JPH1127647A - 映像信号受信再生装置 - Google Patents

映像信号受信再生装置

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JPH1127647A
JPH1127647A JP9177471A JP17747197A JPH1127647A JP H1127647 A JPH1127647 A JP H1127647A JP 9177471 A JP9177471 A JP 9177471A JP 17747197 A JP17747197 A JP 17747197A JP H1127647 A JPH1127647 A JP H1127647A
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Masazumi Yamada
山田  正純
Akira Iketani
章 池谷
Makoto Tatebayashi
誠 館林
Masaaki Kobayashi
正明 小林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子配信方式による映画上映に関し、受信側
における受信データの不正復号再生、不正コピー、不正
横流しを防止する高いセキュリティを持つ映像信号受信
再生装置を提供する。 【解決手段】 送信局から送信されるデータは、各映像
信号受信再生装置毎に固有の暗号処理、電子透かし情報
付加が施される。暗号解読には、映像信号受信再生装置
と送信局とを別に電話回線などで接続し、認証、復号鍵
情報、電子透かし無効化情報の授受を行い、それら情報
を基に復号再生処理を行う。受信側では受信、暗号解
読、電子透かしの無効化、復号処理は、表示機能(プロ
ジェクタ)と一体構成とし、装置中から処理信号を取り
出せないようにする。正規な所定の手続きにのみにより
装置の開封が可能であり、無理に開封すると装置機能が
正しく動作しないようにプログラムされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像、音声が多重
化されたデータを送信局から配信し、受信局において蓄
積、上映する電子配信方式を用いた映画上映に用いられ
る映像信号受信再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は映画上映にあたり、映像フィルム
が映画配給会社などから映画館に配給され、映写機によ
り映像を再生していた。映像、音声が多重化されたデー
タを送信局から配信し、受信局において蓄積、上映する
電子配信方式を用いた映画上映を想定した映像信号受信
再生装置は過去に例が無く、特に電子配信による映画上
映に関してのコピー防止については、過去に例が無く方
式も確立していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記電子配信方式を用
いた映画上映システムの運用上、配信データの不正受
信、不正コピーからの保護が重要な技術となる。特に送
信局から有線、無線によって送信されるディジタルデー
タを不正に傍受されて復号されること、および正規に受
信され復号された配信データを一般の機器でも再生可能
なデータ形式に変換され横流しされることを防ぐ必要が
ある。
【0004】前者は、特に無線によって送信されるディ
ジタルデータは他者も無線傍受が可能なため、受信した
後に正しくデータを復号できないようにする必要があ
る。後者は、正規に受信され復号された配信データを映
像信号受信再生装置からコピーなどの方法により取り出
す経路がある場合に、正規の受信者が悪意を持つと容易
に配信データの横流しができてしまうため、かかる不正
行為を防止する必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にかかる映像信号受信再生装置は、暗号化され
た入力データの暗号化を解く暗号解読手段と、前記暗号
解読手段からの出力データを映像信号に復号する復号手
段と、前記復号手段からの復号映像信号を表示する表示
手段とを同一筐体内に備え、さらに、前記筐体を開け
る、あるいは前記筐体の内部に流れる信号を取り出す場
合に正規の手続きによるものか否かを判定するアクセス
判定手段と、前記アクセス判定手段により正規の手続き
でないと判定された場合に前記暗号解読手段、復号手
段、表示手段のうち少なくとも一つの手段の機能を動作
させないようにする動作停止手段を備えたことを特徴と
する。
【0006】かかる構成により、送信局から送信される
データは、各映像信号受信再生装置ごとに固有の暗号化
を行うことができ、無線で他者が傍受しても、暗号を解
読することは困難である。さらに、装置を無理に開封す
ると装置内の機能が正しく動作しないので、信号を途中
で取り出し、横流しすることが困難となる。
【0007】次に、本発明にかかる映像信号受信再生装
置は、符号化時に電子透かし情報を埋め込まれ、暗号化
