JPH11284086A - 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法Info
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- JPH11284086A JPH11284086A JP10085553A JP8555398A JPH11284086A JP H11284086 A JPH11284086 A JP H11284086A JP 10085553 A JP10085553 A JP 10085553A JP 8555398 A JP8555398 A JP 8555398A JP H11284086 A JPH11284086 A JP H11284086A
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Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スプリットゲート型フラッシュEEPROMの書き
込み消去回数の増加と、書き込みディスターブの低減。 【解決手段】 従来のスプリットゲート型フラッシュEE
PROMとはフローティングゲートとコントロールゲートを
入れ替えた構造とし、コントロールゲート上に多数の半
球状グレインを形成し、これに対向するフローティング
ゲートの先鋭な突起部の先端からFNトンネル電流を流
す。突起は多数あるので、一つの突起部を覆うトンネル
絶縁膜が劣化しても他の突起からトンネル電流が流れる
ので、EEPROMセルの寿命が長くなる。
込み消去回数の増加と、書き込みディスターブの低減。 【解決手段】 従来のスプリットゲート型フラッシュEE
PROMとはフローティングゲートとコントロールゲートを
入れ替えた構造とし、コントロールゲート上に多数の半
球状グレインを形成し、これに対向するフローティング
ゲートの先鋭な突起部の先端からFNトンネル電流を流
す。突起は多数あるので、一つの突起部を覆うトンネル
絶縁膜が劣化しても他の突起からトンネル電流が流れる
ので、EEPROMセルの寿命が長くなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置とその製造方法に関し、さらに詳しく言えば、ス
プリットゲート型フラッシュメモリの情報書き換え回数
の改善と、書き込みディスターブの低減を目的とする。
憶装置とその製造方法に関し、さらに詳しく言えば、ス
プリットゲート型フラッシュメモリの情報書き換え回数
の改善と、書き込みディスターブの低減を目的とする。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やデジタルスチルカメラ
などの応用分野の拡大に伴い、電気的にプログラム及び
消去可能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM; Electrica
llyErasable and Programmable Read Only Memory)が注
目されている。EEPROMはフローティングゲートに電荷が
蓄積されているか否かで2値またはそれ以上の情報を記
録し、フローティングゲートの電荷の有無によるソース
領域とドレイン領域との間の導通の変化によって情報を
読み取る不揮発性半導体記憶装置であり、大きくわけて
スタックゲート型とスプリットゲート型に分類される。
この内スプリットゲート型フラッシュEEPROMは例えば米
国特許第5029130号、第5045488号、50
67108号に記載されている。このスプリットゲート
型フラッシュEEPROMは図5に示すように、半導体基板1
01上に所定間隔を隔てて形成されたドレイン領域11
3及びソース領域114の間にチャネル領域115が形
成されている。チャネル領域115の一部上からソース
領域114の一部上にゲート絶縁膜105を介して延在
するフローティングゲート109が形成され、該フロー
ティングゲート109の上部及び側部をトンネル絶縁膜
110を介して被覆し、かつドレイン領域113の一部
上に延在したコントロールゲート112が形成されてい
る。
などの応用分野の拡大に伴い、電気的にプログラム及び
消去可能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM; Electrica
llyErasable and Programmable Read Only Memory)が注
目されている。EEPROMはフローティングゲートに電荷が
蓄積されているか否かで2値またはそれ以上の情報を記
録し、フローティングゲートの電荷の有無によるソース
領域とドレイン領域との間の導通の変化によって情報を
読み取る不揮発性半導体記憶装置であり、大きくわけて
スタックゲート型とスプリットゲート型に分類される。
