JPH11282601A - マルチウィンドウ表示装置及び記録媒体 - Google Patents

マルチウィンドウ表示装置及び記録媒体

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JPH11282601A
JPH11282601A JP8477498A JP8477498A JPH11282601A JP H11282601 A JPH11282601 A JP H11282601A JP 8477498 A JP8477498 A JP 8477498A JP 8477498 A JP8477498 A JP 8477498A JP H11282601 A JPH11282601 A JP H11282601A
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JP
Japan
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window
display
computer
information
windows
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JP8477498A
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English (en)
Inventor
Takashi Murayama
貴司 村山
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが設定保存した子ウィンドウの表示状
態で親ウィンドウ内に子ウィンドウを整列させた状態で
表示することにより、コンピュータの操作性を向上させ
る。 【解決手段】 表示中の画面の子ウィンドウ35の表示状
態を記憶する表示ウィンドウ情報記憶部19と、ボタン32
それぞれに対応付けられた子ウィンドウ35の数と、それ
ぞれを特定する情報と、それぞれを親ウィンドウ30内に
タイリング表示するための表示位置及び大きさを表わす
情報とを記憶したウィンドウ表示設定ファイル16と、親
ウィンドウ30内に複数の子ウィンドウ35をタイリング表
示する際に、親ウィンドウ30内に表示されるべき子ウィ
ンドウ35が対応付けられたボタン32と、子ウィンドウ35
の表示状態を設定するための設定保存ボタン33とを表示
するボタン表示部110 の機能と、設定保存ボタン33が指
示された場合にウィンドウ表示設定ファイル16の記憶内
容をウィンドウ表示設定ファイル16に記憶させる設定保
存部112 としてのソフトウェア機能を有するシステム制
御部11とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はGUI(Graphical User
Interface) におけるマルチウィンドウの表示装置に関
し、またマルチウィンドウ表示が可能なコンピュータに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータ、特にパーソナルコ
ンピュータの分野では個々のアプリケーションに対する
インタフェイスとしてウィンドウが使用される。個々の
アプリケーションは自身のユーザインタフェイスとして
のフレームウィンドウ (親ウィンドウ) を有し、更に個
々のアプリケーション内においても種々のデータ入出力
用のサブウィンドウ(子ウィンドウ) を必要に応じて表
示する。このような一つの画面に複数のウィンドウを表
示する機能をマルチウィンドウと言い、複数のウィンド
ウを重ねて表示するオーバラップタイプと並べて表示す
るタイリングタイプとがある。
【0003】オーバラップタイプのマルチウィンドウ表
示においては、最上層に表示されるウィンドウ以外のウ
ィンドウはその一部または大部分がより上層のウィンド
ウに隠されて視認出来ないと言う問題がある。一方、タ
イリングタイプのマルチウィンドウ表示においては、個
々のウィンドウの全てが視認可能ではあるが全てのウィ
ンドウが小さく表示されると言う問題がある。
【0004】以下、医療用コンピュータを例として具体
的に説明する。近年、医療分野においても情報化が進展
し、医療事務支援システム(レセプトコンピュータ) 、
病院情報システム(オーダリングシステム) 等のコンピ
ュータ処理技術が実用化され、次第に普及しつつある。
また、診療における情報の発生源であるカルテの電子情
報化を基本とする診療支援システム(電子カルテシステ
ム) の実用化も試みられている。
【0005】診療支援システムにおいては、情報を提示
したりまた入力したりするためにいくつかのウィンドウ
(子ウィンドウ) を同時に表示する必要が有る。たとえ
ば、前回の診療までの診療内容を表示するための子ウィ
ンドウ、本日分の診療内容を入力しまた表示するための
子ウィンドウ、傷病名のリスト(カルテ1号紙の傷病名
欄に相当) を表示する子ウィンドウ、患者基本情報(氏
名,生年月日,健康保険情報などの頭書情報、アレルギ
ー情報,家族歴等) を表示する子ウィンドウ等が必要で
ある。これらの子ウィンドウは必要に応じて同時に表示
可能にしておく必要があるが、一般的には一つの親ウィ
ンドウ(フレームウィンドウ) を開き、その中に上述の
ような個々の子ウィンドウを必要に応じて表示する手法
が一般的である。
【0006】このような手法はMDI(Multiple Document
Interface)形式のWindows(Microsoft 社製オペレーティ
ングシステム) アプリケーションと同方式である。この
方式では、開いている複数のウィンドウの整列を指示す
