JP2001149623A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001149623A JP2000326021A JP2000326021A JP2001149623A JP 2001149623 A JP2001149623 A JP 2001149623A JP 2000326021 A JP2000326021 A JP 2000326021A JP 2000326021 A JP2000326021 A JP 2000326021A JP 2001149623 A JP2001149623 A JP 2001149623A
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昭治 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号伝送線路の構成の共通化を可能とし、パ
ターン設計を容易にするとともに、制御部間の送信方向
の規制により不正を防止することを課題とする。 【解決手段】 8ビットのデータ処理容量を備えた主制
御部140は、ポート回路174、ハーネス171、ポ
ート回路164を介して、32ビットのデータ処理容量
を備えた特別図柄制御部160と接続され、主制御部1
40から特別図柄制御部160への片方向でのパラレル
なデータ通信が行われる。データバス164d及び16
4eは、8本のデータ線(8bit)を備え、コネクタ
164c、バッファ164a、バス166とを接続する
(図8参照)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機、更に
詳しくは、主制御部と、主制御部からのコマンドデータ
に従って図柄表示制御等を行う図柄制御部とを備えた弾
球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に弾球遊技機の主要な制御手段とし
て、主制御部、図柄制御部、及び枠制御部などが挙げら
れる。これらのうち図柄制御部は、液晶ディスプレイ
(LCD)、ブラウン管(CRT)ディスプレイ、ドッ
トマトリクスディスプレイなどの特別図柄表示用の機器
を制御する。又、枠制御部には各種飾りランプ、タッチ
基板、賞球払出基板、音量スイッチ基板、及びカ−ド管
理基板などが接続されている。そして、図柄制御部と枠
制御部は主制御部に接続されており、主制御部は図柄制
御部や枠制御部を介して弾球遊技機の各種機器の制御を
司っている。この種の弾球遊技機においては、乱数取
得、図柄決定、図柄表示、飾りセット処理(飾りランプ
制御)、及び保留処理などの図柄表示に関わる処理の指
令出力を主制御部が一括して行っている。
【0003】ところが、図柄表示部に表示される表示態
様が複雑になったり、図柄表示と各種ランプとの連動態
様が複雑になったりして趣向性が高められるほど、図柄
制御部に高い論理演算能力が要求されるようになってい
る。そのため、図柄制御部の配線数が増えるため、基板
の配線パターンや各種電子機器の配置に複雑で困難な設
計が要求される。一方、遊技の制御を司る主制御部に対
し、信号を入力することで集中的に利益を獲得する不正
が行われるという問題も生じている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、信号伝送線
路の構成の共通化を可能とし、パターン設計を容易にす
るとともに、制御部間の送信方向を規制して不正防止に
寄与することが可能な弾球遊技機を提供することを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、本発明
の弾球遊技機は、遊技の制御を司る主制御部と、該主制
御部から送信されたコマンドデータに従って図柄表示制
御を行う図柄制御部とを有し、前記図柄制御部と前記主
制御部の各々にポート部を備え、該ポート部を介して前
記主制御部から前記図柄制御部へ一方向の通信が行われ
ることを特徴とする。これにより、制御部の処理容量や
構成に関わらず、ポート部の構成を共通化でき、配線構
造に汎用性を持たせることで上記課題が達成される。ま
た、制御部間の信号の送信方向が主制御部から図柄制御
部への一方向に規制されているため、不正防止に寄与す
ることが可能となる。上記主制御部は、遊技を司るもの
であり、代表的には、各種スイッチなどと端子基板を介
して接続され、又、図柄制御部は、図柄表示装置(CR
T、液晶表示装置、7セグメントLED表示器、ドット
マトリクス表示器など)を制御するものである。主制御
部と図柄制御部とは、代表的にはICから構成され、そ
れらのデータは一方向通信であることが特徴である。ま
たポート部は、例示的にはバッファ、デコーダ等から構
成され、バッファの入力側及び出力側に、複数のコマン
ドラインからなるコマンドバスが接続されているものが
挙げられる。また、このポート部は、図柄制御部側の基