された入力データの暗号化を解く暗号解読手段と、前記
暗号解読手段からの出力データを映像信号に復号する復
号手段と、電子透かし情報無効化キーを基に前記復号さ
れた映像信号に含まれる電子透かし情報を無効化する電
子透かし情報無効化手段と、前記復号され電子透かし情
報を無効化された映像信号を表示するための表示手段と
を同一筐体内に備え、さらに、前記筐体を開ける、ある
いは前記筐体の内部に流れる信号を取り出す場合に正規
の手続きによるものか否かを判定するアクセス判定手段
と、前記アクセス判定手段により正規の手続きでないと
判定された場合に前記暗号解読手段、復号手段、電子透
かし情報無効化手段、表示手段のうちの少なくとも一つ
の手段の機能を動作させないようにする動作停止手段を
備えたことを特徴とする。
【0008】かかる構成により、データに電子透かし情
報を持たせることができ、データが不正に流出しても出
所の特定ができ、高いセキュリティが確保できる。
【0009】さらに、前記暗号解読手段が、入力データ
の暗号化を解くための復号鍵を生成するための復号鍵情
報を受信する通信手段、前記受信した復号鍵情報から復
号鍵を生成する手段、および前記生成した復号鍵により
入力データの暗号化を解く手段であることが好ましい。
【0010】かかる構成により、データの送信、受信再
生にあたってその都度、暗号化処理および復号鍵をダイ
ナミックに変更することができ、より高いセキュリティ
が確保できる。
【0011】さらに、前記電子透かし情報無効化手段
が、前記電子透かし情報を無効化するための電子透かし
情報無効化キーを受信する通信手段、および前記受信し
た電子透かし情報無効化キーに基づいて前記復号データ
中に埋め込まれた電子透かし情報を無効化する手段であ
ることが好ましい。
【0012】かかる構成により、データの送信、受信再
生にあたってその都度、電子透かし情報の付加処理およ
び無効化キーをダイナミックに変更することができ、よ
り高いセキュリティが確保できる。
【0013】さらに、前記表示手段が、全ての表示デー
タ内部処理をディジタル信号の状態で行うことが好まし
い。
【0014】かかる構成により、映像信号受信再生装置
内において、データが光学的に出力される直前までディ
ジタルデータのままで処理されるので、アナログ出力と
して傍受されにくい利点を有する。
【0015】さらに、それぞれの映像信号受信再生装置
ごとに異なる暗号鍵を用いて暗号化が行われて送信され
たデータから、自分自身の映像信号受信再生装置用の暗
号化を施されたデータを選択して入力し、前記暗号解読
手段が、自分自身の映像信号受信再生装置に固有な値を
用いて暗号を解くことが好ましい。
【0016】かかる構成により、各映像信号受信再生装
置ごとにきめ細かく暗号化処理を行うことができ、より
高いセキュリティが確保できる。
【0017】さらに、それぞれの映像信号受信再生装置
ごとに異なる電子透かし情報を埋め込まれて送信された
データから、自分自身の映像信号受信再生装置用の電子
透かし情報を埋め込まれたデータを選択して入力し、前
記電子透かし情報無効化手段が、自分自身の映像信号受
信再生装置に固有な値を用いて電子透かし情報を無効化
することが好ましい。
【0018】かかる構成により、各映像信号受信再生装
置ごとにきめ細かく電子透かし情報による管理ができ、
不正にコピーなどが流出しても出所が特定できる。
【0019】さらに、前記暗号化された入力データの暗
号化パラメータの1つが時刻情報であり、前記暗号解読
手段が、さらに、動作時点の時刻をパラメータの1つと
して暗号を解くことが好ましい。
【0020】かかる構成により、配信映画データの上映
をする有効期限を設定することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる映像信号受
信再生装置の実施形態について、図を用いて説明する。
【0022】(実施の形態1)図1は実施形態1にかか
る映像信号受信再生装置のブロツク図である。図1にお
いて、1は映像信号受信再生装置、2は受信器、3はゲ
ートウェイ、4はサーバ、5はルーティング装置、6は
モデム、7は暗号解読器、8はデコーダ、9はタイマ、
10はコントローラ、11はディジタルプロジェクタを
示す。
【0023】以上のように構成された映像信号受信再生
装置について、以下、その動作を述べる。
【0024】まず送信局(図示せず)から暗号化された
映画データが配信される。受信局において、受信器2に
よって映画データが受信され、ゲートウェイ3により、
自分自身宛ての信号であるか否かが判別される。例え
ば、送信パケットのヘッダ部分に「劇場A」等のIDや
データの内容(タイトル、有効期間、サイズなど)が埋め
込まれているものとし、ゲートウェイ3が前記ヘッダを
解析して受信データの取捨選択を行う。自分自身宛ての
信号であると判断されたデータはサーバ4に暗号化され
たまま記録される。映画上映の際には必要に応じてルー
ティング装置5がサーバ4から上映しようとする映画番
