JPH11297220A - 交流面放電型プラズマディスプレイパネル及び交流面放電型プラズマディスプレイパネル用基板 - Google Patents

交流面放電型プラズマディスプレイパネル及び交流面放電型プラズマディスプレイパネル用基板

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JPH11297220A
JPH11297220A JP10102495A JP10249598A JPH11297220A JP H11297220 A JPH11297220 A JP H11297220A JP 10102495 A JP10102495 A JP 10102495A JP 10249598 A JP10249598 A JP 10249598A JP H11297220 A JPH11297220 A JP H11297220A
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JP
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substrate
display panel
plasma display
type plasma
discharge type
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JP10102495A
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Inventor
Manabu Akiba
学 秋葉
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面放電により発生する紫外線の利用効率を向
上し、発光輝度の増大を図る。 【解決手段】 PDP50の前面パネル51は、前面ガ
ラス基板1と、走査電極対X,Yと、ブラックストライ
プ11と、紫外線反射層131と、誘電体層4と、放電
保護膜5とを備える。紫外線反射層131は、当該単位
発光領域EUA外の誘電体層4の部分内であって、ブラ
ックストライプ11の放電空間10側の表面上の部分に
埋設されている。単位発光領域EUAにおける放電空間
10で発生した紫外線の内でブラックストライプ11の
方向へ伝播する紫外線141は、紫外線反射層131に
よって当該領域EUAに関する蛍光体層9の側へ反射さ
れて、蛍光体9を励起する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交流面放電型プ
ラズマディスプレイパネル(以下「PDP」と呼ぶ)の
構造に関するものであり、特に、PDPの発光輝度の向
上を図る際に好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば米国特許第566150
0号の明細書に開示される従来のPDP200の構造を
模式的に示す分解斜視図である。
【0003】図9に示すように、従来のPDP200
は、前面パネル201と背面パネル202とが、放電空
間110を介して、対面している。なお、図9では、説
明の便宜上のために、前面パネル201と背面パネル2
02とが離れている状態を示しているが、実際には、後
述のように、放電保護膜105と隔壁108とが当接し
ている。
【0004】前面パネル201において、表示面SPを
有する前面ガラス基板101の、放電空間110側の表
面上には、互いに対をなす走査電極XP及びYPが平行
に且つ隣接して延長形成されている。それぞれの走査電
極XP,YPは、前面ガラス基板101の上記表面上に
帯状に形成された透明導電体膜(例えばネサ膜(酸化ス
ズ膜))103と、透明導電体膜103の放電空間11
0側の表面上の一部に、透明導電体膜103に沿って形
成された帯状の金属膜(例えば銀(Ag))102とか
ら成り、この金属膜102は、透明導電体膜103の導
電性を補うために設けられている。そして、走査電極対
XP,YPを被覆するように、交流駆動のための誘電体
層104が形成されている。更に、誘電体層104の放
電空間110側の表面上には、放電保護膜105が形成
されている。
【0005】他方、背面パネル202において、背面ガ
ラス基板106の放電空間110側の表面上には、走査
電極対XP,YPと直交する方向に複数の隔壁107が
形成されている。尚、隔壁107の上層部分108(以
下、特に「隔壁108」とも呼ぶ)は、PDP200の
画像表示のコントラストを向上させるために、黒顔料が
混ぜられている。更に、各隔壁107によって区切られ
た背面ガラス基板106の上記表面上には、アドレス電
極WPが隔壁107と平行に延長形成されており、隣接
する隔壁107のそれぞれの側壁面とアドレス電極WP
