JPH11302379A - 高分子分散剤 - Google Patents

高分子分散剤

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JPH11302379A
JPH11302379A JP10106047A JP10604798A JPH11302379A JP H11302379 A JPH11302379 A JP H11302379A JP 10106047 A JP10106047 A JP 10106047A JP 10604798 A JP10604798 A JP 10604798A JP H11302379 A JPH11302379 A JP H11302379A
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JP
Japan
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group
acid
alkyl group
sulfonic acid
molecular weight
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JP10106047A
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English (en)
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Masayuki Tomita
雅之 冨田
Takeshi Nakato
毅 中藤
Masako Yoshitake
政子 吉竹
Michiko Oda
享子 織田
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散能に優れると共に生分解性を有する、或
いは生体安全性の高い高分子分散剤の提供。 【解決手段】 分子中にアルキル基、スルホン酸基、水
酸基及び/又はアミノ基を有する変性ポリアスパラギン
酸及び/又はその塩を含有することを特徴とする高分子
分散剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高分子分散剤に関
する。詳しくは、分子中にアルキル基、スルホン酸基、
水酸基及び/又はアミノ基を有する高分子分散剤に関す
る。本発明の高分子分散剤は、分散能に優れ、且つ生分
解性或いは生体安全性を有し、洗剤、顔料、化粧品、医
薬品、食品等幅広く利用することができる。
【0002】
【従来の技術】高分子分散剤としては従来、ポリアクリ
ル酸、ポリエチレンオキサイド等が知られている。しか
しながら、これらの合成分散剤については、生分解性或
いは高い生体安全性を殆んど有していないため、使用後
にそのまま廃棄されると自然環境中に残留し、環境に負
荷を与えたり、人体に使用した場合には生体安全性を損
う惧れがある等の問題があった。一方、WO92/15
535号公報、同94/19409号公報には、生分解
性分散剤として分子量が1000〜5000のポリアス
パラギン酸の利用が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ポ
リアスパラギン酸の性能は、従来から使用されている分
散剤と比較して必ずしも十分なものとは言い難かった。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、分散能に優
れると共に生分解性を有する或いは生体安全性の高い高
分子分散剤を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる事
情に鑑み鋭意検討した結果、ポリアスパラギン酸及び/
又はその塩にアルキル基、スルホン酸基、水酸基及び/
又はアミノ基を導入することにより、高い生分解性を維
持したまま、分散液を大幅に向上させることができるこ
とを見い出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発
明の要旨は、分子中にアルキル基、スルホン酸基、水酸
基及び/又はアミノ基を有する変性ポリアスパラギン酸
及び/又はその塩を含有することを特徴とする分散剤、
にある。以下、本発明を詳細に説明する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の高分子分散剤は、その分
子中にアルキル基、スルホン酸基、水酸基及び/又はア
