JP2005167323A - コンテンツデータ受信装置、コンテンツデータ送信装置及びコンテンツデータ送受信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 電話回線のような回線交換型の通信網と、インターネットのようなパケット交換型の通信網とを組み合わせることにより、データの信頼性が高いコンテンツデータの送受信を行うことができる技術を提供する。
【解決手段】 まず、カラオケ装置25は、電話回線7を介してTELセンタ15に認証を依頼する。認証に成功するとカラオケ装置25は、インターネット5を介してBBセンタ13からMPEGデータを受信すると共に電話回線7を介して前記MPEGデータに対応するハッシュデータを受信する。そして、受信したMPEGデータのハッシュデータと受信したハッシュデータとを比較して正当性を検証する。その結果、カラオケ装置25は、信頼性の高いMPEGデータを得ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、音楽、映像、ゲーム、記事等のコンテンツデータを受信するコンテンツデータ受信装置、そのようなコンテンツデータを送信するコンテンツデータ送信装置、及びこれらを組み合わせたコンテンツデータ送受信システムに関する。
音楽、映像、ゲーム、記事等のコンテンツデータを送受信する際に、コンテンツデータ送信装置がコンテンツデータ受信装置を認証する方法の一つとして、複数種類の通信回線を用いて認証する方法が知られている。具体的には、例えば特許文献1に記載の技術のように、利用者装置(コンテンツデータ受信装置)の特定が容易である電話回線を介する通信が可能なようにシステムを構成し、その電話回線を介して利用者装置が行う接続(具体的には発信者番号)を認証の一条件として用いることにより認証を行う方法である。この発信者番号は、一般的に偽装することが非常に困難であるため、発信者番号を認証の際に用いることにより認証の信頼性を高めることができる。そして、このようにして認証が行われた後は、上記電話回線とは別の大容量ネットワークを通してコンテンツデータを配信することによりコンテンツデータの配信効率を上げるようになっている。
特開2003−234851号公報
ところで、上記大容量ネットワークはコスト等の問題からインターネット等の不特定多数が利用するネットワークであることが一般的であると考えられる。しかし、このような大容量ネットワークは、電話回線に比較して通信の秘匿性が高いとは言えない。このため、上記特許文献1に記載の技術は、通信経路の途中でコンテンツデータの改竄等が行われる可能性があるため、システム全体として見た場合、利用者の認証の信頼性は高いが、コンテンツデータの改竄等に対する信頼性は低いと言える。
本発明はこのような問題に鑑みなされたものであり、電話回線のような回線交換型の通信網と、インターネットのようなパケット交換型の通信網とを組み合わせることにより、データの信頼性が高いコンテンツデータの送受信を行うことができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載のコンテンツデータ受信装置は、第1の通信手段と第2の通信手段と記憶手段と制御手段とを備える。第1の通信手段は、回線交換型の通信網を用いてコンテンツデータ送信装置と通信を行い、第2の通信手段は、前記回線交換型の通信網に比較して大容量の通信を行うことができるパケット交換型の通信網を用いて前記コンテンツデータ送信装置と通信を行い、記憶手段はコンテンツデータを記憶することができる。そして、制御手段は、第2の通信手段を介してコンテンツデータ送信装置からコンテンツデータを受信すると共に、第1の通信手段を介してコンテンツデータ送信装置から前記コンテンツデータに対応する識別情報を受信する受信処理を実行し、識別情報を用いてコンテンツデータの正当性を検証し、所定の正当性が得られたコンテンツデータを記憶手段に記憶する。なお、ここで言う「識別情報」と言うのは、例えばコンテンツデータのMD5ハッシュ値等であり、このような識別情報を用いることによりコンテンツデータの正当性を確認できるものである。また、「所定の正当性」というのは、可能な限り100%に近い正当性であるとよい。
上述した従来技術は、インターネットのような大容量の通信を行うことができるパケット交換型の通信網が用いられてコンテンツデータの受信が行われるようになっていたが、請求項1に記載のコンテンツデータ受信装置は、さらに、一般的に秘匿性の高い回線交換型の通信網(例えば電話回線網)を用いてコンテンツデータの識別情報を受信する。そして、この識別情報を用い、パケット交換型の通信網を用いて受信したコンテンツデータの正当性を検証する。
このため、インターネットのような大容量の通信回線のメリットを享受しながら、コンテンツデータの信頼性も得ることができる。なお、上述した識別情報を回線交換型の通信網ではなく、パケット通信型の通信網を用いて受信してデータの正当性を検証することも考えられるが、その場合は、識別情報も改竄されるおそれがあるため、請求項1に記載のコンテンツデータ受信装置に比較して、データの信頼性は低い。