盤に実装されるが、主制御部側でも良い。なお、主制御
部及び図柄制御部の処理容量、具体的にはデータ語長
(データバスの本数)は、8ビット、16ビット、32
ビット、64ビットなど、適宜設定可能である。主制御
部の処理容量は、好適には、図柄制御部の処理容量より
小さい場合が挙げられる。一例として、主制御部の処理
容量が8ビット、図柄制御部の処理容量が32ビットの
場合が挙げられる。この場合には、8本のコマンドライ
ンが32本のデータバスのうちの8本のデータラインに
接続されることになる。
【0006】
【発明の実施の形態】まず本発明の実施形態の弾球遊技
機としての、いわゆるフィーバー機とも呼ばれるタイプ
の第一種パチンコ機について、その構造を図1〜図5を
参照して説明する。図1に示すパチンコ機1の表面構造
を説明すると、裏面にガラス板が嵌められたガラス枠2
が前面枠3に開閉可能に軸着され施錠装置5により開閉
可能となっており、また、この前面枠3が本体枠4に開
閉可能に軸着されている。前面枠3の下方には、上皿6
及び下皿7が配置されている。上皿6及び下皿7には、
それぞれに、パチンコ機1の内部から遊技球を排出する
ための排出口6a,7aがそれぞれ開口している。上皿
6には複数の長孔からなるスピーカ面8が設けられてお
り、その裏側には遊技状態に応じた効果音を発生するス
ピーカ9が装着されている。下皿7の裏側には、上皿6
から供給される遊技球を遊技領域25(図2参照)に発
射するための発射装置ユニット117(図5参照)を操
作する発射ハンドル11が設けられている。この発射ハ
ンドル11には遊技者がタッチしていることを検出する
タッチスイッチ11aが装着され、発射ハンドル11の
近傍には発射停止を一時的に指令する発射停止スイッチ
11bが設けられている。本体枠4の上端部には、枠飾
りランプ12,13,14,15が設けられ、これらに
対応して、枠飾りランプ基板16が設置されている。そ
れらの左側上方には、賞球表示LED17及び賞球表示LED
基板18が、右側上方にはストップ表示LED19及びス
トップ表示LED基板20が設けられている。スピーカ面
8の左方裏側に音量スイッチ基板21が設けられてい
る。更にパチンコ機1の左側にプリベイドカードユニッ
ト22が装着されている。
【0007】図2に示す遊技盤24の構造を説明する。
遊技盤24の遊技領域25の中央部に大形の枠体でなる
センター役物26が設けられている。このセンター役物
26は、上部中央に普通図柄表示装置27、その両側に
左通過口28及び右通過口29、左右両側に左普通図柄
作動ゲート30及び右普通図柄作動ゲート31が設けら
れている。センター役物26の開口部には10インチサ
イズの液晶表示盤32を含み構成された特別図柄表示装
置33が設けられている。液晶表示盤32は左図柄表示
領域34、中図柄表示領域35、右図柄表示領域36を
備えている。センター役物26の左右下部両側に左通過
口出口37及び右通過口出口38が設けられている。セ
ンター役物26の下方中央部に条件装置として動作す
る、アタッカーとも呼ばれる大入賞装置40が設けられ
ている。この大入賞装置40は、その上部中央に第一種
始動口(普通電動役物)41、その下側に大入賞口開閉
シャッタ39、特定領域開閉シャッタ42、特定領域4
3、特定領域外領域44、及び大入賞口45を備えてい
る。特別遊技状態において、大入賞口開閉シャッタ39
が開き、1つの入賞球が特定領域に入ると、特定領域開
閉シャッタ42が閉じ、その他の入賞球は特定領域外領
域に導かれる。大入賞口45への入球数が9個に達する
か、或は大入賞口開閉シャッタ39の開放時間が約30
秒に達すると、大入賞口開閉シャッタ39が閉じる。左
右には、左下入賞口46及び右下入賞口47が設けられ
ている。大入賞装置40の上部左右に左入賞口48及び
右入賞口49が設けられている。大入賞装置40の下側
領域にアウト口50、アウト口飾り51及びバック球防
止部材52が設けられている。遊技領域25を区画形成
する外レール53、内レール54、ファール球防止部材
55及び返しゴム56が遊技盤24に設けられている。
【0008】図3に示す遊技盤24に取り付けられてい
る各種基板について説明する。センター役物26の内部
側に特別図柄保留表示LED57及び普通図柄保留表示LED
58を備えた普通図柄表示装置基板59、表示枠左上ラ
ンプ60を備えた表示枠左上ランプ基板61、表示枠右
上ランプ62を備えた表示枠右上ランプ基板63、表示
枠左LED64を備えた表示枠左LED基板65、表示枠右LE
D66を備えた表示枠右LED基板67が設けられている。
又、大入賞装置40の内部側に左下入賞口LED68を備
えた左下入賞口LED基板69、及び右下入賞口LED70を
備えた右下入賞口LED基板71が設けられている。左入
賞口48の内部側に左入賞口LED72を備えた左入賞口L
ED基板73が設けられている。右入賞口49の内部側に
右入賞口LED74を備えた右入賞口LED基板75が設けら
れている。
