JPH11294182A - エンジン - Google Patents
エンジンInfo
- Publication number
- JPH11294182A JPH11294182A JP10092398A JP10092398A JPH11294182A JP H11294182 A JPH11294182 A JP H11294182A JP 10092398 A JP10092398 A JP 10092398A JP 10092398 A JP10092398 A JP 10092398A JP H11294182 A JPH11294182 A JP H11294182A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- intake
- reference line
- cylinder head
- cylinders
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各シリンダ毎の吸気の体積効率のバラツキを
低減して、低振動で効率的に出力を得られるエンジンを
提供する。 【解決手段】 所定の基準線Oに略平行となるように基
準線の外周に各中心線OAを設けられた複数のシリンダ
1を有するシリンダブロック2に結合したシリンダヘッ
ド3に、一端15aが燃焼室14に連通し他端15bが
シリンダヘッド3の端面3bに開口するように複数のポ
ート部15を形成し、各ポート部15と連通して吸気を
各ポート部に導く吸気導入部4をシリンダヘッド3の端
面3a側で基準線Oに沿って設ける。
低減して、低振動で効率的に出力を得られるエンジンを
提供する。 【解決手段】 所定の基準線Oに略平行となるように基
準線の外周に各中心線OAを設けられた複数のシリンダ
1を有するシリンダブロック2に結合したシリンダヘッ
ド3に、一端15aが燃焼室14に連通し他端15bが
シリンダヘッド3の端面3bに開口するように複数のポ
ート部15を形成し、各ポート部15と連通して吸気を
各ポート部に導く吸気導入部4をシリンダヘッド3の端
面3a側で基準線Oに沿って設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸気の体積効率を
高めたエンジンに関する。
高めたエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】USパテント4433596号公報に
は、中央に出力軸を配置して、この出力軸の外側に複数
のシリンダを周方向に配置し、各シリンダ内にそれぞれ
摺動自在に嵌挿したピストンを、出力軸にピストンの摺
動方向に揺動自在に支持されて傾斜して装着された連結
部材を囲むように設けた揺動部材に、それぞれピストン
ロッドを介して連結し、各シリンダ内での爆発時期を周
方向にずらして行わせることで、各ピストンの往復運動
を連結部材を介して揺動部材に伝達し、この部材を一定
範囲で傾斜旋回させることで出力軸を回転するエンジン
が提案されている。このエンジンでは、連結部材と対向
側となるシリンダの端面にシリンダヘッドが装着される
ようになっている。
は、中央に出力軸を配置して、この出力軸の外側に複数
のシリンダを周方向に配置し、各シリンダ内にそれぞれ
摺動自在に嵌挿したピストンを、出力軸にピストンの摺
動方向に揺動自在に支持されて傾斜して装着された連結
部材を囲むように設けた揺動部材に、それぞれピストン
ロッドを介して連結し、各シリンダ内での爆発時期を周
方向にずらして行わせることで、各ピストンの往復運動
を連結部材を介して揺動部材に伝達し、この部材を一定
範囲で傾斜旋回させることで出力軸を回転するエンジン
が提案されている。このエンジンでは、連結部材と対向
側となるシリンダの端面にシリンダヘッドが装着される
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した公報に記載さ
れた従来のエンジンには、吸気導入部や排気案内部につ
いて記載されていない。そこで、一般のエンジンのよう
に、シリンダヘッドの外側面からシリンダ内に吸気を導
入しようとすると、シリンダヘッドの外側面に設けられ
た吸気導入部(サージタンク)からの吸気管長が各シリ
ンダ毎に大きく異なり、各シリンダへの吸気の体積効率
が異なってしまう。このため各シリンダでの燃焼にバラ
ツキが生して、エンジンの振動が大きくなったり、効率
的にエンジン出力を得られない等のおそれがある。本発
明は、各シリンダ毎の吸気の体積効率のバラツキを低減
して、低振動で効率的に出力を得られるエンジンを提供
することを目的とする。
れた従来のエンジンには、吸気導入部や排気案内部につ
いて記載されていない。そこで、一般のエンジンのよう
に、シリンダヘッドの外側面からシリンダ内に吸気を導
