JPH11290358A - 形状記憶合金を利用した膣腹壁窓を用いた内視鏡による腹腔内操作器 - Google Patents
形状記憶合金を利用した膣腹壁窓を用いた内視鏡による腹腔内操作器Info
- Publication number
- JPH11290358A JPH11290358A JP14034398A JP14034398A JPH11290358A JP H11290358 A JPH11290358 A JP H11290358A JP 14034398 A JP14034398 A JP 14034398A JP 14034398 A JP14034398 A JP 14034398A JP H11290358 A JPH11290358 A JP H11290358A
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- endoscope
- vaginal
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】簡易に大量の末受精卵を採取したり、輸卵管へ
の受精卵の移植、腹腔内の観察、生体検査（バイオプシ
ー）治療を可能にするため為、内視鏡を内蔵した、腹腔
内操作器を提供する。 【解決手段】脊椎麻酔を施した動物の膣に図１に示し
た、内針１を装てんした腹腔内操作器を挿入し、膣洗浄
器７より、ピストル型のスイッチ１１を引き消毒薬を噴
射し洗浄する。膣外口の周辺役２ｃｍの部位に穿針し腹
腔内に安全ストッパー６で深度を調節し、約２ｃｍ穿針
する。その後、内針を抜き取り、内視鏡３を筒管２内に
挿入し、内視鏡３の先端が筒管２の先端部に達した処で
固定する。内視鏡３に組み込まれた操作管４に全長約６
０ｃｍの操作針５を挿入し内視鏡３の先端より２ｃｍほ
ど腹腔に入った処で固定する。操作針５の後方と陰圧し
てある集卵管１３をシリコンチューブ１２で結び吸引ス
イッチ１１を経過させる。
の受精卵の移植、腹腔内の観察、生体検査（バイオプシ
ー）治療を可能にするため為、内視鏡を内蔵した、腹腔
内操作器を提供する。 【解決手段】脊椎麻酔を施した動物の膣に図１に示し
た、内針１を装てんした腹腔内操作器を挿入し、膣洗浄
器７より、ピストル型のスイッチ１１を引き消毒薬を噴
射し洗浄する。膣外口の周辺役２ｃｍの部位に穿針し腹
腔内に安全ストッパー６で深度を調節し、約２ｃｍ穿針
する。その後、内針を抜き取り、内視鏡３を筒管２内に
挿入し、内視鏡３の先端が筒管２の先端部に達した処で
固定する。内視鏡３に組み込まれた操作管４に全長約６
０ｃｍの操作針５を挿入し内視鏡３の先端より２ｃｍほ
ど腹腔に入った処で固定する。操作針５の後方と陰圧し
てある集卵管１３をシリコンチューブ１２で結び吸引ス
イッチ１１を経過させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、医学、獣医学、分
野の腹腔内における、治療、観察、生体検査（バイオプ
シー）、卵巣より卵子の採取、受精卵の移植に関する。
野の腹腔内における、治療、観察、生体検査（バイオプ
シー）、卵巣より卵子の採取、受精卵の移植に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の獣医学分野における経膣採卵で
は、超音波診断装置を用いており、洗浄は前もって施さ
なければならなかった。しかも採卵個数は極めて少な
く、出血を伴う為、末受精卵の体外受精、体外培養によ
る桑実胚或いは、胚盤胞までの発育率は低かった。（超
音波診断装置による採卵個数は平均で約又４個、その体
外培養培養による杯盤胞までの発育率は１個以下であ
る。）、連続採卵は可能であったが、連続的な治療、観
察、受精卵の移植は出来なかった。従来は手術により腹
壁窓を着装しており、多くの手間と時間がかっており、
動物に大きな苦痛を与えていた。又、非外科的膣壁に着
装する技術は無かった。
は、超音波診断装置を用いており、洗浄は前もって施さ
なければならなかった。しかも採卵個数は極めて少な
く、出血を伴う為、末受精卵の体外受精、体外培養によ
る桑実胚或いは、胚盤胞までの発育率は低かった。（超
音波診断装置による採卵個数は平均で約又４個、その体
外培養培養による杯盤胞までの発育率は１個以下であ
る。）、連続採卵は可能であったが、連続的な治療、観
察、受精卵の移植は出来なかった。従来は手術により腹
壁窓を着装しており、多くの手間と時間がかっており、
動物に大きな苦痛を与えていた。又、非外科的膣壁に着
装する技術は無かった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】今日の経膣採卵の方法
は、超音波診断装置を用いて行われてきたが、その操作
は熟練を要し、多量の出血を招来し、その為、体外受精
卵の発育の低下を来しており、尚、採卵個数も少なかっ
た。肉眼で識別出来、操作針の先端部にに発光帯▲１
３▼が取り付けてあるので識別しやすく、熟練者でなく
ても穿針部位が確認出来、出血の弊害を除き、多くの卵
子の採取が出来る。又、輸卵管への若い受精卵（４〜３
２細胞）の非外科的に移植が可能になる。又、大量の受
精卵を注入し輸卵管内で数日間、培養し、一般に行われ
ている非外科的操作により子宮からの採卵によって良質
な受精卵を大量に得ることが可能になる。又、膣（腹）
壁窓の装着により、連続的な観察、治療、生検（バイオ
プシー）、が可能となる。
は、超音波診断装置を用いて行われてきたが、その操作
は熟練を要し、多量の出血を招来し、その為、体外受精