るためのメニューボタンを用意し、ユーザの指示により
子ウィンドウを並べて表示することが可能になってい
る。具体的には、ウィンドウプルダウンメニューに「重
ねて表示(オーバラップ表示) 」と「並べて表示(タイ
リング表示) 」との二種類のメニューが設けられてお
り、前者が選択された場合にはその時点でフレームウィ
ンドウ中に表示されている子ウィンドウは所定の大きさ
にサイズ変更された上でそれぞれの表示位置が順次的に
ずらされて配置される。
【0007】一方、後者が選択された場合には同じくそ
の時点でフレームウィンドウ中に表示されている子ウィ
ンドウは通常は所定の大きさにサイズが縮小された上で
それぞれが重ならないように表示位置が変更されて配置
される。具体的には、4個の子ウィンドウがフレームウ
ィンドウ中に表示されている状態においては、各子ウィ
ンドウはフレームウィンドウの表示領域の縦横共に1/
2ずつに(面積では1/4) に縮小されて「田」の字型
に配置されて表示される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
子ウィンドウのタイリング表示による整列を行なった場
合には、整列後の子ウィンドウの配置状態が必ずしもユ
ーザの望んでいる状態になるとは限らず、また子ウィン
ドウの表示サイズが表示内容には無関係に縮小されてし
まうため、最適なサイズで表示されない可能性が高い。
この場合には、各子ウィンドウは一般的にはその表示内
容に見合った最適なサイズよりは小さく表示される反
面、表示内容そのものはそれ以前と同様のサイズ(フォ
ントサイズ)で表示されるため、子ウィンドウの表示領
域外に隠されてしまう部分が生じる。このため。ユーザ
はスクロール操作を行なうか、または子ウィンドウのサ
イズを変更して隠された部分を見る必要が生じるため、
操作性の面で問題が生じる。
【0009】更に、上述のような子ウィンドウの整列を
行なわせた場合には、その時点でフレームウィンドウ内
に表示されている全ての子ウィンドウが整列表示される
ため、ユーザが必要としている子ウィンドウのみを整列
表示させることが出来ないと言う問題も有った。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、ユーザが所望する状態に子ウィンドウを整
列させた状態の保存を可能にすることにより、コンピュ
ータの操作性を向上させ得るマルチウィンドウ表示装置
及びそのコンピュータプログラムを記録した記録媒体の
提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマルチウィ
ンドウ表示装置は、画面上に表示された第1のウィンド
ウ内に複数の第2のウィンドウをタイリング表示するマ
ルチウィンドウ表示装置であって、第1のウィンドウ内
に、この第1のウィンドウ内に表示されるべき第2のウ
ィンドウが対応付けられたウィンドウ表示指示ボタン
と、第1のウィンドウ内での第2のウィンドウの表示状
態を設定するための設定保存ボタンとを表示するボタン
表示手段と、ウィンドウ表示指示ボタンに対応付けられ
た第2のウィンドウの数と、各第2のウィンドウを特定
する情報と、各第2のウィンドウを第1のウィンドウ内
にタイリング表示するための表示位置及び大きさを表わ
す情報とを記憶したウィンドウ表示設定情報記憶手段
と、第1のウィンドウ内に表示中の第2のウィンドウの
数と、各第2のウィンドウを特定する情報と、各第2の
ウィンドウの表示位置を表わす情報と、各第2のウィン
ドウの大きさを表わす情報とを記憶した表示ウィンドウ
情報記憶手段と、設定保存ボタンが指示された場合に、
表示ウィンドウ情報記憶手段の記憶内容をウィンドウ表
示指示ボタンに対応付けてウィンドウ表示設定情報記憶
手段に記憶させる設定保存手段と、ウィンドウ表示指示
ボタンが指示された場合に、そのウィンドウ表示指示ボ
タンに対応付けられてウィンドウ表示設定情報記憶手段
に記憶されている情報に従って第1のウィンドウ内に第
2のウィンドウをタイリング表示するウィンドウ表示手
段とを備えたことを特徴とする。
【0012】このような本発明のマルチウィンドウ表示
装置では、ボタン表示手段により第1のウィンドウ内
に、ウィンドウ表示指示ボタンと設定保存ボタンとが表
示され、設定保存ボタンが指示された場合にその時点の
表示状態が表示ウィンドウ情報記憶手段から読み出され
てウィンドウ表示指示ボタンに対応付けられてウィンド
ウ表示設定情報記憶手段に記憶され、ウィンドウ表示指
示ボタンが指示された場合に、表示ウィンドウ情報記憶
手段から読み出されてそのウィンドウ表示指示ボタンに
対応付けられている情報に従ってウィンドウ表示手段に
より第1のウィンドウ内に第2のウィンドウがタイリン
グ表示される。
【0013】また本発明に係るマルチウィンドウ表示装
置は上述の構成において、ウィンドウ表示手段が、第1
のウィンドウのサイズが変更された場合に、表示ウィン
ドウ情報記憶手段に記憶されている情報に従って、第1
のウィンドウの変更後のサイズに対応して各第2のウィ
ンドウのサイズを相対的に変更すべくなしてあることを
特徴とする。
【0014】このような本発明のマルチウィンドウ表示
装置では上述の構成において、第1のウィンドウのサイ
ズが変更された場合に、表示ウィンドウ情報記憶手段に
記憶されている情報に従って第1のウィンドウの変更後
のサイズに対応して各第2のウィンドウのサイズがウィ
ンドウ表示手段により相対的に変更される。
【0015】また更に本発明に係るマルチウィンドウ表
示装置は、前述の各構成において、第2のウィンドウの
表示位置及び大きさを表わす情報が第1のウィンドウの
サイズに対する相対値で表わされていることを特徴とす