入しようとすると、シリンダヘッドの外側面に設けられ
た吸気導入部(サージタンク)からの吸気管長が各シリ
ンダ毎に大きく異なり、各シリンダへの吸気の体積効率
が異なってしまう。このため各シリンダでの燃焼にバラ
ツキが生して、エンジンの振動が大きくなったり、効率
的にエンジン出力を得られない等のおそれがある。本発
明は、各シリンダ毎の吸気の体積効率のバラツキを低減
して、低振動で効率的に出力を得られるエンジンを提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1では、所定の基準線に略平行とな
り、かつその外周に各中心線を設けられた複数のシリン
ダを有するシリンダブロックに結合したシリンダヘッド
に、一端が燃焼室に連通し、他端がシリンダヘッドのシ
リンダと反対の端面に開口するように各シリンダ毎に複
数のポート部を形成し、各ポート部と連通して吸気を各
ポート部に導く吸気導入部をシリンダヘッドの端面側で
基準線に沿って設けており、吸気導入部の各ポート部へ
の長さのバラツキが低減される。
め、本発明の請求項1では、所定の基準線に略平行とな
り、かつその外周に各中心線を設けられた複数のシリン
ダを有するシリンダブロックに結合したシリンダヘッド
に、一端が燃焼室に連通し、他端がシリンダヘッドのシ
リンダと反対の端面に開口するように各シリンダ毎に複
数のポート部を形成し、各ポート部と連通して吸気を各
ポート部に導く吸気導入部をシリンダヘッドの端面側で
基準線に沿って設けており、吸気導入部の各ポート部へ
の長さのバラツキが低減される。
【0005】吸気導入部を、端面側でその一部が基準線
上に位置するように配置したり、あるいは基準線上にそ
の中心部を位置し、且つ基準線から各ポート部の他端ま
での距離を略等距離にする場合には、吸気導入部の、各
ポート部への長さが略均等になるので好ましい。また、
吸気導入部をシリンダヘッドの端面の範囲内に設ける場
合には、吸気導入部がシリンダヘッドの範囲から外方へ
飛び出さないので、省スペース化となり、吸気導入部の
各ポート部への長さのバラツキを低減しながらエンジン
の小型化を図れる。
上に位置するように配置したり、あるいは基準線上にそ
の中心部を位置し、且つ基準線から各ポート部の他端ま
での距離を略等距離にする場合には、吸気導入部の、各
ポート部への長さが略均等になるので好ましい。また、
吸気導入部をシリンダヘッドの端面の範囲内に設ける場
合には、吸気導入部がシリンダヘッドの範囲から外方へ
飛び出さないので、省スペース化となり、吸気導入部の
各ポート部への長さのバラツキを低減しながらエンジン
の小型化を図れる。
【0006】上記のシリンダヘッドに、同ヘッドの端面
と交差するシリンダヘッドの外側面に一端が開口し他端
が燃焼室に連通する複数の排気ポート部を形成し、シリ
ンダヘッドの外側面側に各排気ポート部からの排気を大
気へ排出する排気案内部を設ける場合には、吸気導入部
と排気案内部とが離れて配置されるため、排気の熱が吸
気に伝達されにくくなり、吸気の体積効率が向上する。
と交差するシリンダヘッドの外側面に一端が開口し他端
が燃焼室に連通する複数の排気ポート部を形成し、シリ
ンダヘッドの外側面側に各排気ポート部からの排気を大
気へ排出する排気案内部を設ける場合には、吸気導入部
と排気案内部とが離れて配置されるため、排気の熱が吸
気に伝達されにくくなり、吸気の体積効率が向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。
を用いて詳細に説明する。
【0008】図1に示すエンジンは、複数のシリンダ1
を有するシリンダブロック2、シリンダヘッド3、吸気
導入部4、排気案内部5、出力軸6、動弁機構8を備え
ている。出力軸6は、複数のシリンダ1にとり囲まれる
ように配置されて回転自在に支持されており、その軸中
心線を基準線Oとしている。出力軸6は、基準線Oがシ
リンダブロック2を長手方向に貫くように配置されてい
る。出力軸6は、外部出力軸7と動弁機構8とにつなが
る連結軸9上にスプライン嵌合されていて、軸線方向に
スライドし、かつ連結軸9と一体回転可能に支持されて
いる。連結軸9には、図示しないスタータモータで回転
駆動されるスタータギア33が固定されている。
を有するシリンダブロック2、シリンダヘッド3、吸気
導入部4、排気案内部5、出力軸6、動弁機構8を備え
ている。出力軸6は、複数のシリンダ1にとり囲まれる
ように配置されて回転自在に支持されており、その軸中
心線を基準線Oとしている。出力軸6は、基準線Oがシ
リンダブロック2を長手方向に貫くように配置されてい
る。出力軸6は、外部出力軸7と動弁機構8とにつなが
る連結軸9上にスプライン嵌合されていて、軸線方向に
スライドし、かつ連結軸9と一体回転可能に支持されて
いる。連結軸9には、図示しないスタータモータで回転