とを被覆するように、蛍光体層109が形成されてお
り、詳しくは、図9に示すように、赤(R)、緑
(G)、青(B)の3原色用の蛍光体109R,109
G,109B(以下それぞれを「蛍光体層109R,1
09G,109B」とも呼ぶ)が、それぞれ区別されて
形成されている。
【0006】上述の構造を有する前面パネル201と背
面パネル202とは、図示しない周辺部において互いに
封着されており、その内部である放電空間110には、
蛍光体109R,109G,109Bを励起する紫外線
を放つガスとして、ネオン−キセノン混合ガスが500
(Torr)程度の圧力となるように封入されている。
【0007】なお、隔壁107と放電保護膜105との
当接によって、放電空間110の間隔(高さ)寸法が規
定され、また、隔壁107によって、隔壁107の帯状
方向(長手方向)とは垂直方向(以下「配列方向」とも
呼ぶ)に隣接する単位発光領域EUP間が分離されてい
る。
【0008】そして、図9又は図10に示すように、一
方向に隣接し、蛍光体層109R,109G,109B
に対応する3つの単位発光領域EUPを以て、PDP2
00の単位画素領域EGP(以下「画素EGP」とも呼
ぶ)が構成される。
【0009】次に、PDP200の表示発光について説
明する。
【0010】PDP200において、図11に示すよう
に、走査電極対XP,YP間に面放電を起こさせる。こ
の放電で発生した紫外線114によって、当該単位発光
領域EUPに関する蛍光体層109を励起することで、
当該単位発光領域EUPの表示発光を得ることができ
る。また、各画素EGPは上述の構成を有するため、蛍
光体層109R,109G,109Bからの発光色を組
み合わせることにより、PDP200ではフルカラー表
示が可能である。
【0011】さて、上述のように、PDP200の各画
素EGPは、図10に示す形態として画定される。かか
る場合、蛍光体層109の帯状方向には、隔壁107
(図9参照)のような各単位発光領域EUPにおける放
電空間110を区画する構成要素が無いので、発光状態
にある単位発光領域EUPに隣接する、非表示状態の単
位発光領域EUP側へ発光がにじみ出してしまう。これ
に起因して、PDP200では十分な画像表示コントラ
ストが得られないという問題が生じ得る。この問題を解
消し得る構造のPDPとして、図12に示す他の従来技
術に係るPDP300について以下に説明する。なお、
図12は、従来のPDP300の構造を模式的に示す分
解斜視図であり、図9のPDP200と同様の構成要素
には同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
【0012】図12に示すように、PDP300は、前
面ガラス基板101の放電空間110側の表面上一部に
ブラックストライプ111を備える。詳細には、ブラッ
クストライプ111は、図13の透視平面図に示すよう
に、隣接する走査電極対XP,YP間に、走査電極対X
P,YPと平行に延長形成されている。従って、PDP
300では、ブラックストライプ111によって、単位
発光領域EUPの帯状方向における境界が画定されるた
め、PDP200と比較して、その動作時における画像
表示コントラストの向上が図られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記の従来のP
DP200では、図11に示すように、走査電極対X
P,YP間の面放電により発生した紫外線114は全方
向に放射される。このため、すべての紫外線114が蛍
光体109を励起しているわけではなく、その一部分
は、例えば図9の前面パネル201側では前面ガラス基
板101や誘電体層104によって吸収され、図9の背
面パネル202側では隔壁107,108によって吸収
されてしまっている。従って、従来のPDP200で
は、これらの吸収されてしまう紫外線114はPDP2
00における蛍光体109の励起(従って、可視光線の
発光)に何ら寄与することが無いという問題点、換言す
れば、上記面放電により発生した紫外線114の利用効
率が低いという問題点を抱えている。
【0014】他方、図12に示す、ブラックストライプ
111を備える従来のPDP300においても、上記の
問題点は妥当し、未解決のままである。
【0015】そこで、本発明は、上記の問題点を解消す
るためになされたものであり、その第1の目的は、面放
電により発生する紫外線の利用効率が向上されたPDP
を提供することにある。
【0016】更に、上記第1の目的の実現のために、上
記紫外線を当該単位発光領域に対応する蛍光体層の側へ
反射しうる機能を有する部材を、PDPの前面パネル側
に備えるPDPを提供することを、第2の目的とする。
【0017】更に、上記第1の目的の実現のために、上