ミノ基を有する、即ち、その分子にアルキル基、スルホ
ン酸基、水酸基及び/又はアミノ基が結合したところ
の、変性ポリアスパラギン酸又はその塩である。この場
合、アルキル基については、特に限定はされないが、そ
の炭素数は4以上のものが好ましく、6以上のものがよ
り好ましい。また、アミノ基についても特に限定はされ
ないが、第二級又は第三級のものが好ましい。
【0006】また、塩としては、アルカリ金属塩、アン
モニウム塩等が挙げられるが、アルカリ金属塩が好まし
く、その中、ナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。こ
の変性ポリアスパラギン酸及び/又はその塩の製造方法
については、特に限定はされないが、好ましい製法とし
て例えば次の方法を挙げることができる。
【0007】(1)アスパラギン酸等からポリスクシン
イミドを製造し、該ポリスクシンイミドを、イミド環と
反応性のあるアルキル基、スルホン酸基、水酸基及び/
又はアミノ基を有する化合物により変性後、加水分解を
行う。 (2)アスパラギン酸等をアルキル基、スルホン酸基、
水酸基及び/又はアミノ基を有する化合物の混合物と重
縮合反応させることにより、アルキル基、スルホン酸
基、水酸基及び/又はアミノ基を有するポリスクシンイ
ミドを製造し、該変性ポリスクシンイミドを加水分解す
る。 (3)通常の方法により、ポリアスパラギン酸を製造
後、カルボキシル基と反応性のある官能基を有するアル
キル基、スルホン酸基、水酸基及び/又はアミノ基を含
有する化合物により変性する。この中で(1)と(2)
がより好ましい。
【0008】合成法(1) (ポリスクシンイミド)上記ポリスクシンイミドとして
は特に限定されず、公知の種々のモノマーを用いて製造
されたものが使用でき、共重合体でも使用可能である。
共重合体の場合には、ポリマー中にスクシンイミド単位
を50モル%以上含有するものが好ましい。ポリスクシ
ンイミドの分子量としては、最終的に得られるアルキル
基含有ポリアスパラギン酸又はその塩の分子量に相当す
るものが好ましく、重量平均分子量が500〜5000
00が好ましい。
【0009】ポリスクシンイミドの製造方法の中、最も
好ましいのは、モノマーとしてアスパラギン酸を用い、
触媒の存在下、加熱下に重縮合させる方法である。この
ポリスクシンイミドは、例えば、特公昭48−2063
8号公報、米国特許第5,057,597号明細書、米
国特許第5,142,062号明細書、米国特許第5,
219,986号明細書、特開平6−248075号公
報、特開平7−126379号公報、特開平7−216
084号公報、特開平8−176297号公報に記載の
方法等に準拠して製造できるが、モノマーと触媒の概要
は次の通りである。
【0010】モノマーとしては、マレイン酸とアンモニ
アとの反応生成物、マレアミド酸及び/又はアスパラギ
ン酸を挙げることができるが、好ましくは、アスパラギ
ン酸であり、アスパラギン酸はD体でもL体でもその混
合物でも良い。重合反応時、溶媒を使用すると、比較的
高分子量のものが製造可能であるが、無溶媒でも重合可
能である。
【0011】触媒の有無は特に限定されないが、触媒を
使用した方が、重合速度、重合度が高くなるため、好ま
しい。触媒としては、酸触媒が好ましく、その具体例と
しては、例えば、硫酸、無水硫酸、リン酸、ポリリン
酸、メタリン酸、縮合リン酸、無水リン酸等の無機酸、
p−トルエンスルホン酸、トリクロル酢酸、トリフルオ
ロ酢酸、トリフルオロメタンスルホン酸等の有機酸が挙
げられる。その他に、リン酸モノエステル、リン酸ジエ
ステル、リン酸トリエステル、亜リン酸モノエステル、
亜リン酸ジエステル、亜リン酸トリエステル等が挙げら
れるが、この中、リン酸、ポリリン酸、メタリン酸、縮
合リン酸、無水リン酸、リン酸モノエステル、リン酸ジ
エステル、リン酸トリエステル、亜リン酸モノエステ
ル、亜リン酸ジエステル、亜リン酸トリエステルが好ま
しい。
【0012】これらの酸触媒は、ポリマー原料100重
量部に対し、通常、0.1〜30重量部、好ましくは
0.5〜25重量部の範囲内で用いられる。この使用量
が0.1重量部未満であると、重縮合反応における速度
向上効果が少ない。また、30重量部を越えると、重合
時に反応物が固化した状態となり、攪拌に大きな負担が
かかるので好ましくない。
【0013】(アルキル基含有化合物)アルキル基含有
化合物としては、ポリスクシンイミド中のイミド環と反
応性のある官能基とアルキル基を有する化合物であれ
ば、特に限定なく使用できる。イミド環と反応性のある
