JPH11298367A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH11298367A
JPH11298367A JP10106543A JP10654398A JPH11298367A JP H11298367 A JPH11298367 A JP H11298367A JP 10106543 A JP10106543 A JP 10106543A JP 10654398 A JP10654398 A JP 10654398A JP H11298367 A JPH11298367 A JP H11298367A
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JP
Japan
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antenna
signal
modulator
transponder
terminal
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JP10106543A
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Goro Yoshida
吾朗 吉田
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Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
    • G07B15/00Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points
    • G07B15/06Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems
    • G07B15/063Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems using wireless information transmission between the vehicle and a fixed station
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/74Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems
    • G01S13/75Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems using transponders powered from received waves, e.g. using passive transponders, or using passive reflectors
    • G01S13/751Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems using transponders powered from received waves, e.g. using passive transponders, or using passive reflectors wherein the responder or reflector radiates a coded signal
    • G01S13/758Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems using transponders powered from received waves, e.g. using passive transponders, or using passive reflectors wherein the responder or reflector radiates a coded signal using a signal generator powered by the interrogation signal
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • H01Q3/26Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
    • H01Q3/2605Array of radiating elements provided with a feedback control over the element weights, e.g. adaptive arrays
    • H01Q3/2647Retrodirective arrays

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広角待受特性を有しかつ送信時の利得が高い
トランスポンダ回路を、小型かつ安価に実現する。 【解決手段】 可逆特性を有する変調器24を用いてト
ランスポンダ12のアップリンク用送受信回路16を構
成する。素子アンテナ26によって受信された無変調信