記の紫外線反射機能を有する部材を、PDPの背面パネ
ル側に備えるPDPを提供することを、第3の目的とす
る。
【0018】加えて、本発明は、上記第3の目的を実現
するPDP用基板を提供することを第4の目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1記載の発
明に係る交流面放電型プラズマディスプレイパネルは、
第1基板と、前記第1基板上に延長形成された複数の走
査電極対と、前記複数の走査電極対を被覆する誘電体層
と、前記第1基板と対面し、且つ、前記走査電極対と直
交する方向に延長形成された複数のアドレス電極を有す
る第2基板と、前記第2基板上であって隣接する前記ア
ドレス電極間に前記アドレス電極と平行に延長形成され
た隔壁と、前記第2基板上及び隣接する前記隔壁の対面
する各側壁面上に形成された蛍光体層とを備え、隣接す
る前記隔壁、前記アドレス電極及び前記走査電極対によ
りその単位発光領域が規定される、交流面放電型プラズ
マディスプレイパネルにおいて、前記単位発光領域にお
ける放電空間で発生した紫外線を、当該単位発光領域に
対応する前記蛍光体層の側へ反射しうる機能を備えるこ
とを特徴とする。
【0020】(2)請求項2記載の発明に係る交流面放
電型プラズマディスプレイパネルは、請求項1記載の交
流面放電型プラズマディスプレイパネルにおいて、隣接
する前記走査電極対の間の領域に、前記紫外線反射機能
を有する部材を備えることを特徴とする。
【0021】(3)請求項3記載の発明に係る交流面放
電型プラズマディスプレイパネルは、請求項1又は2記
載の交流面放電型プラズマディスプレイパネルにおい
て、前記誘電体層の前記隔壁に対面する領域に、前記紫
外線反射機能を有する部材を備えることを特徴とする。
【0022】(4)請求項4記載の発明に係る交流面放
電型プラズマディスプレイパネルは、請求項1記載の交
流面放電型プラズマディスプレイパネルにおいて、前記
隔壁の表面上の少なくとも一部に、前記紫外線反射機能
を有する部材を備えることを特徴とする。
【0023】(5)請求項5記載の発明に係る交流面放
電型プラズマディスプレイパネルは、第1基板と、前記
第1基板上に延長形成された複数の走査電極対と、前記
複数の走査電極対を被覆する誘電体層と、前記第1基板
と対面し、且つ、前記走査電極対と直交する方向に延長
形成された複数のアドレス電極を有する第2基板と、前
記第2基板上であって隣接する前記アドレス電極間に前
記アドレス電極と平行に延長形成された隔壁と、前記第
2基板上及び隣接する前記隔壁の対面する各側壁面上に
形成された蛍光体層とを備え、隣接する前記隔壁、前記
アドレス電極及び前記走査電極対によりその単位発光領
域が規定される、交流面放電型プラズマディスプレイパ
ネルにおいて、前記単位発光領域における放電空間で発
生した紫外線を、当該単位発光領域に対応する前記蛍光
体層の側へ反射しうる部材を、当該単位発光領域外の前
記誘電体層の部分内に埋設したことを特徴とする。
【0024】(6)請求項6記載の発明に係る交流面放
電型プラズマディスプレイパネル用基板は、互いに平行
に延長形成された複数のアドレス電極を有する交流面放
電型プラズマディスプレイパネル用基板において、隣接
する前記アドレス電極間に前記アドレス電極と平行に延
長形成された隔壁と、前記隔壁の表面上の少なくとも一
部に、紫外線を反射しうる部材とを備えることを特徴と
する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に述べる実施の形態1乃至4
に係るPDPは、例えば後述する図2において、単位発
光領域EUAにおける放電空間10で発生した紫外線
を、如何に当該単位発光領域EUAに関する蛍光体層9
の側へ反射させるかという命題に対する解答を提供する
ものである。以下、各実施の形態に係るPDPについて
順次に説明する。
【0026】(実施の形態1)図1は、本実施の形態1
に係るPDP50の構造を示す分解斜視図であり、図2
は、本PDP50を図1中における矢印A1の方向から
見た場合の縦断面図である。以下に、図1及び図2を用
いて、PDP50の構造を説明する。
【0027】図1に示すように、PDP50は、前面パ
ネル51と背面パネル52とが、後述の放電空間10を
介して、対面している。なお、図1では、説明の便宜上
のために、前面パネル51と背面パネル52とが離れて
いる状態を示しているが、実際には、後述のように、放
電保護膜5と隔壁8とが当接している。この点について
は、後述の図3,図7においても同様である。
【0028】前面パネル51において、表示面Sを有す
る前面ガラス基板(第1基板)1の放電空間10側の表
面上には、互いに対をなす走査電極X及びY(以下「走
査電極対X,Y」とも呼ぶ)が平行に且つ隣接して延長
