JPH1128303A - 回分式結晶缶装置の導電度計による設定入力表示方法及び運転方法 - Google Patents

回分式結晶缶装置の導電度計による設定入力表示方法及び運転方法

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JPH1128303A
JPH1128303A JP18696097A JP18696097A JPH1128303A JP H1128303 A JPH1128303 A JP H1128303A JP 18696097 A JP18696097 A JP 18696097A JP 18696097 A JP18696097 A JP 18696097A JP H1128303 A JPH1128303 A JP H1128303A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁型導電度計を用い、精度良くスラリーの
導電度を計測しつつ、回分式結晶缶装置の設定入力表示
と自動運転を行う。 【解決手段】 一組の対向する電極(37、37′)の
電極表面全体を絶縁コーティング(36)し、この電極
(37、37′)間に高周波電流を印加して電極周囲の
導電度を計測する導電度計(2)を結晶缶(1)に設
け、予めこの導電度計(2)でスラリーの導電度を監視
しつつ手動運転を行い、各制御時点での導電度計(2)
の出力と操作弁(3、4)の動作を記憶し、この記憶値
に基づき弁の開閉操作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、回分式結
晶缶で結晶を育成していく回分式結晶缶装置の回分式結
晶缶内で、導電度計を用い、導電度を設定プログラム通
りに自動制御する場合に、入力設定ボタンにより表示画
面上に弁操作を表示する回分式結晶缶装置における設定
入力表示方法及び自動運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回分式結晶缶において、
例えば、砂糖の結晶を育成していく場合には、操作員
が、結晶缶内のスラリー(結晶を含む濃縮混液)の導電
度を監視しながら、結晶を成長させるための糖分を含ん
だ溶液と、派生する不要な微粒子を溶解させる水または
温水とを、適宜、溶液弁と差水弁とを開閉操作すること
により結晶缶内に供給するようにしていた。
【0003】また、近年は高周波導電度計を用い、結晶
が成長すれば母液に含まれる糖液分が吸収されて母液中
の蔗糖分が結晶側に移行し、結晶(絶縁体)の含有率が
高くなり、溶液分が減少した結果スラリーの導電率が下
がることから結晶化の代表特性として何らかの制御に利
用されている。
【0004】しかしながら、上記従来のように、操作員
の人手に頼って弁の開閉操作を行う場合には、操作員に
よって操作にバラツキが生じ易く、製品の品質に影響を
与えかねない上に、操作員にかかる負担も大きいという
問題があった。また、こうした回分式結晶缶装置に用い
られていた。
【0005】従来のキャパシタンス型導電度計は、図1
4にその一例を示した様に、絶縁ブロック35を介して
長手方向に延在するボディー側電極38と先端電極3
8′の2個の電極周囲に存在する物質の誘電率と量によ
り定まるキャパシタンス(静電容量)を測定することで
被測定物質中の特定成分の含有率を求めるものであっ
た。
【0006】ここで、一般的に、混合流体におけるキャ
パシタンスは非常に小さなものであり、製糖工業分野で
古くから使われていた商用電源周波数による導電度計
(キットメータ等)では、測定信号中に占めるキャパシ
タンス分の比率がコンダクタンス分に比較して5桁程度
小さいので結晶缶装置の制御系での利用が難しかった。
このため、最近は通常30MHZ程度の高周波を用いて
容量分の信号を比抵抗分と同等のレベルにして使用され
ている。
【0007】ここで、Z=1/ωCにおいて、同じ容量
で周波数を変えた場合、 f1=50Hz、c=1×10-6Fとすると、 ω1=2πf1=2×3.14×50=314、 Z1=1/(314×1×10-6)=10,000/
3.14=3200 f2=30×106 Fとすると、 ω2=2πf2=2×3.14×30×106 =1.8
8×108 、 Z2=1/(1.88×108 ×1×10-6)=1/1