一方、このようなコンテンツデータ受信装置に対応するコンテンツデータ送信装置としては、請求項4に記載のようなコンテンツデータ送信装置が考えられる。このコンテンツデータ送信装置は、第1の通信手段と第2の通信手段と記憶手段と制御手段とを備え、第1の通信手段は、回線交換型の通信網を用いてコンテンツデータ受信装置と通信を行い、第2の通信手段は、前記回線交換型の通信網に比較して大容量の通信を行うことができるパケット交換型の通信網を用いてコンテンツデータ受信装置と通信を行い、記憶手段は、コンテンツデータを記憶する。また、制御手段は、第2の通信手段を介して記憶手段に記憶されているコンテンツデータをコンテンツデータ受信装置へ送信すると共に、そのコンテンツデータの識別情報を生成して第1の通信手段を介してコンテンツデータ受信装置へ送信する送信処理を実行する。
このようなコンテンツデータ送信装置であれば、上述したコンテンツデータ受信装置にコンテンツデータ及びそのコンテンツデータに対応する識別情報を送信することができ、そのコンテンツデータ受信装置は上述した効果を得ることができる。
また、請求項5に記載のようなコンテンツデータ送信装置であってもよい。つまり、第1の通信手段と第2の通信手段と記憶手段と制御手段とを備え、第1の通信手段は、回線交換型の通信網を用いてコンテンツデータ受信装置と通信を行い、第2の通信手段は、回線交換型の通信網に比較して大容量の通信を行うことができるパケット交換型の通信網を用いてコンテンツデータ受信装置と通信を行い、記憶手段は、コンテンツデータと共にそのコンテンツデータに対応する識別情報を記憶する。そして、第2の通信手段を介して記憶手段に記憶されているコンテンツデータをコンテンツデータ受信装置へ送信すると共に、そのコンテンツデータに対応する識別情報を第1の通信手段を介してコンテンツデータ受信装置へ送信する送信処理を実行する。
この請求項5に記載のコンテンツデータ送信装置は、予め記憶手段がコンテンツデータと共にそのコンテンツデータに対応する識別情報を記憶している点が請求項4に記載のコンテンツデータ送信装置と主に異なる。したがって、このようなコンテンツデータ送信装置であれば、上述したコンテンツデータ受信装置にコンテンツデータ及びそのコンテンツデータに対応する識別情報を送信することができ、そのコンテンツデータ受信装置は上述した効果を得ることができる。また、このようなコンテンツデータ送信装置は、請求項4に記載のコンテンツデータ送信装置と比較して送信処理を実行する際の制御手段の処理負荷が軽いという利点がある。
ところで、コンテンツデータの信頼性を高めるだけでなく、秘匿性も高めたいという要望がある場合も考えられる。このような要望を実現できるコンテンツデータ送信装置としては、例えば請求項6や請求項7に記載のようなコンテンツデータ送信装置が考えられる。また、コンテンツデータ受信装置としては、請求項2に記載のようなコンテンツデータ受信装置が考えられる。
請求項6に記載のコンテンツデータ送信装置は、記憶手段が記憶している前記コンテンツデータが所定の暗号キーによって暗号化されており、制御手段は、送信処理の際にコンテンツデータに代えて暗号化されたコンテンツデータを送信する。また、請求項7に記載のコンテンツデータ送信装置は、制御手段が、送信処理の際に所定の暗号キーを用いてコンテンツデータを暗号化して送信する。ここで言う「暗号化」に用いられるアルゴリズムとしては、例えばDES(Data Encryption Standard)が考えられる。
このため、請求項6又は請求項7に記載のコンテンツデータ送信装置は、秘匿性の高いコンテンツデータを送信することができる。なお、請求項6に記載のコンテンツデータ送信装置は、コンテンツデータが予め暗号化されて記憶手段に記憶されている必要があるが、請求項7に記載のコンテンツデータ送信装置のように送信処理の際にコンテンツデータの暗号化を行う必要が無いため、請求項6に記載のコンテンツデータ送信装置は、請求項7に記載のコンテンツデータ装置に比較して送信処理の際の処理負荷が軽いという利点がある。
一方、請求項2に記載のコンテンツデータ受信装置は、制御手段が、暗号化されたコンテンツデータを受信した際、その受信したコンテンツデータを所定の復号キーを用いて復号化した後、識別情報を用いてコンテンツデータの正当性を検証する。このようなコンテンツデータ受信装置であれば、暗号化されたコンテンツデータを受信して復号化できる。
したがって、請求項6又は請求項7に記載のコンテンツデータ送信装置と請求項2に記載のコンテンツデータ受信装置を用いることにより、コンテンツデータを暗号化して送受信することができるため、通信中のコンテンツデータの秘匿性が高まる。また、一般的にデータが暗号化された状態のまま改竄することは困難であるため、データの信頼性(正確性)も高まる。
ところで、請求項2に記載のコンテンツデータ受信装置の制御手段が用いる「所定の復号キー」は、事前にコンテンツデータ受信装置の利用者等によってコンテンツデータ受信装置に登録されていてもよいが、請求項3に記載のコンテンツデータ受信装置のように、制御手段が、所定の復号キーを、第1の通信手段を介して復号化を行うより前にコンテンツデータ送信装置から受信しておくようになっていてもよい。つまり、受信処理より前、あるいは、受信処理の際、コンテンツデータの識別情報と共に、コンテンツデータ送信装置から受信するようになっているとよい。
