JPH11281043A - スーツブロワ駆動機構 - Google Patents

スーツブロワ駆動機構

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Publication number
JPH11281043A
JPH11281043A JP10086395A JP8639598A JPH11281043A JP H11281043 A JPH11281043 A JP H11281043A JP 10086395 A JP10086395 A JP 10086395A JP 8639598 A JP8639598 A JP 8639598A JP H11281043 A JPH11281043 A JP H11281043A
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JP
Japan
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lance tube
driving
tube
roller
lance
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Withdrawn
Application number
JP10086395A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Sasaki
公良 佐々木
Tomohiro Yamada
知宏 山田
Akira Murai
暁 村井
Kazuhiko Kuroi
和彦 黒井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】走行軌道、ラック、ケーブル、ケーブルガイド
等が不要となる、スーツブロワの小型化、低コスト化を
可能とするスーツブロワの駆動機構を提供する。 【解決手段】ボイラ炉壁内に出入りするランスチューブ
16の軸方向と直交する方向に配置され、回転自在にさ
れて、ランスチューブ16を回転させるフレームリング
30と、ランスチューブ16に摺動面を接触させて配置
され、フレームリング30の回転力が変換された軸方向
の駆動力が伝達されて、ランスチューブ16を軸方向に
往復動させる駆動ローラ31とを設けるものとした。こ
れにより、種々の不具合が発生し、構造が複雑なものと
なっていたトラベリングキャレッジを必要とすることな
く、ランスチューブ16を作動させることができるよう
になり、スーツブロワの小型化、低コスト化を達成でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボイラの除煤に使用
するスーツブロワに係り、構造を簡素化し、装置のコス
トを低減できるようにし、本出願人が先に提案したスー
ツブロワに適用されるランスチューブを、ボイラ炉壁内
へ出入りさせるためのスーツブロワの駆動機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のスーツブロワの全体を一
部破断面で示す模式図、図5は、図4に示す矢視C−C
における横断面図である。1は図示省略したボイラ架構
に、先端側ラグ1aに設けたピン1b、及び上端部に設
けた取付具1c毎に設けたピン1dで固定されるように
した架構である。2は架構1内を回動しながら往復動
し、図示省略したボイラ炉壁内に出入するランスチュー
ブで、ランスチューブ2の先端には、ノズル穴2aが設
けられており、ボイラ炉壁内で蒸気を噴出して、ボイラ
炉壁内に集積する煤の除煤を行うようにしている。
【0003】このため、このランスチューブ2内には、
架構1の後端部に固着され、図示省略した蒸気管で蒸気
を供給するようにしたヘッドバルブ3、及び後端がヘッ
ドバルブ3に連結され、前端部がランスチューブ2内の
前端部付近まで挿入されるよう配設されたフィードパイ
プ4によって蒸気が供給される。また、ランスチューブ
2は、ノズル穴2aを設けた前端側外周が、架構1に装
着されたリボルビングローラ5で回転および往復動自在
に支持されており、後端側はトラベリングキャレッジ6
に回転自在に連結されるようにしている。
【0004】また、トラベリングキャレッジ6に回転自
在に連結されたランスチューブ2の後端側は、後端がヘ
ッドバルブ3に連結され、内部に挿入されるフィードパ
イプ4に対し、摺動自在に取付けられており、また、こ
の摺動部にはヘッドバルブ3およびフィードパイプ4か
らランスチューブ2の内部に供給される蒸気の架構1内
への漏洩を防止するためのシール7が設けられている。
なお、ランスチューブ2は、前述したように、トラベリ
ングキャレッジ6に対し、回転自由に取付けられている
ものの、軸方向には、前後に設けられたフランジ材で固
