JPH11295538A - 2波長光合波分波器 - Google Patents

2波長光合波分波器

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JPH11295538A
JPH11295538A JP9474398A JP9474398A JPH11295538A JP H11295538 A JPH11295538 A JP H11295538A JP 9474398 A JP9474398 A JP 9474398A JP 9474398 A JP9474398 A JP 9474398A JP H11295538 A JPH11295538 A JP H11295538A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廉価で生産性の良好なポリマを構成材料とす
る光導波路を採用する2波長光合波分波器を提供する。 【解決手段】 2波長の光を合波分波する誘電体多層膜
フィルタ5と誘電体多層膜フィルタ5に対して一方の光
導波路を構成する直線光導波路21および他方の光導波
路を構成するY分岐光導波路22を光導波路基板1に形
成する2波長光合波分波器において、一方の光導波路を
構成する直線光導波路21と他方の光導波路を構成する
Y分岐光導波路22とは光導波路基板1における形成の
方向を異にする2波長光合波分波器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2波長光合波分
波器に関し、特に、FTTHに使用される2波長光合波
分波器に関する。
【0002】
【従来の技術】日本国におけるFTTH構想において
は、1. 31μm波長光および1. 55μm波長光の2
波長光による波長多重通信が計画されている。1. 31
μm波長光は、デジタル通信信号として基地局←→ユー
ザ宅間において双方向の通信を行うのに使用される。そ
して、1. 55μm波長光はアナログ映像信号として基
地局→ユーザ宅の片方向の放送を行うのに使用される。
従って、ユーザ宅には1.31μm波長光/1. 55μ
m波長光の2波長光を分離し、1. 55μm波長光は映
像受信ユニットへ導くと共に、1. 31μm波長光はデ
ジタル通信の送信ユニットおよび受信ユニットへ導く2
波長光合波分波器が必要とされる。以下、図を参照して
FTTH用波長光合波分波器の従来例を具体的に説明す
る。
【0003】図3および図4において、1はシリコンS
iより成る光導波路基板を示す。この光導波路基板1の
一方の端部の表面には断面V字状溝40が3本形成され
ている。この光導波路基板1の一方の端部の表面には断
面V字状溝40と直交する方向に断面矩形溝6が形成さ
れている。光導波路基板1の他方の端部の表面には一方
の端部に形成されると同様の断面V字状溝30が1本形
成されている。この光導波路基板1の他方の端部の表面
には断面V字状溝30と直交せず交差する傾斜断面矩形
溝60が形成されている。
【0004】光導波路基板1の一方の端部の表面に形成
される3本の断面V字状溝40のそれぞれには端面がフ
ァイバ延伸方向と直角である直角端面光ファイバ4が嵌
合固定されている。41は光ファイバ芯線を示す。光導
波路基板1の他方の端部の表面に形成される1本の断面
V字状溝30には端面がファイバ延伸方向と直交しない
傾斜面を形成する傾斜端面光ファイバ3が嵌合固定され
ている。21は直線光導波路であり、光導波路基板1の
一方の端部の断面矩形溝6と他方の端部の傾斜断面矩形
溝60に亘って光導波路基板1の表面に形成される。そ
して、直線光導波路21の端面はポートP1 を構成する
直角端面光ファイバ4が嵌合固定される断面V字状溝4
0に対向して断面矩形溝6に露出すると共に、ポートP
2 を構成する傾斜端面光ファイバ3が嵌合固定される断
面V字状溝30に対向して傾斜断面矩形溝60に露出し
ている。22はY分岐光導波路であり、直線部221と
分岐部222より成る。このY分岐光導波路22は光導
波路基板1の一方の端部の断面矩形溝6と他方の端部の
傾斜断面矩形溝60に亘って光導波路基板1の表面に形
成される。分岐部222の端面の一方はポートP31を構
成する直角端面光ファイバ4が嵌合固定される断面V字
状溝40に対向して断面矩形溝6に露出すると共に分岐
部222の端面の他方はポートP32を構成する直角端面
光ファイバ4が嵌合固定される断面V字状溝40に対向
して断面矩形溝6に露出している。そして、Y分岐光導
波路22の直線部221の端面は、ポートP2 を構成す
る傾斜端面光ファイバ3が嵌合固定される断面V字状溝
30に対向して傾斜断面矩形溝60に露出し、直線光導
波路21の端面とY分岐光導波路22の直線部221の
端面は共通端面を構成している。5は誘電体多層膜フィ
ルタである。この誘電体多層膜フィルタ5は、光導波路
基板1の他方の端部の傾斜断面矩形溝60に露出する直
線光導波路21の端面とY分岐光導波路22の直線部2
21の端面の共通端面と、断面V字状溝30に嵌合固定
される傾斜端面光ファイバ3の傾斜端面との間におい
て、これら両端面に接触した状態で傾斜断面矩形溝60
に挿入固定されている。
【0005】斜端面光ファイバ3および直角端面光ファ
イバ4としては通常、250μmピッチの多芯テープフ
ァイバが使用される。また、これら光ファイバと光導波
路との間の位置合わせは、光導波路基板1に高精度に形
成される断面V字状溝30、40により光ファイバを整
列させて実施する。ここで、1. 31μm波長光/1.
