JPH11298368A - データキャリアシステム及びデータキャリアシステム用質問機 - Google Patents

データキャリアシステム及びデータキャリアシステム用質問機

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JPH11298368A
JPH11298368A JP10111534A JP11153498A JPH11298368A JP H11298368 A JPH11298368 A JP H11298368A JP 10111534 A JP10111534 A JP 10111534A JP 11153498 A JP11153498 A JP 11153498A JP H11298368 A JPH11298368 A JP H11298368A
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coil
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データキャリアシステムにおいて、特別な切
換を必要としないでFSK方式の通信両方の周波数に高
い結合度を得る。 【解決手段】 質問機10はFSK変調によって信号を
送信する。アンテナコイルL1と同調コンデンサC1で
構成される第1の同調回路17と、コイルL2と同調コ
ンデンサC2で構成される第2の同調回路18は調整コ
ンデンサC3で接続され、FSKの2つの周波数のどち
らの周波数にも同調ピークが来るように調整された2波
同調回路を形成している。したがって、特別な切換なく
してFSK信号を効率良く送り出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データキャリアシ
ステム及びデータキャリアシステム用質問機に関し、特
に、質問機と応答機(データキャリア)との間で信号の
授受を行う非接触式ICカード型のデータキャリアを用
いたデータキャリアシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】質問機と応答機のカードとの間で、電磁
結合方式又は電磁誘導方式等により信号の授受を行う方
式のデータキャリアシステム(例えば、「非接触式IC
カードシステム」として実用化が進められている)が広
く知られている。
【0003】特に、搬送波を応答機側で整流して、応答
機の電力として使用する無電池方式の非接触式ICカー
ドシステムがIDカード用、搬送物の認識用タグ等とし
て広く用いられるようになってきた。
【0004】このような電磁結合方式の非接触式ICカ
ードシステムにおいては、質問機は、OSC(発振器)
で発生させた搬送波を送信データに応じて変調し、その
変調波をドライバー回路で増幅し、アンテナコイルを駆
動して応答機に送信する。応答機は、アンテナコイルで
質問機からの信号を受信すると、整流回路で搬送波を整
流して内部で使用する電力を得るとともに、復調回路で
受信信号を復調してデータ処理回路に送り、データ処理
回路でデータ処理を行う。
【0005】ところで、応答機で使用する電力は質問機
から受信した信号を整流回路で整流して発生している
が、得られる電力は応答機のアンテナコイルと質問機の
アンテナコイルの結合度に応じて変化する。そこで、最
も高い結合が得られるように、両方のアンテナコイルに
それぞれコンデンサを接続して共振回路を形成し、高い
Q値を得るようにしている。
【0006】しかしながら、異なる2つの周波数で
“0”または“1”を表すようにする周波数シフトキー
イング(FSK)方式の通信を行う場合には送信信号の
周波数が2つ有るため、高いQ値を有する同調回路では
せっかく同調回路で結合度を高めても両方の周波数に対
応出来ないので、十分な効率を得られなかった。
【0007】そこで、特開平7−131376号公報に
記載のように、給電時には一方の周波数で電力を供給す
るのでこの周波数に合わせて高いQ値の同調回路を形成
し、データの授受の時には別のコンデンサを接続するこ
とによりダンピングしてQ値を下げ、FSKの両方の周
波数に十分対応できるようにしている。
【0008】また、従来のデータキャリアシステムでは
質問機からのデータ送信は電力密度を高めるためにFS
K、PSK等の変調方式が用いられ、応答機からのデー
タ送信はASK(振幅シフトキーイング)方式が用いら
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載の方法では、給電時とデータ送受信時で同調周
波数を切り替えているのでその判定や切換が必要になり