る。
【0016】このような発明のマルチウィンドウ表示装
置では前述の各構成において、第1のウィンドウのサイ
ズの如何に拘わらず、第2のウィンドウの表示位置及び
大きさを表わす情報の設定が容易になる。
【0017】本発明に係る記録媒体は、第1のウィンド
ウ内にタイリング表示されるべき第2のウィンドウの数
と、各第2のウィンドウを特定する情報と、各第2のウ
ィンドウを第1のウィンドウ内にタイリング表示するた
めの表示位置及び大きさを表わす情報とを記憶したコン
ピュータ読み取り可能な第1の記憶手段と、第1のウィ
ンドウ内に表示中の第2のウィンドウの数と、各第2の
ウィンドウを特定する情報と、各第2のウィンドウの表
示位置を表わす情報と、各第2のウィンドウの大きさを
表わす情報とを記憶したコンピュータ読み取り可能な第
2の記憶手段とを備えたコンピュータに、第1のウィン
ドウ内に複数の第2のウィンドウをタイリング表示させ
るコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体であって、第1のウィンドウ内に、
この第1のウィンドウ内に表示されるべき第2のウィン
ドウが対応付けられたウィンドウ表示指示ボタンと、第
1のウィンドウ内での第2のウィンドウの表示状態を設
定するための設定保存ボタンとをコンピュータに表示さ
せるコンピュータ読み取り可能なプログラムコード手段
と、ウィンドウ表示指示ボタンが指示された場合に、そ
のウィンドウ表示指示ボタンに対応付けられている第2
のウィンドウに関する情報を第1の記憶手段からコンピ
ュータに読み出させるコンピュータ読み取り可能なプロ
グラムコード手段と、読み出された情報に従って第1の
ウィンドウ内に第2のウィンドウをコンピュータにタイ
リング表示させるコンピュータ読み取り可能なプログラ
ムコード手段と、設定保存ボタンが指示された場合に、
第2の記憶手段の記憶内容をウィンドウ表示指示ボタン
に対応付けてコンピュータに第1の記憶手段に記憶させ
るコンピュータ読み取り可能なプログラムコード手段と
を含むコンピュータプログラムを記録したことを特徴と
する。
【0018】このような本発明の記録媒体がコンピュー
タにより読み取られると、第1のウィンドウ内に、ウィ
ンドウ表示指示ボタンと設定保存ボタンとがコンピュー
タにより表示され、設定保存ボタンが指示された場合に
その時点の表示状態が表示ウィンドウ情報記憶手段から
読み出されてウィンドウ表示指示ボタンに対応付けられ
てウィンドウ表示設定情報記憶手段に記憶され、ウィン
ドウ表示指示ボタンが指示された場合に、表示ウィンド
ウ情報記憶手段から読み出されてそのウィンドウ表示指
示ボタンに対応付けられている情報に従ってウィンドウ
表示手段により第1のウィンドウ内に第2のウィンドウ
がタイリング表示される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。なお、以下の説明におい
ては本発明を診療支援システムに適用した場合が示され
ている。
【0020】図1は本発明に係るウィンドウ表示装置が
内蔵されたコンピュータの要部の構成例を示す模式図で
ある。
【0021】システム制御部11はCPU を含むマイクロコ
ンピュータシステムにて構成されており、この例ではオ
ペレーティングシステム(OS)としてマイクロソフト社の
Windows95 またはそれと同等のウィンドウ方式のGUI(Gr
aphical User Interface) を採用しているものとする。
キーボード12及びマウス13は入力手段として機能し、キ
ーボード12はユーザが種々の指示を与えるため及び文字
入力に使用され、マウス13はGUI のポインティングデバ
イスとして使用される。なお、他の入力手段、たとえば
トラックボール,タッチパネル等の使用も勿論可能であ
る。
【0022】システム制御部11による制御に従って表示
制御部14が CRTディスプレイ15への表示を制御する。従
って、システム制御部11は、後述する如く、 CRTディス
プレイ15に表示されているウィンドウ内に共に後述する
ウィンドウ表示指示ボタン32及び設定保存ボタン33を表
示するボタン表示部110 として、また親ウィンドウ及び
子ウィンドウを表示するウィンドウ表示部111 として
も、更に CRTディスプレイ15に表示されている表示状態
を保存するための設定保存部112 としても機能する。
【0023】ウィンドウ表示設定ファイル16には、 CRT
ディスプレイ15の画面に表示される複数個のウィンドウ
表示指示ボタン(図3参照) それぞれに対応して子ウィ
ンドウの種類,表示位置,表示サイズ(幅及び高さ) が
記録されている。診療情報ファイル17には種々の診療情
報が記録されている。両ファイル16及び17はファイル記
録再生部18により管理されており、システム制御部11か
らの指示により、それぞれへの情報の書き込み (記録)
及びそれぞれからの情報の読み出し (再生) が可能であ
る。
【0024】表示ウィンドウ情報記憶部19は、 CRTディ
スプレイ15に現在表示中の子ウィンドウの情報、即ちそ
の種類,表示位置,表示サイズを一時的に記憶する。な
おこの表示ウィンドウ情報記憶部19への情報の書き込み
(記録) 及び表示ウィンドウ情報記憶部19からの情報の
読み出し(再生) はウィンドウ表示管理部20が管理する
が、後述する設定保存ボタン33が指示された場合には、
設定保存部112 がこの表示ウィンドウ情報記憶部19の記
憶内容を読み出し、ウィンドウ表示指示ボタン32に対応
付けてウィンドウ表示設定ファイル16に書き込む。
【0025】次に、上述のようなコンピュータにより行
