JPH11290536A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH11290536A
JPH11290536A JP9737798A JP9737798A JPH11290536A JP H11290536 A JPH11290536 A JP H11290536A JP 9737798 A JP9737798 A JP 9737798A JP 9737798 A JP9737798 A JP 9737798A JP H11290536 A JPH11290536 A JP H11290536A
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JP
Japan
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control board
main control
ball
control unit
board
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Withdrawn
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JP9737798A
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English (en)
Inventor
Shoji Sato
昭治 佐藤
Shogo Tatsumi
正吾 巽
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Taiyo Elecs Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Elecs Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】不正行為を有効に防止する。 【解決手段】遊技の制御を司る主制御基板140と、主
制御基板140から送信されたコマンドデータに従って
賞球制御を行う賞球制御基板119と、主制御基板14
0から送信されたコマンドデータに従って特別図柄表示
装置33に図柄を表示する図柄表示制御基板160とを
少なくとも備えた弾球遊技機1において、主制御基板1
40及び賞球制御基板119が、標準化されたCPU1
41、151を備え、主制御基板140から賞球制御基
板119及び図柄表示制御基板160へ一方向の通信が
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機、更に
詳しくは、主制御部と、主制御部からのコマンドデータ
に従って賞球制御を行う賞球制御部とを少なくとも備え
た弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に弾球遊技機の主要な制御手段とし
て、主制御部があり、図柄制御部、賞球制御部、音声制御
部、ランプ制御部などサブ制御部が接続されて、弾球遊
技機の各種機器の制御を司っている。これらのうち図柄
制御部は、液晶ディスプレイ(LCD)、ブラウン管(C
RT)ディスプレイ、ドットマトリクスディスプレイな
どの特別図柄表示用の機器を制御する。又、賞球制御部
は、賞球の払い出し等を司っている。この種の弾球遊技
機においては、賞球の決定及び排出処理等、或いは乱数
取得、図柄決定、図柄表示、飾りセット処理(飾りランプ
制御)、及び保留処理などの図柄表示に関る処理等を主
制御部が一括して行っている。
【0003】現在の遊技規則では、上述の制御部は試験
或いは検査機関による試験或いは検査対象となり、弾球
遊技機の合格プログラム以外の不正に改造されたプログ
ラムによる弾球遊技機の制御を極力防止することを目的
として、セキュリティーチェックに関する様々な発明が
なされている。現在のところ、パチンコ業界において
は、主制御基板のCPUのみが規格化され標準となって
おり、一方、賞球制御部は規格が統一されておらず、一
般的に主制御基板のCPUと異なっている。
【0004】ところが、裏ROMへの交換等の不正行為
において、不正者は賞球を不正に多く出そうと意図する
ことから、主制御基板と賞球制御部への不正行為が行わ
れるおそれが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、請求項1記載
の発明は、不正防止を図るとともに、試験或いは検査の
容易化、不正行為の早期チェックを実現することを課題
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1記載の発明はなされたものであり、遊技の制御を司る
主制御部と、該主制御部から送信されたコマンドデータ
に従って賞球制御を行う賞球制御部と、前記主制御部か
ら送信されたコマンドデータに従って画像表示装置に画
像を表示する画像表示制御部とを少なくとも備えた弾球
遊技機において、少なくとも前記主制御部及び前記賞球
制御部が、標準化されたセントラルプロセシングユニッ
ト(CPU)を備え、前記主制御部から前記賞球制御部
及び画像表示制御部へ一方向の通信が行われることを特
徴とする弾球遊技機である。これにより、不正行為が行
われやすい主制御部及び賞球制御部のセントラルプロセ
シングユニットの標準化を図り、かつ、一方向通信を採