駆動されるスタータギア33が固定されている。
【0009】各シリンダ1は、その中心線OAが基準線
Oにそれぞれ略平行となり、図2に示すように、基準線
Oの外周に5つ設けられている。本形態でのエンジン
は、5気筒で構成されるが、発明そのものが5気筒エン
ジンに限定されるものではない。図2において、#1、
#2、#3、#4、#5はそれぞれ気筒番号を示す。
Oにそれぞれ略平行となり、図2に示すように、基準線
Oの外周に5つ設けられている。本形態でのエンジン
は、5気筒で構成されるが、発明そのものが5気筒エン
ジンに限定されるものではない。図2において、#1、
#2、#3、#4、#5はそれぞれ気筒番号を示す。
【0010】各シリンダ1には、図1に示すように、そ
れぞれピストン10が各中心線OAの軸線方向に摺動可
能に嵌挿されている。各ピストン10には、それぞれピ
ストンロッド11の一端が連結されている。ピストン1
0と対向側に位置する各ピストンロッド11の他端に
は、中空リング状の部材13が嵌合されている。この部
材13の内面には、出力軸6に向かって末広がりとなる
テーパー面13a,13bが周方向に形成されている。
れぞれピストン10が各中心線OAの軸線方向に摺動可
能に嵌挿されている。各ピストン10には、それぞれピ
ストンロッド11の一端が連結されている。ピストン1
0と対向側に位置する各ピストンロッド11の他端に
は、中空リング状の部材13が嵌合されている。この部
材13の内面には、出力軸6に向かって末広がりとなる
テーパー面13a,13bが周方向に形成されている。
【0011】出力軸6の略中央には、連結部材となるリ
ング状のハブ25が基準線Oに対して略直交する方向か
ら出力軸6に挿入されるピン26によってピストン10
の摺動方向に揺動自在に支持されている。このピン26
の中心は、基準線O上に配置されている。
ング状のハブ25が基準線Oに対して略直交する方向か
ら出力軸6に挿入されるピン26によってピストン10
の摺動方向に揺動自在に支持されている。このピン26
の中心は、基準線O上に配置されている。
【0012】ハブ25の外周面には、揺動部材となるリ
ング状の揺動板27が、同外周面から放射方向に突出す
るように装着されている。揺動板27の外周部27a
は、部材13の内部に遊嵌されている。つまり、揺動板
27は、基準線Oに対してピン26の中心を通る中心線
Pを傾斜させて、部材13、ピストンロッド11を介し
て各ピストン10に連結されている。揺動板27は、ピ
ストン10の下死点への移動時にテーパー面13bで押
され、ピストン10の上死点への移動時にテーパー面1
3aで押されるようになっている。
ング状の揺動板27が、同外周面から放射方向に突出す
るように装着されている。揺動板27の外周部27a
は、部材13の内部に遊嵌されている。つまり、揺動板
27は、基準線Oに対してピン26の中心を通る中心線
Pを傾斜させて、部材13、ピストンロッド11を介し
て各ピストン10に連結されている。揺動板27は、ピ
ストン10の下死点への移動時にテーパー面13bで押
され、ピストン10の上死点への移動時にテーパー面1
3aで押されるようになっている。
【0013】ハブ25には、リンクレバー28の一端が
ピン結合されている。リンクレバー28の他端は、出力
軸6と相対回転するホルダー29に設けた回動軸30に
固定されている。回動軸30は、図示しない駆動機構と
連結されていて、リンクレバー28を適時回動してハブ
25の揺動範囲、すなわち、中心線Pの傾斜角を調整す
るようになっている。このため、このエンジンでは、リ
ンクレバー28を図1の状態から時計回り方向に回動す
ると、ハブ25を介して出力軸6が連結軸9上を左方に
移動して、図3に示すように傾斜板27の中心線Pの傾
斜角を起こしてピストン10のストロークを可変するよ
うになっている。このように本形態では、ピストン10
のストロークを可変する機構を備えているが、この機構
は必ずしも備える必要はない。図1において、基準線O
よりも上方に配置されたピストン10の位置が最大下死
点位置を指し、基準線Oよりも下方に配置されたピスト
ン10の位置が上死点位置を指し、図3において、基準
線Oよりも上方に配置されたピストン10の位置が最小
下死点位置を指す。
ピン結合されている。リンクレバー28の他端は、出力
軸6と相対回転するホルダー29に設けた回動軸30に
固定されている。回動軸30は、図示しない駆動機構と
連結されていて、リンクレバー28を適時回動してハブ
25の揺動範囲、すなわち、中心線Pの傾斜角を調整す
るようになっている。このため、このエンジンでは、リ
ンクレバー28を図1の状態から時計回り方向に回動す
ると、ハブ25を介して出力軸6が連結軸9上を左方に
移動して、図3に示すように傾斜板27の中心線Pの傾
斜角を起こしてピストン10のストロークを可変するよ