なわれる本発明のウィンドウ表示装置の動作について説
明する。
【0026】図2は CRTディスプレイ15の画面に表示さ
れるウィンドウを示す模式図である。参照符号30で示さ
れている範囲が親ウィンドウであり、ある一つのアプリ
ケーションプログラムのフレームウィンドウである。親
ウィンドウ30内の子ウィンドウ表示領域34には複数の子
ウィンドウ35(図2に示されている例ではタイリング表
示により3個の子ウィンドウA(35-01), B(35-02), C(35
-03)が表示されている。
【0027】親ウィンドウ30には通常のアプリケーショ
ンのフレームウィンドウと同様に、そのアプリケーショ
ン用の種々の機能ボタンを配列したツールバー31が備え
られている他、ボタン表示部110 により表示される本発
明を特徴付ける複数個のウィンドウ表示指示ボタン32
(図2に示されている例では「1」乃至「5」の5個)
と、子ウィンドウ35の表示状態を設定するための設定保
存ボタン33とが表示されており、それらの表示領域以外
の部分が子ウィンドウ表示領域34になっている。なお、
図2に示されている5個のウィンドウ表示指示ボタン
「1」乃至「5」のそれぞれを以下においては32-1,32
-2,32-3,32-4,32-5とする。
【0028】図3にウィンドウ表示設定ファイル16のフ
ォーマットを示す。このウィンドウ表示設定ファイル16
のフォーマットは、ウィンドウ表示指示ボタン32のボタ
ン数のフィールド50と、個々のボタン「1」,「2」,
「3」…(32-1,32-2,32-3…) のフィールド51,52,
53…とで構成されている。各ボタンのフィールド51,5
2,53…はそれぞれ、表示ウィンドウ数のフィールド6
0,ウィンドウ名のフィールド61,X位置のフィールド6
2,Y位置のフィールド63,幅のフィールド64,高さの
フィールド65で構成されている。
【0029】なお、X位置とは子ウィンドウ表示領域34
の左上隅を原点(=0) とし、幅を100 とした場合のX
方向(幅方向) の子ウィンドウ表示位置を、Y位置とは
子ウィンドウ表示領域34の左上隅を原点(=0) とし、
高さを100 とした場合のY方向(高さ方向) の子ウィン
ドウ表示位置を、幅とは子ウィンドウ表示領域34の幅を
100 とした場合の子ウィンドウの幅を、高さとは子ウィ
ンドウ表示領域34の高さを100 とした場合の子ウィンド
ウの高さをそれぞれ意味しており、いずれも0乃至100
の数値で表わされる。なお、子ウィンドウの表示位置と
はその子ウィンドウの左上隅の子ウィンドウ表示領域34
上での位置を意味する。
【0030】図4は図2に示されている表示状態がウィ
ンドウ表示指示ボタン「1」32-1に設定されている場合
のウィンドウ表示設定ファイル16の内容を示す模式図で
ある。
【0031】この例では、ウィンドウ表示指示ボタン
「1」32-1には、「子ウィンドウAをX位置=0,Y位
置=0,幅=100,高さ=35」,「子ウィンドウBをX位
置=0,Y位置=36,幅=50,高さ=65」,「子ウィン
ドウCをX位置=50,Y位置=36,幅=50,高さ=65」
でそれぞれ表示するように設定されている。従ってこの
例では、図2に示されているように、子ウィンドウAが
子ウィンドウ表示領域34の上部の約1/3 の部分に、子ウ
ィンドウBと子ウィンドウCとが子ウィンドウ表示領域
34の下部の2/3 の部分に左右に並んだ状態で表示され
る。なお、ウィンドウ表示指示ボタン「2」32-2には、
「子ウィンドウAをX位置=0,Y位置=0,幅=50,
高さ=100 で表示」,「子ウィンドウBをX位置=50,
Y位置=0,幅=50,高さ=100 で表示」するように設
定されている。従ってこの例では、子ウィンドウ表示領
域34内に子ウィンドウAと子ウィンドウBとが左右に並
んだ状態で表示される。
【0032】一方、表示ウィンドウ情報記憶部19の内容
はその時点で CRTディスプレイ15に表示されている状
態、たとえば図2に示されているような表示状態である
場合には図3に示されているウィンドウ表示設定ファイ
ル16の内容のボタン「1」(32-1)のフィールド51の内容
と同一になっている。
【0033】以下、システム制御部11による制御手順を
図5以下のフローチャートを参照して説明する。
【0034】まず最初に、ウィンドウ表示設定ファイル
16への子ウィンドウ表示情報の設定方法について、シス
テム制御部11の制御手順を示す図5のフローチャートを
参照して説明する。
【0035】まず、ボタン表示部110 が親ウィンドウ30
内に通常のボタン31,ウィンドウ表示指示ボタン32及び
設定保存ボタン33が表示されているものとする (ステッ
プS11)。ユーザがマウス13により設定保存ボタン33をク
リックし、 (ステップS12 で”YES " ) 続いていずれか
のウィンドウ表示指示ボタン32をマウス13でクリックす
ると (ステップS13 で”YES " )、設定保存部112 はウ
ィンドウ表示管理部20に表示ウィンドウ情報記憶部19の
内容、即ちその時点での親ウィンドウ30及び子ウィンド
ウ35の表示状態を読み出し、指示されたウィンドウ表示
指示ボタン32に対応付けてウィンドウ表示設定ファイル
16に書き込む (ステップS14)。
【0036】具体的には、図2に示されているような表
示状態で設定保存ボタン33及びウィンドウ表示指示ボタ
ン「1」32-1が指示された場合には、ウィンドウ表示設
定ファイル16の記憶内容は図3に示されているウィンド
ウ表示設定ファイル16の内容のボタン「1」(32-1)のフ
ィールド51の内容と同一になる。
【0037】次に図2に示されているウィンドウ表示指