官能基としては、例えば、第一級又は第二級アミノ基で
あるので、アルキル基含有化合物の具体的なものとし
て、第一級又は第二級アミノ基及びそれ以外に一個以上
のアルキル基を有する化合物が挙げられる。アルキル基
については特に限定はされないが、アルキル基の炭素数
については4以上が好ましく、炭素数6以上がより好ま
しい。
【0014】このような化合物の具体例としては、例え
ば、ブチルアミン、ペンチルアミン、ヘキシルアミン、
オクチルアミン、デシルアミン、ドデシルアミン、テト
ラデシルアミン、ヘキサデシルアミン、オクタデシルア
ミン等のアルキル基が窒素原子に一個置換したアミン化
合物、ジブチルアミン、ジペンチルアミン、ジヘキシル
アミン、ジオクチルアミン、ジデシルアミン、ジドデシ
ルアミン等のアルキル基が窒素原子に二個置換したアミ
ン化合物等が挙げられる。これらの中で、ドデシルアミ
ン、ヘキサデシルアミンが好ましい。
【0015】(スルホン酸基含有化合物)スルホン酸基
含有化合物としては、ポリスクシンイミド中のイミド環
と反応性のある官能基とスルホン酸基を有する化合物で
あれば、特に限定なく使用できる。イミド環と反応性の
ある官能基としては、例えば、第一級又は第二級アミノ
基であるので、スルホン酸基含有化合物の具体的なもの
としては、第一級又は第二級アミノ基及びそれ以外に一
個以上のスルホン酸基を有する化合物が挙げられる。ス
ルホン酸基は酸の形でも、ナトリウム塩のような塩の形
でもよい。また、その数は、一個以上であれば特に限定
されない。
【0016】このような化合物の具体例としては、例え
ば、タウリン、アミノプロパンスルホン酸、アミノブタ
ンスルホン酸、N−メチルタウリン、N−メチルアミノ
プロパンスルホン酸、N−メチルアミノブタンスルホン
酸、アミノベンゼンスルホン酸、アミノトルエンスルホ
ン酸等が挙げられる。
【0017】(水酸基含有化合物)水酸基含有化合物と
しては、ポリスクシンイミド中のイミド環と反応性のあ
る官能基と水酸基を有する化合物であれば、特に限定な
く使用できる。イミド環と反応性のある官能基として
は、例えば、第一級又は第二級アミノ基であるので、水
酸基含有化合物の具体的なものとして、第一級又は第二
級アミノ基及びそれ以外に一個以上の水酸基を有する化
合物が挙げられる。水酸基の数は、一個以上であれば特
に限定されない。このような化合物の具体例としては、
例えば、エタノールアミン、プロパノールアミン、ブタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、3−アミノ−1,
2−プロパンジオール等が挙げられる。
【0018】(アミノ基含有化合物)アミノ基含有化合
物としては、ポリスクシンイミド中のイミド環と反応性
のある官能基とアミノ基を有する化合物であれば、特に
限定なく使用できる。イミド環と反応性のある官能基と
しては、例えば、第一級又は第二級アミン基であるの
で、アミノ基含有化合物の具体的なものとして、第一級
又は第二級アミノ基及びそれ以外に一個以上のアミノ基
を有する化合物が挙げられる。アミノ基の数は、反応に
使用するアミノ基以外に一個以上であれば特に限定され
ない。また、アミノ基の種類は、特に限定されないが、
第二級又は第三級が好ましい。このような化合物の具体
例としては、例えば、N,N−ジメチル−1,3−プロ
パンジアミン、N,N−ジエチル−1,3−プロパンジ
アミン、N.N−ジプロピル−1,3−プロパンジアミ
ン、N,N−ジブチル−1,3−プロパンジアミン、2
−アミノ−5−ジエチルアミノペンタン等が挙げられ
る。
【0019】(アルキル基、スルホン酸基、水酸基及び
/又はアミノ基の導入量)ポリスクシンイミドへのこれ
らの官能基を有する化合物の導入量は、イミドユニット
に対し、好ましくは0.1〜80モル%、更に好ましく
は0.2〜60モル%である。これら官能基の導入量が
0.1モル%未満でも、80モル%以上でも、分散能は
低下する。また、各々の官能基は単独でも、二種以上混
合して用いてもよい。
【0020】(反応方法)ポリスクシンイミドと官能基
含有化合物との反応は、特に限定されず、溶媒の存在下
或いは、不存在下で行うことができる。反応温度は、好
ましくは0℃以上350℃未満であり、更に好ましくは
5℃以上300℃未満の範囲である。0℃未満では反応
が容易に進行せず、350℃以上では可溶化剤又は乳化
剤としての効果が低い。反応時間は、好ましくは1秒〜
30日、更に好ましくは10秒〜20日である。
