JPH11290790A - 清掃具 - Google Patents

清掃具

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JPH11290790A
JPH11290790A JP10100760A JP10076098A JPH11290790A JP H11290790 A JPH11290790 A JP H11290790A JP 10100760 A JP10100760 A JP 10100760A JP 10076098 A JP10076098 A JP 10076098A JP H11290790 A JPH11290790 A JP H11290790A
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JP
Japan
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fluorescent lamp
cleaning tool
fluorescent
discharge tube
cleaning
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JP10100760A
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English (en)
Inventor
Yukitaka Narutomi
幸隆 成富
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KAJIMA KUMIKO
NARUTOMI SHIGEKI
Original Assignee
KAJIMA KUMIKO
NARUTOMI SHIGEKI
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラス窓、壁面、蛍光放電管等を必要時即座に
清掃することが出来る清掃具を提供する。 【解決手段】微多孔膜からなる吸水性のウエッブ2に水
タンク3から常に水を供給する。吸水性のウエッブ部を
環状にし、ウエッブおよび水タンクを一体のケースに収
納することにより、あるいは蛍光放電管の外径より幾分
小さい孔をウエッブを貫通するよう設け、ケースに収納
することにより蛍光放電管の清掃に適した蛍光灯清掃具
を得ることが出来る。また、蛍光灯清掃具に反射面を設
けておけば、蛍光放電管の横方向からの反射が可能とな
るし、また蛍光灯清掃具に蓄光面を設けておくことによ
り、蛍光灯消灯時にも微照明を行うことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス、蛍光灯な
ど種々の被清掃体を清掃する際に用いることができる清
掃具および蛍光灯を清掃するための蛍光灯清掃具に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、家庭、事務所、
商店、工場、学校等においては、室内への採光のため窓
ガラスを取り付け、また照明のために蛍光灯が多数用い
られている。これら窓ガラスや照明装置である蛍光灯の
放電管表面、蛍光灯の天板(反射板)などには埃やタバ
コの脂等の汚れが付着し、この汚れにより窓ガラスにお
いては透過光量が減少するとともに見栄えが悪くなると
か、また蛍光灯にあっては照射光量が減少することは広
く知られている。この汚れを取るため、濡れ雑巾などに
よりガラス表面、蛍光放電管表面などを拭くことが行わ
れている。しかし、清掃に当たっては、バケツに水を汲
んだり、雑巾を用意したりする煩わしさがあり、またこ
れらがすぐに用意出来ない場合もあるため、思い立った
ときにすぐに窓ガラス、蛍光灯などの清掃を行うことが
できないことが多い。また特に蛍光灯の場合には、蛍光
灯自体が通常人の手が届かない高所に取り付けられてい
ることが多く、頻繁に蛍光灯の蛍光放電管あるいは反射
板である天板表面を拭くというわけにはいかない。更
に、蛍光灯の蛍光放電管表面や天板あるいは反射板表面
を拭く際には、蛍光放電管を照明器具から外すことが必
要なため、室内の床の清掃のように簡単に行うことがで
きないのが現状である。また、現在蛍光灯の天板あるい
は反射板として、乳白色の反射板が用いられているが、
反射光量が十分とはいえないので、更に蛍光放電管から
の反射光量の増大した照明器具が求められている。
【0003】本発明は、このような現状にかんがみ、窓
ガラス、蛍光灯などを清掃する場合に、従来のように清
掃用具を準備したり、雑巾を濡らすような手間を必要と
しない簡易な清掃具を提供することを第1の目的とする
ものである。
【0004】また、本発明は、蛍光灯の蛍光放電管表面
の清掃を簡単に毎日でも行うことができ、これにより該
管表面に付着した埃等の汚れを日頃から適宜除去して表
面を常に新品同様な状態とすることにより照明光量の低
下を防止する蛍光灯清掃具を提供することを第2の目的
とするものである。
【0005】また、本発明は、蛍光放電管から発せられ
た光を天板とは別の反射部材により反射させて、更に反
射光量を増加させ、より明るい照明を得ることのできる
蛍光灯照明装置を提供することを第3の目的とするもの
である。
【0006】また、本発明は、蛍光灯を消灯した際にも
ある程度の明るさの光が発光される照明装置を提供する
ことを第4の目的とするものである。
【0007】また、本発明は、蛍光灯の蛍光放電管の清
掃とともに、蛍光放電管が取り付けられている蛍光灯の
天板あるいはフードをも清掃し、天板からの反射光量を
増大するあるいはフードの透過光量を増すことのできる
蛍光灯清掃具を提供することを第5の目的とするもので
ある。
【0008】また、本発明は、蛍光放電管の清掃をより
安全に行なうための補助部材を提供することを第6の目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成すべく鋭意検討した結果、保湿体と水タンク部から
なる清掃具を用い、かつ水タンク部から常に毛細管現象
により水を保湿体に供給することにより上記第1の目的
を達成することができること、また蛍光灯の放電管に嵌
挿せしめることができ、かつ蛍光灯の放電管表面と接
し、水を含む保湿体を有する清掃具を用いることにより
上記第2の目的を達成することができること、更に蛍光
灯清掃具に反射機能を付与することにより上記第3の目
的を達成することができ、蛍光灯の清掃具に天板清掃手
段を更に設けることにより上記第4の目的を達成するこ
とができ、蛍光灯清掃具に蓄光機能を付与せしめること
により上記第5の目的を達成することができ、蛍光放電
管の口金部および蛍光灯のソケット部を覆う絶縁性の補
助部材を蛍光放電管の口金部に取り付けることにより上
記第6の目的を達成することができることを見いだし
