JPH11280819A - Shock absorber - Google Patents
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- JPH11280819A JPH11280819A JP491599A JP491599A JPH11280819A JP H11280819 A JPH11280819 A JP H11280819A JP 491599 A JP491599 A JP 491599A JP 491599 A JP491599 A JP 491599A JP H11280819 A JPH11280819 A JP H11280819A
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Abstract
Description
【0001】[0001]
【発明が属する技術分野】本発明は、ピストンロッドの
伸長中と収縮中との両方において、高圧室から低圧室へ
の作動液の流れを許容するバルブを含むショックアブソ
ーバに関するものである。BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a shock absorber including a valve that allows a hydraulic fluid to flow from a high-pressure chamber to a low-pressure chamber during both extension and contraction of a piston rod.
【0002】[0002]
【従来の技術】従来より、ピストンロッドの伸長中と収
縮中との両方において、高圧室から低圧室への作動液の
流れを許容するバルブを含むショックアブソーバが知ら
れている。その一例として、実願昭61─175188
号のマイクロフィルムには、シリンダ本体と、その
シリンダ本体内部を2つの室に仕切るとともに、シリン
ダ本体に対する相対移動に伴ってそれら2つの室の容積
を増減させるピストンおよびそれに固定のピストンロッ
ドと、そのピストンロッドが伸長させられる状態と収
縮させられる状態との両方において、前記2つの室のう
ち圧力が高い方の高圧室から圧力が低い方の低圧室への
作動液の流れを許容するバルブとを含むショックアブソ
ーバが記載されている。このショックアブソーバに含ま
れるバルブは、円環板状を成し、可撓性を有するリーフ
バルブを含むものであるが、このリーフバルブは、ピス
トンロッドの伸長中には、外周側の縁部において支持さ
れて内周側の部分が撓められ、収縮中には、内周側の縁
部において支持されて外周側の部分が撓められるもので
ある。しかし、上述のショックアブソーバにおいては、
バルブにおいて発生させられる減衰力の減衰特性を、伸
長中と収縮中とのいずれか一方の状態で変えないで、他
方の状態のみで変えることができない。2. Description of the Related Art Heretofore, there has been known a shock absorber including a valve which allows a flow of a hydraulic fluid from a high pressure chamber to a low pressure chamber during both extension and contraction of a piston rod. For example, Japanese Utility Model Application No. 61-175188
The microfilm has a cylinder body, a piston that partitions the interior of the cylinder body into two chambers, and increases or decreases the volume of the two chambers with relative movement with respect to the cylinder body, and a piston rod fixed to the piston. A valve that allows the flow of the hydraulic fluid from the higher pressure chamber of the higher pressure to the lower pressure chamber of the lower pressure in the two chambers in both the state where the piston rod is extended and the state where the piston rod is contracted. Shock absorbers are described. The valve included in the shock absorber has an annular plate shape and includes a flexible leaf valve.The leaf valve is supported at an outer peripheral edge during extension of the piston rod. The inner peripheral portion is flexed, and during contraction, the outer peripheral portion is flexed while being supported at the inner peripheral edge. However, in the above-mentioned shock absorber,
The damping characteristics of the damping force generated in the valve cannot be changed only in the other state without being changed in either the elongating state or the contracting state.
【0003】なお、上述のショックアブソーバには、上
記バルブと並列に液通路が設けられており、その液通路
の流路面積が変更可能とされている。流路面積を小さく
すれば、液通路を流れる作動液に加えられる抵抗が大き
くなり、ショクアブソーバにおいて発生させられる減衰
力を大きくすることができ、流路面積を大きくすれば、
作動液に加えられる抵抗が小さくなり、減衰力を小さく
することができる。しかし、液通路の流路面積の変更に
よって変わるのは、液通路において発生させられる減衰
力であって、バルブにおいて発生させられる減衰力では
ないのであり、バルブにおいて発生させられる減衰力の
減衰特性をショックアブソーバの伸長中と収縮中との一
方については変え、他方については変えないことはやは
りできない。[0003] The shock absorber described above is provided with a liquid passage in parallel with the valve, and the flow passage area of the liquid passage can be changed. If the flow path area is reduced, the resistance applied to the hydraulic fluid flowing through the liquid passage increases, and the damping force generated in the shock absorber can be increased.If the flow path area is increased,
The resistance applied to the hydraulic fluid is reduced, and the damping force can be reduced. However, what is changed by changing the flow path area of the liquid passage is the damping force generated in the liquid passage, not the damping force generated in the valve. It is still not possible to change one of the shock absorbers during elongation or contraction and not change the other.
【0004】[0004]
【本発明が解決しようとする課題,解決手段,作用およ
び効果】本発明は以上の事情を背景としてなされたもの
であり、その課題は、バルブにおいて発生させられる減
衰力の減衰特性の設計上の自由度を増大させることであ
り、本発明によって、以下に記載の態様のショックアブ
ソーバが得られる。各態様はそれぞれ項に分け、項番号
を付し、必要に応じて他の項の番号を引用して請求項と
同じ形式で記載する。これは,あくまでも本発明の理解
を容易にするためであり、本発明に記載の技術的特徴お
よびそれらの組合わせが以下の各項に限定されると解釈
されるべきではない。 (1)シリンダ本体と、そのシリンダ本体内部を2つの
室に仕切るとともに、シリンダ本体に対する相対移動に
伴って前記2つの室の容積を増減させるピストンおよび
それに固定のピストンロッドと、そのピストンロッドが
伸長させられる状態と収縮させられる状態との両方にお
いて、前記2つの室のうち圧力が高い方の高圧室から圧
力が低い方の低圧室への作動液の流れを許容するバルブ
とを含むショックアブソーバであって、前記バルブが、
可撓性を有するリーフバルブと、前記ピストンロッドの
伸長中と収縮中とのいずれか一方の状態における前記リ
ーフバルブの撓みの形状を実質的に変えずに、他方の状
態における撓みの形状を変更可能な撓み形状変更手段と
を含むことを特徴とするショックアブソーバ(請求項
1)。本項に記載のショックアブソーバのバルブは、可
撓性を有するリーフバルブを有するものとされるが、そ
のリーフバルブの撓みの形状が、撓み形状変更手段によ
って、伸長中と収縮中とで別個に変更可能とされてい
る。伸長中と収縮中とのいずれか一方の状態におけるリ
ーフバルブの撓みの形状を実質的に変えずに、他方の状
態における撓みの形状を変えることができるのである。
リーフバルブの撓みの形状が変われば、バルブにおいて
発生させられる減衰力の減衰特性も必然的に変わり、減
衰特性の設計上の自由度を増大させることができる。本
明細書においては、リーフバルブは、ショックアブソー
バの作動中の少なくとも一時期において撓むものであれ
ばよく、ショックアブソーバの作動中は必ず撓むもので
なくてもよい。例えば、ピストンロッドがシリンダ本体
に対して収縮させられる収縮状態に撓まなくても、伸長
させられる伸長状態に撓むものであれば、リーフバルブ
なのである。また、バルブの弁座に着座・離間させられ
るものでなくても、上述の条件を満たすものは、リーフ
バルブであるとする。撓み形状変更手段は、ショックア
ブソーバの作動状態が同じである場合におけるリーフバ
ルブの撓みの形状を変更する手段である。作動状態が同
じである場合には、ショックアブソーバに作用する力の
大きさが同じである場合、ピストンロッドのシリンダ本
体に対する相対移動速度の大きさが同じである場合等が
該当する。ショックアブソーバに作用する力が同じであ
る場合には、高圧室と低圧室との液圧差が同じとなり、
その場合にリーフバルブの撓み形状が変われば、バルブ
を通過する作動液の流量が変わる。すなわち、ショック
アブソーバの作動速度が変わるのであり、結局、ショッ
クアブソーバに作用する同じ力に対応する作動速度が変
わるのであって、減衰特性が変わることになる。ショッ
クアブソーバの作動速度が同じである場合には、バルブ
を通過する作動液の流量が同じであり、その場合にリー
フバルブの撓み形状が変われば、高圧室と低圧室との液
圧差が変わり、減衰力が変わる。すなわち、ショックア
ブソーバの同じ作動速度に対応する減衰力が変わるので
あって、減衰特性が変わることになる。リーフバルブの
撓みの形状は、例えば、撓み曲線で表すことができる。
撓み形状変更手段によれば、伸長中と収縮中とのいずれ
か一方の状態における撓み曲線は実質的に変更されない
で、他方の状態における撓みの曲線が変更される。実質
的に変更されない状態は、撓み曲線が物理的に全く変わ
らない状態をいうわけではなく、減衰特性に実質的な変
化が現れない状態をいう。リーフバルブの撓みの形状を
変更すれば、リーフバルブが撓むために必要な最小作用
力(開弁圧に対応する場合もある)を変更したり、減衰
係数(ピストンロッドのシリンダ本体に対する相対移動
速度の増加量に対する減衰力の増加量)を変更したりす
ることができる。これら最小作用力や減衰係数は、減衰
特性の一例であるため、撓み形状変更手段を減衰特性変
更手段と称することもできる。伸長中と収縮中とで、減
衰特性を互いに独立に変更することができるのである。
なお、「撓み形状を変更する」とは、二つの撓み形状を
重ね合わせた場合にどこかにずれが生じ、完全には重な
り合わない状態にすることを意味し、撓み量の変更も撓
み形状の変更の一種である。撓みの形状は、例えば、リ
ーフバルブの撓み剛性を変更することによって変更する
ことができる。そのため、撓み形状変更手段を、撓み剛
性変更手段を含むものとすることができる。リーフバル
ブの撓み剛性は、例えば、リーフバルブの材質,熱処理
等を変えることによっても変えることができるが、以
下、(2) 項ないし(16)項に関して説明する撓み形状変更
手段によっても変更することができる。 (2)前記バルブが、前記リーフバルブを複数枚含み、
それら複数枚のリーフバルブのうちの少なくとも1枚の
リーフバルブの形状が他のリーフバルブとは独立に変更
可能であって、その独立に変更可能であることが、前記
撓み形状変更手段を構成している(1) 項に記載のショッ
クアブソーバ(請求項2)。複数枚のリーフバルブのう
ちの少なくとも1枚のリーフバルブの形状を変更すれ
ば、その形状が変更されたリーフバルブが撓む場合の
撓み形状、形状が変更されなかったリーフバルブが撓
む場合の撓み形状、すべてのリーフバルブが一緒に撓
む場合の撓み形状等のうちの1つまたは2つの場合にお
ける撓み形状が変更され、他の場合における撓み形状が
変更されないようにすることができる。そのため、伸長
中と収縮中とのいずれか一方の状態において撓むリーフ
バルブの撓み形状を実質的に変えないで、他方の状態に
おいて撓み形状が変わるようにすることができ、いずれ
か一方の状態における減衰特性を変えないで、他方の状
態におけるそれを変えることができるのである。リーフ
バルブの形状の変更には、リーフバルブの大きさの変
更、厚みの変更、外形の変更等が該当する。リーフバル
ブが円環板状を成したものである場合には、大きさの変
更には、内径,外径の少なくとも一方の変更が該当し、
厚みを変更する場合には、リーフバルブ全体の厚みを均
一に変更する場合と部分的に変更する場合とがある。ま
た、外形の変更には、円形から長方形,楕円形等への変
更、平板形状から立体形状への変更、内周側の縁部や外
周側の縁部に1つ以上の切欠を形成すること、中間部に
貫通穴を形成すること、およびこれら切欠の形状や大き
さ、貫通穴の形状や大きさを変更すること等が該当す
る。立体形状への変更には、例えば、皿形にしたり、碗
形にしたりする等厚み方向に段部を形成したり、傾斜部
や湾曲部を形成したりすること等が該当する。例えば、
バルブが厚み方向に重ねられた円環板状を成した3枚の
リーフバルブを含み、一方の端に位置するリーフバルブ
を、中間部に貫通穴が形成されたものとし、中間に位置
するリーフバルブを外径が貫通穴を覆わない大きさのも
のとすれば、図27に示すバルブとなり、一方の端に位
置するリーフバルブを、皿形に変更するとともに貫通穴
を形成すれば、図34に示すバルブとなる。本項に記載
の撓み形状変更手段には、リーフバルブ形状変更手段が
含まれる。 (3)前記バルブが、2枚のリーフバルブを含み、一方
のリーフバルブの一部に他方のリーフバルブ全体が重な
って配設されたものであり、前記他方のリーフバルブの
形状が、前記一方のリーフバルブの形状を変更しないで
変更可能とされ、その変更可能であることが、前記撓み
形状変更手段を構成する(1) 項または(2)項に記載のシ
ョックアブソーバ。本項に記載のショックアブソーバに
含まれるバルブにおいては、伸長中と収縮中とのいずれ
か一方の状態において2枚のリーフバルブが撓み、他方
の状態において一方のリーフバルブが撓むようにするこ
とができる。この場合において、他方のリーフバルブの
形状を変更すれば、一方のリーフバルブ1枚が撓む場合
の形状を実質的に変更することなく、2枚のリーフバル
ブが撓む場合の撓み形状を変更することができる。本項
に記載の撓み形状変更手段は、2枚のリーフバルブの重
畳部分の形状を変更する重畳形状変更手段と称すること
ができる。 (4)前記バルブが、概して円環板状を成しかつ互いに
撓み易さが異なる2枚のリーフバルブと、それら2枚の
リーフバルブのうちの撓み難い方のリーフバルブを内周
側と外周側とのいずれか一方の側の部分において上方か
ら支持する上方側支持部材と、下方から支持する下方側
支持部材とを備え、撓み易い方のリーフバルブが、それ
の一方の側の縁部が前記撓み難い方のリーフバルブの他
方の側の縁部と重ねられた状態で配設され、前記上方側
支持部材と下方側支持部材とのいずれか一方の形状を変
更することによって、前記撓み難い方のリーフバルブの
形状が変更可能とされ、その変更可能であることが前記
撓み形状変更手段を構成する(1) 項ないし(3) 項のいず
れか1つに記載のショックアブソーバ。本項に記載のシ
ョックアブソーバに含まれるバルブには、撓み易さが異
なる2枚のリーフバルブが、半径方向に互いに一部が重
ねられた状態で配設されている。撓み難い方のリーフバ
ルブが内周側に位置し、撓み易い方のリーフバルブが外
周側に位置する場合には、撓み難い方のリーフバルブ
は、内周側の縁部が上方側支持部材と下方側支持部材と
によって両側から支持され、それの外周側の縁部と撓み
易い方のリーフバルブの内周側の縁部とが重ねられた状
態で配設される。また、撓み難い方のリーフバルブが外
周側に位置し、撓み易い方のリーフバルブが内周側に位
置する場合には、撓み難い方のリーフバルブは、外周側
の縁部が上方側支持部材と下方側支持部材とによって両
側から支持され、それの内周側の縁部と撓み易い方のリ
ーフバルブの外周側の縁部とが重ねられた状態で配設さ
れる。このバルブにおいては、伸長中と収縮中とのいず
れか一方の状態において、2枚のリーフバルブの、内周
側と外周側とのいずれか一方の同じ側の部分が共に撓
み、他方の状態において、互いに異なる側の部分がそれ
ぞれ別個に撓む。撓み難い方のリーフバルブが内周側に
位置する場合には、上記一方の状態において、2枚のリ
ーフバルブの外周側の部分が共に撓む。撓み易い方のリ
ーフバルブは、内周側の縁部が撓み難い方のリーフバル
ブに押し付けられた状態で外周側の部分が撓む。撓み難
い方のリーフバルブは、内周側の縁部が上方側支持部材
と下方側支持部材とのいずれか一方に押し付けられた状
態で外周側の部分がそれ自体に作用する液圧差に基づく
力と撓み易い方のリーフバルブにより付与される力とに
よって撓む。その結果、2枚のリーフバルブは、撓み難
い方のリーフバルブの、上方側支持部材と下方側支持部
材とのいずれか一方の外周側の端部を支点として共に撓
むこととなり、バルブの開き量は、ほぼ2枚のリーフバ
ルブの各々の撓み量の和となる。それに対して、上記他
方の状態においては、撓み易い方のリーフバルブの内周
側の部分と撓み難い方のリーフバルブの外周側の部分と
が別個に撓む。撓み難い方のリーフバルブは、上方側支
持部材と下方側支持部材との上記一方とは反対側のもの
の外周側の端部を支点として撓む。作動液の流れは、撓
み易い方のリーフバルブと撓み難い方のリーフバルブと
の間の隙間において許容される。バルブの開き量が、ほ
ぼ2枚のリーフバルブの各々の撓み量の差となるのであ
る。このバルブにおいて、上方側支持部材と下方側支持
部材とのいずれか一方の支持部材の形状(外周側の端部
の外径)を変更し、他方の支持部材の形状を変更しない
場合には、撓み難い方のリーフバルブの外周側の部分と
その一方の支持部材の外周側の端部(支点)との間の長
さのみが変更されるが、他方の支持部材の外周側の端部
との間の長さは変わらないことになる。その結果、撓み
難い方のリーフバルブが、その形状が変更された支持部
材側(上方または下方)に撓む場合における撓み量が変
更され、形状が変更されなかった支持部材側に撓む場合
における撓み量は変更されないことになる。バルブの開
き量がほぼ2枚のリーフバルブの撓みの和である場合と
差である場合とのいずれか一方の場合の撓み量は変更さ
れないで、他方の場合の撓み量が変更されることになる
のであり、伸長中と収縮中とのいずれか一方の状態にお
ける撓みの形状を変更しないで、他方の状態における撓
みの形状を変更することができるのである。例えば、2
枚のバルブリーフが共に撓む場合の方向が上方で、別個
に撓む場合の方向が下方である場合において、下方支持
部材の形状を変更しないで上方支持部材の形状を変更す
れば、撓み難い方のリーフバルブが上方へ撓む場合の撓
み量が変更され、下方に撓む場合の撓み量は殆ど変化し
ない。その結果、2枚のリーフバルブの同じ側が共に撓
む場合の撓み量が変更されるが、別個に撓む場合の撓み
量は殆ど変わらないことになり、2枚のリーフバルブが
別個に撓む場合の撓みの形状を殆ど変更することなく、
共に撓む場合の撓みの形状を変更することが可能とな
る。下方支持部材の形状を変更すれば、下方に撓む場合
の撓み量のみが変更され、2枚のリーフバルブが別個に
撓む場合の撓みの形状のみが変更される。ここで、上方
支持部材と下方支持部材とのいずれか一方の支持部材の
形状を変更する場合には、支持部材の外周側を大きくし
たり小さくしたりすればよい。支持部材の外周側を大き
くすれば、撓み難い方のリーフ部材の外周側の縁と支点
との間の距離が小さくなるため、撓み量が小さくなり、
外周側を小さくすれば、支点との間の距離が大きくなる
ため撓み量が大きくなるのである。リーフバルブの撓む
部分の形状がリーフバルブの実質的形状であると考えれ
ば、本項に記載の撓み形状変更手段には、(2) 項におけ
ると同様にリーフバルブ形状変更手段が含まれ、そのリ
ーフバルブ形状変更手段に支持部材形状変更手段が含ま
れると考えることができる。撓み難いリーフバルブが外
周側に位置する状態で設けられている場合も同様に、伸
長中と収縮中とのいずれか一方の状態において、撓み易
い方のリーフバルブと撓み難い方のリーフバルブとの内
周側の部分が共に撓み、他方の状態において、撓み易い
方のリーフバルブの外周側の部分と撓み難い方のリーフ
バルブの内周側の部分とが別個に撓む。撓み難いリーフ
バルブは、それの外周側の縁部が上方支持部材と下方支
持部材とによって両側から支持され、いずれの状態にお
いても、上方支持部材と下方支持部材とのいずれか一方
の内周側の端部を支点として、内周側の部分が撓むこと
になる。そのため、上方支持部材と下方支持部材とのい
ずれか一方の支持部材の形状(内周側の端部の内径)を
変更すれば、その形状が変更された支持部材側に撓む場
合のみの、撓み難い方のリーフバルブの内周側の部分と
支点との間の長さを変更することができ、撓み量を変更
することができる。 (5)前記バルブが、厚さ方向に重ねられた複数枚のリ
ーフバルブを含み、これら複数枚のリーフバルブのうち
の、厚さ方向のいずれか一方の側の最も外側に位置する
リーフバルブを除くリーフバルブのうちの、前記厚さ方
向の他方の側の最も外側に位置するリーフバルブを含む
1枚以上のリーフバルブに厚さ方向の貫通穴が形成可能
とされ、その貫通穴が形成可能であることが前記撓み形
状変更手段を構成する(1) 項ないし(4) 項のいずれか1
つに記載のショックアブソーバ。上述のバルブにおいて
は、厚さ方向のいずれか一方の側の最も外側に位置する
リーフバルブには貫通穴は形成されないが、他方の側の
最も外側に位置するリーフバルブを含む1枚以上のリー
フバルブには、貫通穴が形成可能とされる。貫通穴が形
成されないリーフバルブを主撓みリーフバルブと称し、
貫通穴が形成されたリーフバルブを補助撓みリーフバル
ブと称する。バルブに、補助撓みリーフバルブが複数枚
含まれる場合には、これら複数枚の補助撓みリーフバル
ブは、各々に形成された貫通穴が互いに連通する状態で
重ねられる。これら貫通穴の集合によって導圧路が構成
され、他方の室の液圧が、導圧路を経て主撓みリーフバ
ルブの他方の側の面(1枚以上の主撓みリーフバルブの
うちの最も他方の側に位置する主撓みリーフバルブの他
方の側の面のことであり、以下、同様に略称する。)に
作用する。それに対して、主撓みリーフバルブの一方の
側の面には、一方の側の室の液圧が作用する。この状態
において、主撓みリーフバルブの他方の側の面に作用す
る液圧が、一方の側の面に作用する液圧より、すべての
主撓みリーフバルブが撓むために必要な液圧差(開弁
圧)以上高い場合には、すべての主撓みリーフバルブが
撓められる。また、主撓みリーフバルブの一方の側の面
に作用する液圧と、補助撓みリーフバルブの他方の側の
面に作用する液圧との差が、主撓みリーフバルブと補助
撓みリーフバルブとを含むすべてのリーフバルブが撓む
ために必要な液圧差以上大きい場合には、すべてのリー
フバルブが撓むことになる。リーフバルブの全枚数を変
えないで主撓みリーフバルブの枚数を変えれば(補助撓
みリーフバルブの枚数を変えたことと同じ)、すべての
リーフバルブが撓む際の撓み形状を殆ど変えないで、主
撓みリーフバルブが撓む際の撓み形状を変えることがで
きる。そのため、伸長中と収縮中とのいずれか一方の状
態における撓み形状を変えないで、他方の状態における
撓み形状を変えることができる。導圧路は、断面積が軸
方向に一様な形状のものであっても、小面積部と大面積
部(貫通穴の断面形状が円形の場合は大径部と小径部)
とを有する形状のものであってもよいが、主撓みリーフ
バルブに隣接する部分は、大面積部とすることが望まし
い。このようにすれば、主撓みリーフバルブに他方の室
の液圧を良好に作用させ得るからである。導圧路の断面
積によって、伸長中と収縮中とにおける撓み形状を決め
ることができる。断面積が一様で面積が大きい場合に
は、他方の室の液圧が一方の室の液圧より高い状態で
は、ショックアブソーバの作動速度が小さくても大きく
ても、主撓みリーフバルブのみが撓み、一方の室の液圧
が他方の室の液圧より高い状態では、補助撓みリーフバ
ルブおよび主撓みリーフバルブが一緒に撓む。他方の室
の液圧が一方の室の液圧より高い場合には、他方の室の
液圧が導圧路を経て導かれ、主撓みリーフバルブの他方
の側の面に作用する。主撓みリーフバルブが撓んで導圧
路内に作動液の流れが生じるが、導圧路の断面積が大き
ければ、作動液が十分な流量で流れることが許容される
ため、補助撓みリーフバルブの両側に実質的な液圧差が
生じず、補助撓みリーフバルブは撓まないのである。な
お、主撓みリーフバルブは、2つの室のうちの上方の上
室側に位置するものであっても、下方の下室側に位置す
るものであってもよい。それに対して、導圧路が、小面
積部と、主撓みリーフバルブに隣接する部分に形成され
た大面積部とを有する形状のものである場合には、その
小面積部が形成された位置によって撓む枚数が決まる。
他方の室の液圧が一方の室の液圧より高い場合において
は、ショックアブソーバの作動速度が小さい状態では、
主撓みリーフバルブのみが撓み、作動速度が大きい状態
では、その小面積部が形成された補助撓みリーフバルブ
およびそれより一方の側に位置する補助撓みリーフバル
ブも撓む。作動速度が大きくなると、作動液の流れが小
面積部において抑制されるため、十分な流量で流れるこ
とができない。そのため、補助撓みリーフバルブの前後
に液圧差が生じ、補助撓みリーフバルブも撓むことにな
るのである。この状態においては、主撓みリーフバルブ
と小面積部を有する補助撓みリーフバルブおよびそれよ
り一方の側に位置する補助撓みリーフバルブとが撓むの
である。このように、小面積部が形成されるリーフバル
ブの厚さ方向の位置を変えれば、作動速度が大きい場合
において撓められるリーフバルブの枚数を変更すること