定され、トラベリングキャレッジ6と一体となって移動
できるように連結されている。
【0005】すなわち、トラベリングキャレッジ6の両
側部には、回転自在にされた車輪8が取付けられてお
り、架構1の内側壁面に前後方向に取付けられた走行軌
道1e上を走行し、前述したように連結されたランスチ
ューブ2を軸方向に往復動させ、ランスチューブ2をボ
イラ炉内に挿入するとともに、除煤を行わないときに
は、ランスチューブ2をボイラ炉内から引き出すように
している。さらに、トラベリングキャレッジ6には、車
輪8を駆動させて走行軌道1e上を走行するとともに、
トラベリングキャレッジ6の走行とともに、架構1内を
往復動するランスチューブ2を回転させ、ノズル穴2a
から吹き出される蒸気の噴射方向を変え、除煤効果を高
める為の駆動装置を具えた、図示省略した駆動機構が設
けられている。
【0006】図6は、ボイラ炉壁内を有効に除煤するた
め、スーツブロワのランスチューブ2を回転させながら
往復動させるための駆動機構を示す構造模式図である。
図に示すように、ランスチューブ2は、トラベリングキ
ャレッジ6に設けられた駆動装置9の、図示省略した回
転駆動機構により軸心まわりに回転させられる。
【0007】一方、駆動装置9は、トラベリングキャレ
ッジ6に設けられた上述した車輪8の下方に設けた往復
動手段を構成するピニオン10も回転させ、走行軌道1
eの底面を、走行軌道1eの全長にわたって設けられた
ラック11に噛合されたピニオン10により、トラベリ
ングキャレッジ6とともにランスチューブ2も往復動さ
せることができるようにしている。このトラベリングキ
ャレッジ6に設けられた駆動装置9には、ケーブル12
により、ランスチューブ2を回転、往復動させるための
動力が供給される。
【0008】しかしながら、このような構成にされた従
来のスーツブロワでは、ボイラ炉壁内に蒸気噴射させる
ランスチューブ2を移動させるために、トラベリングキ
ャレッジ6には、上述した各種の装置を必要とする。即
ち、ランスチューブ2先端のノズル穴2aをボイラ炉壁
内に出入させるとともに、ランスチューブ2を保持する
為の架構1、トラベリングキャレッジ6を走行させる為
の駆動装置9、ピニオン10、ラック11、車輪8およ
び走行軌道1e、ランスチューブ2を回動させる為の駆
動装置9との間に介装される回動伝達機構、並びに蒸気
をランスチューブ2に供給する為のフィードパイプ4等
が必要であり、構造が非常に複雑となる。
【0009】特に、架構1の全長にわたって、走行軌道
1e、ラック11およびケーブル12を設けなければな
らないため、スーツブロワの小型化、低コスト化が困難
であった。また、ケーブル12を架構1の全長にわた
り、自由にトラベリングキャレッジ6の移動に追従させ
るために、ケーブルガイド13も架構1の全長に設ける
ことが必要となる不具合もあった。
【0010】このことは、大型のボイラに、このような
スーツブロワを適用するようになると、走行距離が特に
長くなるランスチューブ2を具えたスーツブロワが必要
となり、その不具合は特に大きなものとなる。
【0011】さらに、トラベリングキャレッジ6がボイ
ラ炉壁に向けて走行し、トラベリングキャレッジ6の走
行とともに前進するランスチューブ2が、ボイラ炉壁内
に挿入されていくと、通過蒸気によりランスチューブ2
は加熱され、ドレンの発生は無くなるが、ランスチュー
ブ2の先端のオーバハングが大きくなることにより、下
方に垂れてくる。図4からも理解できるように、このオ
ーバハングが大きくなると、ランスチューブ2とフィー
ドパイプ4との間に設けられているシール7からドレイ
ンが噴出するとともに、蒸気漏れの要因となる不具合も
あった。
【0012】そこで本出願人は、従来のスーツブロワに
おいて、ランスチューブ2を移動させる機構を簡素化す
るため、従来のスーツブロワで必要としている架構1、
車輪8、走行軌道1e、フィードパイプ4等の機能を兼
用した、図3に示す外筒14を用い、ランスチューブ2
の駆動機構には、ランスチューブ2の回転と走行を行う
ことのできるトラベリングキャレッジ6における駆動装
置9、およびリボルビングローラ5の機能を兼用した、
駆動機構としてのトラクションドライブ15を採用し、
構造の簡素化を行うとともに、コストを低減できるスー
ツブロワを提供するために、特願平9−198443号
「スーツブロワ」および特願平9−334335号「ス
ーツブロワ」を提案した。
【0013】すなわち、このスーツブロワは、図3に示
すように、図示省略したボイラ架構に取付けられる外筒
14と、同外筒14内を軸方向と回転方向に可動にさ
れ、同外筒14内の後部に設けられた後述する後部蒸気
室17と後端が連通し、先端部に蒸気を噴出するノズル
穴16aを有するランスチューブ16と、ランスチュー
