JPH11295359A - 位相変調信号分析方法及び装置 - Google Patents
位相変調信号分析方法及び装置Info
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- JPH11295359A JPH11295359A JP10098966A JP9896698A JPH11295359A JP H11295359 A JPH11295359 A JP H11295359A JP 10098966 A JP10098966 A JP 10098966A JP 9896698 A JP9896698 A JP 9896698A JP H11295359 A JPH11295359 A JP H11295359A
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- JP
- Japan
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- spectrum width
- input signal
- signal
- phase modulation
- spectrum
- Prior art date
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 最初の入力信号により位相変調信号であるこ
とを適切に判定する。 【解決手段】 第1スペクトル幅測定装置5が電波逆探
知装置から第1系統2への入力信号のスペクトル幅を測
定し、第2スペクトル幅測定装置8が第2・第3系統
3,4から乗算器6及び高周波濾波器7を順に経由した
入力信号のスペクトル幅を測定し、比較器9が第1スペ
クトル幅測定装置5からのスペクトル幅と第2スペクト
ル幅測定装置8からのスペクトル幅とを比較し、双方の
スペクトル幅の広狭の関係により、入力信号が無変調信
号か位相変調信号かを判定する。
とを適切に判定する。 【解決手段】 第1スペクトル幅測定装置5が電波逆探
知装置から第1系統2への入力信号のスペクトル幅を測
定し、第2スペクトル幅測定装置8が第2・第3系統
3,4から乗算器6及び高周波濾波器7を順に経由した
入力信号のスペクトル幅を測定し、比較器9が第1スペ
クトル幅測定装置5からのスペクトル幅と第2スペクト
ル幅測定装置8からのスペクトル幅とを比較し、双方の
スペクトル幅の広狭の関係により、入力信号が無変調信
号か位相変調信号かを判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電波逆探知装置の
受信した信号が位相変調されているか否か判別する位相
変調信号分析装置に関するものである。
受信した信号が位相変調されているか否か判別する位相
変調信号分析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の位相変調信号分析装置を
示す構成図である。図6において、41は入力信号を3
分岐する分岐点、42は分岐点41より出力側に分岐さ
れた第1系統、43は分岐点41より出力側に分岐され
た第2系統、44は分岐点41より出力側に分岐された
第3系統である。45は第1系統42に設けられて入力
信号の周波数を測定する周波数測定装置、46は第2系
統43に設けられ周波数測定装置45からの周波数情報
を用いて第2系統43の入力信号に遅延時間を与える遅
延線、47は遅延線46からの入力信号と第3系統44
の入力信号との和を計算する加算器である。
示す構成図である。図6において、41は入力信号を3
分岐する分岐点、42は分岐点41より出力側に分岐さ
れた第1系統、43は分岐点41より出力側に分岐され
た第2系統、44は分岐点41より出力側に分岐された
第3系統である。45は第1系統42に設けられて入力
信号の周波数を測定する周波数測定装置、46は第2系
統43に設けられ周波数測定装置45からの周波数情報
を用いて第2系統43の入力信号に遅延時間を与える遅
延線、47は遅延線46からの入力信号と第3系統44
の入力信号との和を計算する加算器である。
【0003】次に、動作について説明する。電波逆探知
装置からの入力信号は分岐点41で3分岐される。第1
系統42の入力信号は周波数測定装置45に入力され
る。周波数測定装置45は入力信号の周波数を測定し、
測定した周波数情報を遅延線46に出力する。遅延線4
6は周波数測定装置45からの周波数情報により遅延長
さを入力信号の周波数の1/2に設定するとともに、第