そして、このようなコンテンツデータ受信装置に対応するコンテンツデータ送信装置としては、請求項8に記載のように、制御手段が、送信処理の前、又は送信処理の際に、前記所定の暗号キーに対応する復号キーを第1の通信手段を介してコンテンツデータ受信装置に送信するように構成されたコンテンツデータ送信装置であるとよい。
このようなコンテンツデータ受信装置及びコンテンツデータ送信装置であれば、安全に通信を行うことができる回線交換型の通信網を用い、復号キーをコンテンツデータ送信装置からコンテンツデータ受信装置に伝送することができる。また、利用者がコンテンツデータ受信装置に復号キーを予め記憶させる手間も省くことができる。
ここまでで説明したコンテンツデータ受信装置は、制御手段がコンテンツデータの復号化や検証を行った後、記憶手段に記憶するようになっていたが、復号化や検証を行う前に、一旦、受信したコンテンツデータを記憶手段に記憶し、その後に復号化や検証を行うようになっていてもよい。そして、その際に不適切なコンテンツデータであることが判明したときには、記憶手段からその不適切なコンテンツデータを削除するようになっていれば、上述したコンテンツデータ受信装置と実質的に変わらないものと言える。
ところで、実際に複数台のコンテンツデータ受信装置とコンテンツデータ送信装置とを組み合わせてコンテンツデータ送受信システムを構成した場合は、例えば請求項9に記載のようになっているとよい。つまり、コンテンツデータ受信装置の制御手段が、前記受信処理に先立ち第1の通信手段を介してコンテンツデータ送信装置に認証情報を送信し、コンテンツデータ送信装置の制御手段は、第1の通信手段を介して認証情報を受信すると、その認証情報に基づいてコンテンツデータ受信装置の認証を行い、その認証したコンテンツデータ受信装置に対する、予め定められた契約条件に基づいてコンテンツデータ受信装置の利用時間を決定し、第1の通信手段を介してコンテンツデータ受信装置に利用時間を送信する。そして、コンテンツデータ受信装置の制御手段は、第1の通信手段を介して受信した前記利用時間にしたがって前記受信処理を実行するようになっているとよい。
なお、「認証情報」というのは、コンテンツデータ受信装置を特定するための認証IDやパスワード等を意味する。また、「契約条件」というのは、コンテンツデータ受信装置の権利者とコンテンツデータ送信装置の権利者の間で結ばれた契約条件であり、例えば、コンテンツデータ受信装置が受信処理を実行可能な期間(例えば○月○日〜○月○日)や、受信処理を実行可能な時間帯(例えばAM5:00〜AM8:00)等の条件である。
また、「利用時間」というのは、コンテンツデータ受信装置が受信処理を実行可能な時間を意味し、例えば実行時間そのもの(例えばAM5:15)や、実行可能な時間帯(例えばAM5:00〜AM8:00)や、実行可能な時間の総時間(例えば1時間)等である。
このようになっていれば、コンテンツデータ送信装置側でコンテンツデータ受信装置の受信処理の実行時間を制御することができる。このため、例えば契約条件により、特定のコンテンツデータ受信装置は昼間に受信処理を実行し、特定のコンテンツデータ受信装置は夜間に受信処理を実行するというようなことが実現できる。
なお、このようにコンテンツデータ送信装置が複数台のコンテンツデータ受信装置を相手にするようになっていると、コンテンツデータ送信装置の処理負荷が一時的に増大し、コンテンツデータ送信装置の処理能力を超えたり、コンテンツデータ受信装置からのレスポンスが著しく低下するといったおそれがある。
そのため、請求項10に記載のように、コンテンツデータ送信装置の制御手段は、利用時間を決定する際に、その際の、他のコンテンツデータ受信装置の受信処理実行状態の情報を加えて利用時間を決定するようになっているとよい。ここで言う「受信処理実行状態」というのは、例えば受信処理を実行しているコンテンツデータ受信装置の台数等を意味する。
このようになっていると、コンテンツデータ送信装置は、処理負荷を制御することができるため、前述した、コンテンツデータ送信装置の処理負荷が一時的に増大し、コンテンツデータ送信装置の処理能力を超えたり、コンテンツデータ受信装置からのレスポンスが著しく低下するといったことを防止することができる。
ところで、請求項11に記載のような、コンテンツデータ受信装置の制御手段として機能させるプログラムを、コンテンツデータ受信装置が内蔵するコンピュータに実行させるようになっていてもよい。また、請求項12に記載のような、コンテンツデータ送信装置の制御手段として機能させるプログラムを、コンテンツデータ送信装置が内蔵するコンピュータに実行させるようになっていてもよい。このようになっていれば、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク、ROM、RAM等のコンピュータが読みとり可能な記録媒体にプログラムを記録し、そのプログラムを必要に応じてコンピュータにロードして起動することによりコンテンツデータ受信装置の制御手段、又はコンテンツデータ送信装置の制御手段として機能させることができる。また、プログラムはネットワークを用いて流通させることも可能であるため、コンテンツデータ受信装置やコンテンツデータ送信装置の機能向上も容易である。
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