ブ16の回動および往復動を行わせる駆動機構としての
トラクションドライブ15とからなるものとした。
【0014】また、外筒14内の前記ランスチューブ1
6後端側に後部蒸気室17、及び外筒14内に挿入され
て可動にされたランスチューブ16外周囲の、外筒14
内周面との間に外周蒸気室18とを設けるようにしてい
る。すなわち、ランスチューブ16の後端部外周には、
外筒14の内周面と摺動し、ランスチューブ16の後端
側の外筒14内に後部蒸気室17を区画する第1シール
19を設け、外筒14の先端部には、ランスチューブ1
5の外周面と摺動するとともに、第1シール19および
ランスチューブ15の外周面とで、外筒14内に外周蒸
気室18を区画する第2シール20、および第1シール
19と第2シール20との間に設けられ、第2シール2
0からの外部へ蒸気漏洩を低減するとともに、外周蒸気
室18内の圧力を後述する所定の圧力に保持する第3シ
ール21とを設けるようにしている。
【0015】また、後部蒸気室17には、外筒14の後
端を塞ぐようにして設けられたフランジの外側に、従来
と同様のヘッドバルブ3が設けられ、外部から蒸気を供
給する蒸気管22に介装された流量調整弁23で流量調
整された蒸気がヘッドバルブ3に供給され、この蒸気を
フランジにあけられた穴を介して後部蒸気室17に供給
するようにしている。さらに、蒸気管22は、流量調整
弁23の上流側で分岐され、この分岐された圧力バラン
ス管24に介装された図示省略された圧力調整弁で調整
された圧力の蒸気が、外周蒸気室18へ供給されるよう
にされている。
【0016】また、後部蒸気室17のフランジ側近傍に
はドレン抜配管25が設けられるとともに、外周蒸気室
18の第3シール21と第3シール20との間には、第
3シール21を漏洩した蒸気が、第2シール20を通っ
て外部へ流出するのを低減し、また、流量調整弁23で
流量調整された蒸気が導入された後部蒸気室17の圧力
と圧力調整弁で調圧された蒸気が導入された外周蒸気室
18の圧力をバランスさせるため、外周蒸気室18内の
蒸気をボイラ炉内へ放出する蒸気流出管26が設けられ
ている。
【0017】このように、先に提案したスーツブロワに
おいては、外筒14内にランスチューブ16を設け、ト
ラクションドライブ15により、ランスチューブ16の
走行と回転がなされる構造にされており、前述した従来
のスーツブロワのように、トラベリングキャレッジ6に
設けた駆動機構9、側部に設けた車輪8、ピニオン1
0、架構1の内側面に設けた走行軌道1e、ラック1
1、ケーブル12、ケーブルガイド13、ランスチュー
ブ2内に蒸気を供給するフィードパイプ4のような機構
等の複雑で嵩ばる機構がなくなり、構造が簡素化される
ようになる。
【0018】また、ヘッドバルブ3から供給された蒸気
を、外筒14内からランスチューブ2に蒸気を供給する
ために、ヘッドバルブ3とランスチューブ16とを直接
連通させて、ランスチューブ2の後端側の外筒14内に
設けている後部蒸気室17と、外筒14の内周面とラン
スチューブ15の外周面との間に形成されている外周蒸
気室18とに、蒸気をそれぞれ供給するようにしている
ので、図示省略した圧力検出ラインで後部蒸気室17内
の圧力と外周蒸気室18内の圧力とを検出して、圧力バ
ランス管24に介装した圧力調整弁を調整することによ
り、後部蒸気室17と外周蒸気室18との圧力差を調整
し、スラスト力がランスチューブ16に発生するように
して、ランスチューブ16を駆動するトラクションドラ
イブ15の動力を小さくすることができるようになる。
【0019】また、このようなスーツブロワにおいて
も、トラクションドライブ24の動力により、ランスチ
ューブ16がボイラ炉壁内に装入されていくと、ランス
チューブ16の自重により、ランスチューブ15の先端
のオーバハングが長くなるにつれて、下方に垂れてくる
ようになる。
【0020】このために、ランスチューブ16の後端部
に設けられ、外筒14内周面と摺動し、ランスチューブ
16の後端側の外周面と外筒14内周面とをシールし
て、外周蒸気室18への蒸気の流入を防止する第1シー
ル19、および外筒14の前端部に設けられ、ランスチ
ューブ16の前端側の外周面と外筒14内周面とをシー
ルして、ランスチューブ2が貫通したトラクションドラ
イブ15を介して外部への流出する蒸気の漏洩を防止す
るとともに、外周蒸気室18内の圧力を圧力調整弁で調
整された圧力に保持する第2シール20のシール性が悪
くなるのを防止するため、この第1シール19と第2シ
ール20との間に、第3シール21を設けにようにして
いる。
【0021】これにより、ランスチューブ16がボイラ
炉壁内に最も挿入された状態、すなわち、ランスチュー
ブ16のオーバハング量が最も大きくなる場合でも、外