うになっている。このように本形態では、ピストン10
のストロークを可変する機構を備えているが、この機構
は必ずしも備える必要はない。図1において、基準線O
よりも上方に配置されたピストン10の位置が最大下死
点位置を指し、基準線Oよりも下方に配置されたピスト
ン10の位置が上死点位置を指し、図3において、基準
線Oよりも上方に配置されたピストン10の位置が最小
下死点位置を指す。
【0014】シリンダヘッド3は、シリンダ1が開口さ
れたシリンダブロック2の端面2aに、周知のガスケッ
トを介して図示しないボルト等の締結部材により密着さ
れている。このシリンダヘッド3の、各シリンダ1と対
向する接合端面3aには、各ピストン10の上面10a
と各シリンダ1の内周面1aと相まって燃焼室14がそ
れぞれ形成されている。各燃焼室14には、図示しない
点火手段となる点火プラグが、シリンダヘッド3に装着
されて臨んでおり、図示しない制御手段からの信号によ
って所定の点火順序で点火されるようになっている。本
形態において所定の点火順序とは、気筒#1、#3、#
5、#2、#4の順での点火をいう。燃焼室14には、
点火順序に対応して駆動される図示しない燃料噴射弁が
それぞれ臨んでいて、適時最適な燃料が噴射されるよう
になっている。
れたシリンダブロック2の端面2aに、周知のガスケッ
トを介して図示しないボルト等の締結部材により密着さ
れている。このシリンダヘッド3の、各シリンダ1と対
向する接合端面3aには、各ピストン10の上面10a
と各シリンダ1の内周面1aと相まって燃焼室14がそ
れぞれ形成されている。各燃焼室14には、図示しない
点火手段となる点火プラグが、シリンダヘッド3に装着
されて臨んでおり、図示しない制御手段からの信号によ
って所定の点火順序で点火されるようになっている。本
形態において所定の点火順序とは、気筒#1、#3、#
5、#2、#4の順での点火をいう。燃焼室14には、
点火順序に対応して駆動される図示しない燃料噴射弁が
それぞれ臨んでいて、適時最適な燃料が噴射されるよう
になっている。
【0015】シリンダヘッド3には、複数の吸気ポート
部15と複数の排気ポート部16がそれぞれ設けられて
いる。吸気ポート部15は1気筒当り2本設けられ、排
気ポート部16は1気筒当り1本設けられている。各気
筒に対応する吸気ポート部15は、その一端15aが各
燃焼室14に連通するとともに、その他端15bがシリ
ンダ1と反対側に位置するシリンダヘッド3の端面3b
に開口するように、シリンダヘッド3に、基準線Oの軸
線方向に貫通してそれぞれ形成されている。各吸気ポー
ト部15は、各燃焼室14へ導入する吸気が燃焼室14
内で順タンブル流Fを発生させるように形成されてい
る。各吸気ポート部15は、中心線OAよりも基準線O
側に配置され、基準線Oを中心として対称的にそれぞれ
形成されており、その流路長や容量を略同一とされてい
る。他端15bの開口位置は、端面3b上において基準
線Oを中心とした同心円上に配置されている。
部15と複数の排気ポート部16がそれぞれ設けられて
いる。吸気ポート部15は1気筒当り2本設けられ、排
気ポート部16は1気筒当り1本設けられている。各気
筒に対応する吸気ポート部15は、その一端15aが各
燃焼室14に連通するとともに、その他端15bがシリ
ンダ1と反対側に位置するシリンダヘッド3の端面3b
に開口するように、シリンダヘッド3に、基準線Oの軸
線方向に貫通してそれぞれ形成されている。各吸気ポー
ト部15は、各燃焼室14へ導入する吸気が燃焼室14
内で順タンブル流Fを発生させるように形成されてい
る。各吸気ポート部15は、中心線OAよりも基準線O
側に配置され、基準線Oを中心として対称的にそれぞれ
形成されており、その流路長や容量を略同一とされてい
る。他端15bの開口位置は、端面3b上において基準
線Oを中心とした同心円上に配置されている。
【0016】各気筒に対応する排気ポート部16は、そ
の一端16aが各燃焼室14に連通するとともに、その
他端16bが端面3bと交差する方向に位置するシリン
ダヘッド3の外周面3cにそれぞれ開口するようにシリ
ンダヘッド3に形成されている。すなわち、各排気ポー
ト部16は、基準線Oと略直交するように形成されてお
り、各吸気ポート部15と充分な間隔を持って形成され
ている。
の一端16aが各燃焼室14に連通するとともに、その
他端16bが端面3bと交差する方向に位置するシリン
ダヘッド3の外周面3cにそれぞれ開口するようにシリ
ンダヘッド3に形成されている。すなわち、各排気ポー
ト部16は、基準線Oと略直交するように形成されてお
り、各吸気ポート部15と充分な間隔を持って形成され
ている。
【0017】動弁機構8は、各吸気ポート部15に挿入
配置されて各吸気ポート部15の一端15aを開閉する
吸気弁17と、各排気ポート部16に挿入配置されて、