【0021】溶媒を使用する場合は、ポリスクシンイミ
ドを溶解する溶媒が好ましく、具体的には、N,N−ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N,N−
ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、スルホ
ラン等の非プロトン性極性溶媒が挙げられる。使用する
溶媒量は、好ましくはポリマー100重量部に対して、
10〜10000重量部、更に好ましくは20〜500
0重量部である。また、溶媒を使用しない場合には、リ
ン酸、スルホン酸、ハロ酢酸等の酸性化合物を官能基含
有化合物の1〜2モル倍量存在させて反応させること
が、反応速度、反応の均一性の観点から好ましい。な
お、反応は回分方式又は連続方式いずれも用いることが
できる。生成物は常法により単離でき、例えば、溶媒を
留去する方法、ポリマーに対しての貧溶媒で晶析する方
法等が挙げられる。
【0022】合成法(2) (アルキル基、スルホン酸基、水酸基及び/又はアミノ
基を有する化合物とアスパラギン酸との混合後の重縮
合)アスパラギン酸等のモノマーとアルキル基、スルホ
ン酸基、水酸基及び/又はアミノ基を有する化合物を混
合した後、重縮合を行い、アルキル基、スルホン酸基、
水酸基及び/又はアミノ基を導入されたポリスクシンイ
ミドを合成する方法は、上述の原料を用いて、ポリスク
シンイミドの合成法と同様に行うことができる。この場
合、アルキル基、スルホン酸基、水酸基及び/又はアミ
ノ基を含有する化合物の使用量はアスパラギン酸に対し
て、好ましくは0.001〜0.8モル倍、より好まし
くは0.005〜0.6モル倍の範囲が好ましく、重合
触媒として、リン酸、亜リン酸、亜リン酸トリエステル
を使用するのが特に好ましい。
【0023】(加水分解)上記合成法(1)又は(2)
により得られたかかる官能基を含有するポリスクシンイ
ミドを加水分解することにより、アルキル基、スルホン
酸基、水酸基及び/又はアミノ基を含有するポリアスパ
ラギン酸が得られるが、該加水分解は常法に従って行う
ことができる。代表的な例としては、J.Am.Che
m.Soc.,80,3361(1958)、J.Or
g.Chem.,26,1084(1961)、米国特
許第5,221,733号明細書、米国特許第5,28
8,783号明細書、特開昭60−203636号公報
等に準じて行えばよい。好ましい一態様では、上記反応
生成物100重量部に対して50〜1000重量部の水
を加え、更に上記イミド環に対し等モル〜3倍モルとな
る量のアルカリ金属水酸化物を加えて、0〜50℃で1
0分〜8時間反応させる。これによりイミド環の殆どが
開環する。なお、アルカリ金属水酸化物としては、通
常、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが用いられる。
【0024】このようにして得られる加水分解生成物
は、アルキル基、スルホン酸基、水酸基及び/又はアミ
ノ基を有するポリアスパラギン酸のアルカリ金属塩であ
るが、本発明にいうアルキル基、スルホン酸基、水酸基
及び/又はアミノ基を有するポリアスパラギン酸とはこ
れをも含むものである。このアルカリ金属塩型のポリア
スパラギン酸に酸を作用させると遊離型のポリアスパラ
ギン酸を得ることができる。酸の使用量を加減すること
により、ポリアスパラギン酸のカルボン酸基の遊離型と
塩型との比率を任意に調節できる。ポリアスパラギン酸
の分子量は限定されないが、高い可溶化能又は乳化能を
発揮するためには、好ましくは、重量平均分子量で50
0ないし500000、更に好ましくは、1000ない
し200000である。
【0025】(分散剤)本発明の分散剤へのアルキル
基、スルホン酸基、水酸基及び/又はアミノ基含有変性
ポリアスパラギン酸及び/又はその塩の配合量は、特に
限定されないが、通常、0.1〜60重量%であり、好
ましくは1〜50重量%である。
【0026】(生分解性)本発明の生分解性は、化審法
に示される新規化学物質の生分解性試験方法(修正MI
TI法)に準拠した測定法で測定したものを言う。分解
率は、全有機炭素量(TOC)の測定に基づいて百分率
で求めた値を言い、この評価で40%以上の分解率を示
すものは、高生分解性物質ということができる。
【0027】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を更
に具体的に説明するが、本発明は、その要旨を超えない
限り、これらの実施例により限定されるものではない。