用することで、上記課題が好適に達成される。
【0007】ここでいう標準化とは、セントラルプロセ
シングユニットの構成の標準化、代表的にはビット数の
標準化等が挙げられる。アーキテクチャ(たとえば、Z
80系、68系等)の標準化は必要ではあり、好適では
あるが、場合により、主制御部と賞球制御部とが異なる
アーキテクチュアでも許容されうることもある。また、
標準化は、特に、パチンコ業界で規格化されたことを意
味することもある。例えば、試験機関、検査機関で制定
された規格、或いは、パチンコ製造業者、販売業者で決
められた規格である。
【0008】上記主制御部は、遊技を司るものであり、
代表的には、各種スイッチなどからの信号を受け入れ
て、論理演算を行い、図柄制御や賞球制御等を行うもの
があげられる。画像表示制御部は、画像表示装置(CR
T、液晶表示装置、7セグメントLED表示器、ドット
マトリクス表示器など)を制御するものである。賞球制
御部は、賞球の払出等を行うものである。主制御部、画
像表示制御部、賞球制御部は、代表的には、CPU、R
OM、RAM等から構成されたマイクロコンピュータか
らなるものが挙げられ、主制御部と、画像表示制御部及
び賞球制御部との間のデータは一方向通信であることが
特徴である。通信方向を限定することで、不正行為が有
効に防止できるからである。
【0009】主制御部及び賞球制御部の処理容量、具体
的にはデータ語長(データバスの本数)は、8ビット、
16ビット、32ビット、64ビットなど、適宜設定可
能である。代表的には、8ビットから構成されているも
のが好適に例示できる。画像表示制御部としては、その
下位概念として、図柄制御部が例示でき、代表的には、
CPU、ROM、RAM等から構成されたマイクロコン
ピュータからなるものが挙げられ、そのセントラルプロ
セシングユニットの構成には制限はなく、例えば、32
ビット又は64ビットのものが採用できる。TTL系や
CMOS系のLSIロジックでも良い。
【0010】
【発明の実施の形態】まず本発明の実施形態の弾球遊技
機としての、いわゆるフィーバー機とも呼ばれるタイプ
の第一種パチンコ機について、その構造について図1〜
図5を参照して説明する。図1に示すパチンコ機1の表
面構造を説明すると、裏面にガラス板が嵌められたガラ
ス枠2が前面枠3に開閉可能に軸着され施錠装置5によ
り開閉可能となっており、また、この前面枠3が本体枠
4に開閉可能に軸着されている。前面枠3の下方には、
上皿6及び下皿7が配置されている。上皿6及び下皿7
には、それぞれに、パチンコ機1の内部から遊技球を排
出するための排出口6a、7aがそれぞれ開口してい
る。上皿6には複数の長孔からなるスピーカ面8が設け
られており、その裏側には遊技状態に応じた効果音を発
生するスピーカ9が装着されている。下皿7の裏側に
は、上皿6から供給される遊技球を遊技領域25(図2
参照)に発射するための発射装置ユニット117(図5
参照)を操作する発射ハンドル11が設けられている。
この発射ハンドル11には遊技者がタッチしていること
を検出するタッチスイッチ11aが装着され、発射ハン
ドル11の近傍には発射停止を一時的に指令する発射停
止スイッチ11bが設けられている。本体枠4の上端部
には、枠飾りランプ12、13、14、15が設けら
れ、これらに対応して、枠飾りランプ基板16が設置さ
れている。それらの左側上方には、賞球表示LED17及び
賞球表示LED基板18が、右側上方にはストップ表示LED
19及びストップ表示LED基板20が設けられている。ス
ピーカ面8の左方裏側に4ビットワンチップマイクロコ
ンピュータからなる音声制御基板21が設けられてい
る。更にパチンコ機1の左側にプリベイドカードユニッ
ト22が装着されている。
【0011】図2に示す遊技盤24の構造を説明する。
遊技盤24の遊技領域25の中央部に大形の枠体でなる
センター役物26が設けられている。このセンター役物
26は、上部中央に普通図柄表示装置27、その両側に
左通過口28及び右通過口29、左右両側に左普通図柄
作動ゲート30及び右普通図柄作動ゲート31が設けら
れている。センター役物26の開口部には10インチサ
イズの液晶表示盤32を含み構成された特別図柄表示装
置33が設けられている。液晶表示盤32は左図柄表示
領域34、中図柄表示領域35、右図柄表示領域36を
備えている。センター役物26の左右下部両側に左通過
口出口37及び右通過口出口38が設けられている。セ
ンター役物26の下方中央部に条件装置として動作す
る、アタッカーとも呼ばれる大入賞装置40が設けられ
ている。この大入賞装置40は、その上部中央に第一種
始動口(普通電動役物)41、その下側に大入賞口開閉
シャッタ39、特定領域開閉シャッタ42、特定領域4
3、特定領域外領域44、及び大入賞口45を備えてい
る。特別遊技状態において、大入賞口開閉シャッタ39
が開き、1つの入賞球が特定領域43に入ると、特定領
域開閉シャッタ42が閉じ、その他の入賞球は特定領域
外領域44に導かれる。大入賞口45への入球数が9個
に達するか、或は大入賞口開閉シャッタ39の開放時間
が約30秒に達すると、大入賞口開閉シャッタ39が閉
じる。左右には、左下入賞口46及び右下入賞口47が
設けられている。大入賞装置40の上部左右に左入賞口
48及び右入賞口49が設けられている。大入賞装置4