この内スプリットゲート型フラッシュEEPROMは例えば米
国特許第5029130号、第5045488号、50
67108号に記載されている。このスプリットゲート
型フラッシュEEPROMは図5に示すように、半導体基板1
01上に所定間隔を隔てて形成されたドレイン領域11
3及びソース領域114の間にチャネル領域115が形
成されている。チャネル領域115の一部上からソース
領域114の一部上にゲート絶縁膜105を介して延在
するフローティングゲート109が形成され、該フロー
ティングゲート109の上部及び側部をトンネル絶縁膜
110を介して被覆し、かつドレイン領域113の一部
上に延在したコントロールゲート112が形成されてい
る。
【0003】以下にスプリットゲート型フラッシュEEPR
OMセルの動作を述べる。先ず、データを書き込むときに
は、コントロールゲート112とソース領域114に電
圧を印加し(例えばコントロールゲート112に2V、ソ
ース領域114に12V)、チャネル領域115に電流を
流すことによりフローティングゲート109に熱電子を
注入して蓄積させる。また、データを消去するときに
は、ドレイン領域113及びソース領域114を接地
し、コントロールゲート112に電圧(例えば15V)を
印加することにより、フローティングゲート109に蓄
積されている電子をファウラー・ノルドハイムトンネル
電流(Fowler-Nordheim tunneling current、以下FNト
ンネル電流と言う)としてコントロールゲート112へ
引き抜く。この時、フローティングゲート109上部の
周辺部には、突起部109aが形成されているため、こ
こに電界が集中するため、より低い電圧でFNトンネル電
流を流すことができる。
OMセルの動作を述べる。先ず、データを書き込むときに
は、コントロールゲート112とソース領域114に電
圧を印加し(例えばコントロールゲート112に2V、ソ
ース領域114に12V)、チャネル領域115に電流を
流すことによりフローティングゲート109に熱電子を
注入して蓄積させる。また、データを消去するときに
は、ドレイン領域113及びソース領域114を接地
し、コントロールゲート112に電圧(例えば15V)を
印加することにより、フローティングゲート109に蓄
積されている電子をファウラー・ノルドハイムトンネル
電流(Fowler-Nordheim tunneling current、以下FNト
ンネル電流と言う)としてコントロールゲート112へ
引き抜く。この時、フローティングゲート109上部の
周辺部には、突起部109aが形成されているため、こ
こに電界が集中するため、より低い電圧でFNトンネル電
流を流すことができる。
【0004】ところで、HSG(Hemi-Spherical Grain)
と呼ばれる半球状グレインをアモルファスシリコン上に
形成する技術が例えば特開平3-272165等に開示されてい
る。
と呼ばれる半球状グレインをアモルファスシリコン上に
形成する技術が例えば特開平3-272165等に開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のスプリットゲー
ト型フラッシュEEPROMはフローティングゲート109の
突起部109aに電界が集中する故に突起部109a周辺
のトンネル絶縁膜110の一部分だけが集中的に、かつ
早く劣化して、FNトンネル電流が流れにくくなり、セル
の寿命を短くしていた。換言すると、フラッシュEEPROM
の書き込み消去ができる回数が少なく、セルの長寿命
化、書き込み消去回数の増加が望まれている。
ト型フラッシュEEPROMはフローティングゲート109の
突起部109aに電界が集中する故に突起部109a周辺
のトンネル絶縁膜110の一部分だけが集中的に、かつ
早く劣化して、FNトンネル電流が流れにくくなり、セル
の寿命を短くしていた。換言すると、フラッシュEEPROM
の書き込み消去ができる回数が少なく、セルの長寿命
化、書き込み消去回数の増加が望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、コントロールゲート上に多数の
半球状の突起部を形成し、この半球状の突起部の谷の部
分からトンネル電流を流すことによって情報の消去を行
う不揮発性半導体記憶装置である。
てなされたものであり、コントロールゲート上に多数の
半球状の突起部を形成し、この半球状の突起部の谷の部
分からトンネル電流を流すことによって情報の消去を行
う不揮発性半導体記憶装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の第1の実施形態
であるスプリットゲート型フラッシュEEPROMを示す。p
型単結晶半導体基板1上に所定間隔を隔てて形成された
ドレイン領域8及びソース領域9の間にチャネル領域1
