JPH11286302A - Icラベル及びこのicラベルを利用した廃棄処理物管理システム - Google Patents
Icラベル及びこのicラベルを利用した廃棄処理物管理システムInfo
- Publication number
- JPH11286302A JPH11286302A JP10540698A JP10540698A JPH11286302A JP H11286302 A JPH11286302 A JP H11286302A JP 10540698 A JP10540698 A JP 10540698A JP 10540698 A JP10540698 A JP 10540698A JP H11286302 A JPH11286302 A JP H11286302A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- waste
- label
- disposal
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Refuse Collection And Transfer (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 消費者が家電品、事務用品或るいはその他の
粗大ごみ等を各販売店或いは、地方自治体及び各種の段
階の廃棄処理業者に持ち込んでからどのような流通経路
を経て最終処分されたかを簡単にほぼ確実に追跡管理す
るICラベル及びこのICラベルを利用した廃棄処理物
管理システムを目的とする。 【解決手段】 外部とのデータの送受信を行う通信部と
情報記憶部を有するIC回路を基材内に内包し、表面に
記録内容を印字または記入による表示をするための表示
部を形成したICラベルであって、前記記憶部には、少
なくともICラベルの識別番号と、廃棄処理が依頼され
る受付業者データ及びその処理取引日データと製品を特
定する製品データからなる廃棄処理受付情報と、その後
に廃棄処理物の回収や処理の依頼を受ける業者データと
廃棄処理物の引渡日又は処理日等の処理取引日データと
を含む複数の廃棄処理中間情報とが記憶される廃棄処理
情報記憶エリアを有するもので最終処分業者がICラベ
ルに記憶されたデータを読取って、廃棄処理管理会社に
報告することで、確実に廃棄処理データが蓄積できる。
粗大ごみ等を各販売店或いは、地方自治体及び各種の段
階の廃棄処理業者に持ち込んでからどのような流通経路
を経て最終処分されたかを簡単にほぼ確実に追跡管理す
るICラベル及びこのICラベルを利用した廃棄処理物
管理システムを目的とする。 【解決手段】 外部とのデータの送受信を行う通信部と
情報記憶部を有するIC回路を基材内に内包し、表面に
記録内容を印字または記入による表示をするための表示
部を形成したICラベルであって、前記記憶部には、少
なくともICラベルの識別番号と、廃棄処理が依頼され
る受付業者データ及びその処理取引日データと製品を特
定する製品データからなる廃棄処理受付情報と、その後
に廃棄処理物の回収や処理の依頼を受ける業者データと
廃棄処理物の引渡日又は処理日等の処理取引日データと
を含む複数の廃棄処理中間情報とが記憶される廃棄処理
情報記憶エリアを有するもので最終処分業者がICラベ
ルに記憶されたデータを読取って、廃棄処理管理会社に
報告することで、確実に廃棄処理データが蓄積できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触式ICを内
包したICラベル及びこのICラベルを利用した廃棄処
理物管理システムに関し、特に家電品、事務機器等の電
気製品や粗大ごみ等の廃棄処理物に添付又は貼付するI
Cラベル及びこのICラベルを廃棄処理物に貼付して処
理業者に適正に処理させる廃棄処理物管理システムに関
する。
包したICラベル及びこのICラベルを利用した廃棄処
理物管理システムに関し、特に家電品、事務機器等の電
気製品や粗大ごみ等の廃棄処理物に添付又は貼付するI
Cラベル及びこのICラベルを廃棄処理物に貼付して処
理業者に適正に処理させる廃棄処理物管理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、家電品、事務機器等の電気製品や
粗大ごみ等の廃棄処理が適性に行われず、利用者(消費
者)や廃棄処理業者によって、不法に投棄され大きな社
会問題になっている。そこでこれら廃棄処理物は、利用
者が廃棄処理業者、販売店或いは、地方自治体に処理を
させることを義務付けているが、廃棄処理過程で複数の
処理業者が介在することが多く一部は、それら業者が不
法に投棄してしまうことも事実上の問題として確認され