0の下側領域にアウト口50、アウト口飾り51及びバ
ック球防止部材52が設けられている。遊技領域25を
区画形成する外レール53、内レール54、ファール球
防止部材55及び返しゴム56が遊技盤24に設けられ
ている。
【0012】図3に示す遊技盤24に取り付けられてい
る各種基板について説明する。センター役物26の内部
側に特別図柄保留表示LED57及び普通図柄保留表示LED
58を備えた普通図柄表示装置基板59、表示枠左上ラ
ンプ60を備えたLSIロジックよりなる表示枠左上ラ
ンプ基板61、表示枠右上ランプ62を備えたLSIロ
ジックよりなる表示枠右上ランプ基板63、表示枠左LE
D64を備えたLSIロジックよりなる表示枠左LED基板
65、表示枠右LED66を備えたLSIロジックよりな
る表示枠右LED基板67が設けられている。又、大入賞
装置40の内部側に左下入賞口LED68を備えたLSI
ロジックよりなる左下入賞口LED基板69、及び右下入
賞口LED70を備えたLSIロジックよりなる右下入賞
口LED基板71が設けられている。左入賞口48の内部側
に左入賞口LED72を備えたLSIロジックよりなる左
入賞口LED基板73が設けられている。右入賞口49の
内部側に右入賞口LED74を備えたLSIロジックより
なる右入賞口LED基板75が設けられている。
【0013】遊技盤24の裏側の球経路とスイッチ等の
配置について図4を参照して説明する。遊技盤24の中
央部にセンター役物取付用貫設穴76、その左右に右入
賞口取付用貫設穴77及び左入賞口取付用貫設穴78、
その下側に大入賞口取付用貫設穴79が各々設けられて
いる。又センター役物26の裏側の左右に右普通図柄作
動ゲート通過検知スイッチ80及び左普通図柄作動ゲー
ト通過検知スイッチ81が設けられている。大入賞装置
40の裏側の中央上部に第一種始動口ソレノイド82、
その下側に第一種始動口入賞検知スイッチ83、大入賞
装置40の裏側の左右に大入賞口ソレノイド84及び特
定領域開閉ソレノイド85、大入賞口ソレノイド84の
右側にカウント検知スイッチ86、特定領域開閉ソレノ
イド85の左側にカウント検知及び特定領域通過検知ス
イッチ87が各々設けられている。遊技盤24の裏側の
下方には、セーフ球集合樋88及びアウト球集合樋89
が設けられている。セーフ球集合樋88の下端部に入賞
球排出ソレノイド90、入賞球検知レバー91、入賞球
検知スイッチ92が設けられている。
【0014】パチンコ機1の裏側構造について、図5を
参照して説明する。前面枠3は本体枠4にヒンジ100
により開閉自在に支持されている。前面枠3の表面側に
遊技盤24が着脱自在に固定されている。本体枠4には
ヒンジ101により機構盤102が着脱自在に固定され
ている。このヒンジ101の上部左側にタンク球切れ検
知スイッチ103を備えた賞球タンク104、及びタン
クレール105が備えられている。このタンクレール1
05の右端に球抜きレバー106、その下側に補給球切
れ検知スイッチ107、その下側に賞球払出装置108
が設けられている。賞球払出装置108の下側に振分け
部109が設けられている。タンクレール105の下側
に特別図柄表示装置33を格納した裏蓋110、又、裏
蓋110の下側に主基板111が各々設けられている。
主基板111の左側にLSIロジックよりなる発射装置
制御基板113、タッチ感度調整つまみ114、球飛び
強弱調整つまみ115、発射制御集合中継基板116が
各々設けられている。機構盤102の左下側に発射装置
ユニット117が設けられている。機構盤102の右側
に枠状態表示器118及び賞球制御基板119が設けら
れている。枠状態表示器118は、補給球詰まり、下受
け皿満タン、主電源電圧異常、発射停止、主基板通信異
常、賞球モータ異常などを7セグメントLED表示器を
用いて表示するものである。機構盤102の右上端部に
ヒューズボックス120、電源スイッチ121、電源タ
ーミナル基板122、及び大当り、発射装置制御、球切
れ、扉開放、賞球、球貸し用等の遊技機枠用外部接続端
子を備えた端子基板123が設けられている。賞球制御
基板119から接続ケーブル124が上方に延び出し、
電源ケーブル125を備えたプリぺイドカードユニット
22に接続されている。機構盤102の下側に下皿用球
通路部材126が設けられている。
【0015】図6に示す本実施形態のパチンコ機1の電
子制御装置130を説明する。電子制御装置130は、
主基板111に設けられた主制御基板140、主制御基
板140と一方向通信を行う賞球制御基板119、主制
御基板140と一方向通信を行う図柄制御基板160を
含み構成されている。主制御基板140は、8ビットの
処理容量を備えたCPU141、256バイト以内の容
量に設定されたRAM142、7.5キロバイト以内の
容量(プログラム領域3.5キロバイト、データ領域
4.0キロバイト以内)に設定されたROM143、入
出力インタフェース144がバス145により相互に接
続されたものであり、パチンコ機1の遊技を司っている
ものである。主制御基板140の処理容量や記憶容量を
制限したのは、試験或いは検査を容易とするためであ
る。図示は略すがカウンタ、タイマ等も備えている。L
SIロジックよりなる端子基板123にタッチスイッチ
11a、発射停止スイッチ11b、右普通図柄作動ゲー
ト31の入球を検知する右普通図柄作動ゲート通過検知