形成されている。なお、図1はPDP50の要部のみを
示す図であるため、走査電極対X,Yは1対しか描かれ
ていないが、実際には、図1中の当該走査電極対X,Y
と平行に複数の走査電極対X,Yが延長形成されている
ことは言うまでもない。
【0029】この走査電極対X,Yは、表示面Sを有す
る前面パネル51側に配置されることから、前面ガラス
基板1の上記表面上に帯状に形成された透明導電体膜
(例えばネサ膜(酸化スズ膜))3を備える。更に、走
査電極対X,Yは、透明導電体膜3の導電性を補うため
のバス電極として、透明導電体膜3の放電空間10側の
表面上の一部であって隣接する走査電極対の側に、透明
導電体膜3に沿って延長形成された金属膜(例えば銀
(Ag))2を備える。
【0030】そして、前面ガラス基板1の放電空間10
側の表面上であって、隣接する走査電極対X,Y間の領
域(図2参照)に、走査電極対X,Yと平行にブラック
ストライプ11が形成されている。このブラックストラ
イプ11によってPDP50の画像表示コントラストが
向上できることは、図12に示す従来のPDP300と
同様である。
【0031】そして、本PDP50は、本PDP50の
特徴である紫外線反射機能を有する部材(例えばAg等
の金属)より成る紫外線反射層131が、上記ブラック
ストライプ11の放電空間10側の表面上に形成されて
いる。この紫外線反射層131は、例えばAg等の金属
ペーストをスクリーン印刷法を用いて、ブラックストラ
イプ11の上記表面上に形成することができるが、スク
リーン印刷法による形成の場合には、図2に示すよう
に、その断面形状は放電空間10側において丸みを帯び
たものになる。
【0032】更に、走査電極対X,Yを被覆するよう
に、交流駆動のための誘電体層4が形成されており、誘
電体層4及び上記紫外線反射層131を被覆するよう
に、放電保護膜(例えばMgO膜)5が形成されてい
る。なお、上記誘電体層4と上記放電保護膜5とを「誘
電体層4A」と総称する場合には、誘電体層4Aは走査
電極対X,Yを被覆するように形成されていると言え
る。
【0033】他方、図1に示すように、背面パネル52
において、第2基板である背面ガラス基板6の放電空間
10側の表面上には、走査電極対X,Yと直交する方向
に、複数のアドレス電極Wが互いに平行に延長形成され
ている。そして、これらのアドレス電極Wを被覆するよ
うに、誘電体層(下地層)12が形成されている。この
誘電体層12は、アドレス電極Wを成す部材(例えばA
g)が、後述の蛍光体層9の形成時に同層9の側へ拡散
するのを防止する機能を有すると共に、蛍光体層9から
発する可視光線の内の背面ガラス基板6側へ放射される
光線を、表示面S側へ反射させる機能をも有する。
【0034】なお、背面ガラス基板6及び複数のアドレ
ス電極Wから成る構造は勿論、同基板6、同電極W及び
誘電体層12から成る構造の全体を「複数のアドレス電
極Wを有する背面ガラス基板(第2基板)6A」として
捉えることができる。
【0035】そして、図1に示すように、背面ガラス基
板6Aの放電空間10側の表面上であって各アドレス電
極W間に相当する誘電体層12の表面上に、ストライプ
状の隔壁7がそれぞれアドレス電極Wと平行に延長形成
されている。尚、隔壁7の上層部分8(以下、特に「隔
壁8」とも呼ぶ)には、PDP50の画像表示のコント
ラストを向上させるために、黒顔料が混ぜられている。
【0036】更に、隣接する隔壁7のそれぞれの側壁面
と、背面ガラス基板6Aの上記表面とにより区切られる
領域の表面上には、蛍光体9から成る蛍光体層(以下
「蛍光体層9」とも呼ぶ)がストライプ状に形成されて
おり、詳しくは、図1に示すように、赤(R)、緑
(G)、青(B)の3原色用の蛍光体9R,9G,9B
から成る蛍光体層(以下それぞれを「蛍光体層9R,9
G,9B」とも呼ぶ)が、それぞれ区別されて形成され
ている。
【0037】上述の構造を備える前面パネル51と背面
パネル52とは、図示しない周辺部において、例えばフ
リットガラスを用いて互いに封着されており、隔壁7,
8の帯状方向(長手方向)に延びる内部空間である放電
空間10には、蛍光体9R,9G,9Bを励起するため
の紫外線(図11の紫外線114に相当)を放つガスと
して、ネオン(Ne)とキセノン(Xe)との混合ガス
が500(Torr)程度の圧力となるように封入され
ている。
【0038】そして、図1に示すように、一方向に隣接
する、蛍光体層9R,9G,9Bに対応する3つの単位
発光領域EUを以て、PDP50の単位画素領域EG
(以下「画素EG」とも呼ぶ)が構成されている。
【0039】以上のように構成されるPDP50によれ
ば、図2に示すように、単位発光領域EUAにおける放
電空間10で発生した紫外線で、誘電体層4及び前面ガ