【0009】遊技盤24の裏側の球経路とスイッチ等の
配置について図4を参照して説明する。遊技盤24の中
央部にセンター役物取付用貫設穴76、その左右に右入
賞口取付用貫設穴77及び左入賞口取付用貫設穴78、
その下側に大入賞口取付用貫設穴79が各々設けられて
いる。又センター役物26の裏側の左右に右普通図柄作
動ゲート通過検知スイッチ80及び左普通図柄作動ゲー
ト通過検知スイッチ81が設けられている。大入賞装置
40の裏側の中央上部に第一種始動口ソレノイド82、
その下側に第一種始動口入賞検知スイッチ83、大入賞
装置40の裏側の左右に大入賞口ソレノイド84及び特
定領域開閉ソレノイド85、大入賞口ソレノイド84の
右側にカウント検知スイッチ86、特定領域開閉ソレノ
イド85の左側にカウント検知及び特定領域通過検知ス
イッチ87が各々設けられている。遊技盤24の裏側の
下方には、セーフ球集合樋88及びアウト球集合樋89
が設けられている。セーフ球集合樋88の下端部に入賞
球排出ソレノイド90、入賞球検知レバー91、入賞球
検知スイッチ92が設けられている。
【0010】パチンコ機1の裏側構造を図5を参照して
説明する。前面枠3は本体枠4にヒンジ100により開
閉自在に支持されている。前面枠4の表面側に遊技盤2
4が着脱自在に固定されている。前面枠4にはヒンジ1
01により機構盤102が着脱自在に固定されている。
このヒンジ101の上部左側にタンク球切れ検知スイッ
チ103を備えた賞球タンク104、及びタンクレール
105が備えられている。このタンクレール105の右
端に球抜きレバー106、その下側に補給球切れ検知ス
イッチ107、その下側に賞球払出装置108が設けら
れている。賞球払出装置108の下側に振分け部109
が設けられている。タンクレール105の下側に特別図
柄表示装置33を格納した裏蓋110、又、裏蓋110
の下側に主基板111が各々設けられている。主基板1
11の左側に発射装置制御基板113、タッチ感度調整
つまみ114、球飛び強弱調整つまみ115、発射制御
集合中継基板116が各々設けられている。機構盤10
2の左下側に発射装置ユニット117が設けられてい
る。機構盤102の右側に枠状態表示器118を備えた
枠制御基板119が設けられている。枠状態表示器11
8は、補給球詰まり、下受け皿満タン、主電源電圧異
常、発射停止、主基板通信異常、賞球モータ異常などを
7セグメントLED表示器を用いて表示するものであ
る。機構盤102の右上端部にヒューズボックス12
0、電源スイッチ121、電源ターミナル基板122、
及び大当り、発射装置制御、球切れ、扉開放、賞球、球
貸し用等の遊技機枠用外部接続端子を備えた端子基板1
23が設けられている。枠制御基板119から接続ケー
ブル124が上方に延び出し、電源ケーブル125を備
えたプリぺイドカードユニット22に接続されている。
機構盤102の下側に下皿用球通路部材126が設けら
れている。
【0011】図6に示す本実施形態のパチンコ機1の電
子制御装置130を説明する。電子制御装置130は、
主基板111に設けられた主制御部140、枠制御基板
119に設けられた枠制御部150、主制御部140と
一方向通信を行う特別図柄制御部160を含み構成され
ている。主制御部140は、8ビットの処理容量を備
え、CPU141、RAM142、ROM143、入出
力インタフェース144がバス145により相互に接続
されたものであり、パチンコ機1の遊技を司っているも
のである。端子基板123にタッチスイッチ11a、発
射停止スイッチ11b、右普通図柄作動ゲート30の入
球を検知する右普通図柄作動ゲート通過検知スイッチ8
0、左普通図柄作動ゲート30の入球を検知する左普通
図柄作動ゲート通過検知スイッチ81、大入賞口45へ
の入賞球のうち、特定領域に導かれた入賞球を検知する
カウント検知スイッチ86、大入賞口45への入球のう
ち、特定領域に入った遊技球を検知するカウント検知及
び特定領域通過検知スイッチ87、発射ハンドル11の
回動操作量に応じて発射装置ユニット117における遊
技球の弾発力を変化させるヴォリュームスイッチ93、
タンク球切れ検知スイッチ103及び補給球切れ検知ス
イッチ107が接続され、端子基板123の出力端子は
主制御部140の入出力インタフェース144に接続さ
れている。第一種始動口入賞検知スイッチ83及び入賞
球検知スイッチ92は、入出力インタフェース144に
接続され、入賞球検知スイッチ92は、枠制御部150
にも接続されている。枠制御部150は、4ビットの処
理容量を備えた論理演算回路を含み構成されたワンチッ
プマイコン(詳細は図示略)を有し、その入力端子が入
出力インタフェース144と接続するとともに、その出
力端子は枠飾りランプ基板16、各種LED基板18,2
0,65,67,69,71,73,75、各種ランプ
基板61,63、音量スイッチ基板21、普通図柄表示
装置基板59、各種ソレノイド82,84,85、入賞
