JPH11287564A - 渦流発生装置 - Google Patents
渦流発生装置Info
- Publication number
- JPH11287564A JPH11287564A JP9130098A JP9130098A JPH11287564A JP H11287564 A JPH11287564 A JP H11287564A JP 9130098 A JP9130098 A JP 9130098A JP 9130098 A JP9130098 A JP 9130098A JP H11287564 A JPH11287564 A JP H11287564A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crucible
- shell
- eddy current
- current generator
- refractory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】るつぼの鉄皮の過熱をエア冷却で抑制できる程
度に抑制する。 【解決手段】るつぼ２を外周側で支持する鉄皮９の渦流
発生装置５に対向する面に横長のスリット９ａを設け
る。
度に抑制する。 【解決手段】るつぼ２を外周側で支持する鉄皮９の渦流
発生装置５に対向する面に横長のスリット９ａを設け
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、アルミ、および
アルミ合金を溶解する反射炉の溶解室の側壁に連通路を
介して配備したるつぼに前記溶解室からの溶湯を循環さ
せて、反射炉内では酸化のために溶解歩留りが低いダラ
イ粉などを前記るつぼに循環する溶湯に巻き込んで溶解
するようにした溶解装置の渦流発生装置に関する。
アルミ合金を溶解する反射炉の溶解室の側壁に連通路を
介して配備したるつぼに前記溶解室からの溶湯を循環さ
せて、反射炉内では酸化のために溶解歩留りが低いダラ
イ粉などを前記るつぼに循環する溶湯に巻き込んで溶解
するようにした溶解装置の渦流発生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来例の渦流発生装置を備えた溶
解装置を側壁に配備した反射炉の構成を示し、（ａ）は
正面図、（ｂ）は側断面図を示す。この図３において、
１は図示されていないバーナー等を用いた加熱室からの
炎を炉頂に這わせて、該炉頂および側壁を加熱し、該炉
頂および側壁からの輻射熱によりアルミなどの金属を溶
解するようにした反射炉の溶解室、２は前記溶解室１の
側壁に配備した耐火物製のるつぼ、３は該るつぼ２の耐
火物を外周側で支持する鉄皮、４は該るつぼ２を前記溶
解室に連通する連通路、５は前記るつぼ２の外径側に配
備してるつぼ２内に移動磁界を作用させる渦流発生装
置、６はアルミなどの金属が溶けた溶湯、７はるつぼ２
に溶解材料を投入する材料供給装置、８は渦流発生装置
５のコイルを示す。この図３において、耐火物で形成
し、該耐火物の外側への膨張を抑制する鉄皮３を有する
るつぼ２は連通路４を介して反射炉の溶解室１に連通し
ており、前記溶解室１と同じ湯高に保たれる。該るつぼ
２の外径側には、誘導電動機の固定子をアーチ状に展開
して、三相交流を印加することにより移動磁界を発生す
るようにした渦流発生装置５が配備されている。上記の
構成において、渦流発生装置５に図示されていない三相
交流電源から三相交流（１〜６Ｈｚ）を印加すると渦流
発生装置５の内側に移動磁界が発生し、該移動磁界はる
つぼ２内の溶湯６に作用して渦電流を誘起する。該渦電
流は前記移動磁界との間にフレミングの左手の法則に従
う力を発生し、前記移動磁界の進行方向と同じ方向に溶
湯６を移動させる。この溶湯６の移動により、るつぼ２
内に渦流を発生するとともに連通路４を通してるつぼ２
と溶解室１とを溶湯６が循環するので、材料供給装置７
からるつぼ２内に投入された溶解材料は前記渦流に巻き
込まれて溶解する。
解装置を側壁に配備した反射炉の構成を示し、（ａ）は
正面図、（ｂ）は側断面図を示す。この図３において、
１は図示されていないバーナー等を用いた加熱室からの
炎を炉頂に這わせて、該炉頂および側壁を加熱し、該炉