装置が複雑化すると言う問題があった。
【0010】本発明は前述の問題点にかんがみ、本発明
の第1の目的は、上記問題を解決し、特別な切換を必要
としないでFSK方式の通信を行いながら高い結合度を
得られるデータキャリアシステムおよびデータキャリア
用質問機を提供することにある。本発明の第2の目的
は、上記問題を解決し、FSK方式の通信を行う場合
に、特別な切換を必要としないで高い送信出力を得られ
るデータキャリアシステムおよびデータキャリア用質問
機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のデータキャリアシステムでは、送信コイル
と、これに接続された送信回路とを備え、異なる2つの
周波数によって信号を送信する送信局と、送信局から送
信された磁界を受信する受信コイルと、受信コイルで受
信された信号から電力を取り出す整流回路とを備えたデ
ータキャリアとを有するデータキャリアシステムにおい
て、送信コイルと送信回路間に複数のリアクタンス素子
を組み合わせて接続し、異なる2つの周波数の両方の周
波数に同調する2波同調回路としている。したがって、
FSKの2つの周波数のどちらにも強い結合度が得られ
る。また、本発明の他の特徴は、送信コイルと、これに
接続された送信回路とを備え、異なる2つの周波数によ
って信号を送信する送信局と、送信局から送信された磁
界を受信する受信コイルと、受信コイルで受信された信
号から電力を取り出す整流回路とを備えたデータキャリ
アとを有するデータキャリアシステムにおいて、送信コ
イルに第1の同調コンデンサを接続して形成され、異な
る2つの周波数の一方に同調する第1の同調回路と、同
調コイルに第2の同調コンデンサを接続して形成され、
異なる2つの周波数の一方に同調する第2の同調回路
と、第1、第2の同調回路を結合するリアクタンス素子
とを備え、リアクタンス素子によって結合された同調回
路が異なる2つの周波数の他方の周波数に対して同調す
るようにした点にある。ここで、第1の同調回路と第2
の同調回路のバランス(同調点のピークレベル等)をリ
アクタンス素子によって取ることができる。ここで、第
1の同調回路と第2の同調回路の構成例としては、第1
の同調回路を、送信コイルと第1の同調コンデンサで構
成された並列共振回路で構成し、第2の同調回路を同調
コイルと前記第2の同調コンデンサで構成された並列共
振回路で構成され、この第1、第2の同調回路は、共に
異なる2つの周波数の高い方の周波数に同調するように
調整され、第2の同調回路に調整コンデンサを直列に接
続した回路を、第1の同調回路に並列に接続し、異なる
2つの周波数の低い方の周波数に同調させることが望ま
しい。第1の同調回路と第2の同調回路の他の構成例と
しては、第1の同調回路を送信コイルと第1の同調コン
デンサで構成された並列共振回路で構成し、第2の同調
回路を同調コイルと前記第2の同調コンデンサで構成さ
れた並列共振回路で構成し、第1、第2の同調回路が共
に異なる2つの周波数の低い方の周波数に同調するよう
に調整され、第2の同調回路に調整コイルを直列に接続
した回路を第1の同調回路に並列に接続し、異なる2つ
の周波数の高い方の周波数にも同調させることによって
も実現できる。第1の同調回路と第2の同調回路の更に
他の構成例としては、第1の同調回路を送信コイルと第
1の同調コンデンサで構成された直列共振回路で構成
し、第2の同調回路を同調コイルと第2の同調コンデン
サで構成された直列共振回路で構成し、第1、第2の同
調回路が共に異なる2つの周波数の高い方の周波数に同
調するように調整され、第2の同調回路に調整コイルを
並列に接続した回路を第1の同調回路に直列に接続し
て、異なる2つの周波数の低い方の周波数にも同調させ
ることによっても実現できる。第1の同調回路と第2の
同調回路の更に他の構成例としては、第1の同調回路を
送信コイルと第1の同調コンデンサで構成された直列共
振回路で構成し、第2の同調回路を、同調コイルと第2
の同調コンデンサで構成された直列共振回路で構成し、
第1、第2の同調回路は、共に異なる2つの周波数の低
い方の周波数に同調するように調整され、第2の同調回
路に調整コンデンサを並列に接続回路を第1の同調回路
に直列に接続し、異なる2つの周波数の高い方の周波数
にも同調させることによっても実現できる。第1の同調
回路と第2の同調回路の更に他の構成例としては、第1
の同調回路を送信コイルと第1の同調コンデンサで構成
された並列共振回路で構成し、第2の同調回路を、同調
コイルと第2の同調コンデンサで構成された直列共振回
路で構成し、第1、第2の同調回路は、共に異なる2つ