88=0.0053 両者の比は約6×105 となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記問題を解
決するために、高感度の導電度計で母液の導電度を確認
しつつコンピュータを用いて上記育晶工程を自動化する
ことが考えられてきた。この場合、コンピュータを作動
させるために、結晶缶内のスラリーの導電度と各弁の開
閉操作との関係をデータとして入力設定する必要があ
り、従来、スラリーの導電度はディジタル値で設定表示
され、その設定プログラムにより溶液または水を供給し
ていた。しかしながら、このスラリーの導電度のディジ
タル表示は次の制御ポイントの1点のみであるのに対し
て、設定プログラムは多い場合には80ステップにも及
ぶため、工程全体を把握しにくく、予定操作を容易に考
える事が出来なかった。すなわち、育晶プログラムにお
いては、スラリーの導電度の変化率を制御する事が重要
であり、1ポイント毎の設定値のみをディジタル表示す
る方法では、そのバランスを想像により推定しつつ育晶
プログラムを作成しなければならなかった。そのため、
プログラムの作成には高度な技術が必要となり、一般的
には結晶缶のオペレーターには使いこなせない場合が多
い。
【0009】また、従来の回転式の反力検出による固さ
計によるスラリーの固さ測定(攪拌機を固さ計として使
っている場合)と間欠煎糖法とのコンピュータによる制
御方法があり、人手作業による製品品質のバラツキを克
服した。しかし、固さ測定では、スラリー濃度の低い範
囲での回転式の反力検出の正確な監視が出来にくいこ
と、また、真空下で運転している攪拌機の反力を測定し
ているため、大直径の攪拌軸のシールにグランド型が良
いが、シール部で摩擦があり、正確な効力(固さ)の測
定が出来にくく、また、グランドパッキンの取り替え前
と直後では回転軸のトルク変化が影響を及ぼし固さ値が
異なるという欠点がある。そして、導電度計で測定すれ
ば、攪拌機による固さ値が不要となり、高価な攪拌機を
センサとして利用することも不要となる。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、表示画面上に各弁操作段
毎の弁の種類及びスラリーの導電度をアナログ的に表示
できて、入力設定を表示画面を見ながら行うことがで
き、かつ全体的なスラリーの導電度の変化を正確に確認
しつつ設定することができる回分式結晶缶装置における
設定入力表示方法を提供することにある。
【0011】さらに、コンピュータに関する知識、特に
複雑なプログラム作成技術を持たない操作員が自動的に
かつ容易にプログラムを作成でき、上記設定入力に基づ
いて、高感度の導電度で確認しつつ円滑に自動運転する
ことができ、かつ運転操作が行い易い回分式結晶缶装置
の自動運転方法を提供することにある。
【0012】また、上記の従来型のキャパシタンス型導
電度計において、高周波使用時の導電度(1/直流抵
抗)と容量リアクタンスの値は同じ程度のレベルとなり
容量の変化を実用的に検出可能であるが、増幅器の使用
周波数に比例して浮遊容量の影響も増加する。そして、
浮遊容量は周囲の温度、湿度の影響を大きく受けるので
安定度に関して問題が大きく、より高い周波数の採用も
困難である。
【0013】そこで、上記回分式結晶缶装置の運転に適
した、高感度の導電度計を提供することをも目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、予め高感度導電度計を用いた実機試験に
基いて表示画面上にスラリーの電導度を表示する座標軸
と弁操作段を表示する座標軸とを互いに直角に設定し、
弁操作段毎に弁の種類をキーボード上で選択し、かつマ
ーク移動ボタンによって弁操作マークをスラリーの導電
度を表示する座標軸に平行に移動した後、セットボタン
により上記弁操作マークを固定表示して、弁の開閉条件
を設定するものである。
【0015】本発明の回分式結晶缶装置における設定入
力表示方法にあっては、弁操作段毎に弁の種類を選択す
ると共に、マーク移動ボタンによって、この弁の開閉操
作を行う電導度を表示画面上に表示することにより、高
感度導電度計による実機試験に基いて全体的な導電度の
変化を確認しながら設定することができる。
【0016】本発明の回分式結晶缶装置の運転方法は、
結晶缶内の対象物の導電度を検出する高感度の導電度計
