JPH11281931A - プロジェクタ - Google Patents

プロジェクタ

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JPH11281931A
JPH11281931A JP10350334A JP35033498A JPH11281931A JP H11281931 A JPH11281931 A JP H11281931A JP 10350334 A JP10350334 A JP 10350334A JP 35033498 A JP35033498 A JP 35033498A JP H11281931 A JPH11281931 A JP H11281931A
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JP
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light
color
image
beam splitter
splitter
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JP10350334A
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Shlomo Barak
シュロモ・バラク
Shlomo Eizenbach
シュロモ・アイゼンバッハ
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Unic View Ltd
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/363Image reproducers using image projection screens
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/28Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for polarising
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  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロジェクタの光効率を向上させるととも
に、三次元画像投影を可能にする。 【解決手段】 光源10から偏光ビームスプリッタ12
に光を入射させ、偏光ビームスプリッタ12より第一偏
光の光と第二偏光の光とに分け、それぞれ第一および第
二カラースプリッタ22,24に入射させる。第一カラ
ースプリッタ22は第一偏光の光をR、GおよびB成分
に分解し、それら各成分を第一、第二および第三反射ラ
イトバルブ30,32,34が変調し、反射させる。第
二カラースプリッタ24は第二偏光の光をR、Gおよび
B成分に分解し、それら各成分を第四、第五および第六
反射ライトバルブ40,42,44が変調し、反射させ
る。変調された第一偏光および第二偏光の光を、再び第
一、第二カラースプリッタ22,24および偏光ビーム
スプリッタ12を通して合成し、対物レンズ70に入射
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロジェクタに関
するものであり、特に、制御可能なイメージプロジェク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子制御イメージプロジェクタ
は、光効率が最高値より相当低いものであった。偏光依
存ライトバルブを用いる従来のイメージプロジェクタ
は、一般に、両極の光を利用するものではない。このタ
イプおよびその他のタイプの従来のイメージプロジェク
タは、光源から発生する光を効率的に利用するものでは
ない。プロジェクタを透過する光のうちの分光的に補色
関係にある成分の実質的吸収を伴う分光色分解法を使用
しており、また、長い光学経路を利用しているためであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題および課題解決手段】本
発明の課題は、従来技術の欠点を克服し、さらに三次元
の画像投影を可能とする付加的な予期されない特徴を有
するプロジェクタを提供することである。本発明の好ま
しい実施形態のプロジェクタは、光源と、その光源から
の光が入射させられる偏光ビームスプリッタと、その偏
光ビームスプリッタより第一偏光の光が入射させられる
第一カラースプリッタと、偏光ビームスプリッタより第
二偏光の光が入射させられる第二カラースプリッタと、
第一カラースプリッタと作動的に連携させられ、第一偏