55μm波長光の波長多重信号は、ポートP1 を構成す
る直角端面光ファイバ4を介して直線光導波路21に導
入され、誘電体多層膜フィルタ5により分離される。こ
こで、1. 55μm波長光は誘電体多層膜フィルタ5を
透過し、ポートP2 を構成する傾斜端面光ファイバ3を
介してユーザ宅の映像受信ユニットに入力される。一
方、1. 31μm光は誘電体多層膜フィルタ5により反
射し、Y分岐光導波路22の直線部221に導入されて
分岐部222に分割され、ポートP31を構成する直角端
面光ファイバ4を介してユーザ宅の受信ユニットに導入
される。これとは逆に、ユーザ宅の送信ユニットからポ
ートP32を構成する直角端面光ファイバ4を介して導入
された1. 31μm光は、Y分岐光導波路22、誘電体
多層膜フィルタ5、直線光導波路21、ポートP1 を介
して基地局に送信される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の2波長光合波分
波器の従来例においては、直線光導波路21とY分岐光
導波路22は光導波路基板1表面において並列して形成
されているので、両者はほぼ同程度の導波路長に構成さ
れる結果になる。そして、これら直線光導波路21とY
分岐光導波路22はポリマを構成材料としている。
【0007】ところが、ポリマを構成材料とする光導波
路の多くは1. 31μm波長光に対しては損失の小さい
実用的な性能を発揮するが、1. 55μm波長光に対し
ては損失が大きい。代表的な導波路材料であるアクリル
系ポリマは1. 31μm波長光に対する損失は0. 3d
B/cm以下であるのに対して、1. 55μm波長光に
対する損失は数dB/cm程度と大きくなる。最近、ア
クリル系ポリマと比較して損失の小さいポリイミド系ポ
リマが開発されているが、これにしても、損失は1. 3
1μm波長光に対して0. 3dB/cm、1. 55μm
波長光に対して0. 9dB/cmを示し、1. 55μm
帯における損失は大きい。
【0008】FTTH用の2波長光合波分波器にポリマ
光導波路を適用する場合、上述した特性から、1. 55
μm波長の光の流通する直線光導波路21の長さは極力
短くするのが望ましい。しかし、図3の2波長光合波分
波器においては、直線光導波路21とY分岐光導波路2
2の長さはほぼ同等とならざるを得ない。一方におい
て、Y分岐光導波路22の損失を少なくするには光導波
路長を長くしてゆるやかな曲線とするのが望ましい上
に、Y分岐の分岐幅は多芯テープ光ファイバのピッチに
合わせて250μmピッチとするのが都合がよいところ
から、Y分岐光導波路22の光導波路長は或る一定限度
より短くすることはできない。従って、この実施例にお
いては、1. 55μm波長光を伝送する直線光導波路2
1の長さをこの一定限度より短くすることはできないこ
とになる。
【0009】ここで、図5の従来例の如く直線光導波路
21の長さのみを短縮する構成を採用することはでき
る。図5の従来例は、図3の従来例においてポートP1
を構成する直角端面光ファイバ4を嵌合固定する断面V
字状溝40を大きく延伸形成して直線光導波路21に換
えて直角端面光ファイバ4を延長し、実質の直線光導波
路21は図示される如く短縮したものである。延長した
直角端面光ファイバ4の端面は、断面矩形溝61を新た
に加工形成してここに露出せしめている。
【0010】図5の従来例の場合、ポートP1 を構成す
る直角端面光ファイバ4を嵌合固定する断面V字状溝4
0を大きく延伸形成する必要が生ずる。更に、断面矩形
溝61を新たに加工形成する必要が生ずる。これら両必
要性を満足するのは異方性エッチング加工およびダイシ
ングソー加工技術上必ずしも容易ではない。この発明
は、廉価で生産性の良好なポリマを構成材料とする光導
波路を採用する上述の問題を解消した2波長光合波分波
器を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1:2波長の光を
合波分波する誘電体多層膜フィルタ5と誘電体多層膜フ
ィルタ5に対して一方の光導波路を構成する直線光導波
路21および他方の光導波路を構成するY分岐光導波路
22を光導波路基板1に形成する2波長光合波分波器に
おいて、一方の光導波路を構成する直線光導波路21と
他方の光導波路を構成するY分岐光導波路22とは光導
波路基板1における形成の方向を異にする2波長光合波
分波器を構成した。
【0012】そして、請求項2:請求項1に記載される
2波長光合波分波器において、光導波路基板1の右上部
において横方向に形成された断面V字状溝30を具備
し、この断面V字状溝30にはポートP2 を構成する傾
斜端面光ファイバ3が嵌合固定されており、光導波路基
板1の左上部において横方向に形成される断面V字状溝
40を具備し、この断面V字状溝40にはポートP1 を
構成する直角端面光ファイバ4が嵌合固定されており、
光導波路基板1の下部において縦方向に2本形成された