各排気ポート部16の一端16aを開閉する排気弁18
と、ロッカアーム21,22とを複数備えるとともに、
吸気用カム板19及び排気用カム板20をそれぞれ備え
ている。
配置されて各吸気ポート部15の一端15aを開閉する
吸気弁17と、各排気ポート部16に挿入配置されて、
各排気ポート部16の一端16aを開閉する排気弁18
と、ロッカアーム21,22とを複数備えるとともに、
吸気用カム板19及び排気用カム板20をそれぞれ備え
ている。
【0018】吸気用カム板19は、連結軸9に装着され
ていて、同カム板19と各ロッカアーム21との間に配
置される各カムフォロワ23を介して各ロッカアーム2
1と接続しており、吸気弁17を点火順序に対応する気
筒の順で開閉するカムプロフィールを備えている。
ていて、同カム板19と各ロッカアーム21との間に配
置される各カムフォロワ23を介して各ロッカアーム2
1と接続しており、吸気弁17を点火順序に対応する気
筒の順で開閉するカムプロフィールを備えている。
【0019】排気用カム板20は、連結軸9に装着され
ており、同カム板20と各ロッカアーム22との間に配
置される各カムフォロワ24を介して各ロッカアーム2
2と接続しており、排気弁18を点火順序に対応する気
筒の順に対応させて開閉するカムプロフィールをえてい
る。
ており、同カム板20と各ロッカアーム22との間に配
置される各カムフォロワ24を介して各ロッカアーム2
2と接続しており、排気弁18を点火順序に対応する気
筒の順に対応させて開閉するカムプロフィールをえてい
る。
【0020】各ロッカアーム21は、一端をカムフォロ
ワ23に当接し、他端を吸気弁17の先端の近傍に位置
するようにシリンダヘッド3に回動自在に設けられてお
り、吸気用カム板19が回転すると、カムフォロワ23
で開弁方向に回動されるように構成されている。各ロッ
カアーム22は、一端をカムフォロワ24を当接し、他
端を排気弁18の先端の近傍に位置するようにシリンダ
ヘッド3に回動自在に設けられており、排気用カム板2
0が回転すると、カムフォロワ24により開弁方向に回
動されるように構成されている。各吸気弁17及び各排
気弁18には、図示しないバルブスプリングがそれぞれ
介装されており、各弁を閉弁方向に付勢している。
ワ23に当接し、他端を吸気弁17の先端の近傍に位置
するようにシリンダヘッド3に回動自在に設けられてお
り、吸気用カム板19が回転すると、カムフォロワ23
で開弁方向に回動されるように構成されている。各ロッ
カアーム22は、一端をカムフォロワ24を当接し、他
端を排気弁18の先端の近傍に位置するようにシリンダ
ヘッド3に回動自在に設けられており、排気用カム板2
0が回転すると、カムフォロワ24により開弁方向に回
動されるように構成されている。各吸気弁17及び各排
気弁18には、図示しないバルブスプリングがそれぞれ
介装されており、各弁を閉弁方向に付勢している。
【0021】吸気導入部4は、ボルト等からなる複数の
締結部材31によってその台座部32を端面3bに締結
することでシリンダヘッド3に着脱可能に装着されてい
る。吸気導入部4は、図示しないエアクリーナ等を介し
て大気と連通する開口部4aと、端面3bに開口された
吸気ポート部15の他端15bにそれぞれ連結する複数
の吸気管4cと、開口部4と各吸気管4cとを連通する
集合部4bとを備えている。開口部4aは、基準線Oの
軸線方向に円形に開口されていて、集合部4bは、開口
部4aと同軸となる外側面4eが十角形の筒状に形成さ
れている。吸気導入部4は、開口部4a及び集合部4b
の中心が略基準線O上に位置するように端面3bに装着
されている。各吸気管4cは、外側面4eから各他端1
5bとつながる先端部4dまでの距離が、それぞれ等距
離となるように基準線Oに沿って形成されている。各吸
気管4cの容積は略同一とされている。また、吸気導入
部4は、端面3bの面積内に収まる大きさにその外観形
状を形成されている。
締結部材31によってその台座部32を端面3bに締結
することでシリンダヘッド3に着脱可能に装着されてい
る。吸気導入部4は、図示しないエアクリーナ等を介し
て大気と連通する開口部4aと、端面3bに開口された
吸気ポート部15の他端15bにそれぞれ連結する複数
の吸気管4cと、開口部4と各吸気管4cとを連通する
集合部4bとを備えている。開口部4aは、基準線Oの
軸線方向に円形に開口されていて、集合部4bは、開口
部4aと同軸となる外側面4eが十角形の筒状に形成さ
れている。吸気導入部4は、開口部4a及び集合部4b
の中心が略基準線O上に位置するように端面3bに装着
されている。各吸気管4cは、外側面4eから各他端1
5bとつながる先端部4dまでの距離が、それぞれ等距
離となるように基準線Oに沿って形成されている。各吸