て、本発明をなしたものである。
【0010】即ち、本第1の発明は、保湿体と水タンク
部からなり、保湿体に水タンク部から常に毛細管現象に
より水が供給されるようにした清掃具である。
【0011】本第2の発明は、(イ)蛍光灯の蛍光放電
管に移動可能に取り付けられ、蛍光放電管挿通孔に保湿
体が設けられた蛍光放電管清掃体と、(ロ)前記蛍光放
電管清掃体を収納する蛍光放電管清掃体収納部、該収納
部において蛍光放電管清掃体に水を供給するための給水
部材および水タンク部を有する清掃具本体からなる蛍光
灯清掃具である。
【0012】本第3の発明は、蛍光放電管の管外径より
やや大きい内径を有する円筒状部材、この円筒状部材の
内周表面上に設けられ、蛍光放電管表面と接触可能な保
湿体層、水タンク部および水タンク部から毛細管現象に
より保湿体層に水を供給する給水部材を有する蛍光灯清
掃具である。
【0013】本第4の発明は、蛍光放電管の管外径にほ
ぼ対応する大きさの孔を有する保湿体および該保湿体を
収納することができ、且つ保湿体の孔に対応する部分に
蛍光放電管を貫通させることができる孔を有する保湿体
ケースからなる蛍光灯清掃具である。
【0014】本第5の発明は、上記第2〜4の発明の蛍
光灯清掃具において、蛍光清掃具に反射面が設けられて
いることを特徴とする蛍光灯清掃具である。
【0015】本第6の発明は、上記第2〜5の発明の蛍
光灯清掃具において、蛍光灯清掃具に蓄光材面が設けら
れていることを特徴とする蛍光灯清掃具である。
【0016】本第7の発明は、上記第2〜6の発明の蛍
光灯清掃具において、蛍光灯清掃具に蛍光灯の天板また
はフード清掃するための清掃部材が更に設けられている
ことを特徴とする蛍光灯清掃具である。
【0017】本第8の発明は、上記2〜7の発明の蛍光
灯清掃具において、清掃具を移動させるための移動補助
手段が設けられていることを特徴とする蛍光灯清掃具で
ある。
【0018】本第9の発明は、上記第2〜8の発明の蛍
光灯清掃具において、2以上の蛍光灯清掃具の移動体が
互いに一体で移動できるよう連結されていることを特徴
とする蛍光灯清掃具である。
【0019】本第10の発明は、上記2〜9の発明にお
いて、水タンク部に外部より水を補給する水補給部材が
設けられたことを特徴とする蛍光灯清掃具である。
【0020】本第11の発明は、上記2〜10の発明の
蛍光灯清掃具において、水タンク部が着脱可能とされて
いることを特徴とする蛍光灯清掃具である。
【0021】本第12の発明は、絶縁性材料で形成さ
れ、円筒状で、その端部が垂直鍔状に立設された、蛍光
放電管の端部金属キャップ部に嵌合可能な蛍光灯清掃装
置補助部材である。
【0022】
【作用】本第1の発明の清掃具は、毛細管現象により清
掃具の水タンク部から保湿体に適宜の量の清掃用の水が
常時給水されており、これにより保湿体が常に保水され
た状態とされているため、雑巾等の清掃部材を水で濡ら
す手間を要せず、必要なとき何時でも保湿体で被清掃体
を拭くことにより、簡単に汚れを除去することができ
る。また、本第2の発明の蛍光灯清掃具は、蛍光放電管
清掃体が本体に収納されている間に該保湿体に水が補給
され、蛍光放電管清掃体の移動のみにより清掃を行うこ
とができるため、清掃のために移動する部材そのものが
小さくでき、したがって小エネルギーで放電管表面の清
掃を行うことができるとともに、長期にわたり蛍光灯の
管表面を清掃することが可能である。また、本第3の発
明の蛍光灯清掃具は、水タンクを蛍光放電管表面を清掃
する保湿体とともに移動させるため、第2の発明の清掃
具の清掃体を移動させる際に必要とされる力以上の力が
要されるものの、清掃体と本体とが一体とすることによ
り清掃具全体の大きさは小さくすることができるととも
に、部品点数が少ないため製造が簡単でコストも低く抑
えることがことが可能である。本第4の発明では基本的
には保湿体をケース内部に配置するのみであるから、第
3の発明に比べて更に蛍光灯清掃具の構造を簡易なもの
とすることができ、軽量且つ薄型の蛍光灯清掃具とする
ことができる。また蛍光灯清掃具に反射面を設けておく
と、蛍光灯の横方向に発せられる光を反射し、有効に照
明に利用することができるし、蓄光材面を設けておくと
蛍光灯を消灯したとき、あるいは停電となったときにも
微照明が行われるため一気に真っ暗となることがなく、
その後の移動を安全に行うことができる。また、これら
蛍光灯清掃体に天板あるいはフード清掃部材を併せ設け
ておけば、蛍光灯の管表面を清掃する際に同時に反射板
あるいはフードをも清掃することができ、反射光量ある
いはフードの透過光量の増大を図ることができる。更
に、清掃具を移動させるために紐などの移動補助手段を
清掃具の移動体部材に取り付けておくことにより、手が
届かない場所に蛍光灯清掃具が取り付けられている場合
にも、移動補助手段に力を加えることにより簡単に清掃
具を移動せしめることができるし、複数の蛍光放電管に
清掃具が取り付けられる場合にこれら複数の清掃具を移
動補助手段により一体に移動できるよう構成しておけ
ば、一回の動作により複数の蛍光灯の清掃を行うことが
できる。本発明の蛍光灯清掃具では、清掃動作により水
が消費されるため、ある程度の回数清掃を行うと水タン
ク部の水がなくなるが、そのとき水タンク部を着脱自在
としておけば水タンク部への水の補給を簡単に行うこと
ができ、また補助タンク等の外部より水を補給する水補
給部材を更に設けておけば、利用できる水の量が増え、
清掃回数の増大を図ることができる。また、蛍光灯の端
部に絶縁性の補助部材を設けて、コンセント部或いは電
極に保湿体からの水が誤って付着しないようにしておく
ことにより、安全性が一層はかられる。
【0023】
【実施例】以下、図を参照しつつ本発明を更に詳細に説
明するが、本発明がこれら図に示された具体例に限定さ
れるものではない。
【0024】まず、図1および図2を参照しつつ、本第
1の発明の清掃具の一実施例を説明する。図1は、清掃
体2および水タンク部3からなる本第1の発明の清掃具
1の一実施例の外観斜視図であり、図2は図1のX−X
断面図である。清掃体2は、長方形状の芯材4およびこ
の芯材を覆う保湿体5で構成され、保湿体5は芯材4に
接着剤などにより接着、固定されている。清掃体2の下
部は、内部に水7を有するタンク6に差し込まれ、ビ
ス、鳩目、ボルト−ナット、スナップ状の固着手段など
の固設部材8によりタンクに固設されている。このと
き、ビス、ボルトなどが差し込まれる場所のタンク開口
端、保湿体、芯材に予め適宜孔を開けておくと容易に清
掃体をタンク開口端に取り付けることができる。清掃体
2のタンク6への取り付けは、例えばタンク6の清掃体
挿入用開口部9の押圧力により清掃体が水タンク部から
使用時分離されなければ、ビス等により固設する必用は