筒14内周面とランスチューブ16外周面との間をシー
ルするシール装置のシール性が悪くなることがなく、ま
た、後部蒸気室17内又は外周蒸気室18内に蒸気が残
留し、ドレンとなるようなことがあっても、速やかに排
出でき、又はドレンの発生の原因となる蒸気を速やかに
排出でき、スーツブロワの起動が速やかにでき、さらに
は、腐食を低減して寿命を長くできるスーツブロワを提
供することができるようになった。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のスー
ツブロワの不具合を解消するために、本出願人が提案し
たスーツブロワにおいて、外筒の前端部に設けられ、外
筒内を軸方向と回転方向との両方向に可動にされたラン
スチューブが貫通するとともに、ランスチューブを回転
させると共に、軸方向に走行させて、ボイラ炉壁内に同
ランスチューブ先端部を、スムーズに出入させるために
好適なスーツブロワ駆動機構を提供することを課題とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】このため、第1番目の本
発明のスーツブロワ駆動機構は、次の手段とした。ボイ
ラの架構に取り付けられた外筒、外筒内を軸方向および
回転方向へ可動自在にされ、先端部にボイラ炉壁内で蒸
気を噴出するノズル穴を設けたランスチューブ、ランス
チューブより後端側の外筒内に設けられた後部蒸気室、
外筒とランスチューブとの間に設けられた外周蒸気室か
らなる、スーツブロワのランスチューブを軸方向および
回転方向に駆動して、ボイラ炉壁内に出入りさせるた
め、外筒の先端とボイラ炉壁との間に設置されるスーツ
ブロワ駆動機構に、次のものを設けるようにした。
【0024】(1)外筒先端から突出し、ボイラ炉壁内
に出入りするようにした、ランスチューブの貫通部に、
ランスチューブの軸方向と直交する方向に配置され、回
転自在にされて、その回転にともなってランスチューブ
も、同時に軸心まわりに回転させるようにしたフレーム
リング。
【0025】(2)ランスチューブの外周面にその摺動
面を接触させて配置され、回転しているフレームリング
の回転力が、ランスチューブを往復動させる駆動力に変
換されて伝達され、フレームリングの回転にともなって
回転しているランスチューブを、軸方向に往復動させる
駆動ローラ。
【0026】第2番目の本発明のスーツブロワ駆動機構
は、上述(1)、(2)の手段に加え、次の手段とし
た。
【0027】(3)回転しながら軸方向に往復動してい
るランスチューブの外周面に、摺動面を接触させて配置
され、内装したバネ等によりランスチューブを周囲から
均等に押圧して、駆動ローラとともに、ランスチューブ
の軸心位置をボイラ炉壁内出入りさせる軌道内に保持し
て往復動させるとともに、ランスチューブの外周面を周
囲から均等に押圧することにより、トラクション力を発
生させ、ランスチューブの往復動をスムーズにさせる従
動ローラを設けた。
【0028】第3番目の本発明のスーツブロワ駆動機構
は、上述(1)、(2)の手段に加え、次の手段とし
た。
【0029】(4)フレームリングが、フレームリング
の外周面に摺動面を接触させて配置され、モータで駆動
されてフレームリングを回動させる1個の駆動リング、
フレームリングと外筒の先端との間で、フレームリング
に隣接して立設された摩擦板との摺動等により、ランス
チューブの外周面に軸方向の駆動力を発生させる駆動円
板、もしくは傘歯車等からなる軸方向駆動力発生手段と
を設けるものとした。
【0030】第4番目の本発明のスーツブロワ駆動機構
は、上述(1)、(2)および(3)の手段に加え、次
の手段とした。
【0031】(5)回動しながら往復動するランスチュ
ーブの外周面と摺動し、ランスチューブに軸方向の駆動
力を発生させるようにした、駆動ローラおよび従動ロー
ラの摺動面が、ランスチューブの横断外周面形状と略同
形状に形成されて、面接触するようにして、接触面積を
大きくして、伝達される駆動力が大きくなるものにし
た。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスーツブロワの駆
動機構の実施の一形態を、図面にもとづき説明する。図
1は、本発明のスーツブロワの駆動機構の実施の第1形
態を示す図で、図1(a)は、図3に示す駆動機構とし
てのトラクションドライブの詳細を示す側面図、図1
(b)は図1(a)の矢視A−Aにおける正面図であ
る。なお、図において図3に示す部材と同一、若しくは
類似の部材には、同一符番を付して説明は極力省略す
る。
【0033】図3に示す第2シール20により外周面が
シールされて、外筒14のボイラ炉壁に対向する先端か
ら突出し、ボイラ炉壁内へ出入するランスチューブ16
は、駆動機構としてのトラクションドライブ15を貫通