光の光のR、GおよびB成分をそれぞれ変調する第一、
第二および第三反射ライトバルブと、第二カラースプリ
ッタと作動的に連携させられ、第二偏光の光のR、Gお
よびB成分をそれぞれ変調する第四、第五および第六反
射ライトバルブと、それら第一、第二、第三、第四、第
五および第六反射ライトバルブから反射された光が入射
させられる対物レンズとを含むように構成される。本発
明の好ましい実施形態のプロジェクタにおいては、前記
偏光ビームスプリッタが、液晶材料により分離された第
一および第二プリズムを含むものとされる。本発明の好
ましい実施形態のプロジェクタにおいては、前記第一お
よび第二カラースプリッタが、それらの光学軸回りに、
相対的に90°回転させられた位置関係を有するように
される。この好ましい実施形態においては、前記第一、
第二および第三反射ライトバルブを、前記第四、第五お
よび第六反射ライトバルブに対して、それらの光学軸回
りに、相対的に90°回転させられた位置関係を有する
ようにすることができる。本発明の別の好ましい実施形
態のプロジェクタにおいては、前記第一、第二カラース
プリッタの一つと前記偏光ビームプリッタとの間に半波
長板が配設される。さらに別の好ましい実施形態に従う
プロジェクタにおいては、前記第一および第二カラース
プリッタが、第一および第二全内反射ダイクロイックR
GBセパレータ/コンバイナを含むものとされる。さら
に別の好ましい実施形態のプロジェクタにおいては、前
記第一、第二および第三反射ライトバルブが、ステレオ
画像の右目用画像に対応する第一画像を変調するものと
され、前記第四、第五および第六反射ライトバルブが、
ステレオ画像の左目用画像に対応する第二画像を変調す
るものとされる。さらに別の好ましい実施形態のプロジ
ェクタにおいては、前記第一、第二および第三反射ライ
トバルブが、第一画像部を変調するものとされ、前記第
四、第五および第六反射ライトバルブが、第二画像部を
変調するものとされ、かつ第一、第二および第三反射ラ
イトバルブが、第四、第五および第六反射ライトバルブ
および前記偏光ビームスプリッタに対して、第一画像部
と第二画像部とが交互に配置されるように位置決めされ
る。さらに別の好ましい実施形態のプロジェクタにおい
ては、前記第一および第二カラースプリッタおよび前記
偏光ビームスプリッタがコンバイナとしても機能するよ
うにされる。
【0004】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に従
って構成され、作動するプロジェクタを示す。本プロジ
ェクタは、アークランプを主体とする照明器等の無偏光
光源10を含み、この光源10より光ビームが偏光ビー
ムスプリッタ/コンバイナ(偏光光分解/合成器)12
に入射させられる。好ましくは、偏光ビームスプリッタ
/コンバイナ12は、液晶材料17により分離された第
一プリズム14および第二プリズム16を含む。あるい
は、偏光ビームスプリッタは、メレスグリオット(Melle
s Griot)社またはスピンドラーアンドホイヤー(Spindle
r & Hoyer)社より市販されているグレン−トンプソン(G
len-Thompson) プリズムまたはワラストン(Wollaston)
プリズムを含むものであってもよい。更にまた、偏光ビ
ームスプリッタは、多層光学コーティング層により分離
された複数のプリズムを含む、従来の広帯域偏光ビーム
スプリッタであってもよい。
【0005】光源10より偏光ビームスプリッタ12に
入射させられた光は、二つの、好ましくは異なる偏光を
受けた偏光ビーム18および20に分割され、これらの
偏光ビーム18および20はそれぞれ第一カラースプリ
ッタ22および第二カラースプリッタ24に入射され
る。カラースプリッタ22および24は、米国、ニュー
メキシコ州、アルブケルケ(Albuquerque )のC.V.I.レ
ーザコーポレーション社より市販されている従来のカラ
ースプリッタでよい。このように、第一カラースプリッ
タ22は偏光ビームスプリッタ12より第一偏光の光を
受け、一方第二カラースプリッタ24は偏光ビームスプ
リッタより第二偏光の光を受ける。第二偏光は、第一偏
光に対して、通常は直交関係にあるが、必ずしもそうで
ある必要はない。
【0006】本発明の好ましい実施形態に従って、第一
カラースプリッタ22には、第一偏光の光のR、Gおよ
びB成分を変調するための第一、第二および第三反射ラ
イトバルブ30,32および34が作動的に連携させら
れている。また、第二カラースプリッタ24には、第二
偏光の光のR、GおよびB成分を変調するための第四、
第五および第六反射ライトバルブ40,42および44
が作動的に連携させられている。反射ライトバルブ3
0,32、34、40,42,44は、米国、カルフォ