の周波数の高い方の周波数に同調するように調整され、
第2の同調回路に調整コイルを並列に接続した回路を第
1の同調回路の送信コイルと第1の同調コンデンサの間
に割り込んで接続することで異なる2つの周波数の低い
方の周波数にも同調させることによっても実現できる。
第1の同調回路と第2の同調回路の更に他の構成例とし
ては、第1の同調回路を送信コイルと前記第1の同調コ
ンデンサで構成された並列共振回路で構成し、第2の同
調回路を同調コイルと第2の同調コンデンサで構成され
た直列共振回路で構成し、第1、第2の同調回路は、共
に異なる2つの周波数の低い方の周波数に同調するよう
に調整され、第2の同調回路に調整コンデンサを並列に
接続した回路を第1の同調回路の送信コイルと第1の同
調コンデンサの間に割り込んで接続することで前記異な
る2つの周波数の高い方の周波数にも同調させることに
よっても実現できる。第1の同調回路と第2の同調回路
の更に他の構成例としては、第1の同調回路を送信コイ
ルと第1の同調コンデンサで構成された直列共振回路で
構成し、第2の同調回路を同調コイルと第2の同調コン
デンサで構成された並列共振回路で構成し、第1、第2
の同調回路は、共に前記異なる2つの周波数の低い方の
周波数に同調するように調整され、第2の同調回路に調
整コイルを直列に接続した回路を第1の同調回路の送信
コイル、あるいは第1の同調コンデンサに並列に接続す
ることにより異なる2つの周波数の高い方の周波数にも
同調させることによっても実現できる。第1の同調回路
と第2の同調回路の更に他の構成例としては、第1の同
調回路を送信コイルと第1の同調コンデンサで構成され
た直列共振回路で構成し、第2の同調回路を、同調コイ
ルと第2の同調コンデンサで構成された並列共振回路で
構成し、第1、第2の同調回路は、共に異なる2つの周
波数の高い方の周波数に同調同調するように調整され、
第2の同調回路に調整コンデンサを直列に接続した回路
を第1の同調回路の送信コイル、あるいは第1の同調コ
ンデンサに並列に接続ることにより異なる2つの周波数
の低い方の周波数にも同調させることによっても実現で
きる。ここで、異なる2つの周波数の一方の周波数をデ
ータキャリアから送信局に送る信号の周波数とし、異な
る2つの周波数の他方の周波数を送信局から送る信号の
周波数、あるいは、複数の周波数で信号を送る場合はそ
れらの中間の周波数とすることによって送受信で異なる
周波数を用いるシステム、たとえが質問機からはFSK
方式で伝送し、応答機からはASKで伝送する場合にも
両方の周波数で強い結合を得ることが出来る。上記目的
を達成するために本発明のデータキャリアシステム用質
問機は、送信コイルと、これに接続された送信回路とを
備え、異なる2つの周波数によって信号を送信するデー
タキャリアシステム用質問機において、送信コイルと送
信回路間に複数のリアクタンス素子を組み合わせて接続
し、異なる2つの周波数の両方の周波数に同調する2波
同調回路を接続している。また、上記目的を達成するた
めに本発明のデータキャリアシステム用質問機は、送信
コイルと、これに接続された送信回路とを備え、異なる
2つの周波数によって信号を送信するデータキャリアシ
ステム用質問機において、送信コイルに第1の同調コン
デンサを接続して形成され、異なる2つの周波数の一方
に同調する第1の同調回路と、同調コイルに第2の同調
コンデンサを接続して形成され、異なる2つの周波数の
一方に同調する第2の同調回路と、第1、第2の同調回
路を結合するリアクタンス素子とを備え、リアクタンス
素子によって結合された同調回路が異なる2つの周波数
の他方の周波数に対して同調するようにしている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て説明する。図1は、本発明の実施の形態のデータキャ
リアを用いたデータキャリアシステムの構成を示す図で
ある。図1において、質問機10は搬送波の基本信号を
発生する発振回路11と、発振回路11からの基本信号
をそれぞれ異なる分周比で分周して第1、第2の搬送波
を発生する分周回路12、13、と第1、第2の搬送波
から1つの搬送波を選択して出力する選択回路15と、
出力増幅器16、第1の同調回路17および第2の同調
回路18を備える。
【0013】質問機10は更に、送信信号を生成する内
部処理回路19と、同調回路17、18で受信した信号
を処理する復調回路20を備える。第1の同調回路17
はアンテナコイルL1と同調コンデンサC1で構成さ
れ、第2の同調回路18は同調コイルL2と同調コンデ
ンサC2で構成される。
【0014】第1の同調回路17と第2の同調回路18