図1は、実施例のカラオケ配信システムの概略構成を示すブロック図である。このカラオケ配信システムは、主に、登録端末11とBBセンタ13とTELセンタ15とカラオケ装置25とを備える。図1には、カラオケ装置25が1台しか記載されていないが、カラオケ配信システムは、カラオケ装置25と同様の構成を有するカラオケ装置を実際には複数台備える。なお、以下の説明では説明を容易にするため、複数台あるカラオケ装置のうち、図1に記載したカラオケ装置25を採り上げて説明する。
登録端末11は、広く知られたパーソナルコンピュータであり、LAN3に接続されてBBセンタ13及びTELセンタ15と通信することができ、オペレータが、登録端末11を操作することにより、BBセンタ13及びTELセンタ15に対する各種の登録処理を行うことができるように構成されている。
BBセンタ13は、広く知られたサーバ装置であり、LAN3及びインターネット5に接続され、LAN3を介して登録端末11及びTELセンタ15と通信することができると共に、インターネット5を介してインターネット5に接続された様々な機器と通信することができる。
TELセンタ15は、広く知られたサーバ装置であり、LAN3及び電話回線7に接続され、LAN3を介して登録端末11及びBBセンタ13と通信することができると共に、電話回線7を介して電話回線7に接続された様々な通信と通信することができる。
カラオケ装置25は、LAN9を介してルータ21に接続されると共に、モデム23と接続されている。このうちルータ21は、LAN9に接続されると共にインターネット5に接続され、LAN9上のデータのうち、インターネット5に接続された機器宛のデータをインターネット5に送出し、逆にインターネット5上のデータのうち、LAN9に接続された機器宛のデータをLAN9上に送出する。また、モデム23は、カラオケ装置25に接続されると共に電話回線7にも接続され、カラオケ装置25から送られたデータを所定の形式の信号(例えば音声信号)に変換し、電話回線7に接続された機器に電話回線7を介して送信する。また、逆に電話回線7に接続された機器から送られた信号をイーサーネット(登録商標)規格のデータに変換してカラオケ装置25に送信する。
次に、BBセンタ13、TELセンタ15、カラオケ装置25の構成について、図2のブロック図を用いて詳細に説明する。
図2(a)に示すように、BBセンタ13は、制御部31とハードディスク32と表示部33と操作部34と第1のネットワークインターフェース35と第2のネットワークインターフェース36とを備える。
制御部31は、周知のCPU、ROM、RAM等から構成され、ハードディスク32、操作部34、第1のネットワークインターフェース35及び第2のネットワークインターフェース36から受け取った情報に基づいて各種処理を実行し、ハードディスク32、表示部33、第1のネットワークインターフェース35及び第2のネットワークインターフェース36に各種指令やデータを渡すことによりこれらを統括的に制御する。
ハードディスク32は、図3(a)のハードディスクの説明図に示すように、カラオケ装置25に送信するためのMPEGデータ321を複数記憶している。このMPEGデータ321は、カラオケ伴奏用の音楽及びその際に表示する映像(字幕を含む)を再生可能なデータである。
図2(a)に戻り、表示部33は、例えばCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等から構成され、様々な情報を表示することができる。
操作部34は、一般的なキーボードやマウス等から構成されており、オペレータからの操作指示を受け付けることができる。
第1のネットワークインターフェース35は、LAN3に接続されLAN3に接続された機器と通信を行うことができる。
第2のネットワークインターフェース36は、インターネット5に接続されインターネット5に接続された機器と通信を行うことができる。
次に図2(b)を用いてTELセンタ15について説明する。図2(b)に示すようにTELセンタ15は、制御部41とハードディスク42と表示部43と操作部44とネットワークインターフェース45とモデム46とを備える。
制御部41は、周知のCPU、ROM、RAM等から構成され、ハードディスク42、操作部44、ネットワークインターフェース45及びモデム46から受け取った情報に基づいて各種処理を実行し、ハードディスク42、表示部43、ネットワークインターフェース45及びモデム46に各種指令やデータを渡すことによりこれらを統括的に制御する。
ハードディスク42は、図3(b)のハードディスクの説明図に示すように、カラオケ装置25に送信するためのハッシュデータ421、契約データ422及びリスト423を記憶している。ハッシュデータ421は、上述した各MPEGデータ321に対応するMD5ハッシュデータである。ハッシュデータ421の代わりにCRC(Cyclic Redundancy Check)符号を用いてもよい。また、契約データ422は、カラオケ装置25を始めとするカラオケ装置25と同様の構成を有する他のカラオケ装置を含む各カラオケ装置の契約情報である。この契約情報は具体的には、認証IDや、パスワードや、契約電話番号、契約期間や、通信可能時間等から構成される。この契約データ422は、オペレータが登録端末11を操作することによりその操作情報がLAN3を介してTELセンタ15に伝達され、登録及び変更される。また、リスト423は、上述した各MPEGデータ321に対応し、各MEPEGデータ321を特定するための情報が羅列されたデータである。