0が形成されている。チャネル領域10の一部上からド
レイン領域8の一部上にゲート絶縁膜2を介して延在す
るコントロールゲート4が形成され、該コントロールゲ
ート4の上部及び側部をトンネル絶縁膜5を介して被覆
し、かつソース領域9の一部上に延在したフローティン
グゲート7が形成されている。即ち、本発明のスプリッ
トゲート型フラッシュEEPROMは、いわば、従来のスプリ
ットゲート型フラッシュEEPROMのフローティングゲート
とコントロールゲートとを入れ替えた構造をなしてい
る、とも言える。本発明のスプリットゲート型フラッシ
ュEEPROMのコントロールゲート4の上面には半球状グレ
イン3aが形成されており、これに対向するフローティ
ングゲート7の下面に先鋭な突起部7aが形成されてい
る。この突起部7aの頂点がコントロールゲート4に近
接しているので、ここに電界集中が起こり、FNトンネル
電流が流れ、情報の消去を行う。多数形成されている突
起部7aのどれにFNトンネル電流が流れるかは、形成時
の微妙な大きさの差異などに依る。
であるスプリットゲート型フラッシュEEPROMを示す。p
型単結晶半導体基板1上に所定間隔を隔てて形成された
ドレイン領域8及びソース領域9の間にチャネル領域1
0が形成されている。チャネル領域10の一部上からド
レイン領域8の一部上にゲート絶縁膜2を介して延在す
るコントロールゲート4が形成され、該コントロールゲ
ート4の上部及び側部をトンネル絶縁膜5を介して被覆
し、かつソース領域9の一部上に延在したフローティン
グゲート7が形成されている。即ち、本発明のスプリッ
トゲート型フラッシュEEPROMは、いわば、従来のスプリ
ットゲート型フラッシュEEPROMのフローティングゲート
とコントロールゲートとを入れ替えた構造をなしてい
る、とも言える。本発明のスプリットゲート型フラッシ
ュEEPROMのコントロールゲート4の上面には半球状グレ
イン3aが形成されており、これに対向するフローティ
ングゲート7の下面に先鋭な突起部7aが形成されてい
る。この突起部7aの頂点がコントロールゲート4に近
接しているので、ここに電界集中が起こり、FNトンネル
電流が流れ、情報の消去を行う。多数形成されている突
起部7aのどれにFNトンネル電流が流れるかは、形成時
の微妙な大きさの差異などに依る。
【0008】以下に本実施形態のスプリットゲート型フ
ラッシュEEPROMセルの動作を述べる。先ず、データを書
き込むときには、ドレイン領域8を接地し、コントロー
ルゲート4とソース領域9に所定の電圧(例えばコント
ロールゲート4に2V、ソース領域9に12V)を印加す
る。すると、フローティングゲート7とソース領域9と
の容量結合によってフローティングゲート7の電位が上
昇し、(この場合は約10Vになる)チャネル領域10が
導通し、ここに電流が流れる。チャネル領域10に電流
が流れると、フローティングゲート7に熱電子が注入さ
れ、電荷が蓄積され、データが書き込まれる。また、デ
ータを消去するときには、ドレイン領域8及びソース領
域9を接地し、コントロールゲート4に所定の高電圧
(例えば15V)を印加することにより、フローティング
ゲート7に蓄積されている電子をFNトンネル電流として
コントロールゲート4へ引き抜く。この時、フローティ
ングゲート7の下面には、突起部7aが形成されている
ため、ここに電界が集中し、より低い電圧でFNトンネル
電流を流すことができる。
ラッシュEEPROMセルの動作を述べる。先ず、データを書
き込むときには、ドレイン領域8を接地し、コントロー
ルゲート4とソース領域9に所定の電圧(例えばコント
ロールゲート4に2V、ソース領域9に12V)を印加す
る。すると、フローティングゲート7とソース領域9と
の容量結合によってフローティングゲート7の電位が上
昇し、(この場合は約10Vになる)チャネル領域10が
導通し、ここに電流が流れる。チャネル領域10に電流
が流れると、フローティングゲート7に熱電子が注入さ
れ、電荷が蓄積され、データが書き込まれる。また、デ
ータを消去するときには、ドレイン領域8及びソース領
域9を接地し、コントロールゲート4に所定の高電圧
(例えば15V)を印加することにより、フローティング
ゲート7に蓄積されている電子をFNトンネル電流として
コントロールゲート4へ引き抜く。この時、フローティ
ングゲート7の下面には、突起部7aが形成されている
ため、ここに電界が集中し、より低い電圧でFNトンネル
電流を流すことができる。
【0009】以上の動作を行うために、ソース領域9と
フローティングゲート7の静電容量はなるべく大きく、
コントロールゲート4とフローティングゲート7の容量
はなるべく小さいことが望ましい。フローティングゲー
ト7からコントロールゲート4へ、FNトンネル電流で電
子を引き抜く際に、ここに大きな電位差が必要で、静電