断面V字状溝40を具備し、この断面V字状溝40には
ポートP31およびポートP32を構成する直角端面光ファ
イバ4が嵌合固定されており、光導波路基板1の下側に
おいて横方向に形成される断面矩形溝6を具備し、光導
波路基板1の左側において縦方向に形成される断面矩形
溝62を具備し、光導波路基板1の右上部において縦方
向に関し傾斜して形成される傾斜断面矩形溝60を具備
し、光導波路基板1の上部において横方向に極く短く形
成される直線光導波路21を具備し、この直線光導波路
21の一方の端面は断面矩形溝62にポートP1 を構成
する直角端面光ファイバ4に対向して露出すると共に、
他方の端面は傾斜断面矩形溝60にポートP2 を構成す
る傾斜端面光ファイバ3に対向して露出しており、光導
波路基板1の上部から下部に亘って縦方向に形成される
Y分岐光導波路22を具備し、その直線部221の傾斜
端面は傾斜断面矩形溝60にポートP2を構成する傾斜
端面光ファイバ3に対向して露出すると共にその分岐部
222、223の端面は横方向断面矩形溝6にポートP
31、P32を構成する直角端面光ファイバ4に対向して露
出しおり、直線光導波路21とY分岐光導波路22の直
線部221の共通露出端面に接触して傾斜断面矩形溝6
0に挿入固定される誘電体多層膜フィルタ5を具備する
2波長光合波分波器を構成した。
【0013】また、請求項3:請求項1および請求項2
の内の何れかに記載される2波長光合波分波器におい
て、直線光導波路21およびY分岐光導波路22はポリ
マ材料により構成されるものであることを特徴とする2
波長光合波分波器を構成した。更に請求項4:請求項1
ないし請求項3の内の何れかに記載される2波長光合波
分波器において、光導波路基板1はシリコンにより構成
され、光ファイバ固定溝である断面V字状溝はシリコン
光導波路基板に異方性エッチングを施して形成したもの
である2波長光合波分波器を構成した。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1およ
び図2を参照して説明する。図1および図2において、
図3ないし図5における部材と共通する部材には共通す
る参照符号を付与している。図1において、30は光導
波路基板1の右上部において横方向に形成された断面矩
形溝であり、ポートP2 を構成する傾斜端面光ファイバ
3が嵌合固定されている。
【0015】40は光導波路基板1の左上部において横
方向に形成されると共に、下部において縦方向に2本形
成された断面V字状溝である。この左上部の断面V字状
溝40にはポートP1 を構成する直角端面光ファイバ4
が嵌合固定されている。光導波路基板1の下部に形成さ
れた断面V字状溝40にはポートP31およびポートP32
を構成する直角端面光ファイバ4が嵌合固定されてい
る。
【0016】6は光導波路基板1の下側において横方向
に形成された断面矩形溝であり、62は光導波路基板1
の左側において縦方向に形成された断面矩形溝である。
60は光導波路基板1の右上部において縦方向に関して
傾斜して形成された傾斜断面矩形溝である。直線光導波
路21は光導波路基板1の上部において横方向に極く短
く形成されて、傾斜断面矩形溝60および断面矩形溝6
2に端面を露出している。
【0017】Y分岐光導波路22は光導波路基板1の上
部から下部に亘って縦方向に形成され、その直線部22
1の傾斜端面は断面矩形溝62に露出している。この直
線部221の傾斜端面は直線光導波路21の傾斜端面と
共通の露出端面を構成している。Y分岐光導波路22の
分岐部222および分岐部223は断面矩形溝6に端面
を露出している。
【0018】誘電体多層膜フィルタ5は直線光導波路2
1とY分岐光導波路22の直線部221の共通露出端面
に接触して傾斜断面矩形溝60に挿入固定されている。
以上の2波長光合波分波器において、光導波路基板1の
左上部において横方向に形成された光ファイバ固定溝で
ある断面V字状溝40に嵌合固定された直角端面光ファ
イバ4から入力した1. 31μm波長光/1. 55μm
波長光より成る波長多重信号は、横方向に形成された短
い直線光導波路21を介して誘電体多層膜フィルタ5に
入射する。誘電体多層膜フィルタ5に入射した波長多重
信号の内の1. 55μm波長光はこの誘電体多層膜フィ
ルタ5を透過し、光導波路基板1の右上部において横方
向に形成された光ファイバ固定溝である断面V字状溝3
0に嵌合固定された傾斜端面光ファイバ3に送り込ま
れ、映像受信ユニットへ導入される。これ対して、波長
多重信号の内の1. 31μm波長光は誘電体多層膜フィ
ルタ5に入射してこれにより反射せしめられ、Y分岐光
導波路22の直線部221および分岐部222、ポート
P31を構成する直角端面光ファイバ4を介して受信ユニ
ットへ導入される。これとは逆に、ポートP32を構成す
る直角端面光ファイバ4を介して入力された1. 31μ
m波長光の信号はY分岐光導波路22を介して誘電体多