ルニア州、サンタクララ(Santa Clara )のエス−ビジ
ョン社(S-Vision Inc.) 社より市販されているものであ
る。反射ライトバルブ30,32,34による変調と反
射ライトバルブ40,42,44による変調とは、画像
のタイムインターレース変調(time-interlaced modulat
ion ) がされるように行うことが可能である。かかるタ
イムインターレース変調は、例えば、タイムインターレ
ース・シャッタ(time-interlaced shutters)を有するメ
ガネを着用して見ることができるタイムインターレース
・ステレオ画像を投影するために利用できる。
【0007】第一および第二カラースプリッタ22およ
び24は、カラースプリッタとして機能するのみでな
く、カラーコンバイナ(色合成器)としても機能する。
図1から明らかなように、第一カラースプリッタ22
は、ビーム18を、それぞれ矢印50、52および54
で示されるR、GおよびB成分に分光的に分解するもの
である。これらの成分は、それぞれ反射ライトバルブ3
0,32および34に入射させられ、それらのバルブに
より変調され、変調された光は、それぞれ矢印60、6
2および64で示されるように、第一カラースプリッタ
22中を逆方向に透過し、反射されることにより合成さ
れて、矢印56で示されるように偏光ビームスプリッタ
/コンバイナ12に戻される。同様に、第二カラースプ
リッタ24は、ビーム20をR、GおよびB成分に分光
的に分解するものである。これらの成分は、それぞれ反
射ライトバルブ40,42および44に入射され、それ
らのバルブにより変調され、変調された光は、第二カラ
ースプリッタ24中を逆方向に透過し、反射されること
により合成されて、矢印68で示されるように偏光ビー
ムスプリッタ/コンバイナ12に戻される。
【0008】なお、図1の実施形態においては、第一、
第二および第三反射ライトバルブは、それぞれ第四、第
五および第六反射ライトバルブに対して、それらの光学
軸回りに90°回転した位置となっており、また第一カ
ラースプリッタと第二カラースプリッタとは、それらの
光学軸回りに90°回転した位置となっている。また、
特許請求の範囲を含めた明細書全体において、ビームス
プリッタおよび反射ライトバルブに付された第一、第
二、第三等の指示用語および参照符号は、任意のもので
あり、また例示のためにのみ用いられているものであ
る。それらは、何ら、特定の偏光や色を、ビームスプリ
ッタや反射ライトバルブ自体とも、また、それらビーム
スプリッタや反射ライトバルブの特定の位置や姿勢とも
関連付けるものではない。ビーム56と68とは偏光ビ
ームスプリッタ/コンバイナ12により合成されて、対
物レンズ70に入射され、その対物レンズから合成され
た変調光ビームが出力される。
【0009】以上本発明の一実施形態を説明したが、本
発明は従来技術に対して多くの利点を有する。本発明
は、光源からの光の全スペクトルのみならずその光の二
つの偏光成分を利用するものである。従って、光源によ
り発せられた光のうちの出力となる光の割合が、従来実
現されていた割合を越える。反射ライトバルブを使用す
ることにより、光透過バルブに使用されているトランジ
スタの黒マトリックスにより発生する画像ボケが回避さ
れ、また光学経路が短縮されることから、光透過バルブ
を使用した場合よりも、効率が良くなる。また、偏光ビ
ームスプリッタの利用により、通常は液晶ライトバルブ
と連携させられる偏光器を使用する必要がなくなる。反
射モードにおいては、ビームスプリッタがビームコンバ
イナ(ビーム合成器)として使用可能であるので、プロ
ジェクタの部品点数および寸法や重量が軽減される。
【0010】次に、図2および図3を参照して、本発明
の別の望ましい実施形態に従うプロジェクタを説明す
る。図2および図3の実施形態は、第一、第二および第
三反射ライトバルブが、それぞれ第四、第五および第六
反射ライトバルブに対して、それらの光学軸回りに90
°回転した位置となっていない点を除いて、図1の実施
形態と同一である。本実施形態においては、半波長板
(half wave plate)80が、上記第一カラースプリッタ
と第二カラースプリッタとの一方と上記偏光ビームスプ
リッタとの間に設けられ得る。この場合、半波長板80
を透過する光の90°の偏光回転が可能となる。また、
偏光ビームスプリッタ12から出力される二つのビーム
が平行である場合には、この半波長板80を使用する必
要はない。
【0011】次に、図4の透視略図を参照して、本発明
の更に別の望ましい実施形態に従う三次元投影について
説明する。図4のシステムは、図1乃至図3を参照して
述べたいずれかの形式のプロジェクタ86を使用可能で
