JPH11294661A - 継 手 - Google Patents

継 手

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JPH11294661A
JPH11294661A JP10111431A JP11143198A JPH11294661A JP H11294661 A JPH11294661 A JP H11294661A JP 10111431 A JP10111431 A JP 10111431A JP 11143198 A JP11143198 A JP 11143198A JP H11294661 A JPH11294661 A JP H11294661A
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勝一 松波
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L29/00Joints with fluid cut-off means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
    • F16L27/127Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position
    • F16L27/1274Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by means of a swivel nut

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太くなったり、凹凸がたんくさんできたりす
ることのない継手を提供することである。 【解決手段】 本体1、2に組み込み、通水・止水状態
を切換える弁機構と、筒体11とは別の位置で筒体11
と同軸上に回転して弁機構を切換える操作体16と、操
作体16あるいは筒体11のいずれか一方に設けるとと
もに、操作体16あるいは筒体11のいずれか他方に隣
接させて、筒体11のスライドを規制するストッパ30
と、操作体16あるいは筒体11のいずれか他方に形成
するとともに、操作体16を回転させ、止水状態に切換
えたときのみストッパ30に対向し、筒体11のスライ
ドを許容する切欠き31とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、散水ノズル等の
器具を、ホースや管類に連結するための継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の継手としては、例えば、特開平8
−082395号公報に開示されたものがある。この継
手では、本体の一端に、ホースや管を接続している。ま
た、本体の他端に、散水ノズル等の器具をプラグイン接
続している。そして、本体の外周面に設けた筒体をスラ
イドさせることで、この散水ノズル等の器具を取り外せ
るようにしている。
【0003】上記本体内には、ボール型コックを組み込
んでいる。そして、このボール型コックの回転位置によ
って、ホースや管側から散水ノズル等の器具側への流路
を開閉して、通水・止水状態に切換えるようにしてい
る。さらに、本体の外周面に、ボール型コックを操作す
るハンドルを設けるとともに、このハンドルにカムプレ
ートを連動させている。そして、ハンドルによってボー
ル型コックを回転させ、通水状態に切換えたとき、カム
プレートが上記筒体に当接して、そのスライドを規制す
るようにしている。
【0004】このようにした継手では、ボール型コック
を回転させて止水状態にすれば、流体源で止水しなくて
も、流体が噴出することなく、散水ノズル等の器具を本
体から取り外すことができる。また、止水状態にあるの
で、散水ノズル等の器具を本体から取り外すときに、流
体圧によって、この散水ノズル等の器具が飛び出してし
まうこともない。しかも、通水状態にあるときは、カム
プレートが筒体のスライドを規制するので、うっかりと
筒体をスライドさせるのを防ぐことができる。したがっ
て、誤操作によって、散水ノズル等の器具が外れてしま
うことがなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
の継手では、本体の外周面にハンドルとカムプレートを
設けなければならない。そのため、継手がどうしても太