スイッチ80、左普通図柄作動ゲート30の入球を検知
する左普通図柄作動ゲート通過検知スイッチ81、大入
賞口45への入賞球のうち、特定領域に導かれた入賞球
を検知するカウント検知スイッチ86、大入賞口45へ
の入球のうち、特定領域に入った遊技球を検知するカウ
ント検知及び特定領域通過検知スイッチ87、発射ハン
ドル11の回動操作量に応じて発射装置ユニット117
における遊技球の弾発力を変化させるヴォリュームスイ
ッチ93、タンク球切れ検知スイッチ103及び補給球
切れ検知スイッチ107が接続され、端子基板123の
出力端子は主制御基板140の入出力インタフェース1
44に接続されている。第一種始動口入賞検知スイッチ
83及び入賞球検知スイッチ92は、入出力インタフェ
ース144に接続され、入賞球検知スイッチ92は、賞
球制御基板119にも接続されている。賞球制御基板1
19は、8ビットの処理容量を備えた論理演算回路を含
み構成され、その入力端子が入出力インタフェース14
4と接続するとともに、その出力端子は各種ソレノイド
82、84、85、入賞球排出ソレノイド90、賞球払
出装置108、発射装置制御基板113と接続してい
る。発射装置制御基板113は、発射装置ユニット11
7と接続されている。主制御基板140の入出力インタ
フェース144は、枠飾りランプ基板16、各種ランプ
基板61、63、各種LED基板18、20、65、6
7、69、71、73、75、及び普通図柄表示装置基
板59を介して、各々、枠飾りランプ12〜15、各種
ランプ60、62、各種LED17、19、64、6
6、68、70、72、74、及び普通図柄表示装置2
7と接続され、一方向に通信が可能となっている。主制
御基板140の入出力インタフェース144は、音声制
御基板21を介して、スピーカ9と接続され、また、L
SIロジックよりなる電源ターミナル基板122と接続
され、さらに図柄制御基板160ともハーネス171を
介して接続されている。
【0016】主制御基板140から賞球制御基板11
9、音声制御基板21、枠飾りランプ基板16、各種ラ
ンプ基板61、63、各種LED基板、普通図柄表示装置
基板59へは、特別図柄の変動・停止態様、リーチ発生
の有無、リーチ態様(種別、全回転、コマ送り、逆進、図
柄の拡大・縮小など)、特別遊技、及び遊技モード(確率変
動、時短など)等の遊技態様に応じて各種信号が出力さ
れ、これにより、各種ランプ、LEDやスピーカ等は好
適に制御されることとなる。
【0017】また、主制御基板140は、第一種始動口
入賞検知スイッチ83、カウント検知スイッチ86、カ
ウント検知及び特定領域通過検知スイッチ87等の検知
結果に基づいて、当否判定などの遊技状態を判断し、特
別図柄表示装置33に表示すべき特別図柄や背景などの
指示を図柄制御基板160へ一方向に逐一送信するよう
になっている。
【0018】図7に示す賞球制御基板119を説明す
る。賞球制御基板119は、8ビットの処理容量を備え
た論理演算回路を含み構成され、8ビットCPU15
1、256バイト以内のRAM152、3キロバイト以
内の容量を備えたROM153(プログラム領域2.5
キロバイト、データ領域0.5キロバイト以内)、それ
らを相互に接続するデータバス156から構成されてい
る。賞球制御基板119の処理容量を標準化したり、記
憶容量を制限したのは、試験或いは検査を容易とするた
めである。さらに、賞球制御基板119は、主制御基板
140からのコマンドデータを受信して中継するポート
部154を備えている。図示は略すがカウンタ、タイマ
等も備えている。
【0019】図7に示す通り、ハーネス171の左端側
がコネクタ174cに、右端側がコネクタ154cに装
着され、このハーネス171を介して、ポート部154
は、主制御基板140の入出力インタフェース144の
ポート部174と接続されている。さらに、コネクタ1
54cは、図8に示す通り、コマンドデータ/MZD0
〜7を通過させる8個の端子、/STB信号を送るスト
ローブ端子、3個のGND端子を備えている。また、コ
ネクタ154cは、8本のデータラインからなるコネク
タ側コマンドバス154dと接続され、コマンドデータ
は、8本のデータラインからなるバッファ側コマンドバ
ス154eへ出力される。さらに、コネクタ154cの
制御線(ストローブ信号線)154fはCPU151に
接続されている。
【0020】また、図8に示す通り、賞球制御基板11
9のCPU151に繋がるデータバス156が形成され
ており、このデータバス156は8本のデータラインD
0〜D7を備えている。これらのデータラインD0〜D
7は、ポート部154のコマンドライン(バッファ側コ
マンドバス154eを構成するもの)と各々接続され、
CPU141とCPU151との間のデータの送受信に
用いられるものである。
【0021】上述の主制御基板140から賞球制御基板
119へのデータ伝送方式、特に賞球動作について説明
する。主制御基板140から賞球制御基板119へは一
方向のみデータ伝送を行う。但し、入賞球検知スイッチ
92からの入賞球検知信号は、賞球制御基板119と主
制御基板140にハード的に分配される。また、ここで
は、主制御基板140は、賞球制御基板119の状態を
確認する事は出来ない構成である。賞球動作は以下の順
序で行われる。 a.主制御基板140は、カウント検知スイッチ86、