2系統43の入力信号を半波長だけ遅延して加算器47
に出力する。加算器47は遅延線46からの遅延された
入力信号と第3系統44の入力信号とを加算して出力す
る。
装置からの入力信号は分岐点41で3分岐される。第1
系統42の入力信号は周波数測定装置45に入力され
る。周波数測定装置45は入力信号の周波数を測定し、
測定した周波数情報を遅延線46に出力する。遅延線4
6は周波数測定装置45からの周波数情報により遅延長
さを入力信号の周波数の1/2に設定するとともに、第
2系統43の入力信号を半波長だけ遅延して加算器47
に出力する。加算器47は遅延線46からの遅延された
入力信号と第3系統44の入力信号とを加算して出力す
る。
【0004】ここで、入力信号等の電気信号を構成する
波の一般的な性質について述べる。 性質1:無変調の波(sin波)は、1/2波長遅延させ
た信号と加算すると、干渉によって波が消滅する。 性質2:位相変調(0/π変調)の波は、1/2波長遅
延させた信号と加算すると、干渉によって波が増幅され
る。0/π変調信号とは信号の位相が変調しない又は位
相が180度変調するのいずれかを取る信号のことであ
る。 上記波の性質により、従来の位相変調信号分析装置で
は、通常の無変調の波である入力信号を受信した場合の
出力信号はゼロとなり、位相変調された入力信号を受信
した場合の出力は増幅された強い信号となる。この無変
調の入力信号と位相変調信号との違いにより、従来の位
相変調信号分析装置は、入力信号が位相変調信号である
か否かの判別を行うものである。
波の一般的な性質について述べる。 性質1:無変調の波(sin波)は、1/2波長遅延させ
た信号と加算すると、干渉によって波が消滅する。 性質2:位相変調(0/π変調)の波は、1/2波長遅
延させた信号と加算すると、干渉によって波が増幅され
る。0/π変調信号とは信号の位相が変調しない又は位
相が180度変調するのいずれかを取る信号のことであ
る。 上記波の性質により、従来の位相変調信号分析装置で
は、通常の無変調の波である入力信号を受信した場合の
出力信号はゼロとなり、位相変調された入力信号を受信
した場合の出力は増幅された強い信号となる。この無変
調の入力信号と位相変調信号との違いにより、従来の位
相変調信号分析装置は、入力信号が位相変調信号である
か否かの判別を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の位相変調信号分
析装置は、以上のように構成されているため、次のよう
な問題点があった。 一旦、周波数を測定してから遅延線46の遅延長さ調
整を行う必要があるため、判定に長時間を要する。特
に、瞬時に現れる信号に対しては、周波数を測定した後
に次に入力される信号を待っても信号が現れない場合が
多く、周波数測定後の入力信号が現れない場合には位相
変調分析が不可能である。 一般に、遅延線46の遅延長さの調整は任意の値に設
定することができず、或る値の整数倍数である。従来の
位相変調信号分析装置の構成においては、1/2波長の
遅延時間を確実に実現する必要があり、それに誤差があ
ると、判定に誤りが発生する。
析装置は、以上のように構成されているため、次のよう
な問題点があった。 一旦、周波数を測定してから遅延線46の遅延長さ調
整を行う必要があるため、判定に長時間を要する。特
に、瞬時に現れる信号に対しては、周波数を測定した後
に次に入力される信号を待っても信号が現れない場合が
多く、周波数測定後の入力信号が現れない場合には位相
変調分析が不可能である。 一般に、遅延線46の遅延長さの調整は任意の値に設
定することができず、或る値の整数倍数である。従来の
位相変調信号分析装置の構成においては、1/2波長の
遅延時間を確実に実現する必要があり、それに誤差があ
ると、判定に誤りが発生する。
【0006】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、最初の入力信号により位相変調信
号であることを適切に判定する位相変調信号分析方法及
び装置を提供することを目的とする。
めになされたもので、最初の入力信号により位相変調信
号であることを適切に判定する位相変調信号分析方法及
び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る位
相変調信号分析方法は、入力信号のスペクトル幅と入力
信号の所定乗数による乗算結果のスペクトル幅との広狭
の関係から入力信号が位相変調信号であることを判定す
ることを特徴とする。