する部分で、図1に示すように、駆動ローラ31、従動
ローラ32及びランスチューブ16へトラクションを発
生させるための加圧機構33からなる、リボルビングロ
ーラ34で支持されて往復動する。
【0034】これらの駆動ローラ31、従動ローラ32
及び加圧機構33は、ランスチューブ16を往復動させ
る駆動ローラ31に駆動力を伝える歯車列35と、摩擦
板37との相対運動で回転し、その回転運動により、フ
レームリング30の回転を、ランスチューブ16の往復
動させる動きに変換して、歯車列35に伝達する駆動円
板36とともに、フレームリング30内に設置される。
さらに、フレームリング30は、その外周面に配設され
た支持リング38及び駆動リング39で回転自在に支持
され、駆動リング39をモータ等により作動させること
により回転する。
【0035】いま、駆動リング39をモータ等で矢視A
方向に回転させることで、フレームリング30は、駆動
リング39および支持リング38で支持されながら、内
部に設置された駆動ローラ31、従動ローラ32、加圧
機構33、歯車列35及び駆動円板36と一体となっ
て、矢視B方向に回転させられる。一方、駆動ローラ3
1、従動ローラ32で支持されたランスチューブ16
は、フレームリング30の矢視B方向の回転に伴うフレ
ームリング30の回転方向に回転しながら、フレームリ
ング30の回転により、駆動円板36が摩擦板37との
相対運動により回転するので、この駆動円板36の回動
が歯車列35を介して駆動ローラ31を回転させる駆動
力が発生し、ランスチューブ16を前進させることにな
る。
【0036】すなわち、駆動円板36、摩擦板37およ
び歯車列35は、駆動リング39によって回動させられ
るフレームリング30の回動を、ランスチューブ16の
往復動を行わせる、駆動ローラ31に駆動力を発生させ
る軸方向駆動力発生手段を構成する。なお、フレームリ
ング30の回動を利用して、ランスチューブ16を往復
動させる駆動ローラ31の駆動力を発生させる駆動円板
36は、駆動円板36をかさ歯車等に代えて、駆動力を
発生させることもできるものである。但し、かさ歯車に
より駆動力を発生させるようにした場合は、摩擦板37
にはかさ歯車に噛合するギア列を設ける必要がある。
【0037】また、駆動リング39を矢視A方向から逆
転させることで、ランスチューブ16は、矢視B方向と
反対側に回転させながら後退させることも可能である。
このように、本出願人が先に提案した図3に示す、外筒
14内にランスチューブ16を設け、駆動するようにし
たスーツブロワにおける、駆動機構としてのトラクショ
ンドライブ15として、図1に示す駆動機構を設けるよ
うにしたことにより、噴射媒体は、ヘッドバルブ3から
外筒14を通じてランスチューブ16内に導入され、前
述したトラクションドライブ15によるランスチューブ
16の回動、および前述した軸方向へ駆動により、ボイ
ラ炉壁内に挿入されたランスチューブ16のノズル穴1
6aから噴射され、除煤を行う。
【0038】また、噴射媒体の一部は、圧力バランス管
24から外周蒸気室18に導入されるので、ランスチュ
ーブ16の軸方向の駆動力、特に、引き抜き時の駆動力
を低減することができる。また、図4〜図6に示した従
来のスーツブロワで、架構1の全長にわたって必要であ
った走行軌道1e、ラック11、ケーブル12、ケーブ
ルガイド13等が不要となり、スーツブロワの小型化、
低コスト化が可能となる。さらに、ランスチューブ16
を回転させながら往復動させる駆動機構15が外筒14
先端とボイラ炉壁との間に固定できることにより、駆動
機構15に動力を供給するケーブル13の摩耗による損
傷を防止でき、信頼性の高いものにすることができる。
【0039】図2に示す様に、駆動機構15が開放構造
とすることができることにより、従来のスーツブロワに
おけるトラベリングキャレッジのギアボックスが不要と
なることと相俟って、駆動機構15の簡素化、省メンテ
ナンス化が可能となる。また、ランスチューブ16の往
復動を行う駆動ローラ31及び従動ローラ32は、軸断
面形状を円弧状にして、円弧部でランスチューブ16の
外周面と接触させるようにしているので、ランスチュー
ブ16との接触面積が、従来の図4に示すリボルビング
ローラ5より広くなるので、接触圧力が小さくなり、ラ
ンスチューブ16の局所応力を軽減できるとともに、ラ
ンスチューブ16の摩耗を低減できる。
【0040】次に、図2は本発明のスーツブロワの駆動
機構の実施の第2形態を示す図で、図2(a)は、図1
(a)と同様に図3に示す駆動機構としてのトラクショ
ンドライブの詳細を示す側面図、図2(b)は図2
(a)の矢視B−Bにおける正面図である。なお、図に
おいて図1に示す部材と同一、若しくは類似の部材に
は、同一符番を付して説明は極力省略する。