ができ、撓み形状を変更することができるのである。な
お、本項においては、貫通穴形成手段,貫通穴形状変更
手段等が撓み形状変更手段に該当するが、これらを撓み
枚数変更手段と称することもできる。 (6)前記リーフバルブが概して円環板状を成すもので
あり、前記バルブが、その円環板状のリーフバルブを、
内周縁と外周縁との中間位置において支持する中間支持
部材を含み、前記リーフバルブの、前記中間支持部材よ
り外周側と内周側とのいずれか一方の側の部分の形状が
変更可能であって、その形状が変更可能であることが、
前記撓み形状変更手段を構成する(1) 項ないし(5) 項の
いずれか1つに記載のショックアブソーバ(請求項
3)。リーフバルブは、それの内周縁と外周縁との中間
位置において中間支持部材によって支持されている。そ
こで、伸長中と収縮中とのいずれか一方の状態におい
て、内周側の部分と外周側の部分とのいずれか一方の側
の部分が撓められ、他方の状態において、他方の側の部
分が撓められるようにすることができ、内周側と外周側
とのいずれか一方の側の部分の形状を変更すれば、伸長
中と収縮中とのいずれか一方の状態における撓み形状を
殆ど変更することなく他方の状態における撓み形状を変
更することができる。例えば、リーフバルブの外径と内
径とのいずれか一方を変更すれば、撓み部分の中間支持
部材からの距離(支点からの距離)を変更することがで
き、一方の側が撓む場合における撓み形状を変更するこ
とができる。なお、中間支持部材は、リーフバルブの外
周側と内周側とのいずれか一方の側の部分が、他方の側
の部分の影響を殆ど受けない状態で撓み得る状態で設け
ることが望ましい。例えば、中間支持部材を下方支持部
材と上方支持部材とを含むものとし、円環板状のリーフ
バルブの中間部を両側から挟み込む状態で支持するもの
とするのである。このようにすれば、中間支持部材によ
って、リーフバルブを、外周側の部分と内周側の部分と
に分離することができ、独立に撓み可能とすることがで
きる。この場合には、中間支持部材を、撓み部分離手
段,中間部固定手段等と称することができる。また、リ
ーフバルブが、内周縁と外周縁との間の中間位置におい
て、2つの円環板状のリーフバルブに分割され、その分
割された位置において前記中間支持部材によって支持さ
れる場合にも、同様の効果を享受することができる。本
項においては、内・外周側形状変更手段によって撓み形
状変更手段が構成されると考えることもできる。 (7)前記リーフバルブが概して円環板状を成すもので
あり、前記バルブが、その円環板状のリーフバルブを、
それの外周縁部において前記2つの室のうちのいずれか
一方の室側から支持する外周側弁座と、それの内周縁部
において他方の室側から支持する内周側弁座とを含み、
前記外周側弁座と内周側弁座とのいずれか一方の形状が
変更可能であって、その形状が変更可能であることが、
前記撓み形状変更手段を構成する(1) 項ないし(6) 項の
いずれか1つに記載のショックアブソーバ(請求項
4)。弁座の形状を変更すれば、リーフバルブが撓む場
合の支点の位置を変更することができ、撓み形状を変更
することができる。伸長中と収縮中とで、外周側の縁部
が外周側弁座に支持された状態で内周側の部分が撓む場
合と、内周側の縁部が内周側弁座に支持された状態で外
周側の部分が撓む場合とがあるため、内周側弁座と外周
側弁座とのいずれか一方の形状を変えれば、いずれか一
方の状態における撓み形状を殆ど変更することなく、他
方の状態における撓み形状を変更することができる。リ
ーフバルブの外周側と内周側とのいずれか一方の側の撓
み部分と支点との間の距離が大きい場合は小さい場合よ
り撓み易くなるのである。弁座の形状は、撓むにつれて
リーフバルブの支点が移動するように変更される。支点
が撓むにつれて撓み部分に近づくように形成された場合
には、リーフバルブは撓むにつれて撓み難くなる。本項
においては、弁座形状変更手段によって撓み形状変更手
段が構成されるが、弁座形状変更手段には、リーフバル
ブ支点移動手段が含まれる。 (8)前記リーフバルブが、概して円環板状を成し、前
記ピストンロッドの伸長中と収縮中とのいずれか一方の
状態において内周側の部分が撓み、他方の状態において
外周側の部分が撓むものであり、前記撓み形状変更手段
が、そのリーフバルブの内周側の部分と外周側の部分と
のいずれか一方の側の部分の撓みを抑制する撓み抑制部
材を含む(1) 項ないし(7) 項のいずれか1つに記載のシ
ョックアブソーバ(請求項5)。撓み抑制部材により、
内周側の部分と外周側の部分とのいずれか一方の側の部
分の撓みが抑制される。そのため、一方の側の部分が撓
み難くなり、開弁圧が大きくされたり、減衰係数が大き
くされる等減衰特性が変更される。撓み抑制部材とし
て、例えば、リーフバルブの一方の側の部分の撓む方向
と逆向きの付勢力を付与する弾性部材とすることができ
る。この弾性部材により、一方の側の部分は撓み難くな
るが、他方の側の部分が撓み難くなることはない。この
バルブにおいては、一方の側の部分が撓む場合には、開
弁圧と減衰係数との両方が変更されることになる。撓み
抑制部材は、また、リーフバルブの撓み開始時には逆向
きの付勢力を付与しないが、撓むにつれて付与するもの
とすることもできる。この場合には、開弁圧は変わらな
いが、減衰係数が変更される。 (9)前記バルブが、前記2つの室のうち第1室の液圧
が第2室の液圧より高い場合に撓み、低い場合は撓まな
い1枚以上のリーフバルブを含む片撓みリーフバルブ群
と、前記第1室の液圧が第2室の液圧より高い場合にも
低い場合にも撓む1枚以上のリーフバルブを含む両撓み
リーフバルブ群と、これら片撓みリーフバルブ群と両撓
みリーフバルブ群との間に設けられ、これら2群の間
に、前記第2室の作動液を供給する流路を有する介在部
材とを含み、その介在部材の形状が変更可能であって、
その形状が変更可能であることが前記撓み形状変更手段
を構成している(1) 項ないし(8) 項のいずれか1つに記
載のショックアブソーバ(請求項6)。両撓みリーフバ
ルブ群と片撓みリーフバルブ群との間には、介在部材の
流路を経て、第2室の作動液が供給される。両撓みリー
フバルブ群において、介在部材が設けられた側の面には
第2室の液圧が作用し、反対側の面には第1室の液圧が
作用する。第2室の液圧が第1室の液圧より、両撓みリ
ーフバルブ群が撓むのに必要な液圧差(開弁圧)以上高
くなると、両撓みリーフバルブ群が撓む。それに対し
て、片撓みリーフバルブ群においては、いずれの側の面
にも第2室の液圧が作用するため、この場合に、片撓み
リーフバルブ群が撓むことはない。また、第1室の液圧
が第2室の液圧より高い場合には、これらの液圧差が、
両撓みリーフバルブ群と片撓みリーフバルブ群との両方
が撓むのに必要な大きさ以上になると、すべてのリーフ
バルブが撓む。介在部材の形状を変更することによっ
て、流路面積や介在部材の厚さを変更すれば、第2室の
液圧が第1室の液圧より高い場合における両撓みリーフ
バルブ群の撓み形状のみを変更したり、第1室の液圧が
第2室の液圧より高い場合における2つのリーフバルブ
群の撓み形状のみを変更したりすることができる。流路
の面積は、絞り機能を有する大きさとしても、絞り機能
を有しない大きさとしてもよいが、前者の場合には、ピ
ストンロッドのシリンダに対する相対移動速度が大きい
場合に、両撓みリーフバルブ群と片撓みリーフバルブ群
との間への作動液の流路抵抗が大きくなり、流路面積の
変更によって、両撓みリーフバルブ群が撓んだ状態にお
ける減衰特性を変更することができるのである。また、
介在部材の厚さ(両リーフバルブ群の間に介在する部分
の厚さ)を厚くすれば、片撓みリーフバルブ群の設定荷
重が大きくなり、両撓みリーフバルブ群の設定荷重に抗
して両撓みリーフバルブ群が撓む場合における開弁圧を
大きくできる。流路面積が一定に保たれたままで両リー
フバルブ群の間に挟まれる部分の厚さが変わるように介
在部材の形状を変更すれば、両撓みリーフバルブ群のみ
が撓む場合の撓み形状を変更することなく、2つの群が
撓む場合の撓み形状を変更することができるのである。
また、両リーフバルブ群の間に挟まれる部分の厚さが一
定に保たれたままで流路面積が変わるように介在部材の
形状を変更すれば、2つの群が撓む場合の撓み形状を変
更することなく、両撓みリーフバルブ群のみが撓む場合
の撓み形状を変更することができる。なお、片撓みリー
フバルブと介在部材とを、(8) 項に記載の撓み抑制部材
であると考えることができる。撓み抑制部材により、第
1室の液圧が第2室の液圧より高い場合において、両撓
みリーフバルブ群が撓み難くなる。それに対して、介在
部材の流路の面積が十分大きい場合には、第2室の液圧
が第1室の液圧より高い場合における両撓みリーフバル
ブ群の撓みの形状(減衰特性)が撓み抑制部材によって
変更されることはない。 (10)前記介在部材が、前記2つのリーフバルブ群の
間に挟まれるスペーサ部と、当該介在部材の直径方向位
置を決める位置決め部とを有する (9)項に記載のショッ
クアブソーバ。リーフバルブが円環板状を成したもので
ある場合には、介在部材も円環状のものとし、例えば、
リーフバルブの外周側に設けることができる。介在部材
の直径方向の位置を決める位置決め部は、このような場
合の位置決め手段として有効である。 (11)前記位置決め部が、前記複数のリーフバルブの
うちの少なくとも1枚の外周面に係合することにより、
その少なくとも1枚に対して介在部材を同心に位置決め
する部分である(10)項に記載のショックアブソーバ。 (12)前記位置決め部が、前記少なくとも1枚のリー
フバルブの外周面と嵌合可能な内周面を有する円環状部
である(11)項に記載のショックアブソーバ。円環状部の
内周面をリーフバルブの外周面と嵌合させれば円環状部
の直径方向の位置決めを行うことができ、その円環状部
からスペーサ部を半径方向内向きに突出させれば、その
スペーサ部をリーフバルブに対して直径方向に位置決め
することができる。 (13)前記スペーサ部と前記円環状部とを有する介在
部材を半径方向に貫通する状態で前記流路が形成された
(12)項に記載のショックアブソーバ。 (14)前記スペーサ部が前記円環状部から半径方向内
向きに突出させられた複数個の内向き突起である(13)項
に記載のショックアブソーバ。複数個の内向き突起は等
角度間隔に設けられることが望ましい。 (15)前記スペーサ部の少なくとも一部が前記円環状
部に対してその円環状部の中心線に平行な方向にずれて
おり、そのずれた部分と円環状部とに囲まれたくぼみが
前記流路を形成する(14)項に記載のショックアブソー
バ。スペーサ部の円環状部に対するずれを小さくし、あ
るいは隣接スペーサ部間の距離を小さくすれば、流路面
積を小さくすることができる。本態様は、スペーサ部の
厚さが小さい場合に適しており、スペーサ部の厚さが厚
い場合には、スペーサ部の全体が円環状部の内側に位置
するようにし、円環状部を半径方向に貫通する少なくと
も1個の貫通孔を形成して、その貫通孔を流路とするこ
とも可能である。貫通孔に代えて、円環状部の両撓みリ
ーフバルブ群に接触する面に、外周縁から内周縁に到る
溝を形成して流路とすることも可能である。 (16)前記両撓みリーフバルブ群と前記片撓みリーフ
バルブ群との前記介在部材が介在させられた側の端部と
は反対側の端部の間にスペーサが配設された (9)項ない
し(15)項のいずれか1つに記載のショックアブソーバ。
例えば、両撓みリーフバルブ群と前記片撓みリーフバル
ブ群とが共に円環状のリーフバルブを含み、前記介在部
材が両リーフバルブ群の外周側部の間に介在させられる
場合には、スペーサが内周側部の間に介在させられる。
スペーサを介在させれば、介在部材の両リーフバルブ群
の間に挟まれるスペーサ部を厚くしながら、片撓みリー
フバルブ群の撓み量を小さくすることができる。本項に
記載のショックアブソーバにおいては、片撓みリーフバ
ルブ群が、スペーサの厚みと介在部材のスペーサ部の厚
みとの差に応じた量で撓まされた状態で組付けられるこ
とになるからである。スペーサと介在部材とは別体とし
ても、一体的に構成してもよい。 (17)シリンダ本体と、そのシリンダ本体内部を2つ
の室に仕切るとともに、シリンダ本体に対する相対移動
に伴ってそれら2つの室の容積を増減させるピストンお
よびそれに固定のピストンロッドと、そのピストンロッ
ドが伸長させられる状態と収縮させられる状態との両方
において、前記2つの室のうち圧力が高い方の高圧室か
ら圧力が低い方の低圧室への作動液の流れを許容するバ
ルブとを含むショックアブソーバであって、前記バルブ
が、前記ピストンロッドの伸長中と収縮中とのいずれか
一方の状態における減衰特性をほぼ一定に保った状態
で、他方の状態における減衰特性を変更可能な減衰特性
変更手段を含むことを特徴とするショックアブソーバ
(請求項7)。本項に記載のショックアブソーバにおい
ては、伸長中と収縮中とのいずれか一方における減衰特
性をほぼ一定に保った状態で、他方の状態における減衰
特性を変更することができる。 (18)前記バルブが、可撓性を有するリーフバルブを
含み、前記減衰特性変更手段が、前記(1) 項ないし(16)
項に記載の撓み形状変更手段の少なくとも1つを含む(1
7)項に記載のショックアブソーバ。本項に記載のショッ
クアブソーバにおいては、バルブにおいて発生させられ
る減衰力の特性が、リーフバルブの撓み形状の変更によ
り変更される。 (19)シリンダ本体と、そのシリンダ本体内部を2つ
の室に仕切るとともに、シリンダ本体に対する相対移動
に伴ってそれら2つの室の容積を増減させるピストンお
よびそれに固定のピストンロッドと、そのピストンロッ
ドが伸長させられる状態と収縮させられる状態との両方
において、前記2つの室のうち圧力が高い方の高圧室か
ら圧力が低い方の低圧室への作動液の流れを許容するバ
ルブとを含むショックアブソーバであって、前記バルブ
が、前記高圧室と前記低圧室との間の差圧が開弁圧以上
になると、前記作動液の流れを許容するものであり、か
つ、前記ピストンロッドの伸長中における伸長時開弁圧
と収縮中における収縮時開弁圧との比率である開弁圧比
を変更可能な開弁圧比変更手段を含むことを特徴とする
ショックアブソーバ(請求項8)。本項に記載のショッ
クアブソーバにおいては、伸長時開弁圧と収縮時開弁圧
との比率である開弁圧比を変更することができる。開弁
圧比は、伸長時開弁圧と収縮時開弁圧とのいずれか一方
のみを変更しても、両方を変更しても、変更可能であ
る。伸長時開弁圧と収縮時開弁圧との両方を変更する場
合には、伸長時開弁圧と収縮時開弁圧とのいずれか一方
を変更するとそれによって他方の開弁圧が変わる場合
と、両方の開弁圧を別個に変更する場合とがある。 (20)前記バルブが、可撓性を有するリーフバルブを
含み、前記開弁圧比変更手段が、前記(1) 項ないし(16)
項に記載の撓み形状変更手段の少なくとも1つを含む(1
9)項に記載のショックアブソーバ。本項に記載のショッ
クアブソーバにおいては、バルブの開弁圧比が、リーフ
バルブの撓み形状の変更により変更させられる。 (21)シリンダ本体と、そのシリンダ本体内部を2つ
の室に仕切るとともに、シリンダ本体に対する相対移動
に伴ってそれら2つの室の容積を増減させるピストンお
よびそれに固定のピストンロッドと、そのピストンロッ
ドが伸長させられる状態と収縮させられる状態との両方
において、前記2つの室のうち圧力が高い方の高圧室か
ら圧力が低い方の低圧室への作動液の流れを許容するバ
ルブとを含むショックアブソーバであって、前記バルブ
が、前記ピストンロッドのシリンダ本体に対する相対移
動速度が同じ場合に、前記ピストンロッドの伸長中に発
生させられる伸長時減衰力と、収縮中に発生させられる
収縮時減衰力との比率である減衰力比を変更可能な減衰
力比変更手段を含むことを特徴とするショックアブソー
バ(請求項9)。ピストンロッドのシリンダ本体に対す
る相対移動速度が同じ場合における伸長時減衰力と収縮
時減衰力との比率である減衰力比は、伸長中と収縮中と
で、減衰係数を変更したり、開弁圧を変更したりすれ
ば、変更することができる。伸長中と収縮中とのいずれ
か一方における減衰特性,開弁圧を変更しても、両方に
おけるこれらを変更してもよい。減衰力比変更手段を、
例えば、前述の(1) 項ないし(16)項に記載の撓み形状変
更手段の少なくとも1つを含むものとすることができ、
この場合には、減衰力比がリーフバルブの撓み形状の変
更によって変更されることになる。 (22)シリンダ本体と、そのシリンダ本体内部を2つ
の室に仕切るとともに、シリンダ本体に対する相対移動
に伴ってそれら2つの室の容積を増減させるピストンお
よびそれに固定のピストンロッドと、 前記2つの室のうちの圧力が高い方である高圧室と低
い方である低圧室との間の液圧差が大きい状態で、高圧
室から低圧室への作動液の流れを許容するハードバルブ
と、高圧室と低圧室との間の液圧差が小さい状態か
ら、作動液の流れを許容するソフトバルブと、前記ハ
ードバルブと並列に設けられた絞り機能を有するハード
バルブバイパス通路とを含むショックアブソーバであっ
て、前記ハードバルブとソフトバルブとの少なくとも一
方が、前記ピストンロッドが伸長させられる状態と収縮
させられる状態との両方において、前記高圧室から前記
低圧室への作動液の流れを許容するものであり、かつ、
前記ピストンロッドの伸長中と収縮中とのいずれか一方
の状態における前記リーフバルブの撓み形状を実質的に
変えずに、他方の状態における形状を変更可能な撓み形
状変更手段とを含むことを特徴とするショックアブソー
バ。ショックアブソーバに作用する力が小さい場合は、
ハードバルブバイパス通路およびソフトバルブを経て作
動液が流れるが、作用する力が大きい場合は、一部の作
動液が、ハードバルブおよびソフトバルブを経て流れる
ことになる。上述の撓み形状変更手段を、ハードバルブ
とソフトバルブとの少なくとも一方に適用することがで
きる。ハードバルブとソフトバルブとの少なくとも一方
を、上述の(2) 項ないし(16)項のいずれか1つに記載の
バルブとすることができる。 (23)前記ハードバルブとソフトバルブとの両方が、
前記ピストンロッドの伸長状態と収縮状態との両方にお
いて、前記高圧室から低圧室への作動液の流れを許容す
るものであり、かつ、前記ハードバルブとソフトバルブ
とがそれぞれ、前記ピストンの前記2つの室のうちの一
方の室の側の部分と他方の室の側の部分とに設けられて
おり、前記ハードバルブバイパス通路が、前記ピストン
の内部に設けられ、前記ハードバルブが設けられている
側の室と、前記ハードバルブと前記ソフトバルブとの間
の液通路とに開口している(22)項に記載のショックアブ
ソーバ。ハードバルブとソフトバルブとがピストンの両
側に設けられているため、ピストンの小形化を図ること
ができる。[Problems to be solved by the present invention, means of solution, operation and
The present invention has been made in view of the above circumstances.
The challenge is the reduction that occurs in the valve.
To increase the degree of freedom in the design of the damping characteristics of damping force.
Thus, according to the present invention, a shock absorber according to the embodiment described below is provided.
Soba is obtained. Each mode is divided into items and item numbers
And, if necessary, refer to the number of the other section
Describe in the same format. This is only for understanding the present invention.
In order to facilitate the technical features and technical features described in the present invention
And their combinations are limited to the following items
Should not be done. (1) The cylinder body and the inside of the cylinder body
Partitioning chamber and relative movement to the cylinder body
A piston for increasing or decreasing the volume of the two chambers,
And the fixed piston rod and the piston rod
Both extended and contracted states
Pressure from the higher pressure chamber of the two chambers with the higher pressure.
Valve that allows hydraulic fluid to flow to the lower pressure chamber with lower power
Wherein the valve comprises:
A flexible leaf valve, and the piston rod
The above-described reset in either the stretching or the contracting state.
Without changing the shape of the deflection of the valve
Shape changing means capable of changing the shape of the bending in the state
Shock absorber characterized by including
1). The shock absorber valve described in this section is
It is assumed that it has a leaf valve that has flexibility.
The shape of the bent leaf valve is changed by the bent shape changing means.
Therefore, it can be changed separately during extension and contraction.
You. In either state during extension or contraction
Without changing the shape of the deflection of the valve
The shape of the deflection in the state can be changed.
If the shape of the leaf valve deflection changes,
The damping characteristics of the generated damping force naturally change,
The degree of freedom in the design of the decay characteristics can be increased. Book
In the description, the leaf valve is a shock absorber.
Bend at least one time during operation
Should bend during operation of the shock absorber.
It is not necessary. For example, if the piston rod is
Elongate even if it does not bend to a contracted state
Leaf valve if it is bent to the extended state
That's it. In addition, it is seated and separated from the valve seat.
If the above conditions are not met,
Let it be a valve. The bending shape changing means is a shock absorber.
Leaf bar when the operating condition of the bushover is the same
This is a means for changing the shape of the deflection of the lube. Operating status is the same
The shock acting on the shock absorber
If the size is the same, the cylinder
If the magnitude of the relative movement speed to the body is the same,
Applicable. The force acting on the shock absorber is the same
The pressure difference between the high pressure chamber and the low pressure chamber is the same,
In this case, if the bent shape of the leaf valve changes,
Changes the flow rate of the working fluid passing through. That is, shock
The operating speed of the absorber changes, and in the end,
The operating speed corresponding to the same force acting on the absorber changes.
The damping characteristic changes. Show
If the operation speed of the absorber is the same,
The hydraulic fluid flow through the
If the bent shape of the valve changes, the fluid between the high-pressure chamber and the low-pressure chamber
The pressure difference changes and the damping force changes. That is, shock
Since the damping force corresponding to the same operating speed of the busor changes
As a result, the attenuation characteristic changes. Leaf valve
The shape of the bending can be represented by a bending curve, for example.
According to the bending shape changing means, either during elongation or during contraction
The deflection curve in either state is not substantially changed
Thus, the bending curve in the other state is changed. Real
If the deflection curve is not changed, the deflection curve will not
This does not mean that the damping characteristics do not change.