ラス基板1の方向へと伝播する紫外線141を、紫外線
反射層131によって、特に紫外線反射層131の湾曲
する表面において、当該単位発光領域EUAに対応する
蛍光体層9の側へと反射させることができる。なお、図
2では、説明の便宜上のために、紫外線反射層131に
より反射される紫外線141のみを図示化している。
【0040】ここで、上記の単位発光領域EUAは、図
1中の単位発光領域EUからブラックストライプ11の
領域を除いた領域に該当している。即ち、同領域EUA
は、隣接する隔壁7,8、アドレス電極W及び走査電極
対X、Yにより規定される領域を言うものとする。
【0041】このように、紫外線反射層131を誘電体
層4(又は4A)内に埋設するならば、図9,図12に
示す従来のPDP200,300において、前面ガラス
基板101や、隣接する走査電極対XP,YP間の領域
の誘電体層104に到達した紫外線114が、同基板1
01や同層104自身によって吸収されていた事態を有
効に防止することができる。従って、本実施の形態1に
係るPDP50によれば、従来のPDP200,300
と比較して、その動作時における紫外線の利用効率を向
上することができ、PDPの発光輝度の大幅な増大を図
ることができる。
【0042】なお、本PDP50では、図2に示すよう
な断面形状を有する紫外線反射層131を、スクリーン
印刷法を用いて形成したが、上記の効果は紫外線反射層
131の表面において得られることに鑑みれば、ブラッ
クストライプ11の放電空間10側の表面上に、上記の
紫外線反射層131と同程度の形状を有する誘電体層
を、低融点ガラスペーストを用いてスクリーン印刷法に
より形成し、当該誘電体層の放電空間10側の表面上
に、金属膜を形成することにより紫外線反射層131を
構成しても良く、この場合には、当該誘電体層と当該金
属膜とを総称して「紫外線反射層131」と呼ぶことも
できる。
【0043】また、紫外線反射層131の上記の効果を
得られる限りにおいては、同層131の形状は、その断
面形状として、図2に示す断面形状の他に、台形や三角
形等の断面形状であっても良い。
【0044】(実施の形態2)次に、実施の形態2に係
るPDP60を図3乃至図5を用いて説明する。なお、
実施の形態1に係るPDP50と同様の構成要素には同
一の符号を付し、その説明を省略する。
【0045】図3は本PDP60の構造を示す分解斜視
図であり、その特徴である紫外線反射層132は、前面
パネル61側の誘電体層4(後述のように誘電体層4
1,42より成る)の隔壁7,8に対面する領域に形成
されている。かかる紫外線反射層132について、図4
及び図5を用いて詳述する。なお、図4,図5は、それ
ぞれ図1における矢印A2,A3の方向からPDP60
を見た場合の縦断面図である。
【0046】図4,図5に示すように、紫外線反射層1
32は、走査電極対X,Yを被覆する誘電体層42及び
ブラックストライプ11の放電空間10側の表面上の隔
壁7に対面する領域に形成されている。
【0047】例えば、紫外線反射層132は、図5に示
すブラックストライプ11及び誘電体層42をそれぞれ
スクリーン印刷法等により形成した後に、Ag等の金属
ペーストを上記の領域に帯状にスクリーン印刷等するこ
とにより形成することができる。その後に、隣接する紫
外線反射層132の間に、図4に示す誘電体層41を形
成し、紫外線反射層132及び誘電体層4(41,4
2)を被覆するように、放電保護膜5を形成する。な
お、上記誘電体層4(41,42)と上記放電保護膜5
とを「誘電体層4B」と総称して表記する場合には、誘
電体層4Bは走査電極対X,Yを被覆するように形成さ
れていると捉えることができる。
【0048】以上のように構成されるPDP60によれ
ば、図4,図5に示すように、単位発光領域EUAにお
ける放電空間10で発生した紫外線の内で隔壁7上方向
の誘電体層4の方向へと伝播する紫外線142及び14
3を、紫外線反射層132の表面において、当該単位発
光領域EUAに関する蛍光体層9の側へと反射させるこ
とができる。なお、両図4,5では、説明の便宜上のた
めに、紫外線反射層132により反射される紫外線14
2,143のみを図示化している。
【0049】このように、誘電体層4(又は4B)内に
埋設された紫外線反射層132を備えるPDP60によ
れば、実施の形態1に係るPDP50と同様に、従来の
PDP200,300と比較して、紫外線の利用効率を
向上することができ、発光輝度の大幅な増大を図ること
ができる。
【0050】なお、本PDP60では、紫外線反射層1
32を、金属ペーストをスクリーン印刷法を用いて形成
したが、上述のように、紫外線反射層132と同程度の
形状として形成される誘電体層の放電空間10側の表面