相変調信号分析方法は、入力信号のスペクトル幅と入力
信号の所定乗数による乗算結果のスペクトル幅との広狭
の関係から入力信号が位相変調信号であることを判定す
ることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明に係る位相変調信号分析方
法は、入力信号のスペクトル幅と入力信号を二乗した信
号のスペクトル幅とを比較し、両者ともスペクトル幅が
狭いときを入力信号が無変調信号であると判定し、前者
が後者よりも広いときを入力信号が位相変調信号である
と判定することを特徴とする。
法は、入力信号のスペクトル幅と入力信号を二乗した信
号のスペクトル幅とを比較し、両者ともスペクトル幅が
狭いときを入力信号が無変調信号であると判定し、前者
が後者よりも広いときを入力信号が位相変調信号である
と判定することを特徴とする。
【0009】請求項3の発明に係る位相変調信号分析装
置は、入力信号のスペクトル幅を測定する第1スペクト
ル幅測定装置と、入力信号を乗算する乗算器と、乗算器
からの出力の高周波成分を通過させる高周波濾波器と、
高周波濾波器からの高周波成分のスペクトル幅を測定す
る第2スペクトル幅測定装置と、第1スペクトル幅測定
装置からのスペクトル幅と第2スペクトル幅測定装置か
らのスペクトル幅とを比較する比較器とを備えたことを
特徴とする。
置は、入力信号のスペクトル幅を測定する第1スペクト
ル幅測定装置と、入力信号を乗算する乗算器と、乗算器
からの出力の高周波成分を通過させる高周波濾波器と、
高周波濾波器からの高周波成分のスペクトル幅を測定す
る第2スペクトル幅測定装置と、第1スペクトル幅測定
装置からのスペクトル幅と第2スペクトル幅測定装置か
らのスペクトル幅とを比較する比較器とを備えたことを
特徴とする。
【0010】請求項4の発明に係る位相変調信号分析装
置は、請求項3に記載の高周波濾波器からの高周波成分
を時間情報と振幅情報との対で記録する波形メモリと、
波形メモリのデータを1つ飛びに取り出して第2スペク
トル幅測定装置に出力する1/2サンプリング器とを付
加したことを特徴とする。
置は、請求項3に記載の高周波濾波器からの高周波成分
を時間情報と振幅情報との対で記録する波形メモリと、
波形メモリのデータを1つ飛びに取り出して第2スペク
トル幅測定装置に出力する1/2サンプリング器とを付
加したことを特徴とする。
【0011】請求項5の発明に係る位相変調信号分析方
法は、入力信号の異なる複数の乗数による乗算結果のス
ペクトル幅の広狭の関係より位相変調信号の角度を判定
することを特徴とする。
法は、入力信号の異なる複数の乗数による乗算結果のス
ペクトル幅の広狭の関係より位相変調信号の角度を判定
することを特徴とする。
【0012】請求項6の発明に係る位相変調信号分析装
置は、入力信号のスペクトル幅を測定する第1スペクト
ル幅測定装置と、入力信号を二乗する二乗器と、入力信
号を三乗する三乗器と、入力信号を四乗する四乗器と、
これらの乗算器からの出力の高周波成分を通過させる高
周波濾波器と、高周波濾波器からの高周波成分のスペク
トル幅を測定する第2スペクトル幅測定装置と、第1ス
ペクトル幅測定装置からのスペクトル幅と第2スペクト
ル幅測定装置からのスペクトル幅とを比較する比較器と
を備えたことを特徴とする。
置は、入力信号のスペクトル幅を測定する第1スペクト
ル幅測定装置と、入力信号を二乗する二乗器と、入力信
号を三乗する三乗器と、入力信号を四乗する四乗器と、
これらの乗算器からの出力の高周波成分を通過させる高
周波濾波器と、高周波濾波器からの高周波成分のスペク
トル幅を測定する第2スペクトル幅測定装置と、第1ス
ペクトル幅測定装置からのスペクトル幅と第2スペクト
ル幅測定装置からのスペクトル幅とを比較する比較器と
を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項7の発明に係る位相変調信号分析装
置は、請求項6に記載の各乗算器からの信号を時間情報
と振幅情報との対で記録する波形メモリと、波形メモリ
のデータを1つ飛びに取り出して高周波濾波器に出力す
る1/2サンプリング器と、波形メモリのデータを2つ
飛びに取り出して高周波濾波器に出力する1/3サンプ
リング器と、波形メモリのデータを3つ飛びに取り出し
て高周波濾波器に出力する1/4サンプリング器とを備
えたことを特徴とする。
置は、請求項6に記載の各乗算器からの信号を時間情報
と振幅情報との対で記録する波形メモリと、波形メモリ
