JPH11288133A - トナ―を風力分級する方法 - Google Patents

トナ―を風力分級する方法

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JPH11288133A
JPH11288133A JP1995299A JP1995299A JPH11288133A JP H11288133 A JPH11288133 A JP H11288133A JP 1995299 A JP1995299 A JP 1995299A JP 1995299 A JP1995299 A JP 1995299A JP H11288133 A JPH11288133 A JP H11288133A
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Japan
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toner
toner product
zone
product
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JP1995299A
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Marcus Adam
アダム マルクス
Stefano Zampini
ツァムピーニ シュテファノ
Bodo Furchner
フルヒナー ボード
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Hosokawa Alpine AG
Original Assignee
Hosokawa Alpine AG
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    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
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    • B07B7/00Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents
    • B07B7/08Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force
    • B07B7/083Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force generated by rotating vanes, discs, drums, or brushes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B11/00Arrangement of accessories in apparatus for separating solids from solids using gas currents
    • B07B11/06Feeding or discharging arrangements
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G9/0817Separation; Classifying

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要とされる狭い粒度分布を有するトナーを
できるだけ有効に製造する。 【解決手段】 分散板16によって、分級車8の全周に
わたりトナー製品を均一に分配し、トナー製品を、方向
付けられた材料案内において重力の方向で分級ゾーンに
通して案内し、トナー製品の滞留時間を制御するため
に、分級ゾーンの上側の範囲ではトナー製品を均質な状
態で迅速に分級ゾーン内にもたらし、分級ゾーンの真ん
中の範囲ではトナー製品を比較的長時間滞留させ、引き
続き分級ゾーンの下側の範囲では分級ゾーンからのトナ
ー製品のスムーズな搬出を可能にするつる巻形螺旋体2
9を分級ゾーンに設け、しかも、分級空気を3〜7m/
sの平均速度で分級車8の外縁部の傍らに案内し、分級
したいトナー製品質量流を分級空気容積流に対して0.
05kg/m〜0.3kg/mの比に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電気的に形成さ
れた画像を現像するための規定の粒度分布を有するトナ
ーの製造プロセス、特にトナー製品の卓越した品質を得
るための手段として必要となる粒度分布を調節するため
の分級法に関する。
【0002】
【従来の技術】公知先行技術によるトナーの製造プロセ
スでは、適当な成分の混合、押出し加工、冷却および後
続の粉砕が行われる。粉砕された材料はその後に分級に
供給され、これにより望ましくない粒度を有する粒子群
が除去され、所望の粒度分布を有する製品が得られる。
粒度分布(PGV)は通常、コールタ・エレクトロニク
ス社(Coulter Electronics,In