層膜フィルタ5に入射し、ここで反射せしめられて直線
光導波路21に導入され、ポートP1 を介して出力され
る。
【0019】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明の2波長
光合波分波器は、直線光導波路21は光導波路基板1に
横方向に形成されるに対して、Y分岐光導波路22は形
成される方向を直線光導波路21の形成される方向と異
にする縦方向とされている。ここで、直線光導波路21
の長さは、Y分岐光導波路22の分岐幅程度で充分であ
り、Y分岐光導波路22の長さは直線光導波路21の長
さとは無関係に、独立して如何なる長さにも設定するこ
とができる。即ち、1. 55μm波長の光が伝送される
光導波路は極く短いので、1. 55μm波長光波長に対
する損失の大きいポリマ光導波路を使用しても差し支え
ないことになる。従って、1. 55μm波長光に対して
損失の大きいポリマ材料により光導波路を構成すること
ができ、廉価で生産性の良好な2波長光合波分波器を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する図。
【図2】光導波路基板を説明する図。
【図3】従来例を説明する図。
【図4】光導波路基板の従来例を説明する図。
【図5】他の従来例を説明する図。
【符号の説明】
1 光導波路基板 21 直線光導波路 22 Y分岐光導波路 5 誘電体多層膜フィルタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2波長の光を合波分波する誘電体多層膜
    フィルタと誘電体多層膜フィルタに対して一方の光導波
    路を構成する直線光導波路および他方の光導波路を構成
    するY分岐光導波路を光導波路基板に形成する2波長光
    合波分波器において、 一方の光導波路を構成する直線光導波路と他方の光導波
    路を構成するY分岐光導波路とは光導波路基板における
    形成の方向を異にすることを特徴とする2波長光合波分
    波器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される2波長光合波分波
    器において、 光導波路基板の右上部において横方向に形成された断面
    V字状溝を具備し、断面V字状溝にはポートを構成する
    傾斜端面光ファイバが嵌合固定されており、 光導波路基板の左上部において横方向に形成される断面
    V字状溝を具備し、断面V字状溝にはポートを構成する
    直角端面光ファイバが嵌合固定されており、 光導波路基板の下部において縦方向に2本形成された断
    面V字状溝を具備し、この断面V字状溝には2本のポー
    トを構成する直角端面光ファイバが嵌合固定されてお
    り、 光導波路基板の下側において横方向に形成される断面矩
    形溝を具備し、光導波路基板の左側において縦方向に形
    成される断面矩形溝を具備し、 光導波路基板の右上部において縦方向に関して傾斜して
    形成される傾斜断面矩形溝を具備し、 光導波路基板の上部において横方向に極く短く形成され
    る直線光導波路を具備し、この直線光導波路の一方の端
    面は断面矩形溝にポートを構成する直角端面光ファイバ
    に対向して露出すると共に他方の端面は傾斜断面矩形溝
    にポートを構成する傾斜端面光ファイバに対向して露出
    しており、 光導波路基板の上部から下部に亘って縦方向に形成され
    るY分岐光導波路を具備し、その直線部の傾斜端面は傾
    斜断面矩形溝にポートを構成する傾斜端面光ファイバに
    対向して露出すると共に、その2本の分岐部の端面は横
    方向断面矩形溝にポートを構成する直角端面光ファイバ
    に対向して露出しおり、 直線光導波路とY分岐光導波路の直線部の共通露出端面
    に接触して傾斜断面矩形溝に挿入固定される誘電体多層
    膜フィルタを具備することを特徴とする2波長光合波分
    波器。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2の内の何れかに
    記載される2波長光合波分波器において、 直線光導波路およびY分岐光導波路はポリマ材料により
    構成されるものであることを特徴とする2波長光合波分
    波器。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の内の何れかに
    記載される2波長光合波分波器において、 光導波路基板はシリコンにより構成され、光ファイバ固
    定溝である断面V字状溝はシリコン光導波路基板に異方
    性エッチングを施して形成したものであることを特徴と
    する2波長光合波分波器。
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