JPH11298336A - デジタル伝送装置、復号方法、およびデコ―ダ - Google Patents

デジタル伝送装置、復号方法、およびデコ―ダ

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JPH11298336A
JPH11298336A JP11036090A JP3609099A JPH11298336A JP H11298336 A JPH11298336 A JP H11298336A JP 11036090 A JP11036090 A JP 11036090A JP 3609099 A JP3609099 A JP 3609099A JP H11298336 A JPH11298336 A JP H11298336A
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JP11036090A
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English (en)
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Antoine Chouly
アントワーヌ、シュリー
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Koninklijke Philips NV
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Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/37Decoding methods or techniques, not specific to the particular type of coding provided for in groups H03M13/03 - H03M13/35
    • H03M13/45Soft decoding, i.e. using symbol reliability information
    • H03M13/458Soft decoding, i.e. using symbol reliability information by updating bit probabilities or hard decisions in an iterative fashion for convergence to a final decoding result
    • HELECTRICITY
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    • H03M13/05Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words using block codes, i.e. a predetermined number of check bits joined to a predetermined number of information bits
    • H03M13/13Linear codes
    • H03M13/19Single error correction without using particular properties of the cyclic codes, e.g. Hamming codes, extended or generalised Hamming codes
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    • H03M13/296Particular turbo code structure
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  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同程度の性能を得ることを可能にするはるか
に簡単な方法を提案することである。 【解決手段】 本発明はパリティチェックマトリックス
によって定められる2進ブロックコードを復号するため
の反復復号法を実現するものである。反復復号の各反復
が受けたデータに対するマトリックスの行によって定め
られるコードの復号に対応するように、パリティマトリ
ックスは行ごとに何回も処理される。コードが拡張コー
ドであると、各行は各反復で並列に復号される2つの別
々のコードを定める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信端に設けられ
て、パリティチェックマトリックスによって定められる
2進ブロックコードを基にしたデータ符号化手段と、受
信端に設けられて、受信したデータに対して判定を行う
復号手段とを備えるデジタル伝送装置に関するものであ
る。
【0002】本発明はまた、パリティチェックマトリッ
クスによって定められた2進ブロックコードを基にして
以前に符号化されたデータを復号する方法と、パリティ
チェックマトリックスによって定められた2進ブロック
コードを基にして以前に符号化されたデータを復号する
デコーダとにも関するものである。