は、図1に示すように並列に接続されているが、両同調
回路の調整用のコンデンサC3を介して接続している。
図1では、復調回路20の入力を同調回路17、18と
したが、別途受信コイルを設けてもよい。
【0015】応答機30は送受信コイル31と、送受信
コイル31に並列に接続された同調コンデンサ32と、
整流回路33と、FSK復調を行う復調回路34、内部
処理回路35、送信用変調回路36、送信用負荷トラン
ジスタ37、電圧調整用負荷トランジスタ38、電圧検
出回路40および電圧レギュレータ回路41を有してい
る。
【0016】内部処理回路35は、一般的な信号処理回
路と同様に、CPU35a、RAM35b、プログラム
等を記憶したROM35C、電気的に書き換え可能なE
EPROM35dおよびインタフェース35eを備えて
いる。
【0017】発振回路11は、例えば、4MHzの基準
信号を生成する。この基準信号は第1、第2の分周回路
12、13に供給され、第1の分周回路12で1/32
に分周された信号(125KHz)と第2の分周回路1
3で1/34に分周された信号(117.647058
8KHz)が得られる。
【0018】内部処理回路19が論理値“1”のデータ
の送信を指示する場合には選択回路15で第1の分周回
路12の出力を選択して125KHzの信号を出力増幅
器16を介して同調回路17、18に送る。
【0019】一方、内部処理回路19が論理値“0”の
データの送信を指示する場合には選択回路15で第2の
分周回路13の出力を選択して117.6470588
KHzの信号を出力増幅器16を介して同調回路17、
18に送る。
【0020】第1の同調回路17は、アンテナコイルL
1のインダクタンスと同調コンデンサC1の容量を調整
することにより単独では125KHzに同調周波数が一
致するように設計される。第2の同調回路18もまたア
ンテナコイルL2のインダクタンスと同調コンデンサC
2の容量を調整することにより、単独128KHzに同
調周波数が一致するように設計される。
【0021】すると、125KHzの信号に対しては第
1の同調回路17と第2の同調回路18を接続した回路
全体でも125KHzに同調した状態になる。すなわ
ち、インピーダンスが大きく(理想的には無限大)な
る。
【0022】ここで、第1の同調回路17が125KH
zが同調しているところに117.6470588KH
z(以下、簡単のに117KHz呼ぶ)の信号を入力す
ると、LC並列共振回路の容量分の総インピーダンスに
対する寄与度は周波数が低くなると相対的に低くなるの
で見かけ上第1の同調回路17は「インダクタンスL」
に見える。同様に第2の同調回路18も単独では「イン
ダクタンスL」に見える。
【0023】しかし、第2の同調回路18と調整用コン
デンサC3の直列回路は((1/ωC)>ωL)として
あるので,全体としては「容量C」に見えることにな
る。したがって、117KHzの信号に切り替わった時
には第1の同調回路17と第2の同調回路18を調整用
コンデンサC3で接続した同調回路全体としては、第1
の同調回路17の「インダクタンスL」と第2の同調回
路18と調整用コンデンサC3の直列回路の「容量C」
のLC同調回路とみなすことができる。
【0024】この実施形態では、このLC同調回路の同
調周波数が117.6470588KHzに同調周波数
が一致するように調整用コンデンサC3を調整すること
で、図2に示すように2つのピークを目的とする125
KHzおよび117KHzに調整する。
【0025】この調整は、まず第1の同調回路17を単
独で125KHzに同調するようにアンテナコイルL1
のインダクタンスと同調コンデンサC1の容量を調整す
る。同様にして、第2の同調回路18を単独で125K
Hzに同調するように調整する。
【0026】次に、117KHzの信号を入力して、も
う一つのピークが117KHzに一致するように調整用
コンデンサC3を調整する。もう一つのピークが117
KHzより高い場合(図2(a))には調整用コンデン
サC3を増やし、図2(c)に示すように117KHz
より低い場合には調整用コンデンサC3を減らして図2
(b)に示すように両ピークが125KHzおよび11
7KHzに一致するように引き込む。
【0027】また、両ピークのピーク値のバランスは第
1の同調回路17と第2の同調回路18の同調コンデン
サC1、C2の比を設定することで等しいピーク値を持
つように調整することができる。
【0028】このように、本発明の第1の実施の形態で
は、FSKの2つの周波数のどちらでも送信コイルを送
信信号に同調させることができ高いピークを持たせられ