組を選択して映像信号受信再生装置1に対して出力す
る。
【0025】映像信号受信再生装置1に入力されたデー
タは暗号解読器7に入力される。暗号解読器7は、モデ
ム6を介して送信局と通信し、送信局との間で自局が正
規な受信局であることを認証確認した後、上映しようと
する映画データを復号鍵を得るための復号鍵情報を入手
する。モデム6を介した送信局との通信は電話回線など
の有線通信手段でよい。暗号解読器7は、前記送信局か
ら得られた復号鍵情報と暗号解読器7中に記憶されてい
る固有のID情報とから復号鍵を生成し、生成した復号
鍵を使って暗号を解除して映画データをデコーダ8に出
力する。この際、タイマ9により与えられる時刻情報
と、映画データのヘッダ部分および復号鍵情報に付加さ
れている有効期限情報とを比較し、有効期限が切れてい
る場合には復号データを出力しない。
【0026】暗号解読器7から出力された暗号が解除さ
れた映画データはデコーダ8に入力され、映像信号、音
声信号としてデコードされた後、ディジタルプロジェク
タ11に入力されて上映される。ディジタルプロジェク
タ11は光学的にデータを出力する直前までディジタル
データのままで処理されるので、アナログ出力として傍
受しにくい利点を有している。
【0027】コントローラ10は、以上述べた各構成機
器の同期やデータの授受の制御などを行うとともに、映
像信号受信再生装置が正規な所定の手続きによってしか
装置開封できず、無理に開封すると各構成機器の機能が
正しく動作しなくなるセキュリティ信号を送る機能を有
する。装置開封のための正規な所定の手続きとは、例え
ば、モデム6を通じた送信局からの装置開封許可データ
の入力、次いで筐体の開封、各機器へのアクセスなど一
定の手順によるものとする。
【0028】以上説明したように、送信局から送信され
る映画データは、各映像信号受信再生装置毎に固有の暗
号化が施され、暗号解読に必要な復号鍵の生成にあた
り、各映像信号受信再生装置と送信局とを別に電話回線
などで接続し、認証、復号鍵情報の授受を必要とする。
かかる構成により、無線で他者が傍受した場合にも、正
しく暗号を解読することは極めて困難となり、高いデー
タセキュリティを達成することができる。また、受信機
能、暗号解読機能、デコード機能は、表示機能(プロジ
ェクタ)と一体構成とし、装置中から一般の機器でも再
生可能なデータ形式の信号として取り出せないように
し、かつ正規な所定の手続きによってしか装置を開封で
きないようにすることにより、映画データを受信から上
映までの処理途中において装置内から取り出し、横流し
することが困難となる。
【0029】なお、上記ディジタルプロジェクタ11
は、通常のアナログプロジェクタでも構わない。この場
合の例を図2に示す。ディジタルプロジェクタ11の代
りにプロジェクタ13とし、プロジェクタ13の前段に
DAコンバータ12を設けた構成となっている。その他
の構成機器および動作は図1に示したものと同じもので
ある。装置の動作は、デコーダ8からのディジタル信号
出力がDAコンバータ12でアナログ信号に変換された
後にプロジェクタ13に入力されることを除けば、上記
図1を用いて説明した例と同じである。図2の場合には
装置内で映画データがアナログ信号となる経路がある
が、先に説明したように装置が正規の手続きでのみ開封
可能であるため、高いデータセキュリティは損なわれず
に保持される。さらに、DAコンバータ12やプロジェ
クタ13の端子を特別な形状とすることで、データセキ
ュリティを高めることができる。
【0030】(実施の形態2)図3は実施形態2にかか
る映像信号受信再生装置のブロツク図である。図3にお
いて、20は映像信号受信再生装置、2は受信器、3は
ゲートウェイ、4はサーバ、5はルーティング装置、1
6はモデム、7は暗号解読器、8はデコーダ、9はタイ
マ、10はコントローラ、11はディジタルプロジェク
タ、14は電子透かし無効化器を示す。
【0031】本実施形態2は、仮に悪意を持つ正規受信
者によってデータが不正に横流しされた場合に、その不
正コピーデータの出所を特定できる情報を加えておくこ
とで、不正行為による被害を最小限に抑えることを考慮
したものである。
【0032】本実施形態2において送信局から配信され
る映画データは、あらかじめ送信相手の映像信号受信再
生装置毎の電子透かし無効化器14に対応する電子透か
し情報が埋めこまれて暗号化されている。送信局からの
暗号化された映画データの受信、ゲートウェイ3による
自分自身宛ての映画データの選択取り込み、上映時にお
けるサーバ4から映像信号受信再生装置20に対する出
力までは、実施形態1と同様の処理によりなされる。
【0033】映像信号受信再生装置20に入力されたデ
ータは暗号解読器7に入力される。暗号解読器7は実施
形態1と同様、モデム16を介して送信局と通信し、送
信局との間で自局が正規な受信局であることを認証確認
した後、上映しようとする映画データを復号鍵を得るた
めの復号鍵情報を入手するが、ここで、個別の映像信号