頂および側壁からの輻射熱によりアルミなどの金属を溶
解するようにした反射炉の溶解室、２は前記溶解室１の
側壁に配備した耐火物製のるつぼ、３は該るつぼ２の耐
火物を外周側で支持する鉄皮、４は該るつぼ２を前記溶
解室に連通する連通路、５は前記るつぼ２の外径側に配
備してるつぼ２内に移動磁界を作用させる渦流発生装
置、６はアルミなどの金属が溶けた溶湯、７はるつぼ２
に溶解材料を投入する材料供給装置、８は渦流発生装置
５のコイルを示す。この図３において、耐火物で形成
し、該耐火物の外側への膨張を抑制する鉄皮３を有する
るつぼ２は連通路４を介して反射炉の溶解室１に連通し
ており、前記溶解室１と同じ湯高に保たれる。該るつぼ
２の外径側には、誘導電動機の固定子をアーチ状に展開
して、三相交流を印加することにより移動磁界を発生す
るようにした渦流発生装置５が配備されている。上記の
構成において、渦流発生装置５に図示されていない三相
交流電源から三相交流（１〜６Ｈｚ）を印加すると渦流
発生装置５の内側に移動磁界が発生し、該移動磁界はる
つぼ２内の溶湯６に作用して渦電流を誘起する。該渦電
流は前記移動磁界との間にフレミングの左手の法則に従
う力を発生し、前記移動磁界の進行方向と同じ方向に溶
湯６を移動させる。この溶湯６の移動により、るつぼ２
内に渦流を発生するとともに連通路４を通してるつぼ２
と溶解室１とを溶湯６が循環するので、材料供給装置７
からるつぼ２内に投入された溶解材料は前記渦流に巻き
込まれて溶解する。
【０００３】溶解室１からは加熱された溶湯を連続して
循環させるので、溶解材料を溶解するエネルギがそれに
伴って供給される。なお、渦流発生装置５のコイル８は
垂直の捲線を上下で接続して周方向に三相配列にしてい
るのでるつぼ２内に発生する力の方向は前記垂直捲線に
直行する水平方向になる。
循環させるので、溶解材料を溶解するエネルギがそれに
伴って供給される。なお、渦流発生装置５のコイル８は
垂直の捲線を上下で接続して周方向に三相配列にしてい
るのでるつぼ２内に発生する力の方向は前記垂直捲線に
直行する水平方向になる。
【０００４】なお、材料供給装置７からるつぼ２内に投
入される溶解材料は、主にダライ粉と呼ばれる削り屑、
および表面積の大きい薄物であり、直接反射炉内に投入
すると溶解室１の湯面に浮かんで室内のスラグと一体に
なり溶解しにくくなったり、或いは室内で酸化してスラ
グになり溶解歩留りを低くするので一般には敬遠され
る。しかしこのような材料は価格が安いので、歩留り良
く溶解できるるつぼ２に渦流発生装置５を備えた溶解装
置を反射炉に付属させることが行われる。
入される溶解材料は、主にダライ粉と呼ばれる削り屑、
および表面積の大きい薄物であり、直接反射炉内に投入
すると溶解室１の湯面に浮かんで室内のスラグと一体に
なり溶解しにくくなったり、或いは室内で酸化してスラ
グになり溶解歩留りを低くするので一般には敬遠され
る。しかしこのような材料は価格が安いので、歩留り良
く溶解できるるつぼ２に渦流発生装置５を備えた溶解装
置を反射炉に付属させることが行われる。
【０００５】また、渦流発生装置５により発生する移動
磁界は鉄皮３にも渦電流を誘起する（図４参照）。この
ために鉄皮３の温度が内部の溶湯６からの熱伝達と相ま
って上昇するので強力な冷却を行う必要がある。
磁界は鉄皮３にも渦電流を誘起する（図４参照）。この
ために鉄皮３の温度が内部の溶湯６からの熱伝達と相ま
って上昇するので強力な冷却を行う必要がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の構成で
は、渦流発生装置と溶湯との間に耐火物で形成したるつ
ぼと該るつぼの周方向への膨張を抑制する鉄皮とが存在
するので、渦流発生装置は、これに印加する三相交流の
周波数が１〜６Ｈｚと低い周波数ではあるが、前記鉄皮
に渦電流を誘起して鉄皮を加熱する問題があり、強力に
冷却する必要がある。
は、渦流発生装置と溶湯との間に耐火物で形成したるつ
ぼと該るつぼの周方向への膨張を抑制する鉄皮とが存在
するので、渦流発生装置は、これに印加する三相交流の
周波数が１〜６Ｈｚと低い周波数ではあるが、前記鉄皮