カウント検知及び特定領域通過検知スイッチ87に入賞
したら15個賞球回数を+1加算し、第一種始動口入賞
検知スイッチ83に入賞したら6個賞球回数を+1加算
する。 b.入賞球検知スイッチ92は、入賞球検知信号を主制
御基板140と賞球制御基板119に送信する。 c.主制御基板140は、入賞球検知スイッチ92から
の入賞球検知信号を受取ると、賞球制御基板119に対
して賞球個数データを送信する。賞球は15個賞球回数
が0でなければ15個の賞球個数データが、6個賞球回
数が0でなければ6個の賞球個数データが送られる。そ
れ以外の場合(右普通図柄作動ゲート通過検知スイッチ
80、左普通図柄作動ゲート通過検知スイッチ81で通
過を検知した場合など)は、10個の賞球個数データが
送られる。 d.賞球個数データの送信は、入賞球検知信号がOFFさ
れるまで、繰返される。 e.賞球制御基板119は、入賞球検知スイッチ92か
らの入賞球検知信号と主制御基板140からの賞球個数
データを受取ると賞球払出装置108を作動させる。
又、賞球制御基板119は、入賞球排出ソレノイド90
をON、OFF(入賞球1個を排出)させて、入賞球検知信号
をOFFとする。
【0022】図9に示す図柄制御基板160を説明す
る。図柄制御基板160は、処理容量等に制限はない
が、一例として、32ビットの処理容量を備えた論理演
算回路を含み構成され、32ビットCPU161、25
6キロバイト以内の記憶容量を備えたRAM162、
7.5キロバイト以内の記憶容量を備えたROM16
3、VDP(Video Display Processor)165、
それらを相互に接続するデータバス166、VDP16
5からの出力信号を受けるD/A変換器167、D/A
変換器167からの信号を特別図柄表示装置33に出力
する液晶表示用出力インタフェース168から構成され
ている。さらに、図柄制御基板160は、主制御基板1
40の入出力インタフェース144のポート部174か
らのコマンドデータを受信して中継するポート部164
を備えている。図示は略すがカウンタ、タイマ等も備え
ることもある。ポート部174と、ポート部164と
は、コネクタ174c、ハーネス171、コネクタ16
4cを介して接続されている。なお、現在のところ、図
柄制御基板160には、8ビットの処理容量以下でなけ
ればならないという上限が課されている。しかし、本実
施形態では、処理容量或いは記憶容量には上限はないの
で、画像能力が向上し、しかも一方向通信であるから不
正防止にも役立つ。
【0023】このポート部164には、図10に示す通
り、バッファ164a、及びデコーダ164bが設けら
れている。ハーネス171の一端側がコネクタ164c
に装着され(図9参照)、ポート部164は、このハー
ネス171を介して主制御基板140と接続される。さ
らに、コネクタ164cは、図11に示す通り、コマン
ドデータ/MZD0〜7を通過させる8個の端子、/S
TB信号を送るストローブ端子、3個のGND端子を備
えている。また、図10に示す通り、コネクタ164c
とバッファ164aとは、8本のデータラインからなる
コネクタ側コマンドバス164dを介して接続されてお
り、バッファ164aは、コネクタ164cにより中継
されたコマンドデータを緩衝して出力するものである。
バッファ164aの出力動作はデコーダ164bにより
制御され、コマンドデータは必要に応じてバッファ16
4aから、8本のデータラインからなるバッファ側コマ
ンドバス164eへ出力される。さらに、コネクタ16
4cの制御線(ストローブ信号線)164fはCPU1
61に接続され、デコーダ164bは、制御線164g
を介してCPU161と接続されるとともに制御線16
4hを介してバッファ164aと接続されている。デコ
ーダ164bはストローブ信号に基づいたCPU161
の指示にしたがってバッファ164aの出力動作のタイ
ミングを制御する。
【0024】また、図11に示す通り、図柄制御基板1
60には、CPU161に繋がるデータバス166(図
9参照)が形成されており、このデータバス166は3
2本のデータラインD0〜D31を備えている。これら
データラインD0〜D31のうち、8本のデータライン
(D0〜D7)は、ポート部164のバッファ164a
(図10参照)に繋がるコマンドラインB0〜B7(バ
ッファ側コマンドバス164eを構成するもの)と各々
接続されている。すなわち、コネクタ164cは、デー
タバス166の8本のデータラインD0〜D7と接続さ
れてはいるが、データバス166の24本のデータライ
ンD8〜D31とは接続されていない。このデータバス
166の32本のデータラインD0〜D31はCPU1
61に直接的或いは間接的に繋がっているものであり、
このうち、24本のデータラインD8〜D31は、CP
U161とRAM162、ROM163、VDP165
との間のデータの送受信に用いられるものである。
【0025】次に、主制御基板140から賞球制御基板
119及び図柄制御基板160へのデータ伝送方式につ
いて図12及び図13を参照して説明する。説明の重複
を避けるため、主制御基板140から図柄制御基板16
0への伝送方式を説明し、主制御基板140から賞球制
御基板119へのデータ伝送方式はこれに準拠すること
とし説明及び図示は省略する。CPU141からCPU
161へ送られるコマンドは8ビットで構成され、9コ