と、上記結晶缶内に供給する溶液あるいは水の供給量を
操作する弁機構と、この弁機構の開閉操作により開閉信
号を出力する開閉信号出力手段とを備え、あらかじめ手
動運転を行い、上記弁機構の開閉操作時に出力される上
記開閉信号出力手段の開閉信号により、この時点の電導
度計の出力と上記弁機構の種類及び開閉操作の種類を順
次制御装置に記憶しておき、次いで、自動運転に移行
し、上記制御装置に記憶された導電度計の出力値と上記
導電度計の検出値とが一致した時点で同時に記憶されて
いる弁機構の開閉操作を行うものである。
【0017】本発明の回分式結晶缶装置の自動運転方法
にあっては、まず、手動運転を行って、開閉信号出力手
段が開閉信号を出力する弁機構の開閉操作時点におい
て、制御装置に上記導電度計の出力と弁機構の種類及び
開閉操作の種類を取り込み記憶して全行程のプログラム
の入力設定を行った後に、自動運転に移行し、導電度計
の検出値と上記制御装置に記憶された導電度計の出力値
とが一致した時点で制御装置に同時に記憶されている弁
機構の開閉データに基いて、弁機構を開閉することによ
り、手動運転と同じ弁操作の自動運転を行うことができ
る。
【0018】また、本発明の実施例で採用される導電度
計は、一つの手段として、導電度計を構成する電極の表
面全部を絶縁体でコーティングすることで抵抗リアクタ
ンス分による電流は実用上ゼロとなり、抵抗リアクタン
スによりキャパシタンス測定値が影響されるという問題
は解消する。
【0019】したがって、この構成により装置の安定度
が向上するが、さらに使用周波数については検出器及び
増幅器の取扱易いレベルだけを考えれば良く、基礎試験
と従来電極構造との比較で1桁低い周波数が使用可能で
あることが確認できた。この結果及び下記の寸法形状の
工夫により、温度及び湿度の影響は1/10程度とな
り、関連する安定度の向上と増幅器に使う素子について
も更に安定かつ安価なものが使える。
【0020】もう一つの周波数を低下させる手段は電極
の形状、寸法を工夫してキャパシタンスを大きくするこ
とである。この為には容量を構成する電極間の対向面積
を増やし、かつ電極間の距離を狭めることが必要であ
る。キャパシタンスの増加率(交流に対する導電度の増
加)と直流低下の低下率(直流の導電度の増加)が同じ
程度なので非測定液中の蔗糖分に対する感度と不純物に
対する感度が同時に増加する、このため蔗糖分測定のS
/N比は改善されない。すなわち、非絶縁型では蔗糖分
感度増加のために電極面積を増加することは無意味とな
る。従来の非絶縁型導電度計を構成する電極はキャパシ
タンスとコンダクタンスのバランスをとらねばならない
ので、表面積の広い平板を向かい合わせても容量増加と
低抵抗が相殺されて実利が得られないが、前述の絶縁体
のコーティングと併用すれば容量のみ10倍程度大きく
することができる。
【0021】この効果は同じ周波数の場合は容量インダ
クタンスに比例する検出信号の大きさを10倍程度にす
ることができ、また同じ信号の大きさの場合には使用周
波数を1/10程度とすることができるので上記絶縁効
果と同様に安定度を大きく向上させることができる。
【0022】こうした点を踏まえ、この発明による絶縁
型導電度計によれば、一組の対向する電極の電極表面全
体を絶縁コーティングし、当該電極缶に高周波電流を印
加して電極周囲の導電度を計測することを特徴とする絶
縁型導電度計が提供される。
【0023】ここで、電極の間隔は結晶の無い溶液の場
合、電極間距離は小さい方が感度が良く、1−5mm程
度、スラリー(結晶を含む液)の場合、閉塞防止又は洗
浄装置を付けるため10−40mm程度が好ましい(電極
は口径4インチ以下のノズルに装着できる寸法が用いら
れる)。
【0024】
【実施例】以下、図1ないし図8に基づいて本発明の一
実施例を説明する。図1は本発明の方法を実施するため
の煎糖装置の一例を示す概略構成図である。この図にお
いて符号1は真空結晶缶であり、この真空結晶缶には導
電度を検出する導電度計2が設置されている。また、上
記真空結晶缶1には、その内部に糖液及び水を供給する
ために、糖液弁3及び差水弁4を備えた配管5が連結さ
れている。さらに、上記真空結晶缶1には、缶内の白下
の液面を検出するためにレベル計6が設置されている。
【0025】またこの真空結晶缶1には、一定の熱カロ
リーを供給する為の水蒸気による熱交換器1′が設けら