必ずしも無い。また、清掃体2をタンク6に取り付ける
場合、タンク6の清掃体挿入用開口部9と清掃体2とは
水密状態となっていても、水密状になってなくても良い
が、水密状となっていると、清掃具を例えば横倒しとし
て使用する場合にも水タンク部からの水漏れがないた
め、水密状態としておくことが好ましい。タンクの清掃
体挿入用開口部の水密性を確保するために、タンクの清
掃体挿入開口部9にクッション材10などを適宜設ける
こともできる。
【0025】一方、清掃体2への水の供給は、毛細管現
象を利用して行われる。このため保湿体は、親水性プラ
スチックの微細連通多孔体など毛細管現象により水を供
給することができるものが用いられる。図2では保湿体
を直接タンク内の水に浸すように構成されているが、こ
のように直接保湿体をタンク内の水に漬けるのではな
く、保湿体に毛細管現象により水を供給することができ
るシート状あるいはリボン状等の布、連通多孔体など他
の水伝導部材を取り付け、この水伝導部材をタンク内の
水に浸すことにより間接的に保湿体に水を供給するよう
にしてもよい。
【0026】また、用いられる芯材は、変形可能であっ
ても、変形しないものでもよいが、清掃物の形状にあわ
せて清掃体を変形した方が清掃に便利なこともあり、変
形可能なものを用いるのが好ましい。変形可能な芯材材
料としては、変形した状態が保持される、鉛、鉄、銅、
アルミなどの金属、あるいは一時的に変形可能な、可撓
性のプラスチック等が好ましいものとして挙げられる。
芯材としては板状またはシート状のものが一般には用い
られるが、格子状あるいは網状になっているものなどで
もよく、自己支持性のあるものが好ましい。更に、清掃
体の形状、水タンクの構造形状は、本実施例のものに限
られるものではなく、本発明の目的を達成しうるもので
あればどのようなものでもよい。また、大きさも使用目
的に応じて適宜の大きさとすることができる。
【0027】本発明においては、清掃具として機能する
には、清掃物に接する清掃体の表面、即ち少なくとも清
掃体の一面に給水がなされればよく、したがって保湿体
は芯材の両面に設ける必要は必ずしも無い。このため、
清掃体は一面を給水性のある材料で、また他面を吸水性
の無い材料で構成することもできるし、芯材をむき出し
のままの状態としておいてもよい。また清掃体2にグリ
ップなどを付設し、清掃体の把持が容易に行えるように
してもよい。
【0028】なお、清掃体とタンク開口端との水密性を
強くすると保湿体5が強く押圧され、保湿体への水の供
給がスムーズに行えないような場合には、挿入開口部9
に必要に応じ設けられるクッション材10の厚みを場所
により変えて、挿入開口部9における清掃体2とタンク
開口端部との圧着力の強度を変えるように構成するなど
適宜の方法により清掃体への水の供給がスムースに行え
るようにすることができる。更に、タンク6内に水を供
給するには、タンク6に給水孔を設けておき、給水時に
栓11をはずし、開口した給水孔から注水してやるなど
適宜の方法を採ることができる。
【0029】上記例においては、水タンク部と清掃体と
を一体に固設した清掃具を示したが、水タンク部3と清
掃体2とを着脱自在に構成することもできる。水タンク
部3と清掃体2とを着脱自在に構成しておけば、清掃時
には清掃体2のみを取り外し清掃を行うことも可能とな
る。また保湿体5を芯材4に着脱可能としておくと、保
湿体が汚れた場合、保湿体を清掃体から外し、保湿体の
みを洗浄することができるため、保湿体の清掃が簡単と
なるし、また保湿体の交換を行う必要が生じた際にも取
り替えを簡単に行うことができる。
【0030】また、不使用時に保湿体から水分が蒸発す
ることを防止するため、清掃体の一部あるいは清掃体全
体、更には水タンク部を含めた全体を水分が透過しない
材料で作られたカバー体で覆うこともできる。
【0031】上記清掃具1を用いて例えば蛍光灯のラン
プ部を清掃する場合、カバーが取り付けられているとき
はカバーを外した後、蛍光管と天板の間に清掃体2を先
端から挿入し、蛍光管を取り囲むように清掃体を曲げて
清掃体の形状を丸くし、清掃体が管表面を軽く押圧する
状態とした後、その形状を保った状態で管に沿って清掃
体をタンクとともに移動させることにより、容易に蛍光
ランプの清掃を行うことができる。
【0032】更に、上記実施例では保湿体内部に芯材を
用いたが、芯材を用いることなく保湿体のみにより清掃
体が構成されてもよい。
【0033】本第1の発明の清掃具は、上記した蛍光ラ
ンプの清掃以外にも、例えば蛍光灯の天板、窓ガラス、
ショーウインドウ、TVスクリーン、ミラー、ショーケ
ース、看板、壁面など種々の被清掃体を清掃するために
使用することができる。
【0034】次に、本第2の発明の蛍光灯清掃具の一実
施例を図3〜図6に示す。図3は、本第2の発明の蛍光
灯清掃具21を蛍光放電管に取り付けた状態での一部外
観斜視図であり、図4は、図3の清掃具本体21aの
X’−X’断面図であり、図5は、図3の清掃具本体2
1aのY’−Y’断面図であり、図6は、図3の蛍光放
電管清掃体21bのX’−X’断面図である。
【0035】蛍光灯清掃具21は、蛍光放電管Lに貫挿
され該放電管に沿って移動可能とされた蛍光放電管清掃
体21bおよび該蛍光放電管清掃体21bを収納するこ
とができ、蛍光放電管清掃体収納時に該蛍光放電管清掃
体に水を補給することができるように構成された清掃具
本体21aからなっている。蛍光放電管清掃体21b
は、前面板32および前面板から垂直方向に延び、蛍光
放電管を取り囲むように円筒状あるいは円弧状とされた
芯材31およびこの芯材の両面に必要に応じ弾性材料を
介して設けられた親水性プラスチックの微細連通多孔体
のような内側保湿体層33、外側保湿体層33’からな
っている。芯材の両面に設けられた両保湿体層は、一枚
の保湿体シートにより芯材を覆うように設けられてい
る。前面板32は外側保湿体層33’の外表面より更に
外側にはみ出す大きさとされており、更に前面板のサイ
ド部には、蛍光放電管清掃体21bの移動補助部材とし
て機能する線状体36を取り付ける孔35が設けられた
張出部34が設けられている。
【0036】一方、清掃具本体21aは、蛍光放電管L
の口金部に嵌合する大きさを有する第1の円筒部23と
蛍光放電管清掃体21bの前面板32を除く清掃部を収
納できる大きさを有する第2の円筒部24を有し、下部
に水タンク部25を形成する内部中空状のケース22お
よび第2の円筒部の内周面上に必要に応じ弾性部材を介
して接合され、第2の円筒部の下部切り欠き27を通し
て水タンク部に延びる微細連通多孔体のような保湿体か
らなる給水部材26からなっている。第2の円筒部材上
に設けられた給水部材表面の径は蛍光放電管清掃体21
bの外側保湿体33’の外径と同じか幾分小さくされて
いる。
