JPH1129963A - 非常用貯水装置 - Google Patents
非常用貯水装置Info
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- JPH1129963A JPH1129963A JP9201045A JP20104597A JPH1129963A JP H1129963 A JPH1129963 A JP H1129963A JP 9201045 A JP9201045 A JP 9201045A JP 20104597 A JP20104597 A JP 20104597A JP H1129963 A JPH1129963 A JP H1129963A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、貯水タンク内の水を万遍なく攪拌
して活性化し、これにより貯水タンク内に常時新鮮な水
を貯水できるようにし非常用貯水装置を提供することで
ある。 【解決手段】 上流側の上水道管に連通する給水管9と
上水道管の下流側に連通する排水管11とが貯水タンク
1内に配置されて常時貯水タンク1内に貯水しながら上
水道管にて流通するようにした貯水装置であって、前記
給水管9には、上水道管からの水を貯水タンク1内にお
いて多角的に噴出させ、かつ充満した後にも常時多角的
に攪拌させつつ排水管11から排水するための噴出部を
形成した非常用貯水装置である。
して活性化し、これにより貯水タンク内に常時新鮮な水
を貯水できるようにし非常用貯水装置を提供することで
ある。 【解決手段】 上流側の上水道管に連通する給水管9と
上水道管の下流側に連通する排水管11とが貯水タンク
1内に配置されて常時貯水タンク1内に貯水しながら上
水道管にて流通するようにした貯水装置であって、前記
給水管9には、上水道管からの水を貯水タンク1内にお
いて多角的に噴出させ、かつ充満した後にも常時多角的
に攪拌させつつ排水管11から排水するための噴出部を
形成した非常用貯水装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震、火災等によ
る災害時に上水道の断水が発生しても、飲料用・消火用
等の水を供給出来るように貯水する非常用貯水装置に関
するものである。
る災害時に上水道の断水が発生しても、飲料用・消火用
等の水を供給出来るように貯水する非常用貯水装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】災害時に上水道の断水が発生しても飲料
用・消火用等の水を供給出来るように常時貯水すべく、
上水道管の途中に設けた非常用貯水装置としては、例え
ば実開平6ー1297号公報、特開平8ー246516
号公報に記載されたものが知られている。
用・消火用等の水を供給出来るように常時貯水すべく、
上水道管の途中に設けた非常用貯水装置としては、例え
ば実開平6ー1297号公報、特開平8ー246516
号公報に記載されたものが知られている。
【0003】前記従来の非常用貯水装置の一方(実開平
6ー1297号)は、縦型水槽内において、複数の吐出
口を分散させた吐出部を下端に備えた流入管がその周壁
に沿って上端から底部に向けて配置され、かつ、複数の
流出口を備えた流出管が前記縦型水槽の上端に配置され
る構造であり、また、前記従来の非常用貯水装置の他方
(特開平8ー246516号)は、備水槽内において斜
め下向きの複数個の水噴出孔を外周に備えた入口側供給
管がその周壁近傍に沿って上端から底部に向けて配置さ
れ、かつ、出口側供給管が前記備水槽の上端に配置され
る構造であり、これらの公知に属する装置の何れにおい
ても縦型水槽又は備水槽内に常時新鮮な水を貯水しよう
とするものである。
6ー1297号)は、縦型水槽内において、複数の吐出
口を分散させた吐出部を下端に備えた流入管がその周壁
に沿って上端から底部に向けて配置され、かつ、複数の
流出口を備えた流出管が前記縦型水槽の上端に配置され
る構造であり、また、前記従来の非常用貯水装置の他方
(特開平8ー246516号)は、備水槽内において斜
め下向きの複数個の水噴出孔を外周に備えた入口側供給
管がその周壁近傍に沿って上端から底部に向けて配置さ
れ、かつ、出口側供給管が前記備水槽の上端に配置され
る構造であり、これらの公知に属する装置の何れにおい
ても縦型水槽又は備水槽内に常時新鮮な水を貯水しよう
とするものである。
【0004】前記従来の各非常用貯水装置の何れもは水
槽に設けられた流入管と流出管間または入口側供給管と
出口側供給管間の離間距離が大で、流入管に形成した吐
出部または流入側供給管に形成した水噴出孔等からの流
入水では水槽内の水全体を活性化することができず、水
槽内の水の新鮮度合いに問題があった。
槽に設けられた流入管と流出管間または入口側供給管と
出口側供給管間の離間距離が大で、流入管に形成した吐
出部または流入側供給管に形成した水噴出孔等からの流
入水では水槽内の水全体を活性化することができず、水
槽内の水の新鮮度合いに問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、貯水
タンク内の水を万遍なく攪拌して活性化し、これにより
貯水タンク内に常時新鮮な水を貯水できるようにし、併
せて、常時導通する流水の能力を発電機の駆動に利用
し、これにより得られた電力を災害発生時等の緊急事態
に供給するようした非常用貯水装置を提供することであ
る。
問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、貯水
タンク内の水を万遍なく攪拌して活性化し、これにより
貯水タンク内に常時新鮮な水を貯水できるようにし、併
せて、常時導通する流水の能力を発電機の駆動に利用
し、これにより得られた電力を災害発生時等の緊急事態
に供給するようした非常用貯水装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成すべく、
本発明の非常用貯水装置は、給水管と貯水タンクとを特
殊な構造となし、貯水タンク内の水全体を常時活性化す
ることを特徴としている。
本発明の非常用貯水装置は、給水管と貯水タンクとを特
殊な構造となし、貯水タンク内の水全体を常時活性化す
ることを特徴としている。
【0007】本発明の具体的解決手段は、以下の通りで
ある。
ある。
【0008】(1)上流側の上水道管に連通する給水管
9と上水道管の下流側に連通する排水管11とが貯水タ
ンク1内に配置されて常時貯水タンク1内に貯水しなが
ら上水道管にて流通するようにした貯水装置であって、
前記給水管9には、上水道管からの水を貯水タンク1内
において多角的に噴出させ、かつ充満した後にも常時多
角的に攪拌させつつ排水管11から排水するための噴出
部が形成された非常用貯水装置であって、上水道管の断
水時でも新鮮さが維持された水を供給出来るようにし、
(2)地上に立設された貯水タンク1内に位置し、先端
が閉鎖された給水管9は、前記貯水タンク1の下方から
その上方内周面に到達して屈曲部91となした後に下方
への屈曲部分92′となし、さらに該屈曲部分92′に
続いて貯水タンク1の軸線に並行する給水管部分92と
なし、少なくとも給水管部分92の周囲には貯水タンク
1内の前方および後方の各々に水を噴出すべく、多数の
噴出用枝管101、101が給水管部分92の軸線に対
して傾斜して形成され、かつ、前記貯水タンク1内にお
ける排水管11は、貯水タンク1の下方からその上方に
設けられ、この排水管11の入水口111が貯水タンク
1内の上端近傍に位置され、または、前記排水管11の
屈曲により貯水タンク1内の底部近傍に位置されように
した非常用貯水装置であって、貯水タンク1内の水を淀
みなく攪拌して新鮮さが維持するようにし、(3)地上
に立設された貯水タンク1内に位置し、先端が閉鎖され
た給水管9は、前記貯水タンク1の下方からその上方内
周面に到達して屈曲部91となした後に下方への屈曲部
分92′となし、更に貯水タンク1の軸線に直交して分
岐した各給水管部分92″、93″となした後、貯水タ
ンク1の軸線に並行する各給水管部分92、93となす
ように形成されており、少なくとも前記各給水管部分9
2、93の周囲には貯水タンク1内の水を貯水タンク1
の軸線を中心として回動させるように噴出する多数の噴
出用枝管101、103が形成され、かつ、前記貯水タ
ンク1内における排水管11は、貯水タンク1の下方か
らその上方に設けられ、この排水管11の入水口111
が貯水タンク1内の上端近傍に位置され、または、前記
排水管11の屈曲により貯水タンク1内の底部近傍に位
置される非常用貯水装置であって、貯水タンク1内の水
を分岐された複数の給水管部分を用いて攪拌効率を向上
するようにし、(4)地上に立設された貯水タンク1内
の給水管9は、その両端が閉鎖されてあり、前記貯水タ
ンク1の下方からその内部壁に到達した後に排水管11
方向および貯水タンク1内の後方に分岐された螺旋状の
給水管部分92、93から形成されおり、少なくとも前
記各給水管部分92、93の周囲には貯水タンク1内の
水を貯水タンク1の軸線を中心に回動させつつ排水側に
給送する多数の噴出用枝管101、103が形成され、
かつ、前記貯水タンク1内における排水管11は、貯水
タンク1の下方からその上方に設けられ、この排水管1
1の入水口111が貯水タンク1内の上端近傍に位置さ
れ、または、前記排水管11の屈曲により貯水タンク1
内の底部近傍に位置される非常用貯水装置ように構成し
たことを特徴とする請求項1記載の非常用貯水装置であ
って、貯水タンク1内の水を貯水タンク1のほぼ全内周
から攪拌して最も効率的な活性化を図るようにし、
(5)地上に立設された貯水タンク1内の給水管9は、
貯水タンク1の下方からその内部壁に到達してその上方
部で屈曲部91となし、次いで該屈曲部91から下方へ
延びた屈曲部分92′となし、更に貯水タンク1の軸線
に並行するように直状屈曲部94となしてあり、該直状
屈曲94端部には、発電機16に連結されるとともに貯
水タンク1の他端部に軸支された回転給水管18の一端
部が軸支され、この回転給水管18の周囲には多数の噴
出用枝管101、101が前記回転給水管18の軸線に