示ボタン32のいずれかをユーザがマウス13でクリックし
た場合のシステム制御部11による制御についてその手順
を示す図6のフローチャートを参照して説明する。
【0038】まず、何らかのアプリケーションプログラ
ムが起動されると、システム制御部11のウィンドウ表示
部111 は表示制御部14を制御してそのアプリケーション
プログラム用の親ウィンドウを CRTディスプレイ15に表
示させると共に、図2に示されているように、ボタン表
示部110 がその親ウィンドウ内にウィンドウ表示指示ボ
タン32及び設定保存ボタン33を表示させる (ステップS2
0)。
【0039】この図2に示されているような状態におい
て、ユーザがいずれかのウィンドウ表示指示ボタン32を
マウス13でクリックして指定すると (ステップS21)、指
定されたボタンに対応するフィールド51(または52,53
…のいずれか)の情報をファイル記録再生部18がウィン
ドウ表示設定ファイル16から読み出してシステム制御部
11に与える (ステップS22)。ここで、システム制御部11
はカウンタiを”1”に初期化すると共にカウンタnに
は表示する子ウィンドウ数(ウィンドウ表示設定ファイ
ル16の表示ウィンドウ数のフィールド60から読み出した
情報)を設定し(ステップS23)、実際の表示制御を開始
する。
【0040】まずユーザがいずれかのウィンドウ表示指
示ボタン32をマウス13でクリックして指定すると (ステ
ップS21)、指定されたボタンに対応するフィールド51
(または52,53…のいずれか)の情報をファイル記録再
生部18がウィンドウ表示設定ファイル16から読み出して
システム制御部11に与える (ステップS22)。ここで、シ
ステム制御部11はカウンタiを”1”に初期化すると共
にカウンタnには表示する子ウィンドウ数(ウィンドウ
表示設定ファイル16の表示ウィンドウ数のフィールド60
から読み出した情報)を設定し (ステップS23)、実際の
表示制御を開始する。
【0041】システム制御部11は最初にカウンタiとn
とを比較し (ステップS24)、カウンタiがnより大にな
っている場合は (ステップS24 で”NO ")、処理を終了
する。しかしカウンタiがn以下である場合は (ステッ
プS24 で"YES ")、システム制御部11はウィンドウ表示
管理部20の制御により表示ウィンドウ情報記憶部19から
現在表示中の子ウィンドウの情報を読み出す (ステップ
S25)。そして、これから表示すべき番号iの子ウィンド
ウ(最初はウィンドウ表示設定ファイル16のボタン
「1」32-1のフィールド51に対応する子ウィンドウ)が
既に表示されているか否かを調べる (ステップS26)。こ
れは具体的には、ウィンドウ表示設定ファイル16のウィ
ンドウ名のフィールド61から読み出されたウィンドウ名
と表示ウィンドウ情報記憶部19に記憶されている各子ウ
ィンドウのウィンドウ名とを比較することにより可能で
ある。
【0042】上述のステップS26 において結果が”NO "
であった場合、即ち番号iの子ウィンドウがそれまで子
ウィンドウ表示領域34に表示されていなかった場合は、
システム制御部11のウィンドウ表示部111 は番号iの子
ウィンドウを先のステップS22 にてウィンドウ表示設定
ファイル16から読み出した情報に従って子ウィンドウ表
示領域34に表示し (ステップS28)、更にその情報をウィ
ンドウ表示管理部20の制御により表示ウィンドウ情報記
憶部19に書き込ませて追加する (ステップS29)。この後
システム制御部11はカウンタiを”1”インクリメント
し (ステップS30)、ステップS24 へ処理を戻す。
【0043】一方、前述のステップS26 において結果
が”YES " であった場合、即ち番号iの子ウィンドウが
それまでにも子ウィンドウ表示領域34に表示されていた
場合は、システム制御部11のウィンドウ表示部111 は番
号iの子ウィンドウを先のステップS22 にてウィンドウ
表示設定ファイル16から読み出した情報に従って子ウィ
ンドウ表示領域34での表示位置及びサイズを変更して表
示し (ステップS31)、更にその情報をウィンドウ表示管
理部20の制御により表示ウィンドウ情報記憶部19に書き
込ませて変更する (ステップS32)。この後システム制御
部11は前述のステップS30 へ処理を進めてカウンタi
を”1”インクリメントし、ステップS24 へ処理を戻
す。
【0044】ところで、上述のステップS24 においてカ
ウンタiがnより大になっている場合は (ステップS24
で”NO ")、ウィンドウ表示設定ファイル16の対応する
ボタンのフィールド51の表示ウィンドウ数のフィールド
60に記憶されているウィンドウ数の全てが処理されたこ
とになるのでシステム制御部11は処理を終了する。しか
しカウンタiがn以下である場合は (ステップS24 で”
YES " )、上述のステップS25, S26, S27, S28, S29 及
びS30 、またはステップS25, S26, S27, S31,S32 及びS
30 のいずれかの処理が反復されることにより、カウン
タiが順次インクリメントされて先にステップS21 にて
指定されたウィンドウ表示指示ボタンに登録されている
番号1,2,3…の子ウィンドウ全ての表示が行なわれ
る。
【0045】従ってこのような処理は、子ウィンドウ表
示領域34に子ウィンドウが全く表示されていない状態に
おいても、またたとえばユーザが個別の処理により3個
の子ウィンドウA,B,Cを順次的に表示させたために
オーバラップ表示されている状態においても、またたと
えば子ウィンドウA,B,C以外の他の子ウィンドウが
