11304105A JP12815198A JP12815198A JPH11304105A JP H11304105 A JPH11304105 A JP H11304105A JP 12815198 A JP12815198 A JP 12815198A JP 12815198 A JP12815198 A JP 12815198A JP H11304105 A JPH11304105 A JP H11304105A
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JP12815198A
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Toru Shirakawa
徹 白川
Yasushi Tabuchi
靖 田渕
Tatsuya Inui
達也 犬井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボイラの異常を正確に検知することができる
ようにする。 【解決手段】 ボイラ2に運転を自動制御するコントロ
ーラ5とボイラの運転状態を検出するための各種センサ
ー3・4を備え、ボイラ各部の状態の情報をコントロー
ラ5へ集めてコントローラ5によりボイラの運転を制御
している自動制御ボイラを複数台設置し、複数台のボイ
ラにおける各コントローラと通信線7にて接続したボイ
ラ監視装置1を設け、ボイラ監視装置1には異常判断プ
ログラムとボイラ運転状態のデータベースを設けてお
き、各コントローラは集めたボイラ各部の状態の情報を
ボイラ監視装置1へ送り、ボイラ監視装置1は各コント
ローラから送られてきたボイラの運転状態の情報とデー
タベースの情報との比較により、各ボイラにおける異常
発生の有無を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集中的に異常を判断する
ボイラ監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボイラに運転を自動制御するコントロー
ラとボイラの運転状態を検出するセンサーを設けてお
き、ボイラの運転を自動制御することが行われている。
自動運転を行っているボイラでは、センサーにて捉えら
れたボイラ各部の状態の情報をコントローラへ送り、コ
ントローラは設定されている条件に応じてボイラの運転
状態を定め、定めた運転状態の制御信号をコントローラ
よりボイラ各部の補機類へ送ることでボイラの運転を制
御する。コントローラには異常と判断するための条件を
定めておき、コントローラに送られるボイラ各部の状態
の情報が異常の条件に該当する場合には異常が発生した
との出力を行って点検を促し、必要であればボイラの運
転を停止する。
【0003】ボイラのコントローラにはマイコンが使わ
れているが、能力はパソコン等に比べて低いものであ
り、本来ボイラの運転制御を行うものであるため、異常
判断の機能に割り当てることのできる能力には制限があ
った。そのためコントローラでは高度な判断を行うこと
はできず、コントローラは単純な条件判断によって異常
の出力を行うのみであるため、正確な原因を特定できず
に実際の原因とは異なる箇所を異常と判断することがあ
った。また、コントローラは制御しているボイラとコン
トローラの1対1で異常を検出するものであるため、他
のボイラと比較することは行えなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ボイラの異常を正確に検知することができ
るようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】ボイラに運転を自動制御
するコントローラとボイラの運転状態を検出するための
各種センサーを備え、ボイラ各部の状態の情報をコント
ローラへ集めてコントローラによりボイラの運転状態を
定め、コントローラから出力される制御信号によってボ
イラの運転を制御している自動制御ボイラを複数台設置
し、複数台のボイラにおける各コントローラと通信線に
て接続したボイラ監視装置を設け、ボイラ監視装置には
異常判断プログラムとボイラ運転状態のデータベースを
設けておき、各コントローラは集めたボイラ各部の状態
の情報をボイラ監視装置へ送り、ボイラ監視装置は各コ
ントローラから送られてきたボイラの運転状態の情報と
データベースの情報との比較により、各ボイラにおける
異常発生の有無を判断する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面を用いて
説明する。図1は一実施例におけるボイラとボイラ監視
装置の構成図、図2と図3はボイラとボイラ監視装置の
接続例を示した説明図である。まず図1に基づいて説明
する。ボイラ2には、火炎検出器3、水位検出器4など
ボイラの状態を検出するセンサー類や、送風機6、給水
ポンプ8などボイラを運転するための補機類、センサー
類と補機類に接続されておりボイラの運転を制御するコ
ントローラ5が設けられている。コントローラ5には通
信線7が接続されており、通信線7の他端にはボイラ監
視装置1を設けておく。通信線7はケーブルによってコ
ントローラ5とボイラ監視装置1を直接接続するもので
あっても、通信装置と公衆回線網を通じて接続するもの
であってもよい。ボイラ監視装置1はコントローラ5よ
りも能力の高いパソコンやワークステーションが使用さ
れ、ボイラ監視装置1には異常判断のためのプログラム
と、異常を判断するための情報を記憶させているボイラ
運転状態のデータベースを設けておき、ボイラ監視装置
1側で異常の有無を判断し、異常発生時には異常内容等
を出力できるようにしておく。
【0007】ボイラ2の運転はコントローラ5によって
自動的に運転が行われる。各センサーで検出された情報
はコントローラ5へ送られ、コントローラ5は各センサ
ーから受けた情報と設定されているシーケンスに従って
必要な補機の作動や停止を行い、ボイラの運転を制御す
る。
【0008】コントローラ5へ送られたボイラの運転状
態に関する情報は通信線7を通じてボイラ監視装置1へ
も送っており、ボイラ監視装置1ではコントローラ5か
ら受け取った情報と、ボイラ運転状態のデータベースに
記憶しておいた情報を比較し、異常の有無を判断する。
ボイラ監視装置1はコントローラ5よりも能力が高いも
のを使用し、データベースのデータ量もコントローラ5
に設けていた場合に比べて大幅に増やすことができるた
