JPH11298339A - インタ―レ―サ、符号化装置、置換方法、符号化方法、復号化装置およびその方法、これらを使ったシステム - Google Patents

インタ―レ―サ、符号化装置、置換方法、符号化方法、復号化装置およびその方法、これらを使ったシステム

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】置換装置と2つの畳込符号化器を部材に連合さ
せ、復号後の置換装置内二値情報の位置の関数として誤
差レートの合理的非均一性を保証する。 【解決手段】2以上の所定の整数M1と、物理量を表す二
値データからなるK(Kは1以上)個のシーケンスai
(i=1, ... ,K)(シーケンスaiの各々は、所定の多項式g
i(x)の倍数である多項式表記と、整数Mと、多項式xN0+
1が多項式gi(x)の各々によって割り切れるような最小の
整数N0との積に等しい複数の二値データとを有する)と
を考慮する符号化方法。シーケンスaiの各々は、所定の
多項式gi(x)の倍数である多項式表記と、整数Mと、多
項式xN0+1が多項式gi(x)の各々によって割り切れるよう
な最小の整数N0との積に等しい複数の二値データとを有
する。符号化方法は、各々が多項式gi (x)による可除性
を保持するK*M1個の所謂"置換されたシーケンスを生成
する第1の操作を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターレーサ、
符号化装置、置換(permutation)方法、符号化法方、復
号化装置、そして、それらを実現する方法及びシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、また、物理量を表すデータの
符号化に、データを物理量を変調することのできるデー
タ形式で符号化に、データ変調信号の復号化に、物理量
を表すデータの復号化に適用する。これらのデータは例
えば、画像、音、コンピュータデータ、電気的量や記憶
データを表すことができる。
【0003】本発明は、畳み込み符号(convolutional c
odes)の技術分野にその適応分野を見出す。後者が繰り
返し復号化を実現するのに用いられるときは、その符号
化器が置換装置を含むときにこの符号は大いに改良され
る。この場合に、その符号は通常ターボ符号(turbocode
s)と呼ばれ、その対応する繰り返し符号化器はターボ符
号化器(turbocoders)と呼ばれる。
【0004】この主題について、基準書として役立つ文
献は、ICC 93(1993年)会議報告と共に発刊された
「Near Shannon limit error-correcting coding and d
ecoding: turbocodes」(C. BERROU, A. GLAVIEUX and
P. THITIMAJSHIMA著、1064〜1070)、または、
「Near Optimum error-correcting coding and decodin
g: turbocodes」(C. BERROU, and A. GLAVIEUX著、IEE
E Transaction on Communication, Vol. COM-44, 1261-
1271頁、1996年10月)がある。
【0005】しかしながら、置換装置の定式化は完全に
マスタしたとはとても言い難い。一般的に、この装置
は、次々と行が書き込まれ次々と列が読み取られるよう
な正方形または矩形のマトリクスを用いる。このような
行列は通常非常に大型であり、例えば、256×256
の大きさとなる。
【0006】"TDA Progress Report"(1995年8月
15日の第42122号)と共に、文献「非一様置換と一様
置換とを用いたターボ符号用の重み分布」("Weight dis
tributions for turbo-codes using random and nonran
dom permutations")(ジェット推進研究所発行)におけ
る他の方法によると、 DOLINARと DIVSALARの両氏は、
0からk-1までのk個の情報位置を番号付けすることによ
り、位置iに置かれた二値情報を位置e i + f(ここで、
eとfは「よく選択」された値)に移動させる置換法を考
察している。
【0007】この文献で、両氏は、kが2の羃乗である
ような例のみを説明し、更に、そのターボ符号化器(3,
1)により生成された符号化シーケンスを生成するのに用
いられる置換装置の選択と初等畳込符号化装置(element
ary convolutional coders)(2,1)の選択とによる相互的
な影響について考察していない。
【0008】対応するターボ符号を評価することは、同
符号を異なる値のS/N比を有する伝送チャンネル上で使
用することをシミュレートし、上記二値値についての所
定の値の誤差確率が得られるような、S/N 比の最小値を
計測する工程からなる。
【0009】しかしながら、計測ツールとしてシミュレ
ーションを用いることはいくつかの問題に至る。
【0010】例えば、上述のk= 65536 (= 256×256)を
有する置換装置が選ばれ、誤差確率を10-5に等しくなる
ように選んで、この装置を用いてターボ符号の能力をシ
ュミレーションする。結果として、256×256のブロック
当たりの上記二値値についての誤差平均値は1に近くな
るようになる。しかし、二値情報項目の各々が同じ誤差
確率を有するか否かは判らない。この誤差確率は、当該
置換装置における「不運」(unlucky)な位置を有する二
値値についてかなり高いものとなり、この確率は、より
「幸運」(lucky)な位置に対してずっと小さなものとな
る。
【0011】
【発明が解決しようとする問題点】この問題を解消する
可能性ある方法は、置換装置と2つの畳込符号化器とを
調和的且つ連合的に設計して、復号化後の上記二値値上
における、その置換装置内の二値情報の位置の関数とし
ての誤差レートの合理的な非均一性を保証することであ
る。
【0012】もう1つの問題は、そのような置換装置を
特定するための代数的ツールが無いことに関連する。全
ての置換装置の集合を表す性能を有するような置換装置
を選択するための手段を持つことは役立つものとなろ
う。
【0013】本発明は、主に、
【0014】
【0015】で表される二値シンボルシーケンス(以
下、「情報シーケンス」と呼ぶ)であって、3つ組の二
値シーケンス、 {v} = ({a}, {b}, {c}) により表される情報の伝送に関わるものである。ここ
で、上記{a}, {b}, {c}の各々は、それ自体でシーケン
ス{u}を表す。本明細書の後半では、シーケンス{u}を表
現するために、
【0016】
【0017】という形式が、以下の対応する多項式形式 u(x) = uox0 + u1x1 +_+ uk-1xk-1 とは無関係に用いられる。
【0018】これを実現するのに、いくつかの疑問が呈
せられている。
【0019】I/ どのようにしてg(x), h1(x)やh2(x)
を選択すればよいのか?
【0020】Il/ シーケンス{a*}を生成するシーケン
ス{a}の各項の順列をどのように選択するのか?提案さ
れてきている、3例のインターレーサの例、シーケンス
{a*}を形成するためのシーケンス{a}の項を置き換える
演算器のインタレーサを以下に説明する。
【0021】A) 第1の例では、{a}の各項を矩形テー
ブル状に配置した後に、連続的に行毎に左から右に向か
って、シーケンス{a*}が各項を連続する列毎にこのテー
ブル内に取り込み、そして、各列について、最上行から
最下降列まで。たとえば、6つの項からなるシーケンス
であって、2行×3列のテーブルを用いるときは、イン
タレーサはシーケンス{a} = (a0, a1,, a2, a3, a4,
a5)をシーケンス{a*} =(a0, a3, a1, a4, a2, a5)に変
換する。
【0022】B) 第2の例では、シーケンス{a*}の第
i項a*i (i = 0, 1, 2, ...)を、シーケンス{a}の項aj
となるように選択する。ここで、s,tを整数とするとj=
s.i +tであるjはシーケンス{a}の項の数でモジュロ計
算される。例えば、シーケンス{a}の項の数が6で、s =
5,t = 3とすると、このインターレーサはシーケンス
{a} = (a0, a1,, a2, a3, a4, a5)を{a*} = (a3, a2, a
1, a0, a5, a4)に変換する。
【0023】C) 第3の例では、置き換えはランダムに
選択される。
【0024】III/ b(x)を定義する除算が余りを持たな
いのをいかにして防ぐのか?
【0025】IV/ c(x)を定義する除算が余りを持つの
をいかにして防ぐのか?
【0026】このうちの最後の2つの質問に答えること
は、ターボコードに関する文献でしばしばいわれている
問題、即ち、{b}と{c}を定義する初等畳込符号化装置(e
lementary convolutional coders)の「零回帰状態」("r
eturn to the zero state")についての問題に答えるこ
とに等しい。ターボ符号化器は、初等回帰符号化器(ele
mentary recursive coders)を2つ有し、そのうちの第
2のものはシーケンス{a}の置換{a*}を用いるので、情
報シーケンスu(x)を表すa(x)とa*(x)の多項式は共にg
(x)で割り切れることが保証されることが望ましい。a
(x)についてこの可除性を保証することは単純である、
何故ならu(x)からa(x)を構成することで十分であり、そ
の一方で、u(x)をg(x)の次数に等しい数の穴埋めシンボ
ルで補充するものであり、その唯一の機能はa(x)からb
(x)を生成するのに役立つ除算で剰余がでないようにす
ることである。
【0027】他方、a*(x)のg(x)による可除性と、かよ
うに特定されたターボ符号に対して良好なエラー訂正性
能とを保証するような、a(x)からa*(x)を求める置換を
選択することは、困難である。
【0028】この問題は、u(x)を構成する異なるビット
を復号化した後の誤差確率の不均衡を大きくする。
【0029】雑誌"Electronics Letters"のVol. 31の第
1号(5 January 1995, Messrs. BARBULESCU and PIETR
OBON著)に見える論文では、インターレーサを、シーケ
ンス{a}の各項を、多項式g(x)の次数に1だけ増やした
数に等しい数のシーケンスを順に且つ循環的に並べるこ
とにより、描くことができること、そして、そのような
場合には、上記のように形成されたシーケンスの各々の
内部置換がシーケンスb(x)を定義する除算による剰余
と、シーケンスc(x)を定義する除算による剰余とを等し
くさせる元となると開示している。
【0030】しかし、その論文で述べられていることと
は反対に、上記見解は多項式g(x)が
【0031】
【0032】の形式の時だけ正しい。C. BERROU, S. EV
ANOとG. BATTAIL共著の論文"Turbo-block-codes"(本論
文はInstitute of Technology of Lund (Sweden) (Depa
rtment of Applied Electronics)によって開催されたセ
ミナー "Turbo Coding"の報告と共に1996年8月に
発行された)は、シーケンス{u}の各項を、正の最低次
数がxn - 1(これはg(x)によって割り切れる)というタ
イプの多項式の次数N0の倍数に等しい数の列において巡
回的に並べることにより、上記のように形成した上記列
の各々の内的置換がシーケンス{b}を規定する除算の剰
余とシーケンス{c}を規定する除算剰余との和がそれら
のシーケンスの連鎖が{g}により割り切れるように零と
なることを意味する。それ故に、この文献は、前述のも
のと同じように、インターレーサの選択肢を、シーケン
ス{a}の各項のサブ集合に内部置換することにより、そ
れらに独立して働く特定の形態に限定することとなる。
しかしながら、a(x)とa*(x)とが各々g(x)により割り切
れることを保証するものではない。唯一保証されること
は、2つのシーケンスの{a}と{a*}の端と端をつないで
できた連鎖({a}, {a*})を表す多項式のg(x)で割り切れ
ることである。復号化器の性能にロスの可能性がでてく
る、何故なら、復号化器は、符号化器が{b}の演算を終
え{c}の演算を開始することをマークする時点で有する
状態を知らされないからである。
【0033】上記論文のどれもインターレーサの効果的
な選択を提案していない。
【0034】本発明は、上記従来技術の欠点を、シーケ
ンス{c}の最後で零への回帰をシーケンス{b}が零に回帰
する時に保証するインターレーサのファミリーを提案す
ると共に、上記の論文などに提案されたインターレーサ
よりも広い選択肢の幅を提案するものである。
【0035】
【課題を達成するための手段】この目的のために、本発
明の第1の形態によると、本発明の符号化方法に関連す
るもので、物理量を表す二値データからなるK(Kは1
以上)個のシーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮する符
号化方法であって、
【0036】前記シーケンスaiの各々は、
【0037】所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表
記と、
【0038】整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各
々によって割り切れるような最小の整数N0との積に等し
い複数の二値データ、
【0039】とを有し、
【0040】(2)前記符号化方法は、K*M1個の所謂"
置換された"シーケンスaij*, (i = 1,... ,K; j = 1,
... ,M1)を生成するという第1の操作を有し、前記シ
ーケンスaij*の各々は、対応するシーケンスaiを置換す
ることによって得られ、
【0041】その置換は、各シーケンスaiの二値データ
が行毎にN0列M行のテーブルに書き込まれるような表現
において、任意数の所謂基本置換の結果であるようなも
のであり、
【0042】その基本置換の各々は、
【0043】長さN0で生成多項式gi(x)を有する巡回符
号を、gi(x)に等しくともよい生成多項式gij(x)を有す
る同等な巡回符号に変換して、置換により、aiを表す前
記テーブルのN0列に対して作用するか、または、
【0044】前記テーブルのある列のシンボルのいずれ
かの置換であり、
【0045】結果として、多項式の積cij(x)gij(x)に等
しい多項式表記aij*(x)を有し、
【0046】少なくとも1つの置換シーケンスaij*は対
応するシーケンスaiとは異なるものであり、
【0047】(3)この符号化方法は、多項式表記がΣ
fij(x) cij(x) (j=1, ... ,M1)に等しいM1個の冗長シー
ケンスを生成するという第2の操作を含み、
【0048】各多項式fij(x)は、同じインデックスiと
jを有するgij(x)の次数にせいぜい等しい次数を有する
多項式であることを特徴とする。
【0049】上記において、シーケンス{a}の二値デー
タがN0列×M行のテーブル内に分類されるという表記で
は、上記全ての置換から取り出した連続した置換が導入
されてきた。この全ての置換とは、長さN0で生成多項式
g(x)を有する二値巡回符号の自己同型写像(上記テーブ
ルのN0列の少なくとも2つの列の互いの置換)や、同じ
列内のデータにのみ働く置換であってそのデータの少な
くとも2つを互いに置き換えるものである。