図2(b)に戻り、表示部43は、例えばCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等から構成され、様々な情報を表示することができる。
操作部44は、一般的なキーボードやマウス等から構成されており、オペレータからの操作指示を受け付けることができる。
ネットワークインターフェース45は、LAN3に接続されLAN3に接続された機器と通信を行うことができる。
モデム46は、電話回線75に接続され電話回線7に接続された機器と通信を行うことができる。
次に図2(c)を用いてカラオケ装置25について説明する。図2(c)に示すようにカラオケ装置25は、制御部51、ハードディスク52、ネットワークインターフェース53、モデムインタフェース54、操作部55、アンプ56、マイク57、スピーカ58、表示部59を備える。
制御部51は、周知のCPU、ROM、RAM等から構成され、ハードディスク52、ネットワークインターフェース53、モデムインタフェース54及び操作部55から受け取った情報に基づいて各種処理を実行し、ハードディスク52、ネットワークインターフェース53、モデムインタフェース54、アンプ56及び表示部59に各種指令やデータを渡すことによりこれらを統括的に制御する。
ハードディスク52は、BBセンタ13から受信したデータを記憶することができる。
ネットワークインターフェース53は、LAN9に接続されルータ21及びインターネット5を介し、BBセンタ13センタ13と通信を行うことができる。
モデムインタフェース54は、モデム23と接続され、モデム23及び電話回線7を介してTELセンタ15と通信を行うことができる。
操作部55は、キースイッチやリモートコントローラ等から構成されており、カラオケ装置25の利用者からの操作指示(例えば曲の選択、演奏音のキーの調整、音量の調整等)を受け付けることができる。
アンプ56は、制御部51から送られる音声信号や、利用者によって入力された音声に基づいてマイク57から出力される音声信号を増幅させてスピーカ58に音として出力させる。
また、表示部59は、例えばCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等から構成され、様々な情報(例えば背景映像や歌詞情報等)を表示することができる。
(1)認証依頼処理
次に、カラオケ装置25がBBセンタ13からMPEGデータ321を受信するに先立ってTELセンタ15に対して実行する認証依頼処理について図4のフローチャートを用いて説明する。以下で説明するに認証依頼処理は、カラオケ装置25の制御部51において実行されるプログラムに基づいて制御部51がカラオケ装置25の各部を制御することによって実現される。なお、この認証依頼処理は、カラオケ装置25の電源が投入された際や、カラオケ装置25の利用者等によって操作部55が操作された際や、予め設定された時刻になった際等に実行を開始する。
実行を開始すると制御部51は、モデムインタフェース54を介しモデム23を制御し、電話回線7を用いてTELセンタ15に接続する(S105)。続いて、制御部51のROM内に記憶された、カラオケ装置25に固有の認証IDとパスワードを読み出してTELセンタ15に送信する(S110)。
認証IDとパスワードを送信した後は、TELセンタ15で実行される認証の結果を受信する(S120)。
認証結果を受信するとその認証結果に応じて処理を分岐する(S130)。認証に失敗していれば本処理(認証依頼処理)を終了する。一方、認証に成功していれば、TELセンタ15から利用時間情報を受信する(S140)。この利用時間情報は、後述する受信処理を起動する起動時間及び最大実行時間の情報である。
続いて、TELセンタ15からリスト423を受信する(S150)。続いて、モデムインタフェース54を介してモデム23を制御してTELセンタ15との通信を切断し(S160)、本処理を終了する。
(2)認証処理
次に、上述した認証依頼処理(具体的には図4のS105)に基づき、TELセンタ15で実行される認識処理を図5のフローチャートを用いて説明する。なお、この認識処理は、TELセンタの制御部41において実行されるプログラムに基づいて制御部41が各部を制御することによって実現される。
実行を開始すると制御部41は、まずカラオケ装置25と通信を確立すると共にモデム23が利用する電話番号を取得する(S205)。この電話番号は、電話回線7のサービスの1つである電話番号通知サービスによって通知された電話番号である。
続いて、TELセンタ15から送信される認証IDとパスワードを受信する(S210)。
続いて、S205で取得した電話番号とS210で受信した認証IDとパスワードとが、ハードディスク42に記憶された契約データ422に存在するか否かを判定することによって認証を行う(S220)。認証に成功すればS230に処理を移行し、認証に失敗すればS260に処理を移行する。