【0003】本発明は、とくにデジタルデータ伝送の分
野において重要な応用を有する。
【0004】
【従来の技術】David Chaseによって作成さ
れ、IEEE Transactions on In
formation Theory、IT−19巻1
号、1972年1月、に掲載された論文「チャネル測定
情報を有するブロックコードを復号するためのあるクラ
スのアルゴリズム(A Class of Algor
ithms for Decoding Block
Codes with Channel Measur
ement Information)」が2進ブロッ
クコードを復号する方法を記述している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、同じ
程度の性能を得ることを可能にするはるかに簡単な方法
を提案することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達するため
に、初めの段落に記載した本発明のデジタル伝送装置
は、復号手段が反復復号手段であり、各反復は、受けた
データに対して、マトリックスの行によって定められる
コードまたは複数のコードの復号に対応することを特徴
とするものである。
【0007】同様に、初めの段落に記載した本発明の復
号方法が、受けたデータに対して、マトリックスの行に
よって定められるコードまたは複数のコードの復号に対
して復号ステップを備える反復復号方法であることを特
徴とするものである。
【0008】および、初めの段落に記載したデコーダ
が、反復復号手段を備え、各反復は、受けたデータに対
して、マトリックスの行によって定められるコードまた
は複数のコードの復号に対応することを特徴とするもの
である。
【0009】前記2進ブロックコードが拡張コードであ
るならば、マトリックスの各行が2つの別々のコードを
定め、かつ有利なことに、前記反復復号手段が2つのコ
ードのおのおのを並列に処理するための手段を備える。
【0010】最後に、ある反復の処理を行うために、前
記復号手段は、ソフト判定に関連する信頼性データを、
入力データを基にして、計算する計算手段と、前記信頼
性データの平均値を正規化するように、変換されたデー
タを前記ソフト判定を基にして計算する変換手段と、第
1の重み係数を有する前記変換されたデータと、第2の
重み係数を有する受けたデータとの重み付けられた和を
計算する重み付け手段と、重み付けられた和を基にして
次の反復に再び挿入すべき次の入力データを発生する発
生手段と、を少なくとも備える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下の説明では拡張2進ブロック
コードを使用する。この種のコードの詳細については、
たとえば、Arnold M.Michelsonおよ
びAllenH.Levesque著「デジタル通信に
おける誤り制御技術(Errorcontrol te
chniques for digital comm
unications)」、1985年 Willey
Intersciences Editions発
行、を参照されたい。
【0012】使用するコードは長さがNで、次元がKで
あるコードである。したがって、図1に示すように、ソ
ース2から来る保護すべきデータはKビット[I,…
…,Ik−1]のワードに分割される。それらのワード
は符号化手段3によって処理される。これらの符号化手
段3は各情報ワードに対してNビット[b,……,b
N−1]のコードワードを発生する。このコードの冗長
ビットの数はしたがって(N−K)である。変調手段8
が、符号化手段3の出力端に発生したコードワードをコ
ンステレーション(constellation)の記
号に割り当てる。それらの記号はチャネル9を介して伝
送される。ここで説明している例では、使用されるコン
ステレーションはQPSKコンステレーションであるか
ら、復号は、直角および同相チャネルで受けた各記号に
対して2つの可能な値(+1および−1)の間で判定を
行う。
【0013】本発明は他の種類のコンステレーション、
とくにQPSKコンステレーションに適用できる。
【0014】受信端では、受けたデータ10は通常の復
調手段11によって処理される。復調手段11の出力端
子に発生された実記号[r (0),……,rN−1
(0)]が反復復号手段20に加えられる。この反復復
号手段は、伝送されたコードワードの推定[bハッ
ト,……,bN−1ハット]供給する。その後でそれら
のN個の推定ビットが、抽出手段21へ送られる。抽出
手段21は伝送されたデータワードの推定 [Iハッ
ト,……,Ik−1ハット]を供給する。
【0015】H=[hji]を、使用されるコードを定
めるパリティチェックマトリックスとする。このマトリ
ックスは、要素hjiが値1または0を持つような大き
さ(N−K)・Nであるマトリックスである。
【0016】このマトリックスはパリティチェックの式
(1)の第1の級数を定めることを可能にする。 (1):Hb=[0] ここに、bはコードワード[b,……,bN−1
の転置によって形成された列ベクトルである。式(1)
はj=0,……,N−K−1に対して、
【0017】
【数1】 と書くこともできる。ここに、Σは2を法とした和を示