なお、ポリスクシンイミド、アルキル基含有変性ポリス
クシンイミド、及びスルホン酸基、水酸基及び/又はア
ミノ基含有変性ポリアスパラギン酸の分子量、官能基含
有化合物の導入率、ポリマーの分散能及びポリマーの生
分解性の試験方法等は次の通りである。
【0028】1)ポリスクシンイミド及びアルキル基含
有変性ポリスクシンイミドの重量平均分子量;示差屈折
計を用いたゲルパーミエーションクロマトグラフィーに
より得られたポリスチレン換算値 カラム;PLgel 5μm MIXED−Cカラム2
本(ポリマーラボラトリー社製) 溶離液;20mM LiBrを添加したジメチルホルム
アミド
【0029】2)スルホン酸基、水酸基及び/又はアミ
ノ基含有変性ポリアスパラギン酸の重量平均分子量;示
差屈折計を用いたゲルパーミエーションクロマトグラフ
ィーにより得られたポリエチレングリコール換算値 カラム;TSKgel G6000PWXL+G300
0PWXL カラム(東ソー社製品) 溶離液;0.4M NaNo3 水溶液 3)アルキル基、スルホン酸基、水酸基及び/又はアミ
ノ基含有化合物の導入率;官能基含有変性ポリアスパラ
ギン酸中の官能基含有率は 1H−NMRの測定より求め
た。 4)分散能 分散能は以下に示す二酸化マンガンによる分散力試験で
測定した。内径29mm、長さ170mmの共栓試験管
に、120℃、3時間減圧乾燥した二酸化マンガン(和
光純薬、化学用粉末)1.0gとポリアスパラギン酸又
は官能基含有ポリアスパラギン酸0.025gを加え、
蒸留水を加え50mlに調整した。試験管を上下に激し
く30回振盪した後、25℃恒温槽中に15分間静置
し、更に100回振盪した後、25℃恒温槽中で4時間
静置した。静置後、試験管の30mlの位置にピペット
の先端を置き、15mlを静かに吸引した。この溶液に
6N硫酸と硫酸アンモニウム鉄(II)水溶液を加え、二
酸化マンガンを完全に溶解させ、溶液中のマンガンを誘
導結合プラズマ発光分析(日本ジャーレル・アッシュ社
製、ICPA−55)法で定量し、吸引した溶液中のマ
ンガン濃度に換算した。 5)生分解性の試験方法 生分解性試験は化審法に示される新規化学物質の生分解
性試験方法(修正MITI法)に準拠して行った。この
試験に使用した微生物(活性汚泥)は化学品検査協会よ
り購入した標準汚泥を使用した。試験条件は具体的には
活性汚泥濃度;30mg/l、試料濃度;100mg/
l、試験液量;300ml、試験温度;25±1℃、試
験期間;28日、標準物質;アニリンで行った。分解率
は全有機炭素量(TOC)の測定に基づき百分率で求め
た。具体的には生分解性試験開始時の培養液中の試料の
有機物の全有機炭素量を測定し、28日後に試料中の炭
素は一部炭酸ガスとして分解除去されるため有機炭素が
減少する。この減少した全有機炭素量を培養液中に残存
する全有機炭素の測定により求め、減少した全有機炭素
量を試験開始時の全有機炭素量で割り、分解率を百分率
で算出した。生分解性試験装置として閉鎖系酸素消費量
測定装置(大倉電気製 自記BOD計)、全有機炭素測
定装置としてはTOC計(島津製作所製 TOC−50
00)を使用した。
【0030】製造例1 ポリスクシンイミドの製造 窒素ガス雰囲気下、L−アスパラギン酸(5.0kg)
と85%リン酸(500g)とをスーパーミキサー
((株)カワタ社製)で5分間混合し、触媒を分散させ
た。重縮合反応は、(株)栗本鐡工所製 KRCニーダ
ー(50φ×661.5L、L/D 13.2)を用い
以下の通り行った。熱媒を260℃、スクリウの回転数
を30rpmに設定し、吐出量が1kg/h(平均滞留
時間16分)になるように上記で得られたアスパラギン
酸とリン酸の混合物を供給し重縮合を行い、褐色の粉末
を得た。得られた生成物を水洗することにより、触媒で
あるリン酸を除去した。この生成物の重量平均分子量は
17000であった。以下これを樹脂Aとする。
【0031】製造例2 ポリスクシンイミドの製造 冷却器、温度計、攪拌器及び水分離器を備えた200m
Lの四口フラスコに、アスパラギン酸25g、85%リ
ン酸2.5g、メシチレン56g及びスルホラン24g
を仕込んだ。続いて常圧下、メシチレンの還流下(16
2℃)に4.5時間保ち重縮合反応を遂行した。この間
に生成した水はメシチレンと共に系外へ留去せしめた。
反応終了後、濾別し、生成物を純水100gで四回洗浄
し、更にメタノール100gで洗浄した。生成物を減圧
下80℃で24時間で乾燥し黄白色の粉末17.9gを
得た。この生成物の重量平均分子量は69000であっ