気管4cの容積は略同一とされている。また、吸気導入
部4は、端面3bの面積内に収まる大きさにその外観形
状を形成されている。
【0022】排気案内部5は、図2に示すように、シリ
ンダヘッド3の外側面形状に倣うように形成されて外周
面3c側の外側に配置されており、吸気導入部4と離れ
て設けられている。排気案内部5は、各排気ポート部1
6と他端16bを介して連通している。排気案内部5に
は、図示しない排気浄化装置を介して大気とつながる排
気通路5aが形成されており、各燃焼室14から排出さ
れる排気を図示しない排気浄化装置まで案内している。
ンダヘッド3の外側面形状に倣うように形成されて外周
面3c側の外側に配置されており、吸気導入部4と離れ
て設けられている。排気案内部5は、各排気ポート部1
6と他端16bを介して連通している。排気案内部5に
は、図示しない排気浄化装置を介して大気とつながる排
気通路5aが形成されており、各燃焼室14から排出さ
れる排気を図示しない排気浄化装置まで案内している。
【0023】このように構成されたエンジンの動作につ
いて説明する。スタータギア33が図示しないスタータ
モータで駆動されて連結軸9が回転すると出力軸6が一
緒に回転する。これに伴い動弁機構8が駆動され、かつ
点火や燃料噴射も気筒#1、#3、#5、#2、#4の
順で行われ、各気筒に対応する吸気弁17及び排気弁1
8が開閉して、気筒#1、#3、#5、#2、#4の各
燃焼室14で爆発工程が生じる。これにより、各ピスト
ン10が往復運動されて、各ピストン10にピストンロ
ッド11を介して連結された傾斜板27がピン26を中
心にして一定範囲で傾斜旋回されて出力軸6が回転す
る。
いて説明する。スタータギア33が図示しないスタータ
モータで駆動されて連結軸9が回転すると出力軸6が一
緒に回転する。これに伴い動弁機構8が駆動され、かつ
点火や燃料噴射も気筒#1、#3、#5、#2、#4の
順で行われ、各気筒に対応する吸気弁17及び排気弁1
8が開閉して、気筒#1、#3、#5、#2、#4の各
燃焼室14で爆発工程が生じる。これにより、各ピスト
ン10が往復運動されて、各ピストン10にピストンロ
ッド11を介して連結された傾斜板27がピン26を中
心にして一定範囲で傾斜旋回されて出力軸6が回転す
る。
【0024】この時、各吸気管4cは、集合部4bの外
側面4eから先端部4dまでの距離がそれぞれ等距離と
なるように形成され、かつその容積も略同一とされてい
るので、各吸気管4cから各吸気ポート部15へ導入さ
れる吸気の体積効率のバラツキがなくなる。このため、
各気筒毎の燃焼のバラツキが低減されて、低振動で効率
的にエンジン出力を得られる。また、排気案内部5が吸
気導入部4と離れて設けられているので、各吸気管4c
から各吸気ポート部15に導入される吸気が、各排気ポ
ート部16から排気案内部5に排出される排気の熱の影
響を受けにくくなり、各気筒に対する吸気の体積効率が
向上する。さらに、吸気導入部4は、端面3bの面積内
に収まる大きさにその外観形状を形成されているので、
シリンダヘッド3の端面3bから外側へ突出しないの
で、エンジンの径方向への小型化を図れる。
側面4eから先端部4dまでの距離がそれぞれ等距離と
なるように形成され、かつその容積も略同一とされてい
るので、各吸気管4cから各吸気ポート部15へ導入さ
れる吸気の体積効率のバラツキがなくなる。このため、
各気筒毎の燃焼のバラツキが低減されて、低振動で効率
的にエンジン出力を得られる。また、排気案内部5が吸
気導入部4と離れて設けられているので、各吸気管4c
から各吸気ポート部15に導入される吸気が、各排気ポ
ート部16から排気案内部5に排出される排気の熱の影
響を受けにくくなり、各気筒に対する吸気の体積効率が
向上する。さらに、吸気導入部4は、端面3bの面積内
に収まる大きさにその外観形状を形成されているので、
シリンダヘッド3の端面3bから外側へ突出しないの
で、エンジンの径方向への小型化を図れる。
【0025】図1乃至図3に示すエンジンでは、各シリ
ンダ1内で順タンブル流を発生させる複数の吸気ポート
部15に対応する吸気導入部4としているが、これに限
定されるものではない。例えば、図4に示すように、ピ
ストン10の上面10aに湾曲部10bを形成し、各シ
リンダ1内で破線で示すような逆タンブル流Gを発生さ
せるような複数の吸気ポート部150を、シリンダヘッ
ド3を基準線Oの軸線方向に貫通するようにシリンダヘ
ッド3に形成し、この吸気ポート部150のシリンダヘ
ッド3の端面3b側に開口した他端150bに、各吸気
管4cの先端部4dを連通するように構成しても良い。
この場合でも、各吸気ポート部150の一端150a
は、燃焼室14に連通するようにシリンダヘッド3の接
合端面3aに開口し、他端150bの開口位置を、端面
3b上において基準線Oを中心とした同心円上に配置す
