JPH1127980A - 磁極位置検出器の異常検出装置及び異常検出方法 - Google Patents

磁極位置検出器の異常検出装置及び異常検出方法

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JPH1127980A
JPH1127980A JP9178162A JP17816297A JPH1127980A JP H1127980 A JPH1127980 A JP H1127980A JP 9178162 A JP9178162 A JP 9178162A JP 17816297 A JP17816297 A JP 17816297A JP H1127980 A JPH1127980 A JP H1127980A
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JP
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magnetic pole
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pole position
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JP9178162A
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Shinichi Otake
新一 大竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モータの停止中であっても、誤って異常を検出
するのを防止することができるようにする。 【解決手段】ロータの磁極の位置を検出して第1、第2
の検出電圧を発生させる磁極位置検出器と、前記各第
1、第2の検出電圧の絶対値に基づいて指標値電圧を算
出する指標値電圧算出手段と、前記指標値電圧と基準電
圧とを比較する比較手段と、該比較手段の比較結果に基
づいて磁極位置検出器の異常を検出する検出手段とを有
する。第1、第2の検出電圧をパルスに変換することな
く、磁極位置検出器の異常を検出することができるの
で、磁極位置検出器が正常である場合に第1、第2の検
出電圧のいずれか一方の電圧が0〔V〕になっても、モ
ータの停止中であっても、誤って異常を検出するのを防
止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁極位置検出器の
異常検出装置及び異常検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電動車両においては、バッテリが
搭載され、該バッテリから供給された電流によってモー
タを駆動するようになっている。この場合、該モータに
おいてブラシと整流子とが摺(しゅう)動させられ、ロ
ータに電流が供給されるようになっているので、ブラシ
及び整流子の保守、管理等の作業が煩わしいだけでな
く、摺動によって騒音が発生してしまう。
【0003】そこで、前記モータとしてステータ及び永
久磁石を備えたロータから成るブラシレスDCモータを
使用した電動車両が提供されている。この場合、前記ロ
ータの磁極の位置に対応させて正弦波を発生させ、該正
弦波に電流指令値を乗じてパルス幅変換回路に送り、該
パルス幅変換回路においてU相、V相及びW相の電流を
発生させ、該各相の電流をステータコイルに供給するよ
うにしている。
【0004】したがって、前記モータの制御を行うに当
たり、ロータの磁極の位置を検出する必要がある。そこ
で、磁極位置検出器としてのレゾルバが配設され、該レ
ゾルバによって前記ロータの磁極の位置が検出されるよ
うになっている。ところで、前記レゾルバの信号線が断
線したり、ショートしたり、励磁回路が故障したりして
異常が発生すると、ロータの磁極の位置を検出すること
ができなくなり、正しい磁極の位置においてステータコ
イルに電圧を印加したり電流を供給したりすることがで
きなくなる。その結果、モータに振動が発生し、モータ
を安定して駆動することができなくなってしまう。
【0005】そこで、異常検出装置が配設され、該異常
検出装置によってレゾルバの二次側に発生する二つの電
圧をパルスに変換し、該パルスの有無を監視することに
より、異常を検出するようにしている(特開平6−98
585号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の磁極位置検出器の異常検出装置においては、レゾル