号は可逆特性変調器24によって変調され素子アンテナ
28から再輻射され、逆に素子アンテナ28によって受
信された無変調信号は可逆特性変調器24によって変調
され素子アンテナ26から再輻射される。素子アンテナ
26及び28から再輻射される信号は、無変調信号の到
来方向に関しては同相合成の関係となるため、送信に関
しては指向性が狭まりより利得が高くなる。無変調信号
の受信については、各素子アンテナ26及び28が単独
で提供する広角の待受特性を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動料金収受シス
テム等で用いられるパッシブタイプのトランスポンダに
関し、特に、そのアップリンク送受信回路として用いう
るアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】自動料金収受システム
は、路上を走行している車両と路側の設備との間で無線
信号を取り交わし、それによって各車両又はその利用者
への通行料金の課金、各車両への道路交通情報の提供、
通行料金を正しく支払わない車両の検出・通報等を、行
うシステムである。このシステムにおける無線信号の送
受信は、一般にマイクロ波帯やミリ波帯を利用して行わ
れる。また、無線信号の送受信のための装置としては、
路側に(例えば道路を跨ぐ橋梁状の設備の上に)インテ
ロゲータ(質問器)を配置する一方で、各車両にはトラ
ンスポンダ(応答器)を搭載する(特開平9−9810
6号公報参照)。通信手順は、概略、インテロゲータが
路上に向けて無差別の問いかけを行い、インテロゲータ
の覆域に入ったときにトランスポンダがこの問いかけに
応答する、という手順を基本としている。
【0003】このシステムにおけるトランスポンダは車
両に搭載される装置であるから、小型でその消費電力が
小さいことや、低価格であり普及に適していることが求
められる。例えば、その高周波(RF)回路の大部分を
収納したRF−ICカード等の形態で、実現することが
望ましい。トランスポンダは、無線中継システムやレー
ダビーコンシステムにおいて従来から用いられていた装
置であり、受信した信号を増幅或いは周波数変換して再
輻射するアクティブタイプと、増幅や周波数変換を行わ
ないで再輻射するパッシブタイプとがある。自動料金収
受システムに適するのは、増幅や周波数変換を行うため
回路が複雑で消費電力も大きいアクティブタイプではな
く、その種の機能を有しておらずその回路構成が単純で
消費電力も小さいパッシブタイプであるといえる。
【0004】しかしながら、パッシブタイプのトランス
ポンダにも、幾つかの問題点がある。問題点の一つとし
ては、受信した信号を増幅しないで再輻射しているた
め、インテロゲータが十分な強度で回答を受信できない
ことがある点である。この問題点を解決するにはトラン
スポンダの利得をあげればよいが、パッシブタイプのト
ランスポンダでその利得を上げるにはそのアンテナの利
得を上げる必要がある。アンテナの利得を上げるには、
素子アンテナを複数個配列し各素子アンテナに係る信号
を結合・分配することによってアンテナの指向性を絞り
狭くすればよい(アレイアンテナ)。しかし、この方法
では、送信指向性も受信指向性も共に絞られてしまい、
いわゆる広角待受特性を実現できない。
【0005】ここでいう広角待受特性とは、理想的には
“どちらの方向から到来する問いかけに対しても応答で
きる”特性である。図9に示すように、インテロゲータ
10の覆域をトランスポンダ12が移動しながら通過し
ていくとき、図中の“トランザクションが可能な範
囲”、即ちインテロゲータ10からの問いかけに対しト
ランスポンダ12が応答できまたこの応答をインテロゲ
ータ10が十分な強度で受信できる範囲を十分広くする
には、インテロゲータ10の指向性(ビーム幅)が広い
ことに加え、トランスポンダ12が十分な広角待受特性
を有していることが、必要である。仮に、トランスポン
ダ12においてアレイアンテナのようにアンテナ利得は
よいもののその指向性が狭いアンテナを用いたのでは、
“トランザクションが可能な範囲”がせばまってしま
う。
【0006】
【発明の概要】本発明の目的の一つは、従来に比べ広角
の待受特性を有するパッシブタイプのトランスポンダ
を、小型かつ安価に実現することにある。
【0007】このような目的を達成すべく、本発明にお
いては、それぞれ第1及び第2端子を有する所定個数の
変調器と、それぞれいずれかの変調器に対応して設けら
れ対応する変調器の第1端子に接続されている所定個数
の第1素子アンテナと、それぞれいずれかの変調器に対
応して設けられ対応する変調器の第2端子に接続されて
いる所定個数の第2素子アンテナとを、設けると共に、
各変調器を、その第1端子から入力した信号に変調を施
しその第2端子から出力する動作と、その第2端子から
入力した信号に変調を施しその第1端子から出力する動
作とを、同時にかつ同じ遅延時間にて実行する可逆特性
変調器とした。
【0008】このように可逆特性変調器を用いることに
よって、本発明においては、いわば、第1素子アンテナ
から変調器を経て第2素子アンテナに至る第1のトラン