【0050】発明者たちは、これらの連続置換の全て
が、そしてこれらだけが、g(x)による除算がゼロ剰余と
なるような多項式a(x)に対して、置換された多項式a*
(x)が同じ性質を有することを保証するものであること
を見出した。
【0051】gijの選択を支配する条件の研究として、
F.J. MACWILLIAMSとMr N.J.A. SLOANEとの共著の "The
theory of error-correcting codes" (North-Holland
in 1977発行、その7版は1992年に発行)を参照す
るとよい。
【0052】本発明でなされている全ての選択は、上記
2つの文献に開示されているインターレーサを含むもの
である。かくして、信号/ノイズの比率の関数としての
エラー率で表された性能は、ターボ符号化器やターボ逆
符号化器の構成を複雑化することなく改良される。
【0053】本発明の第2の態様によると、本発明の符
号化方法は、
【0054】(1)2以上の所定の整数M1と、物理量を
表す二値データからなるK(Kは1以上)個のシーケン
スai (i=1, ... ,K)とを考慮する符号化方法であって、
【0055】前記シーケンスaiの各々は、
【0056】所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表
記と、
【0057】整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各
々によって割り切れるような最小の整数N0との積に等し
い複数の二値データ、
【0058】とを有し、
【0059】(2)前記符号化方法は、K*M1個の所謂"
置換された"シーケンスaij*, (i = 1,... ,K; j = 1,
... ,M1)を生成するという第1の操作を有し、各シー
ケンスaij*はモジュロ (xn+1)のaij*(x)=ai*(xeij)に等
しい多項式表現を有し、ここで、
【0060】nは前記数Mと前記整数N0との積であり、
【0061】eijはnと素である素数であり、
【0062】cijはaij*(x)をgij(x)で除したときの商で
あり、
【0063】多項式gij(x)は、モジュロ(xN0+1)多項式g
i(xeij)を含む長さN0の最小の巡回符号の生成多項式で
あり、
【0064】少なくとも1つの置換シーケンスaij*は対
応するaiとは異なり、
【0065】(3)この符号化方法は、多項式表記がΣ
fij(x) cij(x) (j=1, ... ,M1)に等しいM1個の冗長シー
ケンスを生成するという第2の操作を含み、
【0066】各多項式fij(x)は、同じインデックスiと
jを有するgij(x)の次数にせいぜい等しい次数を有する
多項式であることを特徴とする。
【0067】ここで、eはモジュロM.N0の2の循環であ
ると述べられていることに注意すべきである。
【0068】これらの提供により、上記テーブル内の列
の大多数は置換によって動かすことができ、且つ、この
制限された選択では、ターボ符号の最短距離はより簡単
に解析可能であり、それ故に、最適化される。
【0069】この第2の態様も第1の態様と同じ特徴を
有する。
【0070】発明者たちは、本発明の方法を実施するこ
とは、上に述べた種々の態様において、対応する復号化
器によるエラー期待値が収束するという長所を有するも
のであることをみてとった。エラー確率が収束しない場
合はそれ故に本発明を実現する上では存在しない。
【0071】特定の特徴点によれば、前記第1の生成操
作において、インデックスjと同じ値を有する指数eij
の全ての値は同じである。
【0072】これらの提供により、本発明の符号化方法
は、全てのインターレーシングに影響して同じようにフ
ィックスさせることを可能ならしめる。それ故に実施化
が容易となる。
【0073】特定の特徴点によれば、前記第1の生成操
作において、指数eijの全ての値は2の冪乗である。
【0074】このために、多項式gijは全て同じとな
る。
【0075】本発明の特徴点によると、本発明が関連す
る符号化方法は、上で簡単に述べたように、シーケンス
{ai}を送出し、その一方他のシーケンスのデータのサブ
セットを送出する。
【0076】これらのおかげで、本方法の効率が上昇す
る。
【0077】本発明の、符号化装置にかかる第3の態様
によると、
【0078】(1)2以上の所定の整数M1と、
【0079】物理量を表す二値データからなるK(Kは
1以上)個のシーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮し、
【0080】前記シーケンスaiの各々が、
【0081】所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表
記と、
【0082】整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各
々によって割り切れるような最小の整数N0との積に等し
い複数の二値データ、
【0083】とを有するように適合化された処理手段を
有する符号化装置であって、
【0084】(2)この処理手段は、K*M1個の所謂"置
換された"シーケンスaij*, (i = 1, ... ,K; j = 1,
... ,M1)を生成し、前記シーケンスaij*の各々は、対
応するシーケンスaiを置換することによって得られ、
【0085】その置換は、各シーケンスaiの二値データ
が行毎にN0列M行のテーブルに書き込まれるような表現
において、任意数の所謂基本置換の結果であるようなも
のであり、
【0086】その基本置換の各々は、
【0087】長さN0で生成多項式gi(x)を有する巡回符
号を、gi(x)に等しくともよい生成多項式gij(x)を有す
る同等な巡回符号に変換して、置換により、aiを表す前
記テーブルのN0列に対して作用するか、または、
【0088】前記テーブルのある列のシンボルのいずれ
かの置換であり、
【0089】結果として、多項式の積cij(x)gij(x)に等
しい多項式表記aij*(x)を有し、
【0090】少なくとも1つの置換シーケンスaij*は対
応するシーケンスaiとは異なるものであり、
【0091】(3)この処理手段は、多項式表記がΣf
ij(x) cij(x) (j=1, ... ,M1)に等しいM1個の冗長シー
ケンスを生成し、
【0092】各多項式fij(x)が、同じインデックスiと
jを有するgij(x)の次数にせいぜい等しい次数を有する
多項式であることを特徴とする。
【0093】本発明の、符号化装置にかかる第4の態様
によると、
【0094】(1)2以上の所定の整数M1と、
【0095】物理量を表す二値データからなるK(Kは
1以上)個のシーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮し、
【0096】前記シーケンスaiの各々が、
【0097】所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表
記と、
【0098】整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各
々によって割り切れるような最小の整数N0との積に等し
い複数の二値データ、
【0099】とを有するように適合化された処理手段を
有する符号化装置であって、
【0100】(2)前記処理手段は、K*M1個の所謂"置
換された"シーケンスaij*, (i = 1, ... ,K; j = 1,
... ,M1)を生成し、各シーケンスaij*はモジュロ (xn+
1)のaij*(x)=ai*(xeij)に等しい多項式表現を有し、こ
こで、
【0101】nは前記数Mと前記整数N0との積であり、
【0102】eijはnと素である素数であり、
【0103】cijはaij*(x)をgij(x)で除したときの商で
あり、
【0104】多項式gij(x)は、モジュロ(xN0+1)多項式g
i(xeij)を含む長さN0の最小の巡回符号の生成多項式で
あり、
【0105】少なくとも1つの置換シーケンスaij*は対
応するaiとは異なり、
【0106】(3)この処理手段は、多項式表記がΣf
ij(x) cij(x) (j=1, ... ,M1)に等しいM1個の冗長シー
ケンスを生成し、
【0107】各多項式fij(x)は、同じインデックスiと
jを有するgij(x)の次数にせいぜい等しい次数を有する
多項式であることを特徴とする。
【0108】復号化方法にかかる本発明の第5の態様に
よると、本発明は、
【0109】(1)2以上の所定の整数M1と、
【0110】物理量を表す二値データからなるK(Kは
1以上)個のシーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮する
復号化方法であって、
【0111】前記シーケンスaiの各々は、
【0112】所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表
記と、
【0113】整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各
々によって割り切れるような最小の整数N0との積に等し
い複数の二値データ、
【0114】とを有し、
【0115】(2)前記復号化方法は、除数多項式g
ij(x)を用いてK個のシンボルシーケンスの並列ターボ
復号化の操作を含み、(3)前記復号化方法は、各ai
ついて、M1個の置換操作を含み、少なくともそれらの1
つは同一ではなく、各置換は、各シーケンスaiの二値デ
ータが行毎にN0列M行のテーブルに書き込まれるような
表現において、任意数の所謂基本置換の結果であるよう
なものであり、その基本置換の各々は、
【0116】長さN0で生成多項式gi(x)を有する巡回符
号を、gi(x)に等しくともよい生成多項式gij(x)を有す
る同等な巡回符号に変換して、置換により、aiを表す前
記テーブルのN0列に対して作用するか、または、
【0117】前記テーブルのある列のシンボルのいずれ
かの置換であることを特徴とする。
【0118】復号化方法にかかる本発明の第6の態様に
よると、
【0119】(1)2以上の所定の整数M1と、
【0120】物理量を表す二値データからなるK(Kは
1以上)個のシーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮する
復号化方法であって、
【0121】前記シーケンスaiの各々は、
【0122】所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表
記と、
【0123】整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各
々によって割り切れるような最小の整数N0との積に等し
い複数の二値データ、
【0124】とを有し、
【0125】(2)前記復号化方法は、除数多項式g
ij(x)を用いてK個のシンボルシーケンスの並列ターボ
復号化の操作を含み、(3)前記並列ターボ復号化の操
作は、K*M1個の所謂"置換された"シーケンスai j*, (i =
1, ... ,K; j = 1, ... ,M1)を生成するという置換操
作を有し、各シーケンスaij*はモジュロ (xn+1)のaij*
(x)=ai*(xeij)に等しい多項式表現を有し、ここで、
【0126】nは前記数Mと前記整数N0との積であり、
【0127】eijはnと素である素数であり、
【0128】cijはaij*(x)をgij(x)で除したときの商で
あり、
【0129】多項式gij(x)は、モジュロ(xN0+1)多項式g
i(xeij)を含む長さN0の最小の巡回符号の生成多項式で
あり、
【0130】少なくとも1つの置換シーケンスaij*は対
応するaiとは異なることを特徴とする。
【0131】本発明の第7の態様によれば、本発明は次
のように適合化された処理手段を有する復号化装置に関
するものであり、
【0132】(1)2以上の所定の整数M1と、
【0133】物理量を表す二値データからなるK(Kは
1以上)個のシーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮する
処理手段を含む復号化装置であって、
【0134】前記シーケンスaiの各々は、
【0135】所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表
記と、
【0136】整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各
々によって割り切れるような最小の整数N0との積に等し
い複数の二値データ、
【0137】とを有し、
【0138】(2)前記処理手段は、除数多項式gij(x)
を用いてK個のシンボルシーケンスの並列ターボ復号化
の操作を実行し、(3)前記復号化方法は、各aiについ
て、M1個の置換操作を実行し、少なくともそれらの1つ
は同一ではなく、各置換は、各シーケンスaiの二値デー
タが行毎にN0列M行のテーブルに書き込まれるような表
現において、任意数の所謂基本置換の結果であるような
ものであり、その基本置換の各々は、
【0139】長さN0で生成多項式gi(x)を有する巡回符
号を、gi(x)に等しくともよい生成多項式gij(x)を有す
る同等な巡回符号に変換して、置換により、aiを表す前
記テーブルのN0列に対して作用するか、または、
【0140】前記テーブルのある列のシンボルのいずれ
かの置換であることを特徴とする。
【0141】第8の態様によると、本発明は次のような
処理手段を有する復号化装置に関係する。即ち、
【0142】(1)2以上の所定の整数M1と、
【0143】物理量を表す二値データからなるK(Kは
1以上)個のシーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮する
処理手段を含む復号化装置であって、
【0144】前記シーケンスaiの各々は、
【0145】所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表
記と、
【0146】整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各
々によって割り切れるような最小の整数N0との積に等し
い複数の二値データ、
【0147】とを有し、
【0148】(2)前記処理手段は、除数多項式gij(x)
を用いてK個のシンボルシーケンスの並列ターボ復号化
の操作を実行するもので、(3)前記並列ターボ復号化
の操作は、K*M1個の所謂"置換された"シーケンスai j*,
(i = 1, ... ,K; j = 1, ... ,M1)を生成するという置
換操作を実行するもので、各シーケンスaij*はモジュロ
(xn+1)のaij*(x)=ai*(xeij)に等しい多項式表現を有
し、ここで、
【0149】nは前記数Mと前記整数N0との積であり、
【0150】eijはnと素である素数であり、
【0151】cijはaij*(x)をgij(x)で除したときの商で
あり、
【0152】多項式gij(x)は、モジュロ(xN0+1)多項式g
i(xeij)を含む長さN0の最小の巡回符号の生成多項式で
あり、
【0153】少なくとも1つの置換シーケンスaij*は対
応するaiとは異なることを特徴とする。
【0154】また、本発明は次の点に関連する。
【0155】・コンピュータもしくはマイクロコンピュ
ータにより読取可能で、コンピュータプログラムを格納
する情報格納手段。この手段は、上述の発明に係る方法
が実行されるのを可能ならしめる。
【0156】・部分的にあるいは全体的に取り外し可能
な情報格納手段。この手段は、上述の発明に係る方法が