c.)(USA)のコールタカウンタマルチサイザ(C
oulter Counter Multisize
r)で測定され、この粒度分布は個数分布である。分級
の目的はたいていの場合、5μmよりも下の範囲の極め
て微細な微粒子の分離除去、つまり除塵であるが、しか
し時折、上限値を超える粒度を有する過度に粗大な粒子
の分離除去、つまり過粗粒子の分離除去である場合や、
または除塵と過粗粒子の分離除去との両方である場合も
ある。
【0003】このような目的のために、慣用のプロセス
では、たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第391
5641号明細書に基づき公知の分級器が使用される。
このような分級器では、方向付けられた製品案内が行わ
れないので、既に分級された製品が再び装入材料と混ざ
ってしまう恐れがある。この場合、製品が、望ましくな
い微粒によって汚染され、このことは分級の効率を損な
う。この公知の分級器ではさらに、分級ゾーンの直前に
おける装入材料の十分な分散が行われないので、凝集物
が生じる恐れがあり、これによって実際には過度に微細
な粒子が粗粒に混入してしまう。製品が微粒によって汚
染されることにより、トナーとしての使用時には、印刷
画像において品質損失が生じる恐れがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上で
説明した種々の問題を解決し、必要とされる狭い粒度分
布を有するトナーをできるだけ有効に製造することを可
能にするような、トナーを製造するためのプロセスを提
供することである。本発明の別の課題は、製品の微粒含
量を減少させることを可能にするプロセスを提供するこ
とである。本発明のさらに別の課題は、微粒含量を減少
させることができると同時に、粒度の上限を規定するこ
ともできるプロセスを提供し、これによって狭い粒度分
布を、方向付けられた材料案内を行う分級によって達成
することである。この場合、分級の原料は基本混合物の
混合、押出し加工および粉砕によって得られている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の方法では、広い粒度分布を有する粉末から成
るトナー製品から、狭い粒度分布を有する高価なトナー
製品を製出して、静電画像を現像するためのトナーを風
力分級する方法において、分散板によって、分級車の全
周にわたりトナー製品の均一な分配を達成し、トナー製
品を、方向付けられた材料案内において重力の方向で分
級ゾーンに通して案内し、トナー製品の滞留時間を制御
するために、分級ゾーンの上側の範囲ではトナー製品を
均質な状態で迅速に分級ゾーン内にもたらし、分級ゾー
ンの真ん中の範囲ではトナー製品を比較的長時間滞留さ
せ、引き続き分級ゾーンの下側の範囲では分級ゾーンか
らのトナー製品のスムーズな搬出を可能にする手段を分
級ゾーンに設け、しかも、分級空気を3〜7m/sの平
均速度で分級車の外縁部の傍らに案内し、分級したいト
ナー製品質量流を分級空気容積流に対して0.05kg
/m〜0.3kg/mの比に保持するようにした。
【0006】
【発明の効果】粉砕プロセスから到来する装入材料は、
除塵だけが必要とされるのか、または組み合わされた除
塵・粒度上限規定が必要とされるのかに応じて、1回ま
たは複数回の分級に施される。単独の除塵の場合には、
製品となる粗粒分と、再使用することのできる微粒分と
が得られる。組み合わされた除塵・粒度上限規定の場合
には、微粒分と粗粒分と中間粒分とが得られ、この中間
粒分が製品となる。別の2つの粒分、つまり微粒分と粗
粒分は押出し加工または粉砕に再び供給される。分級時
には、鋭い分級を保証し、かつ分級材料の汚染を阻止す
る目的で、装入材料の均一な分配、分級時の方向付けら
れた材料案内、滞留時間の制御および粗粒のスムーズな
搬出が行われるように留意しなければならない。
【0007】分級したい製品量を高めるためには、複数
回の分級が実施される。この場合、先行して行われた分
級の粗粒が再び分級器に装入され、後分級される。微粒
は各分級段から1つの共通のフィルタに集めることがで
きる。このような方法の利点は、装入量が、0.05〜
0.3kg/mの従来汎用の範囲を大きく超えること
ができる点にある。
【0008】全装入量の見積もりは、次の式により行わ
れる: μges=μ×n 式中、aは1<a<1.6である。
【0009】aの値のためには値1.3が設定されると
有利である。これによって、3回の分級において0.2
〜0.83の可能な装入量が得られる。当然ながら、a
<1の範囲での、より多くの数回の分級も可能である。
これにより、最大粗粒収率で製品品質が最適化される。
【0010】本発明によれば、鉛直軸型、つまり立軸型
の風力分級器が使用される。この風力分級器は、分級ロ
ータの高さに配置された接線方向の分級空気供給部を備
えた中央の材料装入部と、分級ロータの周面に半径方向
の間隔を置いて配置された位置固定の案内羽根クラウン
と、片側で支承された羽根車型分級ロータと、この分級
ロータの外周面に対して半径方向の間隔を置いて同軸的