れている。
【0026】上記導電度計2の出力と上記レベル計6の
出力は、制御装置7に入力されるようになっている。ま
た、上記糖液弁3と差水弁4には、それぞれ弁の開閉操
作を検出するリミットスイッチ8,9が設置されてお
り、これらのリミットスイッチ8,9が検出した開閉信
号または弁を開閉する開閉操作スイッチによる開閉信号
は上記制御装置7に入力されている。
【0027】そして、この制御装置7は、図2に示すよ
うに、導電度計2からの導電度、レベル計6からのレベ
ル値、手動操作スイッチからの手動操作信号を受け取
り、かつ糖液弁3、差水弁4及び真空吸引、スチーム供
給用等に用いるその他の弁に対して指令信号を送出する
入出力制御部10と、総合的な制御を行うCPU(中央
処理装置)11と、データの入力設定を行うためのキー
ボード部12と、各種情報を表示するための画面表示部
13と、プログラムを格納記憶しておくための外部記憶
装置(フロッピーディスク)14とから構成されてい
る。
【0028】また、上記キーボード部12は、図3に示
すように、パネル15に多数の押しボタンが装着された
もので、そのうち本発明に関係するのは、プログラム作
成ボタン16、マーク移動ボタン17、18、セットボ
タン19、差水弁ボタン20、差水弁+糖液弁ボタン2
1、糖液弁ボタン22、プログラム終了ボタン23、運
転開始ボタン24である。
【0029】さらに、上記画面表示部13はプラズマデ
ィスプレイであり、この画面には、プログラム作成時及
び運転時において、図6または図8に示すように、縦軸
として白下の導電度(%)、横軸として弁操作段(ステ
ップ)が表示されるとともに、左上部には、白下の導電
度の設定値SVと検出値PVがディジタル表示されるよ
うになっている。そして、画面の右上部には、糖液弁4
の動作表示○あるいは差水弁5の動作表示□及び差水弁
+糖液弁の動作表示
【外1】 がなされるように構成されている。また、上記横軸の下
方にはカーソル(矢印)27が各弁操作段(ステップ)
毎に上向き(弁開放)あるいは下向き(弁閉止)表示さ
れるようになっている。
【0030】図6及び図8の表示画面は、step0で
の操作停止状態を示している。次に、上記のように構成
された煎糖装置において、入力データを設定してプログ
ラムを作成する場合について図4を参照して説明する。
まず、処理SP1に示すように、プログラム作成ボタン
16が押圧されると、処理SP2、SP3、SP4に示
すように、CPU11は、画面表示部13の画面をプロ
グラム作成用(図6参照)に変えると共に、設定値SV
の添字n=1、弁操作段Stepの添字N=0を設定
し、かつ弁操作段Step N(Step0)の下方に
おいてカーソル25を下向き(弁閉止)で点滅させる。
【0031】次いで、操作者がマーク移動ボタン17、
18を適宜押して、SVn(SV1)のマークを、画面
の弁操作段Step 0(縦軸)に沿って上下に移動さ
せて、所望の値SVn(SV1)を設定する(処理SP
5)。この時、画面の左上には設定値SVnがディジタ
ル表示されている。そして設定が完了すると、処理SP
6に示すように、セットボタン19を押して上記SVn
(SV1)の設定を確定させ、表示を固定する。
【0032】さらに、処理SP7に示すように、n及び
Nを更新(+1)すると、処理SP8に示すように、カ
ーソル25が弁操作段Step N(Step 1)の
下方に移行し、上向きで点滅する。この状態において、
処理SP9に示すように、バルブを開けるポイントSV
n(SV2)のマークが表示され、このマークをマーク
移動ボタン17、18によって上下に移動操作して、所
望の値SVn(SV2)を設定する。続いて、処理SP
10に示すように、3種の弁選択ボタン20、21、2
2を適宜選択して使用する弁を決定する。これにより、
バルブを開けるポイントSVn(SV2)のマークが、
□(差水弁5)、○(糖液弁4)、あるいは
【外2】 (差水弁5+糖液弁4)で表示される。
【0033】次いで、処理SP11に示すように、プロ
グラム終了ボタン23を判定し、プログラム終了ボタン
23が押されると、処理SP12に示すように、作成し
たプログラムを使用するか否か、作成したプログラムを
外部記憶装置14に格納するか否か等のプログラム作成
終了処理を行う。一方、処理SP11において、プログ