る。したがって、送信出力が大きくなり、応答機30へ
十分な電力の供給が行える。尚、この実施の形態では、
応答機30はASK変調でデータ送信を行う。以下、そ
の応答機30の動作を説明する。
【0029】応答機30の送受信コイル31と同調コン
デンサ32から構成される同調回路の同調周波数は、1
25KHzと117.6470588KHzの2つの周
波数の中心、すなわち、√(ルート)(125KHz×
117.6470588)=121.2678125K
Hzに設定されている。したがって、応答機30では論
理値“1”を受信する場合も、論理値“0”を受信する
場合もほぼ同じ強度の信号を受信することが出来る。
【0030】応答機30での電力は、送受信コイル31
と同調コンデンサ32から構成される同調回路で受信し
た搬送波を整流回路33のダイオード33aおよび平滑
コンデンサ33bで直流に変換して使用している。内部
処理回路35で用いる電圧を更に安定させるために電圧
レギュレータ41が設けられている。電圧検出回路40
は整流回路33の出力電圧を検出している。
【0031】応答機30から質問機10へデータ送信を
行う場合には、内部処理回路35の内部のCPU35a
で発生したデータがインタフェース35eを介して変調
回路36に伝えられ、変調回路の出力に応じて送信用負
荷トランジスタ37をオン・オフ動作させる。すると、
送受信コイル31に流れる電流が変化し、送受信コイル
31とアンテナコイルL1間の電磁結合の強さが変化す
る。
【0032】質問機10の復調回路20は、アンテナコ
イル17の両端に発生する電圧の変化、具体的には第1
の分周回路12から出力される125KHzの信号の振
幅変化を検出して応答機30からのデータを復調する。
実際にはバンドパスフィルタで、第1の分周回路12か
ら出力される125KHzの信号に対して、データキャ
リアより送られて来たサブバンド信号の振幅および位相
の変化をとらえて復調動作を行う。
【0033】次に、本発明の第2の実施例の形態を説明
する。この第2の実施の形態は図3に示すように、応答
機30側にも2つの同調回路50、51とさらに調整用
コンデンサC6を設けたものである。同調回路50はア
ンテナコイルL4と同調コンデンサC4で構成され、同
調回路51は同調コイルL5と同調コンデンサC5で構
成される。図3に示すように同調回路51と調整コンデ
ンサC6の直列回路が同調回路50に並列に接続されて
いる。
【0034】同調回路50、51は単独では共に質問機
からの信号の中間周波数である121KHzに同調して
おりさらに、調整コンデンサC6を介して並列接続する
ことで応答機30から質問機への信号周波数である6
2.5KHzにも同調している。このように、質問機か
らと応答機からの信号の両方に同調が取られているため
伝送効率が高まる。ちなみに、質問機からの信号に対し
ては中間の周波数に同調が取られているため、伝送効率
が下がってしまう面も心配されるが一般には、応答機で
は、同調回路に対する負荷が重く高いQが得られないの
で問題にならない場合が多い。
【0035】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。この第3の実施の形態は図4に示すように、質問機
10は第1の実施の形態の物と同じである。応答機30
は第1、第2の実施の形態ではASK変調を行っていた
が、この第3の実施の形態では応答機30もFSK変調
を行ってデータ送信を行う。図4において、変調回路3
6は質問機のFSK変調回路と同じ構造を持つFSK変
調回路である。
【0036】図5に同調回路の変形例を列記する。図5
(a)はLC並列回路を2個コイルLで接続した構成を
持ち図6(a)に示すような同調特性を有する。図5
(b)はLC並列回路を2個コンデンサCで接続した構
成を持ち図6(b)に示すような同調特性を有する。
【0037】図5(c)はL1C1の直列回路にL2C
2の並列回路をコンデンサCで接続した構成を持ち図6
(c)に示すような同調特性を有する。図5(d)はL
1C1の直列回路にL2C2の並列回路をコイルLで接
続した構成を持ち図7(a)に示すような同調特性を有
する。
【0038】図5(e)は2個のコイルL1とL2の直
列回路と2個のコンデンサC1とC2を直列に接続し、
コイルL1とL2の接続点とコンデンサC1とC2接続
点を調整用コンデンサCで接続した構成を持ち図7
(b)に示すような同調特性を有する。
【0039】図5(f)は2個のコイルL1とL2の直
列回路と2個のコンデンサC1とC2を直列に接続し、
コイルL1とL2の接続点とコンデンサC1とC2接続