に配置された案内羽根クラウンとによって仕切られた環
状の分級室と、片側で支承された分級ロータのための駆
動軸と、微粒出口および粗粒出口を備えたハウジングと
を有している。
【0011】分級したい材料は中央で装入されて、分散
板によって面状に分配され、そして分級ロータの外周面
にわたって、均一に分配された材料ヴェールとして鐘形
状に分級車羽根の傍らを通って案内される。この分級車
は外方から内方に向かって分級空気によって貫流され、
微粒は分級ロータの内部へ導入される。跳ね返された粗
粒はさらに重力に従って運動して、環状の粗粒搬出室に
よって収容される。
【0012】分級ゾーンは分級空気によって半径方向で
外方から内方に向かって貫流される。回転する羽根車に
より、粗粒は半径方向外側に向かって跳ね返され、微粒
は分級空気と共に分級ロータの内部へ運び込まれる。そ
の後に、分級された微粒は、軸方向で下方に向かって変
向され、引き続き分級ロータから、貫通孔を備えた駆動
軸を通じて搬出される。
【0013】このような鉛直軸型の風力分級器では、貫
通孔を備えた駆動軸も、この駆動軸に対して同軸的に配
置された環状の微粒搬出室も、駆動軸に対して同軸的に
配置された環状の粗粒搬出室も、分級車支承部も、全て
分級ロータの同じ側に、つまり分級車の下側に配置され
ている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0015】図1に示した鉛直軸型、つまり立軸型の風
力分級器では、支持装置10の駆動軸2の、微粒搬出室
14を貫通した区分が、貫通孔を備えた軸部分、つまり
支持装置10として形成されており、これによってこの
区分は、分級車8の内部から微粒搬出室14内への微粒
の通過を可能にしている。
【0016】この支持装置10は底部板18と、環状板
17と、流れに好都合なスペーサウェブ10aとを有し
ていて、駆動軸2と分級車8との間の結合装置と、分級
車8の内部から微粒を搬出するための通過部とを形成し
ている。
【0017】分級車8は分級車羽根クラウン9と、分散
板16と、カバー板15とから成っていて、支持装置1
0に相対回動不能に結合されている。カバー板15と環
状板17との範囲におけるこのような結合は、解離可能
に形成されていてよく、たとえば分級車の全周にわたっ
て均一に配置された複数のねじ19を介して行われ得
る。
【0018】カバー板15と環状板17とハウジング1
とが位置する範囲には、流体によって掃気可能なシール
部20が軸方向の配置で図示されている。このシール部
20は分級室21を微粒搬出室14から信頼性良く隔離
している。
【0019】分級車8と支持装置10との間の軸方向の
移行範囲では、下側のカバー板15が、環状板17の内
径を超えて、ひいては支持装置10の内径を超えて内室
に突入している。したがって、カバー板15はこの移行
範囲において絞り作用を有するオリフィスを形成してい
る。
【0020】材料は、分級車8の、分散板16を形成す
る上側のカバー板に装入される。分級車8の外径と、案
内羽根クラウン3の内径との間に存在する環状通路は、
分級車8の高さにわたって分級室21を形成している。
【0021】分級室21は分級材料によって鉛直方向で
貫流される。分級室21内の分級材料濃度を制御すると
同時に滞留時間をも制御するためには、分級室21の半
径方向の幅のほぼ全体にわたってつる巻形螺旋体29が
延びている。このつる巻形螺旋体29は分級車8の全高
にわたって延びている。図示の実施例では、一定のピッ
チを有する単一のつる巻形螺旋体が使用されている。
【0022】分級材料流に対して直角に、分級空気流が
流れる。分級空気はこの場合、分級空気入口22から水
平方向に、位置固定の案内羽根クラウン3を通って分級
室21に流入し、さらにこの分級室21を分級材料流に
対して直角に貫流する。
【0023】分級された微粒は微粒出口23を介して分
級空気と共に軸方向で搬出される。分級された粗粒は、
分級室21の下方に設けられた粗粒搬出室13を通じて
粗粒出口24を介して搬出される。
【0024】分級車8には粗粒搬出リング25が固く結
合されており、この粗粒搬出リング25は粗粒搬出室1
3の内部で回転する。粗粒搬出室13の上方には、位置
固定の抑えリング26が配置されており、この抑えリン
グ26はハウジング1に固く結合されている。
【0025】粗粒搬出室13の底部と粗粒搬出リング2
5との間には、掃気空気28を導入するためのギャップ
27が設けられている。
【0026】図2に示した実施例では、駆動軸が分級車
の上方に配置されていて、製品供給範囲を貫通してい
る。材料は中央で上方から、環状の装入開口220を通
じて分級車221に装入される。この材料は外方へ跳ね
返りリング222に向かって遠心力により投げ出され、
こうして全周にわたって均一に分配される。次いで材料
は羽根クラウン223と分級車221との間の分級ギャ
ップ内に落下し、この分級ギャップ内で分級空気によっ
て貫流される。分級空気はスパイラルハウジング224
を通って分級室に流入し、分級車221を通って流れ
て、微粒と共に分級器から下方へ向かって重力の方向に