対して斜めに、かつこの軸線に直交する方向に対して互
いに逆向きに湾曲した形状に設けられ、他方の前記貯水
タンク1内における排水管11は、貯水タンク1の下方
からその上方に設けられ、この排水管11の入水口11
1が貯水タンク1内の上端近傍に位置され、または、前
記排水管11の屈曲により貯水タンク1内の底部近傍に
位置される非常用貯水装置であって、貯水タンク1内の
水を攪拌して活性化するとともに常時流通する水のエネ
ルギーを利用して電力を得るようにし、(6)地上に立
設された貯水タンク1内に位置し、先端が閉鎖された給
水管9は、前記貯水タンク1の下方からその上方内周面
に到達して屈曲部91となした後に下方への屈曲部分9
2′となし、他方、前記貯水タンク1はその一構成体と
して内面に多数の凹条部を長手方向に対して斜めに形成
した一対の半円筒体1′、1″を備えおり、給水管部分
92′の周囲に設けられた多数の噴出用枝管101、1
01からの噴出水が少なくとも前記一対の半円筒体
1′、1″の斜めの凹条部に向かって噴出され、かつ、
前記貯水タンク1内における排水管11は、貯水タンク
1の下方からその上方に設けられ、この排水管11の入
水口111が貯水タンク1内の上端近傍に位置され/ま
たは前記排水管11の屈曲により貯水タンク1内の底部
近傍に位置される非常用貯水装置であって、貯水タンク
内の水の攪拌効率を高めるとともに、給水管部分を小型
化して貯水タンク内の貯水能力の向上を図るようにし、
(7)地下に埋設された貯水タンク1内に位置し、先端
が吐出口902である給水管9は、貯水タンク1の上方
からその下方内周面に到達し後に前記貯水タンク1の底
部に形成されている円錐状膨出部21に向って屈曲さ
れ、前記給水管9の外周に貯水タンク1内の水を回転攪
拌し得るように噴出させる多数の噴出孔901、901
を有し、他方、前記貯水タンク1内に位置し、他方、先
端が入水口111である排水管11は、前記入水口11
1を貯水タンク1の前記円錐状膨出部21に向けて設け
られてあり、地上GLに立設されている蛇口98および
手動ポンプ99の前記蛇口98は前記排水管11に連通
し、前記手動ポンプ99は導水管97を介して前記貯水
タンク1に連通する非常用貯水装置であって、貯水タン
ク内の水の攪拌効率を高めるとともに、貯水タンク内の
底部におけるゴミ等の付着を極力減少させるようにし、
(8)地下に埋設された貯水タンク1内に位置し、先端
が閉鎖されいる給水管9は、貯水タンク1の一側部上方
からその底部に到達した後に前記底部に沿って屈曲さ
れ、前記給水管9の外周に貯水タンク1内の水を側部お
よび底部から回転攪拌し得るように噴出させる多数の噴
出孔901、901を有し、他方、前記貯水タンク1内
に位置し、先端が入水口111である排水管11は、前
記入水口111を貯水タンク1の前記底部に向けて設け
られてあり、地上GLに立設されている蛇口98および
手動ポンプ99の前記蛇口98は前記排水管11に連通
し、前記手動ポンプ99は導水管97を介して前記貯水
タンク1に連通する非常用貯水装置であって、貯水タン
ク内の水をその一側部と底部の両面から攪拌させ、より
一層効率的な攪拌作用を得るとともに貯水タンク内の底
部におけるゴミ等の付着を極力減少させるようにし、
(9)貯水タンク1の外部に位置する給水管9および/
または排水管11の内部には発電機17を駆動する為の
被動部材16が設置され、常時導通する給水管9および
/または排水管11内の流水により前記被動部材16が
駆動され非常用貯水装置であって、常時導通する流水の
能力を無駄なく利用し、発電機で得られた電力を災害発
生時等の緊急事態に利用するようしたものである。
9と上水道管の下流側に連通する排水管11とが貯水タ
ンク1内に配置されて常時貯水タンク1内に貯水しなが
ら上水道管にて流通するようにした貯水装置であって、
前記給水管9には、上水道管からの水を貯水タンク1内
において多角的に噴出させ、かつ充満した後にも常時多
角的に攪拌させつつ排水管11から排水するための噴出
部が形成された非常用貯水装置であって、上水道管の断
水時でも新鮮さが維持された水を供給出来るようにし、
(2)地上に立設された貯水タンク1内に位置し、先端
が閉鎖された給水管9は、前記貯水タンク1の下方から
その上方内周面に到達して屈曲部91となした後に下方
への屈曲部分92′となし、さらに該屈曲部分92′に
続いて貯水タンク1の軸線に並行する給水管部分92と
なし、少なくとも給水管部分92の周囲には貯水タンク
1内の前方および後方の各々に水を噴出すべく、多数の
噴出用枝管101、101が給水管部分92の軸線に対
して傾斜して形成され、かつ、前記貯水タンク1内にお
ける排水管11は、貯水タンク1の下方からその上方に
設けられ、この排水管11の入水口111が貯水タンク
1内の上端近傍に位置され、または、前記排水管11の
屈曲により貯水タンク1内の底部近傍に位置されように
した非常用貯水装置であって、貯水タンク1内の水を淀
みなく攪拌して新鮮さが維持するようにし、(3)地上
に立設された貯水タンク1内に位置し、先端が閉鎖され
た給水管9は、前記貯水タンク1の下方からその上方内
周面に到達して屈曲部91となした後に下方への屈曲部
分92′となし、更に貯水タンク1の軸線に直交して分
岐した各給水管部分92″、93″となした後、貯水タ
ンク1の軸線に並行する各給水管部分92、93となす
ように形成されており、少なくとも前記各給水管部分9
2、93の周囲には貯水タンク1内の水を貯水タンク1
の軸線を中心として回動させるように噴出する多数の噴
出用枝管101、103が形成され、かつ、前記貯水タ
ンク1内における排水管11は、貯水タンク1の下方か
らその上方に設けられ、この排水管11の入水口111
が貯水タンク1内の上端近傍に位置され、または、前記
排水管11の屈曲により貯水タンク1内の底部近傍に位
置される非常用貯水装置であって、貯水タンク1内の水
を分岐された複数の給水管部分を用いて攪拌効率を向上
するようにし、(4)地上に立設された貯水タンク1内
の給水管9は、その両端が閉鎖されてあり、前記貯水タ
ンク1の下方からその内部壁に到達した後に排水管11
方向および貯水タンク1内の後方に分岐された螺旋状の
給水管部分92、93から形成されおり、少なくとも前
記各給水管部分92、93の周囲には貯水タンク1内の
水を貯水タンク1の軸線を中心に回動させつつ排水側に
給送する多数の噴出用枝管101、103が形成され、
かつ、前記貯水タンク1内における排水管11は、貯水
タンク1の下方からその上方に設けられ、この排水管1
1の入水口111が貯水タンク1内の上端近傍に位置さ
れ、または、前記排水管11の屈曲により貯水タンク1
内の底部近傍に位置される非常用貯水装置ように構成し
たことを特徴とする請求項1記載の非常用貯水装置であ
って、貯水タンク1内の水を貯水タンク1のほぼ全内周
から攪拌して最も効率的な活性化を図るようにし、
(5)地上に立設された貯水タンク1内の給水管9は、
貯水タンク1の下方からその内部壁に到達してその上方
部で屈曲部91となし、次いで該屈曲部91から下方へ
延びた屈曲部分92′となし、更に貯水タンク1の軸線
に並行するように直状屈曲部94となしてあり、該直状
屈曲94端部には、発電機16に連結されるとともに貯
水タンク1の他端部に軸支された回転給水管18の一端
部が軸支され、この回転給水管18の周囲には多数の噴
出用枝管101、101が前記回転給水管18の軸線に
対して斜めに、かつこの軸線に直交する方向に対して互
いに逆向きに湾曲した形状に設けられ、他方の前記貯水
タンク1内における排水管11は、貯水タンク1の下方
からその上方に設けられ、この排水管11の入水口11
1が貯水タンク1内の上端近傍に位置され、または、前
記排水管11の屈曲により貯水タンク1内の底部近傍に
位置される非常用貯水装置であって、貯水タンク1内の
水を攪拌して活性化するとともに常時流通する水のエネ
ルギーを利用して電力を得るようにし、(6)地上に立
設された貯水タンク1内に位置し、先端が閉鎖された給
水管9は、前記貯水タンク1の下方からその上方内周面
に到達して屈曲部91となした後に下方への屈曲部分9
2′となし、他方、前記貯水タンク1はその一構成体と
して内面に多数の凹条部を長手方向に対して斜めに形成
した一対の半円筒体1′、1″を備えおり、給水管部分
92′の周囲に設けられた多数の噴出用枝管101、1
01からの噴出水が少なくとも前記一対の半円筒体
1′、1″の斜めの凹条部に向かって噴出され、かつ、
前記貯水タンク1内における排水管11は、貯水タンク
1の下方からその上方に設けられ、この排水管11の入
水口111が貯水タンク1内の上端近傍に位置され/ま
たは前記排水管11の屈曲により貯水タンク1内の底部
近傍に位置される非常用貯水装置であって、貯水タンク
内の水の攪拌効率を高めるとともに、給水管部分を小型
化して貯水タンク内の貯水能力の向上を図るようにし、
(7)地下に埋設された貯水タンク1内に位置し、先端
が吐出口902である給水管9は、貯水タンク1の上方
からその下方内周面に到達し後に前記貯水タンク1の底
部に形成されている円錐状膨出部21に向って屈曲さ
れ、前記給水管9の外周に貯水タンク1内の水を回転攪
拌し得るように噴出させる多数の噴出孔901、901
を有し、他方、前記貯水タンク1内に位置し、他方、先
端が入水口111である排水管11は、前記入水口11
1を貯水タンク1の前記円錐状膨出部21に向けて設け
られてあり、地上GLに立設されている蛇口98および
手動ポンプ99の前記蛇口98は前記排水管11に連通
し、前記手動ポンプ99は導水管97を介して前記貯水
タンク1に連通する非常用貯水装置であって、貯水タン
ク内の水の攪拌効率を高めるとともに、貯水タンク内の
底部におけるゴミ等の付着を極力減少させるようにし、
(8)地下に埋設された貯水タンク1内に位置し、先端
が閉鎖されいる給水管9は、貯水タンク1の一側部上方
からその底部に到達した後に前記底部に沿って屈曲さ
れ、前記給水管9の外周に貯水タンク1内の水を側部お
よび底部から回転攪拌し得るように噴出させる多数の噴
出孔901、901を有し、他方、前記貯水タンク1内
に位置し、先端が入水口111である排水管11は、前