点を調整用コイルLで接続した構成を持ち図7(c)に
示すような同調特性を有する。図5(g)は2個のコイ
ルL1とL2と2個のコンデンサC1とC2を図のよう
に接続し、コイルL1とL2の接続点とコンデンサC1
とC2の接続点を調整用コンデンサCで接続した構成を
持ち、図8(a)に示すような同調特性を有する。
【0040】図5(h)は2個のコイルL1とL2と2
個のコンデンサC1とC2を図のようにに接続し、コイ
ルL1とL2の接続点とコンデンサC1とC2接続点を
調整用コイルLで接続した構成を持ち図8(b)に示す
ような同調特性を有する。このように同調回路の構成は
各種ありどの構成を用いるかは設計的事項である。
【0041】本発明は、2つの同一の周波数に同調して
いる同調回路を組み合わせて2つのピークを持つ2波同
調回路を形成する技術を用いている。この技術を適用す
ることにより、上記実施の形態以外にも応用することが
出来る。
【0042】図9に示すように送信周波数と受信周波数
が異なるシステムに応用することが考えられる。回路構
成は図3に示す実施の形態と同じ構成で実現できる。送
信方式はFSK方式を取り、質問機の同調回路17、1
8はFSK変調の125KHzと117.647058
8KHzの2つの周波数の中心、すなわち、ルート(1
25KHz×117.6470588)=121.26
78125KHzで一つのピークを持つように設定され
ている。
【0043】また、同調特性も上記第1から第3までの
実施形態に比べて緩やかなカーブを描くように調整さ
れ、125KHzと117KHzのどちらにも対応出来
るように設定される。質問機の同調回路17、18はも
う一つのピークが応答機の変調回路36でASK変調さ
れるサイドバンドであり且つ受信信号の周波数(62.
5KHz)に一致するように調整用コンデンサC3が調
整される。これにより質問機10から見て、送信(FS
K変調)と受信(ASK変調)の両方に適応するシステ
ムを容易に構成することが出来る。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、特別な
切換を必要としないでFSK方式の通信を行いながら高
い結合度を得られるデータキャリアシステムおよびデー
タキャリア用質問機を提供することができる。また、本
発明によれば、FSK方式の通信を行う場合に、特別な
切換を必要としないで高い送信出力を得られるデータキ
ャリアシステムおよびデータキャリア用質問機を提供す
ることができる。また、本発明によれば、質問機から見
て、送信(FSK変調)と受信(ASK変調)の両方に
適応するシステムを容易に構成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のデータキャリアシ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態のデータキャリアシステムに
おける同調回路の調整方法を説明する波形図である。
【図3】第2の実施の形態のデータキャリアシステムの
構成を示すブロック図である。
【図4】第3の実施の形態のデータキャリアシステムの
構成を示すブロック図である。
【図5】同調回路の変形例を説明する回路図である。
【図6】第4の実施の形態のデータキャリアシステムの
動作を説明するための波形図である。
【図7】第4の実施の形態のデータキャリアシステムの
動作を説明するための波形図である。
【図8】第4の実施の形態のデータキャリアシステムの
動作を説明するための波形図である。
【図9】送信周波数と受信周波数が異なるシステムの同
調波形を説明するための波形図である。
【符号の説明】
10 質問機 11 発振回路 12 分周回路 14 分周回路 16 出力増幅器 17 第1の同調回路 18 第2の同調回路 30 応答機 31 送受信コイル 32 同調コンデンサ 33 整流回路 34 復調回路 35 内部処理回路 36 送信用変調回路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信コイルと、これに接続された送信回
    路とを備え、異なる2つの周波数によって信号を送信す
    る送信局と、前記送信局から送信された磁界を受信する
    受信コイルと、前記受信コイルで受信された信号から電
    力を取り出す整流回路と、を備えたデータキャリアとを
    有するデータキャリアシステムにおいて、 前記送信コイルと前記送信回路との間に複数のリアクタ
    ンス素子を組み合わせて接続し、 前記異なる2つの周波
    数の両方の周波数に同調する2波同調回路としたことを
    特徴とするデータキャリアシステム。
