JPH11279743A - ア―ク溶射装置及びア―ク溶射装置のためのガスキャップ - Google Patents

ア―ク溶射装置及びア―ク溶射装置のためのガスキャップ

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JPH11279743A
JPH11279743A JP11043808A JP4380899A JPH11279743A JP H11279743 A JPH11279743 A JP H11279743A JP 11043808 A JP11043808 A JP 11043808A JP 4380899 A JP4380899 A JP 4380899A JP H11279743 A JPH11279743 A JP H11279743A
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gas cap
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/16Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed
    • B05B7/22Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed electrically, magnetically or electromagnetically, e.g. by arc
    • B05B7/222Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed electrically, magnetically or electromagnetically, e.g. by arc using an arc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改良された噴霧流を生ぜしめるためのアーク
溶射装置を提供する。 【解決手段】 溶射ガン本体10と、線材ガイド32
と、線材供給機構と、チャネリングと、ガスキャップ4
8とが設けられており、ガスキャップが、中心軸線を中
心にしてアーチ状に等間隔を置いて配置された複数のオ
リフィスを有しており、これらのオリフィスが、中心軸
線上の交差箇所96に向かって二次的なガスジェット9
4を向けるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーク溶射装置及
びアーク溶射装置のためのガスキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】溶射は、コーティングを形成するために
金属等の溶融した材料の細かい粒子を溶融しかつ噴射す
る処理である。溶射ガンの1つのタイプは2本線材式ア
ーク溶射ガンであって、この場合、2つの線材が線材端
部において電気的に接触するように供給される。端部
は、線材を通じて供給される電流を用いた電気的なアー
クによって溶融される。圧縮ガス(通常空気)のジェッ
トが、溶融金属を霧化しかつ溶融金属粒子の噴霧流を生
ぜしめるように、先端部を通じて吹き付けられる。アー
ク電流は、通常数百アンペアのオーダである。通常、電
力は、供給ローラに結合されたケーブル及び/又は線材
と電気的に接触しかつ線材をアーク形成箇所にまで案内
する、ガンに設けられた線材ガイドを通じて搬送され
る。
【0003】例えば、米国特許第4668852号明細
書(フォックス(Fox)他)に開示されているよう
に、溶融線材先端部に霧化空気を噴射するための様々な
構成が、効果的な噴霧流を提供するために、及び噴霧流
を修正及び改良するために補助空気を導入するために使
用されてきた。しかしながら、搬送中の霧化粒子の酸化
を低減してコーティングの質及び付着率を改善するため
に、噴霧流の改良、特により高速で狭幅な噴霧の必要性
が残っている。ガンにおける霧化は満足できるものであ
るので、アーク又は霧化に影響することなしに噴霧流を
改良することが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、改良された噴霧流を生ぜしめるための、改良さ
れた、2本線材式のアーク溶射装置を提供することであ
る。特定の課題は、より高速で狭幅な噴霧流を生ぜしめ
るための、このような装置を提供することである。別の
課題は、アーク又は霧化に著しく影響することなしに、
このような改良された噴霧流を生ぜしめるための、新規
の二次的なガス流を備えたこのような装置を提供するこ
とである。さらに別の課題は、前記課題を達成するため
に、このような装置のための新規のガスキャップを提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題及びその他の課
題は、ガン本体と、線材の噴霧先端部における接触箇所
にまで金属製の2つの線材を案内するためにガン本体に
よって、集束するように保持された1対の管状の線材
と、を備えたアーク溶射ガンを有するアーク溶射装置に
よって、少なくとも部分的に達成された。線材供給機構
は、線材ガイドを通じて線材を供給する。中心軸線に沿
ってガン本体に設けられた一次ガスチャネリングは、線
材ガイドに対して中心に位置している。線材には、噴霧
端部にアーク及びひいては溶融した金属を生ぜしめるた
めにアーク電流が流れる。一次ガスチャネリングには、
溶融金属の霧化及び溶融金属の噴霧流の形成を目的とし
て一次ガス流を発生させるために、一次圧縮ガス源が接
続されている。
【0006】中心軸線と同軸的にガン本体にガスキャッ
プが取り付けられている。ガスキャップは、中心軸線を
中心にしてアーチ状に等間隔を置いて配置された、少な
くとも4つの複数のオリフィスを有している。オリフィ
スには、二次的な圧縮ガス源が接続されており、また、
中心軸線上のオリフィス軸線の交差箇所に向かって、前
方向成分と共に内方へ二次的なガスジェットを向けるよ
うに方向付けられている。交差箇所は、接触点の近傍に
位置しており、また、ジェットが霧化をほとんど妨害し
ないように接触点から十分に間隔を置いて配置されてい
る。これにより、噴霧流が、二次的なガスジェットによ
って狭窄されかつ加速される。
【0007】前記課題は、前記のアーク溶射装置のガン
本体に組み付けられるのに適した構造を有するガスキャ
ップを用いても達成された。ガスキャップは、前記ガス
キャップのように複数のオリフィスを有している。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による2本線材式の溶射ガ
ン10(図1〜図3)は、発明の実施の形態において説
明されるガスキャップに関することを除いては慣用のタ
イプであってよい。この実施例の場合、ガン本体は3つ
の部分、すなわち前部14と、中間部16と、後部18
とを有している(図3)。中間部は、プレナムチャンバ
20を形成している。テーパした前部は、ガスキャビテ
ィ22を形成している。センタリング円筒体24は、前
部と中間部との間の隔壁からガスキャビティ内に前方へ
延びている。管状の取付け部材28は、支持円筒体30
に設けられた直径方向で対向した孔と、センタリング円
筒体の前端部に設けられた傾斜部31とによって、中間
部16内に位置決めされている。線材ガイドが、取付け
部材28の前端にねじ込むことによって取り付けられて
いる。
【0009】(発明の実施の形態及び請求項において使
用されているように、“前方”という言葉は線材が駆動
される方向に相当し、“後方”という言葉は反対方向を
表す。“内方”という言葉は、軸線方向に面した又は向
かう方向を意味する)。
【0010】後部18は、慣用の線材駆動機構34を有
している。このような線材駆動機構は、電気的に絶縁さ
れた供給ローラ38に結合されたねじ歯車(図示せず)
を駆動する小さな変速電気モータ(図示せず)を利用す
る。この場合、ローラの張力は、ばね張設装置40と絶
縁されたアイドラローラ36とを用いて、各線材に対し
維持されている。したがって、巻き体又は線材容器(図
示せず)からフレキシブルな管43を通じて延びた線材
42は、ローラによって、ガイド32を通じて供給され
る。本発明では線材駆動機構のタイプは重要でなく、そ
の他のあらゆる適切な慣用の又は所望の機構を使用して
よい。ガン内の線材駆動機構の代わりに用いるために又
はこれを補足するために、巻き体における押圧式駆動機
構を使用してもよい。
【0011】線材ガイドのための位置決めリング46
は、ガスキャップ48によって、ガン本体の前部の前端
の内部に保持されている。ピン50は、リングの回転を
阻止している。ガン本体14,16,18と、センタリ
ング円筒体24と、位置決めリング46とは、硬質プラ
スチック等の電気的に絶縁性の材料から形成されてい
る。本体部分は、例えばエポキシ樹脂又はねじを用いて
慣用の形式で一体的に保持されている。特に後部は、線
材駆動機構へのアクセスが可能であるように、取外し可
能なねじを備えたカバーを有している。
【0012】この実施例の場合、線材42への電気的接
触は線材ガイド32を介して形成されている。線材ガイ
ドへの電気的な接触は、導電性の円筒体30を介して形
成されている。電源55からの電力ケーブルを有する標
準的なホース54から続いている導電性の管は、個々に
円筒体の底部に結合している。本発明では線材への電気
的な接続は重要ではなく、ローラ等のその他の慣用の又
は所望の接触手段を使用してよく、接触は、ガンから離
れて、例えば線材のリールのための取付け部において行
われてよい。
【0013】ガスキャップ48は、ガン本体の前部14
にねじ込まれた保持リング56によって、ガン本体前部
に保持されている。ガスキャップは、線材ガイドの間に
中心に位置した中心軸線58と同軸的に位置決めされて
いる。この実施例におけるガスキャップは、拡開区分の
後方に、テーパした区分60を有しており、このテーパ
した区分60は、室、すなわちガスキャビティ22から
線材先端部72へ噴霧空気流を方向付ける一次空気ノズ
ルを形成するように、狭窄した開口61にまで前方に向
かって狭まっている。
【0014】一次的な圧縮ガス源62からの噴霧空気又
はその他のガスは、ホース54を通じて管52内へ、円
筒体30を通じて上方へ搬送される。この円筒体30
は、管状であり、上部においてシールされている。次い
で、空気は、円筒体に設けられた横穴70を通じて、中
間部16に設けられたマニホルド室、すなわちプレナム
チャンバ20内へ流入する。空気は、マニホルド室か
ら、隔壁26に設けられた4つの孔64を通じてガスキ
ャビティ22に導入される。Oリング68は、保持部材
に沿って空気が漏れて戻ることを防止する。
【0015】線材ガイド32は、前方に向かって間隔が
次第に狭まっているので、線材ガイドを通って供給され
る金属製の線材の先端(端部)72は、線材ガイドの前
方の箇所74において互いに接触している。慣用のアー
ク電力源(通常DC)が線材を通じて加えられると、電
気的なアークが形成され、これにより、線材の端部が溶
融する。ガスキャップのテーパした区分60によって形
成された一次ガスノズルは、付着のために基板に対し溶
融金属流の噴霧流(矢印によって概略的に示した)を噴
霧しかつ噴射するために、溶融した線材先端部を通じて
軸線方向に空気の一次ジェットを発生させる。線材の接
触は、アーク放電の幾分非晶の領域において行われるの
で、このために、接触点74は、アークなしの線材の内
部で後方の縁部の接触点として規定される。
【0016】噴霧ノズルのための別の形式が使用されて
よい。例えば、前記米国特許第4668852号明細書
に示されているように、空気キャップのテーパ区分の代
わりにノズルオリフィスが使用されてよい。ここで参照
される、このようなノズルに関する部分及びその他の側
面は参照のために示されている。択一的に、2つ又は3
つ以上のガスジェット、例えば同軸的な通路が、有利に
は軸対称又は同軸的に、使用されてよい。しかしなが
ら、単純さ及び効果的な霧化のために、テーパ区分をガ
スキャップに設けると有利である。
【0017】霧化部の下流において高速の噴霧流を促進
するために、ガスキャップ48が、円錐形に拡開した内
面78を有していると有利であり、この内面78は、噴
霧端部のための接触点74を取り囲んでおり、下流(前
方)に向かって拡開している。少なくとも4つの複数の
オリフィス80が、ガスキャップにアーチ状に等間隔を
置いて配置されている。概して、有利には10〜20
の、例えば16の(図4)、実際的な数のオリフィスが
設けられていることが望ましい。オリフィスは、保持リ
ング56によって取り囲まれておりかつOリング84を
用いてシールされたガスキャップの縁部に設けられた環
状のチャンバ82を介して、二次的な圧縮ガス(概して
空気)源に接続されている。半径方向のダクト86は、
保持リング56の突出部93に設けられた標準的なガス
取付部材92に結合されたガスホース90を介して、チ
ャンバを圧縮空気源88に接続させている。
【0018】オリフィス80は、二次的なガスジェット
94を、中心軸線58上のオリフィス軸線97の交差箇
所96に向かって、前方向成分と共に内方へ向けるよう
に方向付けられている。交差箇所は、接触点74の近傍
に位置しているが、二次的なガスが霧化を著しく妨害す
ることがないように接触点74から十分に下流に間隔を
置いて位置しているので、前もって形成された噴霧流
が、二次的なガスによって狭められかつ加速させられ
る。交差箇所は、著しい妨害を回避するために必要な分
よりも、接触点から著しく離れて間隔を置かれるべきで
はない。交差箇所は、接触点から約3cmの範囲内、さ
らに有利には0.5cm〜1cmに位置していると有利
である。オリフィスは、中心軸線に対して約30゜〜約
40゜、有利には35゜の角度で中心軸線上の交差箇所
に向かって集束するように位置していることが望まし
い。
【0019】オリフィスは、図示したように、ガスキャ
ップに設けられた穿孔された穴として単純に形成されて
いるか、又はこのような穴にはめ込まれたノズル挿入体
のセットとして形成されていていよい。内面78の拡開
は望ましいが、別の実施例(図5)の場合には、ガスキ
ャップ98は、アークシールドとして働く、拡開してい
ない円筒状の内面102と、環状部106から、前方に
面した面105を貫通した、内方及び前方に向けられた
複数のオリフィス104とを有している。上流に位置し
た前方に向かって形成されたテーパ108は、前の実施
例における噴霧ノズルとして形成されている。このガス
キャップは、図1のガンに設けられたガスキャップの代
わりに用いることができる。その他の変化実施例の場合
には、アークシールド102が省略されてよく、かつ/
又は面105が、図示したように平坦である代わりに、
前方に向かって形成された浅いテーパを有していてよ
い。別の択一的な実施例(図示せず)の場合には、オリ
フィスは円筒状の内面102から延びてよいが、このこ
とは、交差箇所96を接触点74から著しく離れて配置
する。さらに別の実施例(図示せず)では、オリフィス
は、適当な向きで保持された管のリングによって提供さ
れてよい。しかしながら、概して、ガスキャップに設け
られた単純な穴としてオリフィスを提供すると有利であ
る。
【0020】オリフィスは、圧縮ガス源88からの高い
圧力の下で高い速度を有するチョークドフローが噴霧流
に向かって形成されるようなサイズであることが望まし
い。オリフィスは、高いジェット速度を生ぜしめるため
に、直径に対する長さの高いアスペクト比を備えて形成
されていることが望ましく、アスペクト比は少なくとも
4:1であることが望ましい。オリフィスの直径は、概
して約0.5〜2mm、例えば1.6mmであることが
望ましい。オリフィスは、中心軸線に対して約15〜約
80゜の角度で、さらに有利には約30〜約40゜の角
度で、中心軸線上の交差箇所に向かって集束するように
配置されている。圧縮空気源88は、所望の程度の噴霧
流の狭窄及び狭めのための有効なジェット流を提供する
ように調整されることが望ましい。
【0021】円錐形の内面78(図1)が使用されるな
らば、このような内面は中心軸線に対して約30゜〜約
50゜の角度で中心軸線から離れるように拡開している
と有利である。円錐形の内面は、ガスの膨張及び加速を
最適化するように湾曲を有していてよく、この場合、前
記の制限は、平均的な拡開に適応する。
【0022】二次的な圧縮空気(又はその他のガス)源
は、例えば前記米国特許第4668852号明細書に開
示されているように、分配ブロックを介して、この実施
例における一次供給源と同じ供給源から択一的に引き出
されてよい。さらに、本発明のガスキャップは、別の形
式の2線材式アークガン及び種々異なる形式のヘッド部
材において使用されてよい。内方及び前方へ方向付けら
れたオリフィスを備えた、本発明によるガスキャップ
は、適当に適応させることによってこのようなあらゆる
ガンに組み付けられてよい。
【0023】
【実施例】噴霧は、図1に示されたタイプのガスキャッ
プが組み付けられた、Sulzer Metco社製の
SmartArcTM アーク溶射ガンを用いて行われ
た。内方へのテーパの端部における、ガスキャップの最
小内径は、線材ガイド端部から2.5mmだけ下流に位
置していた。ガスキャップは、最小直径から、軸線から
離れる方向に40゜の角度で、出口における2.6cm
の最大直径にまで、1.2cmの軸線方向距離だけ拡開
した内面を有していた。ガスキャップは、直径が1.6
mmでアスペクト比が7:1の16のオリフィスを有し
ており、オリフィスは、ガンの軸線に対して35゜の角
度で、交差箇所に向かって集束するように配置されてい
る。線材先端部の接触点は、線材ガイドの端部から1.
0cmだけ下流に位置しており、軸線上のオリフィスの
交差箇所は、接触点から8mmだけ下流に位置してい
る。直径が1.6mmのステンレス鋼製の線材(Sul
zer Metco社製のMetcoloyTM
2)は、250アンペア、2bar(80psi)の一
次空気圧、4.8bar(70psi)の二次空気圧、
及び約9kg/hrの噴霧速度を用いて噴霧された。
【0024】量では測定されなかったが、酸化物がより
少なく、密度がより高くかつより硬いコーティングによ
って証明されたように、二次空気流を用いない同様の噴
霧よりも、噴霧速度が著しく増大したことが確認され
た。コーティングのロックウェル硬さは、二次空気ジェ
ットを用いずに、同様のパラメータを有して噴霧された
同じステンレス鋼の慣用のコーティングのロックウェル
硬さよりも少なくとも10%大きかった。また、さらに
著しく狭幅の噴霧流が生ぜしめられた。交差箇所が線材
の接触点の近傍に、しかし間隔を置いて位置しているの
で、噴射された二次空気は、霧化又は別の霧化からの粒
子形成に著しく影響せず、これにより、結果的に生じる
コーティングにおける酸化物レベルが低く保持された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアーク溶射ガンの前部を示す、上
から見た断面図である。
【図2】図1の2−2線に沿って見た横断面図である。
【図3】図1のアーク溶射ガンの中間部及び後部を示
す、側方から見た断面図である。
【図4】図1のアーク溶射ガンのためのガスキャップを
示す正面図である。
【図5】本発明によるガスキャップの別の実施例を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
10 溶射ガン、 14 前部、 16 中間部、 1
8 後部、 20 プレナムチャンバ、 22 ガスキ
ャビティ、 24 センタリング円筒体、 28 取付
け部材、 30 支持円筒体、 32 線材ガイド、
34 駆動機構、 36 アイドラローラ、 38 供
給ローラ、 40 ばね張設装置、 42 線材、 4
3 管、 46 位置決めリング、 48 ガスキャッ
プ、 52 管、 54 ホース、 55 電源、 5
6 保持リング、 58 中心軸線、 60 テーパ区
分、 62 圧縮ガス源、 64 孔、 68 Oリン
グ、 70 横穴、 72 先端部、 74 接触箇
所、 78 内面、 80オリフィス、 82 チャン
バ、 84 Oリング、 86 ダクト、 88圧縮空
気源、 90 ガスホース、 92 ガス取付け部、
93 突出部、94 二次的なガスジェット、 96
交差箇所、 98 ガスキャップ、 102 内面、
104 オリフィス、 106 環状部、 108 テ
ーパ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルートヴィッヒ ディルマイアー ドイツ連邦共和国 フルト ノイハウザー シュトラーセ 33 (72)発明者 ラインハルト ベーム ドイツ連邦共和国 ノルトハイム ガルテ ンシュトラーセ 8

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーク溶射装置であって、溶射ガン本体
    と、線材の噴霧先端部における接触箇所にまで金属製の
    2つの線材を案内するためにガン本体によって、集束す
    るように保持された1対の管状の線材ガイドと、該線材
    ガイドを通じて線材を個々に供給するために機能的に結
    合された線材供給機構と、ガン本体内で線材ガイドに対
    して中心に位置した中心軸線に沿ったチャネリングと、
    中心軸線と同軸的にガン本体に取り付けられたガスキャ
    ップとが設けられており、線材に、噴霧先端部における
    アーク及びひいては溶融金属を生ぜしめるためにアーク
    電流が流れるようになっており、一次ガスチャネリング
    が、溶融金属の霧化及び溶融金属の噴霧流の形成のため
    に一次ガス流を発生させるために一次的な圧縮ガス源に
    接続されており、ガスキャップが、中心軸線を中心にし
    てアーチ状に等間隔を置いて配置された少なくとも4つ
    の複数のオリフィスを有しており、該オリフィスが、オ
    リフィス軸線を有しており、また、中心軸線上のオリフ
    ィス軸線の交差箇所に向かって、前方向成分と共に内方
    へ二次的なガスジェットを向けるように方向付けられて
    おり、交差箇所が、接触点の近傍で、かつジェットがア
    ーク及び霧化を著しく妨害することがないように接触点
    から十分に下流に間隔を置いて配置されており、これに
    より、噴霧流が、二次的なガスジェットによって狭窄さ
    れかつ加速されるようになっていることを特徴とする、
    アーク溶射装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のオリフィスが、複数の対の直
    径方向で向き合ったオリフィスとして設けられた偶数の
    オリフィスから成っている、請求項1記載のアーク溶射
    装置。
  3. 【請求項3】 前記交差箇所が、接触点から約0.5〜
    1cmの箇所に位置している、請求項1記載のアーク溶
    射装置。
  4. 【請求項4】 前記複数が、全部で10〜20である、
    請求項1記載のアーク溶射装置。
  5. 【請求項5】 前記オリフィスが、中心軸線に対して約
    30〜約40゜の角度で、中心軸線上の交差箇所に向か
    って集束するように配置されている、請求項1記載のア
    ーク溶射装置。
  6. 【請求項6】 前記オリフィスが、少なくとも4:1
    の、直径に対する長さのアスペクト比を有している、請
    求項1記載のアーク溶射装置。
  7. 【請求項7】 前記ガスキャップが、接触点を取り囲ん
    だ、前方に向かって拡開した内面を有しており、前記オ
    リフィスが、拡開した内面において出口を有している、
    請求項1記載のアーク溶射装置。
  8. 【請求項8】 前記ガスキャップが、さらに、霧化を生
    ぜしめるように一次ジェットのための一次ガス流を狭窄
    するために、拡開した内面の後方に位置した、前方に向
    かってテーパした内面を有している、請求項7記載のア
    ーク溶射装置。
  9. 【請求項9】 拡開した内面が、中心軸線から、該中心
    軸線に対して約30〜約50゜の角度で拡開しており、
    オリフィス軸線が、中心軸線上の交差箇所に向かって、
    中心軸線に対して約30〜約40゜の角度で集束してい
    る、請求項7記載のアーク溶射装置。
  10. 【請求項10】 前記複数のオリフィスが、複数の対の
    直径方向で対向したオリフィスとして設けられた偶数の
    オリフィスから成っており、交差箇所が、接触点から
    0.5〜1cmの箇所に位置しており、前記複数が、全
    部で10〜20である、請求項9記載のアーク溶射装
    置。
  11. 【請求項11】 ガスキャップが、さらに、霧化を生ぜ
    しめるために一次ジェットのための一次ガス流を狭窄す
    るために、拡開した内面の後方に位置した、前方に向か
    ってテーパした内面を有している、請求項10記載のア
    ーク溶射装置。
  12. 【請求項12】 アーク溶射装置のためのガスキャップ
    であって、前記アーク溶射装置が、溶射ガン本体と、線
    材の噴霧先端部における接触点にまで2つの線材を案内
    するためにガス本体によって、集束するように保持され
    た1対の管状の線材ガイドと、該線材ガイドを通じて個
    々に線材を供給するために機能結合された線材供給機構
    と、ガン本体において線材ガイドに対して中心に位置し
    た中心軸線に沿って設けられた一次ガスチャネリングと
    を有しており、前記線材に、噴霧先端部においてアーク
    及びその結果生じる溶融金属を生ぜしめるためにアーク
    電流が流れるようになっており、一次ガスチャネリング
    が、溶融金属の霧化及び溶融金属の噴霧流の形成のため
    の一次ガス流を発生させるために、一次的な圧縮ガス源
    に接続されている形式のものにおいて、 前記ガスキャップが、該ガスキャップをガン本体に中心
    軸線と同軸的に組み付けるように適応させられたキャッ
    プ構造から成っており、ガスキャップが、中心軸線を中
    心としてアーチ状に等間隔を置いて配置された少なくと
    も4つの複数のオリフィスを有しており、該オリフィス
    が、オリフィス軸線を有しておりかつ二次的な圧縮ガス
    源に接続されておりかつ中心軸線上のオリフィス軸線の
    交差箇所に向かって前方向成分と共に内方へ二次的なガ
    スジェットを向けるように方向付けられており、交差箇
    所が、接触点の近傍でかつジェットがアーク及び霧化を
    著しく妨害することがないように十分に接触点から下流
    に間隔を置いて位置しており、これにより、噴霧流が二
    次的なガスジェットによって狭窄させられかつ加速され
    るようになっていることを特徴とする、アーク溶射装置
    のためのガスキャップ。
  13. 【請求項13】 前記複数のオリフィスが、直径方向で
    対向した複数対のオリフィスとして設けられた偶数のオ
    リフィスから成っている、請求項12記載のガスキャッ
    プ。
  14. 【請求項14】 交差箇所が、接触点から約0.5〜1
    cmの箇所に位置している、請求項12記載のガスキャ
    ップ。
  15. 【請求項15】 前記複数が、全部で10〜20であ
    る、請求項12記載のガスキャップ。
  16. 【請求項16】 前記オリフィスが、中心軸線上の交差
    箇所に向かって、前記中心軸線に対して約30〜約40
    ゜の角度で集束するように配置されている、請求項12
    記載のガスキャップ。
  17. 【請求項17】 オリフィスが、少なくとも4:1の、
    直径に対する長さのアスペクト比を有している、請求項
    12記載のガスキャップ。
  18. 【請求項18】 前記ガスキャップが、接触点を取り囲
    んだ、前方へ向かって拡開した内面を有しており、前記
    オリフィスが、前記拡開した内面に出口を有している、
    請求項12記載のガスキャップ。
  19. 【請求項19】 前記ガスキャップが、さらに、霧化を
    生ぜしめるために一次ジェットのための一次ガス流を狭
    窄するために、拡開した内面の後方に位置した、前方に
    向かってテーパした内面を有している、請求項18記載
    のガスキャップ。
  20. 【請求項20】 前記内面が、中心軸線から、該中心軸
    線に対して約30〜約50゜の角度で拡開しており、オ
    リフィスが、中心軸線上の交差箇所に向かって、中心軸
    線に対して約30〜約40゜の角度で集束するように配
    置されている、請求項18記載のガスキャップ。
  21. 【請求項21】 前記複数のオリフィスが、直径方向で
    対向した複数対のオリフィスとして設けられた偶数のオ
    リフィスから成っており、交差箇所が、接触点から約
    0.5〜1cmの箇所に位置しており、前記複数が、全
    部で10〜20である、請求項20記載のガスキャッ
    プ。
  22. 【請求項22】 ガスキャップが、さらに、霧化を生ぜ
    しめるために一次ジェットへの一次ガス流を狭窄するた
    めに、拡開した内面の後方に位置した、前方に向かって
    テーパした内面を有している、請求項21記載のガスキ
    ャップ。
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