記入水口111を貯水タンク1の前記底部に向けて設け
られてあり、地上GLに立設されている蛇口98および
手動ポンプ99の前記蛇口98は前記排水管11に連通
し、前記手動ポンプ99は導水管97を介して前記貯水
タンク1に連通する非常用貯水装置であって、貯水タン
ク内の水をその一側部と底部の両面から攪拌させ、より
一層効率的な攪拌作用を得るとともに貯水タンク内の底
部におけるゴミ等の付着を極力減少させるようにし、
(9)貯水タンク1の外部に位置する給水管9および/
または排水管11の内部には発電機17を駆動する為の
被動部材16が設置され、常時導通する給水管9および
/または排水管11内の流水により前記被動部材16が
駆動され非常用貯水装置であって、常時導通する流水の
能力を無駄なく利用し、発電機で得られた電力を災害発
生時等の緊急事態に利用するようしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施形
態について説明する。
態について説明する。
【0010】図1には、本発明の非常用貯水装置の一実
施例に係る側面図が示され、貯水タンク1を地上GLに
設置する形式のものであって、横型である貯水タンク1
は支持脚8、8により地上GLに立設され、地下には前
記貯水タンク1内に延在する給水管9と排水管11が補
助管12により連結され、給水管9と補助管12の一端
とが上水道管の上流側に連通するとともに排水管11と
補助管12の他端とが上水道管の下流側に連通した状態
で埋設されている。
施例に係る側面図が示され、貯水タンク1を地上GLに
設置する形式のものであって、横型である貯水タンク1
は支持脚8、8により地上GLに立設され、地下には前
記貯水タンク1内に延在する給水管9と排水管11が補
助管12により連結され、給水管9と補助管12の一端
とが上水道管の上流側に連通するとともに排水管11と
補助管12の他端とが上水道管の下流側に連通した状態
で埋設されている。
【0011】前記貯水タンク1内の給水管9の形状は前
記貯水タンク1の下方からその内部壁に到達した後に下
方にU字形に屈曲し、更に貯水タンク1の軸線に並行す
るように屈曲し、かつその先端が閉鎖されており、前記
下方への屈曲部分92′と貯水タンク1の軸心への並行
部における給水管部分92の周囲には多数の噴出用枝管
101、101が貯水タンク1の内周面方向に向けて形
成される。
記貯水タンク1の下方からその内部壁に到達した後に下
方にU字形に屈曲し、更に貯水タンク1の軸線に並行す
るように屈曲し、かつその先端が閉鎖されており、前記
下方への屈曲部分92′と貯水タンク1の軸心への並行
部における給水管部分92の周囲には多数の噴出用枝管
101、101が貯水タンク1の内周面方向に向けて形
成される。
【0012】前記のような構造からなる非常用貯水装置
の水の流れ方について述べると、地下埋設部において、
補助管12に設けられた止水弁15を閉鎖しておき、さ
らに給水管9部分と排水管11部分に設けられた各止水
弁15を開放すると、上流側の上水道管に設けられた逆
止弁13および給水管9に設けられた可撓管14と逆止
弁13とを通して供給される水は既設のエアー弁3によ
り給水管9内の空気を排除しつつ貯水タンク1内の給水
管9の屈曲部91に達して前記エアー弁3を閉じた後に
屈曲部分92′と給水管部分92に到達して多数の噴出
用枝管101、101から噴出される。この噴出された
水はエアー弁2により貯水タンク1内の空気を排除しつ
つ貯水タンク1内に充満して前記エアー弁2が閉じ、か
つ、貯水タンク1内に位置する排水管11上部の入水口
111を通して上水道管の下流側に流出する。
の水の流れ方について述べると、地下埋設部において、
補助管12に設けられた止水弁15を閉鎖しておき、さ
らに給水管9部分と排水管11部分に設けられた各止水
弁15を開放すると、上流側の上水道管に設けられた逆
止弁13および給水管9に設けられた可撓管14と逆止
弁13とを通して供給される水は既設のエアー弁3によ
り給水管9内の空気を排除しつつ貯水タンク1内の給水
管9の屈曲部91に達して前記エアー弁3を閉じた後に
屈曲部分92′と給水管部分92に到達して多数の噴出
用枝管101、101から噴出される。この噴出された
水はエアー弁2により貯水タンク1内の空気を排除しつ
つ貯水タンク1内に充満して前記エアー弁2が閉じ、か
つ、貯水タンク1内に位置する排水管11上部の入水口
111を通して上水道管の下流側に流出する。
【0013】このような水の導通は上水道管の下流側で
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は常に新鮮さが維持されつつ循環して
いる。この貯水タンク1内での水の循環は前記多数の噴
出用枝管101、101からの噴出作用により為される
もので、多数の噴出用枝管101、101が貯水タンク
1内の中央部近傍から排水管11方向に、かつ排水管1
1とは逆な方向に斜めに設けられることから、噴出用枝
管101、101からの噴出水は貯水タンク1内を充満
しつつ該貯水タンク1の全内周面に放出されて淀み部を
発生することがない。
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は常に新鮮さが維持されつつ循環して
いる。この貯水タンク1内での水の循環は前記多数の噴
出用枝管101、101からの噴出作用により為される
もので、多数の噴出用枝管101、101が貯水タンク
1内の中央部近傍から排水管11方向に、かつ排水管1
1とは逆な方向に斜めに設けられることから、噴出用枝
管101、101からの噴出水は貯水タンク1内を充満
しつつ該貯水タンク1の全内周面に放出されて淀み部を
発生することがない。
【0014】ここで地震による災害が発生した場合の前
記非常用貯水装置の態様について述べる。給水管9に設
けられた可撓管14によっても水の導通が許容不可能な
大地震が発生して断水した時、仮に貯水タンク1外部の
給水管9および排水管11が破壊され他としても、給水
管9の屈曲部91と排水管11上部の入水口111とが
貯水タンク1内の上端に位置しているため、貯水タンク
1内の水が噴出用枝管101、101を通して給水管9
へ、又は入水口111を通して排水管11へ流出するこ
とはなく、貯水タンク1内に充満して貯水される。この
貯水は災害時用蛇口6から一般人に供給され、事態によ
っては消火栓7、7から放出されることとなる。貯水タ
ンク1内の清掃に際しては、補助管12に設けられた止
水弁15を開放し、かつ排水管11部分に設けられた各
止水弁15を閉鎖した上で蓋5を外すとともにドレーン
用栓7、7を開放して水を放出した後、前記蓋5の開放
口から作業者が進入して清掃作業を行うものである。
記非常用貯水装置の態様について述べる。給水管9に設
けられた可撓管14によっても水の導通が許容不可能な
大地震が発生して断水した時、仮に貯水タンク1外部の
給水管9および排水管11が破壊され他としても、給水
管9の屈曲部91と排水管11上部の入水口111とが
貯水タンク1内の上端に位置しているため、貯水タンク
1内の水が噴出用枝管101、101を通して給水管9
へ、又は入水口111を通して排水管11へ流出するこ
とはなく、貯水タンク1内に充満して貯水される。この
貯水は災害時用蛇口6から一般人に供給され、事態によ
っては消火栓7、7から放出されることとなる。貯水タ
ンク1内の清掃に際しては、補助管12に設けられた止
水弁15を開放し、かつ排水管11部分に設けられた各
止水弁15を閉鎖した上で蓋5を外すとともにドレーン
用栓7、7を開放して水を放出した後、前記蓋5の開放
口から作業者が進入して清掃作業を行うものである。
【0015】図2には、本発明の非常用貯水装置の他の
実施例に係る側面図が示され、排水管11の形状および
該排水管11にエアー弁4を設けた点が異なる以外は前
記図1に示した実施例と同様の構造を備えている。
実施例に係る側面図が示され、排水管11の形状および
該排水管11にエアー弁4を設けた点が異なる以外は前
記図1に示した実施例と同様の構造を備えている。
【0016】前記図2では、複数個のエアー弁2、3、
4、清掃作業のための蓋5、災害時用蛇口6、消火栓ま
たはドレーン用栓7、7等を備えた貯水タンク1が支持
脚8、8により地上GLに立設され、給水管9と排水管
11およびこれらの管9、11間に介在された補助管1
2とが上水道管に連結されており、前記給水管9と排水
管11は貯水タンク1内に位置している。
4、清掃作業のための蓋5、災害時用蛇口6、消火栓ま
たはドレーン用栓7、7等を備えた貯水タンク1が支持
脚8、8により地上GLに立設され、給水管9と排水管
11およびこれらの管9、11間に介在された補助管1
2とが上水道管に連結されており、前記給水管9と排水
管11は貯水タンク1内に位置している。
【0017】前記の貯水タンク1内に位置している排水
管11は貯水タンク1内の上端部で下方にU字形に屈曲
し、その入水口111を貯水タンク1内の底部近傍に位
置させている。
管11は貯水タンク1内の上端部で下方にU字形に屈曲
し、その入水口111を貯水タンク1内の底部近傍に位
置させている。
【0018】前記のような構造からなる非常用貯水装置
の水の流れは、地下埋設部において、補助管12に設け
られた止水弁15を閉鎖し、かつ給水管9部分と排水管
11部分に設けられた各止水弁15を開放することによ
り、上流側の上水道管に設けられた逆止弁13および給
水管9に設けられた可撓管14と逆止弁13とを通して
供給され、既設のエアー弁3により給水管9内の空気を
排除しつつ貯水タンク1内の給水管9の屈曲部91に達
して前記エアー弁3を閉じた後に屈曲部分92′と給水
管部分92に到達して多数の噴出用枝管101、101
から噴出される。この噴出された水はエアー弁2により
貯水タンク1内の空気を排除しつつ貯水タンク1内に充
満して前記エアー弁2が閉じ、かつ、貯水タンク1内に
位置する排水管11の屈曲した下部の入水口111を通
して上水道管の下流側に流出する。
の水の流れは、地下埋設部において、補助管12に設け
られた止水弁15を閉鎖し、かつ給水管9部分と排水管
11部分に設けられた各止水弁15を開放することによ
り、上流側の上水道管に設けられた逆止弁13および給