【0041】図に示すように、本実施の形態では、図3
に示す外筒の先端から突出し、ボイラ炉壁内へ出入する
ランスチューブ16は、駆動機構としてのトラクション
ドライブ15を貫通部分で駆動ローラ31、従動ローラ
32に加えて、ランスチューブ16の左右に設けられた
補助従動ローラ40で支持されるようにしている。ま
た、この補助従動ローラ40は、実施の第1形態と同様
に、ランスチューブ16の上下に設けられた駆動ローラ
31、従動ローラ32よりボイラ炉壁に近い前方で、し
かも、駆動ローラ31、従動ローラ32と軸方向には、
同一位置でこれらのローラ31,32の外側方に配設さ
れた駆動円板36と干渉を起さないフレームリング3
0′内に設けられている。このため、本実施の形態のフ
レームリング30′は、軸方向の長さ、すなわち、幅が
フレームリング30よりも広いものにされている。
【0042】さらに、本実施の形態では、実施の第1形
態で駆動ローラ31、駆動ローラ32とともに、フレー
ムリング30′が回転するにつれ、回転する駆動ローラ
31、従動ローラ32に加えて、補助従動ローラ40も
回転して軸心位置を保持した状態でランスチューブ16
の荷重を支持でき、しかも、従動ローラ32、補助従動
ローラ40には、図示省略したバネが介装されランスチ
ューブ16の軸心に向けて付勢するようしているため、
あらゆる回転角度においても、安定してランスチューブ
16を支持することが可能となる。
【0043】すなわち、実施の第1形態と同様に、フレ
ームリング30′は、その外周面に配設された支持リン
グ38及び駆動リング39で回転自在に支持され、駆動
リング39の駆動力により回転し、これらの回転力が変
換された駆動力が、駆動ローラ31、従動ローラ32及
び補助従動ローラ40も、ランスチューブ16を往復動
させる駆動ローラ31に動力を伝える歯車列35、摩擦
板37との相対運動で回転し、その回転運動を歯車列3
5に伝達する駆動円板36とともにフレームリング3
0′内で回転するが、ランスチューブ16は、上下、左
右が、ばねでそれぞれ付勢された駆動ローラ31、従動
ローラ32、補助従動ローラ40で支持されているた
め、回転によっても、軸心の位置が変動せずに、ボイラ
炉壁内に出入りさせる軌道に軸心の位置を保持した支持
をすることができる。
【0044】本実施の形態においても、駆動リング39
をモータ等で矢視A方向に回転させることで、フレーム
リング30′は支持リング38で支持されながら、内部
に設置された駆動ローラ31、従動ローラ32、歯車列
35及び駆動円板36と一体となって、矢視B方向へ回
転させられる。一方、駆動ローラ31、従動ローラ32
および補助従動ローラ40で支持されたランスチューブ
16は、回転されながら、またフレームリング30′の
回転により、駆動円板36が摩擦板37と相対運動によ
り回転するので、この駆動円板36の回動が、歯車列3
5を介して駆動ローラ31を回転させ、ランスチューブ
16を軸心位置を軸方向の移動軌道にキープして前進さ
せることができる。
【0045】また、駆動リング39を矢視A方向から逆
転させることで、ランスチューブ16は矢視B方向と反
対側に回転させながら後退させることも、実施の第1形
態と同様に可能である。
【0046】本実施の形態のスーツブロワの駆動機構に
よれば、上述した実施の第1形態と同様の作用、効果が
得られるとともに、ランスチューブ16のあらゆる回転
角度においても、安定してランスチューブで支持するこ
とが可能となる。また、ランスチューブ16の往復動
が、左右に設けた補助従動ローラ40によってもなされ
るので、ランスチューブ16との接触面積が、さらに、
広くでき接触圧力が実施の第1形態以上に小さくして
も、ランスチューブ16をスムーズに移動できるように
なり、ランスチューブ16の局所応力を軽減できるとと
もに、ランスチューブ16の摩耗を大幅に低減できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスーツブ
ロワ駆動機構は、ボイラ架構に取り付けられた外筒先端
から突出し、ボイラ炉壁内に出入りするようにした、ラ
ンスチューブの貫通部に、ランスチューブの軸方向と直
交する方向に配置され、回転自在にされて、その回転に
ともなって、ランスチューブも同時に軸心まわりに回転
させるようにしたフレームリング、およびランスチュー
ブの外周面にその摺動面を接触させて配置され、回転し
ているフレームリングの回転力が、ランスチューブを往
復動させる駆動力に変換されて伝達され、フレームリン
グの回転にともなって回転しているランスチューブを軸
方向にも、往復動させる駆動ローラを設けるものとし
た。
【0048】これにより、ボイラ炉内に蒸気噴射させる
ランスチューブを移動させるために、各種の装置を必要
としていたトラベリングキャレッジが不要になり、特に
ランスチューブ先端のノズル穴をボイラ炉壁内に出入さ
せる為、ランスチューブを保持する為の架構、トラベリ
ングキャレッジを走行させる為の駆動装置、ピニオン、
ラック、車輪および走行軌道、ランスチューブを回動さ
せる為の駆動装置との間に介装される回動伝達機構、並
びに蒸気をランスチューブに供給する為のフィードパイ
プ4等が不要となり、構造が非常に簡素化できる。特
に、架構1の全長にわたって、必要としていた走行軌
道、ラックおよびケーブルおよびケーブルガイドを設け
る必要がなくなるため、スーツブロワの小型化、低コス
ト化が容易になる。
【0049】このことは、走行距離が特に長くなる大型
のボイラに適用するスーツブロワの場合に、その利点が
大きくなる。
【0050】さらに、ランスチューブと回転させながら
往復動させる駆動機構が外筒先端とボイラ炉壁との間に
固定できることにより、駆動機構に動力を供給するケー
ブルの摩耗等によるトラブル発生を防止できる。
【0051】また、駆動機構は、アクセスが容易な開放
構造とすることができ、従来のスーツブロワにおける、
トラベリングキャレッジのギアボックスが不要となるこ
とと相俟って、駆動機構15の簡素化、省メンテナンス
化が図れる。
【0052】また、本発明は回転しながら軸方向に往復
動しているランスチューブの外周面に、摺動面を接触さ
せて配置され、内装したバネ力等により、ランスチュー
ブを周囲から均等に押圧して、駆動ローラとともにラン
スチューブの軸心位置を、ボイラ炉壁内出入りさせる軌
道内に保持して往復動させるとともに、ランスチューブ
の外周面を周囲から均等に押圧することにより、トラク
ション力を発生させ、ランスチューブの往復動をスムー
ズにさせる従動ローラを設けるものとした。
【0053】これにより、フレームリングの回動ととも
に、その軸心まわりに回動するランスチューブが、あら
ゆる回転角度においても安定して支持することが可能と
なり、走行軌道等を設けなくても、所定の軌道を保持し
て、ノズル穴を設けたその先端部をボイラ炉壁内に正確
に出入れすることができる。さらに、ランスチューブの
外周に配設された従動ローラは、バネ力でランスチュー
ブの軸心方向に付勢するようにしているので、ランスチ
ューブの外周面と、駆動ローラおよび従動ローラとの摩
擦力が、バネ力の調整により調節できるようになり、滑
り等の発生によるランスチューブの往復動作のバラツキ
を少なくすることができる。
【0054】また、本発明は、フレームリングが、外周
面に摺動面を接触させて配置され、モータで駆動される
1個の駆動リングで回動されるようにするとともに、フ
レームリングと外筒の先端との間で、フレームリングに
隣接して立設された摩擦板と摺動等により、ランスチュ
ーブの外周面に軸方向の駆動力を発生させる駆動円板、
もしくは傘歯車等からなる軸方向駆動力発生手段を設け
るものとした。
【0055】これにより、ランスチューブを往復動させ
る駆動源が必要なくなり、1個の駆動リングの駆動のみ
により、ランスチューブの回動および往復動ができ、装
置の簡素化がさらに図れるようになる。
【0056】また、本発明は、回動しながら往復動する
ランスチューブの外周面と摺動し、ランスチューブに軸
方向の駆動力を発生させるようにした、駆動ローラおよ
び従動ローラの摺動面が、ランスチューブの横断外周面
形状と略同形状に形成されて、面接触するようにして接
触面積が大きくなるものにした。これにより、往復動を
行うランスチューブとの接触面積が、従来のリボルビン
グローラより広くなるので、接触圧力が小さくなり、ラ
ンスチューブの局所応力を軽減できるとともにランスチ
ューブの摩耗を低減でき、さらには、駆動ローラによる
軸方向に移動させる駆動力がランスチューブに伝達さ
れ、ランスチューブをスムーズに駆動できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスーツブロワ駆動機構の実施の第1形
態を示す図で、図1(a)は駆動機構としてのトラクシ
ョンドライブの詳細を示す側面図、図1(b)は図1
(a)の矢視A−Aにおける正面図、
【図2】本発明のスーツブロワ駆動機構の実施の第2形
態を示す図で、図2(a)は、駆動機構としてのトラク
ションドライブの詳細を示す側面図、図2(b)は図2
(a)の矢視B−Bにおける正面図、
【図3】本発明のスーツブロワ駆動機構が適用される、
本出願人が先に提案したスーツブロワの縦断面図、
【図4】従来のスーツブロワの全体を一部破断面で示す
模式図、
【図5】図4に示す矢視C−Cにおける横断面図、
【図6】図4に示すスーツブロワにおけるランスチュー
ブを往復動させる駆動機構を示す図である。
【符号の説明】
1 架構 1a 先端側ラグ 1b ピン 1c 取付具 1d ピン 1e 走行軌道 2 ランスチューブ 2a ノズル穴 3 ヘッドバルブ 4 フィードパイプ 5 リボルビングローラ 6 トラベリングキャレッジ 7 シール 8 車輪 9 駆動装置 10 ピニオン 11 ラック 12 ケーブル 13 ケーブルガイド 14 外筒 15 駆動機構としてのトラクションドライ
ブ 16 ランスチューブ 16a ノズル穴 17 後部蒸気室 18 外周蒸気室 19 第1シール 20 第2シール 21 第3シール 22 蒸気管 23 流量調整弁 24 圧力バランス管 25 ドレン抜配管 26 蒸気流出管 30,30′ フレームリング 31 駆動ローラ 32 従動ローラ 33 加圧機構 34 リボルビングローラ 35 歯車列 36 駆動円板 37 摩擦板 38 支持リング 39 駆動リング 40 補助従動ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒井 和彦 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラの架構に取り付けられた外筒、前
    記外筒内を軸方向および回転方向へ可動自在にされ、先
    端部にボイラ炉壁内で蒸気を噴出するノズル穴を設けた
    ランスチューブ、前記ランスチューブの後端側の前記外
    筒内に設けられた後部蒸気室、前記外筒と前記ランスチ
    ューブとの間に設けられた外周蒸気室からなる、スーツ
    ブロワの前記外筒の先端と前記ボイラ炉壁との間に設置
    され、前記ランスチューブを軸方向および回転方向に駆
    動して、前記ボイラ炉壁内に出入りさせるようにしたス
    ーツブロワ駆動機構において、前記ランスチューブの軸
    方向と直交する方向に配置され、回転自在にされて、前
    記ランスチューブを回転させるフレームリングと、前記
    ランスチューブに摺動面を接触させて配置され、前記フ
    レームリングの回転力が変換された駆動力が伝達され
    て、前記ランスチューブを軸方向に往復動させる駆動ロ
    ーラとを設けたことを特徴とするスーツブロワ駆動機
    構。
  2. 【請求項2】 前記ランスチューブの外周面に摺動面を
    接触させて配置され、前記フレームリング内を回転しな
    がら往復動する前記ランスチューブを前記駆動ローラと
    ともに押圧して、前記ランスチューブの軸心位置を保持
    するとともに、トラクション力を発生させる従動ローラ
    を設けたことを特徴とする請求項1のスーツブロワ駆動
    機構。
  3. 【請求項3】 前記フレームリングが、フレームリング
    の外周面に摺動面を接触させて配置され、モータで駆動
    される1個の駆動リングと、前記フレームリングに隣接
    して立設された摩擦板と摺動して前記駆動ローラの駆動
    力を発生させる軸方向駆動力発生手段とを設けているこ
    とを特徴とする請求項1のスーツブロワ駆動機構。
  4. 【請求項4】 前記駆動ローラおよび前記従動ローラの
    前記ランスチューブの外周面との摺動面が、前記ランス
    チューブの横断外周面形状と略同形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項2のスーツブロワ駆動機構。
JP10086395A 1998-03-31 1998-03-31 スーツブロワ駆動機構 Withdrawn JPH11281043A (ja)

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JP10086395A JPH11281043A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 スーツブロワ駆動機構

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ID=13885695

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007526434A (ja) * 2004-03-02 2007-09-13 ダイアモンド パワー インターナショナル、インコーポレイテッド スートブロワ・フレーム・アセンブリ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007526434A (ja) * 2004-03-02 2007-09-13 ダイアモンド パワー インターナショナル、インコーポレイテッド スートブロワ・フレーム・アセンブリ

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