のデータを1つ飛びに取り出して高周波濾波器に出力す
る1/2サンプリング器と、波形メモリのデータを2つ
飛びに取り出して高周波濾波器に出力する1/3サンプ
リング器と、波形メモリのデータを3つ飛びに取り出し
て高周波濾波器に出力する1/4サンプリング器とを備
えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1の位相変調信号分析装置を示す構成図であ
る。図1において、1は入力信号を3分岐する分岐点、
2は分岐点1より出力側に分岐された第1系統、3は分
岐点1より出力側に分岐された第2系統、4は分岐点1
より出力側に分岐された第3系統、5は第1系統1に設
けられて入力信号のスペクトル幅を測定する第1スペク
トル幅測定装置、6は第2系統3の入力信号と第3系統
4の入力信号とを乗算することにより入力信号の2乗を
出力する乗算器、7は乗算器6から出力された二乗信号
の高周波成分のみを通過させる高周波濾波器、8は高周
波濾波器7を通過した高周波成分のスペクトル幅を測定
する第2スペクトル幅測定装置、9は第1・第2スペク
トル幅測定装置5,8で測定されたスペクトル幅の大小
関係を判定する比較器である。
施の形態1の位相変調信号分析装置を示す構成図であ
る。図1において、1は入力信号を3分岐する分岐点、
2は分岐点1より出力側に分岐された第1系統、3は分
岐点1より出力側に分岐された第2系統、4は分岐点1
より出力側に分岐された第3系統、5は第1系統1に設
けられて入力信号のスペクトル幅を測定する第1スペク
トル幅測定装置、6は第2系統3の入力信号と第3系統
4の入力信号とを乗算することにより入力信号の2乗を
出力する乗算器、7は乗算器6から出力された二乗信号
の高周波成分のみを通過させる高周波濾波器、8は高周
波濾波器7を通過した高周波成分のスペクトル幅を測定
する第2スペクトル幅測定装置、9は第1・第2スペク
トル幅測定装置5,8で測定されたスペクトル幅の大小
関係を判定する比較器である。
【0015】次に、動作について説明する。電波逆探知
装置からの入力信号は分岐点1で3分岐される。第1系
統2の入力信号は第1スペクトル幅測定装置5に直接入
力されてスペクトル幅を測定される。第2・第3系統
3,4の入力信号は乗算器6及び高周波濾波器7を順に
経由して第2スペクトル幅測定装置8に入力されてスペ
クトル幅を測定される。
装置からの入力信号は分岐点1で3分岐される。第1系
統2の入力信号は第1スペクトル幅測定装置5に直接入
力されてスペクトル幅を測定される。第2・第3系統
3,4の入力信号は乗算器6及び高周波濾波器7を順に
経由して第2スペクトル幅測定装置8に入力されてスペ
クトル幅を測定される。
【0016】ここで、信号のスペクトル幅について説明
する。一般的に、無変調の信号は次のように表現でき
る。 無変調信号=sin(2πFt) π:円周率 F:周波数 t:時刻 一般的に、このような無変調信号のスペクトル形状は鋭
い山形となり、スペクトル幅は狭い。一方、位相変調信
号は次のように表現できる。 位相変調信号=I(t)・sin(2πFt) π :円周率 F :周波数 t :時刻 I(t):0または−1の値を取る関数 一般的に、I(t)のような変調信号があると、信号のス
ペクトル形状はなだらかな山形となり、スペクトル幅は
広い。しかし、位相変調信号を2乗すると、 位相変調信号2=I(t)2・sin2(2πFt) =sin2(2πFt) =1/2−cos(4πFt)/2……………(1) となり、式1の第2項cos(4πFt)/2のスペクトル
は無変調信号と同形の形状となり、スペクトル幅は狭
い。
する。一般的に、無変調の信号は次のように表現でき
る。 無変調信号=sin(2πFt) π:円周率 F:周波数 t:時刻 一般的に、このような無変調信号のスペクトル形状は鋭
い山形となり、スペクトル幅は狭い。一方、位相変調信
号は次のように表現できる。 位相変調信号=I(t)・sin(2πFt) π :円周率 F :周波数 t :時刻 I(t):0または−1の値を取る関数 一般的に、I(t)のような変調信号があると、信号のス
ペクトル形状はなだらかな山形となり、スペクトル幅は
広い。しかし、位相変調信号を2乗すると、 位相変調信号2=I(t)2・sin2(2πFt) =sin2(2πFt) =1/2−cos(4πFt)/2……………(1) となり、式1の第2項cos(4πFt)/2のスペクトル
は無変調信号と同形の形状となり、スペクトル幅は狭
い。
【0017】以上のことから、次のことが判る。 入力信号が無変調な場合 :入力信号のスペクトル幅は