る。そして、図示しない燃料噴射弁や点火プラグや制御
手段等の構成は、本願出願人が提案している実開平2−
20778号や特開平6−81651号等を用いること
で、筒内噴射ガソリンエンジンにも適用できる。
ンダ1内で順タンブル流を発生させる複数の吸気ポート
部15に対応する吸気導入部4としているが、これに限
定されるものではない。例えば、図4に示すように、ピ
ストン10の上面10aに湾曲部10bを形成し、各シ
リンダ1内で破線で示すような逆タンブル流Gを発生さ
せるような複数の吸気ポート部150を、シリンダヘッ
ド3を基準線Oの軸線方向に貫通するようにシリンダヘ
ッド3に形成し、この吸気ポート部150のシリンダヘ
ッド3の端面3b側に開口した他端150bに、各吸気
管4cの先端部4dを連通するように構成しても良い。
この場合でも、各吸気ポート部150の一端150a
は、燃焼室14に連通するようにシリンダヘッド3の接
合端面3aに開口し、他端150bの開口位置を、端面
3b上において基準線Oを中心とした同心円上に配置す
る。そして、図示しない燃料噴射弁や点火プラグや制御
手段等の構成は、本願出願人が提案している実開平2−
20778号や特開平6−81651号等を用いること
で、筒内噴射ガソリンエンジンにも適用できる。
【0026】この場合においても、各吸気管4cは、集
合部4bの外周面4eから先端部4dまでの距離を、そ
れぞれ等距離となるように形成し、かつ各容積も略同一
とすることで、各吸気管4cから各吸気ポート部150
へ導入される吸気の体積効率のバラツキがなくなる。こ
のため、各気筒毎の燃焼のバラツキが低減されて、低振
動で効率的にエンジン出力を得られる。特に、燃料を直
接各気筒内に噴射する筒内噴射ガソリンエンジンでは、
気筒内で燃料の希薄領域を形成するため、吸気の体積効
率が安定することは、良好な燃焼を行うことを助け、燃
費の向上にもつながる。さらに、排気案内部5を吸気導
入部4と離れて設けることで、各吸気管4cから各吸気
ポート部150に導入される吸気が、各排気ポート部1
6から排気案内部5に排出される排気の熱の影響を受け
にくくなり、各気筒に対する吸気の体積効率がより一層
向上することになる。
合部4bの外周面4eから先端部4dまでの距離を、そ
れぞれ等距離となるように形成し、かつ各容積も略同一
とすることで、各吸気管4cから各吸気ポート部150
へ導入される吸気の体積効率のバラツキがなくなる。こ
のため、各気筒毎の燃焼のバラツキが低減されて、低振
動で効率的にエンジン出力を得られる。特に、燃料を直
接各気筒内に噴射する筒内噴射ガソリンエンジンでは、
気筒内で燃料の希薄領域を形成するため、吸気の体積効
率が安定することは、良好な燃焼を行うことを助け、燃
費の向上にもつながる。さらに、排気案内部5を吸気導
入部4と離れて設けることで、各吸気管4cから各吸気
ポート部150に導入される吸気が、各排気ポート部1
6から排気案内部5に排出される排気の熱の影響を受け
にくくなり、各気筒に対する吸気の体積効率がより一層
向上することになる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、吸気導入部の各ポート
部への長さのバラツキが低減され、各吸気導入部から各
ポート部へ導入される吸気のバラツキが極めて少なくな
り、全体的に吸気の体積効率が向上する。このため、各
シリンダ毎の燃焼のバラツキが低減されて、低振動で効
率的にエンジン出力を得ることができる。
部への長さのバラツキが低減され、各吸気導入部から各
ポート部へ導入される吸気のバラツキが極めて少なくな
り、全体的に吸気の体積効率が向上する。このため、各
シリンダ毎の燃焼のバラツキが低減されて、低振動で効
率的にエンジン出力を得ることができる。
【図1】本発明の実施の形態を示すエンジンの断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施の形態を示すエンジンの平面図で
ある。
ある。
【図3】図1に示すエンジンの最小ストローク時の状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】本発明の別な実施の形態を示すエンジンの断面
図である。
図である。
【符号の説明】 1 シリンダ 2 シリンダブロック 3 シリンダヘッド 3b シリンダヘッドの端面 4 吸気導入部 10 ピストン 14 燃焼室 15,150 ポート部 15a,150 ポート部の一端 15b,150b ポート部の他端 O 所定の基準線 OA 中心線
Claims (1)
- 【請求項1】それぞれの中心線が所定の基準線に略平行
となるように該基準線の外周に設けられた複数のシリン
ダを有するシリンダブロックと、 上記複数のシリンダにそれぞれ嵌挿される複数のピスト
ンと、 上記シリンダブロックに結合され、上記各シリンダと上