水管9に設けられた可撓管14と逆止弁13とを通して
供給され、既設のエアー弁3により給水管9内の空気を
排除しつつ貯水タンク1内の給水管9の屈曲部91に達
して前記エアー弁3を閉じた後に屈曲部分92′と給水
管部分92に到達して多数の噴出用枝管101、101
から噴出される。この噴出された水はエアー弁2により
貯水タンク1内の空気を排除しつつ貯水タンク1内に充
満して前記エアー弁2が閉じ、かつ、貯水タンク1内に
位置する排水管11の屈曲した下部の入水口111を通
して上水道管の下流側に流出する。
【0019】このような水の導通は上水道管の下流側で
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は常に新鮮さが維持されつつ循環して
いる。この貯水タンク1内全域での水の循環は前記多数
の噴出用枝管101、101からの噴出作用により為さ
れるもので、多数の噴出用枝管101、101が貯水タ
ンク1内の中央部近傍から排水管11方向に、かつ排水
管11とは逆な方向に斜めに設けられることから、噴出
用枝管101、101からの噴出水は貯水タンク1内を
充満しつつ該貯水タンク1の全内周面に放出されて淀み
部を発生することがない。また、貯水タンク1内に位置
する排水管11の屈曲した下部の入水口111を通して
上水道管の下流側に流出するため、貯水タンク1内の底
部に水垢等が付着する作用を積極的に排除することとな
り清掃作業回数を減少させ得ることとなる。
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は常に新鮮さが維持されつつ循環して
いる。この貯水タンク1内全域での水の循環は前記多数
の噴出用枝管101、101からの噴出作用により為さ
れるもので、多数の噴出用枝管101、101が貯水タ
ンク1内の中央部近傍から排水管11方向に、かつ排水
管11とは逆な方向に斜めに設けられることから、噴出
用枝管101、101からの噴出水は貯水タンク1内を
充満しつつ該貯水タンク1の全内周面に放出されて淀み
部を発生することがない。また、貯水タンク1内に位置
する排水管11の屈曲した下部の入水口111を通して
上水道管の下流側に流出するため、貯水タンク1内の底
部に水垢等が付着する作用を積極的に排除することとな
り清掃作業回数を減少させ得ることとなる。
【0020】図3には、本発明の非常用貯水装置の他の
実施例に係る側面図が示され、複数個のエアー弁2、
3、4、清掃作業のための蓋5、災害時用蛇口6、消火
栓またはドレーン用栓7、7等を備えた貯水タンク1が
支持脚8、8により地上GLに立設され、給水管9と排
水管11およびこれらの管9、11間に介在された補助
管12とが上水道管に連結されており、前記給水管9と
排水管11は貯水タンク1内に位置している。
実施例に係る側面図が示され、複数個のエアー弁2、
3、4、清掃作業のための蓋5、災害時用蛇口6、消火
栓またはドレーン用栓7、7等を備えた貯水タンク1が
支持脚8、8により地上GLに立設され、給水管9と排
水管11およびこれらの管9、11間に介在された補助
管12とが上水道管に連結されており、前記給水管9と
排水管11は貯水タンク1内に位置している。
【0021】前記貯水タンク1における先端が閉鎖され
た給水管9の形状は前記貯水タンク1の下方からその内
部壁に到達した後に下方にU字形に屈曲91し、更に貯
水タンク1の軸線に直交して分岐して屈曲92″、9
3″した後、貯水タンク1の軸線に並行するように屈曲
92、93しており、かつ、貯水タンク1の軸線に並行
するように屈曲した前記部分である給水管部分92、9
3が貯水タンク1内に固定部材104、104にて支持
されている。
た給水管9の形状は前記貯水タンク1の下方からその内
部壁に到達した後に下方にU字形に屈曲91し、更に貯
水タンク1の軸線に直交して分岐して屈曲92″、9
3″した後、貯水タンク1の軸線に並行するように屈曲
92、93しており、かつ、貯水タンク1の軸線に並行
するように屈曲した前記部分である給水管部分92、9
3が貯水タンク1内に固定部材104、104にて支持
されている。
【0022】前記の下方への屈曲部分92′と貯水タン
ク1の軸線に直交して分岐して屈曲した前記部分である
各給水管部分92″、93″と貯水タンク1の軸線に並
行するように屈曲した各給水管部分92、93の周囲に
は多数の噴出用枝管101、101が形成され、殊に、
給水管部分92、92″と給水管部分92″、93″の
各々にに形成される噴出用枝管101、103の噴出方
向は互いに逆向きになされ、貯水タンク1内の水を常時
回転させながら流出させる構造となっている。他方、前
記の貯水タンク1内に位置している排水管11は貯水タ
ンク1内の上端部で下方にU字形に屈曲し、その入水口
111を貯水タンク1内の底部近傍に位置させている。
ク1の軸線に直交して分岐して屈曲した前記部分である
各給水管部分92″、93″と貯水タンク1の軸線に並
行するように屈曲した各給水管部分92、93の周囲に
は多数の噴出用枝管101、101が形成され、殊に、
給水管部分92、92″と給水管部分92″、93″の
各々にに形成される噴出用枝管101、103の噴出方
向は互いに逆向きになされ、貯水タンク1内の水を常時
回転させながら流出させる構造となっている。他方、前
記の貯水タンク1内に位置している排水管11は貯水タ
ンク1内の上端部で下方にU字形に屈曲し、その入水口
111を貯水タンク1内の底部近傍に位置させている。
【0023】前記のような構造からなる非常用貯水装置
の水の流れは、地下埋設部において、補助管12に設け
られた止水弁15を閉鎖し、かつ給水管9部分と排水管
11部分に設けられた各止水弁15を開放することによ
り、上流側の上水道管に設けられた逆止弁13および給
水管9に設けられた可撓管14と逆止弁13とを通して
供給され、既設のエアー弁3により給水管9内の空気を
排除しつつ貯水タンク1内の給水管9の屈曲部91に達
して前記エアー弁3を閉じた後に屈曲部分92′と分岐
されて給水管部分92、92″、93、93″に到達し
て多数の噴出用枝管101、103から互いに逆方向に
噴出される。この噴出された水はエアー弁2により貯水
タンク1内の空気を排除しつつ貯水タンク1内に回動し
ながら充満して前記エアー弁2が閉じ、かつ、貯水タン
ク1内に位置する排水管11の屈曲した下部の入水口1
11を通して上水道管の下流側に流出する。
の水の流れは、地下埋設部において、補助管12に設け
られた止水弁15を閉鎖し、かつ給水管9部分と排水管
11部分に設けられた各止水弁15を開放することによ
り、上流側の上水道管に設けられた逆止弁13および給
水管9に設けられた可撓管14と逆止弁13とを通して
供給され、既設のエアー弁3により給水管9内の空気を
排除しつつ貯水タンク1内の給水管9の屈曲部91に達
して前記エアー弁3を閉じた後に屈曲部分92′と分岐
されて給水管部分92、92″、93、93″に到達し
て多数の噴出用枝管101、103から互いに逆方向に
噴出される。この噴出された水はエアー弁2により貯水
タンク1内の空気を排除しつつ貯水タンク1内に回動し
ながら充満して前記エアー弁2が閉じ、かつ、貯水タン
ク1内に位置する排水管11の屈曲した下部の入水口1
11を通して上水道管の下流側に流出する。
【0024】このような水の導通は上水道管の下流側で
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は前記多数の噴出用枝管101、10
3からの噴出作用により回動されて常に新鮮さが維持さ
れつつ循環している。
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は前記多数の噴出用枝管101、10
3からの噴出作用により回動されて常に新鮮さが維持さ
れつつ循環している。
【0025】ここで前記図3に示した発電機能について
説明する。図示の貯水タンク1外部に位置する給水管9
の内部には被動部材16が設置され、該被動部材16が
発電機17に直結されている。常時導通する給水管9内
の水は被動部材16を駆動回転して発電機17が駆動さ
れて発電されることとなり、この発電機17からの電力
を、例えば災害発生時等の緊急事態に対処すべくバッテ
リーに備蓄しておく等の利用に供するものである。
説明する。図示の貯水タンク1外部に位置する給水管9
の内部には被動部材16が設置され、該被動部材16が
発電機17に直結されている。常時導通する給水管9内
の水は被動部材16を駆動回転して発電機17が駆動さ
れて発電されることとなり、この発電機17からの電力
を、例えば災害発生時等の緊急事態に対処すべくバッテ
リーに備蓄しておく等の利用に供するものである。
【0026】なお、前記貯水タンク1内に位置する排水
管11の入水口111は貯水タンク1内の上部に形成さ
れてもよく、また、前記の被動部材16および発電機1
7が排水管11側に設置されても何等差し支えない。、
図4は、前記図3に示した貯水タンク1の右側面図であ
り、貯水タンク1内の給水管9においてエアー弁3と連
通する屈曲部91から下方への屈曲部分92′とこの屈
曲部分92′から分岐した各給水管部分92、93、9
2″、93″の周囲には多数の噴出用枝管103、10
1が形成され、殊に、給水管部分92、92″と給水管
部分92″、93″に形成される噴出用枝管103、1
01の噴出方向は互いに逆向きになされ、貯水タンク1
内の水を常時回転させながら流出させる構造となってお
り、しかも、給水管部分92、93は貯水タンク1内の
固定部材104、104にて支持されている。
管11の入水口111は貯水タンク1内の上部に形成さ
れてもよく、また、前記の被動部材16および発電機1
7が排水管11側に設置されても何等差し支えない。、
図4は、前記図3に示した貯水タンク1の右側面図であ
り、貯水タンク1内の給水管9においてエアー弁3と連
通する屈曲部91から下方への屈曲部分92′とこの屈
曲部分92′から分岐した各給水管部分92、93、9
2″、93″の周囲には多数の噴出用枝管103、10
1が形成され、殊に、給水管部分92、92″と給水管
部分92″、93″に形成される噴出用枝管103、1