実行されるのを可能ならしめる。
【0157】本発明はまた次の点に関連する。
【0158】・上述の装置を組み込んだ、音声を表す信
号を処理する装置。
【0159】・上述の装置を組み込み、パケット送信プ
ロトコルを実施するように適合化された送信機を有する
データ通信装置。
【0160】・上述の装置を組み込み、非同期転送モー
ドプロトコルATMを実行するのに適合化された送信機を
有するデータ通信装置。
【0161】・上述の装置を組み込み、ETHERNETタイプ
のネットワーク上でパケット通信プロトコルを実行する
のに適合化された送信機を有するデータ通信装置。
【0162】・上述の装置を組み込んだネットワークス
テーション。
【0163】・上述の装置を組み込み、ケーブルのない
チャネル上で送信する送信機を有するデータ通信装置。
【0164】・上述の装置を組み込み、多くとも100
0の二進データを表すシーケンス信号を処理する装置。
【0165】これらの符号化装置や復号化装置、これら
の符号化方法や復号化方法、信号処理やデータ通信のや
シーケンス処理のための装置は、上述の符号化方法のよ
うな、同じ特定の特徴と長所とを有するので、ここでは
繰り返して説明しない。
【0166】
【発明を実施するための形態】以下の説明では、上記第
1の制御シーケンスは、本発明の範囲は一般的なケース
にまで拡張するものの、インタレースしていない情報シ
ーケンスから常に得ることができる。
【0167】本発明の実施形態の以下の説明は2つに分
割される。1つは単一シーケンスのシンボルが符号化さ
れる場合であり、2番目は2つのシーケンスのシンボル
が同時に符号化される場合である。
【0168】〈第1実施形態〉続く説明では、用語「デ
ータ」とは、情報を表すシンボルと付加的もしくは冗長
なシンボルの双方に与えられるものである。
【0169】特定の実施形態の説明を行う前に、本実施
形態の数学的な基礎を以下に与える。
【0170】本発明では、g(x), h1(x) やh2(x)は前も
って定められており、除算形式b(x)= a(x).h1(x)/g(x)
とc(x) = a*(x).h2(x)/g(x)とでそれぞれ定義されたシ
ーケンスbcとは余りを有さないことが好ましいとされ
ている。
【0171】この目的に対して、
【0172】
【0173】をm次の多項式とすると、g(x)がxN0 - 1
を除するような最小値N0を求めることができる。このよ
うな数が存在することが知られ、例えば、 g(x) = 1 +x +x3, N0= 7
【0174】である。任意の数Mを選び、M・N0に等し
い長さのシーケンス{a}を選ぶ。この長さは、M・N0−
{g(x)の次数}に等しいようなシーケンス{a}に組み込
まれたシーケンス{u}の長さを決定する
【0175】かくして、上記シーケンス{a}を形成する
目的で、送信すべきk個の二値データにより形成された
シーケンス{u}に併置されて、多項式g(x)の次数に等し
い付加的な複数の二値データがあり、この付加されたデ
ータはa(x)のg(x)による除算において剰余が発生しない
ことを保証するものである。
【0176】この実施形態で行われる除算は、a(x)の昇
順の冪級数の係数に対するモジュロ2演算である。
【0177】例示として、シーケンス{u}がシーケンス
(1, 0, 0, 1, 0, 0)であり、シーケンス{g}がシーケン
ス(1, 1, 0, 1)であるならば、上記除算は下記のように
記述される。
【0178】
【表1】 かくして、シーケンス{u}= (1, 0, 0, 1, 0, 0)を、上
記付加により形成されたシーケンス{a}= (1, 0, 0, 1,
0, 0, 0, 0, 1)(このシーケンスの第1の二値データは
全てシーケンス{u}の二値データでである)で取り替え
ることにより、多項式a(x)がシーケンス{g} = (1, 1,
0, 1)に結びつけられた多項式g(x)により割り切れるか
否か、結果的には、a(x)・h1(x)がg(x)により割り切れ
るか否かが、シーケンス{h1}が多項式h1(x)(この多項
式はシーケンス{b}の定義を b(x) =a(x).h1(x)/g(x)に
より与える)に関連づけられようと関連づけられまいと
に関わらず、保証される。
【0179】シーケンスa*(x)(これは、置換後の、シ
ーケンス{a}と同じ二値データを有するが異なる順序で
並んでいる)を決定するために、その表現が次のように
与えられるような1つのインターレーサが選択される。
即ち、シーケンス{a}の二値データはN0列M行のテーブ
ル内に配置されることとして、これらのデータに対し
て、ある置換集合の少なくとも1つの置換が行われる。
この置換集合は、一方で、生成多項式g(x)(このg(x)は
前記テーブルのN0列の少なくとも2つを互いに交換す
る)を有する、長さN0の二値巡回符号の自己同型写像
(automorphisms)を含み、他方で、全く同一列内のデー
タにのみ作用し前記のデータ項目のうちの少なくとも2
つを互いに交換する置換と、この集合内の1つ以上のみ
の置換とを含む。
【0180】これは、このように表現された置換のみ
が、g(x)による除算が剰余を生まないようないかなる多
項式a(x)について、その置換された多項式a(x)が剰余を
生まないようなg(x)による除算を有することを保証する
ことを、本発明の発明者が発見したからである。
【0181】引き続き、N0 = 7でg(x) = 1 + x + x3
あるような例に対して次のようなものがあり得る。即
ち:
【0182】第1列の二値データの置換と、
【0183】第3列の二値データの置換と、
【0184】第2列の第4列による置換、第4列の第2
列による置換、第5列の第6列による置換、第6列の第
5列による置換。
【0185】自己同型写像に関して、長さN0で生成多項
式g(x)を有する二値巡回符号(即ち、g(x)の全ての倍数
のモジュロ(xN0-1)演算)に名前Cgを与えるとする
と、この符号の座標値の、あるワードから他のワードへ
と変換する置換が考慮される。このような性質を有する
上記の座標置換集合はグループ構造を有し、Cg自己同型
写像グループと呼ばれる。
【0186】更なる情報として、"The theory of error
-correcting codes"(F.J. MACWILLIAMS、N. J. A. SLO
ANE共著、North-Holland 1977年発行)を参照するとよ
い。
【0187】これら全ての置換の中で、発明者は次のよ
うな置換を選択した。即ち、かかる置換とは、小さなフ
ァミリだけを有し、その構成要素の全てが最も効率的な
置換を選択するようにテスト可能なものからなるという
特徴を有する。
【0188】上述したように、Mを奇数となるように選
択し、 g(x)についても対応する数N0もまた奇数となる
ように選ぶ。2の冪級数をモジュロM・N0で記述する
と、モジュロM・N0の所謂2の循環(cycle)が得られる。
この循環では、いずれかの項eを選ぶと、次の置換が行
われる。即ち、多項式{a}は循環後に多項式a*(x)を与え
る。ここで、 a*(x)はa*(x) = a(xe)と定義され、かく
して、もし{a}=(a1, a2, ..., aM・N0-1)ならば、 a*の
最初の二値データ項は、fをeの逆数のモジュロM・N0
とすると、a0となり、第2項はaf、第3項はa2fとな
る。
【0189】例えば、 g(x) = 1 + x + x3ムを、それ故
にN0=7として、繰り返し、M=5と選ぶことにより、 M・N
0 = 35が得られる。それで、この2の循環は[1, 2, 4,
8, 16, 32, 29, 23, 11, 22, 9, 18]と書くことができ
る。
【0190】例えば、 e = 28 = 11とすると、fは16に
等しくなり、シーケンスa*は二値データa0, a16, a32,
a13, a29, a10等で始まる。
【0191】上述した a*(x) = a(xe)(ここで、eはモ
ジュロM・N0の2の循環内にあり、a(xe)はモジュロx
M・N0-lに取られる)によって表すことのできる置換
は、小さなファミリーを形成する。そのファミリーの全
てのメンバーは、テストされて、最も効率的となるもの
が選ばれる。
【0192】この選択論理は以下のようである。先ず次
数mのg(x)が選ばれる。この選択により、N0が、g(x)が
xM・N0-1を割り切ることができるように、最小の整数
値とされるように決定される。次に、h1(x)とh2(x)とが
任意の次数のものとして、好ましくは大きくともg(x)の
次数mに等しいものとして選ばれる。何故なら、これら
3つの多項式 g(x), h1(x), h2(x)の最高次数は復号化
器の複雑さを決定する要素となるからである。それか
ら、奇数Mが選択されて、モジュロM・N0の2の循環が
計算される。この2の循環内の1つの要素eは、a(x)か
ら、a*(x) = a(xe) modulo xM・N0-1-1を特定するよう
に選ばれる。そして、このようにして定義されたインタ
ーレーサに関連づけられたターボ符号に対して色々なテ
スト操作がなされる。
【0193】例えば、 g(x) = 1 + x + x3とする。この
仮定は N0 = 7を前提とする。また、h1(x) = 1 + x + x
2 + x3,h2(x) = 1 + x2 + x3,M = 21とすると、これ
からM・N0 =147 が導かれ、モジュロ147の2の循
環、即ち、{1, 2, 4, 8, 32, 64, 128, 109, 71, 142,
137, 127, 107, 67, 134, 121, 95, 43, 86, 25, 50, 1
00, 53, 106, 65, 130, 113, 79, 11, 22, 44, 88, 29,
58, 116, 85, 23, 46, 92, 37, 74}を計算することが
可能となる。
【0194】重みがそれぞれ2, 3, 4, 5に等しいg(x)に
より割り切り可能な夫々の多項式a(x)を順次テストする
ことにより、e = 25という選択が「見込みがある」("pr
omising")と結論できる。何故なら、重み2の多項式a
(x)は重み26以上の符号化シーケンス{v}= ({a}, {b},
{c})に対応し、重み3の多項式a(x)は重み24以上の
符号化シーケンス{v}= ({a}, {b}, {c})に対応し、重み
4の多項式a(x)は重み26以上の符号化シーケンス{v}=
({a}, {b}, {c})に対応し、重み5の多項式a(x)は重み
30以上の符号化シーケンス{v}= ({a}, {b}, {c})に対
応するからである。
【0195】このことは、最小距離が24に等しいこと
を示しているように見える。この値は、上述のg(x),h1
(x),h2(x)でもってN0 = 7,M = 21に対して本会時の方
法に従えって得られる最良値である。
【0196】もう1つの可能性ある選択は、N0 = 15を
前提とするg(x) = 1 + x + x4である。そこで、h1(x) =
1 + x + x + x4,h2(x) = 1 + x3 + x4 、そしてM = 2
7を選ぶとする。これにより M・N0 = 405が導かれ、モ
ジュロ405の2の循環、即ち、{1, 2, 4, 8,16, ...,
304, 203}(但し108個からなる)を得ることが可能
となる。
【0197】何度も除去することにより、e = 151,e =
362,e = 233が特に見込みがあると結論づけることが
できる。
【0198】特に、発明者は、e = 151に対して、g(x)
で割り切れて、2, 3, 4, 5, 6, 7に夫々等しい重みを持
つ多項式a(x)をテストした。
【0199】a(x)の重みをW(a(x))とすると、W({v})の
対応する最小重みは次の表2に示される。
【0200】
【表2】 e = 362に対しては、同様にしてa(x)の重みをW(a(x))と
すると、W({v})の対応する最小重みは次の表3に示され
る。
【0201】
【表3】 本発明によれば、1において合同でなく(non-congruent
)、modulo N0であるような数eを特に使うことができ
る。
【0202】以下添付の図1乃至図3を参照しつつ本発
明の好適な実施例を説明する。
【0203】第1図は、ネットワークステーションもし
くはコンピュータ符号化ステーション101の構成を示
すブロック図である。本ステーションは、処理ボード
(以下、カードと呼ぶ)101からなる、キーボード1
11とスクリーン109と外部情報源110と無線送信
機106と共通に接続された入出力ポート103とを有
する。
【0204】処理カード101はアドレス/データバス
102に一緒に接続された、 中央処理ユニット10
0、 RAM104、 ROM105、 入出力ポート103
とを有する。
【0205】第1図に示された各要素はマイクロコンピ
ュータ及び通信システム、更に一般的には情報処理シス
テムの当業者によってよく知られたものである。これら
の共通の要素はそれ故にここでは説明を省略する。しか
しながら、次のことがいえる。即ち、
【0206】情報源110は、例えば、インタフェース
周辺装置、センサ、復調装置、外部メモリ若しくは他の
情報処理システム(不図示)であって、特に、二進デー
タからなるシーケンスの形態を有する音声、サービスメ
ッセージ、またはマルチメディアデータを表す信号シー
ケンスを供給するのに適合化されたものである。 ま
た、無線送信機106は、ケーブル無しチャネル上のパ
ケット通信プロトコルを実装し、そのようなチャネル上
にこれらパケットを送出する。
【0207】本明細書で用いられる用語「レジスタ」
は、メモリ104,105の各々において、低容量のメ
モリ領域(2,3の二進データ)と大容量のメモリ領域
(プログラム全体を記憶できる程度の)の双方を意味す
る。
【0208】RAM104は、メモリレジスタ内に、デー
タ、変数、中間的な処理結果を記憶するもので、本明細
書では、格納されるデータの名前と同じ名前を有するも
のとする。このRAM194は、特に、以下のものを格納
する。即ち、
【0209】レジスタ「主データ」("primary-data"):
ここには、バス102に到着した順序で情報源101か
らの二進データが格納される。
【0210】レジスタ「置換データ」("permuted-dat
a"):ここには、バス102に到着した順序で、図2に
関連して説明されるような置換二進データが格納され
る。
【0211】レジスタ「N。データ」("N。-data"):ここ
は、レジスタ「二進データ」("binary data")内の二進
データの数に対応する整数値を格納する。
【0212】レジスタ「中間剰余」("intermediate-rem
ainder") :ここには、除算による中間的な余りを次々
と格納する。
【0213】レジスタ「最終剰余」("final-remainde
r") :ここには、二進の補数データが格納される。
【0214】レジスタ「{a}, {b}, {c}」:ここには、
中央処理装置100により決定された順序に従って、二
次シーケンスの二進値が格納される。
【0215】ROM105は、便宜上、格納するデータと
同じ名前を有するレジスタ内にデータを格納するように
適合されたもので、それらのレジスタは次のものを格納
する。
【0216】レジスタ"program"内の中央処理ユニット
100用の処理プログラム、
【0217】レジスタ"{g}」内のシーケンス{g}、
【0218】レジスタ"{h1}」内のシーケンス{g}、
【0219】レジスタ"{h2}」内のシーケンス{h2}、
【0220】レジスタ"N0」内のシーケンスN0、
【0221】レジスタ"M」内の値M。そして、
【0222】レジスタ""interlacer"(インターレー