に渦電流を誘起して鉄皮を加熱する問題があり、強力に
冷却する必要がある。
【０００７】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、るつぼの鉄皮の
過熱をエア冷却で抑制できる程度に抑制するようにした
渦流発生装置を提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、るつぼの鉄皮の
過熱をエア冷却で抑制できる程度に抑制するようにした
渦流発生装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項１記載の発明は、金属を溶解する溶解室に連通
路を通して連通し、耐火物で形成したるつぼの外径側に
配備して、るつぼ内に移動磁界を作用させて該るつぼ内
の溶湯に渦巻き運動を起こし溶湯が溶解室とるつぼとを
循環するようにした渦流発生装置において、前記るつぼ
を外周側で支持する鉄皮の前記渦流発生装置に対向する
面に横長のスリットを設けることを特徴とする。
に請求項１記載の発明は、金属を溶解する溶解室に連通
路を通して連通し、耐火物で形成したるつぼの外径側に
配備して、るつぼ内に移動磁界を作用させて該るつぼ内
の溶湯に渦巻き運動を起こし溶湯が溶解室とるつぼとを
循環するようにした渦流発生装置において、前記るつぼ
を外周側で支持する鉄皮の前記渦流発生装置に対向する
面に横長のスリットを設けることを特徴とする。
【０００９】上記構成により、鉄皮に誘起する渦電流は
図１に示すように隣り合うスリット間に流れる電流と、
スリットを迂回して流れる電流とになるが、隣り合うス
リット間に誘起する渦電流はその面積内に鎖交する磁束
が該面積が小さいために少なく、スリットが無い場合に
比べてかなり減少する。また、スリットを迂回して流れ
る電流はスリットを迂回するためにその分周回路が長く
なるので、電気的インピ−ダンスが増加して、その結果
前記電流が少なくなり、発熱量は電流の自乗に比例する
ので、例えば、渦電流の周回路をインピ−ダンスが１．
５倍に成るようにすれば発熱量は半分以下となる。この
ようにして発熱量を少なくすることが可能になる。ま
た、スリットは渦流発生装置のコイルに平行して鉄皮に
誘起する渦電を迂回させるのであるから、前記コイルと
直行する横方向に長い形状にするのが有効であり、るつ
ぼの耐火物の横方向への膨張に対しても縦に切れ目の少
ない横長スリットが有効である。
図１に示すように隣り合うスリット間に流れる電流と、
スリットを迂回して流れる電流とになるが、隣り合うス
リット間に誘起する渦電流はその面積内に鎖交する磁束
が該面積が小さいために少なく、スリットが無い場合に
比べてかなり減少する。また、スリットを迂回して流れ
る電流はスリットを迂回するためにその分周回路が長く
なるので、電気的インピ−ダンスが増加して、その結果
前記電流が少なくなり、発熱量は電流の自乗に比例する
ので、例えば、渦電流の周回路をインピ−ダンスが１．
５倍に成るようにすれば発熱量は半分以下となる。この
ようにして発熱量を少なくすることが可能になる。ま
た、スリットは渦流発生装置のコイルに平行して鉄皮に
誘起する渦電を迂回させるのであるから、前記コイルと
直行する横方向に長い形状にするのが有効であり、るつ
ぼの耐火物の横方向への膨張に対しても縦に切れ目の少
ない横長スリットが有効である。
【００１０】また、請求項２の発明は、請求項１記載の
渦流発生装置において、前記るつぼを外周側で支持する
鉄皮に複数個の縦リブを設け、隣り合うリブと、鉄皮
と、渦流発生装置とにより前記鉄皮を冷却する冷却用送
風路を形成することを特徴とする。上記構成により、前
記冷却用送風路に送風すれば、風路が囲われているの
で、風の広がりが制限されて、その分、同じ送風量に対
し風路内の風速が大きくなり、風と鉄皮との熱伝達率が
高くなり冷却効果を向上させることが可能になる。
渦流発生装置において、前記るつぼを外周側で支持する
鉄皮に複数個の縦リブを設け、隣り合うリブと、鉄皮
と、渦流発生装置とにより前記鉄皮を冷却する冷却用送
風路を形成することを特徴とする。上記構成により、前
記冷却用送風路に送風すれば、風路が囲われているの
で、風の広がりが制限されて、その分、同じ送風量に対