球排出ソレノイド90、サウンドジェネレータ94、賞
球払出装置108、発射装置制御基板113と接続して
いる。更に、主制御部140の入出力インタフェース1
44は電源ターミナル基板122及び特別図柄制御部1
60とも接続している。
【0012】主制御部140から枠制御部150へは、
特別図柄の変動・停止態様、リーチ発生の有無、リーチ
態様(種別、全回転、コマ送り、逆進、図柄の拡大・縮
小など)、特別遊技、及び遊技モード(確率変動、時短な
ど)等の遊技態様に応じて各種信号が出力される。これ
により、枠飾りランプ基板16等の各種ランプやサウン
ドジェネレータ94は、枠制御部150により制御され
ることとなる。
【0013】上述の主制御部140から枠制御部150
へのデータ伝送方式、特に賞球動作について説明する。
主制御部140から枠制御部150へは一方向のみデー
タ伝送を行う。但し、入賞球検知スイッチ92からの入
賞球検知信号は、枠制御部150と主制御部140にハ
ード的に分配される。又、枠制御部150からの信号
(入賞球検知信号以外の信号)は、主制御部140へ送ら
れず、主制御部140は、枠制御部150の状態を確認
する事は出来ない構成である。賞球動作は以下の順序で
行われる。a.主制御部140は、カウント検知スイッ
チ86、カウント検知及び特定領域通過検知スイッチ8
7に入賞したら15個賞球回数を+1加算し、第一種始
動口入賞検知スイッチ83に入賞したら6個賞球回数を
+1加算する。b.入賞球検知スイッチ92は、入賞球
検知信号を主制御部140と枠制御部150に送信す
る。c.主制御部140は、入賞球検知スイッチ92か
らの入賞球検知信号を受取ると、枠制御部150に対し
て賞球個数データを送信する。賞球は15個賞球回数が
0でなければ15個の賞球個数データが、6個賞球回数
が0でなければ6個の賞球個数データが送られる。それ
以外の場合(右普通図柄作動ゲート通過検知スイッチ8
0、左普通図柄作動ゲート通過検知スイッチ81で通過
を検知した場合など)は、10個の賞球個数データが送
られる。d.賞球個数データの送信は、入賞球検知信号
がOFFされるまで、繰返される。e.枠制御部150
は、入賞球検知スイッチ92からの入賞球検知信号と主
制御部140からの賞球個数データを受取ると賞球払出
装置108を作動させる。又、枠制御部150は、入賞
球排出ソレノイド90をON、OFF(入賞球1個を排出)
させて、入賞球検知信号をOFFとする。
【0014】図7に示す特別図柄制御部160を説明す
る。特別図柄制御部160は、32ビットの処理容量を
備え、CPU161、RAM162、ROM163、V
DP(Video Display Processor)165、それらを相
互に接続するデータバス166、VDP165からの出
力信号を受けるD/A変換器167、D/A変換器16
7からの信号を特別図柄表示装置33に出力する液晶表
示用出力インタフェース168から構成されている。さ
らに、特別図柄制御部160は、主制御部140からの
コマンドデータを受信して中継するポート部164を備
えている。
【0015】このポート部164には、図8に示す通
り、バッファ164a、及びデコーダ164bが設けら
れている。ハーネス171の一端側がコネクタ164c
に装着され(図7参照)、ポート部164は、このハー
ネス171を介して主制御部140の後述するポート部
174(図10参照)又は274(図11参照)と接続
される。さらに、コネクタ164cは、図9に示す通
り、コマンドデータ/MZD0〜7を通過させる8個の
端子、/STB信号を送るストローブ端子、3個のGN
D端子を備えている。また、図8に示す通り、コネクタ
164cとバッファ164aとは、8本のデータライン
からなるコネクタ側コマンドバス164dを介して接続
されており、バッファ164aは、コネクタ164cに
より中継されたコマンドデータを緩衝して出力するもの
である。バッファ164aの出力動作はデコーダ164
bにより制御され、コマンドデータは必要に応じてバッ
ファ164aから、8本のデータラインからなるバッフ
ァ側コマンドバス164eへ出力される。さらに、コネ
クタ164cの制御線(ストローブ信号線)164fは
CPU161に接続され、デコーダ164bは、制御線
164gを介してCPU161と接続されるとともに制
御線164hを介してバッファ164aと接続されてい
る。デコーダ164bはストローブ信号に基づいたCP
U161の指示にしたがってバッファ164aの出力動
作のタイミングを制御する。
【0016】また、図9に示す通り、特別図柄制御部1
60には、CPU161に繋がるデータバス166(図
7参照)が形成されており、このデータバス166は3
2本のデータラインD0〜D31を備えている。これら
のデータラインD0〜D31のうちの8本のデータライ
ン(D0〜D7)は、ポート部164のバッファ164
a(図8参照)に繋がるコマンドラインB0〜B7(バ