ある。反射ライトバルブ30、32および34を有する
第一カラースプリッタ22を、観察者の左目用に画像変
調するために使用し、一方反射ライトバルブ40、42
および44を有する第二カラースプリッタ24を、観察
の右目用に画像変調するために使用するか、それとは反
対に使用することが可能である。対物レンズ70を経て
投影された合成画像が、適当な偏光保持スクリーン90
上に、互いに直交する二つの偏光画像92および94と
して、現れる。互いに直交する偏光を有する左側レンズ
98および右側レンズ100を持つメガネ96を着用し
ている観察者が、画像、この例では、文字“A”102
を見た場合、その文字があたかもスクリーン90から飛
び出てくるように三次元で見える。タイムインターレー
ス・ステレオ投影が行われる、本発明の別の実施形態に
おいては、メガネ96にはタイムインターレース・シャ
ッタが設けられ、観察者の両目にはそれぞれ異なる像が
見える。
【0012】次に、図5の透視略図を参照して、本発明
の更に別の望ましい実施形態に従うインタレース投影(i
nterlaced projection) について説明する。図5のシス
テムは、図1乃至図3を参照して述べたいずれかの形式
のプロジェクタ106を使用可能である。反射ライトバ
ルブ30、32および34と連携させられる第一カラー
スプリッタ22を、互いに離間した第一の画像線群を変
調するために使用し、一方反射ライトバルブ40、42
および44と連携させられる第二カラースプリッタ24
を、互いに離間し、第一画像線群の線と交互に配置され
た第二画像線群を変調するために使用することができ
る。対物レンズ70を経て投影された合成画像が、スク
リーン110上に合成インターレース画像として現れ
る。なお、線112は図に示されるように水平である必
要はなく、垂直であってもよく、また別の交互配置パタ
ーンに配置してもよい。また、図4の特徴と図5の特徴
は容易に組み合わせ可能であり、三次元のインターレー
ス投影が可能である。
【0013】次に、図6および図7を参照して、本発明
の更に別の望ましい実施形態に従って構成され、作動す
るプロジェクタを説明する。本プロジェクタは、アーク
ランプを主体とする照明器等の無偏光光源210を含
み、この光源210より光ビームが偏光ビームスプリッ
タ/コンバイナ212に入射させられる。好ましくは、
偏光ビームスプリッタ/コンバイナ212は、液晶材料
217により分離された第一プリズム214および第二
プリズム216を含む。あるいは、偏光ビームスプリッ
タは、メレスグリオット(Melles Griot)社またはスピン
ドラーアンドホイヤー(Spindler & Hoyer)社より市販さ
れているグレン−トンプソン(Glen-Thompson) プリズム
またはワラストン(Wollaston) プリズムを含むものであ
ってもよい。更にまた、偏光ビームスプリッタは、多層
光学コーティング層により分離された複数のプリズムを
含む、従来の広帯域偏光ビームスプリッタであってもよ
い。
【0014】光源210より偏光ビームスプリッタ21
2に入射させられた光は、二つの、好ましくは、異なる
偏光を受けた偏光ビーム218および220に分割さ
れ、これらの偏光ビーム218および220はそれぞ
れ、同一の第一および第二全内反射ダイクロイックRG
Bセパレータ/コンバイナ(total internal reflectio
ndichroic RGB separator/combiner)222および22
4であるカラースプリッタに入射される。
【0015】特に図7に示されるように、同一の第一お
よび第二全内反射ダイクロイックRGBセパレータ/コ
ンバイナ222および224のそれぞれは、好ましく
は、第一ガラスプリズム226、第二ガラスプリズム2
28および第三ガラスプリズム230を含み、これらの
プリズムは、それらの中にR、GおよびB成分に対応し
て設けられる光経路が、全て等しい長さを有するように
構成されることが望ましい。プリズム226,228お
よび230は、ニューヨーク、ホーポージ(Haupauge)
のコンチネンタルオプチカルコーポレーション社から市
販されているブロック状のものである。プリズム226
とプリズム228との間にはエアギャップを設け、プリ
ズム228とプリズム230との間にはエアギャップを
設けないことが望ましい。プリズム226とプリズム2
28との間で、プリズム226の面229上には、R成
分とG成分からB成分を分離するためのダイクロイック
多層コーティング層232が設けられている。プリズム
228とプリズム230との間で、プリズム228の面
231上には、R成分とG成分とを互いに分離するため
のダイクロイック多層コーティング層234が設けられ
ている。