表示されている状態においても、ウィンドウ表示指示ボ
タン「1」32-1がクリックされると、このウィンドウ表
示指示ボタン「1」32-1には図2に示されている子ウィ
ンドウA,B,Cの表示状態が対応付けられてウィンド
ウ表示設定ファイル16に記憶されているので、そのウィ
ンドウ表示設定ファイル16に記録されている情報に従っ
て自動的に表示されることになる。
【0046】ところで、個々のアプリケーションのフレ
ームウィンドウ(親ウィンドウ)はウィンドウ右上隅の
サイズボタンにより大サイズ (全画面表示),小サイズ
及びアイコン化とに変更可能であるのみならず、ウィン
ドウの縁辺をマウス13で操作することにより任意のサイ
ズに変更可能である。本発明ではそのような親ウィンド
ウのサイズが変更された場合にもその時点で子ウィンド
ウ表示領域34内に表示されている各子ウィンドウの表示
位置及びサイズを自動的に変更する機能を有している。
以下に親ウィンドウのサイズが変更された場合にその時
点で子ウィンドウ表示領域34内に表示されていた子ウィ
ンドウのシステム制御部11による表示状態の変更処理に
ついて図7のフローチャートを参照して説明する。
【0047】まずシステム制御部11はサイズ変更後の親
ウィンドウのサイズからその子ウィンドウ表示領域34の
変更後のサイズ、即ち幅と高さとを算出し (ステップS4
1)、次にウィンドウ表示管理部20の制御により表示ウィ
ンドウ情報記憶部19が記憶している情報を読み出させる
(ステップS42)。ここで、システム制御部11はカウンタ
iを”1”に初期化すると共にカウンタnには表示する
子ウィンドウ数(表示ウィンドウ情報記憶部19から読み
出した表示ウィンドウ数の情報)を設定し (ステップS4
3 )、実際の表示制御を開始する。
【0048】システム制御部11は最初にカウンタiとn
とを比較し (ステップS44)、カウンタiがnより大にな
っている場合は (ステップS44 で”NO ")、処理を終了
する。しかしカウンタiがn以下である場合は (ステッ
プS44 で"YES ")、システム制御部11は表示ウィンドウ
情報記憶部19から読み出した情報に従って番号iの子ウ
ィンドウの親ウィンドウのサイズ変更後の表示X座標
(子ウィンドウの左上隅のX座標)及び表示Y座標(子
ウィンドウの左上隅のY座標)を算出し (ステップS45,
S46) 、続いて番号iの子ウィンドウの幅及び高さを算
出する (ステップS47, S48) 。そして、ウィンドウ表示
部111 がステップS45, S46で算出された表示位置に番号
iの子ウィンドウの左上隅を移動し (ステップS49)、ス
テップS47,S48で算出されたサイズ(幅及び高さ)で表
示する (ステップS50)。
【0049】この後システム制御部11はカウンタiを”
1”インクリメントし (ステップS51)、ステップS44 へ
処理を戻す。ここでカウンタiがnより大になっている
場合は (ステップS44 で”NO ")、ウィンドウ表示設定
ファイル16の対応するボタンのフィールド51の表示ウィ
ンドウ数のフィールド60に記憶されているウィンドウ数
の全てが処理されたことになるのでシステム制御部11は
処理を終了する。しかしカウンタiがn以下である場合
は (ステップS44 で”YES " )、上述のステップS45 乃
至S51 の処理が反復されることにより、カウンタiが順
次インクリメントされて親ウィンドウのサイズ変更以前
に子ウィンドウ表示領域34に表示されていた番号1,
2,3…の子ウィンドウ全てのサイズ変更が行なわれ
る。
【0050】たとえば、図2の模式図に示されている表
示状態において、親ウィンドウ30のサイズがたとえば40
0 ドット×200 ドットに変更されたとすると、子ウィン
ドAの表示X座標は0に、表示Y座標は0に、幅は400
に、高さは70に、子ウィンドBの表示X座標は0に、表
示Y座標は72に、幅は200 に、高さは130 に、子ウィン
ドCの表示X座標は200 に、表示Y座標は72に、幅は20
0 に、高さは130 にそれぞれ変更される。
【0051】ところで、上述のような本発明のマルチウ
ィンドウ表示装置は、パーソナルコンピュータに記録媒
体に記録されているソフトウェアプログラムをインスト
ールすることにより実現される。
【0052】図8はそのようなパーソナルコンピュータ
10の外観を示す模式図である。このパーソナルコンピュ
ータ10には、上述のようなマルチウィンドウ表示のため
のプログラムPGが記録されたフレキシブルディスクFDか
らその記録内容 (プログラムコード) を読み取るための
フレキシブルディスクドライブ21及び/又は上述のよう
な処理プログラムPGが記録されたCD-ROMからその記録内
容 (プログラムコード) を読み取るためのCD-ROMドライ
ブ22が備えられている。
【0053】なお、参照符号15は CRTディスプレイ等の
表示装置を、13はマウス等のポインティングデバイス
を、12はキーボード等の入力装置を示していることは前
述の図2と同様である。
【0054】フレキシブルディスクドライブ21によりフ
レキシブルディスクFDから読み取られたプログラムPGの
コードまたはCD-ROMドライブ22によりCD-ROMから読み取
られたプログラムPGのコードはたとえばハードディスク
を利用した記憶媒体23にインストールされ、前述の如
く、システム制御部11の機能としてのボタン表示部110
及びウィンドウ表示部111 と、ファイル記録再生部18,
ウィンドウ表示管理部20,表示制御部14等として機能す
る。
【0055】なお、ここでは記録媒体としてはフレキシ
ブルディスクFD及び/又はCD-ROMを示したが、これらに