容量が大きいと、コントロールゲート4に印加した電圧
でフローティングゲート7の電位が変化し、大きな電位
差がかからなくなってしまうからである。そこで、それ
ぞれコントロールゲート4直下のゲート絶縁膜2を330
Å、フローティングゲート7直下のゲート絶縁膜2を10
0Å、トンネル絶縁膜5を230Åとした。また、コントロ
ールゲート4には、高電圧が印加されるので、コントロ
ールゲート4直下のゲート絶縁膜2が厚いことは、絶縁
破壊を防止する観点から好ましい。
フローティングゲート7の静電容量はなるべく大きく、
コントロールゲート4とフローティングゲート7の容量
はなるべく小さいことが望ましい。フローティングゲー
ト7からコントロールゲート4へ、FNトンネル電流で電
子を引き抜く際に、ここに大きな電位差が必要で、静電
容量が大きいと、コントロールゲート4に印加した電圧
でフローティングゲート7の電位が変化し、大きな電位
差がかからなくなってしまうからである。そこで、それ
ぞれコントロールゲート4直下のゲート絶縁膜2を330
Å、フローティングゲート7直下のゲート絶縁膜2を10
0Å、トンネル絶縁膜5を230Åとした。また、コントロ
ールゲート4には、高電圧が印加されるので、コントロ
ールゲート4直下のゲート絶縁膜2が厚いことは、絶縁
破壊を防止する観点から好ましい。
【0010】本実施形態のフラッシュEEPROMによれば、
突起部7aがフローティングゲート7下面に多数形成さ
れているので、情報の書き込みと消去を繰り返し行っ
て、一つの突起部7aを覆うトンネル絶縁膜5が劣化し
て、FNトンネル電流が流れにくくなっても、別の突起部
7aからFNトンネル電流が流れる。また、本実施形態の
フラッシュEEPROMは、コントロールゲート4に形成され
ているのは、半球状のグレインであり、フローティング
ゲートに形成されている突起部に比較して先鋭でない。
従って、半球状グレインの先端には電界の集中が起こり
にくく、非選択セルのコントロールゲート4からフロー
ティングゲート7に電子が流れ込むリバーストンネリン
グ現象、書き込みディスターブは生じにくい。
突起部7aがフローティングゲート7下面に多数形成さ
れているので、情報の書き込みと消去を繰り返し行っ
て、一つの突起部7aを覆うトンネル絶縁膜5が劣化し
て、FNトンネル電流が流れにくくなっても、別の突起部
7aからFNトンネル電流が流れる。また、本実施形態の
フラッシュEEPROMは、コントロールゲート4に形成され
ているのは、半球状のグレインであり、フローティング
ゲートに形成されている突起部に比較して先鋭でない。
従って、半球状グレインの先端には電界の集中が起こり
にくく、非選択セルのコントロールゲート4からフロー
ティングゲート7に電子が流れ込むリバーストンネリン
グ現象、書き込みディスターブは生じにくい。
【0011】以下に本発明の第1の実施形態のフラッシ
ュEEPROMの製造方法を説明する。 工程1:図2(a)に示すように、p型単結晶半導体基板
1上に熱酸化法を用いてSiO2からなるゲート絶縁膜2を
厚さ330Åに形成する。次に、SiH4ガスを用いた温度500
℃乃至580℃のLPCVD法を用いて厚さ1500Åのアモルファ
スシリコン膜3を形成する。 工程2:図2(b)に示すように、600℃のN2雰囲気中で
約1時間アニールして、第1の導電膜3のアモルファス
シリコンをポリシリコンに結晶化させるとともに、表面
に半球状グレイン(HSG)3aを形成する。次に、全面に
リン(P)イオンを注入してアモルファスシリコン膜3
を第1の導電膜3とする。 工程3:図2(c)に示すように、図示しないフォトレ
ジストよりなるマスクを用いて、ゲート絶縁膜2及び第
1の導電膜3の所定領域をエッチングし、コントロール
ゲート4を形成する。 工程4:図2(d)に示すように、低温wet酸化により、
SiO2からなるトンネル絶縁膜5及びゲート絶縁膜2の一
部を形成する。低温wet酸化によると、不純物が添加さ
れているシリコンであるコントロールゲート4の方がよ
り早く酸化され、不純物の少ない半導体基板1の酸化は
遅い。この傾向は他の酸化膜形成方法にも見られるが、
低温wet酸化が最も顕著である。従って、これらの絶縁
膜に膜厚差をつけることができ、本実施形態において
は、半導体基板1上に形成されるゲート絶縁膜2の一部
の膜厚は100Å、コントロールゲート4の周囲に形成さ
れるトンネル絶縁膜5の厚さは230Åである。次に、LPC
VD法を用いてポリシリコン膜を形成し、リンをドープし
て第2の導電膜6を厚さ1000Åに形成する。 工程5:図1に示すように、図示しないフォトレジスト
よりなるマスクを用いて、第2の導電膜6を、コントロ
ールゲート4上部及び側部とチャネル領域の一部上に残
存するようにエッチングして、フローティングゲート7
を形成する。次に、図示しないフォトレジスト及びフロ