上に、金属膜を形成することにより紫外線反射層132
を構成しても良く、この場合には、当該誘電体層と当該
金属膜とを総称して「紫外線反射層132」と呼ぶこと
もできる。
【0051】また、紫外線反射層132の形状は、上記
の効果を得られる限り、上述のように、その断面形状は
台形や三角形等であっても構わない。
【0052】また、図4では、背面パネル62における
隔壁8を図示化しているが、かかる隔壁8は本実施の形
態2において任意の構成要素である。しかしながら、本
PDP60において隔壁8を備える背面パネル62を使
用する場合には、PDP50との部材の共用化が図られ
るという利点がある。
【0053】(実施の形態3)図6は、実施の形態3に
係るPDPの前面パネル71を示す斜視図であり、例え
ば図1に示すPDP50の前面パネル51を、放電空間
10側から見た場合の図に相当する。但し、図6では、
以下の説明の理解を助けるために、例えば両図1,3に
示される誘電体層4(特に図3の誘電体層41)及び放
電保護膜5の図示化を省略している。なお、上述のPD
P50,60と同様の構成要素には同一の符号を付し、
その説明を省略する。
【0054】本実施の形態3に係るPDPの特徴は、前
面パネル71が、実施の形態1のPDP50における紫
外線反射層131(図1参照)と、実施の形態2のPD
P60における紫外線反射層132(図3参照)との両
方を備える点にある。従って、本PDPによれば、より
多くの紫外線を、単位発光領域EUA(例えば図2参
照)における放電空間10(例えば図2参照)内に閉じ
込めることができるため、紫外線のより一層高い利用効
率を達成することができ、より一層の発光輝度の増大を
図ることができる。
【0055】以上の実施の形態1乃至3に係るPDP
は、単位発光領域EUAにおける放電空間10で発生し
た紫外線を、当該単位発光領域EUAに関する蛍光体層
9の側へ反射しうる部材、即ち紫外線反射層131,1
32を、当該単位発光領域EUA外の誘電体層4の部分
内に埋設する点に共通の特徴があり、上述の共通の効果
を発揮することができる。
【0056】(実施の形態4)上述の実施の形態1乃至
3に係るPDPでは、前面パネル51,61,71側に
紫外線反射部材を設けていたが、本実施の形態4に係る
PDP80では、図7に示すように、互いに平行に延長
形成された複数のアドレス電極Wを有する背面ガラス基
板6A(PDP用基板)は、隣接するアドレス電極W間
にアドレス電極Wと平行に形成されたストライプ状の隔
壁7と、隔壁7の表面上の少なくとも一部に、紫外線を
反射しうる部材から成る紫外線反射層134とを備える
点に特徴がある。
【0057】さて、図7は、本PDP80の構造を示す
分解斜視図であり、図8は、図7中の矢印A4の方向か
らPDP80を見た場合の縦断面図である。なお、実施
の形態1に係るPDP50と同様の構成要素には同一の
符号を付し、その説明を省略する。図7,図8に示すよ
うに、本PDP80では、背面パネル82上の隔壁7の
表面上の少なくとも一部に、紫外線反射層134を備え
る。詳しくは、図8に示すように、隔壁7の側壁面及び
隔壁7の頂上部であり、隔壁8と界面を成す面に紫外線
反射層134が形成されている。ここで、紫外線反射層
134の形成方法に言及すると、例えば隔壁7を複数回
に亘るスクリーン印刷法により形成する場合において
は、(1)低融点ガラスペーストを用いた1回分の隔壁
の形成後に、続いて紫外線反射層134の印刷法による
形成を行い、(2)これを所定の回数だけ繰り返す、そ
して、(3)隔壁7の形成後にその頂上部に隔壁8を形
成するという一連のプロセスにより、図8に示す構造
の、紫外線反射層134を備える隔壁7,8を形成する
ことができる。
【0058】本PDP80によれば、図8に示すよう
に、紫外線144が紫外線反射層134により反射され
て、同層134上の蛍光体9を励起する。また、図8に
示すように、紫外線145は同層134により反射され
て、誘電体層12上の蛍光体9を励起する。従って、い
ずれの場合にも、単位発光領域EUAにおける放電空間
10で発生した紫外線の内の紫外線144,145を、
紫外線反射層134によって、当該単位発光領域EUA
に関する蛍光体層9の側へ反射させることができる。な
お、図8では、説明の便宜上のために、紫外線反射層1
34により反射される紫外線144,145のみを図示
化している。
【0059】このように、本PDP80によれば、図
9,図12に示す従来のPDP200,300において
は隔壁7によって吸収されていた紫外線を、図8に示す
蛍光体層9の側へ反射することができる結果、蛍光体層
9によって吸収される紫外線の光量を増大させることが
可能となる。従って、PDP80によれば、その動作時
において、従来のPDP200,300と比較して、紫