狭く、二乗信号のスペクトル幅は狭い。 入力信号が位相変調な場合:入力信号のスペクトル幅は
広く、二乗信号のスペクトル幅は狭い。 よって、実施の形態1によれば、高周波濾波器7で式1
の第1項の部分を取り除いた後、第2スペクトル幅測定
装置8でスペクトル幅を測定し、比較器9で第1スペク
トル幅測定装置5からの第1系統2の入力信号のスペク
トル幅と第2スペクトル幅測定装置8からの二乗信号の
スペクトル幅とを比較して上記変化(スペクトル幅の大
小関係)を検出することにより電波逆探知装置からの本
来の入力信号が位相変調信号であるか否かを判定するこ
とができる。
狭く、二乗信号のスペクトル幅は狭い。 入力信号が位相変調な場合:入力信号のスペクトル幅は
広く、二乗信号のスペクトル幅は狭い。 よって、実施の形態1によれば、高周波濾波器7で式1
の第1項の部分を取り除いた後、第2スペクトル幅測定
装置8でスペクトル幅を測定し、比較器9で第1スペク
トル幅測定装置5からの第1系統2の入力信号のスペク
トル幅と第2スペクトル幅測定装置8からの二乗信号の
スペクトル幅とを比較して上記変化(スペクトル幅の大
小関係)を検出することにより電波逆探知装置からの本
来の入力信号が位相変調信号であるか否かを判定するこ
とができる。
【0018】実施の形態2.前記実施の形態1ではスペ
クトル幅の大小関係で本来の入力信号が位相変調信号で
ある否かを判別したが、図2の実施の形態2に示すよう
に、高周波濾波器7と第2スペクトル幅測定装置8との
間に波形メモリ10と1/2サンプリング器11とを直
列に挿入して二乗信号を本来の入力信号と同じ周波数帯
域に落とし込むことにより、第1・第2スペクトル幅測
定装置5,8として同じ周波数帯域のものを用いること
ができるようにしても良い。
クトル幅の大小関係で本来の入力信号が位相変調信号で
ある否かを判別したが、図2の実施の形態2に示すよう
に、高周波濾波器7と第2スペクトル幅測定装置8との
間に波形メモリ10と1/2サンプリング器11とを直
列に挿入して二乗信号を本来の入力信号と同じ周波数帯
域に落とし込むことにより、第1・第2スペクトル幅測
定装置5,8として同じ周波数帯域のものを用いること
ができるようにしても良い。
【0019】つまり、前記実施の形態1では次のような
問題点がある。式1において、波の形状がcos(4πF
t)となっており、本来の入力信号の周波数に比べて2
倍の周波数になっている。従って、スペクトル幅を測定
する際に、第1系統2と第2・第3系統3,4とにおいて
異なる周波数帯域について処理する必要がある。これ
は、異なる周波数帯域のスペクトル幅測定装置を用いる
ことを意味しており、第1・第2スペクトル幅測定装置
5,8のハードウエア的な構成が複雑化するとうい問題
を含んでいる。
問題点がある。式1において、波の形状がcos(4πF
t)となっており、本来の入力信号の周波数に比べて2
倍の周波数になっている。従って、スペクトル幅を測定
する際に、第1系統2と第2・第3系統3,4とにおいて
異なる周波数帯域について処理する必要がある。これ
は、異なる周波数帯域のスペクトル幅測定装置を用いる
ことを意味しており、第1・第2スペクトル幅測定装置
5,8のハードウエア的な構成が複雑化するとうい問題
を含んでいる。
【0020】これに対し、実施の形態2では二乗信号の
高周波成分である信号を波形メモリ10に一旦蓄積す
る。波形メモリ10は信号をディジタル化して「時間情
報+振幅情報」の対で記録する装置である。そして、1
/2サンプリング器11が波形メモリ10に記録したデ
ータの中からデータを1つ飛びに取り出してやる。つま
り、本来の入力信号の2倍の周波数を持ち波形メモリ1
0に記録された二乗信号の高周波成分である信号に相当
するデータを1つ飛びに取り出すことによって、第2・
第3系統3,4の二乗信号を第1系統1の本来の入力信号
と同じ周波数帯域に落とし込むことができる。よって、
二乗信号も、本来の入力信号と同じ周波数に変換される
ことになり、第1・第2スペクトル幅測定装置5,8の
ハードウエア的な構成が同じな簡素なものにできる。
高周波成分である信号を波形メモリ10に一旦蓄積す
る。波形メモリ10は信号をディジタル化して「時間情
報+振幅情報」の対で記録する装置である。そして、1
/2サンプリング器11が波形メモリ10に記録したデ
ータの中からデータを1つ飛びに取り出してやる。つま
り、本来の入力信号の2倍の周波数を持ち波形メモリ1
0に記録された二乗信号の高周波成分である信号に相当