ラム終了ボタン23が押圧されない場合には、処理SP
13においてセットボタン19の押圧操作を判定し、セ
ットボタン19が押圧されるまで、処理SP9〜SP1
3を循環し、セットボタン19が押されると、SV2の
表示を固定した後、処理SP14に示すように、弁操作
段Step N(Step 1)の下方においてカーソ
ル25が下向きで点滅する。
【0034】この状態において、処理SP15に示すよ
うに、nを更新(+1)すると共に、処理SP16に示
すように、バルブを閉めるポイントSVn(SV3)の
マークを、マーク移動ボタン17、18によって、弁操
作段Step N(Step1)の上方位置において、
上下に移動操作して、所望の値SVn(SV3)を設定
する。次いで、処理SP17に示すように、セットボタ
ン19の押圧操作を監視して、セットボタン19が押さ
れると、設定値SV3を確定させ、表示を固定した後処
理SP7に戻る。
【0035】このようにして、総ての弁操作段の弁の種
類及び、弁開閉ポイントの白下の導電度が設定される
と、最終的に図6あるいは図8に示すように、波形状の
グラフが画面表示部13の画面上に表示される。従っ
て、導電計2を用いたスラリーの導電度計測に関する事
前の実機試験等に基づいて入力設定が容易に行え、かつ
煎糖プロセス全体の状態の把握がし易い上に、修正も簡
単に行える。上述したようにして作成されたプログラム
に基づいて煎糖装置を運転する場合には、まず図5の処
理SP20に示すように、運転開始ボタン24の押圧操
作を判定し、運転開始ボタン24が押されると、処理S
P21、22に示すように、n=1、N=0を設定する
と共に、弁操作段Step N(Step 0)の下方
においてカーソル25を下向きで点滅させる。
【0036】この状態において、真空結晶缶1内に結晶
化を図る対象液(濃縮溶液)を供給する。そして、上記
対象液の供給の増加に伴って、レベル計7で設定した値
になったことを確認すると上記対象液の供給を止め、導
電計2が検出する白下の導電度の検出値PVn(PV
1)が設定値SVn(SV1)以上になると(処理SP
23)、処理SP24、SP25に示すように、n及び
Nを更新(+1)すると共に、弁操作段Step N
(Step 1)の下方においてカーソル25を上向き
で点滅させる。
【0037】次いで、白下の導電度の検出値PVn(P
V2)が設定値SVn(SV2)以上になると(処理S
P26)、処理SP27、SP28に示すように、弁操
作段Step N(Step 1)の下方においてカー
ソル25を下向きで点滅させると共に、nを更新(+
1)する。
【0038】続いて、処理SP29〜SP32に示すよ
うに、糖液弁3、差水弁4の開操作を行う。例えば、図
7に示すように、弁操作段Step 1では差水弁5を
白下の導電度の検出値PV2において開き、真空結晶缶
1内に水を供給する。そして、処理SP33に示すよう
に、白下の導電度の検出値PVn(PV3)が設定値S
Vn(SV3)以下になると、処理SP34、SP35
に示すように、今まで開いていた糖液弁3、差水弁4を
閉めると共に、n及びNを更新(+1)する。
【0039】次いで、処理SP36に示すように、nが
所定数に達したか否かを判別し、達していなければ処理
SP25に戻ると共に、達していれば、処理SP37に
示すように、白下の導電度の検出値PVnが設定値SV
n以上になるのを待って、処理SP38に示す工程終了
処理、すなわち、終了表示を行うと共に、ブザー等によ
り操作員に終了を報知する処理を行う。
【0040】このようにして、煎糖装置を作成したプロ
グラム通りに運転することができる。この場合、画面上
に各弁操作段毎に、カーソル25の上向き、下向きの点
滅表示が行われるから、現在行われている運転の段階が
目視にて把握でき、取扱易い。なお、本実施例は、砂糖
の結晶の育成について説明したが、これに限らず、結晶
缶内での各種の結晶の育成工程に適用できる。
【0041】以上の表示設定方法による煎糖装置の運転
方法の他の実施例を説明すると、まず、熟練した操作員
(煎糖手)によって手動運転を行う。すなわち、操作員
は、導電度計2を動作させると共に、真空結晶缶1内の
白下の状態を見ながら、例えば、図9に示すように、時
間の経過に従って、糖液弁3と差水弁4の開閉操作を行
う。
【0042】この場合、各弁3、4の開閉操作によっ