ッファ側コマンドバス164eを構成するもの)と各々
接続されている。すなわち、コネクタ164cは、デー
タバス166の8本のデータラインD0〜D7と接続さ
れてはいるが、データバス166の24本のデータライ
ンD8〜D31とは接続されていない。このデータバス
166の32本のデータラインD0〜D31はCPU1
61に直接的或いは間接的に繋がっているものであり、
このうち、24本のデータラインD8〜D31は、CP
U161とRAM162、ROM163、VDP164
との間のデータの送受信に用いられるものである。
【0017】また、ハーネス171の他端側に装着され
たコネクタ174cは、主制御部140のポート部17
4を構成している。このポート部174は、主制御部1
40の入出力インタフェース144の一部を構成するも
のである。また、特別図柄制御部160以外の制御部と
接続されているが、その接続は当業者であれば適宜構成
できるので、該当するICなどの詳細な説明は以下の説
明においては省略し、ポート部174における接続構造
を説明する。なお、このポート部174は、主制御部1
40の基盤に実装されているが、これに代えて、特別図
柄制御部160に実装することもできる。
【0018】図10に示す具体例1のポート部174
は、入出力インタフェース144における該当部分を取
り出して示したものであり、8ビットのパラレルインタ
フェースIC174a、これと接続しコマンドデータを
緩衝するデータバッファIC174b、コネクタ174
cから構成されている。パラレルインタフェースIC1
74aは、8ビットのデータバス端子D0〜D7、アド
レス端子A0〜A3、RESET端子、CS(チップセ
レクト)端子、CPU141の動作クロック信号が入力
されるE端子、SCLK(音声制御用クロック)端子、
補助端子AUXO〜3、VCC端子、GND端子を備え
ている。データバス端子D0〜D7には、コマンドデー
タが入力される。また、パラレルインタフェースIC1
74aは、SOUND出力端子、MUTE端子、8ビッ
トの出力ポートOA0〜OA7、8ビットの出力ポート
OB0〜OB7、OC0〜OC7、OD0〜OD7、8
ビットの入力ポートIN0〜IN7などを備えている。
CPU141の指令により発生したコマンドデータは、
入力ポートD0〜D7、出力ポートOA0〜OA7、デ
ータバスバッファ174b、コネクタ174cを介し
て、主制御部140から出力され、ハーネス171を介
して特別図柄制御部160に送られるようになってい
る。出力ポートOB0〜OB7、OC0〜OC7、OD
0〜OD7からは、枠制御部150(図6参照)を介し
て普通図柄表示装置27などに制御信号が送られ、ま
た、入力ポートIN0〜IN7には端子基板123(図
6参照)を介して各種スイッチからの信号が受け入れら
れる。また、これらの複数の入出力ポートはプログラム
で予め設定されているが、適宜プログラムを変更するこ
とができる。なお、パラレルインタフェースIC174
aはその他、各種のパラレルプログラマブルインタフェ
ース、例えば、インテル社IC8255も採用すること
ができる。データバッファIC174bは8ビットの入
力端子、8ビットの出力端子、GND端子、COMMO
N端子を備えている。コネクタ174cは、コマンドデ
ータ/MZD0〜/MZD7を通過させる8個の端子、
/STB信号を送るストローブ端子、3個のGND端子
を備えている。
【0019】図11に示す具体例2のポート部274
は、具体例1と同様、主制御部140から特別図柄制御
部160への一方向でのパラレルなデータ通信を行うも
のであり、これは具体例1の代替例を示す。このポート
部274は、8ビットデータの保持をすることができる
データラッチIC274a、これと接続し8ビットのデ
ータを緩衝するデータバッファIC274b、及びコネ
クタ274cとから構成されている。データラッチIC
274aは、データD0〜D7を受け入れる入力端子D
1〜D8、CLOCK端子、CLEAR端子、出力端子
Q1〜D8、VCC端子、GND端子を備えている。デ
ータラッチIC274aを備えることにより、信号の伝
送方向が制限され、CPU141への送信が防止され
る。なお、データバッファIC274b及びコネクタ2
74cは、前述のデータバッファIC174b及びコネ
クタ174cと同様のものであるから説明は省略する。
【0020】主制御部140は、第一種始動口入賞検知
スイッチ83、カウント検知スイッチ86、カウント検
知及び特定領域通過検知スイッチ87等の検知結果に基
づいて、当否判定などの遊技状態を判断し、特別図柄表
示装置33に表示すべき特別図柄や背景などの指示を特
別図柄制御部160へ逐一送信する。
【0021】次に、主制御部140から特別図柄制御部
160へのデータ伝送方式について図12〜図13を参
照して説明する。CPU141からCPU161へ送ら
れるコマンドは8ビットで構成され、9コマンドを1コ
マンドブロックとしてコマンドデータが作成される。ハ
