JPH11279844A - 紡績準備工程で綿花の如き繊維材料を分離して加工機械に供給する装置 - Google Patents

紡績準備工程で綿花の如き繊維材料を分離して加工機械に供給する装置

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JPH11279844A
JPH11279844A JP11039557A JP3955799A JPH11279844A JP H11279844 A JPH11279844 A JP H11279844A JP 11039557 A JP11039557 A JP 11039557A JP 3955799 A JP3955799 A JP 3955799A JP H11279844 A JPH11279844 A JP H11279844A
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JP
Japan
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air
fiber material
hopper
permeable surface
roller
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Application number
JP11039557A
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English (en)
Inventor
Bernhard Ruebenach
ルーベナッハ ベルンハルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Truetzschler GmbH and Co KG
Original Assignee
Truetzschler GmbH and Co KG
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G23/00Feeding fibres to machines; Conveying fibres between machines
    • D01G23/08Air draught or like pneumatic arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 紡績準備工程で綿花の如き繊維材料を空気透
過面を用いて分離して加工機械に供給するに際して、空
気透過面への繊維材料の局所的固着を防止して効率良く
繊維塊の浄化を達成することができる装置の提供。 【解決手段】 空気透過面26に衝突した繊維材料が衝
突後自重によって落下するように構成すると共に、空気
透過面26に対して繊維材料を反転可能に案内する可動
部材27a、27bを具備した空気流案内装置27を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紡績準備工程で綿
花の如き繊維材料を分離して加工機械に供給する装置で
あって、繊維材料のためのほぼ垂直なホッパが設けられ
ており、その上部進入口に空気圧で繊維を供給する装置
と、空気誘導によって繊維材料を空気から分離するため
の定置された空気透過面とが付属している装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】公知の装置において、空気透過面はほぼ
水平に配置された半円筒として形成されており、搬送通
路が空気透過面に向かって接線方向に内部に開口してお
り、半円筒は下方に開いている。搬送通路は繊維材料搬
送ファンに接続されており、半円筒の開いた出口がホッ
パの進入口に開口している。繊維空気流はほぼ繊維供給
口から半円筒の湾曲した内壁面に沿って下方が開いた出
口まで案内され、繊維材料はそこから下方のホッパに到
達する。湾曲した空気透過面への衝突作用、ひいてはフ
ロック空気混合物の除塵を高めるために、材料搬送ファ
ンによって空気流を強化できる。その結果として、フロ
ックが空気流によって空気透過面(スクリーン面)に固
着されて、局所的に空気透過面上に集合する恐れがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
の短所を回避して、特にフロックすなわち繊維塊の浄化
および除塵の程度が著しく高められて、かつ運転障害が
回避された、冒頭に記載した種類の装置を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、本発明
により請求項1の特徴部に記載された特徴によって解決
される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明によれば、特定の方向に可
動な空気流を形成する装置は、フロックを含んだ空気流
を空気透過面(分離壁)の延長上で横断方向に往復案内
して、空気流中に含まれているフロックの強い衝突にも
かかわらず、空気透過面上にフロックが集合するのを防
ぎ、フロックが空気透過面に衝突した後に空気透過面か
ら重力によって落下することを可能にする。フロック
は、特に空気流がさらに漂流したとき、すなわち可能な
固持作用がなくなったときに落下する。
【0006】空気透過面が湾曲していることが合理的で
ある。搬送通路が空気透過面に向かってほぼ接線方向に
開口していることが好都合である。搬送通路が繊維材料
搬送ファンに接続されていることが有利である。ホッパ
の下端部に少なくとも1つのテークオフローラが配置さ
れていることが好ましい。少なくとも1つのフィードロ
ーラの下流に開繊ローラが配置されていることが合理的
である。ホッパが繊維材料貯蔵器として働くことが好都
合である。ホッパが光遮断器などの充填高さ調節装置を
有していることが有利である。フィードローラまたはテ
ークオフローラの一方または両方の回転数が調節可能で
あることが好ましい。
【0007】マイクロコンピュータなどの電子制御調節
装置が存在しており、これに少なくとも1つのフィード
ローラまたはテークオフローラの回転数の調節素子と、
下流に接続されているカードに対するフロックホッパの
充填量のための少なくとも1つの測定素子が接続されて
いることが合理的である。測定素子としてフロックホッ
パに電子圧力スイッチが存在していることが好都合であ
る。制御調節装置に全カード生産の合計に基づいて基本
回転数を調整する部材が接続されていることが有利であ
る。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1に示す除塵ラインでは、開俵機1、
たとえばツリュツラー社のBLENDOMAT BDT
とマルチミキサ5との間に、高性能コンデンサ2とその
下流に接続された装入シャフト3および繊維材料搬送フ
ァン4が配置されている。マルチミキサ5の下流には、
繊維材料搬送ファン6、繊維材料分離器7、装入装置8
およびマルチローラクリーナ9を経て本発明の装置10
が配置されている。装置10には少なくとも1つのカー
ドフィーダ11と少なくとも1つのカード12、たとえ
ばツリュツラー社のEXACTACARD DKが接続
されている。1aは繊維俵列を表している。上記の機械
は空気圧導管13により互いに連通している。
【0009】図2に示すように、綿花除塵設備において
マルチミキサ5の下流に2方向分配器14が配置されて
いる。その導管13′、13″はそれぞれ下流に配置さ
れているのこ刃クリーナ9′もしくは9″、たとえばツ
リュツラー社のCLEANOMAT CVTに続いてお
り、その下流にそれぞれ本発明の装置10′もしくは1
0″が接続されている。装置10′、10″の下流には
カードフィーダ11′、11″と付属のカード12′、
12″が続いている。42はダブルローラクリーナAX
I−FLOを表している。
【0010】図3に示すように、ほぼ垂直なホッパ15
が設けられており、その下端部には低速回転する2つの
フィードローラ16a、16b(テークオフローラ)と
その下流に配置された高速回転する開繊ローラ17とが
存在している。開繊ローラ17の針布面17aには、フ
ィードローラ16a、16b(テークオフローラ)、幾
つかのカバー18(図5参照)、および特に明度偏差お
よび/または色偏差によって不純物を検知するための電
子評価装置21(図4(A)参照)を備えた光学的セン
サ系19、たとえば走査カメラ20(CCDカメラ)が
付属している。このセンサ系19は電子制御・調節装置
22を介して不純物を分離するための装置23と連携し
ている(図4(A)参照)。この装置23は、一時的に
送風空気流を形成できる。この送風空気流は、針布面1
7aに向かって進んで吸引空気流を形成し、この吸引空
気流が不純物をわずかな繊維と一緒に針布面17aから
剥ぎ取って搬出する。
【0011】ホッパ15の上部進入口には、空気圧で繊
維を供給する装置として繊維材料搬送ファン25と、空
気誘導によって繊維材料を空気から分離するための定置
された空気透過面26と、可動部材を有する空気流案内
装置27とが付属しており、空気流中に存在している繊
維材料の反転可能な案内が空気透過面26上で横断方向
前後に行われ、衝突に続いて繊維材料が本質的に重力に
よって空気透過面26から落下して、下方のホッパ15
に進入する。ローラ16a、16bは二重機能を有して
いる。すなわち、これらのローラはホッパ15から出る
繊維材料のテークオフローラとして働くと同時に、繊維
材料を開繊ローラ17に供給するためのフィードローラ
として働く。黒い矢印は繊維材料を表し、白い矢印は空
気を表し、半分黒い矢印は繊維を含んだ空気流を表して
いる。
【0012】図4(A)に示すように、カメラ20、た
とえばカラー走査カメラを有する光学的センサ系19
は、開繊ローラ17の斜め上方でホッパ15の外壁15
aの近傍に配置されている。そうすることによってスペ
ース節約型のコンパクトな構造が実現されている。カラ
ー走査カメラ20は開繊ローラ17の針布17aに向け
られていて、繊維材料中の有色の不純物、たとえば赤い
繊維を検知する。カメラ20は開繊ローラ17の幅、た
とえば1mにわたって全範囲を捕捉する。開繊ローラ1
7は湾曲した矢印17bの方向で時計と反対方向に回転
する。回転方向17bで光学的センサ系19の下流に送
風空気流を形成するための不純物分離装置23が配置さ
れており、そのノズル23aは開繊ローラ17の針布面
17aに向けて、強い空気噴射が一時的に針布面17a
に対してほぼ接線方向に流れるように位置調整されてい
る。センサ系19は評価装置21と電子制御・調節装置
22を介して不純物分離装置23と連携しており、装置
23にはバルブ制御装置24が付属している。カメラ2
0が比較値もしくは目標値に基づいて針布面17a上の
繊維材料中に不純物を検知したら、バルブ制御装置24
を介して短い衝撃空気が高速で針布17aに対して放出
される。この衝撃空気は吸引空気によって針布17a上
の繊維膜からわずかな繊維と一緒に不純物を剥ぎ取り、
次いで運び去る。センサ系19は、図4(B)に示すよ
うに、位置固定のピボット軸受52を中心に内方および
外方に旋回可能なケーシング51内に設けられている。
【0013】図5に示すように、開繊ローラ17の針布
面17aには中心点Mの斜め上方に2つのフィードロー
ラ(テークオフローラ)16a、16bが付属してい
る。回転方向17bで見て、その下流にカバー28、カ
バー部材29、開口部30、カバー部材31、開口部3
2およびカバー部材33が設けられている。不純物分離
装置23には、圧縮空気源50が接続されている。バル
ブ制御装置24によって装置23内のバルブ(図示しな
い)が一時的に開き、ノズル23aを通って強い空気噴
射D1が、たとえば15〜25m/secの高速で放出
される。複数のノズル23aを有するノズルバー(図示
しない)が開繊ローラ17の幅にわたって存在している
ことが合理的である。カバー29と、対向する誘導部材
34の誘導面34aとは、互いに円錐形をなすように配
置されており、狭隘部で互いに間隔aを有している。こ
の間隔aを通ることによって圧縮空気流D2は、針布面
17aに対してわずかな間隔で流れる。そうすることに
より一種のウォータージェットポンプの原理で、吸引空
気流F1が形成される。この吸引空気流は一時的に針布
面17a上の繊維膜から局所的に少量の繊維を不純物と
一緒に剥ぎ取る。誘導部材34は丸くされた先端部34
bとそれに続く誘導面34cとを有している。誘導面3
4cは対向する転向部材35と共に、空気流F2が流れ
る通路36を形成している。通路37を通って圧縮空気
流Gが開口部32に向かって流れて、針布面17aから
繊維膜を剥がし、繊維空気流Hとして通路38から流出
する。
【0014】図6(A)に示すように、ホッパ15と光
学的センサ系19の側方に箱状の空間39が配置されて
いる。この箱状の空間39は壁39aに開口部を有して
おり、これに通路36が接続されている。繊維空気流F
3は、空気流F3が膨張できる大きさを有する内部39
eに進入する。ここで空気流F3の速度は著しく低減さ
れる。内部39eは分別された繊維材料と不純物のため
の捕集室でもある。壁面39a、39bおよび天井面3
9cは、大面積の空気を透過するスクリーン面を有して
いる。内部39eから集められた綿ごみを取り除くため
に、壁面39bにはドア40、フラップなどが存在して
いる。通路36と壁面39a内の開口部との間には、空
気を透過するスライド41などが配置されている。スラ
イド41はドア40を開き、もしくは閉じている場合
に、両矢印の方向で移動可能である。空間39は高く、
かつ上方に向けられており、それによってスペースが節
約される。図6(B)に示すように、空間39は移動可
能な台車として形成してもよく、このようにすれば通路
36に連結または分離することができる。壁面39a、
39bに対して直角に配置されている空間39のその他
の壁面は図示されていない。
【0015】図7(A)に示す実施例では、ホッパ15
の壁15bの側方に、空気圧で繊維を供給する装置とし
て繊維材料搬送ファン25が配置されている。繊維材料
搬送ファン25は繊維空気流Aを導管43を通って空間
44内に送り込む。空間44は空気誘導によって繊維材
料Bを空気Cから分離するための定置された空気透過面
26と、可動部材を備えた空気流案内装置27とを有し
ている。この場合、空気流中に存在している繊維材料の
反転可能な案内が空気透過面26上で横断方向前後に行
われ、衝突に続いて繊維材料Bが本質的に重力によって
空気透過面26から落下し、下方のホッパ15に進入す
る。黒い矢印Bは繊維材料を表し、白い矢印Cは空気を
表し、半分黒い矢印Aは繊維を含んだ空気流を表してい
る。空気透過面26は湾曲していて、ほぼ半円筒形に形
成されている。搬送通路43の一方の端部は繊維材料フ
ァン25に接続されており、他方の端部は定置された空
気透過面26に向かってほぼ接線方向に内部44に開口
している。
【0016】集合容器44の下部範囲で壁面もしくはス
クリーンとして形成された空気透過面26は中断されて
おり、ホッパ15の上端部に開口している。運転中は空
気圧搬送通路43を通って繊維空気混合物Aが空気透過
面26に向かって過圧下で流れる。空気Cの一部が塵と
一緒に空気透過面26の開口部を通ってケーシング45
の内部に突入し、そこから接続導管46を通って吸引さ
れる。空気流Aは衝突後に一部が空気透過面26の湾曲
した内面に沿って流れ、それによって空気透過面26も
清掃される。空気透過面26の穴(開口部)は、塵を含
んだ空気Cとフロックに含まれた比較的小さい不運物が
通過するのには十分であるが、フロックA自体は通過で
きないような大きさに設定されている。
【0017】図7(B)に示すように、繊維空気流Aの
往復移動する案内は、片側が回転可能に支承された1対
のフラップ27a、27bやウイングによって実施され
る。面が互いにほぼ平行に配置されているフラップ27
a、27bは、モータ47などの駆動装置によって駆動
される。通路43は、両フラップ27a、27bの間の
空間に開口している。
【0018】本発明は、ホッパ15が除塵設備(図1参
照)内の繊維材料貯蔵器として働く構成も含んでいる。
ホッパ15が光遮断器などの充填高さ調節装置を有して
いると合理的である。フィードローラ16a、16bの
一方または両方の回転数が調節可能であると有利であ
る。電子制御調節装置22、たとえばマイクロコンピュ
ータが存在しており、これに少なくとも1つのフィード
ローラ16a、16bの回転数に対する調節素子と、そ
の下流に接続されたカード12に対するフロックホッパ
11の充填量に対する少なくとも1つの測定素子とが接
続されていることが好ましい。フロックホッパ11にお
ける測定部材として、電子圧力スイッチが存在している
ことが有利である。制御調節装置22に、カード11の
全生産の合計に基づいて基本回転数を調整する装置が接
続されていることが合理的である。さらに、本発明は、
たとえばマルチローラクリーナ9において、作業方向で
上流に配置されている開繊ローラには光学的センサ系1
9が付属し、下流に配置されている開繊ローラには送風
空気流を形成する装置が付属している構成形態を含んで
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紡績準備設備(除塵及びカーディング)におけ
る本発明の装置の配置を示す略示側面図である。
【図2】本発明の装置が2組配置された紡績準備装置の
一例を示す図1と同様の略示側面図である。
【図3】ホッパとその下流に配置された開繊ローラ、不
純物検知・除去装置及び繊維材料分離器を含んで成る本
発明の装置の一例を示す側面図である。
【図4】本発明の装置におけるホッパの側方に配置さ
れ、開繊ローラに向けて配置されたカメラを含んで成る
光学的センサ系を説明する図であって、図4(A)は光
学的センサ系全体を示す側面図、図4(B)はカメラが
開繊ローラに対して離反接近可能に揺動する構造を示す
側面図である。
【図5】本発明の装置における開繊ローラに対して接線
方向に送風空気流を形成し、不純物を含んだ空気流を誘
導する機構を説明する側面図である。
【図6】本発明の装置における空気膨張を利用して綿花
ごみを捕集する機構を説明する図であって、図6(A)
は機構全体を示す側面図、図6(B)は捕集室を連結又
は分離可能な台車として構成した例を示す側面図であ
る。
【図7】本発明の装置における供給された繊維材料を空
気から分離する機構を説明する図であって、図7(A)
は機構全体を示す側面図、図7(B)は図7(A)の線
I−Iによる、可動な繊維・空気流案内装置とスクリー
ン面を示す断面図である。
【符号の説明】
10…高速回転ローラで繊維材料を分離して加工機械に
供給する装置(本発明) 15…ホッパ 16a、16b…フィードローラ 17…開繊ローラ 19…光学的センサ系 20…カメラ 22…電子制御・調節装置 23…不純物を分離する装置 25…繊維材料搬送ファン 26…空気透過面 27…空気流案内装置 36…通路 39…空間

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡績準備工程で綿花の如き繊維材料を分
    離して加工機械に供給する装置であって、繊維材料のた
    めのほぼ垂直なホッパが設けられており、その上部進入
    口に空気圧で繊維を供給する装置と、空気誘導によって
    繊維材料を空気から分離するための定置された空気透過
    面とが付属している装置において、空気透過面(26)
    上を横断方向に往復して空気中に存在している繊維材料
    を反転可能に案内する可動部材(27a、27b)を有
    する空気流案内装置(27)が配置されており、繊維材
    料(A)が空気透過面(26)に衝突し、この衝突に続
    いて繊維材料(B)が本質的に重力によって空気透過面
    (26)から落下することを特徴とする、綿花の如き繊
    維材料を分離して加工機械に供給する装置。
  2. 【請求項2】 空気透過面(26)が湾曲している、請
    求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 搬送通路(43)が空気透過面(26)
    に向かってほぼ接線方向に開口している、請求項1また
    は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 搬送通路(43)が繊維材料搬送ファン
    (25)に接続されている、請求項1から3までのいず
    れか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】 ホッパ(15)の下端部に少なくとも1
    つの繊維材料を取出すテークオフローラが配置されてい
    る、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つの繊維材料を供給するフ
    ィードローラ(16a、16b)の下流に開繊ローラ
    (17)が配置されている、請求項1から5までのいず
    れか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 ホッパ(15)が繊維材料貯蔵器として
    作用する、請求項1から6までのいずれか1項記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 ホッパ(15)が光遮断器などの充填高
    さ調節装置を有している、請求項1から7までのいずれ
    か1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 フィードローラまたはテークオフローラ
    の一方または両方の回転数が調節可能である、請求項1
    から8までのいずれか1項記載の装置。
  10. 【請求項10】 マイクロコンピュータなどの電子制御
    調節装置(22)が配置されており、これに少なくとも
    1つのフィードローラまたはテークオフローラの回転数
    の調節素子と、下流に接続されているカード(12)に
    対するフロックホッパ(11)の充填量のための少なく
    とも1つの測定素子が接続されている、請求項1から9
    までのいずれか1項記載の装置。
  11. 【請求項11】 測定素子としてフロックホッパ(1
    1)に電子圧力スイッチが存在している、請求項1から
    10までのいずれか1項記載の装置。
  12. 【請求項12】 制御調節装置(22)に全カード生産
    (12)の合計に基づいて基本回転数を調整する部材が
    接続されている、請求項1から11までのいずれか1項
    記載の装置。
  13. 【請求項13】 紡績準備工程で綿花の如き繊維材料を
    開繊する高速回転ローラで不純物を分離するための装置
    であって、開繊ローラの針布面に少なくとも1つのフィ
    ードローラとカバーと不純物を検知する光学的センサ系
    とが付属しており、この光学的センサ系が電子制御調節
    装置を介して下流の不純物を分離する装置と連携してお
    り、該不純物分離装置が送風空気流を形成する装置を有
    しており、この送風空気流が針布面に向かって進み不純
    物を針布面から剥ぎ取り、さらに不純物を搬出するよう
    にした、請求項1から12のいずれか1項記載の装置に
    おいて、 繊維材料(B)のためのほぼ垂直なホッパ(15)が設
    けられており、ホッパ(15)の下端部に配置された少
    なくとも1つのフィードローラ(16a、16b)とそ
    の下流に配置された開繊ローラ(17)とを有し、ホッ
    パ(15)の上部進入口に空気圧で繊維を供給(A)す
    る装置(25、43)と、空気誘導によって繊維材料
    (B)を空気(C)から分離するための定置された空気
    透過面(26)と、可動部材(27a、27b)を有す
    る空気流案内装置(27)とが付属しており、空気流中
    に存在している繊維材料の反転可能な案内が空気透過面
    (26)上で横断方向前後に行われ、衝突に続いて繊維
    材料(B)が本質的に重力によって空気透過面(26)
    から落下することを特徴とする装置。
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