It is a state in which no change appears. The shape of the leaf valve deflection
If changed, the minimum action required for the leaf valve to flex
Changing the force (which may correspond to the valve opening pressure) or damping
Coefficient (movement of piston rod relative to cylinder body)
The amount of increase in damping force with respect to the increase in speed)
Can be These minimum acting force and damping coefficient
Since this is an example of the characteristic, the bending shape changing means
It can also be referred to as further means. Decreases during elongation and contraction
The decay characteristics can be changed independently of each other.
In addition, “changing a bending shape” means that two bending shapes are changed.
When they are superimposed, there will be some deviation,
Means that they do not fit together.
This is a kind of change of the shape. The shape of the deflection, for example,
By changing the bending stiffness of the valve
be able to. Therefore, the bending shape changing means must be
Sex change means may be included. Leaf bal
The flexural rigidity of the valve depends on the material of the leaf valve, heat treatment
Can be changed by changing
Bending shape change described below with respect to paragraphs (2) to (16)
It can also be changed by means. (2) the valve includes a plurality of the leaf valves,
At least one of the plurality of leaf valves
Leaf valve shape changed independently of other leaf valves
Possible and independently modifiable,
The shot according to item (1), which constitutes the bending shape changing means.
A absorber (claim 2). Multiple leaf valves
Change the shape of at least one leaf valve
If the leaf valve whose shape has been changed bends,
Deflected shape, leaf valve whose shape has not been changed
Flexure shape, all leaf valves flex together
In one or two of the bending shapes, etc.
Bending shape is changed, and in other cases the bending shape
Can be kept unchanged. Therefore, the extension
Leaf that bends in either one of the middle and contracting states
Without changing the bending shape of the valve substantially,
The bending shape can be changed in
Without changing the damping characteristics in one state,
It can change that in the state. Leaf
Changing the valve shape involves changing the size of the leaf valve.
Changes, changes in thickness, changes in outer shape, and the like. Leaf bal
If the valve has an annular plate shape,
Furthermore, at least one of the inner diameter and the outer diameter is changed,
When changing the thickness, equalize the thickness of the entire leaf valve.
There are cases where it is changed to one and cases where it is partially changed. Ma
In addition, to change the outer shape, change from circular to rectangular, oval, etc.
Furthermore, change from a flat plate shape to a three-dimensional shape, the inner peripheral edge and the outer
Making one or more notches in the peripheral edge, in the middle
Forming through holes and the shape and size of these notches
Changing the shape and size of the through hole
You. To change to a three-dimensional shape, for example, make a dish or bowl
Steps are formed in the thickness direction, etc.
And forming a curved portion. For example,
Three annular plates with valves stacked in the thickness direction
Leaf valve at one end, including leaf valve
With a through hole in the middle,
The outer diameter of the leaf valve is not large enough to cover the through hole.
In this case, the valve shown in FIG. 27 is obtained.
Change the leaf valve to be dish-shaped, and
Is formed, the valve shown in FIG. 34 is obtained. Described in this section
The leaf shape changing means is
included. (3) the valve includes two leaf valves,
One leaf valve overlaps the other leaf valve
The other leaf valve.
The shape does not change the shape of the one leaf valve
Changeable, and that the change is possible
The system described in (1) or (2), which constitutes the shape changing means
Shock absorber. For the shock absorber described in this section
For included valves, either during extension or contraction
In one state, the two leaf valves flex and the other
In the condition of one of the leaf valves
Can be. In this case, the other leaf valve
If one of the leaf valves bends if the shape is changed
Without changing the shape of the two leaf valleys
The bending shape in the case where the valve bends can be changed. This section
The bending shape changing means described in (1) is the weight of the two leaf valves.
Referred to as superimposed shape changing means for changing the shape of the tatami mat
Can be. (4) The valves are generally in the shape of a circular plate and are mutually
Two leaf valves with different ease of bending, and those two
Inner circumference of the leaf valve that is hard to bend
On either side of the side
Upper support member to support from below, lower side to support from below
A supporting member and a leaf valve which is easy to bend.
The edge on one side of the leaf valve is
Is disposed in a state of being overlapped with the edge on one side, and the upper side
Change the shape of either the support member or the lower support member.
By changing the leaf valve,
The shape can be changed, and the changeable
Any of the above items (1) to (3) that constitute the bending shape changing means
The shock absorber according to any one of the above. The system described in this section
The valves included in the shock absorber have different flexing easiness.
Two leaf valves partially overlap each other in the radial direction.
It is arranged in a state of being twisted. Leaf bar with less bending
The lube is located on the inner circumference side, and the leaf valve
If it is located on the circumferential side, the leaf valve that is less likely to bend
The inner peripheral edge has an upper support member and a lower support member.
Supported from both sides by its outer peripheral edge and flexing
The inner edge of the easier-to-use leaf valve is overlapped
It is arranged in a state. Also, the leaf valve, which is hard to bend,
The leaf valve that is located on the peripheral side and
When installing, the leaf valve which is hard to be bent is
Edges of the upper and lower support members
Side, and the inner edge of the
The valve is arranged in a state where the outer peripheral edge of the
It is. In this valve, either during extension or contraction
In either state, the inner circumference of the two leaf valves
Side and outer peripheral side are both bent on the same side.
In the other state, the different parts
Each bends separately. The leaf valve, which is hard to bend, is on the inner circumference
If it is located, the two
The portion on the outer peripheral side of the leaf valve is bent together. The more flexible
The leaf valve is a leaf valve whose inner edge is hard to bend.
The portion on the outer peripheral side bends in a state of being pressed against the bush. Difficult to bend
The inner edge of the leaf valve has an upper support member.
Pressed against one of the upper and lower support members
Is based on the hydraulic pressure difference that acts on itself
Force and the force applied by the more flexible leaf valve
Therefore, it bends. As a result, the two leaf valves are difficult to bend.
The upper support member and the lower support part of one leaf valve
With one of the outer ends of the material as a fulcrum
The opening amount of the valve is almost two leaf bars.
It is the sum of the amounts of deflection of the lubes. On the other hand,
In one state, the inner circumference of the leaf valve
Side part and the part on the outer peripheral side of the leaf valve that is hard to bend.
Bend separately. The leaf valve, which is hard to bend, is
One of the holding member and the lower supporting member opposite to the above one
Is bent with the end on the outer peripheral side as a fulcrum. The hydraulic fluid flow is
Easy-to-read leaf valve and hard-to-bend leaf valve
Is allowed in the gap between. If the opening of the valve is
This is the difference between the amount of deflection of each of the two leaf valves.
You. In this valve, an upper support member and a lower support
The shape of one of the support members (the outer peripheral end
Change the outside diameter of the other, and do not change the shape of the other support member
In such a case, the outer peripheral portion of the leaf valve
Length between one end of the supporting member on the outer peripheral side (fulcrum)
Only the length is changed, but the outer peripheral end of the other support member
And the length between them will not change. As a result, deflection
Difficult leaf valve is a supporting part whose shape has been changed
The amount of bending when bending to the material side (up or down)
When it is bent to the support member side where the shape has not been changed
Will not be changed. Open valve
When the displacement is approximately the sum of the deflections of the two leaf valves.
The amount of deflection in either case
The deflection in the other case will be changed
In either the elongating or contracting state.
Without changing the shape of the bending
It is possible to change the shape of the sole. For example, 2
When the two valve leaves are bent together, the direction is upward and separate
When the direction of flexing is downward,
Change the shape of the upper support member without changing the shape of the member
If the leaf valve, which is hard to bend, bends upward,
The amount of deflection has changed, and the amount of deflection
Absent. As a result, the same side of the two leaf valves flexes together.
The amount of flexure when bending is changed, but the flexure when flexing separately
The amount is almost the same, and two leaf valves
With almost no change in the shape of the flexure when flexing separately,
It is possible to change the shape of the bending when bending together.
You. When the shape of the lower support member is changed, it bends downward
Only the amount of deflection is changed, and two leaf valves are separately
Only the shape of the flexure when flexing is changed. Where the upper
Of either one of the support member and the lower support member
When changing the shape, make the outer periphery of the support member larger.
Or make it smaller. Larger outer circumference of support member
In other words, the outer edge and fulcrum of the leaf member that is less likely to bend
Because the distance between and becomes small, the amount of bending becomes small,
The smaller the outer circumference, the larger the distance between the fulcrum
Therefore, the amount of deflection increases. Deflection of leaf valve
The shape of the part is considered to be the substantial shape of the leaf valve
For example, the bending shape changing means described in this section includes
Similarly, a means for changing the shape of the leaf valve is included.
The support valve shape changing means is included in the valve shape changing means.
Can be considered. Leaf valve which is hard to be bent is outside
Similarly, if it is installed in a position on the circumferential side,
Easily bends during either long or contracting
Between the leaf valve and the leaf valve
The peripheral part bends together, and easily bends in the other state
Outer peripheral part of one leaf valve and leaf that is hard to bend
The inner peripheral portion of the valve bends separately. Leaf that does not bend easily
The outer peripheral edge of the valve has an upper support member and a lower support member.
It is supported from both sides by the holding member, and in any state
One of the upper support member and the lower support member
The inner peripheral part is bent around the inner peripheral end of
become. Therefore, the upper support member and the lower support member are not connected.
The shape of the other support member (the inner diameter of the inner peripheral end)
If it is changed, it may be bent toward the support member whose shape has been changed.
Only the inner part of the leaf valve which is hard to bend
The length between the fulcrum and the fulcrum can be changed, changing the amount of deflection
can do. (5) The valve is a plurality of valves stacked in the thickness direction.
Leaf valve, and of these multiple leaf valves
Is located on the outermost side on either side in the thickness direction
The thickness of the leaf valve excluding the leaf valve
Including the outermost leaf valve on the other side
Through holes in the thickness direction can be formed in one or more leaf valves
And the through-hole can be formed.
Any one of paragraphs (1) to (4) that constitute the state changing means
The shock absorber according to any one of the above. In the above valve
Is located on the outermost side of either side in the thickness direction
No through hole is formed in the leaf valve, but the other side
One or more leads, including the outermost leaf valve
A through hole can be formed in the valve. Shaped through hole
A leaf valve that is not formed is called a main flexure leaf valve,
A leaf valve with a through hole is used as an auxiliary bending leaf valve.
Is called a bus. The valve has multiple auxiliary bending leaf valves
If included, these multiple auxiliary flexure leaf valves
Are connected to each other through the through holes
Can be stacked. The impulse path is composed of a set of these through holes
And the hydraulic pressure in the other chamber is increased
The other side of the lube (with one or more main flex leaf valves)
Other than the main flexible leaf valve located on the other side of
And abbreviated hereinafter. )
Works. In contrast, one of the main flex leaf valves
The hydraulic pressure of one side chamber acts on the side surface. This state
At the other side of the main flexible leaf valve
Hydraulic pressure acting on one side
Hydraulic pressure difference required for main deflection leaf valve to bend (valve opening
Pressure), all main deflection leaf valves are
Bendable. Also, the surface on one side of the main flex leaf valve
Pressure acting on the other side of the auxiliary flexure leaf valve
The difference between the hydraulic pressure acting on the surface is the main deflection leaf valve and the auxiliary
All leaf valves, including bent leaf valves, bend
If the pressure difference is larger than necessary,
The valve will flex. Change the total number of leaf valves
If the number of main deflection leaf valves is changed
The same as changing the number of leaf valves)
The bending shape of the leaf valve when it is bent is almost unchanged.
By changing the bending shape when the bending leaf valve bends
Wear. As a result, the state of either
Without changing the bending shape in the other state,
The bending shape can be changed. The impulse passage has an axial cross section
Small area and large area even if the shape is uniform in the direction
Part (large diameter part and small diameter part if the cross-sectional shape of the through hole is circular)
The main deflection leaf may be
The area adjacent to the valve should have a large area.
No. In this way, the main flexure leaf valve is connected to the other chamber.
This is because the hydraulic pressure can be favorably applied. Cross section of impulse line
Product determines the shape of flexure during elongation and contraction
Can be When the cross-sectional area is uniform and the area is large
When the hydraulic pressure in the other chamber is higher than the hydraulic pressure in one chamber
Is large even if the operating speed of the shock absorber is low
Even if only the main bending leaf valve is bent, the hydraulic pressure in one chamber
Is higher than the hydraulic pressure in the other chamber,
The lube and the main flex leaf valve flex together. The other room
If the hydraulic pressure in one chamber is higher than the hydraulic pressure in one chamber,
Hydraulic pressure is led through the pressure path and the other of the main flexure leaf valve
Acts on the side of the side. Main bending leaf valve is bent to guide pressure
Hydraulic fluid flows in the passage, but the cross-sectional area of the impulse passage is large.
Is allowed to flow at a sufficient flow rate
Therefore, there is a substantial hydraulic pressure difference on both sides of the auxiliary bending leaf valve.
No, the auxiliary flex leaf valve does not flex. What
The main flexible leaf valve is located above the upper part of the two chambers.
Even if it is located on the room side,
May be used. On the other hand, the impulse
And a portion adjacent to the main flexible leaf valve
In the case of a shape having a large area part,
The number of flexures is determined by the position where the small area portion is formed.
When the hydraulic pressure in the other chamber is higher than the hydraulic pressure in one chamber
Is, when the operating speed of the shock absorber is low,
Only the main bending leaf valve is bent, and the operating speed is high.
Then, the auxiliary bending leaf valve in which the small area portion is formed
And an auxiliary flexible leaf valley located on one side thereof
Bu also bends. As the operating speed increases, the flow of hydraulic fluid decreases.
Since the flow is suppressed in the area,
I can't do that. Therefore, before and after the auxiliary bending leaf valve
A hydraulic pressure difference occurs in the valve and the auxiliary bending leaf valve also bends.
Because In this state, the main flex leaf valve
Flexible leaf valve having a small area portion and
The auxiliary bending leaf valve located on one side
It is. As described above, the leaf valley in which the small area portion is formed
If the operating speed is high by changing the position in the thickness direction of the
Changing the number of leaf valves that are deflected in
Thus, the bending shape can be changed. What
In this section, through-hole forming means, through-hole shape change
Means, etc., correspond to the bending shape changing means.
It can also be referred to as a number changing means. (6) The leaf valve has a generally annular plate shape.
Yes, said valve, its annular plate-shaped leaf valve,
Intermediate support for support at an intermediate position between the inner and outer edges
A member of the leaf valve, from the intermediate support member.
The shape of the part on either one of the outer peripheral side and the inner peripheral side
It can be changed, and its shape can be changed,
(1) to (5) of the bending shape changing means.
The shock absorber according to any one of the claims (claim
3). The leaf valve is located between its inner and outer edges
The position is supported by the intermediate support member. So
Here, in one of the states of stretching and contracting
One of the inner part and the outer part
Part is bent, and in the other state, the part on the other side
Can be deflected between the inner and outer sides
If you change the shape of either side of the
The bending shape in either one of
Change the bending shape in the other state with little change
Can be changed. For example, the outer diameter and inner
By changing either one of the diameters, the intermediate support of the bent part
You can change the distance from the member (distance from the fulcrum)
Change the bending shape when one side is bent.
Can be. The intermediate support member is located outside the leaf valve.
One of the peripheral side and the inner peripheral side is
Provided in a state where it can bend with little effect of the part
Is desirable. For example, the intermediate support member is
Material and an upper supporting member, and a ring-shaped leaf
Supporting the middle part of the valve with it sandwiched from both sides
That is. In this way, the intermediate support member
Therefore, the leaf valve is divided into an outer peripheral portion and an inner peripheral portion.
And can be flexed independently.
Wear. In this case, the intermediate supporting member is separated
It can be referred to as a step, an intermediate portion fixing means, or the like. Also,
The valve is positioned midway between the inner and outer rims.
Is divided into two annular plate-shaped leaf valves.
Supported by the intermediate support member in the split position.
In this case, the same effect can be enjoyed. Book
In the paragraph, the inner and outer peripheral side shape changing means
It can also be considered that a state changing means is configured. (7) The leaf valve has a generally annular plate shape.
Yes, said valve, its annular plate-shaped leaf valve,
Any of the two chambers at the outer periphery thereof
Outer peripheral valve seat supported from one chamber side and inner peripheral edge of it
Including an inner peripheral valve seat supported from the other chamber side,
Either the outer peripheral side valve seat or the inner peripheral side valve seat has a shape.
It can be changed, and its shape can be changed,
(1) to (6) of the bending shape changing means
The shock absorber according to any one of the claims (claim
4). Changing the shape of the valve seat may cause the leaf valve to bend.
The position of the fulcrum can be changed and the bending shape can be changed
can do. Edge on the outer peripheral side during extension and contraction
When the inner part is bent while the outer part is supported by the outer valve seat
When the inner peripheral edge is supported by the inner peripheral valve seat.
Since the circumferential part may bend, the inner valve seat and the outer
If the shape of either of the side valve seats is changed,
With little change in the bending shape in the other state.
The bending shape in one of the states can be changed. Re
Deflection on either the outer or inner circumference of the valve
If the distance between the support and the fulcrum is large,
It becomes easy to bend. As the shape of the valve seat flexes
The fulcrum of the leaf valve is changed to move. fulcrum
When it is formed so as to approach the bent part as it bends
In the meantime, the leaf valve becomes difficult to bend as it bends. This section
In the above, the bending shape changing means by the valve seat shape changing means
Although a step is configured, the valve seat shape changing means includes a leaf valve.
Fulcrum moving means. (8) The leaf valve has a generally annular plate shape,
Either during extension or contraction of the piston rod
In the state, the part on the inner circumference side is bent, and in the other state
An outer peripheral portion is bent, and the bent shape changing means is
However, the inner peripheral part and the outer peripheral part of the leaf valve
Deflection suppressing portion for suppressing deflection of a portion on either side of
The material according to any one of paragraphs (1) to (7),
A shock absorber (claim 5). By the deflection suppression member,
Either the inner or outer part
Minute bending is suppressed. Therefore, the part on one side is bent.
The valve opening pressure is increased and the damping coefficient is increased.
Is changed. As a deflection suppressing member
For example, the direction of deflection of one side of the leaf valve
And an elastic member that applies a biasing force in the opposite direction.
You. Due to this elastic member, the portion on one side is not easily bent.
However, the other side does not become difficult to bend. this
If the valve is bent on one side, open it.
Both the valve pressure and the damping coefficient will be changed. Deflection
The restraining member also reverses direction when the leaf valve begins to flex.
Not to be applied, but to be applied as it bends
It can also be. In this case, the valve opening pressure does not change.
However, the damping coefficient is changed. (9) The valve is a hydraulic pressure in a first chamber of the two chambers.
Is higher than the fluid pressure in the second chamber, and does not
One-leaf leaf valve group including one or more leaf valves
And when the hydraulic pressure of the first chamber is higher than the hydraulic pressure of the second chamber.
Bi-flexure including one or more leaf valves that flex even when low
Leaf valve group, these one-sided leaf valve group and both-sided bending
Between these two groups.
An intervening portion having a flow path for supplying the hydraulic fluid in the second chamber
Material, and the shape of the interposed member can be changed,
The bending shape changing means may change its shape.
In any one of paragraphs (1) to (8)
The shock absorber described above (Claim 6). Double flex leaf bar
Between the lube group and the one-sided bent leaf valve group
The working fluid in the second chamber is supplied via the flow path. Double deflection Lee
In the valve group, the surface on the side where the interposed member is provided
The hydraulic pressure in the second chamber acts, and the hydraulic pressure in the first chamber is applied to the opposite surface.
Works. The hydraulic pressure in the second chamber is greater than the hydraulic pressure in the first chamber,
Higher than the hydraulic pressure difference (valve opening pressure) required for the valve group to bend
When this happens, the two bent leaf valve groups bend. For it
Therefore, in the single bending leaf valve group, the surface on either side
Since the hydraulic pressure of the second chamber also acts on the
The leaf valve group does not bend. The hydraulic pressure in the first chamber
Are higher than the hydraulic pressure in the second chamber, these hydraulic pressure differences are:
Both double bent leaf valve group and single bent leaf valve group
If the leaf is larger than necessary to deflect, all leaves
The valve flexes. By changing the shape of the intervening member,
By changing the channel area and the thickness of the intervening member,
Double bending leaf when the hydraulic pressure is higher than the hydraulic pressure in the first chamber
Changing only the bent shape of the valve group or the hydraulic pressure in the first chamber
Two leaf valves when higher than the hydraulic pressure in the second chamber
Only the bending shape of the group can be changed. Channel
The area of the aperture is large enough to have an aperture function.
It may be a size that does not have
The moving speed of the stone rod relative to the cylinder is high.
In the case, the double-flex leaf valve group and the single-flex leaf valve group
And the flow path resistance of the hydraulic fluid between
Due to the change, both bent leaf valve groups are bent
It is possible to change the damping characteristic of the motor. Also,
Thickness of interposed member (part interposed between both leaf valve groups)
The thickness of the leaf valve group can be increased by increasing the
Weight becomes large and resists the set load of the double-flex leaf valve group.
To adjust the valve opening pressure when the two bent leaf valve groups are bent.
Can be larger. With both flow paths kept constant,
So that the thickness of the part sandwiched between the valve groups changes.
If the shape of the existing members is changed, only the two-flex leaf valve group
Without changing the bending shape when
The bending shape in the case of bending can be changed.
Also, the thickness of the part sandwiched between the leaf valve groups
Of the intervening member so that the flow path area changes while
Changing the shape changes the bending shape when the two groups bend.
When only the double-leaved leaf valve group is bent without any further changes
Can be changed. Note that one-sided deflection
The valve and the intervening member, the deflection suppressing member according to the above mode (8).
Can be considered. The bending suppression member
When the hydraulic pressure in one chamber is higher than the hydraulic pressure in the second chamber,
Only the leaf valve group becomes difficult to bend. In contrast, intervening
If the area of the flow path of the member is sufficiently large, the hydraulic pressure of the second chamber
Leaf valleys when the pressure is higher than the hydraulic pressure in the first chamber
The shape (damping characteristic) of the bending of the group of members is controlled by the bending suppressing member.
It will not be changed. (10) The intervening member is one of the two leaf valve groups.
A spacer portion interposed therebetween, and a diametrical position of the interposed member.
And a positioning part to determine the position.
Quasorber. The leaf valve is shaped like an annular plate
In some cases, the intervening member is also annular, for example,
It can be provided on the outer peripheral side of the leaf valve. Intervening member
The positioning part that determines the diametrical position of the
It is effective as a positioning means in the case. (11) The positioning portion is provided for the plurality of leaf valves.
By engaging at least one of the outer peripheral surfaces,
Concentric positioning of at least one of the intervening members
(10) The shock absorber according to the above (10). (12) The positioning portion is provided with the at least one lead
An annular portion having an inner peripheral surface that can be fitted to the outer peripheral surface of the valve
The shock absorber according to item (11), wherein Of the annular part
If the inner peripheral surface is fitted with the outer peripheral surface of the leaf valve, an annular part
Can be positioned in the diameter direction of the
If the spacer part is projected radially inward from the
Position the spacer part in the diameter direction with respect to the leaf valve
can do. (13) Interposition having the spacer portion and the annular portion
The flow path was formed in a state of penetrating the member in the radial direction
The shock absorber according to (12). (14) The spacer portion is located radially within the annular portion.
Item (13), which is a plurality of inward projections protruding in the direction
The shock absorber according to the above. Multiple inward projections etc.
It is desirable to be provided at angular intervals. (15) At least a part of the spacer portion is the annular shape
Offset in the direction parallel to the center line of the annular part
And the hollow surrounded by the shifted part and the annular part
The shock absorber according to (14), wherein the flow path is formed.
Ba. Reduce the deviation of the spacer from the annular part, and
Or, if the distance between adjacent spacers is reduced,
The product can be reduced. In this embodiment, the spacer portion
Suitable when the thickness is small.
The entire spacer is located inside the annular part.
And at least penetrate the annular part in the radial direction.
Also form one through hole and use that through hole as a flow path.
Both are possible. Instead of the through hole,
Surface from the outer edge to the inner edge
It is also possible to form a groove to form a flow path. (16) The double bent leaf valve group and the single bent leaf
An end on the side where the interposed member is interposed with the valve group;
Has a spacer between the opposite ends (No. 9)
(15) The shock absorber according to any one of the above (15).
For example, a double-flex leaf valve group and the single-flex leaf valve
Group includes a leaf valve having an annular shape,
Material is interposed between the outer peripheral sides of both leaf valve groups
In such a case, the spacer is interposed between the inner peripheral side portions.
If a spacer is interposed, both leaf valve groups of interposed members
While increasing the thickness of the spacer section sandwiched between
The amount of deflection of the valve group can be reduced. In this section
In the shock absorber described,
The lube group is the thickness of the spacer and the spacer part of the interposed member.
Be assembled in a state of being bent by the amount corresponding to the difference
Because it becomes. Separate the spacer and intervening member
Alternatively, they may be integrally configured. (17) Two cylinder bodies and two cylinder bodies
And move relative to the cylinder body
Pistons that increase or decrease the volume of these two chambers
And its fixed piston rod and its piston rod
Both the state in which the arm is extended and the state in which it is contracted
In which the higher pressure chamber of the two chambers has the higher pressure
To allow the flow of hydraulic fluid to the lower pressure chamber with the lower pressure.
A shock absorber comprising:
Is either during expansion or contraction of the piston rod.
A state in which the damping characteristic in one state is kept almost constant
In the other state, the attenuation characteristic can be changed
Shock absorber characterized by including changing means
(Claim 7). The shock absorber described in this section
Characteristics during elongation or contraction.
While maintaining the characteristic almost constant, damping in the other state
Properties can be changed. (18) The valve is a leaf valve having flexibility.
Wherein the attenuation characteristic changing means includes the (1) to (16).
Item 1 includes at least one of the bending shape changing means described in (1).
The shock absorber according to the item 7). The shot described in this section
In the absorber, it is generated at the valve
The characteristic of the damping force is changed by changing the bent shape of the leaf valve.
Changed. (19) Two cylinder bodies and the inside of the cylinder body
And move relative to the cylinder body
Pistons that increase or decrease the volume of these two chambers
And its fixed piston rod and its piston rod
Both the state in which the arm is extended and the state in which it is contracted
In which the higher pressure chamber of the two chambers has the higher pressure
To allow the flow of hydraulic fluid to the lower pressure chamber with the lower pressure.
A shock absorber comprising:
However, the differential pressure between the high pressure chamber and the low pressure chamber is equal to or higher than the valve opening pressure.
When the flow of the hydraulic fluid is allowed,
First, the valve opening pressure at the time of extension during the extension of the piston rod
Opening pressure ratio, which is the ratio between the valve opening pressure during contraction and the valve opening pressure during contraction
Valve opening pressure ratio changing means capable of changing the pressure
Shock absorber (Claim 8). The shot described in this section
In the case of the absorber, the valve opening pressure during extension and the valve opening pressure during contraction
Can be changed. Opening a valve
The pressure ratio is one of the valve opening pressure during extension and the valve opening pressure during contraction.
Can be changed by changing only
You. When changing both the valve opening pressure during extension and the valve opening pressure during contraction
Either the valve opening pressure during extension or the valve opening pressure during contraction
Change the other to change the valve opening pressure
And both valve opening pressures may be changed separately. (20) The valve is a leaf valve having flexibility.
Wherein the valve opening pressure ratio changing means includes the above (1) to (16).
Item 1 includes at least one of the bending shape changing means described in (1).
The shock absorber according to the item 9). The shot described in this section
In the case of the absorber, the valve opening pressure ratio
It can be changed by changing the bending shape of the valve. (21) Two cylinder bodies and the inside of the cylinder body
And move relative to the cylinder body
Pistons that increase or decrease the volume of these two chambers
And its fixed piston rod and its piston rod
Both the state in which the arm is extended and the state in which it is contracted
In which the higher pressure chamber of the two chambers has the higher pressure
To allow the flow of hydraulic fluid to the lower pressure chamber with the lower pressure.
A shock absorber comprising:
Moves relative to the cylinder body of the piston rod.
If the dynamic speed is the same,
Elongated damping force generated and generated during contraction
Damping that can change the damping force ratio, which is the ratio with the contracting damping force
Shock absorber characterized by including power ratio changing means
(Claim 9). Piston rod against cylinder body
Elongation damping force and contraction for the same relative movement speed
The damping force ratio, which is the ratio to the time damping force, is
Change the damping coefficient or change the valve opening pressure.
You can change it. Either during extension or contraction
Even if the damping characteristic and valve opening pressure in either
These may be changed. Damping force ratio changing means,
For example, the bending shape change described in the above items (1) to (16)
May include at least one of the additional means,
In this case, the damping force ratio changes in the bent shape of the leaf valve.
Will change. (22) Two cylinder bodies and two cylinder bodies
And move relative to the cylinder body
Pistons that increase or decrease the volume of these two chambers
And a piston rod fixed thereto, and a high-pressure chamber and a low-pressure chamber in which the pressure of the two chambers is higher.
When the hydraulic pressure difference between the low pressure chamber and the
Valve that allows the flow of hydraulic fluid from the chamber to the low-pressure chamber
And whether the pressure difference between the high pressure chamber and the low pressure chamber is small
A soft valve that allows the flow of hydraulic fluid,
Hardware with throttle function provided in parallel with the load valve
The shock absorber includes a valve bypass passage.
And at least one of the hard valve and the soft valve
The more the piston rod is expanded and contracted
In both the state and the
It allows the flow of hydraulic fluid to the low pressure chamber, and
Either during extension or contraction of the piston rod
The bent shape of the leaf valve in the state of
Flexible shape that can change the shape in the other state without changing
Shock absorber characterized by including a shape changing means.
Ba. If the force acting on the shock absorber is small,
Made via hard valve bypass passage and soft valve
Fluid flows, but if the acting force is large, some
Hydraulic fluid flows through hard and soft valves
Will be. The above-mentioned bending shape changing means is provided by a hard valve.
And at least one of soft valves
Wear. At least one of a hard valve and a soft valve
As described in any one of the above items (2) to (16).
It can be a valve. (23) Both the hard valve and the soft valve are:
In both the extended state and the contracted state of the piston rod,
To allow the flow of the hydraulic fluid from the high pressure chamber to the low pressure chamber.
And the hard valve and the soft valve
Are each one of the two chambers of the piston.
Provided on one side of the other room and on the side of the other room
The hard valve bypass passage is provided with the piston
And the hard valve is provided therein.
Side chamber and between the hard valve and the soft valve
The shock absorber according to item (22), which is open to the liquid passage of
Sorva. Hard valve and soft valve are both pistons
Because it is provided on the side, the size of the piston can be reduced
Can be.
【0005】[0005]
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
ショックアブソーバを、図面に基づいて詳細に説明す
る。このショックアブソーバは、請求項1,5,7〜9
に共通の一実施形態のものである。ショックアブソーバ
はサスペンションの構成要素の一つである。図3に示す
ように、ショックアブソーバのシリンダ本体10が、ブ
ラケットを介して車輪側部材12に取り付けられ、ピス
トンロッド14が、車体側部材16に取り付けられてい
る。また、スプリング18が、アッパシート22と、シ
リンダ本体10に取り付けられたロアシート20との間
に配設されている。DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Hereinafter, a shock absorber according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. This shock absorber is claimed in claims 1, 5, 7-9.
This is one embodiment common to the embodiments. The shock absorber is one of the components of the suspension. As shown in FIG. 3, the cylinder body 10 of the shock absorber is attached to the wheel member 12 via a bracket, and the piston rod 14 is attached to the vehicle body member 16. Further, the spring 18 is disposed between the upper seat 22 and the lower seat 20 attached to the cylinder body 10.
【0006】ショックアブソーバは、図1,2に示すよ
うに、上記シリンダ本体10、ピストンロッド14、ピ
ストン28、減衰力制御装置30等を含むものである。
ピストン28には、ピストンロッド14が貫通し、その
端部においてナットによって固定され、ピストン28お
よびピストンロッド14が一体的に移動可能とされてい
る。ピストン28はシリンダ本体10に対して液密かつ
摺動可能とされており、シリンダ本体10の内部が、ピ
ストン28によって下室34および上室36に仕切られ
る。As shown in FIGS. 1 and 2, the shock absorber includes the cylinder body 10, the piston rod 14, the piston 28, the damping force control device 30, and the like.
The piston rod 14 penetrates through the piston 28, and is fixed at its end by a nut, so that the piston 28 and the piston rod 14 can be integrally moved. The piston 28 is liquid-tight and slidable with respect to the cylinder body 10, and the interior of the cylinder body 10 is partitioned into a lower chamber 34 and an upper chamber 36 by the piston 28.
【0007】減衰力制御装置30は、ハードバルブ4
0、ソフトバルブ42、可変絞り装置44等を含むもの
である。ハードバルブ40がピストン28の下室側に設
けられ、ソフトバルブ42が上室側に設けられ、これら
ハードバルブ40とソフトバルブ42との間には中間液
通路46が設けられている。また、ピストンロッド14
の内部には、軸方向に伸び、下室34に開口を有する貫
通穴48が設けられ、この貫通穴48にスプール50が
摺動可能に配設されている。ピストンロッド14の中間
液通路46に対応する部分には、半径方向に伸びる複数
の半径方向穴52が形成され、これによって、中間液通
路46と貫通穴48とが連通させられる。貫通穴48,
半径方向穴52によって、下室34と中間液通路46と
が、ハードバルブ40をバイパスして接続される。この
ピストンロッド14に設けられた貫通穴48の下室34
と中間液通路46との間の部分および半径方向穴52等
によってハードバルブバイパス通路54が構成される。
スプール50の軸方向の移動に伴って半径方向穴52の
開口面積が制御されるのであり、ハードバルブバイパス
通路54の流路面積が制御されることになる。The damping force control device 30 includes a hard valve 4
0, a soft valve 42, a variable throttle device 44, and the like. A hard valve 40 is provided on the lower chamber side of the piston 28, a soft valve 42 is provided on the upper chamber side, and an intermediate liquid passage 46 is provided between the hard valve 40 and the soft valve 42. Also, the piston rod 14
Is provided with a through hole 48 extending in the axial direction and having an opening in the lower chamber 34, and a spool 50 is slidably disposed in the through hole 48. A plurality of radial holes 52 extending in the radial direction are formed in a portion of the piston rod 14 corresponding to the intermediate liquid passage 46, so that the intermediate liquid passage 46 and the through hole 48 communicate with each other. Through hole 48,
The lower chamber 34 and the intermediate liquid passage 46 are connected by a radial hole 52 bypassing the hard valve 40. Lower chamber 34 of through hole 48 provided in piston rod 14
A hard valve bypass passage 54 is formed by the portion between the fluid passage 46 and the intermediate liquid passage 46, the radial hole 52, and the like.
The opening area of the radial hole 52 is controlled as the spool 50 moves in the axial direction, so that the flow area of the hard valve bypass passage 54 is controlled.
【0008】可変絞り装置44は、上記スプール50
と、スプール50を軸方向に移動させる移動装置56と
を含むものである。移動装置56は、電動モータ60
と、電動モータ60の回転運動を軸方向の直線移動に変
換する運動変換機構62と、軸方向に移動可能なシャフ
ト64とを含むものである。電動モータ60の回転が運
動変換機構62によってシャフト64の軸方向移動に変
換され、シャフト64の軸方向の移動によりスプール5
0が軸方向に移動させられる。このように、本実施形態
においては、ハードバルブ40,ソフトバルブ42およ
びハードバルブバイパス通路54がピストン28に設け
られ、ハードバルブバイパス通路54の流路面積を制御
する可変絞り装置44が、ピストンロッド14の内部に
設けられるのである。ピストンロッド14の途中には、
また、リバウンドストッパ70が取り付けられ、ピスト
ンロッド14の伸長限度が規定されている。The variable throttle device 44 is provided with the spool 50
And a moving device 56 for moving the spool 50 in the axial direction. The moving device 56 includes an electric motor 60.
And a motion conversion mechanism 62 that converts the rotational motion of the electric motor 60 into a linear movement in the axial direction, and a shaft 64 that is movable in the axial direction. The rotation of the electric motor 60 is converted by the motion conversion mechanism 62 into axial movement of the shaft 64, and the axial movement of the shaft 64 causes the spool 5
0 is moved in the axial direction. As described above, in the present embodiment, the hard valve 40, the soft valve 42, and the hard valve bypass passage 54 are provided in the piston 28, and the variable throttle device 44 that controls the flow passage area of the hard valve bypass passage 54 includes the piston rod 14 is provided inside. In the middle of the piston rod 14,
In addition, a rebound stopper 70 is attached, and the extension limit of the piston rod 14 is defined.
【0009】前記ハードバルブ40は、図4に示すよう
に、ピストン28の下部に設けられた弁座80と、円環
薄板状を成したリーフバルブ82と、リーフバルブ82
の内周側に設けられ、リーフバルブ82の半径方向の位
置を決める位置決め部材84と、リーフバルブ82を中
間液通路側から支持する中間側シート部材86と、撓み
抑制部材としての円環板状の皿ばね87とを含むもので
ある。位置決め部材84により、リーフバルブ82が、
同心、かつ、同軸に支持され得る。中間側シート部材8
6は、スペーサ88を介してピストン本体に当接させら
れており、リーフバルブ82に加えられる下室34と中
間液通路46との間の差圧に応じた差圧作用力を受け得
るようにされている。ピストン28には、円環状の溝9
0とその溝90と下室34とを連通させる複数の液通路
91とが形成されており、溝90の外周縁が室側シート
としての弁座80とされている。その結果、リーフバル
ブ82は、リーフバルブ82の上面92が中間液通路4
6に対向し、下面94が下室34に対向した状態で、弁
座80および中間側シート部材86によって弾性変形さ
せられた状態で支持される。皿ばね87は、概して円環
板状を成したものであり、それの中間部には、複数の貫
通穴96が形成され、それの内周側の縁部がリーフバル
ブ82の内周側の縁部に当接し、外周側の縁部が、溝9
0の底部に当接した状態で固定されている。As shown in FIG. 4, the hard valve 40 includes a valve seat 80 provided at a lower portion of the piston 28, a leaf valve 82 having an annular thin plate shape, and a leaf valve 82.
, A positioning member 84 for determining the radial position of the leaf valve 82, an intermediate sheet member 86 for supporting the leaf valve 82 from the intermediate liquid passage side, and an annular plate as a deflection suppressing member And a coned disc spring 87. By the positioning member 84, the leaf valve 82
It can be supported concentrically and coaxially. Intermediate sheet member 8
6 is in contact with the piston body via a spacer 88 so that a differential pressure acting force corresponding to a differential pressure between the lower chamber 34 and the intermediate liquid passage 46 applied to the leaf valve 82 can be received. Have been. The piston 28 has an annular groove 9
A plurality of liquid passages 91 are formed to connect the groove 90 to the lower chamber 34, and the outer peripheral edge of the groove 90 is a valve seat 80 as a chamber-side seat. As a result, the upper surface 92 of the leaf valve 82 is
6 and the lower surface 94 faces the lower chamber 34 and is supported by the valve seat 80 and the intermediate seat member 86 in an elastically deformed state. The disc spring 87 has a generally annular plate shape, and a plurality of through-holes 96 are formed at an intermediate portion thereof. The outer peripheral edge of the groove 9
It is fixed in a state of contact with the bottom of the zero.
【0010】リーフバルブ82の上面92には中間液通
路46の液圧が作用し、下面94には下室34の液圧が
作用する。下室34の液圧は、液通路91,貫通穴96
を経て下面94に作用する。下面94に作用する下室3
4の液圧が、上面92に作用する中間液通路46の液圧
より、開弁圧以上(リーフバルブ82の外周側部を撓ま
せるのに必要な液圧差以上)高くなると、内周側の縁部
がシート部材86に押し付けられて外周側部が上方に撓
められ、ハードバルブ40が開かれる。上面92に作用
する中間液通路46の液圧が、下面94に作用する下室
34の液圧より、開弁圧(リーフバルブ82の内周側部
を撓ませるのに必要な液圧差に応じた力および皿ばね8
7の付勢力の和)以上高くなると、リーフバルブ82
は、外周側の縁部が弁座80に押し付けられた状態で内
周側部が下方に、皿ばね87の付勢力に抗して撓めら
れ、ハードバルブ40が開かれる。The hydraulic pressure of the intermediate liquid passage 46 acts on the upper surface 92 of the leaf valve 82, and the hydraulic pressure of the lower chamber 34 acts on the lower surface 94. The liquid pressure in the lower chamber 34 is controlled by the liquid passage 91 and the through hole 96.
And acts on the lower surface 94. Lower chamber 3 acting on lower surface 94
When the hydraulic pressure of No. 4 becomes higher than the hydraulic pressure of the intermediate liquid passage 46 acting on the upper surface 92 by more than the valve opening pressure (more than the hydraulic pressure difference required to bend the outer peripheral side portion of the leaf valve 82), the inner peripheral side The edge is pressed against the seat member 86, the outer peripheral side is bent upward, and the hard valve 40 is opened. The hydraulic pressure of the intermediate liquid passage 46 acting on the upper surface 92 is higher than the hydraulic pressure of the lower chamber 34 acting on the lower surface 94 by the valve opening pressure (according to the hydraulic pressure difference required to deflect the inner peripheral side of the leaf valve 82). Force and disc spring 8
7) or higher, the leaf valve 82
With the outer peripheral edge pressed against the valve seat 80, the inner peripheral side is bent downward against the urging force of the disc spring 87, and the hard valve 40 is opened.
【0011】したがって、皿ばね87を設けることによ
り、ハードバルブ40の、リーフバルブ82の外周側部
が撓む場合の開弁圧を殆ど変更しないで、内周側部が撓
む場合の開弁圧を大きくすることができる。また、内周
側部が撓められる場合の減衰係数も大きくなり、減衰力
も大きくなる。外周側部が撓む場合の減衰特性をほぼ一
定に保った状態で、内周側部が撓む場合の減衰特性を変
更できるのであり、外周側部が撓む場合の形状を実質的
に変更しないで、内周側部が撓む場合の形状を変更する
ことができるのである。また、皿ばね87の設置状態
(例えば、傾き角度)を変更して付勢力を変えたり、弾
性係数が異なる大きさのものとしたり(異なる大きさの
付勢力のものとしたり)すれば、内周側部が撓む場合の
開弁圧および減衰係数の大きさを変えることができる。Therefore, by providing the disc spring 87, the valve opening pressure of the hard valve 40 when the inner peripheral side is bent is hardly changed while the valve opening pressure when the outer peripheral side of the leaf valve 82 is bent is hardly changed. The pressure can be increased. Further, the damping coefficient when the inner peripheral side portion is bent is increased, and the damping force is also increased. It is possible to change the damping characteristic when the inner peripheral part bends while keeping the damping characteristic when the outer peripheral part bends substantially constant, and substantially change the shape when the outer peripheral part bends Instead, it is possible to change the shape when the inner peripheral side portion bends. Also, if the biasing force is changed by changing the installation state (for example, the inclination angle) of the disc spring 87, or if the elastic coefficient has a different magnitude (the biasing force has a different magnitude), The magnitude of the valve opening pressure and the damping coefficient when the peripheral side portion is bent can be changed.
【0012】ソフトバルブ42も、同様に、図1に示す
ように、弁座100、リーフバルブ102、位置決め部
材104、上室側シート部材106、皿ばね107等を
含むものであり、ピストン28に形成された円環状の溝
110の外周縁が弁座100とされる。ソフトバルブ4
2においては、リーフバルブ102の外径の内径に対す
る比率がリーフバルブ82についてのそれより大きくさ
れ、かつ、溝110の半径方向の幅が大きくされてい
る。その結果、リーフバルブ102はリーフバルブ82
より撓み易くされ、ソフトバルブ42は、ハードバルブ
40より開き易くされている。ソフトバルブ42におい
ても同様に、皿ばね107により、リーフバルブ102
の内周側部が撓む場合の形状を、外周側部が撓む場合の
形状を実質的に変更しないで、変更することができる。The soft valve 42 also includes a valve seat 100, a leaf valve 102, a positioning member 104, an upper chamber side seat member 106, a disc spring 107 and the like, as shown in FIG. The outer peripheral edge of the formed annular groove 110 is used as the valve seat 100. Soft valve 4
In 2, the ratio of the outer diameter to the inner diameter of the leaf valve 102 is made larger than that of the leaf valve 82, and the radial width of the groove 110 is made larger. As a result, the leaf valve 102 is
The soft valve 42 is made easier to bend, and the soft valve 42 is made easier to open than the hard valve 40. Similarly, in the soft valve 42, the leaf valve 102 is
Can be changed without substantially changing the shape when the inner peripheral side portion bends.
【0013】前記電動モータ60は、制御装置120に
よって制御される。電動モータの制御により、ハードバ
ルブバイパス通路54の流路面積が制御され、ショック
アブソーバにおいて発生させられる減衰力が制御され
る。The electric motor 60 is controlled by a control device 120. By controlling the electric motor, the flow passage area of the hard valve bypass passage 54 is controlled, and the damping force generated in the shock absorber is controlled.
【0014】以上のように構成されたショックアブソー
バにおいては、ショックアブソーバに作用する力が小さ
く、ソフトバルブ42が開かれる以前には作動液は流れ
ないが、ショックアブソーバに作用する力が大きくな
り、ソフトバルブ42が開かれると、ソフトバルブ4
2,中間液通路46,ハードバルブバイパス通路54を
経て作動液が流れる。作用する力がさらに大きくなり、
ハードバルブ40が開かれると、一部の作動液が、ソフ
トバルブ42,中間液通路46,ハードバルブ40を経
て流れることになる。ハードバルブバイパス通路54の
流路面積を制御すれば、ハードバルブ40を流れる作動
液量とハードバルブバイパス通路54を流れる作動液量
との比率を制御することができ、当該ショックアブソー
バにおいて発生させられる減衰力の大きさを制御するこ
とができる。In the shock absorber configured as described above, the force acting on the shock absorber is small, and the hydraulic fluid does not flow before the soft valve 42 is opened, but the force acting on the shock absorber increases. When the soft valve 42 is opened, the soft valve 4
2. The working fluid flows through the intermediate fluid passage 46 and the hard valve bypass passage 54. The force acting is even greater,
When the hard valve 40 is opened, a part of the working fluid flows through the soft valve 42, the intermediate liquid passage 46, and the hard valve 40. If the flow area of the hard valve bypass passage 54 is controlled, the ratio between the amount of hydraulic fluid flowing through the hard valve 40 and the amount of hydraulic fluid flowing through the hard valve bypass passage 54 can be controlled, and the ratio is generated in the shock absorber. The magnitude of the damping force can be controlled.
【0015】車体側部材16と車輪側部材12との間が
小さくなり、ピストン28に下向きの力が作用する(ピ
ストンロッド14を収縮させる方向の力が作用する)場
合には、下室34の液圧が上室36の液圧より高くな
る。中間液通路46の液圧と上室36の液圧との液圧差
がソフトバルブ42の開弁圧以上大きくなれば、ソフト
バルブ42においてリーフバルブ102の外周側部が上
方に撓められる。また、下室34の液圧が中間液通路4
6の液圧よりハードバルブ40の開弁圧以上大きくなれ
ば、ハードバルブ40においては、リーフバルブ82の
外周側部が上方に撓められる。車体側部材16と車輪側
部材12との間が大きくなり、ピストン28に上向きの
力が作用する(ピストンロッド14を伸長させる方向の
力が作用する)場合には、上室34の液圧が下室36の
液圧より高くなる。上室36の液圧と中間液通路46の
液圧との液圧差がソフトバルブ42の開弁圧以上大きく
なれば、ソフトバルブ42においてリーフバルブ102
の内周側部が皿ばね107の付勢力に抗して撓められ
る。中間液通路46の液圧が下室34の液圧よりハード
バルブ40の開弁圧以上高くなれば、ハードバルブ40
においてリーフバルブ82の内周側部が皿ばね87の付
勢力に抗して撓められる。When the distance between the vehicle body-side member 16 and the wheel-side member 12 becomes small and a downward force acts on the piston 28 (a force in a direction to contract the piston rod 14 acts), the lower chamber 34 The hydraulic pressure becomes higher than the hydraulic pressure in the upper chamber 36. When the hydraulic pressure difference between the hydraulic pressure in the intermediate liquid passage 46 and the hydraulic pressure in the upper chamber 36 becomes larger than the opening pressure of the soft valve 42, the outer peripheral side of the leaf valve 102 in the soft valve 42 is bent upward. The hydraulic pressure in the lower chamber 34 is
If the hydraulic pressure of the hard valve 40 is higher than the hydraulic pressure of the hard valve 40, the outer peripheral side of the leaf valve 82 in the hard valve 40 is bent upward. When the distance between the vehicle body-side member 16 and the wheel-side member 12 increases, and an upward force acts on the piston 28 (a force in a direction to extend the piston rod 14), the hydraulic pressure of the upper chamber 34 decreases. It becomes higher than the hydraulic pressure of the lower chamber 36. If the hydraulic pressure difference between the hydraulic pressure in the upper chamber 36 and the hydraulic pressure in the intermediate liquid passage 46 becomes larger than the opening pressure of the soft valve 42, the leaf valve 102
Is bent against the urging force of the disc spring 107. If the fluid pressure in the intermediate fluid passage 46 becomes higher than the fluid pressure in the lower chamber 34 by the opening pressure of the hard valve 40, the hard valve 40
, The inner peripheral side portion of the leaf valve 82 is bent against the urging force of the disc spring 87.
【0016】図5に示すように、ハードバルブ40,ソ
フトバルブ42のいずれにおいても、皿ばねを設けるこ
とにより、収縮中における撓みの形状がほぼ同じに保た
れた状態で、伸長中における撓みの形状を変更すること
ができる。また、伸長中における開弁圧および減衰係数
が、収縮中におけるこれらがほぼ同じ大きさに保たれた
状態で、大きくされ、ピストンロッド14のシリンダ本
体10に対する相対移動速度が同じ場合における減衰力
が大きくされる。伸長中と収縮中とにおける開弁圧比,
減衰力比が変更されることになるのである。また、ハー
ドバルブ40,ソフトバルブ42いずれにおいても、伸
長中に発生させられる減衰力が収縮中における減衰力よ
り大きくされるため、ショックアブソーバ全体におい
て、伸長中に発生させられる減衰力を大きくすることが
でき、車両の操縦安定性の向上を図ることができる。さ
らに、ピストン28を大きくすることなく、減衰特性を
変更することができるという利点もある。As shown in FIG. 5, in both the hard valve 40 and the soft valve 42, by providing a disc spring, the bending shape during expansion is maintained while the shape of bending during contraction is kept substantially the same. The shape can be changed. Further, the valve opening pressure and the damping coefficient during extension are increased while these are maintained at substantially the same size during contraction, and the damping force when the relative movement speed of the piston rod 14 to the cylinder body 10 is the same is reduced. Be enlarged. Valve opening pressure ratio during extension and contraction,
The damping force ratio will be changed. In both the hard valve 40 and the soft valve 42, the damping force generated during extension is made larger than the damping force during contraction. Therefore, the damping force generated during extension in the entire shock absorber is increased. Therefore, the steering stability of the vehicle can be improved. Further, there is an advantage that the damping characteristic can be changed without increasing the size of the piston 28.
【0017】なお、ハードバルブ,ソフトバルブは、上
記実施形態におけるものに限らず、下記に記載の態様の
ものとすることができる。以下、ハードバルブについて
説明するが、ソフトバルブも同様のものとすることがで
きる。ハードバルブは、図6,7に示すハードバルブ1
50とすることができる。このハードバルブ150を備
えたショックアブソーバは、請求項1,3,7〜9に共
通の一実施形態のショックアブソーバである。ハードバ
ルブ150は、ピストン28に設けられた弁座152、
中間支持部材154、位置決め部材156、リーフバル
ブ158、リーフバルブ158を中間液通路46側から
支持する中間側シート部材160等を含むものである。
中間支持部材154は、リーフバルブ158を下方から
支持する複数の下方支持部材164と、上方から支持す
る上方支持部材166とを含むものであり、下方支持部
材164は、ピストン28の中間部に形成された円環状
の溝90の液通路91の近傍に設けられたものであり、
上方支持部材166は、円環状を成したものであり、複
数の下方支持部材164に対向した状態で設けられてい
る。上方支持部材166は、中間側シート部材160と
一体的に形成されたもので、中間側シート部材160と
上方支持部材166との間に、複数の液通路168が形
成されている。The hard valve and the soft valve are not limited to those in the above-described embodiment, but may be those described below. Hereinafter, the hard valve will be described, but the same can be applied to the soft valve. The hard valve is a hard valve 1 shown in FIGS.
50. The shock absorber provided with the hard valve 150 is a shock absorber according to an embodiment common to claims 1, 3, 7 to 9. The hard valve 150 includes a valve seat 152 provided on the piston 28,
It includes an intermediate support member 154, a positioning member 156, a leaf valve 158, and an intermediate sheet member 160 that supports the leaf valve 158 from the intermediate liquid passage 46 side.
The intermediate support member 154 includes a plurality of lower support members 164 that support the leaf valve 158 from below and an upper support member 166 that supports the leaf valve 158 from above, and the lower support member 164 is formed at an intermediate portion of the piston 28. Provided in the vicinity of the liquid passage 91 of the formed annular groove 90,
The upper support member 166 has an annular shape, and is provided so as to face the plurality of lower support members 164. The upper support member 166 is formed integrally with the intermediate sheet member 160, and a plurality of liquid passages 168 are formed between the intermediate sheet member 160 and the upper support member 166.
【0018】リーフバルブ158は、弾性変形させられ
た状態で、外周側の縁部,内周側の縁部において、弁座
152と中間側シート部材160とによって支持され、
中間位置において、下方支持部材164と上方支持部材
166とによって支持される。リーフバルブ158は、
中間支持部材154によって支持された部分より外周側
の部分である外周側リーフバルブ170と内周側の部分
である内周側リーフバルブ172とに分離されるのであ
る。中間支持部材154によって、外周側リーフバルブ
170と内周側リーフバルブ172とが独立に撓み得る
状態とされているのであり、外周側リーフバルブ170
と内周側リーフバルブ172とのいずれか一方の部分が
撓む場合に、他方の部分の影響を殆ど受けない。The leaf valve 158 is supported by the valve seat 152 and the intermediate seat member 160 at the outer peripheral edge and the inner peripheral edge in an elastically deformed state.
At the intermediate position, the lower support member 164 and the upper support member 166 support it. The leaf valve 158 is
The outer peripheral leaf valve 170, which is an outer peripheral portion of the portion supported by the intermediate support member 154, and the inner peripheral leaf valve 172, which is an inner peripheral portion, are separated. The outer peripheral leaf valve 170 and the inner peripheral leaf valve 172 can be bent independently by the intermediate support member 154.
When either one of the inner leaf valve 172 and the inner peripheral leaf valve 172 bends, the other portion is hardly affected.
【0019】ピストンロッド14を収縮させようとする
力が作用する場合には、下室34の液圧が中間液通路4
6の液圧より高くなる。下室34の液圧が、液通路9
1,溝90を経てリーフバルブ158の下面に作用し、
中間液通路46の液圧が上面に作用する。下室34の液
圧が、中間液通路46の液圧より開弁圧以上高くなる
と、外周側リーフバルブ170の外周側部が上方支持部
材166を支点として上方に撓められる。ピストンロッ
ド14を伸長させようとする力が作用する場合には、中
間液通路46の液圧が下室34の液圧より高くなる。中
間液通路46の液圧が、液通路168を経てリーフバル
ブ158の内周側リーフバルブ172の上面に作用し、
下室34の液圧が下面に作用する。中間液通路46の液
圧が、下室34の液圧より開弁圧以上高くなると、内周
側リーフバルブ172の内周側部が下方支持部材164
を支点として下方に撓められる。When a force for contracting the piston rod 14 acts, the hydraulic pressure in the lower chamber 34 increases
6 higher than the hydraulic pressure. The liquid pressure in the lower chamber 34 is
1, acting on the lower surface of the leaf valve 158 through the groove 90,
The hydraulic pressure in the intermediate liquid passage 46 acts on the upper surface. When the hydraulic pressure of the lower chamber 34 becomes higher than the hydraulic pressure of the intermediate liquid passage 46 by a valve opening pressure or more, the outer peripheral side of the outer peripheral leaf valve 170 is bent upward with the upper support member 166 as a fulcrum. When a force for extending the piston rod 14 acts, the hydraulic pressure in the intermediate liquid passage 46 becomes higher than the hydraulic pressure in the lower chamber 34. The liquid pressure in the intermediate liquid passage 46 acts on the upper surface of the inner peripheral leaf valve 172 of the leaf valve 158 via the liquid passage 168,
The hydraulic pressure in the lower chamber 34 acts on the lower surface. When the fluid pressure in the intermediate fluid passage 46 becomes higher than the fluid pressure in the lower chamber 34 by more than the valve opening pressure, the inner peripheral side portion of the inner peripheral side leaf valve 172 becomes lower supporting member 164.
About the fulcrum.
【0020】ここで、外周側リーフバルブ170の外径
を変更しないで、内周側リーフバルブ172の内径を変
更すれば(リーフバルブ158の内径を変更することと
同じ)、外周側リーフバルブ170の撓み形状を変更す
ることなく、内周側リーフバルブ172の撓み形状を変
更することができる。収縮中に発生させられる減衰力の
減衰特性を殆ど変更しないで、伸長中に発生させられる
減衰力の減衰特性を変更することができるのである。内
周側リーフバルブ172の内径を大きくすれば(内周側
リーフバルブ172の半径方向の長さを短くすれば)、
図8の実線で表されるように、伸長中における開弁圧が
大きくされ、減衰係数が大きくされる。伸長中と収縮中
とで、開弁圧比および減衰力比が変更される。その他、
内周側リーフバルブ172の内径を小さくしたり、外周
側リーフバルブ170の外径を大きくしたり小さくした
りしても、いずれか一方の撓みの形状を殆ど変更するこ
となく、他方の撓みの形状を変更することができ、減衰
特性を変更することができる。本実施形態におけるショ
ックアブソーバによれば、後述するが、バルブを軸方向
に重ねられた複数のリーフバルブを含むものとする場合
より、ピストン28が軸方向に大きくなることを回避す
ることができる。Here, if the inner diameter of the inner leaf valve 172 is changed without changing the outer diameter of the outer leaf valve 170 (the same as changing the inner diameter of the leaf valve 158), the outer leaf valve 170 is changed. Can be changed without changing the bent shape of the inner peripheral side leaf valve 172. It is possible to change the damping characteristic of the damping force generated during elongation with little change in the damping characteristic of the damping force generated during contraction. If the inner diameter of the inner peripheral leaf valve 172 is increased (if the radial length of the inner peripheral leaf valve 172 is reduced),
As shown by the solid line in FIG. 8, the valve opening pressure during extension is increased, and the damping coefficient is increased. The valve opening pressure ratio and the damping force ratio are changed during extension and contraction. Others
Even if the inner diameter of the inner peripheral side leaf valve 172 is reduced or the outer diameter of the outer peripheral side leaf valve 170 is increased or decreased, the shape of one of the bendings of the other is hardly changed. The shape can be changed, and the attenuation characteristics can be changed. According to the shock absorber in the present embodiment, as will be described later, it is possible to prevent the piston 28 from becoming larger in the axial direction than when the valve includes a plurality of leaf valves stacked in the axial direction.
【0021】なお、外周側リーフバルブ170と内周側
リーフバルブ172との両方の形状を変更してもよい。
両方を変更する場合には、減衰特性を相対的に変更する
ことができ、伸長中と収縮中とで開弁圧比,減衰力比を
変更することができる。下方支持部材164および上方
支持部材166のリーフバルブ158の半径方向の位置
を変更すれば、外周側リーフバルブ170,内周側リー
フバルブ172の撓みの支点を変更したことになり、外
径および内径を共に変更したことと似た効果を得ること
ができる。The shapes of both the outer peripheral leaf valve 170 and the inner peripheral leaf valve 172 may be changed.
When both are changed, the damping characteristics can be relatively changed, and the valve opening pressure ratio and the damping force ratio can be changed during extension and contraction. If the radial position of the leaf valve 158 of the lower support member 164 and the upper support member 166 is changed, the fulcrum of the deflection of the outer peripheral leaf valve 170 and the inner peripheral leaf valve 172 is changed, and the outer diameter and the inner diameter are changed. Can be obtained in the same manner as when both are changed.
【0022】また、図9に示すように、ハードバルブ
を、半径方向に並んで配設された2枚のリーフバルブ1
76,178を含むハードバルブ180とすることがで
きる。本実施形態においては、外周側リーフバルブ17
6と内周側リーフバルブ178とを完全に独立して撓ま
せることができる。一方が撓む場合に、それが他方に影
響することは殆どないのである。そのため、外周側リー
フバルブ176の外径,内周側リーフバルブ178の内
径を、独立に変更することによって、外周側,内周側リ
ーフバルブ176,178の撓みの形状を各々独立に変
更することができ、収縮中と伸長中とで、減衰特性を独
立に変更することができる。本実施形態においては、外
周側,内周側リーフバルブ176,178を、材料が異
なるものとすることもできる。いずれか一方の材料を変
更すれば、撓み易さが変わるため、弾性率を変更するこ
とができるのである。なお、本ショックアブソーバにお
いては、図に示すように、中間側シート部材182が上
方支持部材166が形成された部材とは別に設けられて
いる。このようにすれば、ハードバルブ180の設計上
の自由度を増大させることができる。例えば、位置決め
部材156,内周側リーフバルブ178の大きさを、上
方支持部材166および液通路168が設けられた部材
の形状とは関係なく設計することが可能となる。本態様
は、請求項2に記載の発明の一実施態様でもある。As shown in FIG. 9, a hard valve is provided with two leaf valves 1 arranged side by side in the radial direction.
Hard valve 180 including 76, 178 can be provided. In the present embodiment, the outer peripheral side leaf valve 17
6 and the inner peripheral side leaf valve 178 can be flexed completely independently. If one flexes, it has little effect on the other. Therefore, by changing the outer diameter of the outer peripheral side leaf valve 176 and the inner diameter of the inner peripheral side leaf valve 178 independently, the shapes of the bending of the outer peripheral side and the inner peripheral side leaf valves 176 and 178 can be changed independently. The damping characteristics can be changed independently during contraction and during extension. In this embodiment, the outer and inner leaf valves 176 and 178 may be made of different materials. If any one of the materials is changed, the flexibility is changed, so that the elastic modulus can be changed. In this shock absorber, as shown in the figure, the intermediate sheet member 182 is provided separately from the member on which the upper support member 166 is formed. In this way, the degree of freedom in designing the hard valve 180 can be increased. For example, the size of the positioning member 156 and the inner peripheral side leaf valve 178 can be designed irrespective of the shape of the member provided with the upper support member 166 and the liquid passage 168. This aspect is also one embodiment of the invention described in claim 2.
【0023】さらに、図10に示すように、ハードバル
ブを、中間支持部材が下方支持部材を含み、上方支持部
材を含まないハードバルブ190とすることもできる。
上方支持部材が設けられていないため、上記実施形態に
おいては必要であった液通路168が不要となる。この
ように、上方支持部材が設けられていない場合には、リ
ーフバルブ158は、内周側と外周側とに分離されてい
るわけではない。ピストンロッド14の収縮中には、リ
ーフバルブ158の内周側の縁部が中間側シート部材1
60に押し付けられて外周側部が撓められる。この場合
には、中間側シート部材160の外周側の端部が支点と
なる。ピストンロッド14の伸長中には、リーフバルブ
158は下方支持部材164を支点として、内周側部が
撓められる。Further, as shown in FIG. 10, the hard valve may be a hard valve 190 in which the intermediate support member includes the lower support member and does not include the upper support member.
Since the upper support member is not provided, the liquid passage 168 which is necessary in the above embodiment is not required. As described above, when the upper support member is not provided, the leaf valve 158 is not necessarily separated into the inner peripheral side and the outer peripheral side. During the contraction of the piston rod 14, the inner peripheral edge of the leaf valve 158 is
The outer peripheral side portion is bent by being pressed against the outer peripheral portion 60. In this case, the outer peripheral end of the intermediate sheet member 160 becomes a fulcrum. During the extension of the piston rod 14, the inner peripheral side portion of the leaf valve 158 is bent about the lower support member 164 as a fulcrum.
【0024】この状態において、リーフバルブ158の
内径を変更すれば、収縮中における撓みの形状を大きく
変更することなく、伸長中における撓みの形状を変更す
ることができる。収縮中においては、中間側シート部材
160が支点となるため、内径を変更しても撓みの形状
はそれほど大きく変わらないのである。なお、中間側シ
ート部材160の形状(外周側の端部の位置)を変更す
れば、伸長中における撓みの形状を殆ど変更することな
く、収縮中における撓みの形状を変更することができ
る。上述のように、収縮中においては、リーフバルブ1
58は、中間側シート部材160の外周側の端部が支点
となるため、支点が外周側に移動すれば、リーフバルブ
158の外周側部が撓み難くなり、内周側に移動すれ
ば、撓む易くなる。しかし、伸長中には、下方支持部材
164が支点となるため、伸長中における撓みの形状は
殆ど変わらないのである。また、下方支持部材164の
半径方向の位置を移動すれば、逆に、収縮中の撓みの形
状を殆ど変更することなく、伸長中の撓みの形状を変更
することができる。伸長中には、下方支持部材164の
内周側の端部が支点となるからである。このように、中
間側シート部材160と下方支持部材164とのいずれ
か一方の形状を変更すれば、伸長中と収縮中とで、撓み
の形状を独立に変更することができ、減衰特性を独立に
変更することができる。また、両方を変更すれば、開弁
圧比,減衰力比を変更することもできる。この場合に
は、本態様は、請求項1,7〜9に共通の発明の一実施
態様とされる。In this state, if the inner diameter of the leaf valve 158 is changed, the shape of the bend during extension can be changed without largely changing the shape of the bend during contraction. During contraction, the middle sheet member 160 serves as a fulcrum, so that even if the inner diameter is changed, the shape of the bending does not change so much. By changing the shape of the intermediate sheet member 160 (the position of the end on the outer peripheral side), the shape of the bend during contraction can be changed with almost no change in the shape of the bend during extension. As described above, during the contraction, the leaf valve 1
58, the outer peripheral end of the intermediate seat member 160 serves as a fulcrum, so that if the fulcrum moves to the outer peripheral side, the outer peripheral side of the leaf valve 158 will be less likely to bend; Easy to pick up. However, since the lower support member 164 serves as a fulcrum during extension, the shape of the flexure during extension is substantially the same. Conversely, if the position of the lower support member 164 in the radial direction is moved, the shape of the flexure during elongation can be changed with almost no change in the shape of the flexure during contraction. This is because the inner end of the lower support member 164 becomes a fulcrum during extension. As described above, by changing the shape of one of the intermediate sheet member 160 and the lower support member 164, the shape of flexure can be changed independently during extension and contraction, and the damping characteristics can be changed independently. Can be changed to If both are changed, the valve opening pressure ratio and the damping force ratio can also be changed. In this case, this aspect is an embodiment of the invention which is common to claims 1, 7 to 9.
【0025】さらに、ハードバルブは、図11に示すハ
ードバルブ200とすることができる。ハードバルブ2
00を含むショックアブソーバは、請求項1,5,7〜
9に共通の一実施形態であると考えることも、請求項
1,2,7〜9に共通の一実施形態であると考えること
もできる。ハードバルブ200は、2枚の板状部材20
2,204、弁座206、位置決め部材210、中間側
シート部材212等を含むものである。板状部材202
は、弁座206と中間側シート部材212とによって支
持され、板状部材204は、それの内周部において下方
支持部213と中間側シート部材212とによって挟ま
れた状態で支持される。下方支持部213は、ピストン
28に設けられた溝90の内周側の縁部である。ピスト
ン28が下方支持部材を兼ね、中間側シート部材212
が上方支持部材を兼ねることになる。板状部材204
は、それの外周側部が、板状部材202の内周側の縁部
に重ねられた状態で配設され、その重ねられた部分に図
12に示す切欠214が複数形成されている。本実施形
態においては、板状部材202の厚みが、位置決め部材
210より厚いため、板状部材204は、弾性変形させ
られた状態で支持されることになる。したがって、ショ
ックアブソーバの非作動状態においても、板状部材20
4は、板状部材202に上方の付勢力を付与することに
なる。Further, the hard valve can be a hard valve 200 shown in FIG. Hard valve 2
The shock absorbers containing 00
9 and an embodiment common to the first, second, seventh to ninth aspects. The hard valve 200 includes two plate-like members 20.
2, 204, a valve seat 206, a positioning member 210, an intermediate seat member 212, and the like. Plate member 202
Is supported by the valve seat 206 and the intermediate seat member 212, and the plate-like member 204 is supported by being sandwiched between the lower support portion 213 and the intermediate seat member 212 at the inner peripheral portion thereof. The lower support portion 213 is an inner peripheral edge of the groove 90 provided in the piston 28. The piston 28 also serves as a lower support member, and the intermediate sheet member 212
Will also serve as the upper support member. Plate member 204
Is arranged in a state where its outer peripheral side is overlapped with the inner peripheral edge of the plate-like member 202, and a plurality of cutouts 214 shown in FIG. 12 are formed in the overlapped portion. In the present embodiment, since the thickness of the plate member 202 is larger than that of the positioning member 210, the plate member 204 is supported in an elastically deformed state. Therefore, even when the shock absorber is not in operation,
4 applies an upward urging force to the plate-like member 202.
【0026】ピストンロッド14の収縮中には、板状部
材202は、内周側の縁部が中間側シート部材212に
押し付けられた状態で外周側部が上方に撓められる。こ
の場合には、板状部材204が撓められることはない。
ピストンロッド14の伸長中には、図13に示すよう
に、板状部材202は、外周側の縁部が外周側弁座20
6に押し付けられて、板状部材204の付勢力に抗して
内周側部が下方に撓められる。板状部材202は、板状
部材204によって撓みが抑制されるため、撓み難くな
り、開弁圧が大きくなり、減衰係数が大きくなる。ま
た、作動液は、板状部材202と中間側シート部材21
2との間の隙間,板状部材204に設けられた切欠21
4を経て流れることになる。During the contraction of the piston rod 14, the plate member 202 is bent upward at the outer peripheral side while the inner peripheral edge is pressed against the intermediate sheet member 212. In this case, the plate member 204 is not bent.
During the extension of the piston rod 14, as shown in FIG.
6, the inner peripheral side portion is bent downward against the urging force of the plate-like member 204. The bending of the plate-like member 202 is suppressed by the plate-like member 204, so that the bending becomes difficult, the valve opening pressure increases, and the damping coefficient increases. Further, the hydraulic fluid is supplied to the plate member 202 and the intermediate sheet member 21.
2, the notch 21 provided in the plate-like member 204.
It will flow through 4.
【0027】このように、ハードバルブ200は、板状
部材202の変形によって開閉させられるため、板状部
材202はリーフバルブとすることができるが、板状部
材204によってリーフバルブ202の下方への撓みが
抑制されるため、板状部材204を撓み抑制部材と考え
ることができる。撓み抑制部材204により、ピストン
ロッド14の収縮中のリーフバルブ202の撓みの形状
を変更することなく、伸長中のリーフバルブ202の撓
みの形状を変更することができ、伸長中の減衰特性を変
更することができるのである。また、撓み抑制部材20
4の切欠214の幅Lを変えることにより、リーフバル
ブ202の撓み易さを変更することが可能となる。幅L
が小さい場合は大きい場合よりリーフバルブ202は撓
み難くなるのであり、幅Lは、図11において、リーフ
バルブ202の内周側の端部に対応する大きさまで小さ
くすることが可能であり、その状態において、最も撓み
難くなる。同様に、撓み抑制部材204の外径を変更し
ても、リーフバルブ202の撓み易さを変更することが
できる。さらに、前述のように、伸長中には、作動液が
切欠214を経て流れるため、切欠214の幅Lを大き
くすれば、作動液の流量を大きくすることができ、減衰
特性を変更することができる。As described above, since the hard valve 200 is opened and closed by the deformation of the plate member 202, the plate member 202 can be a leaf valve. Since the bending is suppressed, the plate member 204 can be considered as a bending suppressing member. The flexure suppressing member 204 can change the flexure shape of the leaf valve 202 during extension without changing the flexure shape of the leaf valve 202 during contraction of the piston rod 14, thereby changing the damping characteristic during extension. You can do it. Also, the deflection suppressing member 20
By changing the width L of the notch 214 of No. 4, the flexibility of the leaf valve 202 can be changed. Width L
Is smaller than when the leaf valve 202 is large, the width L can be reduced to a size corresponding to the inner peripheral end of the leaf valve 202 in FIG. , It is most difficult to bend. Similarly, even if the outer diameter of the deflection suppressing member 204 is changed, the ease of bending of the leaf valve 202 can be changed. Further, as described above, during extension, the hydraulic fluid flows through the notch 214. Therefore, if the width L of the notch 214 is increased, the flow rate of the hydraulic fluid can be increased, and the damping characteristics can be changed. it can.
【0028】なお、本実施形態においては、撓み抑制部
材204が、弾性変形させられた状態で配設されていた
が、弾性変形させられた状態で配設することは不可欠で
はない。位置決め部材210とリーフバルブ202とで
厚みをほぼ同じにし、撓み抑制部材204を弾性変形し
ない状態で支持した場合には、伸長時の開弁圧が小さく
なる。In the present embodiment, the deflection suppressing member 204 is provided in a state of being elastically deformed. However, it is not essential that the bending suppression member 204 is provided in a state of being elastically deformed. When the thickness of the positioning member 210 and the leaf valve 202 are made substantially the same and the deflection suppressing member 204 is supported in a state where it is not elastically deformed, the valve opening pressure at the time of extension becomes small.
【0029】また、板状部材204を撓み抑制部材とみ
なしたが、リーフバルブとみなすこともできる。板状部
材204は、収縮中には撓むことはないが、伸長中には
撓むものである。また、作動液は、板状部材204に設
けられた切欠214を経て流れるのであり、板状部材2
04の撓みの形状によって、流路の形成に影響を与える
からである。上述のように、リーフバルブ204の形状
(切欠214の形状および外径)を変更することによ
り、伸長中の減衰特性を変更することが可能であるた
め、本実施形態におけるショックアブソーバを、請求項
2に記載のショックアブソーバの一実施態様であると考
えることもできるのである。Although the plate-like member 204 is regarded as a deflection suppressing member, it can be regarded as a leaf valve. The plate-like member 204 does not bend during contraction, but bends during extension. Further, the working fluid flows through the notch 214 provided in the plate member 204,
The reason for this is that the shape of the flexure 04 affects the formation of the flow path. As described above, by changing the shape of the leaf valve 204 (the shape and the outer diameter of the notch 214), the damping characteristic during extension can be changed. It can be considered as an embodiment of the shock absorber described in 2.
【0030】また、ハードバルブを、図14に示す構造
のハードバルブ230とすることができる。このハード
バルブ230を含むショックアブソーバは、請求項1,
2,7〜9に共通の一実施形態である。ハードバルブ2
30は、リーフバルブ232,234、弁座236、位
置決め部240等を含むものである。リーフバルブ23
2は、リーフバルブ234より撓み易いものであり、こ
れら2枚のリーフバルブ232,234は、リーフバル
ブ232の内周側の縁部がリーフバルブ234の外周側
の縁部の下方に重ねられた状態で配設される。また、位
置決め部240は、ピストン28の溝90の外周側の縁
部に設けられたものであり、それの内周側の縁部に複数
の切欠244が形成されている。リーフバルブ232
は、外周面が、位置決め部240の内周面に当接する状
態で位置決めされる。位置決め部240に切欠244が
設けられているため、リーフバルブ232の外周側部が
僅かに撓んだ状態においても、作動液の十分な流量での
流れを許容し得る。また、リーフバルブ234は、内周
側の縁部において、下方支持部213とスペーサ246
とによって支持される。The hard valve may be a hard valve 230 having the structure shown in FIG. The shock absorber including the hard valve 230 has the following features.
This is an embodiment common to 2, 7 to 9. Hard valve 2
Reference numeral 30 includes leaf valves 232 and 234, a valve seat 236, a positioning portion 240, and the like. Leaf valve 23
2 is easier to bend than the leaf valve 234, and these two leaf valves 232 and 234 have the inner peripheral edge of the leaf valve 232 overlapped below the outer peripheral edge of the leaf valve 234. Arranged in state. The positioning portion 240 is provided at an outer peripheral edge of the groove 90 of the piston 28, and has a plurality of notches 244 formed at an inner peripheral edge thereof. Leaf valve 232
Are positioned in a state where the outer peripheral surface is in contact with the inner peripheral surface of the positioning section 240. Since the notch 244 is provided in the positioning portion 240, even when the outer peripheral side portion of the leaf valve 232 is slightly bent, a sufficient flow rate of the working fluid can be allowed. The leaf valve 234 has a lower support portion 213 and a spacer 246 at an inner peripheral edge.
And supported by.
【0031】図15に示すように、ピストンロッド14
の収縮中には、リーフバルブ232は、内周側の縁部が
リーフバルブ234の外周側の縁部に押し付けられた状
態で外周側部が上方に撓められる。リーフバルブ234
は、内周側の縁部がスペーサ246に押し付けられた状
態で外周側部が上方に撓められる。リーフバルブ234
は、それ自身に作用する液圧差に応じた差圧作用力とリ
ーフバルブ232による押付け力とによって撓められる
のである。ハードバルブ230の開き量は、リーフバル
ブ232の撓み量とリーフバルブ234の撓み量との和
に対応する。ピストンロッド14の伸長中には、リーフ
バルブ232は、外周側の縁部が弁座236に押し付け
られて、内周側部が下方に撓み、リーフバルブ234
は、内周側部が下方支持部213に押し付けられた状態
で外周側部が下方に撓む。中間液通路46の作動液は、
リーフバルブ232とリーフバルブ234との間から流
れることになる。ハードバルブ230の開き量は、リー
フバルブ232の撓み量からリーフバルブ234の撓み
量を引いた差に対応することになる。前述のように、リ
ーフバルブ234はリーフバルブ232より撓み難いも
のであるため、これらリーフ232,234の間の撓み
量に差が生じ、これらの間から作動液の流れが許容され
ることになるのである。このように、収縮中において
は、伸長中における場合より、開弁圧が大きくなり、減
衰係数が大きくなる。リーフバルブ232,234の両
方が同じ方向に撓むようにされている場合には、撓み量
が大きくならないと、作動液の流れが許容されないた
め、その分、開弁圧が大きくなるのである。As shown in FIG. 15, the piston rod 14
During the contraction of the leaf valve 232, the outer peripheral side portion is bent upward while the inner peripheral side edge portion is pressed against the outer peripheral side edge portion of the leaf valve 234. Leaf valve 234
The outer peripheral side portion is bent upward while the inner peripheral side edge portion is pressed against the spacer 246. Leaf valve 234
Is bent by the differential pressure acting force corresponding to the hydraulic pressure difference acting on itself and the pressing force by the leaf valve 232. The opening amount of the hard valve 230 corresponds to the sum of the bending amount of the leaf valve 232 and the bending amount of the leaf valve 234. During the extension of the piston rod 14, the leaf valve 232 is pressed against the outer peripheral edge against the valve seat 236, and the inner peripheral side is bent downward.
The outer peripheral side portion is bent downward while the inner peripheral side portion is pressed against the lower support portion 213. The working fluid in the intermediate fluid passage 46 is
It flows from between the leaf valve 232 and the leaf valve 234. The opening amount of the hard valve 230 corresponds to a difference obtained by subtracting the bending amount of the leaf valve 234 from the bending amount of the leaf valve 232. As described above, since the leaf valve 234 is harder to bend than the leaf valve 232, there is a difference in the amount of bending between the leaves 232 and 234, and the flow of the hydraulic fluid is allowed between the leaves. It is. As described above, during the contraction, the valve opening pressure becomes larger and the damping coefficient becomes larger than during the extension. If both of the leaf valves 232 and 234 are bent in the same direction, the flow of the hydraulic fluid is not allowed unless the amount of bending is increased, so that the valve opening pressure is increased accordingly.
【0032】この状態において、スペーサ246の外径
を変更すれば、リーフバルブ234が下方に撓む場合に
おける撓み量を殆ど変えないで上方に撓む場合における
撓み量を変更することができる。その結果、伸長中にお
ける撓み量を殆ど変えないで、収縮中における撓み量を
変更することができる。スペーサ246の外径を大きく
すれば撓み量を小さくし、外径を小さくすれば撓み量を
大きくすることができる。逆に、下方支持部213の形
状を変更すれば、リーフバルブ234が下方に撓む場合
の撓み量を変更することができ、伸長中における撓み量
を、収縮中の撓み量を変更しないで変更することができ
る。このように、下方支持部材213とスペーサ246
とのいずれか一方の形状を変更すれば、伸長中と収縮中
とで撓みの形状を独立に変更することができる。また、
独立に減衰特性を変更することができ、伸長中と収縮中
との、開弁圧比,減衰力比を変更することができる。In this state, if the outer diameter of the spacer 246 is changed, the amount of deflection when the leaf valve 234 bends upward can be changed with little change in the amount of deflection when the leaf valve 234 bends downward. As a result, it is possible to change the amount of deflection during contraction without substantially changing the amount of deflection during extension. If the outer diameter of the spacer 246 is increased, the amount of deflection can be reduced, and if the outer diameter is reduced, the amount of deflection can be increased. Conversely, if the shape of the lower support portion 213 is changed, the amount of deflection when the leaf valve 234 bends downward can be changed, and the amount of deflection during extension can be changed without changing the amount of deflection during contraction. can do. Thus, the lower support member 213 and the spacer 246
By changing any one of the above shapes, the shape of the bending can be changed independently during elongation and during contraction. Also,
The damping characteristic can be changed independently, and the valve opening pressure ratio and the damping force ratio during extension and contraction can be changed.
【0033】ハードバルブは、また、図16に示すハー
ドバルブ250とすることもできる。ハードバルブ25
0を含むショックアブソーバは、請求項1,2,7〜9
に共通の一実施形態である。ハードバルブ250は、2
枚のリーフバルブ252,254、位置決め部材25
6,258等を含むものである。2枚のリーフバルブ2
52,254は、互いに内径の差が小さく外径の差が大
きいものであり、リーフバルブ252の一部にリーフバ
ルブ254の全部が重ねられることになる。下室34側
に位置するリーフバルブ252は、位置決め部材256
によって位置決めされ、中間液通路46側に位置するリ
ーフバルブ254は、位置決め部材258によって位置
決めされるが、位置決め部材258は、リーフバルブ2
52の中間側シート部材としての機能も兼ねることにな
る。また、スペーサ260が、リーフバルブ254の中
間側シート部材とされる。The hard valve may be a hard valve 250 shown in FIG. Hard valve 25
Claims 1, 2, 7 to 9
FIG. Hard valve 250 is 2
Leaf valves 252, 254, positioning member 25
6,258 and the like. 2 leaf valves 2
Numerals 52 and 254 have a small difference in inner diameter and a large difference in outer diameter, and the leaf valve 254 is entirely overlapped with a part of the leaf valve 252. The leaf valve 252 located on the lower chamber 34 side includes a positioning member 256.
The leaf valve 254 positioned on the intermediate liquid passage 46 side is positioned by the positioning member 258.
52 also functions as an intermediate sheet member. The spacer 260 is an intermediate seat member of the leaf valve 254.
【0034】ピストンロッド14の収縮中には、図17
に示すように、リーフバルブ252,254が共に撓め
られるが、伸長中には、リーフバルブ254は殆ど撓め
られず、リーフバルブ252のみが撓められる。ここ
で、リーフバルブ254の外径を変更すれば、2枚のリ
ーフバルブ252,254が撓む場合の撓み形状を、1
枚のリーフバルブ252が撓む場合の撓み形状を殆ど変
更することなく、変更することができる。リーフバルブ
254の外径を小さくすれば、2枚のリーフバルブ25
2,254が共に撓む場合には撓み易くなるが、1枚の
リーフバルブ252が撓む場合への影響は小さい。その
ため、伸長中における撓み形状を殆ど変更することな
く、収縮中における撓み形状を変更することができる。
また、リーフバルブ254の厚みを大きくすれば、2枚
のリーフバルブ252,254が撓む場合に撓み難くす
ることができるため、伸長中における撓み形状を殆ど変
更することなく、収縮中における撓み形状を変更するこ
とができる。During the contraction of the piston rod 14, FIG.
As shown in FIG. 7, the leaf valves 252 and 254 are both bent, but during extension, the leaf valve 254 is hardly bent, and only the leaf valve 252 is bent. Here, if the outer diameter of the leaf valve 254 is changed, the bending shape when the two leaf valves 252 and 254 are bent becomes 1
The bending shape when the leaf valves 252 are bent can be changed with almost no change. If the outer diameter of the leaf valve 254 is reduced, the two leaf valves 25
When both 2254 are bent, the bending becomes easy, but the influence on the case where one leaf valve 252 is bent is small. Therefore, the bending shape during contraction can be changed with almost no change in the bending shape during extension.
In addition, if the thickness of the leaf valve 254 is increased, it is difficult to bend when the two leaf valves 252 and 254 are bent. Can be changed.
【0035】なお、リーフバルブ254の厚さをかなり
厚くした場合には、収縮中において、リーフバルブ25
2の外周側部のみがリーフバルブ254の外周縁を支点
として撓められるようにすることもできる。この場合に
おいては、収縮中にも伸長中にも1枚のリーフバルブ2
52が撓むことになる。When the thickness of the leaf valve 254 is considerably increased, the leaf valve 25
Only the outer peripheral side portion 2 can be bent with the outer peripheral edge of the leaf valve 254 as a fulcrum. In this case, one leaf valve 2 is used during both contraction and extension.
52 will bend.
【0036】また、リーフバルブ254を、図18に示
す液圧伝達部268および複数の貫通穴270を含むリ
ーフバルブ272とすることもできる。貫通穴270,
液圧伝達部268を設ければ、中間液通路46の液圧を
リーフバルブ252の上面276(図17参照)に良好
に伝達することができる。その上面276に作用する液
圧が下室34の液圧より開弁圧以上高くなれば、リーフ
バルブ254が撓むことなく、リーフバルブ252のみ
が良好に撓むことになる。The leaf valve 254 may be a leaf valve 272 including a hydraulic pressure transmitting portion 268 and a plurality of through holes 270 shown in FIG. Through hole 270,
By providing the hydraulic pressure transmitting section 268, the hydraulic pressure of the intermediate liquid passage 46 can be transmitted to the upper surface 276 of the leaf valve 252 (see FIG. 17) satisfactorily. If the hydraulic pressure acting on the upper surface 276 is higher than the hydraulic pressure of the lower chamber 34 by more than the valve opening pressure, the leaf valve 254 does not flex and only the leaf valve 252 flexes well.
【0037】ハードバルブは、また、図19に示すハー
ドバルブ280とすることもできる。ハードバルブ28
0を含むショックアブソーバは、請求項1,2,7〜9
に共通の一実施形態である。ハードバルブ280は、2
枚のリーフバルブ282,284と、内周側位置決め部
材286と、外周側位置決め部288と、中間側シート
部材290とを含むものである。2枚のリーフバルブ2
82,284は、外径が同じで、内径が異なるものであ
り、リーフバルブ284の一部に、リーフバルブ282
の全部が重なることになる。リーフバルブ284は、内
周側位置決め部材286によって位置決めされ、リーフ
バルブ282は、外周側位置決め部288によって位置
決めされる。外周側位置決め部288の内周側には、複
数の切欠292が形成され、外周側位置決め部288の
内周面とリーフバルブ282の外周面とが当接すること
によって位置決めされるのである。The hard valve may be a hard valve 280 shown in FIG. Hard valve 28
Claims 1, 2, 7 to 9
FIG. Hard valve 280 is 2
It includes leaf valves 282 and 284, an inner peripheral positioning member 286, an outer peripheral positioning member 288, and an intermediate seat member 290. 2 leaf valves 2
82 and 284 have the same outer diameter and different inner diameters, and a part of the leaf valve 284 includes a leaf valve 282.
Will overlap. The leaf valve 284 is positioned by the inner peripheral positioning member 286, and the leaf valve 282 is positioned by the outer peripheral positioning portion 288. A plurality of notches 292 are formed on the inner peripheral side of the outer peripheral side positioning portion 288, and the outer peripheral side positioning portion 288 and the outer peripheral surface of the leaf valve 282 are positioned by contact.
【0038】ピストンロッド14の収縮中には、図20
に示すように、リーフバルブ282は殆ど撓められず、
リーフバルブ284が撓められるが、伸長中には、リー
フバルブ282,284が共に撓められる。収縮中に
は、リーフバルブ282の影響を殆ど受けることなくリ
ーフバルブ284が撓められるのである。ここで、リー
フバルブ282の内径を変更すれば、収縮中の撓み形状
を殆ど変更することなく、伸長中の撓み形状を変更する
ことができる。リーフバルブ282の内径を大きくすれ
ば撓み易くなり、内径を小さくすれば撓み難くなる。ま
た、リーフバルブ282の厚みを変更しても、撓みの形
状を変更することができる。なお、リーフバルブ282
は、図18に示すように、貫通穴および液圧伝達部を有
するものとしてもよい。この場合には、液圧伝達部が形
成された面がリーフバルブ284側の面となる。During contraction of the piston rod 14, FIG.
As shown in the figure, the leaf valve 282 is hardly bent,
While the leaf valve 284 is flexed, during extension the leaf valves 282 and 284 are flexed together. During contraction, leaf valve 284 is flexed with little effect from leaf valve 282. Here, if the inner diameter of the leaf valve 282 is changed, it is possible to change the bent shape during expansion without changing the bent shape during contraction. Increasing the inner diameter of the leaf valve 282 makes it easier to bend, while reducing the inner diameter makes it harder to bend. Further, even if the thickness of the leaf valve 282 is changed, the shape of the bending can be changed. Note that the leaf valve 282
May have a through hole and a hydraulic pressure transmitting portion as shown in FIG. In this case, the surface on which the hydraulic pressure transmitting portion is formed is the surface on the leaf valve 284 side.
【0039】ハードバルブは、さらに、図21,22に
示すハードバルブ300とすることもできる。ハードバ
ルブ300は、2枚のリーフバルブ302,304を含
むものであるが、リーフバルブ302は、外形が円形で
あり、リーフバルブ304は、概して長方形である。リ
ーフバルブ304はリーフバルブ302の一部に重ねら
れた状態で配設される。ピストンロッド14の収縮中に
おいて、下室34の液圧と中間液通路46の液圧との液
圧差が小さい場合には、リーフバルブ302の外周側部
のみがリーフバルブ304の外周縁を支点として撓めら
れ、液圧差が大きくなると、リーフバルブ302および
304が共に撓められる。ピストンロッド14の伸長中
には、リーフバルブ302,304の内周側部が共に下
方に撓められ、大きな減衰力が発生させられる。長方形
状のリーフバルブ304の厚みを変更した場合には、リ
ーフバルブ302が撓む場合の支点は変わらないため、
リーフバルブ302の撓み易さは変わらないが、リーフ
バルブ302とリーフバルブ304との両方が共に撓む
場合の撓み易さが変わる。リーフバルブ304を厚くす
れば、撓み難くなり、伸長中における開弁圧が大きくな
る。このように、リーフバルブ304の厚みを変更すれ
ば、収縮中の撓み形状を変更することなく、伸長中の撓
み形状を変更することができる。また、リーフバルブ3
04の外径を変更すれば、伸長中と収縮中とにおける開
弁圧比,減衰力比を変更することが可能である。The hard valve may be a hard valve 300 shown in FIGS. The hard valve 300 includes two leaf valves 302 and 304. The leaf valve 302 has a circular outer shape, and the leaf valve 304 has a generally rectangular shape. The leaf valve 304 is provided so as to be superposed on a part of the leaf valve 302. During the contraction of the piston rod 14, when the hydraulic pressure difference between the hydraulic pressure in the lower chamber 34 and the hydraulic pressure in the intermediate liquid passage 46 is small, only the outer peripheral side of the leaf valve 302 is supported by the outer peripheral edge of the leaf valve 304 as a fulcrum. When the valve is bent and the hydraulic pressure difference increases, both the leaf valves 302 and 304 are bent. During the extension of the piston rod 14, the inner peripheral side portions of the leaf valves 302 and 304 are both bent downward, and a large damping force is generated. When the thickness of the rectangular leaf valve 304 is changed, the fulcrum when the leaf valve 302 is bent does not change.
Although the ease of bending of the leaf valve 302 does not change, the degree of bending when both the leaf valve 302 and the leaf valve 304 bend changes. If the leaf valve 304 is thickened, it becomes difficult to bend and the valve opening pressure during extension increases. As described above, if the thickness of the leaf valve 304 is changed, it is possible to change the bent shape during extension without changing the bent shape during contraction. Also, leaf valve 3
By changing the outer diameter of 04, it is possible to change the valve opening pressure ratio and the damping force ratio during extension and contraction.
【0040】ハードバルブは、図23,24に示すよう
に、3枚のリーフバルブを含むハードバルブ330とす
ることができる。ハードバルブ330を含むショックア
ブソーバは、請求項1,2,7〜9に共通の一実施形態
である。ハードバルブ330は、3枚のリーフバルブ3
32,334,336、位置決め部材340、中間側シ
ート部材341等を含むものである。ハードバルブ33
0においては、3枚のリーフバルブ332,334,3
36が軸方向に重ねられている。最も下室34側に位置
するリーフバルブ332は、小径の軸方向の貫通穴34
2がほぼ同一半径の円周に沿って複数形成されたもので
あり、最も上室36側に位置するリーフバルブ336
は、厚みが薄く、撓み易いものであり、中間に位置する
リーフバルブ334は、大径の貫通穴344が複数形成
されたものである。2枚のリーフバルブ332,334
は、小径の貫通穴342と大径の貫通穴344とが同一
位相に位置する状態で、すなわち、連通させられる状態
で、配設される。下室34の作動液は、小径の貫通穴3
42,大径の貫通穴344を経てリーフバルブ336に
伝達される。小径の貫通穴342によってオリフィスが
形成され、大径の貫通穴344によって液圧が良好に伝
達される。これら貫通穴342,344によって導圧路
が構成される。As shown in FIGS. 23 and 24, the hard valve can be a hard valve 330 including three leaf valves. The shock absorber including the hard valve 330 is an embodiment common to claims 1, 2, 7 to 9. The hard valve 330 has three leaf valves 3
32, 334, 336, a positioning member 340, an intermediate sheet member 341 and the like. Hard valve 33
At 0, three leaf valves 332, 334, 3
36 are stacked in the axial direction. The leaf valve 332 located closest to the lower chamber 34 has a small-diameter axial through hole 34.
2 are formed along the circumference of substantially the same radius, and the leaf valve 336 located closest to the upper chamber 36 side.
Is thin and easy to bend, and the leaf valve 334 located in the middle is formed with a plurality of large-diameter through holes 344. Two leaf valves 332, 334
Are arranged in a state where the small-diameter through hole 342 and the large-diameter through hole 344 are located in the same phase, that is, in a state where they are communicated with each other. The hydraulic fluid in the lower chamber 34 is supplied to the small-diameter through hole 3.
42, and transmitted to the leaf valve 336 through the large-diameter through hole 344. An orifice is formed by the small-diameter through hole 342, and the hydraulic pressure is transmitted well by the large-diameter through hole 344. These through holes 342 and 344 form a pressure guiding path.
【0041】図25に示すように、収縮中には、下室3
4の液圧が導圧路を経てリーフバルブ336の下面に作
用し、中間液通路46の液圧がリーフバルブ336の上
面に作用する。これら液圧差が、リーフバルブ336を
撓ませるのに必要な力以上大きくなれば、リーフバルブ
336において、内周側の縁部が中間側シート部材34
1に押し付けられて外周側部が上方へ撓められる。下室
34と中間液通路46との間の液圧差が大きくなると、
オリフィス342により、十分な流量で作動液が流れる
ことができないため、リーフバルブ332の下面に下室
34の液圧が作用する。3枚のリーフバルブ332,3
34,336に生じる液圧差に応じた差圧作用力が、3
枚のリーフバルブ332,334,336を撓めるのに
必要な力より大きくなれば、3枚のリーフバルブ33
2,334,336が共に撓められる。As shown in FIG. 25, during contraction, the lower chamber 3
The fluid pressure of No. 4 acts on the lower surface of the leaf valve 336 via the pressure guiding path, and the fluid pressure of the intermediate fluid passage 46 acts on the upper surface of the leaf valve 336. If these hydraulic pressure differences are greater than the force required to flex the leaf valve 336, the inner peripheral edge of the leaf valve 336 is
1 and the outer peripheral side portion is bent upward. When the hydraulic pressure difference between the lower chamber 34 and the intermediate liquid passage 46 increases,
Since the hydraulic fluid cannot flow at a sufficient flow rate due to the orifice 342, the hydraulic pressure of the lower chamber 34 acts on the lower surface of the leaf valve 332. Three leaf valves 332, 3
The differential pressure acting force corresponding to the hydraulic pressure difference generated between
If the force required to flex the three leaf valves 332, 334, 336 is greater than the three leaf valves 33
2, 334, 336 are flexed together.
【0042】また、伸長中において、リーフバルブ33
6の上面に作用する中間液通路46の液圧に応じた液圧
作用力が、リーフバルブ332の下面に作用する下室3
4の液圧に応じた液圧作用力より、3枚のリーフバルブ
332,334,336を撓めるのに必要な力より大き
くなると、リーフバルブ332,334,336は、外
周側の縁部が弁座346に押し付けられて、内周側部が
下方に撓められる。3枚すべてのリーフバルブ332,
334,336が撓められるため、大きな減衰力を発生
し得る。During extension, the leaf valve 33
The lower chamber 3 acting on the lower surface of the leaf valve 332 has a hydraulic pressure corresponding to the hydraulic pressure of the intermediate liquid passage 46 acting on the upper surface of the lower valve 3.
When the hydraulic pressure acting force corresponding to the hydraulic pressure of No. 4 is larger than the force required to bend the three leaf valves 332, 334, 336, the leaf valves 332, 334, 336 are moved to the outer edge. Is pressed against the valve seat 346, and the inner peripheral side portion is bent downward. All three leaf valves 332,
Since the 334 and 336 are bent, a large damping force can be generated.
【0043】この状態において、中間に位置するリーフ
バルブ334に形成される大径の貫通穴344を、下室
34の液圧をリーフバルブ336に良好に伝達し得る範
囲内において、リーフバルブ334の撓み剛性が変更す
る程度に変更すれば、リーフバルブ336のみが撓む場
合の撓み形状を殆ど変更することなく、3枚のリーフバ
ルブ332,334,336が撓む場合の撓み形状を変
更することができる。また、リーフバルブ332,33
4の厚みを変更しても、リーフバルブ336のみが撓む
場合の形状を変更することなく、3枚のリーフバルブ3
32,334,336が撓む場合の形状を変更すること
ができる。In this state, the large-diameter through-hole 344 formed in the leaf valve 334 located at the middle position allows the hydraulic pressure in the lower chamber 34 to be transmitted to the leaf valve 336 in a satisfactory range. If the bending rigidity is changed to the extent that the bending rigidity is changed, the bending shape when the three leaf valves 332, 334, and 336 bend is changed almost without changing the bending shape when only the leaf valve 336 is bent. Can be. Also, the leaf valves 332, 33
Even if the thickness of the leaf valve 3 is changed, the shape of the three leaf valves 3
32, 334, 336 can be changed in the shape when it bends.
【0044】さらに、図26に示すハードバルブ347
とすることもできる。ハードバルブ347においては、
リーフバルブ332に形成された貫通穴の内径が大きく
されて、貫通穴348とされる。下室34の液圧と中間
液通路46の液圧との差圧が、大きくなっても、作動液
が貫通穴348を経て十分な流量で流れることができる
ため、リーフバルブ332,334が撓められることが
ない。このように、導圧路の形状を変更しても、伸長中
の形状を変更することなく、収縮中の形状を変更するこ
とができるのである。Further, a hard valve 347 shown in FIG.
It can also be. In the hard valve 347,
The inner diameter of the through hole formed in the leaf valve 332 is increased to form a through hole 348. Even if the pressure difference between the fluid pressure in the lower chamber 34 and the fluid pressure in the intermediate fluid passage 46 becomes large, the hydraulic fluid can flow at a sufficient flow rate through the through hole 348, so that the leaf valves 332 and 334 flex. I can't be beaten. Thus, even if the shape of the pressure guiding path is changed, the shape during contraction can be changed without changing the shape during expansion.
【0045】なお、中間に位置するリーフバルブ334
に貫通穴を形成しなければ、収縮中において、リーフバ
ルブ334,336が共に撓むことになり、伸長中にお
ける撓み形状を殆ど変更することなく、収縮中における
撓み形状を変更することができる。このように、貫通穴
の形状,貫通穴の有無等により、伸長中と収縮中とで、
撓みの形状を独立に変更することができ、伸長中と収縮
中とで開弁圧比,減衰力比を変更することができる。The leaf valve 334 located in the middle
If the through-hole is not formed, the leaf valves 334 and 336 will bend together during contraction, and the bent shape during contraction can be changed almost without changing the bent shape during expansion. Thus, depending on the shape of the through hole, the presence or absence of the through hole, etc., during extension and contraction,
The shape of the deflection can be changed independently, and the valve opening pressure ratio and the damping force ratio can be changed during extension and contraction.
【0046】また、ハードバルブを、図27に示すハー
ドバルブ350とすることもできる。ハードバルブ35
0は、図23に示す実施形態と同様に、3枚のリーフバ
ルブ352,354,356を含むものであるが、中間
に位置するリーフバルブ354は、外径が、リーフバル
ブ352に形成された小径の貫通穴358を塞がない程
度に小さいものである。貫通穴358は、前述のよう
に、ほぼ同一半径の円周に沿って設けられているため、
その半径よりリーフバルブ354の外径が小さくされて
いるのである。本実施形態においては、ピストン28に
形成された円環状の溝90の外周縁部が弁座362とさ
れているが、弁座362は、内周縁部より中間液通路側
に突出させられている。弁座362によって支持された
リーフバルブ352の外周側の縁部が上方に撓ませられ
てリーフバルブ356の外周側の縁部に押し付けられ、
これらが密着させられている。リーフバルブ354の外
径が、リーフバルブ352,356の外径より小さいた
め、ショックアブソーバの非作動状態において、リーフ
バルブ352,356の間から作動液が流れることが回
避されるのである。本実施形態において、リーフバルブ
354の厚みを変更すれば、リーフバルブ356が撓む
場合の撓みの形状を変更することなく、3枚のリーフバ
ルブ352,354,356が撓む場合の撓みの形状を
変更することができる。The hard valve may be a hard valve 350 shown in FIG. Hard valve 35
0 includes three leaf valves 352, 354, and 356 as in the embodiment shown in FIG. 23, but the leaf valve 354 located in the middle has an outer diameter of a small diameter formed in the leaf valve 352. It is small enough not to block the through hole 358. As described above, since the through holes 358 are provided along the circumference having substantially the same radius,
The outer diameter of the leaf valve 354 is smaller than the radius. In the present embodiment, the outer peripheral edge of the annular groove 90 formed in the piston 28 is the valve seat 362, but the valve seat 362 is protruded from the inner peripheral edge toward the intermediate liquid passage. . The outer peripheral edge of the leaf valve 352 supported by the valve seat 362 is bent upward and pressed against the outer peripheral edge of the leaf valve 356,
These are adhered. Since the outer diameter of the leaf valve 354 is smaller than the outer diameter of the leaf valves 352 and 356, it is possible to prevent the hydraulic fluid from flowing between the leaf valves 352 and 356 when the shock absorber is not operated. In the present embodiment, if the thickness of the leaf valve 354 is changed, the shape of the deflection when the three leaf valves 352, 354, and 356 are bent without changing the shape of the deflection when the leaf valve 356 is bent. Can be changed.
【0047】ハードバルブは、図28に示すハードバル
ブ400とすることもできる。ハードバルブ400を含
むショックアブソーバは、請求項1,4,7,9に共通
の一実施形態である。ハードバルブ400は、1枚のリ
ーフバルブ402、位置決め部材404、中間側シート
部材406、弁座408等を含むものであり、リーフバ
ルブ402が、弾性変形させられた状態で、中間側シー
ト部材406と弁座408とによって支持されている。
弁座408は、図に示すように、内周側に湾曲した形状
を成している。そのため、リーフバルブ402の内周側
部が撓む場合には、図29に示すように、それの支点
が、弁座408に沿って移動させられる。それに対し
て、外周側部が撓められる場合には、内周側の縁部が中
間側シート部材406に押しつけられるため、支点が移
動させられることはない。このように、本実施形態にお
いては、収縮中の撓み形状をほぼ同じに保った状態で、
伸長中の撓み形状を変更することができるのであり、撓
むにつれて支点が内周側に移動させられるため、図30
に示すように、撓むにつれて減衰係数が大きくなる。こ
の場合には、開弁圧が大きくなることはない。なお、弁
座408の形状を、湾曲状に変更するすることは不可欠
ではなく、リーフバルブ402の外周側の支持位置を撓
むにつれて移動させることができれば、どのような形状
としてもよい。また、中間シート部材406の形状を同
様に変更すれば、リーフバルブ402の外周側部が撓む
際の支点を変更することができ、撓み形状を変更するこ
とができる。The hard valve may be a hard valve 400 shown in FIG. The shock absorber including the hard valve 400 is an embodiment common to claims 1, 4, 7, and 9. The hard valve 400 includes one leaf valve 402, a positioning member 404, an intermediate seat member 406, a valve seat 408, and the like. When the leaf valve 402 is elastically deformed, And the valve seat 408.
The valve seat 408 has a shape curved inwardly as shown in the drawing. Therefore, when the inner peripheral side portion of the leaf valve 402 bends, the fulcrum thereof is moved along the valve seat 408, as shown in FIG. On the other hand, when the outer peripheral side portion is bent, the inner peripheral side edge portion is pressed against the intermediate side sheet member 406, so that the fulcrum is not moved. As described above, in the present embodiment, while keeping the bending shape during contraction substantially the same,
Since the bending shape during the extension can be changed, and the fulcrum is moved to the inner peripheral side as the fiber is bent, FIG.
As shown in (2), the damping coefficient increases as the material flexes. In this case, the valve opening pressure does not increase. It is not indispensable to change the shape of the valve seat 408 into a curved shape, and any shape may be used as long as it can be moved as the supporting position on the outer peripheral side of the leaf valve 402 is bent. Further, if the shape of the intermediate seat member 406 is similarly changed, the fulcrum when the outer peripheral side portion of the leaf valve 402 bends can be changed, and the bent shape can be changed.
【0048】また、ハードバルブは、図31に示すハー
ドバルブ430とすることもできる。ハードバルブ43
0を含むショックアブソーバは、請求項1,2,6〜9
に共通の一実施形態である。ハードバルブ430は、ピ
ストンロッドの収縮時にも伸長時にも撓められるリーフ
バルブ432、伸長時には撓まないで収縮時に撓むリー
フバルブ434、外周側スペーサ436および内周側ス
ペーサ438を含む介在部材440、位置決め部材44
2、弁座444、中間側シート部材446等を含むもの
である。これらは、リーフバルブ432,434の間
に、介在部材440が配設された状態で組付けられる。
リーフバルブ432が、位置決め部材442の外周側
に、弁座444と内周側スペーサ438とによって支持
され、リーフバルブ434が、内周側部において内周側
スペーサ438と中間側シート部材446とによって挟
まれた状態で固定される。そのため、リーフバルブ43
4は、内周側スペーサ438と外周側スペーサ436と
の厚さの差に応じた量で撓まされた状態、すなわち、リ
ーフバルブ434の外周部が台座450に押し付けられ
た状態で固定されることになる。また、内周側スペーサ
438は、リーフバルブ432の中間通路側支持部材と
しての機能と、リーフバルブ434の下室側支持部材と
しての機能との両方を備えたものである。The hard valve may be a hard valve 430 shown in FIG. Hard valve 43
Claims 1, 2, 6 to 9
FIG. The hard valve 430 includes a leaf valve 432 that is flexed when the piston rod is contracted and extended, a leaf valve 434 that is not flexed when extended and flexed when contracted, an intervening member 440 that includes an outer spacer 436 and an inner spacer 438. , Positioning member 44
2, including a valve seat 444, an intermediate seat member 446, and the like. These are assembled with the intervening member 440 disposed between the leaf valves 432 and 434.
The leaf valve 432 is supported on the outer peripheral side of the positioning member 442 by the valve seat 444 and the inner peripheral side spacer 438, and the leaf valve 434 is supported by the inner peripheral side spacer 438 and the intermediate seat member 446 on the inner peripheral side. It is fixed in a sandwiched state. Therefore, the leaf valve 43
4 is fixed in a state where it is bent by an amount corresponding to the difference in thickness between the inner peripheral side spacer 438 and the outer peripheral side spacer 436, that is, in a state where the outer peripheral portion of the leaf valve 434 is pressed against the pedestal 450. Will be. The inner peripheral side spacer 438 has both a function as a support member on the intermediate passage side of the leaf valve 432 and a function as a lower chamber side support member of the leaf valve 434.
【0049】外周側スペーサ436は、図32に示すよ
うに、複数のスペーサ部としての台座450と、円環状
の位置決め部452とを含むものであり、複数の台座4
50は、位置決め部452に間隔を隔てて半径方向内周
側に突出した状態で設けられており、隣接する台座45
0の間が流路454とされる。外周側スペーサ436
は、位置決め部452の内周面にリーフバルブ434の
外周面が嵌合した状態で組付けられるため、台座450
のリーフバルブに対する位置決めを精度よく行うことが
できる。なお、外周側スペーサ436を外周側介在部材
と考え、内周側スペーサ438を内周側介在部材と考え
ることもできる。As shown in FIG. 32, the outer peripheral side spacer 436 includes a pedestal 450 as a plurality of spacer portions and an annular positioning portion 452.
50 is provided on the positioning portion 452 so as to protrude radially inward with a space between the positioning portions 452.
The area between 0 is the flow path 454. Outer side spacer 436
Are mounted with the outer peripheral surface of the leaf valve 434 fitted to the inner peripheral surface of the positioning portion 452,
Can be accurately positioned with respect to the leaf valve. The outer spacer 436 may be considered as an outer interposed member, and the inner spacer 438 may be considered as an inner interposed member.
【0050】外周側スペーサ436の形状、すなわち、
台座450の厚さを変更したり、流路454の流路面積
を変更したりすることによって、撓みの形状を変更する
ことができる。外周側スペーサ436を目的にあった形
状のものに交換すればよいのである。流路面積を変更す
ることなく、台座450の厚さを変更すれば、伸長時に
おける撓みの形状を変更することなく、収縮時における
撓みの形状を変更することができる。台座450の厚さ
を変更すれば、リーフバルブ434の設定荷重が変わる
ため、リーフバルブ432の外周側部が撓む場合の撓み
易さが変わる。その結果、リーフバルブ432,434
の外周側部がともに撓む場合の開弁圧を変更することが
できる。それに対して、リーフバルブ432の内周側部
が撓む場合の撓み易さは変わらず、撓みの形状が変わる
ことがない。The shape of the outer peripheral side spacer 436, that is,
By changing the thickness of the pedestal 450 or changing the flow path area of the flow path 454, the shape of the bending can be changed. What is necessary is just to replace the outer peripheral side spacer 436 with one having a shape suitable for the purpose. If the thickness of the pedestal 450 is changed without changing the flow path area, the shape of the flexure during contraction can be changed without changing the shape of the flexure during extension. If the thickness of the pedestal 450 is changed, the set load of the leaf valve 434 changes, so that the ease with which the outer peripheral side portion of the leaf valve 432 bends changes. As a result, the leaf valves 432, 434
The valve opening pressure when both the outer peripheral side portions are bent can be changed. On the other hand, when the inner peripheral side portion of the leaf valve 432 bends, the ease of bending does not change, and the shape of the bending does not change.
【0051】逆に、台座450の厚さを変更することな
く、流路454の流路面積を変更すれば、収縮時におけ
る撓みの形状を変更することなく、伸長時における撓み
の形状を変更することができる。流路面積が変更されれ
ば、リーフバルブ432,434の間への作動液の流路
抵抗が変わるため、リーフバルブ432の内周側部が撓
んだ状態での減衰特性が変わり、撓みの形状が変わるの
である。しかし、リーフバルブ432,434の外周側
部がともに撓む場合の形状が変更することはない。Conversely, if the flow path area of the flow path 454 is changed without changing the thickness of the pedestal 450, the shape of the bend at the time of elongation is changed without changing the shape of the bend at the time of contraction. be able to. If the flow path area is changed, the flow resistance of the hydraulic fluid between the leaf valves 432 and 434 changes, so that the damping characteristic when the inner peripheral side portion of the leaf valve 432 is bent changes, and The shape changes. However, the shape when the outer peripheral side portions of the leaf valves 432 and 434 are both bent does not change.
【0052】図33に示すように、ピストンロッドの収
縮時には、下室34の液圧が上室36の液圧より大きく
なる。下室34の液圧と中間液通路46の液圧との差圧
が、リーフバルブ432,434の両方が撓むために必
要な液圧差(開弁圧)より大きくなると、リーフバルブ
432,434の両方の外周側部が、中間側シート部材
446を支点として上方に撓められ、ハードバルブ43
0が開かれる。伸長時には、上室36の液圧が下室34
の液圧より大きくなる。中間液通路46の作動液は、流
路454を経てリーフバルブ432,434の間に供給
される。リーフバルブ432の上面には中間液通路46
の液圧が作用し、下面には下室34の液圧が作用する。
これらの液圧差が、リーフバルブ432が撓むのに必要
な開弁圧以上になると、リーフバルブ432の内周側部
が弁座444を支点として下方へ撓められ、ハードバル
ブ430が開かれる。As shown in FIG. 33, when the piston rod contracts, the hydraulic pressure in the lower chamber 34 becomes higher than the hydraulic pressure in the upper chamber 36. If the pressure difference between the liquid pressure in the lower chamber 34 and the liquid pressure in the intermediate liquid passage 46 becomes larger than the liquid pressure difference (valve opening pressure) required for bending both the leaf valves 432 and 434, both the leaf valves 432 and 434 Of the hard valve 43 is bent upward about the intermediate side seat member 446 as a fulcrum.
0 is opened. During extension, the hydraulic pressure in the upper chamber 36 is reduced.
Larger than the hydraulic pressure of The working fluid in the intermediate fluid passage 46 is supplied between the leaf valves 432 and 434 via the flow passage 454. An intermediate liquid passage 46 is provided on the upper surface of the leaf valve 432.
Of the lower chamber 34 acts on the lower surface.
When these hydraulic pressure differences exceed the valve opening pressure required for the leaf valve 432 to bend, the inner peripheral side portion of the leaf valve 432 is bent downward with the valve seat 444 as a fulcrum, and the hard valve 430 is opened. .
【0053】なお、上記実施形態においては、介在部材
440が、内周側スペーサ438と外周側スペーサ43
6とを含むものであったが、内周側スペーサ438は不
可欠ではない。また、内周側スペーサ438の厚さを台
座450の厚さより小さくすることも不可欠ではなく、
同じ厚さであってもよい。さらに、これら内周側スペー
サ438と外周側スペーサ436とを一体的に形成する
こともできる。一体的に形成すれば、位置決め部452
は不可欠ではない。また、外周側スペーサ436の形状
は、上記実施形態におけるそれに限らず、他の形状のも
のとすることができる。2つのリーフバルブ432,4
34の間に隙間を設けるためのスペーサ部と、隙間に上
室36の作動液を導く導圧部とを有していればよいので
あり、例えば、台座450が位置決め部452に対して
半径方向にずれた位置に設けられたものとしたり、円環
状部材に半径方向に延びる貫通穴が形成されたものとし
たりすることができる。In the above embodiment, the intervening member 440 is formed by the inner spacer 438 and the outer spacer 43.
However, the inner peripheral side spacer 438 is not indispensable. Also, it is not essential that the thickness of the inner peripheral side spacer 438 be smaller than the thickness of the pedestal 450,
It may be the same thickness. Further, the inner peripheral side spacer 438 and the outer peripheral side spacer 436 can be integrally formed. If formed integrally, the positioning portion 452
Is not essential. Further, the shape of the outer peripheral side spacer 436 is not limited to the above-described embodiment, and may be other shapes. Two leaf valves 432, 4
It is only necessary to have a spacer portion for providing a gap between the upper and lower portions 34 and a pressure guiding portion for guiding the hydraulic fluid in the upper chamber 36 to the gap. The annular member may be provided with a through hole extending in the radial direction.
【0054】さらに、ハードバルブを図34に示すハー
ドバルブ458とすることもできる。ハードバルブ45
8は、上記ハードバルブ430においてリーフバルブ4
32,434の重ね状態を上下逆にしたものである。ま
た、中間側シート部材460をリーフバルブ432,4
34の外周縁よりさらに外周側まで延びた形状のものと
した。中間側シート部材460の中間部には複数の液通
路462が形成されており、液通路462を経て中間液
通路46の作動液がリーフバルブ432の上面に供給さ
れる。中間側シート部材460の上述のリーフバルブ4
32,434の外周縁より外周側の部分は下方に突出さ
せられており、その円環状の突出部463の下面がピス
トン28の溝90の外周縁464に液密に係合させられ
ている。突出部463の内周側とリーフバルブ432,
434との間には隙間が形成されるが、その隙間が下室
34の作動液を外周側スペーサ436を介して2つのリ
ーフバルブ432,434の間に供給する液通路466
とされる。リーフバルブ434は、内周側部において、
上下方向から挟まれた状態で支持され、リーフバルブ4
32は、内周側スペーサ438と中間側シート部材46
0とによって支持される。Further, the hard valve may be a hard valve 458 shown in FIG. Hard valve 45
8 is a leaf valve 4 in the hard valve 430.
32 and 434 are turned upside down. Further, the intermediate side seat member 460 is connected to the leaf valves 432, 4
34, a shape extending further from the outer peripheral edge to the outer peripheral side. A plurality of liquid passages 462 are formed in an intermediate portion of the intermediate sheet member 460, and the working fluid in the intermediate liquid passage 46 is supplied to the upper surface of the leaf valve 432 via the liquid passage 462. The above-described leaf valve 4 of the intermediate seat member 460
The portions on the outer peripheral side from the outer peripheral edges of 32 and 434 project downward, and the lower surface of the annular projection 463 is engaged with the outer peripheral edge 464 of the groove 90 of the piston 28 in a liquid-tight manner. The inner peripheral side of the protrusion 463 and the leaf valve 432,
A gap is formed between the first and second leaf valves 432 and 434 through the outer peripheral spacer 436.
It is said. The leaf valve 434 has an inner peripheral side portion,
The leaf valve 4 is supported while being sandwiched from above and below.
32 is an inner peripheral side spacer 438 and an intermediate side sheet member 46.
0 and supported by
【0055】収縮中においては、下室34の液圧が中間
液通路46の液圧より高くなる。下室34の作動液が、
液通路91,溝90,液通路466,外周側スペーサ4
36の流路454を経て2つのリーフバルブ434,4
32の間に供給され、リーフバルブ432の内周部が中
間側シート部材460の下面467を支点として上方に
撓められる。伸長中には、中間液通路46の液圧が下室
34の液圧より高くなる。中間液通路46の作動液が液
通路462を経てリーフバルブ432の上面に供給さ
れ、リーフバルブ432,434の外周部がともに下方
に撓められる。このように、本実施形態においては、伸
長中における開弁圧が収縮中における開弁圧より大きく
なる。During contraction, the liquid pressure in the lower chamber 34 becomes higher than the liquid pressure in the intermediate liquid passage 46. The hydraulic fluid in the lower chamber 34 is
Liquid passage 91, groove 90, liquid passage 466, outer peripheral side spacer 4
36, two leaf valves 434, 4
32, the inner peripheral portion of the leaf valve 432 is bent upward with the lower surface 467 of the intermediate seat member 460 as a fulcrum. During extension, the fluid pressure in the intermediate fluid passage 46 becomes higher than the fluid pressure in the lower chamber 34. The working fluid in the intermediate fluid passage 46 is supplied to the upper surface of the leaf valve 432 via the fluid passage 462, and the outer peripheral portions of the leaf valves 432 and 434 are both bent downward. As described above, in the present embodiment, the valve opening pressure during extension is larger than the valve opening pressure during contraction.
【0056】また、リーフバルブ434と外周側スペー
サ436とを、リーフバルブ432の外周側部の撓みを
抑制する撓み抑制部材と考えることができる。この場合
には、上記実施形態に係るショックアブソーバは、請求
項5に記載の発明の一実施形態であると考えることもで
きる。その一例としてのハードバルブ468を図35に
示す。ハードバルブ468にはおいては、上記リーフバ
ルブ434が皿形リーフバルブ470とされ、外周側ス
ペーサ436が設けられていない。皿形リーフバルブ4
70の傾斜部472に複数の流路474が形成され、流
路474を経て中間液通路46の作動液が皿形リーフバ
ルブ470の内部、すなわち、リーフバルブ432の上
面に供給される。リーフバルブ470を皿形にすること
によって外周側スペーサ436がなくても、2枚のリー
フバルブの間に隙間を生じさせることができるのであ
る。皿形リーフバルブ470を設けることによって、リ
ーフバルブ432の外周側部が撓み難くなり、リーフバ
ルブ432の内周側部の撓みの形状を変更することな
く、外周側部の撓みの形状を変更することができる。Further, the leaf valve 434 and the outer peripheral side spacer 436 can be considered as a bending suppressing member for suppressing the bending of the outer peripheral side portion of the leaf valve 432. In this case, the shock absorber according to the above embodiment can be considered as one embodiment of the invention described in claim 5. FIG. 35 shows a hard valve 468 as an example. In the hard valve 468, the leaf valve 434 is a dish-shaped leaf valve 470, and the outer peripheral side spacer 436 is not provided. Plate type leaf valve 4
A plurality of flow paths 474 are formed in the inclined portion 472 of 70, and the working fluid in the intermediate liquid passage 46 is supplied to the inside of the dish-shaped leaf valve 470, that is, the upper surface of the leaf valve 432 via the flow path 474. By forming the leaf valve 470 into a dish shape, a gap can be created between the two leaf valves even without the outer peripheral side spacer 436. By providing the dish-shaped leaf valve 470, the outer peripheral side portion of the leaf valve 432 is hardly bent, and the shape of the outer peripheral side portion is changed without changing the shape of the inner peripheral side portion of the leaf valve 432. be able to.
【0057】さらに、上記各実施形態においては、ハー
ドバルブおよびソフトバルブの両方に、本発明の一実施
形態であるショックアブソーバに含まれるバルブを適用
したが、いずれか一方のみに適用してもよい。また、ハ
ードバルブとソフトバルブとに同じ態様のバルブを適用
することは不可欠ではなく、異なる態様のバルブを適用
することもできる。また、上記各実施形態における位置
決め部材に切欠を設けてもよい。切欠を設ければ、撓み
始めの早期に十分な流量での作動液の流れを許容し得
る。さらに、ショックアブソーバの構造も、上記実施形
態におけるそれに限らず、ハードバルブが、ソフトバル
ブとそれに直列に設けられた液通路とに並列に設けられ
た構造としても、ハードバルブとソフトバルブとの一方
のみが設けられている構造とする等種々の構造のショッ
クアブソーバに適用することができる。また、ピストン
ロッドが車体側でなく、車輪側に設けられたショックア
ブソーバに適用することもできる。すなわち、上記各実
施形態におけるピストンの構造を同じにして、ピストン
ロッドが下方に伸ばされ車輪側に設けられたショックア
ブソーバとすることもできるのである。このショックア
ブソーバにおいては、伸長時に下室の液圧が上室の液圧
より高くなり、収縮時に上室の液圧が下室の液圧より高
くなる。以上、本発明の幾つかの実施形態を詳細に説明
したが、これは文字通り例示であり、本発明は、前記
〔本発明が解決しようとする課題,解決手段,作用およ
び効果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の
知識に基づいて種々の変形,改良を施した態様で本発明
を実施することができる。Further, in each of the above embodiments, the valve included in the shock absorber according to one embodiment of the present invention is applied to both the hard valve and the soft valve, but may be applied to only one of them. . It is not essential to apply the same type of valve to the hard valve and the soft valve, and different types of valves may be applied. Further, the positioning member in each of the above embodiments may be provided with a notch. If the notch is provided, the flow of the working fluid at a sufficient flow rate can be allowed at an early stage of the start of bending. Further, the structure of the shock absorber is not limited to that in the above-described embodiment. Even when the hard valve is provided in parallel with the soft valve and the liquid passage provided in series with the soft valve, one of the hard valve and the soft valve may be used. The present invention can be applied to shock absorbers having various structures such as a structure provided with only a shock absorber. Also, the present invention can be applied to a shock absorber in which the piston rod is provided on the wheel side instead of the vehicle body side. That is, the structure of the piston in each of the above embodiments can be made the same, and the piston rod can be extended downward to provide a shock absorber provided on the wheel side. In this shock absorber, the hydraulic pressure in the lower chamber becomes higher than the hydraulic pressure in the upper chamber during extension, and the hydraulic pressure in the upper chamber becomes higher than the hydraulic pressure in the lower chamber during contraction. As described above, some embodiments of the present invention have been described in detail. However, these are merely examples, and the present invention is described in the section [Problems to be Solved by the Invention, Means to Solve, Action and Effect]. The present invention can be carried out in various modified and improved aspects based on the knowledge of those skilled in the art, including the aspects described above.
【図1】本発明の一実施形態であるショックアブソーバ
のピストン周辺の断面図である。FIG. 1 is a cross-sectional view around a piston of a shock absorber according to an embodiment of the present invention.
【図2】上記ショックアブソーバ全体の断面図である。FIG. 2 is a sectional view of the entire shock absorber.
【図3】上記ショックアブソーバ全体の外観図である。FIG. 3 is an external view of the entire shock absorber.
【図4】上記ショックアブソーバに含まれるハードバル
ブの断面図である。FIG. 4 is a sectional view of a hard valve included in the shock absorber.
【図5】上記ハードバルブにおいて発生させられる減衰
力の減衰特性を示す図である。FIG. 5 is a diagram showing a damping characteristic of a damping force generated in the hard valve.
【図6】本発明の別の一実施形態であるショックアブソ
ーバに含まれるハードバルブの断面図である。FIG. 6 is a sectional view of a hard valve included in a shock absorber according to another embodiment of the present invention.
【図7】上記ハードバルブが設けられているピストンの
A矢視図である。FIG. 7 is a view of the piston provided with the hard valve as viewed in the direction of arrow A.
【図8】上記ハードバルブにおいて発生させられる減衰
力の減衰特性を示す図である。FIG. 8 is a diagram showing a damping characteristic of a damping force generated in the hard valve.
【図9】本発明のさらに別の一実施形態であるショック
アブソーバに含まれるハードバルブの断面図である。FIG. 9 is a sectional view of a hard valve included in a shock absorber according to yet another embodiment of the present invention.
【図10】本発明のさらに別の一実施形態であるショッ
クアブソーバに含まれるハードバルブの断面図である。FIG. 10 is a sectional view of a hard valve included in a shock absorber according to yet another embodiment of the present invention.
【図11】本発明のさらに別の一実施形態であるショッ
クアブソーバに含まれるハードバルブの断面図である。FIG. 11 is a sectional view of a hard valve included in a shock absorber according to yet another embodiment of the present invention.
【図12】上記ハードバルブに含まれる板状部材の一部
平面図である。FIG. 12 is a partial plan view of a plate member included in the hard valve.
【図13】上記ハードバルブの作動図である。FIG. 13 is an operation diagram of the hard valve.
【図14】本発明のさらに別の一実施形態であるショッ
クアブソーバに含まれるハードバルブの断面図である。FIG. 14 is a sectional view of a hard valve included in a shock absorber according to yet another embodiment of the present invention.
【図15】上記ハードバルブの作動図である。FIG. 15 is an operation diagram of the hard valve.
【図16】本発明のさらに別の一実施形態であるショッ
クアブソーバに含まれるハードバルブの断面図である。FIG. 16 is a sectional view of a hard valve included in a shock absorber according to yet another embodiment of the present invention.
【図17】上記ハードバルブの作動図である。FIG. 17 is an operation diagram of the hard valve.
【図18】上記ハードバルブに含まれる別のリーフバル
ブの一部断面図である。FIG. 18 is a partial sectional view of another leaf valve included in the hard valve.
【図19】本発明のさらに別の一実施形態であるショッ
クアブソーバに含まれるハードバルブの断面図である。FIG. 19 is a sectional view of a hard valve included in a shock absorber according to yet another embodiment of the present invention.
【図20】上記ハードバルブの作動図である。FIG. 20 is an operation diagram of the hard valve.
【図21】本発明のさらに別の一実施形態であるショッ
クアブソーバに含まれるハードバルブの断面図である。FIG. 21 is a sectional view of a hard valve included in a shock absorber according to yet another embodiment of the present invention.
【図22】上記ハードバルブの平面図である。FIG. 22 is a plan view of the hard valve.
【図23】本発明のさらに別の一実施形態であるショッ
クアブソーバに含まれるハードバルブの断面図である。FIG. 23 is a sectional view of a hard valve included in a shock absorber according to yet another embodiment of the present invention.
【図24】上記ハードバルブに含まれるリーフバルブの
平面図である。FIG. 24 is a plan view of a leaf valve included in the hard valve.
【図25】上記ハードバルブの作動図である。FIG. 25 is an operation diagram of the hard valve.
【図26】本発明のさらに別の一実施形態であるショッ
クアブソーバに含まれるハードバルブの作動図である。FIG. 26 is an operation diagram of a hard valve included in a shock absorber according to yet another embodiment of the present invention.
【図27】本発明のさらに別の一実施形態であるショッ
クアブソーバに含まれるハードバルブの断面図である。FIG. 27 is a sectional view of a hard valve included in a shock absorber according to yet another embodiment of the present invention.
【図28】本発明のさらに別の一実施形態であるショッ
クアブソーバに含まれるハードバルブの断面図である。FIG. 28 is a sectional view of a hard valve included in a shock absorber according to yet another embodiment of the present invention.
【図29】上記ハードバルブの作動図である。FIG. 29 is an operation diagram of the hard valve.
【図30】上記ハードバルブに含まれるリーフバルブの
撓み曲線を示す図である。FIG. 30 is a view showing a deflection curve of a leaf valve included in the hard valve.
【図31】本発明のさらに別の一実施形態であるショッ
クアブソーバに含まれるハードバルブの断面図である。FIG. 31 is a sectional view of a hard valve included in a shock absorber according to yet another embodiment of the present invention.
【図32】上記ハードバルブに含まれる外周側スペーサ
の斜視図である。FIG. 32 is a perspective view of an outer peripheral side spacer included in the hard valve.
【図33】上記ハードバルブの作動図である。FIG. 33 is an operation diagram of the hard valve.
【図34】本発明のさらに別の一実施形態であるショッ
クアブソーバに含まれるハードバルブの断面図である。FIG. 34 is a sectional view of a hard valve included in a shock absorber according to yet another embodiment of the present invention.
【図35】本発明のさらに別の一実施形態であるショッ
クアブソーバに含まれるハードバルブの断面図である。FIG. 35 is a sectional view of a hard valve included in a shock absorber according to yet another embodiment of the present invention.
10 シリンダ本体 14 ピストンロッド 28 ピストン 30 減衰力制御装置 40,150,180.190,200,230,25
0,280,300,330,347,350,40
0,430,458,468 ハードバルブ 42 ソフトバルブ 82,102,158,176,178,202,23
2,234,252,254,272,282,28
4,302,304,332,334,336,35
2,354,356,402,432,434,470
リーフバルブ 87,107 皿ばね 154 中間支持部材 160 中間側シート部材 164 下方支持部材 166 上方支持部材 213 上方支持部材 246 スペーサ 408 弁座 436 外周側スペーサ 438 内周側スペーサ 440 介在部材 450 台座 452 位置決め部材DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Cylinder main body 14 Piston rod 28 Piston 30 Damping force control device 40,150,180.190,200,230,25
0,280,300,330,347,350,40
0, 430, 458, 468 Hard valve 42 Soft valve 82, 102, 158, 176, 178, 202, 23
2,234,252,254,272,282,28
4,302,304,332,334,336,35
2,354,356,402,432,434,470
Leaf valve 87, 107 Disc spring 154 Intermediate support member 160 Intermediate seat member 164 Lower support member 166 Upper support member 213 Upper support member 246 Spacer 408 Valve seat 436 Outer peripheral spacer 438 Inner peripheral spacer 440 Interposed member 450 Base 452 Positioning member
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 一整 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 小林 敏行 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuing on the front page (72) Inventor Kazunari Uemura 1 Toyota Town, Toyota City, Aichi Prefecture Toyota Motor Corporation (72) Inventor Toshiyuki Kobayashi 1 Toyota Town, Toyota City, Aichi Prefecture Toyota Motor Corporation
Claims (9)
リンダ本体に対する相対移動に伴ってそれら2つの室の
容積を増減させるピストンおよびそれに固定のピストン
ロッドと、 そのピストンロッドが伸長させられる状態と収縮させら
れる状態との両方において、前記2つの室のうち圧力が
高い方の高圧室から圧力が低い方の低圧室への作動液の
流れを許容するバルブとを含むショックアブソーバであ
って、 前記バルブが、可撓性を有するリーフバルブと、前記ピ
ストンロッドの伸長中と収縮中とのいずれか一方の状態
における前記リーフバルブの撓みの形状を実質的に変え
ずに、他方の状態における撓みの形状を変更可能な撓み
形状変更手段とを含むことを特徴とするショックアブソ
ーバ。1. A cylinder body, a piston for partitioning the interior of the cylinder body into two chambers, and increasing and decreasing the volume of the two chambers with a relative movement with respect to the cylinder body, a piston rod fixed thereto, and the piston rod A valve that permits the flow of hydraulic fluid from the higher pressure chamber of the higher pressure chamber to the lower pressure chamber of the lower pressure chamber in both the extended and retracted states. An absorber, wherein the valve is a leaf valve having flexibility, and without substantially changing the shape of deflection of the leaf valve in one of the state of extension and contraction of the piston rod, And a bending shape changing means capable of changing a bending shape in the other state.
含み、それら複数枚のリーフバルブのうちの少なくとも
1枚のリーフバルブの形状が他のリーフバルブとは独立
に変更可能であって、その独立に変更可能であること
が、前記撓み形状変更手段を構成している請求項1に記
載のショックアブソーバ。2. The method according to claim 1, wherein the valve includes a plurality of leaf valves, and at least one of the plurality of leaf valves has a shape that can be changed independently of other leaf valves. The shock absorber according to claim 1, wherein the flexible shape can be changed independently.
ものであり、前記バルブが、その円環板状のリーフバル
ブを、内周縁と外周縁との中間位置において支持する中
間支持部材を含み、前記リーフバルブの、前記中間支持
部材より外周側と内周側とのいずれか一方の側の部分の
形状が変更可能であって、その形状が変更可能であるこ
とが、前記撓み形状変更手段を構成する請求項1または
請求項2に記載のショックアブソーバ。3. The leaf valve has a generally annular plate shape, and the valve has an intermediate support member that supports the annular plate leaf valve at an intermediate position between an inner peripheral edge and an outer peripheral edge. The shape of a portion of the leaf valve on either one of the outer peripheral side and the inner peripheral side of the intermediate support member can be changed, and the shape can be changed, and the bending shape change can be performed. The shock absorber according to claim 1 or 2, which constitutes the means.
ものであり、前記バルブが、その円環板状のリーフバル
ブを、それの外周縁部において前記2つの室のうちのい
ずれか一方の室側から支持する外周側弁座と、それの内
周縁部において他方の室側から支持する内周側弁座とを
含み、前記外周側弁座と内周側弁座とのいずれか一方の
形状が変更可能であって、その形状が変更可能であるこ
とが、前記撓み形状変更手段を構成する請求項1ないし
請求項3のいずれか1つに記載のショックアブソーバ。4. The leaf valve is generally in the form of an annular plate, and the valve is provided with one of the two chambers at an outer peripheral edge thereof. An outer peripheral valve seat supported from the chamber side, and an inner peripheral valve seat supported at the inner peripheral edge from the other chamber side, and one of the outer peripheral valve seat and the inner peripheral valve seat is included. The shock absorber according to any one of claims 1 to 3, wherein the shape of the shock absorber is changeable, and the shape of the shock absorber is changeable.
し、前記ピストンロッドの伸長中と収縮中とのいずれか
一方の状態において内周側の部分が撓み、他方の状態に
おいて外周側の部分が撓むものであり、前記撓み形状変
更手段が、そのリーフバルブの内周側の部分と外周側の
部分とのいずれか一方の側の部分の撓みを抑制する撓み
抑制部材を含む請求項1ないし請求項4のいずれか1つ
に記載のショックアブソーバ。5. The leaf valve has a generally annular plate shape, wherein an inner peripheral portion bends in one of a state in which the piston rod is extending and contracting, and an outer peripheral side in the other state. Wherein the bending shape changing means includes a bending suppressing member that suppresses bending of one of the inner peripheral portion and the outer peripheral portion of the leaf valve. The shock absorber according to any one of claims 1 to 4.
の液圧が第2室の液圧より高い場合に撓み、低い場合は
撓まない1枚以上のリーフバルブを含む片撓みリーフバ
ルブ群と、前記第1室の液圧が第2室の液圧より高い場
合にも低い場合にも撓む1枚以上のリーフバルブを含む
両撓みリーフバルブ群と、これら片撓みリーフバルブ群
と両撓みリーフバルブ群との間に設けられ、これら2群
の間に、前記第2室の作動液を供給する流路を有する介
在部材とを含み、その介在部材の形状が変更可能であっ
て、その形状が変更可能であることが前記撓み形状変更
手段を構成している請求項1ないし5のいずれか1つに
記載のショックアブソーバ。6. A one-sided deflection including one or more leaf valves, wherein the valve bends when the hydraulic pressure in the first chamber of the two chambers is higher than the hydraulic pressure in the second chamber, and does not bend when the hydraulic pressure in the first chamber is low. A leaf valve group, a two-leaf leaf valve group including one or more leaf valves that bends when the hydraulic pressure of the first chamber is higher or lower than the hydraulic pressure of the second chamber, An intervening member having a flow path for supplying the hydraulic fluid in the second chamber is provided between the two groups, and a shape of the intervening member is changeable. The shock absorber according to any one of claims 1 to 5, wherein said bending shape changing means comprises a shape that can be changed.
リンダ本体に対する相対移動に伴ってそれら2つの室の
容積を増減させるピストンおよびそれに固定のピストン
ロッドと、 そのピストンロッドが伸長させられる状態と収縮させら
れる状態との両方において、前記2つの室のうち圧力が
高い方の高圧室から圧力が低い方の低圧室への作動液の
流れを許容するバルブとを含むショックアブソーバであ
って、 前記バルブが、前記ピストンロッドの伸長中と収縮中と
のいずれか一方の状態における減衰特性をほぼ一定に保
った状態で、他方の状態における減衰特性を変更可能な
減衰特性変更手段を含むことを特徴とするショックアブ
ソーバ。7. A cylinder body, a piston for partitioning the interior of the cylinder body into two chambers, and increasing and decreasing the volume of the two chambers with a relative movement with respect to the cylinder body, a piston rod fixed thereto, and the piston rod And a valve that permits the flow of hydraulic fluid from the higher pressure chamber of the two chambers to the lower pressure chamber of the lower pressure in both the extended and retracted states. An absorber, wherein the valve has a damping characteristic change that can change the damping characteristic in the other state while maintaining the damping characteristic in one of the states of extending and contracting the piston rod substantially constant. A shock absorber comprising means.
リンダ本体に対する相対移動に伴ってそれら2つの室の
容積を増減させるピストンおよびそれに固定のピストン
ロッドと、 そのピストンロッドが伸長させられる状態と収縮させら
れる状態との両方において、前記2つの室のうち圧力が
高い方の高圧室から圧力が低い方の低圧室への作動液の
流れを許容するバルブとを含むショックアブソーバであ
って、 前記バルブが、前記高圧室と低圧室との間の差圧が開弁
圧以上になると、前記作動液の流れを許容するものであ
り、かつ、前記ピストンロッドの伸長中における伸長時
開弁圧と収縮中における収縮時開弁圧との比率である開
弁圧比を変更可能な開弁圧比変更手段を含むことを特徴
とするショックアブソーバ。8. A cylinder body, a piston for partitioning the interior of the cylinder body into two chambers, and increasing or decreasing the volume of the two chambers with relative movement with respect to the cylinder body, a piston rod fixed thereto, and the piston rod A valve that permits the flow of hydraulic fluid from the higher pressure chamber of the higher pressure chamber to the lower pressure chamber of the lower pressure chamber in both the extended and retracted states. An absorber, wherein the valve allows a flow of the hydraulic fluid when a differential pressure between the high-pressure chamber and the low-pressure chamber is equal to or higher than a valve-opening pressure, and during the extension of the piston rod. Shock absorber comprising valve opening pressure ratio changing means capable of changing a valve opening pressure ratio which is a ratio between a valve opening pressure during extension and a valve opening pressure during contraction during contraction. Server.
リンダ本体に対する相対移動に伴ってそれら2つの室の
容積を増減させるピストンおよびそれに固定のピストン
ロッドと、 そのピストンロッドが伸長させられる状態と収縮させら
れる状態との両方において、前記2つの室のうち圧力が
高い方の高圧室から圧力が低い方の低圧室への作動液の
流れを許容するバルブとを含むショックアブソーバであ
って、 前記バルブが、前記ピストンロッドのシリンダ本体に対
する相対移動速度が同じ場合に、前記ピストンロッドの
伸長中に発生させられる伸長時減衰力と、収縮中に発生
させられる収縮時減衰力との比率である減衰力比を変更
可能な減衰力比変更手段を含むことを特徴とするショッ
クアブソーバ。9. A piston for partitioning the interior of the cylinder body into two chambers and increasing or decreasing the volume of the two chambers in accordance with relative movement with respect to the cylinder body, a piston rod fixed thereto, and the piston rod A valve that permits the flow of hydraulic fluid from the higher pressure chamber of the higher pressure chamber to the lower pressure chamber of the lower pressure chamber in both the extended and retracted states. An absorber, wherein the valve has an extension damping force generated during extension of the piston rod and a contraction damping force generated during contraction when the relative movement speed of the piston rod to the cylinder body is the same. And a damping force ratio changing means capable of changing a damping force ratio which is a ratio of the shock absorber.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP491599A JPH11280819A (en) | 1998-01-29 | 1999-01-12 | Shock absorber |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-17360 | 1998-01-29 | ||
JP1736098 | 1998-01-29 | ||
JP491599A JPH11280819A (en) | 1998-01-29 | 1999-01-12 | Shock absorber |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11280819A true JPH11280819A (en) | 1999-10-15 |
Family
ID=26338770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP491599A Pending JPH11280819A (en) | 1998-01-29 | 1999-01-12 | Shock absorber |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11280819A (en) |
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1999
- 1999-01-12 JP JP491599A patent/JPH11280819A/en active Pending
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