マンドを1コマンドブロックとしてコマンドデータが作
成される。ハ−ドリセット(例えば2ms周期)1回毎に
2コマンドの通信が行われるので、ハードリセット4回
で1コマンドブロックの送信が行われる。1コマンドブ
ロックの送信に伴い、ストロ−ブ信号は9回伝送され
る。図12に示す通り、そのストローブ信号はコマンド
データの送信開始時から0.004ms後に立ち上がり、
0.003ms後に立ち下がる。このストローブ信号のオ
ン信号の信号幅は0.041msに設定されている。これ
らの周期は適宜設定可能である。図12はソフト上の論
理を表し、実際の信号線上の論理は反転する。なお、1
コマンドブロックの構成は、例示のものに限定されず、
適宜変更が可能である。
【0026】なお、本実施形態においては、1秒当り6
0フレームの画面構成により特別図柄表示装置33に十
分な表示を行うことができる。1フレームが16msとし
て、60フレームでは960msとなることから、通常
は、頻繁にデータの送信をする必要はない。
【0027】上述のコマンドブロックの基本データ構造
について図13を参照して説明する。各コマンドブロッ
クの先頭コマンド(コマンド0)はモード(後述)判別に使
用される。図表中0、1で示す部分は判別用の固定ビッ
トである。コマンドブロック内のコマンドの長さ(ビッ
トサイズ)はコマンド毎に異なる。*で示す部分は、各
モードに対応して設定されるデータである。伝送順序
は、コマンド0、コマンド1、…、コマンド7、コマン
ド8の順序である。また、12個の表示モードが用意さ
れており、各モード番号とモード内容とは図14の通り
に対応している。
【0028】主制御基板140により実行されるメイン
ジョブについて図15を参照して説明する。これは主制
御基板140のROM143に格納された遊技を司るプ
ログラムを読み出し、必要な情報をRAM142に一時
的に記憶させ、CPU141により実行されるものであ
る。先ずスタックポインタをRAM142の所定アドレ
スに設定した後(S10)、初期化終了の判定が行われる
(S20)。初期化が終了していなければ(S20:NO)初
期化ジョブが実行され(S190)、リターンに抜け、一
方、初期化が終了していれば(S20:YES)、LEDジョブ
(S30)からスイッチジョブ(S70)までの処理が実行
される。LEDジョブ(S30)においては普通図柄及び
普通図柄作動保留球数の表示用のデータや、特別図柄作
動保留球数の表示用のデータなどが出力される。等速乱
数ジョブ(S40)では、RAM142の普通図柄当否判
定乱数メモリ(図示略)や汎用カウンタメモリ(図示
略)などが更新される。非等速乱数ジョブ(S50)で
は、外れ普通図柄乱数メモリ(図示略)が更新される。
汎用カウンタメモリ(図示略)は、ユーザリセット毎、
「0」〜「255」の値の作成や、コマンドジョブ、音楽作成
ジョブ、飾りジョブの実行などに使用される。音声作成
ジョブ(S60)では、音楽や音声に関するデータの作成
が行われる。スイッチジョブ(S70)では、各種検知
スイッチの読み込みが行われる。即ち、発射停止検知信
号、タッチ検知信号、ヴォリューム検知信号、カウント
検知信号、特定領域通過検知信号、普通図柄作動ゲート
検知信号などの各種信号が端子基板123を介して主制
御基板140に取り込まれ、又、第一種始動口入賞検知
スイッチ83から第一種始動口入賞検知信号、入賞球検
知スイッチ92から入賞球検知信号が各々取り込まれ
る。更に、カウント検知スイッチ86やカウント検知及び
特定領域通過検知スイッチ87に異常が在るか否かが判
定され(S80)、異常がなければ(S80:YES)、特別図
柄メインジョブ(S90)から音声ジョブ(S110)迄の
処理が実行される。又、異常(球詰まりや断線など)があ
れば(S80:NO)、エラージョブ(S130)が実行さ
れ、S140へ移行する。特別図柄メインジョブ(S9
0)では、特別図柄を表示するためのデータ処理が行わ
れ、図柄制御基板160へ表示すべき特別図柄や背景な
どを指示するコマンドデータを逐一送信する。すなわ
ち、特別図柄処理番号メモリを使用してモジュール(図
示略)の呼び出しが行われ、各プログラムモジュールが
遊技状態に応じて適宜選択されて実行される。大当りや
外れリーチの態様が実行される場合には、リーチに関す
るモジュールが選択されるが、その被選択確率は、大当
りに対する信頼度数が均等にならないよう適宜設定され
ている。特別図柄の変動時間は、通常状態、高確率状態、
普通図柄保留表示LED58に表示される保留数が所定値
(例えば4)にある場合、及び、変動時間短縮状態(いわゆ
る時短モード)などの場合で異なっており、変動時間制御
は各種の状態に応じて行われる。図柄が確定表示される
際には、特別図柄確定ジョブが実行され、所定の時間が経
過する毎に左・右・中の順で特別図柄が特別図柄表示装
置33に確定表示されるようにする。なお、リ−チや当
りの図柄変動の終盤から確定表示に至るまでの態様に
は、高速変動、コマ送り、逆進などの種々の態様が設定さ
れている。当りの場合、当り図柄が確定表示された後、特
別遊技の進行に合わせてラウンド数が表示され、特別遊
技の終了が遊技者に告知されるようにする。 普通図柄メインジョブ(S100)では、選択されたモジ
ュール(プログラム・モジュール)(図示略)の呼出しや、
普通図柄及び普通図柄作動保留球数表示用のデータの作