ーティングゲート7をマスクとして、半導体基板1にn
型不純物(ヒ素、リンなど)をイオン注入し、アニール
処理を行って、n型ソース領域9を形成する。次に、図
示しないフォトレジスト及びコントロールゲート4をマ
スクとして半導体基板1にn型不純物をイオン注入し、
アニール処理を行って、n型ドレイン領域8を形成す
る。以上により、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置
が形成される。
ュEEPROMの製造方法を説明する。 工程1:図2(a)に示すように、p型単結晶半導体基板
1上に熱酸化法を用いてSiO2からなるゲート絶縁膜2を
厚さ330Åに形成する。次に、SiH4ガスを用いた温度500
℃乃至580℃のLPCVD法を用いて厚さ1500Åのアモルファ
スシリコン膜3を形成する。 工程2:図2(b)に示すように、600℃のN2雰囲気中で
約1時間アニールして、第1の導電膜3のアモルファス
シリコンをポリシリコンに結晶化させるとともに、表面
に半球状グレイン(HSG)3aを形成する。次に、全面に
リン(P)イオンを注入してアモルファスシリコン膜3
を第1の導電膜3とする。 工程3:図2(c)に示すように、図示しないフォトレ
ジストよりなるマスクを用いて、ゲート絶縁膜2及び第
1の導電膜3の所定領域をエッチングし、コントロール
ゲート4を形成する。 工程4:図2(d)に示すように、低温wet酸化により、
SiO2からなるトンネル絶縁膜5及びゲート絶縁膜2の一
部を形成する。低温wet酸化によると、不純物が添加さ
れているシリコンであるコントロールゲート4の方がよ
り早く酸化され、不純物の少ない半導体基板1の酸化は
遅い。この傾向は他の酸化膜形成方法にも見られるが、
低温wet酸化が最も顕著である。従って、これらの絶縁
膜に膜厚差をつけることができ、本実施形態において
は、半導体基板1上に形成されるゲート絶縁膜2の一部
の膜厚は100Å、コントロールゲート4の周囲に形成さ
れるトンネル絶縁膜5の厚さは230Åである。次に、LPC
VD法を用いてポリシリコン膜を形成し、リンをドープし
て第2の導電膜6を厚さ1000Åに形成する。 工程5:図1に示すように、図示しないフォトレジスト
よりなるマスクを用いて、第2の導電膜6を、コントロ
ールゲート4上部及び側部とチャネル領域の一部上に残
存するようにエッチングして、フローティングゲート7
を形成する。次に、図示しないフォトレジスト及びフロ
ーティングゲート7をマスクとして、半導体基板1にn
型不純物(ヒ素、リンなど)をイオン注入し、アニール
処理を行って、n型ソース領域9を形成する。次に、図
示しないフォトレジスト及びコントロールゲート4をマ
スクとして半導体基板1にn型不純物をイオン注入し、
アニール処理を行って、n型ドレイン領域8を形成す
る。以上により、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置
が形成される。
【0012】以下に本発明の第1の実施形態のフラッシ
ュEEPROMの第2の製造方法を説明する。本製造工程にお
いて、各工程の断面図は第1の製造方法と全く同一であ
る。 工程1:図2(a)に示すように、p型単結晶半導体基板
1上に熱酸化法を用いてSiO2からなるゲート絶縁膜2を
厚さ100Åに形成する。次に、SiH4ガスを用いた温度550
℃のLPCVD法を用いてアモルファスシリコン膜を厚さ150
0Åに形成し、全面にリンイオンを注入して第1の導電
膜3を形成する。 工程2:図2(b)に示すように、600℃のN2雰囲気中で
10分乃至20分アニールして、第1の導電膜3のアモ
ルファスシリコンをポリシリコンに結晶化させるととも
に、表面に半球状グレイン(HSG)3aを形成する。 工程3乃至工程5:第1の製造工程の工程3乃至工程5
と同様である。以上により、本実施形態の不揮発性半導
体記憶装置が形成される。本製造工程によれば、アモル
ファスシリコンにあらかじめ不純物を注入してからアニ
ールを行うので、HSGが形成するための結晶核が形成さ
れやすく、よって、アニールが短時間で終了する。
ュEEPROMの第2の製造方法を説明する。本製造工程にお
いて、各工程の断面図は第1の製造方法と全く同一であ
る。 工程1:図2(a)に示すように、p型単結晶半導体基板
1上に熱酸化法を用いてSiO2からなるゲート絶縁膜2を
厚さ100Åに形成する。次に、SiH4ガスを用いた温度550
℃のLPCVD法を用いてアモルファスシリコン膜を厚さ150
0Åに形成し、全面にリンイオンを注入して第1の導電
膜3を形成する。 工程2:図2(b)に示すように、600℃のN2雰囲気中で
10分乃至20分アニールして、第1の導電膜3のアモ
ルファスシリコンをポリシリコンに結晶化させるととも
に、表面に半球状グレイン(HSG)3aを形成する。 工程3乃至工程5:第1の製造工程の工程3乃至工程5