し、Sは、hji=1であるような{0,……,N−
1}の間にあるインデックスiの集合である。また、i
εSはiがSに属することを意味する。これらの式
のおのおのはワード[b,……,bN−1]に加えら
れるCで示されている簡単なパリティコードであると
みなすことができる。
【0018】使用されるコードが拡張コードであると、
コード後のビットの全体のパリティはある結果、すなわ
ち、マトリックスの最後の行(j=N−K−1)が1の
行、として満たされる。したがって、次の式(2)も証
明される。
【0019】
【数2】 この場合には、マトリックスHは、式(1)および
(2)から得られるj=0,……,N−1に対する式
(3)の第2の級数を定める。
【0020】
【数3】 ここに/Sは、hji=0であるような{0,……,
N−1}の間にあるインデックスiの集合である。式
(1)とまったく同じように、それらの式のおのおのは
ワード[b,……,bN−1]に加えられるC′で
示されている簡単なパリティコードであるとみなすこと
ができる。
【0021】本発明に従って、復号は反復復号である。
反復復号(またはターボ復号)の原理は、連結されたコ
ードの復号のための、IEEE IC−93 1993
年5月号1064〜1071ページ所載のA.Glav
ieux他による論文「シャノン誤り訂正符号化および
復号化:ターボコード(Near Shannoner
ror correcting and decodi
ng:turbocodes)」において論じられてい
る。それは、最適でない復号のQ回の反復を行うことに
よって最適復号に接近することで構成されている。Q−
1番目の最初の反復は、受けた記号についての信頼性デ
ータと、この記号について行われたハード判定と呼ばれ
る判定との積に等しいソフト判定を発生すること、およ
びこのソフト判定を次の反復のために復号手段の入力端
に挿入することで構成されている。最後の反復はハード
判定を発生する。
【0022】本発明は、この復号原理を2進ブロックコ
ードに適用することでとくに構成されている。したがっ
て、各反復jはコードC(j)mod(m)を復号する
こと、またはコードが拡張コードである時(m=N−K
−1がマトリックスHの最後の、ただし1つの行のイン
デックスである時)にC(j)mod(m)およびC′
(j)mod(m)を並列に復号することで構成され
る。いいかえると、パリティチェックマトリックスは、
受けた記号r (0)に対して、各反復復号反復が、マ
トリックスの、mを法とする行(j)によって定められ
ているコードC j)mod(m)の復号またはC
(j)mod(m)およびC′(j)mod( m)の復
号に対応するように、処理された行ごとの種々の回数で
ある。
【0023】以下の説明では、コードは拡張コードであ
ると考えている。
【0024】最初の反復(j=0)はチャネル[r
(j),……,rN−1 (j)]から受けた記号に適用
される。一般化したやり方で、反復jは入力データ[r
(j ,……,rN−1 (j)]のブロックに適用さ
れ、それは、C(j)mod( m)およびC′
(j)mod(m)の復号の後でソフト判定のブロック
[r′ (j),……,r′N−1 (j)]を生ずる。
本発明の有利な実施の形態では、他のブロック[r″
(j),……,r″N−1 (j)]がソフト判定のこの
ブロックから得られる。この他のブロックは次の反復
(j+1)に対する以後の入力データのブロックを構成
する。したがって、[r (j+1),……,rN−
(j+1)]=[r″ (j),……,r″N−1
(j)]である。
【0025】この復号法が図2に要約されている。それ
は各反復jに対して次のステップを有する: ステップ110:入力データ[r (j),……,r
N−1 (j)]のブロックの2つの群への再分割、1つ
の群はS(j)mod(m)にあるインデックスに対応
するものであり、他の群はS/(j)mod(m)にあ
るインデックスに対応するものである。
【0026】ステップ120:[r (j),iεS
(j)mod(m)]に加えられるC
(j)mod(m)および[r (j),iε/S
(j)mod(m)]に加えられるC′
(j)mod(m)の復号。
【0027】ステップ130:ソフト判定r′ (j)
の正規化: t (j)=r′ (j)/μ、 ここで、
【0028】
【数4】 この正規化によってt (j)が値+1と−1との周囲
にガウス分布に従って理論的に分布させられている事を
考慮に入れることが可能にされる。
【0029】ステップ140:データt (j)のチャ
ネルr (0)から受けた記号による重みづけ r″ (j)=γ(j)・t (j)+β(j)・r
(0)。 ここにγ(j)は第1の重み付け係数、β(j)は第2
の重み付け係数である。有利なやり方では、β(j)
1−γ(j)およびγ(0)=0.5、γ(1 =0.
7、γ(2)=0.9およびγ(j>2)=1である。
したがって、受けた記号の重みを反復に従って減少する
ことによって、発散が反復の回数とともに減少するとい
う危険が考慮に入れられる。一方、誤差修正は増加す
る。ステップ140が終わると、方法はステップ110
を再び始める。
【0030】図3は第2のステップ120を詳細に示
