JPH1127727A - Pdc通信制御装置 - Google Patents
Pdc通信制御装置Info
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- JPH1127727A JPH1127727A JP9174328A JP17432897A JPH1127727A JP H1127727 A JPH1127727 A JP H1127727A JP 9174328 A JP9174328 A JP 9174328A JP 17432897 A JP17432897 A JP 17432897A JP H1127727 A JPH1127727 A JP H1127727A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W84/00—Network topologies
- H04W84/02—Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
- H04W84/10—Small scale networks; Flat hierarchical networks
- H04W84/16—WPBX [Wireless Private Branch Exchange]
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 現存するオフィスの有線電話に代えてPDC
携帯電話端末を構内無線システムに用いる。 【解決手段】 PDCの伝送レートで符号化された音声
データをデジタル交換網の伝送レートの音声信号にデジ
タル/デジタル変換する音声処理手段と、PDC携帯端
末と無線回線で結ばれてサービス範囲がそれぞれ異なる
小型無線基地局を複数台収容し、PDC携帯端末の在圏
管理、呼制御、無線回線の制御及び管理を行う小型無線
基地局制御手段と、PDC携帯端末を用いた非音声通信
時に使用される網側アダプタと、構内交換機に複数の通
話路にて接続するPDC/ネットワークインタフェース
手段と、前記PDC/ネットワークインタフェース、音
声処理手段、小型無線基地局制御手段および網側アダプ
タと接続し、これらの接続状態を前記小型無線基地局制
御手段の制御に応じて切り替える時分割スイッチとを有
する。
携帯電話端末を構内無線システムに用いる。 【解決手段】 PDCの伝送レートで符号化された音声
データをデジタル交換網の伝送レートの音声信号にデジ
タル/デジタル変換する音声処理手段と、PDC携帯端
末と無線回線で結ばれてサービス範囲がそれぞれ異なる
小型無線基地局を複数台収容し、PDC携帯端末の在圏
管理、呼制御、無線回線の制御及び管理を行う小型無線
基地局制御手段と、PDC携帯端末を用いた非音声通信
時に使用される網側アダプタと、構内交換機に複数の通
話路にて接続するPDC/ネットワークインタフェース
手段と、前記PDC/ネットワークインタフェース、音
声処理手段、小型無線基地局制御手段および網側アダプ
タと接続し、これらの接続状態を前記小型無線基地局制
御手段の制御に応じて切り替える時分割スイッチとを有
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDC(Personal
Digital Cellular)携帯端末を用いた構内無線システ
ムにおける通信制御装置に関し、特に、構内交換機(P
BX)に接続され、公衆PDCシステムと同等のサービ
スを有し、さらに、構内交換機(PBX)のサービスを
も提供することが可能な、音声および非音声共用のPD
C通信制御装置に関する。
Digital Cellular)携帯端末を用いた構内無線システ
ムにおける通信制御装置に関し、特に、構内交換機(P
BX)に接続され、公衆PDCシステムと同等のサービ
スを有し、さらに、構内交換機(PBX)のサービスを
も提供することが可能な、音声および非音声共用のPD
C通信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のデジタル携帯電話の加入者の大幅
な伸びに伴って、各種の新たなサービスを提供する必要
性が生じ、また、オフィス等で現有する一般的な有線に
よるアナログ電話、デジタル電話の配線の煩わしさ、固
定電話による不便さ等から有線による配線をやめ、無線
による電話システムの構築が行われるようになってい
る。
な伸びに伴って、各種の新たなサービスを提供する必要
性が生じ、また、オフィス等で現有する一般的な有線に
よるアナログ電話、デジタル電話の配線の煩わしさ、固
定電話による不便さ等から有線による配線をやめ、無線
による電話システムの構築が行われるようになってい
る。
【0003】図6は特開平6−22360号公報に開示
される上述したような無線によって構築された電話シス
テムの従来例の構成を示す図である。
される上述したような無線によって構築された電話シス
テムの従来例の構成を示す図である。
【0004】図6に示す従来例は、無線端末617と無
線端末制御装置600から構成され、無線端末制御装置
600は不図示の構内交換機(PBX)等に接続され
る。
線端末制御装置600から構成され、無線端末制御装置
600は不図示の構内交換機(PBX)等に接続され
る。
【0005】ここで、無線端末制御装置600には、無
線端末通信部615、制御部601、交換機通信部60
4、2線4線交換部610、フックリレースイッチ60
8、ダイヤルリレースイッチ609、切換えスイッチ6
11が配置され、モジュラジャック619は構内交換機
(PBX)のインタフェースが二線式であっても、四線
式であっても両方接続可能なように共通化されている。
線端末通信部615、制御部601、交換機通信部60
4、2線4線交換部610、フックリレースイッチ60
8、ダイヤルリレースイッチ609、切換えスイッチ6
11が配置され、モジュラジャック619は構内交換機
(PBX)のインタフェースが二線式であっても、四線
式であっても両方接続可能なように共通化されている。
【0006】構内交換機(PBX)との間でやりとりさ
れる、発信、着信、ダイヤル、表示等を行うためのデー
タの制御を行う際には、制御部601により、まず、交
換機通信部604の制御が行われ、無線端末通信部61
5、アンテナ616を介して無線端末617にデータが
伝送される。
れる、発信、着信、ダイヤル、表示等を行うためのデー
タの制御を行う際には、制御部601により、まず、交
換機通信部604の制御が行われ、無線端末通信部61
5、アンテナ616を介して無線端末617にデータが
伝送される。
【0007】また、音声帯域信号は、無線端末通信部6
15、2線4線交換部610、モジュラジャック619
を介して構内交換機(PBX)との間で伝送される。
15、2線4線交換部610、モジュラジャック619
を介して構内交換機(PBX)との間で伝送される。
【0008】制御部601は、自立的に他からの干渉を
受けていない無線周波数をサーチし、運用周波数を決定
する制御を無線端末通信部615に対して行い、同じく
無線端末通信部615を介して無線端末617にチャネ
ル選択の指示を行う。
受けていない無線周波数をサーチし、運用周波数を決定
する制御を無線端末通信部615に対して行い、同じく
無線端末通信部615を介して無線端末617にチャネ
ル選択の指示を行う。
【0009】つまり、本従来例によれば、制御部601
により構内交換機(PBX)が2線式であるか4線式で
あるかを判断し、適応的に無線端末617からの音声帯
域信号を変換し、しかも自立的に運用周波数を決定する
ことにより、他の装置からの干渉、または他への干渉を
抑制できることを特徴としている。ただし、本システム
の無線端末617は限られた構内交換機(PBX)配下
の無線端末制御装置600の電波の届く範囲内に限定さ
れる。
により構内交換機(PBX)が2線式であるか4線式で
あるかを判断し、適応的に無線端末617からの音声帯
域信号を変換し、しかも自立的に運用周波数を決定する