【0016】図7に示されるように、プリズム226の
面236に入射させられるビーム220等の光は、コー
ティング層232によりB成分と、R成分およびG成分
とに分解される。B成分は、プリズム226の面236
に向けて反射されて、その面により全てが内側に反射さ
れる。一方、R成分およびG成分はコーティング層23
2を透過する。B成分はプリズム226より出射して、
反射モードで作動する液晶ライトバルブ等のライトバル
ブ227に入射する。R成分とG成分とは、プリズム2
28の、コーティング層234が形成された面231に
入射する。これらの二つの成分は、コーティング層23
4によりプリズム228の面240に向けて反射され、
その面240により全てが内側に反射されるR成分と、
コーティング層234を透過するG成分とに分解され
る。R成分は、プリズム228より出射して、反射モー
ドで作動する液晶ライトバルブ等のライトバルブ242
に入射する。G成分は、プリズム230を透過して、反
射モードで作動する液晶ライトバルブ等のライトバルブ
244に入射する。
【0017】このように、第一全内反射ダイクロイック
RGBセパレータ/コンバイナ222は偏光ビームスプ
リッタ212から第一偏光の光を受け、一方第二全内反
射ダイクロイックRGBセパレータ/コンバイナ224
は偏光ビームスプリッタ212から第二偏光の光を受け
る。第二偏光は、第一偏光に対して、通常は直交関係に
あるが、必ずしもそうである必要はない。図6および図
7の実施形態に用いられているライトバルブは、米国、
カルフォルニア州、サンタクララのエス−ビジョン社(S
-Vision Inc.) 社より市販されているものである。反射
ライトバルブによる変調を、画像のタイムインターレー
ス変調が行われるようにすることが可能である。かかる
タイムインターレース変調は、例えば、タイムインター
レース・シャッタを有するメガネを着用して見ることが
できるタイムインターレース・ステレオ画像を投影する
ために利用できる。
【0018】第一および第二全内反射ダイクロイックR
GBセパレータ/コンバイナ222および224は、カ
ラースプリッタ(色分解器)として機能するのみでな
く、カラーコンバイナ(色合成器)としても機能する。
図6および図7から明らかなように、第一全内反射ダイ
クロイックRGBセパレータ/コンバイナ222は、ビ
ーム220を、それぞれ矢印250、252および25
4で示されるR、GおよびB成分に分光的に分解するも
のである。これらの成分は、それぞれ反射ライトバルブ
に入射させられ、それらのバルブにより変調され、変調
された光は、それぞれ矢印260、262および264
で示されるように、第一全内反射ダイクロイックRGB
セパレータ/コンバイナ222中を逆方向に透過し、反
射されることにより合成されて、矢印256で示される
ように偏光ビームププリッタ/コンバイナ212に戻さ
れる。同様に、第二全内反射ダイクロイックRGBセパ
レータ/コンバイナ224は、ビーム218をR、Gお
よびB成分に分光的に分解するものである。これらの成
分は、それぞれ反射ライトバルブに入射させられ、それ
らのバルブにより変調され、変調された光は、第二全内
反射ダイクロイックRGBセパレータ/コンバイナ22
4中を逆方向に透過し、反射されることにより合成され
て、矢印268で示されるように偏光ビームスプリッタ
/コンバイナ212に戻される。
【0019】なお、図1の実施形態においては、第一、
第二および第三反射ライトバルブは、それぞれ第四、第
五および第六反射ライトバルブに対して、それらの光学
軸回りに90°回転した位置となっており、また第一カ
ラースプリッタと第二カラースプリッタとは、それらの
光学軸回りに90°回転した位置となっているが、図6
および図7の実施形態においては、この構成は必要な
い。ビーム256と268とは偏光ビームスプリッタ/
コンバイナにより合成されて、対物レンズ720に入射
させられ、その対物レンズから合成された変調光ビーム
が出力される。
【0020】上記図6および図7の実施形態は、図1の
実施形態に対して、多くの利点を有する。図6および図
7に示される、プリズム226、228、230を用い
た全内反射ダイクロイックRGBセパレータ/コンバイ
ナは、それを透過する光のR、G、B成分の偏光に影響
されない。従って、全内反射ダイクロイックRGBセパ
レータ/コンバイナのコントラストおよび効率はR、
G、B成分の偏光に影響されない。
【0021】本発明は、以上特定的に示し、述べたもの
に限定されないことが、当業者に理解されるであろう。
本発明の範囲は、上記の種々の特徴の組合せ、およびそ
れらの、以上の記載から当業者に明らかでかつ従来技術