と同様である。以上により、本実施形態の不揮発性半導
体記憶装置が形成される。本製造工程によれば、アモル
ファスシリコンにあらかじめ不純物を注入してからアニ
ールを行うので、HSGが形成するための結晶核が形成さ
れやすく、よって、アニールが短時間で終了する。
【0013】尚、アニールの雰囲気ガスは、N2に限ら
ず、He、Arなどの不活性ガスでもよい。次に本発明の第
2の実施形態について述べる。図3に本実施形態のスプ
リットゲート型フラッシュEEPROMを示す。本実施形態の
特徴はコントロールゲート4'の側面にも半球状グレイ
ンが形成され、フローティングゲート7'のこれに対向
する部位にも突起部7aが形成されている点である。そ
れ以外の本実施形態の構成は第1の実施形態とほぼ同様
である。コントロールゲート4'側面の対向する部位に
突起部7aがあるので、突起部7aは第1の実施形態に比
較してさらに多く、本実施形態のEEPROMセルは、より長
寿命であり、従って、書き込み消去回数も多い。本実施
形態のEEPROMセルの動作は第1の実施形態のEEPROMセル
と同様である。
ず、He、Arなどの不活性ガスでもよい。次に本発明の第
2の実施形態について述べる。図3に本実施形態のスプ
リットゲート型フラッシュEEPROMを示す。本実施形態の
特徴はコントロールゲート4'の側面にも半球状グレイ
ンが形成され、フローティングゲート7'のこれに対向
する部位にも突起部7aが形成されている点である。そ
れ以外の本実施形態の構成は第1の実施形態とほぼ同様
である。コントロールゲート4'側面の対向する部位に
突起部7aがあるので、突起部7aは第1の実施形態に比
較してさらに多く、本実施形態のEEPROMセルは、より長
寿命であり、従って、書き込み消去回数も多い。本実施
形態のEEPROMセルの動作は第1の実施形態のEEPROMセル
と同様である。
【0014】以下に本発明の第2の実施形態のフラッシ
ュEEPROMの製造方法を説明する。 工程1:第4図(a)に示すように、第1の実施形態の
第1の製造方法の工程1と同様である。 工程2:図4(b)に示すように、図示しないフォトレ
ジストよりなるマスクを用いてコントロールゲート4'
となる領域を残してアモルファスシリコン膜3をエッチ
ングする。 工程3:図4(c)に示すように、600℃のN2雰囲気中で
約1時間アニールして、アモルファスシリコン膜3をポ
リシリコンに結晶化させ、次に、全面にリン(P)イオ
ンを注入してアモルファスシリコン膜3をコントロール
ゲート4'とする。このとき、コントロールゲート4'の
表面に半球状グレイン(HSG)4aが形成される。 工程4乃至工程5:図4(d)、図3に示すように、第
1の実施形態の第1の製造方法の工程4乃至工程5とほ
ぼ同様である。以上により、本実施形態の不揮発性半導
体記憶装置が形成される。
ュEEPROMの製造方法を説明する。 工程1:第4図(a)に示すように、第1の実施形態の
第1の製造方法の工程1と同様である。 工程2:図4(b)に示すように、図示しないフォトレ
ジストよりなるマスクを用いてコントロールゲート4'
となる領域を残してアモルファスシリコン膜3をエッチ
ングする。 工程3:図4(c)に示すように、600℃のN2雰囲気中で
約1時間アニールして、アモルファスシリコン膜3をポ
リシリコンに結晶化させ、次に、全面にリン(P)イオ
ンを注入してアモルファスシリコン膜3をコントロール
ゲート4'とする。このとき、コントロールゲート4'の
表面に半球状グレイン(HSG)4aが形成される。 工程4乃至工程5:図4(d)、図3に示すように、第
1の実施形態の第1の製造方法の工程4乃至工程5とほ
ぼ同様である。以上により、本実施形態の不揮発性半導
体記憶装置が形成される。
【0015】以下に本発明の第2の実施形態のフラッシ
ュEEPROMの第2の製造方法を説明する。本製造工程にお
いて、各工程の断面図は第1の製造方法と全く同一であ
る。 工程1:図4(a)に示すように、第1の実施形態の第
2の製造方法の工程1と同様である。 工程2:図4(b)に示すように、第2の実施形態の第
1の製造方法の工程2と同様である。 工程3:図4(c)に示すように、600℃のN2雰囲気中で
10分乃至20分アニールして、第1の導電膜3のアモ
ルファスシリコンをポリシリコンに結晶化させるととも
に、表面に半球状グレイン(HSG)3aを形成する。この
とき、コントロールゲート4'の側面にも半球状グレイ
ンが形成される。 工程4乃至工程5:第1の製造工程の工程4乃至工程5
と同様である。以上により、本実施形態の不揮発性半導
体記憶装置が形成される。本製造工程によれば、アモル
ファスシリコンにあらかじめ不純物を注入してからアニ
ールを行うので、HSGが形成するための結晶核が形成さ
れやすく、よって、アニールが短時間で終了する。