01の噴出方向は互いに逆向きになされ、貯水タンク1
内の水を常時回転させながら流出させる構造となってお
り、しかも、給水管部分92、93は貯水タンク1内の
固定部材104、104にて支持されている。
【0027】図5には、本発明の非常用貯水装置の他の
実施例に係る側面図が示され、複数個のエアー弁2、
3、清掃作業のための蓋5、災害時用蛇口6、消火栓ま
たはドレーン用栓7、7等を備えた貯水タンク1が支持
脚8、8により地上GLに立設され、給水管9と排水管
11およびこれらの管9、11間に介在された補助管1
2とが上水道管に連結されており、前記給水管9と排水
管11は貯水タンク1内に位置している。
実施例に係る側面図が示され、複数個のエアー弁2、
3、清掃作業のための蓋5、災害時用蛇口6、消火栓ま
たはドレーン用栓7、7等を備えた貯水タンク1が支持
脚8、8により地上GLに立設され、給水管9と排水管
11およびこれらの管9、11間に介在された補助管1
2とが上水道管に連結されており、前記給水管9と排水
管11は貯水タンク1内に位置している。
【0028】前記貯水タンク1内の両端が閉鎖されてい
る給水管9の形状は前記貯水タンク1の下方からその内
部壁の上部に到達した後に排水管11方向およびこの排
水管11方向とは反対方向である後方に分岐して貯水タ
ンク1内周面近傍に螺旋状に位置し、固定部材104、
104にて支持されている。前記の後方に分岐した給水
管部分92には貯水タンク1の後方部の水を回転させつ
つ排水管11方向に給送する噴出用枝管103、103
が備えられ、他方の給水管部分93には前記後方部の水
をも含む貯水タンク1の水を回転させつつ排水管11方
向に給送する噴出用枝管101、101が備えられてい
る。他方、前記の貯水タンク1内に位置している排水管
11の入水口111は貯水タンク1内の上端部に位置さ
れる。
る給水管9の形状は前記貯水タンク1の下方からその内
部壁の上部に到達した後に排水管11方向およびこの排
水管11方向とは反対方向である後方に分岐して貯水タ
ンク1内周面近傍に螺旋状に位置し、固定部材104、
104にて支持されている。前記の後方に分岐した給水
管部分92には貯水タンク1の後方部の水を回転させつ
つ排水管11方向に給送する噴出用枝管103、103
が備えられ、他方の給水管部分93には前記後方部の水
をも含む貯水タンク1の水を回転させつつ排水管11方
向に給送する噴出用枝管101、101が備えられてい
る。他方、前記の貯水タンク1内に位置している排水管
11の入水口111は貯水タンク1内の上端部に位置さ
れる。
【0029】前記のような構造からなる非常用貯水装置
の水の流れは、地下埋設部において、補助管12に設け
られた止水弁15を閉鎖し、かつ給水管9部分と排水管
11部分に設けられた各止水弁15を開放することによ
り、上流側の上水道管に設けられた逆止弁13および可
撓管14と給水管9に設けられた止水弁15とを通して
供給され、既設のエアー弁3により給水管9内の空気を
排除しつつ貯水タンク1内の給水管9の屈曲部91に達
して前記エアー弁3を閉じた後に分岐されて給水管部分
92、93に到達して多数の噴出用枝管103、101
から噴出される。
の水の流れは、地下埋設部において、補助管12に設け
られた止水弁15を閉鎖し、かつ給水管9部分と排水管
11部分に設けられた各止水弁15を開放することによ
り、上流側の上水道管に設けられた逆止弁13および可
撓管14と給水管9に設けられた止水弁15とを通して
供給され、既設のエアー弁3により給水管9内の空気を
排除しつつ貯水タンク1内の給水管9の屈曲部91に達
して前記エアー弁3を閉じた後に分岐されて給水管部分
92、93に到達して多数の噴出用枝管103、101
から噴出される。
【0030】この噴出された水はエアー弁2により貯水
タンク1内の空気を排除しつつ貯水タンク1内に回動し
ながら充満して前記エアー弁2が閉じ、かつ、貯水タン
ク1内に位置する排水管11の上部の入水口111を通
して上水道管の下流側に流出する。
タンク1内の空気を排除しつつ貯水タンク1内に回動し
ながら充満して前記エアー弁2が閉じ、かつ、貯水タン
ク1内に位置する排水管11の上部の入水口111を通
して上水道管の下流側に流出する。
【0031】このような水の導通は上水道管の下流側で
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は前記多数の噴出用枝管103、10
1からの噴出作用により回動されて常に新鮮さが維持さ
れつつ循環している。
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は前記多数の噴出用枝管103、10
1からの噴出作用により回動されて常に新鮮さが維持さ
れつつ循環している。
【0032】図6は、前記図5に示した貯水タンク1の
右側面図であり、貯水タンク1内の給水管9においてエ
アー弁3と連通する屈曲部91から分岐して給水管部分
92、93が貯水タンク1内周面に螺旋状に固設10
4、104されており、この分岐した各給水管部分9
2、93、の周囲には多数の噴出用枝管101、101
がやや貯水タンク1の軸心方向に向けて形成され、貯水
タンク1内の水を常時回転させながら流出させる構造と
なっている。
右側面図であり、貯水タンク1内の給水管9においてエ
アー弁3と連通する屈曲部91から分岐して給水管部分
92、93が貯水タンク1内周面に螺旋状に固設10
4、104されており、この分岐した各給水管部分9
2、93、の周囲には多数の噴出用枝管101、101
がやや貯水タンク1の軸心方向に向けて形成され、貯水
タンク1内の水を常時回転させながら流出させる構造と
なっている。
【0033】図7には、本発明の非常用貯水装置の他の
実施例に係る側面図が示され、複数個のエアー弁2、
3、清掃作業のための蓋5、災害時用蛇口6、消火栓ま
たはドレーン用栓7、7等を備えた貯水タンク1が支持
脚8、8により地上GLに立設され、給水管9と排水管
11およびこれらの管9、11間に介在された補助管1
2とが上水道管に連結されており、前記給水管9と排水
管11は貯水タンク1内に位置している。
実施例に係る側面図が示され、複数個のエアー弁2、
3、清掃作業のための蓋5、災害時用蛇口6、消火栓ま
たはドレーン用栓7、7等を備えた貯水タンク1が支持
脚8、8により地上GLに立設され、給水管9と排水管
11およびこれらの管9、11間に介在された補助管1
2とが上水道管に連結されており、前記給水管9と排水
管11は貯水タンク1内に位置している。
【0034】前記貯水タンク1内の給水管9の形状は前
記貯水タンク1の下方からその内部壁に到達してその上
方部でU字形の屈曲部91となし、次いで該屈曲部91
から下方へ延びた屈曲部分92′となし、更に貯水タン
ク1の軸線に並行するように直状屈曲部94となし、該
直状屈曲94端部には、貯水タンク1の他端部に軸受2
0により軸支された回転給水管18の一端部が軸受19
により回転可能に軸支されている。この回転給水管18
の周囲には多数の噴出用枝管101、101が前記回転
給水管18の軸線に対して斜めに、かつこの軸線に直交
する方向に対して互いに逆向きに湾曲した形状に設けら
れる。他方、前記の貯水タンク1内に位置している排水
管11の入水口111は貯水タンク1内の上方部に位置
している。
記貯水タンク1の下方からその内部壁に到達してその上
方部でU字形の屈曲部91となし、次いで該屈曲部91
から下方へ延びた屈曲部分92′となし、更に貯水タン
ク1の軸線に並行するように直状屈曲部94となし、該
直状屈曲94端部には、貯水タンク1の他端部に軸受2
0により軸支された回転給水管18の一端部が軸受19
により回転可能に軸支されている。この回転給水管18
の周囲には多数の噴出用枝管101、101が前記回転
給水管18の軸線に対して斜めに、かつこの軸線に直交
する方向に対して互いに逆向きに湾曲した形状に設けら
れる。他方、前記の貯水タンク1内に位置している排水
管11の入水口111は貯水タンク1内の上方部に位置
している。
【0035】また、前記貯水タンク1の他端部に軸受2
0により軸支された回転給水管18の端部には歯車21
が固着され発電機16の小歯車21′に連結される。
0により軸支された回転給水管18の端部には歯車21
が固着され発電機16の小歯車21′に連結される。
【0036】前記のような構造からなる非常用貯水装置
の水の流れは、地下埋設部において、補助管12に設け
られた止水弁15を閉鎖し、かつ、給水管9部分と排水
管11部分に設けられた各止水弁15を開放することに
より、上流側の上水道管に設けられた可撓管14および
逆止弁13と給水管9に設けられたと止水弁15とを通
して供給され、既設のエアー弁3により給水管9内の空
気を排除しつつ貯水タンク1内の給水管9の屈曲部91
に達して前記エアー弁3を閉じた後に屈曲部分92′を
通り直状屈曲94に到達する。この後回転給水管18の
多数の噴出用枝管101、101から噴出され、前記回
転給水管18を回転して歯車21、21′を介して発電
機17を駆動するとともにエアー弁2により貯水タンク
1内の空気を排除しつつ貯水タンク1内に回動しながら
充満して前記エアー弁2が閉じ、かつ、貯水タンク1内
に位置する排水管11の上方部の入水口111を通して
上水道管の下流側に流出する。
の水の流れは、地下埋設部において、補助管12に設け
られた止水弁15を閉鎖し、かつ、給水管9部分と排水
管11部分に設けられた各止水弁15を開放することに
より、上流側の上水道管に設けられた可撓管14および
逆止弁13と給水管9に設けられたと止水弁15とを通
して供給され、既設のエアー弁3により給水管9内の空
気を排除しつつ貯水タンク1内の給水管9の屈曲部91
に達して前記エアー弁3を閉じた後に屈曲部分92′を
通り直状屈曲94に到達する。この後回転給水管18の
多数の噴出用枝管101、101から噴出され、前記回
転給水管18を回転して歯車21、21′を介して発電
機17を駆動するとともにエアー弁2により貯水タンク
1内の空気を排除しつつ貯水タンク1内に回動しながら
充満して前記エアー弁2が閉じ、かつ、貯水タンク1内
に位置する排水管11の上方部の入水口111を通して