くなってしまい、大型化して、使いにくいものとなる。
また、本体の外周面にハンドルとカムプレートとを設け
ると、継手の外周面に凹凸が多くなってしまう。そし
て、凹凸が多くなれば、例えば、ホースをホース巻き取
り器で巻き取るようなときに、その凹凸が他のものに引
っ掛ったり、ぶつかったりする可能性も高くなってしま
う。この発明の目的は、通水・止水状態に切換えられる
とともに、通水状態にあるときは筒体のスライドを規制
することができ、しかも、太くなったり、凹凸がたくさ
んできたりすることのない継手を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、本体の一端
に、散水ノズル等の器具を接続するための器具側接続機
構を設け、かつ、本体の他端に、ホースや管を接続する
ための流体源側接続機構を設け、上記器具側接続機構
は、本体に回転不能に組み付けられた筒体を、本体の外
周面に沿って軸方向にスライドさせて、散水ノズル等の
器具を本体から取り外す構成にした継手を前提とする。
そして、第1の発明は、本体に組み込み、通水・止水状
態を切換える弁機構と、筒体とは別の位置で筒体と同軸
上に回転して弁機構を切換える操作体と、操作体あるい
は筒体のいずれか一方に設けるとともに、操作体あるい
は筒体のいずれか他方に隣接させて、筒体のスライドを
規制するストッパと、操作体あるいは筒体のいずれか他
方に形成するとともに、操作体を回転させ、止水状態に
切換えたときのみストッパに対向し、筒体のスライドを
許容する切欠きとを備えた点に特徴を有する。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、本体
は、器具側本体と流体源側本体とからなり、操作体とし
て、これら器具側本体と流体源側本体との間に、同軸上
に配置した円柱状の回転体を設け、この回転体を器具側
本体に対して回転自在とし、これら器具側本体と回転体
とを相対回転させて、通水・止水状態を切換える構成に
した点に特徴を有する。第3の発明は、第2の発明にお
いて、弁機構は、器具側本体内で回転体の端面に隣り合
わせ、散水ノズル等の器具側への流体の流れを遮断する
区画壁と、この区画壁に形成し、散水ノズル等の器具側
への流体の流れを許容する連通孔と、回転体の端面に設
けた閉塞部材とからなり、回転体を回転させたとき、閉
塞部材が、連通孔に対向して塞いだり、連通孔の位置か
らずれたりする構成にした点に特徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜7に、本発明の継手の第1
実施例として、散水ノズル用継手を示す。図1に示すよ
うに、散水ノズル用継手の本体を、この発明でいう流体
源側本体を構成するホース側本体1と、この発明でいう
器具側本体を構成するノズル側本体2とに分割してい
る。ホース側本体1は、軸方向に通水路3を形成したも
ので、その後端にホース接続用筒部4を形成している。
そして、このホース接続用筒部4の外周面に、複数のス
リット5を周方向に形成したスリーブ材6を組み付けて
いる。また、このホース側本体1の外周面には、外筒7
を螺合させている。そして、ホース接続用筒部4の外周
面と、この外筒7の内周面との間に、上記スリーブ材6
を位置させている。
【0009】図示しないホースを接続するときは、外筒
7を緩めた状態で、ホースをホース接続用筒部4とスリ
ーブ材6との間に差し込んでやる。そして、外筒7を締
め付ければ、この外筒7が軸方向に移動して、その内周
面に形成したテーパ8をスリーブ材6に押し付ける。し
たがって、このスリーブ材6は縮径し、その先端をホー
スに押し付けて、ホースの抜けを防止することになる。
なお、これらホース接続用筒部4、スリーブ材6、外筒
7等が相まって、この発明でいう流体源側接続機構を構
成している。
【0010】一方、ノズル側本体2は、軸方向に通水路
9を形成したもので、この通水路9の先端開口をプラグ
挿入部9aとしている。また、このノズル側本体2の先
端外周面には、スプリング10とともに筒体11を組み
付けている。そして、この筒体11の内周面には、周方
向に並べて配置した複数の爪12を一体的に設けてい
る。
【0011】筒体11が、図1に示すノーマル位置にあ
れば、これら爪12が、プラグ側本体2に形成した孔1
3を介して、プラグ挿入部9a側に突出している。した
がって、図1に示すように、散水ノズルNの後端に設け
たプラグ14を、プラグ挿入部9aに挿入した状態で