【0037】蛍光放電管Lに蛍光灯清掃具21を取り付
けるには、先ず蛍光放電管Lを照明装置である蛍光灯か
ら外し、蛍光放電管Lを蛍光放電管清掃体21bの内側
保湿体により形成された円筒部中に挿通し、続いて本体
21aを第2の円筒部側から蛍光放電管Lに嵌め込んだ
後、蛍光放電管Lを蛍光灯のコンセント部Cに取り付け
る。
【0038】蛍光放電管清掃体21bが本体21aに収
納された状態においては、本体21aの給水部材26は
蛍光放電管清掃体21bの外側保湿体33’と接触して
おり、給水部材26から外側保湿体33’に水が給水さ
れる。給水をスムースに行うには、給水部材と保湿体と
が十分密に接触するように構成することが必要である。
外側保湿体33’に給水された水は、外側保湿体33’
から内側保湿体33へと移動する。本例においては、外
側保湿体と内側保湿体とは一枚の保湿体により形成され
ているが、両保湿体は別体のものでもよい。しかし、そ
の場合には、芯材31の一部に孔或いは切り欠き部を設
けるとか、芯材の外側にまで両保湿体を延長させるなど
して両保湿体の少なくとも一部が密着状態となるように
し、一方の保湿体から他方の保湿体に水の移動が可能な
ようにしてやることが必要である。また、保湿体は給水
部材26から水の供給が可能であれば芯材内側のみに設
けられていてもよい。芯材の外側に保湿体が設けられて
いる場合、外側保湿体からの不必要な水分の蒸発を防ぐ
ことあるいは本体収納部への蛍光放電管清掃体21bの
収納を容易にするために、水供給部を除く部分を更に合
成樹脂等からなるカバー体により覆うように構成するこ
ともできる。
【0039】また、図7に示すように、清掃具本体21
aのケース22の上部22’をケース本体より引き出し
可能に構成しておき、清掃具本体21aを蛍光放電管に
取り付け、蛍光放電管をコンセントに嵌め込んだ後ケー
ス上部22’を引き出して天板に突き当てることによ
り、清掃具本体の位置決め、がたつき防止を行うことが
できる。また、水タンク部25をケース本体22から着
脱可能に構成することも可能である。例えば、水タンク
部25をケース22の分割部22”において着脱可能と
しておくと、清掃具本体21aを蛍光放電管から外すこ
となく水の補給を簡単に行うことができるため利用上の
利点は大きい。更に水補給用タンクを必要に応じ別途取
り外し可能に設け、水タンク部に水を適宜補給するよう
構成することもできる。
【0040】また、上記清掃具本体21aでは、ケース
前面28を、蛍光放電管清掃体21bでは前面板32
を、メッキするとか、金属蒸着する或いは反射性塗料を
塗布するとか或いは成形樹脂中に反射性充填剤を混入し
ておく等の適宜の方法により高反射面とすることができ
る。反射面は、このようにケース表面自体を反射面とす
る場合の他に、ケース22にケース22とは別体に製造
された反射板を固設することにより形成してもよい。反
射板をケース22に固設する場合の例としては、図8
(a)に示すように清掃具本体21aのケ−ス前面28
の下部に反射板29を接着等により取り付けるようにし
てもよいし、図8(b)に示されるように蛍光放電管を
取り囲むような形状の反射板としてもよい。反射板は全
面が反射面となるようにされてもよいし、図8(b)に
示されるように反射板の一部29rが反射面とされてい
てもよい。反射面により蛍光放電管の長さ方向の光が反
射され、照明光量を増すことができる。反射板は、アル
ミ等の高反射性表面を有する金属材料で作成することも
できるし、透明或いは着色したプラスチックの表面をメ
ッキする或いはプラスチックに高反射性の部材、例えば
テープ或いはシートを所望の形状に貼付することなどに
より製造することもできる。
【0041】更に、反射板は、上記のごときものに限定
されるものではなく、清掃具本体21aのケース22の
上面に天板に沿って延びる高反射性の反射板を取り付
け、反射板の他端部を蛍光放電管に挿通された支持部材
により支持するよう構成することも可能である。例え
ば、支持部材の表面を高反射面とする、或いは支持部材
自体を高反射性の材料で作成しておくことにより、天板
に沿って設けられた反射部材による反射および蛍光放電
管両端部での反射により高照度の照明が可能となる。
【0042】また、前記反射面に替えて蓄光面とするこ
とにより、蛍光灯を消灯したときにも蓄光により微照明
が可能となり、歩行等の安全性を確保できるという効果
を奏することも可能である。蓄光面は、蓄光材料を塗布
する或いは蓄光テープ、蓄光シート等を貼付する或いは
蓄光板を設ける等任意の方法により形成することができ
る。また、蓄光面は清掃具本体21aのケース前面28
以外の面に設けても同様の効果を得ることが出来る。
【0043】このような反射面や蓄光面は、同時に存在
するようにしてもよい。例えば図8(a)においてケー
ス22の前面28を蓄光部とし、蓄光部では消灯時の微
照明を、また反射板29では照明時の反射を行うよう
に、また図8(b)では反射板29の反射面29rの一
部を蓄光面とする、或いは交互に反射面、蓄光面となる
ようにするようにし、これにより蓄光と反射の両機能が
奏されるようにしてもよい。また、これら反射、或いは
蓄光部材は、何も蛍光灯清掃具に取り付けなくても良
く、蛍光灯清掃具と別体とし、蛍光灯清掃具に固設する
ことなく蛍光灯清掃具とともに或いは単独で蛍光放電管
に嵌挿せしめ、取り付けるようにしてもよいし、また図
9に示すように反射板29あるいは蓄光板を蛍光灯のコ
ンセント部Cのコンセント前面上に貼付等して使用して
もよい。蛍光灯の管両端部に反射部材或いは蓄光部材を
取り付けておくことにより、蛍光灯の照明効果を低減す
ることなく、更なる反射効果、蓄光効果を得ることがで
きる。これら反射板、蓄光板等の反射部材、蓄光部材の
形状、角度は所望の反射効果或いは微照明効果を得るこ
とができるような任意のものとすることができる。例え
ば、反射板の形状としては円形、楕円形、四角等の多角
形状、台形、円錐形状などがその例として挙げられる。
【0044】なお図10に、芯材31の内側のみに保湿
体層33を有する蛍光放電管清掃体37bおよびこれを
収容する清掃具本体37aからなる蛍光灯清掃具37の
本第2の発明の他の実施例を示す。図10においては、
内側保湿体33は芯材31の切り欠き部から下部に延長
され、断面逆三角形の形状38とされている。この逆三
角形の高さを清掃具本体37a方向に行くに従って低く
しておき、一方、清掃具本体37aの収納部の形状をこ
れに合わせた形状としておくことにより、蛍光放電管清
掃体37bを清掃具本体37aの収納部に収納する際、
蛍光放電管清掃体37bの逆三角形部38が清掃具本体
37aの収納部によりガイドされ、収納が容易となる効
果が得られる。
【0045】また、蛍光放電管清掃体には図10に示す