す。このステップは120から126までのステップを
2つの復号C(j)mod(m)およびC′
(j)mod(m のおのおのに対して組合わせる。
【0031】ステップ121:復号が加えられる記号r
(j)のパリティpと/pの計算(すなわち、C
(j)mod(m)の復号のための[r (j),iε
(j) mod(m)]およびC′(j)mod(m)
の復号のための記号[r (j),iε/S
(j)mod(m)]の記号、および2つの記号集合r
(j)のおのおのにおいて信頼性が低い、すなわち、
零に近いものをサーチする(それらの記号は第1の最小
と呼ばれ、それぞれMIN1および/MIN1で記され
る): 初期化:p=0、MIN1=∞および/MIN1=∞ iεS(j)mod(m)に対してbハット=sgn
(r (j))の計算、ここでsgn(x)=0 x>
0 sgn(x)=1 x≦0
【0032】
【数5】 MIN1>|r (j)|であれば、MIN1=|r
(j)|およびiMINI=iおよびiε/S
(j)mod(m)に対してbハット=sgn(r
(j))の計算、
【0033】
【数6】 /MIN1>|r (j)|であれば、/MIN1=|
(j)|および/iMINI=i ステップ123:2つの集合のおのおのにおいて、信頼
性の低い記号の訂正とinvおよび/invでそれぞれ
示されている符号の計算:
【0034】
【数7】 ステップ124:j=Q−1試験(ここにQは最適復号
に到達するために必要な反復の総数である)。もしj=
Q−1であれば、復号は終了させられる。これは図3で
は方法の終りのボックス170までの矢印129で記号
化されている。ハード判定はブロックbハット(i=
0,……,N−1)によって形成される。j≠Q−1で
あれば、反復は次のステップ125、126および12
7で実行する。
【0035】ステップ125:MIN2で示される第2
の最小をサーチする: 初期化:MIN2=∞および/MIN2=∞ iεS(j)mod(m)およびi≠iMIN1に対し
て、MIN2>|r j)|であれば、MIN2=|
(j)|およびiε/S(j)mod(m)および
i≠iMIN1に対して、/MIN2>|r (j)
であれば、/MIN2=|r (j)| ステップ126:信頼性f (j)の計算およびソフト
判定r′ (j)の計算:iεS(j)mod(m)
よびi≠iMIN1に対して、f (j)=[|r
(j)|+inv.MIN1] i=iMIN1に対して、fiMIN1 (j)=MIN
2+inv.MIN1iεS(j)mod(m)および
i≠iMIN1に対して、f (j)=[|r (j)
|+/inv./MIN1 i=/iMIN1に対して、f/iMIN1 (j)=/
MIN2+/inv./MIN1 ステップ127:0からN−1まで変化する任意のiに
対して r′ (j)=(1−2bハット)・f (j) 信頼性計算は従来の計算であって、それの原理は、たと
えば、ELECTRONICS LETTERS、19
97年9月11日号(33巻19号)所載の論文「単一
パリティチェックコードのための効率的なソフト−イン
−ソフト−アウト準最適復号規則(Efficient
soft−in−soft−outsub−opti
mal decoding rule for sin
gleparity check codes)」に記
載されている。
【0036】実際に、2mのオーダーの反復回数qによ
って最適復号へ向かって収束可能にされることが見出だ
されている。
【0037】図4には得られた結果が示されている(拡
張ハミングコード(16,11)(すなわち、N=1
6,K=11およびm=4)に対する反復に従ってdB
で表された信号対雑音比SNRの関数としてのパケット
誤り率PER)。
【0038】得られた曲線は7回目以後の反復から最適
復号へ向かって収束していることを示す。(この図で、
最適復号は記号なしの実線で表されている)。
【0039】任意の2進ブロックコードに適用できる本
発明は、このコードがハミングコードである特定の場合
にとくに興味のある結果を与えることに気が付くであろ
う。図5には本発明の復号手段20の実施の形態がブロ
ック図で示されている。この復号手段は、チャネル[r
(0),……,rN−1 (0)]から受けた記号と、
各反復jで発生された重みづけられた和
[r″ (j),……,r″N−1 (j)]とを第2の
記録の形で記憶するメモリ201を有する。メモリ20
1から読出された各ブロック[r (j),……,r
N−1 (j)]は、メモリ201に保存されている重み
づけられた和[r″ (j),……,
r″N−1 (j)]を生ずる復号手段203への、Q−
1番目の最初の反復(j=0〜Q−2)に対応する入力
データと、抽出手段21へ送られるハード判定[b
ット,……,bN−1ハット]を生ずる復号手段204
への、Q番目の反復(j=Q−1)に対応する入力デー
タとをアドレスする経路選択器202の入力端子に加え
られる。
【0040】図6には復号手段203がブロック図の態
様で詳細に示されている。復号手段は、経路選択器20
2から来るj番目の反復の入力データ[r (j),…
…,rN−1 (j)]を受けるデマルチプレクサ230
を有する。デマルチプレクサ230は、コードC
(j)mod(m)を復号するためにデータ[r