サ)内のそのインターレーサを定義するテーブル。
【0223】中央処理ユニット100は、図2に示され
たフローチャートの制御手順を実行する。
【0224】図1に示された符号化器の動作を説明する
図2において、中央処理ユニット100は、ステップ3
00では、RAM104の上記レジスタを初期化するの初
期化動作(N0データ="0")を行い、ステップ301で
は、送信すべき二進データの受信を待ち、そのデータを
受信し、RAM104内の"primary_data"に格納し、カウ
ンタ"No_data"をインクリメントする。
【0225】次に、ステップ302では、ユニット10
0は、レジスタ"No_data"に格納された整数値が、積M・
N0に等しいか否かを決定する。この積M・N0からg(x)の
次数が減算される。MおよびN0そしてg(x)の次数mはROM
105内に格納されている数値である。
【0226】テスト302工程での結果がNOであるな
らば、ステップ301が繰り返される。テスト302の
結果がYESならば、ステップ303で、前記二進デー
タシーケンス(レジスタ"primary_data"領域に格納され
ているに関連づけられた多項式{u}の多項式g(x)による
除算が実行される。この除算は、u(x)の最後の項(最高
次の項)に至るまで、レジスタ"intermediate_remainde
r"を用いて行われる。この除算による剰余はメモリの"f
inal_remainder"に格納される。この除算の結果は、レ
ジスタ"final_remainder"に格納される。
【0227】次に、ステップ304の処理では、レジス
タ"final_remainder"内に格納された二進データがシー
ケンス{u}の最後で並べられてシーケンス{a}を形成す
る。例外として、多項式の最低次数に対応する二進デー
タ項目は更に必ず"0"に等しい。このシーケンス{a}の
二進データはレジスタ"{a}, {b}, {c}"に格納される。
【0228】次に、ステップ305の処理では、ステッ
プ303で行われた除算が終了されると共に、付加的デ
ータがステップ304の処理で付加される。そして、シ
ーケンス{b}が終了してレジスタ{a}{b}{c}に格納され
る。
【0229】それから、処理306において、シーケン
ス{a}の二進データがレジスタ"{a},{b}, {c}"から次々
と読み出される。その順序はROM105に格納されてい
るテーブル"interlacer"によって記述されているもので
ある。このよ、見出しから次々に得られるデータはメモ
リのレジスタ"permuted_data"(ROM104の)に格納さ
れる。
【0230】次に、ステップ307の処理では、レジス
タ"permuted_data"に格納されていた置換二値データに
関連づけられた多項式a*(x)の多項式g(x)による除算が
行われる。この除算はレジスタ"intermediate_remainde
r"を用いて行われる。この除算の結果はメモリのレジス
タ"{a}, {b}, {c}"に格納されて、それはシーケンス{c}
の二値データに一致する。
【0231】ステップ308の処理において、シーケン
ス{b}と{c}とが、そのシーケンス{b}と{c}とに関連づけ
られたレジスタ"{a}, {b}, {c}"(RAM104に格納され
ている)に格納された多項式b(x)とc(x)と、多項式h
1(x)と h2(x)との夫々の積を取ることによって決定され
る。
【0232】本発明によると、メモリ要素が、h1(x)とh
2(x)との積を行う前にg(x)による除算を行うことにより
節約される。
【0233】ステップ309の処理において、シーケン
ス{a},{b},{c}が、送信機106を用いて送出され
る。次に、メモリ104の前記レジスタが再度初期化さ
れて、特に、カウンタ"No_data"が"0"にリセットされ
て、ステップ301が繰り返される。
【0234】ここで、変形例として、ステップ309に
おいて、シーケンス{a}が全体として送出されるもの
の、1つの復習号のみ、例えばシーケンス{b}と{c}の各
々の1つのデータ項目のみが送られるものが提案されて
もよい。この変形例は、当業者ではpuncturingとして知
られている。
【0235】復号化については、多項式g(x), h1(x), h
2(x)と、シーケンス{a}から置換されたシーケンス{a*}
を供給するインターレーサとを知ることにより、当業者
は何の困難もなく、復号化処理や誤差の補正に適合化さ
れた複合器を設計することは容易である。これは、上記
のように考察されたインターレーサと、場合によっては
対応する逆インターレーサ(deinterlacer)を用いること
によって3つ組の({a}, {b}, {c})に影響する。
【0236】この目的のために、当業者は以下のものを
参照する。即ち、
【0237】文献"Optimal decoding of linear codes
for minimizing symbol error rate"(L.R. BAHL, J. C
OCKE, F. JELINEKとJ. RAVIVとの共著、IEEE 情報理論
論文集、1974年3月)
【0238】文献"Iterative decoding of binary bloc
k and convolutional codes"(J. HAGENAUER, E. OFFER
とL. PAPKE共著、IEEE 情報理論論文集、1996年3
月)
【0239】文献"A viterbi algorithm with soft dec
ision outputs and its applications"(J. HAGENAUER
とP. HOEHERの共著、IEEE GLOBECOM会議報告、pages 16
80-1686, in November 1989)
【0240】論文"Iterative (turbo)decoding of syst
ematic convolutional codes withthe MAP and SOVA al
gorithms"(J. HAGENAUER, P. ROBERTSON とL. PAPKEの
共著、定期刊行物Informationstechnische Gesellschaf
t (ITG) Fachbericht, pages 21 - 29, 1994年10
月)、
【0241】文献"Turbo-block-codes"と、Lund Techno
logy Instituteの応用電子工学科 (Sweden)によって開
催されたセミナーの論文"Turbo Coding"(C. BERROU, S
EVAN0とG. BATTAILの共著、1996年8月)。
【0242】図3は、使用すべきインターレーサを特定
するためのeの値を決定する制御手順を示す。これらの
ステップは図1に示した符号化装置によって実行される
ものであって、この場合には、レジスタ「N0」や「M」
そして「インターレーサ」などはROM105よりも寧ろR
AM104に内蔵されている。そして、"d", "dmax","
e","j"という4つのレジスタがRAM104に付加されて
いる。
【0243】ステップ501では、{g}に対応する次数
mの所定の多項式を、
【0244】
【0245】と表すと、そのg(x)が多項式 xN0 - 1を割
り切れるようにする最小の厳密な正の整数N0を求めるこ
とができる。このような数値が存在することが知られて
いる。例えば、g(x) = 1 + x + x3に対してN0 = 7が存
在する。この目的において、多項式xi - 1をg(x)で割る
ことが、g(x)の次数mに等しいiの値から始めて、1ス
テップだけ連続的にiを増加させて、除算の剰余がモジ
ュロ2でゼロとなるまで行う。剰余がゼロの時に、iの
値はレジスタN0に置かれる。この除算は昇順でxi-1の冪
級数の係数にモジュロ2で行われることは思い出される
であろう。それから、奇数Mをそれから選択して、積M・
N0が、同じフレームで送られる二進データuiの数よりも
小さくならないように選ばれ、操作502の間はg(x)の次
数mに付加され、 M・N0に等しいシーケンス{a}の長さ
が、シーケンス{a}の組込まれるシーケンス{u}の長さ
(即ち、いわば、その数の二進値の数である)を、M・N
0引くg(x)の次数mに等しくなるように、決定するに等し
い。
【0246】それから、操作503乃至509の間は、中央処
理装置100はeに関連づけられた本インターレーサが考
慮に入れられ冪か否かを決定する、そのことはシーケン
ス{v} = ({a}, {b}, {c}) 低い重みを有するような低重
みのシーケンス{a}が存在しない。
【0247】実施形態では、{a*}の決定は{a} = (a0, a
1, ... )を{a*} = (a0, af, a2f, ...)で置き換えられ
る工程を含むことになろう、ここで、fの倍数がモジュ
ロM・N0で計算される。fがモジュロM・N0で1以外の2
のべき乗であるときは、本置換はまさに前述したものと
なる。それは、実際、二進データをテーブルの各列内の
みでの置換と、続いての、fがモジュロN0で1以外の2
のべき乗であるときは、その列の少なくとも2つ同士の
置換によって表現される。後者の置換は長さN0の二進巡
回符号の、そして発生多項式g(x)との自己同型化写像で
ある。fが1に等しくモジュロN0であるときは、列に関
連するこの置換は自明(trivial)または同一化置換であ
る。即ち、当該テーブル内の列の位置を保持する。
【0248】この目的のために、本発明の特定の実施形
態では、操作503の間には、中央処理装置100は、
モジュロM・N0の2の連続のべき乗を決定して、モジュ
ロM・N0の2の巡回cycleと呼ばれるものを得る。この巡
回は2のべき乗の1つがモジュロM・N0で1に等しくな
った時点で終わる。この巡回の工数jはレジスタjに記
憶される。
【0249】それから、操作504の間に、レジスタ"
l"と"dmax"に記憶された中間値lとdm axが夫々"1"と"0"
とに初期化される。
【0250】次に、操作505の間に、 レジスタ"l"
の値は1だけ増加されて、前記2のモジュロM・N0の循
環のI番目の値が取られる。
【0251】それから、操作506の間に、この値が1
のモジュロM・N0に等しくないならば、シーケンス{v} =
({a}, {b}, {c}) の重みが、低重みのシーケンス{a}に
対して、置換がa*(x) = a(xe)により定義されて決定さ
れる。もし{a}=(a0, a1, a2, ..., aM・N0-1)であるな
らば、前述したように、a*の最初の二進値はa0であり、
第2の値はafであり、第3の値はa2f, ...、_というよ
うにして、インデックスがM・N0で計算される。
【0252】この目的のために、2つのシーケンス間の
距離はこれらシーケンスの一致する二進値の差分により
構成されたシーケンスの重み(いわば、ゼロでない二進
値の数)であるので、この処理はゼロシーケンスを有す
るシーケンスの差分の解析に限られ、多項式a(x)は昇順
の重みにより列挙され、全く同じ三組({a}, {b}, {c})
内のシーケンスの重みの和が計測され、与えられたeに
対する最も小さな重みを探索し、そして、一度これら全
ての最小の重みが2の巡回中のeについて、最高の重み
に対応するeの値について決定される。
【0253】テスト507において、その距離はそれか
らRAM104のレジスタ"d"に格納される。次に、テスト
507の間に、レジスタ"d"に格納された値がレジスタ"
dmax"に格納された値よりも大きいならば操作508に
おいて、レジスタ"dmax"の値は、値dを取るように変形
され、考慮されている巡回ののl番目の要素の値はレジ
スタ"e"のメモリに格納される。
【0254】操作508に続いて、或いはテスト507
の結果が否定的ならば、lの値がjよりも小さい限り
は、テスト509とそ宇佐505が繰り返される。
【0255】テーブル"インターレーサ"は次のように形
成される。
【0256】a*(x) = a(xe)とされ、もし{a}=(a0, a1,
a2, ..., aM・N0-1)ならば、a*の最初の二進のデータ項
目a0であり、2番目はafであり、三番目はa2fであり、
...前述したように、インデックスがモジュロM・N0で
計算される。
【0257】変形例として、不図示ではあるが、三組
({a}, {b}, {c})が次のように計算される。
【0258】・a(x)とb(x) = a(x).h1(x)/g(x)とが上述
のように定義され、
【0259】・与えられた多項式g2(x)が、g2(x)がxN2
— 1を割り切れるような最小の整数N2が、g(x)が
xN0— 1を割り切れるような最小の整数N0に等し
くなるように選ばれ、置換Pが、長さN0で生成多項式g
(x)を有するような二進巡回符号中の符号語を長さN2で
生成多項式g2(x)を有するような符号語に変換するよう
なものである。そのような置換は、Cgに等しい巡回符号
を生成する多項式g2(x)についてのみ存在すると言うこ
とを明記すべきである。この証明は当業者に良く知られ
ており、上述のF.J. MACWILLIAMS and Mr N.J.A. SLOAN
E共著の文献の234頁を参照すべきである。。
【0260】・本発明によると、シーケンス{a}(この
{a}は多項式g(x)で割り切れるような多項式a(x)に関連
づけられたものである)から、シーケンス{a**}(これ
は多項式g2(x)により割り切れる多項式a**(x)に関連づ
けられている)を生成するものであるこの置換は、a(x)
から、上述したようなg(x)により割り切れる第1のシー
ケンスa*(x)(このシーケンスは将に今導入されM行N0
列のテーブル(このテーブルはとりわけ{a}と次の{a*}
を含みこれらの列を互いに置換させて{a**}を生成する
ものである)の列に作用する置換Pを伴うようなもので
ある)を生成するようないかなる置換によっても生成さ
れる
【0261】本発明の範囲は上述の実施形態に限定され
るものではなく、当業者にとって自明な範囲の変形や改
良を含むものである。
【0262】特に、1つ以上のインタレーサを付加する
ことにより1/4若しくは以下のスループットについて
の下りは、各インタレーサに関して、上述の原理を適用
することによって実現される。これらの場合、パンクチ
ュアリング(puncturing )符号のスループットを上げる
ために用いることができる。パンクチュアリングはチェ
ックシンボルのみを送信することによって実現されるこ
とを留意すべきである。
【0263】更に、本発明の目的である装置は、算術演
算を実施するために、多項式乗算、多項式除算、インタ
レース関数、基本復号化関数、プロセッサを含まない専
用回路等(にもかかわらず、かかるプロセッサは、これ
らのデバイスの動作を制御するのに用いることができ
る)を組み込むことにより効果的に実現される。これら
専用回路は実際に、より高い情報の流量に到達するのに
可能となる。
【0264】本発明の第1実施形態によれば、パンクチ
ュアリング無しでも、1/3に近いスループットに到達
することを留意すべきである。何故なら、符号化すべき
コードがn-mシンボルのシーケンスについてはn個のチ
ェックシンボルからなる2つのシーケンスが存在するか
らである。
【0265】	〈第2実施形態〉 本発明の第2実施形態では、1/3以上のスループット
が考慮され、パンクチュアリング無しで得られる。符号
化すべきn-m個のシンボルからなる2シーケンスについ
て、n個のチェックシンボル2つのシーケンスが例えば
供給され、いわば、スループットは1/2に近づく。
【0266】第2実施形態の説明を始める前に、本実施
形態の数学的な基礎を以下に与える。.