ように前面板を設ける必要は必ずしもなく、また張出部
34も、蛍光放電管清掃体の前面板に設ける必要も必ず
しもない。即ち、図10においては、張出部材34は、
芯材31の横方向中央部から直接水平に延長されて設け
られている。張出部材の形状を図10のように芯材から
直接張り出したものとする際には、本体37aには、芯
材31からの張出部34を収容するための切り欠き部K
を設けておくことが必要となるし、ケース前面の収納部
の形態も、清掃体37bの外形にあわせたものとするこ
とが必要である。また、清掃具本体37aの給水部材2
6は、第2円筒部の下部に設けられ、形状も清掃体37
bの逆三角形部38に対応した形状になるようにされ
る。
【0046】上記の各例においては、清掃具本体21
a、37aは、使用時には蛍光放電管口金部に嵌合固定
して利用されたが、清掃具本体が放電管上を移動可能と
なるに構成し、蛍光放電管清掃体が嵌め合わされた状態
で蛍光放電管清掃体とともに一体として移動出来るよう
にしてもよい。このような一体移動型とする場合には、
第1の円筒部23を設ける必要は必ずしもない。
【0047】次に、本第3の発明の蛍光灯清掃具の一実
施例を図11、図12及び図13に示す。図11は、蛍
光灯清掃具41の外観斜視図を、図12は、図11の
X”−X”断面図を、図13は,図11のY”−Y”断
面図を示す。
【0048】図11〜13において、蛍光灯清掃具41
は、上部にスリット状開口部49を有し、蛍光放電管の
管直径よりやや大きい内径を有する内周壁部材43、こ
の内周壁部材を囲うように設けられた外周壁部材44、
前記内周壁部材および外周壁部材を固定保持し、前記内
周壁部材および外周壁部材間を密閉し、前記内周壁部材
および外周壁部材とともに中空部を形成する一対の側壁
部材45、45’、および弾性部材47を介して内周壁
部材43に取り付けられ、内周壁部材のスリット状開口
部49を通して前記中空部に延びる保湿体46からなっ
ている。また、外周壁には、水補給用の注水孔50を塞
ぐ栓51が設けられている。蛍光灯清掃具41を作製す
る一例を示すと、内周壁部材43、外周壁部材44およ
び側壁部材45’とを射出成形により一体に製造した
後、内周壁部材の表面に弾性部材47を接着剤により貼
着し、この弾性部材47上に更に保湿体46を貼着す
る。保湿体46の両端部は内周壁部材の開口スリット4
9を通してケース中空部を経て水タンク部48にまで延
ばされる。次いで、放電管挿通孔9を有する他方の側壁
部材45を接着剤を用い内周壁側端面および外周壁側端
面に接着固定することにより蛍光灯清掃具41が完成す
る。こうして形成された蛍光灯清掃具41の内部中空部
には、使用時注水孔50を通して水が注入され、栓51
により注水孔50が塞がれて、使用可能状態となる。
【0049】上記内周壁部材表面の保湿体46および弾
性部材47を合わせた厚みは、保湿体46表面により形
成される径が、クリーニング対象とされる蛍光放電管の
管直径より幾分小さくなるようにし、蛍光放電管が放電
管挿通孔52を通して挿着された際に、保湿体46が蛍
光放電管の管表面を軽く押圧する程度のものとしておく
のが好ましい。このような構成とすることにより、蛍光
灯清掃具41の移動の際常に保湿体46が蛍光放電管の
管表面に密着し、清掃を良好な状態で行うことができ
る。なお、保湿体46自体が弾性を有し、しかも保湿体
のみにより蛍光放電管の管表面を軽く押圧することがで
きる程度の厚みを有している場合には、弾性部材47を
省略することができる。また、清掃具41の保湿体46
と蛍光放電管の管表面との間に隙間が有るような場合に
おいても、何度か清掃具を移動させているうちに管表面
全体が清掃されることともなるので、保湿体により蛍光
放電管の管表面を軽く押圧するような構成としなくても
よいことは勿論である。保湿体は、中空部の水タンク部
から毛細管現象により水を吸い上げ、内周壁部材上の保
湿体にまで水が運ばれるようなものであればどのような
ものでもよい。このような材料としては、例えば織布、
不織布、耐水性処理された紙製品、連通微多孔性樹脂製
品などが挙げられるが、中でも、ウエス、ラスタなどの
連通微多孔性樹脂ウエッブは給水性に優れしかも滑りも
よいので、本発明の保湿体材料として好ましいものであ
る。また、保湿体端部は、水タンク部48の水中に少な
くともその一部が浸漬されるようにされるものであれば
よく、無端状のものであってもよい。また、注入孔50
は、図中外周壁に設けられているが、必ずしも外周壁に
設ける必要はなく、例えば側壁に設けてもよい。外周壁
部材44、内周壁部材43および側壁部材45、45’
を構成する材料としては、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリ
エステルなど従来から公知あるいは周知の樹脂を用いる
ことができるが、耐熱性を有するものが好ましい。ま
た、これらの樹脂は必要に応じ着色剤、充填剤などの周
知の添加剤を含有してもよい。なお、これらケース42
の製造法および材料は、上記本第2の発明の清掃具本体
21aのケース22においても同様であるし、使用材料
に関しては本第2の発明の蛍光放電管清掃体21bの芯
材31、前面板32なども同様な材料が利用される。
【0050】更に、上記スリット状開口部49は、両側
壁間全長にわたって設けられていてもよいし、それより
狭いものでもよい。スリット状開口部49を保湿体によ
り水密構造にしておくと、蛍光灯清掃具41を蛍光放電
管に取り付けるときあるいは使用時に誤ってスリット開
口部から水が漏出することを防止できるため好ましい。
スリット状開口部49を水密構造とするには、内周壁部
材43のスリットの長さを保湿体の幅と同じ或いはこれ
より幾分小さくしておき、またスリットの幅を保湿体の
厚みの2倍程度以下とするのが好ましいが、これに限定
されるわけではない。なお、スリット状開口部49が水
密構造とされていなくても良いことは勿論である。ま
た、内周壁部材のスリットを、相対向する端部が立ち上
がり部53、53’を有するような構造とするのが好ま
しい。相対向する立ち上がり部がある場合には、両保湿
体の接触距離が長くなり水密構造としやすい。更に保湿
体は毛細管現象により水を吸い上げるものであるため、
急激な折り曲げがなされると、毛細管のつぶれなどによ
り給水効率が落ちる、あるいは最悪の場合には給水でき
ない場合もあることから、この立ち上がり部の表面形状
をなだらかな曲線となるように構成することが好まし
い。しかし、最終的には水タンク部48内の水が保湿体
を介して蛍光放電管の管表面に供給されるように構成さ
れていればよいのであり、この条件を満たすものであれ
ばスリット状開口部に立ち上がり部を設けなくても、ま
た立ち上がり部がなだらかな曲線となるように構成しな
くてもよい。また、弾性部材47の材料としては、発泡