成が行われる。音声ジョブ(S110)では遊技状態に
応じた音声のデー夕が出力される。 この後、再びカウント検知スイッチ86やカウント検知
及び特定領域通過検知スイッチ87に異常があるか否か
が判定され(S120)、異常がなければ(S120:YE
S)、各フラグの状態がバックアップメモリにセットされ
(S140)、賞球信号ジョブ(S150)、情報信号ジョ
ブ(S160)、コマンドジョブ(S170)、残余時間ジ
ョブ(S180)が実行される。各種スイッチに異常があ
る場合には(S120:NO)、エラージョブ(S130)が
実行された後に、S140へ移行する。賞球信号ジョブ
(S150)では賞球払出しに関するデータの作成や出
力が行われる。情報信号ジョブ(S160)では他の制
御部への情報出力に必要なデータの作成が行われる。コ
マンドジョブ(S170)では、特別図柄管理のための
コマンド入出力が行われる。残余時間ジョブ(S18
0)では、非等速乱数の呼出しや、汎用乱数メモリ(図
示略)の更新が行われる。S180の後は、リターンに
抜ける。
【0029】次に、図16の特別図柄メインジョブ(S
90)のサブルーチンを説明する。先ず、始動口判定ジ
ョブ(S200)が行われ、特別図柄当否判定乱数メモ
リ、特別図柄保留数メモリ、予告動作判定乱数メモリの
数値が特別図柄作動保留球数メモリの数値に基づいて
(例えば数値が「4」に達しているか否かに基づいて)
所定の記憶領域に記憶される。更に、特別図柄処理時間
を設定し(S210)、特別図柄処理番号メモリを使用し
てモジュール(図示略)の呼び出しが行われる(S22
0)。次に特別図柄処理時間メモリと特別図柄処理番号
メモリの数値が判定され、特別図柄処理時間メモリが
「0」、即ち特別図柄処理時間が終了したかどうか判定さ
れ(S230)、特別図柄処理番号メモリが何れかのリ
ーチジョブの番号に相当するかどうか判定する(S24
0:YES)。いずれもが肯定判断(S230:YES、S24
0:YES)であれば、リーチ終了判定ジョブ(S250)が実
行され、S260へ移行する。何れか一方でも条件が満
たされていなければ、リーチ終了判定ジョブ(S25
0)を飛び超えて、飾り制御が不要か否か、即ち飾り制
御テーブルメモリが「0」か否かが判定され(S26
0)、必要な場合(S260:NO)には飾りセットジョブ(S
270)が実行され、S280へ移行する。この飾りセ
ットジョブ(S270)では、各種ランプ等、飾り制御の
ためのデータが作成される。 S260で肯定又はS270の後、特別図柄処理時間が
終了時間に達したか否かが判定され(S280)、判定結
果が否定の場合には特別図柄処理時間メモリが-1減算
(S290)された後、又はS280で肯定の場合にはそ
のまま、LEDデータに特別図柄作動保留球数(0〜4)がセ
ットされる(S300)。この後、特別図柄更新処理のため
の特別図柄オフセット制御ジョブ(S310)が実行さ
れ、リターンに抜ける。
【0030】上述の特別図柄メインジョブを含む各種の
ジョブにより作成されたコマンドデータは主制御基板1
40から図柄制御基板160のポート部164へ送ら
れ、図柄制御基板160のCPU161はポート部16
4により中継されたコマンドデータを必要に応じて受信
する。CPU161がコマンドデータの入力を必要とし
ない場合は、D0〜D7のデータラインもCPU161
とVDP165(回路構成によってはRAM162やR
OM163)との間のデータ伝送に用いられる。また、
コマンドデータはデータバス166に送られるので、V
DP165にも入力される。VDP165がCPU16
1と同期したコマンドデータの受信を必要としない場合
は、ポート部164にバッファやデコーダを追加して
(図示略)、VDP165とポート部164間の受信・
非受信の切換えを行ってもよい。
【0031】なお、弾球遊技機1の試験或いは検査は、
賞球制御基板119、発射装置制御基板113、主制御
基板140、図柄制御基板160については、詳細な試
験或いは検査を行い、音声制御基板21や各種ランプ基
板等については簡単な試験或いは検査が行われる。それ
らの詳細は公知であり、法律の規定や行政当局の運用に
譲り、説明は省略する。
【0032】以上の通り説明した本実施形態によれば、
主制御基板140及び賞球制御基板119が、標準化さ
れたCPU141、151を備え、主制御基板140か
ら賞球制御基板119及び図柄制御基板160へ一方向
の通信が行われる。したがって、不正が行われることが
考えられる主制御基板140及び賞球制御基板119に
ついて検査能力を高め、試験或いは検査を容易にするこ
とができ、不正を好適かつ迅速に発見でき、不正行為の
早期防止を有効に図ることができる。このように不正防
止が十分に図られた上に、さらに、図柄制御基板160
については標準化しなかったので、処理容量や記憶容量
には制限がなくなり、図柄表示の性能が向上する効果が
ある。他の制御基板、例えば、音声制御基板、各種ラン
プ基板等についても同様である。
【0033】以上、本実施形態を説明したが、本発明の
技術的思想を逸脱しない範囲において本発明の構成を適
宜改変できることは当然であり、このような改変も、本
発明の技術的範囲に属するものである。例えば、本発明
は、いわゆる権利物、羽根物、アレンジボールと呼ばれ
ている機種、一般電役などの種々の弾球遊技機に適用が