【0267】第1実施形態を導入するために、スループ
ットが1・3に近いターボ符号化器と共に使われる1ク
ラスの代数的インタレーサが提示された。これらのイン
ターレーサの主な特徴は、情報多項式の与えられた多項
式g(x)(この多項式は部分的には当該符号化器を特徴づ
ける)による可除性を保存することである。結果とし
て、符号化情報ビットあたりのエラーの確率はその情報
シーケンス内におけるビット位置からよく独立してい
る。他の特徴は、これらのインターレーサの代数的記述
がそれらの列挙(enumeration)並びに個々の評価を可能
にすることである。更に、この小さなセットのインター
レーサは全インターレーサの性能を代表する。
【0268】しかしながら、いろいろな状況下では、例
えば、無線通信では、更によいスループットが必要であ
る。
【0269】第2実施例は特に、パンクチュアリング法
を用いることなく、スループットが1/2以上もしくは
それに近いものに関するものである。
【0270】IIa - "x to xe"タイプのインターレーサ
を有する高スループットのターボ符号化器
【0271】次のシステマティックな畳込(convolution
al)符号化器 K x (K+2)を以下に説明する。
【0272】
【0273】ここでは、hi, fiとgは遅延演算を表す中
間xの二進係数を有する多項式である。従来では、通信
情報は、二進係数aijを有するK個のタプル{a} = (a1,_,
aK)の多項式
【0274】
【0275】によって表される。情報は{v} = {a}Gで符
号化される、ここで、{v}は(K+2)個のタプル個の不確定
性(indeterminate)xのシーケンス:
【0276】である。ここでは、「多項式」よりもむし
ろ「シーケンス」と記述されている点に留意されるべき
である。なぜならば、上記和は必ずしもgの倍数である
必要はなく、もしそうでないならば、gによる除算はシ
ーケンスを不定で最終的には周期的なものとしてしまう
からである。
【0277】このタイプの符号化器の性能を改良するた
めに、{v}の最後の成分
【0278】
【0279】は、
【0280】によって置き換えてもよい。ここで、ai *
はシーケンスaiからその係数の置換によって得られたシ
ーケンスを表す。各シーケンスaiをシーケンスai * に変
換することを「インターレーシングする」("interlacin
g")と呼ぶ(例えば、C. BERROUand A. GLAVIEUX共著の"
Near Optimum error-correcting coding and decoding:
turbo-codes"(IEEE発行のTransactions on Communicat
ion, Volume COM-44,pages 1261 to 1271, in October
1996という論文を参照のこと)。第4図は、この動作を
実行する符号化器の構成を示す。同図では、入力におけ
るK個のシーケンスのシンボルについて、符号化器は出
力に対して:
【0281】・これらのKシーケンスの同一なシンボル
と、 ・情報シーケンスaiに関連づけられた多項式と所定の多
項式hiとの積の和をとり、更に、この和を所定の多項式
gにより除することによって形成されたチェックシンボ
ルシーケンスと(符号化器401)と、 ・まず、各情報シーケンスaiをインターレーサIi(イン
ターレーサ402乃至405)によりインターレーシン
グしてシーケンスai*を供給し、それから、前記シーケ
ンスai*に関連づけられた多項式と所定の多項式fiとの
積の和をとり、そして、この和を所定の多項式gにより
除することにより形成されたチェックシンボルシーケン
スと(符号化器406)。第1図のインターレーサI
i(402 to 406)は、既に、各シーケンスai * はiと異
なるjを有するシーケンスajのシンボルを含むことがで
きるという第5図のインターレーサ201の制限となっ
ている。
【0282】本発明の一般的な性質によれば、各シーケ
ンス{ai}の二進データがN0列×M行のテーブルに分類さ
れるというような表記では、各インターレーサIiは:
【0283】・長さN0で生成多項式g(x)(このg(x)は前
記テーブルのN0個の列の少なくとも2つを互いに置換す
る)を有する二進循環符号の自己同型写像と、同じ列の
みのデータに互いに働き、前記データの少なくとも2つ
を互いに置換する置換を含む置換集合中の少なくとも1
つの置換を有し、 ・前記集合外には置換は存在しないものである。本発明
の特定の特徴によれば、スループットK/(K+2)の符号化
器(ここで、Kは任意の正の整数)に対して、K=1に関す
る前記第1実施形態に関連して説明されたタイプ"x to
xe"のインターレーシングが適用される。
【0284】K ≧ 2 (第2実施形態)のケースについ
て以下に説明する。
【0285】多項式g(x)を、
【0286】 g(x) = 1 + g1x + g2x2 + _ + gm-1 xm-1 + xm とする。
【0287】N0を、g(x)がxN0 + 1を割り切れるような
最小の整数とする。
【0288】nをN0の奇数の倍数に等しい(n = M・N
0)ものとする。
【0289】すると、g(x)は多項式xn + 1の除数であ
る。例えば、g(x) = 1 + x + x4であって、nは値15, 4
5, 75, _ , 225, _ , 405, _ の中から選ばれるとす
る。この可除性についての詳細な議論はW.W. PETERSON
and E.J. WELDON共著の"Error-correcting codes"(MIT
Press発行, Cambridge, Massachussets, 1972)に述べ
られている。_
【0290】この情報は{u} = ({u1}, _ , {uK})によっ
て表される。ここで、K個の要素{ui}の各々は、形式的
な次数n-m-1であって二進係数を有する多項式{ui(x)}に
よって表される。各多項式{ui(x)}に対して、mビットの
末項(termination)
【0291】
【0292】が付加されて、この付加により、多項式
【0293】がg(x)で割り切れるものとなる。結果のK
個のタプル{a} = ({a1}, _ , {aK})はそれで符号化され
て、2つのチェックシーケンスを生成する。
【0294】最初のシーケンスは、
【0295】
【0296】によって与えられ、それは多項式となる。
何故なら、多項式がK個の多項式aiを割り切るからであ
る。第2のシーケンスは
【0297】によって与えられ、ai(x)ai *(x)にインタ
ーレーシングすることは、 ai *(x) = ai(xe) modulo xn + 1 (2) によって与えられる。ここで、eは、モジュロnがとら
れた2の冪乗(e=2l)に等しい。このタイプの"x to xe"型
置換はK = 1に関する前記第1の部分に提示されてもの
であり、aiがgで割り切れるときにai * のgによる可除性
を保証する。K = 2に関して、2,3の例をあげる。
【0298】(1)で説明された形式の2 x 4ターボ符
号化器で、
【0299】g(x) = 1 + x + x3;
【0300】h1(x) = f2(x) = 1 + x2 + x3;
【0301】h2(x) = f1(x) = 1 + x + x2 + x3
【0302】n = 147
【0303】のものが考慮される。nを147として、各
々が2の冪乗でモジュロ147の残余(residue)である
42個のeがあるとする。eのこれらの各々の値に対し
て、対応するターボ符号が付加されたホワイトガウスノ
イズチャネル(当業者には、"Additive White Gaussian
Noise"を意味する頭字語で"AWGN"として知られてい
る)に対してビットEb当たりのエネルギとHz当たりのノ
イズの比N( 同じくノイズスペクトル密度)を異なら
せてシュミレーションされた。
【0304】信号/ノイズ比の関数としてのビット当た
りのエラー率("BER")のカーブの対応値が、n=147, K=2,
n=147, K=2 で値が異なる3つの値のe(e = 67 =
214, e= 32 = 25 , e = 71 = 29)に対して第6図に描
かれている。最初の2つの値は42個の取り得る値の中
で"good"であることを示しており、最後のeは2または
3個の"less good"(良くはない)(例えば1, 2, 4, 10
9, 142 and 50)を示している。
【0305】iをi = 1または2とし、nについてはより
高い値として同じg(x), hi(x), fi(x)を用い同じシュミ
レーションを行うことができる。n = 413のケースとn =
917のケースが、モジュロnで多数の異なる2の冪乗の
値を提供するものであるという理由で選択された。n =
413に対しては、174個のそのような異なる値が存在
し、n = 917については390個のそのような異なる値が存
在する。
【0306】発明者たちは、eの値を適正にとれば、本
発明の実施化に際して誤差カーブ上には、復号化でのビ
ット当たりの誤差確率10-5であるようなレベルがないこ
とが観測された。モジュロxn+1でai*(x) = ai(xe)を生
成するためには、ai(x)多項式のインターレーシング
が、eを異なる値とするが常に2のi乗の形態(e =
2l)としてiの各値に対して実行することができる。好
ましくは、iの全ての値に対して同じインターレーサが
用いられ、これにより、k個タプルシンボルの同一性が
保たれる。
【0307】IIb: K ≧ 2であるターボ符号化器の仕
【0308】次の3 x 5のターボ符号化器が一例として
考慮される:
【0309】
【0310】ここで、gは二進値係数を有し自乗多項式
では割り切れないようなこれ以上単純化できない(irred
ucible)多項式である。上記マトリクスGは3つ組情報
{u} = ({u1}, {u2}, {u3})を:
【0311】のように符号化する。ここで、第1実施形
態と同じように、aiはuiから得られ、ai *はaiから得ら
れる。そのような1つの符号の最小距離に影響する要素
は、5個タプルのvの零でない成分の最小数である。
【0312】そのターボ符号のいかなる5個タプルv =
(v1, _ , v5)も少なくとも3つの零でないシーケンスvi
を含むことを保証することができる。
【0313】これを明らかにするために、ai * をあから
さまにai(xe)(約されたモジュロxn+ 1)と記し、モジ
ュロnのeの逆数が"d"と表されて、即ち、ed = 1 (n)
となり、ここで、"(n)"はモジュロnを意味する。
【0314】それから、モジュロ(xn+1)の式Σai(xe)fi
(x) = 0は、モジュロ(xn+1)のΣai(x)fi(xd) = 0に同一
であることを注意する。
【0315】この結果は、eとdとがnと互いに素であ
り、そのために、n-1次以下のb(x)の各々に対して、モ
ジュロ(xn+1)計算されたb(xe) とb(xd)が、単純に、b
(x)の係数の置換により得られるという事実、そして、
もしモジュロ(xn+1)の多項式a(xe)が[a(x)]P(e)
と記されると、これが
【0316】[a(x)f(x)]P(e) = [a(x)]P(e) [f(x)]P(e) modulo (xn+1) を与えるという事実から得られることである。.Gによ
り生成された符号内のいかなる零でないvが、次の2つ
の条件を満たす場合には、常に少なくとも3つの零でな
い成分を含むということは、"MDS"("Maximum Distance
Separable(分離可能な最大距離)"を意味する)とし
て知られている。
【0317】その2条件とは:
【0318】・多項式hiとfjのどれもモジュロxN0 + 1
で零でないこと、ただしN0はg(x)がxN0+ 1を割り切れる
ような最小の整数で、多項式g(x)がいかなる自乗の多項
式によっても割り切れないことからN0は奇数である、そ
して、 ・異なるiとjについて次の形式の2×2の
【0319】のマトリクスがモジュロxN0 + 1で零であ
る行列式を有すること。いる符号理論から帰結される。
同様な性質が、大きさ(dimension)が Kで長さがN1で、
複数のM1 = N1 - K > 2という冗長性を有するターボ符
号化器のいかなるものに対しても成り立つ。後者の例で
は、符号化器は、
【0320】
【0321】と類似する。そして、いかなる情報シーケ
ンス{u} = ({u}1, _, {u}K)も、まず{a} = ({a1}, _,
{a}K)として、符号化され、次に、 として符号化される。
【0322】djをモジュロnのejの逆数、即ちdjej = 1
(n)とする。Gにより得られた符号内の零でないvの各
々は、1 ≦ r ≦ N1-Kであるような整数rに対して、そ
の最後のN1-K列から抽出されたところのGのサブマトリ
クス(r x r)の各々がモジュロxN0+1の零でない行列式を
有するならば、少なくともN1-K+1個の零でない要素を有
する。ただし、hi,j(x)はhi,j(xdj)によって置き換えら
れる。
【0323】ここで、冗長なターボ符号N1 - K > 2の復
号化は既に考察されていたということに注意すべきであ
る。例えば、D. DIVSALAR and F.POLLARA共著の"Multip
le Turbocodes for Deep Space Communications"(TDA
Progress Report 42-121, of15 May 1995)を参照する
ことができる。
【0324】大きさがKで長さがN1で、タイプが"x to x
e"のインターレーサを有するような良好なターボ符号を
得るための良い候補を得る方法を以下に論じる。
【0325】N1-Kである場合をまず考察する。
【0326】N0 = 2m-1 ≧ N1であるようなm ≧ 2の次
数mの、GF(2)について既約(irreducible)である多項式
g(x)が選ばれることになり、そして、GF(2m)は、多項式
のモジュロg(x)の余りの集合としてとられる。nもまた
N0の奇数の倍数として選ばれる。そこで、2行N1列のマ
トリクスΓ
【0327】
【0328】を考察する。ここで、αi(i =1, _, N1)
は、GF(2m)の異なる零でない要素であり、rとsはモジ
ュロN0鋸となる整数である。s = r +1という選択は例え
ば常に良い選択となる。これはマトリクスΓの元ではあ
らゆるものが非特異的であることを意味する。Γ(1,2)
を上記Γの最初の2列からなる副行列とし、[Γ(1,2)]
-1Γを:
【0329】と書き記し、ここで、ΛはGF(2m)の2 x K
のマトリクスである。モジュロnの2のe乗の選ばれた
値に対して、Λの第2列の各要素がそのe乗により置き
換えられ、このマトリクスの転置行列はΔと表記され
る。Δの要素は不定数xのm-1次の多項式として解釈さ
れ、g(x)によってあるいは他の除数多項式xN0+1により
割り切られ、結果のマトリクスをP(x)と呼ぶ。最後に、
大きさK x (K + 2)のマトリクスGが定義される:
【0330】G = [IK P(x)]
【0331】ここで、IKは大きさKの識別マトリクスで
ある。eの各値に対して、この符号化器Gはターボ符号
化器として使うことができる。シュミレーションによれ
ば、eの最適な値を選択することができる。
【0332】N1 - K > 2の場合も同様に取り扱うことが
できる。この場合には、M1 = N1 -Kとして、マトリクス
ΓはタイプM1 x N1の:
【0333】
【0334】と構成することができる。Γ(1,M1)を、Γ
の第1のM列からなる副マトリクスとすると、[Γ(1,M
1)]-1Γは [IM1Λ]Γとして書かれ、または、IM1は大き
M1の識別マトリクスであり、Λは大きさM1 x KのGF(2m)
上の副マトリクスである。 選ばれたet = 2itの各値に
対して、tをt = 2, _, M1とすると、Λのt番目のライ
ンはそのet乗によって置き換えられる。このマトリクス
の転置マトリクスはΔと表記され、Δの要素は不定数x
のm-1次の多項式であると考えられ、それらはg(x)で割
り切れ、大きさK x (N - K)の結果としてのマトリクス
はP(x)と記される。(M1-1)個のタプル(e2, _, eM1)の異
なる値に対して得られた符号化器G = [IKP(x)]はシュミ
レーションにより解析され、最良のものが選ばれる。
【0335】IIc :第2実施形態の実施化
【0336】第2実施形態の説明を、K = M1 = 2につい
て、第7図と第8図を用いて説明する。
【0337】第7図は、ネットワークのステーションま
たはコンピュータ符号化ステーションの構成を示すブロ
ック図である。このステーションは、処理カード701
の入出力ポート703に接続されたとこれおの、キーボ
ード711,スクリーン709,外部情報源710,通
信送信機706とを有する。
【0338】処理カード701は、共にアドレス/データ
バス702に接続された:
【0339】・中央処理装置700、
【0340】・RAM 704、
【0341】・ROM 705、
【0342】・入出力ポート703
【0343】とを有している。第7図に示されたこれら
の要素はの各々は、マイコンや通信システム、更に一般
的には情報処理システムについての当業者には良く知ら
れている。それ故これらの要素の説明はここでは行わな
い。しかしながら次の点を考慮すべきである:
【0344】・情報源710は例えばインタフェース周
辺装置、センサ、デモジュレータ、外部メモリや他の情
報処理システム(不図示)であり、そして、好ましく
は、二進データのシーケンスであるところの、音声、サ
ービスメッセージ、マルティメディアデータを供給する
のに適合化されている。
【0345】・無線送信機706は無線チャネル上でパ
ケット通信プロトコルを実現して、そのようなチャネル
上でパケットを送出するように適合化されている。
【0346】明細書中で用いられる「レジスタ」という
言葉は、メモリ704,705の各々において、低容量
メモリ領域(2,3個の二進データ)と大容量のメモリ
領域(全プログラムをきおくすることができる)の双方
を意味する。.