た。以下これを樹脂Bとする。
【0032】製造例3 ポリスクシンイミドの製造 冷却器、温度計、攪拌器及び水分離器を備えた500m
L容四口フラスコに、アスパラギン酸200gを仕込ん
だ。次いで、窒素気流下、260℃に維持した油浴によ
り加熱しながら6時間縮合反応を行った。反応終了後、
茶褐色の粉末140.0gを得た。この生成物の重量平
均分子量は11000であった。以下これを樹脂Cとす
る。
【0033】実施例1 アルキル基含有ポリアスパラギ
ン酸 300mLのナス型フラスコに樹脂A(40.0g)及
びN,N−ジメチルホルムアミド(160g)を仕込
み、樹脂Aを溶解させた。続いてN,N−ジメチルホル
ムアミド(10g)に溶解したラウリルアミン(7.6
4g)を反応液に室温で加えた後、窒素気流下室温で2
4時間攪拌を行った。反応終了後、反応液をイオン交換
水(1L)及び35%塩酸(10.8g)を含む水溶液
に滴下することにより晶析し、濾過後、固体を濾液のp
Hが6〜7になるまでイオン交換水で洗浄し、メタノー
ル(1L)で二回洗浄した後、100℃で24時間減圧
乾燥して白色の固体40.95gを得た。この生成物の
重合平均分子量は17000であった。次に加水分解を
行うため、300mLのビーカーに97%水酸化ナトリ
ウム(10.22g)及びイオン交換水(79.8g)
を仕込み、水酸化ナトリウムを溶解させた。ビーカーを
氷水にて冷却した後、上記白色固体(24.0g)を少
量ずつ添加し、その後室温にて1時間攪拌を行った。反
応終了後、反応液をメタノール(2L)に滴下し、ポリ
マーを晶析した。混合物を濾過後、固体をアセトン(1
L)で二回洗浄し、60℃で24時間減圧乾燥して白色
の固体31.66gを得た。この生成物のプロトンNM
R(重水)により算出したラウリルアミンの導入率は、
8.9%であった。このアルキル基含有ポリアスパラギ
ン酸の分散能及び生分解率を測定した結果を表1に示
す。
【0034】実施例2 アルキル基含有ポリアスパラギ
ン酸 100mLのナス型フラスコに樹脂B(5.0g)及び
N,N−ジメチルホルムアミド(45g)を仕込み、樹
脂Bを溶解させた。続いてラウリルアミン(1.0g)
を反応液に室温で加えた後、窒素気流下室温で24時間
攪拌を行った。反応終了後、反応液をイオン交換水(5
00mL)に滴下することにより晶析し、濾過後、固体
をイオン交換水(500mL)及びメタノール(500
mL)で各々二回洗浄し、100℃で24時間減圧乾燥
して白色の固体5.25gを得た。このラウリルアミン
変性ポリスクシンイミドの重量平均分子量は、7000
0であった。次に加水分解を行うため、50mLのビー
カーに97%水酸化ナトリウム(1.0g)及びイオン
交換水(37.5g)を仕込み、水酸化ナトリウムを溶
解させた。ビーカーを氷水にて冷却した後、上記白色固
体を少量ずつ添加し、その後室温にて24時間攪拌を行
った。反応終了後、反応液をメタノール(300mL)
に滴下し、ポリマーを晶析した。混合物を濾過後、固体
をメタノール(300mL)で二回洗浄し、50℃で2
4時間減圧乾燥して白色の固体2.96gを得た。この
樹脂のプロトンNMR(重水)により算出したラウリル
アミンの導入率は、8.9%であった。このアルキル基
含有ポリアスパラギン酸の分散能及び生分解率を測定し
た結果を表1に示す。このアルキル基含有ポリアスパラ
ギン酸の分散能及び生分解率を測定した結果を表1に示
す。
【0035】実施例3 アルキル基含有ポリアスパラギ
ン酸 実施例1の樹脂Aを樹脂Cに代えた以外、同様に反応、
加水分解を行い、淡黄色の固体2.90gを得た。この
樹脂のプロトンNMR(重水)により算出したラウリル
アミンの導入率は、8.5%であった。このアルキル基
含有ポリアスパラギン酸の分散能及び生分解率を測定し
た結果を表1に示す。なお、前駆体のアルキル基含有変
性ポリスクシンイミドの重量平均分子量は11000で
あった。
【0036】実施例4 アルキル基含有ポリアスパラギ
ン酸 L−アスパラギン酸粉末(40.0g)、85%リン酸
(4.0g)及びラウリルアミン(5.58g)をミキ
サー(オスターブレンダー)に仕込み、室温で15分間
混合して均一な混合物を得た。ラボ・プラストミル(東
洋精機製作所製)に、上記で得られた混合物を仕込み、
設定温度230℃で30分間攪拌を行い、薄褐色の粉末
を得た。この生成物の重量平均分子量は7800であっ
た。攪拌子を備えた50ccのビーカーに、97%水酸
化ナトリウム(1.27g)及びイオン交換水(12.