ュEEPROMの第2の製造方法を説明する。本製造工程にお
いて、各工程の断面図は第1の製造方法と全く同一であ
る。 工程1:図4(a)に示すように、第1の実施形態の第
2の製造方法の工程1と同様である。 工程2:図4(b)に示すように、第2の実施形態の第
1の製造方法の工程2と同様である。 工程3:図4(c)に示すように、600℃のN2雰囲気中で
10分乃至20分アニールして、第1の導電膜3のアモ
ルファスシリコンをポリシリコンに結晶化させるととも
に、表面に半球状グレイン(HSG)3aを形成する。この
とき、コントロールゲート4'の側面にも半球状グレイ
ンが形成される。 工程4乃至工程5:第1の製造工程の工程4乃至工程5
と同様である。以上により、本実施形態の不揮発性半導
体記憶装置が形成される。本製造工程によれば、アモル
ファスシリコンにあらかじめ不純物を注入してからアニ
ールを行うので、HSGが形成するための結晶核が形成さ
れやすく、よって、アニールが短時間で終了する。
【0016】
【発明の効果】本発明のフラッシュEEPROMは、コントロ
ールゲートの上面に多数のHSGを有するので、情報の消
去はこのHSGの谷の部分からFNトンネル電流が流れるこ
とによってなされ、繰り返しの情報の書き込み消去によ
って、一つのHSGを覆うトンネル絶縁膜が劣化して、こ
こにトンネル電流が流れにくくなっても、他のHSGの谷
の部分よりトンネル電流が流れるので、長い書き込み消
去寿命を有する。
ールゲートの上面に多数のHSGを有するので、情報の消
去はこのHSGの谷の部分からFNトンネル電流が流れるこ
とによってなされ、繰り返しの情報の書き込み消去によ
って、一つのHSGを覆うトンネル絶縁膜が劣化して、こ
こにトンネル電流が流れにくくなっても、他のHSGの谷
の部分よりトンネル電流が流れるので、長い書き込み消
去寿命を有する。
【図1】本発明の実施形態のスプリットゲート型フラッ
シュEEPROMの断面図である。
シュEEPROMの断面図である。
【図2】本発明の実施形態のスプリットゲート型フラッ
シュEEPROMの製造工程図である。
シュEEPROMの製造工程図である。
【図3】本発明の実施形態のスプリットゲート型フラッ
シュEEPROMの断面図である。
シュEEPROMの断面図である。
【図4】本発明の実施形態のスプリットゲート型フラッ
シュEEPROMの製造工程図である。
シュEEPROMの製造工程図である。
【図5】従来のスプリットゲート型フラッシュEEPROMの
断面図である。
断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 第1の導電型の半導体基板上に所定間隔
を隔てて形成された第2の導電型のソース領域及びドレ
イン領域と、 前記半導体基板上の、前記ソース領域と前記ドレイン領
域との間のチャネル領域の一部上から前記ドレイン領域
の一部上に、絶縁膜を介して延在するコントロールゲー
トと、 前記コントロールゲートの一部上から前記コントロール
ゲートの側部を絶縁膜を介して被覆し、前記ソース領域
の一部上に延在するフローティングゲートとを有する不
揮発性半導体記憶装置において、前記コントロールゲー
トは、少なくともその上面に半球状グレインよりなる複
数の突起を有し、前記コントロールゲートの前記突起が
形成されている部位に対向する前記フローティングゲー
トの部位に複数の先鋭な突起を有することを特徴とする
不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】 半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する
工程と、前記ゲート絶縁膜上にアモルファスシリコン膜
を形成する工程と、前記アモルファスシリコン膜をアニ
ールして表面に複数の半球状グレインを形成する工程
と、前記アモルファスシリコン膜に不純物を添加して導
電膜とする工程と、前記導電膜の所定領域をエッチング
してコントロールゲートを形成する工程と、少なくとも
前記コントロールゲートの一部上に絶縁膜を介して延在
するフローティングゲートを形成する工程とを有するこ
とを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項3】 半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する
工程と、前記ゲート絶縁膜上にアモルファスシリコン膜
を形成する工程と、前記アモルファスシリコン膜に不純
物を添加して第1の導電膜とする工程と、前記第1の導
電膜をアニールして表面に複数の半球状グレインを形成
する工程と、前記第1の導電膜の所定領域をエッチング
してコントロールゲートを形成する工程と、少なくとも
前記コントロールゲートの一部上に絶縁膜を介して延在