S230では、認証結果をカラオケ装置25に送信する。続いて、LAN3を介してBBセンタ13から受信処理(詳細は後述)の実行状況を取得する(S235)。この「受信処理の実行状況」というのは、今現在の受信処理を実行している対象のカラオケ装置の台数を意味する。
続いて、ハードディスク42に記憶されたカラオケ装置25の契約データ422と、S235で取得した現在の受信処理の実行状況とに基づいて、利用時間を決定する(S240)。この利用時間というのは、カラオケ装置25が受信処理を起動する起動時間及び最大実行時間である。
続いて、S240で決定した利用時間に関する情報(利用時間情報)をカラオケ装置25に送信する(S250)。続いて、ハードディスク42に記憶されているリスト423をカラオケ装置25に送信する。リスト423を送信すると、カラオケ装置25との通信を切断し(S270)、本処理(認証処理)を終了する。
一方、S220において認証に失敗したとして移行したS260では、認証に失敗した旨の認証結果をカラオケ装置25に送信し、その送信を完了すると、カラオケ装置25との通信を切断して本処理(認証処理)を終了する。
(3)受信処理
次に、カラオケ装置25において実行される受信処理について説明する。この受信処理は、上述した認証依頼処理後、その認証依頼処理において受信した利用時間情報に設定された起動時間になった際に実行が開始される。なお、この受信処理は、カラオケ装置25の制御部51において実行されるプログラムに基づいて制御部51がカラオケ装置25の各部を制御することによって実現される。
実行を開始すると制御部51は、まず上述した認証依頼処理で受信したリスト423の中からまだハードディスク52に記憶していないMPEGデータ321を選択する(S310)。
続いて、制御部51は、ネットワークインターフェース45を制御してインターネット5を介しBBセンタ13にS310で選択したMPEGデータ321を特定するための情報(特定情報)を送信し、該当するMPEGデータ321をBBセンタ13から受信してハードディスク52に一時的に記憶させる(S320)。このステップに対応してBBセンタ13は、カラオケ装置25から送信された特定情報に基づいてハードディスク32に記憶されているMPEGデータ321を読み出してカラオケ装置25に送信する。
続いて、制御部51は、モデムインタフェース54を介してモデム23を制御しTELセンタ15に上記特定情報を送信し、該当するハッシュデータ421を受信する(S330)。このステップに対応してTELセンタ15は、カラオケ装置25から送信された特定情報に基づいてハードディスク42に記憶されているハッシュデータ421を読み出してカラオケ装置25に送信する。
続いて、制御部51は、S320で受信したMPEGデータ321のMD5ハッシュデータを計算する(S340)。そして、MPEGデータ321から計算したハッシュデータとS330でTELセンタ15から受信したハッシュデータ421とを比較してそれらが等しいか否かによって処理を分岐する(S360)。MPEGデータ321から計算したハッシュデータとTELセンタ15から受信したハッシュデータ421とが等しければS370に進み、MPEGデータ321から計算したハッシュデータとTELセンタ15から受信したハッシュデータ421とが等しくなければS390に進む。
S370では、S320で一時的にハードディスク52に記憶させたMPEGデータ321をカラオケデータとして利用可能なように正式なカラオケデータとして認識する(例えばファイル名称をカラオケの予約コードに対応する名称に変更する)。
続いて、本処理(受信処理)の実行を開始して経過した時間が上述した最大実行時間を超えているか否かによって処理を分岐する(S375)。最大実行時間を超えているのであればBBセンタ13及びTELセンタ15との通信を切断して本処理(受信処理)を終了する。
一方、最大時間を超えていないのであればリスト423中の全MPEGデータ321を受信したか否かによって処理を分岐する(S380)。リスト423中の全MPEGデータ321を受信したのであればBBセンタ13及びTELセンタ15との通信を切断して本処理(受信処理)を終了する。リスト423中の全MPEGデータ321を受信していないのであればS310に戻る。
一方、S360でMPEGデータ321から計算したハッシュデータとTELセンタ15から受信したハッシュデータ421とが等しくない場合として進んだS390では、一時的にハードディスク52に記憶したMPEGデータ321を破棄し、MPEGデータ321から計算したハッシュデータとTELセンタ15から受信したハッシュデータ421とが等しくなかった旨をTELセンタ15に通知する(S390)。そして、BBセンタ13及びTELセンタ15との通信を切断して本処理(受信処理)を終了する。なお、上記通知を受けたTELセンタ15は、その情報を登録端末11に送信して登録端末11のオペレータに知らせる。
このようにしてMPEGデータ321をBBセンタ15から受信し、ハードディスク52に記憶させたカラオケ装置25は、利用者が操作部55を操作することによりカラオケ演奏を行う。つまり、カラオケ装置25の制御部51がハードディスク52に記憶されているMPEGデータ321を読み出し、その読み出したMPEGデータ321を音楽データと映像データとに分け、音楽データについてはその音楽データから生成される音楽信号をアンプ56に送り、アンプ56はこの音楽信号と利用者によって入力され音声に基づいてマイク57から出力される音声信号とを合わせた信号を増幅し、スピーカ58に音として出力させる。また、映像データについてはその映像データから生成される映像信号を表示部59に送り、表示部59にカラオケの背景映像や字幕等を表示させる。