ことにより、他の装置からの干渉、または他への干渉を
抑制できることを特徴としている。ただし、本システム
の無線端末617は限られた構内交換機(PBX)配下
の無線端末制御装置600の電波の届く範囲内に限定さ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の、構内
交換機(PBX)、小型無線基地局、無線端末を用いて
構成される構内無線システムは、限られた構内交換機
(PBX)配下の無線基地局の電波の届く範囲内でしか
通信することができないために汎用性が低いという問題
点がある。
交換機(PBX)、小型無線基地局、無線端末を用いて
構成される構内無線システムは、限られた構内交換機
(PBX)配下の無線基地局の電波の届く範囲内でしか
通信することができないために汎用性が低いという問題
点がある。
【0011】また、複数の端末制御装置間では制御デー
タのやりとりが行いにくいため、移動しながらの通話が
できないという問題点がある。
タのやりとりが行いにくいため、移動しながらの通話が
できないという問題点がある。
【0012】さらに、システムの構成上、最近需要の高
くなってきたFAXやデータ通信といった非音声通信
と、音声との共用が難しいという問題点がある。
くなってきたFAXやデータ通信といった非音声通信
と、音声との共用が難しいという問題点がある。
【0013】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものであって、現存するオフ
ィスの有線電話に代えてPDC携帯電話端末を今後さら
に需要が見込まれる構内無線システムに用いることによ
って、PDC携帯電話端末を内線通信可能なオフィス電
話として用いて、電話としての機動性を高めるととも
に、複数のPDC携帯電話端末を構内交換機(PBX)
に接続し、かつ、音声だけでなくFAX、データ通信と
いった非音声通信も可能とし、また、移動しながらでも
音声、非音声通信が可能となるような、公衆PDCシス
テムと同等のサービスを提供し、さらに、構内交換機
(PBX)によるサービスも提供できるような構内無線
システムを構築し、PDC携帯電話端末の汎用性をさら
に高めるためのPDC通信制御装置を提供することを目
的とする。
る問題点に鑑みてなされたものであって、現存するオフ
ィスの有線電話に代えてPDC携帯電話端末を今後さら
に需要が見込まれる構内無線システムに用いることによ
って、PDC携帯電話端末を内線通信可能なオフィス電
話として用いて、電話としての機動性を高めるととも
に、複数のPDC携帯電話端末を構内交換機(PBX)
に接続し、かつ、音声だけでなくFAX、データ通信と
いった非音声通信も可能とし、また、移動しながらでも
音声、非音声通信が可能となるような、公衆PDCシス
テムと同等のサービスを提供し、さらに、構内交換機
(PBX)によるサービスも提供できるような構内無線
システムを構築し、PDC携帯電話端末の汎用性をさら
に高めるためのPDC通信制御装置を提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のPDC通信制御
装置は、PDCの伝送レートで符号化された音声データ
をデジタル交換網の伝送レートの音声信号にデジタル/
デジタル変換する音声処理手段と、PDC携帯端末と無
線回線で結ばれてサービス範囲がそれぞれ異なる小型無
線基地局を複数台収容し、PDC携帯端末の在圏管理、
呼制御、無線回線の制御及び管理を行う小型無線基地局
制御手段と、PDC携帯端末を用いた非音声通信時に使
用される網側アダプタと、構内交換機に複数の通話路に
て接続するPDC/ネットワークインタフェース手段
と、前記PDC/ネットワークインタフェース、音声処
理手段、小型無線基地局制御手段および網側アダプタと
接続し、これらの接続状態を前記小型無線基地局制御手
段の制御に応じて切り替える時分割スイッチとを有し、
前記小型無線基地局制御手段は、着信が音声通信である
場合にはPDC/ネットワークインタフェース手段と網
側アダプタを切り離し、非音声通信時には前記網側アダ
プタをPDC/ネットワークインタフェース手段と音声
処理手段との間に挿入し、同一装置配下のPDC携帯端
末同士の通信の場合には装置内で相互に折り返し内線通
話を形成させることを特徴とするPDC通信制御装置。
装置は、PDCの伝送レートで符号化された音声データ
をデジタル交換網の伝送レートの音声信号にデジタル/
デジタル変換する音声処理手段と、PDC携帯端末と無
線回線で結ばれてサービス範囲がそれぞれ異なる小型無
線基地局を複数台収容し、PDC携帯端末の在圏管理、
呼制御、無線回線の制御及び管理を行う小型無線基地局
制御手段と、PDC携帯端末を用いた非音声通信時に使
用される網側アダプタと、構内交換機に複数の通話路に
て接続するPDC/ネットワークインタフェース手段
と、前記PDC/ネットワークインタフェース、音声処
理手段、小型無線基地局制御手段および網側アダプタと
接続し、これらの接続状態を前記小型無線基地局制御手
段の制御に応じて切り替える時分割スイッチとを有し、
前記小型無線基地局制御手段は、着信が音声通信である
場合にはPDC/ネットワークインタフェース手段と網
側アダプタを切り離し、非音声通信時には前記網側アダ
プタをPDC/ネットワークインタフェース手段と音声
処理手段との間に挿入し、同一装置配下のPDC携帯端
末同士の通信の場合には装置内で相互に折り返し内線通
話を形成させることを特徴とするPDC通信制御装置。
【0015】本発明の他の携帯によるPDC通信制御装
置は、PDCの伝送レートで符号化された音声データを
デジタル交換網の伝送レートの音声信号にデジタル/デ
ジタル変換する音声処理手段を備え、サービス範囲がそ
れぞれ異なる複数台の小型無線基地局と、前記複数台の
小型無線基地局と接続し、PDC携帯端末の在圏管理、
呼制御、無線回線の制御及び管理を行う小型無線基地局
制御手段と、PDC携帯端末を用いた非音声通信時に使
用される網側アダプタと、構内交換機に複数の通話路に
て接続するPDC/ネットワークインタフェース手段
と、前記PDC/ネットワークインタフェース、小型無
線基地局制御手段および網側アダプタと接続し、これら
の接続状態を前記小型無線基地局制御手段の制御に応じ
て切り替える時分割スイッチとを有し、前記小型無線基
地局制御手段は、着信が音声通信である場合にはPDC
/ネットワークインタフェース手段と網側アダプタを切
り離し、非音声通信時には前記網側アダプタをPDC/
ネットワークインタフェース手段と小型無線基地局制御
手段との間に挿入し、同一装置配下のPDC携帯端末同
士の通信の場合には装置内で相互に折り返し内線通話を
形成させることを特徴とする。
置は、PDCの伝送レートで符号化された音声データを
デジタル交換網の伝送レートの音声信号にデジタル/デ
ジタル変換する音声処理手段を備え、サービス範囲がそ
れぞれ異なる複数台の小型無線基地局と、前記複数台の
小型無線基地局と接続し、PDC携帯端末の在圏管理、
呼制御、無線回線の制御及び管理を行う小型無線基地局
制御手段と、PDC携帯端末を用いた非音声通信時に使
用される網側アダプタと、構内交換機に複数の通話路に
て接続するPDC/ネットワークインタフェース手段
と、前記PDC/ネットワークインタフェース、小型無
線基地局制御手段および網側アダプタと接続し、これら
の接続状態を前記小型無線基地局制御手段の制御に応じ
て切り替える時分割スイッチとを有し、前記小型無線基
地局制御手段は、着信が音声通信である場合にはPDC
/ネットワークインタフェース手段と網側アダプタを切
り離し、非音声通信時には前記網側アダプタをPDC/
ネットワークインタフェース手段と小型無線基地局制御
手段との間に挿入し、同一装置配下のPDC携帯端末同
士の通信の場合には装置内で相互に折り返し内線通話を
形成させることを特徴とする。
【0016】上記のいずれにおいても、音声処理手段
は、PDCの伝送レートである11.2kbpsまたは