バの二次側に発生する二つの電圧をパルスに変換するよ
うになっているので、レゾルバが正常に機能している場
合でも、一方の電圧が0〔V〕になることがあり、前記
パルスが無くなると、誤って異常を検出してしまう。し
たがって、モータの停止中は異常を検出することができ
ない。
【0007】本発明は、前記従来の磁極位置検出器の異
常検出装置の問題点を解決して、モータの停止中であっ
ても、誤って異常を検出するのを防止することができる
磁極位置検出器の異常検出装置及び異常検出方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の磁
極位置検出器の異常検出装置においては、ロータの磁極
の位置を検出して第1、第2の検出電圧を発生させる磁
極位置検出器と、前記各第1、第2の検出電圧の絶対値
に基づいて指標値電圧を算出する指標値電圧算出手段
と、前記指標値電圧と基準電圧とを比較する比較手段
と、該比較手段の比較結果に基づいて磁極位置検出器の
異常を検出する検出手段とを有する。
【0009】本発明の他の磁極位置検出器の異常検出装
置においては、さらに、前記指標値電圧算出手段は、前
記第1、第2の検出電圧の各絶対値を加算して得られた
加算電圧から低周波成分を除去することによって、指標
値電圧を算出する。本発明の更に他の磁極位置検出器の
異常検出装置においては、さらに、前記指標値電圧算出
手段は、前記第1、第2の検出電圧の各絶対値を算出す
る全波整流器、前記第1、第2の検出電圧の各絶対値を
加算して加算電圧を得る加算器、及び前記加算電圧から
低周波成分を除去するローパスフィルタから成る。
【0010】本発明の磁極位置検出器の異常検出方法に
おいては、ロータの磁極の位置を検出して第1、第2の
検出電圧を発生させ、該各第1、第2の検出電圧の絶対
値に基づいて指標値電圧を算出し、該指標値電圧と基準
電圧とを比較し、比較結果に基づいて磁極位置検出器の
異常を検出する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態における磁極位置検出器の異常検出装
置の回路図である。図において、11はブラシレスDC
モータから成るモータ(M)であり、該モータ11は、
図示しないステータ、及び該ステータの内側において回
転自在に配設され、6極の永久磁石を備える図示しない
ロータを有し、ステータにおいて、ステータコアにU
相、V相及びW相のステータコイルが巻装される。
【0012】また、15は前記ロータの磁極の位置を検
出する磁極位置検出器としてのレゾルバ(RES)であ
り、該レゾルバ15の図示しない回転子が前記ロータの
ロータシャフト13に同軸的に連結される。そのため
に、前記レゾルバ15は一次側に図示しない一次巻線
を、二次側に互いに電気的に位相が90〔°〕ずれた図
示しない一対の二次巻線を有しており、前記一次巻線に
励磁回路16aが、前記各二次巻線に磁極位置検出回路
16bが接続される。そして、例えば、周波数を3.5
〔kHz〕として前記励磁回路16aによって正弦波の
電圧Em sinωt(ただし、Em は振幅、ωは角速
度、tは時間である。)の励磁信号を発生させ、該励磁
信号を信号線L1を介して一次巻線に印加すると、二次
巻線にそれぞれ第1、第2の検出電圧V1、V2 V1=K・Em sinωt・cosθ V2=K・Em sinωt・sinθ K:係数 が誘導されて発生させられる。前記第1、第2の検出電
圧V1、V2がそれぞれ信号線L2、L3を介して磁極
位置検出回路16bに入力されると、該磁極位置検出回
路16bは、前記第1、第2の検出電圧V1、V2の振
幅比に基づいて磁極の位置を示す磁極位置信号を発生さ
せ、該磁極位置信号がモータコントローラ17に対して
出力される。
【0013】該モータコントローラ17は、図示しない
制御装置からトルク指令値を受け、該トルク指令値に対
応したパルス幅を有するU相、V相及びW相のパルス幅
変調信号(以下、「PWM信号」という。)をインバー
タ回路18に対して出力する。該インバータ回路18
は、6個の図示しないトランジスタ及び該トランジスタ
を駆動するための図示しないベースドライバ回路から成
り、該ベースドライバ回路は、前記モータコントローラ
17から出力されるPWM信号を受けてスイッチング信
号を発生させ、該スイッチング信号を各トランジスタの
ベースに対して出力する。その結果、前記各トランジス
タがオン・オフさせられ、U相、V相及びW相の電流が
発生させられる。
【0014】そして、各相のうち二つの相の電流が電流
センサ19、20によって検出され、検出された各電流
がモータ電流検出回路21に送られると、該モータ電流
検出回路21によってフィードバック信号が発生させら
れ、該フィードバック信号はモータコントローラ17に
対して出力される。また、該モータコントローラ17
は、互いに2/3πずつ位相のずれた3個の正弦波デー
タを図示しないメモリ内に格納しており、前記磁極位置
検出回路16bから磁極位置信号を受けると、前記各正
弦波データ及び前記磁極位置信号に基づいてU相、V相
及びW相の正弦波デジタル信号から成る電流波形を発生
させる。そして、モータコントローラ17は、前記電流
波形をアナログ信号に変換するとともに、前記制御装置
から入力されたトルク指令値、駆動指令信号、回転方向
指令信号等によって、前記アナログ信号を、位相及び振
幅が特定された交流信号に変換する。該交流信号は、更
に前記フィードバック信号と差動増幅され、図示しない
コンパレータによって位相及びパルス幅が特定されたP
WM信号に変換されて、インバータ回路18に出力され
る。
【0015】そして、該インバータ回路18は、前記P
WM信号のパルス幅のデューティ比を変えることによっ
て電流を増幅し、各相の電流を発生させる。ところで、
前記レゾルバ15は、モータ11のロータの磁極の位置
を検出するが、前記各信号線L1〜L3が断線したり、
ショートしたり、励磁回路16aが故障したりして異常
が発生すると、ロータの磁極の位置を検出することがで
きなくなり、正しい磁極の位置においてステータコイル
に電圧を印加したり電流を供給したりすることができな
くなる。その結果、モータに振動が発生し、モータを安
定して駆動することができなくなってしまう。
【0016】そこで、異常検出装置が配設され、該異常
検出装置によってレゾルバ15の異常を検出することが
できるようになっている。そのために、検出電圧処理部
25が配設され、該検出電圧処理部25は、信号線L2
に接続された全波整流器26、信号線L3に接続された
全波整流器27、前記全波整流器26の出力と全波整流
器27の出力とを加算する加算器31、該加算器31の
出力から低周波成分を除去するローパスフィルタ(LP
F)32、及び該ローパスフィルタ32の出力と基準電
圧とを比較する比較手段としての比較器33を有する。
なお、前記全波整流器26、27、加算器31及びロー
パスフィルタ32によって指標値電圧算出手段が構成さ
れる。
【0017】ここで、レゾルバ15の二次巻線に発生さ
せられた第1の検出電圧V1が前記信号線L2を介して
前記全波整流器26に入力されると、全波整流器26は
第1の検出電圧V1の絶対値|V1| |V1|=|K・Em sinωt・cosθ| を算出し、一方、レゾルバ15の二次巻線に発生させら
れた第2の検出電圧V2が前記信号線L3を介して前記
全波整流器27に入力されると、全波整流器27は第2
の検出電圧V2の絶対値|V2| |V2|=|K・Em sinωt・sinθ| を算出し、前記各絶対値|V1|、|V2|が加算器3
1に対して出力される。そして、該加算器31は、前記
絶対値|V1|と絶対値|V2|とを加算して加算電圧
TT =|V1|+|V2| =|K・Em sinωt・cosθ|+ |K・Em sinωt・sinθ| =|K・Em sinωt|・〔|cosθ|+|sinθ|〕 =|K・Em sinωt|√(〔|cosθ|+|sinθ|〕2 ) =|K・Em sinωt|√(|cosθ|2 + 2|cosθ|・|sinθ|+|sinθ|2 ) =|K・Em sinωt|√(1+2・|sin2θ|/2) =|K・Em sinωt|√(1+|sin2θ|) を発生させる。
【0018】次に、前記加算電圧VT がローパスフィル
タ32に送られると、該ローパスフィルタ32は、加算
電圧VT から低周波成分を除去し、基本波から成る指標
値電圧VOUTOUT =(2K・Em /π)・√(1+|sin2θ
|) を算出し、出力する。
【0019】ここで、|sin2θ|は、 0≦|sin2θ|≦1 であるので、レゾルバ15が正常である場合、指標値電
圧VOUT は、 2K・Em /π≦VOUT ≦2√(2)・K・Em /π になる。
【0020】これに対して、レゾルバ15が異常である
と、指標値電圧VOUT は、 VOUT <2K・Em /π になる。そこで、比較器33の一方の入力端子に前記指
標値電圧VOUT が、他方の入力端子に基準電圧VREFREF =2K・Em /π がそれぞれ入力され、比較器33によって比較される。
そして、レゾルバ15が正常である場合、 VOUT ≧VREF になり、比較器33の出力は「1」(ハイレベル)にな
る。また、レゾルバ15が異常である場合、 VOUT <VREF になり、比較器33の出力は「0」(ローレベル)にな
る。
【0021】したがって、前記モータコントローラ17
の図示しない検出手段は、前記比較器33の出力が
「0」であるかどうかを判断することによって、レゾル
バ15の異常を検出することができる。そして、前記モ
ータコントローラ17は、レゾルバ15の異常を検出す
ると、異常検出処理を行い、センサレス駆動モードに切
り換え、磁極の位置を検出することなくモータ11を駆
動するか、又は、図示しない表示装置に異常を検出した
旨の表示を行う。
【0022】この場合、第1、第2の検出電圧V1、V
2をパルスに変換することなく、レゾルバ15の異常を
検出することができるので、レゾルバ15が正常である
場合に第1、第2の検出電圧V1、V2のいずれか一方
の電圧が0〔V〕になっても、モータの停止中であって
も、誤って異常を検出するのを防止することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0023】図2は本発明の第2の実施の形態における
磁極位置検出器の異常検出装置の回路図、図3は本発明
の第2の実施の形態における磁極位置検出器の異常検出
装置の動作を示すフローチャートである。なお、第1の
実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符
号を付与することによってその説明を省略する。この場
合、モータコントローラ17の図示しない指標値電圧算
出手段は、磁極位置検出器としてのレゾルバ(RES)
15の二次巻線に発生させられた第1、第2の検出電圧
V1、V2を信号線L2、L3を介して読み込み、加算
電圧VTT =|V1|+|V2| を得る。
【0024】続いて、前記指標値電圧算出手段は、前記
加算電圧VT から低周波成分を除去し、指標値電圧V
OUTOUT =(2K・Em /π)・√(1+|sin2θ
|) を算出する。次に、モータコントローラ17の図示しな
い比較手段は、前記指標値電圧VOUT と基準電圧VREFREF =2K・Em /π とを比較する。そして、モータコントローラ17の図示
しない検出手段は、 VOUT ≧VREF である場合、レゾルバ15は正常であると判断し、 VOUT <VREF である場合、レゾルバ15の異常を検出する。
【0025】このように、モータコントローラ17によ
って第1、第2の検出電圧V1、V2の各絶対値|V1
|、|V2|、加算電圧VT 、指標値電圧VOUT 等を算
出することができるとともに、指標値電圧VOUT と基準
電圧VREF とを比較することができるので、磁極位置検
出器の異常検出装置の構造を簡素化することができる。
【0026】次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 第1、第2の検出電圧V1、V2を読み
込む。ステップS2 指標値電圧VOUT を算出する。ス
テップS3 指標値電圧VOUT が基準電圧VREF より小
さいかどうかを判断する。指標値電圧VOUT が基準電圧
REF より小さい場合はステップS4に進み、指標値電
圧VOUT が基準電圧VREF 以上である場合は処理を終了
する。ステップS4 異常検出処理を行う。
【0027】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。この場合、モータコントローラ17(図2)
の図示しない指標値電圧算出手段は、磁極位置検出器と
してのレゾルバ15の二次巻線に発生させられた第1、
第2の検出電圧V1、V2を前記信号線L2、L3を介
して読み込み、指数加算電圧VRR =|V1|2 +|V2|2 を算出する。
【0028】そして、前記指標値電圧算出手段は、前記
指数加算電圧VR から低周波成分を除去し、指標値電圧
OUT2を算出する。次に、モータコントローラ17の図
示しない比較手段は、前記指標値電圧VOUT2と基準電圧
REF2とを比較する。そして、モータコントローラ17
の図示しない検出手段は、比較結果に基づいてレゾルバ
15の異常を検出する。
【0029】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、磁極位置検出器の異常検出装置においては、ロー
タの磁極の位置を検出して第1、第2の検出電圧を発生
させる磁極位置検出器と、前記各第1、第2の検出電圧
の絶対値に基づいて指標値電圧を算出する指標値電圧算
出手段と、前記指標値電圧と基準電圧とを比較する比較
手段と、該比較手段の比較結果に基づいて磁極位置検出
器の異常を検出する検出手段とを有する。
【0031】この場合、ロータの磁極の位置が検出さ
れ、第1、第2の検出電圧が発生させられ、該各第1、
第2の検出電圧の絶対値に基づいて指標値電圧が算出さ
れ、該指標値電圧と基準電圧とが比較され、比較結果に
基づいて磁極位置検出器の異常が検出される。したがっ
て、第1、第2の検出電圧をパルスに変換することな
く、磁極位置検出器の異常を検出することができるの
で、磁極位置検出器が正常である場合に第1、第2の検
出電圧のいずれか一方の電圧が0〔V〕になっても、モ
ータの停止中であっても、誤って異常を検出するのを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における磁極位置検
出器の異常検出装置の回路図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態における磁極位置検
出器の異常検出装置の回路図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態における磁極位置検
出器の異常検出装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11 モータ 15 レゾルバ 17 モータコントローラ 26、27 全波整流器 31 加算器 32 ローパスフィルタ 33 比較器 V1 第1の検出電圧 V2 第2の検出電圧 VOUT 、VOUT2 指標値電圧 VREF 、VREF2 基準電圧 VT 加算電圧

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータの磁極の位置を検出して第1、第
    2の検出電圧を発生させる磁極位置検出器と、前記各第
    1、第2の検出電圧の絶対値に基づいて指標値電圧を算
    出する指標値電圧算出手段と、前記指標値電圧と基準電
    圧とを比較する比較手段と、該比較手段の比較結果に基
    づいて磁極位置検出器の異常を検出する検出手段とを有
    することを特徴とする磁極位置検出器の異常検出装置。
  2. 【請求項2】 前記指標値電圧算出手段は、前記第1、
    第2の検出電圧の各絶対値を加算して得られた加算電圧
    から低周波成分を除去することによって、指標値電圧を
    算出する請求項1に記載の磁極位置検出器の異常検出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記指標値電圧算出手段は、前記第1、
    第2の検出電圧の各絶対値を算出する全波整流器、前記
    第1、第2の検出電圧の各絶対値を加算して加算電圧を
    得る加算器、及び前記加算電圧から低周波成分を除去す
    るローパスフィルタから成る請求項1に記載の磁極位置
    検出器の異常検出装置。
  4. 【請求項4】 ロータの磁極の位置を検出して第1、第
    2の検出電圧を発生させ、該各第1、第2の検出電圧の
    絶対値に基づいて指標値電圧を算出し、該指標値電圧と
    基準電圧とを比較し、比較結果に基づいて磁極位置検出
    器の異常を検出することを特徴とする磁極位置検出器の
    異常検出方法。
JP9178162A 1997-07-03 1997-07-03 磁極位置検出器の異常検出装置及び異常検出方法 Withdrawn JPH1127980A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101139625B1 (ko) 2004-07-27 2012-05-07 니덱 에스알 드라이브즈 리미티드 전기 기기의 로터 위치 변환기의 출력 에러를 검출하는방법 및 장치
KR101164241B1 (ko) * 2004-07-10 2012-07-09 루크 라멜렌 운트 쿠프룽스바우 베타일리궁스 카게 Ec 모터의 작동 방법

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