するデータを1つ飛びに取り出すことによって、第2・
第3系統3,4の二乗信号を第1系統1の本来の入力信号
と同じ周波数帯域に落とし込むことができる。よって、
二乗信号も、本来の入力信号と同じ周波数に変換される
ことになり、第1・第2スペクトル幅測定装置5,8の
ハードウエア的な構成が同じな簡素なものにできる。
【0021】実施の形態3.実施の形態1〜2では分析
可能な位相変調信号は、0/π変調信号のみであるが、
図3の実施の形態3に示すように、前記分岐点1に相当
する分岐点12を4分岐点とし、分岐点12から分岐さ
れた第1系統13に第1スペクトル幅測定装置5を設
け、第2系統14に二乗器18と高周波濾波器18及び
第2スペクトル幅測定装置19を直列に設け、第3系統
15に三乗器20と高周波濾波器21及び第2スペクト
ル幅測定装置22を直列に設け、第4系統16に四乗器
23と高周波濾波器24及び第2スペクトル幅測定装置
25を直列に設けて、第1〜第4の各系列から出力され
る信号のスペクトル幅を比較器9で比較することによっ
て、位相変調信号の判定を行うようにしても良い。
可能な位相変調信号は、0/π変調信号のみであるが、
図3の実施の形態3に示すように、前記分岐点1に相当
する分岐点12を4分岐点とし、分岐点12から分岐さ
れた第1系統13に第1スペクトル幅測定装置5を設
け、第2系統14に二乗器18と高周波濾波器18及び
第2スペクトル幅測定装置19を直列に設け、第3系統
15に三乗器20と高周波濾波器21及び第2スペクト
ル幅測定装置22を直列に設け、第4系統16に四乗器
23と高周波濾波器24及び第2スペクトル幅測定装置
25を直列に設けて、第1〜第4の各系列から出力され
る信号のスペクトル幅を比較器9で比較することによっ
て、位相変調信号の判定を行うようにしても良い。
【0022】つまり、0/π変調信号は信号の位相が変
調しない又は位相が180度変調するのいずれかを取る
信号あるが、実際には、位相を120度毎に変調する信
号や90度毎に変調する信号が存在する。そして、位相
を120度毎に変調する信号や90度毎に変調する信号
に対しては、上記実施の形態1〜2の構成では役に立た
ない。これに対し、実施の形態3は二乗器17、三乗器
20,四乗器23等の乗算器を用いて位相変調信号の判
定を行うことにより、上記問題を解決するようにしたも
のである。具体的には、図4に示した図表のようにす
る。
調しない又は位相が180度変調するのいずれかを取る
信号あるが、実際には、位相を120度毎に変調する信
号や90度毎に変調する信号が存在する。そして、位相
を120度毎に変調する信号や90度毎に変調する信号
に対しては、上記実施の形態1〜2の構成では役に立た
ない。これに対し、実施の形態3は二乗器17、三乗器
20,四乗器23等の乗算器を用いて位相変調信号の判
定を行うことにより、上記問題を解決するようにしたも
のである。具体的には、図4に示した図表のようにす
る。
【0023】実施の形態4.実施の形態3の改良が図5
に示す実施の形態4である。この実施の形態4では、第
2系統14の二乗器17と高周波濾波器18との間に波
形メモリ26と1/2サンプリング器27とを直列に挿
入し、第3系統15の三乗器20と高周波濾波器21と
の間に波形メモリ28と1/3サンプリング器29とを
直列に挿入し、第4系統16の四乗器13と高周波濾波
器24との間に波形メモリ30と1/4サンプリング器
31とを直列に挿入して、二乗器17や三乗器20及び
四乗器23等による乗算器の後の信号の周波数帯域を、
入力信号と同一にする。これによって、第1・第2スペ
クトル幅測定装置5,19,22,25として同一のも
のを用いることができ、装置のハードウエア構成が容易
になる。
に示す実施の形態4である。この実施の形態4では、第
2系統14の二乗器17と高周波濾波器18との間に波
形メモリ26と1/2サンプリング器27とを直列に挿
入し、第3系統15の三乗器20と高周波濾波器21と
の間に波形メモリ28と1/3サンプリング器29とを
直列に挿入し、第4系統16の四乗器13と高周波濾波
器24との間に波形メモリ30と1/4サンプリング器
31とを直列に挿入して、二乗器17や三乗器20及び
四乗器23等による乗算器の後の信号の周波数帯域を、
入力信号と同一にする。これによって、第1・第2スペ
クトル幅測定装置5,19,22,25として同一のも
のを用いることができ、装置のハードウエア構成が容易