【0347】RAM704は、データや変数や中間データ
を格納するもので、それらは、明細書において、格納さ
れるデータと同じ名前を有している。RAM704は:
【0348】・レジスタ"primary_data"。そこには、バ
ス702上で到着した順序で、情報源710からの二進
データが格納される。これらは、2つのシーケンスの形
式で、{u1}, {u2}が次に2つのシーケンス{a1}と {a2}
を形成するために補充されるように格納される。
【0349】・レジスタ"No_data"。これはレジスタ"bi
nary_data"内のn-mの二進データの数に対応する整数を
格納する。
【0350】・レジスタ"permuted_data"。ここには、
第8図の関連して説明したように、バス702上への送
信順に従って置換された二進データが2つのシーケンス
{a*1}と{a*2}の形式で格納される。
【0351】・レジスタ"intermediate_remainder"。こ
こには、除算の中間的な余りが順に格納される。シーケ
ンス{ui}から対応するシーケンス{ai}を構成するのに使
われるレジスタである。
【0352】・レジスタ"final_remainder" 。ここに
は、補数の二進データが2つにシーケンスの形式で格納
される。
【0353】・レジスタ"{a1}, {b1}, {c1}" と "{a2},
{b2}, {c2}"。ここには、制御由仁と00による決定順
序に従って、シーケンスとなった二進データが格納され
る。
【0354】ROM705は、格納すべき情報と同じ名前
を便宜上有するレジスタ内に以下の情報を格納する:
【0355】・レジスタ"program"に格納されたCPU
700のオペレーティングプログラム、
【0356】・レジスタ"{g}"内のシーケンス{g}、
【0357】・レジスタ"degree"内にはg(x)の次数m、
【0358】・レジスタ"{h}"内にはシーケンス{h} =
{h1} = {f2}、
【0359】・レジスタ"{f}"内のシーケンス{f} =
{f1} = {h2}、
【0360】・レジスタ"N0"内の値N0、
【0361】・レジスタ"N1"内の値N1、
【0362】・レジスタ"M1"内の値 M1、
【0363】・レジスタ"M"内の値M、
【0364】・レジスタ"interlacer1"内において、シ
ーケンスa1に作用する引用例を規定するテーブル、そし
て、
【0365】・レジスタ"interlacer2"内において、シ
ーケンスa2に作用する引用例を規定するテーブル。
【0366】ここで考察されているインターレーサは、
夫々、上述の"x to xe1"と"x to xe 2"というタイプのも
のである。
【0367】CPU700は第8図の制御手順を実行す
るように適合化されている。
【0368】第7図に示された符号化器の機能を表す第
8図において、RAM704の各種レジスタを初期化(No_d
ata = "0")する初期化処理800の後のステップ801
において、CPU700は送信すべき二進データ項目の
到着を待ち、到着したならばそれを受け取って、RAM7
04内"primary_data"におき、カウンタ"No_data"をカ
ウントアップする。
【0369】ここでは、2つのシーケンス{u}1と{u}2,
を構成するために、CPU700は、情報源710から
の主データprimary dataでもって、まずシーケンス{u}1
を構成し、それから、シーケンス{u}2を構成すること
に着目すべきである。
【0370】次にテスト802において、CPU700
は、レジスタ"No_data"に格納された整数が、積M・N0か
らg(x)の次数mを差し引いたものに等しいか否かを判断
する。ここで、M, N0並びにg(x)の次数mはRAM705に格
納される値である。
【0371】テスト802の結果がNOであるならば、
操作801が繰り返される。テスト802の結果がYE
Sとなったとき、ステップ803で、レジスタ"primary
_data"に格納されていた二進データシーケンス{u1} ,{u
2}に関連づけられた多項式u1(x) とu2(x)とを、多項式g
(x)で除することが、レジスタ"intermediate_remainde
r"を用いて、u1(x)と u2(x)の最後の項(最高次数の
項)にまで、実行される。これら除算の余りは、レジス
タ"final_remainder"に格納される。これらの除算の結
果は、シーケンスの最初の要素、{b1} = {a1}/gと{b2}
= {a2}/gとを供給する。
【0372】次にステップ804で、レジスタ"final_rema
inder"に格納された二進データは夫々シーケンス{u}1
と{u}2 とに併置されてシーケンス{a1}と{a2}とを形成
する。シーケンス{a1}と{a2}の二進データはメモリのレ
ジスタ"{a1}, {b1}, {c1}"と"{a2}, {b2}, {c2}"とに格
納される。
【0373】次に、ステップ805で、ステップ803
で行われた除算が継続されて、ステップ804で加算さ
れた加算データをもって、シーケンス{b1}と{b2}とがレ
ジスタ"{a1}, {b1}, {c1}"と "{a2}, {b2}, {c2}"とに
格納される。
【0374】それから、ステップ806で:
【0375】・シーケンス{a1}の二進データが、RAM7
05の"interlacer1"テーブルにより記述された順序に
従って夫々連続的にレジスタ"{a1}, {b1}, {c1}"に読み
込まれ、
【0376】・シーケンス{a2}の二進データが、RAM7
05の"interlacer2"テーブルにより記述された順序に
従って夫々連続的にレジスタ"{as}, {bs}, {cs}"に読み
込まれる。
【0377】これらの読取から連続的に得られたデータ
は夫々RAM704のレジスタ"permuted_data"のメモリに
格納される。
【0378】次に、ステップ807で、夫々がレジス
タ"permuted_data"に格納されていた置換二進データシ
ーケンスと関連づけられた多項式a1*(x)とa2*(x)をg(x)
で除することが、レジスタ"intermediate_remainder"を
用いて行われる。この除算の結果はレジスタ"{a1}, {b
1}, {c1}" と"{a2}, {b2}, {c2}"に格納され、シーケン
ス{c1},{c2}の二進データに対応する。
【0379】ステップ808で、所謂"check"もしくは
"redundant" な2つのシーケンスが決定される。即
ち、
【0380】・シーケンス{b}sが、RAM704のレジス
タ"{a1}, {b1}, {c1}"と"{a2}, {b2}, {c2}"に格納され
たシーケンス{b1}と{b2}とに関連づけられた多項式と、
多項式h(x)とf(x)との夫々の積を取ることにより決定さ
れる。
【0381】・シーケンス{c}s が、RAM704のレジス
タ"{a1}, {b1}, {c1}"と"{a2}, {b2}, {c2}"に格納され
たシーケンス{c1}と{c2}とに関連づけられた多項式と、
多項式f(x)とh(x)との夫々の積を取ることにより決定さ
れる。
【0382】本発明に拠れば、メモリ要素がg(x)による
除算をh(x)またはf(x)による乗算に先立って行うことに
より節約される。
【0383】ステップ809で、シーケンス{a1},
{a2}, {bs}と{cs}とが送信器706を用いて送られる。
次に、メモリ704のレジスタがもう一度初期化され
る。特に、カウンタNo_dataは"0"にセットされて、ス
テップ801が再開される。
【0384】ここで、変形例として、ステップ809
で、シーケンス{a1}と{a2}とが全体として送られるが、
一部だけが、例えば、{bs}と{cs}の内の1つのデータが
送られてもよいことに注意すべきである。この変形例は
当業者ではパンクチュアリング(puncturing)と呼ばれ
ている。
【0385】復号化に関して、多項式g(x), h(x), f(x)
と、シーケンス{a1}と{a2}から夫々置換された{a*1}と
{a*2}を生成するインターレーサG1とG2を知って、当業
者は技術的障害もなく、復号化器をいかに製造するか、
そして、4つ組の({a1}, {a2},{bs}, {cs})に影響する
その復号化とエラー訂正とに適合化させる方法を知る。
エラー訂正は上記のインターレーサを、可能であるなら
ば対応する逆インターレーサを用いる。
【0386】第9図によれば、第4図乃至第8図に図示
された復号化装置から送られたシーケンスを復号化する
べく適合化された復号化装置は以下のものを具備する:
【0387】・復号化器901。この復号化器901は
符号化器401に対応し、送信シーケンスの期待値{v1}
~{vK+1}を、K個の外部情報シーケンス{w'''1} ~ {w'''
K}(後述)と共に受け取り、順序が後のK個の期待値シ
ーケンス{w1} ~ {wK}を供給する。
【0388】・K個のインターレーサ902。このK個の
インターレーサ902はインターレーサ402乃至40
5に同一であり、夫々、{w1}乃至{wK}を受け取り、夫々
{w'1}乃至{w'K}としてインターレースする。
【0389】・第2の復号化器903。復号化器903
は、シーケンス{w'1}乃至{w'K}と共にシーケンス{vK+2}
を受信する符号化器406に対応し、K個の順序が後の
期待値シーケンス{w'1}乃至{w'K}と期待値シーケンス
{a'}とを供給する。
【0390】・K個の逆インターレーサ904。これら
はインターレーサ402乃至405の逆動作を行うもの
であり、シーケンス{w''1}乃至{w''K}を受けて、シーケ
ンス{w'''1}乃至{w'''K}を供給する。
【0391】所定回数の繰り返しに続いて、期待値シー
ケンス{a'}が考慮される(文献"Near Shannon limit er
ror-correcting coding and decoding : turbocodes"を
参照のこと)。
【0392】本発明によれば、インターレーサとその各
々を復号化するのに用いられる逆インターレーサとは、
符号化するのに用いられるインターレーサ、好ましく
は"x to xe"タイプのインターレーサと同じ特性を有す
る。好ましくは、復号化に関する符号化について、jの
同じ値について、指数eijは等しい。また、好ましく
は、復号化に関する符号化について、指数eij は全て2
の冪乗である。
【0393】さらに、復号化器901,903を初期化
するに際して、符号化器401,406が初期状態と最
終のゼロ状態とを有することが考慮される。
【0394】復号化に関して、読者は以下の文献を参照
することができる:
【0395】・L.R. BAHL, J. COCKE, F. JELINEKとJ.
RAVIV 共著の"Optimal decoding oflinear codes for m
inimizing symbol error rate"(IEEE Transactions on
Information Theory, in March 1974発行)の文献。
【0396】・J. HAGENAUER, E. OFFERとL. PAPKE共著
の"Iterative decoding of binaryblock and convoluti
onal codes" (IEEE Transactions on Information The
ory, in March 1996発行)の文献。
【0397】・J. HAGENAUERとP. HOEHER共著の"A Vite
rbi algorithm with soft decisionoutputs and its ap
plications" (IEEE GLOBECOM, pages 1680-1686, in No
vember 1989発行)の文献。
【0398】・J. HAGENAUER, P. ROBERTSONとL. PAPKE
共著の"Iterative (turbo)decodingof systematic conv
olutional codes with the MAP and SOVA algorithms"
(Informationstechnische Gesellschaft (ITG) Fachber
icht, pages 21 - 29, October 1994発行)の文献。
【0399】・C. BERROU, S. EVANOとG. BATTAIL共著
の"Turbo-block-codes"とpublishedwith the reports o
f the seminar "Turbo Coding" organised by the Inst
itute of Technology of Lund (Sweden) (Department o
f Applied Electronics) inAugust 1996発行)の文献。
【図面の簡単な説明】
本発明は添付の図面を参照することによりよく理解する
ことができる。その図面とは:
【図1】 第1実施形態による符号化器を具備する電子
装置の構成を示す図。
【図2】 第1図示の第1実施形態による符号化器の動
作を示すフローチャート。
【図3】 第1図示の装置に用いられるインターレーサ
の決定手順を説明するフローチャート。
【図4】 本発明の第2実施形態に係る符号化器の構成
を示す図。
【図5】 符号化対象のいくつかのシンボルシーケンス
に作用するインターレーサの一般形態を示す図。
【図6】 第2実施形態による方法及び装置の特定の例
による性能カーブを示すグラフ図。
【図7】 第2実施形態の符号化器を有する電子装置の
構成を示す図。
【図8】 第2実施形態に係る第7図に示された符号化
器の動作手順を示すフローチャート。
【図9】 本発明が関連する復号化器の構成を示す図。
フロントページの続き (72)発明者 フィリペ・ピレー フランス国 レンヌ−アタラント,セデッ クス セッソン−セヴィニエ 35517,リ ュ ドゥ ラ トゥッシュ−ランベール キヤノン リサーチ センター フランス エス. エー. 内

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)2以上の所定の整数M1と、 物理量を表す二値データからなるK(Kは1以上)個の
    シーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮する符号化方法で
    あって、 前記シーケンスaiの各々は、 所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表記ai(x)と、 整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各々によって割
    り切れるような最小の整数N0との積に等しい複数の二値
    データ、 とを有し、(2)前記符号化方法は、K*M1個の所謂"置
    換された"シーケンスaij*, (i = 1,... ,K; j = 1, ...
    ,M1)を生成するという第1の操作を有し、 前記シーケンスaij*の各々は、対応するシーケンスai
    置換することによって得られ、 その置換は、各シーケンスaiの二値データが行毎にN0列
    M行のテーブルに書き込まれるような表現において、任
    意数の所謂基本置換の結果であるようなものであり、 その基本置換の各々は、 長さN0で生成多項式gi(x)を有する巡回符号を、gi(x)に
    等しくともよい生成多項式gij(x)を有する同等な巡回符
    号に変換して、置換により、aiを表す前記テーブルのN0
    列に対して作用するか、または、 前記テーブルのある列のシンボルのいずれかの置換であ
    り、 結果として、多項式の積cij(x)gij(x)に等しい多項式表
    記aij*(x)を有し、 少なくとも1つの置換シーケンスaij*は対応するシーケ
    ンスaiとは異なるものであり、(3)この符号化方法
    は、 多項式表記がΣfij(x) cij(x) (j=1, ... ,M1)に等しい
    M1個の冗長シーケンスを生成するという第2の操作を含
    み、 各多項式fij(x)は、同じインデックスiとjを有するg
    ij(x)の次数にせいぜい等しい次数を有する多項式であ
    ることを特徴とする符号化方法。
  2. 【請求項2】 (1)2以上の所定の整数M1と、 物理量を表す二値データからなるK(Kは1以上)個の
    シーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮する符号化方法で
    あって、 前記シーケンスaiの各々は、 所定の多項式gi(x)の倍数であり、且つ、多重の多項式
    要素を有さない多項式表記ai(x)と、 整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各々によって割
    り切れるような最小の整数N0との積に等しい複数の二値
    データ、 とを有し、(2)前記符号化方法は、K*M1個の所謂"置
    換された"シーケンスaij*, (i = 1,... ,K; j = 1, ...