外線の利用効率を向上することができ、PDPの発光輝
度の大幅な増大を図ることができる。
【0060】なお、上記の紫外線反射層134は金属よ
り成るため、蛍光体層9が発する可視光線の反射層とし
て利用できることは言うまでもない。
【0061】更に、上述の実施の形態1乃至3のいずれ
かに係る前面パネル51,61,71と、本実施の形態
4に係る背面パネル82とを組み合わせてPDPを構成
した場合には、紫外線の利用効率を一層向上することが
でき、発光輝度の格段の増大を図ることができる。
【0062】また、上述の実施の形態1乃至4に係るそ
れぞれのPDPでは、紫外線反射層の材料として金属を
用いているため、紫外線反射層を有さない従来のPDP
と比較して、その放電特性が異なる場合が生じうると考
えられるが、駆動波形等を適切に設定することにより、
従来のPDPと同様の放電特性を得ることができる。こ
の点に関して、PDPの放電特性に影響を与えない材
料、例えば誘電体によって上記紫外線反射層を構成すれ
ば、駆動方法も従来のPDPと同様で良い。
【0063】また、上述の実施の形態1乃至4に係るそ
れぞれのPDPは、第1基板である前面ガラス基板1側
からPDPの画像表示である可視光線を観測する構造で
あるが、例えばアドレス電極Wを透明導電体膜により形
成して、第2基板(背面ガラス基板)6側から画像表示
を観測する構造のPDPにおいても、上述の紫外線反射
機能を有する部材を備えることによって、上述と同様の
効果を得ることができる。
【0064】
【発明の効果】(1)請求項1に係る発明によれば、単
位発光領域における放電空間で発生した紫外線を、当該
単位発光領域に対応する蛍光体層の側へ反射しうるの
で、PDPの動作時において、紫外線の利用効率を向上
することができる。従って、本発明によれば、従来のP
DPと比較して、発光輝度の大幅な増大を図ることがで
きる。
【0065】(2)請求項2に係る発明によれば、隣接
する走査電極対の間の領域に紫外線反射機能を有する部
材を備えるので、特に、従来のPDPでは前面ガラス基
板及び上記領域に存在する誘電体層に到達した紫外線
を、上記前面ガラス基板や上記誘電体層自身によって吸
収されていた事態を有効に防止して、これらの紫外線を
蛍光体層の側へ反射させることができる。従って、上記
(1)と同様の効果を得ることができる。
【0066】(3)請求項3に係る発明によれば、誘電
体層の隔壁に対面する領域に紫外線反射機能を有する部
材を備えるので、上記(2)と同様の効果を得ることが
できる。
【0067】特に、隣接する走査電極対の間の領域及び
誘電体層の隔壁に対面する領域に紫外線反射機能を有す
る部材を備える場合にあっては、より多くの紫外線を、
当該単位発光領域における放電空間内に閉じ込めること
ができるため、紫外線のより一層高い利用効率を達成す
ることができる。従って、より一層の発光輝度の増大を
図ることができる。
【0068】(4)請求項4に係る発明によれば、隔壁
の表面上の少なくとも一部に紫外線反射機能を有する部
材を備えるので、従来のPDPにおいては隔壁によって
吸収されていた紫外線を蛍光体層の側へ反射することが
できる結果、蛍光体層によって吸収される紫外線の光量
を増大させることが可能となる。この点で、上記(1)
と同様の効果を得ることができる。
【0069】(5)請求項5に係る発明によれば、上記
(1)〜(3)と同様の効果を得ることができる。
【0070】(6)請求項6に係る発明によれば、当該
PDP用基板を使用したPDPでは、上記(4)と同様
の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る交流面放電型プラズマデ
ィスプレイパネルの構造を模式的に示す分解斜視図であ
る。
【図2】 実施の形態1に係る交流面放電型プラズマデ
ィスプレイパネルの構造を模式的に示す縦断面図であ
る。
【図3】 実施の形態2に係る交流面放電型プラズマデ
ィスプレイパネルの構造を模式的に示す分解斜視図であ
る。
【図4】 実施の形態2に係る交流面放電型プラズマデ
ィスプレイパネルの構造を模式的に示す縦断面図であ
る。
【図5】 実施の形態2に係る交流面放電型プラズマデ
ィスプレイパネルの構造を模式的に示す縦断面図であ
る。
【図6】 実施の形態3に係る交流面放電型プラズマデ
ィスプレイパネルの前面パネルの構造を模式的に示す分
解斜視図である。
【図7】 実施の形態4に係る交流面放電型プラズマデ
ィスプレイパネルの構造を模式的に示す分解斜視図であ
る。
【図8】 実施の形態4に係る交流面放電型プラズマデ
ィスプレイパネルの前面パネルの構造を模式的に示す縦
断面図である。
【図9】 従来技術に係る交流面放電型プラズマディス
プレイパネルの構造を模式的に示す分解斜視図である。