になる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜第3の発明に
よれば、本来の入力信号のスペクトル幅と乗算後のスペ
クトル幅との広狭の関係から入力信号が位相変調信号で
あることを判定するので、瞬時に位相変調信号の有無を
判定でき、長時間の信号受信を行う必要が無い、という
効果がある。
よれば、本来の入力信号のスペクトル幅と乗算後のスペ
クトル幅との広狭の関係から入力信号が位相変調信号で
あることを判定するので、瞬時に位相変調信号の有無を
判定でき、長時間の信号受信を行う必要が無い、という
効果がある。
【0025】請求項4の発明によれば、第2スペクトル
幅測定装置が高周波成分を時間情報と振幅情報との対で
記録した形態のデータの中から1つ飛びに取り出したサ
ンプリング信号のスペクトル幅を測定するので、乗算信
号と本来の入力信号とを同じ周波数帯域に落とし込むこ
とがき、第1・第2スペクトル幅測定装置として同じ周
波数帯域のものを用いることができ、第1・第2スペク
トル幅測定装置のハードウエア構成を簡素化できる、と
いう効果がある。
幅測定装置が高周波成分を時間情報と振幅情報との対で
記録した形態のデータの中から1つ飛びに取り出したサ
ンプリング信号のスペクトル幅を測定するので、乗算信
号と本来の入力信号とを同じ周波数帯域に落とし込むこ
とがき、第1・第2スペクトル幅測定装置として同じ周
波数帯域のものを用いることができ、第1・第2スペク
トル幅測定装置のハードウエア構成を簡素化できる、と
いう効果がある。
【0026】請求項5〜6の発明によれば、入力信号の
異なる複数の乗数による乗算結果のスペクトル幅の広狭
の関係より位相変調信号の角度を判定するので、0/π
変調信号中の位相を120度毎に変調する信号や90度
毎に変調する信号にも適切に対応できる。
異なる複数の乗数による乗算結果のスペクトル幅の広狭
の関係より位相変調信号の角度を判定するので、0/π
変調信号中の位相を120度毎に変調する信号や90度
毎に変調する信号にも適切に対応できる。
【0027】請求項7の発明によれば、第2スペクトル
幅測定装置が各乗算器からの信号を時間情報と振幅情報
との対で記録した形態のデータの中から1つ飛び、2つ
飛び、3つ飛びに取り出したサンプリング信号のスペク
トル幅を測定するので、乗算信号と本来の入力信号とを
同じ周波数帯域に落とし込むことがき、第1・第2スペ
クトル幅測定装置として同じ周波数帯域のものを用いる
ことができ、第1・第2スペクトル幅測定装置のハード
ウエア構成を簡素化できる、という効果がある。
幅測定装置が各乗算器からの信号を時間情報と振幅情報
との対で記録した形態のデータの中から1つ飛び、2つ
飛び、3つ飛びに取り出したサンプリング信号のスペク
トル幅を測定するので、乗算信号と本来の入力信号とを
同じ周波数帯域に落とし込むことがき、第1・第2スペ
クトル幅測定装置として同じ周波数帯域のものを用いる
ことができ、第1・第2スペクトル幅測定装置のハード
ウエア構成を簡素化できる、という効果がある。
【図1】 本発明の実施の形態1を示す構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態2を示す構成図である。
【図3】 本発明の実施の形態3を示す構成図である。
【図4】 本発明の実施の形態3の判定を示す図表であ
る。
る。
【図5】 本発明の実施の形態4を示す構成図であ
る。。
る。。
【図6】 従来の位相変調信号分析装置を示す構成図で
ある。
ある。
5 第1スペクトル幅測定装置 6 乗算器 7,18,21,24 高周波濾波器 9 比較器 8,19,22,25, 第2スペクトル幅測定装置 10,26,28,30 波形メモリ 11,27 1/2サンプリング器 17 二乗器 20 三乗器 23 四乗器 29 1/3サンプリング器 31 1/4サンプリング器
Claims (7)
- 【請求項1】 入力信号のスペクトル幅と入力信号の所
定乗数による乗算結果のスペクトル幅との広狭の関係か
ら入力信号が位相変調信号であることを判定することを
特徴とする位相変調信号分析方法。 - 【請求項2】 入力信号のスペクトル幅と入力信号を二
乗した信号のスペクトル幅とを比較し、両者ともスペク
トル幅が狭いときを入力信号が無変調信号であると判定
し、前者が後者よりも広いときを入力信号が位相変調信
号であると判定することを特徴とする位相変調信号分析
方法。 - 【請求項3】 入力信号のスペクトル幅を測定する第1
スペクトル幅測定装置と、入力信号を乗算する乗算器