受信再生装置毎の電子透かし無効化器14に対応する電
子透かし情報無効化情報も併せて受け取る。暗号解読器
7は、前記送信局から得られた復号鍵情報と暗号解読器
7中に記憶されている固有のID情報とから復号鍵を生
成し、生成した復号鍵を使って暗号を解除して映画デー
タをデコーダ8に出力する。この際、タイマ9を利用し
た有効期限管理は実施形態1と同様に行う。
【0034】暗号解読器7から出力された暗号が解除さ
れた映画データはデコーダ8に入力され、映像信号、音
声信号としてデコードされた後、ディジタルプロジェク
タ11に入力されて上映される。ここで送信局でデータ
中にあらかじめ「劇場A用」などの電子透かし情報が埋
め込まれているため、復号されたディジタルデータを電
子透かし情報無効化処理を行わずにそのまま映像を表示
すると、または所定の電子透かし情報表示処理を行うこ
とにより、埋め込まれた電子透かし情報が表示される。
この電子透かし情報の埋め込み方法は秘密であるため、
映画データを不正に取得できても埋め込まれた電子透か
し情報を取り除くことは困難であり、不正コピーに対す
る有効な歯止めとなる。正規の再生処理においてはデコ
ーダ8でデコードされたディジタルデータは、送信局か
らモデム16を介して得られた電子透かし情報無効化情
報とともにディジタルプロジェクタ11に入力される。
電子透かし無効化器14は電子透かし情報無効化情報を
基にディジタルデータ中の電子透かし情報を無効化し、
ディジタルプロジェクタ11において電子透かし情報が
無効化されたディジタルデータが正常に表示される。
【0035】コントローラ10は、以上述べた各構成機
器の同期やデータの授受の制御などを行うとともに、映
像信号受信再生装置が正規な所定の手続きによってしか
装置開封できず、無理に開封すると各構成機器の機能が
正しく動作しなくなるセキュリティ信号を送る機能を有
する。装置開封のための正規な所定の手続きとは、例え
ば、モデム6を通じた送信局からの装置開封許可データ
の入力、次いで筐体の開封、各機器へのアクセスなど一
定の手順によるものとする。
【0036】以上説明したように、送信局から送信され
る映画データは、各映像信号受信再生装置毎に固有の暗
号化、電子透かし処理を施され、暗号解読および電子透
かし情報無効化処理にあたり、各映像信号受信再生装置
と送信局とを別に電話回線などで接続し、認証、復号鍵
情報、電子透かし無効化情報の授受を必要とする。かか
る構成により、無線で他者が傍受した場合にも、正しく
暗号を解読することが困難となり、高いデータセキュリ
ティを達成することができ、また仮にデータが外部に漏
洩した場合でも、電子透かし情報により出所が特定でき
るため、不正行為による被害を最小限に押さえることが
可能となる。
【0037】また、受信機能、暗号解読機能、デコード
機能、電子透かし無効化機能は、表示機能(プロジェク
タ)と一体構成とし、装置中から一般の機器でも再生可
能なデータ形式の信号として取り出せないようにし、か
つ正規な所定の手続きによってしか装置を開封できない
ようにすることにより、映画データを受信から上映まで
の処理途中において装置内から取り出し、横流しするこ
とが困難となる。
【0038】なお、上記ディジタルプロジェクタ11
は、実施形態1で説明したように通常のアナログプロジ
ェクタでも構わない。この場合の例を図4に示す。ディ
ジタルプロジェクタ11の代りにプロジェクタ13と
し、プロジェクタ13の前段にDAコンバータ12を設
けた構成となっている。その他の構成機器および動作は
図3に示したものと同じものである。装置の動作は、デ
コーダ8からのディジタル信号出力がDAコンバータ1
2でアナログ信号に変換された後にプロジェクタ13に
入力されることを除けば、上記図3を用いて説明した例
と同じである。図4の場合には装置内で映画データがア
ナログ信号となる経路があるが、先に説明したように装
置が正規の手続きでのみ開封可能であるため、高いデー
タセキュリティは損なわれずに保持される。さらに、D
Aコンバータ12やプロジェクタ13の端子を特別な形
状とすることで、データセキュリティを高めることがで
きる。
【0039】なお、以上説明した実施形態において、各
構成は同等の機能を有する限り自由である。また、電子
透かし無効化機能や暗号解読機能、復号機能などの構成
の配置順も、それぞれの機能を損なわない限り変更可能
である。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電子配信
方式を用いた映画上映に用いられ、受信データの不正復
号再生、不正コピーなどの不正行為防止を考慮した映像
信号受信再生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1にかかる映像信号受信再生装置の構
成を示したブロック図
【図2】実施形態1にかかる映像信号受信再生装置にお
ける別プロジェクタを用いた場合の構成を示したブロッ
ク図