7.05kbpsまたは3.675kbpsの符号化さ
れた音声データを、デジタル交換網の伝送レートである
32kbpsADPCM音声信号にデジタル/デジタル
変換することとしてもよい。
は、PDCの伝送レートである11.2kbpsまたは
7.05kbpsまたは3.675kbpsの符号化さ
れた音声データを、デジタル交換網の伝送レートである
32kbpsADPCM音声信号にデジタル/デジタル
変換することとしてもよい。
【0017】「作用」前記手段とすることにより、PD
C携帯端末により11.2kbps(フルレート)、
7.05kbps(ハーフレート)、3.675kbp
s(高能率)で符号化されたPDC音声データは、音声
処理手段により復号され32kbpsADPCM信号に
変換され、時分割スイッチによってPDC/ネットワー
クインタフェース手段に送られ、PDC/ネットワーク
インタフェース手段を介して構内交換機(PBX)に伝
送される。上記PDC/ネットワークインタフェース手
段は構内交換機(PBX)と直接インタフェース可能な
構成とする。つまり一般的な構内交換機(PBX)を改
造することなく、内線として接続可能となる。構内交換
機(PBX)はPDC携帯端末からの着電話番号を認識
して、外線、内線に対して通話パスの設定、着信側呼び
出し(PDC携帯端末発信の場合)を行う。このとき、
呼制御、小型無線基地局(BS)等の制御や無線回線の
制御は、小型無線基地局(BS)制御手段により行わ
れ、制御信号は、PDC通信制御装置内部では通話チャ
ネルBchに対して、制御チャネルDchとして同時に
別々に扱われる。
C携帯端末により11.2kbps(フルレート)、
7.05kbps(ハーフレート)、3.675kbp
s(高能率)で符号化されたPDC音声データは、音声
処理手段により復号され32kbpsADPCM信号に
変換され、時分割スイッチによってPDC/ネットワー
クインタフェース手段に送られ、PDC/ネットワーク
インタフェース手段を介して構内交換機(PBX)に伝
送される。上記PDC/ネットワークインタフェース手
段は構内交換機(PBX)と直接インタフェース可能な
構成とする。つまり一般的な構内交換機(PBX)を改
造することなく、内線として接続可能となる。構内交換
機(PBX)はPDC携帯端末からの着電話番号を認識
して、外線、内線に対して通話パスの設定、着信側呼び
出し(PDC携帯端末発信の場合)を行う。このとき、
呼制御、小型無線基地局(BS)等の制御や無線回線の
制御は、小型無線基地局(BS)制御手段により行わ
れ、制御信号は、PDC通信制御装置内部では通話チャ
ネルBchに対して、制御チャネルDchとして同時に
別々に扱われる。
【0018】このとき、小型無線基地局(BS)制御手
段はPDC携帯端末の在圏管理と、小型無線基地局(B
S)の周波数管理等を行っており、同一PDC通信制御
装置内でのPDC携帯端末のハンドオーバーが可能とな
る。
段はPDC携帯端末の在圏管理と、小型無線基地局(B
S)の周波数管理等を行っており、同一PDC通信制御
装置内でのPDC携帯端末のハンドオーバーが可能とな
る。
【0019】なお、PDCの制御信号フォーマットは、
あらかじめ小型無線基地局(BS)によりネットワーク
の制御信号フォーマットに変換されており、PDC通信
制御装置はネットワーク側の制御信号フォーマットに従
う。
あらかじめ小型無線基地局(BS)によりネットワーク
の制御信号フォーマットに変換されており、PDC通信
制御装置はネットワーク側の制御信号フォーマットに従
う。
【0020】また、FAX/データ通信等の非電話通信
を行う場合は、上記音声処理手段による音声符復号を行
わず、非音声データはスルーで時分割スイッチに渡され
る。時分割スイッチは、小型無線基地局(BS)制御手
段からの命令により、非電話であることを認識し、音声
通話の状態から網側アダプタ(モデム)を通話パスに挟
み込む形で挿入する。網側アダプタ(モデム)はPDC
の非電話プロトコルを終短し、ネットワーク側のFAX
/データ通信プロトコル(T.30、V42.bis
等)に相互変換を行う機能を持つ。
を行う場合は、上記音声処理手段による音声符復号を行
わず、非音声データはスルーで時分割スイッチに渡され
る。時分割スイッチは、小型無線基地局(BS)制御手
段からの命令により、非電話であることを認識し、音声
通話の状態から網側アダプタ(モデム)を通話パスに挟
み込む形で挿入する。網側アダプタ(モデム)はPDC
の非電話プロトコルを終短し、ネットワーク側のFAX
/データ通信プロトコル(T.30、V42.bis
等)に相互変換を行う機能を持つ。
【0021】以上により、PDC携帯端末がPDC通信
制御装置に在圏でき、PDC携帯端未と構内交換機(P
BX)を用いた構内無線システムが可能となる。さらに
PDC携帯端末は、公衆PDCシステムと同等のサービ
スと構内交換機(PBX)の両方のサービスが提供され
ることとなる。
制御装置に在圏でき、PDC携帯端未と構内交換機(P
BX)を用いた構内無線システムが可能となる。さらに
PDC携帯端末は、公衆PDCシステムと同等のサービ
スと構内交換機(PBX)の両方のサービスが提供され
ることとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明の構成を示す図であ
る。図1において、100は構内交換機(PBX)であ
り、101、102、103がPDC通信制御装置であ
る。104は小型無線基地局(BS:Base Station)群
で、105はPDC携帯端末群である。
る。図1において、100は構内交換機(PBX)であ
り、101、102、103がPDC通信制御装置であ
る。104は小型無線基地局(BS:Base Station)群
で、105はPDC携帯端末群である。
【0023】本実施例のPDC通信装置は、1つの構内
交換機(PBX)100の配下に、構内交換機の最大内
線収容数以内であれば何台でも接続可能である。つま
り、1つの構内交換機100からみれば、自装置配下の
PDC通信制御装置101、102、103に在圏する
PDC携帯端末はすべて自装置の内線として処理できる
構成とされている。110は音声処理手段群、111は
時分割スイッチ、112はPDC/ネットワークインタ
フェース手段、113は小型無線基地局(BS)制御手
段群、114は網側アダプタ(モデム)である。また、
115は網側アダプタ(モデム)114内のFAXアダ
プタ群、116はデータ通信用アダプタ群である。13
1は小型無線基地局(BS)制御手段群と、小型無線基
地局(BS)群104またはPDC携帯端末群105と
制御データのやりとりを行うDチャネルデータバスであ
り、132は音声データまたは非音声データを伝送する
Bチャネルデータバスである。
交換機(PBX)100の配下に、構内交換機の最大内
線収容数以内であれば何台でも接続可能である。つま
り、1つの構内交換機100からみれば、自装置配下の
PDC通信制御装置101、102、103に在圏する
PDC携帯端末はすべて自装置の内線として処理できる
構成とされている。110は音声処理手段群、111は
時分割スイッチ、112はPDC/ネットワークインタ
フェース手段、113は小型無線基地局(BS)制御手
段群、114は網側アダプタ(モデム)である。また、
115は網側アダプタ(モデム)114内のFAXアダ
プタ群、116はデータ通信用アダプタ群である。13
1は小型無線基地局(BS)制御手段群と、小型無線基
地局(BS)群104またはPDC携帯端末群105と
制御データのやりとりを行うDチャネルデータバスであ
り、132は音声データまたは非音声データを伝送する
Bチャネルデータバスである。
【0024】上記の小型無線基地局群104、PDC端
末群105、音声処理手段群110、小型基地局制御手
段群113、網側アダプタ群114、FAXアダプタ群
115およびデータ通信用アダプタ群116のそれぞれ
は、複数の小型無線基地局、PDC端末、音声処理手