微粒出口225を通じて流出する。羽根クラウン223
は1つまたは複数のつる巻形螺旋体226を備えてお
り、これにより材料の滞留時間が制御される。種々の分
級目的、たとえば粗粒分級または微粒分級に合わせて、
種々異なる羽根クラウンを使用することもできる。
【0027】図3には、上で説明した分級器タイプを有
する、除塵のための本発明による分級プロセスが示され
ている。材料装入は上方から、適当な調量機構301に
よって行われる。分級空気容積流対装入質量流の比は、
0.05kg/m〜0.3kg/mの範囲にあると
望ましく、0.1kg/mであると有利である。分級
空気は分級空気入口304を通って分級器306に流入
し、ブロワ309を用いて分級器306と、選択的に使
用可能なサイクロン307と、フィルタ308とを通じ
て吸い込まれる。ブロワ309は、分級車の外縁部に3
m/s〜7m/sの範囲の空気速度が生じるように調節
される。
【0028】微粒分級時の分級車の周速は40m/s〜
65m/sであり、粗粒分級時の分級車の周速は有利に
は20m/s〜45m/sである。ここに挙げるプロセ
スは、後置されたサイクロン307とフィルタ308と
を用いて運転されるか、あるいは単にフィルタ308だ
けを用いて運転され得る。分級された微粒は微粒導管3
18を介してまずサイクロン307に供給され、大部分
が分級空気から分離され、そして微粒搬出部303を介
して搬出され得る。なおも分級空気によって連行された
超微細な粒子はフィルタ308に沈積し、フィルタ材料
の吹き飛ばし後に粉塵搬出部305を介して導出され得
る。完成した製品は粗粒搬出部302を介して得られ
る。
【0029】したがって、図3に示した実施例では、粉
塵分離のための簡単な微粒分級手段が提供されている。
しかし選択的に、図4に示したように、除塵と粒度上限
規定、つまり過粗粒子の分離除去とを同時に行うために
組み合わされた粗粒分級・微粒分級を実施することもで
きる。
【0030】図4には、組み合わされた粗粒分級・微粒
分級および2回微粒分級を行うための設備回路図が示さ
れている。
【0031】組み合わされた粗粒分級・微粒分級を行う
場合には、材料がまず、図3に示した実施例の場合と同
様の微粒分級に施される。引き続き処理したい製品は、
第1の分級から得られた粗粒であり、この粗粒は第1の
粗粒搬出部402の導管を介して第2の分級器410の
製品装入部に供給される。第2の分級では、装入材料が
粗粒分級に施され、これにより粒度の上限が規定され
る。すなわち、第2の分級でサイクロン411とフィル
タ412とから得られた微粒は、それぞれ微粒搬出部4
16と粉塵搬出部417とを介して得られ、これらの微
級が実際の製品となる。所望の粒度上限値を超えた粒径
を有する、極めて粗大な粒子量は、粗粒搬出部415を
介して搬出され、廃棄されるか、またはたとえば新たな
粉砕に供給され得る。
【0032】1つの装置で微粒分級と粗粒分級とを実施
することに基づき、微粒分級と粗粒分級との間の中間時
間に製品を分離することは不要となる。なぜならば、製
品は粗粒搬出部402から直接に第2の分級器410に
装入され得るからである。また、最初に粗粒分級を実施
し、材料を分離して第2の分級器に装入した後に微粒分
級を続けることも可能である。
【0033】図4に示した設備構造は2段式の微粒分級
のためにも同様に使用することができる。ただしその場
合には、微粒搬出部416と粉塵搬出部417とからの
中間粒分が製品として得られるのではなく、粗粒搬出部
415からの粗粒分が製品となる。したがって、分級調
節の適当な設定により、製品の極端な除塵を達成するこ
とができる。この構造は、さらに別の段を同様に加える
ことによって2回よりも多い多重微粒分級にまで拡張す
ることができる。
【0034】図5および図6にそれぞれ示した線図に
は、コールタ・エレクトロニクス社(Coulter
Electronics,Inc.)(USA)のコー
ルタカウンタマルチサイザ(Coulter Coun
ter Multisizer)を用いて測定された粒
度分布曲線が描かれている。分級目的は、5μmよりも
下の微粒分をできるだけ完全に分離除去することによっ
て除塵を行うことであった。
【0035】原料は極めて高い微粒含量を有しており、
したがって低い品質のトナーとなる。図5に示した線図
には、図4に示した本発明による2段式の微粒分級によ
って達成されるような製品改善が示されている。図5の
線図から明らかなように、既に第1の分級により、5μ
mよりも下の微細粉塵のほとんどの量を分離除去するこ
とができる。次の第2の微粒分級により、微細粉塵含量
はもう一度約50%だけ減じられる。分級の完了した製
品は、5μmの分離境界値よりも僅かに上で極めて急峻
な勾配を有している。したがって、本発明による方法に
より、極めて鋭い分離が得られる。
【0036】図6に示した線図には、分級材料の滞留時
間の制御を行う本発明による分級の粒度分布曲線と、こ
のような滞留時間の制御なしに、同じ分級器タイプと同
じ分級調節とを使用して行われる公知先行技術による分
級の粒度分布曲線とが対比して描かれている。分級ゾー