め、従来のコントローラ5によって異常を判断していた
場合に比べてより正確で詳細な判断を行うことができ、
豊富なデータと比較することで異常を発生する前に異常
を予知することも可能となる。異常の判断をボイラ監視
装置1にて行うこととしたため、コントローラ5はボイ
ラの運転制御に集中させることができ、運転をより最適
なものとするために制御を複雑にすることもできる。
【0009】ボイラ監視装置1は通常の場合、複数台の
ボイラと接続し、各ボイラの異常を集中的に監視する。
ボイラの設置状態は、図2に記載のように一つの工場等
にまとめて複数台設置しておき、該ボイラのユーザで1
台のボイラ監視装置1を設置するパターンや、図3に記
載のように複数のユーザに分散して設けられているボイ
ラを通信装置と公衆回線網を通じて拠点に設けたボイラ
監視装置1に接続するパターンがある。
【0010】ボイラ監視装置1は複数台のボイラからそ
れぞれの運転状態に関する情報を取り込んでおり、取り
込んだ情報とデータベースの情報を比較することで異常
の判断を行うものであるが、監視しているボイラの個々
の運転状態の情報も比較し、全体的な傾向からも異常の
判断を行う。全体の傾向より異常を判断する例を説明す
る。火炎検出器3は火炎の光の強さを電気信号に変換し
ているものであり、光の有無によって火炎の有無を判断
するためのものである。火炎検出器3は劣化や煤の付着
が発生すると光を検出できなくなるため、検出された光
の強さの値が光は検出しているが光の強さは一定以下と
いう所定のレベルになると通常は火炎検出器の異常が出
力される。ところが、その時に燃焼していた同じ工場に
おける他のボイラにおいても同時に同じ現象が発生した
場合、ボイラ監視装置1は異常の内容が火炎検出器にあ
るのではなく、その工場へ供給されていたガス圧の変動
等によって火炎が衰えたものであり火炎自体の原因によ
るものである等の判断を行うことができる。
【0011】その他にも全体的な傾向より異常の判断を
行うことで、特定の機種や時期に特有の現象など個別に
監視していた場合には判別できない異常も判別すること
ができる。
【0012】ボイラ監視装置1は運転状態の情報の取り
込みは連続的に行うものであっても定期的に行うもので
あっても良いが、定期的に取り込むように設定しておい
た場合、検出された異常が故障の兆候など経過を観察す
る必要のあるものであった時には、ボイラ運転状態の情
報を取り込む周期を短くすることでより詳細な情報を得
て、異常検出が一時的なものであるのか、異常の度合い
が進行しているか等を調べ、正確かつ詳細に異常の発生
を判断する。
【0013】
【発明の効果】本発明を実施することで、ボイラの異常
原因を正確に判断することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるボイラとボイラ監視
装置の構成図
【図2】本発明におけるボイラとボイラ監視装置の接続
例を示した説明図
【図3】本発明におけるボイラとボイラ監視装置の他の
接続例を示した説明図
【符号の説明】
1 ボイラ監視装置 2 ボイラ 3 火炎検出器 4 水位検出器 5 コントローラ 6 送風機 7 通信線 8 給水ポンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラに運転を自動制御するコントロー
    ラとボイラの運転状態を検出するための各種センサーを
    備え、ボイラ各部の状態の情報をコントローラへ集めて
    コントローラによりボイラの運転状態を定め、コントロ
    ーラから出力される制御信号によってボイラの運転を制
    御している自動制御ボイラを複数台設置し、複数台のボ
    イラにおける各コントローラと通信線にて接続したボイ
    ラ監視装置を設け、ボイラ監視装置には異常判断プログ
    ラムとボイラ運転状態のデータベースを設けておき、各
    コントローラは集めたボイラ各部の状態の情報をボイラ
    監視装置へ送り、ボイラ監視装置は各コントローラから
    送られてきたボイラの運転状態の情報とデータベースの
    情報との比較により、各ボイラにおける異常発生の有無
    を判断することを特徴とする集中的に異常を判断するボ
    イラ監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の集中的に異常を判断す
    るボイラ監視装置において、ボイラ監視装置は監視して
    いるボイラの個々の運転状態の情報を比較し、ボイラの
    全体的な傾向から個々のボイラの異常発生の有無を判断
    することを特徴とする集中的に異常を判断するボイラ監
    視装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の集中的に異常を判断す
    るボイラ監視装置において、ボイラ監視装置はボイラか
    ら遠く離れた拠点に設け、監視するボイラもそれぞれの
    ユーザに分散して設けたものであり、各ボイラとボイラ
    監視装置は公衆回線網を介して接続したものであること
    を特徴とする集中的に異常を判断するボイラ監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の集中的に異常を判断す
    るボイラ監視装置において、異常の種類が経過を観察す
    る必要のある故障の兆候であった場合、ボイラ監視装置
    は該ボイラの情報を取り込む周期を短くし、収集したよ
    り詳細なボイラの運転状態の情報とデータベースの情報
    を比較することによって正確かつ詳細に異常の発生を判
    断することを特徴とする集中的に異常を判断するボイラ
    監視装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007298236A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Samson Co Ltd 遠隔操作を行うボイラ

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JP2007298236A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Samson Co Ltd 遠隔操作を行うボイラ

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