ている。
粗大ごみ等の廃棄処理が適性に行われず、利用者(消費
者)や廃棄処理業者によって、不法に投棄され大きな社
会問題になっている。そこでこれら廃棄処理物は、利用
者が廃棄処理業者、販売店或いは、地方自治体に処理を
させることを義務付けているが、廃棄処理過程で複数の
処理業者が介在することが多く一部は、それら業者が不
法に投棄してしまうことも事実上の問題として確認され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため従来の処理に
おいては、利用者と処理を依頼する販売店、あるいは、
地方自治体及び各種の段階の廃棄処理業者間で被依頼者
側が処理物の受取票を発行するようにして、その受取票
を遡ればその処理経過及び各販売店或いは、地方自治体
及び各種の段階の廃棄処理業者の把握が可能となるもの
の、実際には手間と時間がかかり経費もかかるのでこれ
らの方法での調査は行われていない。本発明は、これら
の欠点を改善するもので、消費者が家電品、事務用品或
るいはその他の粗大ごみ等を各販売店或いは、地方自治
体及び各種の段階の廃棄処理業者に持ち込んでからどの
ような流通経路を経て最終処分されたかを簡単にほぼ確
実に追跡管理するICラベル及びこのICラベルを利用
した廃棄処理物管理システムを目的とするものである。
おいては、利用者と処理を依頼する販売店、あるいは、
地方自治体及び各種の段階の廃棄処理業者間で被依頼者
側が処理物の受取票を発行するようにして、その受取票
を遡ればその処理経過及び各販売店或いは、地方自治体
及び各種の段階の廃棄処理業者の把握が可能となるもの
の、実際には手間と時間がかかり経費もかかるのでこれ
らの方法での調査は行われていない。本発明は、これら
の欠点を改善するもので、消費者が家電品、事務用品或
るいはその他の粗大ごみ等を各販売店或いは、地方自治
体及び各種の段階の廃棄処理業者に持ち込んでからどの
ような流通経路を経て最終処分されたかを簡単にほぼ確
実に追跡管理するICラベル及びこのICラベルを利用
した廃棄処理物管理システムを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のICラベルは、
上記目的を達成するために、外部とのデータの送受信を
行う通信部と情報記憶部を有するIC回路を基材内に内
包し、表面に記録内容を印字または記入による表示をす
るための表示部を形成したICラベルであって、前記記
憶部には、少なくともICラベルの識別番号と、廃棄処
理が依頼される受付業者データ及びその処理取引日デー
タと製品を特定する製品データからなる廃棄処理受付情
報と、その後に廃棄処理物の回収や処理の依頼を受ける
業者データと廃棄処理物の引渡日又は処理日等の処理取
引日データとを含む複数の廃棄処理中間情報とが記憶さ
れる廃棄処理情報記憶エリアを有するもので最終処分業
者がICラベルに記憶されたデータを読取って、廃棄処
理管理会社に報告することで、確実に廃棄処理データが
蓄積できる
上記目的を達成するために、外部とのデータの送受信を
行う通信部と情報記憶部を有するIC回路を基材内に内
包し、表面に記録内容を印字または記入による表示をす
るための表示部を形成したICラベルであって、前記記
憶部には、少なくともICラベルの識別番号と、廃棄処
理が依頼される受付業者データ及びその処理取引日デー
タと製品を特定する製品データからなる廃棄処理受付情
報と、その後に廃棄処理物の回収や処理の依頼を受ける
業者データと廃棄処理物の引渡日又は処理日等の処理取
引日データとを含む複数の廃棄処理中間情報とが記憶さ
れる廃棄処理情報記憶エリアを有するもので最終処分業
者がICラベルに記憶されたデータを読取って、廃棄処
理管理会社に報告することで、確実に廃棄処理データが
蓄積できる
【0005】また、前記ICラベルの通信部は、外部と
のデータの送受信を非接触方式で行うためにアンテナ部
を有してIC回路に接続される形態のICラベルにする
ことによって、外部との送受信非接触で行え、廃棄物に
貼着または、しっかりと添付した状態でもスムースに送
受信が行える。
のデータの送受信を非接触方式で行うためにアンテナ部
を有してIC回路に接続される形態のICラベルにする
ことによって、外部との送受信非接触で行え、廃棄物に
貼着または、しっかりと添付した状態でもスムースに送
受信が行える。
【0006】さらに前記ICラベルは、廃棄物が処理さ
れる際、廃棄物に貼付されるよう裏面に粘着部を形成し
ておくことにより、廃棄物処理を受け付けた際、簡単に
廃棄物にICラベルを貼付でき受け付け処理が迅速に行
える。
れる際、廃棄物に貼付されるよう裏面に粘着部を形成し