し風路内の風速が大きくなり、風と鉄皮との熱伝達率が
高くなり冷却効果を向上させることが可能になる。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１はこの発明の実施の形態の主
要部の構成を示し、（ａ）は反射炉に付属するるつぼ部
分の縦断面図、（ｂ）はるつぼの外周側の鉄皮の、渦流
発生装置に対向する面を平面に展開した図を示す。この
図１において、従来例と同一の符号を付けた部材はおお
よそ同一の機能を有するのでその説明は省略する。ま
た、この発明の渦流発生装置が適用される反射炉および
るつぼは図３（ａ），（ｂ）と略同一であるのでその説
明は省略する。この図１において、２は耐火物で形成し
たるつぼ、３は前記るつぼ２と反射炉の溶解室１に連通
する連通路、５は前記るつぼ２の外径側に配備してるつ
ぼ２内に移動磁界を作用させる渦流発生装置、９は耐火
物で形成されたるつぼ２の外周側に配備して、前記耐火
物の熱膨張を抑制するようにした鉄皮、９ａは前記鉄皮
９に穿孔した複数の横長のスリット、１０は前記鉄皮９
を冷却する送風用ダクトを示す。この図１において、渦
流発生装置により発生する移動磁界が鉄皮９を通過して
るつぼ内に作用するが、その際に鉄皮９に渦電流を発生
する。点線はこの渦電流の流れを模擬的に示したもの
で、スリット９ａを迂回して流れることが判る。上記渦
電流により鉄皮９が加熱されるが、送風ダクト１０から
冷却風を送風することにより冷却して所定温度以上に昇
温しなようにしている。
要部の構成を示し、（ａ）は反射炉に付属するるつぼ部
分の縦断面図、（ｂ）はるつぼの外周側の鉄皮の、渦流
発生装置に対向する面を平面に展開した図を示す。この
図１において、従来例と同一の符号を付けた部材はおお
よそ同一の機能を有するのでその説明は省略する。ま
た、この発明の渦流発生装置が適用される反射炉および
るつぼは図３（ａ），（ｂ）と略同一であるのでその説
明は省略する。この図１において、２は耐火物で形成し
たるつぼ、３は前記るつぼ２と反射炉の溶解室１に連通
する連通路、５は前記るつぼ２の外径側に配備してるつ
ぼ２内に移動磁界を作用させる渦流発生装置、９は耐火
物で形成されたるつぼ２の外周側に配備して、前記耐火
物の熱膨張を抑制するようにした鉄皮、９ａは前記鉄皮
９に穿孔した複数の横長のスリット、１０は前記鉄皮９
を冷却する送風用ダクトを示す。この図１において、渦
流発生装置により発生する移動磁界が鉄皮９を通過して
るつぼ内に作用するが、その際に鉄皮９に渦電流を発生
する。点線はこの渦電流の流れを模擬的に示したもの
で、スリット９ａを迂回して流れることが判る。上記渦
電流により鉄皮９が加熱されるが、送風ダクト１０から
冷却風を送風することにより冷却して所定温度以上に昇
温しなようにしている。
【００１２】図２はこの発明の別の実施の形態の主要部
の構成を示し、（ａ）は反射炉に付属するるつぼ部分の
縦断面図、（ｂ）はるつぼの外周側の鉄皮の、渦流発生
装置に対向する面を平面に展開した図を示す。この図２
において、２は耐火物で形成したるつぼ、３は前記るつ
ぼ２と反射炉の溶解室１に連通する連通路、５は前記る
つぼ２の外径側に配備してるつぼ２内に移動磁界を作用
させる渦流発生装置、９は耐火物で形成されたるつぼ２
の外周側に配備して、前記耐火物の熱膨張を抑制するよ
うにした鉄皮、９ａは前記鉄皮９に穿孔した複数の横長
のスリット、１０は前記鉄皮９を冷却する送風ダクト、
１１は前記鉄皮９に設けた複数の縦リブを示す。
の構成を示し、（ａ）は反射炉に付属するるつぼ部分の
縦断面図、（ｂ）はるつぼの外周側の鉄皮の、渦流発生
装置に対向する面を平面に展開した図を示す。この図２
において、２は耐火物で形成したるつぼ、３は前記るつ
ぼ２と反射炉の溶解室１に連通する連通路、５は前記る
つぼ２の外径側に配備してるつぼ２内に移動磁界を作用
させる渦流発生装置、９は耐火物で形成されたるつぼ２
の外周側に配備して、前記耐火物の熱膨張を抑制するよ
うにした鉄皮、９ａは前記鉄皮９に穿孔した複数の横長
のスリット、１０は前記鉄皮９を冷却する送風ダクト、
１１は前記鉄皮９に設けた複数の縦リブを示す。