スポンダ回路と、第2素子アンテナから変調器を経て第
1素子アンテナに至る第2のトランスポンダ回路とが、
2個の素子アンテナ及び1個の変調器という単純且つ簡
素な回路構成にて実現されている。これら第1及び第2
のトランスポンダ回路の待受特性は、それぞれ、第1の
素子アンテナ及び第2の素子アンテナの指向性により規
定されているから、少なくとも従来における単一素子の
トランスポンダの待受特性と同程度の広角さを有してい
る。他方、これら第1及び第2のトランスポンダ回路の
送信指向性は従来に比べ狭くなりその利得は上がる。そ
れは、第1のトランスポンダ回路を経て再輻射された無
線信号と、第2のトランスポンダ回路を経て再輻射され
た無線信号とが、共に、第1素子アンテナ〜変調器〜第
2素子アンテナという同じ信号経路を(互いに逆向きで
はあるが)経由して受信・変調・再輻射された信号であ
り、インテロゲータからの信号が到来した方向について
は高利得・狭ビーム幅にて再輻射されるからである。従
って、本発明においては、従来に比べ広角の待受特性を
有するパッシブタイプのトランスポンダを、小型かつ安
価に実現できる。
【0009】また、本発明に係るアンテナ装置を実現す
るに際しては、変調器、第1素子アンテナ及び第2素子
アンテナの個数を一組としてもよいが、これらを複数組
設けることによって、更に特性を改善することができ
る。例えば、同じ組か異なる組かを問わず、それぞれ複
数個設けられている全ての第1及び第2素子アンテナ
を、共通かつ所定の直線上に配置しておく。このように
することで、送信側に関しその指向性を更に狭くし利得
を高めることが可能になる。また、一つ目の組を構成す
る第1及び第2素子アンテナの位置同士を結ぶアンテナ
配置線、二つ目の組を構成する第1及び第2素子アンテ
ナの位置同士を結ぶアンテナ配置線、…、最後の組を構
成する第1及び第2素子アンテナの位置同士を結ぶアン
テナ配置線を、いずれも所定の平面に属し互いに異なる
線とした場合、上述の広角待受特性・狭送信指向性の効
果が二次元に拡張される。
【0010】更に、本発明は、アンテナ装置としてだけ
でなく、トランスポンダとしても把握できる。即ち、本
発明に係るトランスポンダは、固定配置されているイン
テロゲータから無線送信された問いかけを受信するダウ
ンリンク受信回路と、インテロゲータから無線送信され
た無変調信号を受信しこれに変調を施して送信するアッ
プリンク送受信回路と、ダウンリンク受信回路により受
信された問いかけに応答すべくアップリンク送受信回路
に上記変調のための変調信号を供給する信号処理部と、
を備え、アップリンク送受信回路が信号の増幅及び周波
数変換を行わないパッシブタイプのトランスポンダにお
いて、アップリンク送受信回路が、本発明に係るアンテ
ナ装置であることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
関し図面に基づき説明する。なお、図9に示した従来技
術と同一の又は共通する構成には同一の符号を付し、説
明を省略する。
【0012】図1に、本発明の第1実施形態に係るトラ
ンスポンダ12の構成を示す。この図に示すトランスポ
ンダ12は、ダウンリンク用受信回路14、アップリン
ク用送受信回路16及び信号処理部18を有している。
ダウンリンク用受信回路14は、インテロゲータ10か
ら送信される問いかけに係る信号を受信するための素子
アンテナ20と、この素子アンテナ20により受信され
た信号を検波し信号処理部18に供給する検波器22と
を有している。信号処理部18は、ダウンリンク用受信
回路14によってインテロゲータ10からの問いかけを
受信すると、これに応じて変調信号を発生させ、アップ
リンク用送受信回路16内の可逆特性変調器24に供給
する。
【0013】アップリンク用送受信回路16は、可逆特
性変調器24の他、素子アンテナ26及び28を有して
いる。インテロゲータ10は、問いかけを受信したトラ
ンスポンダ12がこの問いかけに応答することができる
よう、無変調信号を送信しており、素子アンテナ26及
び28はいずれもこの無変調信号を受信して、可逆特性
変調器24に供給する。可逆特性変調器24は、素子ア
ンテナ26により受信された無変調信号に、信号処理部
18からの変調信号に基づき位相変調や振幅変調等所定
の変調処理を施し、素子アンテナ28から再輻射させ
る。また、可逆特性変調器24は、素子アンテナ28に
より受信された無変調信号についても、変調信号に基づ
く変調を施し、素子アンテナ26から再輻射させる。従
って、この実施形態では、素子アンテナ26から可逆特
性変調器24を経て素子アンテナ28に至る第1のトラ
ンスポンダ回路30と(図2(a)参照)、素子アンテ
ナ28から可逆特性変調器24を経て素子アンテナ26
に至る第2のトランスポンダ回路32とが(図2(b)
参照)、単一の可逆特性変調器24並びに素子アンテナ
26及び28によって実現されており、装置構成がコン
パクトとなっている(図2(c)参照)。
【0014】可逆特性変調器24は、例えばPINダイ
オード等の受動素子で構成されており、その特性は可逆
的である。すなわち、第1のトランスポンダ回路30に
係る信号についても、第2のトランスポンダ回路32に