【図10】 従来技術に係る交流面放電型プラズマディ
スプレイパネルにおける、画素と走査電極対との位置関
係を模式的に示す透視平面図である。
【図11】 従来技術に係る交流面放電型プラズマディ
スプレイパネルの発光時の様子を説明するための縦断面
図である。
【図12】 他の従来技術に係る交流面放電型プラズマ
ディスプレイパネルの構造を模式的に示す分解斜視図で
ある。
【図13】 他の従来技術の係る交流面放電型プラズマ
ディスプレイパネルにおける、ブラックストライプの配
置位置を模式的に示す透視平面図である。
【符号の説明】
1 第1基板(前面ガラス基板)、2 金属膜、3 透
明導電体膜、4 誘電体層、5 放電保護膜、6 第2
基板(背面ガラス基板)、7 隔壁、8 隔壁、9 蛍
光体層、9R 蛍光体(赤)、9G 蛍光体(緑)、9
B 蛍光体(青)、10 放電空間、12 誘電体層、
131,132,134 紫外線反射層、141,14
2,143,144,145 紫外線、EUA 単位発
光領域、X 走査電極、Y 走査電極、W アドレス電
極。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1基板と、前記第1基板上に延長形成
    された複数の走査電極対と、前記複数の走査電極対を被
    覆する誘電体層と、前記第1基板と対面し、且つ、前記
    走査電極対と直交する方向に延長形成された複数のアド
    レス電極を有する第2基板と、前記第2基板上であって
    隣接する前記アドレス電極間に前記アドレス電極と平行
    に延長形成された隔壁と、前記第2基板上及び隣接する
    前記隔壁の対面する各側壁面上に形成された蛍光体層と
    を備え、隣接する前記隔壁、前記アドレス電極及び前記
    走査電極対によりその単位発光領域が規定される、交流
    面放電型プラズマディスプレイパネルにおいて、 前記単位発光領域における放電空間で発生した紫外線
    を、当該単位発光領域に対応する前記蛍光体層の側へ反
    射しうる機能を備えることを特徴とする、交流面放電型
    プラズマディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の交流面放電型プラズマデ
    ィスプレイパネルにおいて、 隣接する前記走査電極対の間の領域に、前記紫外線反射
    機能を有する部材を備えることを特徴とする、交流面放
    電型プラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の交流面放電型プラ
    ズマディスプレイパネルにおいて、 前記誘電体層の前記隔壁に対面する領域に、前記紫外線
    反射機能を有する部材を備えることを特徴とする、交流
    面放電型プラズマディスプレイパネル。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の交流面放電型プラズマデ
    ィスプレイパネルにおいて、 前記隔壁の表面上の少なくとも一部に、前記紫外線反射
    機能を有する部材を備えることを特徴とする、交流面放
    電型プラズマディスプレイパネル。
  5. 【請求項5】 第1基板と、前記第1基板上に延長形成
    された複数の走査電極対と、前記複数の走査電極対を被
    覆する誘電体層と、前記第1基板と対面し、且つ、前記
    走査電極対と直交する方向に延長形成された複数のアド
    レス電極を有する第2基板と、前記第2基板上であって
    隣接する前記アドレス電極間に前記アドレス電極と平行
    に延長形成された隔壁と、前記第2基板上及び隣接する
    前記隔壁の対面する各側壁面上に形成された蛍光体層と
    を備え、隣接する前記隔壁、前記アドレス電極及び前記
    走査電極対によりその単位発光領域が規定される、交流
    面放電型プラズマディスプレイパネルにおいて、 前記単位発光領域における放電空間で発生した紫外線
    を、当該単位発光領域に対応する前記蛍光体層の側へ反
    射しうる部材を、当該単位発光領域外の前記誘電体層の
    部分内に埋設したことを特徴とする、交流面放電型プラ
    ズマディスプレイパネル。
  6. 【請求項6】 互いに平行に延長形成された複数のアド
    レス電極を有する交流面放電型プラズマディスプレイパ
    ネル用基板において、 隣接する前記アドレス電極間に前記アドレス電極と平行
    に延長形成された隔壁と、 前記隔壁の表面上の少なくとも一部に、紫外線を反射し
    うる部材とを備えることを特徴とする、交流面放電型プ
    ラズマディスプレイパネル用基板。
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