−ドリセット(例えば2ms周期)1回毎に2コマンドの
通信が行われるので、ハードリセット4回で1コマンド
ブロックの送信が行われる。1コマンドブロックの送信
に伴い、ストロ−ブ信号は9回伝送される。図12に示
す通り、そのストローブ信号はコマンドデータの送信開
始時から0.004ms後に立ち上がり、0.003ms後に立ち下が
る。このストローブ信号のオン信号の信号幅は0.041ms
に設定されている。これらの周期は適宜設定可能であ
る。図12はソフト上の論理を表し、実際の信号線上の
論理は反転する。なお、1コマンドブロックの構成は、
例示のものに限定されず、適宜変更が可能である。
【0022】なお、本実施形態においては、1秒当り6
0フレームの画面構成により特別図柄表示装置33に十
分な表示を行うことができる。1フレームが16mse
cとして、60フレームでは960msecとなること
から、通常は、頻繁にデータの送信をする必要はない。
【0023】上述のコマンドブロックの基本データ構造
について図13を参照して説明する。各コマンドブロッ
クの先頭コマンド(コマンド0)はモード(後述)判別に使
用される。図表中0,1で示す部分は判別用の固定ビッ
トである。コマンドブロック内のコマンドの長さ(ビッ
トサイズ)はコマンド毎に異なる。*で示す部分は、各
モードに対応して設定されるデータである。伝送順序
は、コマンド0,コマンド1,…,コマンド7,コマンド8
の順序である。また、12個の表示モードが用意されて
おり、各モード番号とモード内容とは図14の通りに対
応している。
【0024】主制御部140により実行されるメインジ
ョブを図15を参照して説明する。これは主制御部14
0のROM143に格納された遊技を司るプログラムを
読み出し、必要な情報をRAM142に一時的に記憶さ
せ、CPU141により実行されるものである。先ずス
タックポインタをRAM142の所定アドレスに設定し
た後(S10)、初期化終了の判定が行われる(S20)。
初期化が終了していなければ(S20:NO)初期化ジョブ
が実行され(S190)、終了していれば(S20:YES)、
LEDジョブ(S30)からスイッチジョブ(S70)までの
処理が実行される。LEDジョブにおいては普通図柄及び
普通図柄作動保留球数の表示用のデータや、特別図柄作
動保留球数の表示用のデータなどが出力される。等速乱
数ジョブ(S40)では、RAM142の普通図柄当否判
定乱数メモリ(図示略)や汎用カウンタメモリ(図示
略)などが更新される。非等速乱数ジョブ(S50)で
は、外れ普通図柄乱数メモリ(図示略)が更新される。
汎用カウンタメモリ(図示略)は、ユーザリセット毎の
「0」〜「255」の値の作成や、コマンドジョブ、音
楽作成ジョブ、飾りジョブの実行などに使用される。音
声作成ジョブ(S60)では、音楽や音声に関するデータ
の作成が行われ、スイッチジョブ(S70)では、各種
検知スイッチの読み込みが行われる。即ち、発射停止検
知信号、タッチ検知信号、ヴォリューム検知信号、カウ
ント検知信号、特定領域通過検知信号、普通図柄作動ゲ
ート検知信号などの各種信号が端子基板123を介して
主制御部140に取り込まれ、又、第一種始動口入賞検
知スイッチ83から第一種始動口入賞検知信号、入賞球
検知スイッチ92から入賞球検知信号が各々取り込まれ
る。更に、カウント検知スイッチ86やカウント検知及
び特定領域通過検知スイッチ87に異常が在るか否かが
判定され(S80)、異常がなければ(S80:YES)、特別
図柄メインジョブ(S90)から音声ジョブ(S110)迄
の処理が実行される。又、異常(球詰まりや断線など)が
あれば(S80:NO)エラージョブ(S130)が実行され
る。特別図柄メインジョブ(S90)では、特別図柄を表
示するためのデータ処理が行われ、特別図柄制御部16
0へ表示すべき特別図柄や背景などを指示するコマンド
データを逐一送信する。すなわち、特別図柄処理番号メ
モリを使用してモジュール(図示略)の呼び出しが行わ
れ、各プログラムモジュールが遊技状態に応じて適宜選
択されて実行される。大当りや外れリーチの態様が実行
される場合には、リーチに関するモジュールが選択され
るが、その被選択確率は、大当りに対する信頼度数が均
等にならないよう適宜設定されている。特別図柄の変動
時間は、通常状態、高確率状態、普通図柄保留表示LED
58に表示される保留数が所定値(例えば4)にある場
合、及び、変動時間短縮状態(いわゆる時短モード)など
の場合で異なっており、変動時間制御は各種の状態に応
じて行われる。図柄が確定表示される際には、特別図柄
確定ジョブが実行され、所定の時間が経過する毎に左・
右・中の順で特別図柄が特別図柄表示装置33に確定表
示されるようにする。なお、リ−チや当りの図柄変動の
終盤から確定表示に至るまでの態様には、高速変動、コ
マ送り、逆進などの種々の態様が設定されている。当り
の場合、当り図柄が確定表示された後、特別遊技の進行