【図3】実施形態2にかかる映像信号受信再生装置の構
成を示したブロック図
【図4】実施形態2にかかる映像信号受信再生装置にお
ける別プロジェクタを用いた場合の構成を示したブロツ
ク図
【符号の説明】
1,20 映像信号受信再生装置 2 受信器 3 ゲートウェイ 4 サーバ、 5 ルーティング装置 6,16 モデム 7 暗号解読器 8 デコーダ 9 タイマ 10 コントローラ 11 ディジタルプロジェクタ 12 DAコンバータ 13 プロジェクタ 14 電子透かし無効化器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 正明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗号化された入力データの暗号化を解く
    暗号解読手段と、前記暗号解読手段からの出力データを
    映像信号に復号する復号手段と、前記復号手段からの復
    号映像信号を表示する表示手段とを同一筐体内に備え、
    さらに、前記筐体を開ける、あるいは前記筐体の内部に
    流れる信号を取り出す場合に正規の手続きによるものか
    否かを判定するアクセス判定手段と、前記アクセス判定
    手段により正規の手続きでないと判定された場合に前記
    暗号解読手段、復号手段、表示手段のうち少なくとも一
    つの手段の機能を動作させないようにする動作停止手段
    を備えたことを特徴とする映像信号受信再生装置。
  2. 【請求項2】 符号化時に電子透かし情報を埋め込ま
    れ、暗号化された入力データの暗号化を解く暗号解読手
    段と、前記暗号解読手段からの出力データを映像信号に
    復号する復号手段と、電子透かし情報無効化キーを基に
    前記復号された映像信号に含まれる電子透かし情報を無
    効化する電子透かし情報無効化手段と、前記復号され電
    子透かし情報を無効化された映像信号を表示するための
    表示手段とを同一筐体内に備え、さらに、前記筐体を開
    ける、あるいは前記筐体の内部に流れる信号を取り出す
    場合に正規の手続きによるものか否かを判定するアクセ
    ス判定手段と、前記アクセス判定手段により正規の手続
    きでないと判定された場合に前記暗号解読手段、復号手
    段、電子透かし情報無効化手段、表示手段のうちの少な
    くとも一つの手段の機能を動作させないようにする動作
    停止手段を備えたことを特徴とする映像信号受信再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記暗号解読手段が、入力データの暗号
    化を解くための復号鍵を生成するための復号鍵情報を受
    信する通信手段、前記受信した復号鍵情報から復号鍵を
    生成する手段、および前記生成した復号鍵により入力デ
    ータの暗号化を解く手段である請求項1または2のいず
    れか1項に記載の映像信号受信再生装置。
  4. 【請求項4】 前記電子透かし情報無効化手段が、前記
    電子透かし情報を無効化するための電子透かし情報無効
    化キーを受信する通信手段、および前記受信した電子透
    かし情報無効化キーに基づいて前記復号データ中に埋め
    込まれた電子透かし情報を無効化する手段である請求項
    2に記載の映像信号受信再生装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段が、全ての表示データ内部
    処理をディジタル信号の状態で行う請求項1または2の
    いずれか1項に記載の映像信号受信再生装置。
  6. 【請求項6】 それぞれの映像信号受信再生装置ごとに
    異なる暗号鍵を用いて暗号化が行われて送信されたデー
    タから、自分自身の映像信号受信再生装置用の暗号化を
    施されたデータを選択して入力し、前記暗号解読手段
    が、自分自身の映像信号受信再生装置に固有な値を用い
    て暗号を解く請求項1または2のいずれか1項に記載の
    映像信号受信再生装置。
  7. 【請求項7】 それぞれの映像信号受信再生装置ごとに
    異なる電子透かし情報を埋め込まれて送信されたデータ
    から、自分自身の映像信号受信再生装置用の電子透かし
    情報を埋め込まれたデータを選択して入力し、前記電子
    透かし情報無効化手段が、自分自身の映像信号受信再生
    装置に固有な値を用いて電子透かし情報を無効化する請
    求項2に記載の映像信号受信再生装置。
  8. 【請求項8】 前記暗号化された入力データの暗号化パ
    ラメータの1つが時刻情報であり、前記暗号解読手段
    が、さらに、動作時点の時刻をパラメータの1つとして
    暗号を解く請求項1または2のいずれか1項に記載の映
    像信号受信再生装置。
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