  2. 【請求項2】 送信コイルと、これに接続された送信回
    路とを備え、異なる2つの周波数によって信号を送信す
    る送信局と、前記送信局から送信された磁界を受信する
    受信コイルと、前記受信コイルで受信された信号から電
    力を取り出す整流回路とを備えたデータキャリアを有す
    るデータキャリアシステムにおいて、前記送信コイルに
    第1の同調コンデンサを接続して形成され、前記異なる
    2つの周波数の一方に同調する第1の同調回路と、 同調コイルに第2の同調コンデンサを接続して形成さ
    れ、前記異なる2つの周波数の一方の周波数に同調する
    第2の同調回路と、 前記第1の同調回路と第2の同調回路とを結合するリア
    クタンス素子とを備え、前記リアクタンス素子によって
    結合された同調回路が前記異なる2つの周波数の他方の
    周波数に対しても同調するようにしたことを特徴とする
    データキャリアシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のデータキャリアシステ
    ムにおいて、 前記第1の同調回路は、前記送信コイルと前記第1の同
    調コンデンサとで構成された並列共振回路であり、 前記第2の同調回路は、前記同調コイルと前記第2の同
    調コンデンサで構成された並列共振回路であり、前記第
    1、第2の同調回路は、共に前記異なる2つの周波数の
    高い方の周波数に同調しており、 前記第2の同調回路に調整コンデンサを直列に接続した
    回路を、前記第1の同調回路に並列に接続し、前記異な
    る2つの周波数の低い方の周波数にも同調させたことを
    特徴とするデータキャリアシステム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のデータキャリアシステ
    ムにおいて、 前記第1の同調回路は、前記送信コイルと前記第1の同
    調コンデンサで構成された並列共振回路であり、 前記第2の同調回路は、前記同調コイルと前記第2の同
    調コンデンサで構成された並列共振回路であり、 前記第1、第2の同調回路は、共に前記異なる2つの周
    波数の低い方の周波数に同調しており、 第2の同調回路に調整コイルを直列に接続した回路を第
    1の同調回路に並列に接続し、前記異なる2つの周波数
    の高い方の周波数にも同調させたことを特徴とするデー
    タキャリアシステム。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のデータキャリアシステ
    ムにおいて、 前記第1の同調回路は、前記送信コイルと前記第1の同
    調コンデンサで構成された直列共振回路であり、 前記第2の同調回路は、前記同調コイルと前記第2の同
    調コンデンサで構成された直列共振回路であり、 前記第1、第2の同調回路は、共に前記異なる2つの周
    波数の高い方の周波数に同調しており、 前記第2の同調回路に調整コイルを並列に接続した回路
    を前記第1の同調回路に直列に接続し、前記異なる2つ
    の周波数の低い方の周波数にも同調させたことを特徴と
    するデータキャリアシステム。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載のデータキャリアシステ
    ムにおいて、 前記第1の同調回路は、前記送信コイルと前記第1の同
    調コンデンサで構成された直列共振回路であり、 前記第2の同調回路は、前記同調コイルと前記第2の同
    調コンデンサで構成された直列共振回路であり、 前記第1、第2の同調回路は、共に前記異なる2つの周
    波数の低い方の周波数に同調しており、 前記第2の同調回路に調整コンデンサを並列に接続した
    回路を前記第1の同調回路に直列に接続し、前記異なる
    2つの周波数の高い方の周波数にも同調させたことを特
    徴とするデータキャリアシステム。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載のデータキャリアシステ
    ムにおいて、 前記第1の同調回路は、前記送信コイルと前記第1の同
    調コンデンサで構成された並列共振回路であり、 前記第2の同調回路は、前記同調コイルと前記第2の同
    調コンデンサで構成された直列共振回路であり、 前記第1、第2の同調回路は、共に前記異なる2つの周
    波数の高い方の周波数に同調しており、 前記第2の同調回路に調整コイルを並列に接続した回路