可能である。賞球制御基板119や主制御基板140の
処理容量、記憶容量、アーキテクチャは、本実施形態に
限定されず、適宜変更が可能である。また、主制御基板
140から賞球制御基板119或いは図柄制御基板16
0に送信されるコマンドデータ容量をより大きくするこ
とにより、1コマンドブロックのコマンド数を低減でき
る。さらに、ポート部154、164、174の回路構
成は、種々なる態様で実施できる。また、ポート部15
4、164、174をCPU151、161、141に
集積してワンチップ化してもよい。ランプ基板は1つに
集約化してワンチップ化、或いは1つのCMOS系やT
TL系のLSIロジックに集約しても良い。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、少なくと
も前記主制御部及び前記賞球制御部が、標準化されたセ
ントラルプロセシングユニットを備え、前記主制御部か
ら前記賞球制御部及び画像表示制御部へ一方向の通信が
行われる。したがって、不正防止を図るとともに主制御
部及び賞球制御部の試験或いは検査を容易にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のパチンコ機の正面図である。
【図2】同パチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図3】同遊技盤に取付けられる各役物の基板の配置を
示す説明図である。
【図4】同遊技盤裏面の遊技球経路とスイッチ取付を示
す説明図である。
【図5】本発明実施形態のパチンコ機の裏面図である。
【図6】同パチンコ機の電子制御装置のブロック図であ
る。
【図7】同電子制御装置の賞球制御基板の主要構成と周
辺機器とを示すブロック図である。
【図8】同電子制御装置の賞球制御基板のCPUに繋が
るデータバスとコネクタに繋がるコマンドバスとの接続
の一例を示すブロック図である。
【図9】同電子制御装置の図柄制御基板の主要構成と周
辺機器とを示すブロック図である。
【図10】同電子制御装置の図柄制御基板の要部を示す
ブロック図である。
【図11】同電子制御装置の図柄制御基板のCPUに繋
がるデータバスとコネクタに繋がるコマンドバスとの接
続の一例を示すブロック図である。
【図12】主制御基板から図柄制御基板へのデータ伝送
方式を示すタイムチャートである。
【図13】同データ伝送におけるコマンドブロックの基
本データ構造図表である。
【図14】表示モードとモード番号との対応を示す一覧
図表である。
【図15】本実施形態の電子制御装置によるメインジョ
ブのフローチャートである。
【図16】本実施形態の電子制御装置による特別図柄メ
インジョブのサブルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ機 24 遊技盤 25 遊技領域 26 センター役物 27 普通図柄表示装置 32 液晶表示盤 33 特別図柄表示装置 34 左図柄表示領域 35 中図柄表示領域 36 右図柄表示領域 40 大入賞装置 41 第一種始動口(普通電動役物) 42 特定領域開閉シャッタ 43 特定領域 44 特定領域外領域 45 大入賞口 111 主基板 113 発射装置制御基板 116 発射制御集合中継基板 117 発射装置ユニット 118 枠状態表示器 119 賞球制御基板 122 電源ターミナル基板 123 端子基板 130 電子制御装置 140 主制御基板 141 CPU 142 RAM 143 ROM 144 入出力インタフェース 145 バス 151 CPU 152 RAM 153 ROM 154 ポート部 154c コネクタ 154d コネクタ側コマンドバス 154e バッファ側コマンドバス 160 図柄制御基板 161 CPU 162 RAM 163 ROM 164a バッファ 164b デコーダ 164c コネクタ 164d コネクタ側コマンドバス 164e バッファ側コマンドバス 164f、164g、164h 制御線(ストローブ信
号線) 165 VDP 166 データバス 167 D/A変換器 168 液晶表示用出力インタフェース 171 ハーネス 174 ポート部 174c コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技の制御を司る主制御部と、該主制御部
    から送信されたコマンドデータに従って賞球制御を行う
    賞球制御部と、前記主制御部から送信されたコマンドデ
    ータに従って画像表示装置に画像を表示する画像表示制
    御部とを少なくとも備えた弾球遊技機において、 少なくとも前記主制御部及び前記賞球制御部が、標準化
    されたセントラルプロセシングユニットを備え、前記主
    制御部から前記賞球制御部及び画像表示制御部へ一方向
    の通信が行われることを特徴とする弾球遊技機。
JP9737798A 1998-04-09 1998-04-09 弾球遊技機 Withdrawn JPH11290536A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007289788A (ja) * 2007-08-17 2007-11-08 Sankyo Kk 遊技機
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