8g)を仕込んだ。氷冷下、これに上記で得られた生成
物(3.0g)を少量ずつ添加し、次いで室温で1時間
攪拌することにより加水分解を行った。加水分解液をメ
タノール300ml中に滴下し、ポリマーを晶析した。
混合物を濾過後、固体をメタノール(300mL)で二
回洗浄し、50℃で24時間減圧乾燥して白色の固体
3.55gを得た。この生成物のプロトンNMR(重
水)により算出したラウリルアミンの導入率は、8.9
%であった。このアルキル基含有ポリアスパラギン酸の
分散能及び生分解率を測定した結果を表1に示す。
【0037】実施例5 スルホン酸基含有ポリアスパラ
ギン酸 L−アスパラギン酸粉末(40.0g)、85%リン酸
(3.0g)及びタウリン(2.20g)をミキサー
(オスターブレンダー)に仕込み、室温で15分間混合
して均一な混合物を得た。ラボ・プラストミル(東洋精
機製作所製)に、上記で得られた混合物を仕込み、設定
温度230℃で30分間攪拌を行い、薄褐色の粉末を得
た。攪拌子を備えた50ccのビーカーに、97%水酸
化ナトリウム(1.27g)及びイオン交換水(12.
8g)を仕込んだ。氷冷下、これに上記で得られた生成
物(3.0g)を少量ずつ添加し、次いで室温で1時間
攪拌することにより加水分解を行った。加水分解液をメ
タノール300ml中に滴下し、ポリマーを晶析した。
混合物を濾過後、固体をメタノール(300mL)で二
回洗浄し、50℃で24時間減圧乾燥して白色の固体
3.81gを得た。この生成物のプロトンNMR(重
水)により算出したタウリンの導入率は、7.8%であ
り、重量平均分子量は11300であった。このスルホ
ン酸基含有ポリアスパラギン酸の分散能及び生分解率を
測定した結果を表1に示す。
【0038】実施例6 スルホン酸基含有ポリアスパラ
ギン酸 樹脂A(15.0g)、タウリンナトリウム塩とリン酸
二水素カリウムの混合物(13.14g)及びイオン交
換水(4.0g)をミキサー(オスターブレンダー)に
仕込み、室温で15分間混合して均一な混合物を得た。
ラボ・プラストミル(東洋精機製作所製)に、上記で得
られた混合物を仕込み、設定温度230℃で30分間攪
拌を行い、薄褐色の粉末を得た。攪拌子を備えた50c
cのビーカーに、97%水酸化ナトリウム(1.27
g)及びイオン交換水(12.8g)を仕込んだ。氷冷
下、これに上記得られた生成物(3.0g)を少量ずつ
添加し、次いで室温で1時間攪拌することにより加水分
解を行った。加水分解液をメタノール300ml中に滴
下し、ポリマーを晶析した。混合物を濾過後、固体をメ
タノール(300mL)で二回洗浄し、50℃で24時
間減圧乾燥して白色の固体3.07gを得た。この生成
物のプロトンNMR(重水)により算出したタウリンの
導入率は、13.7%であり、重量平均分子量は620
0であった。このスルホン酸基含有ポリアスパラギン酸
の分散能及び生分解率を測定した結果を表1に示す。
【0039】実施例7 アミノ基含有ポリアスパラギ
ン酸 200mLのナス型フラスコに樹脂A(30.0g)及
びN,N−ジメチルホルムアミド(100g)を仕込
み、樹脂Aを溶解させた。続いてN,N−ジメチルホル
ムアミド(20g)に溶解したN,N−ジエチル−1,
3−プロパンジアミン(1.89g)を反応液に室温で
加えた後、窒素気流下室温で3時間攪拌を行った。反応
終了後、反応液をメタノール(2L)に滴下することに
より晶析し、濾過後、固体をメタノール(1L)で二回
洗浄し、100℃で12時間減圧乾燥して白色の固体3
0.59gを得た。次に加水分解を行うため、300m
Lのビーカーに93%水酸化ナトリウム(11.05
g)及びイオン交換水(140g)を仕込み、水酸化ナ
トリウムを溶解させた。ビーカーを氷水にて冷却した
後、上記白色固体(25.0g)を少量ずつ添加し、そ
の後室温にて1時間攪拌を行った。反応終了後、反応液
をメタノール(2L)に滴下し、ポリマーを晶析した。
混合物を濾過後、固体をアセトン(1L)で二回洗浄
し、60℃で24時間減圧乾燥して白色の固体30.2
6gを得た。この生成物のプロトンNMR(重水)によ
り算出したN,N−ジエチル−1,3−プロパンジアミ
ンの導入率は、7.2%であり、重量平均分子量は16
000であった。このアミノ基含有ポリアスパラギン酸
の分散能及び生分解率を測定した結果を表1に示す。