ておくことにより、廃棄物処理を受け付けた際、簡単に
廃棄物にICラベルを貼付でき受け付け処理が迅速に行
える。
【0007】そして、前記ICラベルは、廃棄物が処理
される際、廃棄物に紐等で添付されるよう基材の一部に
穴等の紐付け部を形成してなることにより廃棄物にIC
ラベルを貼付できなくてもICラベルを廃棄物に確実に
添付できる。
される際、廃棄物に紐等で添付されるよう基材の一部に
穴等の紐付け部を形成してなることにより廃棄物にIC
ラベルを貼付できなくてもICラベルを廃棄物に確実に
添付できる。
【0008】一方、本発明のICラベルを利用した廃棄
処理物管理システムは、上記目的を達成するために、廃
棄処理物に添付用であって、外部とのデータの送受信を
行う通信部と情報記憶部を有するIC回路を基材内に内
包したICラベルの記憶部に、ICラベルの識別番号と
廃棄処理が依頼される受付業者データ及びその処理取引
日データと製品を特定する製品データが記憶される廃棄
処理受付情報を廃棄処理受付業者から受け付けて蓄積す
る廃棄物受付データを登録する第一のデータ登録工程
と、その後に前記ICラベルの記憶部にICラベルの識
別番号と廃棄処理物の回収や処理の依頼を受ける業者デ
ータと廃棄処理物の引渡日又は処理日等の処理取引日デ
ータが記憶される複数の廃棄処理中間情報を最終廃棄処
理業者から受け付けて蓄積する廃棄物処理データを登録
する第二のデータ登録工程と、前記第一と第二のデータ
登録工程で登録された廃棄物受付データと廃棄物処理デ
ータのICラベルの識別番号を照合し、対応する廃棄物
受付データと廃棄物処理データを確認する廃棄物処理照
合工程を有して適正な廃棄処理物処理管理を行うように
したの、廃棄物がどの業者に渡り、いつ最終処分された
かが管理できる。
処理物管理システムは、上記目的を達成するために、廃
棄処理物に添付用であって、外部とのデータの送受信を
行う通信部と情報記憶部を有するIC回路を基材内に内
包したICラベルの記憶部に、ICラベルの識別番号と
廃棄処理が依頼される受付業者データ及びその処理取引
日データと製品を特定する製品データが記憶される廃棄
処理受付情報を廃棄処理受付業者から受け付けて蓄積す
る廃棄物受付データを登録する第一のデータ登録工程
と、その後に前記ICラベルの記憶部にICラベルの識
別番号と廃棄処理物の回収や処理の依頼を受ける業者デ
ータと廃棄処理物の引渡日又は処理日等の処理取引日デ
ータが記憶される複数の廃棄処理中間情報を最終廃棄処
理業者から受け付けて蓄積する廃棄物処理データを登録
する第二のデータ登録工程と、前記第一と第二のデータ
登録工程で登録された廃棄物受付データと廃棄物処理デ
ータのICラベルの識別番号を照合し、対応する廃棄物
受付データと廃棄物処理データを確認する廃棄物処理照
合工程を有して適正な廃棄処理物処理管理を行うように
したの、廃棄物がどの業者に渡り、いつ最終処分された
かが管理できる。
【0009】
【発明の実施の態様】次に、本発明を図1から図4に示
す実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の
ICラベルの表面平面説明図、図2は、図1のICラベ
ルの断面説明図、図3は、図1、2のICラベルを利用
した廃棄処理物管理システムのシステムの概念説明図で
ある。図4は、ICラベル内の記憶部のメモリーマップ
の概念説明図である。
す実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の
ICラベルの表面平面説明図、図2は、図1のICラベ
ルの断面説明図、図3は、図1、2のICラベルを利用
した廃棄処理物管理システムのシステムの概念説明図で
ある。図4は、ICラベル内の記憶部のメモリーマップ
の概念説明図である。
【0010】本発明のICラベル1は、図1、図2に示
されるように非接触方式でデータの送受信を行うアンテ
ナ部4と情報記憶部を有するIC回路5を基材シート7
内に内包し、裏面に粘着部9を形成した使用前のICラ
ベル1が剥離台紙10に保持されてなるものである。粘
着部9は、不乾燥性粘着剤でICラベル1は剥離台紙1
0から随時剥がされて、廃棄物の適当なところに貼付で
きる。またICラベル1の厚みとしては、0.25から
1mm程度が望ましい。
されるように非接触方式でデータの送受信を行うアンテ
ナ部4と情報記憶部を有するIC回路5を基材シート7
内に内包し、裏面に粘着部9を形成した使用前のICラ
ベル1が剥離台紙10に保持されてなるものである。粘
着部9は、不乾燥性粘着剤でICラベル1は剥離台紙1
0から随時剥がされて、廃棄物の適当なところに貼付で
きる。またICラベル1の厚みとしては、0.25から
1mm程度が望ましい。
【0011】前記個々の非接触式ICラベル1は、表面
に印刷部または印字部を形成してなるもので、基材シー
ト7の表裏面に6、8のシートで挟持してなる上質紙ま
たは筆記適性をもたせた樹脂でサンドイッチされてい
る。特に少なくとも6を樹脂で形成した場合には表面の
印字部は、少なくともトナー印字適性を持たせるため各
種樹脂や導電材による表面コートが施される。先ず、ノ
ンインパクトによるトナー印字の際、転写性を向上させ
るために導電材を塗工し、カード表面の抵抗値を1.0
×10の11乗オーム以下に設定することが望ましい。
また、トナーの定着性を向上させるために各種の樹脂を
塗工し、アンカーコート層が形成されることが望まし
い。
に印刷部または印字部を形成してなるもので、基材シー
ト7の表裏面に6、8のシートで挟持してなる上質紙ま
たは筆記適性をもたせた樹脂でサンドイッチされてい
る。特に少なくとも6を樹脂で形成した場合には表面の
印字部は、少なくともトナー印字適性を持たせるため各
種樹脂や導電材による表面コートが施される。先ず、ノ
ンインパクトによるトナー印字の際、転写性を向上させ
るために導電材を塗工し、カード表面の抵抗値を1.0
×10の11乗オーム以下に設定することが望ましい。
また、トナーの定着性を向上させるために各種の樹脂を
塗工し、アンカーコート層が形成されることが望まし
い。
【0012】また、表面には、耐熱インクを塗布しても
よく、この耐熱インクのうち少なくとも黒インク等で印
字欄や模様等が構成される場合は、カーボンレスインク
で構成されてなるものである。これにより、カード表面
へのノンインパクト(静電写真印刷)によるトナー印字
の際、黒印刷部の畜熱を防止でき、IC回路5を熱圧か
らの影響を回避できる。
よく、この耐熱インクのうち少なくとも黒インク等で印
字欄や模様等が構成される場合は、カーボンレスインク
で構成されてなるものである。これにより、カード表面
へのノンインパクト(静電写真印刷)によるトナー印字
の際、黒印刷部の畜熱を防止でき、IC回路5を熱圧か
らの影響を回避できる。
【0013】また上記耐熱インクは、UVインクが、使
用されており、UVランプ等により乾燥されてなるもの
で、カード表面へのノンインパクトによるトナー印字の
際、印字部のインクが溶けることなく安定した印字が行
えるとともに、印字部の内面側のIC回路5を熱圧から
保護できる。
用されており、UVランプ等により乾燥されてなるもの
で、カード表面へのノンインパクトによるトナー印字の
際、印字部のインクが溶けることなく安定した印字が行
えるとともに、印字部の内面側のIC回路5を熱圧から
保護できる。
【0014】一方、非接触式ICラベル1のIC回路5
の記憶部には、図4に示すようにICラベルの識別番号
エリア28が設けられ、あらかじめICラベルの識別番
号が書き込まれて出荷される。そして、他のエリアとし
ては、廃棄処理が依頼される受付業者データ及びその処
理取引日データと製品を特定する製品データからなる廃
棄処理受付情報エリア23と、その後に廃棄処理物の回
収や処理の依頼を受ける業者データと廃棄処理物の引渡
日又は処理日等の処理取引日データとを含む複数の廃棄
処理中間情報エリア24、25、26、27とが設けら
れている。また、22は、消費者を特定するための記憶
エリアであって、通常は、電話番号や他のIDコードが
書き込まれる。あるいは識別番号エリア28を同一であ
ってもよい。
の記憶部には、図4に示すようにICラベルの識別番号
エリア28が設けられ、あらかじめICラベルの識別番
号が書き込まれて出荷される。そして、他のエリアとし
ては、廃棄処理が依頼される受付業者データ及びその処
理取引日データと製品を特定する製品データからなる廃
棄処理受付情報エリア23と、その後に廃棄処理物の回
収や処理の依頼を受ける業者データと廃棄処理物の引渡
日又は処理日等の処理取引日データとを含む複数の廃棄
処理中間情報エリア24、25、26、27とが設けら
れている。また、22は、消費者を特定するための記憶
エリアであって、通常は、電話番号や他のIDコードが
書き込まれる。あるいは識別番号エリア28を同一であ
ってもよい。
【0015】このように構成された、非接触ICラベル
1を使用して、図3に示す廃棄処理物管理システムを説
明するとは、消費者が、販売店あるいは地方自治体に廃
棄物が持ち込まれると、ICラベルの記憶部に、廃棄処
理が依頼される受付業者データ及びその処理取引日デー
タと製品を特定する製品データが記憶されるとともに、
販売店あるいは地方自治体から各都道府県に設置された
管理事務所にICラベルの識別番号と廃棄処理が依頼さ
れる受付業者データ及びその処理取引日データと製品を
特定する製品データが記憶される廃棄処理受付情報をネ
ットワークを通じて、登録する。
1を使用して、図3に示す廃棄処理物管理システムを説
明するとは、消費者が、販売店あるいは地方自治体に廃
棄物が持ち込まれると、ICラベルの記憶部に、廃棄処
理が依頼される受付業者データ及びその処理取引日デー
タと製品を特定する製品データが記憶されるとともに、
販売店あるいは地方自治体から各都道府県に設置された
管理事務所にICラベルの識別番号と廃棄処理が依頼さ
れる受付業者データ及びその処理取引日データと製品を
特定する製品データが記憶される廃棄処理受付情報をネ
ットワークを通じて、登録する。
【0016】次に廃棄物が各回収業者、処分業者、ある
いは、中間業者などを経由した場合も含めて、各業者名
・取引き日等のデータがICラベルの記憶部に書き込ま
れ、最終的に最終処分業者に到達すると、ICラベルの
識別番号と廃棄処理物の回収や処理の依頼を受ける業者
データと廃棄処理物の引渡日又は処理日等の処理取引日
データが記憶される複数の廃棄処理中間情報を前記管理
事務所に登録する。
いは、中間業者などを経由した場合も含めて、各業者名
・取引き日等のデータがICラベルの記憶部に書き込ま
れ、最終的に最終処分業者に到達すると、ICラベルの
識別番号と廃棄処理物の回収や処理の依頼を受ける業者
データと廃棄処理物の引渡日又は処理日等の処理取引日
データが記憶される複数の廃棄処理中間情報を前記管理
事務所に登録する。
【0017】一方、前記管理事務所では、廃棄物受付デ
ータと廃棄物処理データのICラベルの識別番号を照合
し、対応する廃棄物受付データと廃棄物処理データを確
認し、適正な廃棄処理物処理管理が行われているか確認
をし、照合できたもののデータを消し込んでいく。この
ようにして廃棄物がどの業者に渡り、いつ最終処分され
たかが確実に管理できる。
ータと廃棄物処理データのICラベルの識別番号を照合
し、対応する廃棄物受付データと廃棄物処理データを確
認し、適正な廃棄処理物処理管理が行われているか確認
をし、照合できたもののデータを消し込んでいく。この
ようにして廃棄物がどの業者に渡り、いつ最終処分され
たかが確実に管理できる。
【0018】
【発明の効果】本発明のICラベル及びこのICラベル
を利用した廃棄処理物管理システムは、以上説明した構
成により、消費者が家電品、事務用品或るいはその他の
粗大ごみ等を各販売店或いは、地方自治体及び各種の段
階の廃棄処理業者に持ち込んでからどのような流通経路
を経て最終処分されたかを簡単にほぼ確実に追跡管理が
できる管理システムが提供できる効果を奏する。
を利用した廃棄処理物管理システムは、以上説明した構
成により、消費者が家電品、事務用品或るいはその他の
粗大ごみ等を各販売店或いは、地方自治体及び各種の段
階の廃棄処理業者に持ち込んでからどのような流通経路
を経て最終処分されたかを簡単にほぼ確実に追跡管理が
できる管理システムが提供できる効果を奏する。
【図1】図1は、本発明のICラベルの表面平面説明
図。
図。
【図2】図1のICラベルの断面説明図。
【図3】図1、2のICラベルを利用した廃棄処理物管
理システムのシステムの概念説明図。
理システムのシステムの概念説明図。
【図4】ICラベル内の記憶部のメモリーマップの概念
説明図である。
説明図である。
1 ICラベル 2 表示部 4 アンテナ部 5 IC回路
Claims (6)
- 【請求項1】 外部とのデータの送受信を行う通信部と
情報記憶部を有するIC回路を基材内に内包し、表面に
記録内容を印字または記入による表示をするための表示
部を形成した廃棄処理物処理管理用ICラベルであっ
て、前記記憶部には、少なくともICラベルの識別番号
と、廃棄処理が依頼される受付業者データ及びその処理
取引日データと製品を特定する製品データからなる廃棄
処理受付情報と、その後に廃棄処理物の回収や処理の依
頼を受ける業者データと廃棄処理物の処理取引日データ
とを含む複数の廃棄処理中間情報とが記憶される廃棄処
理情報記憶エリアを有することを特徴とするICラベ
ル。 - 【請求項2】 前記ICラベルの通信部は、外部とのデ
ータの送受信を非接触方式で行うためにアンテナ部を有
してIC回路に接続されることを特徴とする前記請求項
1記載のICラベル。 - 【請求項3】 前記ICラベルは、廃棄物が処理される
際、廃棄物に貼付されるよう裏面に粘着部を形成してな
ることを特徴とする前記請求項1記載のICラベル。 - 【請求項4】 前記ICラベルは、廃棄物が処理される
際、廃棄物に紐等で添付されるよう基材の一部に穴等の
紐付け部を形成してなることを特徴とする前記請求項1
記載のICラベル。 - 【請求項5】 廃棄処理物に添付用であって、外部との
データの送受信を行う通信部と情報記憶部を有するIC
回路を基材内に内包したICラベルの記憶部に、ICラ
ベルの識別番号と廃棄処理が依頼される受付業者データ
及びその処理取引日データと製品を特定する製品データ
が記憶される廃棄処理受付情報を廃棄処理受付業者から
受け付けて蓄積する廃棄物受付データを登録する第一の
データ登録工程と、その後に前記ICラベルの記憶部に
ICラベルの識別番号と廃棄処理物の回収や処理の依頼
を受ける業者データと廃棄処理物の引渡日又は処理日等
の処理取引日データが記憶される複数の廃棄処理中間情
報を最終廃棄処理業者から受け付けて蓄積する廃棄物処
理データを登録する第二のデータ登録工程と、前記第一
と第二のデータ登録工程で登録された廃棄物受付データ
と廃棄物処理データのICラベルの識別番号を照合し、
対応する廃棄物受付データと廃棄物処理データを確認す
る廃棄物処理照合工程を有して適正な廃棄処理物処理管
理を行うICラベルを利用した廃棄処理物管理システ
ム。 - 【請求項6】 廃棄処理物に添付される前記ICラベル
の通信部は、外部とのデータの送受信を非接触方式で行
うためにアンテナ部を有してIC回路に接続されること
を特徴とする前記請求項5記載のICラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10540698A JPH11286302A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | Icラベル及びこのicラベルを利用した廃棄処理物管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10540698A JPH11286302A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | Icラベル及びこのicラベルを利用した廃棄処理物管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11286302A true JPH11286302A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14406744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10540698A Pending JPH11286302A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | Icラベル及びこのicラベルを利用した廃棄処理物管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11286302A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001134733A (ja) * | 1999-11-04 | 2001-05-18 | Dainippon Printing Co Ltd | ラベル |
WO2001075707A1 (fr) * | 2000-03-31 | 2001-10-11 | Hitachi, Ltd. | Procede et systeme d'evacuation des dechets |
JP2007026844A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電池 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10540698A patent/JPH11286302A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001134733A (ja) * | 1999-11-04 | 2001-05-18 | Dainippon Printing Co Ltd | ラベル |
WO2001075707A1 (fr) * | 2000-03-31 | 2001-10-11 | Hitachi, Ltd. | Procede et systeme d'evacuation des dechets |
JP2007026844A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電池 |
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041110 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050323 |