ポリウレタンなど所謂スポンジ状のものが好ましい材料
として挙げられる。
【0051】図11〜13に示した例においては、保湿
体46、弾性部材47は、接着剤により内周壁上に固着
されるが、保湿体46を弾性部材47に対し着脱可能と
する或いは弾性部材47を内周壁部材43に対し着脱自
在とするように構成してもよい。このような構成とする
には、例えば面ファスナーの一方の要素を内周壁表面或
いは弾性部材表面に接着剤により固着し、弾性部材或い
は保湿体に面ファスナーの他方の要素を取り付ければよ
い。面ファスナーはある程度の弾性を有するので、弾性
部材を用いることなく直接保湿体を内周壁面に設けた面
ファスナーに係脱自在に取り付けてもよい。このように
保湿体を着脱可能にしておき、かつ保湿体を例えば無端
状のウエッブとしておけば、保湿体が使用により汚れて
きた場合に内周壁面から保湿体を剥がし、使用済みの保
湿体ウエッブを開口部に押し込むとともに保湿体ウエッ
ブの未使用の部分を開口部から引き出し、未使用の保湿
体ウエッブを円周壁に取り付けることにより、同じ清掃
具により再度蛍光放電管の管表面を清掃することがで
き、清掃具の長期間の利用が可能となる。
【0052】本実施例を含め本発明の蛍光灯清掃具は、
通常直管式の蛍光放電管に取り付けられる。取り付け
は、蛍光放電管に取り替えるとき、あるいは既に取り付
けられている放電管を外して、蛍光放電管の端部を蛍光
灯清掃具の放電管挿通部に挿入し、この清掃具が取り付
けられた状態で蛍光放電管を照明器具のソケット部に嵌
め込むことにより行われる。通常の状態では、照明の邪
魔とならないように、清掃具は蛍光灯の放電管の端部に
寄せた状態としておく。清掃時には、管に沿って清掃具
を移動させることにより、保湿体により管表面が拭かれ
る。また、上記実施例で示した蛍光灯清掃具41も第2
発明の実施例で説明したと同様、清掃具の側壁部材4
5、45’表面を反射材料或いは蓄光材料層とすること
もできるし、側壁部材45、45’上に反射部材或いは
蓄光部材を設けてもよい。
【0053】図14に、蛍光放電管を取り外すことなく
取り付けられるように構成された、本第3の発明の蛍光
灯清掃具の第2の実施例を示す。この清掃具61におい
ては、外周壁部材62および内周壁部材63は65にお
いて切り欠かれ、外周壁部材62および内周壁部材63
の切り欠き両端部は、それぞれ上下に連結されて互いに
面対向する連結対向部が形成され、この連結対向部にお
いて清掃具61の開口部65が形成されて、開閉可能に
される。清掃具を連結対向部において開口できるように
するためには、少なくとも外周壁部材62、内周壁部材
63は、可撓性とされ、一方側壁部材64、64’は伸
縮性を有するような材料により形成することが必要であ
る。外周壁62、内周壁63、連結壁を樹脂により一体
に成形する場合には、成形後の内周壁、外周壁がこのよ
うな特性を有するように樹脂を選択することが必要であ
る。また、内周壁、外周壁、連結壁を変形可能な或いは
バネ状の金属材料で形成し、これらに伸縮可能な側壁を
接着することにより製造することもできる。ケース部材
以外の構成、即ち保湿体の構成、保湿体の取り付け構
造、給水構成などは、上記第1の実施例と同様である。
【0054】この図14に記載の清掃具61において
は、連結対向部が使用時開かないように、互いの連結壁
を固定するための固定手段を更に設けることができる。
この固定手段としては、連結面が互いに係合するよう、
例えばスナップ状の係止片、面ファスナーなどの係合手
段を連結壁面に形成しておいてもよいし、接着テープな
どによる固着手段を用いて開かないように固定してもよ
い。
【0055】図15に、第3の発明の蛍光灯清掃具に、
反射板および天板清掃部材が更に設けられている一例を
示す。図15において、蛍光灯清掃具71の外周壁72
の形状は四角状とされており、この清掃具の側壁部材7
3には反射板74が接着などの手段により取り付けられ
ている。反射板74は、例えば高反射面を有する金属板
などからなり、その大きさ、形状、角度は、主として蛍
光放電管からの光をどの方向にどの程度反射するように
するかにより決定される。反射板は、必要であれば蛍光
灯清掃具71の両側壁に設けてもよい。また、外周壁7
2の上面には、照明装置の天板を清掃するためのブラシ
75が取り付けられている。このときブラシに替えて保
湿体を用い、保湿体への水の補給を水タンク部から行う
ようにしてもよい。また、外周壁72の一部に、清掃具
71を移動させるための外力を加える紐を取り付けるた
めの孔77およびガイド部78を有する張出部76が設
けられている。
【0056】また、ブラシ等の基部を蛍光灯清掃具の上
面に固定するのではなく、例えばブラシ等天板清掃部材
が蛍光灯清掃具上面から位置可変となるよう天板清掃部
材と蛍光灯清掃具を連結部材により連結し、連結部材上
において天板清掃部材が移動可能とし、適宜の位置で固
定可能となるようにする或いは天板清掃部材を連結部材
に固定し、連結部材が蛍光灯清掃具に侵出可能となるよ
うにしておくこともできるし、またブラシ等の天板清掃
部材の形状が可変となるよう、あるいは蛍光灯清掃具上
面に連結される天板清掃部材取り付け手段への取り付け
角度が可変となるように構成してもよい。これらによ
り、蛍光放電管と天板の距離に合わせてまたは天板の形
状に合わせて清掃部材の位置、および形状を変え、適切
かつスムースな天板の清掃を行うことができる。なお、
天板清掃部材を設ける場合、蛍光放電管を清掃するため
の保湿体を設けることなく、蛍光放電管に挿通される孔
を設けた蛍光灯清掃具と同様のものを清掃部材支持手段
として用いて、天板などを清掃する目的でのみ利用する
こともできる。更には、天板清掃部材は天板の背面をも
清掃するような形状とされていてもよいし、天板でなく
蛍光灯のフード(シェード)を清掃すべく蛍光灯清掃具
の下面或いは横面に設けられてもよい。
【0057】次に、図16に本第4の発明の蛍光灯清掃
具の一実施例を示す。図16(a)は、蛍光灯清掃具の
正面図を示し、図16(b)は、図16(a)のX'''
−X''' 断面図である。本実施例の蛍光灯清掃具81
は、表裏対応面に蛍光放電管の管外径より幾分大きい径
のケース開口孔87を有し、開閉可能に設けられた蓋体
82により周囲が密閉された薄型箱体状のケース本体8
3からなり、ケース内部に蛍光放電管の管外径より幾分
小さいあるいは同径の開口孔88を有する保湿体シート
84が積層されている。各保湿体シート84は、一枚の
シートを折り畳んだ状態で互いに連結されたものでもよ
いし、別々のシートからなっていてもよい。蛍光放電管
の挿通が容易となり、また異なる管径の蛍光放電管にも
対応できるようにするため、保湿体シート開口部に複数
の切り込み86を設けることが好ましい。また、保湿体