上水道管の下流側に流出する。
【0037】このような水の導通は上水道管の下流側で
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は前記多数の噴出用枝管101、10
1からの噴出作用により回動されて常に新鮮さが維持さ
れつつ循環している。また、前記の発電機16からの電
力は、例えば災害発生時等の緊急事態に対処すべくバッ
テリーに備蓄しておく等の利用に供するものである。
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は前記多数の噴出用枝管101、10
1からの噴出作用により回動されて常に新鮮さが維持さ
れつつ循環している。また、前記の発電機16からの電
力は、例えば災害発生時等の緊急事態に対処すべくバッ
テリーに備蓄しておく等の利用に供するものである。
【0038】図8は、前記図7に示した貯水タンク1の
AーA断面図であり、貯水タンク1内の給水管9はエア
ー弁3と連通する屈曲部91から下方へ延びた屈曲部分
92′と貯水タンク1の軸線に並行する直状屈曲部94
とを備え、該直状屈曲部94には回転給水管18の一端
部が軸受け19により回転可能に軸支されている。この
屈曲部分92′には貯水タンク1内の水を排水方向に積
極的に導くための噴出用枝管102が形成され、また、
前記回転給水管18には多数の噴出用枝管101、10
1が前記回転給水管18の軸線に対して斜めに、かつこ
の軸線に直交する方向に対して互いに逆向きに湾曲した
形状に設けられ、前記噴出用枝管101、101からの
水の噴出作用により回転給水管18が回転されとともに
貯水タンク1内の水が回動攪拌される構造となってい
る。
AーA断面図であり、貯水タンク1内の給水管9はエア
ー弁3と連通する屈曲部91から下方へ延びた屈曲部分
92′と貯水タンク1の軸線に並行する直状屈曲部94
とを備え、該直状屈曲部94には回転給水管18の一端
部が軸受け19により回転可能に軸支されている。この
屈曲部分92′には貯水タンク1内の水を排水方向に積
極的に導くための噴出用枝管102が形成され、また、
前記回転給水管18には多数の噴出用枝管101、10
1が前記回転給水管18の軸線に対して斜めに、かつこ
の軸線に直交する方向に対して互いに逆向きに湾曲した
形状に設けられ、前記噴出用枝管101、101からの
水の噴出作用により回転給水管18が回転されとともに
貯水タンク1内の水が回動攪拌される構造となってい
る。
【0039】図9は、本発明の非常用貯水装置の他の実
施例に係る側面図が示され、複数個のエアー弁2、3、
4、清掃作業のための蓋5、災害時用蛇口6、消火栓ま
たはドレーン用栓7、7等を備えた貯水タンク1が支持
脚8、8により地上GLに立設され、給水管9と排水管
11およびこれらの管9、11間に介在された補助管1
2とが上水道管に連結されており、前記給水管9と排水
管11は貯水タンク1内に位置している。
施例に係る側面図が示され、複数個のエアー弁2、3、
4、清掃作業のための蓋5、災害時用蛇口6、消火栓ま
たはドレーン用栓7、7等を備えた貯水タンク1が支持
脚8、8により地上GLに立設され、給水管9と排水管
11およびこれらの管9、11間に介在された補助管1
2とが上水道管に連結されており、前記給水管9と排水
管11は貯水タンク1内に位置している。
【0040】前記貯水タンク1はその一構成体として内
面に多数の凹条部を長手方向に対して斜めに形成した一
対の半円筒体1′、1″が採用され、これらの半円筒体
1′、1″は凹条部201、202が長手方向に対して
同じ傾斜方向となるように組み合わされて円筒体を形成
しており、また、前記貯水タンク1内の給水管9の形状
は前記貯水タンク1の下方からその内部壁に到達してそ
の上方部でU字形の屈曲部91となし、次いで該屈曲部
91から下方へ延びた屈曲部分92′となし、この屈曲
部分92′には多数の噴出用枝管101、102が前記
屈曲部分92′の軸線に対して放射状に、かつ、少なく
とも前記半円筒体1′、1″の凹条部201、202の
一部に噴出水が掛かるように傾斜して設けられる。他
方、前記の貯水タンク1内に位置している排水管11は
貯水タンク1内の上端部で下方にU字形に屈曲112
し、その入水口111を貯水タンク1内の底部近傍に位
置させている。
面に多数の凹条部を長手方向に対して斜めに形成した一
対の半円筒体1′、1″が採用され、これらの半円筒体
1′、1″は凹条部201、202が長手方向に対して
同じ傾斜方向となるように組み合わされて円筒体を形成
しており、また、前記貯水タンク1内の給水管9の形状
は前記貯水タンク1の下方からその内部壁に到達してそ
の上方部でU字形の屈曲部91となし、次いで該屈曲部
91から下方へ延びた屈曲部分92′となし、この屈曲
部分92′には多数の噴出用枝管101、102が前記
屈曲部分92′の軸線に対して放射状に、かつ、少なく
とも前記半円筒体1′、1″の凹条部201、202の
一部に噴出水が掛かるように傾斜して設けられる。他
方、前記の貯水タンク1内に位置している排水管11は
貯水タンク1内の上端部で下方にU字形に屈曲112
し、その入水口111を貯水タンク1内の底部近傍に位
置させている。
【0041】前記のような構造からなる非常用貯水装置
の水の流れは、地下埋設部において、補助管12に設け
られた止水弁15を閉鎖し、かつ給水管9部分と排水管
11部分に設けられた各止水弁15を開放することによ
り、上流側の上水道管に設けられた可撓管14および逆
止弁13と給水管9に設けられたと止水弁15とを通し
て供給され、既設のエアー弁3により給水管9内の空気
を排除しつつ貯水タンク1内の給水管9の屈曲部91に
達して前記エアー弁3を閉じた後に屈曲部分92′に到
達する。この後、該屈曲部分92′の多数の噴出用枝管
101、102から前記貯水タンク1の両側内面の多数
の凹条部方向と排水管11方向に噴出されて回動攪拌さ
れつつ充満して前記エアー弁2が閉じ、かつ、貯水タン
ク1内に位置する排水管11の下方部の入水口111を
通して上水道管の下流側に流出する。
の水の流れは、地下埋設部において、補助管12に設け
られた止水弁15を閉鎖し、かつ給水管9部分と排水管
11部分に設けられた各止水弁15を開放することによ
り、上流側の上水道管に設けられた可撓管14および逆
止弁13と給水管9に設けられたと止水弁15とを通し
て供給され、既設のエアー弁3により給水管9内の空気
を排除しつつ貯水タンク1内の給水管9の屈曲部91に
達して前記エアー弁3を閉じた後に屈曲部分92′に到
達する。この後、該屈曲部分92′の多数の噴出用枝管
101、102から前記貯水タンク1の両側内面の多数
の凹条部方向と排水管11方向に噴出されて回動攪拌さ
れつつ充満して前記エアー弁2が閉じ、かつ、貯水タン
ク1内に位置する排水管11の下方部の入水口111を
通して上水道管の下流側に流出する。
【0042】このような水の導通は上水道管の下流側で
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は前記多数の噴出用枝管101、10
2からの噴出作用により回動攪拌されて常に新鮮さが維
持されつつ循環する。
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は前記多数の噴出用枝管101、10
2からの噴出作用により回動攪拌されて常に新鮮さが維
持されつつ循環する。
【0043】図10は、前記図9に示した貯水タンク1
の平面図であり、貯水タンク1の一構成体として内面に
多数の凹条部を長手方向に対して斜めに形成した一対の
半円筒体1′、1″が採用され、これらの半円筒体
1′、1″は凹条部201、202が長手方向に対して
同じ傾斜方向となるように組み合わされて円筒体を形成
しており、また、前記貯水タンク1内の給水管9の前記
貯水タンク1の下方からその内部壁に到達してその上方
部でU字形の屈曲して下方へ延びた屈曲部分92′の噴
出用枝管101、102が前記斜めの凹条部201、2
02方向に水を噴出して貯水タンク1内に水を回動攪拌
しつつ充満し、さらに、前記の貯水タンク1内に位置し
ている排水管11に導通してその屈曲部112に達して
エアー弁4を閉じた後に上水道管の下流側に流出する構
造となっている。
の平面図であり、貯水タンク1の一構成体として内面に
多数の凹条部を長手方向に対して斜めに形成した一対の
半円筒体1′、1″が採用され、これらの半円筒体
1′、1″は凹条部201、202が長手方向に対して
同じ傾斜方向となるように組み合わされて円筒体を形成
しており、また、前記貯水タンク1内の給水管9の前記
貯水タンク1の下方からその内部壁に到達してその上方
部でU字形の屈曲して下方へ延びた屈曲部分92′の噴
出用枝管101、102が前記斜めの凹条部201、2
02方向に水を噴出して貯水タンク1内に水を回動攪拌
しつつ充満し、さらに、前記の貯水タンク1内に位置し
ている排水管11に導通してその屈曲部112に達して
エアー弁4を閉じた後に上水道管の下流側に流出する構
造となっている。
【0044】図11は、前記図9に示した貯水タンク1
のBーB断面図であり、貯水タンク1の一構成体として
内面に多数の凹条部201、202を形成した一対の半
円筒体1′、1″が示され、これらの半円筒体1′、
1″が線対称に組み合わされて円筒体に形成された構造
となっている。
のBーB断面図であり、貯水タンク1の一構成体として
内面に多数の凹条部201、202を形成した一対の半
円筒体1′、1″が示され、これらの半円筒体1′、
1″が線対称に組み合わされて円筒体に形成された構造
となっている。
【0045】図12は、本発明の非常用貯水装置の地下
埋設型の実施例に係る側面図が示され、上水道管に逆止
弁13および止水弁15を介して連結された給水管9と
排水管11等を備えた縦型貯水タンク1が地下に埋設さ
れ、他方、導水管97を介して前記縦型貯水タンク1に
連通する圧力用エアー弁100付き手動ポンプ99およ
び前記排水管11に連通する蛇口98が地上GLに立設
されている。
埋設型の実施例に係る側面図が示され、上水道管に逆止
弁13および止水弁15を介して連結された給水管9と
排水管11等を備えた縦型貯水タンク1が地下に埋設さ