    を前記第1の同調回路の前記送信コイルと前記第1の同
    調コンデンサの間に割り込んで接続することで前記異な
    る2つの周波数の低い方の周波数にも同調させたこと特
    徴とするデータキャリアシステム。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載のデータキャリアシステ
    ムにおいて、 前記第1の同調回路は、前記送信コイルと前記第1の同
    調コンデンサで構成された並列共振回路であり、 前記第2の同調回路は、前記同調コイルと前記第2の同
    調コンデンサで構成された直列共振回路であり、 前記第1、第2の同調回路は、共に前記異なる2つの周
    波数の低い方の周波数に同調しており、前記第2の同調
    回路に調整コンデンサを並列に接続した回路を前記第1
    の同調回路の前記送信コイルと前記第1の同調コンデン
    サの間に割り込んで接続することで前記異なる2つの周
    波数の高い方の周波数にも同調させたことを特徴とする
    データキャリアシステム。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載のデータキャリアシステ
    ムにおいて、 前記第1の同調回路は、前記送信コイルと前記第1の同
    調コンデンサで構成された直列共振回路であり、 前記第2の同調回路は、前記同調コイルと前記第2の同
    調コンデンサで構成された並列共振回路であり、 前記第1、第2の同調回路は、共に前記異なる2つの周
    波数の低い方の周波数に同調しており、 前記第2の同調回路に調整コイルを直列に接続した回路
    を前記第1の同調回路の前記送信コイル、あるいは前記
    第1の同調コンデンサに並列に接続することにより前記
    異なる2つの周波数の高い方の周波数にも同調させたこ
    とを特徴とするデータキャリアシステム。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載のデータキャリアシス
    テムにおいて、 前記第1の同調回路は、前記送信コイルと前記第1の同
    調コンデンサで構成された直列共振回路であり、 前記第2の同調回路は、前記同調コイルと前記第2の同
    調コンデンサで構成された並列共振回路であり、 前記第1、第2の同調回路は、共に前記異なる2つの周
    波数の高い方の周波数に同調しており、 前記第2の同調回路に調整コンデンサを直列に接続した
    回路を前記第1の同調回路の前記送信コイル、あるいは
    前記第1の同調コンデンサに並列に接続することにより
    前記異なる2つの周波数の低い方の周波数にも同調させ
    たことを特徴とするデータキャリアシステム。
  11. 【請求項11】 請求項3乃至10に記載のデータキャ
    リアシステムにおいて、 前記異なる2つの周波数の一方の周波数をデータキャリ
    アから送信局に送る信号の周波数とし、前記異なる2つ
    の周波数の他方の周波数を送信局から送る信号の周波
    数、あるいは、複数の周波数で信号を送る場合はそれら
    の中間の周波数とすることを特徴とするデータキャリア
    システム。
  12. 【請求項12】 送信コイルと、これに接続された送信
    回路とを備え、異なる2つの周波数によって信号を送信
    するデータキャリアシステム用質問機において、 前記送信コイルと前記送信回路間に複数のリアクタンス
    素子を組み合わせて接続し、前記異なる2つの周波数の
    両方の周波数に同調する2波同調回路を接続したことを
    特徴とするデータキャリアシステム用質問機。
  13. 【請求項13】 送信コイルと、これに接続された送信
    回路とを備え、異なる2つの周波数によって信号を送信
    するデータキャリアシステム用質問機において、 前記送信コイルに第1の同調コンデンサを接続して形成
    され、前記異なる2つの周波数の一方に同調する第1の
    同調回路と、 同調コイルに第2の同調コンデンサを接続して形成さ
    れ、前記異なる2つの周波数の一方に同調する第2の同
    調回路と、 前記第1、第2の同調回路を結合するリアクタンス素子
    とを備え、 前記リアクタンス素子によって結合された同調回路が前
    記異なる2つの周波数の他方の周波数に対して同調する
    ようにしたことを特徴とデータキャリアシステム用質問
    機。
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