卵の発育の低下を来しており、尚、採卵個数も少なかっ
た。肉眼で識別出来、操作針の先端部にに発光帯▲１
３▼が取り付けてあるので識別しやすく、熟練者でなく
ても穿針部位が確認出来、出血の弊害を除き、多くの卵
子の採取が出来る。又、輸卵管への若い受精卵（４〜３
２細胞）の非外科的に移植が可能になる。又、大量の受
精卵を注入し輸卵管内で数日間、培養し、一般に行われ
ている非外科的操作により子宮からの採卵によって良質
な受精卵を大量に得ることが可能になる。又、膣（腹）
壁窓の装着により、連続的な観察、治療、生検（バイオ
プシー）、が可能となる。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】簡易に大量の末受精卵を採
取したり、輸卵管への受精卵の移植、腹腔内の観察、生
体検査（バイオプシー）治療を可能にするため為、内視
鏡を内蔵した、腹腔内操作器を考案した。腹腔内操作器
が連続して操作出来るように、簡易に着装出来る為に、
膣（腹）壁窓を考案した
取したり、輸卵管への受精卵の移植、腹腔内の観察、生
体検査（バイオプシー）治療を可能にするため為、内視
鏡を内蔵した、腹腔内操作器を考案した。腹腔内操作器
が連続して操作出来るように、簡易に着装出来る為に、
膣（腹）壁窓を考案した
【０００５】
【実施例】腹腔内操作器は、６回の模擬試験により、卵
巣より、平均１９．３個の末受精卵を採取した。９回の
模擬試験で輸卵管への受精卵の移植が可能であった。膣
（腹）壁窓は模擬試験により、簡易に着装する事が出来
た。
巣より、平均１９．３個の末受精卵を採取した。９回の
模擬試験で輸卵管への受精卵の移植が可能であった。膣
（腹）壁窓は模擬試験により、簡易に着装する事が出来
た。
【０００６】
【発明の効果】本発明による、腹腔内操作器によって、
従来の技術に比べ、採卵時間の５０％以上の短縮と、約
４〜５倍の末成熟卵の採取が可能となった。しかも、出
血による未授精卵への悪影響が無くなり、良質な卵子を
得ることが出来き、その体外培養による発育も向上する
ものと推察された。又、膣（腹）壁窓の装着は、従来の
手術による方法と比べると、５分の１ほどの時間で簡易
に装着出来ることが証明された。この膣（壁）窓を２〜
３倍大型にしたものは、腹壁より反芻都獣の第１胃内壁
に装着する事によって、第１胃内の観察、実験が容易に
可能となる。 内針 筒管 内視鏡 操作管 操作針 可
動式の安全ストッパー 膣洗浄装置 固定板 吸引装置（陰圧ボトル）▲
１１▼スイッチ ▲１２▼シリコンチューブ ▲１３▼収卵管 ▲１４▼形状記憶合金の尖った板 ▲１５▼基盤 ▲１
６▼栓 ▲１７▼止めピン ▲１８▼形状記憶合金を固
定するパイプ ▲１９▼発光帯
従来の技術に比べ、採卵時間の５０％以上の短縮と、約
４〜５倍の末成熟卵の採取が可能となった。しかも、出
血による未授精卵への悪影響が無くなり、良質な卵子を
得ることが出来き、その体外培養による発育も向上する
ものと推察された。又、膣（腹）壁窓の装着は、従来の
手術による方法と比べると、５分の１ほどの時間で簡易
に装着出来ることが証明された。この膣（壁）窓を２〜
３倍大型にしたものは、腹壁より反芻都獣の第１胃内壁
に装着する事によって、第１胃内の観察、実験が容易に
可能となる。 内針 筒管 内視鏡 操作管 操作針 可
動式の安全ストッパー 膣洗浄装置 固定板 吸引装置（陰圧ボトル）▲
１１▼スイッチ ▲１２▼シリコンチューブ ▲１３▼収卵管 ▲１４▼形状記憶合金の尖った板 ▲１５▼基盤 ▲１
６▼栓 ▲１７▼止めピン ▲１８▼形状記憶合金を固
定するパイプ ▲１９▼発光帯
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年７月２２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】 腹腔内操作器の側面図であり、内視鏡、
吸引装置、▲１３▼収卵管等を取り付けた操作時の図
面である。
吸引装置、▲１３▼収卵管等を取り付けた操作時の図
面である。
【図２】 図１の先端部前面の詳細図で筒管と洗
浄装置を固定板で固定してある。
浄装置を固定板で固定してある。
【図３】 図１の先端部詳細側面図で安全ストッパ
ー、操作針、内視鏡の先端を図式したものである。
ー、操作針、内視鏡の先端を図式したものである。
【図４】 図３の詳細前面図であり操作管、対物レ
ンズ、光源用グラスファイバー等である。
ンズ、光源用グラスファイバー等である。
【図５】 膣（腹）壁窓の側面図及び正面図であり
内針筒管に取り付け安全ストッパーにの直前に着装
した図であり、３０℃以下の温度で▲１４▼形状記憶合
金の尖った板は筒管に密着してる。
内針筒管に取り付け安全ストッパーにの直前に着装
した図であり、３０℃以下の温度で▲１４▼形状記憶合
金の尖った板は筒管に密着してる。
【図６】 図５の状態で腹腔内に穿針すると体温で３
５℃以上になり、外側の反転湾曲し膣（腹）壁窓が膣壁
又は腹壁に固定される。その後、内針、と筒管を取り去
る。
５℃以上になり、外側の反転湾曲し膣（腹）壁窓が膣壁
又は腹壁に固定される。その後、内針、と筒管を取り去
る。
【図７】 膣壁、腹壁に固定され、操作が終了し、一
般の状態の時は▲１６▼栓をし▲１７▼止めピンで外れ
ないようにする。
般の状態の時は▲１６▼栓をし▲１７▼止めピンで外れ
ないようにする。
【符号の説明】 内針 筒管 内視鏡 操作管 操作針 可
動式の安全ストッパー 膣洗浄装置 固定板 吸
引装置（陰圧ボトル）▲１１▼スイッチ ▲１２▼シリ
コンチューブ ▲１３▼収卵管 ▲１４▼形状記憶合金