係る信号についても、同じ特性での変調が行われる。従
って、図2に示すように、素子アンテナ26から可逆特
性変調器24を経て素子アンテナ28に至る信号伝送経
路にて生ずる移相量と、素子アンテナ28から可逆特性
変調器24を経て素子アンテナ26に至る信号経路の移
相量は、共にφDであり等しい。
【0015】さらに、インテロゲータ10からの無変調
信号がある方向θから送信されてきているとする(図3
参照)。このとき、素子アンテナ26によって受信され
た無変調信号には可逆特性変調器24による変調が施さ
れ、変調された信号が素子アンテナ28から再輻射され
る。素子アンテナ26によって受信された信号と素子ア
ンテナ28によって再輻射された信号とに関し、その位
相が等しい点を結ぶと、図3中BDで示されるような線
となる。なお、図中A,Eは信号の到来乃至再輻射方向
を、Bは素子アンテナ26の輻射点を、Cは素子アンテ
ナ28の輻射点を、それぞれ表している。点Cから点D
までの距離はd・sinθで表すことができる。ここ
で、dは素子アンテナ26と素子アンテナ28の間隔で
あり、この図の上では、ほぼ、インテロゲータ10から
の信号の自由空間波長λの1/2倍としている。素子ア
ンテナ28がインテロゲータ10から受信した信号も、
信号の向きこそ逆ではあるが、このd・sinθという
長さを有する区間CDを経由する。従って、素子アンテ
ナ26により再輻射される信号と、素子アンテナ28に
より再輻射される信号は、図3中A,E方向については
互いに強め合うこととなり(同相合成)、従って、いず
れか単独の場合に比べ6dBだけ、利得が上る。
【0016】従って、本実施形態によれば、素子アンテ
ナ26及び28を単独で用いた場合と同様の広角待受特
性を実現しながらも(図4参照)、信号の送信に関して
は、少なくともアレイアンテナと同程度以上の狭い指向
性及び高い利得を実現することができる(図5参照)。
従って、図6に示すように、トランザクションが可能な
範囲を広くすることと、送信に係るアンテナ利得を向上
させることとが、同時に実現されることとなる。また、
いわゆるフェイズドアレイアンテナを用いてトランスポ
ンダを構成し、トランスポンダ側でインテロゲータから
の信号を受信・捕捉してこれを追尾するようにすること
も可能ではあるが、そのようにした場合、多数の移相器
及びその制御を行うための制御回路が必要になるため、
RF−ICカードといった小型の装置として実現するこ
とは困難である。本実施形態においては、そのような装
置構成の肥大化は生ずることがなく、1個の可逆特性変
調器24並びに2個の素子アンテナ26及び28を以て
アップリンク用送受信回路16を構成することができ、
従って、装置構成は小型でかつ安価となる。
【0017】更に、本実施形態によれば、妨害波に対し
て強いトランスポンダを得ることができる。すなわち、
素子アンテナ26及び28によって妨害波が受信された
とき、この妨害波に対する“応答”は、妨害波が到来し
た方向に、狭い指向性で再輻射される。従って、妨害波
がトランスポンダ12やインテロゲータ10の動作に何
らかの支障を及ぼすことを防ぐことができる。このよう
な性質、すなわち妨害波に強いという性質は、特に、一
般に多数の種類の電波が混在するISM(Industrial S
cientific Medical)バンドを使用する際に、効果的で
ある。
【0018】図7に、本発明の第2実施形態に係るトラ
ンスポンダ12の構成を示す。この実施形態において
は、アップリンク用送受信回路16が、可逆特性変調器
24A、素子アンテナ26A及び28Aから構成される
1組目の回路と、可逆特性変調器24B、素子アンテナ
26B及び28Bから構成される2組目の回路とから、
構成されている。各組の回路は、それぞれ、第1実施形
態における可逆特性変調器24、素子アンテナ26及び
28と同様に動作する。さらに、素子アンテナ26A、
26B、28A及び28Bは、同一の直線上に等間隔で
(例えばほぼλ/2)配置されている。このような構成
によれば、前述の第1実施形態と同様の効果が得られる
のに加え、素子アンテナの個数が増大しているため再輻
射される信号の強度が第1実施形態に比べ更に6dB高
まる。
【0019】図8に、本発明の第3実施形態に係るトラ
ンスポンダ12の構成を示す。この実施形態でも、第2
実施形態と同様可逆特性変調器を2個設け、またアップ
リンク用送受信回路16用の素子アンテナを4個設けて
いる。また、この実施形態においては、素子アンテナ2
6Aと素子アンテナ28Aを結ぶ直線と、素子アンテナ
26Bと素子アンテナ28Bを結ぶ直線とが、互いに直
交している。これらの直線の交点と各素子アンテナとの
距離は、それぞれ、ほぼλ/4とされている。このよう
に、素子アンテナ26A、26B、28A及び28Bを
二次元的にすなわち同一平面上に配置することによっ
て、広角待受特性や高利得の送信指向性といった効果の
他、インテロゲータ10に対するトランスポンダ12の
姿勢の変化に対して強い、という効果をも、得ることが
できる。例えば、高速道路用の自動料金収受システムの
例で言えば、トランスポンダ12を搭載している車両の