限られることはなく、適宜のドライブ (読み取り手段)
と組み合わせることにより、磁気テープ, 光磁気ディス
ク等の利用も勿論可能である。
【0056】図9は記録媒体の一例としてのフレキシブ
ルディスクFDに記録されているプログラムPGの内容を示
す模式図である。
【0057】図9に示されているフレキシブルディスク
FDには、第1のウィンドウ(親ウィンドウ30)内にタイ
リング表示されるべき第2のウィンドウ(子ウィンドウ
35)の数と、各第2のウィンドウ(子ウィンドウ35)を
特定する情報と、各第2のウィンドウ(子ウィンドウ3
5)を第1のウィンドウ(親ウィンドウ30)内にタイリ
ング表示するための表示位置及び大きさを表わす情報と
を記憶したコンピュータ読み取り可能なウィンドウ表示
設定ファイル16と、第1のウィンドウ(親ウィンドウ3
0)内に表示中の第2のウィンドウ(子ウィンドウ35)
の数と、各第2のウィンドウ(子ウィンドウ35)を特定
する情報と、各第2のウィンドウ(子ウィンドウ35)の
表示位置を表わす情報と、各第2のウィンドウ(子ウィ
ンドウ35)の大きさを表わす情報とを記憶したコンピュ
ータ読み取り可能な表示ウィンドウ情報記憶部19とを備
えたコンピュータ10に、第1のウィンドウ(親ウィンド
ウ30)内に複数の第2のウィンドウ(子ウィンドウ35)
をタイリング表示させるコンピュータプログラムPGが記
録されている。
【0058】そして、そのコンピュータプログラムPG
は、第1のウィンドウ(親ウィンドウ30)内に、第1の
ウィンドウ(親ウィンドウ30)内に表示されるべき第2
のウィンドウ(子ウィンドウ35)が対応付けられたウィ
ンドウ表示指示ボタン32と、第1のウィンドウ(親ウィ
ンドウ30)内での第2のウィンドウ(子ウィンドウ35)
の表示状態を設定するための設定保存ボタン33とをコン
ピュータ10に表示させるプログラムコード(PC11)と、ウ
ィンドウ表示指示ボタン32のいずれかが指示された場合
に、そのウィンドウ表示指示ボタン32に対応付けられて
いる第2のウィンドウ(子ウィンドウ35)に関する情報
を第1の記憶手段(ウィンドウ表示設定ファイル16)か
らコンピュータ10に読み出させるプログラムコード(PC1
2)と、第1の記憶手段(ウィンドウ表示設定ファイル1
6)から読み出された情報に従って第1のウィンドウ
(親ウィンドウ30) 内に第2のウィンドウ(子ウィンド
ウ35)をコンピュータ10にタイリング表示させるプログ
ラムコード(PC13) と、設定保存ボタン33が指示された
場合に、第2の記憶手段(表示ウィンドウ情報記憶部1
9)の記憶内容を第1の記憶手段(ウィンドウ表示設定
ファイル16)に記憶させるプログラムコード(PC14)とを
含む。
【0059】なお上述の実施の形態においては医療用コ
ンピュータに本発明を適用した場合について説明した
ば、本発明はマルチウィンドウ方式のオペレーティング
システムを採用しているパーソナルコンピュータを含む
一般的なコンピュータに適用可能であることは言うまで
もない。
【0060】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明のマルチウ
ィンドウ表示装置によれば、子ウィンドウが親ウィンド
ウ内に表示されている状態を所定のボタンの操作という
簡便且つ容易な操作で設定保存することが可能であり、
子ウィンドウのタイリング表示による整列を行なった場
合に、整列後の子ウィンドウの配置状態がユーザが先に
設定保存してあった状態になり、また子ウィンドウの表
示サイズは親ウィンドウのサイズに対して予めユーザが
設定してある相対値で指定されるため、各子ウィンドウ
の表示内容に見合った最適なサイズに表示させることが
可能になる。
【0061】また、ボタンの指示のみの簡易な操作によ
りユーザが所望するいくつかの子ウィンドウをユーザが
所望得る状態に整列させた状態で表示することが可能に
なるので、コンピュータの操作性が向上する。
【0062】更に本発明の記録媒体によれば、それに記
録されているコンピュータプログラムをコンピュータに
読み取らせることにより上述のような機能を実現させる
ことが可能になるので、一般のパーソナルコンピュータ
にて本発明のマルチウィンドウ表示装置の機能を利用す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウィンドウ表示装置が内蔵された
コンピュータの要部の構成例を示す模式図である。
【図2】CRTディスプレイの画面に表示されるウィンド
ウを示す模式図である。
【図3】ウィンドウ表示設定ファイルのフォーマットを
示す模式図である。
【図4】図2に示されている表示状態が設定されている
場合のウィンドウ表示設定ファイルの内容を示す模式図
である。
【図5】システム制御部による制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】図2に示されているウィンドウ表示指示ボタン
が指示された場合のシステム制御部による制御手順を示
すフローチャートである。
【図7】親ウィンドウのサイズが変更された場合にその
時点で子ウィンドウ表示領域内に表示されていた子ウィ
ンドウの表示状態のシステム制御部による変更処理の手
順を示すフローチャートである。
【図8】本発明が適用されるパーソナルコンピュータの
外観を示す模式図である。
【図9】本発明の記録媒体の一例としてのフレキシブル
ディスクに記録されているプログラムの内容を示す模式
図である。
【符号の説明】