したがって、本実施例のカラオケ配信システムによれば、大容量の通信が可能であるというインターネット5のメリットを享受しながら、MPEGデータ321の信頼性も得ることができるという効果を奏する。なぜなら、カラオケ装置25は秘匿性の高い電話回線7を用いてハッシュデータ421を受信し、その受信したハッシュデータ421を用いてMPEGデータ321の正当性を検証するからである。
ここで、実施例のカラオケ配信システムと特許請求の範囲に記載の用語との対応を示しておく。BBセンタ13及びTELセンタ15が特許請求の範囲に記載のコンテンツデータ送信装置に相当し、BBセンタ13のハードディスク32及びTELセンタ15のハードディスク42が特許請求の範囲に記載の記憶手段に相当し、TELセンタ15のモデム46が第1の通信手段に相当し、BBセンタ13の第2のネットワークインターフェース35が特許請求の範囲に記載の第1の通信手段に相当する。このように本実施例のカラオケ配信システムは、特許請求の範囲に記載のコンテンツデータ送信装置をBBセンタ13とTELセンタ15とに分けて構成したが、これらを1つにまとめて構成しても何ら問題なく、そのように構成したカラオケ配信システムも本実施例のカラオケ配信システムと同様の効果を得ることができる。また、カラオケ装置25が特許請求の範囲に記載のコンテンツデータ受信装置に相当し、制御部51が特許請求の範囲に記載の制御手段に相当し、ハードディスク52が特許請求の範囲に記載の記憶手段に相当し、モデムインタフェース54が特許請求の範囲に記載の第1の通信手段に相当し、ネットワークインターフェース53が特許請求の範囲に記載の第2の通信手段に相当する。
以下、他の実施例について述べる。
(イ)BBセンタ13は、所定の暗号キーで暗号化されたMPEGデータ321を記憶しておき、その暗号化されたMPEGデータ321をインターネット5を介してカラオケ装置25に送信するようになっていてもよい。又はBBセンタ13は、カラオケ装置25に送信する際に所定の暗号キーを用いて暗号化して、インターネット5を介してカラオケ装置25に送信するようになっていてもよい。一方、カラオケ装置25は、BBセンタ13から受信した暗号化されたMPEGデータ321を所定の復号キーを用いて復号してハードディスク52に記憶するようになっているとよい。このようになっていれば、よりMPEGデータ321の信頼性及び秘匿性が高まる。
(ロ)上記(イ)のようにカラオケ配信システムを構成した際には、カラオケ装置25が用いる復号キーをTELセンタ15が保持し、TELセンタ15が認証処理を実行した際に電話回線7を介してカラオケ装置25に復号キーを送信するようになっていてもよい。そして、カラオケ装置25は、TELセンタ15から受信した復号キーを用いて暗号化されたMPEGデータ321を復号化するようになっていてもよい。このようになっていれば、予め利用者等の手によってカラオケ装置25に復号キーを記憶させておく手間を省くことができる。
カラオケ配信システムの概略構成を示すブロック図である。 BBセンタ、TELセンタ及びカラオケ装置の概略構成を示すブロック図である。 BBセンタのハードディスクとTELセンタのハードディスクの内容を説明するための説明図である。 認証依頼処理を説明するためのフローチャートである。 認証処理を説明するためのフローチャートである。 受信処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
3…LAN、5…インターネット、7…電話回線、9…LAN、11…登録端末、13…BBセンタ、15…TELセンタ、21…ルータ、23…モデム、25…カラオケ装置、31…制御部、32…ハードディスク、33…表示部、34…操作部、35…第1のネットワークインターフェース、36…第2のネットワークインターフェース、41…制御部、42…ハードディスク、43…表示部、44…操作部、45…ネットワークインターフェース、46…モデム、51…制御部、52…ハードディスク、53…ネットワークインターフェース、54…モデムインタフェース、55…操作部、56…アンプ、57…マイク、58…スピーカ、59…表示部。

Claims (12)

  1. 回線交換型の通信網を用いてコンテンツデータ送信装置と通信を行う第1の通信手段と、
    前記回線交換型の通信網に比較して大容量の通信を行うことができるパケット交換型の通信網を用いて前記コンテンツデータ送信装置と通信を行う第2の通信手段と、
    コンテンツデータを記憶可能な記憶手段と、
    前記第2の通信手段を介して前記コンテンツデータ送信装置からコンテンツデータを受信すると共に、前記第1の通信手段を介して前記コンテンツデータ送信装置から前記コンテンツデータに対応する識別情報を受信する受信処理を実行し、前記識別情報を用いて前記コンテンツデータの正当性を検証し、所定の正当性が得られた前記コンテンツデータを前記記憶手段に記憶する制御手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツデータ受信装置。