に合わせてラウンド数が表示され、特別遊技の終了が遊
技者に告知されるようにする。普通図柄メインジョブ
(S100)では、選択されたモジュール(プログラム・
モジュール)(図示略)の呼出しや、普通図柄及び普通
図柄作動保留球数の表示用のデータの作成が行われる。
音声ジョブ(S110)では遊技状態に応じた音声のデ
ー夕が出力される。この後、再びカウント検知スイッチ
86やカウント検知及び特定領域通過検知スイッチ87
に異常があるか否かが判定され(S120)、異常がなけ
れば(S120:YES)、各フラグの状態がバックアップメ
モリにセットされ(S140)、賞球信号ジョブ(S15
0)、情報信号ジョブ(S160)、コマンドジョブ(S1
70)、残余時間ジョブ(S180)、飾りセットジョブ
(S200)、始動口判定ジョブ(S210)、大当り
ジョブ(S220)が実行される。各種スイッチに異常
がある場合には(S120:NO)、エラージョブ(S13
0)が実行される。賞球信号ジョブ(S150)では賞
球払出しに関するデータの作成や出力が行われる。情報
信号ジョブ(S160)では他の制御部への情報出力に
必要なデータの作成が行われる。コマンドジョブ(S1
70)では、特別図柄管理のためのコマンドの入出力が
行われる。残余時間ジョブ(S180)では、非等速乱
数の呼出しや、汎用乱数メモリ(図示略)の更新が行わ
れる。
【0025】次に、図15の特別図柄メインジョブ(S
90)のサブルーチンを説明する。先ず、始動口判定ジ
ョブ(S200)が行われ、特別図柄当否判定乱数メモ
リ、特別図柄保留数メモリ、予告動作判定乱数メモリの
数値が特別図柄作動保留球数メモリの数値に基づいて
(例えば数値が「4」に達しているか否かに基づいて)
所定の記憶領域に記憶される。更に、特別図柄処理時間
を設定し(S210)、特別図柄処理番号メモリを使用し
てモジュール(図示略)の呼び出しが行われる(S22
0)。次に特別図柄処理時間メモリと特別図柄処理番号
メモリの数値が判定され、特別図柄処理時間メモリが
「0」、即ち特別図柄処理時間が終了し(S230:YE
S)、かつ、特別図柄処理番号メモリが何れかのリーチジ
ョブの番号に相当していれば(S240:YES)、リーチ終
了判定ジョブ(S250)が実行される。何れか一方でも
条件が満たされていなければ、リーチ終了判定ジョブを
飛び超えて、飾り制御が不要か否か、即ち飾り制御テー
ブルメモリが「0」か否かが判定され(S260)、必要
な場合(S260:NO)には飾りセットジョブ(S270)
が実行される。この飾りセットジョブでは、各種ランプ
等の飾りの制御のためのデータが作成される。S260
で肯定又はS270の後、特別図柄処理時間が終了時間
に達したか否かが判定され(S280)、判定結果が否定
の場合には特別図柄処理時間メモリが-1減算(S29
0)された後、又はS280で肯定の場合にはそのま
ま、LEDデータに特別図柄作動保留球数(0〜4)がセッ
トされる(S300)。この後、特別図柄の更新処理のた
めの特別図柄オフセット制御ジョブ(S310)が実行さ
れる。
【0026】上述の特別図柄メインジョブを含む各種の
ジョブにより作成されたコマンドデータは主制御部14
0から特別図柄制御部160のポート部164へ送ら
れ、特別図柄制御部160のCPU161はポート部1
64により中継されたコマンドデータを必要に応じて受
信する。CPU161がコマンドデータの入力を必要と
しない場合は、D0〜D7のデータラインもCPU16
1とVDP165(回路構成によってはRAM162や
ROM163)との間のデータ伝送に用いられる。ま
た、コマンドデータはデータバス166に送られるの
で、VDP165にも入力される。VDP165がCP
U161と同期したコマンドデータの受信を必要としな
い場合は、ポート部164にバッファやデコーダを追加
して、VDP165とポート部164間の受信・非受信
の切換えを行ってもよい。
【0027】以上の通り説明した本実施形態によれば、
特別図柄制御部160の処理容量が例えば32ビット、
64ビット、或は8ビットであっても、コマンドデータ
の伝送路の構成を同様に設定できる。したがって、回路
設計の簡略化が可能になるとともに、配線構造に汎用性
を持たせることができる。また、特別図柄制御部160
から主制御部140への送信が困難となり、不正防止に
も寄与できる。また、ポート部164、174、274
は、汎用性があることから、主制御部140のメインプ
ログラムの変更に対して、容易に対応することができ
る。
【0028】以上、本実施形態を説明したが、本発明の
技術的思想を逸脱しない範囲において本発明の構成を適
宜改変できることは当然であり、このような改変も、本
発明の技術的範囲に属するものである。例えば、本発明
は、いわゆる権利物、羽根物、アレンジボールと呼ばれ
ている機種、一般電役などの種々の弾球遊技機に適用が
可能である。主制御部140や特別図柄制御部160の