段、小型基地局制御手段、網側アダプタ、FAXアダプ
タおよびデータ通信用アダプタから構成されるものであ
るが、以下の説明ではこれらを構成する各手段について
小型無線基地局104、PDC端末105、音声処理手
段110、小型基地局制御手段113、網側アダプタ1
14、FAXアダプタ115およびデータ通信用アダプ
タ116として説明する。
末群105、音声処理手段群110、小型基地局制御手
段群113、網側アダプタ群114、FAXアダプタ群
115およびデータ通信用アダプタ群116のそれぞれ
は、複数の小型無線基地局、PDC端末、音声処理手
段、小型基地局制御手段、網側アダプタ、FAXアダプ
タおよびデータ通信用アダプタから構成されるものであ
るが、以下の説明ではこれらを構成する各手段について
小型無線基地局104、PDC端末105、音声処理手
段110、小型基地局制御手段113、網側アダプタ1
14、FAXアダプタ115およびデータ通信用アダプ
タ116として説明する。
【0025】ここで、個々の音声処理手段110、小型
無線基地局(BS)制御手段113、網側アダプタ(モ
デム)114はその配下に収容できる小型無線基地局
(BS)104や、PDC携帯端末の数が限定される
が、実施形態によっては、収容すべきPDC携帯端末の
数が大量になる場合がある。このような場合にシステム
全体として収容するPDC携帯端末105を増やす必要
がある場合には、音声処理手段110、小型無線基地局
(BS)制御手段113、網側アダプタ(モデム)11
4をそれぞれ複数とする。
無線基地局(BS)制御手段113、網側アダプタ(モ
デム)114はその配下に収容できる小型無線基地局
(BS)104や、PDC携帯端末の数が限定される
が、実施形態によっては、収容すべきPDC携帯端末の
数が大量になる場合がある。このような場合にシステム
全体として収容するPDC携帯端末105を増やす必要
がある場合には、音声処理手段110、小型無線基地局
(BS)制御手段113、網側アダプタ(モデム)11
4をそれぞれ複数とする。
【0026】さらに、収容すべきPDC携帯端末105
の数が増えるとPDC通信制御装置そのものも複数とす
る場合があり、図1においては例としてPDC通信制御
装置102、103が増設された状態が示されている。
の数が増えるとPDC通信制御装置そのものも複数とす
る場合があり、図1においては例としてPDC通信制御
装置102、103が増設された状態が示されている。
【0027】次に、本実施例の動作について説明する。
【0028】小型無線基地局(BS)104の運用周波
数は、他からの干渉波のない周波数を選ぶ必要があり、
このように決定されている。たとえば、複数の小型無線
基地局(BS)104が互いに接近して配置された場
合、それぞれの運用周波数により互いに干渉を起こす可
能性がある。このような干渉を回避するため、PDC通
信制御装置101内の小型無線基地局(BS)制御手段
113は、自分の配下の全ての小型無線基地局(BS)
104の運用周波数を管理しており、また、各小型無線
基地局(BS)104は干渉の有無を検出できるように
構成されている。小型無線基地局(BS)制御手段11
3は空き周波数を管理するテーブル(不図示)を具備し
ており、該テーブルを参照することで上記の運用周波数
の管理を行っている。
数は、他からの干渉波のない周波数を選ぶ必要があり、
このように決定されている。たとえば、複数の小型無線
基地局(BS)104が互いに接近して配置された場
合、それぞれの運用周波数により互いに干渉を起こす可
能性がある。このような干渉を回避するため、PDC通
信制御装置101内の小型無線基地局(BS)制御手段
113は、自分の配下の全ての小型無線基地局(BS)
104の運用周波数を管理しており、また、各小型無線
基地局(BS)104は干渉の有無を検出できるように
構成されている。小型無線基地局(BS)制御手段11
3は空き周波数を管理するテーブル(不図示)を具備し
ており、該テーブルを参照することで上記の運用周波数
の管理を行っている。
【0029】図2は本実施例において、小型基地局(B
S)制御手段113と、小型基地局(BS)104の動
作を示す図であり、以下に図2を参照して本実施例の動
作を説明する。
S)制御手段113と、小型基地局(BS)104の動
作を示す図であり、以下に図2を参照して本実施例の動
作を説明する。
【0030】ある小型無線基地局(BS)104の立ち
上げ時、小型無線基地局(BS)104は小型無線基地
局(BS)制御手段113に対して、空き周波数情報を
確認するためスキャンチャネルを行う旨を要求し(ステ
ップS203)、これを受けて小型無線基地局(BS)
制御手段113がスキャンチャネルを実行して空き周波
数情報を報告する(ステップS201)。
上げ時、小型無線基地局(BS)104は小型無線基地
局(BS)制御手段113に対して、空き周波数情報を
確認するためスキャンチャネルを行う旨を要求し(ステ
ップS203)、これを受けて小型無線基地局(BS)
制御手段113がスキャンチャネルを実行して空き周波
数情報を報告する(ステップS201)。
【0031】小型無線基地局(BS)104は受け取っ
た空き周波数情報の周波数を全てスキャンし(ステップ
S204)、干渉波のある周波数の有無を確認する(ス
テップS205)。ステップS205にてスキャン周波
数の中に干渉波があることが確認された場合には、その
周波数を小型無線基地局(BS)制御手段113に報告
し(ステップS206)、最も干渉の少ないチャネルを
運用チャネルとし(ステップS207)、該決定したチ
ャネルを小型無線基地局制御手段113に報告して(ス
テップS208)、運用波を決定する(ステップS21
0)。
た空き周波数情報の周波数を全てスキャンし(ステップ
S204)、干渉波のある周波数の有無を確認する(ス
テップS205)。ステップS205にてスキャン周波
数の中に干渉波があることが確認された場合には、その
周波数を小型無線基地局(BS)制御手段113に報告
し(ステップS206)、最も干渉の少ないチャネルを
運用チャネルとし(ステップS207)、該決定したチ
ャネルを小型無線基地局制御手段113に報告して(ス
テップS208)、運用波を決定する(ステップS21
0)。
【0032】小型無線基地局(BS)制御手段113
は、上記報告を受けた周波数を運用不可周波数として記
憶し(ステップS202)、空き周波数テーブルを修正
する(ステップS209)。
は、上記報告を受けた周波数を運用不可周波数として記
憶し(ステップS202)、空き周波数テーブルを修正
する(ステップS209)。
【0033】立ち上げ後に干渉波を検出した小型無線基
地局(BS)104は(ステップS211)、干渉波周
波数を小型無線基地局(BS)制御手段113に報告す
るとともに(ステップS212)、小型無線基地局(B
S)制御手段113に空き周波数を要求する(ステップ
S213)。
地局(BS)104は(ステップS211)、干渉波周
波数を小型無線基地局(BS)制御手段113に報告す
るとともに(ステップS212)、小型無線基地局(B
S)制御手段113に空き周波数を要求する(ステップ
S213)。
【0034】要求を受けた小型無線基地局(BS)制御
手段113は、上記のステップS201と同様に空き周
波数テーブルから最適な空き周波数を検索し、返送す
る。空き周波数応答を受けた小型無線基地局(BS)1
04はその周波数を運用周波数として新たに運用すると
ともに上位に報告する(ステップS208)。
手段113は、上記のステップS201と同様に空き周
波数テーブルから最適な空き周波数を検索し、返送す
る。空き周波数応答を受けた小型無線基地局(BS)1
04はその周波数を運用周波数として新たに運用すると
ともに上位に報告する(ステップS208)。
【0035】報告を受けた小型無線基地局(BS)制御
手段113は、新たに空き周波数テーブルを修正する。
以上の小型無線基地局(BS)制御手段113と小型無
線基地局(BS)104とのやりとりは全てDチャネル
131上で行われる。
手段113は、新たに空き周波数テーブルを修正する。
以上の小型無線基地局(BS)制御手段113と小型無
線基地局(BS)104とのやりとりは全てDチャネル
131上で行われる。
【0036】音声通信時、音声処理手段110にて、P
DC側の11.2kbps、または7.05kbps、
または3.675kbpsの符号化された音声データ
と、ネットワーク側の32kbpsADPCM音声デー
タの相互変換を行い、通信相手が外線の場合、または構
内交換機(PBX)の内線の場合にはPDC/ネットワ
ークインタフェース手段112を介して構内交換機(P
BX)に対しての通話パスを時分割スイッチ111にて
設定し、ADPCM音声データとして伝送する。また、
同一PDC通信制御装置配下のPDC携帯端末同士の通
信であれば、上記時分割スイッチ111にて通話路を折
り返し、PDC通信制御装置101の内線通信を実現す
る。なお、音声通信時には網側アダプタ(モデム)11
4は接続しない。
DC側の11.2kbps、または7.05kbps、
または3.675kbpsの符号化された音声データ
と、ネットワーク側の32kbpsADPCM音声デー
タの相互変換を行い、通信相手が外線の場合、または構
内交換機(PBX)の内線の場合にはPDC/ネットワ
ークインタフェース手段112を介して構内交換機(P
BX)に対しての通話パスを時分割スイッチ111にて
設定し、ADPCM音声データとして伝送する。また、
同一PDC通信制御装置配下のPDC携帯端末同士の通
信であれば、上記時分割スイッチ111にて通話路を折
り返し、PDC通信制御装置101の内線通信を実現す
る。なお、音声通信時には網側アダプタ(モデム)11
4は接続しない。
【0037】非音声通信時、音声処理手段110は、小
型無線基地局(BS)制御手段113からの指令により
音声処理動作を行わず通話データをスルーモードとす
る。ただし、音声処理手段110はPDCの非電話伝送
レートである11.2kbpsとネットワーク側の伝送
レートである32kbpsの伝送レート相互変換は行
う。
型無線基地局(BS)制御手段113からの指令により
音声処理動作を行わず通話データをスルーモードとす
る。ただし、音声処理手段110はPDCの非電話伝送
レートである11.2kbpsとネットワーク側の伝送
レートである32kbpsの伝送レート相互変換は行
う。
【0038】同じく小型無線基地局(BS)制御手段1
13からの指令により、時分割スイッチ111を切り替
え、通話路に網側アダプタ(モデム)114を挿入す
る。
13からの指令により、時分割スイッチ111を切り替
え、通話路に網側アダプタ(モデム)114を挿入す
る。
【0039】上記小型無線基地局(BS)制御手段11
3では、配下に在圏するPDC携帯端末105の在圏管
理をしており、ある小型無線基地局(BS)104で通
信中のPDC携帯端末105が途中で通信不可能とな
り、ある一定時間の後、他のある小型無線基地局(B
S)104へ通信要求を行った場合、小型無線基地局
(BS)制御手段113はこれを認識し、以前使用して
いた通話路を復活させ、新たな通話路を設定するように
時分割スイッチ111に指令を行うことにより、呼を切
断することなく、通信が継続できるハンドオーバーが可
能となる。
3では、配下に在圏するPDC携帯端末105の在圏管
理をしており、ある小型無線基地局(BS)104で通
信中のPDC携帯端末105が途中で通信不可能とな
り、ある一定時間の後、他のある小型無線基地局(B
S)104へ通信要求を行った場合、小型無線基地局
(BS)制御手段113はこれを認識し、以前使用して
いた通話路を復活させ、新たな通話路を設定するように
時分割スイッチ111に指令を行うことにより、呼を切
断することなく、通信が継続できるハンドオーバーが可
能となる。
【0040】
【実施例】図3は本発明の一実施例の構成を示す図であ
る。
る。
【0041】図3において、300がPDC通信制御装
置であり、301は構内交換機(PBX)、302はP
DCの移動端末、303と304はPDC小型無線基地
局(BS)である。
置であり、301は構内交換機(PBX)、302はP
DCの移動端末、303と304はPDC小型無線基地
局(BS)である。
【0042】本実施例の構成は、図1に示した最大構成
に対して必要最小限の最小構成である。PDC小型無線
基地局(BS)303、304の無線回線フォーマット
は、それぞれタイムスロット0〜タイムスロット5まで
の時分割方式であり、各小型無線基地局(BS)のタイ
ムスロット2とタイムスロット5はPDC携帯端末30
2とPDC通信制御装置300との制御データの送受を
行うための制御チャネルとされている。
に対して必要最小限の最小構成である。PDC小型無線
基地局(BS)303、304の無線回線フォーマット
は、それぞれタイムスロット0〜タイムスロット5まで
の時分割方式であり、各小型無線基地局(BS)のタイ
ムスロット2とタイムスロット5はPDC携帯端末30
2とPDC通信制御装置300との制御データの送受を
行うための制御チャネルとされている。
【0043】また、小型無線基地局(BS)303、3
04と直接連絡を行うPDC通信制御装置300内の音
声処理手段310は、小型無線基地局(BS)303、
304を2台収容できる構成とする。つまり、1つのP
DC通信制御装置300あたり最大4×2=8通話まで
の音声通信が可能となる。ここで、小型無線基地局(B
S)303、304とPDC通信制御装置300間はI
SDN回線で接続される。
04と直接連絡を行うPDC通信制御装置300内の音
声処理手段310は、小型無線基地局(BS)303、
304を2台収容できる構成とする。つまり、1つのP
DC通信制御装置300あたり最大4×2=8通話まで
の音声通信が可能となる。ここで、小型無線基地局(B
S)303、304とPDC通信制御装置300間はI
SDN回線で接続される。
【0044】また、311は音声データまたは非音声デ
ータの通話パスをスイッチングする時分割スイッチであ
り、312は小型無線基地局(BS)303、304の
無線回線制御、呼制御、PDC携帯端末302の在圏管
理の各制御を行う小型無線基地局(BS)制御手段であ
る。313はPDC/ネットワークインタフェース手
段、314は非音声通信の際に用いる網側アダプタ(モ
デム)である。網側アダプタ(モデム)314にはFA
X用317、318、データ通信用319、320と非
電話通信のサービス種類ごとにアダプタが存在し、通話
パスは各アダプタに対して1通話路が割り当てられてい
る。
ータの通話パスをスイッチングする時分割スイッチであ
り、312は小型無線基地局(BS)303、304の
無線回線制御、呼制御、PDC携帯端末302の在圏管
理の各制御を行う小型無線基地局(BS)制御手段であ
る。313はPDC/ネットワークインタフェース手
段、314は非音声通信の際に用いる網側アダプタ(モ
デム)である。網側アダプタ(モデム)314にはFA
X用317、318、データ通信用319、320と非
電話通信のサービス種類ごとにアダプタが存在し、通話
パスは各アダプタに対して1通話路が割り当てられてい
る。
【0045】PDC通信制御装置300内のPDC/ネ
ットワークインタフェース手段313により、構内交換
機(PBX)301を特に改造することなく構内交換機
(PBX)301とPDC通信制御装置300が接続さ
れる。330は非電話通信時に使用されるパソコン、3
31はパソコン330に接続され、PDC携帯端末30
2を介して網側アダプタ(モデム)314との間でPD
Cの非電話プロトコルを司るPDC携帯端末用カードモ
デムである。
ットワークインタフェース手段313により、構内交換
機(PBX)301を特に改造することなく構内交換機
(PBX)301とPDC通信制御装置300が接続さ
れる。330は非電話通信時に使用されるパソコン、3
31はパソコン330に接続され、PDC携帯端末30
2を介して網側アダプタ(モデム)314との間でPD
Cの非電話プロトコルを司るPDC携帯端末用カードモ
デムである。
【0046】図4は音声、非音声通信を制御する小型無
線基地局(BS)制御手段312の制御動作を示すフロ
ーチャートであり、以下に図4を参照してその動作につ
いて説明する。
線基地局(BS)制御手段312の制御動作を示すフロ
ーチャートであり、以下に図4を参照してその動作につ
いて説明する。
【0047】小型無線基地局(BS)303の電源がオ
ンとされると、まず、干渉波のない周波数が図2に示し
た手順により選択され、運用周波数として決定された後
に運用が開始される。
ンとされると、まず、干渉波のない周波数が図2に示し
た手順により選択され、運用周波数として決定された後
に運用が開始される。
【0048】本実施例のシステム内で運用周波数をつか
んだPDC携帯端末302は小型無線基地局(BS)制
御手段112と制御データをやりとりし、在圏した待ち
受け状態に入る。つまり、PDC通信制御装置300配
下で在圏できるPDC携帯端末302は小型無線基地局
(BS)制御手段312で在圏管理される。
んだPDC携帯端末302は小型無線基地局(BS)制
御手段112と制御データをやりとりし、在圏した待ち
受け状態に入る。つまり、PDC通信制御装置300配
下で在圏できるPDC携帯端末302は小型無線基地局
(BS)制御手段312で在圏管理される。
【0049】PDC携帯端末302からの発信は、まず
無線回線のタイムスロット2、5を介してPDCプロト
コルによる発信の制御信号が小型無線基地局(BS)3
03に伝送される。
無線回線のタイムスロット2、5を介してPDCプロト
コルによる発信の制御信号が小型無線基地局(BS)3
03に伝送される。
【0050】PDCプロトコルによる制御信号は、小型
無線基地局(BS)303によりネットワークプロトコ
ルによる制御フォーマットに変換された後、音声処理手
段310およびISDNのDチャネル340を介して小
型無線基地局(BS)制御手段312に伝送される(ス
テップS400)。
無線基地局(BS)303によりネットワークプロトコ
ルによる制御フォーマットに変換された後、音声処理手
段310およびISDNのDチャネル340を介して小
型無線基地局(BS)制御手段312に伝送される(ス
テップS400)。
【0051】小型無線基地局(BS)制御手段312は
PDC携帯端末302へ発信した相手先電話番号を認識
し、外線なのか、構内交換機(PBX)301配下のア
ナログ電話機なのか、同デジタル電話機なのか、また
は、小型無線基地局(BS)制御手段312自身の配下
に在圏しているPDC携帯端末316なのかを確認する
(ステップS401)。ここで、PDC携帯端末30
2、316間の通信であれば、音声、非音声に関係なく
音声処理手段310にスルーモードを指示し(ステップ
S409)、時分割スイッチ311に折り返しを指示す
る(ステップS415)。
PDC携帯端末302へ発信した相手先電話番号を認識
し、外線なのか、構内交換機(PBX)301配下のア
ナログ電話機なのか、同デジタル電話機なのか、また
は、小型無線基地局(BS)制御手段312自身の配下
に在圏しているPDC携帯端末316なのかを確認する
(ステップS401)。ここで、PDC携帯端末30
2、316間の通信であれば、音声、非音声に関係なく
音声処理手段310にスルーモードを指示し(ステップ
S409)、時分割スイッチ311に折り返しを指示す
る(ステップS415)。
【0052】スルーモードの指示を受けた音声処理手段
310は、音声処理を行わず、スルーでデータの送受信
を行う。PDC携帯端末302、316間の通信以外で
あれば、音声通信なのか、非音声通信なのかを確認する
(ステップS402)。音声通信であれば、無線回線の
フォーマットが11.2kbpsなのか、7.05bp
sなのか3.675bpsなのかを確認する(ステップ
S403)。この無線回線のフォーマットにより、音声
処理手段310の音声処理方法が異なってくるため、小
型無線基地局(BS)制御手段312から音声処理手段
310に対して判断された無線回線フォーマットを指示
する(ステップS404〜S406)。無線回線フォー
マットの指示を受けた音声処理手段310は指示された
通りの音声処理動作を実行する。
310は、音声処理を行わず、スルーでデータの送受信
を行う。PDC携帯端末302、316間の通信以外で
あれば、音声通信なのか、非音声通信なのかを確認する
(ステップS402)。音声通信であれば、無線回線の
フォーマットが11.2kbpsなのか、7.05bp
sなのか3.675bpsなのかを確認する(ステップ
S403)。この無線回線のフォーマットにより、音声
処理手段310の音声処理方法が異なってくるため、小
型無線基地局(BS)制御手段312から音声処理手段
310に対して判断された無線回線フォーマットを指示
する(ステップS404〜S406)。無線回線フォー
マットの指示を受けた音声処理手段310は指示された
通りの音声処理動作を実行する。
【0053】この後、必要な呼制御情報をPDC/ネッ
トワークインタフェース手段313を介して構内交換機
に転送するとともに、時分割スイッチ311に対して、
通話パス314を構内交換機(PBX)301に対して
開くように指令を行う(ステップS407)。時分割ス
イッチ311は指示通りに通話パスを張り、後は構内交
換機(PBX)301が外線、自装置配下のアナログ電
話機なのか、デジタル電話機なのかにより通話パスの接
続を行う。
トワークインタフェース手段313を介して構内交換機
に転送するとともに、時分割スイッチ311に対して、
通話パス314を構内交換機(PBX)301に対して
開くように指令を行う(ステップS407)。時分割ス
イッチ311は指示通りに通話パスを張り、後は構内交
換機(PBX)301が外線、自装置配下のアナログ電
話機なのか、デジタル電話機なのかにより通話パスの接
続を行う。
【0054】以上が、着電話番号が外線または構内交換
機(PBX)301配下の電話番号であり、音声通信の
場合の動作であるが、ステップS402において、小型
無線基地局(BS)制御手段312により非音声通信で
あることが確認された場合、音声処理手段310に対し
てスルーモードを指示し(ステップS408)、さら
に、非音声がFAXなのかデータ通信なのかを確認する
(ステップS410)。ここで、網側アダプタ(モデ
ム)314にはFAX用317、318、データ通信用
319、320と非電話通信のサービス種類ごとにアダ
プタが存在し、通話パスは各アダプタに対して1通話路
が割り当てられているため、アダプタ数分の非電話通信
を収容することができる。
機(PBX)301配下の電話番号であり、音声通信の
場合の動作であるが、ステップS402において、小型
無線基地局(BS)制御手段312により非音声通信で
あることが確認された場合、音声処理手段310に対し
てスルーモードを指示し(ステップS408)、さら
に、非音声がFAXなのかデータ通信なのかを確認する
(ステップS410)。ここで、網側アダプタ(モデ
ム)314にはFAX用317、318、データ通信用
319、320と非電話通信のサービス種類ごとにアダ
プタが存在し、通話パスは各アダプタに対して1通話路
が割り当てられているため、アダプタ数分の非電話通信
を収容することができる。
【0055】ステップS410にて、非音声がFAX通
信であることが確認された場合、小型無線基地局(B
S)制御手段312は使用可能なアダプタがあるかを確
認し(ステップS412)、使用可能なアダプタがある
場合にはFAX通信である旨を時分割スイッチ311に
通知し、該当する通話パスを網側アダプタ(モデム)3
14のFAXアダプタ317、318に接続する制御を
行う(ステップS414)。
信であることが確認された場合、小型無線基地局(B
S)制御手段312は使用可能なアダプタがあるかを確
認し(ステップS412)、使用可能なアダプタがある
場合にはFAX通信である旨を時分割スイッチ311に
通知し、該当する通話パスを網側アダプタ(モデム)3
14のFAXアダプタ317、318に接続する制御を
行う(ステップS414)。
【0056】ステップS410にて、非音声がデータ通
信であることが確認された場合、小型無線基地局(B
S)制御手段312は使用可能なアダプタがあるかを確
認し(ステップS411)、使用可能なアダプタがある
場合にはデータ通信である旨を時分割スイッチ311に
通知し、該当する通話パスを網側アダプタ(モデム)3
14のデータ通信用アダプタ319、320に接続する
制御を行う(ステップS413)。
信であることが確認された場合、小型無線基地局(B
S)制御手段312は使用可能なアダプタがあるかを確
認し(ステップS411)、使用可能なアダプタがある
場合にはデータ通信である旨を時分割スイッチ311に
通知し、該当する通話パスを網側アダプタ(モデム)3
14のデータ通信用アダプタ319、320に接続する
制御を行う(ステップS413)。
【0057】小型無線基地局(BS)制御手段312は
網側アダプタ(モデム)314の使用中、未使用を常時
監視しており、ステップS411、S412において非
電話要求時に接続する該当アダプタが全て使用中である
ことが確認された場合には、サービス不可の情報を小型
無線基地局(BS)303を介してPDC携帯端末30
2または、PDC携帯端末用カードモデム331に通知
する(ステップS416)。
網側アダプタ(モデム)314の使用中、未使用を常時
監視しており、ステップS411、S412において非
電話要求時に接続する該当アダプタが全て使用中である
ことが確認された場合には、サービス不可の情報を小型
無線基地局(BS)303を介してPDC携帯端末30
2または、PDC携帯端末用カードモデム331に通知
する(ステップS416)。
【0058】外線、または構内交換機(PBX)301
配下の電話機からの着信の場合、外線、または、構内交
換機(PBX)301配下の電話機からの発信プロトコ
ルを小型無線基地局(BS)303にてPDCプロトコ
ルに変換して、PDC携帯端末302に着信をかける。
通話パスはPDC携帯端末302からの発信と同様に、
小型無線基地局(BS)制御手段312がPDCの着信
プロトコルにより無線回線フォーマットの判断を行い、
音声処理装置310の制御を行い、非音声通信であれば
網側アダプタ(モデム)314を接続し、音声通信では
網側アダプタ(モデム)314を切り離すといった音声
パス設定を行う。
配下の電話機からの着信の場合、外線、または、構内交
換機(PBX)301配下の電話機からの発信プロトコ
ルを小型無線基地局(BS)303にてPDCプロトコ
ルに変換して、PDC携帯端末302に着信をかける。
通話パスはPDC携帯端末302からの発信と同様に、
小型無線基地局(BS)制御手段312がPDCの着信
プロトコルにより無線回線フォーマットの判断を行い、
音声処理装置310の制御を行い、非音声通信であれば
網側アダプタ(モデム)314を接続し、音声通信では
網側アダプタ(モデム)314を切り離すといった音声
パス設定を行う。
【0059】図5は本発明の他の実施例を構成を示す図
である。
である。
【0060】本実施例は、図3に示した実施例と同様
に、PDC通信制御装置500、構内交換機(PBX)
501、小型無線基地局503、504を配置する。同
様にPDC通信制御装置500内に、小型無線基地局
(BS)制御手段512、PDC/ネットワークインタ
フェース手段513、時分割スイッチ511、網側アダ
プタ(モデム)514を配置する。このとき、図3の実
施例に示した音声処理手段310として音声処理手段5
05、506を各小型無線基地局(BS)503、50
4のチャネル数分、各小型無線基地局(BS)毎に配置
し、それにともなって小型無線基地局(BS)制御手段
512に、音声または非音声データ用のBチャネルと制
御情報用のDチャネルの分離合成を行うISDNインタ
フェース手段517を設けたものである。これら以外の
PDC携帯端末502、パソコン530、カードモデム
531およびPDC携帯端末516は図3に示したPD
C携帯端末302、パソコン330、カードモデム33
1およびPDC携帯端末316と同様である。
に、PDC通信制御装置500、構内交換機(PBX)
501、小型無線基地局503、504を配置する。同
様にPDC通信制御装置500内に、小型無線基地局
(BS)制御手段512、PDC/ネットワークインタ
フェース手段513、時分割スイッチ511、網側アダ
プタ(モデム)514を配置する。このとき、図3の実
施例に示した音声処理手段310として音声処理手段5
05、506を各小型無線基地局(BS)503、50
4のチャネル数分、各小型無線基地局(BS)毎に配置
し、それにともなって小型無線基地局(BS)制御手段
512に、音声または非音声データ用のBチャネルと制
御情報用のDチャネルの分離合成を行うISDNインタ
フェース手段517を設けたものである。これら以外の
PDC携帯端末502、パソコン530、カードモデム
531およびPDC携帯端末516は図3に示したPD
C携帯端末302、パソコン330、カードモデム33
1およびPDC携帯端末316と同様である。
【0061】以上の構成とすることにより、PDC通信
制御装置の構成を簡略化することができる。また、図3
に示した実施例では小型無線基地局(BS)制御手段3
12が、音声制御手段の制御、時分割スイッチの制御、
PDC移動端末502、516の在圏管理、小型無線基
地局(BS)の制御等複数の制御を行うものとされてい
たが、上記の構成とすることで音声処理手段の制御を省
き、小型無線基地局(BS)制御手段512の処理を軽
減することができる。
制御装置の構成を簡略化することができる。また、図3
に示した実施例では小型無線基地局(BS)制御手段3
12が、音声制御手段の制御、時分割スイッチの制御、
PDC移動端末502、516の在圏管理、小型無線基
地局(BS)の制御等複数の制御を行うものとされてい
たが、上記の構成とすることで音声処理手段の制御を省
き、小型無線基地局(BS)制御手段512の処理を軽
減することができる。
【0062】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0063】第1の効果は、本発明のPDC通信制御装
置により、PDCプロトコルによる制御データと、ネッ
トワークプロトコルによる制御データの相互変換を行
い、かつPDC音声符復号化と32kADPCM相互変
換、PDC携帯端末に接続されるFAX/データ通信用
のアダプタと対向し、PDCの非音声プロトコルとネッ
トワーク側の非音声プロトコルの相互変換による非電話
機能の実現と音声、非音声の通話パス切り替え、またP
DC携帯端末の在圏管理を行うことによる同一PDC通
信制御装置内または同一構内交換機(PBX)内のPD
C携帯端末のハンドオーバー等の各機能が実現できる。
置により、PDCプロトコルによる制御データと、ネッ
トワークプロトコルによる制御データの相互変換を行
い、かつPDC音声符復号化と32kADPCM相互変
換、PDC携帯端末に接続されるFAX/データ通信用
のアダプタと対向し、PDCの非音声プロトコルとネッ
トワーク側の非音声プロトコルの相互変換による非電話
機能の実現と音声、非音声の通話パス切り替え、またP
DC携帯端末の在圏管理を行うことによる同一PDC通
信制御装置内または同一構内交換機(PBX)内のPD
C携帯端末のハンドオーバー等の各機能が実現できる。
【0064】これにより、公衆のPDCシステムとほぼ
同等の機能であり、本PDC通信制御装置と小型無線基
地局(BS)をたとえばビルや工場の適所に配置するこ
とにより、公衆PDCシステムで使っているPDC携帯
端末をそのまま本PDC通信制御装置配下に在圏させて
も、公衆PDCシステムと同等のサービスを実現するこ