  2. 請求項1に記載のコンテンツデータ受信装置において、
    前記制御手段が前記受信処理において受信する前記コンテンツデータは暗号化されており、
    前記制御手段は、前記暗号化されたコンテンツデータを受信した際、その受信したコンテンツデータを所定の復号キーを用いて復号化した後、前記識別情報を用いて前記コンテンツデータの正当性を検証することを特徴とするコンテンツデータ受信装置。
  3. 請求項2に記載のコンテンツデータ受信装置において、
    前記制御手段は、前記所定の復号キーを、前記第1の通信手段を介して前記復号化を行うより前に前記コンテンツデータ送信装置から受信しておくことを特徴とするコンテンツデータ受信装置。
  4. 回線交換型の通信網を用いてコンテンツデータ受信装置と通信を行う第1の通信手段と、
    前記回線交換型の通信網に比較して大容量の通信を行うことができるパケット交換型の通信網を用いて前記コンテンツデータ受信装置と通信を行う第2の通信手段と、
    コンテンツデータを記憶する記憶手段と、
    前記第2の通信手段を介して前記記憶手段に記憶されている前記コンテンツデータを前記コンテンツデータ受信装置へ送信すると共に、そのコンテンツデータの識別情報を生成して前記第1の通信手段を介して前記コンテンツデータ受信装置へ送信する送信処理を実行する制御手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  5. 回線交換型の通信網を用いてコンテンツデータ受信装置と通信を行う第1の通信手段と、
    前記回線交換型の通信網に比較して大容量の通信を行うことができるパケット交換型の通信網を用いて前記コンテンツデータ受信装置と通信を行う第2の通信手段と、
    コンテンツデータと共にそのコンテンツデータに対応する識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記第2の通信手段を介して前記記憶手段に記憶されている前記コンテンツデータを前記コンテンツデータ受信装置へ送信すると共に、そのコンテンツデータに対応する前記識別情報を前記第1の通信手段を介して前記コンテンツデータ受信装置へ送信する送信処理を実行する制御手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のコンテンツデータ送信装置において、
    前記記憶手段が記憶している前記コンテンツデータは所定の暗号キーによって暗号化されており、
    前記制御手段は、前記送信処理の際に前記コンテンツデータに代えて前記暗号化されたコンテンツデータを送信することを特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  7. 請求項4又は請求項5に記載のコンテンツデータ送信装置において、
    前記制御手段は、前記送信処理の際に所定の暗号キーを用いて前記コンテンツデータを暗号化して送信することを特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載のコンテンツデータ送信装置において、
    前記制御手段は、前記送信処理の前、又は前記送信処理の際に、前記所定の暗号キーに対応する復号キーを前記第1の通信手段を介して前記コンテンツデータ受信装置に送信することを特徴するコンテンツデータ送信装置。
  9. 複数台の、請求項1に記載のコンテンツデータ受信装置と、
    請求項4又は請求項5に記載のコンテンツデータ送信装置と
    を備え、
    前記コンテンツデータ受信装置の前記制御手段は、前記受信処理に先立ち前記第1の通信手段を介して前記コンテンツデータ送信装置に認証情報を送信し、
    前記コンテンツデータ送信装置の前記制御手段は、前記第1の通信手段を介して前記認証情報を受信すると、その認証情報に基づいて前記コンテンツデータ受信装置の認証を行い、その認証した前記コンテンツデータ受信装置に対する、予め定められた契約条件に基づいて前記コンテンツデータ受信装置の利用時間を決定し、前記第1の通信手段を介して前記コンテンツデータ受信装置に前記利用時間を送信し、
    前記コンテンツデータ受信装置の前記制御手段は、前記第1の通信手段を介して受信した前記利用時間にしたがって前記受信処理を実行することを特徴とするコンテンツデータ送受信システム。
  10. 請求項9に記載のコンテンツデータ送受信システムにおいて、
    前記コンテンツデータ送信装置の前記制御手段は、前記利用時間を決定する際に、その際の、他のコンテンツデータ受信装置の受信処理実行状態の情報を加えて前記利用時間を決定することを特徴とするコンテンツデータ送受信システム。
  11. コンピュータを、請求項1〜請求項3、請求項9、請求項10の何れかに記載のコンテンツデータ受信装置の前記制御手段として機能させるためのプログラム。
  12. コンピュータを、請求項4〜請求項8、請求項9、請求項10の何れかに記載のコンテンツデータ送信装置の前記制御手段として機能させるためのプログラム。
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