れ、他方、導水管97を介して前記縦型貯水タンク1に
連通する圧力用エアー弁100付き手動ポンプ99およ
び前記排水管11に連通する蛇口98が地上GLに立設
されている。
【0046】前記貯水タンク1内の底部には円錐状膨出
部21が形成され、また、前記貯水タンク1内の側部に
縦長に設けられた前記給水管9の形状は多数の噴出孔9
01、901が貯水タンク1内の水を回転攪拌し得るよ
うに該給水管9の長手方向に列状に形成されており、し
かも貯水タンク1内底部の水を攪拌し得るように吐出口
902が前記円錐状膨出部21に向くように該給水管9
の先端近傍が屈曲されてなり、他方、前記貯水タンク1
内の側部に縦長に設けられた前記排水管11の形状は入
水口111が前記円錐状膨出部21に向くように該排水
管11の先端近傍が屈曲されてなるものである。
部21が形成され、また、前記貯水タンク1内の側部に
縦長に設けられた前記給水管9の形状は多数の噴出孔9
01、901が貯水タンク1内の水を回転攪拌し得るよ
うに該給水管9の長手方向に列状に形成されており、し
かも貯水タンク1内底部の水を攪拌し得るように吐出口
902が前記円錐状膨出部21に向くように該給水管9
の先端近傍が屈曲されてなり、他方、前記貯水タンク1
内の側部に縦長に設けられた前記排水管11の形状は入
水口111が前記円錐状膨出部21に向くように該排水
管11の先端近傍が屈曲されてなるものである。
【0047】前記のような構造からなる非常用貯水装置
の水の流れは、給水管9部分と排水管11部分に設けら
れた各止水弁15を開放することにより、上流側の上水
道管に設けられた止水弁15および逆止弁13と給水管
9に設けられた逆止弁13と止水弁15とを通して供給
され、給水管9に設けられた噴出孔901、901およ
びて吐出口902により貯水タンク1内に回動しながら
充満して後、排水管11の入水口111から下流側の上
水道管へ排水される。
の水の流れは、給水管9部分と排水管11部分に設けら
れた各止水弁15を開放することにより、上流側の上水
道管に設けられた止水弁15および逆止弁13と給水管
9に設けられた逆止弁13と止水弁15とを通して供給
され、給水管9に設けられた噴出孔901、901およ
びて吐出口902により貯水タンク1内に回動しながら
充満して後、排水管11の入水口111から下流側の上
水道管へ排水される。
【0048】このような水の導通は上水道管の下流側で
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は常に新鮮さが維持されつつ循環する
もので、該貯水タンク1内には淀み部を発生することが
ない。
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は常に新鮮さが維持されつつ循環する
もので、該貯水タンク1内には淀み部を発生することが
ない。
【0049】ここで地震による災害が発生した場合の前
記非常用貯水装置の態様について述べる。例えば、大地
震が発生して断水した時には、各止水弁15、15を閉
鎖した上で貯水タンク1内に充満して貯水され水は手動
ポンプ99を作動して蛇口98から一般人に供給するも
のである。
記非常用貯水装置の態様について述べる。例えば、大地
震が発生して断水した時には、各止水弁15、15を閉
鎖した上で貯水タンク1内に充満して貯水され水は手動
ポンプ99を作動して蛇口98から一般人に供給するも
のである。
【0050】図13は、本発明の非常用貯水装置の地下
埋設型の実施例に係る側面図が示され、上水道管に逆止
弁13および止水弁15を介して連結された給水管9と
排水管11等を備えた横型貯水タンク1が地下に埋設さ
れ、他方、導水管97を介して前記横型貯水タンク1に
連通する圧力用エアー弁100付き手動ポンプ99およ
び前記排水管11に連通する蛇口98が地上GLに立設
されている。
埋設型の実施例に係る側面図が示され、上水道管に逆止
弁13および止水弁15を介して連結された給水管9と
排水管11等を備えた横型貯水タンク1が地下に埋設さ
れ、他方、導水管97を介して前記横型貯水タンク1に
連通する圧力用エアー弁100付き手動ポンプ99およ
び前記排水管11に連通する蛇口98が地上GLに立設
されている。
【0051】前記貯水タンク1内の側部と底部に渡って
屈曲して設けられた前記給水管9の形状は多数の噴出孔
901、903が貯水タンク1内の水を縦および横方向
に回転攪拌し得るように該給水管9の縦95および横9
6の長手方向に列状に形成されており、他方、前記貯水
タンク1内の側部に縦長に設けられた前記排水管11の
形状は入水口111が前記貯水タンク1内の底部に向く
ように該排水管11の先端近傍が屈曲されてなるもので
ある。
屈曲して設けられた前記給水管9の形状は多数の噴出孔
901、903が貯水タンク1内の水を縦および横方向
に回転攪拌し得るように該給水管9の縦95および横9
6の長手方向に列状に形成されており、他方、前記貯水
タンク1内の側部に縦長に設けられた前記排水管11の
形状は入水口111が前記貯水タンク1内の底部に向く
ように該排水管11の先端近傍が屈曲されてなるもので
ある。
【0052】前記のような構造からなる非常用貯水装置
の水の流れは、給水管9部分と排水管11部分に設けら
れた各止水弁15を開放することにより、上流側の上水
道管に設けられた止水弁15および逆止弁13と給水管
9に設けられた逆止弁13と止水弁15とを通して供給
され、給水管9に設けられた噴出孔901、901、9
03、903により貯水タンク1内の縦・横の各方向に
回動しながら充満して後、排水管11の入水口111か
ら下流側の上水道管へ排水される。
の水の流れは、給水管9部分と排水管11部分に設けら
れた各止水弁15を開放することにより、上流側の上水
道管に設けられた止水弁15および逆止弁13と給水管
9に設けられた逆止弁13と止水弁15とを通して供給
され、給水管9に設けられた噴出孔901、901、9
03、903により貯水タンク1内の縦・横の各方向に
回動しながら充満して後、排水管11の入水口111か
ら下流側の上水道管へ排水される。
【0053】このような水の導通は上水道管の下流側で
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は常に新鮮さが維持されつつ循環する
もので、該貯水タンク1内には淀み部を発生することが
ない。
は断水することなく常時継続されるものであり、貯水タ
ンク1内全域の水は常に新鮮さが維持されつつ循環する
もので、該貯水タンク1内には淀み部を発生することが
ない。
【0054】ここで地震による災害が発生した場合の前
記非常用貯水装置の態様について述べると、前記図12
に示した作動と同様に、例えば、大地震が発生して断水
した時には、各止水弁15、15を閉鎖した上で貯水タ
ンク1内に充満して貯水され水は手動ポンプ99を作動
して蛇口98から一般人に供給するものである。
記非常用貯水装置の態様について述べると、前記図12
に示した作動と同様に、例えば、大地震が発生して断水
した時には、各止水弁15、15を閉鎖した上で貯水タ
ンク1内に充満して貯水され水は手動ポンプ99を作動
して蛇口98から一般人に供給するものである。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明の非常用貯水装置の構成によれば、貯水タンク内への
給水作用を改善することにより、貯水タンク内の水を万
遍なく攪拌して活性化し、貯水タンク内には常時新鮮な
水を貯水できるようにしたものであって、特に、地震、
火災等による災害時に上水道の断水が発生した場合に
は、直ちに衛生上極めて安全な飲料水を供給できるとと
もに消火用として直ちに使用でき、かつ、常時給電が可
能な優れた非常用貯水装置を提供し得るものである。
明の非常用貯水装置の構成によれば、貯水タンク内への
給水作用を改善することにより、貯水タンク内の水を万
遍なく攪拌して活性化し、貯水タンク内には常時新鮮な
水を貯水できるようにしたものであって、特に、地震、
火災等による災害時に上水道の断水が発生した場合に
は、直ちに衛生上極めて安全な飲料水を供給できるとと
もに消火用として直ちに使用でき、かつ、常時給電が可
能な優れた非常用貯水装置を提供し得るものである。
【図1】本発明の非常用貯水装置の一実施例に係る側面
図。
図。
【図2】本発明の非常用貯水装置の他の実施例に係る側
面図。
面図。
【図3】本発明の非常用貯水装置の他の実施例に係る側
面図。
面図。
【図4】前記図3に示した本発明の非常用貯水装置にお
ける貯水タンクの右側面図。
ける貯水タンクの右側面図。
【図5】本発明の非常用貯水装置の他の実施例に係る側
面図。
面図。
【図6】前記図5に示した本発明の非常用貯水装置にお
ける貯水タンクの右側面図。
ける貯水タンクの右側面図。
【図7】本発明の非常用貯水装置の他の実施例に係る側
面図。
面図。
【図8】前記図7に示した本発明の非常用貯水装置にお
ける貯水タンクのAーA断面図。
ける貯水タンクのAーA断面図。
【図9】本発明の非常用貯水装置の他の実施例に係る側
面図。
面図。
【図10】前記図9に示した本発明の非常用貯水装置に
おける貯水タンクの平面図。
おける貯水タンクの平面図。
【図11】前記図9に示した本発明の非常用貯水装置に
おける貯水タンクのBーB断面図。
おける貯水タンクのBーB断面図。
【図12】本発明の非常用貯水装置の地下埋設型の一実
施例に係る側面図。
施例に係る側面図。
【図13】本発明の非常用貯水装置の地下埋設型の他の
実施例に係る側面図。
実施例に係る側面図。
1 貯水タンク 2、3、4 エアー弁 5 清掃用蓋 6 災害時用蛇口 7、7 ドレーン用栓または消火栓 8 支持脚 9 給水管 11 排水管 12 補助管 13 逆止弁 14 可撓管 15 止水弁 16、17 発電機 101、102、103 噴出用枝管 901、903 噴出孔
Claims (9)
- 【請求項1】 上流側の上水道管に連通する給水管9と
上水道管の下流側に連通する排水管11とが貯水タンク
1内に配置されて常時貯水タンク1内に貯水しながら上
水道管にて流通するようにした貯水装置であって、前記