て、白下の導電度は図9に示すような波形に変化してい
く。これと共に、各弁3、4の開閉操作が各リミットス
イッチ8、9によって、制御装置7に報知されるから、
制御装置7は、各リミットスイッチ8、9から開閉信号
が入力される毎に、その時点(MV1〜MV6)の導電
度計2の検出値を取り込み、この検出値PV1〜PV6
(白下の導電度)と、糖液弁3か差水弁4かの区別及び
開操作か閉操作かの区別とを外部記憶装置14の導電d
毎の記憶エリア40に、図10に示すように、順次格納
する。
【0043】このようにして、制御装置7に入力データ
を取り込みつつ手動運転が完了すると、上記入力データ
に基づいた自動運転が可能となる。すなわち、自動運転
は、上記手動運転時と同様に、真空結晶缶1内に原液を
投入する。この状態において、真空結晶缶1内の状態を
導電度計2によって監視し、この導電度計2の検出値と
制御装置7の記憶エリア40に格納されている白下の導
電度d1とを制御装置7において比較する。
【0044】そして、上記導電度計2の検出値と上記記
憶エリア10に格納されている白下の導電度d1とが一
致すると、図10に示すように、記憶エリア40に格納
されている弁のデータに基づいて、糖液弁3を開操作す
る。次いで、順次、白下の導電度d2,d3,d4と導
電度計2の検出値とを比較していき、一致した時点で、
白下の導電度とともに記憶エリア40に格納されている
弁の種類及び弁の開閉操作の種類のデータに基づいて各
弁3、4を操作する。
【0045】このようにして、上記手動運転時に実際の
煎糖工程で確認されたプログラムを用いることにより、
容易に熟練した操作者(煎糖手)と同様の弁操作が行
え、従って、容易に所望の結晶を得ることができる。な
お、本実施例は砂糖の結晶の育成について説明したが、
これに限らず、結晶缶による各種の結晶の育成工程に適
応できる。
【0046】図11A,Bに本実施例の回分式結晶缶に
用いられた絶縁型導電度計2の詳細構成図を示す。図1
1B図は、図11AのB−B線方向から見た図面であ
る。
【0047】この絶縁型導電度計2は端子ボックス31
にフランジ34が設けられており、このフランジ34か
らボディー39が延在し、ボディー39先端には絶縁ブ
ッシュ35が取付けられている。端子ボックス31はボ
ディーアース33で接地され、フランジ34は図1の製
糖用結晶缶1への取りつけに用いられる。絶縁ブッシュ
35からは平行音叉状の2枚の金属板からなる対向平面
電極37,37′が設けられており、これらの対向平面
電極37,37′の表面には全体に絶縁コーティング3
6が施されている。またこれらの対向平面電極37、3
7′には端子ボックス31内の端子32、32′からの
導線が接続されて制御装置7に接続されて適切な高周波
電流が印加される。
【0048】この結晶サイズ制御システムにおいて、絶
縁型導電度計2は砂糖結晶の成長度検出用の導電度計と
して用いられる。
【0049】ここで、対向平面電極37、37′の長さ
L1は100mm、幅L2は30mm、電極の間隔は10mm
が採用され、使用周波数は10MHZが用いられた。ま
たq=1として、C=L1×L2/d・qで容量が算出
される。
【0050】図12に、図11の構成の絶縁型導電度計
2を使って砂糖溶液の導電度を計測した実験データを示
す。この実験では、先ず2リットルの水に1,767g
の砂糖を溶かし込み、その後、溶液中から200ccを
除いて、新に水200ccを加える操作を繰り返した。
この一連の操作中の導電度を計測したが、図に示した様
なほぼ線型な応答結果が得られた。
【0051】次の図13A、Bに、絶縁型導電度計2の
変形例を示した。この変形例が図11A、Bに示した構
成例と異なる点は、絶縁コーティングされるとともに電
気的に共通に接続された一組の外側電極37,37の間
に、絶縁コーティングされた一本の中央電極37′が設
けられて構成としたものである。この変形例の構成によ
れば比較的短い電極長で所望の静電容量を得ることがで
きる。
【0052】ここで、図14に示した従来型の導電度計
と、本実施例の構成による導電度計の特性について比較
検討する。
【0053】まず、図14に示した従来型の導電度計の
円筒状の既存電極について、平成2年8月24日発行の
電磁波対策ハンドブック編集委員会の編集による「電磁
波対策ハンドブック」第9頁に記載のC)容量計算の近