は、これら爪12が、プラグ14に形成した段部15に
引っ掛って、このプラグ14の抜けを規制する。それに
対して、筒体11をスプリング10に抗してスライドさ
せれば、爪12が弾性変形して孔13から抜きだされ、
プラグ挿入部9a側から退避する。この状態では、爪1
2が段部15に引っ掛っていないので、プラグ14をプ
ラグ挿入部9aから抜き、散水ノズルNを取り外すこと
ができる。なお、これら筒体11、スプリング10、爪
12等が相まって、この発明でいう器具側接続機構を構
成している。
【0012】上記ホース側本体1とノズル側本体2との
間には、この発明でいう操作体として、同軸上に配置し
た円柱状の回転体16を介在させている。図1に示すよ
うに、回転体16の端部16a、16bを、本体1、2
の開口部18、19にそれぞれ挿入するとともに、これ
ら本体1、2で、回転体16の大径部17を挟み込むよ
うにしている。ホース側本体1の開口部18では、この
回転体16の端部16aを螺合している。したがって、
これらホース側本体1と回転体16とは、一体的に固定
されることになる。
【0013】一方、ノズル側本体2の外周面には、開口
部19に対応する位置に、図2にも示すように、環状溝
20を形成している。そして、回転体16の端部16b
を開口部19に挿入した状態で、この環状溝20に、図
3に示すリング部材21を弾性によってはめ込んでい
る。このとき、このリング部材21の3つの突出片22
を、具体的に図示しないが、環状溝20の底面に形成し
た3つの挿入口から挿入して、開口部19の内周面にそ
れぞれ突出させる。そして、これら突出片22を、回転
体16の端部16bに形成した環状溝23に挿入してい
る。
【0014】したがって、ノズル側本体2の開口部19
から回転体16の端部16bを抜こうとしても、環状溝
23の側面がリング部材21の突出片22にぶつかっ
て、その抜けを規制する。しかも、環状溝23に沿って
突出片22が摺動しうるので、ノズル側本体2と回転体
16とを相対回転させることができる。なお、回転体1
6の端部16bの外周面には、この回転体16の回転を
許容しつつ、漏れを防止するOリング34をはめ込んで
いる。このようにした回転体16は、筒体11と同軸上
に回転することになる。
【0015】上記回転体16の軸方向には、その軸から
ずらした位置に、連絡通路24を形成している。したが
って、ホース側本体1の通水路3を、この連絡通路24
を介して、ノズル側本体2側ヘと連通させることができ
る。ただし、ノズル側本体2には、開口部19と通水路
9とを遮断する区画壁25を一体に形成している。そし
て、この区画壁25の中心からずらした位置に、連通孔
26を形成している。さらに、ノズル側本体2側におけ
る回転体16の端面には、その中心からずらした位置
に、スプリング27とともにポペット28を組み込んで
いる。そして、このポペット28の先端を球面状にする
とともに、この球状面の周囲にOリング29をはめ込ん
でいる。
【0016】いま、ノズル側本体2と回転体16とが、
図1、2に示す相対回転位置にあれば、図4に示すよう
に、ポペット28がちょうど連通孔26に対向する。そ
して、ポペット28に設けたOリング29が連通孔26
の端部に押し付けられて、この連通孔26を塞ぐことに
なる。この状態では、ホース側本体1の通水路3の水
は、ホース側本体1の開口部18→回転体16に形成し
た連絡通路24を介して、ノズル側本体2の開口部19
まで導かれる。ただし、連通孔26が塞がれているの
で、ノズル側本体2の通水路9ヘは供給されない(止水
状態)。
【0017】この止水状態から、図5、6に示すよう
に、ノズル側本体2と回転体16とを相対回転させる
と、図7に示すように、連通孔26の位置とポペット2
8の位置とがずれる。なお、ポペット28の先端を球面
状にしているので、このポペット28を連通孔26から
ずらすとき、その動きをスムースにすることができる。
この状態では、ホース側本体1の通水路3の水が、ホー
ス側本体1の開口部18→回転体16に形成した連絡通
路24を介して、ノズル側本体2の開口部19まで導か
れる。そして、連通孔26からノズル側本体2の通水路
9を経て、散水ノズルNヘと供給される(通水状態)。
【0018】ここで、図6に示すように、上記回転体1
6の大径部17には、回転体16の軸に平行に配置し、
筒体11側に延ばしたストッパーバー30を一体に形成
している。そして、このストッパーバー30の端部を、