と、乗算器からの出力の高周波成分を通過させる高周波
濾波器と、高周波濾波器からの高周波成分のスペクトル
幅を測定する第2スペクトル幅測定装置と、第1スペク
トル幅測定装置からのスペクトル幅と第2スペクトル幅
測定装置からのスペクトル幅とを比較する比較器とを備
えたことを特徴とする位相変調信号分析装置。 - 【請求項4】 高周波濾波器からの高周波成分を時間情
報と振幅情報との対で記録する波形メモリと、波形メモ
リのデータを1つ飛びに取り出して第2スペクトル幅測
定装置に出力する1/2サンプリング器とを備えたこと
を特徴とする請求項3記載の位相変調信号分析装置。 - 【請求項5】 入力信号の異なる複数の乗数による乗算
結果のスペクトル幅の広狭の関係より位相変調信号の角
度を判定することを特徴とする位相変調信号分析方法。 - 【請求項6】 入力信号のスペクトル幅を測定する第1
スペクトル幅測定装置と、入力信号を二乗する二乗と、
入力信号を三乗する三乗器と、入力信号を四乗する四乗
器と、これらの乗算器からの出力の高周波成分を通過さ
せる高周波濾波器と、高周波濾波器からの高周波成分の
スペクトル幅を測定する第2スペクトル幅測定装置と、
第1スペクトル幅測定装置からのスペクトル幅と第2ス
ペクトル幅測定装置からのスペクトル幅とを比較する比
較器とを備えたことを特徴とする位相変調信号分析装
置。 - 【請求項7】 各乗算器からの信号を時間情報と振幅情
報との対で記録する波形メモリと、波形メモリのデータ
を1つ飛びに取り出して高周波濾波器に出力する1/2
サンプリング器と、波形メモリのデータを2つ飛びに取
り出して高周波濾波器に出力する1/3サンプリング器
と、波形メモリのデータを3つ飛びに取り出して高周波
濾波器に出力する1/4サンプリング器とを備えたこと
を特徴とする請求項6記載の位相変調信号分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09896698A JP3482867B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 位相変調信号分析方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09896698A JP3482867B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 位相変調信号分析方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11295359A true JPH11295359A (ja) | 1999-10-29 |
JP3482867B2 JP3482867B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=14233816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09896698A Expired - Fee Related JP3482867B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 位相変調信号分析方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3482867B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013213757A (ja) * | 2012-04-03 | 2013-10-17 | Mitsubishi Electric Corp | パルス内変調分析装置およびパルス内変調分析方法 |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP09896698A patent/JP3482867B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013213757A (ja) * | 2012-04-03 | 2013-10-17 | Mitsubishi Electric Corp | パルス内変調分析装置およびパルス内変調分析方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3482867B2 (ja) | 2004-01-06 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |