JPH11278018A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JPH11278018A
JPH11278018A JP757499A JP757499A JPH11278018A JP H11278018 A JPH11278018 A JP H11278018A JP 757499 A JP757499 A JP 757499A JP 757499 A JP757499 A JP 757499A JP H11278018 A JPH11278018 A JP H11278018A
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Zenichiro Shinoda
全一郎 信田
Masataka Koishi
正隆 小石
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C15/00Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
    • B60C15/06Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
    • B60C15/0603Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead characterised by features of the bead filler or apex
    • B60C15/0607Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead characterised by features of the bead filler or apex comprising several parts, e.g. made of different rubbers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェット性能や耐摩耗性等のタイヤ性能を損
なうことなく、転動抵抗の低減を可能にした空気入りタ
イヤを提供する。 【解決手段】 左右一対のビード部1,1間にカーカス
層2を装架し、カーカス層2のタイヤ幅方向両端部をそ
れぞれビードコア3の廻りにタイヤ内側から外側に巻き
上げると共に、ビードコア3の外周側にビードフィラー
6を配置した空気入りタイヤにおいて、タイヤ断面高さ
SHの20〜35%の範囲に位置するビードフィラー6
の少なくとも断面積30%の領域6aを、ビードフィラ
ー本体6bを構成するベースフィラーゴムのtanδの
25〜75%となる低tanδゴムで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の低燃費化を
促進する空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、ウェ
ット路面での走行性能(ウェット性能)や耐摩耗性等の
タイヤ性能を損なうことなく、転動抵抗の低減を可能に
した空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にタイヤのキャップトレッドには耐
摩耗性とウェット性能を確保するためにヒステリシスロ
スの大きいゴムが使われている。一方、タイヤの転動抵
抗を低減して低燃費性を向上するためにはヒステリシス
ロスの小さいゴムを使用することが必要である。
【0003】しかしながら、転動抵抗を低減するために
キャップトレッドに低燃費配合のゴム、即ちヒステリシ
スロスの小さいゴムを使用すると、必然的にウェット性
能や耐摩耗性等のタイヤ性能が低下するという問題があ
り、転動抵抗とウェット性能や耐摩耗性とは相容れない
特性とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ウェ
ット性能や耐摩耗性等のタイヤ性能を損なうことなく、
転動抵抗の低減を可能にした空気入りタイヤを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の空気入りタイヤは、左右一対のビード部間に
カーカス層を装架し、該カーカス層のタイヤ幅方向両端
部をそれぞれビードコアの廻りにタイヤ内側から外側に
巻き上げると共に、該ビードコアの外周側にビードフィ
ラーを配置した空気入りタイヤにおいて、タイヤ断面高
さSHの20〜35%の範囲に位置する前記ビードフィ
ラーの少なくとも断面積30%の領域を、ビードフィラ
ー本体を構成するベースフィラーゴムのtanδの25
〜75%となる低tanδゴムで構成したことを特徴と
するものである。
【0006】本発明者等は、ビード部に集中的に発生す
るエネルギーロスを効果的に抑えるという観点から鋭意
研究を行った結果、ビード部におけるエネルギーロスは
タイヤ断面高さSHの20〜35%の範囲に位置するビ
ードフィラーの上部から中腹部の外側に集中して発生し
ていることが判った。そこで、このビードフィラーにお
けるエネルギーロスが集中する部分にのみ低tanδの
ゴムを選択的に配置することにより、ビード部に集中す
るエネルギーロスを効果的に抑えて転動抵抗を低減可能
であることを見出した。従って、キャップトレッドにヒ
ステリシスロスの小さい低燃費配合のゴムを使用する必
要がなくなるので、ウェット性能や耐摩耗性等のタイヤ
性能を損なうことなく、転動抵抗を低減することができ
る。また、ビードフィラー本体を構成するベースフィラ
ーゴムに高硬度、高tanδのゴムを使用して操縦安定
性の向上を図っても、低tanδゴムを上述のように局
部的に配置するようにすれば転動抵抗は増加しないの
で、転動抵抗と操縦安定性とを高次元で両立することが
可能になる。
【0007】上記に加えて、前記カーカス層の巻き上げ
端を、前記タイヤ断面高さSHの20〜35%の範囲か
ら外れるように配置することが好ましい。このようにカ
ーカス層の巻き上げ端をエネルギーロスが集中的に発生
する範囲から外れるように配置することにより、耐久性
を向上することができる。本発明において、損失正接t
anδは粘弾性スペクトロメーター(岩本製作所製)を
使用して、周波数20Hz、初期歪み10%、動歪み±
2%、温度60℃の条件で測定したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
形態からなる空気入りタイヤを例示するものである。図
において、左右一対のビード部1,1間には複数本の補
強コードをラジアル方向に配列させたカーカス層2が装
架されており、このカーカス層2のタイヤ幅方向両端部
がそれぞれビードコア3の廻りにタイヤ内側から外側へ
巻き上げられている。左右一対のビード部1,1とトレ
ッド部4とは左右のサイドウォール部5,5を介して互
いに連接されている。また、ビードコア3の外周側には
ビードフィラー6が配置されており、このビードフィラ
ー6がカーカス層2によって包み込まれている。トレッ
ド部4におけるカーカス層2の外周側には、それぞれ複
数本の補強コードをコートゴムで被覆した少なくとも2
層のベルト層7,7が設けられている。これらベルト層
7,7は、その補強コードがタイヤ周方向に対して傾斜
し、かつ層間で補強コードが互いに交差するように配置
されている。
【0009】上記空気入りタイヤにおいて、タイヤ断面
高さSHの20〜35%の範囲に位置するビードフィラ
ー6の少なくとも一部を低tanδゴムで構成する。こ
れは上記範囲以外の部分を低tanδ化しても転動抵抗
の低減効果が小さいからである。また、上記範囲におい
て、ビードフィラー6の少なくとも断面積30%の領域
6aを低tanδ化することが必要である。低tanδ
化する領域6aが上記範囲におけるビードフィラー断面
積の30%未満であると転動抵抗の低減効果が不十分で
ある。
【0010】上記範囲におけるビードフィラー断面積の
100%を低tanδ化しない場合には、低tanδゴ
ムをビードフィラー6の外側、特にビードフィラー6の
中腹部でかつ外側に配置することが好ましい。これは低
tanδゴムをビードフィラー6の内側に配置しても転
動抵抗の低減効果が小さいからである。なお、低tan
δ化による操縦安定性に対する影響を実質的に無いもの
とするためには、低tanδ化する領域6aの断面積は
上記範囲におけるビードフィラー断面積の70%以下に
することが好ましい。
【0011】上記領域6aを構成する低tanδゴムは
ビードフィラー本体6bを構成するベースフィラーゴム
のtanδの25〜75%にする。低tanδゴムがベ
ースフィラーゴムのtanδの75%を超えると転動抵
抗の低減効果が不十分になり、逆に低tanδゴムを実
用的なゴム配合とした上でベースフィラーゴムのtan
δの25%未満にすることは技術的に困難である。ま
た、ベースフィラーゴムのtanδはタイヤの要求特性
に応じて適宜設定することが可能であるが、転動抵抗の
低減効果に加えて優れた操縦安定性を発揮するためには
ベースフィラーゴムのtanδを0.15〜0.3の範
囲に設定することが好ましい。
【0012】ベースフィラーゴムとしては、タイヤが使
用される温度領域全般において適正な硬さと強靱性を保
ちつつ、他のタイヤ用ゴムとの接着性が高いことが望ま
しい。よって、ベースフィラーゴムは天然ゴムを主体に
SBRをブレンドしたものが好ましい。また、適正な硬
さを得るために、カーボンブラック等の補強剤以外に樹
脂を多量に含むものが好ましい。その他の配合剤は、特
に限定されることはなく、必要な物性を得るために適宜
配合することができる。
【0013】低tanδゴムとしては、低発熱性である
と共に、タイヤが使用される温度領域全般において適正
な硬さと強靱性を保ちつつ、他のタイヤ用ゴムとの接着
性が高いことが望ましい。よって、低tanδゴムは天
然ゴムを主体にSBRをブレンドしたものが好ましい。
また、適正な硬さを得るために、カーボンブラック等の
補強剤以外に樹脂を多量に含むものが好ましい。その他
の配合剤は、特に限定されることはなく、必要な物性を
得るために適宜配合することができる。
【0014】上述のようにタイヤ断面高さSHの20〜
35%の範囲に位置するビードフィラー6の少なくとも
断面積30%の領域6aを、ベースフィラーゴムのta
nδの25〜75%となる低tanδゴムで構成したこ
とにより、ビード部1に集中的に発生するエネルギーロ
スを抑えることが可能になるので、転動抵抗を効果的に
低減することができ、更には転動抵抗と操縦安定性とを
高次元で両立することが可能になる。また、キャップト
レッドにヒステリシスロスの小さい低燃費配合のゴムを
使用する必要はないので、ウェット性能や耐摩耗性等の
タイヤ性能を損なうことはない。
【0015】上記空気入りタイヤにおいて、カーカス層
2の巻き上げ端2aはタイヤ断面高さSHの20〜35
%の範囲から外れるように配置することが好ましい。こ
のカーカス層2の巻き上げ端2aが上記範囲に存在する
と耐久性が低下するおそれがある。本発明では、ビード
フィラー6の低tanδ化する領域6aとビードフィラ
ー本体6bの断面形状は特に限定されることはなく、図
2のように低tanδ化する領域6aをビードフィラー
6の中腹部外側に配置するほか、図3のように低tan
δ化する領域6aをビードフィラー6の上部外側に配置
したり、或いは図4のように低tanδ化する領域6a
をビードフィラー本体6bとは別体にしてカーカス層2
の外側に配置するようにしてもよい。
【0016】
【実施例】タイヤサイズを185/65R14とし、図
1に示すタイヤ構造を有すると共に、ビードフィラーに
おける低tanδゴムの配置、低tanδ化する面積、
ベースフィラーゴムのtanδ、低tanδゴムのta
nδ、カーカス層の巻き上げ端の高さを種々異ならせた
従来例、比較例1〜3及び実施例1〜5の空気入りタイ
ヤを製作した。なお、低tanδ化する面積はタイヤ断
面高さSHの20〜35%の範囲に位置するビードフィ
ラーの断面積に対する比率(%)である。タイヤ断面高
さSHは121mm、ビードフィラー高さはタイヤ断面
高さSHの43%、ビードフィラーの総断面積は180
mm2 、タイヤ断面高さSHの20〜35%の範囲に位
置するビードフィラーの断面積は84mm2 である。ま
た、カーカス層の巻き上げ端の高さはタイヤ断面高さS
Hに対する比率である。
【0017】これら試験タイヤについて、下記試験方法
により転がり抵抗、操縦安定性、耐久性を評価し、その
結果を表1に示した。 転がり抵抗:各試験タイヤをリムサイズ14×5・1/
2JJのホイールに組付けて空気圧200kPaとして
ドラム試験機に装着し、周辺温度を23±2℃に制御す
ると共に、表面が平滑で直径が1707mmの鋼製ドラ
ムの外周面を速度80kmで走行させ、その際の転がり
抵抗を測定した。評価結果は、従来例を100とする指
数で示した。この指数値が小さいほど転がり抵抗が小さ
いことを示す。
【0018】操縦安定性:各試験タイヤをリムサイズ1
4×5・1/2JJのホイールに組付けて空気圧200
kPaとして排気量1.6リットルのFF乗用車に装着
し、訓練された5名のテストドライバーによりテストコ
ースを走行してフィーリングを評価した。評価結果は、
従来例との相対比較にて下記の判断基準に基づいて5点
法で採点し、最高点と最低点を除いた3名の平均点で示
した。この評価点が大きいほど操縦安定性が優れてい
る。判断基準は、5:素晴らしい、4:優れる、3.
5:やや優れる、3:基準同等、2.5:やや劣る(実
用下限)、2:劣る、1:大きく劣る、とした。
【0019】耐久性:各試験タイヤをリムサイズ14×
5・1/2JJのホイールに組付けて空気圧240kP
aとしてドラム試験機に装着し、周辺温度を38±3℃
に制御すると共に、表面が平滑で直径が1707mmの
鋼製ドラムの外周面を速度81kmで走行させた。この
とき、初期荷重を4.57kNとし、荷重7.28kN
まで2時間毎に0.68kNずつ荷重を増加させ、それ
以降は荷重14.0kNまで4時間毎に0.68kNず
つ荷重を増加させ、荷重14.0kNで4時間走行させ
た時点で試験を終了した。この試験終了後において故障
が生じていた場合を「×」で示し、生じていなかった場
合を「○」又は「◎」で示した。
【0020】
【表1】
【0021】上述した各試験において使用したビードフ
ィラー用ゴム組成物の配合例1〜4を表2に示す。
【表2】
【0022】表2において、 NR: SMR−20 SBR: Nippol 1502 ,日本ゼオン製 カーホ゛ンフ゛ラック#1: GPF級カーホ゛ンフ゛ラック,タ゛イヤフ゛ラック G,三菱化学製 カーホ゛ンフ゛ラック#2: HAF級カーホ゛ンフ゛ラックN339,シーストKH,東海カーボン製 酸化亜鉛: 亜鉛華3号,正同化学製 ステアリン酸: ステアリン酸,日本油脂製 老化防止剤: N-1,3-シ゛メチルフ゛チル-N'-フェニル-p-フェニレンシ゛アミン アロマオイル: デソレックス3号,昭和シェル石油製 樹脂#1: カシュウーオイル,フェノール ,ホルムアルテ゛ヒト゛樹脂,住友デコレズ製 樹脂#2: フェノール・ホルムアルテ゛ヒト゛樹脂,ヒタノール1502Z,日立化成製 硫黄: 20%油展不溶性硫黄 加硫促進剤#1:N-tert-フ゛チル-2-ヘ゛ンソ゛チアソ゛リルスルフェンアミト゛ 加硫促進剤#2:ヘキサメチレンテトラミン
【0023】表1から明らかなように、比較例1は単一
ビードフィラーのままフィラーゴムを低tanδ化した
ため、転がり抵抗は低下しているものの、操縦安定性が
低下していた。比較例2は低tanδ化する面積が25
%であるため、転がり抵抗の低減効果が不十分であっ
た。これに対して、実施例1及び実施例2はそれぞれ低
tanδ化する面積が30%と70%であるため、操縦
安定性を維持しつつ転がり抵抗が低下していた。なお、
比較例3は低tanδゴムのtanδをベースフィラー
ゴムのtanδの80%にしたため、転がり抵抗の低減
効果が不十分であった。
【0024】また、実施例3はベースフィラーゴムのt
anδを高くしたため、転がり抵抗を維持しつつ操縦安
定性が向上していた。実施例4及び実施例5はそれぞれ
カーカス層の巻き上げ端の高さをタイヤ断面高さSHの
15%と45%としたため、転がり抵抗が低下しつつ耐
久性が向上していた。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、タ
イヤ断面高さSHの20〜35%の範囲に位置するビー
ドフィラーの少なくとも断面積30%の領域を、ビード
フィラー本体を構成するベースフィラーゴムのtanδ
の25〜75%となる低tanδゴムで構成したことに
より、キャップトレッドにヒステリシスロスの小さい低
燃費配合のゴムを使用する必要がなくなるので、ウェッ
ト性能や耐摩耗性等のタイヤ性能を損なうことなく、転
動抵抗を低減することができる。
【0026】しかも、本発明では、ビードフィラー本体
を構成するベースフィラーゴムに高硬度、高tanδの
ゴムを使用して操縦安定性の向上を図っても、低tan
δゴムを上述のように局部的に配置するようにすれば転
動抵抗は増加しないので、転動抵抗と操縦安定性とを高
次元で両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示
す子午線半断面図である。
【図2】本発明の空気入りタイヤにおけるビード部を示
す断面図である。
【図3】本発明の空気入りタイヤにおけるビード部の変
形例を示す断面図である。
【図4】本発明の空気入りタイヤにおけるビード部の変
形例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ビード部 2 カーカス層 2a カーカス層の巻き上げ端 3 ビードコア 4 トレッド部 5 サイドウォール部 6 ビードフィラー 6a 低tanδ化する領域 6b ビードフィラー本体 7 ベルト層 8 層間ゴム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対のビード部間にカーカス層を装
    架し、該カーカス層のタイヤ幅方向両端部をそれぞれビ
    ードコアの廻りにタイヤ内側から外側に巻き上げると共
    に、該ビードコアの外周側にビードフィラーを配置した
    空気入りタイヤにおいて、タイヤ断面高さSHの20〜
    35%の範囲に位置する前記ビードフィラーの少なくと
    も断面積30%の領域を、ビードフィラー本体を構成す
    るベースフィラーゴムのtanδの25〜75%となる
    低tanδゴムで構成した空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記低tanδゴムを前記ビードフィラ
    ーの外側に配置した請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記低tanδゴムを前記ビードフィラ
    ーの中腹部で、かつ外側に配置した請求項1に記載の空
    気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記カーカス層の巻き上げ端を、前記タ
    イヤ断面高さSHの20〜35%の範囲から外れるよう
    に配置した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の空気
    入りタイヤ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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