筒体11の端部に隣接させている。したがって、筒体1
1をスライドさせようとしても、筒体11がストッパー
バー30の端部に当接して、そのスライドを規制するこ
とになる。ただし、筒体11の端部には、所定の位置に
切欠き31を形成している。そして、図1、2に示すよ
うに、ノズル側本体2と回転体16とが止水状態を維持
する相対回転位置にあるとき、これらストッパーバー3
0の端部と切欠き31とがちょうど対向するようにして
いる。したがって、筒体11をスライドさせれば、スト
ッパーバー30の端部が切欠き31に入り込んで、その
スライドを許容することになり、散水ノズルNを取り外
すことができる。
【0019】以上述べた第1実施例の継手によれば、ノ
ズル用本体2と回転体16とを相対回転させて止水状態
に切換えておけば、流体源で止水しなくても、流体が噴
出することなく、散水ノズルNを取り外すことができ
る。また、止水状態にあるので、散水ノズルNを取り外
すときに、流体圧によって、この散水ノズルNが飛び出
してしまうこともない。しかも、通水状態にあるとき
は、ストッパーバー30が筒体11のスライドを規制す
るので、うっかりと筒体11をスライドさせるのを防ぐ
ことができる。したがって、通水時に誤操作によって、
散水ノズルNが外れてしまうことがなくなる。
【0020】さらに、この第1実施例の散水ノズル用継
手では、本体1、2と同軸上に配置した回転体16を回
転させるだけで、通水・止水状態を切換えられるので、
通水・止水状態を切換えるためのハンドルを設ける必要
がなく、継手が太くなるのを避けることができる。ま
た、筒体11のスライドを規制したり、その規制を解除
したりするのに、筒体11に切欠き31を形成するとと
もに、筒体11の端部に沿って移動するストッパーバー
30を設けるだけでよいので、カムプレートを設ける必
要もなく、この点でも、継手が太くなるのを避けること
ができる。また、ハンドルやカムプレートを設けなくて
もよいので、継手の外周面に凹凸を少なくすることがで
きる。したがって、例えば、ホースをホース巻き取り器
で巻き取るようなときでも、他のものに引っ掛ったり、
ぶつかったりすることもなくなる。
【0021】なお、図8に示すように、回転体16とホ
ース側本体1とを一体に成形してもかまわない。この場
合には、部品数を少なくして、コストダウンを図ること
ができる。
【0022】図9、10に示す第2実施例は、この発明
でいう閉塞部材を、ポペット28を用いないで構成した
例である。そして、それ以外の構成は、上記第1実施例
と同じなので、以下では、同一の構成要素には同一の符
号を付し、その詳細な説明を省略する。図9、10に示
すように、ノズル側本体2側における回転体16の端面
には、その中心からずらした位置に突出部32を形成し
ている。そして、この突出部32の端面を、区画壁25
に当接させている。ノズル側本体2と回転体16とが、
図9に示す相対回転位置にあれば、回転体16の突出部
32の端面が連通孔26に対向する。そして、突出部3
2の端面に設けたOリング33が漏れを防止しながら、
止水状態を保つことになる。
【0023】この止水状態から、ノズル側本体2と回転
体16とを相対回転させると、図10に示すように、突
出部32の端面が連通孔26の位置からずれる。したが
って、通水状態に切換わって、ホース側本体1の通水路
3の水が、ホース側本体1の開口部18→回転体16に
形成した連絡通路24→ノズル側本体2の開口部19→
連通孔26を通過して、ノズル側本体2の通水路9から
散水ノズルNヘと供給される。もちろん、止水状態にあ
るときのみ、ストッパーバー30と切欠き31とが対向
し、筒体11のスライドを許容することは、上記第1実
施例と同じである。
【0024】なお、上記第1、2実施例では、回転体1
6にストッパーバー30を設け、筒体11に切欠き31
を形成したが、逆であってもかまわない。例えば、これ
ら第1、2実施例でいえば、筒体11の端部にストッパ
ーバー30を設け、回転体16の大径部17の端部に切
欠き31を形成しても同じことである。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、弁機構を止水状態に
切換えておけば、流体源で止水しなくても、流体が噴出
することなく、散水ノズル等の器具を取り外すことがで
きる。また、止水状態にあるので、散水ノズル等の器具
を取り外すときに、流体圧によって、この散水ノズル等