ではない、それらの特徴の変形および変更を含むもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に従って構成され、作動す
るプロジェクタの透視略図である。
【図2】本発明の別の実施形態に従って構成され、作動
するプロジェクタの透視略図である。
【図3】図2のプロジェクタの平面略図である。
【図4】本発明の好ましい実施形態に従う三次元投影を
示す透視略図である。
【図5】本発明の好ましい実施形態に従うインターレー
ス投影を示す透視略図である。
【図6】本発明の好ましい実施形態に従って構成され、
作動するプロジェクタの透視略図である。
【図7】図6の実施形態において有用な全内反射ダイク
ロイックRGBセパレータ/コンバイナ型カラースプリ
ッタ/コンバイナの平面図である。
【符号の説明】
10、210:光源 12:偏光ビームスプリッタ/
コンバイナ 14、16、214、216、226、
228、230:プリズム 22、24:カラースプ
リッタ 30、32、34、40、42、44:反射
ライトバルブ 70:対物レンズ 80:半波長板 90:スクリ
ーン 92、94:画像 222:224:全内反
射ダイクロイックRGBセパレータ/コンバイナ
232、234:コーティング層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、 その光源からの光が入射させられる偏光ビームスプリッ
    タと、 その偏光ビームスプリッタより第一偏光の光が入射させ
    られる第一カラースプリッタと、 前記偏光ビームスプリッタより第二偏光の光が入射させ
    られる第二カラースプリッタと、 前記第一カラースプリッタと作動的に連携させられ、前
    記第一偏光の光のR、GおよびB成分をそれぞれ変調す
    る第一、第二および第三反射ライトバルブと、 前記第二カラースプリッタと作動的に連携させられ、前
    記第二偏光の光のR、GおよびB成分をそれぞれ変調す
    る第四、第五および第六反射ライトバルブと、 それら第一、第二、第三、第四、第五および第六反射ラ
    イトバルブから反射された光が入射させられる対物レン
    ズとを含むプロジェクタ。
  2. 【請求項2】 前記偏光ビームスプリッタが、液晶材料
    により分離された第一および第二プリズムを含む請求項
    1に記載のプロジェクタ。
  3. 【請求項3】 前記第一および第二カラースプリッタ
    が、それらの光学軸回りに、相対的に90°回転させら
    れた位置関係を有し、かつ前記第一、第二および第三反
    射ライトバルブが、前記第四、第五および第六反射ライ
    トバルブに対して、それらの光学軸回りに、相対的に9
    0°回転させられた位置関係を有している請求項1また
    は2に記載のプロジェクタ。
  4. 【請求項4】 さらに、前記第一、第二カラースプリッ
    タの一つと前記偏光ビームプリッタとの間に配設された
    半波長板を含む請求項1または2に記載のプロジェク
    タ。
  5. 【請求項5】 前記第一および第二カラースプリッタ
    が、第一および第二全内反射ダイクロイックRGBセパ
    レータ/コンバイナを含む請求項1または2に記載のプ
    ロジェクタ。
  6. 【請求項6】 前記第一、第二および第三反射ライトバ
    ルブが、ステレオ画像の右目用画像に対応する第一画像
    を変調するものであり、前記第四、第五および第六反射
    ライトバルブが、ステレオ画像の左目用画像に対応する
    第二画像を変調するものである請求項1または2に記載
    のプロジェクタ。
  7. 【請求項7】 前記第一画像および第二画像がタイムイ
    ンターレースされている請求項6に記載のプロジェク
    タ。
  8. 【請求項8】 前記第一、第二および第三反射ライトバ
    ルブが、第一画像部を変調するものであり、前記第四、
    第五および第六反射ライトバルブが、第二画像部を変調
    するものであり、かつ前記第一、第二および第三反射ラ
    イトバルブが、前記第四、第五および第六反射ライトバ
    ルブおよび前記偏光ビームスプリッタに対して、前記第
    一画像部と第二画像部とが交互に配置されるように位置
    決めされた請求項1または2に記載のプロジェクタ。
  9. 【請求項9】 前記第一偏光と第二偏光とが互いに直交
    している請求項1ないし8のいずれか1つに記載のプロ
    ジェクタ。
JP10350334A 1997-12-09 1998-12-09 プロジェクタ Pending JPH11281931A (ja)

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