とができ、さらに従来の構内無線システムやオフィス電
話などのように、構内交換機の内線端末として使用する
ことができるといった効果がある。
同等の機能であり、本PDC通信制御装置と小型無線基
地局(BS)をたとえばビルや工場の適所に配置するこ
とにより、公衆PDCシステムで使っているPDC携帯
端末をそのまま本PDC通信制御装置配下に在圏させて
も、公衆PDCシステムと同等のサービスを実現するこ
とができ、さらに従来の構内無線システムやオフィス電
話などのように、構内交換機の内線端末として使用する
ことができるといった効果がある。
【0065】第2の効果は、本発明のPDC通信制御装
置に音声処理手段群、網側アダプタ群、小型基地局(B
S)制御手段群を配備することにより、ビルや工場など
の随所に設置される小型基地局(BS)の構成を簡略化
小型化することができ、設置が容易に行える効果があ
る。
置に音声処理手段群、網側アダプタ群、小型基地局(B
S)制御手段群を配備することにより、ビルや工場など
の随所に設置される小型基地局(BS)の構成を簡略化
小型化することができ、設置が容易に行える効果があ
る。
【図1】本発明の理想的な実施形態の構成図である。
【図2】小型無線基地局(BS)制御手段113による
無線回線運用周波数決定のフローチャートである。
無線回線運用周波数決定のフローチャートである。
【図3】本発明の実施例の構成図である。
【図4】小型無線基地局(BS)制御手段312の制御
手順である。
手順である。
【図5】その他の実施例の構成図である。
【図6】従来例の実施例の構成図である。
300 PDC通信制御装置 301 構内交換機(PBX) 302 PDC携帯端末 303 小型無線基地局(BS) 304 小型無線基地局(BS) 310 音声処理手段 311 時分割スイッチ 312 小型無線基地局(BS)制御手段 313 PDC/ネットワークインタフェース手段 314 網側アダプタ(モデム) 316 PDC携帯端末 317 FAX用アダプタ 318 FAX用アダプタ 319 データ通信用アダプタ 320 データ通信用アダプタ 330 非電話通信用パソコン 331 非電話通信用カードモデム
Claims (3)
- 【請求項1】 PDCの伝送レートで符号化された音声
データをデジタル交換網の伝送レートの音声信号にデジ
タル/デジタル変換する音声処理手段と、 PDC携帯端末と無線回線で結ばれてサービス範囲がそ
れぞれ異なる小型無線基地局を複数台収容し、PDC携
帯端末の在圏管理、呼制御、無線回線の制御及び管理を
行う小型無線基地局制御手段と、 PDC携帯端末を用いた非音声通信時に使用される網側
アダプタと、 構内交換機に複数の通話路にて接続するPDC/ネット
ワークインタフェース手段と、 前記PDC/ネットワークインタフェース、音声処理手
段、小型無線基地局制御手段および網側アダプタと接続
し、これらの接続状態を前記小型無線基地局制御手段の
制御に応じて切り替える時分割スイッチとを有し、 前記小型無線基地局制御手段は、着信が音声通信である
場合にはPDC/ネットワークインタフェース手段と網
側アダプタを切り離し、非音声通信時には前記網側アダ
プタをPDC/ネットワークインタフェース手段と音声
処理手段との間に挿入し、同一装置配下のPDC携帯端
末同士の通信の場合には装置内で相互に折り返し内線通
話を形成させることを特徴とするPDC通信制御装置。 - 【請求項2】 PDCの伝送レートで符号化された音声
データをデジタル交換網の伝送レートの音声信号にデジ
タル/デジタル変換する音声処理手段を備え、サービス
範囲がそれぞれ異なる複数台の小型無線基地局と、 前記複数台の小型無線基地局と接続し、PDC携帯端末
の在圏管理、呼制御、無線回線の制御及び管理を行う小
型無線基地局制御手段と、 PDC携帯端末を用いた非音声通信時に使用される網側
アダプタと、 構内交換機に複数の通話路にて接続するPDC/ネット
ワークインタフェース手段と、 前記PDC/ネットワークインタフェース、小型無線基
地局制御手段および網側アダプタと接続し、これらの接
続状態を前記小型無線基地局制御手段の制御に応じて切
り替える時分割スイッチとを有し、 前記小型無線基地局制御手段は、着信が音声通信である
場合にはPDC/ネットワークインタフェース手段と網
側アダプタを切り離し、非音声通信時には前記網側アダ
プタをPDC/ネットワークインタフェース手段と小型
無線基地局制御手段との間に挿入し、同一装置配下のP
DC携帯端末同士の通信の場合には装置内で相互に折り
返し内線通話を形成させることを特徴とするPDC通信
制御装置。 - 【請求項3】 請求項2または請求項3記載のPDC通
信制御装置において、 音声処理手段は、PDCの伝送レートである11.2k
bpsまたは7.05kbpsまたは3.675kbp
sの符号化された音声データを、デジタル交換網の伝送
レートである32kbpsADPCM音声信号にデジタ
ル/デジタル変換することを特徴とするPDC通信制御
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9174328A JP2933067B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | Pdc通信制御装置 |
US09/106,102 US6337979B1 (en) | 1997-06-30 | 1998-06-29 | PDC (personal digital cellular) communication controlling apparatus and system thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9174328A JP2933067B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | Pdc通信制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1127727A true JPH1127727A (ja) | 1999-01-29 |
JP2933067B2 JP2933067B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=15976727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9174328A Expired - Lifetime JP2933067B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | Pdc通信制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6337979B1 (ja) |
JP (1) | JP2933067B2 (ja) |
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JP2010081294A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 通信システム及び小型基地局 |
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1997
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1998
- 1998-06-29 US US09/106,102 patent/US6337979B1/en not_active Expired - Fee Related
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JP2933067B2 (ja) | 1999-08-09 |
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