処理容量は本実施形態に限定されず、適宜変更が可能で
ある。また、主制御部140から特別図柄制御部160
に送信されるコマンドデータ容量をより大きくすること
により、1コマンドブロックのコマンド数を低減でき
る。また、本実施形態では図柄制御部として特別図柄制
御部160が例示されているが、例えば普通図柄制御を
複雑化して本発明を適用することも可能である。さら
に、ポート回路164、174、274の回路構成は一
例として示したもので、その他にも、種々なる態様で実
施できる。また、ポート部164、174、274をC
PU161、141に集積してワンチップ化してもよ
い。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、制御部の処理容量や構
成に関わらず、ポート部の構成を共通化でき、配線構造
に汎用性を持たせることが可能となる。また、制御部間
の信号の送信方向を規制したために、いわゆる「ぶら下
げ」等の不正の防止ないし抑制に寄与することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のパチンコ機の正面図であ
る。
【図2】同パチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図3】同遊技盤に取付けられる各役物の基板の配置を
示す説明図である。
【図4】同遊技盤裏面の遊技球経路とスイッチ取付を示
す説明図である。
【図5】本発明の実施形態のパチンコ機の裏面図であ
る。
【図6】同パチンコ機の電子制御装置のブロック図であ
る。
【図7】同電子制御装置の特別図柄制御部の主要構成と
周辺機器とを示すブロック図である。
【図8】同電子制御装置の特別図柄制御部の要部を示す
ブロック図である。
【図9】同電子制御装置の特別図柄制御部のCPUに繋
がるデータバスとコネクタに繋がるコマンドバスとの接
続の一例を示すブロック図である。
【図10】主制御部のポート部の具体例1の構成を示す
ブロック図である。
【図11】主制御部のポート部の具体例2の構成を示す
ブロック図である。
【図12】主制御部から特別図柄制御部へのデータ伝送
方式を示すタイムチャートである。
【図13】同データ伝送におけるコマンドブロックの基
本データ構造図表である。
【図14】表示モードとモード番号との対応を示す一覧
図表である。
【図15】本実施形態の電子制御装置によるメインジョ
ブのフローチャートである。
【図16】本実施形態の電子制御装置による特別図柄メ
インジョブのサブルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ機 32 液晶表示盤 33 特別図柄表示装置 41 第一種始動口(普通電動役物) 111 主基板 119 枠制御基板 140 主制御部 141 CPU 144 入出力インタフェース 150 枠制御部 160 特別図柄制御部 161 CPU 164a バッファ 164b デコーダ 164c コネクタ 164f、164g、164h 制御線(ストローブ信
号線) 171 ハーネス 174 ポート部 174a パラレルインタフェースIC 174b データバッファIC 174c コネクタ 274 ポート部 274a データラッチIC 274b データバッファIC 274c コネクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技の制御を司る主制御部と、該主制御
    部から送信されたコマンドデータに従って図柄表示制御
    を行う図柄制御部とを有し、 前記図柄制御部と前記主制御部の各々にポート部を備
    え、該ポート部を介して前記主制御部から前記図柄制御
    部へ一方向の通信が行われることを特徴とする弾球遊技
    機。
  2. 【請求項2】 前記ポート部には、バッファが設けられ
    ている請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記主制御部と前記図柄制御部との処理
    容量が互いに異なる請求項1又は2に記載の弾球遊技
    機。
  4. 【請求項4】 前記主制御部は、前記図柄制御部よりも
    処理容量が小さいものとされている請求項1ないし3の
    いずれかに記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記主制御部と前記図柄制御部との間に
    は、コマンドの送信時期を制御するための信号を送信可
    能な制御線が具備されている請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008054792A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Sansei R & D:Kk 遊技機
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