JPH11300098A - 反射板付物干し - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 日照不足の時でも洗濯物の乾きを早くする、
反射板付物干しを提供する。 【解決手段】 物干し本体のポール部に、スリットを設
けた金具を取り付け、物干し本体の下部に、反射板枠に
反射板をはめ込んで手動で開閉するようにした反射板装
置を、スリット付金具に止めネジで摺動するように取り
付けた、反射板付物干しである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、物干しの下部に
反射板を設けた、反射板付物干しに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の物干しは自然の日照と通風で乾燥
させていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の物干しは、自然
の日照と通風によって乾燥させていたので、日照不足の
時などは洗濯物の乾きが悪かった。本発明は、物干しの
下部に反射板を設けることにより、日照不足の時でも洗
濯物の乾きが早くなるように工夫したものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】物干し本体のポール部
に、スリットを設けた金具を取り付け、物干し本体の下
部に、反射板枠に反射板をはめ込んで手動で開閉するよ
うにした反射板装置を、スリット付金具に止めネジで摺
動するように取り付けた、反射板付物干しである。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （イ）物干し本体（１）のポール部に反射板スライド金
具（２）を取り付ける。 （ロ）反射枠（３）に、反射板（４）を枠の反射板収納
部を中心に両側に広がるように同数枚づつ取り付ける。
一番外側の反射板（４）には、把手（５）を両側に取り
付ける。反射板（４）は、把手（５）を持って引き出し
たときに、広がった状態で連なって出てくるような構造
とする。（例えば図４に示すような構造）反射板（４）
の上面は、光を反射するような鏡面とする。例えば、磨
いたステンレス板を用いたり、鉄板に錫メッキを施す等
の鏡面仕上げをする。 （ハ）反射板装置を、反射板スライド金具（２）に止め
ネジ（６）により摺動するように取り付ける。 本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用す
るときは、反射板装置を止めネジをゆるめて、一番日照
を取り入れやすい位置に調整した後、止めネジを締めて
固定する。次に把手を持って反射板を広げ、物干し竿に
洗濯物を掛ける。反射板装置を使用しないときは、反射
板を閉じて、反射板装置を図２に示すように斜めに固定
する。反射板装置は、反射板スライド金具及び反射板枠
のスリットにより上下及び前後に摺動するので、任意の
位置に固定することができる。これにより、反射板装置
が物干しの重しとなり、安定装置ともなる。

【０００６】

【実施例】反射板装置の反射板をスライド式とする代わ
りに、図５に示すようにアコーデオン式とする。アコー
デオン式反射板の上面は、鏡面仕上げとする。

【０００７】図６に示される実施例では、反射板をシャ
ッターのような巻き込み式とする。この場合の反射板の
上面も鏡面仕上げとする。

【０００８】

【発明の効果】物干しに反射板を設けることにより、日
照不足のときでも洗濯物を早く乾かすことができる。ま
た反射板を使用しないときでも、反射板装置が物干しの
安定装置となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の反射板を閉じた状態の斜視図

【図３】反射板装置の分解斜視図

【図４】反射板の引き出し構造の実施例

【図５】反射板装置の実施例

【図６】反射板装置の実施例

【符号の説明】

１ 物干し本体 ２ 反射板スライド金具 ３ 反射板枠 ４ 反射板 ５ 把手 ６ 止めネジ ７ 物干し竿

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 物干し本体のポール部に、スリットを設
   けた金具を取り付け、物干し本体の下部に、手動で開閉
   する反射板を取り付けた反射板装置を、スリット付金具
   に止めネジによって摺動するように取り付けた、反射板
   付物干し。