するフローティングゲートを形成する工程とを有するこ
とを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記コントロールゲートの側面にも前記
半球状グレインよりなる突起を有し、前記コントロール
ゲートの前記突起が形成されている部位に対向する前記
フローティングゲートの部位に複数の先鋭な突起を有す
ることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記
憶装置。 - 【請求項5】 半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する
工程と、前記ゲート絶縁膜上にアモルファスシリコン膜
を形成する工程と、前記アモルファスシリコン膜の所定
領域をエッチングする工程と、前記アモルファスシリコ
ン膜をアニールして表面に複数の半球状グレインを形成
する工程と、前記アモルファスシリコン膜に不純物を添
加してコントロールゲートを形成する工程と、少なくと
も前記コントロールゲートの一部上に絶縁膜を介して延
在するフローティングゲートを形成する工程とを有する
ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項6】 半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する
工程と、前記ゲート絶縁膜上にアモルファスシリコン膜
を形成する工程と、前記アモルファスシリコン膜の所定
領域をエッチングする工程と、前記アモルファスシリコ
ン膜に不純物を添加して第1の導電膜とする工程と、前
記第1の導電膜をアニールして表面に複数の半球状グレ
インを形成してコントロールゲートを形成する工程と、
少なくとも前記コントロールゲートの一部上に絶縁膜を
介して延在するフローティングゲートを形成する工程と
を有することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製
造方法。 - 【請求項7】 前記フローティングゲートと前記半導体
基板とが絶縁膜を隔てて隣接する部位の絶縁膜の厚さ
は、前記フローティングゲートと前記コントロールゲー
トとが絶縁膜を隔てて隣接する部位の絶縁膜の厚さより
も薄いことを特徴とする請求項1もしくは請求項4に記
載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項8】 前記フローティングゲートと前記半導体
基板との間の絶縁膜と、前記フローティングゲートと前
記コントロールゲートとの間の絶縁膜とを形成する工程
が低温のウエット酸化であることを特徴とする請求項2
もしくは請求項3もしくは請求項5もしくは請求項6に
記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10085553A JPH11284086A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10085553A JPH11284086A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11284086A true JPH11284086A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13862032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10085553A Pending JPH11284086A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11284086A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7560762B2 (en) | 2005-08-23 | 2009-07-14 | Macronix International Co., Ltd. | Asymmetric floating gate NAND flash memory |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10085553A patent/JPH11284086A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7560762B2 (en) | 2005-08-23 | 2009-07-14 | Macronix International Co., Ltd. | Asymmetric floating gate NAND flash memory |
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