給水管9には、上水道管からの水を貯水タンク1内にお
いて多角的に噴出させ、かつ充満した後にも常時多角的
に攪拌させつつ排水管11から排水するための噴出部が
形成され、上水道管の断水時でも新鮮さが維持された水
を供給出来るように構成したしたことを特徴とする非常
用貯水装置。 - 【請求項2】 地上に立設された貯水タンク1内に位置
し、先端が閉鎖された給水管9は、前記貯水タンク1の
下方からその上方内周面に到達して屈曲部91となした
後に下方への屈曲部分92′となし、さらに該屈曲部分
92′に続いて貯水タンク1の軸線に並行する給水管部
分92となし、少なくとも給水管部分92の周囲には貯
水タンク1内の前方および後方の各々に水を噴出すべ
く、多数の噴出用枝管101、101が給水管部分92
の軸線に対して傾斜して形成され、かつ、前記貯水タン
ク1内における排水管11は、貯水タンク1の下方から
その上方に設けられ、この排水管11の入水口111が
貯水タンク1内の上端近傍に位置され、または、前記排
水管11の屈曲により貯水タンク1内の底部近傍に位置
されように構成したことを特徴とする請求項1記載の非
常用貯水装置。 - 【請求項3】 地上に立設された貯水タンク1内に位置
し、先端が閉鎖された給水管9は、前記貯水タンク1の
下方からその上方内周面に到達して屈曲部91となした
後に下方への屈曲部分92′となし、更に貯水タンク1
の軸線に直交して分岐した各給水管部分92″、93″
となした後、貯水タンク1の軸線に並行する各給水管部
分92、93となすように形成されており、少なくとも
前記各給水管部分92、93の周囲には貯水タンク1内
の水を貯水タンク1の軸線を中心に回動させる多数の噴
出用枝管101、103が形成され、かつ、前記貯水タ
ンク1内における排水管11は、貯水タンク1の下方か
らその上方に設けられ、この排水管11の入水口111
が貯水タンク1内の上端近傍に位置され、または、前記
排水管11の屈曲により貯水タンク1内の底部近傍に位
置されるように構成したことを特徴とする請求項1記載
の非常用貯水装置。 - 【請求項4】 地上に立設された貯水タンク1内の給水
管9は、その両端が閉鎖されてあり、前記貯水タンク1
の下方からその内部壁に到達した後に排水管11方向お
よび貯水タンク1内の後方に分岐された螺旋状の給水管
部分92、93から形成されおり、少なくとも前記各給
水管部分92、93の周囲には貯水タンク1内の水を貯
水タンク1の軸線を中心に回動させる多数の噴出用枝管
101、103が形成され、かつ、前記貯水タンク1内
における排水管11は、貯水タンク1の下方からその上
方に設けられ、この排水管11の入水口111が貯水タ
ンク1内の上端近傍に位置され、または、前記排水管1
1の屈曲により貯水タンク1内の底部近傍に位置される
ように構成したことを特徴とする請求項1記載の非常用
貯水装置。 - 【請求項5】 地上に立設された貯水タンク1内の給水
管9は、貯水タンク1の下方からその内部壁に到達して
その上方部で屈曲部91となし、次いで該屈曲部91か
ら下方へ延びた屈曲部分92′となし、更に貯水タンク
1の軸線に並行するように直状屈曲部94となしてあ
り、該直状屈曲94端部には、発電機16に連結される
とともに貯水タンク1の他端部に軸支された回転給水管
18の一端部が軸支され、この回転給水管18の周囲に
は多数の噴出用枝管101、101が前記回転給水管1
8の軸線に対して斜めに、かつこの軸線に直交する方向
に対して互いに逆向きに湾曲した形状に設けられ、他方
の前記貯水タンク1内における排水管11は、貯水タン
ク1の下方からその上方に設けられ、この排水管11の
入水口111が貯水タンク1内の上端近傍に位置され、
または、前記排水管11の屈曲により貯水タンク1内の
底部近傍に位置されるように構成したことを特徴とする
請求項1記載の非常用貯水装置。 - 【請求項6】 地上に立設された貯水タンク1内に位置
し、先端が閉鎖された給水管9は、前記貯水タンク1の
下方からその上方内周面に到達して屈曲部91となした
後に下方への屈曲部分92′となし、他方、前記貯水タ
ンク1はその一構成体として内面に多数の凹条部を長手
方向に対して斜めに形成した一対の半円筒体1′、1″
を備えおり、給水管部分92′の周囲に設けられた多数
の噴出用枝管101、101からの噴出水が少なくとも
前記一対の半円筒体1′、1″の斜めの凹条部に向かっ
て噴出され、かつ、前記貯水タンク1内における排水管
11は、貯水タンク1の下方からその上方に設けられ、
この排水管11の入水口111が貯水タンク1内の上端
近傍に位置され、または、前記排水管11の屈曲により
貯水タンク1内の底部近傍に位置されるように構成した
ことを特徴とする請求項1記載の非常用貯水装置。 - 【請求項7】 地下に埋設された貯水タンク1内に位置
し、先端が吐出口902である給水管9は、貯水タンク
1の上方からその下方内周面に到達し後に前記貯水タン
ク1の底部に形成されている円錐状膨出部21に向って
屈曲され、前記給水管9の外周に貯水タンク1内の水を
回転攪拌し得るように噴出させる多数の噴出孔901、
901を有し、他方、前記貯水タンク1内に位置し、他
方、先端が入水口111である排水管11は、前記入水
口111を貯水タンク1の前記円錐状膨出部21に向け
て設けられてあり、地上GLに立設されている蛇口98
および手動ポンプ99の前記蛇口98は前記排水管11
に連通し、前記手動ポンプ99は導水管97を介して前
記貯水タンク1に連通するように構成したことを特徴と
する請求項1記載の非常用貯水装置。 - 【請求項8】 地下に埋設された貯水タンク1内に位置
し、先端が閉鎖されいる給水管9は、貯水タンク1の一
側部上方からその底部に到達した後に前記底部に沿って
屈曲され、前記給水管9の外周に貯水タンク1内の水を
側部および底部から回転攪拌し得るように噴出させる多
数の噴出孔901、901を有し、他方、前記貯水タン
ク1内に位置し、先端が入水口111である排水管11
は、前記入水口111を貯水タンク1の前記底部に向け
て設けられてあり、地上GLに立設されている蛇口98
および手動ポンプ99の前記蛇口98は前記排水管11
に連通し、前記手動ポンプ99は導水管97を介して前
記貯水タンク1に連通するように構成したことを特徴と
する請求項1記載の非常用貯水装置。 - 【請求項9】 貯水タンク1の外部に位置する給水管9
および/または排水管11の内部には発電機17を駆動
する為の被動部材16が設置され、常時導通する給水管
9および/または排水管11内の流水により前記被動部
材16が駆動され、この駆動力により発電機17が駆動
されて得られた電力を災害発生時等の緊急事態に利用す
るように構成したことを特徴とする請求項1記載の非常
用貯水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20104597A JP3336407B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 非常用貯水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20104597A JP3336407B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 非常用貯水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1129963A true JPH1129963A (ja) | 1999-02-02 |
JP3336407B2 JP3336407B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=16434504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20104597A Expired - Fee Related JP3336407B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 非常用貯水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3336407B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006274767A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Kaiho Giken:Kk | 貯水装置 |
JP2011196106A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Kurimoto Ltd | 排水装置 |
JP2012012110A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Hajime Onose | 大災害における飲料水供給装置 |
CN102704547A (zh) * | 2012-04-24 | 2012-10-03 | 太原若水环保设备制造有限公司 | 一种可抑制负压的水箱 |
CN106275921A (zh) * | 2016-09-20 | 2017-01-04 | 马艳敏 | 一种带有自动清理和显示功能的水箱 |
JP2017132523A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 三菱重工業株式会社 | 保管容器の転倒防止装置および転倒防止方法 |
JP2019108780A (ja) * | 2017-12-15 | 2019-07-04 | 株式会社ベルテクノ | 回転式吐水具及びこの回転式吐水具を用いた貯水槽 |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP20104597A patent/JP3336407B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3336407B2 (ja) | 2002-10-21 |
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