10 パーソナルコンピュータ 11 システム制御部 14 表示制御部 15 CRTディスプレイ 16 ウィンドウ表示設定ファイル 18 ファイル記録再生部 19 表示ウィンドウ情報記憶部 20 ウィンドウ表示管理部 23 記憶媒体(ハードディスク) 30 親ウィンドウ 32 ウィンドウ表示指示ボタン 33 設定保存ボタン 34 子ウィンドウ表示領域 35 子ウィンドウ 110 ボタン表示部 111 ウィンドウ表示部 112 設定保存部 FD フレキシブルディスク CD CD-ROM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に表示された第1のウィンドウ内
    に複数の第2のウィンドウをタイリング表示するマルチ
    ウィンドウ表示装置において、 第1のウィンドウ内に、該第1のウィンドウ内に表示さ
    れるべき第2のウィンドウが対応付けられたウィンドウ
    表示指示ボタンと、前記第1のウィンドウ内での前記第
    2のウィンドウの表示状態を設定するための設定保存ボ
    タンとを表示するボタン表示手段と、 前記ウィンドウ表示指示ボタンに対応付けられた第2の
    ウィンドウの数と、各第2のウィンドウを特定する情報
    と、各第2のウィンドウを前記第1のウィンドウ内にタ
    イリング表示するための表示位置及び大きさを表わす情
    報とを記憶したウィンドウ表示設定情報記憶手段と、 前記第1のウィンドウ内に表示中の第2のウィンドウの
    数と、各第2のウィンドウを特定する情報と、各第2の
    ウィンドウの表示位置を表わす情報と、各第2のウィン
    ドウの大きさを表わす情報とを記憶した表示ウィンドウ
    情報記憶手段と、 前記設定保存ボタンが指示された場合に、前記表示ウィ
    ンドウ情報記憶手段の記憶内容を前記ウィンドウ表示指
    示ボタンに対応付けて前記ウィンドウ表示設定情報記憶
    手段に記憶させる設定保存手段と、 前記ウィンドウ表示指示ボタンが指示された場合に、そ
    のウィンドウ表示指示ボタンに対応付けられて前記ウィ
    ンドウ表示設定情報記憶手段に記憶されている情報に従
    って前記第1のウィンドウ内に第2のウィンドウをタイ
    リング表示するウィンドウ表示手段とを備えたことを特
    徴とするマルチウィンドウ表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ウィンドウ表示手段は、前記第1の
    ウィンドウのサイズが変更された場合に、前記表示ウィ
    ンドウ情報記憶手段に記憶されている情報に従って、前
    記第1のウィンドウの変更後のサイズに対応して各第2
    のウィンドウのサイズを相対的に変更すべくなしてある
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチウィンドウ表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のウィンドウの表示位置及び大
    きさを表わす情報は前記第1のウィンドウのサイズに対
    する相対値で表わされていることを特徴とする請求項1
    に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  4. 【請求項4】 第1のウィンドウ内にタイリング表示さ
    れるべき第2のウィンドウの数と、各第2のウィンドウ
    を特定する情報と、各第2のウィンドウを前記第1のウ
    ィンドウ内にタイリング表示するための表示位置及び大
    きさを表わす情報とを記憶したコンピュータ読み取り可
    能な第1の記憶手段と、前記第1のウィンドウ内に表示
    中の第2のウィンドウの数と、各第2のウィンドウを特
    定する情報と、各第2のウィンドウの表示位置を表わす
    情報と、各第2のウィンドウの大きさを表わす情報とを
    記憶したコンピュータ読み取り可能な第2の記憶手段と
    を備えたコンピュータに、前記第1のウィンドウ内に複
    数の第2のウィンドウをタイリング表示させるコンピュ
    ータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体であって、 第1のウィンドウ内に、該第1のウィンドウ内に表示さ
    れるべき第2のウィンドウが対応付けられたウィンドウ
    表示指示ボタンと、前記第1のウィンドウ内での前記第
    2のウィンドウの表示状態を設定するための設定保存ボ
    タンとをコンピュータに表示させるコンピュータ読み取
    り可能なプログラムコード手段と、 前記ウィンドウ表示指示ボタンが指示された場合に、そ
    のウィンドウ表示指示ボタンに対応付けられている第2
    のウィンドウに関する情報を前記第1の記憶手段からコ
    ンピュータに読み出させるコンピュータ読み取り可能な
    プログラムコード手段と、 読み出された情報に従って前記第1のウィンドウ内に第
    2のウィンドウをコンピュータにタイリング表示させる
    コンピュータ読み取り可能なプログラムコード手段と、 前記設定保存ボタンが指示された場合に、前記第2の記
    憶手段の記憶内容を前記ウィンドウ表示指示ボタンに対
    応付けてコンピュータに前記第1の記憶手段に記憶させ
    るコンピュータ読み取り可能なプログラムコード手段と
    を含むコンピュータプログラムを記録したことを特徴と
    するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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