シートの腰を補強するため、各保湿体シート間に表面お
よび背面に設けられた開口孔88の径とほぼ同じ径を有
する薄い剛性のプラスチックシート85を挟むことが好
ましい。開口孔88は、円形に限られるものではなく、
蛍光放電管の表面の清掃が可能であれば、方形、多角形
など任意の形のものでよい。蛍光灯清掃具81の使用に
当たっては、蓋体82の係合を解き、蓋を開け、保湿体
に水を補給し、その後蓋体を閉めて蓋を係止せしめ、蛍
光放電管に取り付けて使用される。蛍光灯清掃具81に
は、必要に応じ取り外し可能とされた水タンクを箱体下
部に設け、箱体底部に開口部を設けて水タンク部から保
湿体、布等の水伝導部材により毛細管現象により箱体内
の保湿体に水を供給するようにしてもよい。ケースは蓋
体を開放可能とすることにより、保湿体への水分の補
給、保湿体の交換などを簡単に行なうことができるた
め、蓋体を開放可能とするように構成することが好まし
いが、蓋体が接着剤等で固定されていてもよい。なお、
蓋体は、全面にわたり取り外せるるようにしてもよい
し、ケース本体がプラスチック材料により薄膜を介して
蓋体と一体に形成され、蓋体が開閉可能にされるなどケ
ース本体と蓋体との開閉形式は任意のものとすることが
できる。
【0058】上記した全ての例において蛍光灯清掃具或
いは放電管清掃体を移動させるためには、これら清掃移
動体に対し蛍光放電管の長さ方向の外力を加えればよ
い。人の手が届かない場合には、例えば先端がY字状と
なった棒を用い、このY字状となった部分で清掃具の両
サイドの側壁或いは張出部を蛍光放電管の長さ方向に押
してやる方法や、蛍光灯清掃具、蛍光放電管清掃体に紐
などの清掃具の移動補助手段を取り付け、人力或いはモ
ーターにより紐を引いてやる方法等任意の方法により清
掃移動体を移動せしめることができる。その際には、図
17に示すように、蛍光放電管Lの両サイドに平行に更
にピアノ線のような清掃具移動ガイド手段91、91’
を設けておき、清掃具に設けられたガイド部G、G’を
このガイド手段91、91’に係合させて、清掃具が移
動する際にスムースな移動ができるようにすることが好
ましい。また、ガイド部の形状、構造は任意のものでよ
いが、図15に示すようにガイド部をコの状とし、ピン
79により張出部に取り付け、かつピン79の回りに回
動可能にしておくと、ガイド部をガイド手段に取り付け
る際に取り付けを容易に行なうことができる。また、複
数の蛍光放電管が平行に取り付けられる蛍光灯において
は、図18に示すように、複数の蛍光灯清掃具或いは蛍
光放電管清掃体を一体に連接したものとすることができ
る。このように連接しておくと、一度の移動操作により
複数の蛍光放電管を清掃することができる。更に、蛍光
放電管が長さ方向に複数存在する場合には、各々の放電
管に取り付けられた蛍光灯清掃具或いは蛍光放電管清掃
体に係合された紐などの移動補助手段を互いに結び付け
るなど連結させておくことにより、一度の操作により複
数本の蛍光放電管の清掃を行うこともできる。
【0059】上記例においてはガイド部は蛍光灯清掃具
の横位置に設けられ、線状のガイド手段によりガイドさ
れるようにしたが、蛍光灯清掃具のガイドはこれに限ら
れるものではない。例えば図15を例として説明する
と、開口部を下に向けた凹型レール状のガイド手段を天
板に設け、これに嵌合するガイド部を蛍光灯清掃具の上
面あるいはブラシ75の基部等に設け、蛍光灯清掃具を
ガイドするような方法によってもよい。蛍光灯清掃具の
上面に直接ガイド部を設ける場合、ブラシなど天板清掃
手段を設けるかどうかは任意である。また、このとき蛍
光灯清掃具の移動のために清掃具上面に設けられるガイ
ド部に紐などの清掃具の移動補助手段を取り付けること
ができる。
【0060】更に本発明においては、蛍光灯清掃具は蛍
光灯点灯時にも蛍光放電管に取り付けられたままとなっ
ているため、放電管から発っせられる熱により保湿体の
水分が蒸発し、清掃具の可使期間が短くなるという恐れ
もある。また保湿体からの水分が口金部に付着し口金部
が痛んだり、あるいは誤って電極部或いはコンセント部
に付着したりしてショートする恐れもある。このため、
清掃具中の保湿体の水分の蒸発を防ぎ、口金部およびコ
ンセント部に蛍光灯清掃具からの水分が付着しないよう
に蛍光放電管の口金部およびコンセント部を覆い、電極
部或いはコンセント部に水が付着しないようにするため
の蛍光灯清掃具補助部材を用いることが望ましい。
【0061】この蛍光灯清掃具補助部材の一例を図19
に示す。図19において、蛍光灯清掃補助部材101
は、円筒部102およびその端部が垂直状に立設された
鍔103からなっており、この蛍光灯清掃補助手段は絶
縁性で好ましくは断熱性を有する素材で構成される。こ
の補助部材は、円筒部の内径が好ましくは蛍光放電管の
直径或いは口金部の外径と略同一とし、蛍光放電管の口
金部を少なくとも覆うような長さとすることが好まし
い。この補助部材は、蛍光灯清掃具を蛍光放電管に挿通
或いは取り付けたのちに蛍光放電管の口金部に嵌め込ま
れ、その後蛍光放電管の電極がコンセントに嵌め込まれ
る。この補助部材の円筒部により口金部が、また鍔部に
よりコンセント部が覆われるため本発明の蛍光灯清掃具
を使用する際に蛍光放電管の口金や電極部に水が付着す
ることはない。また、補助部材を用いた場合には、本第
2の発明において蛍光灯清掃具Bの清掃体21bが清掃
具本体21aに収納される或いは取り出されるときに、
口金部での凹凸がないためスムースな移動を確保できる
という効果も期待できる。また、補助部材を断熱性とし
ておけば、蛍光放電管の熱による保湿体からの水分の蒸
発がおさえられ、より長期の使用が可能となる。なお、
鍔状部の形は本発明の目的が達成できるものであればど
のような形状のものでもよい。
【0062】更に、本発明においては水タンク部に水が
注入されるが、この水は単なる水でもよいが、汚れを落
としやすくするためアルコール等を混入した水とするの
が好ましい。また、芳香剤あるいは消臭剤を混入してお
けば、快適な環境を作ることもできる。
【0063】以上本発明の種々の実施例を詳しく述べた
が、本発明はこれら具体的に記載されたものに限定され
るものではなく、更に種々の変形を含むものである。
【0064】
【発明の効果】本発明において以下のような効果が得ら
れる。
【0065】(1)保湿体が常に保水しているため、清
掃具を準備したり、後始末をする煩わしさなく、必要な
都度清掃を行なうことができる。
【0066】(2)蛍光灯清掃具が常に蛍光放電管に取
り付けられているため、清掃具をわざわざ準備しなくて
も、必要な都度蛍光放電管の清掃を行うことができる。
【0067】(3)蛍光放電管を清掃する際、クリーニ
ング装置内の水が常に蛍光放電管の表面に供給されるた
め、蛍光放電管の管表面の清掃を良好に行うことができ