似式、1)マイクロストリップ線路に関する資料を参照
し、マイクロストリップがリング状に構成されたとして
図6容量の計算例の右図において、空気の誘電率εγ=
1曲線から電極長と絶縁材料の比a/b=0.25−2
の範囲で、単位長当たりの容量が10−20pF/mと
考えられる。
【0054】ここで、図14に示した既存電極の代表的
寸法に従い、平行する長さ1はパイプの周として
【数1】 1=πd≒3.14×0.026m=0.082m. a/b=30÷90≒0.3としてC=18pF/m (εr=1として)したがって、既存の電極容量Ciは
【数2】Ci=18(pF/m)×0.082(m)≒
1.5(pF) となります。
【0055】また実施例で示したような対抗平板電極の
容量は
【数3】C=8.854×面積(Sm2 )/距離(d
m)・(pF) でもとめられる。図13A、Bに示した実施例の対向電
極寸法を150mm×30mmの3枚構成とすれば、
【数4】 S=0.15×0.03=0.045(m2 ) d=0.005(m)として この実施例で得られる電極容量Cdは
【数5】 Cd=8.854×2(面)×0.0045(m2 )/0.005(m) =15.9(pF) Cd/Ci=15.9/1.5=10.6となり容量イ
ンダクタンスは約10倍となる。容量インピーダンスは
1/ωc=1/2πfcであり、同じインピーダンスを
得るためにはfcが一定、すなわち「周波数×容量」一
定となるためには両者は反比例となる。したがって、容
量が10倍となれば周波数は1/10で良いこととな
る。
【0056】以上の様に、この実施例によれば従来の構
成の導電度計に比べて1桁低い周波数による高性能な容
量式導電度計が実現できる。また、この導電度計によれ
ば砂糖のごとく非導電体のスラリー中における含有量を
測定できるが、水が同じく非導電体であるので、導電率
の高い物質のスラリーや脱水ケーキ等の水分測定にも有
効である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、表示画
面上に導電度を表示する座標軸と弁操作段を表示する座
標軸とを互いに直角に設定し、弁操作段毎に弁の種類を
選択し、かつマーク移動ボタンによって弁操作マーク
を、導電度を表示する座標軸に平行に移動した後、セッ
トボタンにより上記弁操作マークを固定表示して、弁の
開閉条件を設定するものであるから、弁操作段毎に、弁
の種類を選択すると共に、マーク移動ボタンによって、
この弁の開閉操作を行う導電度を表示画面上に表示する
ことにより、各操作段毎の弁の種類及び導電度をアナロ
グ的に表示できて、入力設定を表示画面を見ながら行う
ことができ、かつ全体的な導電度の変化を確認しつつ設
定することができる上に、コーティングプログラムの作
成に複雑な操作が不要で、また予定した育晶動作が正確
にプログラムされたかを実運転前に確認でき、従って、
極めて使い易いという優れた効果を有する。
【0058】本発明の回分式結晶缶装置の自動運転方法
は、まず、手動運転を行って、開閉信号出力手段が開閉
信号を出力する弁機構の開閉操作時点において、制御装
置に導電度計の出力と弁機構の種類及び開閉操作の種類
を取り込み記憶して全行程のプログラムの入力設定を行
った後に、自動運転に移行し、導電度計の検出値と上記
制御装置に記憶された導電度計の検出値とが一致した時
点で制御装置に同時に記憶されている弁機構の開閉デー
タに基づいて、弁機構を開閉することにより、手動運転
と同じ弁操作の自動運転を容易に行うことが出来、かつ
従来のように、面倒なプログラム作成作業を行う必要が
ないという優れた効果を有する。
【0059】この発明によれば、従来の比べ1桁低い周
波数により、非導電体のスラリー中における含有率を効
率良く計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の煎糖装置の一例を示す概略構成図。
【図2】図1の構成中の制御部のブロック図。
【図3】図2の制御部の中のキーボード部の構成図。
【図4】図1の装置を動作させるプログラム作成用の流
れ図。
【図5】図1の装置の実運転時の流れ図。
【図6】実施例の煎糖工程を表示画面上に表示した一例
を示す説明図。
【図7】図6に示した弁操作を行った場合の各弁の開閉
操作と結晶缶内の白下の導電度の時間変化を説明する特
性図。
【図8】煎糖工程を表示画面上に表示した他の一例を説