ンにおける分級材料の滞留時間を制御することにより、
その他の点では同じ条件において、公知先行技術よりも
著しく多い微細粉塵を分級材料から分離することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用される立軸型の風力分級器の断面図であ
る。
【図2】立軸型の風力分級器の変化実施例を示す断面図
である。
【図3】除塵のための分級プロセスを示す回路図であ
る。
【図4】組み合わされた粗粒分級・微粒分級のための分
級プロセスを示す回路図である。
【図5】本発明による2段式の微粒分級によって達成さ
れる粒度分布曲線を示す線図である。
【図6】分級材料の滞留時間の制御を行う本発明による
分級の粒度分布曲線と、このような滞留時間の制御を行
わない公知先行技術による分級の粒度分布曲線とを対比
して示す線図である。
【符号の説明】
ハウジング、 2 駆動軸、 3 案内羽根クラウン、
8 分級車、 9分級車羽根クラウン、 10 支持
装置、 10a スペーサウェブ、 13粗粒搬出室、
14 微粒搬出室、 15 カバー板、 16 分散
板、 17環状板、 18 底部板、 19 ねじ、
20 シール部、 21 分級室、 22 分級空気入
口、 23 微粒出口、 24 粗粒出口、 25 粗
粒搬出リング、 26 抑えリング、 27 ギャッ
プ、 28 掃気空気、 29 つる巻形螺旋体、 2
20 装入開口、 221 分級車、 222 跳ね返
りリング、 223 羽根クラウン、 224 スパイ
ラルハウジング、 225 微粒出口、 226 つる
巻形螺旋体、 301 調量機構、 302粗粒搬出
部、 303 微粒搬出部、 304 分級空気入口、
305 粉塵搬出部、 306 分級器、 307
サイクロン、 308 フィルタ、 309 ブロワ、
318 微粒導管、 402 第1の粗粒搬出部、
410第2の分級器、 411 サイクロン、 412
フィルタ、 415 粗粒搬出部、 416 微粒搬
出部、 417 粉塵搬出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュテファノ ツァムピーニ ドイツ連邦共和国 アウグスブルク ヨー ゼフ−プリラー−シュトラーセ 3 (72)発明者 ボード フルヒナー ドイツ連邦共和国 キッシング カルコー フェンシュトラーセ 15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広い粒度分布を有する粉末から成るトナ
    ー製品から、狭い粒度分布を有する高価なトナー製品を
    製出して、静電画像を現像するためのトナーを風力分級
    する方法において、 分散板によって、分級車の全周にわたりトナー製品の均
    一な分配を達成し、 トナー製品を、方向付けられた材料案内において重力の
    方向で分級ゾーンに通して案内し、 トナー製品の滞留時間を制御するために、分級ゾーンの
    上側の範囲ではトナー製品を均質な状態で迅速に分級ゾ
    ーン内にもたらし、分級ゾーンの真ん中の範囲ではトナ
    ー製品を比較的長時間滞留させ、引き続き分級ゾーンの
    下側の範囲では分級ゾーンからのトナー製品のスムーズ
    な搬出を可能にする手段を分級ゾーンに設け、 しかも、分級空気を3〜7m/sの平均速度で分級車の
    外縁部の傍らに案内し、分級したいトナー製品質量流を
    分級空気容積流に対して0.05kg/m〜0.3k
    g/mの比に保持することを特徴とする、トナーを風
    力分級する方法。
  2. 【請求項2】 滞留時間を制御するための手段が、分級
    ゾーン内部で分級車を同軸的に取り囲むように延びるつ
    る巻形螺旋体である、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記つる巻形螺旋体が、分級ゾーンの半
    径方向延在長さの部分範囲にのみ配置されている、請求
    項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記つる巻形螺旋体が、その螺旋経過全
    体にわたって種々異なるピッチを有している、請求項2
    または3記載の方法。
  5. 【請求項5】 トナー製品質量流対分級空気容積流の比
    が0.1kg/mである、請求項1から4までのいず
    れか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 分級空気の平均速度が5m/sである、
    請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
JP1995299A 1998-01-28 1999-01-28 トナ―を風力分級する方法 Withdrawn JPH11288133A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19803107.6 1998-01-28
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