【0040】実施例8 水酸基含有ポリアスパラギン酸 L−アスパラギン酸粉末(30.0g)、85%リン酸
(3.0g)及びエタノールアミン(4.12g)をミ
キサー(オスターブレンダー)に仕込み、室温で15分
間混合して均一な混合物を得た。ラボ・プラストミル
(東洋精機製作所製)に、上記で得られた混合物を仕込
み、設定温度230℃で30分間攪拌を行い、薄褐色の
粉末を得た。攪拌子を備えた50ccのビーカーに、9
7%水酸化ナトリウム(1.27g)及びイオン交換水
(12.8g)を仕込んだ。氷冷下、これに上記で得ら
れた生成物(3.0g)を少量ずつ添加し、次いで室温
で1時間攪拌することにより加水分解を行った。加水分
解液をメタノール300ml中に滴下し、ポリマーを晶
析した。混合物を濾過後、固体をメタノール(300m
L)で二回洗浄し、50℃で24時間減圧乾燥して白色
の固体3.56gを得た。この生成物のプロトンNMR
(重水)により算出したエタノールアミンの導入率は、
26.6%であり、重量平均分子量は4500であっ
た。この水酸基含有ポリアスパラギン酸の分散能及び生
分解率を測定した結果を表1に示す。
【0041】比較例1 ポリアスパラギン酸 攪拌子を備えた50ccのビーカーに、97%水酸化ナ
トリウム(1.27g)及びイオン交換水(12.8
g)を仕込んだ。氷冷下、これに樹脂B(3.0g)を
少量ずつ添加し、次いで室温で1時間攪拌することによ
り加水分解を行った。加水分解液をメタノール300m
l中に滴下し、ポリマーを晶析した。混合物を濾過後、
固体をメタノール(300mL)で二回洗浄し、50℃
で24時間減圧乾燥して白色の固体3.46gを得た。
重量平均分子量は68000であった。このポリアスパ
ラギン酸の分散能及び生分解率を測定した結果を表1に
示す。
【0042】比較例2 ポリアスパラギン酸 比較例1の樹脂Bを樹脂Cに変えた以外、同様に加水分
解を行い、淡黄色の固体3.50gを得た。重量平均分
子量は10000であった。ポリアスパラギン酸の分散
能及び生分解率を測定した結果を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、分散能に優れると共に
生分解性を有する或いは生体安全性の高い高分子分散剤
が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 織田 享子 茨城県稲敷郡阿見町中央八丁目3番1号 三菱化学株式会社筑波研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子中にアルキル基、スルホン酸基、水
    酸基及び/又はアミノ基を有する変性ポリアスパラギン
    酸及び/又はその塩を含有することを特徴とする高分子
    分散剤。
  2. 【請求項2】 分子中にアルキル基、スルホン酸基、水
    酸基及び/又はアミノ基を有する変性ポリアスパラギン
    酸及び/又はその塩が分子中にアルキル基、スルホン酸
    基、水酸基及び/又はアミノ基を有する変性ポリスクシ
    ンイミドを加水分解して得られたものであることを特徴
    とする請求項1に記載の高分子分散剤。
  3. 【請求項3】 分子中にアルキル基、スルホン酸基、水
    酸基及び/又はアミノ基を有する変性ポリアスパラギン
    酸及び/又はその塩におけるアルキル基、スルホン酸
    基、水酸基及び/又はアミノ基含有率がアスパラギン酸
    一単位に対し0.1〜80モル%であることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の高分子分散剤。
  4. 【請求項4】 分子中にアルキル基、スルホン酸基、水
    酸基及び/又はアミノ基を有する変性ポリアスパラギン
    酸及び/又はその塩の重量平均分子量が500〜500
    000であることを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかに記載の高分子分散剤。
JP10106047A 1998-04-16 1998-04-16 高分子分散剤 Pending JPH11302379A (ja)

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