る。
【0068】(4)蛍光放電管の清掃とともに照明器具
の天板或いはフードの清掃も行うことができ、照明光量
を大に保つことができる。
【0069】(5)蛍光灯の横方向端部においても反射
がなされることにより、照明光量の増大が期待できる。
【0070】(6)蛍光灯の消灯時に、微照明がなされ
移動の安全性の確保ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本第1の発明の清掃具の一実施例の外観斜視図
である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】本第2の発明の蛍光灯清掃具の一実施例の外観
斜視図である。
【図4】図3の蛍光灯清掃具の清掃具本体のX’−X’
断面図である。
【図5】図3の蛍光灯清掃具の清掃具本体のY’−Y’
断面図である。
【図6】図3の蛍光灯清掃具の蛍光放電管清掃体のX’
−X’断面図である。
【図7】ケースの上部が可動とされた本第2の発明の蛍
光灯清掃具の清掃具本体の外観斜視図である。
【図8】反射板が設けられた第2の発明の蛍光灯清掃具
の外観斜視図である。
【図9】反射板がコンセント部に取り付けられた状態図
である。
【図10】本第2の発明の蛍光灯清掃具の他の実施例の
外観斜視図である。
【図11】本第3の発明の蛍光灯清掃具の一実施例の外
観斜視図である。
【図12】図11の蛍光灯清掃具のX”−X”断面図で
ある。
【図13】図11の蛍光灯清掃具のY”−Y”断面図で
ある。
【図14】本第3の発明の蛍光灯清掃具の第2の実施例
である。
【図15】反射板清掃部材および反射板清掃部材が更に
設けられている本第3の発明の蛍光灯清掃具の一実施例
である。
【図16】本第4の発明の蛍光灯清掃具の一実施例であ
る。
【図17】清掃具移動ガイド手段を設けた本発明の蛍光
灯清掃具の実施例の平面図である。
【図18】蛍光灯清掃具が連接された本発明の実施例の
斜視図である。
【図19】本発明の蛍光灯清掃具補助部材の一実施例で
ある。
【符号の説明】
1 清掃具 2 清掃体 3、25、48 水タンク部 4、31 芯材 5、33、46 保湿体 6 タンク 7 水 8 固設部材 9 清掃体挿入開口部 10 クッション材 11、51、67 栓 21、29、37、61、71、81 蛍光灯清掃具 21a、29a、37a 清掃具本体 21b、29b、37b 蛍光放電管清掃体 22,42 ケース 23 第1円筒部材 24 第2円筒部材 26 給水部材 27 第2円筒の下部切り欠き 28 清掃具本体の側壁前面 29、74 反射板 32 前面板 34、76 張出部 35、77 線状体取り付け孔 36、36’、92、92’ 線状体 43、63 内周壁部材 44、62、72 外周壁部材 45、64、73 側壁 47 弾性部材 49 スリット状開口部 50 注水口栓 52 放電管挿通部 53 内周壁立ち上がり部 65 開口部 75 ブラシ 78 ガイド部 79 ピン 82 ケース蓋体 83 薄型ケース本体 84 保湿体シート 85 剛性プラスチックシート 86 切り込み 87 ケース開口孔 88 保湿体シート開口孔 91、91’ 清掃具移動ガイド手段 101 蛍光灯清掃補助部材 102 円筒状部 103 鍔部 G ガイド部 L 蛍光放電管 K 切り欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成富 幸隆 東京都港区三田1丁目10番10号508 成富 順子方

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保湿体と水タンク部からなり、保湿体に
    水タンク部から常に毛細管現象により水が供給されるよ
    うにしたことを特徴とする清掃具。
  2. 【請求項2】 (イ)蛍光灯の蛍光放電管に移動可能に
    取り付けられ、蛍光放電管挿通孔に保湿体が設けられた
    蛍光放電管清掃体、および(ロ)前記蛍光放電管清掃体
    を収納する蛍光放電管清掃体収納部、該収納部において
    蛍光放電管清掃体に水を供給するための給水部材および
    水タンク部を有する清掃具本体からなることを特徴とす
    る蛍光灯清掃具。
  3. 【請求項3】 蛍光灯の蛍光放電管管外径よりやや大き
    い内径を有する円筒状部材、この円筒状部材の内周表面
    上に設けられ、蛍光放電管表面と接触可能な保湿体層、
    水タンク部および水タンク部から毛細管現象により保湿
    材層に水を供給する給水部材を有することを特徴とする
    蛍光灯清掃具。
  4. 【請求項4】 蛍光放電管の管外径にほぼ対応する大き
    さの孔を有する保湿体および該保湿体を収納することが
    でき且つ保湿体の孔に対応する部分に蛍光放電管を貫通
    させることができる孔を有する保湿体ケースからなる蛍
    光灯清掃具。
  5. 【請求項5】 請求項2〜5のいずれか1項に記載の蛍
    光灯清掃具において、蛍光灯清掃具に反射面が設けられ
    ていることを特徴とする蛍光灯清掃具。
  6. 【請求項6】 請求項2〜6のいずれか1項に記載の蛍
    光灯清掃具において、蛍光灯清掃具に蓄光材面が設けら
    れていることを特徴とする蛍光灯清掃具。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の蛍光灯清掃具におい
    て、蛍光灯清掃具に蛍光灯の天板またはフード清掃部材
    が更に設けられていることを特徴とする蛍光灯清掃具。
  8. 【請求項8】 請求項2〜7のいずれか1項に記載の蛍
    光灯清掃具において、清掃具を移動させるための移動補
    助手段が設けられていることを特徴とする蛍光灯清掃
    具。
  9. 【請求項9】 請求項2〜8のいずれか1項に記載の蛍
    光灯清掃具において、2以上の蛍光灯清掃具の移動清掃
    体が互いに一体で移動できるよう連結されていることを
    特徴とする蛍光灯清掃具。
  10. 【請求項10】 請求項2〜9のいずれか1項に記載の
    蛍光灯清掃具において、水タンク部に外部より水を補給
    する水補給部材が更に設けられていることを特徴とする
    蛍光灯清掃具。
  11. 【請求項11】 請求項2〜10のいずれか1項に記載
    の蛍光灯清掃具において、水タンク部が着脱可能とされ
    ていることを特徴とする蛍光灯清掃具。
  12. 【請求項12】 絶縁性材料で形成され、円筒状で、そ
    の端部が垂直鍔状に立設された、蛍光放電管の端部金属
    キャップ部に嵌合可能な蛍光灯清掃装置補助部材。
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