【００１３】この図２が図１と異なる点は、鉄皮９を冷
却する送風路を鉄皮９と、渦流発生装置５とにより形成
する代わりに、鉄皮９に複数の縦リブ１１を設けて、隣
り合うリブ１１と、鉄皮９と、渦流発生装置５とにより
前記鉄皮９を冷却する冷却用送風路を縦リブ１１で仕切
って形成した点である。
却する送風路を鉄皮９と、渦流発生装置５とにより形成
する代わりに、鉄皮９に複数の縦リブ１１を設けて、隣
り合うリブ１１と、鉄皮９と、渦流発生装置５とにより
前記鉄皮９を冷却する冷却用送風路を縦リブ１１で仕切
って形成した点である。
【００１４】
【発明の効果】この発明によれば、るつぼを外周側で支
持する鉄皮に横長スリットを設けて渦電流を逓減するよ
うにしているので、鉄皮での発熱が少なくなり省エネル
ギ−効果がある。また、鉄皮の縦リブはスリットにより
弱められた縦方向へのるつぼの耐火物の膨張を抑制力を
補強する効果がある。
持する鉄皮に横長スリットを設けて渦電流を逓減するよ
うにしているので、鉄皮での発熱が少なくなり省エネル
ギ−効果がある。また、鉄皮の縦リブはスリットにより
弱められた縦方向へのるつぼの耐火物の膨張を抑制力を
補強する効果がある。
【図１】この発明の実施の形態の主要部の構成を示し、
（ａ）は反射炉に付属するるつぼ部分の縦断面図、
（ｂ）はるつぼの外周側の鉄皮の、渦流発生装置に対向
する面を平面に展開した図
（ａ）は反射炉に付属するるつぼ部分の縦断面図、
（ｂ）はるつぼの外周側の鉄皮の、渦流発生装置に対向
する面を平面に展開した図
【図２】この発明の別の実施の形態の主要部の構成を示
し、（ａ）は反射炉に付属するるつぼ部分の縦断面図、
（ｂ）はるつぼの外周側の鉄皮の、渦流発生装置に対向
する面を平面に展開した図
し、（ａ）は反射炉に付属するるつぼ部分の縦断面図、
（ｂ）はるつぼの外周側の鉄皮の、渦流発生装置に対向
する面を平面に展開した図
【図３】従来例の渦流発生装置を備えた溶解装置を側壁
に配備した反射炉の構成を示し、（ａ）は正面図、
（ｂ）は側断面図
に配備した反射炉の構成を示し、（ａ）は正面図、
（ｂ）は側断面図
【図４】従来例のるつぼの鉄皮に誘起する渦電流を模擬
的に示した図
的に示した図
２ るつぼ ５ 渦流発生装置 ９ 鉄皮 ９ａ スリット １１ 縦リブ
Claims (2)
- 【請求項１】金属を溶解する溶解室に連通路を通して連
通し、耐火物で形成したるつぼの外径側に配備して、る
つぼ内に移動磁界を作用させて該るつぼ内の溶湯に渦巻
き運動を起こし溶湯が溶解室とるつぼとを循環するよう
にした渦流発生装置において、前記るつぼを外周側で支
持する鉄皮の前記渦流発生装置に対向する面に横長のス
リットを設けることを特徴とする渦流発生装置。 - 【請求項２】請求項１記載の渦流発生装置において、前
記るつぼを外周側で支持する鉄皮に複数個の縦リブを設
け、隣り合うリブと、鉄皮と、渦流発生装置とにより前
記鉄皮を冷却する冷却用送風路を形成することを特徴と
する渦流発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9130098A JPH11287564A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 渦流発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9130098A JPH11287564A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 渦流発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11287564A true JPH11287564A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14022630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9130098A Withdrawn JPH11287564A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 渦流発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11287564A (ja) |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP9130098A patent/JPH11287564A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2641140B2 (ja) | くず鉄の溶融方法及びこの方法を実施するための電気炉 | |