向きがやや斜め前方を向いているときやあるいはトラン
スポンダ12がやや斜めに取り付けられているときで
も、インテロゲータ10からの問いかけに応答すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るトランスポンダ
の構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施形態におけるアップリンク用送受信回
路の機能を示す図である。
【図3】 本実施形態における同相合成の原理を示す図
である。
【図4】 本実施形態における広角待受特性を示す図で
ある。
【図5】 本実施形態における高利得で狭い送信指向性
を示す図である。
【図6】 本実施形態に係るトランスポンダとインテロ
ゲータとの関係を示す図である。
【図7】 本発明の第2実施形態に係るトランスポンダ
の構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の第3実施形態に係るトランスポンダ
の構成を示すブロック図である。
【図9】 一従来技術に係るトランスポンダとインテロ
ゲータとの関係を示す図である。
【符号の説明】
10 インテロゲータ、12 トランスポンダ(RF−
ICカード)、14ダウンリンク用受信回路、16 ア
ップリンク用送受信回路、18 信号処理部、20,2
6,26A,26B,28,28A,28B 素子アン
テナ、22検波器、24,24A,24B 可逆特性変
調器、30,32 トランスポンダ回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ第1及び第2端子を有する所定
    個数の変調器と、 それぞれいずれかの変調器に対応して設けられ対応する
    変調器の第1端子に接続されている所定個数の第1素子
    アンテナと、 それぞれいずれかの変調器に対応して設けられ対応する
    変調器の第2端子に接続されている所定個数の第2素子
    アンテナと、 を備え、 各変調器が、その第1端子から入力した信号に変調を施
    しその第2端子から出力する動作と、その第2端子から
    入力した信号に変調を施しその第1端子から出力する動
    作とを、同時にかつ同じ移相量にて、実行する可逆特性
    変調器であることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアンテナ装置において、 上記変調器、第1素子アンテナ及び第2素子アンテナが
    複数組設けられており、 同じ組か異なる組かを問わず全ての第1及び第2素子ア
    ンテナが共通かつ所定の直線上に配置されていることを
    特徴とするアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のアンテナ装置において、 上記変調器、第1素子アンテナ及び第2素子アンテナが
    複数組設けられており、 任意の組を構成する第1及び第2素子アンテナの位置同
    士を結ぶアンテナ配置線が、他の任意の組におけるアン
    テナ配置線と異なる線であり、且つ、各組におけるアン
    テナ配置線が、いずれも同一かつ所定の平面に属するこ
    とを特徴とするアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 固定配置されているインテロゲータから
    無線送信された問いかけを受信するダウンリンク受信回
    路と、上記インテロゲータから無線送信された無変調信
    号を受信しこれに変調を施して送信するアップリンク送
    受信回路と、上記ダウンリンク受信回路により受信され
    た問いかけに応答すべく上記アップリンク送受信回路に
    上記変調のための変調信号を供給する信号処理部と、を
    備え、上記アップリンク送受信回路が信号の増幅及び周
    波数変換を行わないパッシブタイプのトランスポンダに
    おいて、 上記アップリンク送受信回路が、請求項1乃至3のいず
    れかに記載のアンテナ装置であることを特徴とするトラ
    ンスポンダ。
JP10106543A 1998-04-16 1998-04-16 アンテナ装置 Pending JPH11298367A (ja)

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JP10106543A JPH11298367A (ja) 1998-04-16 1998-04-16 アンテナ装置
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JP10106543A JPH11298367A (ja) 1998-04-16 1998-04-16 アンテナ装置

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JP (1) JPH11298367A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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