記各ピストンとともに複数の燃焼室を形成するシリンダ
ヘッドと、 一端が上記燃焼室に連通するとともに、他端が上記シリ
ンダヘッドの、上記シリンダと反対側に位置する端面に
開口するように上記各シリンダ毎に上記シリンダヘッド
内に形成された複数のポート部と、 上記基準線に沿うように上記端面側に設けられ、上記各
ポート部と連通して吸気を各ポート部に導く吸気導入部
とを有することを特徴とするエンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10092398A JP3409687B2 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10092398A JP3409687B2 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | エンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11294182A true JPH11294182A (ja) | 1999-10-26 |
JP3409687B2 JP3409687B2 (ja) | 2003-05-26 |
Family
ID=14286878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10092398A Expired - Fee Related JP3409687B2 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3409687B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003069125A1 (fr) * | 2002-02-13 | 2003-08-21 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Machine a detente |
EP1896700A2 (en) * | 2005-06-23 | 2008-03-12 | Thomas Engine Company, LLC | Compact valve actuation mechanism for barrel internal combustion engines |
JP2009527678A (ja) * | 2006-02-17 | 2009-07-30 | トーマス エンジン カンパニー リミテッド ライアビリティ カンパニー | バレルエンジンブロック組立体 |
-
1998
- 1998-04-13 JP JP10092398A patent/JP3409687B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003069125A1 (fr) * | 2002-02-13 | 2003-08-21 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Machine a detente |
EP1896700A2 (en) * | 2005-06-23 | 2008-03-12 | Thomas Engine Company, LLC | Compact valve actuation mechanism for barrel internal combustion engines |
EP1896700A4 (en) * | 2005-06-23 | 2010-08-25 | Thomas Engine Co Llc | OPERATING MECHANISM OF A COMPACT VALVE FOR CYLINDER COMBUSTION ENGINES |
US8079336B2 (en) | 2005-06-23 | 2011-12-20 | Thomas Engine Company, Llc | Compact valve actuation mechanism for barrel internal combustion engines |
JP2009527678A (ja) * | 2006-02-17 | 2009-07-30 | トーマス エンジン カンパニー リミテッド ライアビリティ カンパニー | バレルエンジンブロック組立体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3409687B2 (ja) | 2003-05-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030218 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |