JPH11279057A - NFκB活性化阻害剤 - Google Patents

NFκB活性化阻害剤

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JPH11279057A
JPH11279057A JP10082337A JP8233798A JPH11279057A JP H11279057 A JPH11279057 A JP H11279057A JP 10082337 A JP10082337 A JP 10082337A JP 8233798 A JP8233798 A JP 8233798A JP H11279057 A JPH11279057 A JP H11279057A
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taurine
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chloramine
inhibitor
amino acid
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JP10082337A
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English (en)
Inventor
Arimasa Miyamoto
有正 宮本
Atsuhiro Kanayama
敦宏 金山
Hideo Satsusui
秀夫 薩
Makoto Shimizu
誠 清水
Junichiro Inoue
純一郎 井上
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】安全かつ経口投与で高い効力を有するNF-κB活
性化阻害剤およびNF-κB活性化阻害作用に基づく優れた
アルツハイマー病予防薬、抗炎症薬、自己免疫疾患治療
薬、免疫抑制剤、抗ウイルス剤を提供する。 【構成】タウリン、タウリンクロラミンならびにこれら
の生体内での前駆物質となる含流アミノ酸又はそれらの
薬理学的に許容できる塩を有効成分とするNFκBの活性
化阻害剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NFκBの活性化阻
害剤又はNFκB活性化阻害作用に基づく、抗アルツハイ
マー病、抗炎症、抗自己免疫疾患及び抗ウイルス剤等に
関する。
【0002】
【従来技術】免疫グロブリンκ軽鎖(Igκ)遺伝子のエ
ンハンサーに結合する因子として発見されたNF-κBは(S
en,R & Baltimore,D.:Cell,46:705-716,1986)、その後
の研究が進むにつれ、予想されたよりも広く、また、深
く生命現象の制御に関わっていることが明らかになって
きた。
【0003】多くの種類の細胞で、その細胞に特有の刺
激を与えるとNF-κBが活性化され、そのDNA結合活性が
核内に検出される。細胞から精製される主要なNF-κBは
p50(Nishina,Y.et al.:Nucleic Acids Res.,17,107-11
7,1989)とp65(Weston,K. & Bishop,J.M.:Cell,58,85-9
3,1989)のヘテロダイマーである。
【0004】NFκB阻害物質としては、特開平−8-50816
9号公報、特開平−9-59151号公報、特開平−8-319238号
公報などが知られているが、いづれも活性面、吸収面、
組織移行性、安全性等に問題があり、満足できるもので
はない。
【0005】タウリンクロラミンは炎症反応における誘
導型一酸化窒素合成酵素(iNOS)の産生を遺伝子転写段階
で抑制する。同時に腫瘍壊死因子α(TNFα)およびプロ
スタグランジン合成に関わるシクロオキシゲナーゼ(CO
X)の産生をも抑制することが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、安全
かつ経口投与で高い効力を有するNF-κB活性化阻害剤お
よびNF-κB活性化阻害作用に基づく優れたアルツハイマ
ー病予防薬、抗炎症薬、自己免疫疾患治療薬、免疫抑制
剤、抗ウイルス剤を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】炎症反応における誘導型
一酸化窒素合成酵素およびサイトカイン産生は共通に核
内の転写調節因子であるNF-κB(Nuclear Factor kappa
B)によって制御されている。
【0008】本発明者らはタウリンクロラミンがNF-κB
の産生あるいは活性を調節することによりこれら酵素お
よびサイトカインを産生調節していることを見出し、更
にその知見に基づき本発明を完成した。
【0009】すなわち、本発明は、タウリン、タウリン
クロラミンならびにこれらの生体内での前駆物質となる
含流アミノ酸又はそれらの薬理学的に許容できる塩を有
効成分とするNF-κBの活性化阻害剤である。
【0010】本発明のNF-κBの活性化阻害作用に基づく
薬剤とは、アルツハイマー病予防薬、抗炎症薬、自己免
疫疾患治療薬、免疫抑制剤、抗ウイルス剤などである。
【0011】本発明のNF-κB活性化阻害剤の有効成分で
ある生体内でタウリン、タウリンクロラミンの前駆物質
となる含流アミノ酸およびその関連物質とは、メチオニ
ン、S-アデノシルメチオニン、s-アデノシルホモシステ
イン、ホモシステイン、シスタチオニン、システイン、
シスチン、シスチンジスルホキシド、シスタミンジスル
ホキシド、シスタミン、補酵素A、システアミン、シス
タルジミン、チオシステアミン、システインスルフィン
酸、無機硫酸塩、システイン酸、ヒポタウリンである。
【0012】タウリンクロラミンとは白血球などの細胞
内で過酸化水素からミエロペルオキシダーゼの作用によ
り生じた次亜塩素酸がタウリンと反応することにより生
ずるタウリンの塩素付加産物である。付加した塩素が1
つの場合にはタウリンモノクロラミン、2つの場合には
タウリンジクロラミンと呼び、本件におけるタウリンク
ロラミンとはそのいずれも含む。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の有効成分であるタウリン
は、一般には一日1回または数回に分け服用することが
できる。投与量は症状によって異なるが、0.1g/日
〜15g/日である。本発明の有効成分であるタウリン
またはアミノ酸そのままあるいは必要に応じて他の公知
の添加剤、例えば、賦形剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、
抗酸化剤、コーティング剤、着色剤、矯味矯臭剤、界面
活性剤、可塑剤などを混合して常法により、顆粒剤、散
剤、カプセル剤、錠剤、ドライシロップ剤、チュアブル
錠、アメ、液剤、ゼリーなどの経口製剤とすることがで
きる。
【0014】賦形剤としては、たとえばマンニトール、
ブドウ糖、白糖、乳糖、セルロース、デンプン、カルボ
キシビニルポリマー、軽質無水ケイ酸、酸化チタン、メ
タケイ酸アルミン酸マグネシウム、ポリエチレングリコ
ール、中鎖脂肪酸トリグリセリドなどが挙げられる。
【0015】崩壊剤としては、低置換度ヒドロキシプロ
ピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、デンプ
ン、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルスターチ、部
分アルファー化デンプンなどが挙げられる。
【0016】結合剤としては、メチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、ゼラチン、アラビアゴム、
エチルセルロース、ポリビニルアルコール、寒天などが
挙げられる。
【0017】滑沢剤としては、ステアリン酸マグネシウ
ム、タルク、サラシミツロウなどが挙げられる。
【0018】抗酸化剤としては、たとえばジブチルヒド
ロキシトルエン(BHT)、没食子酸プロピル、ブチル
ヒドロキシアニソール(BHA)が挙げられる。
【0019】コーティング剤としては、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、メチルセルロース、ポリビニルアセタ
ールジエチルアミノアセテートなどが挙げられる。
【0020】着色剤としては、たとえばタール色素、酸
化チタンなどが挙げられる。
【0021】矯味矯臭剤としては、クエン酸、アジピン
酸、アスコルビン酸、メントールなどが挙げられる。
【0022】界面活性剤としては、ポリオキシエチレン
硬化ヒマシ油、モノステアリン酸グリセリン、ラウリル
硫酸ナトリウム、マクロゴール類、ショ糖脂肪酸エステ
ルなどが挙げられる。
【0023】可塑剤としては、クエン酸トリエチル、ト
リアセチン、セタノールなどが挙げられる。
【0024】
【発明の効果】本発明により、タウリンの抗炎症作用の
メカニズムの一つが明らかになり,関節炎などの炎症や
悪性腫瘍,さらにはアルツハイマー型痴呆症といったNF
-κBの活性が病態に関与するような疾患に対してタウリ
ンが予防薬として有効である。
【0025】
【実施例】以下、試験例及び実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。
【0026】試験例1{TNFα刺激によるIκBの分解に
対するタウリンクロラミンの作用} (試験方法)細胞はヒトTリンパ腫細胞株であるJurkat
細胞およびヒト前骨髄性白血病細胞株であるHL-60細胞
を用いた。Jurkat細胞およびHL-60細胞はいずれも95%エ
アー-5% CO2気相下、10%牛胎児血清(ギブコBRL)を含む
RPMI1640培地(ギブコBRL)中にて培養した。
【0027】細胞を24-ウェルプレート上に細胞数が1×
106個/ウェルになるように調製し、タウリンクロラミ
ン(終濃度1 mM)、プロテアソーム阻害剤であるZ-Ile-Gl
u(o-tBu)-Ala-Leucinal (PSI、終濃度 100μM)またはリ
ン酸化阻害剤であるピロリジンジチオカルバメート(PDT
C、終濃度 300μM)をそれぞれ1時間前処理した。1時間
後、TNFα(終濃度 20 ng/ml)を培養系に添加した後、
0、5、10および15分後に細胞を回収した。
【0028】回収した細胞はTNEbufferに懸濁し、激
しく振盪し細胞を破砕した。これを15,000×gで遠心分
離した後、上清を回収し細胞質画分として以下に示すI
κBのウェスタンブロット分析に供した。
【0029】0.4×106個の細胞に相当する細胞質画分を
サンプルとしLaemmliの方法(Nature 227、680、1970)
に従い12.5%アクリルアミドゲルを用いてSDS-ポリアク
リルアミドゲル電気泳動を行った。泳動終了後、ゲルを
直ちにPVDF膜と密着させ、セミドライ式転写装置に
よりゲル内のタンパク質をPVDF膜に移した。
【0030】転写後、PVDF膜をドライミルク溶液に
浸し室温で60分間振盪しながらブロッキングを行った。
PVDF膜を抗ヒトIκB-α抗体を含む3% ドライミルク
溶液に浸し振盪しながら1時間室温でインキュベーショ
ンを行った。
【0031】インキュベーション終了後PVDF膜をTB
Sにて3回洗浄を行い、HRP(ホースラデッシュパーオ
キシデース)3%ドライミルク溶液に浸し振盪しながら1
時間室温でインキュベーションを行った。インキュベー
ション終了後、再度PVDF膜をTBSにて3回洗浄を行
い。コンハンスドケミルミネッセンス法により検出し
た。
【0032】(実験結果および考察)Jurkat細胞をTNF
αで刺激すると通常細胞内においてNF-κBの活性を制御
しているIκBが分解し、TNFα処理10分後ではほとんど
消失していた(図1,A)。これに対し、IκBの分解に関
わるプロテアソームの阻害剤であるPSIまたはIκBのリ
ン酸化を抑制するPDTCを前処理した場合,その分解は完
全に抑制された(図1,Bおよび図1,C)。一方、タウリン
クロラミンを前処理した場合においても同様にIκBの分
解は抑制された(図1,D)。すなわち、タウリンクロラ
ミンはIκBの分解を抑制することによりNF-κBの活性発
現を抑え、NF-κBにより遺伝子発現調節が行われるサイ
トカインや酵素の産生を抑制していると考えられた。
【0033】炎症組織に遊走してきたマクファージでは
活性酸素から生じた過酸化水素がミエロペルオキシダー
ゼの存在下でCl-と反応し次亜塩素酸(HClO)を生じる。
生体内に存在する(白血球には約26 mM含まれている)タ
ウリンはこのHClOと反応することによりタウリンクロラ
ミンなる。図2にはHL-60細胞における過酸化水素のIκB
分解に対する作用を示した。TNFαによるIκB分解を過
酸化水素は抑制した。すなわち細胞内タウリンと添加し
た過酸化水素により生じたタウリンクロラミンがIκBの
分解を抑制することによりNF-κBの活性発現を抑えiNOS
やCOX、あるいはTNFαなど炎症反応に関わる因子の産生
を抑制する一連の機序が推定された。これは生体に備わ
った過剰の炎症反応に対する防御機構であると考えられ
る。
【0034】実施例1 処方例(1包中) タウリン 3000mg 粉糖 600mg エロジール 36mg アスパルテーム 9mg 低置換ヒドロキシプロピルセルロース 54mg 常法により、上記処方からなる顆粒剤を製造した。
【0035】実施例2 処方例(1包中) タウリン 3000mg ビタミンE 100mg 粉糖 600mg アスパルテーム 9mg 低置換ヒドロキシプロピルセルロース 54mg ステアリン酸マグネシウム 24mg 色素 微量 香料 微量 常法により、上記処方からなる顆粒剤を製造した。
【0036】実施例3 処方例(1包中) システイン 160mg 粉糖 600mg エロジール 36mg アスパルテーム 9mg 低置換ヒドロキシプロピルセルロース 54mg 常法により、上記処方からなる顆粒剤を製造した。
【0037】実施例4 処方例(1包中) システイン 160mg ビタミンE 100mg 粉糖 600mg アスパルテーム 9mg 低置換ヒドロキシプロピルセルロース 54mg ステアリン酸マグネシウム 24mg 色素 微量 香料 微量 常法により、上記処方からなる顆粒剤を製造した。
【0038】実施例5 処方例(1包中) シスチン 0.3mg 粉糖 600mg エロジール 36mg アスパルテーム 9mg 低置換ヒドロキシプロピルセルロース 54mg 常法により、上記処方からなる顆粒剤を製造した。
【0039】実施例6 処方例(1包中) シスチン 0.3mg ビタミンE 100mg 粉糖 600mg アスパルテーム 9mg 低置換ヒドロキシプロピルセルロース 54mg ステアリン酸マグネシウム 24mg 色素 微量 香料 微量 常法により、上記処方からなる顆粒剤を製造した。
【0040】実施例7 処方例(1包中) メチオニン 200mg 粉糖 600mg エロジール 36mg アスパルテーム 9mg 低置換ヒドロキシプロピルセルロース 54mg 常法により、上記処方からなる顆粒剤を製造した。
【0041】実施例8 処方例(1包中) メチオニン 200mg ビタミンE 100mg 粉糖 600mg アスパルテーム 9mg 低置換ヒドロキシプロピルセルロース 54mg ステアリン酸マグネシウム 24mg 色素 微量 香料 微量 常法により、上記処方からなる顆粒剤を製造した。
【図面の簡単な説明】
【図1】TNFαにより誘導されたIκB分解に対するタウ
リンクロラミンの影響を示す。ヒトTリンパ腫細胞株Jur
kat細胞(1×106個)に タウリンクロラミン(終濃度1 m
M)、プロテアソーム 阻害剤(PSI, 終濃度100μM)また
はリン酸化阻害剤(PDTC,終濃度300μM)を添加し、1時
間後にTNFα(終濃度 20 ng/ml)を添加した。TNFα添加
前(0分)および添加後(5, 10, 15分後)に細胞を回収し、
細胞内 IκBをウェスタンブロット法により検出した。
検出されたバンドのうち上はリン酸化されたIκB(P-Iκ
B )、下はリン酸化されていないIκB( IκB)に相当す
る。また、その結果をデンシトメータで解析し0分のIκ
Bを100として相対的にグラフに表した。 A. 対照群(Control),B. PSI添加群,C. PDTC添加
群,D. タウリンクロラミン添加群
【図2】 TNFαにより誘導されたIκB分解に対する外因
性過酸化水素(H2O2)の影響を示す。ヒト前骨髄性白血病
細胞HL-60細胞(1×106個)にH2O2(終濃度1 mM)を添加
し、1時間後にTNFα (終濃度 20 ng/ml)を添加した。TN
Fα添加前(0分)および添加後(5, 10, 15分後)に細胞を
回収し、細胞内 IκBをウェスタンブロット法により検
出した。検出されたバンドのうち上はリン酸化されたI
κB(P-IκB )、下はリン酸化されていないIκB( Iκ
B)に相当する。またその結果をデンシトメータで解析
し0分のIκBを100として相対的にグラフに表した。 A. 対照群(H2O2非添加群),B. H2O2添加群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/185 ADY A61K 31/185 ADY (72)発明者 薩 秀夫 東京都文京区本駒込1丁目11番20号 永井 ビル202号 (72)発明者 清水 誠 東京都豊島区目白3丁目7番2号 (72)発明者 井上 純一郎 東京都杉並区荻窪3丁目32番10号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タウリン、タウリンクロラミンならびにこ
    れらの生体内での前駆物質となる含流アミノ酸又はそれ
    らの薬理学的に許容できる塩を有効成分とするNFκBの
    活性化阻害剤。
  2. 【請求項2】タウリン、タウリンクロラミンならびにこ
    れらの生体内での前駆物質となる含流アミノ酸又はそれ
    らの薬理学的に許容できる塩を有効成分とするNFκBの
    活性化阻害作用に基づく、アルツハイマー病治療予防
    剤。
  3. 【請求項3】タウリン、タウリンクロラミンならびにこ
    れらの生体内での前駆物質となる含流アミノ酸又はそれ
    らの薬理学的に許容できる塩を有効成分とするNFκBの
    活性化阻害作用に基づく、炎症性疾患治療予防剤。
  4. 【請求項4】タウリン、タウリンクロラミンならびにこ
    れらの生体内での前駆物質となる含流アミノ酸又はそれ
    らの薬理学的に許容できる塩を有効成分とするNFκBの
    活性化阻害作用に基づく、自己免疫疾患治療予防剤。
  5. 【請求項5】タウリン、タウリンクロラミンならびにこ
    れらの生体内での前駆物質となる含流アミノ酸又はそれ
    らの薬理学的に許容できる塩を有効成分とするNFκBの
    活性化阻害作用に基づく、ウイルス性疾患予防治療剤。
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