明する説明図である。
【図9】各弁の開閉操作と結晶缶内の白下の導電度の時
間変化を示す特性図。
【図10】制御装置内の記憶エリアの内容を示す説明
図。
【図11】煎糖装置に採用された実施例の絶縁型導電度
計の詳細構成図。
【図12】図11の絶縁型導電度計を使った、砂糖溶液
の測定例を示すグラフ。
【図13】絶縁型導電度計の変形例を示す詳細構成図。
【図14】従来型の導電度計の構成図。
【符号の説明】
1 結晶缶 1′ 熱交換器 2 導電度計 3 糖液弁 4 差水弁 5 配管 6 レベル計 7 制御装置 8 リミットスイッチ 9 リミットスイッチ 10 入出力制御部 11 CPU 12 キーボード部 13 画面表示部 14 外部記憶装置 15 パネル 16 プログラム作成ボタン 17 マーク移動ボタン 18 マーク移動ボタン 19 セットボタン 20 差水弁ボタン 21 差水弁+糖液弁ボタン 22 糖液弁ボタン 23 プログラム終了ボタン 24 運転開始ボタン 31 端子ボックス 32 リード端子 32′ リード端子 33 ボディアース端子 34 フランジ 35 絶縁ブッシュ 36 絶縁コーティング 37 対向平面電極 37′ 対向平面電極 38 ボディー側電極 38′ 先端電極 39 ボディー 40 記憶エリア 42 押さえナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01D 9/02 625 B01D 9/02 625E 625Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一組の対向する電極の電極表面全体を絶
    縁コーティングし、当該電極間に高周波電流を印加して
    電極周囲の導電度を計測する絶縁型導電度計を有すると
    ともに、入力設定ボタンにより表示画面上に弁操作を表
    示する回分式結晶缶装置における設定入力表示方法にお
    いて、表示画面上にスラリーの導電度を表示する座標軸
    と、弁操作段とを表示する座標軸を互いに直角に設定
    し、弁操作段毎に弁の種類を選択し、かつマーク移動ボ
    タンによって弁操作マークを導電度を表示する座標軸に
    平行に移動した後、セットボタンにより上記弁操作マー
    クを固定表示して、弁の開閉条件を設定することを特徴
    とする回分式結晶缶装置における設定入力表示方法。
  2. 【請求項2】 結晶缶で結晶を育成していく回分式結晶
    缶装置の自動運転方法であって、一組の対向する電極の
    電極表面全体を絶縁コーティングし、当該電極間に高周
    波電流を印加して結晶缶内の対象物の導電度を計測する
    絶縁型導電度計と、上記結晶缶内に供給する溶液あるい
    は水の供給量を操作する弁機構と、この弁機構の開閉操
    作により開閉信号を出力する開閉信号手段とを備え、あ
    らかじめ上記導電度計でスラリーの導電度を監視しつつ
    手動運転を行い、上記弁機構の開閉操作時に出力される
    上記開閉信号手段の開閉信号により、この時点の導電度
    計の出力と上記弁機構の種類及び開閉操作の種類を順次
    制御装置に記憶しておき、次いで、自動運転に移行し、
    上記制御装置に記憶された導電度計の出力値と上記導電
    度計の検出値とが一致した時点で同時に記憶されている
    弁機構の開閉操作を行うことを特徴とする回分式結晶缶
    装置の自動運転方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された絶縁型導電
    度計であって、上記電極は長手方向に所定間隔で平行に
    配置された一組の平面電極であることを特徴とする絶縁
    型導電度計。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載された絶縁型導電
    度計であって、上記電極は長手方向に所定間隔で平行に
    配置された電気的に接続された外側電極と、当該外側電
    極間に長手方向に延在する内側電極とを備え、上記外側
    電極と内側電極との間に高周波電流を印加することを特
    徴とする絶縁型導電度計。
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