の尖った板 ▲１５▼基盤 ▲１６▼栓 ▲１７▼止め
ピン ▲１８▼形状記憶合金を固定するパイプ ▲１９
▼発光帯
動式の安全ストッパー 膣洗浄装置 固定板 吸
引装置（陰圧ボトル）▲１１▼スイッチ ▲１２▼シリ
コンチューブ ▲１３▼収卵管 ▲１４▼形状記憶合金
の尖った板 ▲１５▼基盤 ▲１６▼栓 ▲１７▼止め
ピン ▲１８▼形状記憶合金を固定するパイプ ▲１９
▼発光帯
Claims (3)
- 【請求項１】生体の家畜（牛）の経膣による末受精卵採
卵の採取において、筒管の内針筒管内視鏡と操作
管操作針を用い、それに安全スットパー膣洗洗浄
装置を固定板で組み合わせ吸引装置と集卵管▲１
３▼を操作針をシリコンチューブ▲１２▼で繋ぎ膣洗
浄機の引き金型のスイッチ▲１１▼によりシリコンチ
ューブ▲１２▼を開閉する装置を組み合わせた。（図
１、図２、図３、図４）以後、この装置を腹腔内操作器
と呼ぶ。 - 【請求項２】請求項１の装置を連続的に操作をする為、
４〜６枚の体温で（３７℃）で外側に反転する金メッキ
を施した、形状記憶合金の先端の尖った板又は、針金▲
１４▼をステンレス製の基盤▲１５▼で固定したパイプ
▲１８▼の断面に溶接した部品と、操作を終了し外気と
遮断する栓▲１６▼と止めピン▲１７▼より成る。膣壁
に用いる器具は、基盤▲１５▼、栓▲１６▼に磁鉄鋼材
を用いる。（図５、図６、図７）以後、この装置を膣
（腹）壁窓と呼ぶ。 - 【請求項３】操作針の先端より３ｍｍ後方に幅１ｍｍ
の光源に反射する発光帯▲１９▼を取り付ける。（図
３）
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14034398A JPH11290358A (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 形状記憶合金を利用した膣腹壁窓を用いた内視鏡による腹腔内操作器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14034398A JPH11290358A (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 形状記憶合金を利用した膣腹壁窓を用いた内視鏡による腹腔内操作器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11290358A true JPH11290358A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=15266633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14034398A Pending JPH11290358A (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 形状記憶合金を利用した膣腹壁窓を用いた内視鏡による腹腔内操作器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11290358A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107485464A (zh) * | 2017-09-13 | 2017-12-19 | 马博 | 一种胚胎移植机 |
| DE102017002614B3 (de) * | 2017-03-01 | 2018-03-29 | Thomas Hildebrandt | Vorrichtung zur Entnahme von Oozyten bei lebenden Tieren, insbesondere bei großen Säugetieren |
-
1998
- 1998-04-13 JP JP14034398A patent/JPH11290358A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102017002614B3 (de) * | 2017-03-01 | 2018-03-29 | Thomas Hildebrandt | Vorrichtung zur Entnahme von Oozyten bei lebenden Tieren, insbesondere bei großen Säugetieren |
| EP3369397A1 (de) * | 2017-03-01 | 2018-09-05 | Thomas Hildebrandt | Anordnung zur ultraschallgestützten manipulation an den weiblichen fortpflanzungsorganen grosser säugetiere |
| US10779859B2 (en) | 2017-03-01 | 2020-09-22 | Thomas Hildebrandt | Arrangement for the ultrasound-assisted manipulation on the female reproductive organs of large mammals and use of the arrangement |
| CN107485464A (zh) * | 2017-09-13 | 2017-12-19 | 马博 | 一种胚胎移植机 |
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