(j),iεS(j)mod(m)]を第1の復号手段
231に加え、かつコードC′ j)mod(m)を復
号するためにデータ[r (j),i/εS
(j)mod (m)]を第2の復号手段232に加え
る。第1の復号手段231の出力端子にはソフト判定
[r′ (j),iεS(j)mod(m)]が得ら
れ、第2の復号手段232の出力端子にはソフト判定
[r′ (j),iε/S(j)mod (m)]が得ら
れる。それらのソフト判定は正規化手段233の入力端
子に加えられる。それらの正規化手段233はデータt
(j)を発生する。そのデータは重み付け手段234
に加えられる。重み付け手段234は、チャネルから受
けた記号r (0)をメモリ201から更に受ける。正
規化手段233は、次の反復のための入力データr
(j+1)を形成し、かつメモリ201に記憶されてい
るデータr″ (j)を生ずる。
【0041】図7は復号手段204をブロック図の形で
詳細に示す。復号手段203と同様に、復号手段204
は経路選択器202から来るQ−1番目の反復のための
入力データ[r (Q−1),……,rN−1
(Q−1)]を受けるデマルチプレクサ240を有す
る。デマルチプレクサ240は、コードC
(Q−1)mod(m を復号するためにデータ[r
(Q−1),iεS(Q−1)mod(m)]を第1の
復号手段241に加え、かつコードC′
(Q−1)mod(m)を復号するためにデータ[r
(Q−1),iε/S(Q−1)mod(m)]を第2
の復号手段242に加える。第1の復号手段241の出
力端子にはハード判定[bハット,iεS
(Q−1)mod(m)]が得られ、第2の復号手段2
42の出力端子にはハード判定[bハット,iε/S
(Q−1)mod(m)]を第2の復号手段242に加
える。第1の復号手段241の出力端子にはハード判定
[bハット,iεS(Q−1)mod(m)]が得ら
れ、第2の復号手段242の出力端子にはハード判定
[bハット,iεS(Q−1)mod(m)]が得ら
れ、第2の復号手段242の出力端子にはハード判定
[bハット,iε/S(Q−1)mod(m)]が得
られる。それらのハード判定は抽出手段21の入力端子
に加えられる。
【0042】本発明の他の実施の形態では、最後の反復
j=Q−1が各判定の(またはそれらのソフト判定を基
にして得られた重み付けられた和の)ブロックを生ず
る。この実施の形態によって、使用されるコードの少な
くとも1つが2進ブロックコード(各寸法がコードワー
ドを与えるような種々の寸法のマトリックスによって表
すことができるコードのことで、各寸法のために用いら
れるコードは積符号と呼ばれる)であるような積符号を
復号するために説明した復号方法の実施が可能にされ
る。積符号を復号するために、マトリックスの復号をそ
れの寸法のおのおのと何回も交番することで構成されて
いる既知のやり方で反復復号が用いられる。それらの復
号のおのおのに対して、ソフト判定を入力端子で利用で
きるべきであり、そこから本発明に従って復号手段の出
力端子で最後の反復に対するソフト判定を生ずる必要を
利用できるべきである。
【0043】図8は二次元積符号のための復号器300
の例をブロック図で表す。積符号の各コードは拡張2進
ブロックコードである。この復号器300はマトリック
ス行復号を実行する第1の復号手段400と、マトリッ
クス列復号を実行する第2の復号手段500とを有す
る。それらの復号手段400と500は先に説明した復
号手段に類似するが、最後の反復でソフト判定を生ずる
(復号器300の最後の反復のための、復号手段500
の最後の反復を除いて)。
【0044】図8に破線矢印600で図に示されている
他の実施の形態では、チャネルから受けた記号で復号手
段400と500の出力端子に発生されたマトリックス
のソフト判定に重み付けることによって性能は一層向上
される。
【0045】本発明は例によって説明した実施の形態に
限定されるものではない。更に詳しくいえば、正規化ス
テップ130および重み付けステップ140あるいはそ
れらのステップの1つを省略できる。そうすると装置の
性能が低下することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伝送装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の復号法の処理手順を示すフローチャー
ト。
【図3】図2に示す復号法のステップの1つの詳細な表
現を示すフローチャート。
【図4】拡張ハミングコードを本発明によって復号した
ときのパケット誤り率(PER)と信号対雑音比(SN
R)の関係を示すグラフ。
【図5】復号器の構成を示すブロック図。
【図6】図5のブロック203のより詳細な構成を示す
ブロック図。
【図7】図5に示すブロック204のより詳細な構成を
示すブロック図。
【図8】各コードが拡張ハミングコードであるような二
次元積符号の復号器のブロック図である。
【符号の説明】
3 符号化手段 8 変調手段 9 チャネル 11 復調手段 20、203、204、231、232、242、40
0、500 復号手段 21 抽出手段 201 メモリ 202 経路選択器 230、240 デマルチプレクサ 233 正規化手段 234 重み付け手段 241 復号手段 300 デコーダ
フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信端において、パリティチェックマトリ
    ックスによって定められる2進ブロックコードを基にし
    たデータ符号化手段(3)と、受信端において、受信し
    たデータに対して判定を行う復号手段(20)とを備え
    るデジタル伝送装置において、前記復号手段は反復復号
    手段であり、各反復は、受けたデータに対して、マトリ
    ックスの行によって定められるコードまたは複数のコー
    ドの復号に対応することを特徴とするデジタル伝送装
    置。
  2. 【請求項2】前記2進ブロックコードが拡張コードであ
    るならば、マトリックスの各行が2つの別々のコード
    (C(j)mod(m)および
    C′(j)mod(m))を定め、前記反復復号手段
    (20)が2つのコードのおのおのを並列に処理するた
    めの手段(231と232)を備えることを特徴とする
    請求項1記載のデジタル伝送装置。
  3. 【請求項3】前記復号手段は、ある反復を処理するため
    に、 ソフト判定(r′ (j))に関連する信頼性データ
    (f (j))を、入力データ(r (j))を基にし
    て、計算する計算手段と、 前記信頼性データの平均値を正規化するように、変換さ
    れたデータ(t (j )を前記ソフト判定を基にして
    計算する変換手段と、 第1の重み係数(α(j))を有する前記変換されたデ
    ータと、第2の重み係数(δ(j))を有する受けたデ
    ータ(r (0))との重み付けられた和(r″
    (j))を計算する重み付け手段と、 重み付けられた和を基にして次の反復に再び挿入すべき
    次の入力データ(r (j+1))を発生する発生手段
    と、を少なくとも備えることを特徴とする請求項1また
    は2記載のデジタル伝送装置。
  4. 【請求項4】受けたデータに対して、マトリックスの行
    によって定められるコードまたは複数のコードの復号ス
    テップ(120)を各反復に対して備えたことを特徴と
    する、パリティチェックマトリックスによって定められ
    る2進ブロックコードを基にして以前に符号化されたデ
    ータを復号する復号方法。
  5. 【請求項5】前記2進ブロックコードが拡張コードであ
    るとき、マトリックスの各行が2つの別々のコード(C
    (j)mod(m)およびC′(j)mod(m))を
    定め、前記復号方法は2つのコードのおのおのを並列に
    処理することを特徴とする請求項4記載の復号方法。
  6. 【請求項6】前記復号ステップはある反復の処理のため
    に、 ソフト判定に関連する信頼性データを、入力データを基
    にして、計算する計算ステップ(126)と、 前記信頼性データの平均値を正規化するように、前記ソ
    フト判定を基にして変換されたデータを計算する変換ス
    テップ(130)と、 第1の重み係数を有する前記変換されたデータと、第2
    の重み係数を有する受けたデータとの重み付けられた和
    を計算する重み付けステップ(140)と、 前記重み付けられた和を基にして次の反復に再び挿入す
    べき次の入力データを発生する発生ステップと、を少な
    くとも備えることを特徴とする請求項4または5記載の
    復号方法。
  7. 【請求項7】反復復号手段(20)を備え、各反復は、
    受けたデータに対して、マトリックスの行によって定め
    られるコードまたは複数のコードの復号に対応すること
    を特徴とする、パリティチェックマトリックスによって
    定められた2進ブロックコードを基にして以前に符号化
    されたデータを復号するデコーダ。
  8. 【請求項8】前記2進ブロックコードが拡張コードであ
    るとき、マトリックスの各行が2つの別々のコード(C
    (j)mod(m)およびC′(j)mod(m))を
    定め、前記反復復号手段が2つのコードのおのおのを並
    列に処理するための手段を備えることを特徴とする請求
    項7記載のデコーダ。
  9. 【請求項9】前記復号手段は、ある反復を処理するため
    に、 ソフト判定に関連する信頼性データを、入力データを基
    にして、計算する計算手段と、 前記信頼性データの平均値を正規化するように、変換さ
    れたデータを前記ソフト判定を基にして計算する変換手
    段と、 第1の重み係数を有する前記変換されたデータと、第2
    の重み係数を有する受けたデータとの重み付けられた和
    を計算する重み付け手段と、 重み付けられた和を基にして次の反復に再び挿入すべき
    次の入力データを発生する発生手段と、を少なくとも備
    えることを特徴とする請求項7または8記載のデコー
    ダ。
JP11036090A 1998-02-17 1999-02-15 デジタル伝送装置、復号方法、およびデコ―ダ Pending JPH11298336A (ja)

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