の器具が飛び出してしまうこともない。しかも、通水状
態にあるときは、筒体のスライドを規制するので、うっ
かりと筒体をスライドさせるのを防ぐことができる。し
たがって、通水時に誤操作によって、散水ノズル等の器
具が外れてしまうことがなくなる。そして、筒体と同軸
上に回転する操作体と、操作体あるいは筒体のいずれか
一方に設けるとともに、操作体あるいは筒体のいずれか
他方に隣接させて、筒体のスライドを規制するストッパ
と、操作体あるいは筒体のいずれか他方に形成するとと
もに、操作体を回転させ、止水状態に切換えたときのみ
ストッパに対向し、筒体のスライドを許容する切欠きと
を備えるだけでよいので、ハンドルやカムプレートを設
けるのに比べれば、継手が太くなるのを避けることがで
きる。また、継手の外周面に凹凸を少なくすることがで
き、例えば、ホースをホース巻き取り器で巻き取るよう
なときでも、他のものに引っ掛ったり、ぶつかったりす
ることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の散水ノズル用継手の断面図で、止
水状態を示す。
【図2】第1実施例の散水ノズル用継手の外観図で、止
水状態を示す。ただし、プラグ14は省略している。な
お、図1は、この図2のI-I線断面図である。
【図3】リング部材21を示す図である。
【図4】図1のIV-IV線断面図である。
【図5】第1実施例の散水ノズル用継手の断面図で、通
水状態を示す。
【図6】第1実施例の散水ノズル用継手の外観図で、通
水状態を示す。ただし、プラグ14は省略している。な
お、図5は、この図6の紙面に対して水平にカットした
線断面図である。
【図7】図5のVII-VII線断面図である。
【図8】回転体16とホース側本体1とを一体成形した
散水ノズル用継手を示す断面図である。
【図9】第2実施例の散水ノズル用継手の断面図で、止
水状態を示す。
【図10】第2実施例の散水ノズル用継手の断面図で、
通水状態を示す。
【符号の説明】
1 ホース側本体 2 ノズル側本体 3、9 通水路 4 ホース接続用筒部 6 スリーブ材 7 外筒 10 スプリング 11 筒体 12 爪 16 回転体 25 区画壁 26 連通孔 28 ポペット 29、33 Oリング 30 ストッパーバー 31 切欠き 32 突出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の一端に、散水ノズル等の器具を接
    続するための器具側接続機構を設け、かつ、本体の他端
    に、ホースや管を接続するための流体源側接続機構を設
    け、上記器具側接続機構は、本体に回転不能に組み付け
    られた筒体を、本体の外周面に沿って軸方向にスライド
    させて、散水ノズル等の器具を本体から取り外す構成に
    した継手において、本体に組み込み、通水・止水状態を
    切換える弁機構と、筒体とは別の位置で筒体と同軸上に
    回転して弁機構を切換える操作体と、操作体あるいは筒
    体のいずれか一方に設けるとともに、操作体あるいは筒
    体のいずれか他方に隣接させて、筒体のスライドを規制
    するストッパと、操作体あるいは筒体のいずれか他方に
    形成するとともに、操作体を回転させ、止水状態に切換
    えたときのみストッパに対向し、筒体のスライドを許容
    する切欠きとを備えたことを特徴とする継手。
  2. 【請求項2】 本体は、器具側本体と流体源側本体とか
    らなり、操作体として、これら器具側本体と流体源側本
    体との間に、同軸上に配置した円柱状の回転体を設け、
    この回転体を器具側本体に対して回転自在とし、これら
    器具側本体と回転体とを相対回転させて、通水・止水状
    態を切換える構成にしたことを特徴とする請求項1に記
    載の継手。
  3. 【請求項3】 弁機構は、器具側本体内で回転体の端面
    に隣り合わせ、散水ノズル等の器具側への流体の流れを
    遮断する区画壁と、この区画壁に形成し、散水ノズル等
    の器具側への流体の流れを許容する連通孔と、回転体の
    端面に設けた閉塞部材とからなり、回転体を回転させた
    とき、閉塞部材が、連通孔に対向して塞いだり、連通孔
    の位置からずれたりする構成にしたことを特徴とする請
    求項2に記載の継手。
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