    ,M1)を生成するという第1の操作を有し、 各シーケンスaij*はモジュロ (xn+1)のaij*(x)=ai*(x
    eij)に等しい多項式表現を有し、ここで、 nは前記数Mと前記整数N0との積であり、 eijはnと素である素数であり、 cijはaij*(x)をgij(x)で除したときの商であり、 多項式gij(x)は、モジュロ(xN0+1)多項式gi(xeij)を含
    む長さN0の最小の巡回符号の生成多項式であり、 少なくとも1つの置換シーケンスaij*は対応するaiとは
    異なり、(3)この符号化方法は、 多項式表記がΣfij(x) cij(x) (j=1, ... ,M1)に等しい
    M1個の冗長シーケンスを生成するという第2の操作を含
    み、 各多項式fij(x)は、同じインデックスiとjを有するg
    ij(x)の次数にせいぜい等しい次数を有する多項式であ
    ることを特徴とする符号化方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の生成操作において、前記指数
    eijの全ての値は前記インデックスjと同じ値を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の符号化方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の生成操作において、前記指数
    eijの全ての値は2の冪数に等しいことを特徴とする請
    求項2または3に記載の符号化方法。
  5. 【請求項5】 シーケンス{ai}を送出し、その一方他の
    シーケンスのデータのサブセットを送出することを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれかに記載の符号化方法。
  6. 【請求項6】(1)2以上の所定の整数M1と、 物理量を表す二値データからなるK(Kは1以上)個の
    シーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮し、 前記シーケンスaiの各々が、 所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表記と、 整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各々によって割
    り切れるような最小の整数N0との積に等しい複数の二値
    データ、 とを有するように適合化された処理手段を有する符号化
    装置であって、(2)この処理手段は、K*M1個の所謂"
    置換された"シーケンスaij*, (i = 1, ... ,K; j = 1,
    ... ,M1)を生成し、 前記シーケンスaij*の各々は、対応するシーケンスai
    置換することによって得られ、 その置換は、各シーケンスaiの二値データが行毎にN0列
    M行のテーブルに書き込まれるような表現において、任
    意数の所謂基本置換の結果であるようなものであり、 その基本置換の各々は、 長さN0で生成多項式gi(x)を有する巡回符号を、gi(x)に
    等しくともよい生成多項式gij(x)を有する同等な巡回符
    号に変換して、置換により、aiを表す前記テーブルのN0
    列に対して作用するか、または、 前記テーブルのある列のシンボルのいずれかの置換であ
    り、 結果として、多項式の積cij(x)gij(x)に等しい多項式表
    記aij*(x)を有し、 少なくとも1つの置換シーケンスaij*は対応するシーケ
    ンスaiとは異なるものであり、(3)この処理手段は、 多項式表記がΣfij(x) cij(x) (j=1, ... ,M1)に等しい
    M1個の冗長シーケンスを生成し、 各多項式fij(x)が、同じインデックスiとjを有するg
    ij(x)の次数にせいぜい等しい次数を有する多項式であ
    ることを特徴とすることを符号化装置。
  7. 【請求項7】 (1)2以上の所定の整数M1と、 物理量を表す二値データからなるK(Kは1以上)個の
    シーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮し、 前記シーケンスaiの各々が、 所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表記ai(x)と、 整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各々によって割
    り切れるような最小の整数N0との積に等しい複数の二値
    データ、 とを有するように適合化された処理手段を有する符号化
    装置であって、(2)前記処理手段は、K*M1個の所謂"
    置換された"シーケンスaij*, (i = 1, ... ,K; j = 1,
    ... ,M1)を生成し、 各シーケンスaij*はモジュロ (xn+1)のaij*(x)=ai*(x
    eij)に等しい多項式表現を有し、ここで、 nは前記数Mと前記整数N0との積であり、 eijはnと素である素数であり、 cijはaij*(x)をgij(x)で除したときの商であり、 多項式gij(x)は、モジュロ(xN0+1)多項式gi(xeij)を含
    む長さN0の最小の巡回符号の生成多項式であり、 少なくとも1つの置換シーケンスaij*は対応するaiとは
    異なり、(3)この処理手段は、 多項式表記がΣfij(x) cij(x) (j=1, ... ,M1)に等しい
    M1個の冗長シーケンスを生成し、 各多項式fij(x)は、同じインデックスiとjを有するg
    ij(x)の次数にせいぜい等しい次数を有する多項式であ
    ることを特徴とする符号化装置。
  8. 【請求項8】 前記処理手段は、インデックスjと同じ
    値を有するときに、同一となるような指数eiを用いるよ
    うに適合化されたことを特徴とする請求項7に記載の符
    号化装置。
  9. 【請求項9】 前記処理手段は、夫々が2の冪数に等し
    い指数eijを用いることを特徴とする請求項7または8
    に記載の符号化装置。
  10. 【請求項10】 シーケンス{ai}を送出し、その一方、
    他のシーケンスのデータのサブセットを送出する送信手
    段を具備することを特徴とする請求項6乃至9のいずれ
    かに記載の符号化装置。
  11. 【請求項11】 (1)2以上の所定の整数M1と、 物理量を表す二値データからなるK(Kは1以上)個の
    シーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮する復号化方法で
    あって、 前記シーケンスaiの各々は、 所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表記ai(x)と、 整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各々によって割
    り切れるような最小の整数N0との積に等しい複数の二値
    データ、 とを有し、(2)前記復号化方法は、除数多項式gij(x)
    を用いてK個のシンボルシーケンスの並列ターボ復号化
    の操作を含み、(3)前記復号化方法は、各aiについ
    て、M1個の置換操作を含み、少なくともそれらの1つは
    同一ではなく、各置換は、各シーケンスaiの二値データ
    が行毎にN0列M行のテーブルに書き込まれるような表現
    において、任意数の所謂基本置換の結果であるようなも
    のであり、 その基本置換の各々は、 長さN0で生成多項式gi(x)を有する巡回符号を、gi(x)に
    等しくともよい生成多項式gij(x)を有する同等な巡回符
    号に変換して、置換により、aiを表す前記テーブルのN0
    列に対して作用するか、または、 前記テーブルのある列のシンボルのいずれかの置換であ
    ることを特徴とする復号化方法。
  12. 【請求項12】 (1)2以上の所定の整数M1と、 物理量を表す二値データからなるK(Kは1以上)個の
    シーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮する復号化方法で
    あって、 前記シーケンスaiの各々は、 所定の多項式gi(x)の倍数であり、且つ、多重の多項式
    要素を有さない多項式表記ai(x)と、 整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各々によって割
    り切れるような最小の整数N0との積に等しい複数の二値
    データ、 とを有し、(2)前記復号化方法は、除数多項式gij(x)
    を用いてK個のシンボルシーケンスの並列ターボ復号化
    の操作を含み、(3)前記並列ターボ復号化の操作は、
    K*M1個の所謂"置換された"シーケンスai j*, (i = 1,
    ... ,K; j = 1, ... ,M1)を生成するという置換操作を
    有し、 各シーケンスaij*はモジュロ (xn+1)のaij*(x)=ai*(x
    eij)に等しい多項式表現を有し、ここで、 nは前記数Mと前記整数N0との積であり、 eijはnと素である素数であり、 cijはaij*(x)をgij(x)で除したときの商であり、 多項式gij(x)は、モジュロ(xN0+1)多項式gi(xeij)を含
    む長さN0の最小の巡回符号の生成多項式であり、 少なくとも1つの置換シーケンスaij*は対応するaiとは
    異なることを特徴とする復号化方法。
  13. 【請求項13】 前記置換操作において、前記指数eij
    の全ての値は前記インデックスjと同じ値を有すること
    を特徴とする請求項12に記載の復号化方法。
  14. 【請求項14】 前記置換操作において、前記指数eij
    の全ての値は2の冪数に等しいことを特徴とする請求項
    12または13に記載の符号化方法。
  15. 【請求項15】 シーケンス{ai}を送出し、その一方他
    のシーケンスのデータのサブセットを送出することを特
    徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載の復号化
    方法。
  16. 【請求項16】 (1)2以上の所定の整数M1と、 物理量を表す二値データからなるK(Kは1以上)個の
    シーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮する置換方法であ
    って、 前記シーケンスaiの各々は、 所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表記ai(x)と、 整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各々によって割
    り切れるような最小の整数N0との積に等しい複数の二値
    データ、 とを有し、(2)この置換方法は、K*M1個の所謂"置換
    された"シーケンスaij*, (i = 1, ... ,K; j = 1, ...
    ,M1)を生成するという第1の操作を有し、 前記シーケンスaij*の各々は、対応するシーケンスai
    置換することによって得られ、 その置換は、各シーケンスaiの二値データが行毎にN0列
    M行のテーブルに書き込まれるような表現において、任
    意数の所謂基本置換の結果であるようなものであり、 その基本置換の各々は、 長さN0で生成多項式gi(x)を有する巡回符号を、gi(x)に
    等しくともよい生成多項式gij(x)を有する同等な巡回符
    号に変換して、置換により、aiを表す前記テーブルのN0
    列に対して作用するか、または、 前記テーブルのある列のシンボルのいずれかの置換であ
    り、 結果として、多項式の積cij(x)gij(x)に等しい多項式表
    記aij*(x)を有し、 少なくとも1つの置換シーケンスaij*は対応するシーケ
    ンスaiとは異なるものであることを特徴とする置換方
    法。
  17. 【請求項17】 物理量を表す二値データからなるシー
    ケンス{a}が、除数多項式g(x)により割る切ることがで
    きる多項式a(x)に関連づけられ、この多項式a(x)の昇順
    の係数がこの{a}の二値データであり、 置換シーケンス{a*}が多項式a*(x)に関連づけられ、そ
    のa*(x)の昇順係数はこの置換シーケンス{a*}の二値デ
    ータであり、 前記多項式a*(x)は、二値データからなるシーケンス{c}
    を形成するように、前記多項式g(x)により割り切れ、 また、前記シーケンス{a}は、任意の整数値Mと、XN0-1
    が前記多項式g(x)で割り切れるような最小の整数N0との
    積に等しい複数の二値データを有し、 このようなシーケンス{a}から前記置換シーケンス{a*}
    を供給する置換方法であって、 前記シーケンス{a}の二値データがN0列M行のテーブル内
    に配列されるように表現すると、 前記方法は、 ある置換集合の少なくとも1つの置換処理(306)を
    含み、 前記置換集合は、長さN0で、生成多項式g(x)を有するよ
    うな二値巡回符号の自己同型写像(automorphisms)にお
    いて、前記テーブルのN0列の少なくとも2列を互いに置
    き換える置換処理と、且つ、1つの同じ列のデータにの
    み作用し、そのデータ項目の少なくとも2つを互いに置
    き換える置換処理とを含み、 前記集合に属さない置換処理を行わないことを特徴とす
    る置換方法。
  18. 【請求項18】 物理量を表す二値データからなるシー
    ケンス{a}が、除数多項式g(x)により割る切ることがで
    きる多項式a(x)により表現され、 置換シーケンス{a*}が多項式a*(x)により表現され、そ
    のa*(x)は、二値データからなるシーケンス{c}を形成す
    るように、前記多項式g(x)により割り切れ、 このような二値データシーケンス{a}から前記置換シー
    ケンス{a*}を供給する置換方法であって、 前記シーケンス{a}の二値データがN0列M行のテーブル内
    に配列されるように表現すると、 前記置換方法は、ある置換集合の少なくとも1つの置換
    処理(306)を含み、 前記置換集合は、長さN0で、生成多項式g(x)を有するよ
    うな二値巡回符号の自己同型写像(automorphisms)にお
    いて、前記テーブルのN0列の少なくとも2列を互いに置
    き換える置換処理と、且つ、1つの同じ列のデータにの
    み作用し、そのデータ項目の少なくとも2つを互いに置
    き換える置換処理とを含み、 前記集合に属さない置換処理を行わないことを特徴とす
    る置換方法。
  19. 【請求項19】 物理量を表す二値データからなるシー
    ケンス{a}が、除数多項式g(x)により割る切ることがで
    きる多項式a(x)により表現され、 置換シーケンス{a*}が多項式a*(x)により表現され、そ
    のa*(x)は、二値データからなるシーケンス{c}を形成す
    るように、前記多項式g(x)により割り切れ、 このような二値データシーケンス{a}から前記置換シー
    ケンス{a*}を供給する置換方法であって、 前記シーケンス{a}は、整数Mと、多項式xN0-1が多項式
    gi(x)の各々によって割り切れるような最小の整数N0と
    の積に等しい複数の二値データを有することを特徴とす
    る置換方法。
  20. 【請求項20】 物理量を表す二値データからなるシー
    ケンス{a}が、除数多項式g(x)により割る切ることがで
    きる多項式a(x)に関連づけられ、この多項式a(x)の昇順
    の係数がこの{a}の二値データであり、 置換シーケンス{a**}が多項式a**(x)に関連づけられ、
    そのa**(x)の昇順係数はこの置換シーケンス{a**}の二
    値データであり、 前記多項式a**(x)は、二値データからなるシーケンス
    {c}を形成するように、除数多項式g2(x)により割り切
    れ、 また、前記シーケンス{a}は、任意の整数値Mと、XN0-1
    が前記多項式g(x)で割り切れるような最小の整数N0との
    積に等しい複数の二値データを有し、 このようなシーケンス{a}から前記置換シーケンス{a**}
    を供給する置換方法であって、 前記シーケンス{a}の二値データがN0列M行のテーブル内
    に配列されるように表現すると、 前記方法は、 ある置換集合の少なくとも1つの置換(306)と、こ
    こで、前記置換集合は、長さN0の、生成多項式g(x)を有
    するような二値巡回符号の自己同型写像(automorphism
    s)であって、前記テーブルのN0列の少なくとも2列を互
    いに置き換え、且つ、1つの同じ列のデータにのみ作用
    し、そのデータ項目の少なくとも2つを互いに置き換え
    るものであり、これによりシーケンスa*(x)を生成する
    ものであり、 前記a*(x)を前記多項式g2(x)により割り切れる多項式a*
    *(x) に変換する様な、前記テーブルの列の置き換えと
    を含む、 ことを特徴とする置換方法。
  21. 【請求項21】 前記列の1つの二値データにのみ作用
    する少なくとも1つの置換操作(306)を含むことを
    特徴とする請求項17乃至20のいずれかに記載の置換
    方法。
  22. 【請求項22】 前記置換操作(306)は、 eがモジュロM・N0の2の冪乗であり、Mが奇数での場合
    に、 a*(x) = a(xe), modulo xM・N0-1 により実行されることを特徴とする請求項17乃至21
    のいずれかに記載の置換方法。
  23. 【請求項23】 前記二値データシーケンス{a}から、
    請求項17乃至22のいずれかに記載の置換方法により
    置換された第2のシーケンスを決定する操作を含むこと
    を特徴とする請求項17乃至22のいずれかに記載の置
    換方法。
  24. 【請求項24】 シーケンス{ai}を送出し、その一方他
    のシーケンスのデータのサブセットを送出する操作(3
    09)を含むことを特徴とする請求項17乃至23のい
    ずれかに記載の置換方法。
  25. 【請求項25】 (1)2以上の所定の整数M1と、 物理量を表す二値データからなるK(Kは1以上)個の
    シーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮する処理手段を含
    む復号化装置であって、 前記シーケンスaiの各々は、 所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表記と、 整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各々によって割
    り切れるような最小の整数N0との積に等しい複数の二値
    データ、 とを有し、(2)前記処理手段は、除数多項式gij(x)を
    用いてK個のシンボルシーケンスの並列ターボ復号化の
    操作を実行し、(3)前記復号化方法は、各aiについ
    て、M1個の置換操作を実行し、少なくともそれらの1つ
    は同一ではなく、各置換は、各シーケンスaiの二値デー
    タが行毎にN0列M行のテーブルに書き込まれるような表
    現において、任意数の所謂基本置換の結果であるような
    ものであり、 その基本置換の各々は、 長さN0で生成多項式gi(x)を有する巡回符号を、gi(x)に
    等しくともよい生成多項式gij(x)を有する同等な巡回符
    号に変換して、置換により、aiを表す前記テーブルのN0
    列に対して作用するか、または、 前記テーブルのある列のシンボルのいずれかの置換であ
    ることを特徴とする復号化装置。
  26. 【請求項26】 (1)2以上の所定の整数M1と、 物理量を表す二値データからなるK(Kは1以上)個の
    シーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮する処理手段を含
    む復号化装置であって、 前記シーケンスaiの各々は、 所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表記と、 整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各々によって割
    り切れるような最小の整数N0との積に等しい複数の二値
    データ、 とを有し、(2)前記処理手段は、除数多項式gij(x)を
    用いてK個のシンボルシーケンスの並列ターボ復号化の
    操作を実行するもので、(3)前記並列ターボ復号化の
    操作は、K*M1個の所謂"置換された"シーケンスai j*, (i
    = 1, ... ,K; j = 1, ... ,M1)を生成するという置換
    操作を実行するもので、 各シーケンスaij*はモジュロ (xn+1)のaij*(x)=ai*(x
    eij)に等しい多項式表現を有し、ここで、 nは前記数Mと前記整数N0との積であり、 eijはnと素である素数であり、 cijはaij*(x)をgij(x)で除したときの商であり、 多項式gij(x)は、モジュロ(xN0+1)多項式gi(xeij)を含
    む長さN0の最小の巡回符号の生成多項式であり、 少なくとも1つの置換シーケンスaij*は対応するaiとは
    異なることを特徴とする復号化装置。
  27. 【請求項27】 前記処理手段は、指数eijがインデッ
    クスjの同じ値を有するときに、その同一な指数eij
    用いることを特徴とする請求項26に記載の復号化装
    置。
  28. 【請求項28】 前記処理手段は2の冪数に等しい指数
    eijの値を用いることを特徴とする請求項26または2
    7に記載の復号化装置。
  29. 【請求項29】 シーケンス{ai}を受信し、その一方他
    のシーケンスのデータのサブセットを受信する受信手段
    を含むことを特徴とする請求項25乃至28のいずれか
    に記載の復号化装置。
  30. 【請求項30】 (1)2以上の所定の整数M1と、 物理量を表す二値データからなるK(Kは1以上)個の
    シーケンスai (i=1, ... ,K)とを考慮し、 前記シーケンスaiの各々が、 所定の多項式gi(x)の倍数である多項式表記ai(x)と、 整数Mと、多項式xN0+1が多項式gi(x)の各々によって割
    り切れるような最小の整数N0との積に等しい複数の二値
    データ、 とを有するように適合化された処理手段を有するインタ
    ーレーサであって、(2)この処理手段は、K*M1個の所
    謂"置換された"シーケンスaij*, (i = 1, ... ,K; j =
    1, ... ,M1)を生成し、 前記シーケンスaij*の各々は、対応するシーケンスai
    置換することによって得られ、 その置換は、各シーケンスaiの二値データが行毎にN0列
    M行のテーブルに書き込まれるような表現において、任
    意数の所謂基本置換の結果であるようなものであり、 その基本置換の各々は、 長さN0で生成多項式gi(x)を有する巡回符号を、gi(x)に
    等しくともよい生成多項式gij(x)を有する同等な巡回符
    号に変換して、置換により、aiを表す前記テーブルのN0
    列に対して作用するか、または、 前記テーブルのある列のシンボルのいずれかの置換であ
    り、 結果として、多項式の積cij(x)gij(x)に等しい多項式表
    記aij*(x)を有し、 少なくとも1つの置換シーケンスaij*は対応するシーケ
    ンスaiとは異なるものであることを特徴とすることをイ
    ンターレーサ。
  31. 【請求項31】 物理量を表す二値データからなるシー
    ケンス{a}が、除数多項式g(x)により割る切ることがで
    きる多項式a(x)に関連づけられ、この多項式a(x)の昇順
    の係数がこの{a}の二値データであり、 置換シーケンス{a*}が多項式a*(x)に関連づけられ、そ
    のa*(x)の昇順係数はこの置換シーケンス{a*}の二値デ
    ータであり、 前記多項式a*(x)は、二値データからなるシーケンス{c}
    を形成するように、前記多項式g(x)により割り切れ、 また、前記シーケンス{a}は、任意の整数値Mと、XN0-1
    が前記多項式g(x)で割り切れるような最小の整数N0との
    積に等しい複数の二値データを有し、 このようなシーケンス{a}から前記置換シーケンス{a*}
    を供給するように適合化されたインターレーサ(10
    1)であって、 前記シーケンス{a}の二値データがN0列M行のテーブル内
    に配列されるように表現すると、 前記インターレーサは、ある置換集合の少なくとも1つ
    の置換処理(306)を含み、 前記置換集合は、長さN0で、生成多項式g(x)を有するよ
    うな二値巡回符号の自己同型写像(automorphisms)にお
    いて、前記テーブルのN0列の少なくとも2列を互いに置
    き換える置換処理と、且つ、1つの同じ列のデータにの
    み作用し、そのデータ項目の少なくとも2つを互いに置
    き換える置換処理とを含み、 前記集合に属さない置換処理を行わないことを特徴とす
    るインターレーサ。
  32. 【請求項32】 物理量を表す二値データからなるシー
    ケンス{a}が、除数多項式g(x)により割る切ることがで
    きる多項式a(x)により表現され、 置換シーケンス{a*}が多項式a*(x)により表現され、そ
    のa*(x)は、二値データからなるシーケンス{c}を形成す
    るように、前記多項式g(x)により割り切れ、 このような二値データシーケンス{a}から前記置換シー
    ケンス{a*}を供給するように適合化されたインターレー
    サ(101)であって、 前記シーケンス{a}の二値データがN0列M行のテーブル内
    に配列されるように表現すると、 このインターレーサは、ある置換集合の少なくとも1つ
    の置換処理(306)を含み、 前記置換集合は、長さN0で、生成多項式g(x)を有するよ
    うな二値巡回符号の自己同型写像(automorphisms)にお
    いて、前記テーブルのN0列の少なくとも2列を互いに置
    き換える置換処理と、且つ、1つの同じ列のデータにの
    み作用し、そのデータ項目の少なくとも2つを互いに置
    き換える置換処理とを含み、 前記集合に属さない置換処理を行わないことを特徴とす
    るインターレーサ。
  33. 【請求項33】 物理量を表す二値データからなるシー
    ケンス{a}が、除数多項式g(x)により割る切ることがで
    きる多項式a(x)により表現され、 置換シーケンス{a*}が多項式a*(x)により表現され、そ
    のa*(x)は、二値データからなるシーケンス{c}を形成す
    るように、前記多項式g(x)により割り切れ、 このような二値データシーケンス{a}から前記置換シー
    ケンス{a*}を供給するインターレーサ(101)であっ
    て、 前記シーケンス{a}は、整数Mと、多項式xN0-1が多項式
    gi(x)の各々によって割り切れるような最小の整数N0と
    の積に等しい複数の二値データを有することを特徴とす
    るインターレーサ。
  34. 【請求項34】 物理量を表す二値データからなるシー
    ケンス{a}が、除数多項式g(x)により割る切ることがで
    きる多項式a(x)に関連づけられ、この多項式a(x)の昇順
    の係数がこの{a}の二値データであり、 置換シーケンス{a**}が多項式a**(x)に関連づけられ、
    そのa**(x)の昇順係数はこの置換シーケンス{a**}の二
    値データであり、 前記多項式a**(x)は、二値データからなるシーケンス
    {c}を形成するように、除数多項式g2(x)により割り切
    れ、 また、前記シーケンス{a}は、任意の整数値Mと、XN0-1
    が前記多項式g(x)で割り切れるような最小の整数N0との
    積に等しい複数の二値データを有し、 このようなシーケンス{a}から前記置換シーケンス{a**}
    を供給するインターレーサ(101)であって、 前記シーケンス{a}の二値データがN0列M行のテーブル内
    に配列されるように表現すると、 このインターレーサは、 ある置換集合の少なくとも1つの置換(306)と、こ
    こで、前記置換集合は、長さN0の、生成多項式g(x)を有
    するような二値巡回符号の自己同型写像(automorphism
    s)であって、前記テーブルのN0列の少なくとも2列を互
    いに置き換え、且つ、1つの同じ列のデータにのみ作用
    し、そのデータ項目の少なくとも2つを互いに置き換え
    るものであり、これによりシーケンスa*(x)を生成する
    ものであり、 前記a*(x)を前記多項式g2(x)により割り切れる多項式a*
    *(x) に変換する様な、前記テーブルの列の置き換えと
    を含む、 ことを特徴とするインターレーサ。
  35. 【請求項35】 前記置換操作(306)は、前記列の
    1つの二値データにのみ作用する少なくとも1つの置換
    操作を含むことを特徴とする請求項30乃至34のいず
    れかに記載のインターレーサ。。
  36. 【請求項36】 前記置換操作(306)を、 eがモジュロM・N0の2の冪乗であり、Mが奇数での場合
    に、 a*(x) = a(xe), modulo xM・N0-1 に従って実行するように適合化されていることを特徴と
    する請求項30乃至35のいずれかに記載のインターレ
    ーサ。
  37. 【請求項37】 請求項10または11に記載の少なく
    とも1つの第2のインターレーサを含み、新たなインタ
    ーレーサの各々は二値データシーケンス{a}から新たな
    置換されたシーケンスを供給するように適合化されてい
    ることを特徴とする請求項30乃至36のいずれかに記
    載のインターレーサ。
  38. 【請求項38】 シーケンス{ai}を送出し、その一方他
    のシーケンスのデータのサブセットを送出する送信手段
    (106)を含むことを特徴とする請求項30乃至37
    のいずれかに記載のインターレーサ。
  39. 【請求項39】 音声を表す信号を処理する装置であっ
    て、請求項6乃至10のいずれかに記載の符号化装置、
    または、請求項25乃至29のいずれかに記載の復号化
    装置、または、請求項30乃至38のいずれかに記載の
    インターレーサを含むことを特徴とする処理装置。
  40. 【請求項40】 パケット送信プロトコルを実施するよ
    うに適合化された送信機を有するデータ通信装置であっ
    て、請求項6乃至10のいずれかに記載の符号化装置、
    または、請求項25乃至29のいずれかに記載の復号化
    装置、または、音声を表すスピーチを表す信号を処理す
    るための請求項39に記載の装置、または、請求項30
    乃至39のいずれかに記載のインターレーサを含むこと
    を特徴とするデータ通信装置。
  41. 【請求項41】 前記プロトコルは非同期転送モードプ
    ロトコルATMであることを特徴とする請求項40に記載
    のデータ通信装置。
  42. 【請求項42】 前記プロトコルはETHERNET
    (登録商標)タイプであることを特徴とする請求項40
    に記載のデータ通信装置。
  43. 【請求項43】 ケーブルのないチャネル上で送信する
    送信機を有するデータ通信装置であって、請求項6乃至
    10のいずれかに記載の符号化装置、または、請求項2
    5乃至29のいずれかに記載の復号化装置、または、請
    求項30乃至38のいずれかに記載のインターレーサを
    含むことを特徴とするデータ通信装置。
  44. 【請求項44】 多くとも1000の二進データを表す
    シーケンス信号を処理する装置であって、請求項6乃至
    10のいずれかに記載の符号化装置、または、請求項2
    5乃至29のいずれかに記載の復号化装置、または、請
    求項30乃至38のいずれかに記載のインターレーサを
    含むことを特徴とするデータ通信装置。
  45. 【請求項45】 請求項6乃至10のいずれかに記載の
    符号化装置、または、請求項25乃至29のいずれかに
    記載の復号化装置、または、請求項30乃至38のいず
    れかに記載のインターレーサを有することを特徴とする
    ネットワークステーション。
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