| US4678024A (en) | Horizontal electromagnetic casting of thin metal sheets | |
| JPH10103875A (ja) | コールドクルーシブル誘導溶解炉 | |
| US5495886A (en) | Apparatus and method for sidewall containment of molten metal with vertical magnetic fields | |
| JPH11287564A (ja) | 渦流発生装置 | |
| US4247736A (en) | Induction heater having a cryoresistive induction coil | |
| JPH06273058A (ja) | 浮揚溶解装置 | |
| CN102914168B (zh) | 感应加热炉的气体循环及冷却设备 | |
| JPH11287563A (ja) | 渦流発生装置 | |
| JPH10184662A (ja) | 誘導発熱ローラ | |
| JP3129078B2 (ja) | 下穴出湯方式の浮揚溶解装置 | |
| US3192303A (en) | Method of reducing overheating in melting troughs and similar devices in melting and holding furnaces | |
| JP2573450Y2 (ja) | ライニングレス誘導溶解炉 | |
| JP2001241858A (ja) | 電磁束集中用の案内管構造物 | |
| US6163562A (en) | Induction oven for melting metals | |
| JP2001316734A (ja) | 案内管の流束集中を制御する方法 | |
| US2729692A (en) | Rotary field stirring device with independently driven fan | |
| US3931960A (en) | Apparatus for circulating molten metal | |
| JP2511436Y2 (ja) | 回転電機の冷却装置 | |
| JP2920655B2 (ja) | 電磁浮揚溶解炉 | |
| CN213637514U (zh) | 一种新型高频矢量变频器 | |
| JPH05280874A (ja) | セラミックス製ルツボを用いた浮遊溶解装置 | |
| JP2650478B2 (ja) | 溝形誘導炉 | |
| JP3025354B2 (ja) | 金属塊の空中浮揚加熱方法及びその装置 | |
| JP2000171167A (ja) | 良導電金属製るつぼ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050829 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060703 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20060704 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061205 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20070206 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |