JPH11285117A - スイッチギヤ - Google Patents

スイッチギヤ

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JPH11285117A
JPH11285117A JP10082335A JP8233598A JPH11285117A JP H11285117 A JPH11285117 A JP H11285117A JP 10082335 A JP10082335 A JP 10082335A JP 8233598 A JP8233598 A JP 8233598A JP H11285117 A JPH11285117 A JP H11285117A
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聖一 宮本
Takayuki Itotani
孝行 糸谷
Toshimasa Maruyama
稔正 丸山
Mitsumasa Yorita
光政 寄田
Takefumi Ito
武文 伊藤
Iwao Kawamata
巌 河又
Toshinori Kimura
俊則 木村
Kenichi Koyama
健一 小山
Yoichi Hisamori
洋一 久森
Taku Sekiya
卓 関谷
Shinji Sato
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    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
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    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches

Abstract

(57)【要約】 【課題】 凝着防止材を用いることなく、可撓導体又は
接触子の接触領域への凝着を防止して、安全性及び信頼
性が高いスイッチギヤを提供する。 【解決手段】 金属環27の負荷側導体33に対向する部分
には、有底筒状の第1カバー部材51が、その底部を金属
環27の周面に当接させた状態で取付けてある。第1カバ
ー部材51の軸長方向の寸法は、金属環27と負荷側導体33
との間の寸法より少し短くしてあり、第1カバー部材51
の周縁部は内側へ屈曲させてある。また、負荷側導体33
には、第1カバー部材51の形状と相似しており、そのサ
イズが小さい第2カバー部材52が、その底部を負荷側導
体33の先端に当接させ、先端部分を第1カバー部材51内
へ進入させた様態で取付けてある。第1カバー部材51の
内底部及び第2カバー部材52の内底部には穴がそれぞれ
開設してあり、金属環27及び負荷側導体33の両穴に対向
する部分には、ダブルアーチ状の可撓導体40が架設して
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、母線側導体と負荷
側導体とを接離する主回路開閉部と、負荷側導体と接地
用導体とを接離する接地開閉部とを備えるスイッチギヤ
に関する。
【0002】
【従来の技術】母線からの受電を、各種の負荷機器、他
の電気室に配電すべく用いられるスイッチギヤは、母線
との接続のための母線側導体、負荷への送電ケーブルと
の接続のための負荷側導体等の接続導体と共に、母線側
導体と負荷側導体とを接離する主回路開閉器、負荷側導
体を接地するための接地開閉器、監視制御に必要な制御
機器等の内部機器を、接地金属製の外箱内に適宜に配設
して構成されている。
【0003】この種のスイッチギヤとして、特公平7-2
8488号公報に開示されているように、主たる内部機器と
しての主回路開閉器及び接地開閉器を接続導体の一部と
共に一体化して構成された機能ユニットを備え、この機
能ユニットを外箱内に配置して、母線及び送電ケーブル
との接続のみを行えばよい構成としたスイッチギヤがあ
る。
【0004】図5は、特公平7-28488号公報に開示され
たスイッチギヤの要部構成を示す側断面図であり、図6
は、図5に示したスイッチギヤの電気的接続図である。
これらに示すスイッチギヤは、絶縁性ガスが封入され、
その周壁の一部を内外に貫通する態様に送電ケーブル接
続用のブッシング2aと、母線接続用のブッシング2b(図
6参照)とを備える容器1の内部に、第1,第2,第3
の開閉器3,4,5及び真空消弧室9を配した構成とな
っている。
【0005】図6に示す如く、ブッシング2bを介して外
部の母線(図示せず)に接続された三相の夫々に対応す
る母線側分岐導体6は、図5に示す如く、絶縁支持碍子
11により支持されて絶縁性の容器1内に配設されてお
り、これらは、真空消弧室9の内部に構成された図示し
ない開閉装置、及び第1の開閉器3を介して、絶縁支持
碍子60a に固定支持された中間導体60に接続され、該中
間導体60により2方向に分岐され、夫々の分岐は、第
2,第3の開閉器4,5を介してブッシング2a,2aに支
持された負荷側導体2,2に接続され、該負荷側導体
2,2を経て外部の送電ケーブル(図示せず)にそれぞ
れ接続されている。
【0006】開閉器3,4,5は、3対の金属リンク
8,8,8及び絶縁リンク7,7,7を介して伝達され
る図示しない各別の駆動源の動作に応じて夫々の枢軸回
りに揺動する揺動電極をそれぞれ備えている。第1の開
閉器3は、その揺動電極の揺動位置によって、真空消弧
室9内部の開閉装置の出力電極と前記中間導体60の対応
位置に突設された固定電極とを接続する閉路位置と、前
記揺動電極と接地用導体10aとを接続する接地位置と、
両位置の中間であり、前記固定電極及び接地用導体 10a
から離れた断路位置とに変更し得るようになっている。
【0007】また第2,3の開閉器4,5は、夫々の揺
動電極の揺動により、負荷側導体2,2と中間導体60の
対応位置に夫々突設された固定電極及び接地用導体 10
b,10cとの間にて、第1の開閉器3と同様の3つの位置
に変更し得るようになっている。
【0008】以上の構成によれば、母線側分岐導体6と
負荷側導体2とを接離する主回路開閉部と、負荷側導体
2を接地するための接地開閉部とが、接続用の導体と共
に容器1の内部に配設されており、母線側分岐導体6を
ブッシング2bを介して容器1外の母線に接続し、負荷側
導体2,2をブッシング2a,2aを介して容器1外の送電
ケーブルに接続すればよく、小型化されたスイッチギヤ
を提供することができる。
【0009】ところが以上の如き従来のスイッチギヤに
おいて、真空消弧室9内部の開閉装置は、当該回路を開
閉する作用のみを行い、第1の開閉器3が、他の回路と
の切離しのための断路器と、前記開閉装置の出力電極を
断路下にて接地する接地開閉器とを兼ね、更に第2,第
3の開閉器4,5が、夫々に対応する負荷側導体2を接
地する接地開閉器としての機能を果たす構成であり、母
線側分岐導体6と負荷側導体2との間に2つの開閉器
(第1の開閉器3及び第2の開閉器4、又は第1の開閉
器3及び第3の開閉器5)が直列に配置されることか
ら、これらの配置スペースを確保しなければならず、容
器1を小型化するには限度があるという問題があった。
【0010】また、容器1の内部には絶縁ガスが封入さ
れており、前記開閉器3,4,5においては、三相の相
間、対地間、断路位置での各極間に前記封入ガスの種類
に応じた絶縁距離を確保する必要があり、前記開閉器
3,4,5の夫々が大型化する上、各開閉器3,4,5
間に十分な離隔距離を保つために、容器1内の配設効率
が悪く、該容器1の小型化が制限されるという問題があ
った。
【0011】また、真空消弧室9は、図6に示す三相回
路において単相毎に設けられることから、これらの配設
位置の確保のために容器1の小型化が制限され、また製
品コストの上昇を招くという問題があった。
【0012】更に、容器1の内部においてアーク短絡が
発生した場合、容器1内に封入された絶縁性ガスが、ア
ークエネルギーにより短時間の内に高温、高圧となる一
種の爆発現象が引き起こされることから、前記容器1に
は、放圧のための開放弁を設ける必要がある上、放圧が
完了するまでの間、高圧状態に耐える強度が要求される
こととなり、容器1の構造が複雑化し、製品コストの上
昇を招くという問題があった。
【0013】そのため、次のようなスイッチギヤが提案
されている。図7及び図8は従来の他のスイッチギヤの
要部構成を示す模式的側断面図であり、図7は後述する
可撓導体を用いて主回路を構成した場合を、また図8は
スライドコンタクトを用いて主回路を構成した場合をそ
れぞれ示している。図7に示した如く、内部を高真空に
保持された真空容器20には母線用ブッシング22が取付け
てあり、該母線用ブッシング22には、外部の母線が接続
する母線側導体21を貫通させてある。
【0014】母線側導体21の先端には主回路開閉部25の
第1固定電極23が固定してあり、該第1固定電極23に対
向して第1可動電極24が配してある。第1可動電極24
は、第1導電性ロッド26の先端に固定してあり、第1導
電性ロッド26の基端は絶縁ロッド29を介して、真空容器
20の外部に配置してある駆動装置(図示せず)によって
進退駆動される操作ロッド28に連結してある。操作ロッ
ド28は真空容器20を貫通させてあり、操作ロッド28と真
空容器20との間に介装させた第1ベローズ31によって真
空容器20は気密状態に保持されている。
【0015】前述した第1導電性ロッド26の中間部分に
は、金属環27が外嵌してある。真空容器20の前記金属環
27の周面に対向する部分には、送電ケーブルを連結させ
る負荷側導体33を支持するケーブルブッシング34が取付
けてあり、負荷側導体33の先端と金属環27との間には可
撓導体40が架設してある。
【0016】負荷側導体33の先端近傍には接地開閉部39
の第2固定電極37が設けてあり、該第2固定電極37に対
向して第2可動電極38が配してある。第2可動電極38
は、真空容器20を貫通する第2導電性ロッド36の先端に
取付けてあり、第2導電性ロッド36は、図示しない駆動
装置によって進退駆動される。第2導電性ロッド36と真
空容器20との間には第2ベローズ32が介装してあり、該
第2ベローズ32によって真空容器20は気密状態に保持さ
れている。
【0017】また、図8に示したスイッチギヤにあって
は、第1導電性ロッド26に環状のスライドコンタクト41
が摺動自在に外嵌してあり、該スライドコンタクト41の
周面に負荷側導体33が連結してある。
【0018】このようなスイッチギヤでは、操作ロッド
28を進退駆動して、該操作ロッド28、第1導電性ロッド
26及び第1可動電極24を進退させ、第1可動電極24及び
第1固定電極23を接離させることによって、主回路開閉
部25を開閉させる。また、主回路開閉部25を開路した状
態で、第2導電性ロッド36を進退させて、第2可動電極
38及び第2固定電極37を接離させることによって、接地
開閉部39を開閉する。
【0019】主回路開閉部25を開閉させる場合、図7に
示したスイッチギヤにあっては、第1導電性ロッド26の
進退に伴って、可撓導体40が撓み、また撓んだ可撓導体
40が復帰することによって、第1導電性ロッド26と負荷
側導体33との間の導通を維持する。また、図8に示した
スイッチギヤにあっては、第1導電性ロッド26を進退さ
せた場合、それに外嵌してあるスライドコンタクト41と
の電気的導通状態を維持しながら、スライドコンタクト
41内を摺動する。
【0020】以上の如く構成されたスイッチギヤは、主
回路開閉部25及び接地開閉部39が、接続用の導体として
の母線側導体21、負荷側導体33及び接地用導体である第
2導電性ロッド36と共に、真空に保たれた真空容器20の
内部に収納され、絶縁特性に優れた真空中に主回路が構
成されているから、夫々の間に必要な絶縁距離を削減す
ることができ、特公平7-28488号公報に開示されたスイ
ッチギヤに比べて小型化されたものとなり、更に、真空
容器20の内部にアーク短絡が発生した場合においても、
真空容器20の内部に気体が存在しないことから、前記ア
ーク短絡が爆発につながる虞れがなく、高い安全性が得
られる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7又
は図8に示したスイッチギヤでは、可撓導体40を真空容
器20内に配置すべく、ベーキングして脱ガスする前処理
を施し、更に、可撓導体40を母線側導体21及び負荷側導
体33にろう付けするため、可撓導体40が加熱・放冷によ
って焼なまされる。この焼なましによって、可撓導体40
の表面が清浄化され、清浄化された表面にアーク生成物
が付着する凝着が発生する。この状態で、第1導電性ロ
ッド26を進退駆動した場合、凝着の一部が磨耗し、導電
性の凝着磨耗粉が飛散して真空容器20内が汚染されると
いう問題があった。また、可撓導体40の凝着が発生した
部分に電界が集中して断線又は破断が発生する虞があっ
た。
【0022】また、前述した凝着は第1導電性ロッド26
の周面にも発生する。その場合、図8に示した如き従来
のスイッチギヤにあっては、第1導電性ロッド26がスラ
イドコンタクト41内を円滑に摺動することが妨げられる
ため、スイッチギヤの故障の原因になる。そのため、第
1導電性ロッド26のスライドコンタクト41が接触する部
分にBNといった凝着防止材を塗布することが考えられ
る。しかし、第1導電性ロッド26とスライドコンタクト
41との接触磨耗によって、凝着防止材が剥離するという
問題があった。
【0023】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、凝着防止材を用いる
ことなく、可撓導体又は接触子の接触領域への凝着を防
止して、安全性及び信頼性が高いスイッチギヤを提供す
ることにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るスイッチ
ギヤは、真空容器内に装入してあり、外部の母線に接続
する母線側導体及び外部の送電線に接続する負荷側導体
と、前記母線側導体に設けた第1電極と、第2電極を支
持し、該第2電極及び前記第1電極を接離する導電性の
ロッドと、該ロッド及び前記負荷側導体の間に架設した
可撓導体とを備え、該可撓導体の周囲にそれを覆うカバ
ー部材が設けてあることを特徴とする。
【0025】第2発明に係るスイッチギヤは、真空容器
内に装入してあり、外部の母線に接続する母線側導体及
び外部の送電線に接続する負荷側導体と、前記母線側導
体に設けた第1電極と、第2電極を支持し、該第2電極
及び前記第1電極を接離する導電性のロッドと、前記負
荷側導体に連結してあり、前記ロッドに接触する導電性
の接触子とを備え、該接触子と前記ロッドとの接触部分
を覆うカバー部材が設けてあることを特徴とする。
【0026】第1及び第2発明にあっては、可撓導体、
及び導電性のロッドと接触子との接触部分がカバー部材
によって覆ってあるため、可撓導体及び前記接触部分に
凝着が発生することが防止される。
【0027】第3発明に係るスイッチギヤは、第1又は
第2発明において、前記カバー部材は筒状になしてある
ことを特徴とする。
【0028】第3発明にあっては、可撓導体、及び接触
子とロッドとの接触部分が筒状のカバー部材によって覆
ってあるため、可撓導体及び前記接触部分の全周で、凝
着の発生が防止される。
【0029】第4発明に係るスイッチギヤは、第1又は
第2発明において、前記カバー部材はベローズを具備す
ることを特徴とする。
【0030】第4発明にあっては、可撓導体、及び接触
子とロッドとの接触部分がベローズで覆ってあるため、
凝着の発生が更に防止される。
【0031】
【発明の実施の形態】実施の形態1 以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述
する。図1は本発明に係るスイッチギヤの要部構成を示
す模式的側断面図であり、図中20は内部を高真空に保持
された真空容器である。真空容器20にはセラミックスを
円錐台状に成形した母線用ブッシング22が取付けてあ
り、該母線用ブッシング22には、外部の母線が接続する
母線側導体21を貫通させてある。
【0032】母線側導体21の先端には主回路開閉部25の
第1固定電極23が固定してあり、該第1固定電極23に対
向して第1可動電極24が配してある。第1可動電極24
は、第1導電性ロッド26の先端に固定してあり、第1導
電性ロッド26の基端は絶縁ロッド29を介して、真空容器
20の外部に配置してある駆動装置(図示せず)によって
進退駆動される操作ロッド28に連結してある。操作ロッ
ド28は真空容器20を貫通させてあり、操作ロッド28と真
空容器20との間に介装させた第1ベローズ31によって真
空容器20は気密状態に保持されている。
【0033】第1導電性ロッド26の中間部分には、金属
環27が外嵌してある。真空容器20の前記金属環27の周面
に対向する部分には、送電ケーブルを連結させる負荷側
導体33を支持するケーブルブッシング34が取付けてあ
る。負荷側導体33の先端近傍には接地開閉部39の第2固
定電極37が設けてあり、該第2固定電極37に対向して第
2可動電極38が配してある。第2可動電極38は、真空容
器20を貫通する第2導電性ロッド36の先端に取付けてあ
り、第2導電性ロッド36は、図示しない駆動装置によっ
て進退駆動される。また、第2導電性ロッド36は設置し
てある。第2導電性ロッド36と真空容器20との間には第
2ベローズ32が介装してあり、該第2ベローズ32によっ
て真空容器20は気密状態に保持されている。
【0034】前述した金属環27の負荷側導体33に対向す
る部分には、有底筒状の第1カバー部材51が、その底部
を金属環27の周面に当接させた状態で取付けてある。第
1カバー部材51の軸長方向の寸法は、金属環27と負荷側
導体33との間の寸法より少し短くしてあり、第1カバー
部材51の周縁部は内側へ屈曲させてある。
【0035】また、負荷側導体33には、第1カバー部材
51の形状と相似しており、そのサイズが小さい第2カバ
ー部材52が、その底部を負荷側導体33の先端に当接さ
せ、先端部分を第1カバー部材51内へ進入させた様態で
取付けてある。第1カバー部材51の内底部及び第2カバ
ー部材52の内底部には穴がそれぞれ開設してあり、金属
環27及び負荷側導体33の両穴に対向する部分には、ダブ
ルアーチ状の可撓導体40が架設してある。
【0036】このようなスイッチギヤでは、操作ロッド
28を進退駆動して、該操作ロッド28、第1導電性ロッド
26及び第1可動電極24を進退させ、第1可動電極24及び
第1固定電極23を接離させることによって、主回路開閉
部25を開閉させる。また、主回路開閉部25を開路した状
態で、第2導電性ロッド36を進退させて、第2可動電極
38及び第2固定電極37を接離させることによって、接地
開閉部39を開閉する。
【0037】主回路開閉部25を開閉させる場合、第1導
電性ロッド26の進退に伴って、可撓導体40が撓み、また
撓んだ可撓導体40が復帰することによって、第1導電性
ロッド26と負荷側導体33との間の導通が維持される。一
方、可撓導体40の周囲は両カバー部材51,52で覆ってあ
るため、主回路開閉部25の開閉動作によって生じるアー
ク生成物が可撓導体40に付着することが防止される。
【0038】なお、本実施の形態では、対向配置した第
1カバー部材51及び第2カバー部材52によって可撓導体
40を覆ってあるが、本発明はこれに限らず、第1カバー
部材51又は第2カバー部材52の一方を設けるようにして
もよい。この場合、カバー部材の軸長方向の寸法を可撓
導体40の寸法より長くしておく。
【0039】実施の形態2 図2は実施の形態2を示す模式的側断面図であり、ベロ
ーズ41を用いた場合を示している。なお、図中、図1に
示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説
明を省略する。図2に示した如く、金属環27と負荷側導
体33との間には可撓導体40が架設してあり、可撓導体40
は筒状の第3ベローズ61内に収納してある。第3ベロー
ズ61の一端は金属環27の周面に固定してあり、他端は負
荷側導体33に外嵌してある。これによって、可撓導体40
へのアーク生成物の付着を更に防止することができる。
【0040】実施の形態3 図3は実施の形態3を示す模式的側断面図であり、スラ
イドコンタクト41を用いた場合を示している。なお、図
中、図1に示した部分に対応する部分には同じ番号を付
してその説明を省略する。図3に示した如く、第1導電
性ロッド26には、図1に示した金属環27に代えて、環状
のスライドコンタクト41が摺動自在に外嵌してあり、該
スライドコンタクト41の周面に負荷側導体33が連結して
ある。
【0041】第1導電性ロッド26のスライドコンタクト
41の上下端から所定距離を隔てた位置には、スライドコ
ンタクト41を覆う櫃状の第3カバー部材53及び第4カバ
ー部材54が外嵌固定してあり、第3カバー部材53及び第
4カバー部材54の負荷側導体33に対応する部分には、切
り欠きが設けてある。
【0042】このようなスイッチギヤにあっては、第1
導電性ロッド26を進退させた場合、それに外嵌してある
スライドコンタクト41との電気的導通状態を維持しなが
ら、第1導電性ロッド26がスライドコンタクト41内を摺
動する。このとき、第1導電性ロッド26と共に第4カバ
ー部材54が進退する。第4カバー部材54は、第1可動電
極24を第1固定電極23に接触させた場合、スライドコン
タクト41と第4カバー部材54の底部との間に適宜のギャ
ップが生じるように第1導電性ロッド26に固定してあ
り、また、第4カバー部材54の軸長方向の寸法は、第1
可動電極24を第1固定電極23から開離させた場合、その
上縁部が第3カバー部材53内に位置するようになしてあ
る。これによって、主回路開閉部25の開閉動作によって
生じるアーク生成物が、第1導電性ロッド26のスライド
コンタクト41に接触する部分に付着することが防止され
る。
【0043】なお、本実施の形態では、対向配置した第
3カバー部材53及び第4カバー部材54によってスライド
コンタクト41を覆ってあるが、本発明はこれに限らず、
第3カバー部材53のみを設けるようにしてもよい。この
場合、第3カバー部材53の軸長方向の寸法を適宜長くし
ておく。
【0044】実施の形態4 図4は実施の形態4を示す模式的側断面図であり、ベロ
ーズを用いた場合を示している。なお、図中、図3に示
した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明
を省略する。図4に示した如く、第1導電性ロッド26に
はスライドコンタクト41が摺動自在に外嵌してあり、第
1導電性ロッド26のスライドコンタクト41の上端から所
定距離を隔てた位置及びスライドコンタクト41の下端に
は、スライドコンタクト41の直径より大きい直径の円板
の中央に穴が開設してある環状板45,46が外嵌してあ
る。スライドコンタクト41の上縁部とそれに対向する環
状板45との間には、筒状の第4ベローズ62が設けてあ
り、スライドコンタクト41の下端に設けた環状板46と操
作ロッド28との間には、筒状の第5ベローズ63が設けて
ある。
【0045】このようなスイッチギヤにあっては、第1
導電性ロッド26を進退させた場合、それに外嵌してある
スライドコンタクト41との電気的導通状態を維持しなが
ら、第1導電性ロッド26がスライドコンタクト41内を摺
動する。このとき、第1導電性ロッド26の進退に伴っ
て、第5ベローズ63が伸縮する。これによって、主回路
開閉部25の開閉動作によって生じるアーク生成物が、第
1導電性ロッド26のスライドコンタクト41に接触する部
分に付着することが更に防止される。
【0046】
【発明の効果】以上詳述した如く第1及び第2発明に係
るスイッチギヤにあっては、可撓導体、及び接触子とロ
ッドとの接触部分に凝着が発生することが防止されるた
め、安全性及び信頼性が高い。
【0047】第3発明に係るスイッチギヤにあっては、
可撓導体及び前記接触部分の全周で、凝着の発生が防止
される。
【0048】第4発明に係るスイッチギヤにあっては、
可撓導体、及び接触子とロッドとの接触部分がベローズ
で覆ってあるため、凝着の発生が更に防止される等、本
発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスイッチギヤの要部構成を示す
模式的側断面図である。
【図2】 実施の形態2を示す模式的側断面図である。
【図3】 実施の形態3を示す模式的側断面図である。
【図4】 実施の形態4を示す模式的側断面図である。
【図5】 従来のスイッチギヤの要部構成を示す側断面
図である。
【図6】 図5に示したスイッチギヤの電気的接続図で
ある。
【図7】 従来の他のスイッチギヤの要部構成を示す模
式的側断面図である。
【図8】 従来の他のスイッチギヤの要部構成を示す模
式的側断面図である。
【符号の説明】
20 真空容器、21 母線側導体、22 母線用ブッシン
グ、34 ケーブルブッシング、25 主回路開閉部、33
負荷側導体、39 接地開閉部、40 可撓導体、41 スラ
イドコンタクト、51 第1カバー部材、52 第2カバー
部材、53 第3カバー部材、54 第4カバー部材、61
第3ベローズ、62 第4ベローズ、63 第5ベローズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寄田 光政 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 武文 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 河又 巌 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 木村 俊則 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小山 健一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 久森 洋一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 関谷 卓 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 伸治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器内に装入してあり、外部の母線
    に接続する母線側導体及び外部の送電線に接続する負荷
    側導体と、前記母線側導体に設けた第1電極と、第2電
    極を支持し、該第2電極及び前記第1電極を接離する導
    電性のロッドと、該ロッド及び前記負荷側導体の間に架
    設した可撓導体とを備え、該可撓導体の周囲にそれを覆
    うカバー部材が設けてあることを特徴とするスイッチギ
    ヤ。
  2. 【請求項2】 真空容器内に装入してあり、外部の母線
    に接続する母線側導体及び外部の送電線に接続する負荷
    側導体と、前記母線側導体に設けた第1電極と、第2電
    極を支持し、該第2電極及び前記第1電極を接離する導
    電性のロッドと、前記負荷側導体に連結してあり、前記
    ロッドに接触する導電性の接触子とを備え、該接触子と
    前記ロッドとの接触部分を覆うカバー部材が設けてある
    ことを特徴とするスイッチギヤ。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材は筒状になしてある請求
    項1又は2記載のスイッチギヤ。
  4. 【請求項4】 前記カバー部材はベローズを具備する請
    求項1又は2記載のスイッチギヤ。
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